JPH105668A - 回転式基板処理装置 - Google Patents
回転式基板処理装置Info
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- JPH105668A JPH105668A JP8169011A JP16901196A JPH105668A JP H105668 A JPH105668 A JP H105668A JP 8169011 A JP8169011 A JP 8169011A JP 16901196 A JP16901196 A JP 16901196A JP H105668 A JPH105668 A JP H105668A
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Abstract
プ洗浄用治具などの着脱操作やその保管の専用スペース
が不要になり、しかも、通常の基板の回転処理時には基
板保持手段のみを低トルクで好適に回転駆動することが
できる。 【解決手段】 回転処理時には、カップ洗浄部材13は
スピンチャック1の回転軸6と分離され、スピンチャッ
ク1のみ回転駆動される。カップ洗浄時には、スピンチ
ャック1と飛散防止カップ3と相対昇降させることによ
り、カップ洗浄部材13をカップ洗浄高さに移動させる
とともに、カップ洗浄部材13を回転伝達部25を介し
て回転軸6に係合連結する。この状態でカップ洗浄部材
13を回転させるとともにカップ洗浄部材13の上方か
ら洗浄液供給ノズル12を介して、洗浄液案内部15に
洗浄液を供給する。洗浄液案内部15に供給された洗浄
液は、遠心力によって噴出して飛散防止カップ3の内面
を洗浄する。
Description
ォトマスク用のガラス基板、液晶表示装置用のガラス基
板、光ディスク用の基板など(以下、単に基板と称す
る)に対してフォトレジスト液、ポリイミド樹脂、SOG
(Spin On Glass,シリカ系被膜形成材とも呼ばれる)液
などの処理液を吐出して回転自在の基板の表面に塗布処
理を施す回転式基板処理装置に係り、特に基板を保持す
る基板保持手段の周囲に配設された飛散防止カップの内
面を洗浄する技術に関する。
は、スピンチャックなどの基板保持手段の周囲を取り囲
むように飛散防止カップが配備されており、基板への処
理液回転塗布の際に飛散した処理液を飛散防止カップで
受け止めて回収するようになっている。ところで、回転
塗布処理に伴って飛散した処理液が飛散防止カップの内
面に付着して、それが乾燥して固化すると、飛散防止カ
ップの内部形状が実質的に変化することになって塗布性
能に影響を与えたり、回転時の振動等によって処理液の
固化物が微粉末状の塵埃となって浮遊して、被処理基板
の表面に付着して基板を汚染することがある。このよう
な不都合を防止するために、飛散防止カップの内面に付
着した処理液を適宜洗浄することが好ましい。このよう
な洗浄を行う手段として、次のようなものが提案実施さ
れている。
れた装置では、飛散防止カップの周囲に洗浄液を流通さ
せる送液管を配備し、この送液管から分岐した複数個の
導管を飛散防止カップの内面に開口させ、これらの開口
から洗浄液を吐出して飛散防止カップの内面を流下させ
ることによって、飛散防止カップの内面を洗浄してい
る。
平7−66116号公報で開示された装置では、通常の
回転塗布処理の際には取り外されている洗浄治具を飛散
防止カップ洗浄時にスピンチャック上に装着して洗浄を
行っている。具体的には、略円盤状を呈したこの洗浄治
具は、洗浄液が供給される内部空間あるいは下部空間を
備え、この内部空間あるいは下部空間が多数の吐出口を
介して洗浄治具の周部に開口している。この洗浄治具を
スピンチャックを介して回転させながら前記内部空間あ
るいは下部空間にノズルを介して洗浄液を供給し、この
洗浄液を前記洗浄治具の周部に形成した吐出口から遠心
力によって噴射させて飛散防止カップの内面を洗浄して
いる。
示された装置では、スピンチャック自体に洗浄液誘導部
を備えて、外部から供給される洗浄液を洗浄液誘導部を
介して周囲に遠心噴射させて飛散防止カップの内面を洗
浄している。
従来例には次のような問題点がある。すなわち、従来例
(1)によると、飛散防止カップ内面の開口から吐出さ
れた洗浄液をカップ内面を流下させることによって洗浄
している関係で、洗浄液を勢い良く噴射してカップ内面
を洗浄するというような機械的な洗浄力が発揮できな
い。そのため洗浄能力が比較的低く、充分な洗浄効果を
得るのに多量の洗浄液が必要になるという問題点があ
る。
面に向けて遠心噴射させているので、洗浄液の溶解洗浄
能に機械的な洗浄力が付加される結果、洗浄能力は高め
られるが、洗浄処理の都度、洗浄治具をスピンチャック
に保持装着する必要があるとともに、洗浄処理後は洗浄
治具を取り外して保管しておく必要がある。そのため洗
浄処理のための段取りに時間がかかるとともに、洗浄治
具を保管する専用スペースを要するという難点がある。
また、洗浄治具の装着によってスピンチャック表面が汚
損されやすく、その結果、スピンチャックに載置された
基板の裏面を汚染する恐れもある。
体に洗浄液誘導部を備えてあるので上記従来例(1)お
よび(2)に見られたような不都合はなく、高い洗浄能
力が得られるが、洗浄液誘導部を飛散防止カップ内面に
近づけるためにスピンチャック自体を大径にする必要が
ある。その結果、スピンチャックが大型になり、それだ
け大きな駆動トルクが必要になるので、スピンチャック
駆動機構を大出力のものにしなければならないという別
異の問題点がある。特に通常の回転処理時にはスピンチ
ャックは高速回転されるので、スピンチャックが大型化
すると、その回転数の制御が困難になる。
たものであって、飛散防止カップの洗浄能力が高く、ま
たカップ洗浄用治具などの着脱操作やその保管の専用ス
ペースが不要になり、しかも、通常の基板の回転処理時
には基板保持手段のみを低トルクで好適に回転駆動する
ことができる回転式基板処理装置を提供することを目的
とする。
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の回転式基板処理装置は、基板を保
持する基板保持手段と、前記基板保持手段を回転軸を介
して鉛直軸芯周りに回転駆動する回転駆動手段と、前記
基板上に処理液を供給する処理液供給手段と、前記基板
保持手段の周囲を囲むように配設され、基板に供給され
た処理液が基板の回転に伴って飛散することを防止する
飛散防止カップとを備えた回転式基板処理装置におい
て、前記飛散防止カップの上方から洗浄液を供給する洗
浄液供給手段と、前記基板保持手段の回転軸に挿通配備
され、前記洗浄液供給手段から供給された洗浄液を外周
部へ導く洗浄液案内部が形成されたカップ洗浄部材と、
基板の回転処理時には前記基板保持手段と前記カップ洗
浄部材とが接近するとともに、前記基板保持手段の周囲
を飛散防止カップが取り囲み、カップ洗浄時には前記基
板保持手段とカップ洗浄部材とが離間するとともに、前
記カップ洗浄部材の外周部に飛散防止カップの内面が対
向するように、前記基板保持手段に対してカップ洗浄部
材および飛散防止カップを相対昇降させる昇降手段と、
前記基板保持手段とカップ洗浄部材とが接近したときは
カップ洗浄部材と前記回転軸との係合を解除し、前記基
板保持手段とカップ洗浄部材とが離間したときはカップ
洗浄部材と前記回転軸とを係合連結させる係合手段と、
を備えていることを特徴とするものである。
置は、請求項1に記載の回転式基板処理装置において、
前記カップ洗浄部材は、その上面がほぼ平坦に形成され
ていることを特徴とするものである。
置は、請求項1または請求項2に記載の回転式基板処理
装置において、前記カップ洗浄部材の洗浄液案内部は、
前記洗浄液供給手段から供給される洗浄液を受け入れる
平面視環状の溝を有することを特徴とするものである。
る。通常の基板の回転処理時には、昇降手段によって基
板保持手段とカップ洗浄部材とが接近されることによ
り、カップ洗浄部材と基板保持手段の回転軸との係合が
解除される。したがって、基板保持手段のみが回転駆動
手段によって回転駆動されることになり、基板保持手段
に保持されている基板面に処理液を回転塗布することが
できる。回転塗布処理時に基板の周囲に飛散した処理液
は、昇降手段によって基板保持手段を取り囲む位置に移
動されている飛散防止カップによって受け止められて回
収される。
昇降手段によって基板保持手段とカップ洗浄部材とが離
間されることにより、カップ洗浄部材と基板保持手段の
回転軸とが係合手段を介して係合連結される。するとカ
ップ洗浄部材の外周部は、飛散防止カップの内面と対向
することになる。この状態で回転駆動手段が回転駆動さ
れるとその回転力が回転軸を介してカップ洗浄部材に伝
達され、カップ洗浄部材を回転駆動することができる。
したがって、洗浄液供給手段により飛散防止カップの上
方から洗浄液を供給すると、洗浄液がカップ洗浄部材の
上面に供給されて洗浄液にカップ洗浄部材の遠心力を加
えることができる。洗浄液供給手段は、飛散防止カップ
の上方からカップ洗浄部材に対して洗浄液を供給するよ
うになっているので、洗浄液をカップ洗浄部材の下方か
ら供給する場合に比較して供給時のロスを低減すること
ができるとともに、その供給位置が適切であるか否かを
容易に確認することができ、不適切な場合には適切な位
置に調整することができる。この洗浄液は、洗浄液案内
部に案内されてカップ洗浄部材の外周部から遠心力によ
って周囲に噴出されるので、飛散防止カップの内面を効
果的に洗浄することができる。
とおりである。カップ洗浄部材は、その上方から供給さ
れた洗浄液をその平坦部で受け止めて遠心力によって外
周部に噴出する。カップ洗浄部材の上面を平坦に形成す
ることによって、その厚みを薄くすることができるの
で、カップ洗浄部材の回転駆動時における慣性力を小さ
くすることができる。したがって、回転駆動手段として
駆動トルクが小さなものを採用することができる。ま
た、カップ洗浄時において停止状態から所定の回転速度
に到達するまでの時間を短くすることができるので、そ
の処理時間を短縮することができる。
方から供給された洗浄液は、カップ洗浄部材の平面視環
状の溝によって一旦受け止められ、その外周部へと導か
れる。このように洗浄液は、一旦、その溝によって受け
止められてから外周部へと噴出されるので、洗浄液供給
手段の直下部分に供給された洗浄液が溝によって全周に
拡がり、カップ洗浄部材のほぼ全周にわたって洗浄液を
ほぼ均一に行きわたらせることができる。したがって、
カップ洗浄部材のほぼ全周から均等に洗浄液を噴出させ
ることができる。その結果、飛散防止カップの内面をほ
ぼ全周にわたって均一に洗浄することができる。
実施例を説明する。図1ないし図3は、実施例に係る回
転式基板処理装置の概略構成を示す縦断面図である。特
に、図1は基板の回転処理工程を示す図であり、図2は
基板の搬送工程を示す図であり、図3はカップ洗浄工程
を示す図である。また、図4は、カップ洗浄工程におけ
る要部を拡大した図であり、図5はカップ洗浄部材を示
す一部切り欠き斜視図であり、図6はカップ洗浄部材の
外周面の一部位を示す側面図である。
を吸着保持して鉛直軸芯周りに水平回転するスピンチャ
ック1を備え、このスピンチャック1の上方には、例え
ば、フォトレジスト液を基板Wの回転中心付近に供給す
る処理液供給ノズル2を備えている。また、スピンチャ
ック1に吸着保持されている基板Wの周囲には、基板W
に供給されたフォトレジスト液が周囲に飛散することを
防止するためにそれらを囲うように飛散防止カップ3が
配備されている。この飛散防止カップ3の底部には、飛
散した余剰のフォトレジスト液を回収するための排液回
収ドレイン4aや、フォトレジスト液が飛散する際に発
生するミストやパーティクルを含む気流を排気するため
の排気口4bが形成されている。これらの排液回収ドレ
イン4aおよび排気口4bに一般的に連通接続されてい
る排液配管や排気ダクトは、図示を省略している。な
お、上記のスピンチャック1は本発明の基板保持手段に
相当し、処理液供給ノズル2は本発明の処理液供給手段
に相当するものである。
さく形成されており、平面視ほぼ円形状を呈するもので
ある。このスピンチャック1は、その底部に突出形成さ
れた部分に、電動モータ5の回転軸6の上端部に嵌め込
まれている。この電動モータ5は、本発明における回転
駆動手段に相当すものである。
と内カップ3bとから2重筒状に構成されてベース板7
の外縁部に係止されている。ベース板7には、回転処理
時に基板Wの裏面に回り込んだフォトレジスト液や付着
したミストを洗浄除去するために、基板Wの裏面に向け
て洗浄液を吐出するためのバックリンスノズル8が配設
されている。なお、基板Wのサイズが大きな場合、例え
ばφ300mm(12インチ)である場合には洗浄する
面積が大きいので、平面視でほぼ直交する位置の4箇所
にバックリンスノズル8を配設することが好ましい。ベ
ース板7は、その底部を上下一対のシリンダ9,10に
支持された昇降板11に支持部材を介して取り付けられ
ている。これらのシリンダ9,10の伸縮組み合わせに
よって飛散防止カップ3を3段階に昇降可能に構成され
ている。これらのシリンダ9,10は、本発明における
昇降手段に相当するものである。
ップ洗浄部材13に対して上方から洗浄液を供給するた
めの洗浄液供給ノズル12が配設されている。この洗浄
液供給ノズル12は、図3に示すように図示しない移動
機構によって移動自在に構成されている。図1中におい
て実線で示した状態が洗浄液供給ノズル12の待機位置
であり、図3中において実線で示した状態が洗浄液の供
給位置である。このように、回転処理時には飛散防止カ
ップ3から側方に外れた待機位置にあり、カップ洗浄時
においてのみ飛散防止カップ3の上方の供給位置に移動
するように構成されているので、回転処理時において洗
浄液が基板Wの表面に落下(いわゆるぼた落ち)して回
転処理に悪影響を与えることを防止することができる。
ク1に連動連結された回転軸6には、スピンチャック1
よりも大径のカップ洗浄部材13が緩挿されている。こ
のカップ洗浄部材13は、平面視ほぼ円形状を呈し、好
ましくはPEEK(ポリ・エーテル・エーテル・ケト
ン),PP(ポリプロピレン),PE(ポリエチレ
ン),PVDF(2フッ化テフロン)などの合成樹脂で
形成される。カップ洗浄部材13には、後述するように
飛散防止カップ3のベース板7が比較的上昇位置にある
ときに、バックリンスノズル8との干渉を回避するため
にそれが挿通される貫通孔14が形成されている。カッ
プ洗浄部材13の上面外周側には、洗浄液供給ノズル1
2から供給される洗浄液を受け入れてその外周部へと導
く洗浄液案内部15が形成されている。
成されて上方に向かって開口した溝状の環状開口部16
を有し、その内部には、洗浄液を貯留するための貯留部
17が形成されている。この貯留部17に貯留した洗浄
液は、外周面に形成された噴出部18の多数の噴出口1
9から遠心力によって周囲に噴出するようになってい
る。なお、この無数の噴出口19は、図6に示すよう
に、水平方向、やや上向きというように広範囲に効率よ
く洗浄液が噴出するように上下方向に向きが異なるよう
に分散して形成されている。また、噴出部18の上方に
は、飛散防止カップ3側に向かって張り出した鍔部20
が形成されている。さらに、この鍔部20は、図1に示
す回転処理時には、内カップ3bの上部の一部を兼用す
るように形成されている。係る構成によると回転処理時
には、内カップ3bと一体化するので、飛散防止カップ
3内に流入して基板Wの周縁部を流下する気流の整流作
用を妨げることがなく、基板Wの回転処理を好適に行う
ことができる。
より、飛散防止カップ3とカップ洗浄部材13との間隔
を極めて狭い間隔Lにすることができ、カップ洗浄時に
噴出口19からやや上向きに噴出する洗浄液が、図6
(a)中に点線矢印で示すように飛散防止カップ3外に
漏れて飛散することを防止することができる。なお、点
線矢印のように飛散防止カップ3外に洗浄液が漏れ出る
と、その上方に位置するスピンチャック1が汚染されて
基板Wを汚染する問題が生じる。
示すように、飛散防止カップ3のベース板7が比較的上
昇位置にあるときには、ベース板7に受け持ち支持され
ることにより、飛散防止カップ3と一体的に昇降するよ
うに構成されている。また、図3および図4に示すよう
に、飛散防止カップ3が下方位置にあるときには、回転
軸6の中間部位に形成された小径円盤状の回転伝達部2
5に受け持ち支持されるとともに、カップ洗浄部材13
の下面中心側に形成されたピン26が、回転伝達部25
の係合孔27に係合してカップ洗浄部材13が回転軸6
と一体的に回転するようになっている。なお、上述した
回転伝達部25,ピン26,係合孔27は、本発明にお
ける係合手段に相当するものである。
装置の動作について以下に説明する。通常の回転処理工
程では、図1に示すように、両シリンダ9,10を共に
伸長させて飛散防止カップ3をスピンチャック1の高さ
にまで上昇させる。そして、処理液供給ノズル2からフ
ォトレジスト液を基板Wの表面に供給し、基板Wを高速
で回転駆動させることによりフォトレジスト液を回転塗
布する。なお、上述したようにカップ洗浄部材13は内
カップ3bと一体化しているので、整流作用を妨げるこ
とがなく、回転処理を好適に行うことができる。この処
理において、飛散したフォトレジスト液は、飛散防止カ
ップ3で受け止められて回収される。基板Wの表面への
フォトレジスト液塗布が完了すると、バックリンスノズ
ル8から回転状態の基板W裏面に向けて洗浄液を吹き付
け供給し、バックリンスを行う。なお、この工程中、洗
浄液供給ノズル12は図1に示す待機位置にある。
3はベース板7に受け止め支持されて飛散防止カップ3
と一体的に上昇しており、スピンチャック1に接近した
位置にある。このとき、カップ洗浄部材13と回転伝達
部25との係合が解かれているので、スピンチャック1
が回転駆動されても、カップ洗浄部材13は停止したま
まである。なお、上述したバックリンスにおいて、洗浄
液はその一部がカップ洗浄部材13上に落下して気化す
るが、カップ洗浄部材13は熱伝導率が小さく比熱が大
きな合成樹脂で形成されているので、カップ洗浄部材1
3はそれほど温度低下することはない。したがって、カ
ップ洗浄部材13に近接している基板Wの温度低下も防
止することができるので、基板Wに均一なフォトレジス
ト被膜を塗布形成することができる。
処理基板Wの搬入を行う搬送工程について図2を参照し
て説明する。まず、一対のシリンダ9,10のうちの上
方のシリンダ9のみを収縮させて飛散防止カップ3を1
段階だけ下降させる。そして、飛散防止カップ3の上方
にスピンチャック1だけを突出させた状態で、図示しな
い搬送ロボットなどによって基板の搬送が行われる。こ
のときカップ洗浄部材13はベース板7に受け持たれ
て、中段にまで下降している。
て、図3ないし図5を参照して説明する。この工程で
は、両シリンダ9,10を収縮させて飛散防止カップ3
を大きく下降させる。このとき飛散防止カップ3ととも
に下降したカップ洗浄部材13は、その下降途中で図4
および図5に示すように、回転軸6に配設された回転伝
達部25に受け止められて停止し、それ以降は飛散防止
カップ3だけが下降する。その結果、カップ洗浄部材1
3の外周部に形成された洗浄液案内部15が飛散防止カ
ップ3における外カップ3aと内カップ3bとの間に臨
む高さ位置に保持される。また、このときカップ洗浄部
材13のピン26が回転伝達部25の係合孔27に係合
して、カップ洗浄部材13が回転軸6と一体的に回転可
能となる。さらに、図3中に二点鎖線で示す待機位置に
ある洗浄液供給ノズル12が、図示しない移動機構によ
って移動されて、図3中に実線で示す供給位置にまで移
動される。
チャック1とともに回転軸6を介して回転駆動しつつ、
洗浄液供給ノズル12から洗浄液を供給する。供給され
た洗浄液は環状開口部16を通って貯留部17に貯留す
るが、遠心力によって噴出部18から外周方向に向かっ
て噴出し、外カップ3aと内カップ3bの内面を洗浄す
る。このとき図6に示すように、カップ洗浄部材13の
噴出部18からは水平方向および上向きの各噴出口19
から洗浄液が噴出するので、飛散防止カップ3の外カッ
プ3aおよび内カップ3bの内面全体が均等に洗浄され
る。なお、カップ洗浄部材13を高速で回転することに
よって、洗浄液案内部15とほぼ対向している外カップ
3aの洗浄効果を一層高め、続いてカップ洗浄部材13
の回転速度を落とすことによって、洗浄液案内部15の
下方に位置する内カップ3bの洗浄効果を一層高めるよ
うにしてもよい。また、上述したようにカップ洗浄部材
13の最外周部には鍔部20が形成されているので、上
方へ噴出した洗浄液が外カップ3aの外部に漏れだすこ
とに起因する不都合を回避することができる。
部材13を回転させつつ洗浄液を洗浄液供給ノズル12
から供給するようにしたが、カップ洗浄部材13を停止
した状態で洗浄液を供給開始し、その後にカップ洗浄部
材13を回転駆動するようにしてもよい。このようにす
ると、貯留部17の全周にわたって洗浄液を均等に行き
わたらせることができ、カップ洗浄部材13を回転駆動
した際に、噴出部18から均等に洗浄液を噴出させるこ
とができる。したがって、外カップ3aおよび内カップ
3bの内面全周をほぼ均等に洗浄することができる。
12が上方からカップ洗浄部材13に洗浄液を供給する
ように構成されている関係上、洗浄液の供給位置を目視
によって容易に確認することができる。したがって、カ
ップ洗浄部材13への洗浄液の供給位置が不適切なため
にカップ洗浄部材13から噴出する洗浄液の量が不足す
るような不都合が生じる場合には、その位置を調整する
ことにより不都合を回避することができる。
ル12を1つだけ備えた構成で説明したが、図3中に点
線で示すように、回転中心を挟んだ反対側にも洗浄液供
給ノズル12を配備し、2本の洗浄液供給ノズル12か
ら洗浄液を供給するようにしてもよい。係る構成による
と、貯留部17の全周にわたってより均等に洗浄液を供
給することができるので、上述した例と同様に外カップ
3aおよび内カップ3bの内面全周を均等に洗浄するこ
とができる。なお、洗浄液供給ノズル12の本数は、カ
ップ洗浄部材13の貯留部17の容積や、カップ洗浄部
材13の大きさに関連する基板Wのサイズに応じて適宜
設定すればよい。
ップ洗浄部材13を回転させて洗浄工程を行った結果、
飛散防止カップ3の内面に洗浄ムラが発生している場合
には、一方側にカップ洗浄部材13を回転させて洗浄を
行う第1の洗浄工程と、他方側にカップ洗浄部材13を
回転させて洗浄を行う第2の洗浄工程とを行うようにし
てもよい。このように正逆方向にカップ洗浄部材13を
回転させることにより、カップ洗浄部材13の噴出部1
8から噴出する洗浄液の噴出軌跡を平面視でみた場合
の、遠心力に伴う偏りが相殺される。その結果、洗浄ム
ラを抑制することができる。
噴出口19は、図7(a),(b)に示すように、縦方
向に沿って形成したスリット状の噴出口19としてもよ
い。このような噴出口19を採用することにより、上下
方向の広範囲にわたって洗浄液を噴出させることができ
る。
の変形例について説明する。このカップ洗浄部材30
は、その上部がほぼ平坦に形成されていることが上述し
たカップ洗浄部材13と大きく異なっている。
溝である環状溝32と、この環状溝32からカップ洗浄
部材30の周縁部まで平坦に形成された平坦部33とに
よって構成されている。飛散防止カップ3の洗浄工程で
は、カップ洗浄部材30を回転させつつ環状溝32に向
けて洗浄液供給ノズル12から洗浄液が供給される。供
給された洗浄液は、環状溝32をその全周にわたって満
たすが、溢れた洗浄液は遠心力により平坦部33から外
カップ3aおよび内カップ3bの内面全周に噴出する。
このようにカップ洗浄部材30を構成しても、上述した
カップ洗浄部材13と同様の効果を得ることができる。
部である貯留部17を形成している関係上、カップ洗浄
部材13の厚みが大きくなって慣性力が大きくなるが、
このカップ洗浄部材30では浅い環状溝32を形成する
だけであるので、カップ洗浄部材30の厚みを薄くする
ことができる。したがって、慣性力を小さくすることが
でき、電動モータ5の駆動トルクが小さなものであって
も採用することができる。また、洗浄工程では、カップ
洗浄部材30が所定の回転数に回転駆動された状態で行
われるが、慣性力が小さくなっているので回転駆動を開
始してから所定の回転数に到達するまでの時間を短縮す
ることができる。したがって、洗浄工程に要する時間を
短縮することができ、装置の稼働率を向上させることが
できる。また、慣性力が小さいので、上述したようにカ
ップ洗浄部材の回転数を可変する場合や、正転逆転を行
うような場合に好適である。
32からカップ洗浄部材30の周縁部に向かって放射状
に環状溝32と同程度の深さを有する噴出溝34を形成
することによって、洗浄液に方向性を与えるようにして
もよい。
30に環状溝32を形成したが、このような溝を形成す
ることなく、完全に上面が平坦なカップ洗浄部材30と
してもよい。係る構成によるとさらにカップ洗浄部材3
0をさらに薄く形成することが可能となるので、さらに
慣性力を小さくすることができる。
一体化のための係合手段として、例えば図8に示すよう
に、カップ洗浄部材30の中心部下面に形成した凹部3
5を回転軸6に貫通したピン37に係合させるように構
成してもよい。
材13を下降させることによって、回転伝達部25を介
してスピンチャック1の回転軸6とカップ洗浄部材13
とを係合連結するように構成したが、逆に回転軸6を上
昇させることにより回転伝達部25を介して回転軸6と
カップ洗浄部材13とを係合連結させ、飛散防止カップ
3の洗浄を行うように構成してもよい。
1に記載の発明によれば、次のような効果を得ることが
できる。 (1)カップ洗浄部材に供給された洗浄液は、カップ洗
浄部材の遠心力によって周囲に噴射されて飛散防止カッ
プ内面を洗浄するので、洗浄液の溶解洗浄能力とともに
機械的な洗浄力が加わり、高い洗浄能力を得ることがで
きる。
材および飛散防止カップを相対昇降させることによっ
て、自動的にカップ洗浄部材を基板保持手段の回転軸に
係合連結したり、その係合を解除するようにしているの
で、カップ洗浄処理のたびにカップ洗浄部材を着脱する
必要がなく、カップ洗浄処理時間の短縮化を図ることが
できる。また、カップ洗浄部材を保管する手間およびス
ペースも不要となり、取り扱い性および設備管理上で有
利となる。
洗浄部材と基板保持手段の回転軸との係合は解除されて
いるので、基板保持手段のみを低トルクで駆動すること
ができ、回転駆動手段の負荷を軽減することができると
ともに、回転数の制御を容易にすることができる。
浄部材に対して洗浄液を供給するようにしているので、
カップ洗浄部材の下方から洗浄液を供給する構成に比較
して、洗浄液供給時におけるロスを少なくすることがで
きる。
給された洗浄液の到達位置を容易に確認することができ
るので、その位置が不適切である場合には、洗浄液供給
手段の位置を調整することにより適切な位置に洗浄液が
到達するようにすることができる。したがって、常に適
切にカップ洗浄処理を行うことができる。
ップ洗浄部材の慣性力を小さくすることができるので、
回転駆動手段として駆動トルクが小さなものを採用する
ことができるとともに、カップ洗浄部材の回転数を処理
時の回転数に迅速に到達させることができるので、カッ
プ洗浄処理に要する時間を短縮することができる。
面視環状の溝によってカップ洗浄部材のほぼ全周にわた
って洗浄液を均一に行きわたらせることができ、カップ
洗浄部材のほぼ全周から均等に洗浄液を噴出させること
ができる。したがって、飛散防止カップの内面をほぼ全
周にわたって均一に洗浄することができ、カップ洗浄を
好適に実施することができる。
あって、回転処理工程を示す図である。
図である。
き斜視図である。
る。
側面図である。
視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 基板を保持する基板保持手段と、前記基
板保持手段を回転軸を介して鉛直軸芯周りに回転駆動す
る回転駆動手段と、前記基板上に処理液を供給する処理
液供給手段と、前記基板保持手段の周囲を囲むように配
設され、基板に供給された処理液が基板の回転に伴って
飛散することを防止する飛散防止カップとを備えた回転
式基板処理装置において、 前記飛散防止カップの上方から洗浄液を供給する洗浄液
供給手段と、 前記基板保持手段の回転軸に挿通配備され、前記洗浄液
供給手段から供給された洗浄液を外周部へ導く洗浄液案
内部が形成されたカップ洗浄部材と、 基板の回転処理時には前記基板保持手段と前記カップ洗
浄部材とが接近するとともに、前記基板保持手段の周囲
を飛散防止カップが取り囲み、カップ洗浄時には前記基
板保持手段とカップ洗浄部材とが離間するとともに、前
記カップ洗浄部材の外周部に飛散防止カップの内面が対
向するように、前記基板保持手段に対してカップ洗浄部
材および飛散防止カップを相対昇降させる昇降手段と、 前記基板保持手段とカップ洗浄部材とが接近したときは
カップ洗浄部材と前記回転軸との係合を解除し、前記基
板保持手段とカップ洗浄部材とが離間したときはカップ
洗浄部材と前記回転軸とを係合連結させる係合手段と、 を備えていることを特徴とする回転式基板処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の回転式基板処理装置に
おいて、前記カップ洗浄部材は、その上面がほぼ平坦に
形成されていることを特徴とする回転式基板処理装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の回転式
基板処理装置において、前記カップ洗浄部材の洗浄液案
内部は、前記洗浄液供給手段から供給される洗浄液を受
け入れる平面視環状の溝を有することを特徴とする回転
式基板処理装置。
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- 1996-06-28 JP JP16901196A patent/JP3518953B2/ja not_active Expired - Fee Related
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