JPH1059954A - 環状アミン誘導体およびそれを含んでなる医薬 - Google Patents

環状アミン誘導体およびそれを含んでなる医薬

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JPH1059954A
JPH1059954A JP8214882A JP21488296A JPH1059954A JP H1059954 A JPH1059954 A JP H1059954A JP 8214882 A JP8214882 A JP 8214882A JP 21488296 A JP21488296 A JP 21488296A JP H1059954 A JPH1059954 A JP H1059954A
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JP
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Withdrawn
Application number
JP8214882A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Aono
哲也 青野
Fumio Ito
文雄 伊藤
Masafumi Nakao
雅文 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた抗ヘリコバクター・ピロリ作用を有する
新規化合物の提供。 【解決手段】一般式 【化1】 [式中、R1はそれぞれ置換基を有していてもよいフェ
ニル、ピリミジルまたはピリジル基を、XはCH、Nま
たはC(OH)を、Q1はCH2またはCOを、環R2は単
環性芳香環またはインドール環を、Q2はCOまたは置
換されていてもよいメチレンを、Q3は結合手または置
換されていてもよいO、NまたはSを介していてもよい
2価の低級脂肪族炭化水素基を、R3は置換されてい
てもよい脂肪族基で置換されていてもよいアミノ基また
は置換されていてもよい単環性含窒素複素環基を示
し、ベンゼン環Aは置換基を有していてもよい。]で表
される環状アミン誘導体またはその塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた抗菌活性、特
にヘリコバクター・ピロリのようなヘリコバクター属菌
に対する強い抗菌活性を有する新規な環状アミン誘導体
またはその塩およびそれを含んでなる医薬に関する。
【0002】
【従来の技術】潰瘍治療剤としては、制酸剤、抗コリン
剤、抗ガストリン剤、消化管ホルモン剤、抗ペプシン
剤、ヒスタミンH2受容体拮抗剤、組織修復剤、粘膜保
護剤、微小循環改善剤、プロトンポンプ阻害剤等が開発
されて来た。これら潰瘍治療剤の中で、特に、強力な酸
分泌抑制作用を有しているヒスタミンH2受容体拮抗剤
およびプロトンポンプ阻害剤の開発によって、潰瘍の治
療は容易になった。また、ヘリコバクター・ピロリは、
ヘリコバクター属に属するグラム陰性の微好気性細菌で
あり、胃炎、十二指腸潰瘍、胃潰瘍等の再発の大きな原
因となる可能性が示唆されている。このヘリコバクター
・ピロリに起因する各種疾患の治療には、現在、ビスマ
ス製剤と抗生物質の二剤併用や、ビスマス製剤、メトロ
ニダゾール(米国特許第2、944、061号)、およ
びテトラサイクリン(たとえば米国特許第2、712、
517号)もしくはアモキシシリン(米国特許第3、1
92、198号)の三剤併用等による化学療法が行われ
ている。これらビスマス製剤、抗生物質およびメトロニ
ダゾール等は、内服の形で投与される。
【0003】これら以外にも抗ヘリコバクター・ピロリ
ー活性を有する種々の化合物が報告されている。例え
ば、特開平8−12576号、特開平8−12671号
にピリジン誘導体、EP−0535528A1にイミダ
ゾール誘導体、特開平6−100499、同5−117
268、同3−48680、同3−52887、同3−
173817号にベンズイミダゾール誘導体、WO 9
601818、同9601820、同9601821、
同9601822にアゾロン誘導体が開示されている。
一方、EP−574271には式
【化3】 で表される化合物が抗精神薬として記載されている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
潰瘍治療剤は、投薬を中止した後の潰瘍再発率が高く、
それが現在解決すべき大きな問題として残されている。
そして、上記のビスマス製剤、抗生物質およびメトロニ
ダゾール等は、ヘリコバクター・ピロリの増殖を阻止す
る十分な濃度をその増殖箇所に維持するために、大量投
与する必要があり、それによって嘔吐、下痢等が発現す
るなど、多くの問題がある。また、その他の従来の抗ヘ
リコバクター・ピロリ化合物も医薬として十分に満足で
きるものではない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、優れた抗
菌作用、特にヘリコバクター・ピロリに代表されるヘリ
コバクター属菌に対する優れた抗菌作用を有する化合物
を見いだすために鋭意研究を重ねた結果、フェニル、ピ
リミジルまたはピリジル基が直結した環状アミンのパラ
位側鎖において、その末端部分に窒素原子を有すること
に化学構造上の特異性がある一般式
【化4】 [式中、R1はそれぞれ置換基を有していてもよいフェ
ニル、ピリミジルまたはピリジル基を、XはCH、Nま
たはC(OH)を、Q1はCH2またはCOを、環R2は置
換基を有していてもよい単環性芳香環またはインドール
環を、Q2はCOまたは置換されていてもよいメチレン
を、Q3は結合手または置換されていてもよいO、Nま
たはSを介していてもよい2価の低級脂肪族炭化水素基
を、R3は置換されていてもよい脂肪族基で置換され
ていてもよいアミノ基または置換されていてもよい単
環性含窒素複素環基を示し、ベンゼン環Aは置換基を有
していてもよい。]で表される環状アミン誘導体または
その塩を初めて合成し、その特異な化学構造に基づいて
予想外にも優れた抗菌作用(特に抗ヘリコバクター・ピ
ロリ作用)を有しているのみならず、副作用が少ない潰
瘍再発の抑制、抗癌作用等を有していることを見いだ
し、これらに基づいて本発明を完成した。
【0005】すなわち本発明は、(1)化合物(I)ま
たはその塩および(2)一般式(I)で表される環状ア
ミン誘導体またはその塩を含有してなる医薬、に関する
ものである。上記一般式(I)中、R1で示される、置
換されていてもよいピリミジニル基の「ピリミジニル
基」としては、2−ピリミジニル,4−ピリミジニルま
たは5−ピリミジニルのいずれでもよく、置換されてい
てもよいピリジル基の「ピリジル基」としては2−ピリ
ジル,3−ピリジルまたは4−ピリジルのいずれでもよ
い。R1で示されるフェニル基、ピリミジニル基又はピ
リジル基が置換基を有する場合、それらの置換基として
は、例えばハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、
アルキニル基、シクロアルキル基、シクロアルキル−ア
ルキル基、アルコキシ基、アルケニルオキシ基、アルキ
ニルオキシ基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ
基、アルキルチオ基、アルケニルチオ基、アルキニルチ
オ基、アリールチオ基、アラルキルチオ基、アルキルス
ルフィニル基、アルケニルスルフィニル基、アルキニル
スルフィニル基、アリールスルフィニル基、アルキルス
ルホニル基、アルケニルスルホニル基、アルキニルスル
ホニル基、アリールスルホニル基、ホスホノオキシ基、
モノ−またはジ−アルキルホスホノオキシ基、オキソ
基、ニトロ基、シアノ基、スルホ基、ヒドロキシル基、
アミノ基、モノ−またはジ−アルキルアミノ基、モノ−
またはジ−アラルキルアミノ基、環状アミノ基、カルボ
キシル基、メルカプト基、カルバモイル基、モノ−また
はジ−アルキル−カルバモイル基、モノ−またはジ−ア
リールカルバモイル基、アルコキシ−カルボニル基、ア
ルキルスルホニルアミノ基、アラルキル基、アリール
基、スチリル基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ
基、芳香族複素環基、ホルミル基、アルキル−カルボニ
ル基、アルケニル−カルボニル基、アルキニル−カルボ
ニル基、アリール−カルボニル基、アシルアミノ基、−
CO−P(Pは置換アミノ基)、アシルオキシ基などが
挙げられる。これらの置換基は、フェニル基、ピリミジ
ニル基又はピリジル基上の置換可能な位置に置換し、そ
の置換基の数は1ないし5個、好ましくは1ないし3個
である。ただし、その置換基の数が2個以上の場合は同
一または異なっていてもよい。これらフェニル基、ピリ
ミジニル基又はピリジル基上の置換基の具体例を次に記
載する。
【0006】該「ハロゲン原子」としては、例えばフッ
素、塩素、臭素、ヨウ素などが挙げられる。該「アルキ
ル基」としては、例えば、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、ter
t−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、
ヘキシル、イソヘキシル、1,1−ジメチルブチル、2,
2−ジメチルブチルなどのC1-10アルキル基などが挙げ
られる。該「アルケニル基」としては、例えば、ビニ
ル、アリル、2−ブテニル、イソプロペニル、2−ペン
テニル、3−ペンテニル、4−ペンテニル、2−ヘキセ
ニル、3−ヘキセニル、4−ヘキセニル、5−ヘキセニ
ルなどのC2-10アルケニル基などが挙げられる。該「ア
ルキニル基」としては、例えば、エチニル、1−プロピ
ニル、2−プロピニル、1−ヘキシニル、2−ヘキシニ
ル、3−ヘキシニル、4−ヘキシニルなどのC2-10アル
キニル基などが挙げられる。該「シクロアルキル基」と
しては、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロ
ペンチル、シクロヘキシルなどのC3-10シクロアルキル
基などが挙げられる。該「シクロアルキル−アルキル
基」としては、例えばシクロプロピルメチルなどのC
3-6シクロアルキル−C1-6アルキル基などが挙げられ
る。
【0007】該「アルコキシ基」としては、例えば、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブト
キシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、ペンチルオキ
シ、ヘキシルオキシなどのC1-10アルコキシ基などが挙
げられる。該「アルケニルオキシ基」としては、例えば
アリルオキシ、イソプロペニルオキシなどのC2-10アル
ケニルオキシ基などが挙げられる。該「アルキニルオキ
シ基」としては、例えば2−プロピニルオキシなどのC
2-10アルキニルオキシ基などが挙げられる。該「アリー
ルオキシ基」としては、例えばフェノキシなどのC6-14
アリールオキシ基などが挙げられる。該「アラルキルオ
キシ基」としては、例えばベンジルオキシなどのC7-16
アラルキルオキシ基などが挙げられる。該「アルキルチ
オ基」としては、例えばメチルチオ、エチルチオ、プロ
ピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、ペンチルチ
オ、ヘキシルチオなどのC1-10アルキルチオ基などが挙
げられる。該「アルケニルチオ基」としては、例えばア
リルチオ、イソプロペニルチオなどのC2-10アルケニル
チオ基などが挙げられる。該「アルキニルチオ基」とし
ては、例えば2−プロピニルチオなどのC2-10アルキニ
ルチオ基などが挙げられる。
【0008】該「アリールチオ基」としては、例えばフ
ェニルチオなどのC6-14アリールチオ基などが挙げられ
る。該「アラルキルチオ基」としては、例えばベンジル
チオなどのC7-16アラルキルチオ基などが挙げられる。
該「アルキルスルフィニル基」としては、例えばメチル
スルフィニル、エチルスルフィニル、などのC1-10アル
キルスルフィニル基などが挙げられる。該「アルケニル
スルフィニル基」としては、例えばアリルスルフィニ
ル、イソプロペニルスルフィニルなどのC2-10アルケニ
ルスルフィニル基などが挙げられる。該「アルキニルス
ルフィニル基」としては、例えば2−プロピニルスルフ
ィニルなどのC2-10アルキニルスルフィニル基などが挙
げられる。該「アリールスルフィニル基」としては、例
えばベンゼンスルフィニルなどのC6-14アリールスルフ
ィニル基などが挙げられる。該「アルキルスルホニル
基」としては、例えばメチルスルホニル、エチルスルホ
ニル、プロピルスルホニルなどのC1-10アルキルスルホ
ニル基などが挙げられる。該「アルケニルスルホニル
基」としては、例えばアリルスルホニル、イソプロペニ
ルスルホニルなどのC2-10アルケニルスルホニル基など
が挙げられる。該「アルキニルスルホニル基」として
は、例えば2−プロピニルスルホニルなどのC2-10アル
キニルスルホニル基などが挙げられる。該「アリールス
ルホニル基」としては、例えばベンゼンスルホニルなど
のC6-14アリールスルホニル基などが挙げられる。
【0009】該「モノ−またはジ−アルキルホスホノオ
キシ基」としては、例えばメチルホスホノオキシ、ジメ
チルホスホノオキシ、ジエチルホスホノオキシなどのモ
ノ−またはジ−C1-6アルキルホスホノオキシ基などが
挙げられる。該「モノ−またはジ−アルキルアミノ基」
としては、例えばメチルアミノ、エチルアミノ、プロピ
ルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノなどのモノ
−またはジ−C1-10アルキルアミノ基などが挙げられ
る。該「モノ−またはジ−アラルキルアミノ基」として
は、例えばベンジルアミノなどのモノ−またはジ−C
7-16アラルキルアミノ基などが挙げられる。該「環状ア
ミノ基」としては、例えばピロリジノ、ピペリジノ、ピ
ペラジノ、モルホリノ、チオモルホリノなどの5または
6員環状アミノ基などが挙げられる。該「モノ−または
ジ−アルキル−カルバモイル基」としては、例えば、メ
チルカルバモイル、エチルカルバモイル、ジメチルカル
バモイル、ジエチルカルバモイルなどのモノ−またはジ
−C1-10アルキル−カルバモイル基などが挙げられる。
該「モノ−またはジ−アリール−カルバモイル基」とし
ては、例えばフェニルカルバモイルなどのモノ−または
ジ−C6-14アリール−カルバモイル基などが挙げられ
る。該「アルコキシ−カルボニル基」としては、例えば
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシ
カルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブトキシカル
ボニルなどのC1-10アルコキシ−カルボニル基などが挙
げられる。
【0010】該「アルキルスルホニルアミノ基」として
は、例えばメチルスルホニルアミノ、エチルスルホニル
アミノ、プロピルスルホニルアミノ、ブチルスルホニル
アミノなどのC1-10アルキルスルホニルアミノ基などが
挙げられる。該「アラルキル基」としては、例えばベン
ジル、フェネチル、ジフェニルメチル、トリフェニルメ
チル、1−ナフチルメチル、2−ナフチルメチル、2−
ジフェニルエチル、3−フェニルプロピル、4−フェニ
ルブチル、5−フェニルペンチルなどのC7-16アラルキ
ル基などが挙げられる。該「アリール基」としては、例
えばフェニル、トリル、キシリル、1−ナフチル、2−
ナフチル、ビフェニル、2−アンスリルなどのC6-14
リール基などが挙げられる。該「アリールオキシ基」と
しては、例えばフェノキシなどのC6-14アリールオキシ
基などが挙げられる。該「アラルキルオキシ基」として
は、例えばベンジルオキシなどのC7-16アラルキルオキ
シ基などが挙げられる。
【0011】該「芳香族複素環基」としては、例えば炭
素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選
ばれるヘテロ原子を1ないし3個含む5ないし10員の
芳香族複素環基などを示し、具体的には、2−チエニ
ル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−
ピリジル、2−フリル、3−フリル、2−キノリル、4
−キノリル、8−キノリル、3−イソキノリル、4−イ
ソキノリル、ピラジニル、2−ピリミジニル、3−ピロ
リル、1−イミダゾリル、2−イミダゾリル、1−ピラ
ゾリル、2−チアゾリル、4−チアゾリル、5−チアゾ
リル、3−イソチアゾリル、4−イソチアゾリル、3−
イソオキサゾリル、3−ピリダジニル、2−ピリドン−
1−イル、3−ピリドン−1−イル、1−イソインドリ
ル、2−イソインドリル、1−インドリル、1−テトラ
ゾリル、2−テトラゾリル、5−テトラゾリル、2−ピ
リミジニル、4−ピリミジニル、5−ピリミジニルなど
が用いられる。該「アルキル−カルボニル基」として
は、例えばアセチル、プロピオニル、ブチリル、バレリ
ルなどのC1-10アルキル−カルボニル基などが挙げられ
る。該「アルケニル−カルボニル基」としては、例えば
アクリロイルなどのC2-10アルケニル−カルボニル基な
どが挙げられる。
【0012】該「アルキニル−カルボニル基」として
は、例えばプロピオロイルなどのC2-10アルキニル−カ
ルボニル基などが挙げられる。該「アリール−カルボニ
ル基」としては、例えばベンゾイルなどのC6-14アリー
ルカルボニル基などが挙げられる。該「アシルアミノ
基」としては、例えばホルミルアミノ、アセチルアミ
ノ、プロピオニルアミノ、ブチリルアミノ、ベンゾイル
アミノなどのC1-10アシルアミノ基などが挙げられる。
該「−CO−P」の「P」で表される「置換アミノ基」
としては、例えばモノ−またはジ−C1-6アルキルアミ
ノ基(例えば、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチル
アミノ、ジエチルアミノなど)、環状アミノ基(例え
ば、ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、モルホリ
ノ、チオモルホリノなどの5ないし8員の環状アミノ基
など)などが挙げられる。該「アシルオキシ基」として
は、例えばホルミルオキシ、アセトキシ、プロピオニル
オキシなどのC1-10アシルオキシ基などが挙げられる。
1としては置換基を有していてもよいフェニル基が好
ましく、該置換基としてはC1-4アルキル基(メチル、
エチル、t−ブチルなど)、C1-4アルコキシ基(メト
キシ、エトキシ、プロポキシなど)、ハロゲン原子(フ
ッ素原子、塩素原子など)、トリフルオロメチル基、C
2-4アルカノイルオキシ基(アセチルオキシ、プロピオ
ニルオキシなど)、ニトロ基などが好ましい。これらの
置換基の置換位置はフェニル、ピリミジルまたはピリジ
ル基の置換可能な位置であればいずれでもよく、置換基
の数は1〜5個のいずれでもよい。
【0013】XとしてはNが好ましい。Q1としてはC
2が好ましい。ベンゼン環Aの置換基としては、たと
えば低級アルキル基,低級アルコキシ基,ハロゲン原
子,水酸基,ニトロ基,アミノ基などが挙げられる。該
低級アルキル基としては、たとえばメチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチルなどのC1-4アルキル基
などが、該低級アルコキシ基としては、例えば、メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキ
シ、イソブトキシなどのC1-4アルコキシ基などが、該
ハロゲン原子としては、例えばフッ素、塩素、臭素、ヨ
ウ素などが挙げられる。これらの置換基はベンゼン環上
の置換可能な位置に1〜4個置換し得る。Q2で示され
る置換されていてもよいメチレン基としては、無置換の
メチレン基の他、たとえばヒドロキシメチレン,低級ア
ルコキシメチレン(たとえばメトキシメチレン,エトキ
シメチレン,プロポキシメチレンなどC1-4アルコキシ
で置換されたもの)が挙げられる。Q2としてはCOが
好ましい。
【0014】環R2で示される単環性芳香環としてはベ
ンゼン環,ピリジン環,ピリミジン環などが挙げられ
る。環R2がQ2,Q3と結合する位置はいずれでもよ
い。環R2をQ2およびQ3と結合する結合手と共に、
【化5】 ジンジイル、2,6−ピリジンジイル、3,4−ピリジ
ンジイル、3,5−ピリジンジイルのいずれでもよく、
ピリミジン環であるとき、2,4−ピリミジンジイル、
2,5−ピリミジンジイル、4,5−ピリミジンジイ
ル、4,6−ピリミジンジイルのいずれでもよく、イン
ドールジイルであるとき、1,2−インドールジイル、
1,3−インドールジイル、1,4−インドールジイ
ル、1,5−インドールジイル、1,6−インドールジ
イル、1,7−インドールジイル、2,3−インドール
ジイル、2,4−インドールジイル、2,5−インドー
ルジイル、2,6−インドールジイル、2,7−インド
ールジイル、3,4−インドールジイル、3,5−イン
ドールジイル、3,6−インドールジイル、3,7−イ
ンドールジイル、4,5−インドールジイル、4,6−
インドールジイル、4,7−インドールジイル、5,6
−インドールジイル、5,7−インドールジイル、6,
7−インドールジイルのいずれでもよい。環R2として
はベンゼン環が好ましく、特に1,4−フェニレンが好
ましい。環R2はさらに置換基を有していてもよい。該
置換基としては、たとえば低級アルキル基、低級アルコ
キシ基、ハロゲン原子、水酸基などが挙げられ、該低級
アルキル基としては、たとえばメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチルなどのC1-4アルキル基など
が、該低級アルコキシ基としては、例えば、メトキシ、
エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イ
ソブトキシなどのC1-4アルコキシ基などが、該ハロゲ
ン原子としては、例えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素な
どが挙げられる。これらの置換基は環R2の置換可能な
位置に1〜4個置換し得る。
【0015】Q3で示される置換されていてもよいO、
NまたはSを介していてもよい2価の低級脂肪族炭化水
素基は、OまたはSを介する位置は2価の低級脂肪族炭
化水素の末端でもよく、途中であってもよい。このよう
な2価の低級脂肪族炭化水素基は置換基を有していても
よく、これらの置換基の置換位置はSの部分でもよく低
級脂肪族炭化水素部分でもよい。低級脂肪族炭化水素基
はたとえば直鎖状または分枝状のいずれでもよく炭素数
は1〜5などであってもよい。Sの置換基としては酸素
が挙げられ、低級脂肪族炭化水素の置換基としてはたと
えば酸素、ハロゲン(塩素、臭素、ヨウ素など)、水酸
基、低級アルキル基(たとえばメチル、エチル、プロピ
ルなどの炭素数1〜3のもの)などから選ばれた1ない
し3個が挙げられる。置換されていてもよいOまたはS
を介していてもよい低級脂肪族炭化水素基としては、た
とえば−(CH(R))n−(ただしRは同一または異なっ
て水素、酸素、ハロゲン(塩素、臭素、ヨウ素など)、
水酸基、炭素数1〜3の低級アルキル基(たとえばメチ
ル、エチル、プロピルなど)を、nは1〜5の整数を示
す。)、−O−(CH(R))n−(Rは前記と同意義であ
る。)、−NH−CO−、−N(R’)−(CH
(R))n−(ただしR’は水素、メチルまたはエチル
を示し、Rは前記と同意義である。)、−S(O)q−(C
H(R))n−(ただしRおよびnは前記と同意義であり、
qは0〜2の整数を示す。)、−CO−(CH(R))n
(ただしRおよびnは前記と同意義である。)で表され
るものがなど挙げられ、具体的には、たとえば−CH2
−,−CH2CH2−,−CH2CH2CH2−,−CH2
2CH2CH2−,−O−CH2−,−O−CH2CH
2−,−O−CH2CH2CH2−,−O−CH2CH2CH
2CH2−,−CH2−O−CH2−,−CH2−O−CH2
CH2−,−NH−CH2CH2−,−N(CH)−CH2
CH2−,−NH−CH2−,−NH−CH2CH2−,−
NH−CH2CH2CH2−,−NH−CH2CH2CH2
2−,−CH2−NH−CH2−,−CH2−NH−CH
2CH2−,−N(CH3)−CH2−,−N(CH3)−
CH2CH2−,−N(CH3)−CH2CH2CH2−,−
N(CH3)−CH2CH2CH2CH2−,−CH2−N
(CH3)−CH2−,−CH2−N(CH3)−CH2
2−,−S−CH2−,−S−CH2CH2CH2−,−
SO−CH2−,−SO−CH2CH2−,−SO2−CH
2−,−SO2−CH2CH2CH2−,−NH−CO−,
−CO−CH2−,−CO−CH2CH2−,−CO−C
2CH2CH2−,−CH2−CO−CH2−,−CH2
2CH2−CO−などが挙げられる。Q3としては炭素
数1〜4のアルキレンが好ましい。
【0016】R3は置換されていてもよい脂肪族基で
置換されていてもよいアミノ基または置換されていて
もよい単環性含窒素複素環基を示す。上記脂肪族基で置
換されていてもよいアミノ基としては無置換のアミノ基
の他、モノ−またはジ−アルキルアミノ基、アシルアミ
ノ基などが挙げられる。該モノ−またはジ−アルキルア
ミノ基としては、例えばメチルアミノ、エチルアミノ、
プロピルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノなど
のモノ−またはジ−C1-10アルキルアミノ基などが挙げ
られる。該アシルアミノ基としては、例えばホルミルア
ミノ、C1-10アルキル−カルボニルアミノ(例えば、ア
セチルアミノ、プロピオニルアミノ、ブチリルアミノな
ど)などのC1-10アシルアミノ基などが挙げられる。上
記単環性含窒素複素環基は、炭素原子以外に1個ないし
4個の窒素原子を有し、また硫黄原子および酸素原子を
有していてもよく、単環性芳香族含窒素複素環基、単環
性脂環族含窒素複素環基が挙げられる。該単環性芳香族
含窒素複素環基としてはたとえば2−ピリジル、3−ピ
リジル、4−ピリジル、ピラジニル、2−ピリミジニ
ル、、4−ピリミジニル、5−ピリミジニル、2−ピロ
リル、3−ピロリル、1−イミダゾリル、2−イミダゾ
リル、4−イミダゾリル、1−ピラゾリル、3−ピラゾ
リル、4−ピラゾリル、2−チアゾリル、4−チアゾリ
ル、5−チアゾリル、3−イソチアゾリル、4−イソチ
アゾリル、2−オキサゾリル、4−オキサゾリル、5−
オキサゾリル、3−イソオキサゾリル、4−イソオキサ
ゾリル、5−イソオキサゾリル、3−ピリダジニル、2
−ピリドン−1−イル、1−テトラゾリル、2−テトラ
ゾリル、5−テトラゾリルなど5または6員のものが挙
げられる。該単環性脂環族含窒素複素環基としては。た
とえばピロリジノ、2−ピロリジニル、3−ピロリジニ
ル、ピペリジノ、2−ピペリジニル、3−ピペリジニ
ル、モルホリノ、2−モルホリニル,3−モルホリニ
ル、チオモルホリノ、ピペラジノ、2−ピペラジニルな
どが挙げられる。これらは置換可能な位置に置換基を有
していてもよく、該置換基としてはR1で表されるフェ
ニル基、ピリミジニル基またはピリジル基が有していて
もよい置換基として述べたものが挙げられる。これらの
置換基のうち、アルキル基、アルケニル基、アルキニル
基、アルコキシ基、アルケニルオキシ基、アルキニルオ
キシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アルケニ
ルチオ基、アルキニルチオ基、アリールチオ基、アラル
キルチオ基、アルキルスルフィニル基、アルケニルスル
フィニル基、アルキニルスルフィニル基、アリールスル
フィニル基、アルキルスルホニル基、アルケニルスルホ
ニル基、環状アミノ基、アルケニルスルホニル基、アリ
ールスルホニル基、モノ−またはジ−アルキルアミノ
基、アルコキシ−カルボニル基、アルキルスルホニルア
ミノ基、アラルキル基、アリール基、アルキル−カルボ
ニル基、アルケニル−カルボニル基、アルキニル−カル
ボニル基、アシルアミノ基、−CO−P、アシルオキシ
基」は、さらにこれらの置換基の置換可能な位置にハロ
ゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、アミノ基、モノ−またはジ−C1-6アルキルアミ
ノ基(例えば、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチル
アミノ、ジエチルアミノなど)、環状アミノ基(例え
ば、ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、モルホリ
ノ、チオモルホリノ、N−メチルピペラジノ、N−フェ
ニルピペラジノ、4-フェニルピペリジノ、4-フェニルー
4-ヒドロキシピペリジノなど)、C7-14アラルキルアミ
ノ基(例えば、ベンジルアミノなど)などから選ばれた
1〜3個の置換基を有していてもよい。
【0017】化合物(I)のなかでも一般式
【化6】 [式中Z1およびZ2は同一または異なって水素原子、C
1-4アルキル(たとえばメチル、エチル、プロピルな
ど)、C1-4アルコキシ(たとえば、メトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、イソプロポキシなど)、ハロゲン(た
とえばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、ハロゲノC
1-4アルキル(たとえば、フルオロメチル、ジフルオロ
メチル、トリフルオロメチル、1−フルオロエチル、2
−フルオロエチル、1,1−ジフルオロエチル、1,2
−ジフルオロエチル、2,2−ジフルオロエチル、1,
2,2−トリフルオロエチル、2,2,2−トリフルオ
ロエチル、2,2,3,3−テトラフルオロプロピルな
ど)、C1-4アルキル−カルボニル(たとえばアセチ
ル、プロピオニルなど)またはニトロを、Xは前記と同
意義である。]で表される化合物が好ましい。
【0018】本発明の化合物(I)は、塩を形成してい
てもよく、該塩としては酸付加塩、例えば無機酸塩(例
えば、塩酸塩、硫酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩な
ど)、有機酸塩(例えば、酢酸塩、トリフルオロ酢酸
塩、コハク酸塩、マレイン酸塩、フマール酸塩、プロピ
オン酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、りんご酸塩、乳酸
塩、蓚酸塩、メタンスルホン酸塩、p−トルエンスルホ
ン酸塩など)が挙げられる。また化合物(I)がたとえ
ばカルボキシル基などの酸性基を有するときは塩基との
塩を形成していてもよく、このような塩としてはたとえ
ばアルカリ金属塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩
など)、アルカリ土類金属塩(例えば、カルシウム塩、
マグネシウム塩など)、有機塩基塩(例えば、トリメチ
ルアミン塩、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、ピペリ
ジン塩、エタノールアミン塩など)、アルミニウム塩、
アンモニウム塩などが挙げられる。また、化合物(I)
またはその塩は、水和物または非水和物のいずれであっ
てもよい。
【0019】化合物(I)又はその塩は、例えば以下に示
される方法などによって製造される。 1)Q1がメチレンのとき
【化7】
【化8】
【化9】
【化10】
【0020】2)Q1がカルボニルのとき
【化11】
【化12】
【化13】
【化14】 [上記式(IIa),(IIb)および(V)中、−C
OX1は酸ハロゲン化物を示し、式(VIIa)中Yは
塩素、臭素等のハロゲン原子を示し、式(IVb)およ
び(VIb)中R4はメチル基、エチル基等の低級アル
キル基を示す。上記式中その他の記号は前記と同意義で
ある。]
【0021】式(IIa),(IIb)および(V)
中、−CO−X1で表される酸ハロゲン化物としては、
例えば酸クロリド、酸ブロミドなどが挙げられる。上記
1a1,1a2,1b1および1b2の反応は通常ルイ
ス酸(例えば、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、
塩化スズ、塩化アンチモン、塩化チタン、三弗化ホウ素
など)の存在下で行われる。この時用いる溶媒は、反応
に不活性なものなら特に限定されないが、例えば二硫化
炭素やハロゲン化炭化水素などが汎用される。化合物
(III)が液体の場合、それらをそのまま溶媒として
用いてもよい。反応温度は0℃〜溶媒の沸点の範囲であ
るが、20〜80℃が一般的である。反応時間は1〜1
2時間程度である。用いる触媒の量は反応基質により異
なるが、用いる化合物(IIa),(IIb)または
(V)の1〜5倍である。
【0022】前記2aの反応において、化合物(VI
a)のメチル基をハロゲン化する場合、例えば少量の過
酸化物の存在下N−ブロムこはく酸イミド(NBS)を
反応させる方法、光や過酸化物の存在下塩素や臭素を反
応させる方法が一般的である。反応は通常、溶媒の存在
下で行われ、この時用いる溶媒は、反応に不活性なもの
なら特に限定されないが、例えば、ベンゼン、クロロベ
ンゼン、クロロホルムなどがよく用いられる。反応温度
は室温〜溶媒の沸点の範囲であるが、50〜90℃が一
般的である。反応時間は1〜3時間である。前記2bの
反応において化合物(VIb)のR4OCO−で表され
るカルボン酸エステルの加水分解は酸又は塩基を用いた
通常の方法で行われる。得られたカルボン酸(VII
b)は、例えば3bの反応に示すように、常套手段に従
いピペラジン又はピペリジン誘導体との縮合反応により
アミドに導く。アミド結合生成の常套手段は、任意の公
知の方法に従えばよく、例えば、エム・ボンドスキイ
(M.Bondosky)及びエム・オンデッテイ(M.Ondetti)著、
ペプチド・シンセシス(Peptide Synthesis),インターサ
イエンス、ニューヨーク、1966年;エフ・エム・フィン(F.
M.Finn)及びケイ・フォフマン(K.Hofmann)著、ザ・プロテ
インズ(The Proteins),第二巻、エイチ・ネンラス(H.Nen
rath)及びアール・エル・ヒル(R.L.Hill)編集、アカデミ
ックプレスインク、ニューヨーク、1976年;泉屋伸夫他
著、ペプチド合成の基礎と実験、丸善(株)1985年;矢島
治明、榊原俊平他著、生化学実験講座1、日本生化学会
編、東京化学同人 1977年;木村俊他著、続生化学
実験講座2、日本生化学会編、東京化学同人 1987
年等に記載された方法又はそれに準じた方法により実施
される。該方法の具体例として、例えば、アジド法、ク
ロライド法、酸無水物法、混合酸無水物法、DCC法、
活性エステル法、ウッドワード試薬Kを用いる方法、カ
ルボニルイミダゾール法、酸化還元法、DCC/HON
B法、DIC/HONB法、DCC/HONB法、BO
P試薬を用いる方法等が挙げられる。
【0023】前記3aの反応において、化合物(VII
I)のピペラジンまたはピペリジンのN−アルキル化
は、公知の方法により行われる。反応は通常、塩基の存
在下で行われる。塩基としては、例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
水素化ナトリウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウム
エトキシドなどが用いられる。この時用いる溶媒は、反
応に不活性なものであればよく、例えばメタノール、エ
タノール、ジメチルスルホキシド、ジメチルフォルムア
ミド、ジメチルアセトアミドなどが汎用される。反応温
度は、0℃〜溶媒の沸点で、反応は1〜10時間、通常
5時間程度で終了する。前記4aおよびび4bの反応に
おいて、化合物(IXa)および(IXb)のカルボニ
ル基の還元は、金属水素錯化合物(水素化アルミニウム
リチウム、水素化ホウ素ナトリウム等)を用いた還元、
触媒(ニッケル、パラジウム、白金等)を用いた接触水素
添加等が一般的である。水素化アルミニウムリチウムを
用いた還元は、通常エーテル類(ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン等)を溶媒として行われ
る。水素化ホウ素ナトリウムを用いる場合は、水やアル
コール類(メタノール、エタノール等)及びそれらの混
合物が溶媒として用いられる。反応温度は基質や還元試
薬により異なるが、氷冷下〜室温が一般的である。接触
水素添加時の溶媒としては、アルコール類、酢酸、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、酢酸エチル、ジメチルフ
ォルムアミド等が用いられる。常圧下、室温で反応は進
行する。
【0024】一般式(I)および上記反応の目的化合物
の環R2が置換基を有する場合、該置換基は、上記反応
の任意の段階で互いに変換することができる。例えば、
該置換基が水酸基、メルカプト基、アミノ基等であると
きは、それらの基をアルキル化反応に付してもいいし、
また該置換基がハロゲン原子であるときは、ハロゲン原
子をアルコキシ基、アミノ基、メルカプト基等で置換す
ることもできる。水酸基、メルカプト基、アミノ基のア
ルキル化は、通常いづれも塩基の存在下で有利に進行す
る。用いられる塩基としては、例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
水素化ナトリウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウム
エトキシドなどが挙げられる。この時用いる溶媒は、ア
ミノ基、メルカプト基のアルキル化の場合は、例えばア
ルコール類(例えば、メタノール、エタノール、プロパ
ノールなど)、アミド類(例えば、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、1−メチル−2−ピロリド
ンなど)、ジメチルスルホキシドなどが一般的である。
水酸基のアルキル化には、アミド類、ジメチルスルホキ
シドが汎用される。これらの反応は、0℃〜溶媒の沸点
の範囲、好ましくは室温〜溶媒の沸点で進行し、1〜1
0時間、通常5時間程度で反応は終了する。ハロゲン原
子を水酸基、メルカプト基、アミノ基で置換する場合も
同様である。また該置換基がアルデヒド基やカルボニル
基であるときは、ウィテッヒ反応、グリニヤール反応、
アルドール反応、クライゼン反応、遷移金属を用いた炭
素−炭素結合生成反応等で置換基を変換してもよい。
【0025】上記反応によって、目的物が遊離の状態で
得られる場合には、常法に従って塩に変換してもよく、
また塩として得られる場合には、常法に従って遊離体ま
たは他の塩に変換することもできる。かくして得られる
化合物(I)またはその塩は、公知の手段例えば転溶、
濃縮、溶媒抽出、分溜、結晶化、再結晶、クロマトグラ
フィーなどにより反応溶液から単離、精製することがで
きる。なお、化合物(I)またはその塩がジアステレオ
マー、コンフォーマーなどとして存在する場合には、所
望により、前記分離、精製手段によりそれぞれを単離す
ることができる。また、化合物(I)またはその塩がラ
セミ体である場合には、通常の光学分割手段によりd
体、l体に分離することができる。化合物(I)が、塩
基性基を含む場合、自体公知の方法により、酸付加塩と
することができ、また酸性基を有する場合、自体公知の
方法により、塩基との塩とすることができる。
【0026】本発明の化合物(I)またはその塩は優れ
た抗ヘリコバクター・ピロリ作用を有する。化合物
(I)またはその塩は毒性が低く、副作用も少ないの
で、哺乳動物(例えば、ヒト、ウシ、ウマ、イヌ、ネ
コ、サル、マウス、ラットなど、特にヒト)の胃潰瘍、
十二指腸潰瘍の潰瘍などの消化器系潰瘍、胃癌、食道
癌、舌癌、大腸癌、直腸癌、結腸癌などの消化器系癌に
対して優れた治療効果を示す。化合物(I)またはその
塩は、そのままあるいは自体公知(例えば、日本薬局方
第12改正記載)の方法にしたがって、医学的に許容さ
れる担体を混合した医薬組成物、例えば錠剤(糖衣錠、
フィルムコーティング錠を含む)、散剤、顆粒剤、カオ
ウセル剤、カプセル剤(ソフトカプセルを含む)、溶
剤、点滴剤、注射剤、坐剤(例えば、直腸座剤、腔座剤
など)、徐放剤などとして、経口的または非経口的に安
全に投与することができ、その投与量は、投与対象、投
与ルート、疾患などによっても異なるが、例えば、胃潰
瘍の患者に経口的に投与する場合、成人(体重約60k
g)1日当たりの投与量は化合物(I)またはその塩と
して約1〜約500mgが適切であり、約10〜約20
0mgが好ましい。
【0027】医薬的に許容される担体としては、製剤素
材として慣用の各種有機あるいは無機担体物質が用いら
れ、固形製剤における賦形剤、滑沢剤、結合剤、崩壊
剤、増粘剤;液状製剤における溶剤、分散剤、溶解補助
剤、懸濁化剤、等張化剤、緩衝剤、無痛化剤などとして
適宜適量配合される。また必要に応じて、常法にしたが
って防腐剤、抗酸化剤、着色剤、甘味剤などの添加物を
用いることもできる。賦形剤の好適な例としては、例え
ば乳糖、白糖、D−マンニトール、デンプン、結晶セル
ロース、軽質無水ケイ酸などが挙げられる。滑沢剤の好
適な例としては、例えばステアリン酸マグネシウム、ス
テアリン酸カルシウム、タルク、コロイドシリカなどが
挙げられる。結合剤の好適な例としては、例えば結晶セ
ルロース、白糖、D−マンニトール、デキストリン、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース、ポリビニルピロリドンなどが挙げられ
る。崩壊剤の好適な例としては、例えばデンプン、カル
ボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース
カルシウム、クロスカルメロースナトリウム、カルボキ
シメチルスターチナトリウムなどが挙げられる。増粘剤
の好適な例としては、例えば天然ガム類、セルロース誘
導体、アクリル酸重合体などが挙げられる。溶剤の好適
な例としては、例えば注射用水、アルコール、プロピレ
ングリコール、マルクゴール、ゴマ油、トウモロコシ油
などが挙げられる。分散剤の好適な例としては、例え
ば、ツイーン(Tween)80,HCO 60,ポリエチレ
ングリコール、カルボキシメチルセルロース、アルギン
酸ナトリウムなどが挙げられる。溶解補助剤の好適な例
としては、例えばポリエチレングリコール、プロピレン
グリコール、D−マンニトール、安息香酸ベンジル、エ
タノール、トリスアミノメタン、コレステロール、トリ
エタノールアミン、炭酸ナトリウム、クエン酸ナトリウ
ムなどが挙げられる。懸濁化剤の好適な例としては、例
えばステアリルトリエタノールアミン、ラウリル硫酸ナ
トリウム、ラウリルアミノプロピオン酸、レシチン、塩
化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、モノステア
リン酸クセリセリン、などの界面活性剤;例えばポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメ
チルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロ
キシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロースなどの親水性高分子など
が挙げられる。等張化剤の好適な例としては、例えば塩
化ナトリウム、グリセリン、D−マンニトールなどが挙
げられる。緩衝剤の好適な例としては、例えばリン酸
塩、酢酸塩、炭酸塩、クエン酸塩などの緩衝液などが挙
げられる。無痛化剤の好適な例としては、例えばベンジ
ルアルコールなどが挙げられる。防腐剤の好適な例とし
ては、例えばパラオキシ安息香酸エステル類、クロロブ
タノール、ベンジルアルコール、フェネチルアルコー
ル、デヒドロ酢酸、ソルビン酸などが挙げられる。抗酸
化剤の好適な例としては、例えば亜流酸塩、アスコルビ
ン酸などが挙げられる。
【0028】本発明の医薬製剤の具体例を以下に示す。 (1)錠剤、散剤、顆粒剤、カオウセル剤:化合物
(I)またはその塩に、例えば賦形剤、崩壊剤、結合剤
または滑沢剤などを添加して圧縮成型し、次いで必要に
より、味のマスキング、腸溶性あるいは持続性の目的の
ためのコーティングを行うことにより製造することがで
きる。 (2)注射剤:化合物(I)またはその塩を、例えば分
散剤、保存剤、等張化剤などと共に水性注射剤として、
あるいはオリーブ油、ゴマ油、綿実油、コーン油等の植
物油、プロピレングリコール等に溶解、懸濁あるいは乳
化して油性注射剤として成型することにより製造するこ
とができる。 (3)座剤:化合物(I)またはその塩を油性または水
性の固状、半固状あるいは液状の組成物とすることによ
り製造される。このような組成物に用いる油性基剤とし
ては、例えば、高級脂肪酸のグリセリド(例えば、カカ
オ脂、ウイテプゾル類など)、中級脂肪酸(例えば、ミ
グリオール類など)、あるいは植物油(例えば、ゴマ
油、大豆油、綿実油など)などが挙げられる。水性ゲル
基剤としては、例えば天然ガム類、セルロース誘導体、
ビニール重合体、アクリル酸重合体などが挙げられる。
これらの製剤における化合物(I)またはその塩の配合
割合は、製剤の種類により異なるが、通常0.01〜5
0%配合される。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明はさらに下記の実施例、製
剤例、試験例で詳しく説明されるが、これらの例は単な
る実施であって本発明を限定するものではなく、また本
発明の範囲を逸脱しない範囲で変化させてもよい。参考
例、実施例中の略号は次の意味を有する。 s:シングレット,d:ダブレット,t:トリプレット,
q:クワルテット,dd:ダブルダブレット,dt:ダブル
トリプレット,m:マルチプレット,br:幅広い,J:カ
ップリング定数,室温:0〜30℃,DMF:ヂメチル
ホルムアミド,THF:テトラヒドロフラン。
【0030】製剤例1 カプセル剤 (1)実施例10で得られた化合物 10mg (2)ラクトース 90mg (3)微結晶セルロース 70mg(4)ステアリン酸マグネシウム 10mg 1カプセル 180mg 上記(1)、(2)及び(3)の全量と5mgの(4)
を混和した後、顆粒化し、これに残りの(4)を5mg
加えて、全体をゼラチンカプセルに封入した。 製剤例2 錠剤 (1)実施例10で得られた化合物 10mg (2)ラクトース 35mg (3)コーンスターチ 150mg (4)微結晶セルロース 30mg(5)ステアリン酸マグネシウム 5mg 1錠 230mg 上記(1)、(2)及び(3)の全量と20mgの
(4)及び2.5mgの(5)を混和した後、顆粒化
し、この顆粒に残りの(4)を10mgおよび(5)を
2.5mg加えて加圧成型し、錠剤とした。
【0031】試験例1ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)に対する
抗菌活性試験 (試験方法)実施例に従って合成した化合物の抗菌活性を
以下の方法[寒天希釈(Agar Dilution)]によって測定し
た。被験化合物を、各々ジメチルスルホキシドに溶解
し、滅菌蒸留水で2倍ずつ段階的に希釈することによっ
て被験サンプルを調製した。培地として7%馬血液加 Bru
cella agar を使用し、調製した被験サンプル2ミリリッ
トルを、各々7%馬血液加 Brucella agar18ミリリット
ルと混和することによって、測定用平板を作製した。被
験菌として、ヘリコバクター・ピロリ菌株 CPY 433,TN 5
8 を使用し、各々の被験菌は2.5% 牛胎児血清加 Bruce
lla broth 培地を使用して CampyPakTM(BBLRBeckton Di
ckinson Microbiology Systems) を挿入したガスパック
ジャー中で、37℃、20時間振盪培養した。同培地で約10
6CFU/mlに調製した各菌液5マイクロリットルを、各々の
測定用平板に接種し、CampyPakTMと水を含ませた脱脂綿
を挿入したガスパックジャー中で、37℃、4日間培養し
た。培養後、菌株の発育を肉眼で観察し、菌株の発育が
観察されない最低濃度を該被験化合物のMIC値(最低
発育阻止濃度)とした。陽性対照として、メトロニダゾ
ール(公知の抗ヘリコバクター・ピロリ作用を有するイ
ミダゾール誘導体)を使用し、被験化合物と同様に操作
してメトロニダゾールのMIC値を求めた。
【0032】(試験結果)被験化合物とメトロニダゾー
ル(陽性対照)のMIC値を〔表1〕に示す。
【表1】 〔表1〕から、試験に使用したヘリコバクター・ピロリ
の菌株に対して、本発明の化合物は、メトロニダゾール
よりも強い抗菌活性を有していることが明らかである。
【0033】
【実施例】
実施例1 4,4’―ビス[4―(4―トリル)ピペラジニルメチ
ル]ベンゾフェノン 4,4’―ビス(ブロモメチル)ベンゾフェノン(50
0mg)、1−(4―トリル)ピペラジン(526m
g)、炭酸カリウム(590mg)のジメチルホルムア
ミド(12ml)溶液を室温で2時間撹拌させた。反応
液を濃縮し残渣にジクロロメタンと水を加えて有機層を
分離し、水、飽和食塩水で洗浄して、乾燥後濃縮して得
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロ
ロメタン:酢酸エチルJ=3:2)にて精製して、無色固
体の表題化合物(435mg)を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.27(6H, s), 2.65(8H, t, J=5.0Hz),
3.17(8H, t, J=5.0Hz), 3.65(4H, s), 6.85(4H, d, J=
8.6Hz), 7.08(4H, d, J=8.6Hz), 7.49(4H, d,J=8.2Hz),
7.79(4H, d, J=8.2Hz). 実施例2 4,4’―ビス(4―フェニルピペラジニルメチル)ベ
ンゾフェノン 実施例1と同様にして4,4−ビス(ブロモメチル)ベ
ンゾフェノンおよび4−フェニルピペラジンから目的化
合物を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.65(8H, t, J=5.0Hz), 3.23(8H, t,
J=5.0Hz), 3.66(4H, s), 6.86(2H, t, J=7.4Hz), 6.94
(4H, d, J=7.8Hz), 7.26(4H, t, J=7.8Hz), 7.49(4H,
d, J=8.0Hz), 7.80(4H, d, J=8.0Hz).
【0034】実施例3 4,4’―ビス[4―(4―フルオロフェニル)ピペラ
ジニルメチル]ベンゾフェノン 実施例1と同様にして4,4−ビス(ブロモメチル)ベ
ンゾフェノンおよび1−(4−フルオロフェニル)ピペ
ラジンから目的化合物を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.65(8H, t, J=5.0Hz), 3.15(8H, t,
J=5.0Hz), 3.66(4H, s), 6.80-7.03(8H, m), 7.49(4H,
d, J=8.4Hz), 7.80(4H, d, J=8.4Hz). 実施例4 4,4’―ビス[4―(4―メトキシフェニル)ピペラ
ジニルメチル]ベンゾフェノン 実施例1と同様にして4,4−ビス(ブロモメチル)ベ
ンゾフェノンおよび1−(4−メトキシロフェニル)ピ
ペラジンから目的化合物を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.65(8H, t, J=4.8Hz), 3.12(8H, t,
J=4.8Hz), 3.65(4H, s), 3.77(6H, s), 6.83(4H, d, J=
9.2Hz), 6.92(4H, d, J=9.2Hz), 7.48(4H, d,J=8.2Hz),
7.79(4H, d, J=8.2Hz).
【0035】実施例5 4,4’―ビス[4―(3―クロロフェニル)ピペラジ
ニルメチル]ベンゾフェノン 実施例1と同様にして4,4−ビス(ブロモメチル)ベ
ンゾフェノンおよび1−(3−クロロフェニル)ピペラ
ジンから目的化合物を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.63(8H, t, J=5.0Hz), 3.22(8H, t,
J=5.0Hz), 3.65(4H, s), 6.72-6.90(6H, m), 7.17(2H,
t, J=8.0Hz), 7.49(4H, d, J=8.2Hz), 7.80(4H, d, J=
8.2Hz). 実施例6 4,4’―ビス[4―(2―トリル)ピペラジニルメチ
ル]ベンゾフェノン 実施例1と同様にして4,4−ビス(ブロモメチル)ベ
ンゾフェノンおよび1−(2−トリル)ピペラジンから
目的化合物を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.31(6H, s), 2.65(8H, brs), 2.96(8
H, t, J=4.8Hz), 3.66(4H, s), 6.80-7.22(8H, m), 7.4
9(4H, d, J=8.2Hz), 7.80(4H, d, J=8.2Hz).
【0036】実施例7 4,4’―ビス[4―(2―メトキシフェニル)ピペラ
ジニルメチル]ベンゾフェノン 実施例1と同様にして4,4−ビス(ブロモメチル)ベ
ンゾフェノンおよび1−(2−メトキシフェニル)ピペ
ラジンから目的化合物を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.70(8H, brs), 3.12(8H, brs), 3.67
(4H, s), 3.86(6H, s), 6.80-7.07(8H, m), 7.48(4H,
d, J=8.2Hz), 7.79(4H, d, J=8.2Hz). 実施例8 4,4’―ビス[4―(2―ピリジル)ピペラジニルメ
チル]ベンゾフェノン 実施例1と同様にして4,4−ビス(ブロモメチル)ベ
ンゾフェノンおよび1−(2−ピリジル)ピペラジンか
ら目的化合物を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.60(8H, t, J=5.2Hz), 3.57(8H, t,
J=5.2Hz), 3.65(4H, s), 6.58-6.70(4H, m), 7.40-7.55
(6H, m), 7.80(4H, d, J=8.4Hz), 8.20(2H, m).
【0037】実施例9 4,4’―ビス[4―(2―クロロフェニル)ピペラジ
ニルメチル]ベンゾフェノン 実施例1と同様にして4,4−ビス(ブロモメチル)ベ
ンゾフェノンおよび1−(2−クロロフェニル)ピペラ
ジンから目的化合物を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.69(8H, m), 3.11(8H, m), 3.68(4H,
s), 6.91-7.10(4H, m), 7.21(2H, dd, J=7.2, 1.6Hz),
7.36(2H, dd, J=7.8, 1.6Hz), 7.50(4H, d, J=8.2Hz),
7.80(4H, d, J=8.2Hz). 実施例10 4,4’―ビス[4―(4―クロロフェニル)ピペラジ
ニルメチル]ベンゾフェノン 実施例1と同様にして4,4−ビス(ブロモメチル)ベ
ンゾフェノンおよび1−(4−クロロフェニル)ピペラ
ジンから目的化合物を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.64(8H, t, J=4.8Hz), 3.18(8H, t,
J=4.8Hz), 3.65(4H, s), 6.84(4H, d, J=9.0Hz), 7.20
(4H, d, J=9.0Hz), 7.48(4H, d, J=8.0Hz), 7.79(4H,
d, J=8.0Hz).
【0038】実施例11 4,4’―ビス[4―(3―トリフルオロメチルフェニ
ル)ピペラジニルメチル]ベンゾフェノン 実施例1と同様にして4,4−ビス(ブロモメチル)ベ
ンゾフェノンおよび1−(3−トリフルオロフェニル)
ピペラジンから目的化合物を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.66(8H, t, J=4.8Hz), 3.27(8H, t,
J=4.8Hz), 3.67(4H, s), 7.01-7.15(6H, m), 7.35(2H,
t, J=7.7Hz), 7.49(4H, d, J=8.0Hz), 7.80(4H, d, J=
8.0Hz). 実施例12 4,4’―ビス(4―フェニルピペリジノメチル)ベン
ゾフェノン 実施例1と同様にして4,4−ビス(ブロモメチル)ベ
ンゾフェノンおよび1−フェニルピペラジンから目的化
合物を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 1.75-1.90(8H, m), 2.00-2.22(4H,
m), 2.40-2.60(2H, m),2.95-3.10(4H, m), 3.63(4H,
s), 7.15-7.37(10H, m), 7.48(4H, d, J=8.4Hz),7.79(4
H, d, J=8.4Hz).
【0039】実施例13 4,4’―ビス[4―(4―アセチルフェニル)ピペラ
ジニルメチル]ベンゾフェノン 実施例1と同様にして4,4−ビス(ブロモメチル)ベ
ンゾフェノンおよび1−(4−アセチルフェニル)ピペ
ラジンから目的化合物を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.52(6H, s), 2.63(8H, t, J=5.0Hz),
3.38(8H, t, J=5.0Hz), 3.65(4H, s), 6.87(4H, d, J=
9.0Hz), 7.48(4H, d, J=7.8Hz), 7.80(4H, d,J=7.8Hz),
7.87(4H, d, J=9.0Hz). 実施例14 4,4’―ビス[4―(4―t―ブチルフェニル)ピペ
ラジニルメチル]ベンゾフェノン 実施例1と同様にして4,4−ビス(ブロモメチル)ベ
ンゾフェノンおよび1−(4−t−ブチルフェニル)ピ
ペラジンから目的化合物を得た。 1H−NMR(CDCl)d: 1.29(18H,
s), 2.64(8H, t, J=4.8H
z), 3.20(8H, t, J=4.8Hz),
3.65(4H, s), 6.88(4H, d,
J=8.8Hz), 7.29(4H, d, J=
8.8Hz), 7.49(4H, d,J=8.2H
z), 7.79(4H, d, J=8.2Hz).
【0040】実施例15 4,4’―ビス[4―(4―クロロフェニル)―4―ヒ
ドロキシピペリジノメチル]ベンゾフェノン 実施例1と同様にして4,4−ビス(ブロモメチル)ベ
ンゾフェノンおよび1−(4−クロロフェニル)ピペラ
ジンから目的化合物を得た。 1H−NMR(CDCl)d: 1.60−1.80
(4H, m), 2.05−2.25(4H,
m), 2.40−2.60(4H, m),2.75
−2.87(4H, m), 3.66(4H,
s), 7.33(4H, d, J=8.6Hz),
7.46(4H, d, J=8.6Hz), 7.
48(4H, d, J=8.2Hz), 7.79
(4H, d, J=8.2Hz). 実施例16 4,4’―ビス[4―(4―ニトロフェニル)ピペラジ
ニルメチル]ベンゾフェノン 実施例1と同様にして4,4−ビス(ブロモメチル)ベ
ンゾフェノンおよび1−(4−ニトロフェニル)ピペラ
ジンから目的化合物を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.64(8H, t, J=5.0Hz), 3.45(8H, t,
J=5.0Hz), 3.66(4H, s), 6.83(4H, d, J=9.4Hz), 7.49
(4H, d, J=8.2Hz), 7.81(4H, d, J=8.2Hz), 8.14(4H,
d, J=9.4Hz).
【0041】実施例17 4,4’―ビス[4―(2―ピリミジル)ピペラジニル
メチル]ベンゾフェノン 実施例1と同様にして4,4−ビス(ブロモメチル)ベ
ンゾフェノンおよび1−(2−ピリミジル)ピペラジン
から目的化合物を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.54(8H, t, J=5.0Hz), 3.63(4H, s),
3.85(8H, t, J=5.0Hz), 6.48(2H, t, J=4.6Hz), 7.49
(4H, d, J=8.0Hz), 7.80(4H, d, J=8.0Hz), 8.30(4H,
d, J=4.6Hz). 実施例18 4,4’―ビス(4―クロロフェニルピペラジニルメチ
ル)ベンズヒドロール 4,4’―ビス(4―クロロフェニルピペラジニルメチ
ル)ベンゾフェノン(200mg)のテトラヒドロフラ
ン(10ml)―メタノール(20ml)溶液に、水素
化ホウ素ナトリウム(50mg)を加え室温で1時間撹
拌させた。反応液を濃縮し残渣に酢酸エチルと水を加え
て有機層を分離し、水、飽和食塩水で洗浄して、乾燥後
濃縮して得た残渣をジクロロメタンーヘキサンから再結
晶して、無色固体の表題化合物(191mg)を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.58(8H, t, J=5.0Hz), 3.15(8H, t,
J=5.0Hz), 3.54(4H, s), 5.85(1H, s), 6.82(4H, d, J=
9.0Hz), 7.19(4H, d, J=9.0Hz), 7.31(4H, d,J=8.4Hz),
7.37(4H, d, J=8.4Hz).
【0042】実施例19 4,4’―ビス(4―フェニルピペラジノカルボニル)
ベンゾフェノン 4,4’―ジカルボキシベンゾフェノン(500mg)
のジメチルホルムアミド(12ml)溶液にシアノりん
酸ジエチル(755mg)を加え、つづいてフェニルピ
ペラジン(720mg)およびトリエチルアミン(75
0mg)を加え室温で1時間撹拌させた。反応液を濃縮
し残渣にジクロロメタンと水を加えて有機層を分離し、
水、飽和食塩水で洗浄して、乾燥後濃縮して得た残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタ
ン:10%アンモニア水含有メタノールJ=50:1)に
て精製して、無色固体の表題化合物(779mg)を得
た。 1H-NMR(CDCl3)d: 3.15(4H, m), 3.29(4H, m), 3.61(4H,
m), 3.98(4H, m), 6.94(6H, m), 7.30(4H, m), 7.58(4
H, d, J=8.0Hz), 7.88(4H, d, J=8.0Hz). 実施例20 2―(4―フェニルピペラジノ)―5―[4−(4-フ
ェニルピペラジノメチル)ベンゾイル]ピリジン 4―(6―クロロニコチノイル)ベンジルブロミド(5
30mg)、フェニルピペラジン(560mg)および
炭酸カリウム(500mg)のジメチルホルムアミド
(10ml)溶液を室温で10時間、つづいて50℃で
10時間撹拌させた。反応液を濃縮し残渣にジクロロメ
タンと水を加えて有機層を分離し、水、飽和食塩水で洗
浄して、乾燥後濃縮して得た残渣を酢酸エチルから再結
晶して、無色固体の表題化合物(780mg)を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.62-2.67(4H, m), 3.20-3.25(4H,
m), 3.30-3.35(4H, m),3.65(2H, s), 3.88-3.93(4H,
m), 6.74(1H, d, J=9.1Hz), 6.86-7.00(6H, m0, 7.23-
7.35(4H, m), 7.48(2H, d, J=8.2Hz), 7.74(2H, d, J=
8.2Hz), 8.09(1H, dd, J=9.1, 2.6Hz), 8.65(1H, d, J=
2.6Hz).
【0043】実施例21 4―[4―(4―クロロフェニル)ピペラジニルメチ
ル]―4’―(2―モルホリノエトキシ)ベンゾフェノ
ン (i)1―(4―クロロフェニル)ピペラジン塩酸塩
(3.77g)、炭酸カリウム(5.22g)、4―(4
―アセトキシベンゾイル)ベンジルブロミド(5.79
g)のDMF(50ml)溶液を室温で4時間撹拌させ
た。反応液を濃縮し、水および飽和食塩水で洗浄、乾燥
後濃縮し、続いてメタノール(30ml)およびTHF
(30ml)に溶解し、1N水酸化ナトリウム(30m
l)を加えて室温で14時間撹拌させた。1N塩酸で中
和した後得られた結晶をろ別し水で洗浄した。再びジク
ロロメタン/メタノール溶液に溶解し無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、ヘキサンで洗浄して無色固体の4―[4
―(4―クロロフェニル)ピペラジニルメチル]―4’
―ヒドロキシベンゾフェノンを得た(3.80g)。 (ii)4―(2―クロロエチル)モルホリン塩酸塩
(0.750g)、炭酸カリウム(2.25g)、4―
[4―(4―クロロフェニル)ピペラジニルメチル]―
4’―ヒドロキシベンゾフェノン(0.811g)のD
MF(20ml)溶液を60℃で14時間撹拌させた。
反応液を濃縮し、水および飽和食塩水で洗浄、乾燥後濃
縮し、ヘキサン/酢酸エチルから結晶化させて無色固体
の表題化合物(260mg)を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.61(8H, m), 2.84(2H, t, J=5.7Hz),
3.18(4H, m), 3.64(2H, s), 3.75(4H, t, J=4.6Hz),
4.20(2H, t, J=5.7Hz), 6.84(2H, d, J=8.8Hz), 6.97(2
H, d, J=8.6Hz), 7.20(2H, d, J=8.8Hz), 7.47(2H, d,
J=8.1Hz), 7.74(2H, d, J=8.1Hz), 7.83(2H, d, J=8.6H
z).
【0044】実施例22 4―[4―(4―クロロフェニル)ピペラジニルメチ
ル]―4’―[3―(4―フェニルピペラジニル)プロ
ポキシ]ベンゾフェノン 実施例21の(ii)と同様にして,3―(4―フェニル
ピペラジニル)プロピルクロライド塩酸塩、炭酸カリウ
ム、4―[4―(4―クロロフェニル)ピペラジニルメ
チル]―4’―ヒドロキシベンゾフェノンから目的化合
物を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.05(2H, quint, J=6.7Hz), 2.63(10
H, m), 3.20(8H, m), 3.64(2H, s), 4.14(2H, t, J=6.3
Hz), 6.78-7.03(7H, m), 7.16-7.33(4H,m), 7.47(2H,
d, J=7.9Hz), 7.74(2H, d, J=7.9Hz), 7.83(2H, d, J=
8.0Hz). 実施例23 4―[4―(4―クロロフェニル)ピペラジニルメチ
ル]―4’―(4―ピコリルオキシ)ベンゾフェノン 実施例21の(ii)と同様にして,4―ピコリルクロラ
イド塩酸塩、炭酸カリウム、4―[4―(4―クロロフ
ェニル)ピペラジニルメチル]―4’―ヒドロキシベン
ゾフェノンから目的化合物を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.63(4H, t, J=4.9Hz), 3.18(4H, t,
J=4.9Hz), 3.64(2H,s), 5.19(2H, s), 6.84(2H, d, J=
9.1Hz), 7.03(2H, d, J=8.9Hz), 7.20(2H, d, J=8.9H
z), 7.37(2H, d, J=5.7Hz), 7.47(2H, d, J=8.1Hz), 7.
74(2H, d, J=8.1Hz), 7.84(2H, d, J=9.1Hz).
【0045】実施例24 3―[4―[4―(4―クロロフェニル)ピペラジニル
メチル]ベンゾイル]―1―[3―(4―フェニルピペ
ラジニル)プロピル]インドール (i)1―(4―クロロフェニル)ピペラジン塩酸塩
(2.79g)、炭酸カリウム(3.26g)、3―(4
―クロロメチルベンゾイル)インドール(3.11g)
のDMF(70ml)溶液を室温で24時間撹拌させ
た。反応液を濃縮し、水および飽和食塩水で洗浄、乾燥
後濃縮し、ジクロロメタン、酢酸エチル溶液から再結晶
して、無色固体の3―[4―[4―(4―クロロフェニ
ル)ピペラジニルメチル]ベンゾイル]インドール
(2.03g)を得た。(ii)3―[4―[4―(4―
クロロフェニル)ピペラジニルメチル]ベンゾイル]イ
ンドール(231mg)のDMF(15ml)溶液に6
0%水素化ナトリウム(118mg)を加え室温で30
分撹拌後、4―(3―クロロプロピル)―1―フェニル
ピペラジン塩酸塩(0.174g)を加えて50℃で1
時間撹拌させた。反応液を濃縮して得た残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチルJ=
2:1)にて精製して、無色固体の表題化合物(177
mg)を得た。 1H-NMR(CDCl3)d: 2.06(2H, quint, J=6.5Hz), 2.31(2H,
t, J=6.5Hz), 2.52(4H, t, J=4.9Hz), 2.62(4H, t, J=
4.9Hz), 3.15(8H, m), 3.62(2H, s), 4.30(2H,t, J=6.5
Hz), 6.77-6.95(5H, m), 7.15-7.51(9H, m), 7.67(1H,
s), 7.79(2H,d, J=7.8Hz), 8.45(1H, m).
【0046】
【発明の効果】本発明の化合物は、優れた抗ヘリコバク
ター・ピロリ作用を有し、該化合物を含有する医薬組成
物は胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの消化器系潰瘍、胃癌、
食道癌、舌癌、直腸癌、結腸癌、大腸癌などの消化器系
癌の治療剤として有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 211/14 C07D 211/14 211/44 211/44 213/38 213/38 239/26 239/26 295/08 295/08 A

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 [式中、R1はそれぞれ置換基を有していてもよいフェ
    ニル、ピリミジルまたはピリジル基を、XはCH、Nま
    たはC(OH)を、Q1はCH2またはCOを、環R2は置
    換基を有していてもよい単環性芳香環またはインドール
    環を、Q2はCOまたは置換されていてもよいメチレン
    を、Q3は結合手または置換されていてもよいO、Nま
    たはSを介していてもよい2価の低級脂肪族炭化水素基
    を、R3は置換されていてもよい脂肪族基で置換され
    ていてもよいアミノ基または置換されていてもよい単
    環性含窒素複素環基を示し、ベンゼン環Aは置換基を有
    していてもよい。]で表される環状アミン誘導体または
    その塩。
  2. 【請求項2】XがNである請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】Q2がCOである請求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】環R2がベンゼンである請求項1記載の化
    合物。
  5. 【請求項5】Q3が炭素数1〜4のアルキレンである請
    求項1記載の化合物。
  6. 【請求項6】R1が置換基を有していてもよいフェニル
    基である請求項1記載の化合物。
  7. 【請求項7】一般式 【化2】 [式中、Z1およびZ2は同一または異なって水素原子、
    1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲン、ハロゲノ
    1-4アルキル、C1-4アルキル−カルボニルまたはニト
    ロを、XはCH、NまたはC(OH)を示す。]で表され
    る化合物またはその塩である請求項1記載の化合物。
  8. 【請求項8】請求項1記載の環状アミン誘導体またはそ
    の塩を含有してなる医薬。
  9. 【請求項9】抗ヘリコバクター・ピロリ剤である請求項
    8記載の医薬。
  10. 【請求項10】消化器系癌治療剤である請求項8記載の
    医薬。
  11. 【請求項11】抗十二指腸潰瘍剤である請求項8記載の
    医薬。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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