JPH1059194A - ケーブル式ステアリング装置 - Google Patents
ケーブル式ステアリング装置Info
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- JPH1059194A JPH1059194A JP22346796A JP22346796A JPH1059194A JP H1059194 A JPH1059194 A JP H1059194A JP 22346796 A JP22346796 A JP 22346796A JP 22346796 A JP22346796 A JP 22346796A JP H1059194 A JPH1059194 A JP H1059194A
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- Japan
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- pulley
- wire
- cable
- groove
- fixing groove
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハンドルとギヤボックスとをワイヤーで接続
したケーブル式ステアリング装置において、ワイヤーの
端部とプーリとの固定部に荷重が加わるのを防止して耐
久性の向上を図る。 【解決手段】 ボーデンワイヤーのインナーケーブル5
i,6iの先端に固定したピン15を駆動プーリ13の
左右の端面に形成したピン孔135 に固定し、前記ピン
15に連なるインナーケーブル5i,6iを駆動プーリ
13の左右の端面に形成した渦巻き状のワイヤー固定溝
133 に嵌め込んで固定した後に、そのインナーケーブ
ル5i,6iを駆動プーリ13の周面のプーリ溝に巻き
付ける。インナーケーブル5i,6iの張力を該インナ
ーケーブル5i,6i及びワイヤー固定溝133 間に作
用する摩擦力で支持し、インナーケーブル5i,6iと
ピン15との固定部に荷重が作用するのを回避する。
したケーブル式ステアリング装置において、ワイヤーの
端部とプーリとの固定部に荷重が加わるのを防止して耐
久性の向上を図る。 【解決手段】 ボーデンワイヤーのインナーケーブル5
i,6iの先端に固定したピン15を駆動プーリ13の
左右の端面に形成したピン孔135 に固定し、前記ピン
15に連なるインナーケーブル5i,6iを駆動プーリ
13の左右の端面に形成した渦巻き状のワイヤー固定溝
133 に嵌め込んで固定した後に、そのインナーケーブ
ル5i,6iを駆動プーリ13の周面のプーリ溝に巻き
付ける。インナーケーブル5i,6iの張力を該インナ
ーケーブル5i,6i及びワイヤー固定溝133 間に作
用する摩擦力で支持し、インナーケーブル5i,6iと
ピン15との固定部に荷重が作用するのを回避する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドルとギヤボ
ックスとをボーデンワイヤー等の撓み易いケーブルで接
続したケーブル式ステアリング装置に関する。
ックスとをボーデンワイヤー等の撓み易いケーブルで接
続したケーブル式ステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用ステアリング装置は、上端
にハンドルを有するステアリングシャフトの下端をギヤ
ボックスに接続し、ハンドルに入力される操舵トルクを
ステアリングシャフトを介してギヤボックス内に設けた
ラックアンドピニオン機構に伝達するようになってい
た。
にハンドルを有するステアリングシャフトの下端をギヤ
ボックスに接続し、ハンドルに入力される操舵トルクを
ステアリングシャフトを介してギヤボックス内に設けた
ラックアンドピニオン機構に伝達するようになってい
た。
【0003】しかしながら、ステアリングシャフトを用
いてハンドルとギヤボックスとを接続すると、ギヤボッ
クスの位置に対するハンドルの相対位置を自由に選択す
ることが難しいため、設計自由度が大幅に制限されるば
かりか、右ハンドル車と左ハンドル車とでギヤボックス
を共用することができないという問題がある。しかも、
路面からタイヤに入力される振動やエンジンの振動がス
テアリングシャフトを介してハンドルに入力されるた
め、その振動によって室内の静粛性や乗り心地が阻害さ
れるという問題がある。
いてハンドルとギヤボックスとを接続すると、ギヤボッ
クスの位置に対するハンドルの相対位置を自由に選択す
ることが難しいため、設計自由度が大幅に制限されるば
かりか、右ハンドル車と左ハンドル車とでギヤボックス
を共用することができないという問題がある。しかも、
路面からタイヤに入力される振動やエンジンの振動がス
テアリングシャフトを介してハンドルに入力されるた
め、その振動によって室内の静粛性や乗り心地が阻害さ
れるという問題がある。
【0004】そこで、従来のステアリングシャフトに代
えて、ボーデンワイヤー等のフレキシブルな伝達手段を
採用したケーブル式ステアリング装置が提案されている
(特開平8−2431号公報参照)。
えて、ボーデンワイヤー等のフレキシブルな伝達手段を
採用したケーブル式ステアリング装置が提案されている
(特開平8−2431号公報参照)。
【0005】このようにすれば、ギヤボックスの位置に
対するハンドルの相対位置を自由に選択することが可能
になり、しかもギヤボックスの振動がハンドルに伝達さ
れ難くなるため、上述した各問題を解消することができ
る。
対するハンドルの相対位置を自由に選択することが可能
になり、しかもギヤボックスの振動がハンドルに伝達さ
れ難くなるため、上述した各問題を解消することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のも
のは、ワイヤーの端部とプーリとの固定部は、ワイヤー
の端部に鋳込みやカシメにより固定したピンをプーリの
端面に形成したピン孔に固定する構造になっているが、
プーリが回転してワイヤーが巻き戻されると、ワイヤー
の張力がピンに直接作用して前記固定部の耐久性が低下
する可能性があった。
のは、ワイヤーの端部とプーリとの固定部は、ワイヤー
の端部に鋳込みやカシメにより固定したピンをプーリの
端面に形成したピン孔に固定する構造になっているが、
プーリが回転してワイヤーが巻き戻されると、ワイヤー
の張力がピンに直接作用して前記固定部の耐久性が低下
する可能性があった。
【0007】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、ワイヤーの端部とプーリとの固定部に加わる荷重を
軽減して耐久性の向上を図ることを目的とする。
で、ワイヤーの端部とプーリとの固定部に加わる荷重を
軽減して耐久性の向上を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明では、ハンドルに連結された駆動プーリの螺
旋状のプーリ溝と車輪を操舵するギヤボックスに連結さ
れた従動プーリの螺旋状のプーリ溝とにワイヤーの両端
部を巻き付け、ワイヤーの両端に固定したピンを駆動プ
ーリ及び従動プーリに形成したピン孔に固定したので、
ハンドルの操舵トルクがワイヤーを介してギヤボックス
に伝達されて車輪が操舵される。このとき、駆動プーリ
及び従動プーリの端面にピン孔とプーリ溝とを接続する
ワイヤー固定溝を少なくとも90°の中心角に亘って形
成し、このワイヤー固定溝にワイヤーを嵌め込んだの
で、ワイヤー固定溝とワイヤーとの間に作用する摩擦力
により、ワイヤーとピンとの固定部に荷重が作用するこ
とが防止される。
に、本発明では、ハンドルに連結された駆動プーリの螺
旋状のプーリ溝と車輪を操舵するギヤボックスに連結さ
れた従動プーリの螺旋状のプーリ溝とにワイヤーの両端
部を巻き付け、ワイヤーの両端に固定したピンを駆動プ
ーリ及び従動プーリに形成したピン孔に固定したので、
ハンドルの操舵トルクがワイヤーを介してギヤボックス
に伝達されて車輪が操舵される。このとき、駆動プーリ
及び従動プーリの端面にピン孔とプーリ溝とを接続する
ワイヤー固定溝を少なくとも90°の中心角に亘って形
成し、このワイヤー固定溝にワイヤーを嵌め込んだの
で、ワイヤー固定溝とワイヤーとの間に作用する摩擦力
により、ワイヤーとピンとの固定部に荷重が作用するこ
とが防止される。
【0009】また前記ワイヤー固定溝を渦巻き状や波形
に形成すれば、駆動プーリ及び従動プーリの端面の限ら
れた面積内に充分な長さのワイヤー固定溝を形成するこ
とができる。
に形成すれば、駆動プーリ及び従動プーリの端面の限ら
れた面積内に充分な長さのワイヤー固定溝を形成するこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0011】図1〜図5は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は車両用ステアリング装置の全体斜視図、図
2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3−3線
断面図、図4は駆動プーリの斜視図、図5は図1の5−
5線拡大断面図である。
ので、図1は車両用ステアリング装置の全体斜視図、図
2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3−3線
断面図、図4は駆動プーリの斜視図、図5は図1の5−
5線拡大断面図である。
【0012】図1に示すように、自動車のハンドル1の
前方に設けた駆動プーリハウジング2と、ギヤボックス
3に設けた従動プーリハウジング4とが、2本のボーデ
ンワイヤー5,6によって接続される。ギヤボックス3
の両端部から車体左右方向に延びるタイロッド8L ,8
R が、左右の車輪WL ,WR を支持するナックル(図示
せず)に接続される。
前方に設けた駆動プーリハウジング2と、ギヤボックス
3に設けた従動プーリハウジング4とが、2本のボーデ
ンワイヤー5,6によって接続される。ギヤボックス3
の両端部から車体左右方向に延びるタイロッド8L ,8
R が、左右の車輪WL ,WR を支持するナックル(図示
せず)に接続される。
【0013】図2に示すように、駆動プーリハウジング
2に回転自在に支持されてハンドル1と共に回転する回
転軸12に駆動プーリ13が固定される。ボーデンワイ
ヤー5はアウターチューブ5oと、その内部にスライド
自在に収納されるインナーケーブル5iとから構成さ
れ、同様にボーデンワイヤー6はアウターチューブ6o
と、その内部にスライド自在に収納されるインナーケー
ブル6iとから構成される。
2に回転自在に支持されてハンドル1と共に回転する回
転軸12に駆動プーリ13が固定される。ボーデンワイ
ヤー5はアウターチューブ5oと、その内部にスライド
自在に収納されるインナーケーブル5iとから構成さ
れ、同様にボーデンワイヤー6はアウターチューブ6o
と、その内部にスライド自在に収納されるインナーケー
ブル6iとから構成される。
【0014】両インナーケーブル5i,6iの一端は駆
動プーリ13の外周に巻き付けられて固定され、アウタ
ーチューブ5o,6oの一端は駆動プーリハウジング2
に形成された2個のケーブル貫通孔21 ,22 を貫通
し、そのフランジ部51 ,61が駆動プーリハウジング
2の内面に固定される。
動プーリ13の外周に巻き付けられて固定され、アウタ
ーチューブ5o,6oの一端は駆動プーリハウジング2
に形成された2個のケーブル貫通孔21 ,22 を貫通
し、そのフランジ部51 ,61が駆動プーリハウジング
2の内面に固定される。
【0015】図2〜図4から明らかなように、駆動プー
リ13の外周面には螺旋状のプーリ溝131 が形成され
ており、そのプーリ溝131 に両インナーケーブル5
i,6iが巻き付けられる。即ち、両インナーケーブル
5i,6iは駆動プーリ13のプーリ溝131 の軸方向
中央部から該駆動プーリ13の左右の端面に向かって相
互に離れるようにそれぞれ約2回転(720°)ずつ巻
き付けられる。駆動プーリ13の左右の端面には、前記
プーリ溝131 の両端に連なる渦巻き状のワイヤー固定
溝132 ,133 が形成される。各ワイヤー固定溝13
2 ,133 は略450°に亘って形成され、その先端に
連なるように駆動プーリ13の左右の端面にそれぞれピ
ン孔134 ,135 が形成される。両インナーケーブル
5i,6iの先端に鋳込みやカシメにより固着されたピ
ン14,15が前記ピン孔134 ,135 に嵌め込ま
れ、ピン14,15から延びる両インナーケーブル5
i,6iが前記ワイヤー固定溝132 ,133 の内部に
圧入により嵌め込まれた後、前記プーリ溝131 に巻き
付けられる。
リ13の外周面には螺旋状のプーリ溝131 が形成され
ており、そのプーリ溝131 に両インナーケーブル5
i,6iが巻き付けられる。即ち、両インナーケーブル
5i,6iは駆動プーリ13のプーリ溝131 の軸方向
中央部から該駆動プーリ13の左右の端面に向かって相
互に離れるようにそれぞれ約2回転(720°)ずつ巻
き付けられる。駆動プーリ13の左右の端面には、前記
プーリ溝131 の両端に連なる渦巻き状のワイヤー固定
溝132 ,133 が形成される。各ワイヤー固定溝13
2 ,133 は略450°に亘って形成され、その先端に
連なるように駆動プーリ13の左右の端面にそれぞれピ
ン孔134 ,135 が形成される。両インナーケーブル
5i,6iの先端に鋳込みやカシメにより固着されたピ
ン14,15が前記ピン孔134 ,135 に嵌め込ま
れ、ピン14,15から延びる両インナーケーブル5
i,6iが前記ワイヤー固定溝132 ,133 の内部に
圧入により嵌め込まれた後、前記プーリ溝131 に巻き
付けられる。
【0016】図5に示すように、ギヤボックス3は左側
のモータ収納室18と右側のラックアンドピニオン収納
室19とに分割されており、そのラックアンドピニオン
収納室19に前記従動プーリハウジング4が支持され
る。従動プーリハウジング4内に設けた従動プーリ20
と一体の回転軸21がラックアンドピニオン収納室19
内に延びており、そこにピニオン22が固定される。ギ
ヤボックス3の内部には、両端が前記タイロッド8L ,
8R に接続されたステアリングロッド23が左右スライ
ド自在に支持されており、このステアリングロッド23
に形成したラック24に前記ピニオン22が噛み合って
いる。
のモータ収納室18と右側のラックアンドピニオン収納
室19とに分割されており、そのラックアンドピニオン
収納室19に前記従動プーリハウジング4が支持され
る。従動プーリハウジング4内に設けた従動プーリ20
と一体の回転軸21がラックアンドピニオン収納室19
内に延びており、そこにピニオン22が固定される。ギ
ヤボックス3の内部には、両端が前記タイロッド8L ,
8R に接続されたステアリングロッド23が左右スライ
ド自在に支持されており、このステアリングロッド23
に形成したラック24に前記ピニオン22が噛み合って
いる。
【0017】従動プーリ20の外周に前記2本のボーデ
ンワイヤー5,6のインナーケーブル5i,6iの他端
が巻き付けられて固定されるとともに、アウターチュー
ブ5o,6oの他端が従動プーリハウジング4の適宜位
置に固定される。従動プーリ20に対するインナーケー
ブル5i,6iの他端の固定構造は、前述した駆動プー
リ13に対するそれと実質的に同一であり、その重複す
る説明は省略する。
ンワイヤー5,6のインナーケーブル5i,6iの他端
が巻き付けられて固定されるとともに、アウターチュー
ブ5o,6oの他端が従動プーリハウジング4の適宜位
置に固定される。従動プーリ20に対するインナーケー
ブル5i,6iの他端の固定構造は、前述した駆動プー
リ13に対するそれと実質的に同一であり、その重複す
る説明は省略する。
【0018】ギヤボックス3のモータ収納室18に収納
されたパワーステアリング用モータ25は、モータ収納
室18の内周面に固定されたステータ26と、モータ収
納室18の内周面に3個のボールベアリング27,2
8,29を介して回転自在に支持されてステアリングロ
ッド23の外周に嵌まるモータ出力軸30と、モータ出
力軸30に固着されて前記ステータ26に対向するロー
タ31とを備える。モータ出力軸30の内周面とステア
リングロッド23の外周面との間にボールネジ機構32
が設けられており、モータ25を駆動してモータ出力軸
30を正逆転させることにより、ステアリングロッド2
3を左右方向に往復移動させる操舵アシスト力を発生さ
せることができる。
されたパワーステアリング用モータ25は、モータ収納
室18の内周面に固定されたステータ26と、モータ収
納室18の内周面に3個のボールベアリング27,2
8,29を介して回転自在に支持されてステアリングロ
ッド23の外周に嵌まるモータ出力軸30と、モータ出
力軸30に固着されて前記ステータ26に対向するロー
タ31とを備える。モータ出力軸30の内周面とステア
リングロッド23の外周面との間にボールネジ機構32
が設けられており、モータ25を駆動してモータ出力軸
30を正逆転させることにより、ステアリングロッド2
3を左右方向に往復移動させる操舵アシスト力を発生さ
せることができる。
【0019】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
の作用について説明する。
【0020】例えば、車両を左旋回させるべくハンドル
1を左方向に回転させると、図2において回転軸12が
駆動プーリ13と共に時計方向に回転する。その結果、
ボーデンワイヤー5のインナーケーブル5iが引かれ、
ボーデンワイヤー6のインナーケーブル6iが弛められ
ることにより、駆動プーリ13の回転が従動プーリ20
に伝達されて回転軸21が回転し、ピニオン22を介し
てラック24に操舵トルクが伝達される。
1を左方向に回転させると、図2において回転軸12が
駆動プーリ13と共に時計方向に回転する。その結果、
ボーデンワイヤー5のインナーケーブル5iが引かれ、
ボーデンワイヤー6のインナーケーブル6iが弛められ
ることにより、駆動プーリ13の回転が従動プーリ20
に伝達されて回転軸21が回転し、ピニオン22を介し
てラック24に操舵トルクが伝達される。
【0021】操舵トルクが図示せぬ検出手段により検出
されると、その操舵トルクの検出値は電子制御ユニット
において他の制御信号と共に演算処理され、その結果に
基づいてパワーステアリング用モータ25が駆動され
る。而して、ステアリングロッド23がパワーステアリ
ング用モータ25により左右方向に駆動され、ドライバ
ーによるハンドル1の操作がアシストされる。
されると、その操舵トルクの検出値は電子制御ユニット
において他の制御信号と共に演算処理され、その結果に
基づいてパワーステアリング用モータ25が駆動され
る。而して、ステアリングロッド23がパワーステアリ
ング用モータ25により左右方向に駆動され、ドライバ
ーによるハンドル1の操作がアシストされる。
【0022】以上説明したように、ハンドル1とギヤボ
ックス3とを撓み易いボーデンワイヤー5,6で接続し
たので、ギヤボックス3に対してハンドル1を任意の位
置に配置することが可能になり、設計自由度が大幅に向
上する。これにより、例えば右ハンドル車と左ハンドル
車とでギヤボックス3を共用したり、ハンドル1のチル
ト機構やテレスコピック機構の構造を簡略化することが
できる。
ックス3とを撓み易いボーデンワイヤー5,6で接続し
たので、ギヤボックス3に対してハンドル1を任意の位
置に配置することが可能になり、設計自由度が大幅に向
上する。これにより、例えば右ハンドル車と左ハンドル
車とでギヤボックス3を共用したり、ハンドル1のチル
ト機構やテレスコピック機構の構造を簡略化することが
できる。
【0023】また、ハンドル1とギヤボックス3とを接
続する従来のステアリングシャフトが廃止されるため、
ギヤボックス3の振動やエンジンの振動がハンドル1に
伝達され難くなって乗り心地が向上するだけでなく、ド
ライバーの足元の空間を充分に確保して居住性を高める
ことができ、しかも車両の衝突時にハンドル1を車体前
方に向けて充分なストロークで移動させることができる
ので、大きな衝撃吸収効果を発揮させることができる。
続する従来のステアリングシャフトが廃止されるため、
ギヤボックス3の振動やエンジンの振動がハンドル1に
伝達され難くなって乗り心地が向上するだけでなく、ド
ライバーの足元の空間を充分に確保して居住性を高める
ことができ、しかも車両の衝突時にハンドル1を車体前
方に向けて充分なストロークで移動させることができる
ので、大きな衝撃吸収効果を発揮させることができる。
【0024】さて、一般にハンドル1の限界回転角はニ
ュートラル状態から左右に各1回転半(540°)に設
定されているため、ハンドル1を限界位置まで回転させ
た場合に、ニュートラル状態において駆動プーリ13の
プーリ溝131 に2回転ずつ巻き付けられたインナーケ
ーブル5i,6iは、その一方が駆動プーリ13のプー
リ溝131 に3回転半巻き付いた状態になるが、その他
方が前記プーリ溝13 1 に半回転巻き付いた状態にな
る。このように駆動プーリ13に対するインナーケーブ
ル5i,6iの巻き付き量が減少すると、そのインナー
ケーブル5i,6iの張力がピン14,15との固定部
に直接作用するようになり、前記固定部の耐久性が低下
する可能性がある。
ュートラル状態から左右に各1回転半(540°)に設
定されているため、ハンドル1を限界位置まで回転させ
た場合に、ニュートラル状態において駆動プーリ13の
プーリ溝131 に2回転ずつ巻き付けられたインナーケ
ーブル5i,6iは、その一方が駆動プーリ13のプー
リ溝131 に3回転半巻き付いた状態になるが、その他
方が前記プーリ溝13 1 に半回転巻き付いた状態にな
る。このように駆動プーリ13に対するインナーケーブ
ル5i,6iの巻き付き量が減少すると、そのインナー
ケーブル5i,6iの張力がピン14,15との固定部
に直接作用するようになり、前記固定部の耐久性が低下
する可能性がある。
【0025】しかしながら、本実施例では、ピン14,
15に連なるインナーケーブル5i,6iの端部がワイ
ヤー固定溝132 ,133 の内部に圧入により嵌め込ま
れているため、その部分でインナーケーブル5i,6i
とワイヤー固定溝132 ,133 との間に大きな摩擦力
が作用する。その結果、インナーケーブル5i,6iの
張力がピン14,15との固定部に直接作用しなくな
り、前記固定部の耐久性が向上する。しかもワイヤー固
定溝132 ,133 を回転軸12を中心として渦巻き状
に形成したので、駆動プーリ13の端面の限られた面積
内に充分な長さのワイヤー固定溝132 ,133 を形成
し、インナーケーブル5i,6iに大きな摩擦力を作用
させることができる。
15に連なるインナーケーブル5i,6iの端部がワイ
ヤー固定溝132 ,133 の内部に圧入により嵌め込ま
れているため、その部分でインナーケーブル5i,6i
とワイヤー固定溝132 ,133 との間に大きな摩擦力
が作用する。その結果、インナーケーブル5i,6iの
張力がピン14,15との固定部に直接作用しなくな
り、前記固定部の耐久性が向上する。しかもワイヤー固
定溝132 ,133 を回転軸12を中心として渦巻き状
に形成したので、駆動プーリ13の端面の限られた面積
内に充分な長さのワイヤー固定溝132 ,133 を形成
し、インナーケーブル5i,6iに大きな摩擦力を作用
させることができる。
【0026】尚、従動プーリ20に対するインナーケー
ブル5i,6iの他端の固定部も、前述した作用と同様
の作用により耐久性が高められる。
ブル5i,6iの他端の固定部も、前述した作用と同様
の作用により耐久性が高められる。
【0027】次に、図6に基づいて本発明の第2実施例
を説明する。
を説明する。
【0028】第2実施例はワイヤー固定溝132 ,13
3 の形状において前記第1実施例と異なっている。即
ち、本実施例はワイヤー固定溝132 ,133 を回転軸
12を囲むように略360°に亘って波形に形成したも
ので、これによっても前記第1実施例と同様の作用効果
を奏することができる。
3 の形状において前記第1実施例と異なっている。即
ち、本実施例はワイヤー固定溝132 ,133 を回転軸
12を囲むように略360°に亘って波形に形成したも
ので、これによっても前記第1実施例と同様の作用効果
を奏することができる。
【0029】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0030】例えば、実施例ではワイヤー固定溝1
32 ,133 を450°或いは360°の中心角に亘っ
て形成しているが、その中心角は90°以上であれば充
分な作用効果を得ることが可能である。
32 ,133 を450°或いは360°の中心角に亘っ
て形成しているが、その中心角は90°以上であれば充
分な作用効果を得ることが可能である。
【0031】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載された発
明によれば、駆動プーリ及び従動プーリの端面にピン孔
とプーリ溝とを接続するワイヤー固定溝を少なくとも9
0°の中心角に亘って形成し、このワイヤー固定溝にワ
イヤーを嵌め込んだので、ワイヤーの張力を該ワイヤー
及びワイヤー固定溝間に作用する摩擦力で支持し、ワイ
ヤーとピンとの固定部に荷重が作用するのを回避するこ
とができる。
明によれば、駆動プーリ及び従動プーリの端面にピン孔
とプーリ溝とを接続するワイヤー固定溝を少なくとも9
0°の中心角に亘って形成し、このワイヤー固定溝にワ
イヤーを嵌め込んだので、ワイヤーの張力を該ワイヤー
及びワイヤー固定溝間に作用する摩擦力で支持し、ワイ
ヤーとピンとの固定部に荷重が作用するのを回避するこ
とができる。
【0032】また請求項2に記載された発明によれば、
ワイヤー固定溝を渦巻き状に形成したので、駆動プーリ
及び従動プーリの端面の限られた面積内に充分な長さの
ワイヤー固定溝を形成することができる。
ワイヤー固定溝を渦巻き状に形成したので、駆動プーリ
及び従動プーリの端面の限られた面積内に充分な長さの
ワイヤー固定溝を形成することができる。
【0033】また請求項3に記載された発明によれば、
ワイヤー固定溝を波形に形成したもで、駆動プーリ及び
従動プーリの端面の限られた面積内に充分な長さのワイ
ヤー固定溝を形成することができる。
ワイヤー固定溝を波形に形成したもで、駆動プーリ及び
従動プーリの端面の限られた面積内に充分な長さのワイ
ヤー固定溝を形成することができる。
【図1】車両用ステアリング装置の全体斜視図
【図2】図1の2−2線拡大断面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】駆動プーリの斜視図
【図5】図1の5−5線拡大断面図
【図6】第2実施例に係る、前記図4に対応する図
1 ハンドル 3 ギヤボックス 5 ボーデンワイヤー(ワイヤー) 6 ボーデンワイヤー(ワイヤー) 13 駆動プーリ 131 プーリ溝 132 ワイヤー固定溝 135 ワイヤー固定溝 134 ピン孔 135 ピン孔 14 ピン 15 ピン 20 従動プーリ WL 車輪 WR 車輪
Claims (3)
- 【請求項1】 ハンドル(1)に連結された駆動プーリ
(13)の螺旋状のプーリ溝(131 )と車輪(WL ,
WR )を操舵するギヤボックス(3)に連結された従動
プーリ(20)の螺旋状のプーリ溝とにワイヤー(5,
6)の両端部を巻き付けるとともに、前記ワイヤー
(5,6)の両端に固定したピン(14,15)を前記
駆動プーリ(13)及び従動プーリ(20)に形成した
ピン孔(134 ,135 )に固定し、ハンドル(1)に
入力される操舵トルクを前記ワイヤー(5,6)を介し
てギヤボックス(3)に伝達するケーブル式ステアリン
グ装置であって、 駆動プーリ(13)及び従動プーリ(20)の端面に、
前記ピン孔(134 ,135 )と前記プーリ溝(1
31 )とを接続するワイヤー固定溝(132 ,13 3 )
を少なくとも90°の中心角に亘って形成し、このワイ
ヤー固定溝(132,133 )に前記ワイヤー(5,
6)を嵌め込んだことを特徴とするケーブル式ステアリ
ング装置。 - 【請求項2】 前記ワイヤー固定溝(132 ,133 )
を渦巻き状に形成したことを特徴とする、請求項1記載
のケーブル式ステアリング装置。 - 【請求項3】 前記ワイヤー固定溝(132 ,133 )
を波形に形成したことを特徴とする、請求項1記載のケ
ーブル式ステアリング装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22346796A JPH1059194A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | ケーブル式ステアリング装置 |
| US08/917,077 US5996723A (en) | 1996-08-26 | 1997-08-25 | Cable-type steering device |
| DE19737143A DE19737143B4 (de) | 1996-08-26 | 1997-08-26 | Kabel-Lenkvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22346796A JPH1059194A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | ケーブル式ステアリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1059194A true JPH1059194A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16798607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22346796A Pending JPH1059194A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | ケーブル式ステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1059194A (ja) |
-
1996
- 1996-08-26 JP JP22346796A patent/JPH1059194A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041117 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050117 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050323 |