JPH1056095A - 半導体装置用多層プリント基板及び多層プリント基板を用いた半導体装置 - Google Patents
半導体装置用多層プリント基板及び多層プリント基板を用いた半導体装置Info
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- JPH1056095A JPH1056095A JP8209809A JP20980996A JPH1056095A JP H1056095 A JPH1056095 A JP H1056095A JP 8209809 A JP8209809 A JP 8209809A JP 20980996 A JP20980996 A JP 20980996A JP H1056095 A JPH1056095 A JP H1056095A
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W72/00—Interconnections or connectors in packages
- H10W72/851—Dispositions of multiple connectors or interconnections
- H10W72/874—On different surfaces
- H10W72/884—Die-attach connectors and bond wires
Landscapes
- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多層プリント基板の導電層においてニッケル
からなるバリア層と金からなる被膜層との膜厚を薄くす
ると、半導体チップの接着性やボンディング性が損なわ
れる。 【解決手段】 内部配線55が形成された絶縁性基板5
1の表面上に半導体チップ搭載用のダイパッド11とボ
ンディングパッド12とを有し、絶縁性基板51の裏面
上に電極パッド13を有して成る半導体装置用の多層プ
リント基板1において、ダイパッド11とボンディング
パッド12と電極パッド13とは、導電性主材料層10
1上にニッケルまたはニッケル合金からなるバリア層1
02とパラジウムまたはパラジウム合金からなる被膜層
103とを下層から順に積層してなる。これによって、
被膜層103と導電性主材料層101及びバリア層10
2との間の拡散反応を防止し、バリア層102及び被膜
層103の必要最低膜厚を薄くする。
からなるバリア層と金からなる被膜層との膜厚を薄くす
ると、半導体チップの接着性やボンディング性が損なわ
れる。 【解決手段】 内部配線55が形成された絶縁性基板5
1の表面上に半導体チップ搭載用のダイパッド11とボ
ンディングパッド12とを有し、絶縁性基板51の裏面
上に電極パッド13を有して成る半導体装置用の多層プ
リント基板1において、ダイパッド11とボンディング
パッド12と電極パッド13とは、導電性主材料層10
1上にニッケルまたはニッケル合金からなるバリア層1
02とパラジウムまたはパラジウム合金からなる被膜層
103とを下層から順に積層してなる。これによって、
被膜層103と導電性主材料層101及びバリア層10
2との間の拡散反応を防止し、バリア層102及び被膜
層103の必要最低膜厚を薄くする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置用多層
プリント基板及び多層プリント基板を用いた半導体装置
に関し、特にはボールグリッドアレイ型の半導体装置に
用いる多層プリント基板及びこれを用いたボールグリッ
ドアレイ型の半導体装置に関する。
プリント基板及び多層プリント基板を用いた半導体装置
に関し、特にはボールグリッドアレイ型の半導体装置に
用いる多層プリント基板及びこれを用いたボールグリッ
ドアレイ型の半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、ボールグリッドアレ
イ型の半導体装置用の多層プリント基板5は、絶縁性基
板51の表面上にダイパッド52とボンディングパッド
53とを有し、当該絶縁性基板51の裏面上に電極パッ
ド54を有している。また、絶縁性基板51の内部に
は、配線(内部配線55)が設けられると共に、その裏
面側と表面側とを連通するスルーホール56が設けられ
ている。そしてスルーホール56の内壁や絶縁性基板5
1の表面上及び裏面上には、上記ダイパッド52,ボン
ディングパッド53,電極パッド54及び内部配線55
を相互に接続するための配線(外部配線57)が設けら
れている。また、ダイパッド52,ボンディングパッド
53及び電極パッド54を露出させ、スルーホール56
を塞いで外部配線57を覆う状態でソルダーレジスト5
8が成膜されている。
イ型の半導体装置用の多層プリント基板5は、絶縁性基
板51の表面上にダイパッド52とボンディングパッド
53とを有し、当該絶縁性基板51の裏面上に電極パッ
ド54を有している。また、絶縁性基板51の内部に
は、配線(内部配線55)が設けられると共に、その裏
面側と表面側とを連通するスルーホール56が設けられ
ている。そしてスルーホール56の内壁や絶縁性基板5
1の表面上及び裏面上には、上記ダイパッド52,ボン
ディングパッド53,電極パッド54及び内部配線55
を相互に接続するための配線(外部配線57)が設けら
れている。また、ダイパッド52,ボンディングパッド
53及び電極パッド54を露出させ、スルーホール56
を塞いで外部配線57を覆う状態でソルダーレジスト5
8が成膜されている。
【0003】図中拡大図は、A部,A’部及びA”部の
拡大図である。この図に示すように、ダイパッド52,
ボンディングパッド53及び電極パッド54の各導電層
は、銅または銅合金からなる導電性主材料層501上
に、ニッケルまたはニッケル合金からなるバリア層50
2を積層し、さらにこのバリア層502上に金または金
合金からなる被膜層503を積層させた構成になってい
る。
拡大図である。この図に示すように、ダイパッド52,
ボンディングパッド53及び電極パッド54の各導電層
は、銅または銅合金からなる導電性主材料層501上
に、ニッケルまたはニッケル合金からなるバリア層50
2を積層し、さらにこのバリア層502上に金または金
合金からなる被膜層503を積層させた構成になってい
る。
【0004】上記のように、金または金合金で被膜層5
03を形成することによって、上記各送電層における耐
食性,ボンディング性及びダイ付け性を確保している。
さらに、ニッケルからなるバリア層502を、被膜層5
03と導電性主材料層501との間に形成するとによっ
て、被膜層503が導電性主材料層501に拡散して喪
失することを防止している。
03を形成することによって、上記各送電層における耐
食性,ボンディング性及びダイ付け性を確保している。
さらに、ニッケルからなるバリア層502を、被膜層5
03と導電性主材料層501との間に形成するとによっ
て、被膜層503が導電性主材料層501に拡散して喪
失することを防止している。
【0005】また、上記構成の多層プリント基板5を用
いた半導体装置6は、例えば銀ペーストのような導電性
接着剤61を介してダイパッド52上にダイボンディン
グされた半導体チップ62と、電極パッド54上に形成
される半田ボール63と、半導体チップ62とボンディ
ングパッド53とに接続されたワイヤー64とを備えて
いる。そして、半導体チップ62,ワイヤー64及びボ
ンディングパッド53は封止樹脂65で覆われる。
いた半導体装置6は、例えば銀ペーストのような導電性
接着剤61を介してダイパッド52上にダイボンディン
グされた半導体チップ62と、電極パッド54上に形成
される半田ボール63と、半導体チップ62とボンディ
ングパッド53とに接続されたワイヤー64とを備えて
いる。そして、半導体チップ62,ワイヤー64及びボ
ンディングパッド53は封止樹脂65で覆われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の半導体装置
用多層プリント基板及び多層プリント基板を用いた半導
体装置には、以下のような課題があった。すなわち、図
5に示した多層プリント基板5において、被膜層503
の性能を確保するためには、バリア層502の膜厚を1
μm以上に設定して当該バリア層502のバリア性を確
保する必要がある。さらに、被膜層503の膜厚も0.
3μm以上に設定することで、当該被膜層503とバリ
ア層502との間の拡散反応による当該被膜層503の
喪失を防止する必要がある。
用多層プリント基板及び多層プリント基板を用いた半導
体装置には、以下のような課題があった。すなわち、図
5に示した多層プリント基板5において、被膜層503
の性能を確保するためには、バリア層502の膜厚を1
μm以上に設定して当該バリア層502のバリア性を確
保する必要がある。さらに、被膜層503の膜厚も0.
3μm以上に設定することで、当該被膜層503とバリ
ア層502との間の拡散反応による当該被膜層503の
喪失を防止する必要がある。
【0007】しかしながら、上記のバリア層502や被
膜層503の膜厚を厚くする場合、各層の成膜に要する
時間が長くなってTATが低下すると共に、材料費の上
昇による経済性の低下が問題になる。
膜層503の膜厚を厚くする場合、各層の成膜に要する
時間が長くなってTATが低下すると共に、材料費の上
昇による経済性の低下が問題になる。
【0008】さらに、上記多層プリント基板を用いた半
導体装置6では、電極パッド54の表面を構成する被膜
層503とこの上面に形成される半田ボール63との間
で金属間化合物が生成される。したがって、上述のよう
に被膜層503の性能を確保するために当該被膜層50
3の膜厚を厚くすると上記金属間化合物の生成膜厚が厚
くなり、これによって半田ボール63−電極パッド54
間の抵抗値が上昇し、半導体装置の信頼性の低下を招く
という問題がある。
導体装置6では、電極パッド54の表面を構成する被膜
層503とこの上面に形成される半田ボール63との間
で金属間化合物が生成される。したがって、上述のよう
に被膜層503の性能を確保するために当該被膜層50
3の膜厚を厚くすると上記金属間化合物の生成膜厚が厚
くなり、これによって半田ボール63−電極パッド54
間の抵抗値が上昇し、半導体装置の信頼性の低下を招く
という問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、上記の課題を解
決するための本発明は、内部に配線が形成された絶縁性
基板の表面上に半導体チップ搭載用のダイパッドとボン
ディングパッドとを有し、当該絶縁性基板の裏面上に電
極パッドを有して成る半導体装置用多層プリント基板で
あって、ダイパッドとボンディングパッドと電極パッド
とは、導電性主材料層上にニッケルまたはニッケル合金
からなるバリア層とパラジウムまたはパラジウム合金か
らなる被膜層とを下層から順に積層してなることを特徴
としている。
決するための本発明は、内部に配線が形成された絶縁性
基板の表面上に半導体チップ搭載用のダイパッドとボン
ディングパッドとを有し、当該絶縁性基板の裏面上に電
極パッドを有して成る半導体装置用多層プリント基板で
あって、ダイパッドとボンディングパッドと電極パッド
とは、導電性主材料層上にニッケルまたはニッケル合金
からなるバリア層とパラジウムまたはパラジウム合金か
らなる被膜層とを下層から順に積層してなることを特徴
としている。
【0010】上記多層プリント基板では、被膜層を構成
するパラジウムまたはパラジウム合金は、例えば銅及び
銅合金等の導電性主材料層を構成する金属と拡散反応を
起こし難い材料であることから、当該拡散反応を防止す
る目的のバリア層の必要膜厚が薄くなる。これと共に、
上記パラジウム及びパラジウム合金は、バリア層を構成
するニッケル及びニッケル合金との拡散反応も起こし難
いことから、被膜層自体の必要膜厚も薄くなる。しか
も、ダイパッド,ボンディングパッド及び電極パッドの
表面が、パラジウムまたはパラジウム合金からなる被膜
層で覆われることから、上記各導電層の耐食性,ダイパ
ッドにおける半導体チップの接着性,ボンディングパッ
ドにおけるワイヤーボンディング性が損なわれることは
ない。
するパラジウムまたはパラジウム合金は、例えば銅及び
銅合金等の導電性主材料層を構成する金属と拡散反応を
起こし難い材料であることから、当該拡散反応を防止す
る目的のバリア層の必要膜厚が薄くなる。これと共に、
上記パラジウム及びパラジウム合金は、バリア層を構成
するニッケル及びニッケル合金との拡散反応も起こし難
いことから、被膜層自体の必要膜厚も薄くなる。しか
も、ダイパッド,ボンディングパッド及び電極パッドの
表面が、パラジウムまたはパラジウム合金からなる被膜
層で覆われることから、上記各導電層の耐食性,ダイパ
ッドにおける半導体チップの接着性,ボンディングパッ
ドにおけるワイヤーボンディング性が損なわれることは
ない。
【0011】上記多層プリント基板において、上記被膜
層上に金または金合金からなる上層被膜層を積層させて
も良い。この場合、上記被膜層がバリア層になり、上層
被膜層と導電性主材料層及びバリア層との間の拡散反応
が防止される。また、上層被膜層によって、耐酸化性と
半田付け性が上昇するため、被膜層の必要膜厚が薄くな
る。
層上に金または金合金からなる上層被膜層を積層させて
も良い。この場合、上記被膜層がバリア層になり、上層
被膜層と導電性主材料層及びバリア層との間の拡散反応
が防止される。また、上層被膜層によって、耐酸化性と
半田付け性が上昇するため、被膜層の必要膜厚が薄くな
る。
【0012】また、本発明の半導体装置は、上記構成の
多層プリント基板のダイパッド上に搭載された半導体チ
ップと、上記プリント基板の電極パッド上に形成される
半田ボールと、上記半導体チップと上記プリント基板の
ボンディングパッドとに接続されたワイヤーとからなる
ことを特徴としている。
多層プリント基板のダイパッド上に搭載された半導体チ
ップと、上記プリント基板の電極パッド上に形成される
半田ボールと、上記半導体チップと上記プリント基板の
ボンディングパッドとに接続されたワイヤーとからなる
ことを特徴としている。
【0013】この半導体装置では、被膜層を構成するパ
ラジウムまたはパラジウム合金は、半田との間で金属間
化合物を形成し難いため、電極パッド上における半田ボ
ールとの間での金属間化合物の形成が防止される。
ラジウムまたはパラジウム合金は、半田との間で金属間
化合物を形成し難いため、電極パッド上における半田ボ
ールとの間での金属間化合物の形成が防止される。
【0014】そして、被膜層上に上層被膜層を形成した
多層プリント基板を用いた場合においては、当該上層被
膜層を構成する金または金合金によって半田付け性が確
保される。また、上層被膜層の必要膜厚が薄いため、金
または金合金からなる上層被膜層と半田ボールとの間に
形成される金属間化合物は膜厚が薄いものになる。
多層プリント基板を用いた場合においては、当該上層被
膜層を構成する金または金合金によって半田付け性が確
保される。また、上層被膜層の必要膜厚が薄いため、金
または金合金からなる上層被膜層と半田ボールとの間に
形成される金属間化合物は膜厚が薄いものになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の多層プリント基板
及び多層プリント基板を用いた半導体装置の実施の形態
を、図面に基づいて説明する。尚、従来と同じ構成には
同一符号を付し、重複する説明は省略する。
及び多層プリント基板を用いた半導体装置の実施の形態
を、図面に基づいて説明する。尚、従来と同じ構成には
同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0016】図1は、本発明の多層プリント基板の実施
の形態を説明する図であり、先ず、この図に基づいて多
層プリント基板の実施の形態を説明する。本実施形態の
多層プリント基板1と、従来の技術で図5を用いて説明
した多層プリント基板(5)との異なるところ、ダイパ
ッド11とボンディングパッド12と電極パッド13の
構成にあり、その他の構成は同様である。
の形態を説明する図であり、先ず、この図に基づいて多
層プリント基板の実施の形態を説明する。本実施形態の
多層プリント基板1と、従来の技術で図5を用いて説明
した多層プリント基板(5)との異なるところ、ダイパ
ッド11とボンディングパッド12と電極パッド13の
構成にあり、その他の構成は同様である。
【0017】図中拡大図は、B部,B’部及びB”部の
拡大図である。この図に示すように、多層プリント基板
1におけるダイパッド11とボンディングパッド12と
電極パッド13とは、銅または銅合金からなる導電性主
材料層101とニッケルまたはニッケル合金からなるバ
リア層102とパラジウムまたはパラジウム合金からな
る被膜層103とを、下層から順に絶縁性基板51上に
積層してなる。
拡大図である。この図に示すように、多層プリント基板
1におけるダイパッド11とボンディングパッド12と
電極パッド13とは、銅または銅合金からなる導電性主
材料層101とニッケルまたはニッケル合金からなるバ
リア層102とパラジウムまたはパラジウム合金からな
る被膜層103とを、下層から順に絶縁性基板51上に
積層してなる。
【0018】上記各層の詳細な構成を、これらの成膜手
順に沿って説明する。先ず、硝子−エポキシの様な基材
の内部に内部配線55とスルーホール56とが形成され
た絶縁性基板51を用意する。そして、この絶縁性基板
51の表面上及び裏面上におけるダイパッド11,ボン
ディングパッド12,電極パッド13及び外部配線57
の形成部分に、無電解メッキ法によって銅メッキを施
し、さらに電解メッキ法によって銅メッキを施す。これ
によって、銅からなる導電性主材料層101をパターン
成膜する。この導電性主材料層101は銅合金で形成し
ても良く、また、無電解メッキ法または電解メッキ法の
みで形成しても良い。
順に沿って説明する。先ず、硝子−エポキシの様な基材
の内部に内部配線55とスルーホール56とが形成され
た絶縁性基板51を用意する。そして、この絶縁性基板
51の表面上及び裏面上におけるダイパッド11,ボン
ディングパッド12,電極パッド13及び外部配線57
の形成部分に、無電解メッキ法によって銅メッキを施
し、さらに電解メッキ法によって銅メッキを施す。これ
によって、銅からなる導電性主材料層101をパターン
成膜する。この導電性主材料層101は銅合金で形成し
ても良く、また、無電解メッキ法または電解メッキ法の
みで形成しても良い。
【0019】次に、ダイパッド11,ボンディングパッ
ド12及び電極パッド13の形成部分上を露出させ、ス
ルーホール56を塞いでかつ外部配線57の露出部分を
覆う状態でソルダーレジスト58を形成する。
ド12及び電極パッド13の形成部分上を露出させ、ス
ルーホール56を塞いでかつ外部配線57の露出部分を
覆う状態でソルダーレジスト58を形成する。
【0020】その後、電解メッキ法によって、導電性主
材料層101の露出面上にニッケルメッキを施す。これ
によって、導電性主材料層101上にニッケルからなる
バリア層102を成膜する。このバリア層102は、
0.5μm程度以上の膜厚にする。また、バリア層10
2はニッケル合金で形成しても良い。
材料層101の露出面上にニッケルメッキを施す。これ
によって、導電性主材料層101上にニッケルからなる
バリア層102を成膜する。このバリア層102は、
0.5μm程度以上の膜厚にする。また、バリア層10
2はニッケル合金で形成しても良い。
【0021】次に、電解メッキ法によって、バリア層1
02の露出面上にパラジウムメッキを施す。これによっ
て、バリア層102上にパラジウムからなる被膜層10
3を成膜する。この被膜層103は、0.02μm程度
以上の膜厚にする。また、被膜層103はパラジウム合
金で形成しても良い。
02の露出面上にパラジウムメッキを施す。これによっ
て、バリア層102上にパラジウムからなる被膜層10
3を成膜する。この被膜層103は、0.02μm程度
以上の膜厚にする。また、被膜層103はパラジウム合
金で形成しても良い。
【0022】以上のようにして、導電性主材料層101
とバリア層102と被膜層103とを下層から順に積層
してなるダイパッド11,ボンディングパッド12及び
電極パッド13を絶縁性基板51上に形成してなる多層
プリント基板1を形成する。
とバリア層102と被膜層103とを下層から順に積層
してなるダイパッド11,ボンディングパッド12及び
電極パッド13を絶縁性基板51上に形成してなる多層
プリント基板1を形成する。
【0023】上記構成の多層プリント基板1では、被膜
層103を構成するパラジウム(パラジウム合金を含
む)は、導電性主材料層101を構成する銅(銅合金を
含む)との拡散反応を起こし難い材料であることから、
この拡散反応を防止する目的のバリア層102の必要最
低膜厚を0.5μmにまで薄くすることが可能になる。
これと共に、上記パラジウムは、バリア層102を構成
するニッケル(ニッケル合金を含む)との拡散反応も起
こし難いことから、被膜層103自体の必要最低膜厚も
0.02μmと薄い値になる。これは、上記バリア層1
02上に金または金合金からなる被膜層のみを特性成膜
する場合における当該被膜層の必要最低膜厚が0.3μ
mであることと比較して、薄い値であることがわかる。
層103を構成するパラジウム(パラジウム合金を含
む)は、導電性主材料層101を構成する銅(銅合金を
含む)との拡散反応を起こし難い材料であることから、
この拡散反応を防止する目的のバリア層102の必要最
低膜厚を0.5μmにまで薄くすることが可能になる。
これと共に、上記パラジウムは、バリア層102を構成
するニッケル(ニッケル合金を含む)との拡散反応も起
こし難いことから、被膜層103自体の必要最低膜厚も
0.02μmと薄い値になる。これは、上記バリア層1
02上に金または金合金からなる被膜層のみを特性成膜
する場合における当該被膜層の必要最低膜厚が0.3μ
mであることと比較して、薄い値であることがわかる。
【0024】しかも、ダイパッド11,ボンディングパ
ッド12及び電極パッド13の表面が、パラジウムから
なる被膜層103で覆われることから、この被膜層10
3によって上記ダイパッド11,ボンディングパッド1
2及び電極パッド13の耐食性が確保されると共に、ダ
イパッド11における半導体チップ62の接着性及びボ
ンディングパッド12におけるワイヤーボンディング性
が確保される。
ッド12及び電極パッド13の表面が、パラジウムから
なる被膜層103で覆われることから、この被膜層10
3によって上記ダイパッド11,ボンディングパッド1
2及び電極パッド13の耐食性が確保されると共に、ダ
イパッド11における半導体チップ62の接着性及びボ
ンディングパッド12におけるワイヤーボンディング性
が確保される。
【0025】次に、図2は、多層プリント基板を用いた
半導体装置の実施形態を示す図である。この半導体装置
2と従来の技術で図5を用いて説明した半導体装置
(6)との異なるところは、上記図1を用いて説明した
多層プリント基板1を用いているところにあり、その他
の構成は同様である。
半導体装置の実施形態を示す図である。この半導体装置
2と従来の技術で図5を用いて説明した半導体装置
(6)との異なるところは、上記図1を用いて説明した
多層プリント基板1を用いているところにあり、その他
の構成は同様である。
【0026】このように構成された半導体装置2では、
被膜層103を構成するパラジウムが半田との間で金属
間化合物を形成し難い金属であるため、金属間化合物の
形成による電極パッド13−半田ボール63間の抵抗値
の上昇を防止できる。
被膜層103を構成するパラジウムが半田との間で金属
間化合物を形成し難い金属であるため、金属間化合物の
形成による電極パッド13−半田ボール63間の抵抗値
の上昇を防止できる。
【0027】次に、図3は、本発明の多層プリント基板
における他の実施の形態を説明する図である。この図に
示す多層プリント基板3と、上記図1を用いて説明した
多層プリント基板(1)との異なるところは、ダイパッ
ド31とボンディングパッド32と電極パッド33との
構成にある。
における他の実施の形態を説明する図である。この図に
示す多層プリント基板3と、上記図1を用いて説明した
多層プリント基板(1)との異なるところは、ダイパッ
ド31とボンディングパッド32と電極パッド33との
構成にある。
【0028】図中拡大図は、C部,C’部及びC”部の
拡大図である。この拡大図に示すように、これらのダイ
パッド31,ボンディングパッド32及び電極パッド3
3は、パラジウムからなる被膜層103の上層にさらに
金または金合金からなる上層被膜層103を設けた構成
になっている。そして、これ以外の構成は上記図1を用
いて説明した多層プリント基板(1)と同様である。
拡大図である。この拡大図に示すように、これらのダイ
パッド31,ボンディングパッド32及び電極パッド3
3は、パラジウムからなる被膜層103の上層にさらに
金または金合金からなる上層被膜層103を設けた構成
になっている。そして、これ以外の構成は上記図1を用
いて説明した多層プリント基板(1)と同様である。
【0029】上記多層プリント基板3を形成するには、
上記図1を用いて説明した多層プリント基板(1)と同
様にして被膜層103までを成膜した後、電解メッキ法
によって被膜層103の露出面上に金メッキを施す。こ
れによって、被膜層103上に金からなる上層被膜層1
03を成膜する。この上層被膜層103は、0.001
μm〜0.3μm程度の膜厚にする。また、上層被膜層
103は金合金で形成しても良い。
上記図1を用いて説明した多層プリント基板(1)と同
様にして被膜層103までを成膜した後、電解メッキ法
によって被膜層103の露出面上に金メッキを施す。こ
れによって、被膜層103上に金からなる上層被膜層1
03を成膜する。この上層被膜層103は、0.001
μm〜0.3μm程度の膜厚にする。また、上層被膜層
103は金合金で形成しても良い。
【0030】このようにして形成された上記構成の多層
プリント基板3では、パラジウムからなる被膜層103
がバリアになり、上層被膜層103と導電性主材料層1
01及びバリア層102との間での拡散反応が防止され
る。このため、上記バリア層102に金または金合金か
らなる被膜層のみを形成する場合における当該被膜層の
必要最低膜厚が0.3μmであるのに対して、ここで成
膜される金かなる上層被膜層の必要最低膜厚を0.00
1μmと薄膜化することが可能になる。
プリント基板3では、パラジウムからなる被膜層103
がバリアになり、上層被膜層103と導電性主材料層1
01及びバリア層102との間での拡散反応が防止され
る。このため、上記バリア層102に金または金合金か
らなる被膜層のみを形成する場合における当該被膜層の
必要最低膜厚が0.3μmであるのに対して、ここで成
膜される金かなる上層被膜層の必要最低膜厚を0.00
1μmと薄膜化することが可能になる。
【0031】次に、図4は、多層プリント基板を用いた
半導体装置の実施形態を示す図である。この半導体装置
4と図2を用いて説明した半導体装置(2)との異なる
ところは、上記図3を用いて説明した多層プリント基板
3を用いているところにあり、その他の構成は同様であ
る。
半導体装置の実施形態を示す図である。この半導体装置
4と図2を用いて説明した半導体装置(2)との異なる
ところは、上記図3を用いて説明した多層プリント基板
3を用いているところにあり、その他の構成は同様であ
る。
【0032】このように構成された半導体装置4では、
従来の半導体装置(6)よりも金からなる上層被膜層1
03(従来の技術では被膜層)の膜厚を薄く設定でき
る。このため、上層被膜層103と半田ボール63との
間に形成される金属間化合物は膜厚が薄いものになり、
電極パッド33−半田ボール63間の抵抗値の上昇を抑
制できる。そして、金(金合金を含む)からなる上層被
膜層103によって、ダイパッド31やボンディングパ
ッド32や電極パッド33における耐酸化性及び半田付
け性が確保される。
従来の半導体装置(6)よりも金からなる上層被膜層1
03(従来の技術では被膜層)の膜厚を薄く設定でき
る。このため、上層被膜層103と半田ボール63との
間に形成される金属間化合物は膜厚が薄いものになり、
電極パッド33−半田ボール63間の抵抗値の上昇を抑
制できる。そして、金(金合金を含む)からなる上層被
膜層103によって、ダイパッド31やボンディングパ
ッド32や電極パッド33における耐酸化性及び半田付
け性が確保される。
【0033】尚、上記各実施形態では、バリア層10
2,被膜層103及び上層被膜層103を電解メッキ法
によって成膜した。しかし、上記各層は、例えば無電解
メッキ法やこれ以外の方法で成膜しても良い。
2,被膜層103及び上層被膜層103を電解メッキ法
によって成膜した。しかし、上記各層は、例えば無電解
メッキ法やこれ以外の方法で成膜しても良い。
【0034】また、上記各実施形態では、ダイパッド3
1,ボンディングパッド32及び電極パッド33におい
てのみ、導電性主材料層101上にバリア層102及び
被膜層103,上層被膜層103を設けた。しかし、必
要に応じて外部配線57を構成する導電性主材料層10
1上にもバリア層102及び被膜層103,上層被膜層
103を設けても良い。この場合、ソルダーレジスト5
8を形成する前に、導電性主材料層101上にバリア層
102及び被膜層103,上層被膜層103の成膜を行
うこととする。
1,ボンディングパッド32及び電極パッド33におい
てのみ、導電性主材料層101上にバリア層102及び
被膜層103,上層被膜層103を設けた。しかし、必
要に応じて外部配線57を構成する導電性主材料層10
1上にもバリア層102及び被膜層103,上層被膜層
103を設けても良い。この場合、ソルダーレジスト5
8を形成する前に、導電性主材料層101上にバリア層
102及び被膜層103,上層被膜層103の成膜を行
うこととする。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体装置
用多層プリント基板によれば、半導体チップの接着性や
ボンディング性を損なうことなく絶縁性基板上の導電層
においてバリア層及び被膜層の膜厚を薄膜することが可
能になる。このため、多層プリント基板製造のための材
料費を削減して経済性を向上させることが可能になると
共に上記各層の成膜時間を削減してTATを向上させる
ことが可能になる。また、本発明の半導体装置によれ
ば、半田との間で金属間化合物を形成し難いパラジウム
で上記被膜層を構成することで、電極パッド上における
半田ボールとの間での金属間化合物の形成による抵抗値
の上昇を防止して、半導体装置の信頼性向上させること
が可能になる。
用多層プリント基板によれば、半導体チップの接着性や
ボンディング性を損なうことなく絶縁性基板上の導電層
においてバリア層及び被膜層の膜厚を薄膜することが可
能になる。このため、多層プリント基板製造のための材
料費を削減して経済性を向上させることが可能になると
共に上記各層の成膜時間を削減してTATを向上させる
ことが可能になる。また、本発明の半導体装置によれ
ば、半田との間で金属間化合物を形成し難いパラジウム
で上記被膜層を構成することで、電極パッド上における
半田ボールとの間での金属間化合物の形成による抵抗値
の上昇を防止して、半導体装置の信頼性向上させること
が可能になる。
【図1】第1実施形態の多層プリント基板の構成を示す
図である。
図である。
【図2】第1実施形態の半導体装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図3】第2実施形態の多層プリント基板の構成を示す
図である。
図である。
【図4】第2実施形態の半導体装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図5】従来の多層プリント基板及び半導体装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
1,3 多層プリント基板 2,4 半導体装置 11,31 ダイパット 12,32 ボンディング
パット 13,33 電極パッド 51 絶縁性基板 55
内部配線 62 半導体チップ 63 半田ボール 64 ワ
イヤー 101 導電性主材料層 102 バリア層 10
3 被膜層 104 上層被膜層
パット 13,33 電極パッド 51 絶縁性基板 55
内部配線 62 半導体チップ 63 半田ボール 64 ワ
イヤー 101 導電性主材料層 102 バリア層 10
3 被膜層 104 上層被膜層
Claims (4)
- 【請求項1】 内部に配線が形成された絶縁性基板の表
面上に半導体チップ搭載用のダイパッドとボンディング
パッドとを有し、当該絶縁性基板の裏面上に電極パッド
を有して成る半導体装置用多層プリント基板であって、 前記ダイパッドとボンディングパッドと電極パッドと
は、導電性主材料層上にニッケルまたはニッケル合金か
らなるバリア層とパラジウムまたはパラジウム合金から
なる被膜層とを下層から順に積層してなること、 を特徴とする半導体装置用多層プリント基板。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置用多層プリン
ト基板において、 前記被膜層上に金または金合金からなる上層被膜層を積
層させたこと、 を特徴とする半導体装置用多層プリント基板。 - 【請求項3】 内部に配線が形成された絶縁性基板の表
面上に半導体チップ搭載用のダイパッドとボンディング
パッドとを有すると共に当該絶縁性基板の裏面上に電極
パッドを有して成る多層プリント基板と、前記ダイパッ
ド上に搭載された半導体チップと、前記電極パッド上に
形成される半田ボールと、前記半導体チップと前記ボン
ディングパッドとに接続されたワイヤーとからなる半導
体装置であって、 前記ダイパッドとボンディングパッドと電極パッドと
は、導電性主材料層上にニッケルまたはニッケル合金か
らなるバリア層とパラジウムまたはパラジウム合金から
なる被膜層とを下層から順に積層してなること、 を特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の半導体装置において、 前記被膜層上に金または金合金からなる上層被膜層を積
層させたこと、 を特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8209809A JPH1056095A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 半導体装置用多層プリント基板及び多層プリント基板を用いた半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8209809A JPH1056095A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 半導体装置用多層プリント基板及び多層プリント基板を用いた半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1056095A true JPH1056095A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16578970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8209809A Pending JPH1056095A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 半導体装置用多層プリント基板及び多層プリント基板を用いた半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1056095A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6080494A (en) * | 1997-08-29 | 2000-06-27 | Texas Instruments Incorporated | Method to manufacture ball grid arrays with excellent solder ball adhesion for semiconductor packaging and the array |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP8209809A patent/JPH1056095A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6080494A (en) * | 1997-08-29 | 2000-06-27 | Texas Instruments Incorporated | Method to manufacture ball grid arrays with excellent solder ball adhesion for semiconductor packaging and the array |
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