JPH1056786A - 電気機械変換素子を使用した駆動装置 - Google Patents

電気機械変換素子を使用した駆動装置

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JPH1056786A
JPH1056786A JP8221840A JP22184096A JPH1056786A JP H1056786 A JPH1056786 A JP H1056786A JP 8221840 A JP8221840 A JP 8221840A JP 22184096 A JP22184096 A JP 22184096A JP H1056786 A JPH1056786 A JP H1056786A
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JP
Japan
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coil spring
slider
drive shaft
frictional force
driving
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JP8221840A
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English (en)
Inventor
Yasushi Tanijiri
靖 谷尻
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なく小型で組み立てが容易な電
気機械変換素子を使用した駆動装置を提供する。 【解決手段】 基台11には圧電素子室11a、スライ
ダ室11bが形成され、圧電素子12の一端は端部11
eに接着固定され、他端には駆動軸13の端部が接着固
定される。隔壁11cと端部11dにより軸方向に移動
自在に支持された駆動軸13にスライダ14が移動自在
に支持される。スライダ14の内部に駆動軸13が貫通
した状態において、切り欠き14aに摩擦部材15を配
置し、外側にコイルばね17を嵌合させ、駆動軸13と
スライダ14及び摩擦部材15を摩擦結合させる。コイ
ルばね17は、スライダ14及び摩擦部材15とコイル
ばねの円周方向との接触部の長さをコイルばねの捲方向
の長さより短く設定して捲き締める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気機械変換素
子を使用した駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気機械変換素子を使用した駆動装置は
既にいくつか提案されている。図22及び図23に示す
アクチエ−タはその一例で、電気機械変換素子として圧
電素子を使用したインパクト型のアクチエ−タである。
以下、その構成と動作を簡単に説明する。図22はアク
チエ−タを構成部材を分解して示す斜視図、図23はア
クチエ−タを組み立てた状態を示す斜視図である。
【0003】図22及び図23において、アクチエ−タ
100は、フレ−ム101、フレ−ム101上の支持ブ
ロツク103、104、駆動軸106、圧電素子10
5、スライダ102などから構成される。駆動軸106
は支持ブロツク103aと支持ブロツク104により軸
方向に移動自在に支持されている。圧電素子105の一
端は支持ブロツク103に接着固定され、他の端は駆動
軸106の一端に接着固定される。駆動軸106は圧電
素子105の厚み方向の変位が生じたとき軸方向(矢印
a方向、及びこれと反対方向)に変位可能に支持されて
いる。
【0004】スライダ102には横方向に駆動軸106
が貫通し、駆動軸106が貫通している上部には開口部
102aが形成され、駆動軸106の上半分が露出して
いる。また、この開口部102aには駆動軸106の上
半分に当接するパツド108が嵌挿され、パツド108
には、その上部に突起108aが設けられており、パツ
ド108の突起108aが板ばね109により押し下げ
られ、パツド108には駆動軸106に当接する下向き
の付勢力Fが与えられている。
【0005】以上の構成により、パツド108を含むス
ライダ102と駆動軸106とは板ばね109の付勢力
Fにより圧接され、摩擦結合している。
【0006】次に、その動作を説明する。まず、圧電素
子105に図24の(a)に示すような緩やかな立上り
部分と急速な立下り部分を持つ鋸歯状波駆動パルスを印
加すると、駆動パルスの緩やかな立上り部分では、圧電
素子105が緩やかに厚み方向に伸び変位し、圧電素子
105に結合する駆動軸106も正方向(矢印a方向)
に緩やかに変位する。このとき、駆動軸106に摩擦結
合したスライダ102は摩擦結合力により駆動軸106
と共に正方向に移動する。
【0007】駆動パルスの急速な立下り部分では、圧電
素子105が急速に厚み方向に縮み変位し、圧電素子1
05に結合する駆動軸106も負方向(矢印aと反対方
向)に急速に変位する。このとき、駆動軸106に摩擦
結合したスライダ102は慣性力により摩擦結合力に打
ち勝つて実質的にその位置に留まり移動しない。圧電素
子105に前記駆動パルスを連続的に印加することによ
り、スライダ102を連続的に正方向に移動させること
ができる。
【0008】なお、ここでいう実質的とは、正方向と反
対方向のいずれにおいてもスライダ102と駆動軸10
6との間の摩擦結合面に滑りを生じつつ追動し、駆動時
間の差によつて全体として矢印a方向に移動するものも
含まれる。
【0009】スライダ102を先と反対方向(矢印aと
反対方向)に移動させるには、圧電素子105に印加す
る鋸歯状波駆動パルスの波形を変え、図24の(b)に
示すような急速な立上り部分と緩やかな立下り部分から
なる駆動パルスを印加すれば達成することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記した圧電素子を使
用した駆動装置は、駆動部材(駆動軸)と移動部材(ス
ライダ)との間の摩擦力に依存して移動部材を移動させ
るものであるから、摩擦力の大きさは駆動装置の駆動特
性や信頼性に大きな影響を与える。先に説明したように
従来の駆動装置では、板ばねを利用して駆動部材と移動
部材との間の接触面に摩擦力を付与していたが、駆動装
置を小型にするためには板ばねの寸法も小さくなる。し
かしながら、板ばねの寸法を小さくすると、板ばねの支
点と作用点の長さが短くなるからばねが固くなり(ばね
定数が大きくなり)、摩擦力の大きさを細かく設定する
ことが難しくなるという問題があつた。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するもので、請求項1記載の発明では、基台と、前記
基台にその伸縮方向の一端が固定された電気機械変換素
子と、前記電気機械変換素子の伸縮方向の他端に結合さ
れ、電気機械変換素子の伸縮方向に移動可能に支持され
た駆動部材と、前記駆動部材に摩擦結合され、前記電気
機械変換素子の伸縮方向に移動可能に支持された移動部
材と、前記駆動部材と移動部材との間に摩擦力を付与す
る摩擦力付与手段とから構成される電気機械変換素子を
使用した駆動装置において、前記摩擦力付与手段はコイ
ルばねで構成され、その捲き締め方向の弾性力により駆
動部材と移動部材との間の接触面に摩擦力を付与するこ
とを特徴とする。
【0012】そして、前記駆動部材は円柱状であり、前
記移動部材は円筒状部材を軸方向に沿つて複数に分割し
た複数の部材からなり、前記コイルばねから構成される
摩擦力付与手段は、前記複数の部材からなる移動部材を
駆動部材に対して捲き締めることにより駆動部材と移動
部材との間の接触面に摩擦力を付与するようにするとよ
い。
【0013】また、前記コイルばねから構成される摩擦
力付与手段は、前記移動部材に接触する長さがコイルば
ねの1捲きの円周方向の長さよりも短くするとよい。
【0014】さらに、前記複数の部材からなる移動部材
とコイルばねから構成される摩擦力付与手段とは、円柱
状の駆動部材と略同軸に配置される。
【0015】また、前記移動部材は軸方向に沿つて延び
た突起部を備え、前記コイルばねはその突起部に当接し
て駆動部材を捲き締めるようにするとよい。
【0016】請求項6記載の発明では、基台と、前記基
台にその伸縮方向の一端が固定され、その伸長時と縮小
時とでは異なる速度で伸縮するように駆動電圧が印加さ
れる電気機械変換素子と、前記電気機械変換素子の伸縮
方向の他端に結合され、電気機械変換素子の伸縮方向に
移動可能に支持された駆動部材と、前記駆動部材に摩擦
結合され、前記電気機械変換素子の伸縮方向に移動可能
に支持された移動部材とから構成される電気機械変換素
子を使用した駆動装置において、前記移動部材はコイル
ばねで構成され、その捲き締め方向の弾性力により駆動
部材に摩擦結合することを特徴とする。
【0017】そして、前記駆動部材は円柱状であり、前
記コイルばねで構成された移動部材は、円柱状の駆動部
材と略同軸に配置するとよい。
【0018】また、請求項1又は請求項6のいずれかに
記載の発明において、前記コイルばねで構成された移動
部材は複数回捲回されたコイルばねであつてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】図1及び図2において、基台11
には圧電素子室11a、スライダ室11bが形成され
る。基台11の端部11dと、圧電素子室11aとスラ
イダ室11bとの間の隔壁11cには、その中心部分に
駆動軸13を支持する軸受孔が形成され、駆動軸13が
軸方向に移動自在に支持される。圧電素子室11aには
圧電素子12が収納され、その一端は端部11eの壁面
に接着固定され、他端には駆動軸13の端部が接着固定
される。駆動軸13は基台の隔壁11cと端部11dと
により軸方向に移動自在に支持され、スライダ14及び
出力部16は駆動軸13上を軸方向に移動自在に支持さ
れている。
【0020】スライダ14には切り欠き14aが形成さ
れ、駆動軸13の上半分が露出するように構成されてお
り、切り欠き14aには駆動軸13の上半分に当接する
摩擦部材15が配置される。スライダ14の内部に駆動
軸13が貫通した状態において、切り欠き14aに摩擦
部材15を配置してその外側にコイルばね17を嵌合さ
せ、駆動軸13と、スライダ14及び摩擦部材15を摩
擦結合させる。出力部16は被駆動部材に運動を伝達す
る部材である。コイルばね17は、スライダ14及び摩
擦部材15とコイルばねの円周方向との接触部の長さを
コイルばねの捲方向の長さより短く設定して、スライダ
14及び摩擦部材15を捲き締めるようにするとよい。
【0021】圧電素子12に緩やかな立上り部分と急速
な立下り部分を持つ鋸歯状波駆動パルスを印加すると、
駆動パルスの緩やかな立上り部分では、圧電素子12が
緩やかに厚み方向に伸び変位し、これに結合する駆動軸
13も正方向(矢印a方向)に緩やかに変位する。この
とき、駆動軸13に摩擦結合したスライダ14は摩擦結
合力により駆動軸13と共に正方向に移動するから、ス
ライダ14に固定された出力部16も正方向に移動す
る。
【0022】駆動パルスの急速な立下り部分では、圧電
素子12が急速に厚み方向に縮み変位し、これに結合す
る駆動軸13も負方向(矢印aと反対方向)に急速に変
位するが、駆動軸13に摩擦結合したスライダ14及び
出力部16は慣性力により摩擦結合力に打ち勝つて実質
的にその位置に留まり移動しない。圧電素子2に前記駆
動パルスを連続的に印加することにより、スライダ14
及び出力部16を連続的に正方向に移動させることがで
きる。
【0023】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。図1は
第1実施例の駆動装置を分解して構成を示した斜視図、
図2はその組立てた状態を示す斜視図である。図1及び
図2において、圧電素子を使用した駆動装置全体は符号
10で示される。11は基台で、全体は円柱状をなし、
その一部は側壁を残して削られ、それぞれ圧電素子12
を収納する圧電素子室11a、スライダ14及びこれと
一体の出力部16を収納するスライダ室11bが形成さ
れている。
【0024】基台11の端部11dと、圧電素子室11
aとスライダ室11bとの間の隔壁11cには、その中
心部分に駆動軸13を支持する軸受孔が形成されてお
り、駆動軸13が軸方向に移動自在に支持される。な
お、基台11の他の端部11eは駆動装置10を固定す
るために使用される。
【0025】圧電素子室11aには圧電素子12が収納
され、圧電素子の一端が端部11eの壁面に接着固定さ
れる。圧電素子の他の端には駆動軸13の端部が接着固
定され、圧電素子に厚み方向の伸縮変位が発生すると、
駆動軸13は軸方向に変位するように構成されている。
【0026】スライダ室11bにはスライダ14及び出
力部16が配置され、スライダ14及び出力部16の中
心付近には駆動軸13が貫通している。スライダ14及
び出力部16は駆動軸13に中心軸に対して点対称に構
成されている。駆動軸13は基台の隔壁11cと端部1
1dとにより軸方向に移動自在に支持され、スライダ1
4及び出力部16は、駆動軸13上を軸方向に移動自在
に支持されている。なお、出力部16の側壁はスライダ
室11bの側壁に接触して軸方向に案内するので、スラ
イダ14及び出力部16が駆動軸13の回りに回動する
ことはない。
【0027】スライダ14には切り欠き14aが形成さ
れ、内部を貫通する駆動軸13の上半分が露出するよう
に構成されており、切り欠き14aには駆動軸13の上
半分に当接する摩擦部材15は配置される。スライダ1
4の内部に駆動軸13が貫通した状態において、切り欠
き14aに摩擦部材15を配置してその外側にコイルば
ね17を嵌合させる。これにより駆動軸13と、スライ
ダ14及び摩擦部材15はコイルばね17の弾性により
圧接し、摩擦結合させることができる。出力部16は被
駆動部材に運動を伝達する部材で、例えば出力部16の
外側に設けたねじ孔16aに適当な部材を固定し、被駆
動部材に結合するなどして、被駆動部材に運動を伝達す
る。
【0028】コイルばね17は、スライダ14及び摩擦
部材15とコイルばねの円周方向との接触部の長さをコ
イルばねの捲方向の長さより短く設定して、スライダ1
4及び摩擦部材15を捲き締めるようにする。
【0029】次に、その動作を説明する。まず、圧電素
子12に図24の(a)に示すような緩やかな立上り部
分と急速な立下り部分を持つ鋸歯状波駆動パルスを印加
すると、駆動パルスの緩やかな立上り部分では、圧電素
子12が緩やかに厚み方向に伸び変位し、圧電素子12
に結合する駆動軸13も正方向(矢印a方向)に緩やか
に変位する。このとき、駆動軸13に摩擦結合したスラ
イダ14は摩擦結合力により駆動軸13と共に正方向に
移動するから、スライダ14に固定された出力部16も
正方向に移動する。
【0030】駆動パルスの急速な立下り部分では、圧電
素子12が急速に厚み方向に縮み変位し、圧電素子12
に結合する駆動軸13も負方向(矢印aと反対方向)に
急速に変位する。このとき、駆動軸13に摩擦結合した
スライダ14及び出力部16は慣性力により摩擦結合力
に打ち勝つて実質的にその位置に留まり移動しない。圧
電素子2に前記駆動パルスを連続的に印加することによ
り、スライダ14及び出力部16を連続的に正方向に移
動させることができる。
【0031】なお、ここでいう実質的とは、正方向と反
対方向のいずれにおいてもスライダ14と駆動軸13と
の間の摩擦結合面に滑りを生じつつ追動し、駆動時間の
差によつて全体として矢印a方向に移動するものも含ま
れる。
【0032】スライダ14を先と反対方向(矢印aと反
対方向)に移動させるには、圧電素子12に印加する鋸
歯状波駆動パルスの波形を変え、図24の(b)に示す
ような急速な立上り部分と緩やかな立下り部分からなる
駆動パルスを印加すれば達成することができる。
【0033】第2実施例について説明する。図3は第2
実施例の駆動装置20を分解して構成を示した斜視図、
図4はその組立てた状態を示す斜視図である。第2実施
例はスライダと摩擦部材の部分の構成が第1実施例と異
り、その他の部分の構成は第1実施例と変わらないの
で、相違部分についてのみ説明し、第1実施例と同一部
分には同一符号を付して説明を省略する。
【0034】スライダ室11bにはスライダ24及びこ
れに結合されたばね固定部材25が配置され、スライダ
及びばね固定部材の中心付近には駆動軸13が貫通して
いる。スライダ24及びばね固定部材25は駆動軸13
に中心軸に対して点対称に構成されている。スライダ2
4の一方の側面には、駆動軸13の貫通する部分に環状
の突起24aが設けられ、ばね固定部材25が後述する
コイルばね26を内蔵した状態で環状の突起24aに嵌
合する。コイルばね26は環状の突起24aとばね固定
部材25との間に緩み無く挟まれているので、コイルば
ね26は駆動軸13に対して傾くことなく(傾くと摩擦
力が変化する)、コイルばね26の移動はスライダ24
に伝達される。スライダ24には外側に設けたねじ孔2
4aに適当な部材を固定し、被駆動部材に結合するなど
して被駆動部材に運動を伝達するように構成される。
【0035】コイルばね26は、駆動軸13の外径より
も小さい内径を有する一部が開いた環状に形成し、その
弾性力で駆動軸13に摩擦結合させる。これにより、駆
動軸13の運動はコイルばね26を介してスライダ24
に伝達される。
【0036】次に、その動作を説明する。まず、圧電素
子12に図24の(a)に示すような緩やかな立上り部
分と急速な立下り部分を持つ鋸歯状波駆動パルスを印加
すると、駆動パルスの緩やかな立上り部分では、圧電素
子12が緩やかに厚み方向に伸び変位し、圧電素子12
に結合する駆動軸13も正方向(矢印a方向)に緩やか
に変位する。このとき、駆動軸13に摩擦結合したコイ
ルばね26は摩擦結合力により駆動軸13と共に正方向
に移動するから、コイルばね26を内蔵したスライダ2
4も正方向に移動する。
【0037】駆動パルスの急速な立下り部分では、圧電
素子12が急速に厚み方向に縮み変位し、圧電素子12
に結合する駆動軸13も負方向(矢印aと反対方向)に
急速に変位する。このとき、駆動軸13に摩擦結合した
コイルばね26及びコイルばね26を内蔵したスライダ
24とばね固定部材25は慣性力により摩擦結合力に打
ち勝つて実質的にその位置に留まり移動しない。圧電素
子12に前記駆動パルスを連続的に印加することによ
り、スライダ24を連続的に正方向に移動させることが
できる。なお、ここでいう実質的とは、正方向と反対方
向のいずれにおいてもコイルばね26と駆動軸13との
間の摩擦結合面に滑りを生じつつ追動し、駆動時間の差
によつて全体として矢印a方向に移動するものも含まれ
る。
【0038】第3実施例について説明する。図5は第3
実施例の駆動装置30を分解して構成を示した斜視図で
ある。図5において、31は基台でここでは円柱である
が、円柱にかぎらず任意の形状のブロツクでよい。32
は圧電素子で、圧電素子32の一端は基台31の端面に
接着固定され、圧電素子32の他の端には円柱状の駆動
部材33が接着固定される。駆動部材33の外周面には
円周方向に溝33aが形成され、溝33aには一部が開
いた環状のコイルばね36が嵌挿される。コイルばね3
6が溝33aに嵌挿されることで、コイルばねが駆動軸
に対して傾くおそれがない(傾くと摩擦力が変化す
る)。溝33aの形状寸法はコイルばね36を形成する
ワイヤの直径に等しい幅と深さとし、嵌挿されたコイル
ばね36の表面が駆動部材33の外周面にほぼ一致する
ように構成する。
【0039】34はスライダで、その中心には軸方向に
延びた穴34aが形成されており、穴34aには円柱状
の駆動部材33が挿入される。駆動部材33の溝33a
に嵌挿されたコイルばね36は、コイルの直径が拡大す
る方向に付勢されているから、スライダ34に駆動部材
33が挿入されると、コイルばね36はスライダ34の
穴34aの内面に所定の圧力で圧接し、コイルばね36
とスライダ34とは摩擦結合する。
【0040】次に、その動作を説明する。前記第1乃至
第2実施例の場合と同様に、図24の(a)に示すよう
な緩やかな立上り部分と急速な立下り部分を持つ圧電素
子32に鋸歯状波駆動パルスを印加すると、駆動パルス
の緩やかな立上り部分では、圧電素子32が緩やかに厚
み方向に伸び変位し、圧電素子32に結合する駆動部材
33も正方向(矢印a方向)に緩やかに変位する。この
とき、駆動部材33に嵌挿されたコイルばね36に摩擦
結合したスライダ34は摩擦結合力により駆動部材33
と共に正方向に移動する。
【0041】駆動パルスの急速な立下り部分では、圧電
素子32が急速に厚み方向に縮み変位し、圧電素子32
に結合する駆動部材33及び駆動部材33に嵌挿された
コイルばね36も負方向(矢印aと反対方向)に急速に
変位する。このとき、コイルばね36に摩擦結合したス
ライダ34は、その慣性力により摩擦結合力に打ち勝つ
て実質的にその位置に留まり移動しない。圧電素子32
に前記駆動パルスを連続的に印加することにより、スラ
イダ34を連続的に正方向に移動させることができる。
なお、ここでいう実質的とは、正方向と反対方向のいず
れにおいてもコイルばね36とスライダ34との間の摩
擦結合面に滑りを生じつつ追動し、駆動時間の差によつ
て全体として矢印a方向に移動するものも含まれる。
【0042】第4実施例について説明する。図6は第4
実施例の駆動装置40を分解して構成を示した斜視図で
ある。図6において、41は基台、43は駆動部材、4
4はスライダ、45はばね固定部材、46はコイルばね
であり、スライダ44上には駆動部材43、ばね固定部
材45、コイルばね46が嵌挿されるとともに、スライ
ダ44は基台41に設けられた穴41aに摺動自在に貫
通している。
【0043】42は圧電素子で、圧電素子42の一端は
基台41の穴41aより離れた端面に接着固定され、圧
電素子42の他の端には駆動部材43の一方の側面が接
着固定される。駆動部材43の他の側面には、スライダ
44が貫通する部分に環状の突起43aが設けられ、ば
ね固定部材45がコイルばね46を内蔵した状態で環状
の突起43aに嵌合する。コイルばね46は駆動部材4
3とばね固定部材45との間に緩み無く挟まれているの
で、駆動部材43の移動はコイルばね46に伝達され
る。コイルばね46は、スライダ44の外径よりも小さ
い内径を有する一部が開いた環状に形成し、その弾性力
でスライダ44に摩擦結合している。
【0044】次に、その動作を説明する。前記第1乃至
第3実施例の場合と同様に、図24の(a)に示すよう
な緩やかな立上り部分と急速な立下り部分を持つ圧電素
子32に鋸歯状波駆動パルスを印加すると、駆動パルス
の緩やかな立上り部分では、圧電素子42が緩やかに厚
み方向に伸び変位し、圧電素子42に結合する駆動部材
43も正方向(矢印a方向)に緩やかに変位する。この
とき、駆動部材43とばね固定部材45との間に緩み無
く挟まれているコイルばね46はスライダ44に摩擦結
合しているから、その摩擦結合力によりスライダ44は
駆動部材43と共に正方向に移動する。
【0045】駆動パルスの急速な立下り部分では、圧電
素子42が急速に厚み方向に縮み変位し、駆動部材4
3、固定部材45及びコイルばね46も負方向(矢印a
と反対方向)に急速に変位する。このとき、コイルばね
46に摩擦結合したスライダ44は、その慣性力により
摩擦結合力に打ち勝つて実質的にその位置に留まり移動
しない。圧電素子42に前記駆動パルスを連続的に印加
することにより、スライダ44を連続的に正方向に移動
させることができる。なお、ここでいう実質的とは、正
方向と反対方向のいずれにおいてもコイルばね46とス
ライダ44との間の摩擦結合面に滑りを生じつつ追動
し、駆動時間の差によつて全体として矢印a方向に移動
するものも含まれる。
【0046】以上説明した図5に示す第3実施例、図6
に示す第4実施例では、固定された基台31(41)に
対してスライダ34(44)が移動するように説明した
が、スライダ34(44)を固定して基台31(41)
を移動させるような使用も可能である。
【0047】図7及び図8は、第1実施例における駆動
軸13とスライダ14及び摩擦部材15の摩擦結合部分
の構成の第1の変形例を示すもので、図8に示した駆動
軸13の軸方向に対して垂直な断面形状から明かなよう
に、スライダ14及び摩擦部材15の側面14s、15
sを削除し、この削除した部分ではコイルばね17が接
触しないようにし、コイルばね17の捲回方向の長さよ
りもスライダ14及び摩擦部材15との接触長さが短く
なるように構成されており、また、コイルばね17は一
部が開いた環状のコイルばねを複数使用している。
【0048】図8により摩擦結合部分に発生する摩擦力
の一例を説明する。コイルばね17の捲き締め弾性力は
摩擦部材15の側面の削除部分の角15a、15bに押
圧力P1、P2として作用するから、駆動軸13と摩擦
部材15及びスライダ14との間の接触面に抗力N1が
発生する。駆動軸13と摩擦部材15及びスライダ14
との間に発生する摩擦力は、抗力N1と接触面の摩擦係
数μの積として表される。
【0049】図9及び図10は、第1実施例における駆
動軸13とスライダ14及び摩擦部材15の摩擦結合部
分の構成の第2の変形例を示すもので、図7に示す構成
と類似した構成であるが、コイルばね17には間隔を隔
てないで複数回捲いたものを使用している。図10によ
り摩擦結合部分に発生する摩擦力を説明する。コイルば
ね17の捲き締め弾性力は摩擦部材15の側面の削除部
分15sの角15a、15bに押圧力P3、P4として
作用し、この結果、駆動軸13と摩擦部材15及びスラ
イダ14との間の接触面に抗力N2 が発生する。
【0050】図11及び図12は、第1実施例における
駆動軸13とスライダ14及び摩擦部材15の摩擦結合
部分の構成の第3の変形例を示すもので、図12に示す
駆動軸13の軸方向に対して垂直な断面形状から明かな
ように、スライダ14及び摩擦部材15には軸方向に沿
つて延びた突起14p及び15pが設けられている。コ
イルばね17は突起14p及び15pの外側に捲かれる
から、コイルばね17の捲き締め弾性力は摩擦部材15
の突起15pの角15a、15bに押圧力P5、P6と
して作用する。この結果、駆動軸13と摩擦部材15及
びスライダ14との間の接触面に抗力N3が発生し、駆
動軸13と摩擦部材15及びスライダ14との間に摩擦
力が発生する。
【0051】図13及び図14は、第1実施例における
駆動軸13とスライダ14及び摩擦部材15の摩擦結合
部分の構成の第4の変形例を示すもので、図14に示す
駆動軸13の軸方向に対して垂直な断面形状から明かな
ように、スライダ14及び摩擦部材15は駆動軸13を
囲んで配置されたとき、全体が軸方向に沿つて延びた6
角形断面をなすように形成される。そして、このうちス
ライダ14及び摩擦部材15のそれぞれの中央に位置す
る稜14r及び稜15rが他の稜よりも半径方向の高さ
が高くなるように構成されている。コイルばね17は稜
14r及び稜15rの外側に捲かれるから、コイルばね
17の捲き締め弾性力は摩擦部材15の稜15rに押圧
力P7として作用する。この結果、駆動軸13と摩擦部
材15及びスライダ14との間の接触面に抗力N4が発
生し、駆動軸13と摩擦部材15及びスライダ14との
間に摩擦力が発生する。
【0052】図15及び図16は、第1実施例における
駆動軸13とスライダ14及び摩擦部材15の摩擦結合
部分の構成の第5の変形例を示すもので、図16に示す
駆動軸13の軸方向に対して垂直な断面形状から明かな
ように、全体が軸方向に沿つて延びた円筒状であり、軸
方向に沿つてほぼ3分割され、スライダ14は下側のほ
ぼ1/3を占め、摩擦部材は2つの摩擦部材15a及び
15bからなり、上側のほぼ2/3を占めるように構成
される。
【0053】コイルばね17は、スライダ14、摩擦部
材15a及び15bの外側に捲かれるから、コイルばね
17の捲き締め弾性力は摩擦部材15a及び15bに押
圧力P8、P9、P10、P11として作用する。この
結果、駆動軸13と摩擦部材15a及び15bとの間の
接触面に抗力N5、N6が発生し、駆動軸13と摩擦部
材15a、15b及びスライダ14との間に摩擦力が発
生する。
【0054】図17及び図18は、第1実施例における
駆動軸13とスライダ14及び摩擦部材15の摩擦結合
部分の構成の第6の変形例を示すもので、図18に示す
駆動軸13の軸方向に対して垂直な断面形状から明かな
ように、全体が軸方向に沿つて延びた円筒状で、軸方向
に沿つてほぼ2分割され、スライダ14は下側のほぼ1
/2を占め、摩擦部材15は上側のほぼ1/2を占める
ように構成される。
【0055】コイルばね17は、スライダ14と摩擦部
材15の外側に捲かれ、コイルばね17はスライダ14
と摩擦部材15のほぼ全周面に接触し、コイルばね17
の捲き締め弾性力は摩擦部材15に押圧力P12、P1
3として作用する。この結果、駆動軸13と摩擦部材1
5との間の接触面に抗力N7が発生し、駆動軸13と摩
擦部材15及びスライダ14との間に摩擦力が発生す
る。
【0056】しかし、この構成においては、コイルばね
の組み込みの誤差やスライダ14及び摩擦部材15の形
状誤差などにより、コイルばねとスライダ14及び摩擦
部材15との接触状態は安定しない。図18に示した前
記押圧力P12、P13の作用方向は最も効率の悪い接
触状態における押圧力の作用方向を示している。即ち、
コイルばねとスライダ14及び摩擦部材15との接触状
態によつては、所望の大きさの摩擦力を発生させるため
に著しく大きな押圧力を必要とし、また接触状態が変化
すると突然に大きな摩擦力が発生するなど、所望の摩擦
力を安定して発生させることが難かしい。
【0057】以上説明した圧電素子を使用した駆動装置
では、駆動軸とスライダ及び摩擦部材との摩擦結合部の
接触面に摩擦力を発生させるため、コイルばねを使用し
ているが、ここでコイルばねの捲回数と発生する摩擦
力、及び摩擦力のばらつきとの関係についての実験結果
を説明する。
【0058】図19はコイルばねの捲回数と発生する摩
擦力(ばらつきの平均値)との関係を示す図で、摩擦力
はコイルばねの捲回数に比例して増加するが、捲回数が
n1を越えると摩擦力の増加率が低くなることがわか
る。
【0059】図20はコイルばねの捲回数と発生する摩
擦力のばらつき(最大値と最小値の差)との関係を示す
図で、摩擦力のばらつきはコイルばねの捲回数に比例し
て増加するが、捲回数がn2 を越えると摩擦力のばらつ
きの増加率が高くなることがわかる。なお、捲回数n2
は先に説明した捲回数n1 とほぼ同じ値である。
【0060】図21はコイルばねの捲回数とコイルばね
の端点の組み込み方向の差による摩擦力のばらつきとの
関係を示す図で、縦軸はコイルばねの端点の位置をいろ
いろ変化させた場合に、摩擦力が最も大きい場合と最も
小さい場合の差を示している。摩擦力のばらつきは、コ
イルばねの捲回数が増加するにつれ減少するが、捲回数
がn3 を越えると摩擦力のばらつきは小さくなり、余り
変化しないことがわかる。なお、捲回数n3 は先に説明
した捲回数n2 よりも小さい値である。
【0061】以上の実験結果から、コイルばねの捲回数
をn1 からn3 の間に設定すると良いことが判明した。
実施例では捲回数は1乃至3である。これにより、コイ
ルばねの端点の組み込み方向に特に注意を払う必要なし
に安定した摩擦力を発生させることができ、また、駆動
装置の組み立ても容易に行うことができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明は、電気
機械変換素子に伸長時と縮小時とで異なる速度で伸縮す
るように駆動電圧を印加し、電気機械変換素子の伸縮方
向に移動可能に支持された駆動部材に摩擦結合された移
動部材を移動させる電気機械変換素子を使用した駆動装
置において、駆動部材と移動部材との間の接触面に摩擦
力を付与する手段としてコイルばねを採用したものであ
る。コイルばねを採用することでばねの弾性力の調整が
容易に行えるから、従来のこの種の駆動装置における板
ばねを使用して摩擦力を付与する構成に比較して摩擦力
の大きさを細かく設定できるほか、予め最適の摩擦力を
決定してコイルばねの弾性力を設定した後は、個々の駆
動装置の組み立てにおいてばね力を調整する必要なしに
安定した摩擦力を付与することができ、また、部品点数
を減らし、組み立てを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の駆動装置を分解して構成を示した
斜視図。
【図2】図1に示す第1実施例の駆動装置の組立てた状
態を示す斜視図。
【図3】第2実施例の駆動装置を分解して構成を示した
斜視図。
【図4】図3に示す第2実施例の駆動装置の組立てた状
態を示す斜視図。
【図5】第3実施例の駆動装置を分解して構成を示した
斜視図。
【図6】第4実施例の駆動装置を分解して構成を示した
斜視図。
【図7】第1実施例における摩擦結合部分の構成の第1
の変形例を示す斜視図。
【図8】図7に示す構成の摩擦結合部分に発生する摩擦
力を説明する図。
【図9】第1実施例における摩擦結合部分の構成の第2
の変形例を示す斜視図。
【図10】図9に示す構成の摩擦結合部分に発生する摩
擦力を説明する図。
【図11】第1実施例における摩擦結合部分の構成の第
3の変形例を示す斜視図。
【図12】図11に示す構成の摩擦結合部分に発生する
摩擦力を説明する図。
【図13】第1実施例における摩擦結合部分の構成の第
4の変形例を示す斜視図。
【図14】図13に示す構成の摩擦結合部分に発生する
摩擦力を説明する図。
【図15】第1実施例における摩擦結合部分の構成の第
5の変形例を示す斜視図。
【図16】図15に示す構成の摩擦結合部分に発生する
摩擦力を説明する図。
【図17】第1実施例における摩擦結合部分の構成の第
6の変形例を示す斜視図。
【図18】図17に示す構成の摩擦結合部分に発生する
摩擦力を説明する図。
【図19】コイルばねの捲回数と発生する摩擦力との関
係を示す図。
【図20】コイルばねの捲回数と発生する摩擦力のばら
つきとの関係を示す図。
【図21】コイルばねの捲回数とコイルばねの端点の組
み込み方向の差による摩擦力のばらつきとの関係を示す
図。
【図22】従来の圧電素子を使用したアクチエ−タを分
解した斜視図。
【図23】図22に示す従来のアクチエ−タの組立てた
状態を示す斜視図。
【図24】電気機械変換素子に印加する駆動パルスの波
形の一例を示す図。
【符号の説明】
11 基台 11a 圧電素子室 11b スライダ室 12 圧電素子 13 駆動軸 14 スライダ 15 摩擦部材 16 出力部 17 コイルばね 24 スライダ 25 ばね固定部材 26 コイルばね 31 基台 32 圧電素子 33 駆動部材 36 コイルばね 41 基台 42 圧電素子 43 駆動部材 44 スライダ 45 ばね固定部材 46 コイルばね

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、 前記基台にその伸縮方向の一端が固定された電気機械変
    換素子と、 前記電気機械変換素子の伸縮方向の他端に結合され、電
    気機械変換素子の伸縮方向に移動可能に支持された駆動
    部材と、 前記駆動部材に摩擦結合され、前記電気機械変換素子の
    伸縮方向に移動可能に支持された移動部材と、 前記駆動部材と移動部材との間に摩擦力を付与する摩擦
    力付与手段とから構成される電気機械変換素子を使用し
    た駆動装置において、 前記摩擦力付与手段はコイルばねで構成され、その捲き
    締め方向の弾性力により駆動部材と移動部材との間の接
    触面に摩擦力を付与することを特徴とする電気機械変換
    素子を使用した駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動部材は円柱状であり、前記移動
    部材は円筒状部材を軸方向に沿つて複数に分割した複数
    の部材からなり、前記コイルばねから構成される摩擦力
    付与手段は、前記複数の部材からなる移動部材を駆動部
    材に対して捲き締めることにより駆動部材と移動部材と
    の間の接触面に摩擦力を付与することを特徴とする請求
    項1記載の電気機械変換素子を使用した駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記コイルばねから構成される摩擦力付
    与手段は、前記移動部材に接触する長さがコイルばねの
    1捲きの円周方向の長さよりも短いことを特徴とする請
    求項1記載の電気機械変換素子を使用した駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の部材からなる移動部材とコイ
    ルばねから構成される摩擦力付与手段とは、円柱状の駆
    動部材と略同軸に配置されていることを特徴とする請求
    項2記載の電気機械変換素子を使用した駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記移動部材は軸方向に沿つて延びた突
    起部を備え、前記コイルばねはその突起部に当接して駆
    動部材を捲き締めることを特徴とする請求項2記載の電
    気機械変換素子を使用した駆動装置。
  6. 【請求項6】 基台と、 前記基台にその伸縮方向の一端が固定され、その伸長時
    と縮小時とでは異なる速度で伸縮するように駆動電圧が
    印加される電気機械変換素子と、 前記電気機械変換素子の伸縮方向の他端に結合され、電
    気機械変換素子の伸縮方向に移動可能に支持された駆動
    部材と、 前記駆動部材に摩擦結合され、前記電気機械変換素子の
    伸縮方向に移動可能に支持された移動部材とから構成さ
    れる電気機械変換素子を使用した駆動装置において、 前記移動部材はコイルばねで構成され、その捲き締め方
    向の弾性力により駆動部材に摩擦結合することを特徴と
    する電気機械変換素子を使用した駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動部材は円柱状であり、前記コイ
    ルばねで構成された移動部材は、円柱状の駆動部材と略
    同軸に配置されていることを特徴とする請求項6記載の
    電気機械変換素子を使用した駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記コイルばねで構成された移動部材は
    複数回捲回されたコイルばねであることを特徴とする請
    求項1又は請求項6に記載の電気機械変換素子を使用し
    た駆動装置。
JP8221840A 1996-08-06 1996-08-06 電気機械変換素子を使用した駆動装置 Pending JPH1056786A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115113359A (zh) * 2021-03-19 2022-09-27 陆圣 通过机电变换元件的伸缩进行光学驱动的装置
CN115469420A (zh) * 2021-06-11 2022-12-13 陆圣 镜头驱动装置
JP2023543348A (ja) * 2020-09-21 2023-10-13 モイモーション インコーポレーテッド ナノメートルレベルの分解能を有する圧電モーター

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