JPH1060433A - 固化材組成物 - Google Patents

固化材組成物

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JPH1060433A
JPH1060433A JP23259896A JP23259896A JPH1060433A JP H1060433 A JPH1060433 A JP H1060433A JP 23259896 A JP23259896 A JP 23259896A JP 23259896 A JP23259896 A JP 23259896A JP H1060433 A JPH1060433 A JP H1060433A
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JP
Japan
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soil
calcium aluminate
solidifying
value
gypsum
Prior art date
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Pending
Application number
JP23259896A
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English (en)
Inventor
Masaru Shirasaka
優 白坂
Nobuaki Morishita
宣明 森下
Masaaki Noguchi
雅朗 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Chichibu Onoda Cement Corp
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Publication date
Application filed by Chichibu Onoda Cement Corp filed Critical Chichibu Onoda Cement Corp
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Publication of JPH1060433A publication Critical patent/JPH1060433A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固化処理後の土壌のpH値を高くせず、固化
処理後の土壌の有効活用が可能な固化材組成物を提供す
る。 【解決手段】 アルミナセメント等のカルシウムアルミ
ネート系物質と二水石膏の混合物で、混合物中のカルシ
ウムアルミネート系物質の含有量が10〜50重量%の
固化材組成物である。また、上記混合物に、塩化カルシ
ウムを、カルシウムアルミネート系物質に対する重量比
で、1%以上添加した固化材組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟弱地盤あるいは
建設汚泥等の固化処理に用いる固化材組成物に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】現在、軟弱地盤あるいは建設汚泥等の固
化処理に用いる固化材として、ポルトランドセメントや
石灰が単独あるいは他の材料と混合して使用されてい
る。これらのポルトランドセメント系あるいは石灰系の
固化材で固化処理された土壌は、pH値が非常に高く、
この高pH状態が固化処理後長期間続くため、植物等の
生育を阻害するという欠点を有している。
【0003】ポルトランドセメント系あるいは石灰系の
固化材で固化処理された後の土壌のpH値が非常に高く
なるのは、土壌中に固化処理時の反応生成物である消石
灰Ca(OH)2が多量に存在し、この消石灰が大気中の酸
性成分に中和されるためには長期間を必要とするからで
ある。ポルトランドセメント系固化材に関して、固化処
理後の土壌のpH値を低くするために、種々の添加材と
の組み合わせが提案されているが、pH値低下の効果は
非常に小さく、実用に至っていないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ポルトランドセメント
系あるいは石灰系の固化材で固化処理した土壌は、12
以上と非常に高いpH値を示し、固化処理後の土壌の有
効活用先が限定されている。このため、土壌のpH値を
高くしない固化材の開発が要望されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上述した
ような問題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、カルシ
ウムアルミネート系物質が、早期強度発現性、水和物の
低pH性等の優れた性質を有していることに着目し、カ
ルシウムアルミネート系物質に、二水石膏を併用し、さ
らに塩化カルシウムを複合使用することで、固化処理後
の土壌のpH値を高くしないことを見出し、本発明を完
成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、カルシウムアルミネ
ート系物質と二水石膏の混合物で、混合物中のカルシウ
ムアルミネート系物質の含有量が10〜50重量%の固
化材組成物である。(請求項1) また、本発明は、上記カルシウムアルミネート系物質と
二水石膏の混合物に、塩化カルシウムを、カルシウムア
ルミネート系物質に対する重量比で、1%以上添加した
固化材組成物である。(請求項2)
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に使用するカルシウムアル
ミネート系物質としては、12CaO・7Al23、CaO
・Al23、CaO・2Al23(以下、CaOをC、Al2
3をA、H2OをHと略す。順にC127、CA、CA2
などがある。カルシウムアルミネート系物質としては、
Al23含有量が50%以上のものが良く、特にCAは
高い強度特性を持っているので、CA含有率が高いもの
がよい。この組成を持つものとしてアルミナセメントが
あげられる。
【0008】CAは水と20℃以下で反応すると、次式
に示すように、CAH10が水和物として生成する。 CA+10H――→CAH10 CAH10は、養生中(20℃以上で養生されると)にC
2AH8を経由して、最終的には次に示す、C3AH6と水
酸化アルミニウム(最終的にはジブサイトAH3に結晶
化する)水和物に転化する。 CAH10――→C3AH6+AH3
【0009】カルシウムアルミネート系物質の水和物
は、ポルトランドセメントの水和物と異なり、水酸化カ
ルシウム〔Ca(OH)2〕を生成しない。このためにカル
シウムアルミネートの水和物のpH値はポルトランドセ
メントのそれより低い。カルシウムアルミネート系物質
を単独で固化材として使用した土壌のpH値は、ポルト
ランドセメントの使用時よりは低いが、11.7〜1
2.2の範囲でpH値の低下効果は小さい。
【0010】本発明者等は、カルシウムアルミネート系
物質と二水石膏の複合使用で、固化した土壌のpH値が
10以下に低下することを知見し、本発明を完成するに
至った。本発明で使用する二水石膏は、天然二水石膏あ
るいは副産二水石膏いずれも使用できるが、各種の脱硫
工程から副産される副産石膏は、粉砕等の原料の前処理
工程が不用なため、本発明の原料として使用が好まし
い。
【0011】本発明の固化材組成物中のカルシウムアル
ミネート系物質の量は、固化材組成物全量に対して10
〜50重量%であり、好ましくは10〜20重量%であ
る。カルシウムアルミネート系物質の量がこの範囲より
多いと、固化処理した土壌のpH値低下効果が小さく、
また、カルシウムアルミネート系物質の量がこの範囲よ
り少ないときは、土壌の固化効果が小さく、固化材組成
物の使用量が増加するため好ましくない。
【0012】本発明の固化材組成物において、塩化カル
シウム(CaCl2)をカルシウムアルミネート系物質の
量に対して、1重量%以上添加すると、固化処理した土
壌のpH値低下効果が大きくなるため好ましい。塩化カ
ルシウムの添加量が1重量%より少ないと、pH値低下
効果が小さい。なお、添加量が10重量%を超えると、
それ以上添加しても、pH値の低下が少ない。
【0013】本発明で使用する塩化カルシウムは、無水
物、水和物のいずれも使用できるが、添加量は無水物ベ
ースで添加せねばならない。なお、カルシウムアルミネ
ート系物質、二水石膏及び塩化カルシウムは、いずれも
粉体として混合し、混合は通常の混合機を使用して混合
できる。また、本発明の固化材組成物は、粉体またはス
ラリーの状態で、対象土に添加混合する。
【0014】
【実施例】以下に本発明を具体的に説明する。実験例1 表1に示すように、カルシウムアルミネート系物質とし
てJIS2号アルミナセメントを用い、これに排煙脱硫
二水石膏及び塩化カルシウム(無水物)を混合して固化
材組成物を試製し、試製した固化材組成物と水を混合し
てペーストを調整し、そのペーストをφ=5cm,高さ
10cmの円柱型枠に充填し、その後20℃で3日間養
生した。なお、固化材組成物と水の混合割合は重量比で
1:1である。そして、養生、硬化した供試体を脱型
後、粉砕し、「土質工学会基準、土のpH試験方法:J
SFT211−1990」に順じて供試体粉末のpH値
を測定した。また、比較のため、普通ポルトランドセメ
ントと排脱硫二水石膏とを混合した物に関してもpH値
を測定した。測定結果を同じ表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】表1から明らかなように、アルミナセメン
トと二水石膏及び塩化カルシウムから成る固化材組成物
は、pH値の低下が大きく、とくに、本発明のような配
合では、pH値10以下となっている。また、表1か
ら、固化材組成物のアルミナセメントの混合量は、pH
値の点からは、50重量%以下が好ましく、さらに、2
5重量%以下がより好ましいことがわかる。また、塩化
カルシウムの添加量は、アルミナセメントに対して1重
量%以上の場合にpH値の低下効果を示すが、10重量
%以上添加してもpH値の低下は小さいことがわかる。
【0017】実験例2 試製した本発明及び比較例の固化材組成物を、シルト質
軟弱土壌(土の湿潤密度:1.56、土の含水比:6
0.3%、土のpH:6.7)1m3に対して、200
kg添加、混合し、φ=5cm,高さ10cmの円柱型
枠に充填し、1日後に脱型し、その後20℃で3日間湿
空養生した。3日間養生した供試体について、土質工学
会基準(JSFT211−1990,JSFT511−
1990)に従い、pH値及び一軸圧縮強さを測定し
た。測定結果を表2に示す。
【0018】
【表2】
【0019】表2から明らかなように、本発明の固化材
組成物のアルミナセメントの配合量は、強度の点から
は、10重量%以上が好ましいことが明らかである。ア
ルミナセメントの添加量が10重量%より少ないと、固
化処理した土壌の強度の発現が著しく小さいため好まし
くない。
【0020】
【発明の効果】本発明の固化材組成物は、従来のポルト
ランドセメント系あるいは生石灰系の固化材と比べて、
固化処理した土壌のpHが低く、植生用にも使用できる
ため、軟弱土壌の改質土あるいは建設汚泥の改質土等を
植生用土としても、有効に用いることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルシウムアルミネート系物質と二水石
    膏の混合物で、混合物中のカルシウムアルミネート系物
    質の含有量が10〜50重量%であることを特徴とする
    固化材組成物。
  2. 【請求項2】 カルシウムアルミネート系物質と二水石
    膏の混合物に、塩化カルシウムを、カルシウムアルミネ
    ート系物質に対する重量比で、1%以上添加したことを
    特徴とする請求項1に記載の固化材組成物。
JP23259896A 1996-08-14 1996-08-14 固化材組成物 Pending JPH1060433A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100374129B1 (ko) * 2000-04-11 2003-03-04 박혁구 학생용사물함의 도어결합구조
JP2010065158A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corp 土系固化材

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KR100374129B1 (ko) * 2000-04-11 2003-03-04 박혁구 학생용사물함의 도어결합구조
JP2010065158A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corp 土系固化材

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