JPH1060328A - 水系顔料インク - Google Patents

水系顔料インク

Info

Publication number
JPH1060328A
JPH1060328A JP21353296A JP21353296A JPH1060328A JP H1060328 A JPH1060328 A JP H1060328A JP 21353296 A JP21353296 A JP 21353296A JP 21353296 A JP21353296 A JP 21353296A JP H1060328 A JPH1060328 A JP H1060328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
water
carbon black
pigment ink
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21353296A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Sakuma
正 佐久間
Masukame Ishii
萬壽亀 石井
Hideki Yanagi
秀樹 柳
Shoichi Suzuki
祥一 鈴木
Shigemi Wakabayashi
繁美 若林
Yoshiaki Tsujii
善明 辻井
Kenji Aida
健二 會田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP21353296A priority Critical patent/JPH1060328A/ja
Publication of JPH1060328A publication Critical patent/JPH1060328A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温下での長期保存安定性が向上し、且つ特
にインクジェット記録用インクとして用いた場合にフェ
ザリング等が防止され印字品質が向上した水系顔料イン
クを提供すること。 【解決手段】 カーボンブラック、高分子分散剤、水溶
性溶剤及び水を主成分とする本発明の水系顔料インク
は、上記カーボンブラックの揮発分が9〜25重量%で
あることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温下での長期保
存安定性が向上した水系顔料インクに関し、特に、イン
クジェット記録用インクとして用いた場合にフェザリン
グが防止され印字品質が向上した水系顔料インクに関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
インク中のカーボンブラックの揮発分に関する技術とし
ては、例えば特開平3−210373号公報に記載のも
の等が知られている。該公報には、揮発分が3.5〜8
重量%の酸性カーボンブラックと特定の水溶性樹脂とを
組み合わせることにより、印字物の濃度が高く、インク
の吐出安定性や長期保存安定性が向上することが記載さ
れている。
【0003】しかしながら、上記公報に記載のインク
は、高温下での長期保存安定性が低く、また、特に、イ
ンクジェット記録用インクとして用いた場合に、いわゆ
るフェザリング(feathering: 被記録部材に付着したイ
ンク液滴が尾を引く現象)が起きやすく印字品質の点で
未だ満足のいくものではなかった。
【0004】従って、本発明の目的は、高温下での長期
保存安定性が向上した水系顔料インクを提供することに
ある。また、本発明の目的は、特にインクジェット記録
用インクとして用いた場合にフェザリング等が防止され
印字品質が向上した水系顔料インクを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討し
た結果、カーボンブラックの揮発分を特定範囲内とする
ことにより、上記目的を達成し得る水系顔料インクが得
られることを知見した。
【0006】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
で、カーボンブラック、高分子分散剤、水溶性溶剤及び
水を主成分とする水系顔料インクにおいて、上記カーボ
ンブラックは、その揮発分が9〜25重量%であること
を特徴とする水系顔料インクを提供することにより上記
目的を達成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の水系顔料インクは、カー
ボンブラック、高分子分散剤、水溶性溶剤及び水を必須
成分として含有し、上記カーボンブラックとして特定の
揮発分を有するものを用いたことを特徴とするものであ
る。
【0008】特定の揮発分を有するカーボンブラックと
は、揮発分が9〜25重量%であるカーボンブラックで
ある。上記カーボンブラックを用いることにより、高温
下でのインクの長期保存安定性が向上し、特に、本発明
の水系顔料インクをインクジェット記録用インクとして
用いた場合に、フェザリングやにじみの発生が防止され
印字品質が向上する。更に詳細には、上記カーボンブラ
ックの揮発分が9重量%に満たないと高温下でのインク
の長期保存安定性に劣り、25重量%を超えると、特に
本発明の水系顔料インクをインクジェット記録用インク
として用いた場合にプリンタヘッド内の電極部に堆積物
が発生して吐出不良が起きたり、またヘッド目詰まりが
起きる等の問題が発生する。上記カーボンブラックの揮
発分は、9.5〜20重量%であることが好ましく、1
0〜15重量%であることが更に好ましい。尚、上記カ
ーボンブラックの揮発分は、特開平3−210373号
公報の第4頁左下欄第9行〜末行に記載の方法によって
測定される。
【0009】揮発分が上記範囲内であるカーボンブラッ
クは、例えばHigh ColorChannel、M
edium Color Channel、及びReg
ular Color Channel等のChann
el法を用いて製造することができる。また、該カーボ
ンブラックとして、デグサ社製のPrintex 15
0TやSpecial Black 4,4A,5,及
び6、Color BlackFW2,FW2V,及び
FW200等の市販品を用いることもできる。
【0010】上記カーボンブラックは、本発明の水系顔
料インク中に好ましくは1〜15重量%配合され、更に
好ましくは2〜10重量%配合される。上記カーボンブ
ラックの配合量が1重量%に満たないと印字濃度が不十
分であり、15重量%を超えて使用しても印字濃度の大
幅な向上が図れないことがあるので上記範囲内とするこ
とが好ましい。
【0011】また、上記カーボンブラックは、その粉末
状態での吸油量が250〜800g/100gであるこ
とが好ましい。該吸油量が上記条件を満足しない場合、
カーボンブラックの凝集が起こりやすく、インクの保存
安定性が低下したり、特に本発明の水系顔料インクをイ
ンクジェット記録用インクとして用いた場合にインクの
吐出不良等が起こることがある。上記吸油量は、300
〜700g/100gであることが更に好ましく、40
0〜600g/100gであることが一層好ましい。吸
油量が上記範囲内であるカーボンブラックは、例えばH
igh ColorChannel、Medium C
olor Channel、及びRegular Co
lor Channel等のChannel法を用いて
製造することができる。尚、上記吸油量は、JIS K
6221−1982に従い測定された値である。
【0012】また、上記カーボンは、高温下でのインク
の長期保存安定性の一層の向上、及び特にインクジェッ
ト記録用インクとして用いた場合の印字品質の一層の向
上の点から、その平均粒径が0.05〜3μmであるこ
とが好ましく、0.05〜1μmであることが更に好ま
しい。特に、上記カーボンブラックは、その粒径分布に
関して、0.2μm未満の粒径の粒子60〜98体積
%、0.2μm以上0.6μm未満の粒径の粒子0.5
〜40体積%、及び0.6μm以上の粒径の粒子5体積
%以下からなることが好ましい。斯かる粒径分布を有す
るカーボンブラックを用いることにより、微量の粗大粒
子がプリンタヘッドに粗い被覆層を形成する結果、カー
ボンブラック粒子がそれ以上付着することが防止され、
インクの長期吐出安定性が向上する。また、粒径分布の
狭い粒子を用いると粒子同士が凝集しやすくなるが、上
記粒径分布を有するカーボンブラック粒子を用いること
により粒子同士の凝集が防止される結果、カーボンブラ
ック粒子の分散性が一層向上し、高温下でのインクの長
期保存安定性が一層向上する。上記カーボンブラック
は、0.2μm未満の粒径の粒子75〜98体積%、
0.2μm以上0.6μm未満の粒径の粒子0.5〜2
0体積%、及び0.6μm以上の粒径の粒子3体積%以
下からなることが更に好ましく、0.2μm未満の粒径
の粒子85〜98体積%、0.2μm以上0.6μm未
満の粒径の粒子0.5〜10体積%、及び0.6μm以
上の粒径の粒子1.5体積%以下からなることが一層好
ましい。尚、上記カーボンブラックの粒径分布は、例え
ば遠心沈降式分布測定器(島津製作所製)を用いて測定
することができる。
【0013】次に、本発明の水系顔料インクにおける上
記カーボンブラック以外の必須成分について説明する
と、上記高分子分散剤としては、ゼラチン、カゼイン等
のタンパク質、アラビアゴム等の天然ゴム、サポニン等
のグルコキシド、アルキルセルロース、カルボキシアル
キルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース等のセ
ルロース誘導体、リグニンスルホン酸塩、セラック等の
天然高分子、ポリアクリル酸塩、スチレン−アクリル酸
共重合物塩、ビニルナフタレン−アクリル酸共重合物
塩、スチレン−マレイン酸共重合物塩、ビニルナフタレ
ン−マレイン酸共重合物塩、β−ナフタレンスルホン酸
ホルマリン縮合物のナトリウム塩、ポリリン酸等の陰イ
オン性高分子、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロ
リドン、ポリアルキレングリコール等の非イオン性高分
子等を用いることができる。これらは単独で又は二種以
上を組み合わせて用いることができる。
【0014】特に上記高分子分散剤として、(メタ)ア
クリル酸誘導体の共重合体を用いると、上記カーボンブ
ラックの分散性が一層向上し、高温下でのインクの長期
保存安定性が一層向上するので好ましい。該(メタ)ア
クリル酸誘導体の共重合体は、アクリル酸若しくはメタ
アクリル酸又はその誘導体のみが共重合成分として用い
られているものであってもよく、或いはアクリル酸若し
くはメタアクリル酸又はその誘導体と、重合性を有する
単量体とが共重合成分として用いられているものであっ
てもよい。(メタ)アクリル酸の誘導体としては、その
アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩
若しくはアミン塩及びエステル、並びに二重結合炭素に
結合する水素原子が各種官能基(例えばカルボキシル基
やカルボキシアルキル基)で置換された化合物(例え
ば、マレイン酸、イタコン酸、シトラコン酸及びフマル
酸)等が挙げられる。特に、立体障害性を発現し得る程
度の鎖長の側鎖を上記共重合体に導入し得る(メタ)ア
クリル酸の誘導体が好ましい。
【0015】(メタ)アクリル酸誘導体の共重合体とし
て特に好ましく用いられるものは、下記一般式(A)で
表される単量体(a)と、下記一般式(B)で表される
単量体(b)とを重合して得られる共重合体〔以下、こ
の共重合体を「共重合体(I)」という〕である。
【0016】
【化2】
【0017】上記共重合体(I)について詳述すると、
上記一般式(A)において、R1 及びR2 は、上述の通
り水素原子又は低級アルキル基(好ましくはC1〜C
3)を示し、同一でも異なってもよい。特に、R1 及び
2 が両方とも水素原子であるか又はR1 が水素原子で
2 がメチル基であることが好ましい。m1 は、0〜2
の整数を示し、好ましくは0又は1である。AOは、炭
素数2〜3のオキシアルキレン基(即ち、オキシエチレ
ン基又はオキシプロピレン基)を示し、好ましくはオキ
シエチレン基である。nは1〜300の整数を示し、好
ましくは2〜150の整数であり、更に好ましくは4〜
130の整数である。nが0であると分散安定性を十分
発揮できず、nが300を超えるとインクの粘度が上昇
し、例えばインクジェットプリンタに用いた場合に吐出
挙動に悪影響を及ぼすことがある。Xは水素原子又は低
級アルキル基(好ましくはC1〜C5)を示し、好まし
くは水素原子、メチル基又はエチル基である。
【0018】上記一般式(A)で表される化合物として
好ましいものの具体例としては、メトキシポリエチレン
グリコール、メトキシポリエチレンポリプロピレングリ
コール、エトキシポリエチレングリコール、エトキシポ
リエチレンポリプロピレングリコール、プロポキシポリ
エチレングリコール、プロポキシポリエチレンポリプロ
ピレングリコール等の片末端アルキル封鎖ポリアルキレ
ングリコールとアクリル酸、メタクリル酸又は脂肪酸の
脱水素(酸化)反応物とのエステル化物や、アクリル
酸、メタクリル酸又は脂肪酸の脱水素(酸化)反応物へ
のエチレンオキシド、プロピレンオキシド付加物が挙げ
られる。上記一般式(A)で表される化合物において、
エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの双方を付加
させる場合には、ランダム付加、ブロック付加、交互付
加等のいずれでも用いることができる。この場合、エチ
レンオキシドとプロピレンオキシドとの付加モル比(前
者:後者)は、10:90〜90:10であることが望
ましく、10:90〜60:40であることが更に望ま
しい。
【0019】上記一般式(B)で表される化合物として
は、不飽和モノカルボン酸及びその塩並びに不飽和ジカ
ルボン酸及びその塩が挙げられる。具体的には、アクリ
ル酸、メタクリル酸及びクロトン酸並びにこれらの金属
塩や、不飽和ジカルボン酸系単量体であるマレイン酸、
イタコン酸、シトラコン酸及びフマル酸並びにこれらの
アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩
及びアミン塩並びにこれらの酸無水物である無水マレイ
ン酸、無水イタコン酸及び無水シトラコン酸が挙げられ
る。
【0020】上記共重合体(I)においては、上記単量
体(a)及び(b)のモル比〔単量体(a)/単量体
(b)〕が0.1/100〜100/100であること
が好ましく、1/100〜70/100であることが更
に好ましい。該単量体(a)の比率がこれよりも小さい
と分散保存安定性が損なわれ、該単量体(a)の比率が
これよりも大きいと水に対する溶解性が低下して分散性
が低下する虞れがある。即ち、該単量体(a)及び
(b)のモル比をかかる範囲内とすることにより、分散
性に優れかつ分散保存安定性に優れた高分子分散剤とな
るので好ましい。
【0021】上記共重合体(I)においては、その高分
子分散剤としての機能を損なわない範囲内で他の共重合
可能な単量体を共重合成分として更に用いてもよい。該
単量体としては、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)
アクリルアミド、スチレン、スチレンスルホン酸等が挙
げられる。
【0022】上記単量体(a)及び(b)の共重合様式
は、ランダム共重合、ブロック共重合、交互共重合、グ
ラフト共重合の共重合様式をとることができ、得られる
共重合体(I)の高分子分散剤としての機能を損なわな
い限り特に制限されない。
【0023】上記共重合体(I)は、高分子量になると
増粘して取り扱い性に劣ること及びインクにした時にイ
ンクの粘度が上昇しインクの性能を低下させるという虞
れがあることからその重量平均分子量が5000〜20
万であることが望ましく、5000〜7万であることが
更に望ましい。
【0024】特に、上記共重合体(I)の中でも、分散
性及び分散物の保存安定性の点から、1分子当たりオキ
シアルキレン基を好ましくは1〜300個、更に好まし
くは2〜150個、一層好ましくは4〜130個導入し
たポリアルキレングリコールモノエステル系単量体〔特
に、(メタ)アクリル酸のポリアルキレングリコールエ
ステル又はアルコキシポリアルキレングリコールエステ
ル〕と(メタ)アクリル酸系単量体とを重合して得られ
る共重合体を用いることが望ましい。
【0025】上記共重合体(I)の調製方法は、該共重
合体(I)の高分子分散剤としての機能を損なわない限
り特に制限されず、従来公知の調製方法が用いられる。
調製方法の具体例としては、特開平7−223852号
公報の第4欄42行〜第5欄11行に記載の方法等が挙
げられる。
【0026】上記高分子分散剤として(メタ)アクリル
酸誘導体の共重合体、特に上記共重合体(I)を用いる
ことにより上記カーボンブラックの分散性が特に向上す
る理由は定かではないが、下記の通りであると推察され
る。即ち、上記共重合体(I)はインク中において、そ
の分子中における電荷を有する部位(例えばカルボニル
部位)がカーボンブラック粒子の表面に吸着すると共に
側鎖のポリオキシアルキレン基が外方を向いた状態で該
カーボンブラック粒子の表面を取り囲んでいる。該ポリ
オキシアルキレン基は鎖長が長く立体障害性が高いの
で、カーボンブラック粒子同士の凝集が該ポリオキシア
ルキレン基によって阻害される。その結果、カーボンブ
ラックの分散性やインクの保存安定性が向上すると考え
られる。上記ポリオキシアルキレン基による立体障害性
は、インクのpHが高い場合に特に顕著に発現するの
で、後述するように本発明の水系顔料インクのpHを高
い領域に設定することが好ましい。
【0027】上記高分子分散剤は、本発明の水系顔料イ
ンク中に0.05〜10重量%配合されることが好まし
い。該高分子分散剤の配合量が0.05重量%に満たな
いと上記カーボンブラックを十分に安定させるだけの配
合量に達していないので保存安定性に欠けることがあ
り、10重量%を超えると分散性や保存安定性がそれ以
上向上しないばかりかインクの粘度を上昇させてしまう
ことがある。該高分子分散剤の配合量は、0.1〜4重
量%であることが更に好ましく、0.5〜3重量%であ
ることが一層好ましい。
【0028】本発明の水系顔料インクにおいて用いられ
る水溶性溶剤は、湿潤剤ないし保湿剤としての機能を有
するものであればその種類に特に制限は無く、例えばエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレン
グリコール及びポリエチレングリコール等のグリコール
類;グリセリン;ジエチレングリコールジエチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレ
ングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコール
モノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエ
ーテル、メチルカルビトール、エチルカルビトール、ブ
チルカルビトール、エチルカルビトールアセテート、ジ
エチルカルビトール、トリエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテ
ル、及びプロピレングリコールモノメチルエーテル等の
多価アルコールのエーテル類、アセテート類;チオジグ
リコール;N−メチル−2−ピロリドン;1,3−ジメ
チルイミダゾリジノン;トリエタノールアミン;ホルム
アミド;ジメチルホルムアミド等の含窒素化合物類、ジ
メチルスルホキシドの一種又は二種以上を使用すること
ができる。これらの水溶性溶剤は、本発明の水系顔料イ
ンク中に0.1〜30重量%配合されることが好まし
く、0.1〜15重量%配合されることが更に好まし
い。
【0029】本発明の水系顔料インクにおいて水(望ま
しくはイオン交換水)は媒体として用いられるものであ
り、70〜98重量%配合されることが好ましく、85
〜95重量%配合されることが更に好ましい。
【0030】上述の必須成分に加えて、本発明の水系顔
料インクには必要に応じて以下に述べるような各種成分
を配合することもできる。
【0031】本発明の水系顔料インクにおいては、上記
高分子分散剤と共に分散性向上剤を併用することが好ま
しい。該分散性向上剤としては、アニオン界面活性剤、
カチオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、両性界面活
性剤等の各種界面活性剤を用いることができる。該界面
活性剤は全体として、本発明の水系顔料インク中に0.
05〜10重量%配合されることが好ましく、0.1〜
5重量%配合されることが更に好ましい。
【0032】上記アニオン界面活性剤としては、アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン
酸塩、アルカン又はオレフィンスルホン酸塩、アルキル
硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル又はアル
キルアリールエーテル硫酸エステル塩、アルキルリン酸
塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、エー
テルカルボキシレート、アルキルスルホコハク酸エステ
ル塩、α−スルホ脂肪酸エステル、及び脂肪酸塩よりな
る群から選ばれる界面活性剤や、高級脂肪酸とアミノ酸
の縮合物、ナフテン酸塩等を用いることができる。好ま
しく用いられるアニオン界面活性剤は、アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩(とりわけ直鎖アルキルのもの)、アル
カン又はオレフィンスルホン酸塩(とりわけ第2級アル
カンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩)、ア
ルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル又
はアルキルアリールエーテル硫酸エステル塩(とりわけ
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル
塩)、アルキルリン酸塩(とりわけモノアルキルのも
の)、エーテルカルボキシレート、アルキルスルホコハ
ク酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル、及び脂肪酸塩より
なる群から選ばれる界面活性剤であり、特に好ましく
は、アルキルベンゼンスルホン酸塩(とりわけ直鎖アル
キルのもの)、ポリオキシエチレンアルキル又はアルキ
ルアリールエーテル硫酸エステル塩(とりわけポリオキ
シエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩)、及びア
ルキル硫酸エステル塩である。これらは単独で又は二種
以上を組み合わせて用いることができる。
【0033】上記カチオン界面活性剤としては、脂肪族
アミン塩、第4級アンモニウム塩、スルホニウム塩、及
びホスフォニウム塩等を用いることができる。これらは
単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができ
る。
【0034】上記ノニオン界面活性剤としては、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルアリールエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、グリセリン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル及
びアルキル(ポリ)グリコキシドよりなる群から選ばれ
る界面活性剤等を用いることができる。好ましく用いら
れるノニオン界面活性剤は、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル及びポリオキシエチレンアルキルアリールエ
ーテルより選ばれる界面活性剤等である。これらは単独
で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
【0035】上記両性界面活性剤としては、アミノ酸型
化合物、ベタイン型化合物等を用いることができる。
【0036】特に、上記界面活性剤を用いる場合には、
アニオン界面活性剤を用いるか、又はアニオン界面活性
剤とノニオン界面活性剤とを併用し、両者の配合量をそ
れぞれ0.01〜5重量%(特に0.01〜3重量%、
とりわけ0.05〜2重量%)とし、且つ両者の配合比
を該アニオン界面活性剤:該ノニオン界面活性剤=10
0:1〜1:100(特に90:1〜1:70、とりわ
け70:1〜1:50)の重量比となるように用いるこ
とが、印刷像の印字濃度、及び長期間保存下での分散安
定性の向上の点から好ましい。
【0037】また、上記界面活性剤としてアニオン界面
活性剤を用いる場合には、上記高分子分散剤と該アニオ
ン界面活性剤とは、両者の配合比が該高分子分散剤:該
アニオン界面活性剤=1:2〜30:1の重量比で用い
られることが好ましい。該高分子分散剤の配合量が上記
範囲を超えて多くなると、上記カーボンブラックに対す
る濡れ性が不足し、分散性が低下することがある。一
方、該アニオン界面活性剤の配合量が上記範囲を超えて
多くなると、インクの泡立ち性が増大し取り扱い性に劣
ることがある。両者の配合比は、該高分子分散剤:該ア
ニオン界面活性剤=1:1〜15:1であることが更に
好ましく、1:1〜10:1であることが一層好まし
い。
【0038】本発明の水系顔料インクにおいては、イン
クの記録紙への浸透性の向上と裏抜け(記録紙への裏側
へのインクのしみ出し)防止とのバランスを図るため
に、ポリプロピレングリコールを配合することが好まし
い。ポリプロピレングリコールは、その分子量が400
〜3000であることが好ましく、400〜2000で
あることが更に好ましい。ポリプロピレングリコール
は、本発明の水系顔料インク中に0.01〜3重量%配
合されることが好ましく、0.01〜1重量%配合され
ることが更に好ましい。
【0039】また、インクの乾燥性を向上させるため
に、本発明の水系顔料インクに脂肪族一価アルコールを
配合することが好ましい。該脂肪族一価アルコールとし
ては、エチルアルコール、1−プロピルアルコール、及
び2−プロピルアルコールのうちの一種又は二種以上を
用いることが好ましく、1−プロピルアルコールを用い
ることが特に好ましい。該脂肪族一価アルコールは、本
発明の水系顔料インク中に好ましくは0.01〜10重
量%配合され、更に好ましくは0.1〜8重量%配合さ
れる。特に、該脂肪族一価アルコールの配合量を、上記
高分子分散剤の配合量との関係において、両者の配合比
が該高分子分散剤:該脂肪族一価アルコール=1:10
〜1:1となるように調整することにより、インクの乾
燥性が一層向上する。
【0040】更に、本発明の水系顔料インクにおいて
は、特にインクジェット記録用インクとして用いた場合
に、インクの間欠吐出性を向上させるために、分子量が
400〜3500(特に、400〜2000)であるポ
リエチレングリコールジサルフェート塩を配合すること
もできる。該ポリエチレングリコールジサルフェート塩
は、本発明の水系顔料インク中に0.01〜3重量%配
合されることが好ましく、0.01〜1重量%配合され
ることが更に好ましい。
【0041】同様に、間欠吐出性を向上させるために、
本発明の水系顔料インクに糖類を配合することもでき
る。該糖類としては、D−グルコース、フルクトース、
マルトース及びサッカロースのうちの一種又は二種以上
を用いることが好ましく、サッカロースを用いることが
特に好ましい。該糖類は、本発明の水系顔料インク中に
好ましくは0.1〜5重量%配合され、更に好ましくは
0.1〜3重量%配合される。特に、該糖類の配合量
を、上記高分子分散剤の配合量との関係において、両者
の配合比が該高分子分散剤:該糖類=20:1〜1:5
となるように調整することにより、間欠吐出性が一層向
上する。
【0042】また同様に、間欠吐出性を向上させるため
に、本発明の水系顔料インクにN−メチル−2−ピロリ
ドンや1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等の窒
素含有複素環化合物を配合することもできる。該窒素含
有複素環化合物は、本発明の水系顔料インク中に好まし
くは0.01〜10重量%配合され、更に好ましくは
0.1〜5重量%配合される。
【0043】更に同様に、間欠吐出性を向上させるため
に、本発明の水系顔料インクに非プロトン性極性溶媒を
配合することもできる。該非プロトン性極性溶媒として
は、ジメチルスルホキシド、及びスルホランのうちの一
種又は二種以上を用いることが好ましい。該非プロトン
性極性溶媒は、本発明の水系顔料インク中に好ましくは
0.01〜10重量%配合され、更に好ましくは0.1
〜5重量%配合される。
【0044】間欠吐出性を向上させ得るこれらポリエチ
レングリコールジサルフェート塩、糖類、及び窒素含有
複素環化合物は、平均粒径が0.05〜3μmである上
記カーボンブラックと併用することにより間欠吐出性が
更に一層向上する。
【0045】また、本発明の水系顔料インクにおいて
は、インクの定着性を向上させるために、アクリル系、
水性ウレタン系、スチレン−ブタジエン系、ポリエステ
ル系等のエマルションを配合することが好ましい。とり
わけ、アクリル−ウレタン共重合体エマルションを配合
することが好ましい。該エマルションとしては、アクリ
ルーウレタンブロック共重合体(アクリル鎖からなる主
鎖の側鎖にウレタンがグラフトした共重合体)エマルシ
ョンを用いることが好ましい。該エマルションにおける
共重合体の重量平均分子量は10000〜300000
であることが好ましく、20000〜250000であ
ることが更に好ましい。該エマルションは、固形分濃度
として、本発明の水系顔料インク中に0.01〜10重
量%配合されることが好ましく、0.05〜5重量%配
合されることが更に好ましい。
【0046】同様に、インクの定着性を向上させるため
に、本発明の水系顔料インクに重量平均分子量が800
〜300000であるポリエチレンイミンを配合するこ
ともできる。該ポリエチレンイミンとしては、アクリル
鎖からなる主鎖の側鎖にグラフトされたポリエチレンイ
ミン、水酸化処理されたポリエチレンイミン、及び両性
イオン化されたポリエチレンイミンのうちの一種又は二
種以上を用いることが好ましく、水酸化処理されたポリ
エチレンイミンを用いることが特に好ましい。該ポリエ
チレンイミンは、本発明の水系顔料インク中に0.01
〜10重量%配合されることが好ましく、0.05〜5
重量%配合されることが更に好ましい。
【0047】本発明の水系顔料インクにおいては、更に
必要に応じてシリコーン系化合物等の消泡剤、クロロメ
チルフェノール系化合物等の防黴剤、EDTA等のキレ
ート剤、亜硫酸塩等の酸素吸収剤等を配合することもで
きる。
【0048】本発明の水系顔料インクは、特にインクジ
ェット記録用インクとして用いた場合に、プリンターヘ
ッドの先端部においてインクが乾燥により目詰まりを起
こしたり、印刷の際の熱エネルギーにより焦げ付くこと
を防止するために、比熱が4.00J/gK超〜4.1
5J/gKで且つ熱伝導率が0.1×10-3〜50×1
-3W/(cm・deg)であることが好ましい。この
場合には、上記カーボンブラックを2〜5重量%配合
し、且つ上記高分子分散剤を0.5〜6重量%配合する
ことが好ましい。インクの比熱及び熱伝導率を上記範囲
内とするためには、媒体としての水(望ましくはイオン
交換水)や上記水溶性溶剤の配合量を適宜調整すればよ
い。
【0049】本発明の水系顔料インクは、特にインクジ
ェット記録用インクとして用いた場合に、吐出挙動を向
上させ得る点から、その25℃における粘度が0.3〜
30cpsであることが好ましく、1〜10cpsであ
ることが更に好ましい。粘度を上記範囲内とするために
は、例えば、本発明の水系顔料インクを、上記高分子分
散剤の吸着層(上記カーボンブラックに吸着してできた
層)の厚さが最適となるようなpHに調整したり、イン
ク中の固形分を最適化したり、或いは、上記脂肪族一価
アルコールの配合量を調整すればよい。
【0050】本発明の水系顔料インクは、印刷像の印字
濃度、特に黒色の印字濃度を向上させ得る点から、その
pHが9.5〜13.0であることが好ましく、10.
0〜12.0であることが更に好ましい。pHを上記範
囲内とするためには、本発明の水系顔料インクにpH調
整剤、例えばアミノアルコールを配合すればよい。該ア
ミノアルコールとしては、モノエタノールアミン、(例
えば2−アミノエタノール)、トリアミノエタノール等
を用いることが好ましい。
【0051】また、本発明の水系顔料インクは、特にイ
ンクジェット記録用インクとして用いた場合に、吐出安
定性を向上させ得る点から、起泡試験法として知られて
いるロスマイルス法(JIS K 3362)に従い測
定された5分後の泡の安定性が5mm以上50mm以下
であることが好ましく、10mm以上40mm以下であ
ることが更に好ましく、15mm以上30mm以下であ
ることが一層好ましい。インクの泡の安定性を上記範囲
内とするためには、例えば上述の各種界面活性剤をイン
クに配合すればよい。
【0052】同様に、吐出安定性を向上させるために、
本発明の水系顔料インクの25℃における表面張力を3
0〜60dyne/cmとすることが好ましく、30〜
50dyne/cmとすることが更に好ましい。表面張
力を上記範囲内とするためには、上述のインクの泡の安
定性の場合と同様に、各種界面活性剤をインクに配合す
ればよい。
【0053】また、本発明の水系顔料インクにおいて
は、特にプラスチック(とりわけOHP用シート)、金
属及び布等の被記録部材に対する定着性を向上させるた
め、超遠心分離操作(50,000G、4時間)により
上記カーボンブラックを沈降させた後のインクの上澄み
液中の水溶性樹脂成分〔上記高分子分散剤、並びに必要
に応じて用いられる上記アクリル−ウレタン共重合体エ
マルション及び上記ポリエチレンイミン(ともに定着用
樹脂成分)〕が2〜7重量%となるような配合とするこ
とが好ましい。
【0054】本発明の水系顔料インクを調製する方法に
特に制限はなく、従来公知の装置、例えばボールミル、
サンドミル、アトライター、バスケットミル、ロールミ
ル等を使用して調製することができる。本発明のインク
の調製に際しては、粗大粒子を除去することが好まし
い。例えば、上述の各成分を配合して得られたインク
を、遠心分離機で遠心分離(2500G、20分間)す
ることによって、好ましくは2μm以上、更に好ましく
は1μm以上の粒子を除去する。これによって、目詰ま
りのないインクが得られるので好ましい。
【0055】本発明の水系顔料インクは、プリンターヘ
ッドに配設された発熱抵抗素子のヒーター等による熱エ
ネルギーを用いて記録を行う熱ジェット記録方式のプリ
ンター、及びプリンターヘッドに配設された圧電素子を
用いて記録を行う圧電素子記録方式のプリンターの何れ
を用いて印刷した場合にも優れた効果を発揮する。
【0056】
【実施例】以下、実施例をもって本発明の有効性を例示
する。しかしながら、本発明の範囲はかかる実施例に制
限されるものではない。尚、以下の例中、「部」は特に
断らない限り重量部を表す。
【0057】〔実施例1〕 ・カーボンブラックA 5部 ・高分子分散剤A 2部 ・ラウリル硫酸ナトリウム 2部 ・ジエチレングリコール 7部 ・2─アミノエタノール 1部 ・水 83部 上記の成分を配合後、遠心分離機で遠心分離(2500
G、20分間)し、粗大粒子を除去してインクを得た。
尚、カーボンブラックA及び高分子分散剤Aの詳細は表
1及び表2に示す通りである。このインクについて、高
温下でのインクの保存安定性、及び印字品質を下記〔評
価基準〕に従って評価した。その結果を表3に示す。
【0058】〔測定方法〕保存安定性 得られたインクを60℃で2カ月間保存した後、250
0Gで20分間遠心分離し、遠心分離後のインクの固形
分濃度(wt%)を測定した。同様の方法で常温保存
(25℃、120時間)されたインクの固形分濃度(w
t%)を測定した。測定値を下記式(I)に代入し、イ
ンクの固形分濃度変化(%)を算出した。算出されたイ
ンクの固形分濃度変化値からインクの保存安定性を下記
の基準で評価した。
【0059】
【数1】
【0060】評価基準 0≦インクの固形分濃度変化≦3・・・◎ 3<インクの固形分濃度変化≦5・・・○ 5<インクの固形分濃度変化≦10・・・△ 10<インクの固形分濃度変化・・・・・×
【0061】印字品質 <印字濃度>プリンターヘッドに発熱抵抗素子のヒー
ターが配設された熱ジェットプリンター(キャノン製
BJ−10 Lite)、及びプリンターヘッドに圧電
素子が配設されたインクジェットプリンター(エプソン
製 MJ−500C)を用いて、PPC用再生紙〔日本
加工製紙(株)社製〕にベタ印字し、1時間以上放置し
た後、ベタ印字部の光学濃度をマクベス濃度計RD91
8(マクベス社製)で測定した。 <フェザリング・にじみ>上記印字濃度の測定方法と
同様の方法で図1に示すテストチャートを印字し、レベ
ル1〜5のどこまで印字できているかを目視で判断し
た。尚、図1に示すテストチャートにおいては、レベル
1が最も良く、レベル5が最も悪い。そして、レベル3
以上が一般に許容される印字品質である。
【0062】〔実施例2及び3並びに比較例1及び2〕
表1及び表2に示すカーボンブラック及び高分子分散剤
を用いた以外は実施例1と同様にして水系インクを得
た。得られたインクについて実施例1と同様の評価を行
った。その結果を表3に示す。尚、比較例2におけるカ
ーボンブラックEは、特開平3−210373号公報の
実施例1と同じものである。
【0063】
【表1】
【0064】
【表2】
【0065】
【表3】
【0066】表3に示す結果から明らかなように、特定
の揮発分を有するカーボンブラックを用いた本発明(実
施例1〜3)の水系顔料インク、とりわけ実施例1及び
2の水系顔料インクは、比較例のインクに比して、高温
下での保存安定性及び印字品質に優れていることが分か
る。特に、本発明の水系顔料インクは、熱エネルギー及
び圧電素子を用いて記録を行うインクジェット記録方法
の何れにおいても印字品質が良好であることが分かる。
【0067】
【発明の効果】本発明の水系顔料インクによれば、高温
下での長期分散安定性及び保存安定性が向上する。ま
た、本発明の水系顔料インクによれば、特にインクジェ
ット記録用インクとして用いた場合にフェザリングやに
じみ等が防止され印字品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例及び比較例において印字品質の評価に用
いられるテストチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 祥一 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 若林 繁美 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 辻井 善明 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 會田 健二 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーボンブラック、高分子分散剤、水溶
    性溶剤及び水を主成分とする水系顔料インクにおいて、
    上記カーボンブラックは、その揮発分が9〜25重量%
    であることを特徴とする水系顔料インク。
  2. 【請求項2】 上記カーボンブラックは、粉末状態での
    吸油量が250〜800g/100gである、請求項1
    記載の水系顔料インク。
  3. 【請求項3】 上記高分子分散剤が、(メタ)アクリル
    酸誘導体の共重合体である、請求項1又は2記載の水系
    顔料インク。
  4. 【請求項4】 上記高分子分散剤が、下記一般式(A)
    で表される単量体(a)と、下記一般式(B)で表され
    る単量体(b)とを重合して得られる共重合体である、
    請求項3記載の水系顔料インク。 【化1】
  5. 【請求項5】 インクジェット記録用インクである、請
    求項1〜4の何れかに記載の水系顔料インク。
JP21353296A 1996-08-13 1996-08-13 水系顔料インク Pending JPH1060328A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21353296A JPH1060328A (ja) 1996-08-13 1996-08-13 水系顔料インク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21353296A JPH1060328A (ja) 1996-08-13 1996-08-13 水系顔料インク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1060328A true JPH1060328A (ja) 1998-03-03

Family

ID=16640754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21353296A Pending JPH1060328A (ja) 1996-08-13 1996-08-13 水系顔料インク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1060328A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002012792A (ja) * 1999-08-23 2002-01-15 Mitsubishi Chemicals Corp カーボンブラック
US7479182B2 (en) 2005-09-29 2009-01-20 Konica Minolta Holdings, Inc. Black Ink for ink-jet printing
JP2009235233A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Ricoh Co Ltd インクジェット記録用インク、インクカートリッジ、画像形成方法、画像形成物
JP2010150544A (ja) * 2008-12-12 2010-07-08 Evonik Degussa Gmbh インクジェット用インク
US8794753B2 (en) 2012-09-28 2014-08-05 Fujifilm Corporation Image formation method
EP2853568A1 (en) 2013-09-30 2015-04-01 Fujifilm Corporation Ink for inkjet recording, ink set, image forming method and maintenance method

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002012792A (ja) * 1999-08-23 2002-01-15 Mitsubishi Chemicals Corp カーボンブラック
US7479182B2 (en) 2005-09-29 2009-01-20 Konica Minolta Holdings, Inc. Black Ink for ink-jet printing
JP2009235233A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Ricoh Co Ltd インクジェット記録用インク、インクカートリッジ、画像形成方法、画像形成物
JP2010150544A (ja) * 2008-12-12 2010-07-08 Evonik Degussa Gmbh インクジェット用インク
US8794753B2 (en) 2012-09-28 2014-08-05 Fujifilm Corporation Image formation method
EP2853568A1 (en) 2013-09-30 2015-04-01 Fujifilm Corporation Ink for inkjet recording, ink set, image forming method and maintenance method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0525994B1 (en) Ink Compositions for Ink Jet Printing
JP3484878B2 (ja) インクジェット記録用インクユニット及びインクジェット記録方法
US5736606A (en) Aqueous ink of pigment type
US5254158A (en) Ink jet ink compositions
US20030008080A1 (en) Ink jet recording liquid and ink jet recording method
US7863351B2 (en) Pigment ink for ink jet recording
US20060050117A1 (en) Image recording process, image recording apparatus and liquid composition
US6193792B1 (en) Ink compositions for ink jet printing
US5242489A (en) Ink jet printing processes
JPH1060331A (ja) インクジェット記録用インクの製造方法
JPH1060328A (ja) 水系顔料インク
JPH1053741A (ja) 水系顔料インク
JPH1060352A (ja) 水系顔料インク
JP2974617B2 (ja) インクジェット記録用水系インクの製造方法
JP4458731B2 (ja) インクジェット記録用インク
US6433039B1 (en) Ink jet printing with inks containing comb polymer dispersants
JP3024936B2 (ja) 水系顔料インク
JPH1060353A (ja) 水系顔料インク
JP3032473B2 (ja) 水系インク
JPH1060327A (ja) インクジェット記録用水系インク及びインクジェット記録方法
JP5590791B2 (ja) インクジェット用インク
JP4603756B2 (ja) インクジェット記録用インク組成物
JPH1060330A (ja) 水系顔料インクセット
JPH1046084A (ja) 水系顔料インク
JP2978119B2 (ja) インクジェット記録用水系インク