JPH1056044A - ウェハid読み取り装置およびそれを用いる半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

ウェハid読み取り装置およびそれを用いる半導体集積回路装置の製造方法

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JPH1056044A
JPH1056044A JP8210164A JP21016496A JPH1056044A JP H1056044 A JPH1056044 A JP H1056044A JP 8210164 A JP8210164 A JP 8210164A JP 21016496 A JP21016496 A JP 21016496A JP H1056044 A JPH1056044 A JP H1056044A
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wafer
semiconductor
semiconductor wafer
integrated circuit
manufacturing
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JP8210164A
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Yasuhiro Yoshitake
康裕 吉武
Hiroshi Nagaishi
博 永石
Kenji Watanabe
健二 渡辺
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10WGENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10W46/00Marks applied to devices, e.g. for alignment or identification
    • H10W46/101Marks applied to devices, e.g. for alignment or identification characterised by the type of information, e.g. logos or symbols
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速かつ高精度にウェハIDを読み取る。 【解決手段】 半導体ウェハ1の側面1aにウェハID
が形成された半導体ウェハ1を収容するウェハカセット
2と、ウェハカセット2に収容された半導体ウェハ1を
ウェハカセット2から取り出さずにそのウェハIDを読
み取るID検出部3と、ID検出部3の検出結果に基づ
いて検査などの処理が行われる半導体ウェハ1を認識す
る認識部4と、ウェハカセット2を支持するカセットエ
レベータ5と、カセットエレベータ5を昇降させるエレ
ベータ駆動モータ6と、エレベータ駆動モータ6の駆動
を制御する制御部7とからなり、ウェハカセット2に収
容された半導体ウェハ1のウェハIDをウェハカセット
2から取り出さずに読み取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造技術に
関し、特に、半導体ウェハの側面に形成されたウェハI
Dを検出するウェハID読み取り装置およびそれを用い
る半導体集積回路装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に説明する技術は、本発明を研究、
完成するに際し、本発明者によって検討されたものであ
り、その概要は次のとおりである。
【0003】半導体製造工程においては、不良原因を早
期発見し、プロセスおよび半導体製造装置にフィードバ
ックしていくことが歩留りを維持または向上させるため
に必須である。
【0004】これには、半導体検査装置による不良発見
とその検査データの分析が重要である。例えば、プロセ
スで発生する電気的ショートや断線などの欠陥あるいは
異物は、画像処理を応用した外観検査装置またはレーザ
光による暗視野照明を用いた異物検査装置によって自動
的に検査されている。
【0005】なお、検査は、主要工程終了ごとに行わ
れ、これらの工程中、例えば、どの工程で異物が多いか
を判定するためには、各工程での異物数の増加分を比較
すればよい。ただし、この判定を行うためには各工程検
査において常に同一の半導体ウェハをモニタ用ウェハと
して検査する必要がある。
【0006】このためには、検査前に半導体ウェハがモ
ニタ用ウェハであるかを認識し、その半導体ウェハを選
択的に検査することになる。ここで、半導体ウェハの認
識は、そのウェハ表面に描かれたウェハIDを用い、目
視または画像処理によるID認識装置によって行う。
【0007】その後、ウェハIDは手動または自動によ
って半導体検査装置に入力され、欠陥・異物の座標や大
きさのデータと共に不良原因を解析する解析システムに
送られる。
【0008】ここで、ウェハ表面に描かれたウェハID
を認識する半導体検査装置の一例について説明する。
【0009】まず、半導体ウェハを支持するウェハ支持
部であるウェハカセットをその昇降用のエレベータに搭
載し、エレベータ駆動モータによってエレベータを上下
方向に駆動させる。さらに、搬送アームが左右、上下方
向に移動または回転し、半導体ウェハをウェハカセット
内から取り出し、プリアライメントステージに移動させ
る。
【0010】その後、プリアライメントステージが回転
し、半導体ウェハのオリエンテーションフラット(以
降、オリフラと略す)をオリフラ検出器によって検出す
る。さらに、プリアライメントステージはオリフラの近
傍またはオリフラと反対側のウェハ周辺部に描かれたウ
ェハIDが撮像カメラの視野内に入る位置でその回転を
止める。
【0011】これにより、撮像カメラがウェハIDの画
像を取り込み、認識部によってウェハIDを認識する。
さらに、認識したウェハIDの情報を半導体検査装置に
送る。半導体検査装置では、半導体製造における各工程
での半導体ウェハの外観検査や異物検査を行い、欠陥の
数やその位置情報をウェハIDの情報と共に解析装置に
転送する。
【0012】続いて、前記解析装置における解析方法に
ついて説明する。
【0013】まず、解析装置は、ウェハIDによって同
一の半導体ウェハにおける所定の工程Aの欠陥座標デー
タと所定の工程Bの欠陥座標データとを検索し(ここで
は、工程Bが工程Aの後の工程)、例えば、特開平3−
44054号公報に開示されているように、各工程間に
おいて欠陥座標が所定の許容範囲内で一致する欠陥を求
め、さらに、それらの欠陥を削除することにより、工程
Bで新たに発生した欠陥の欠陥座標データを求めること
ができる。
【0014】この処理によって、解析装置は、工程Bで
新たに発生した欠陥の欠陥座標データを示すマップ、お
よび各工程で新たに発生した欠陥の欠陥数と前工程にお
ける欠陥の欠陥数との内訳を示す棒グラフなどを表示す
る。
【0015】その結果、半導体製造に携わる作業者は、
これらの表示を見て、迅速に欠陥の多い工程を特定し、
プロセスに対してフィードバックを行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記した技
術において、検査対象となる半導体ウェハのウェハID
を識別するためには、ウェハカセットから半導体ウェハ
を取り出してウェハIDが撮像カメラの視野内に入るよ
うに半導体ウェハの位置出しを行わなければならない。
【0017】例えば、工程間の欠陥数推移追跡用に同一
の半導体ウェハだけを選んで検査する場合に、ウェハカ
セットから半導体ウェハを取り出し、認識処理を行った
結果、ウェハIDが異なる場合にはウェハカセットに半
導体ウェハを再び戻すといった作業を、検査対象となる
ウェハIDを有する半導体ウェハを取り出すまで繰り返
さなければならない。
【0018】なお、ウェハカセット内における半導体ウ
ェハの位置は、半導体製造装置によって処理される度に
順番が変わるため、このようなウェハIDの確認作業を
必ず行わなければならない。
【0019】しかし、前記したウェハIDの確認作業は
時間が掛かるとともに、撮像カメラによってウェハID
が確認可能な位置まで半導体ウェハを移動させるための
機構やその駆動制御部が必要になる。
【0020】その結果、検査のスループットが低下する
ことが問題とされ、かつ、ウェハID認識専用の装置を
用いて認識を行う場合には、装置コストおよび装置床面
積の増大が問題とされる。
【0021】さらに、ウェハIDはウェハ表面に描かれ
ているため、成膜、エッチングなどの処理を経るにつれ
て、下地におけるウェハIDのコントラストが低くなり
誤認識を引き起こすことも問題とされる。
【0022】また、シリコン(Si)によって形成され
る半導体ウェハの特定領域を半導体化するためには、リ
ン、ボロンなどの元素をイオンとして半導体ウェハに打
ち込む処理を行うが、この時の打ち込み角度は、シリコ
ンの結晶方向に対して予め定められた角度であり、その
結果、イオン打込み時には、半導体ウェハを所定の角度
に載置する必要がある。
【0023】したがって、半導体ウェハの結晶方向を知
らしめるため、円形の半導体ウェハの結晶方向に対応す
る方向の円弧を切り欠いて形成したオリフラを設けてい
る。
【0024】なお、このオリフラは、露光装置でショッ
トの並び方向を決めるためのものであり、露光に先立ち
半導体ウェハを回転させ、オリフラを検出することによ
り、露光時の半導体ウェハの支持方向を決定する。
【0025】ところが、このような切り欠き部(オリフ
ラ)の近傍においては、絶縁膜や配線膜の膜厚が仕様通
りに形成できず、半導体チップを形成した際に不良にな
る確率が高いことが問題とされる。
【0026】本発明の目的は、高速、かつ高精度にウェ
ハIDを読み取るウェハID読み取り装置およびそれを
用いる半導体集積回路装置の製造方法を提供することに
ある。
【0027】また、本発明の他の目的は、半導体チップ
の歩留りを向上させるウェハID読み取り装置およびそ
れを用いる半導体集積回路装置の製造方法を提供するこ
とにある。
【0028】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0029】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0030】すなわち、本発明によるウェハID読み取
り装置は、半導体ウェハの側面にウェハIDが形成され
た前記半導体ウェハを支持するウェハ支持部と、前記ウ
ェハ支持部によって支持された半導体ウェハを前記ウェ
ハ支持部から移動させずにそのウェハIDを読み取るI
D検出部と、前記ID検出部の検出結果に基づいて検査
などの所定の処理が行われる半導体ウェハを認識する認
識部とを有するものである。
【0031】また、本発明による半導体集積回路装置の
製造方法は、半導体ウェハの側面にウェハIDを形成す
る工程、側面にウェハIDが形成された半導体ウェハの
前記ウェハIDを読み取る工程、前記ウェハIDを読み
取ることにより、所定の処理を行う半導体ウェハを認識
する工程を含むものである。
【0032】これにより、ウェハカセットなどのウェハ
支持部によって支持された半導体ウェハのウェハIDを
読み取る際に、ウェハ支持部から半導体ウェハを移動さ
せることなくそのままの状態でウェハIDを読み取るこ
とができる。
【0033】すなわち、所定の処理を行う半導体ウェハ
を見つけ出す際に、ウェハカセットなどのウェハ支持部
から一度半導体ウェハを取り出して、ウェハIDを読み
取った後半導体ウェハをウェハ支持部に戻し、処理対象
となる半導体ウェハが見つかるまでこれを繰り返すとい
うこの繰り返し作業を行う必要がなくなる。
【0034】その結果、ウェハ支持部によって支持され
た半導体ウェハのウェハIDの読み取り・認識を高速化
することができ、これにより、半導体ウェハに検査など
の処理を行う際には、その処理のスループットを向上さ
せることができる。
【0035】なお、本発明による半導体集積回路装置の
製造方法は、複数の前記ウェハIDからなる複数のウェ
ハID群を前記半導体ウェハの側面に分散させて形成す
るものである。
【0036】また、本発明による半導体集積回路装置の
製造方法は、前記ウェハIDとして、前記半導体ウェハ
の番号を表すウェハ番号IDと、複数の前記ウェハID
からなる複数のウェハID群をそのウェハID群毎に区
切る区画IDと、前記半導体ウェハの結晶方向を表す結
晶方向IDとの3種類のウェハIDを設けるものであ
る。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0038】図1は本発明によるウェハID読み取り装
置の構造の実施の形態の一例を示す構成概念図、図2は
本発明のウェハID読み取り装置によって読み取るウェ
ハIDが形成された半導体ウェハの構造の実施の形態の
一例を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は平面
図、(c)は拡大部分側面図、図3は本発明によるウェ
ハID読み取り装置の構造の実施の形態の一例を示す拡
大部分斜視図、図4は図2に示す半導体ウェハにウェハ
IDを形成するID形成装置の構造の実施の形態の一例
を示す構成概念図、図5は図2に示す半導体ウェハにお
けるオリフラの形成方法の実施の形態の一例を示す斜視
図、図6は本発明によるウェハID読み取り装置が用い
られる半導体製造工程の実施の形態の一例を示すフロー
チャート、図7は本発明の半導体集積回路装置の製造方
法における欠陥データの実施の形態の一例を示す図であ
り、(a)は欠陥データ座標マップ、(b)は欠陥デー
タ棒グラフである。
【0039】なお、本実施の形態のウェハID読み取り
装置(図1および図3参照)は、図2に示すような半導
体ウェハ1の側面1aに形成されたウェハIDをウェハ
カセット2(ウェハ支持部)に収容された状態のまま読
み取るものである。
【0040】また、本実施の形態においては、前記ウェ
ハIDが回折格子によって表されている場合を説明す
る。
【0041】前記ウェハID読み取り装置の構成は、半
導体ウェハ1の側面1aにウェハIDが形成された半導
体ウェハ1を収容して支持するウェハ支持部であるウェ
ハカセット2と、ウェハカセット2に収容されかつ支持
された半導体ウェハ1をウェハカセット2から取り出さ
ず(移動させず)にそのウェハIDを読み取るID検出
部3と、ID検出部3の検出結果に基づいて検査などの
所定の処理を行う半導体ウェハ1を認識する認識部4
と、ウェハカセット2を支持するカセットエレベータ5
と、カセットエレベータ5を昇降させるエレベータ駆動
モータ6と、エレベータ駆動モータ6の駆動を制御する
制御部7とからなる。
【0042】さらに、ID検出部3の基本構成は、前記
ウェハIDにレーザ光3d(照明光)を照射する光源で
ある半導体レーザ3aと、レーザ光3dを前記ウェハI
Dに照射して形成された反射光である回折光3eを検出
する番号ID検出器3b(回折光検出手段)および区画
ID検出器3c(回折光検出手段)とからなる。
【0043】なお、半導体レーザ3aは、発光ダイオー
ドなどであってもよい。
【0044】また、本実施の形態においては、図2
(c)に示すように、ウェハIDとして、半導体ウェハ
1の番号を表すウェハ番号ID10と、複数の前記ウェ
ハIDからなる複数のウェハID群12をそのウェハI
D群12毎に区切る区画ID11との2種類のウェハI
Dを設けた場合を説明する。
【0045】ここで、ウェハ番号ID10(ウェハI
D)は、半導体ウェハ1に付けられた「名前」のような
ものであり、例えば、その製品やロット番号などを表す
ものである。
【0046】なお、ウェハ番号ID10は、半導体ウェ
ハ1の側面1aの全周に渡って複数個形成されている。
【0047】また、区画ID11(ウェハID)は、複
数のウェハ番号ID10からなるウェハID群12の最
前部もしくは最後部に形成されるものである。
【0048】すなわち、ウェハID群12は、ウェハ番
号ID10と区画ID11とから構成される。
【0049】ここで、図2(c)に示す半導体ウェハ1
においては、1つのウェハID群12が1つの区画ID
11と“1”を表す7つのウェハ番号ID10および
“0”を表す6つのウェハ番号ID10aとから構成さ
れている。
【0050】また、本実施の形態においては、複数のウ
ェハID群12を半導体ウェハ1の側面1aに分散させ
て形成している。
【0051】すなわち、本実施の形態においては、図2
(b)に示すように、1枚の半導体ウェハ1の側面1a
に対して16個のウェハID群12が分散されて形成さ
れている。
【0052】なお、2種類の異なるウェハID(本実施
の形態においては、ウェハ番号ID10と区画ID1
1)に対してはその種類毎に前記回折格子のピッチを変
えてウェハIDを形成している。
【0053】つまり、本実施の形態においては、図2
(c)に示すように、区画ID11の回折格子の方がウ
ェハ番号ID10の回折格子よりも狭いピッチで形成さ
れ、これにより、ウェハIDの種類分けを行っている。
【0054】ここで、図4および図5を用いて、図2に
示す半導体ウェハ1の形成方法および半導体ウェハ1の
側面1aへのウェハIDの形成方法について説明する。
【0055】なお、本実施の形態においては、半導体ウ
ェハ1に図5に示すオリフラ1bが形成されない場合
(オリフラ1bの代わりとなる結晶方向ID17(図9
参照)が形成されている)を説明するが、半導体ウェハ
1の形成方法としては、オリフラ1bを形成する場合も
含めて説明する。
【0056】まず、図6に示す半導体製造工程におい
て、シリコン(Si)の単結晶成長30を行って、図5
(a)に示すようなシリコンのインゴット1cを形成す
る。
【0057】ここで、図5(a)に示すように、シリコ
ン(Si)のインゴット1cを図4に示すID形成装置
8の回転ステージ8a上に載置し、インゴット1cの表
面にX線9を照射する。
【0058】これにより、X線回折を用いてシリコンの
結晶方向を調べる。
【0059】なお、オリフラ1bを形成する場合は、イ
ンゴット1cの状態において所定方向に、かつ所定箇所
を切断して図5(b)に示すようにオリフラ1bを形成
する。
【0060】さらに、図5(c)に示すインゴット1c
において、図6に示す結晶切断31を行い、その後、研
磨32を行って1枚1枚のシリコンの半導体ウェハ1を
形成するウェハ形成33を行う。
【0061】続いて、図4に示すID形成装置8を用い
て半導体ウェハ1の側面1aに所定の回折格子を形成す
る。
【0062】なお、ID形成装置8は、例えば、ヤグ
(YAG)レーザなどによって半導体ウェハ1の側面1
aにレーザビーム8bを照射して前記回折格子を形成す
るものであるが、前記回折格子は、例えば、ダイヤモン
ド針などを用いて機械加工によって形成してもよい。ま
た、レーザビーム8bの代わりにイオンビームを用いて
もよい。
【0063】ここで、ID形成装置8の構成について説
明すると、半導体ウェハ1を支持する回転ステージ8a
と、回転ステージ8aを回転駆動させる回転ステージ駆
動モータ8cと、回転ステージ駆動モータ8cを昇降さ
せる回転ステージ昇降モータ8dと、レーザビーム8b
を発するレーザビーム源を有するレーザビーム光学系8
eと、レーザビーム光学系8e、回転ステージ駆動モー
タ8cおよび回転ステージ昇降モータ8dを制御する制
御部8fとからなる。
【0064】まず、半導体ウェハ1を回転ステージ8a
に載置する。
【0065】さらに、制御部8fによって、レーザビー
ム光学系8eのON/OFF、および回転ステージ駆動
モータ8cと回転ステージ昇降モータ8dとの駆動制御
を行う。
【0066】その後、制御部8fによって、レーザビー
ム光学系8eからレーザビーム8bを出射させ、半導体
ウェハ1の側面1aの所定箇所に入射させる。
【0067】この時、制御部8fによって、回転ステー
ジ8aを回転もしくは昇降移動させるとともに、回折格
子の書き込み位置(形成位置)および回折格子のピッチ
を制御しながら半導体ウェハ1の側面1aに回折格子を
書き込む(形成する)。
【0068】ここで、半導体ウェハ1に書き込むウェハ
IDである回折格子は、本実施の形態においては、ウェ
ハIDを英数字の“1”と“0”との情報に置き換え、
例えば、“1”を回折格子有り、“0”を回折格子無し
として半導体ウェハ1の側面1aに書き込む(形成す
る)。
【0069】続いて、図1〜図4を用いて、本実施の形
態における半導体ウェハ1の側面1aに形成されたウェ
ハIDの読み取り原理について説明する。
【0070】まず、ウェハIDは、例えば、半導体レー
ザ3aのように指向性の高い光源によって照明される。
【0071】ここで、半導体レーザ3aから回折格子に
よって表されるウェハIDへの入射角をθinとすると、
1次の回折光3eの回折角θout は、 θout =sin-1(λ/p+sinθin)・・・(1)式 によって求められる。ただし、pは回折格子ピッチ、λ
は半導体レーザ3aの波長を示す。
【0072】なお、回折光3eを検出する回折光検出手
段である番号ID検出器3bは、前記回折角θout の延
長線上で、かつ、ウェハIDを表す回折格子の並びの方
向(半導体ウェハ1の周方向)に対して複数個設置す
る。ここで、番号ID検出器3b、区画ID検出器3c
には、例えば、複数の画素で構成される1次元CCD
(Charge Coupled Device)などを用いても良い。
【0073】また、半導体レーザ3aについても、ウェ
ハIDである回折格子の並びの方向(半導体ウェハ1の
周方向)に複数個の半導体レーザ3aを配置させても良
いし、1つの半導体ウェハ1から出射したレーザ光3d
を図3に示すような球面レンズ3fとシリンドリカルレ
ンズ3gとにより、半導体ウェハ1の周方向にスリット
状にして複数の回折格子からなるウェハIDに入射させ
ても良い。
【0074】これにより、半導体ウェハ1の側面1aに
おいて回折格子が形成された回折格子形成箇所1d(図
2(c)参照)に対応する番号ID検出器3bと区画I
D検出器3cとは、回折光3eを検出し、回折格子が形
成されていない回折格子非形成箇所1e(図2(c)参
照)に対応する番号ID検出器3bと区画ID検出器3
cとは、回折光3eを検出しない。
【0075】さらに、認識部4は、番号ID検出器3b
または区画ID検出器3cの検出する光強度に所定のし
きい値を設け、このしきい値を越えた光強度を検出した
場合には、回折格子有り、すなわち、“1”の情報とし
て認識し、それ以外の場合には“0”の情報として読み
取る。このように、複数の番号ID検出器3bまたは区
画ID検出器3cが検出する“1”または“0”情報の
並びによって認識部4はウェハIDを認識する。
【0076】なお、複数のウェハID群12において、
ウェハ番号ID10の開始箇所は、区画ID11を検出
することによって認識することができる。
【0077】例えば、区画ID11の回折格子のピッチ
がウェハ番号ID10の回折格子のピッチよりも狭くな
るように、区画ID11の回折格子の数をウェハ番号I
D10の回折格子の数の整数倍でない1.5倍にすると、
(1)式により回折角θoutも約1.5倍となるので、こ
の回折角θout の延長線上に区画ID検出器3cを配置
し、認識部4によって光強度がしきい値を越えたか否か
を判定することにより、ウェハ番号ID10の開始箇所
であるか否かの認識を行うことができる。
【0078】また、ウェハID群12を半導体ウェハ1
の外周360度に、例えば、22.5度間隔で複数個(1
6個)形成しておく(図2(b)参照)ことにより、半
導体ウェハ1をウェハカセット2に収容した状態のまま
で、半導体ウェハ1を回転させなくても少なくとも1つ
のウェハID群12がウェハカセット2の搬入出口2a
に現れるようにすることができる。
【0079】これにより、半導体ウェハ1をウェハカセ
ット2に収容したままでウェハIDを認識することがで
きる。
【0080】次に、図1〜図7を用いて、本実施の形態
による半導体集積回路装置の製造方法について説明す
る。
【0081】なお、前記半導体集積回路装置の製造方法
は、図2(a)に示す半導体ウェハ1に図6に示すよう
な種々の処理(工程)、例えば、膜形成34、イオン注
入35、露光36、エッチング37およびウェハ検査3
9を繰り返して行って形成した半導体集積回路装置13
(図7参照)の製造方法であり、前記ウェハID読み取
り装置を用いるものである。
【0082】ここで、本実施の形態においては、図6に
示す半導体製造工程の主要工程の中で、ウェハ検査39
において前記ウェハID読み取り装置を用いる場合につ
いて説明する。
【0083】まず、図4に示すID形成装置8を用い
て、図2に示すように、半導体ウェハ1の側面1a全周
に回折格子からなるウェハ番号ID10(ウェハID)
や区画ID11(ウェハID)を形成する。
【0084】なお、本実施の形態においては、半導体ウ
ェハ1の外周を、例えば、22.5度で分割し、複数のウ
ェハ番号ID10と1つの区画ID11とからなる16
個のウェハID群12を形成する。
【0085】その結果、半導体ウェハ1の側面1aは、
回折格子形成箇所1dと回折格子非形成箇所1eとに分
けられる。
【0086】ここで、図2に示すようなウェハ番号ID
10や区画ID11などのウェハIDが形成された回折
格子形成箇所1dは、例えば、“1”の情報を表し、ウ
ェハIDが形成されていない回折格子非形成箇所1e
は、“0”の情報を表す。
【0087】その後、種々の工程を経て、ウェハ検査3
9を行う。
【0088】ここで、側面1aにウェハ番号ID10お
よび区画ID11が形成された複数の半導体ウェハ1を
ウェハ支持部であるウェハカセット2によって支持する
(ウェハカセット2に収容する)。
【0089】つまり、図1に示すウェハID読み取り装
置において、側面1aに回折格子からなるウェハID群
12が形成された半導体ウェハ1を収容したウェハカセ
ット2をカセットエレベータ5に載置する。
【0090】続いて、制御部7によってエレベータ駆動
モータ6を駆動させ、各々の半導体ウェハ1の側面1a
が半導体レーザ3aからのレーザ光3dによって照射さ
れるような位置にカセットエレベータ5を昇降させる。
【0091】その後、ウェハ支持部であるウェハカセッ
ト2に収容されて支持された各々の半導体ウェハ1をウ
ェハカセット2から取り出さず(移動させず)にそのウ
ェハIDを読み取る。
【0092】すなわち、ウェハID読み取り装置のID
検出部3における半導体レーザ3aから半導体ウェハ1
の側面1aに対してレーザ光3dを照射してウェハID
群12におけるウェハ番号ID10と区画ID11とを
読み取る。
【0093】なお、半導体ウェハ1の外周に対して、ウ
ェハID群12が22.5度おきに形成されているため、
少なくとも1つのウェハID群12は、ウェハカセット
2の搬入出口2aにおいてレーザ光3dによって照明さ
れる。
【0094】したがって、半導体ウェハ1がウェハカセ
ット2内でどのような向きで収容されていても、半導体
ウェハ1を回転させることなく、すなわち、半導体ウェ
ハ1をウェハカセット2内に搭載したままの状態でレー
ザ光3dをウェハID群12に照射できる。
【0095】ここで、レーザ光3dは、ウェハID群1
2を構成するウェハ番号ID10または区画ID11に
角度θinで入射すると、(1)式によって回折角θout
で回折する。
【0096】すなわち、図3に示すように、半導体レー
ザ3aから出射したレーザ光3dは球面レンズ3fによ
って平行光束3hに変換され、さらに、シリンドリカル
レンズ3gによりスリット状に絞られたレーザ光3d
は、複数のウェハ番号ID10や区画ID11などのウ
ェハIDを同時に照明する。
【0097】なお、半導体レーザ3aは、半導体ウェハ
1の外周全体に渡って複数個設けられていてもよい。
【0098】また、区画ID11の回折格子のピッチp
iがウェハ番号ID10の回折格子のピッチpよりも狭
くなるように、区画ID11の回折格子の数をウェハ番
号ID10の回折格子の数の整数倍でない1.5倍もしく
は2.5倍にする。
【0099】この時の回折角θoutiは、 θouti=sin-1(λ/pi+sinθin)・・・(2)式 によって求められる。ただし、piは区画ID11の回
折格子のピッチ、λは半導体レーザ3aの波長を示す。
【0100】つまり、この回折角θoutiの方向に区画I
D検出器3cを設置しておく。
【0101】なお、区画ID11の回折格子のピッチp
iをウェハ番号ID10の回折格子のピッチpの整数倍
とすると、ウェハ番号ID10の回折格子によって発生
する2次以上の高次の回折角θout の角度が区画ID1
1の回折格子によって発生する回折角θoutiとほぼ等し
くなるため、区画ID検出器3cにおいて、区画ID1
1の回折格子とウェハ番号ID10の回折格子との判別
が難しくなる。
【0102】したがって、区画ID11の回折格子のピ
ッチpiをウェハ番号ID10の回折格子のピッチpの
整数倍でない、例えば、1.5倍もしくは2.5倍とする。
【0103】その後、区画ID検出器3cおよび番号I
D検出器3bによって検出した光強度を認識部4に送
る。
【0104】さらに、認識部4においては、検出値と予
め設定したしきい値とを比較し、前記検出値がしきい値
を越えた場合には、回折格子有り、すなわち“1”の情
報として認識し、ウェハ番号ID10である場合には半
導体ウェハ1の番号を読み取り、また、区画ID11で
ある場合には、ウェハ番号ID10の開始を読み取る。
【0105】これにより、認識部4において、区画ID
検出器3cおよび番号ID検出器3bによって検出した
半導体ウェハ1が、所定の検査を行うべき半導体ウェハ
1であるか否かを認識する。
【0106】さらに、検査対象であると認識した半導体
ウェハ1については、前記所定の検査を行う。
【0107】なお、認識した各半導体ウェハ1における
ウェハIDの情報は、図1に示す半導体検査装置14に
送る。
【0108】これにより、半導体検査装置14によっ
て、半導体製造における各工程での半導体ウェハ1の外
観検査や異物の有無などの検査を行う。
【0109】さらに、半導体検査装置14による検査結
果、例えば、図7(a)に示す欠陥16の数、欠陥16
の位置情報などを半導体ウェハ1のウェハIDの情報と
ともに図1に示す解析装置15に転送する。
【0110】なお、解析装置15においては、ウェハI
Dによって同一の半導体ウェハ1における所定の工程A
の欠陥座標データ15aと所定の工程Bの欠陥座標デー
タ15bとを検索し(ここでは、工程Bが工程Aの後の
工程)、各工程間において欠陥座標が所定の許容範囲内
で一致する欠陥16を求め、さらに、それらの欠陥16
を削除することにより、工程Bで新たに発生した欠陥1
6の欠陥座標データ15cを求める。
【0111】この処理によって、解析装置15は、工程
Bで新たに発生した欠陥16の欠陥座標データ15cを
示すマップ、および各工程で新たに発生した欠陥16の
数と前工程における欠陥16の数との内訳を示す棒グラ
フ15d(図7(b)参照)などを表示する。
【0112】その結果、半導体製造に携わる作業者は、
これらの表示を見て、迅速に欠陥16の多い工程を特定
し、各プロセスに対してフィードバックを行う。
【0113】本実施の形態のウェハID読み取り装置お
よびそれを用いる半導体集積回路装置の製造方法によれ
ば、以下のような作用効果が得られる。
【0114】すなわち、半導体ウェハ1の側面1aにウ
ェハIDであるウェハ番号ID10および区画ID11
を形成することにより、ウェハカセット2によって収容
かつ支持された半導体ウェハ1のウェハIDを読み取る
際に、ウェハカセット2から半導体ウェハ1を取り出す
(移動させる)ことなくそのままの状態でウェハIDを
読み取ることができる。
【0115】つまり、処理を行うべき半導体ウェハ1を
見つけ出す際に、ウェハカセット2から一度半導体ウェ
ハ1を取り出してウェハIDを読み取った後半導体ウェ
ハ1をウェハカセット2に戻し、処理対象となる半導体
ウェハ1が見つかるまでこれを繰り返すというこの繰り
返し作業を行う必要がなくなる。
【0116】その結果、ウェハカセット2に収容かつ支
持された半導体ウェハ1のウェハIDの読み取り・認識
を高速化することができ、これにより、半導体ウェハ1
に検査を行う際には、その検査のスループットを向上さ
せることができる。
【0117】また、複数のウェハ番号ID10と1つの
区画ID11とからなる複数のウェハID群12を半導
体ウェハ1の側面1aに分散(例えば、22.5度おき)
させて形成することにより、ウェハIDを半導体ウェハ
1の外周部のどの位置からでも読み取ることができる。
【0118】したがって、ウェハカセット2から半導体
ウェハ1を取り出さないだけでなく、ウェハカセット2
の方向を変える(例えば、回転させる)必要もないた
め、半導体ウェハ1のウェハIDの読み取り・認識を高
速化することができる。
【0119】さらに、ウェハIDが半導体ウェハ1の側
面1aに形成されているため、半導体ウェハ1が膜形成
34やエッチング37などの処理を経ても、下地の変化
に無関係に半導体ウェハ1の側面1aに形成されたウェ
ハIDを検出することができる。
【0120】これにより、半導体ウェハ1に対しての処
理が進行してもウェハIDのコントラストは変化しない
ため、ウェハIDの誤認識を防止できる。
【0121】その結果、ウェハIDの認識を高精度に行
うことができる。
【0122】なお、ウェハID読み取り装置が、ウェハ
カセット2に収容かつ支持された半導体ウェハ1の側面
1aのウェハIDを検出するID検出部3を有すること
により、半導体ウェハ1を撮像カメラによってウェハI
Dが確認可能な位置まで移動させるための機構やそれを
駆動させる駆動制御部が不要となり、前記ウェハID読
み取り装置の構造を簡略化することができる。
【0123】これにより、前記ウェハID読み取り装置
を小形化することが可能になる。
【0124】その結果、前記ウェハID読み取り装置に
かかる装置コストおよび装置床面積の増大を防ぐことが
できる。
【0125】さらに、ウェハIDを回折格子によって表
し、種類の異なるウェハIDに対してはその種類毎に回
折格子のピッチを変えることにより、複数種類のウェハ
IDを比較的容易に形成することができる。
【0126】また、半導体ウェハ1の側面1aにレーザ
ビーム8bを照射して回折格子を形成することにより、
半導体ウェハ1の側面1aであっても、迅速にウェハI
Dを形成することができる。
【0127】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記発明の実施の形態に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言う
までもない。
【0128】例えば、前記実施の形態においては、半導
体ウェハ1の側面1aに形成されるウェハIDの種類が
2種類の場合について説明したが、ウェハIDの種類数
は2種類以外であってもよい。
【0129】ここで、図8および図9に示す他の実施の
形態のウェハID読み取り装置は、3種類のウェハID
が形成された場合のウェハIDを読み取るものである。
【0130】なお、図9に示す半導体ウェハ1には、そ
のウェハIDとして、半導体ウェハ1の番号を表すウェ
ハ番号ID10と、複数の前記ウェハIDからなる複数
のウェハID群12をそのウェハID群12毎に区切る
区画ID11と、半導体ウェハ1の結晶方向を表す結晶
方向ID17との3種類のウェハIDを設けており、結
晶方向ID17は、オリフラ1b(図5参照)の代わり
となるものである。
【0131】つまり、前記実施の形態で説明して半導体
ウェハ1(図2(a)〜(c)参照)においても、その
結晶方向を表す結晶方向ID17を形成しておくことに
より、オリフラ1bを形成しなくて済む。
【0132】また、結晶方向ID17は、オリフラ1b
の代わりとなるものであるため、1枚の半導体ウェハ1
の側面1aに対して1つだけ形成されている。
【0133】ここで、図8および図9を用いて、結晶方
向ID17の認識方法について説明する。
【0134】なお、結晶方向ID17を認識する際に
は、図8に示すウェハID読み取り装置を用いてその認
識を行う。
【0135】まず、シリコンからなる半導体ウェハ1の
側面1aの結晶方向に対応する箇所に、ウェハ番号ID
10および区画ID11の回折格子とは異なるピッチ、
例えば2.5倍のピッチで、結晶方向ID17の回折格子
を形成する。
【0136】さらに、ウェハ支持部である回転テーブル
18上に、側面1aにウェハ番号ID10と区画ID1
1と結晶方向ID17とが形成された半導体ウェハ1を
載置する。
【0137】続いて、前記実施の形態で説明した(1)
式によって求められるこのピッチに対応する回折角θou
t の方向に結晶方向ID検出器3iを配置する。
【0138】その後、回転テーブル18を制御部7によ
って回転させるとともに、半導体レーザ3aからレーザ
光3dを出射させる。レーザ光3dはコリメータレンズ
3jによって平行光束3hに変換され、さらに、集光レ
ンズ3kによりスポット状に絞られてウェハIDである
結晶方向ID17の回折格子を照射する。
【0139】なお、回転テーブル18は、回転テーブル
駆動モータ19の駆動によって回転する。ここで、結晶
方向ID17の回折格子がレーザ光3dを通過すると
き、回折光3eが発生し、結晶方向ID検出器3iがこ
の回折光3eを検出する。
【0140】さらに、認識部4は、例えば、回転テーブ
ル18の原点からの結晶方向の角度を測定し、この角度
から露光装置21などの半導体製造装置のステージ(支
持台)上に半導体ウェハ1を載置する際の角度を決定す
る。
【0141】ここで、制御部7は、その角度となるよう
搬送アーム20を制御し、露光装置21の前記ステージ
に半導体ウェハ1を搬送する。
【0142】また、結晶方向ID17の検出に際して
は、必ずしも回転テーブル18を備えたウェハID読み
取り装置である必要はなく、回転テーブル18の周囲に
多数の結晶方向ID検出器3iと多数の半導体レーザ3
aとを設置すれば、回転テーブル18を回転させること
なく、かつ、ウェハ支持部である回転テーブル18から
半導体ウェハ1を移動させずに結晶方向ID17を認識
することもできる。
【0143】さらに、前記実施の形態で説明したウェハ
ID読み取り装置(図1参照)を用いて結晶方向ID1
7を読み取ることも可能である。
【0144】ここで、図8に示すウェハID読み取り装
置は、結晶方向を検出する必要がある半導体製造装置
(例えば、露光装置21など)に組み込まれていてもよ
い。
【0145】なお、図9に示すように、半導体ウェハ1
にウェハIDとして、結晶方向を表す結晶方向ID17
を設けることにより、オリフラ1b(図5参照)を設け
る必要がなくなるため、半導体ウェハ1の表面全体に渡
って絶縁膜や配線膜の膜厚を均一に形成することができ
る。
【0146】その結果、半導体集積回路装置13(図7
参照)を構成する半導体チップを形成した際に不良にな
る確率を低くすることができ、前記半導体チップの歩留
りを向上させることができる。
【0147】また、前記実施の形態においては、半導体
ウェハ1に行う所定の処理としてウェハ検査39の場合
について説明したが、前記処理は、検査に限定されるこ
とはなく、露光36などの他の処理であってもよい。
【0148】その場合の半導体集積回路装置13の製造
方法は、半導体ウェハ1の側面1aにウェハIDを形成
する工程、側面1aにウェハIDが形成された半導体ウ
ェハ1の前記ウェハIDを読み取る工程、前記ウェハI
Dを読み取ることにより、所定の処理を行う半導体ウェ
ハ1を認識する工程を含むものである。
【0149】また、前記実施の形態で説明したウェハI
D読み取り装置は、ウェハカセット2(図1参照)に、
複数個の回折光検出手段と複数の光源とを設けたもので
あってもよい。
【0150】これによれば、図1に示したカセットエレ
ベータ5、エレベータ駆動モータ6および制御部7など
を取り除くことができ、前記ウェハID読み取り装置の
構造を簡略化することができる。
【0151】また、前記実施の形態および前記他の実施
の形態においては、ウェハIDが回折格子によって表さ
れている場合を説明したが、前記ウェハIDは回折格子
に限らず、バーコードなどによって表されていてもよ
い。
【0152】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0153】(1).半導体ウェハの側面にウェハID
を形成することにより、ウェハ支持部によって支持され
た半導体ウェハのウェハIDを読み取る際に、ウェハ支
持部から半導体ウェハを移動させることなくそのままの
状態でウェハIDを読み取ることができる。これによ
り、ウェハ支持部によって支持された半導体ウェハのウ
ェハIDの読み取り・認識を高速化でき、その結果、半
導体ウェハに検査などの処理を行う際には、その処理の
スループットを向上させることができる。
【0154】(2).複数のウェハID群を半導体ウェ
ハの側面に分散させて形成することにより、ウェハID
を半導体ウェハの外周部のどの位置からでも読み取るこ
とができる。したがって、ウェハ支持部から半導体ウェ
ハを取り出さないだけでなく、ウェハ支持部を回転させ
る必要もないため、半導体ウェハのウェハIDの読み取
り・認識を高速化することができる。
【0155】(3).ウェハIDが半導体ウェハの側面
に形成されているため、半導体ウェハが成膜やエッチン
グなどの処理を経ても、下地の変化に無関係に半導体ウ
ェハの側面に形成されたウェハIDを検出することがで
きる。これにより、半導体ウェハに対しての処理が進行
してもウェハIDのコントラストは変化しないため、ウ
ェハIDの誤認識を防止できる。その結果、ウェハID
の認識を高精度に行うことができる。
【0156】(4).ウェハID読み取り装置が、ウェ
ハ支持部によって支持された半導体ウェハの側面のウェ
ハIDを検出するID検出部を有することにより、半導
体ウェハを撮像カメラによってウェハIDが確認可能な
位置まで移動させるための機構や駆動制御部が不要とな
り、ウェハID読み取り装置の構造を簡略化することが
できる。これにより、ウェハID読み取り装置を小形化
することが可能になる。その結果、ウェハID読み取り
装置にかかる装置コストおよび装置床面積の増大を防ぐ
ことができる。
【0157】(5).ウェハIDとして、半導体ウェハ
の結晶方向を表す結晶方向IDを設けることにより、オ
リフラを設ける必要がなくなるため、半導体ウェハの表
面全体に渡って絶縁膜や配線膜の膜厚を均一に形成する
ことができる。その結果、半導体チップを形成した際に
不良になる確率を低くすることができ、半導体チップの
歩留りを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるウェハID読み取り装置の構造の
実施の形態の一例を示す構成概念図である。
【図2】(a),(b),(c)は、本発明のウェハID読
み取り装置によって読み取るウェハIDが形成された半
導体ウェハの構造の実施の形態の一例を示す図であり、
(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は拡大部分側
面図である。
【図3】本発明によるウェハID読み取り装置の構造の
実施の形態の一例を示す拡大部分斜視図である。
【図4】図2に示す半導体ウェハにウェハIDを形成す
るID形成装置の構造の実施の形態の一例を示す構成概
念図である。
【図5】(a),(b),(c)は、図2に示す半導体ウェ
ハにおけるオリフラの形成方法の実施の形態の一例を示
す斜視図である。
【図6】本発明によるウェハID読み取り装置が用いら
れる半導体製造工程の実施の形態の一例を示すフローチ
ャートである。
【図7】(a),(b)は、本発明の半導体集積回路装置
の製造方法における欠陥データの実施の形態の一例を示
す図であり、(a)は欠陥データ座標マップ、(b)は
欠陥データ棒グラフである。
【図8】本発明の他の実施の形態であるウェハID読み
取り装置の構造を示す構成概念図である。
【図9】本発明の他の実施の形態であるウェハID読み
取り装置の構造を示す拡大部分斜視図である。
【符号の説明】
1 半導体ウェハ 1a 側面 1b オリフラ 1c インゴット 1d 回折格子形成箇所 1e 回折格子非形成箇所 2 ウェハカセット(ウェハ支持部) 2a 搬入出口 3 ID検出部 3a 半導体レーザ(光源) 3b 番号ID検出器(回折光検出手段) 3c 区画ID検出器(回折光検出手段) 3d レーザ光(照明光) 3e 回折光 3f 球面レンズ 3g シリンドリカルレンズ 3h 平行光束 3i 結晶方向ID検出器(回折光検出手段) 3j コリメータレンズ 3k 集光レンズ 4 認識部 5 カセットエレベータ 6 エレベータ駆動モータ 7 制御部 8 ID形成装置 8a 回転ステージ 8b レーザビーム 8c 回転ステージ駆動モータ 8d 回転ステージ昇降モータ 8e レーザビーム光学系 8f 制御部 9 X線 10 ウェハ番号ID(ウェハID) 10a ウェハ番号ID(ウェハID) 11 区画ID(ウェハID) 12 ウェハID群 13 半導体集積回路装置 14 半導体検査装置 15 解析装置 15a 欠陥座標データ 15b 欠陥座標データ 15c 欠陥座標データ 15d 棒グラフ 16 欠陥 17 結晶方向ID(ウェハID) 18 回転テーブル(ウェハ支持部) 19 回転テーブル駆動モータ 20 搬送アーム 21 露光装置(半導体製造装置) 30 単結晶成長 31 結晶切断 32 研磨 33 ウェハ形成 34 膜形成 35 イオン注入 36 露光 37 エッチング 39 ウェハ検査

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェハの側面にウェハIDが形成
    された前記半導体ウェハを支持するウェハ支持部と、 前記ウェハ支持部によって支持された半導体ウェハを前
    記ウェハ支持部から移動させずにそのウェハIDを読み
    取るID検出部と、 前記ID検出部の検出結果に基づいて検査などの所定の
    処理が行われる半導体ウェハを認識する認識部とを有す
    ることを特徴とするウェハID読み取り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のウェハID読み取り装置
    であって、前記ウェハIDが回折格子によって表され、
    かつ、前記ID検出部は、前記ウェハIDに照明光を照
    射する光源と、前記照明光を前記ウェハIDに照射して
    形成された反射光である回折光を検出する回折光検出手
    段とを有することを特徴とするウェハID読み取り装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のウェハID読み
    取り装置を用いる半導体集積回路装置の製造方法であっ
    て、 半導体ウェハの側面にウェハIDを形成する工程、 側面にウェハIDが形成された半導体ウェハの前記ウェ
    ハIDを読み取る工程、 前記ウェハIDを読み取ることにより、所定の処理を行
    う半導体ウェハを認識する工程、を含むことを特徴とす
    る半導体集積回路装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のウェハID読み
    取り装置を用いる半導体集積回路装置の製造方法であっ
    て、 半導体ウェハの側面にウェハIDを形成する工程、 側面にウェハIDが形成された半導体ウェハをウェハ支
    持部によって支持する工程、 前記ウェハ支持部によって支持された半導体ウェハを前
    記ウェハ支持部から移動させずにそのウェハIDを読み
    取る工程、 前記ウェハIDを読み取ることにより、所定の検査を行
    う半導体ウェハを認識する工程、 検査対象であると認識した半導体ウェハに前記所定の検
    査を行う工程、を含むことを特徴とする半導体集積回路
    装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の半導体集積回路
    装置の製造方法であって、複数の前記ウェハIDからな
    る複数のウェハID群を前記半導体ウェハの側面に分散
    させて形成することを特徴とする半導体集積回路装置の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項3,4または5記載の半導体集積
    回路装置の製造方法であって、前記ウェハIDとして、
    前記半導体ウェハの番号を表すウェハ番号IDと、複数
    の前記ウェハIDからなる複数のウェハID群をそのウ
    ェハID群毎に区切る区画IDとの2種類のウェハID
    を設けることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項3,4,5または6記載の半導体
    集積回路装置の製造方法であって、前記ウェハIDとし
    て、前記半導体ウェハの番号を表すウェハ番号IDと、
    複数の前記ウェハIDからなる複数のウェハID群をそ
    のウェハID群毎に区切る区画IDと、前記半導体ウェ
    ハの結晶方向を表す結晶方向IDとの3種類のウェハI
    Dを設けることを特徴とする半導体集積回路装置の製造
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項3,4,5,6または7記載の半
    導体集積回路装置の製造方法であって、前記ウェハID
    を回折格子によって表し、種類の異なるウェハIDに対
    してはその種類毎に前記回折格子のピッチを変えてウェ
    ハIDを形成することを特徴とする半導体集積回路装置
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項3,4,5,6,7または8記載
    の半導体集積回路装置の製造方法であって、前記ウェハ
    IDを回折格子によって表し、前記半導体ウェハの側面
    にレーザビームを照射して前記回折格子を形成すること
    を特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002217261A (ja) * 2001-01-12 2002-08-02 Tokyo Electron Ltd 被処理体の搬送システム及び被処理体の搬送方法
JP2006527922A (ja) * 2003-06-19 2006-12-07 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド エッジをベースにした識別機能を有する半導体ウエハ

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