JPH105666A - ダイコータ及びシートの連続塗装方法 - Google Patents
ダイコータ及びシートの連続塗装方法Info
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- JPH105666A JPH105666A JP18405896A JP18405896A JPH105666A JP H105666 A JPH105666 A JP H105666A JP 18405896 A JP18405896 A JP 18405896A JP 18405896 A JP18405896 A JP 18405896A JP H105666 A JPH105666 A JP H105666A
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- sheet
- lip
- paint
- die
- die coater
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リップに対向して連続移送されるシートの表
面に連続塗装を施すダイコータであって、リップとシー
ト表面との間隙を的確に調整することが出来るダイコー
タ及び当該ダイコータを使用したシートの連続塗装方法
を提供する。 【解決手段】 長手方向に沿って内部にマニホールド
(13)及びこれに連続する塗料吐出用のスロット(1
4)が形成され、かつ、前縁にスロット(14)の開口
部を形成するリップ(14c)が長手方向に沿って設け
られたダイ(1)を備え、リップ(14c)に対向して
連続移送されるシート(S)の表面に連続塗装を施すダ
イコータにおいて、リップ(14c)の下方には、リッ
プ(14c)とシート(S)の表面との間から溢流した
塗料を流下させるガイド板(17)がリップ(14c)
の長手方向に沿って設けられている。
面に連続塗装を施すダイコータであって、リップとシー
ト表面との間隙を的確に調整することが出来るダイコー
タ及び当該ダイコータを使用したシートの連続塗装方法
を提供する。 【解決手段】 長手方向に沿って内部にマニホールド
(13)及びこれに連続する塗料吐出用のスロット(1
4)が形成され、かつ、前縁にスロット(14)の開口
部を形成するリップ(14c)が長手方向に沿って設け
られたダイ(1)を備え、リップ(14c)に対向して
連続移送されるシート(S)の表面に連続塗装を施すダ
イコータにおいて、リップ(14c)の下方には、リッ
プ(14c)とシート(S)の表面との間から溢流した
塗料を流下させるガイド板(17)がリップ(14c)
の長手方向に沿って設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイコータに関す
るものであり、詳しくは、ダイの前縁に配置されたリッ
プ間から吐出される塗料により、当該リップに対向して
連続移送されるシートの表面に連続塗装を施すダイコー
タであって、リップとシート表面との間隙を的確に調整
することが出来るダイコータ及び当該ダイコータを使用
したシートの連続塗装方法に関するものである。
るものであり、詳しくは、ダイの前縁に配置されたリッ
プ間から吐出される塗料により、当該リップに対向して
連続移送されるシートの表面に連続塗装を施すダイコー
タであって、リップとシート表面との間隙を的確に調整
することが出来るダイコータ及び当該ダイコータを使用
したシートの連続塗装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダイコータは、その前縁に対向して連続
的に移送されるシートの表面に連続塗装を施す装置であ
り、上下の金型により長手方向に沿って内部にマニホー
ルド及びこれに連続する塗料吐出用のスロットが形成さ
れたダイを備えている。そして、ダイの前縁には、上記
スロットの開口部を形成するリップが長手方向に沿って
設けられており、リップ間から吐出される塗料によりシ
ート表面に連続塗装を施す様に構成されている。
的に移送されるシートの表面に連続塗装を施す装置であ
り、上下の金型により長手方向に沿って内部にマニホー
ルド及びこれに連続する塗料吐出用のスロットが形成さ
れたダイを備えている。そして、ダイの前縁には、上記
スロットの開口部を形成するリップが長手方向に沿って
設けられており、リップ間から吐出される塗料によりシ
ート表面に連続塗装を施す様に構成されている。
【0003】前記ダイコータに係る新規な技術に関し、
本件出願人は、ダイの分解を行うことなく容易に塗工幅
の調整が可能なダイコータ(特開平6−198240号
公報)、ダイの分解を行うことなく効率良く且つ容易に
塗料の変更が可能なダイコータ(特開平6−47334
号公報)等を既に特許出願している。
本件出願人は、ダイの分解を行うことなく容易に塗工幅
の調整が可能なダイコータ(特開平6−198240号
公報)、ダイの分解を行うことなく効率良く且つ容易に
塗料の変更が可能なダイコータ(特開平6−47334
号公報)等を既に特許出願している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記ダイコ
ータを使用したシートの連続塗装において、リップとシ
ート表面との間隙は、塗装状態に大きく影響する。即
ち、間隙が広すぎる場合には、シート表面に対する塗装
圧が不足して塗装ムラや塗装切れが発生する。反体に、
間隙が狭すぎる場合には、塗料の吐出量より間隙の空間
体積が小さくなって塗料が間隙から無駄に溢流すると共
に、シート表面の塗装厚も薄くなってしまう。また、シ
ートは連続移送される関係で表面に若干の振れが伴うこ
とから、間隙が狭すぎる場合には、シート表面にリップ
が接触してシート表面を損傷する虞もある。
ータを使用したシートの連続塗装において、リップとシ
ート表面との間隙は、塗装状態に大きく影響する。即
ち、間隙が広すぎる場合には、シート表面に対する塗装
圧が不足して塗装ムラや塗装切れが発生する。反体に、
間隙が狭すぎる場合には、塗料の吐出量より間隙の空間
体積が小さくなって塗料が間隙から無駄に溢流すると共
に、シート表面の塗装厚も薄くなってしまう。また、シ
ートは連続移送される関係で表面に若干の振れが伴うこ
とから、間隙が狭すぎる場合には、シート表面にリップ
が接触してシート表面を損傷する虞もある。
【0005】本発明は、前記の問題を解決すべくなされ
たものであり、その目的は、リップに対向して連続移送
されるシートの表面に連続塗装を施すダイコータであっ
て、リップとシート表面との間隙を的確に調整すること
が出来るダイコータ及び当該ダイコータを使用したシー
トの連続塗装方法を提供することにある。
たものであり、その目的は、リップに対向して連続移送
されるシートの表面に連続塗装を施すダイコータであっ
て、リップとシート表面との間隙を的確に調整すること
が出来るダイコータ及び当該ダイコータを使用したシー
トの連続塗装方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明のダイコータは、長手方向に沿って内部にマ
ニホールド及び当該マニホールドに連続する塗料吐出用
のスロットが形成され、かつ、前縁に前記スロットの開
口部を形成するリップが長手方向に沿って設けられたダ
イを備え、前記リップに対向して連続移送されるシート
の表面に連続塗装を施すダイコータにおいて、上記リッ
プの下方には、リップとシート表面との間から溢流した
塗料を流下させるガイド板がリップの長手方向に沿って
設けられていることを特徴とする。
め、本発明のダイコータは、長手方向に沿って内部にマ
ニホールド及び当該マニホールドに連続する塗料吐出用
のスロットが形成され、かつ、前縁に前記スロットの開
口部を形成するリップが長手方向に沿って設けられたダ
イを備え、前記リップに対向して連続移送されるシート
の表面に連続塗装を施すダイコータにおいて、上記リッ
プの下方には、リップとシート表面との間から溢流した
塗料を流下させるガイド板がリップの長手方向に沿って
設けられていることを特徴とする。
【0007】本発明のダイコータにおいて、好ましく
は、ダイのリップとシート表面との間隙を微調整するダ
イの調整装置を設ける。また、ガイド板の下方には、ガ
イド板の下縁から滴下した塗料を受ける受け樋を設ける
のが好ましい。
は、ダイのリップとシート表面との間隙を微調整するダ
イの調整装置を設ける。また、ガイド板の下方には、ガ
イド板の下縁から滴下した塗料を受ける受け樋を設ける
のが好ましい。
【0008】また、本発明のシートの連続塗装方法は、
前記ダイコータを使用してシートの表面を連続塗装する
にあたり、ガイド板表面の塗料の流下量またはガイド板
下縁から受け樋への塗料の滴下量に応じてリップとシー
トとの間隙を調整することを特徴とする。
前記ダイコータを使用してシートの表面を連続塗装する
にあたり、ガイド板表面の塗料の流下量またはガイド板
下縁から受け樋への塗料の滴下量に応じてリップとシー
トとの間隙を調整することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
るダイコータの実施形態を説明する。図1は本発明に係
るダイコータの模式的な側面図であり、図2は同ダイコ
ータの模式的な正面図である。
るダイコータの実施形態を説明する。図1は本発明に係
るダイコータの模式的な側面図であり、図2は同ダイコ
ータの模式的な正面図である。
【0010】本発明のダイコータは、図1に示す様に、
長手方向に沿って内部にマニホールド(13)及び当該
マニホールド(13)に連続する塗料吐出用のスロット
(14)が形成され、かつ、前縁にスロット(14)の
開口部を形成する上下一対のリップ(14c)が長手方
向に沿って設けられたダイ(1)を備えている。そし
て、リップ(14c)、(14c)間から吐出される塗
料により、リップ(14c)に対向して連続移送される
シート(S)の表面を連続塗装する様に構成されてい
る。
長手方向に沿って内部にマニホールド(13)及び当該
マニホールド(13)に連続する塗料吐出用のスロット
(14)が形成され、かつ、前縁にスロット(14)の
開口部を形成する上下一対のリップ(14c)が長手方
向に沿って設けられたダイ(1)を備えている。そし
て、リップ(14c)、(14c)間から吐出される塗
料により、リップ(14c)に対向して連続移送される
シート(S)の表面を連続塗装する様に構成されてい
る。
【0011】前記ダイ(1)は、上下の金型(11)及
び(12)によって構成される。そして、上下の金型
(11)、(12)の間、すなわち、上下の金型の正面
側の分離面の間に、前記マニホールド(13)及びこれ
に連続する塗料吐出用のスロット(14)が形成されて
いる。また、スロット(14)の開口部を形成するリッ
プ(14c)は、上下の金型(11)、(12)の前縁
にそれぞれ形成されている。
び(12)によって構成される。そして、上下の金型
(11)、(12)の間、すなわち、上下の金型の正面
側の分離面の間に、前記マニホールド(13)及びこれ
に連続する塗料吐出用のスロット(14)が形成されて
いる。また、スロット(14)の開口部を形成するリッ
プ(14c)は、上下の金型(11)、(12)の前縁
にそれぞれ形成されている。
【0012】また、ダイ(1)においては、図2に示す
様に、塗工幅を調整するため、一対の薄板状のディッケ
ル(3)が液密状態でスロット(14)に介装される。
各ディッケル(3)は、マニホールド(13)両端の開
口からそれぞれ挿入されたパイプ状のディッケルシャフ
ト(2)の先端に設けられており、各ディッケルシャフ
ト(2)は、モーターやボール螺子などを含む移動機構
(7)によってマニホールド(13)内を移動可能に構
成される。斯かるディッケルシャフト(2)の移動によ
り、各ディッケル(3)間の距離が変更されて塗工幅が
調整される。
様に、塗工幅を調整するため、一対の薄板状のディッケ
ル(3)が液密状態でスロット(14)に介装される。
各ディッケル(3)は、マニホールド(13)両端の開
口からそれぞれ挿入されたパイプ状のディッケルシャフ
ト(2)の先端に設けられており、各ディッケルシャフ
ト(2)は、モーターやボール螺子などを含む移動機構
(7)によってマニホールド(13)内を移動可能に構
成される。斯かるディッケルシャフト(2)の移動によ
り、各ディッケル(3)間の距離が変更されて塗工幅が
調整される。
【0013】塗工に使用される塗料は、各ディッケルシ
ャフト(2)の基端側から、これらディッケルシャフト
(2)内の空間(以下、塗料流路と言う。)を介してダ
イ(1)のマニホールド(13)に供給される。そし
て、各ディッケル(3)によって幅が規定されたスロッ
ト(14)を通じて上下のリップ(14c)、(14
c)間から吐出される。塗料の供給量および供給圧力
は、スロット(14)の間隙距離、塗工幅、塗工速度な
どに応じて決定される。更に、前記ダイ(1)において
は、ディッケルシャフト(2)の塗料流路に対して流路
遮断用ピグ(図示省略)を液密かつ摺動自在に挿入し、
何れかのディッケルシャフト(2)の塗料流路を選択的
に遮断することにより、塗料の変更(色替え)を行う機
構が備えられていてもよい。
ャフト(2)の基端側から、これらディッケルシャフト
(2)内の空間(以下、塗料流路と言う。)を介してダ
イ(1)のマニホールド(13)に供給される。そし
て、各ディッケル(3)によって幅が規定されたスロッ
ト(14)を通じて上下のリップ(14c)、(14
c)間から吐出される。塗料の供給量および供給圧力
は、スロット(14)の間隙距離、塗工幅、塗工速度な
どに応じて決定される。更に、前記ダイ(1)において
は、ディッケルシャフト(2)の塗料流路に対して流路
遮断用ピグ(図示省略)を液密かつ摺動自在に挿入し、
何れかのディッケルシャフト(2)の塗料流路を選択的
に遮断することにより、塗料の変更(色替え)を行う機
構が備えられていてもよい。
【0014】また、本発明のダイコータは、ダイ(1)
のリップ(14c)とシート(S)表面との間隙を的確
に微調整するため、例えば、手動ハンドルの操作によっ
てボールネジなどの駆動ネジを回転させることにより、
ダイコータ全体をシート(S)の表面に対して接近離間
させるダイの調整装置(図示省略)を備えている。
のリップ(14c)とシート(S)表面との間隙を的確
に微調整するため、例えば、手動ハンドルの操作によっ
てボールネジなどの駆動ネジを回転させることにより、
ダイコータ全体をシート(S)の表面に対して接近離間
させるダイの調整装置(図示省略)を備えている。
【0015】前記シート(S)は、ダイ(1)の前方に
配置されたバックアップロール(9)に巻回され、図示
省略した搬送装置によりリップ(14c)の直前を上方
に向かって連続移送される。なお、シート(S)として
は、例えば、アルミニウム、ステンレス、鋼、メッキ鋼
などの薄板や、PETなどの樹脂フィルムが挙げられ、
その厚さは、通常0.05〜1mm程度である。一方、
前記の塗料としては、例えば、フッ素樹脂、ポリエステ
ル樹脂などを成分とするクリヤー塗料、アルミニウム粉
や黄銅粉などをメタリック顔料とし、アクリル樹脂やア
ルキッド樹脂などをビヒクル樹脂成分とするメタリック
塗料などが挙げられる。
配置されたバックアップロール(9)に巻回され、図示
省略した搬送装置によりリップ(14c)の直前を上方
に向かって連続移送される。なお、シート(S)として
は、例えば、アルミニウム、ステンレス、鋼、メッキ鋼
などの薄板や、PETなどの樹脂フィルムが挙げられ、
その厚さは、通常0.05〜1mm程度である。一方、
前記の塗料としては、例えば、フッ素樹脂、ポリエステ
ル樹脂などを成分とするクリヤー塗料、アルミニウム粉
や黄銅粉などをメタリック顔料とし、アクリル樹脂やア
ルキッド樹脂などをビヒクル樹脂成分とするメタリック
塗料などが挙げられる。
【0016】シート(S)を巻回して支持するバックア
ップロール(9)としては、シート(S)よりも高い硬
度が必要であり、通常は、金属製のロールが使用され
る。バックアップロール(9)は、シート(S)の搬送
ラインの搬送ロールとしても機能し、前記ダイ(1)の
リップ(14c)に対向して配置され且つリップ(14
c)に対してシート(S)の表面を一定の距離に維持す
る様になされている。リップ(14c)とシート(S)
表面との間隙は、塗料の粘度などにもよるが、例えば、
0.01〜0.5mm程度とされる。
ップロール(9)としては、シート(S)よりも高い硬
度が必要であり、通常は、金属製のロールが使用され
る。バックアップロール(9)は、シート(S)の搬送
ラインの搬送ロールとしても機能し、前記ダイ(1)の
リップ(14c)に対向して配置され且つリップ(14
c)に対してシート(S)の表面を一定の距離に維持す
る様になされている。リップ(14c)とシート(S)
表面との間隙は、塗料の粘度などにもよるが、例えば、
0.01〜0.5mm程度とされる。
【0017】バックアップロール(9)の軸長はシート
(S)の幅よりも長く設定される。また、バックアップ
ロール(9)の直径は、シート(S)の材質や厚さ及び
塗料の粘度などに基づいて設定される。斯かる直径は、
表面に塗布した塗料が流れることのない程度の曲率でシ
ート(S)を支持し得る大きさであり、例えば、200
〜1000mm程度とされる。ダイ(1)近傍のシート
(S)のパスラインは、その表面に塗布された塗料の付
着性を高めるため、通常は、バックアップロール(9)
に対し、略下方から略上方に向けて巻回されたラインと
される。
(S)の幅よりも長く設定される。また、バックアップ
ロール(9)の直径は、シート(S)の材質や厚さ及び
塗料の粘度などに基づいて設定される。斯かる直径は、
表面に塗布した塗料が流れることのない程度の曲率でシ
ート(S)を支持し得る大きさであり、例えば、200
〜1000mm程度とされる。ダイ(1)近傍のシート
(S)のパスラインは、その表面に塗布された塗料の付
着性を高めるため、通常は、バックアップロール(9)
に対し、略下方から略上方に向けて巻回されたラインと
される。
【0018】本発明のダイコータにおいて、前記リップ
(14c)の下方には、リップ(14c)とシート
(S)の表面との間隙から溢流した塗料を流下させるガ
イド板(17)がリップ(14c)の長手方向に沿って
設けられている。即ち、ガイド板(17)は、リップ
(14c)の直下に上端部を臨ませた略垂直姿勢を保っ
て、下側の金型(12)に、例えばネジ止めされてい
る。このガイド板(17)は、耐溶剤性の高いものであ
れば、特に材質は限定されないが、一般にはステンレス
鋼板などで構成される。また、このガイド板(17)
は、塗料の流下状況を容易に目視確認できる様にするた
め、例えば、塗料色が明色の場合には黒色、暗色の場合
には白色に着色しておくのが好ましいが、透明性の合成
樹脂にて構成してもよい。
(14c)の下方には、リップ(14c)とシート
(S)の表面との間隙から溢流した塗料を流下させるガ
イド板(17)がリップ(14c)の長手方向に沿って
設けられている。即ち、ガイド板(17)は、リップ
(14c)の直下に上端部を臨ませた略垂直姿勢を保っ
て、下側の金型(12)に、例えばネジ止めされてい
る。このガイド板(17)は、耐溶剤性の高いものであ
れば、特に材質は限定されないが、一般にはステンレス
鋼板などで構成される。また、このガイド板(17)
は、塗料の流下状況を容易に目視確認できる様にするた
め、例えば、塗料色が明色の場合には黒色、暗色の場合
には白色に着色しておくのが好ましいが、透明性の合成
樹脂にて構成してもよい。
【0019】また、前記ガイド板(17)の下方には、
ガイド板(17)の下縁から滴下した塗料を受ける受け
樋(18)が設けられている。この受け樋(18)も、
ガイド板(17)と同様の材質により構成され、ガイド
板(17)と同様の着色が施される。そして、この受け
樋(18)は、ダイコータの設置面上に配置され、ある
いは、下側の金型(12)にステーを介してネジ止めさ
れるが、前記ガイド板(17)と一体に構成してもよ
い。
ガイド板(17)の下縁から滴下した塗料を受ける受け
樋(18)が設けられている。この受け樋(18)も、
ガイド板(17)と同様の材質により構成され、ガイド
板(17)と同様の着色が施される。そして、この受け
樋(18)は、ダイコータの設置面上に配置され、ある
いは、下側の金型(12)にステーを介してネジ止めさ
れるが、前記ガイド板(17)と一体に構成してもよ
い。
【0020】以上の様に構成されたダイコータにおいて
は、一定速度でバックアップロール(9)上を下方から
上方に向かって連続的に移送されるシート(S)の表面
に対し、ダイ(1)のリップ(14c)、(14c)間
から一定の流量で塗料を吐出することにより、シート
(S)の表面に連続的の塗装を施す。
は、一定速度でバックアップロール(9)上を下方から
上方に向かって連続的に移送されるシート(S)の表面
に対し、ダイ(1)のリップ(14c)、(14c)間
から一定の流量で塗料を吐出することにより、シート
(S)の表面に連続的の塗装を施す。
【0021】この様なダイコータによる塗装工程におい
て、リップ(14c)とシート(S)の表面との間隙か
ら塗料の溢流があった場合、溢流した塗料はガイド板
(17)の表面を流下する。そして、塗料の流下量が多
いときには、さらにガイド板(17)の下縁から受け樋
(18)内に塗料が滴下する。そこで、ガイド板(1
7)の表面または受け樋(18)内を目視することによ
り、塗料の溢流およびその多少を確認する。
て、リップ(14c)とシート(S)の表面との間隙か
ら塗料の溢流があった場合、溢流した塗料はガイド板
(17)の表面を流下する。そして、塗料の流下量が多
いときには、さらにガイド板(17)の下縁から受け樋
(18)内に塗料が滴下する。そこで、ガイド板(1
7)の表面または受け樋(18)内を目視することによ
り、塗料の溢流およびその多少を確認する。
【0022】目視確認の結果、塗料の溢流が多すぎると
判断される場合には、図示省略したダイの調整装置によ
り、ダイ(1)全体をシート(S)側から若干離間させ
る。その結果、塗料の溢流量が減少すれば、リップ(1
4c)とシート(S)表面との間隙が適正範囲に近づく
ので、塗料の溢流が無くなるまでダイ(1)を離間させ
る。なお、リップ(14c)とシート(S)表面との間
隙が広くなり過ぎると、塗料の溢流が増大してボタ落ち
するので、その場合には、反対にダイ(1)をシート
(S)側に若干接近させる。これにより、シート(S)
表面の塗装ムラや塗装切れの発生を未然に防止してシー
ト(S)表面の塗装厚を適性範囲に維持することが出来
る。また、塗料の無駄な溢流や、シート(S)表面にリ
ップ(14c)が接触することによるシート(S)表面
の損傷も未然に防止することが出来る。なお、シート
(S)に対しダイ(1)を微調整装置により接近離間さ
せても、塗料の溢流量に大きな変化がない場合には、塗
料の供給装置や塗料の供給経路に異常があるものと判断
してこれに対処する。
判断される場合には、図示省略したダイの調整装置によ
り、ダイ(1)全体をシート(S)側から若干離間させ
る。その結果、塗料の溢流量が減少すれば、リップ(1
4c)とシート(S)表面との間隙が適正範囲に近づく
ので、塗料の溢流が無くなるまでダイ(1)を離間させ
る。なお、リップ(14c)とシート(S)表面との間
隙が広くなり過ぎると、塗料の溢流が増大してボタ落ち
するので、その場合には、反対にダイ(1)をシート
(S)側に若干接近させる。これにより、シート(S)
表面の塗装ムラや塗装切れの発生を未然に防止してシー
ト(S)表面の塗装厚を適性範囲に維持することが出来
る。また、塗料の無駄な溢流や、シート(S)表面にリ
ップ(14c)が接触することによるシート(S)表面
の損傷も未然に防止することが出来る。なお、シート
(S)に対しダイ(1)を微調整装置により接近離間さ
せても、塗料の溢流量に大きな変化がない場合には、塗
料の供給装置や塗料の供給経路に異常があるものと判断
してこれに対処する。
【0023】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、リ
ップとシート表面との間隙から塗料の溢流があった場
合、溢流した塗料はガイド板表面を流下し、その下縁か
ら樋内に滴下する。そこで、ガイド板表面または樋内を
目視することにより、塗料の溢流およびその多少を確認
することが出来、その確認結果に応じて塗料の供給装置
や塗料流路の異常を発見することが可能となる。そし
て、塗料の溢流が多すぎる場合には、ダイをシート側か
ら若干離間させ、離間させ過ぎて塗料の溢流が増大した
場合には、ダイをシート側に若干接近させることによ
り、リップとシート表面との間隙を的確に調整すること
が出来る。その結果、塗装ムラや塗装切れの発生を未然
に防止してシート表面の塗装厚を適性範囲に維持するこ
とが出来ると共に、塗料の無駄な溢流やシート表面の損
傷も未然に防止することが出来る。
ップとシート表面との間隙から塗料の溢流があった場
合、溢流した塗料はガイド板表面を流下し、その下縁か
ら樋内に滴下する。そこで、ガイド板表面または樋内を
目視することにより、塗料の溢流およびその多少を確認
することが出来、その確認結果に応じて塗料の供給装置
や塗料流路の異常を発見することが可能となる。そし
て、塗料の溢流が多すぎる場合には、ダイをシート側か
ら若干離間させ、離間させ過ぎて塗料の溢流が増大した
場合には、ダイをシート側に若干接近させることによ
り、リップとシート表面との間隙を的確に調整すること
が出来る。その結果、塗装ムラや塗装切れの発生を未然
に防止してシート表面の塗装厚を適性範囲に維持するこ
とが出来ると共に、塗料の無駄な溢流やシート表面の損
傷も未然に防止することが出来る。
【図1】本発明に係るダイコータの模式的な側面図であ
る。
る。
【図2】同ダイコータの模式的な正面図である。
1:ダイ 2:ディッケルシャフト 3:ディッケル 7:移動機構 9:バックアップロール 11:上側の金型 12:下側の金型 13:マニホールド 14:スロット 14c:リップ 17:ガイド板 18:受け樋
Claims (4)
- 【請求項1】 長手方向に沿って内部にマニホールド及
び当該マニホールドに連続する塗料吐出用のスロットが
形成され、かつ、前縁に前記スロットの開口部を形成す
るリップが長手方向に沿って設けられたダイを備え、前
記リップに対向して連続移送されるシートの表面に連続
塗装を施すダイコータにおいて、上記リップの下方に
は、リップとシート表面との間から溢流した塗料を流下
させるガイド板がリップの長手方向に沿って設けられて
いることを特徴とするダイコータ。 - 【請求項2】 ダイのリップとシート表面との間隙を微
調整するダイの調整装置を備えた請求項1記載のダイコ
ータ。 - 【請求項3】 ガイド板の下方には、ガイド板の下縁か
ら滴下した塗料を受ける受け樋が設けられている請求項
1または2記載のダイコータ。 - 【請求項4】 請求項2または3記載のダイコータを使
用してシートの表面を連続塗装するにあたり、ガイド板
表面の塗料の流下量またはガイド板下縁から受け樋への
塗料の滴下量に応じてリップとシートとの間隙を調整す
ることを特徴とするシートの連続塗装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18405896A JPH105666A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | ダイコータ及びシートの連続塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18405896A JPH105666A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | ダイコータ及びシートの連続塗装方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH105666A true JPH105666A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16146644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18405896A Withdrawn JPH105666A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | ダイコータ及びシートの連続塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH105666A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990033752A (ko) * | 1997-10-27 | 1999-05-15 | 구광시 | 프라이머가 도포된 폴리에스테르 필름의 제조방법 |
| JP2011167613A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Mitsubishi Chemicals Corp | 塗膜形成方法、および塗膜積層体の製造方法 |
| JP2013126614A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-27 | Fujifilm Corp | 塗布装置、及び塗膜付きフィルムの製造方法 |
| JP2015131281A (ja) * | 2014-01-15 | 2015-07-23 | ユニバーサル製缶株式会社 | スプレーノズル及び缶本体内面塗布装置 |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP18405896A patent/JPH105666A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990033752A (ko) * | 1997-10-27 | 1999-05-15 | 구광시 | 프라이머가 도포된 폴리에스테르 필름의 제조방법 |
| JP2011167613A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Mitsubishi Chemicals Corp | 塗膜形成方法、および塗膜積層体の製造方法 |
| JP2013126614A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-27 | Fujifilm Corp | 塗布装置、及び塗膜付きフィルムの製造方法 |
| JP2015131281A (ja) * | 2014-01-15 | 2015-07-23 | ユニバーサル製缶株式会社 | スプレーノズル及び缶本体内面塗布装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |