JPH1057509A - Vf/vtと徐脈又は不全収縮とを区別するためのシステム及び方法 - Google Patents
Vf/vtと徐脈又は不全収縮とを区別するためのシステム及び方法Info
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- JPH1057509A JPH1057509A JP9170533A JP17053397A JPH1057509A JP H1057509 A JPH1057509 A JP H1057509A JP 9170533 A JP9170533 A JP 9170533A JP 17053397 A JP17053397 A JP 17053397A JP H1057509 A JPH1057509 A JP H1057509A
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- A61N1/32—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
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- A61N1/3956—Implantable devices for applying electric shocks to the heart, e.g. for cardioversion
- A61N1/3962—Implantable devices for applying electric shocks to the heart, e.g. for cardioversion in combination with another heart therapy
- A61N1/39622—Pacing therapy
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Abstract
(57)【要約】
【課題】心室細動及び頻搏のような不整脈をより確実に
検出して治療する。 【構成】まず一つ以上の検知R波を捜して不整脈を確認
することによってVF/VTを検出する。不整脈が確認
されると、適当なショックが供給される。不整脈が時間
切れ確認持続時間の後で確認されなければ、ペースパル
スが供給され、続いてペースパルスが患者の心室の捕捉
を生じる結果になったかどうかを調べる。供給ペースパ
ルスと相関のある検知遠界信号を検査することによって
捕捉が決定される。遠界信号は心室細動コイルと第2電
極との間で検知され、第2電極はSCV電極又は容器で
ある。捕捉が決定されると、ショックの供給が中止さ
れ、患者はさらにペーシング療法で治療される。捕捉が
発見されなければ、確認持続時間中に検知されなくても
不整脈が存続していることを示し、ショック療法が施さ
れる。
検出して治療する。 【構成】まず一つ以上の検知R波を捜して不整脈を確認
することによってVF/VTを検出する。不整脈が確認
されると、適当なショックが供給される。不整脈が時間
切れ確認持続時間の後で確認されなければ、ペースパル
スが供給され、続いてペースパルスが患者の心室の捕捉
を生じる結果になったかどうかを調べる。供給ペースパ
ルスと相関のある検知遠界信号を検査することによって
捕捉が決定される。遠界信号は心室細動コイルと第2電
極との間で検知され、第2電極はSCV電極又は容器で
ある。捕捉が決定されると、ショックの供給が中止さ
れ、患者はさらにペーシング療法で治療される。捕捉が
発見されなければ、確認持続時間中に検知されなくても
不整脈が存続していることを示し、ショック療法が施さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、細動除去及び/
又は電気除細動のためのシステム及び方法と、更に詳細
には検出された不整脈が持続しているか否かを安全に決
定するための及び実際上不整脈が持続していなくて患者
が徐脈又は不全収縮を記録したときの不適当なショック
の供給を回避するためのシステム及び方法に関係してい
る。
又は電気除細動のためのシステム及び方法と、更に詳細
には検出された不整脈が持続しているか否かを安全に決
定するための及び実際上不整脈が持続していなくて患者
が徐脈又は不全収縮を記録したときの不適当なショック
の供給を回避するためのシステム及び方法に関係してい
る。
【0002】
【従来の技術】植込み可能なカーデイオバータ、細動除
去器(Implantable Cardiovert
er Defibrillator:ICD)装置は心
室細動(VF)及び心室頻搏(VT)の症状を終了させ
るのに有効であることが証明されている。VF/VTの
ような潜在的に致命的な不整脈を検出して終了させるこ
の能力は更にペースメーカ機能と組み合わされていて、
この組合わせユニットは、この発明の譲受人であるメド
トロニック社(Medtronic, Inc.)によ
り作られたような、PCD(ペースメーカ(Pacem
aker)/カーデオバータ(Cardioverte
r)/細動除去器(Defibrillator))形
装置と呼ばれている。この装置の能力は更に経静脈法の
心室細動除去を与えるためのリードの開発によって高め
られる。例えば、経静脈法の心室の細動除去及び電気除
細動電極を提供するリードシステムを開示している米国
特許第4932407号及び第5174288号を参照
されたい。同様に、皮下細動除去リードも使用され得
る。PCD又はICD形装置は、改良形リードと共に、
VT又はVFを終了させるための比較的有効なシステム
を提供することを可能にする。
去器(Implantable Cardiovert
er Defibrillator:ICD)装置は心
室細動(VF)及び心室頻搏(VT)の症状を終了させ
るのに有効であることが証明されている。VF/VTの
ような潜在的に致命的な不整脈を検出して終了させるこ
の能力は更にペースメーカ機能と組み合わされていて、
この組合わせユニットは、この発明の譲受人であるメド
トロニック社(Medtronic, Inc.)によ
り作られたような、PCD(ペースメーカ(Pacem
aker)/カーデオバータ(Cardioverte
r)/細動除去器(Defibrillator))形
装置と呼ばれている。この装置の能力は更に経静脈法の
心室細動除去を与えるためのリードの開発によって高め
られる。例えば、経静脈法の心室の細動除去及び電気除
細動電極を提供するリードシステムを開示している米国
特許第4932407号及び第5174288号を参照
されたい。同様に、皮下細動除去リードも使用され得
る。PCD又はICD形装置は、改良形リードと共に、
VT又はVFを終了させるための比較的有効なシステム
を提供することを可能にする。
【0003】そのような危険な不整脈を扱うためのその
種のシステムについての残りの問題は不適当なショック
を提供することの可能性である。特に、この発明はVT
又はVFのような不整脈が正確に検知されたが維持され
ていない場合の問題を取り扱う。このような状況におい
ては、VT又はVFの検出はシステムがショックを供給
する用意をさせられるという結果になる。しかしなが
ら、装置が以前検出の不整脈の確認を求めたときに患者
が著しい徐脈又は不全収縮を示すならば、検知信号の欠
如は基礎をなす不整脈の確認としてとられ、不適当なシ
ョックを生じる結果になることがある。不適当なショッ
クの総数は文献によって変わるが、重大な難題とみなさ
れるのに十分有意である。これを扱うために、ICD及
びPCD形装置は種々の再確認アルゴリズムを組み込ん
でいて、これらのアルゴリズムは基礎をなす不整脈が検
出された後にこれを確認し、これにより不適当なショッ
クの数を低減することを目指している。もちろん、確認
又は再確認アルゴリズムは、潜在的に致命的な不整脈が
持続しているときのショックの供給不履行は許容され得
ないことを考慮に入れなければならず、不整脈の確認は
ほぼ100パーセントでなければならない。
種のシステムについての残りの問題は不適当なショック
を提供することの可能性である。特に、この発明はVT
又はVFのような不整脈が正確に検知されたが維持され
ていない場合の問題を取り扱う。このような状況におい
ては、VT又はVFの検出はシステムがショックを供給
する用意をさせられるという結果になる。しかしなが
ら、装置が以前検出の不整脈の確認を求めたときに患者
が著しい徐脈又は不全収縮を示すならば、検知信号の欠
如は基礎をなす不整脈の確認としてとられ、不適当なシ
ョックを生じる結果になることがある。不適当なショッ
クの総数は文献によって変わるが、重大な難題とみなさ
れるのに十分有意である。これを扱うために、ICD及
びPCD形装置は種々の再確認アルゴリズムを組み込ん
でいて、これらのアルゴリズムは基礎をなす不整脈が検
出された後にこれを確認し、これにより不適当なショッ
クの数を低減することを目指している。もちろん、確認
又は再確認アルゴリズムは、潜在的に致命的な不整脈が
持続しているときのショックの供給不履行は許容され得
ないことを考慮に入れなければならず、不整脈の確認は
ほぼ100パーセントでなければならない。
【0004】上の例として、代表的なPCD形装置にお
いては、例えば細動状態の検出に続いて確認期間があ
る。この確認期間は二つの目的に役立つ。まず、維持さ
れた不整脈が検知されたときには患者の心搏と同期して
ショック療法を与えるための試みが行われる。この理由
のために、システムは不整脈と一致している一つ又は二
つのR波を捜して同期したショックを供給することがで
きる。しかしながら、所定の確認期間が何らの検知信号
を伴わずに満了したならば、その期間の終了時に非同期
的にショックが供給される。これは検知R波の欠如が基
礎をなす細動又は他の不整脈を反映している場合にはお
そらく正しい結果であり得よう。しかしながら、確認期
間の時間切れは又患者が非持続の不整脈の後に著しい徐
脈又は不全収縮に逆戻りしたことに起因することもあり
得る。そのような著しい徐脈又は不全収縮、すなわち非
持続の不整脈と検知不足の実際の不整脈(VF/VT)
とを区別することが望ましいことは明らかである。徐脈
症状とVF/VTとの安全な区別は不適当なショックの
代わりにより適当なペーシング(歩調取り)療法の供給
を与えることが望ましい。
いては、例えば細動状態の検出に続いて確認期間があ
る。この確認期間は二つの目的に役立つ。まず、維持さ
れた不整脈が検知されたときには患者の心搏と同期して
ショック療法を与えるための試みが行われる。この理由
のために、システムは不整脈と一致している一つ又は二
つのR波を捜して同期したショックを供給することがで
きる。しかしながら、所定の確認期間が何らの検知信号
を伴わずに満了したならば、その期間の終了時に非同期
的にショックが供給される。これは検知R波の欠如が基
礎をなす細動又は他の不整脈を反映している場合にはお
そらく正しい結果であり得よう。しかしながら、確認期
間の時間切れは又患者が非持続の不整脈の後に著しい徐
脈又は不全収縮に逆戻りしたことに起因することもあり
得る。そのような著しい徐脈又は不全収縮、すなわち非
持続の不整脈と検知不足の実際の不整脈(VF/VT)
とを区別することが望ましいことは明らかである。徐脈
症状とVF/VTとの安全な区別は不適当なショックの
代わりにより適当なペーシング(歩調取り)療法の供給
を与えることが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それゆえにPCD又は
ICD形装置の確認ルーチンを改良して、不整脈検出の
感度及び後続の療法を犠牲にすることなく、非持続の不
整脈後の徐脈状態(例えば、徐脈又は不全収縮)の場合
に確認期間中のショック供給を避けるようにする重大な
必要性が存在する。どちらの場合でも遅滞なく最も適切
且つ最も有益な治療を供給することも又重要である。す
なわち、非持続の不整脈後の徐脈又は不全収縮の場合
に、これは適当な徐脈防止ペーシングであり、又心室不
整脈の場合に、これは迅速な細動除去又は電気除細動療
法を構成する。
ICD形装置の確認ルーチンを改良して、不整脈検出の
感度及び後続の療法を犠牲にすることなく、非持続の不
整脈後の徐脈状態(例えば、徐脈又は不全収縮)の場合
に確認期間中のショック供給を避けるようにする重大な
必要性が存在する。どちらの場合でも遅滞なく最も適切
且つ最も有益な治療を供給することも又重要である。す
なわち、非持続の不整脈後の徐脈又は不全収縮の場合
に、これは適当な徐脈防止ペーシングであり、又心室不
整脈の場合に、これは迅速な細動除去又は電気除細動療
法を構成する。
【0006】
【課題を解決するための手段】技術上の上述の必要性に
従って、心室細動又は頻搏のような心臓不整脈を検出す
るためのシステムおよび方法が提供されており、このシ
ステムはそのような検出に従って、ショック療法を必要
とする持続した不整脈と、単にペーシング療法が望まれ
る種類の徐脈状態によって置き換えられる非持続の不整
脈とを正確に区別することのできる能力をもっている。
このシステムは、PCD形ユニット並びに細動除去及び
ペーシング(歩調取り)電極を備えた心臓内リードのよ
うな適当な電極システムを含んでいる。このシステム
は、心臓信号を連続的に検知してこの検知信号からVT
/VFの発生を検出する。これに続いて、システムは確
認順序に入り、ここではシステムは、持続したVF又は
VTが確認された場合にはショックを供給しようと努め
る。この確認順序は少なくとも所定の徐脈期間の間存続
し、不整脈が明確に確認されなければ、すなわち正常な
洞リズムが検出されなければ、確認期間の時間切れ時に
ペースパルスが供給される。システムは、望ましくは、
心臓捕捉を示している、細動除去遠界電極において検知
された任意の信号を検査することによって、供給ペース
パルスが心臓を捕捉したかどうかを決定しようとする。
捕捉がペースパルスに続く所定の期間内に検知されたな
らば、システムはペーサモード、例えばVVIペーシン
グを続ける。しかしながら、捕捉が検知されなければ、
これは基礎をなす不整脈が維持されていてショックがペ
ースパルスの供給に続く所定の期間の時間切れ時に供給
されることを確かめる。捕捉検出の不履行はショックの
供給を生じる結果になるので、捕捉検出の特徴は危険な
治療に対する反応に関して「フェイルセイフ」である。
従って、心室細動又は頻搏のような心臓不整脈を検出す
るためのシステムおよび方法が提供されており、このシ
ステムはそのような検出に従って、ショック療法を必要
とする持続した不整脈と、単にペーシング療法が望まれ
る種類の徐脈状態によって置き換えられる非持続の不整
脈とを正確に区別することのできる能力をもっている。
このシステムは、PCD形ユニット並びに細動除去及び
ペーシング(歩調取り)電極を備えた心臓内リードのよ
うな適当な電極システムを含んでいる。このシステム
は、心臓信号を連続的に検知してこの検知信号からVT
/VFの発生を検出する。これに続いて、システムは確
認順序に入り、ここではシステムは、持続したVF又は
VTが確認された場合にはショックを供給しようと努め
る。この確認順序は少なくとも所定の徐脈期間の間存続
し、不整脈が明確に確認されなければ、すなわち正常な
洞リズムが検出されなければ、確認期間の時間切れ時に
ペースパルスが供給される。システムは、望ましくは、
心臓捕捉を示している、細動除去遠界電極において検知
された任意の信号を検査することによって、供給ペース
パルスが心臓を捕捉したかどうかを決定しようとする。
捕捉がペースパルスに続く所定の期間内に検知されたな
らば、システムはペーサモード、例えばVVIペーシン
グを続ける。しかしながら、捕捉が検知されなければ、
これは基礎をなす不整脈が維持されていてショックがペ
ースパルスの供給に続く所定の期間の時間切れ時に供給
されることを確かめる。捕捉検出の不履行はショックの
供給を生じる結果になるので、捕捉検出の特徴は危険な
治療に対する反応に関して「フェイルセイフ」である。
【0007】
【発明の実施の形態】今度は図1に言及すると、この発
明のPCD形システムを構成する細動除去器10及びリ
ード16が図解されている。図示のリードは例示的なも
のであって、他の特定の形式のリードがこの発明の範囲
内にあることは注目される。例えば、上に引用された米
国特許第4932407号及び第5174288号、並
びに第5261400号を参照されたい。図解されたよ
うなリードは、遠位端部の近くに、延長可能ならせん電
極26及び環状電極24を有しており、らせん電極は絶
縁性ヘッド28内に引込み可能に取り付けられている。
電極24及び26は二極式心臓ペーシングのために及び
心室脱分極を検知するために利用される。電極24、2
6は二極式ペーシング及びセンシング(検知)のために
使用されることができるが、電極26は容器11の表面
と関連して使用されることができ、この表面は単極式動
作と名付けられているものにおいて共通の又は不関の電
極として作用する。リードはまた細動除去(defib
rillation)及び/又は電気除細動(card
ioversion)パルスを供給するために、時には
RVコイルと呼ばれるコイル電極20を支持している。
電極20は遠位先端部が心室の頂部にあるときにそのコ
イル部が右心室に配置されるようにリード上に配置され
ている。リード16は又自由選択的に、鎖骨下静脈に配
置されたSCVコイル30を支持してもよく、これはR
波検知及び/又は電気除細動パルス印加のために使用さ
れることができる。リード16は、環状絶縁性シースの
ような適当な手段により互いに分離され且つ細動除去器
(PCD装置)10と電極20、24、26及び30の
それぞれのものとの間の電気的接続を行うためにリード
の全長を経由している、それぞれの同心的コイル導体を
支持している。
明のPCD形システムを構成する細動除去器10及びリ
ード16が図解されている。図示のリードは例示的なも
のであって、他の特定の形式のリードがこの発明の範囲
内にあることは注目される。例えば、上に引用された米
国特許第4932407号及び第5174288号、並
びに第5261400号を参照されたい。図解されたよ
うなリードは、遠位端部の近くに、延長可能ならせん電
極26及び環状電極24を有しており、らせん電極は絶
縁性ヘッド28内に引込み可能に取り付けられている。
電極24及び26は二極式心臓ペーシングのために及び
心室脱分極を検知するために利用される。電極24、2
6は二極式ペーシング及びセンシング(検知)のために
使用されることができるが、電極26は容器11の表面
と関連して使用されることができ、この表面は単極式動
作と名付けられているものにおいて共通の又は不関の電
極として作用する。リードはまた細動除去(defib
rillation)及び/又は電気除細動(card
ioversion)パルスを供給するために、時には
RVコイルと呼ばれるコイル電極20を支持している。
電極20は遠位先端部が心室の頂部にあるときにそのコ
イル部が右心室に配置されるようにリード上に配置され
ている。リード16は又自由選択的に、鎖骨下静脈に配
置されたSCVコイル30を支持してもよく、これはR
波検知及び/又は電気除細動パルス印加のために使用さ
れることができる。リード16は、環状絶縁性シースの
ような適当な手段により互いに分離され且つ細動除去器
(PCD装置)10と電極20、24、26及び30の
それぞれのものとの間の電気的接続を行うためにリード
の全長を経由している、それぞれの同心的コイル導体を
支持している。
【0008】植込み可能なPCD形装置、すなわち細動
除去器10がリードとの組合わせで示されていて、リー
ドコネクタ組立体14が細動除去器10のコネクタブロ
ック12へ挿入されている。このリードと関連して使用
されることのできる細動除去パルス発生器の特定の例が
米国特許第4953551号に開示されている。他のP
CD形ユニットも使用されることができる。電気除細動
及び細動除去パルスを供給するための装置の例示的形態
を開示したものとして米国特許第5163427号及び
第5188105号を参照されたい。ここで使用された
ように、「PCD形」の用語は不整脈を抑制するために
ペーシング療法及びショック療法の両方を利用すること
ができる任意の装置を指している。
除去器10がリードとの組合わせで示されていて、リー
ドコネクタ組立体14が細動除去器10のコネクタブロ
ック12へ挿入されている。このリードと関連して使用
されることのできる細動除去パルス発生器の特定の例が
米国特許第4953551号に開示されている。他のP
CD形ユニットも使用されることができる。電気除細動
及び細動除去パルスを供給するための装置の例示的形態
を開示したものとして米国特許第5163427号及び
第5188105号を参照されたい。ここで使用された
ように、「PCD形」の用語は不整脈を抑制するために
ペーシング療法及びショック療法の両方を利用すること
ができる任意の装置を指している。
【0009】次に図2Aに言及すると、簡単な時間図が
示されており、これはこの発明の時間順序及び主要な動
作を図解している。32で示されたように、PCD形ユ
ニットは検出モードであって、チャージング期間後の不
整脈(VF/VT)の検出を行う。この後、時点T1に
おいて、システムは確認/同期期間34を設定し、これ
は所定の持続時間のものとして示されているが、実際に
は下で更に論述されるように可変持続時間のものであっ
てもよい。確認/同期期間34の間、システムは不整脈
を確認して同期化ショックを供給しようと又は確認なし
で期間を時間切れにしようと努める。この簡単な図解に
おいては、正常な洞リズムの捜索は示されていない。期
間T2−T1として図解された確認/同期期間は所定の徐
脈逸脱期間に対応する、例えば60〜120bpmの範
囲におけるペーシングレートに対応する持続時間を有し
ている。確認/同期逸脱期間が時点T2において終わる
と、心室ペースパルスが(ショックの代わりに)供給さ
れる。約200msの持続時間を有し且つ時点T3で終
わる、36で図示された捕捉期間が確立される。この期
間中にシステムは、電極20と容器11との間又は電極
20とSCVコイル30との間のような遠界信号を監視
する。これらの遠界電極間で検知された信号が存在し且
つこの信号が心室ペーシング刺激に相関しているなら
ば、これは心室捕捉を示し、徐脈又は不全収縮の明らか
な証拠である。この結論は、そのような状況においてだ
け遠界信号として、すなわちペースパルスが供給される
場所からはずれた電極において、検出され得る信号を発
生するように刺激された十分な心筋の量が存在するの
で、当然の結果である。捕捉に続いて、システムはペー
シングモードを適当に維持する。逆に、捕捉持続時間中
に心室ペーシング刺激と遠界信号との間に相関がなけれ
ば、これは検知不足の心室不整脈の存在の確実な表示で
ある。VF/VTの場合には、刺激され得る心筋量が少
なすぎて検出可能な遠界信号すなわち信号IECGを発
生することができないことが注目される。これらの状況
下では、不整脈の性質に依存して適当な電力のショック
が時点T3において供給される。
示されており、これはこの発明の時間順序及び主要な動
作を図解している。32で示されたように、PCD形ユ
ニットは検出モードであって、チャージング期間後の不
整脈(VF/VT)の検出を行う。この後、時点T1に
おいて、システムは確認/同期期間34を設定し、これ
は所定の持続時間のものとして示されているが、実際に
は下で更に論述されるように可変持続時間のものであっ
てもよい。確認/同期期間34の間、システムは不整脈
を確認して同期化ショックを供給しようと又は確認なし
で期間を時間切れにしようと努める。この簡単な図解に
おいては、正常な洞リズムの捜索は示されていない。期
間T2−T1として図解された確認/同期期間は所定の徐
脈逸脱期間に対応する、例えば60〜120bpmの範
囲におけるペーシングレートに対応する持続時間を有し
ている。確認/同期逸脱期間が時点T2において終わる
と、心室ペースパルスが(ショックの代わりに)供給さ
れる。約200msの持続時間を有し且つ時点T3で終
わる、36で図示された捕捉期間が確立される。この期
間中にシステムは、電極20と容器11との間又は電極
20とSCVコイル30との間のような遠界信号を監視
する。これらの遠界電極間で検知された信号が存在し且
つこの信号が心室ペーシング刺激に相関しているなら
ば、これは心室捕捉を示し、徐脈又は不全収縮の明らか
な証拠である。この結論は、そのような状況においてだ
け遠界信号として、すなわちペースパルスが供給される
場所からはずれた電極において、検出され得る信号を発
生するように刺激された十分な心筋の量が存在するの
で、当然の結果である。捕捉に続いて、システムはペー
シングモードを適当に維持する。逆に、捕捉持続時間中
に心室ペーシング刺激と遠界信号との間に相関がなけれ
ば、これは検知不足の心室不整脈の存在の確実な表示で
ある。VF/VTの場合には、刺激され得る心筋量が少
なすぎて検出可能な遠界信号すなわち信号IECGを発
生することができないことが注目される。これらの状況
下では、不整脈の性質に依存して適当な電力のショック
が時点T3において供給される。
【0010】次に図2Bに言及すると、より特定の例示
的実施例の時間図が示されている。図2Aにおける場合
と同様に、細動(又は他の心室不整脈)が時点T1で検
出される。確認/同期期間、T2−T1は複数の期間、す
なわち時点Tbに及ぶブランキング期間(BL)、時点
Trに達する不応期間(Ref)、Trに続き且つ時点T
sに及ぶ同期期間、及びTsからT2に及ぶ「正常」期
間、を含むように構成されている。呈示されたように、
この時間図は例示的なものであり、それぞれの持続時間
は必ずしも比率に合わせて描かれてはいない。T1から
T2までの全持続時間は約60〜120bmpの範囲に
おけるレートに対応する徐脈期間を構成している。ブラ
ンキング持続時間(BL)中に検知された任意のR波は
無視される。不応期間(Ref)中に検知されたR波
は、選ばれたアルゴリズムに依存して、利用されたりさ
れなかったりすることができる。時点Trの前に検知さ
れたR波が使用されないと仮定して、システムは同期期
間(TrからTs)中のR波の存在を捜す。この同期期間
中に検知されたR波は十分に速く来ているので、それは
不整脈として確認され、そしてこの検知R波と同期して
ショックが供給される。しかしながら、時点Tsの後で
あるが時点T2の前に受信されたR波は正常な鼓動であ
って不整脈ではないと考えられ、ショックは供給されな
い。これはそのような検知R波が正常な心搏、又は非持
続の不整脈の表示であり、不整脈が確認されず、且つ症
状の発現(エピソード)が終わらされているからであ
る。しかしながら、R波が時点T2までに検出されてい
なければ、ペースパルスが時点T2で供給される。ペー
スパルスは捕捉の確率を最適化するために最大の利用可
能なペーシング出力にあることが適当である。メドトロ
ニック社により製造された標準形PCDに関しては、こ
れは1.6msパルス幅における8.4ボルトパルスで
ある。時点T2におけるペースパルスの供給に次いで、
システムは時点T3まで待ち、次に捕捉を確認し、その
場合にはペースメーカ動作モードに復帰するか又は非捕
捉の場合には適当なショック療法を与える。
的実施例の時間図が示されている。図2Aにおける場合
と同様に、細動(又は他の心室不整脈)が時点T1で検
出される。確認/同期期間、T2−T1は複数の期間、す
なわち時点Tbに及ぶブランキング期間(BL)、時点
Trに達する不応期間(Ref)、Trに続き且つ時点T
sに及ぶ同期期間、及びTsからT2に及ぶ「正常」期
間、を含むように構成されている。呈示されたように、
この時間図は例示的なものであり、それぞれの持続時間
は必ずしも比率に合わせて描かれてはいない。T1から
T2までの全持続時間は約60〜120bmpの範囲に
おけるレートに対応する徐脈期間を構成している。ブラ
ンキング持続時間(BL)中に検知された任意のR波は
無視される。不応期間(Ref)中に検知されたR波
は、選ばれたアルゴリズムに依存して、利用されたりさ
れなかったりすることができる。時点Trの前に検知さ
れたR波が使用されないと仮定して、システムは同期期
間(TrからTs)中のR波の存在を捜す。この同期期間
中に検知されたR波は十分に速く来ているので、それは
不整脈として確認され、そしてこの検知R波と同期して
ショックが供給される。しかしながら、時点Tsの後で
あるが時点T2の前に受信されたR波は正常な鼓動であ
って不整脈ではないと考えられ、ショックは供給されな
い。これはそのような検知R波が正常な心搏、又は非持
続の不整脈の表示であり、不整脈が確認されず、且つ症
状の発現(エピソード)が終わらされているからであ
る。しかしながら、R波が時点T2までに検出されてい
なければ、ペースパルスが時点T2で供給される。ペー
スパルスは捕捉の確率を最適化するために最大の利用可
能なペーシング出力にあることが適当である。メドトロ
ニック社により製造された標準形PCDに関しては、こ
れは1.6msパルス幅における8.4ボルトパルスで
ある。時点T2におけるペースパルスの供給に次いで、
システムは時点T3まで待ち、次に捕捉を確認し、その
場合にはペースメーカ動作モードに復帰するか又は非捕
捉の場合には適当なショック療法を与える。
【0011】次に図2Cに言及すると、最初のR波が不
応期間(Ref)中に検知される場合の別の典型的な実
施例を例示するために、図2Bのタイミングに関して図
解された別の時間図が示されている。この実施例におい
ては、最初の検知R波は2番目の確認/同期期間(同期
2)の確立を生じさせる。この実施例における差異は最
初の不応期間(Ref)中に検出されたR波により2番
目の確認/同期期間が不応期間を伴うことなく時間切れ
にされる。これは一つのR波が第2の確立期間内に発見
されたならば第2のR波への同期化を可能にする。確認
の不履行は時点T2-2におけるペースパルスの供給を生
じることになり、そしてペースパルスが捕捉を生じる結
果にならなければ時点T3-3におけるショックの供給を
生じることになる。
応期間(Ref)中に検知される場合の別の典型的な実
施例を例示するために、図2Bのタイミングに関して図
解された別の時間図が示されている。この実施例におい
ては、最初の検知R波は2番目の確認/同期期間(同期
2)の確立を生じさせる。この実施例における差異は最
初の不応期間(Ref)中に検出されたR波により2番
目の確認/同期期間が不応期間を伴うことなく時間切れ
にされる。これは一つのR波が第2の確立期間内に発見
されたならば第2のR波への同期化を可能にする。確認
の不履行は時点T2-2におけるペースパルスの供給を生
じることになり、そしてペースパルスが捕捉を生じる結
果にならなければ時点T3-3におけるショックの供給を
生じることになる。
【0012】今度は図3に言及すると、この発明による
PCD形装置の主要な機能上の構成部分を図解したブロ
ック図が示されている。理解されるべきことであるが、
ここで図示された機能的ブロックは技術上周知のよう
に、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア若
しくはソフトウェアの組合せで構成されることができ
る。ペース発生器41は、ペース制御器42により制御
されて、ペーシングパルスを発生し、これは単極式ペー
シング(図示されていない)に対しては遠位電極26と
電極30若しくは容器11との間に、又は図示されたよ
うに、二極式ペーシングに対しては電極26と24との
間に接続される。電極26及び24は又心室信号の二極
式検知のためにペース/センス増幅器/処理装置48に
接続されている。図示されていないけれども、二極式検
知は又電極24と20との間で行われてもよく、又単極
式検知は電極26と容器11との間で行われることがで
きる。C/D(cerdioverter/defib
rillator)発生器44は、C/D制御器45に
より制御されて、コイル電極(RVコイル)20とSC
Vコイル30との間に、又は代替的にコイル電極20と
容器11との間に接続されたものとして図示された出力
を発生する。C/D制御器45及びパルス発生器41の
実例に関しては引用の米国特許第5188105号を参
照されたい。検知R波信号は、装置がペーシングモード
にあるときのペーシングの正規の制御のためにペース制
御器42に結合される。検知R波信号は又、基礎をなす
VF/VT不整脈の存在の検出のためにVF/VT検出
器52に接続される。PCD形装置において行われるよ
うな不整脈検出を概略的に開示している、言及によりこ
の明細書に組み込まれた米国特許第5458619号及
び第5342402号を参照されたい。VF/VTが検
出されると、信号が確認/同期制御器54に接続されて
確認/同期期間を時間切れにし且つ制御する。確認/同
期制御器54は上に示された時間図において述べられた
ような動作を実施するための論理を収容している。それ
ゆえに、確認/同期期間が何らのR波検出を伴わずに時
間切れになれば、信号がペース制御器42に送られて、
高レベルのペースパルスの供給を生じさせる。他方、一
連のVT又はVFの一部分であると決定されたR波が検
出されたならば、C/D発生器44によるC/Dショッ
クの開始を生じさせるためにC/D制御器45に信号が
送られる。確認/同期制御器54は又次の捕捉期間を時
間切れにし、そしてタイミング信号を捕捉相関器56に
接続する。捕捉相関器56はセンス増幅器50から遠界
センス(検知)信号を受けるようにに接続されており、
この信号は時点T2から時点T3までの期間中に捕捉相関
器56において認識される。捕捉相関器56は適当には
二進相関器を使用しており、これは信号の二進性及びそ
れがマイクロプロセッサにおいて高度に有効に実現され
得るという事実を利用している。そのような二進相関器
は技術上周知である。
PCD形装置の主要な機能上の構成部分を図解したブロ
ック図が示されている。理解されるべきことであるが、
ここで図示された機能的ブロックは技術上周知のよう
に、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア若
しくはソフトウェアの組合せで構成されることができ
る。ペース発生器41は、ペース制御器42により制御
されて、ペーシングパルスを発生し、これは単極式ペー
シング(図示されていない)に対しては遠位電極26と
電極30若しくは容器11との間に、又は図示されたよ
うに、二極式ペーシングに対しては電極26と24との
間に接続される。電極26及び24は又心室信号の二極
式検知のためにペース/センス増幅器/処理装置48に
接続されている。図示されていないけれども、二極式検
知は又電極24と20との間で行われてもよく、又単極
式検知は電極26と容器11との間で行われることがで
きる。C/D(cerdioverter/defib
rillator)発生器44は、C/D制御器45に
より制御されて、コイル電極(RVコイル)20とSC
Vコイル30との間に、又は代替的にコイル電極20と
容器11との間に接続されたものとして図示された出力
を発生する。C/D制御器45及びパルス発生器41の
実例に関しては引用の米国特許第5188105号を参
照されたい。検知R波信号は、装置がペーシングモード
にあるときのペーシングの正規の制御のためにペース制
御器42に結合される。検知R波信号は又、基礎をなす
VF/VT不整脈の存在の検出のためにVF/VT検出
器52に接続される。PCD形装置において行われるよ
うな不整脈検出を概略的に開示している、言及によりこ
の明細書に組み込まれた米国特許第5458619号及
び第5342402号を参照されたい。VF/VTが検
出されると、信号が確認/同期制御器54に接続されて
確認/同期期間を時間切れにし且つ制御する。確認/同
期制御器54は上に示された時間図において述べられた
ような動作を実施するための論理を収容している。それ
ゆえに、確認/同期期間が何らのR波検出を伴わずに時
間切れになれば、信号がペース制御器42に送られて、
高レベルのペースパルスの供給を生じさせる。他方、一
連のVT又はVFの一部分であると決定されたR波が検
出されたならば、C/D発生器44によるC/Dショッ
クの開始を生じさせるためにC/D制御器45に信号が
送られる。確認/同期制御器54は又次の捕捉期間を時
間切れにし、そしてタイミング信号を捕捉相関器56に
接続する。捕捉相関器56はセンス増幅器50から遠界
センス(検知)信号を受けるようにに接続されており、
この信号は時点T2から時点T3までの期間中に捕捉相関
器56において認識される。捕捉相関器56は適当には
二進相関器を使用しており、これは信号の二進性及びそ
れがマイクロプロセッサにおいて高度に有効に実現され
得るという事実を利用している。そのような二進相関器
は技術上周知である。
【0013】実際には、マイクロプロセッサで実現され
る捕捉相関器56の外に、VF/VT検出器52及び確
認/同期制御器54における機能も又望ましくはマイク
ロプロセッサ及び適当なソフトウェアアルゴリズム制御
器で実現される。残りのコンポーネントは通常ハードウ
ェアによって実現されるけれども、これらの機能のある
部分、例えばペース制御器及びC/D制御器はソフトウ
ェアによって実現されてもよい。
る捕捉相関器56の外に、VF/VT検出器52及び確
認/同期制御器54における機能も又望ましくはマイク
ロプロセッサ及び適当なソフトウェアアルゴリズム制御
器で実現される。残りのコンポーネントは通常ハードウ
ェアによって実現されるけれども、これらの機能のある
部分、例えばペース制御器及びC/D制御器はソフトウ
ェアによって実現されてもよい。
【0014】今度は図4に言及すると、この発明の主要
な機能を実施するための論理の流れ図が示されている。
ブロック60において、VF/VTの測定が行われる。
これに続いて、PCD形装置はブロック62で示された
ようにC/Dショックの供給のために準備される。論理
はブロック63で図示されたように確認/同期持続時間
の時間切れを開始する。ブロック64において、何かあ
るとすれば確認期間の時間切れ中にいかなる事象が発生
したかが決定される。不整脈が確認されてショックが指
示されたならば、同期化ショックがブロック66で示さ
れたように供給される。徐脈逸脱期間が時間切れになっ
たならば、ペースパルスがブロック68で図示されたよ
うに供給される。ブロック70において、ほぼ200m
sの捕捉持続時間内に、ペースパルスに起因する捕捉の
表示があるかどうかが決定される。Yesならば、ブロ
ック72で図示されたようにショック供給が不能化さ
れ、これに続いて適切ならばペーシングが維持されても
よい。Noならば、ペースパルスが心臓を捕捉しなかっ
たことを意味し、これは基礎をなす不整脈の確認を表し
ており、従ってペーサはブロック74で図示されたよう
にC/Dショック(パルス)を印加する。ブロック64
に戻って、正常な洞が検出されたならば、ショック供給
が不能化される。
な機能を実施するための論理の流れ図が示されている。
ブロック60において、VF/VTの測定が行われる。
これに続いて、PCD形装置はブロック62で示された
ようにC/Dショックの供給のために準備される。論理
はブロック63で図示されたように確認/同期持続時間
の時間切れを開始する。ブロック64において、何かあ
るとすれば確認期間の時間切れ中にいかなる事象が発生
したかが決定される。不整脈が確認されてショックが指
示されたならば、同期化ショックがブロック66で示さ
れたように供給される。徐脈逸脱期間が時間切れになっ
たならば、ペースパルスがブロック68で図示されたよ
うに供給される。ブロック70において、ほぼ200m
sの捕捉持続時間内に、ペースパルスに起因する捕捉の
表示があるかどうかが決定される。Yesならば、ブロ
ック72で図示されたようにショック供給が不能化さ
れ、これに続いて適切ならばペーシングが維持されても
よい。Noならば、ペースパルスが心臓を捕捉しなかっ
たことを意味し、これは基礎をなす不整脈の確認を表し
ており、従ってペーサはブロック74で図示されたよう
にC/Dショック(パルス)を印加する。ブロック64
に戻って、正常な洞が検出されたならば、ショック供給
が不能化される。
【0015】このように、持続した基礎をなす不整脈の
存在又は欠如を正確に決定する、すなわちVF/VTと
著しい徐脈又は不全収縮とを区別するためのPCD形シ
ステムに及び方法が例示された。細動除去器(遠界)電
極を用いて供給ペースパルスと相関のあるR波が生じた
かどうかを検知することによって、システムは徐脈状況
と検知不足の不整脈とを非常に正確に区別する。VF/
VTの検出に続く確認/同期期間を使用してこの期間を
徐脈逸脱期間と等価のものに制限することによって、適
当な時に不当な遅延を伴うことなく同期ショック又は非
同期VF/VTショックの供給が可能となり且つ又不整
脈が維持されなかった場合にはより適切なペーシング治
療が可能になる。
存在又は欠如を正確に決定する、すなわちVF/VTと
著しい徐脈又は不全収縮とを区別するためのPCD形シ
ステムに及び方法が例示された。細動除去器(遠界)電
極を用いて供給ペースパルスと相関のあるR波が生じた
かどうかを検知することによって、システムは徐脈状況
と検知不足の不整脈とを非常に正確に区別する。VF/
VTの検出に続く確認/同期期間を使用してこの期間を
徐脈逸脱期間と等価のものに制限することによって、適
当な時に不当な遅延を伴うことなく同期ショック又は非
同期VF/VTショックの供給が可能となり且つ又不整
脈が維持されなかった場合にはより適切なペーシング治
療が可能になる。
【0016】ここで使用されたように、「ショック」、
「ショックパルス」、及び「不整脈防止パルス」の用語
は交換可能に使用され、細動除去又は電気除細動のため
に供給された一つ以上の結合パルスを指している。「遠
界」の用語はペースパルスが供給される場所からはずれ
た二つの電極の間でR波を検知することを意味するもの
として使用されている。
「ショックパルス」、及び「不整脈防止パルス」の用語
は交換可能に使用され、細動除去又は電気除細動のため
に供給された一つ以上の結合パルスを指している。「遠
界」の用語はペースパルスが供給される場所からはずれ
た二つの電極の間でR波を検知することを意味するもの
として使用されている。
【図1】この発明によるPCD形システムの図解である
【図2】図2Aはこの発明を具体化したPCD形装置の
動作を図解した簡単な時間図であり、図2B及び図2C
はこの発明による確認期間及び追跡調査捕捉期間の特定
の配列を図解した時間図である。
動作を図解した簡単な時間図であり、図2B及び図2C
はこの発明による確認期間及び追跡調査捕捉期間の特定
の配列を図解した時間図である。
【図3】この発明の確認及び捕捉特徴を実施するように
適応させられたPCD形装置の機能ブロック図である。
適応させられたPCD形装置の機能ブロック図である。
【図4】心室細動の症状に対するこの発明の方法を図解
した論理の流れ図である。
した論理の流れ図である。
10 細動除去器 11 容器 16 リード 20、24、26、30 電極 41 ペース発生器 42 ペース制御器 44 C/D発生器 45 C/D制御器 52 VF/VT検出器 54 確認/周期制御器 56 捕捉相関器
Claims (14)
- 【請求項1】 患者に発生した所定の種類の心臓細動及
び頻搏を検出して治療するための植込み可能なシステム
であって、 前記の患者からの心臓信号を検知するための検知手段、 前記の検知心臓信号に基づいて心室細動又は心室頻搏の
一つの発生を検出するための検出手段、 検出細動又は頻搏に続く所定の期間中における前記の検
知心臓信号を解析するための確認手段であって、前記の
所定の期間を時間切れにするためのタイミング手段を含
んでいる前記の確認手段、 介在する検知心臓信号を伴わない前記の所定の期間の時
間切れの発生時にペースパルスを供給するためのペース
手段、 前記の供給ペースパルスが患者の心臓の捕捉を生じる結
果になったかどうかを決定するための捕捉手段、及び前
記の捕捉手段が前記の供給ペースパルスに応答して前記
の捕捉の欠如を決定したときに患者の心臓にショック治
療を与えるためのショック手段、を含んでいる植込み可
能なシステム。 - 【請求項2】 前記の検知手段が前記の供給ペースパル
スに対する遠界応答を検知するための遠界検知手段を更
に含んでおり、且つ前記の捕捉手段が、前記の遠界応答
が前記の供給ペースパルスと相関がある場合を決定する
ための相関手段を有している、請求項1に記載のシステ
ム。 - 【請求項3】 前記のショック手段が前記のショック治
療を与えるためのショック電極手段を含んでおり、且つ
前記の遠界探知手段が前記のショック電極手段において
検知された心臓信号を解析するための手段を含んでい
る、請求項2に記載のシステム。 - 【請求項4】 経静脈法のリードを含んでいて、前記の
リードが少なくとも一つのペース電極及び少なくとも一
つのショック電極を含んでおり、前記のリードが又前記
の電極を前記のペース手段及び前記のショック手段に接
続するためのそれぞれの導線を有している、請求項3に
記載のシステム。 - 【請求項5】 前記のタイミング手段が、徐脈逸脱期間
に対応する持続時間を有するように前記の期間を時間切
れにする、請求項1に記載のシステム。 - 【請求項6】 経静脈法のリードを含んでおり、且つ前
記のショック電極手段が患者の右心室への配置に適した
位置における前記のリード上の少なくとも一つのコイル
電極を含んでいる、請求項3に記載のシステム。 - 【請求項7】 心室細動及び心室頻搏のような心臓不整
脈が患者に発生したときにこれらの心臓不整脈を検出し
て治療するためのシステムであって、 ペースパルスを発生して供給するためのペース手段と、
不整脈防止ショックを発生するためのショック手段と、
前記の患者からの心臓信号を検知するための検知手段と
を有しているPCD形装置、 複数の電極を備えていて、前記の複数の電極の一つが共
通電極であり、前記の複数の電極の一つが患者の右心室
内に配置可能なショック電極であり、且つ前記の複数の
電極の一つが患者の右心室の内壁に近接して配置可能な
ペーシング電極である、電極手段、 不整脈の発生を検出するための検出手段と、前記の不整
脈の検出に続く少なくとも所定の持続時間を時間切れに
するためのタイミング手段と、前記の不整脈が前記の持
続時間の時間切れの間に維持された場合を明確に確認す
るための確認手段と、前記の持続時間中に確認される不
整脈がない場合に動作して、患者の心臓が前記のペース
手段から供給されたペースパルスによって捕捉されたか
又はされなかったかを決定することのできる捕捉手段と
を有している前記のPCD形装置、並びに前記のショッ
ク手段を制御して、前記の不整脈が確認されたか又は患
者の心臓がペースパルスによって捕捉されなかった場合
にだけ前記の不整脈防止ショックを供給するようにする
ためのショック制御手段、を含んでいる心臓不整脈を検
出して治療するためのシステム。 - 【請求項8】 患者におけるVF/VT形式の心臓不整
脈を検出して治療するためのシステムであって、 VF/VT形式の不整脈の発生を決定するための第1手
段、 不整脈の前記の決定に応答して前記の不整脈が維持され
ているかいないかを決定することのできる第2手段であ
って、 (a) 患者の心室にペースパルスを供給するためのペ
ース手段、 (b) 所定の持続時間の捕捉期間を時間切れにするた
めのタイミング手段、並びに (c) 前記のペースパルスに応答しての前記の捕捉期
間中における反応性心室収縮を示す電気的活動度を検知
するための検知手段、を有する前記の第2手段、 前記の反応性心室収縮が検知されない場合にだけ前記の
患者にショックパルスを供給して前記の不整脈を治療す
るための治療応答手段、を含んでいる心臓不整脈を検出
して治療するためのシステム。 - 【請求項9】 患者の心室に配置可能な少なくとも一つ
のショック電極と、前記の患者の心室の内壁に当てて配
置可能な少なくとも一つのペーシング電極と、少なくと
も一つの第3電極とを有する経静脈法のリードを含んで
おり、且つ前記の治療応答手段が前記のショック電極と
前記の第3電極とに前記のショックパルスを供給するよ
うに接続されており、且つ前記の検知手段が前記のショ
ック電極と前記の第3電極との間に信号を検知するよう
に接続されている、請求項8に記載のシステム。 - 【請求項10】 ショック電極が患者の心室に配置され
るように前記のリード上に配置されたコイルであり、且
つ前記の第3電極が患者の鎖骨下静脈に配置されるよう
に前記のリード上に配置されたコイルである、請求項9
に記載のシステム。 - 【請求項11】 前記の検知手段が心室コイル電極及び
SCV電極を含んでいる、請求項8に記載のシステム。 - 【請求項12】 容器に収容されたPCD形装置と前記
の装置に接続された経静脈法リードとを含んでおり、且
つ前記の検知手段が前記のリード上の心室コイル電極及
び前記の容器上に配置された共通電極を含んでいる、請
求項8に記載のシステム。 - 【請求項13】 前記のペース手段が前記の患者の心室
の内壁におけるペーシング場所にペースパルス供給する
ためのペース電極を含んでおり、且つ前記の検知手段が
前記のペーシング場所からはずれた一対の電極を含んで
いる、請求項8に記載のシステム。 - 【請求項14】 前記の第2手段が、ペースパルスの供
給の前に動作して、前記のVF/VT不整脈が維持され
ている場合を確認することができ、且つ前記のVF/V
T不整脈が確認されたときには常に前記のショックパル
スを供給するように前記の治療応答手段を制御すること
のできる確認手段を更に含んでいる、請求項8に記載の
システム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/673,444 US5766225A (en) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | System and method for distinguishing between VF/VT bradycardia or asystole |
| US673444 | 1996-06-28 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1057509A true JPH1057509A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=24702682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9170533A Pending JPH1057509A (ja) | 1996-06-28 | 1997-06-26 | Vf/vtと徐脈又は不全収縮とを区別するためのシステム及び方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5766225A (ja) |
| EP (1) | EP0815900B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1057509A (ja) |
| AU (1) | AU717122B2 (ja) |
| CA (1) | CA2207095A1 (ja) |
| DE (1) | DE69731257T2 (ja) |
Families Citing this family (47)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7908003B1 (en) | 1996-08-19 | 2011-03-15 | Mr3 Medical Llc | System and method for treating ischemia by improving cardiac efficiency |
| US7840264B1 (en) | 1996-08-19 | 2010-11-23 | Mr3 Medical, Llc | System and method for breaking reentry circuits by cooling cardiac tissue |
| US5978707A (en) | 1997-04-30 | 1999-11-02 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Apparatus and method for treating ventricular tachyarrhythmias |
| DE19800697B4 (de) * | 1998-01-10 | 2009-04-02 | Biotronik Gmbh & Co. Kg | Einzel-Elektrodensonde, insbesondere für implantierbare Defibrillatoren |
| US6434428B1 (en) * | 1998-07-29 | 2002-08-13 | Pacesetter, Inc. | System and method for optimizing far-field R-wave sensing by switching electrode polarity during atrial capture verification |
| US6345201B1 (en) * | 1998-07-29 | 2002-02-05 | Pacesetter, Inc. | System and method for ventricular capture using far-field evoked response |
| US6101416A (en) * | 1998-07-29 | 2000-08-08 | Pacesetter, Inc. | System and method for atrial autocapture in single-chamber pacemaker modes using far-field detection |
| US7512441B2 (en) * | 1998-12-08 | 2009-03-31 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Autocapture pacing/sensing configuration |
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