JPH1056639A - 画像符号化装置と画像復号化装置 - Google Patents

画像符号化装置と画像復号化装置

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JPH1056639A
JPH1056639A JP8164046A JP16404696A JPH1056639A JP H1056639 A JPH1056639 A JP H1056639A JP 8164046 A JP8164046 A JP 8164046A JP 16404696 A JP16404696 A JP 16404696A JP H1056639 A JPH1056639 A JP H1056639A
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JP
Japan
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value
quantization
linear
input
shift
Prior art date
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Application number
JP8164046A
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English (en)
Inventor
Seiichi Takeuchi
誠一 竹内
Tatsuro Shigesato
達郎 重里
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH1056639A publication Critical patent/JPH1056639A/ja
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    • G—PHYSICS
    • G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00—Image coding
    • G06T9/004—Predictors, e.g. intraframe, interframe coding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は比較的小さな回路規模で、画質を劣
化させずに誤り伝搬の影響を低減する画像符号化方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 画素値入力部101から入力される画素値
に対して、入力画素の周辺の画素を用いて予測値が予測
値生成部106で生成される。生成された予測値を元にシ
フト値生成部107でシフト値が生成される。線形量子化
器生成部102および非線形量子化器生成部103で、入力画
素値からシフト値を引いたシフト入力値に対する量子化
代表値が設定される。量子化部104は、シフト入力値に
最も近い量子化代表値を選択して出力部105に出力す
る。このような構成により、量子化テーブルを準備せず
に効率の良い非線形量子化を実行できる。また入力画素
値を直接量子化するため、伝送路誤りの影響が非常に小
さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はTV信号を画像符号
化により圧縮してVTRに記録または再生する画像符号化
装置とその画像復号化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】TV信号を高画質で圧縮する方法として
予測符号化がある。予測符号化とは符号化すべき入力画
素に対して予測値を生成し、入力画素と予測値の差分値
を非線形量子化して伝送する方式である。予測符号化
は、回路規模が小さく圧縮率が低い(圧縮後のデータレ
ートが高い)場合には高画質が得られることから広く適
用されてきた。
【0003】さて予測符号化では、予測値との差分値を
伝送するため、伝送路誤り等で予測値が誤ると、再生時
にその誤りが伝搬してしまうという問題が発生してしま
った。これに対して誤り伝搬を一定範囲内で止めるため
に、定期的にPCM値を挿入する方法が存在するが、圧
縮率の低下や画質のむらを起こしていた。
【0004】一方圧縮率を低下させずに誤り伝搬を防ぐ
方法として特願平8-79795号に示された方法がある。前
記特許では基本的に入力画素値を直接量子化するため
(差分を量子化するのではない)、予測値の誤りがほと
んど伝搬しない。しかし、非線形量子化を行なうために
ダイナミックレンジを制限している。本発明は、ダイナ
ミックレンジの制限を低減または解消するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように通常の予
測符号化では、伝送路誤りの影響が伝搬して画質を大幅
に劣化させてしまうという課題があった。一方現在出願
中の特許出願8-79795は非線形量子化を行なうためにダ
イナミックレンジを制限しているために入力値を制限し
なければならないという課題があった。
【0006】本発明はこのような従来の予測符号化にお
ける課題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、n+kビ
ットのダイナミックレンジを有する画素値をnビットで
符号化して伝送する際に、入力画素の周辺の画素から入
力画素値に対する予測値を生成する予測値生成手段と、
前記予測値から所定の決まりによってシフト値を生成す
るシフト値生成手段と、n+kビット精度において量子化
幅が2kで2n-m個の線形量子化代表点を有する線形量子化
器を生成する線形量子化器生成手段と、前記線形量子化
器に対して前記予測値から前記シフト値を引いたシフト
予測値の周辺付近にm個以下の量子化代表点を追加して
シフト予測値付近の量子化幅を前記線形量子化器より小
さくした非線形量子化器を生成する非線形量子化器生成
手段と、前記非線形量子化器生成手段で入力画素値から
前記シフト値を引いたシフト入力値を量子化する量子化
手段と、前記量子化手段で選択された量子化値を伝送す
ることを特徴とする画像符号化装置である。
【0008】第2の本発明は、n+kビットのダイナミッ
クレンジを有する画素値をnビットで符号化して伝送す
る際に、入力画素の周辺の画素から入力画素値に対する
予測値を生成する予測値生成手段と、前記予測値から所
定の決まりによってシフト値を生成するシフト値生成手
段と、n+kビット精度において入力画素値から前記シフ
ト値を引いたシフト入力値を2kで除算して線形量子化値
を生成する線形量子化値生成手段と、前記入力画素値と
前記予測値の差分値によって前記線形量子化値を補正し
て非線形量子化値を生成する非線形量子化値生成手段
と、前記非線形量子化値を伝送することを特徴とする画
像符号化装置である。
【0009】第3の本発明は、n+kビットのダイナミッ
クレンジを有する画素値をnビットで符号化して伝送す
る際に、入力画素の周辺の画素から入力画素値に対する
予測値を生成する予測値生成手段と、n+kビット精度に
おいて量子化幅が2kで2n-m個の線形量子化代表点を有す
る線形量子化器を生成する線形量子化器生成手段と、前
記線形量子化器に対して前記予測値の周辺付近にm-p個
以下の量子化代表点を追加して予測値付近の量子化幅を
前記線形量子化器より小さくし、かつ、前記線形量子化
器生成手段で用いられなかった量子化幅が2kでm個分の
範囲にp個以下の量子化代表点を前記線形量子化器より
大きな量子化幅で追加して非線形量子化器を生成する非
線形量子化器生成手段と、前記非線形量子化器で入力値
を量子化する量子化手段と、前記量子化手段で選択され
た量子化値を伝送することを特徴とする画像符号化装置
である。
【0010】第4の本発明は、n+kビットのダイナミッ
クレンジを有する画素値をnビットで符号化して伝送す
る際に、入力画素の周辺の画素から入力画素値に対する
予測値を生成する予測値生成手段と、入力値の大きさを
制限して制限入力値を出力し、かつ、制限された値に対
する制限量子化値を出力する入力値制限手段と、n+kビ
ット精度において前記制限入力値を2kで除算して線形量
子化値を生成する線形量子化値生成手段と、前記制限入
力値と前記予測値の差分値によって前記線形量子化値を
補正して非線形量子化値を生成し、かつ、前記入力値制
限手段で入力画素が制限された場合には、制限量子化値
を非線形量子化値とする非線形量子化値生成手段と、前
記非線形量子化値を伝送することを特徴とする画像符号
化装置である。
【0011】第5の本発明は、n+kビットのダイナミッ
クレンジを有する画素値を、nビットで符号化して伝送
する際に、入力画素の周辺の画素から生成される予測値
から前記予測値から生成されるシフト値を引いたシフト
予測値を元にnビットに非線形量子化する画像符号化装
置であって、前記非線形量子化が、特定のパターンをエ
ラーコードと定義し、通常の符号化では利用しないこと
を特徴とする画像符号化装置である。
【0012】第6の本発明は、n+kビットのダイナミッ
クレンジを有する画素値をnビットで符号化して伝送さ
れたデータを復号化する際に、入力量子化値の周辺の画
素から入力量子化値に対する予測値を生成する予測値生
成手段と、前記予測値から所定の決まりによってシフト
値を生成するシフト値生成手段と、n+kビット精度にお
いて量子化幅が2kで2n-m個の線形量子化代表点を有する
線形量子化器を生成する線形量子化器生成手段と、前記
線形量子化器に対して前記予測値から前記シフト値を引
いたシフト予測値の周辺付近にm個以下の量子化代表点
を追加してシフト予測値付近の量子化幅を前記線形量子
化器より小さくした非線形量子化器を生成する非線形量
子化器生成手段と、前記非線形量子化器で入力量子化値
を逆量子化する逆量子化手段と、前記逆量子化手段で再
生された再生値に前記シフト値を加えた画素値を出力す
ることを特徴とする画像復号化装置である。
【0013】第7の本発明は、n+kビットのダイナミッ
クレンジを有する画素値をnビットで符号化して伝送さ
れたデータを復号化する際に、入力量子化値の周辺の画
素から入力量子化値に対する予測値を生成する予測値生
成手段と、前記予測値から所定の決まりによってシフト
値を生成するシフト値生成手段と、n+kビット精度にお
いて前記予測値を2kで除算して予測値線形量子化値を生
成する予測値線形量子化値生成手段と、n+kビット精度
において前記入力量子化値を2k倍して線形量子化再生値
を生成する線形量子化再生値生成手段と、前記入力量子
化値と前記予測値線形量子化値の差分値によって前記予
測値または前記線形量子化再生値を補正して再生値を生
成する逆量子化手段と、前記逆量子化手段で再生された
再生値に前記シフト値を加えた画素値を出力することを
特徴とする画像復号化装置である。
【0014】第8の本発明は、n+kビットのダイナミッ
クレンジを有する画素値をnビットで符号化して伝送さ
れたデータを復号化する際に、入力量子化値の周辺の画
素から入力量子化値に対する予測値を生成する予測値生
成手段と、n+kビット精度において量子化幅が2kで2n-m
個の線形量子化代表点を有する線形量子化器を生成する
線形量子化器生成手段と、前記線形量子化器に対して前
記予測値の周辺付近にm-p個以下の量子化代表点を追加
して予測値付近の量子化幅を前記線形量子化器より小さ
くし、かつ、前記線形量子化器生成手段で用いられなか
った量子化幅が2kでm個分の範囲にp個以下の量子化代表
点を前記線形量子化器より大きな量子化幅で追加して非
線形量子化器を生成する非線形量子化器生成手段と、前
記非線形量子化器で入力量子化値を逆量子化する逆量子
化手段と、前記逆量子化手段で再生された再生値を出力
することを特徴とする画像復号化装置である。
【0015】第9の本発明は、n+kビットのダイナミッ
クレンジを有する画素値をnビットで符号化して伝送さ
れたデータを復号化する際に、入力量子化値の周辺の画
素から入力量子化値に対する予測値を生成する予測値生
成手段と、n+kビット精度において前記予測値を2kで除
算して予測値線形量子化値を生成する予測値線形量子化
値生成手段と、n+kビット精度において前記入力量子化
値を2k倍して線形量子化再生値を生成し、かつ、前記入
力量子化値が所定の値の場合には所定の線形量子化再生
値を生成する線形量子化再生値生成手段と、前記入力量
子化値と前記予測値線形量子化値の差分値によって前記
予測値または前記線形量子化再生値を補正して再生値を
生成する逆量子化手段と、前記逆量子化手段で再生され
た再生値を出力することを特徴とする画像復号化装置で
ある。
【0016】第10の発明は、n+kビットのダイナミッ
クレンジを有する画素値をnビットで符号化して伝送す
る際に、入力画素の周辺の画素から入力画素値に対する
予測値を生成し、前記予測値から所定の決まりによって
シフト値を生成し、n+kビット精度において量子化幅が2
kで2n-m個の線形量子化代表点を有する線形量子化器を
生成し、前記線形量子化器に対して前記予測値から前記
シフト値を引いたシフト予測値の周辺付近にm個以下の
量子化代表点を追加してシフト予測値付近の量子化幅を
前記線形量子化器より小さくした非線形量子化器を生成
し、前記非線形量子化器で入力画素値から前記シフト値
を引いたシフト入力値を量子化し、前記量子化された量
子化値を伝送することを特徴とする画像符号化方法。
【0017】第11の発明は、n+kビットのダイナミッ
クレンジを有する画素値をnビットで符号化して伝送さ
れたデータを復号化する際に、入力量子化値の周辺の画
素から入力量子化値に対する予測値を生成し、前記予測
値から所定の決まりによってシフト値を生成し、n+kビ
ット精度において量子化幅が2kで2n-m個の線形量子化代
表点を有する線形量子化器を生成し、前記線形量子化器
に対して前記予測値から前記シフト値を引いたシフト予
測値の周辺付近にm個以下の量子化代表点を追加してシ
フト予測値付近の量子化幅を前記線形量子化器より小さ
くした非線形量子化器を生成し、前記非線形量子化器で
入力量子化値を逆量子化し、前記逆量子化された再生値
に前記シフト値を加えた画素値を出力することを特徴と
する画像復号化方法。
【0018】
【発明の実施の形態】 (実施例1)n+kビットのダイナミックレンジを有する
画素値をnビットで符号化して伝送する際に、入力画素
の周辺の画素から入力画素値に対する予測値を生成し、
前記予測値から所定の決まりによってシフト値を生成
し、n+kビット精度において量子化幅が2kで2n-m個の線
形量子化代表点を有する線形量子化器を生成し、前記線
形量子化器に対して前記予測値から前記シフト値を引い
たシフト予測値の周辺付近にm個以下の量子化代表点を
追加してシフト予測値付近の量子化幅を前記線形量子化
器より小さくした非線形量子化器を生成し、前記非線形
量子化器で入力画素値から前記シフト値を引いたシフト
入力値を量子化し、前記量子化された量子化値を伝送す
ることを特徴とする画像符号化方法、および、n+kビッ
トのダイナミックレンジを有する画素値をnビットで符
号化して伝送されたデータを復号化する際に、入力量子
化値の周辺の画素から入力量子化値に対する予測値を生
成し、前記予測値から所定の決まりによってシフト値を
生成し、n+kビット精度において量子化幅が2kで2n-m個
の線形量子化代表点を有する線形量子化器を生成し、前
記線形量子化器に対して前記予測値から前記シフト値を
引いたシフト予測値の周辺付近にm個以下の量子化代表
点を追加してシフト予測値付近の量子化幅を前記線形量
子化器より小さくした非線形量子化器を生成し、前記非
線形量子化器で入力量子化値を逆量子化し、前記逆量子
化された再生値に前記シフト値を加えた画素値を出力す
ることを特徴とする画像復号化方法について、以下に装
置として、本発明を実施例を用いて説明する。
【0019】図1は本発明の画像符号化装置の第1の実
施例のブロック図である。図1の101は画素値入力部、1
02は線形量子化器生成部、103は非線形量子化器生成
部、104は量子化部、105は出力部、106は予測値生成
部、107はシフト値生成部である。
【0020】次に第1の実施例の装置の動作を説明す
る。ここでは説明を簡単にするために入力画素値が8ビ
ット(n+k)で表されており、符号化後の量子化値が6ビ
ット(n)であるとする。ここでn = 6, k = 2である。
【0021】画素値入力部101から入力される画素値に
対して、入力画素の周辺の画素を用いて8ビットの予測
値が予測値生成部106で生成される。ここで予測値は周
辺画素の量子化値から得られる画素値の線形和で生成さ
れる。生成された予測値を元にシフト値生成部107は、
所定の決まりによって得られるシフト値を生成する。予
測値からシフト値を引いたシフト予測値を元に線形量子
化器生成部102および非線形量子化器生成部103で、入力
画素値からシフト値を引いたシフト入力値に対する量子
化代表値が設定される。量子化部104は、シフト入力値
に対して最も近い量子化代表値を選択して出力部105に
出力する。
【0022】図2は量子化代表値の設定例である。図2
の例ではシフト予測値が"13"の場合を想定している。こ
こで線形量子化器生成部102では、予測値13を量子化代
表値として含む線形量子化代表値を設定する。図2の例
では、予測値13を中心とした4レベル(2k = 4)毎の量
子化代表値をまず設定する。またここで割り当てられる
量子化代表値の数を59個(59 = 2n - m , m = 5)とす
る。
【0023】次に非線形量子化器生成部103では、シフ
ト予測値13の前後2レベルの範囲に合計4個(4 < m =
5)の量子化代表値を追加している。これによってシフ
ト予測値の周辺だけは、量子化幅が小さく、それ以外の
部分は4レベル毎の量子化幅となる。また量子化代表値
の総数は63個(< 2n)となり、6ビットで表示できる。
そこで最も小さい値の量子化代表値に対する量子化値を
-31とし、小さい量子化代表値から順に小さい値の量子
化値を割り当てる。したがって量子化代表値が小さい順
に、-31から31までの量子化値が割り当てられる。
【0024】以上のように第1の画像符号化装置の実施
例では、基本的に線形量子化を用いてシフト予測値付近
のみに量子化代表値を追加するため、非線形量子化であ
るにも関わらずROMテーブル等を必要としない。また入
力画素値をシフトした値を直接量子化するため、量子化
値代表値(画素値)と量子化値の大小関係が一致する。
このため各量子化値自体が絶対的なレベル情報を含んで
いるため、予測値が誤った場合にも誤り伝搬がほとんど
発生しない。図2の例では、予測値周辺に追加された4
個の量子化代表値の部分(非線形部分)とシフト値分の
影響が発生するだけである。
【0025】次に上記のようにして符号化されたデータ
を復号化する第1の画像復号化装置の実施例を図3を用
いて説明する。図3の301は量子化値入力部、302は逆量
子化部、303は出力部である。
【0026】図3の実施例では、図1の実施例と同様に
予測値生成部106で生成される予測値とシフト値生成部1
07で生成されるシフト値から得られるシフト予測値に基
づいて、線形量子化器生成部102および非線形量子化器
生成部103で、予測値周辺の量子化幅のみが小さい非線
形量子化器が生成される。このようにしてできた量子化
器を用いて逆量子化部302では量子化値入力部301から入
力される量子化値を逆量子化してシフト値を加えて出力
部303に出力する。
【0027】このように第1の画像復号化装置の実施例
では、上記の符号化装置と同様にROMテーブル等を用い
ずに非線形量子化の逆量子化を実現できるため、非常に
小さい回路で復号化回路を実現できる。
【0028】(実施例2)次に図4を用いて第2の本発
明の画像符号化装置の実施例を説明する。図4の401は
線形量子化値生成部、402は非線形量子化値生成部であ
る。
【0029】画素値入力部101から入力される画素値に
対して、入力画素の周辺の画素を用いて8ビットの予測
値が予測値生成部106で生成される。生成された予測値
を元にシフト値生成部107は、所定の決まりによって得
られるシフト値を生成する。また画素値入力部101から
入力される入力画素値からシフト値を引いたシフト入力
値は、線形量子化値生成部401で予測値からシフト値を
引いたシフト予測値の下位kビットによって決定される
オフセット値を加算された後、2kで除算されて線形量子
化値に変換される。線形量子化値は、非線形量子化値生
成部402でシフト入力値とシフト予測値の差分値(入力
値と予測値の差分でもよい)を基に補正されて非線形量
子化値に変換されて出力部105から出力される。
【0030】ここで画像符号化のアルゴリズムを以下に
数式を用いて説明する。ここでは図5に示すように入力
画素値が8ビット(n+k)で表されており、符号化後の量
子化値が6ビット(n)であるとする(n = 6, k = 2)。
更に図5のように量子化幅が4レベルの線形量子化器に
対して、シフト予測値(図5の例では"13")に隣接する
量子化幅1の4個の量子化代表値と量子化幅2の2個の
量子化代表値の合計6個の量子化代表値を配置してい
る。
【0031】また以下のアルゴリズムでは、Ptは時刻t
に生成された予測値を表し、Sfは予測値から求められる
シフト値、Itは時刻tに生成された入力画素値、Qtは時
刻tに生成された量子化値、ROはオフセット値、IQは線
形量子化値を示す。更に説明を簡単にするため、予測値
は直前の時刻の再生値を使うものとする。
【0032】<画像符号化アルゴリズム> (1) Pu = P-1の上位5 bits (2) if (Pu < 0) Sf = Pu + 1 ; else (Pu > 0) Sf = Pu - 1 ; else Sf = Pu; (3) SI = I0 - Sf (4) SP = P-1 - Sf (6) RO はSP の下位2ビットが"10"の場合 2、"01"の場
合 1、"00"の場合 0、"11"の場合-1に設定する。
【0033】(7) PQ = (SP + 1) / 4 (8) IQ = (SI - RO + 2) / 4 (9) E = SI - SP (10) if (E < 0) Q4 = IQ - 3 ; E2 = (E + 1) / 2 ;
E3 = E2 - 1 else Q4 = IQ + 3 ; E2 = E / 2 ; E3 = E2 + 1 (11) Q1 = PQ + E3 ; Q0 = PQ + E (12) P4 = IQ×4 + RO ; P1 = SP + E2×2 ; P0 = SP
+ E (13) if ( |E3| > 4) Q0 = Q4 ; P0 = P4 + Sf else if ( |E3| > 1) Q0 = Q1 ; P0 = P1 + Sf else Q0 = Q0 ; P0 = P0 + Sf (14) P0をフィードバックする。
【0034】以上のようなアルゴリズムによって、入力
画素値I0が量子化値Q0に変換される。
【0035】また、シフト入力値に制限を加えた場合の
アルゴリズムは、下のようになる。 <画像符号化アルゴリズム> (1) Pu = P-1の上位5 bits (2) if (Pu < 0) Sf = Pu + 1 ; else (Pu > 0) Sf = Pu - 1 ; else Sf = Pu; (3) SI = I0 - Sf (4) SP = P-1 - Sf (5) SIを-112以上112以下に制限する。
【0036】(6) RO は SPの下位2ビットが"10"の場合
2、"01"の場合 1、"00"の場合 0、"11"の場合-1に設定
する。
【0037】(7) PQ = (SP + 1) / 4 (8) IQ = (SI - RO + 2) / 4 (9) E = SI - SP (10) if (E < 0) Q4 = IQ - 3 ; E2 = (E + 1) / 2 ;
E3 = E2 - 1 else Q4 = IQ + 3 ; E2 = E / 2 ; E3 = E2 + 1 (11) Q1 = PQ + E3 ; Q0 = PQ + E (12) P4 = IQ×4 + RO ; P1 = SP + E2×2 ; P0 = SP
+ E (13) if ( |E3| > 4) Q0 = Q4 ; P0 = P4 + Sf else if ( |E3| > 1) Q0 = Q1 ; P0 = P1 + Sf else Q0 = Q0 ; P0 = P0 + Sf (14) P0をフィードバックする。
【0038】つまり(5)が シフト入力値(SI)に対する
制限である。このアルゴリズムからも明らかなように本
発明の画像符号化は、簡単な加減算と比較のみで実行で
き、非線形量子化を用いるにも関わらずROMテーブル等
複雑な回路を必要としない。またこのアルゴリズムで
は、基本的に入力画素値を線形量子化した値とほとんど
同じ値が量子化値として得られるため、誤り伝搬の影響
がほとんど発生しない。
【0039】次に図6を用いて画像復号化装置の第2の
実施例を説明する。図6の601は線形再生値生成部、602
は非線形量子化値再生値生成部、603は予測値線形量子
化値生成部である。
【0040】まず図6の予測値生成部106で生成された
予測値からシフト値生成部107は、シフト値を生成す
る。線形再生値生成部601は、生成された予測値からシ
フト値を引いたシフト予測値の下位kビットから所定の
オフセット値を求めて、量子化値入力部301から入力さ
れる入力量子化値を2k倍した値にオフセット値を加算し
て線形再生値に変換する。
【0041】予測値線形量子化値生成部603では、シフ
ト予測値を2kで除算して予測値線形量子化値に変換す
る。非線形量子化再生値生成部602では、入力量子化値
と予測値線形量子化値の差分値によって生成される補正
値を、線形再生値または予測値に加算して量子化再生値
に変換する。出力部303は量子化再生値とシフト値を加
えた再生値を出力する。
【0042】ここで画像復号化のアルゴリズムを以下に
数式を用いて説明する。ここでは符号化と同様に、図5
に示すように入力画素値が8ビット(n+k)で表されてお
り、符号化後の量子化値が6ビット(n)であるとする
(n = 6, k = 2)。更に図5のように量子化幅が4レベ
ルの線形量子化器に対して、シフト予測値(図5の例で
は"13")に隣接する量子化幅1の4個の量子化代表値と
量子化幅2の2個の量子化代表値の合計6個の量子化代
表値を配置している。
【0043】また以下のアルゴリズムでは、Ptは時刻t
に生成された量子化再生値および予測値を表し、Sfは予
測値から求められるシフト値、Qtは時刻tに入力された
入力量子化値、ROはオフセット値、PQは予測値線形量子
化値、IQは線形再生値を示す。更に説明を簡単にするた
め、予測値は直前の時刻の量子化再生値を使うものとす
る。
【0044】<画像復号化アルゴリズム> (1) Pu = P-1の上位5 bits (2) if (Pu < 0) Sf = Pu + 1 ; else (Pu > 0) Sf = Pu - 1 ; else Sf = Pu; (3) SP = P-1 - Sf (4) ROは、P-1の下位2ビットが"10"の場合 2、"01"の
場合 1、"00"の場合 0、"11"の場合-1に設定する。
【0045】(5) PQ = (SP + 1) / 4 (6) E = Q0 - PQ (7) if (E < 0) E3 = E + 1 ; IQ = Q0 + 3 else E3 = E - 1 ; IQ = Q0 - 3 (8) P4 = IQ×4 + RO ; P1 = P-1 + E3×2 ; P0 = P-1
+ E if ( |E3| > 4) P0 = P4 + Sf else if ( |E3| > 1) P0 = P1 + Sf else P0 = P0 + Sf (7) P0をフィードバックする。
【0046】上記の画像復号化アルゴリズムも非線形量
子化を用いているのにも関わらず、逆量子化用のROMテ
ーブル等を用いずに、簡単な加減算と比較のみで実現で
きている。したがって予測値によって量子化器が適応的
に変化するにも関わらず非常に小さい回路で実現でき
る。
【0047】(実施例3)図7を用いて第3の本発明の
画像符号化装置実施例を説明する。ここでは説明を簡単
にするために入力画素値が8ビット(n+k)で表されてお
り、符号化後の量子化値が6ビット(n)であるとする。
ここでn = 6, k = 2である。
【0048】図7の701は線形量子化器生成部である。
画素値入力部101から入力される画素値に対して、入力
画素の周辺の画素を用いて8ビットの予測値が予測値生
成部106で生成される。ここで予測値は周辺画素の量子
化値から得られる画素値の線形和で生成される。予測値
を元に線形量子化器生成部102および非線形量子化器生
成部701で、入力画素値に対する量子化代表値が設定さ
れる。量子化部104は、入力値に対して最も近い量子化
代表値を選択して出力部105に出力する。
【0049】図8は量子化代表値の設定例である。図8
の例では予測値が"13"の場合を想定している。ここで線
形量子化器生成部102では、予測値13を量子化代表値と
して含む線形量子化代表値を設定する。図8の例では、
予測値13を中心とした4レベル(2k = 4)毎の量子化代
表値をまず設定する。またここで割り当てられる量子化
代表値の数を59個(59 = 2n - m , m = 5)とする。こ
の場合-128から-119と119から127までの領域は量子化代
表値として選択される領域外となる。
【0050】次に非線形量子化器生成部701では、予測
値13の前後2レベルの範囲に合計2個( m-p= 2 < m =
5)の量子化代表値を追加している。これによって予測
値の周辺だけは、量子化幅が小さく、それ以外の部分は
4レベル毎の量子化幅となる。
【0051】また、前記線形量子化器生成部102で量子
化代表値として選択されない領域において、-128から-1
19の量子化値を-31,119から127までの量子化値を31とす
ると、量子化代表値の総数は63個(< 2n)となり、6ビ
ットで表示できる。そこで最も小さい値の量子化代表値
に対する量子化値を-31とし、小さい量子化代表値から
順に小さい値の量子化値を割り当てる。したがって量子
化代表値が小さい順に、-31から31までの量子化値が割
り当てられる。
【0052】以上のように本実施例では、基本的に線形
量子化を用いて予測値付近と画素レベルの両端に量子化
代表値を追加するだけなので、非線形量子化であるにも
関わらずROMテーブル等を必要としない。また入力画素
値をシフトした値を直接量子化するため、量子化値代表
値(画素値)と量子化値の大小関係が一致する。このた
め各量子化値自体が絶対的なレベル情報を含んでいるた
め、予測値が誤った場合にも誤り伝搬がほとんど発生し
ない。図8の例では、予測値周辺に追加された2個の量
子化代表値の部分(非線形部分)の影響が発生するだけ
である。
【0053】次に上記のようにして符号化されたデータ
を復号化する第3の画像復号化装置の実施例を図9を用
いて説明する。図9の901は非線形量子化器生成部であ
る。
【0054】図9の実施例では、図8の実施例と同様に
予測値生成部106で生成される予測値に基づいて、線形
量子化器生成部102および非線形量子化器生成部901で、
予測値周辺の量子化幅のみが小さくかつ、画素レベルの
両端の量子化幅が大きい非線形量子化器が生成される。
このようにしてできた量子化器を用いて逆量子化部302
では量子化値入力部301から入力される量子化値を逆量
子化してシフト値を加えて出力部303に出力する。
【0055】このように第3の画像復号化装置の実施例
では、上記の符号化装置と同様にROMテーブル等を用い
ずに非線形量子化の逆量子化を実現できるため、非常に
小さい回路で復号化回路を実現できる。
【0056】(実施例4)次に図10を用いて第4の本
発明の画像符号化装置の実施例を説明する。図10の10
01は入力値制限部、1002は非線形量子化値生成部であ
る。
【0057】画素値入力部101から入力される画素値に
対して、入力画素の周辺の画素を用いて8ビットの予測
値が予測値生成部106で生成される。また画素値入力部1
01から入力される入力画素値は、入力値制御部1001にお
いて、所定の領域内の場合はそのままの値が線形量子化
部401に入力され、所定の領域外の場合は所定の非線形
量子化値が非線形量子化値生成部1002に入力される。所
定の領域内の入力値は線形量子化値生成部401で予測値
の下位kビットによって決定されるオフセット値を加算
された後、2kで除算されて線形量子化値に変換される。
線形量子化値は、非線形量子化値生成部1002で、入力値
が所定の領域内である場合は入力値と予測値の差分値を
基に補正されて非線形量子化値に変換されて、入力値が
所定の領域外の場合には入力値制御部1001において生成
された非線形量子化値が出力部105から出力される。
【0058】図11は量子化代表値の設定例である。こ
こでは図11に示すように入力画素値が8ビット(n+k)
で表されており、符号化後の量子化値が6ビット(n)で
あるとする(n = 6, k = 2)。更に図11のように量子
化幅が4レベルの線形量子化器に対して、予測値(図1
1の例では"13")に隣接する量子化幅1の4個の量子化
代表値を配置している。また、入力値が、-128から-115
かの領域にある場合は、量子化値を-31,115から127の領
域にある場合は量子化値を31とする。
【0059】次に図12を用いて画像復号化装置の第4
の実施例を説明する。1201は非線形量子化値再生値生成
部である。
【0060】まず図12の予測値生成部106で予測値が
生成される。線形再生値生成部601は、生成された予測
値の下位kビットから所定のオフセット値を求めて、量
子化値入力部301から入力される入力量子化値を2k倍し
た値にオフセット値を加算して線形再生値に変換する。
【0061】予測値線形量子化値生成部603では、予測
値を2kで除算して予測値線形量子化値に変換する。非線
形量子化再生値生成部1201では、入力量子化値が所定の
値でない場合には入力量子化値と予測値線形量子化値の
差分値によって生成される補正値を、線形再生値または
予測値に加算して量子化再生値に変換し出力部303に出
力し、入力量子化値が所定の値である場合には所定の量
子化再生値を出力部303に出力する。
【0062】ここで画像復号化のアルゴリズムを以下に
説明する。ここでは符号化と同様に、図11に示すよう
に入力画素値が8ビット(n+k)で表されており、符号化
後の量子化値が6ビット(n)であるとする(n = 6, k =
2)。更に図11のように量子化幅が4レベルの線形量
子化器に対して、予測値(図11の例では"13")に隣接
する量子化幅1の4個の量子化代表値を配置している。
また、量子化値が-31の場合には、-123を、量子化値が3
1の場合には、123を、それぞれ量子化再生値とする。
【0063】上記の画像復号化アルゴリズムも非線形量
子化を用いているのにも関わらず、逆量子化用のROMテ
ーブル等を用いずに、簡単な加減算と比較のみで実現で
きている。したがって予測値によって量子化器が適応的
に変化するにも関わらず非常に小さい回路で実現でき
る。
【0064】次に本発明の画像符号化装置では、線形量
子化器に量子化代表点を追加して非線形量子化器を実現
する。このため非線形量子化部に追加した量子化代表点
の数だけ線形量子化器の量子化代表点の数が減るので予
測シフト値によって量子化範囲(ダイナミックレンジ)
を広げているが、線形量子化器の量子化範囲(ダイナミ
ックレンジ)を制限する必要がある場合がある。
【0065】(実施例5)そこで図13は本発明の第5
の画像符号化装置の実施例である。図13の1301は入力
値制限部、1302は画像符号化部である。
【0066】図13の画素値入力部101から入力された
入力画素値101はまず入力値制限部1301で線形量子化器
で量子化可能な範囲に制限される。制限された入力値は
画像符号化部1302で上述した符号化処理によって量子化
値に変換されて出力部105に出力される。ここで非線形
量子化部でm個の量子化代表点を追加する際には、少な
くともm×2kレベルだけ入力画素値のダイナミックレン
ジを低減する必要がある。
【0067】(実施例6)また図14は本発明の第6の
画像符号化装置の実施例である。図14の1401は量子化
値制限部である。
【0068】図14の画素値入力部101から入力された
入力画素値101は画像符号化部1302で上述した符号化処
理によって量子化値に変換される。次に量子化値制限部
1401では入力される量子化値を検出し、量子化値に決め
られた最小値から最大値の範囲を越える場合には、範囲
内に制限して出力部105に出力する。同時に制限された
量子化値は画像符号化部1302に入力されて予測値の生成
に利用される。
【0069】本実施例では、量子化値を制限することに
よって、入力値のダイナミックレンジの制限を省くこと
が可能になる。
【0070】また上記実施例5と実施例6を用いること
によって、所定のnビットのパターンを通常の量子化で
使用禁止にすることが可能になる。これによって量子化
値に誤りが発生していることを示すエラーコードを割り
当てることが可能になる。例えば量子化値が6ビットで
ある場合に、-31から31を量子化で利用し、-32をエラー
コードに設定することが可能である。
【0071】なお、本発明の画像符号化装置と復号化装
置では共通の処理が多い。そこで、符号化装置と復号化
装置を切り替えて利用することによって、ほとんどの回
路を共有できるために、回路規模を大幅に低減すること
も可能になる。
【0072】また、本実施例の非線形量子化のパターン
は一例であって、様々なパターンが実現できる。
【0073】以上のように本発明の画像符号化装置と復
号化装置を多数の実施例を用いて説明した。本発明は任
意の画像信号に対応可能であり、予測値の生成方法、入
力画素値や量子化値のビット数等も実施例以外の任意の
方法を適用可能である。また実施例のブロック図で説明
した構成も処理順番も含めて様々の実現方法が可能であ
り、ソフトウエアによる実現も可能である。更に上記の
複数の技術を組み合わせた画像符号化装置、画像復号化
装置も可能である。
【0074】
【発明の効果】上記のような構成によって、本発明では
基本的に線形量子化を用いて予測値付近のみに量子化代
表値を追加するため、非線形量子化であるにも関わらず
ROMテーブル等を必要としない。また入力画素値を直接
量子化するため、量子化値代表値(画素値)と量子化値
の大小関係が一致する。このため各量子化値自体が絶対
的なレベル情報を含んでいるため、予測値が誤った場合
にも誤り伝搬がほとんど発生しない。
【0075】また本発明の復号化装置も同様にROMテー
ブル等を用いずに非線形量子化を実現しており、回路規
模を低減できる。
【0076】また本発明の画像符号化または復号化は、
線形量子化を基本としているため、簡単な加減算器と比
較器のみで実現できる。このため小さな回路規模で実現
できると同時に、ソフトウエアでも高速に処理すること
が可能になる。更に画像符号化および復号化の回路を共
有することによって回路規模を更に低減することも可能
である。
【0077】また本発明の画像符号化または復号化は、
ダイナミックレンジを制限する非線形量子化を行なって
いるにもかかわらず、予測値から求められるシフト値を
用いることによりダイナミックレンジの拡大を行なった
り、非線形量子化で選択される量子化代表点を特定の領
域で量子化幅を大きくすることによってダイナミックレ
ンジの拡大を行なっているので線形量子化と同等のダイ
ナミックレンジを実現することができる。
【0078】また本発明では、入力画素値または量子化
値の範囲を制限して特定のパターンをエラーコードに割
り当てることができる。これによって伝送路で誤りが発
生した場合にもエラーコードを検出して誤り修整するこ
とによって、誤りの影響を小さくすることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像符号化装置の第1の実施例のブロ
ック図
【図2】本発明の画像符号化装置の第1の量子化器の説
明図
【図3】本発明の画像復号化装置の第1の実施例のブロ
ック図
【図4】本発明の画像符号化装置の第2の実施例のブロ
ック図
【図5】本発明の画像符号化装置の第2の量子化器の説
明図
【図6】本発明の画像復号化装置の第2の実施例のブロ
ック図
【図7】本発明の画像符号化装置の第3の実施例のブロ
ック図
【図8】本発明の画像符号化装置の第3の量子化器の説
明図
【図9】本発明の画像復号化装置の第3の実施例のブロ
ック図
【図10】本発明の画像符号化装置の第4の実施例のブ
ロック図
【図11】本発明の画像符号化装置の第4の量子化器の
説明図
【図12】本発明の画像復号化装置の第4の実施例のブ
ロック図
【図13】本発明の画像符号化装置の第5の実施例のブ
ロック図
【図14】本発明の画像符号化装置の第6の実施例のブ
ロック図
【符号の説明】
101 画素値入力部 102 線形量子化器生成部 103,701,901 非線形量子化器生成部 104 量子化部 105,303 出力部 106 予測値生成部 107 シフト値生成部 301 量子化値入力部 302 逆量子化部 401 線形量子化値生成部 402,1002 非線形量子化値生成部 601 線形再生値生成部 602,1201 非線形量子化再生値生成部 603 予測値線形量子化値生成部 1001 入力値制限部 1301 入力値制御部 1302 画像符号化部 1401 量子化値制御部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n+kビットのダイナミックレンジを有す
    る画素値をnビットで符号化して伝送する際に、入力画
    素の周辺の画素から入力画素値に対する予測値を生成す
    る予測値生成手段と、 前記予測値から所定の決まりによってシフト値を生成す
    るシフト値生成手段と、 n+kビット精度において量子化幅が2kで2n-m個の線形量
    子化代表点を有する線形量子化器を生成する線形量子化
    器生成手段と、 前記線形量子化器に対して前記予測値から前記シフト値
    を引いたシフト予測値の周辺付近にm個以下の量子化代
    表点を追加してシフト予測値付近の量子化幅を前記線形
    量子化器より小さくした非線形量子化器を生成する非線
    形量子化器生成手段と、 前記非線形量子化器で入力画素値から前記シフト値を引
    いたシフト入力値を量子化する量子化手段と、 前記量子化手段で選択された量子化値を伝送することを
    特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 n+kビットのダイナミックレンジを有す
    る画素値をnビットで符号化して伝送する際に、入力画
    素の周辺の画素から入力画素値に対する予測値を生成す
    る予測値生成手段と、 前記予測値から所定の決まりによってシフト値を生成す
    るシフト値生成手段と、 n+kビット精度において入力画素値から前記シフト値を
    引いたシフト入力値を2 kで除算して線形量子化値を生成
    する線形量子化値生成手段と、 前記入力画素値と前記予測値の差分値によって前記線形
    量子化値を補正して非線形量子化値を生成する非線形量
    子化値生成手段と、 前記非線形量子化値を伝送することを特徴とする画像符
    号化装置。
  3. 【請求項3】 n+kビットのダイナミックレンジを有す
    る画素値をnビットで符号化して伝送する際に、入力画
    素の周辺の画素から入力画素値に対する予測値を生成す
    る予測値生成手段と、 n+kビット精度において量子化幅が2kで2n-m個の線形量
    子化代表点を有する線形量子化器を生成する線形量子化
    器生成手段と、 前記線形量子化器に対して前記予測値の周辺付近にm-p
    個以下の量子化代表点を追加して予測値付近の量子化幅
    を前記線形量子化器より小さくし、かつ、前記線形量子
    化器生成手段で用いられなかった量子化幅が2kでm個分
    の範囲にp個以下の量子化代表点を前記線形量子化器よ
    り大きな量子化幅で追加して非線形量子化器を生成する
    非線形量子化器生成手段と、 前記非線形量子化器で入力値を量子化する量子化手段
    と、 前記量子化手段で選択された量子化値を伝送することを
    特徴とする画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 n+kビットのダイナミックレンジを有す
    る画素値をnビットで符号化して伝送する際に、入力画
    素の周辺の画素から入力画素値に対する予測値を生成す
    る予測値生成手段と、 入力値の大きさを制限して制限入力値を出力し、かつ、
    制限された値に対する制限量子化値を出力する入力値制
    限手段と、 n+kビット精度において前記制限入力値を2kで除算して
    線形量子化値を生成する線形量子化値生成手段と、 前記制限入力値と前記予測値の差分値によって前記線形
    量子化値を補正して非線形量子化値を生成し、かつ、前
    記入力値制限手段で入力画素が制限された場合には、制
    限量子化値を非線形量子化値とする非線形量子化値生成
    手段と、 前記非線形量子化値を伝送することを特徴とする画像符
    号化装置。
  5. 【請求項5】 線形量子化器生成手段または線形量子化
    値生成手段が、予測値を2kで除算した余りによって線形
    量子化器の代表点の位置または入力値に前記余りによっ
    て決定されるオフセット値を加算するオフセット値加算
    手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれ
    か1項に記載の画像符号化装置。
  6. 【請求項6】 入力値に対して、シフト入力値の大きさ
    を制限する入力値制限手段を有することを特徴とする請
    求項1または2記載の画像符号化装置。
  7. 【請求項7】 量子化手段または非線形量子化値生成手
    段が、生成される量子化値に対して、量子化値の大きさ
    を制限する量子化値制限手段を有することを特徴とする
    請求項1から4のいずれか1項に記載の画像符号化装
    置。
  8. 【請求項8】 量子化手段または非線形量子化値生成手
    段が、入力画素値が最小である場合に対応する量子化値
    が最小値となり、入力画素値が大きくなるにしたがって
    対応する量子化値も大きな値となることを特徴とする請
    求項1から4のいずれか1項に記載の画像符号化装置。
  9. 【請求項9】 n+kビットのダイナミックレンジを有す
    る画素値を、nビットで符号化して伝送する際に、入力
    画素の周辺の画素から生成される予測値から前記予測値
    から生成されるシフト値を引いたシフト予測値を元にn
    ビットに非線形量子化する画像符号化装置であって、 前記非線形量子化が、特定のパターンをエラーコードと
    定義し、通常の符号化では利用しないことを特徴とする
    画像符号化装置。
  10. 【請求項10】 n+kビットのダイナミックレンジを有
    する画素値をnビットで符号化して伝送されたデータを
    復号化する際に、 入力量子化値の周辺の画素から入力量子化値に対する予
    測値を生成する予測値生成手段と、 前記予測値から所定の決まりによってシフト値を生成す
    るシフト値生成手段と、 n+kビット精度において量子化幅が2kで2n-m個の線形量
    子化代表点を有する線形量子化器を生成する線形量子化
    器生成手段と、 前記線形量子化器に対して前記予測値から前記シフト値
    を引いたシフト予測値の周辺付近にm個以下の量子化代
    表点を追加してシフト予測値付近の量子化幅を前記線形
    量子化器より小さくした非線形量子化器を生成する非線
    形量子化器生成手段と、 前記非線形量子化器で入力量子化値を逆量子化する逆量
    子化手段と、 前記逆量子化手段で再生された再生値に前記シフト値を
    加えた画素値を出力することを特徴とする画像復号化装
    置。
  11. 【請求項11】 n+kビットのダイナミックレンジを有
    する画素値をnビットで符号化して伝送されたデータを
    復号化する際に、 入力量子化値の周辺の画素から入力量子化値に対する予
    測値を生成する予測値生成手段と、 前記予測値から所定の決まりによってシフト値を生成す
    るシフト値生成手段と、 n+kビット精度において前記予測値を2kで除算して予測
    値線形量子化値を生成する予測値線形量子化値生成手段
    と、 n+kビット精度において前記入力量子化値を2k倍して線
    形量子化再生値を生成する線形量子化再生値生成手段
    と、 前記入力量子化値と前記予測値線形量子化値の差分値に
    よって前記予測値または前記線形量子化再生値を補正し
    て再生値を生成する逆量子化手段と、 前記逆量子化手段で再生された再生値に前記シフト値を
    加えた画素値を出力することを特徴とする画像復号化装
    置。
  12. 【請求項12】 n+kビットのダイナミックレンジを有
    する画素値をnビットで符号化して伝送されたデータを
    復号化する際に、 入力量子化値の周辺の画素から入力量子化値に対する予
    測値を生成する予測値生成手段と、 n+kビット精度において量子化幅が2kで2n-m個の線形量
    子化代表点を有する線形量子化器を生成する線形量子化
    器生成手段と、 前記線形量子化器に対して前記予測値の周辺付近にm-p
    個以下の量子化代表点を追加して予測値付近の量子化幅
    を前記線形量子化器より小さくし、かつ、前記線形量子
    化器生成手段で用いられなかった量子化幅が2kでm個分
    の範囲にp個以下の量子化代表点を前記線形量子化器よ
    り大きな量子化幅で追加して非線形量子化器を生成する
    非線形量子化器生成手段と、 前記非線形量子化器で入力量子化値を逆量子化する逆量
    子化手段と、 前記逆量子化手段で再生された再生値を出力することを
    特徴とする画像復号化装置。
  13. 【請求項13】 n+kビットのダイナミックレンジを有
    する画素値をnビットで符号化して伝送されたデータを
    復号化する際に、 入力量子化値の周辺の画素から入力量子化値に対する予
    測値を生成する予測値生成手段と、 n+kビット精度において前記予測値を2kで除算して予測
    値線形量子化値を生成する予測値線形量子化値生成手段
    と、 n+kビット精度において前記入力量子化値を2k倍して線
    形量子化再生値を生成し、かつ、前記入力量子化値が所
    定の値の場合には所定の線形量子化再生値を生成する線
    形量子化再生値生成手段と、 前記入力量子化値と前記予測値線形量子化値の差分値に
    よって前記予測値または前記線形量子化再生値を補正し
    て再生値を生成する逆量子化手段と、 前記逆量子化手段で再生された再生値を出力することを
    特徴とする画像復号化装置。
  14. 【請求項14】 線形量子化器生成手段または線形量子
    化再生値生成手段が、予測値を2kで除算した余りによっ
    て線形量子化器の代表点の位置または線形量子化再生値
    に前記余りによって決定されるオフセット値を加算する
    オフセット値加算手段を有することを特徴とする請求項
    10から13のいずれか1項に記載の画像復号化装置。
  15. 【請求項15】 n+kビットのダイナミックレンジを有
    する画素値をnビットで符号化して伝送する際に、入力
    画素の周辺の画素から入力画素値に対する予測値を生成
    し、 前記予測値から所定の決まりによってシフト値を生成
    し、 n+kビット精度において量子化幅が2kで2n-m個の線形量
    子化代表点を有する線形量子化器を生成し、 前記線形量子化器に対して前記予測値から前記シフト値
    を引いたシフト予測値の周辺付近にm個以下の量子化代
    表点を追加してシフト予測値付近の量子化幅を前記線形
    量子化器より小さくした非線形量子化器を生成し、 前記非線形量子化器で入力画素値から前記シフト値を引
    いたシフト入力値を量子化し、 前記量子化された量子化値を伝送することを特徴とする
    画像符号化方法。
  16. 【請求項16】 n+kビットのダイナミックレンジを有
    する画素値をnビットで符号化して伝送されたデータを
    復号化する際に、 入力量子化値の周辺の画素から入力量子化値に対する予
    測値を生成し、 前記予測値から所定の決まりによってシフト値を生成
    し、 n+kビット精度において量子化幅が2kで2n-m個の線形量
    子化代表点を有する線形量子化器を生成し、 前記線形量子化器に対して前記予測値から前記シフト値
    を引いたシフト予測値の周辺付近にm個以下の量子化代
    表点を追加してシフト予測値付近の量子化幅を前記線形
    量子化器より小さくした非線形量子化器を生成し、 前記非線形量子化器で入力量子化値を逆量子化し、 前記逆量子化された再生値に前記シフト値を加えた画素
    値を出力することを特徴とする画像復号化方法。
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