JPH105756A - 油水の回収分離装置 - Google Patents

油水の回収分離装置

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JPH105756A
JPH105756A JP8181625A JP18162596A JPH105756A JP H105756 A JPH105756 A JP H105756A JP 8181625 A JP8181625 A JP 8181625A JP 18162596 A JP18162596 A JP 18162596A JP H105756 A JPH105756 A JP H105756A
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洋二 森
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功 森
Masami Hashimoto
正己 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油水の分離を効率的に行ない、油分に混入し
たスカム、雑物などの固形の不純物を確実に回収する。 【解決手段】 比重差によって油と水とを分離する回収
分離装置1であって、内部がスパイラル状に形成された
供給筒2の外側に外筒3を形成し、供給筒と外筒との間
に流入部4を形成し、流入部の内部に回収部33を配置
しその回収口33aを流入部の上部に位置させ、供給筒
と外筒との上部に供給筒と外筒とに流入した油水混合液
35の液面に沿って移動する掻き寄せ手段を配置した。
また、上記分離槽内に金属のウイスカをネット状に形成
したウイスカネット18を充填し、ウイスカネットの下
方にはエア−パイプ21を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油水混合液から油水
を効率的に分離し、且つ浮遊固形物及び濃縮油を除去す
る油水の回収分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特に、食品工場においては使用済みの水
には動植物油が入り込んで浮上しているので、油水の回
収分離装置を通して油水を分離して油分を回収する必要
がある。この種の油水の回収分離装置には、油分の分離
には油と水の比重差を利用したものが多い。
【0003】然し乍ら、このような動植物油は温度によ
る粘性変化が激しく、また、油分以外にもスカム、雑物
などの固形の不純物が必ず混入して浮遊しているので、
比重差のみによって油分を回収することは非常に難しい
テ−マであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解消し、油水を効率的に分離するとともに、分離した油
分に混入したスカム、雑物などの固形の不純物を確実に
回収できる油水の回収分離装置を提案することをその課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、請求項1の油水の回収分離装置は、油水
混合液を供給する内部がスパイラル状に形成された供給
筒の外側に外筒を形成し、該供給筒と外筒との間に流入
部を形成し、上記供給筒の下部から渦を巻くように浮上
してくる油水混合液を上記流入部に導き該流入部に設け
られた分離槽を通過させて比重差によって油と水とを分
離する回収分離装置であって、上記流入部の内部には回
収部を配置しその回収口を流入部の上部に位置させると
ともに、上記供給筒と外筒との上部に供給筒と外筒とに
流入した上記油水混合液の液面に沿って移動する掻き寄
せ手段を配置し、該掻き寄せ手段で上記油水混合液に含
まれた浮遊固形物及び濃縮油を上記回収部の回収口に掻
き寄せることを特徴とする。
【0006】また、請求項2の油水の回収分離装置は、
油水混合液を供給する内部がスパイラル状に形成された
供給筒の外側に外筒を形成し、該供給筒と外筒との間に
流入部を形成し、上記供給筒の下部から渦を巻くように
浮上してくる油水混合液を上記流入部に導き該流入部に
設けられた分離槽を通過させて比重差によって油と水と
を分離する回収分離装置であって、上記分離槽内に金属
のウイスカをネット状に形成したウイスカネットを充填
するとともに、上記ウイスカネットの下方にウイスカネ
ット内に空気を吹き込む空気吹込手段を配置したことを
特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態の一例について説明する。
【0008】図1乃至図3において、符号1は本発明に
係る油水の回収分離装置を示し、上記油水の回収分離装
置1は食品工場等から排出された排水中の浮上油を比重
差を利用して油分と水分とに分離するものである。
【0009】油水の回収分離装置1は排水原液(油水混
合液)を供給する供給筒2と、その外周に設けられた外
筒3との間に流入部4が形成されるとともに、該流入部
4には隔壁5、6によって区画された第一の分離槽7と
第二の分離槽8とが形成されている。また、上記隔壁
5、6の上端には傾斜面5a、6aが形成されている。
【0010】供給筒2の内部中央には長手方向に亘って
パイプ11が立設され、該パイプ11と上記供給筒2の
内側面との間隙にはステンレス製の板部材によってスパ
イラル部12が設けられている。また、上記供給筒2の
上部側面には開口部13が形成されるとともに、底部に
は回収パイプ14が取着されている。そして、上記回収
パイプ14は排水原液(油水混合液)の送りポンプ15
に接続されている。
【0011】次に、第一の分離槽7の中間部にはステン
レス等の金属のウイスカ(30〜40ミクロンの細線)
をネット状に形成したウイスカネット18を充填した容
器19が配置されており、該容器19には多数の透孔2
0が形成されている。また、上記容器19の下方にはエ
ア−パイプ21が配置されるとともに、該エア−パイプ
21には多数の透孔(図示せず)が形成されている。
【0012】なお、ウイスカの表面を酸洗い処理し、梨
子地加工(粗面加工)して表面積を大きくすることによ
り油分の粒子が付着し易くなる。また、容器19は交換
可能に設けてもよい。
【0013】隔壁5付近の下方の第一の分離槽7側の外
筒3には第三の分離槽23に連通する開口部24が形成
されている。また、上記第三の分離槽23の隣には隔壁
25を介して第四の分離槽26が形成され、さらに、該
第四の分離槽26の隣には隔壁27を介して第五の分離
槽28が形成されている。そして、上記隔壁25、27
には分離槽23、28の液面を調整するための仕切り板
29が摺動自在に取着されている。
【0014】第四の分離槽26の下方には排水口30が
形成され、また、第五の分離槽28は隔壁6付近の下方
の第二の分離槽8側の外筒3に形成した開口部31によ
って上記第二の分離槽8に連通されている。
【0015】隔壁6の裏側の流入部4の内部には略凹状
の回収部33が配置され、該回収部33の回収口33a
を上記流入部4の上部に位置させるとともに、下部は外
筒3の外部に延出されている。
【0016】次に、供給筒2と外筒3との上部には、該
供給筒2と外筒3とに流入した油水混合の排水原液(油
水混合液)35の液面35aに沿って移動する掻き寄せ
手段が配置されている。掻き寄せ手段は樹脂、またはス
テンレス等の金属によって形成された回転板38と、上
記回転板38の中心の上部に固定された回転軸39と、
下面に配置された樹脂、またはステンレス等の金属によ
って形成された多数の掻き寄せ板40とによって構成さ
れている。そして、上記回転軸39はモ−タ41に連結
されている。
【0017】掻き寄せ板40の上部に設けた支持片40
aは、回転板38の下面にビス42により稍斜めに取着
されたコ字状の支持部材43に渡架された軸部材44に
可動状態に軸支されている。なお、掻き寄せ手段は必ず
しも掻き寄せ板40に限定されるものではなく、ブラ
シ、布等であってもよい。
【0018】上記構成の油水の回収分離装置1によれ
ば、送りポンプ15によって排水原液(油水混合液)3
5を供給筒2の下部から供給すると、排水原液35はス
パイラル部12の裏面に沿ってゆっくりと浮上しながら
比重差分離する。このときに、軽い油はスパイラル部1
2の裏面に付着し、徐々に浮上しながら粗粒化して浮力
を増して濃縮油となって供給筒2の上部の開口部13か
ら溢れて流入部4に流入する。そして、流入した排水原
液35の液面35aの位置はだんだんと上がっていき、
流入量と流出量とがバランスしたところで一定になる。
【0019】ところで、排水原液35には油分以外にも
スカム、雑物などの固形の不純物が必ず混入して浮遊し
ているので、モ−タ41を作動させて回転盤38を回転
させると、掻き寄せ板40も供給筒2と外筒3内に流入
した排水原液35の液面35aに沿って移動するので、
上記掻き寄せ板40の移動により上記排水原液35に含
まれたスカム、雑物などの固形の不純物は回収部33の
回収口33aに掻き寄せられ、上記回収部33に導入さ
れて回収される。
【0020】一方、流入部4に流出した排水原液35に
も油分が混合しているが、第一の分離槽7で比重差によ
り上下に分離し、上記油分の粒子はウイスカネット18
の細線に接触するとその表面張力により付着しより多く
回収することができるとともに、水分はそのまま通過す
る。このように、油分はウイスカネット18に保持され
るので、排水原液35に多少の流れがあっても、油分と
水分とが混じり合いにくいため、油水の分離効率がよ
い。なお、エア−パイプ21からエア−を発生させるこ
とによってウイスカネット18に付着した油分は強制的
に脱落して浮上する。
【0021】分離された油分は第一の分離槽7と第二の
分離層8との間の隔壁5の上部を溢流して上記第二の分
離層8に流入する。このときに、分離された油分ととも
に多少の水分も第二の分離層8に流入する。一方、上記
第一の分離槽7内の水分は外筒3の下部に設けた開口部
24から第三の分離槽23とに流入する。そして、第二
の分離層8に流入した油分は隔壁6の上部を溢流して回
収部33の回収口33aに流入し回収される。また、上
記第二の分離層8に流入した水分は外筒3の下部に設け
た開口部31から第五の分離槽28に流入する。第三の
分離槽23と第五の分離槽28とに流入した水分は各層
に設けられた隔壁25、27の上部を溢流して第四の分
離槽26に流入し、その下方に設けた排水口30から排
水される。なお、隔壁25、27に設けた仕切り板29
を上下動させることによって水面を調整することができ
る。
【0022】このような分離を繰り返して油水は完全に
分離し、油分は回収されるとともに、浮遊しているスカ
ム、雑物などの固形の不純物も同様に回収される。
【0023】
【発明の効果】前記構成のように、請求項1の発明によ
れば、流入部に設けられた分離槽に油水混合液を流入さ
せるだけでその比重差によって油水の分離を能率的に行
なうことができる。また、油水混合液に混入して浮遊し
ているスカム、雑物などの固形の不純物は掻き寄せ手段
によって掻き寄せて回収することができる。
【0024】また、請求項2の発明によれば、油水混合
液のうちの油分の粒子はウイスカネットに付着して保持
されるので、油水混合液に多少の流れがあっても、油分
と水分とが混じりにくいため、油水の分離効率がよい。
また、ウイスカネット内にエア−パイプからエア−を吹
き込むことによって付着した油分を強制的に脱落させ浮
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油水の回収分離装置の縦断面図
【図2】aは上記油水の回収分離装置の一部省略した横
断面図、bは隔壁に取着された仕切り板の動作状態を示
す説明図
【図3】上記油水の回収分離装置の展開図
【図4】aは回転盤に対し掻き寄せ板の取着状態を示す
平面説明図、bは回転盤に対し掻き寄せ板の取着状態を
示す正面図
【符号の説明】
1 油水の回収分離装置 2 供給筒 3 外筒 4 流入部 7、8 分離槽 18 ウイスカネット 21 エア−パイプ 33 回収部 33a 回収口 35 排水原液(油水混合液) 40 掻き寄せ板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油水混合液を供給する内部がスパイラル
    状に形成された供給筒の外側に外筒を形成し、該供給筒
    と外筒との間に流入部を形成し、上記供給筒の下部から
    渦を巻くように浮上してくる油水混合液を上記流入部に
    導き該流入部に設けられた分離槽を通過させて比重差に
    よって油と水とを分離する回収分離装置であって、上記
    流入部の内部には回収部を配置しその回収口を流入部の
    上部に位置させるとともに、上記供給筒と外筒との上部
    に供給筒と外筒とに流入した上記油水混合液の液面に沿
    って移動する掻き寄せ手段を配置し、該掻き寄せ手段で
    上記油水混合液に含まれた浮遊固形物及び濃縮油を上記
    回収部の回収口に掻き寄せることを特徴とする油水の回
    収分離装置。
  2. 【請求項2】 油水混合液を供給する内部がスパイラル
    状に形成された供給筒の外側に外筒を形成し、該供給筒
    と外筒との間に流入部を形成し、上記供給筒の下部から
    渦を巻くように浮上してくる油水混合液を上記流入部に
    導き該流入部に設けられた分離槽を通過させて比重差に
    よって油と水とを分離する回収分離装置であって、上記
    分離槽内に金属のウイスカをネット状に形成したウイス
    カネットを充填するとともに、上記ウイスカネットの下
    方にウイスカネット内に空気を吹き込む空気吹込手段を
    配置したことを特徴とする油水の回収分離装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115043514A (zh) * 2022-05-06 2022-09-13 苏珊珊 一种高浓度含油废水处理设备

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115043514A (zh) * 2022-05-06 2022-09-13 苏珊珊 一种高浓度含油废水处理设备

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