JPH1060486A - バッキングロール洗浄方法 - Google Patents
バッキングロール洗浄方法Info
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- JPH1060486A JPH1060486A JP22518296A JP22518296A JPH1060486A JP H1060486 A JPH1060486 A JP H1060486A JP 22518296 A JP22518296 A JP 22518296A JP 22518296 A JP22518296 A JP 22518296A JP H1060486 A JPH1060486 A JP H1060486A
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- Japan
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- backing roll
- cleaning
- polyamine
- peo
- ppm
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- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】塗工紙品質に悪影響を与えることなく、バッキ
ングロール汚れを防止し、洗浄効率を高めるバッキング
ロール洗浄方法を提供する。 【解決手段】 洗浄用フロックリンドクター部に供給す
る洗浄水に、ポリエチレンオキサイドとポリアミンとか
らなる組成物であり、その組成比がポリエチレンオキサ
イド100重量%に対してポリアミンが0〜100重量
%である該組成物を、重量割合で1PPM〜5000P
PMを含有する洗浄水用いることを特徴とする。
ングロール汚れを防止し、洗浄効率を高めるバッキング
ロール洗浄方法を提供する。 【解決手段】 洗浄用フロックリンドクター部に供給す
る洗浄水に、ポリエチレンオキサイドとポリアミンとか
らなる組成物であり、その組成比がポリエチレンオキサ
イド100重量%に対してポリアミンが0〜100重量
%である該組成物を、重量割合で1PPM〜5000P
PMを含有する洗浄水用いることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、片面塗工機のバッ
キングロールの洗浄方法に関し、特に塗工紙面の品質に
悪影響を与えずにバッキングロールへの塗料及び塗工層
を形成しているバインダ−成分を主成分とした粘着性成
分のバッキングロールへの付着の防止及び洗浄性の向上
作用を有する洗浄水を用いる洗浄方法に関する。
キングロールの洗浄方法に関し、特に塗工紙面の品質に
悪影響を与えずにバッキングロールへの塗料及び塗工層
を形成しているバインダ−成分を主成分とした粘着性成
分のバッキングロールへの付着の防止及び洗浄性の向上
作用を有する洗浄水を用いる洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】バッキングロールを備えた片面塗工機で
塗工を行う場合、先ず原紙の片面を塗料で塗工後、規定
量の塗被量を得るために、ブレ−ド等のメタリング装置
により余分の塗料を掻き落として乾燥工程を通す。次い
で原紙の反対面を同様にして塗被と乾燥を行って両面塗
被紙が得られる。
塗工を行う場合、先ず原紙の片面を塗料で塗工後、規定
量の塗被量を得るために、ブレ−ド等のメタリング装置
により余分の塗料を掻き落として乾燥工程を通す。次い
で原紙の反対面を同様にして塗被と乾燥を行って両面塗
被紙が得られる。
【0003】この両面塗被紙の場合、塗料が原紙の紙幅
より狭く塗工され耳部の両端を塗り残す塗工方法と、原
紙よりも幅広く塗工する方法、即ちバッキングロールに
も一部分直接塗工し、原紙に塗工された余分の塗料を掻
き落とす方法が取られている。原紙幅以上の幅でバッキ
ングロール上に塗工された塗料はメタリング装置によっ
ては完全に掻き落とされないので、バッキングロールの
洗浄水によってフロックリンドクタ−で洗浄されて廃水
として廃棄される。
より狭く塗工され耳部の両端を塗り残す塗工方法と、原
紙よりも幅広く塗工する方法、即ちバッキングロールに
も一部分直接塗工し、原紙に塗工された余分の塗料を掻
き落とす方法が取られている。原紙幅以上の幅でバッキ
ングロール上に塗工された塗料はメタリング装置によっ
ては完全に掻き落とされないので、バッキングロールの
洗浄水によってフロックリンドクタ−で洗浄されて廃水
として廃棄される。
【0004】又ピンホ−ル等の原紙の欠陥部分を通して
付着したバッキングロール上の塗料もバッキングロール
の洗浄水によって洗浄される。
付着したバッキングロール上の塗料もバッキングロール
の洗浄水によって洗浄される。
【0005】更に前記反対面の塗工時、バッキングロー
ルと接する紙面は既に塗被されており、この塗被層の組
成や性質及び乾燥が不十分な場合には、バッキングロー
ルに紙面が付着したり、塗被層からの部分的剥離が発生
してバッキングロールの表面を汚すので、バッキングロ
ール表面にフロックリンドクタ−が設置され、ここで洗
浄及び剥離除去される。
ルと接する紙面は既に塗被されており、この塗被層の組
成や性質及び乾燥が不十分な場合には、バッキングロー
ルに紙面が付着したり、塗被層からの部分的剥離が発生
してバッキングロールの表面を汚すので、バッキングロ
ール表面にフロックリンドクタ−が設置され、ここで洗
浄及び剥離除去される。
【0006】フロックリンドクタ−によって洗浄水だけ
は完全には除去されずバッキングロール表面に付着して
いて、塗被層と接した時点で水分が転移する。その転移
洗浄水の量は高々2g/m2 程度であると推定される。
は完全には除去されずバッキングロール表面に付着して
いて、塗被層と接した時点で水分が転移する。その転移
洗浄水の量は高々2g/m2 程度であると推定される。
【0007】しかしこのような洗浄方法を実施しても連
続長時間操業すると、バッキングロール上に汚れが堆積
し、付着したこれらの汚れによって部分的にフロックリ
ンドクタ−の刃が浮き上がり、バッキングロール上に付
着する洗浄水が不均一となり、結果として塗被紙の乾燥
ムラや塗被紙面を損傷したりするトラブルにつながる。
続長時間操業すると、バッキングロール上に汚れが堆積
し、付着したこれらの汚れによって部分的にフロックリ
ンドクタ−の刃が浮き上がり、バッキングロール上に付
着する洗浄水が不均一となり、結果として塗被紙の乾燥
ムラや塗被紙面を損傷したりするトラブルにつながる。
【0008】又、近年生産性の向上のため塗工速度はよ
り高速化していること、塗被層のバインダ−成分である
合成ゴムラテックスの性能向上のため用途によっては従
来よりポリマ−のゲル含量、ガラス転移温度が低下して
いること等からバッキングロールはさらに汚れ易くなっ
ている。
り高速化していること、塗被層のバインダ−成分である
合成ゴムラテックスの性能向上のため用途によっては従
来よりポリマ−のゲル含量、ガラス転移温度が低下して
いること等からバッキングロールはさらに汚れ易くなっ
ている。
【0009】バッキングロール及びフロックリンドクタ
−汚れ除去のための塗工機の停止は塗被紙製造において
大きな損失問題であり、バッキンロ−ル等の汚れ防止す
ることが強く望まれている。
−汚れ除去のための塗工機の停止は塗被紙製造において
大きな損失問題であり、バッキンロ−ル等の汚れ防止す
ることが強く望まれている。
【0010】この問題解決の方法として、塗料中のバイ
ンダ−成分の一つとして通常用いられているSBR、M
BR或いはMSBR等の合成ゴムラテックスの品質設計
を塗被紙物性においては多少犠牲にしてバッキングロー
ル汚れを少なくするような品質バランスとしている。即
ち、合成ゴムラテックス中の硬質成分であるスチレン或
いはメチルメタアクリレ−ト成分の増加、架橋密度の増
加やコアシェルラテックス粒子化に於けるシェル層での
硬質成分の増加や架橋密度の増加等によってラテックス
の粘着性等を低下させる方法、合成ゴムラテックスを含
む塗料の機械的安定性を向上させる方法等が取られてい
る。
ンダ−成分の一つとして通常用いられているSBR、M
BR或いはMSBR等の合成ゴムラテックスの品質設計
を塗被紙物性においては多少犠牲にしてバッキングロー
ル汚れを少なくするような品質バランスとしている。即
ち、合成ゴムラテックス中の硬質成分であるスチレン或
いはメチルメタアクリレ−ト成分の増加、架橋密度の増
加やコアシェルラテックス粒子化に於けるシェル層での
硬質成分の増加や架橋密度の増加等によってラテックス
の粘着性等を低下させる方法、合成ゴムラテックスを含
む塗料の機械的安定性を向上させる方法等が取られてい
る。
【0011】このようなラテックスを用いて得た塗被紙
はオフセット輪転印刷適性が低下すことがあるが、併せ
てバッキングロール等の汚れ防止も同時に達成しなけれ
ばならず、これら塗被紙の印刷適性の低下をできるだけ
最小限に抑えているのが現状である。
はオフセット輪転印刷適性が低下すことがあるが、併せ
てバッキングロール等の汚れ防止も同時に達成しなけれ
ばならず、これら塗被紙の印刷適性の低下をできるだけ
最小限に抑えているのが現状である。
【0012】バッキングロール洗浄作用向上の方法とし
て、界面活性剤等の薬剤を含有せしめた洗浄水を用いる
方法も考えられるが、塗被紙紙面の品質への悪影響の点
から好ましくない。即ち、界面活性剤が塗被紙紙面に存
在すると湿潤時の紙面摩耗強度及びオフセット印刷時の
ウエットピック強度が低下して塗被紙の品質が低下す
る。また、このような観点からバインダ−の一つである
合成ゴムラテックスの製造時に用いる界面活性剤即ち乳
化剤はその使用量を減少する技術開発は重要な課題であ
る程である。
て、界面活性剤等の薬剤を含有せしめた洗浄水を用いる
方法も考えられるが、塗被紙紙面の品質への悪影響の点
から好ましくない。即ち、界面活性剤が塗被紙紙面に存
在すると湿潤時の紙面摩耗強度及びオフセット印刷時の
ウエットピック強度が低下して塗被紙の品質が低下す
る。また、このような観点からバインダ−の一つである
合成ゴムラテックスの製造時に用いる界面活性剤即ち乳
化剤はその使用量を減少する技術開発は重要な課題であ
る程である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術に
おける前記の問題点を解決した新規のバッキングロール
洗浄方法を提供することを目的とする。
おける前記の問題点を解決した新規のバッキングロール
洗浄方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の如き状況から本発
明者等は、バッキングロールの洗浄効果を向上させるこ
とがラテックスの品質設計に於いて塗被紙面の品質向上
を一層考慮した高品質の塗被紙品質設計が可能になると
の観点から、バッキングロールの洗浄効率の高い洗浄水
を見いだし、本発明を完成するに至ったもので、前記の
目的は以下の手段によって達成される。
明者等は、バッキングロールの洗浄効果を向上させるこ
とがラテックスの品質設計に於いて塗被紙面の品質向上
を一層考慮した高品質の塗被紙品質設計が可能になると
の観点から、バッキングロールの洗浄効率の高い洗浄水
を見いだし、本発明を完成するに至ったもので、前記の
目的は以下の手段によって達成される。
【0015】すなわち、本発明は、片面塗工機のバッキ
ングロール洗浄用ドクタ−部に洗浄水を注いでバッキン
グロールを洗浄する方法であって、ポリエチレンオキサ
イドとポリアミンとからなる組成物であり、その組成比
がポリエチレンオキサイド100重量%に対してポリア
ミンが0〜100重量%である該組成物を、重量割合で
1PPM〜5000PPM含有する洗浄水を用いること
を特徴とするバッキングロール洗浄方法を提案するもの
である。
ングロール洗浄用ドクタ−部に洗浄水を注いでバッキン
グロールを洗浄する方法であって、ポリエチレンオキサ
イドとポリアミンとからなる組成物であり、その組成比
がポリエチレンオキサイド100重量%に対してポリア
ミンが0〜100重量%である該組成物を、重量割合で
1PPM〜5000PPM含有する洗浄水を用いること
を特徴とするバッキングロール洗浄方法を提案するもの
である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳細に説明
する。
する。
【0017】本発明者等は、塗被紙紙面の品質に悪影響
を及ぼさずにバッキングロールへのラテックス成分の付
着物を防止するか、或いは洗浄性に優れるバッキングロ
ール洗浄水について鋭意検討した結果、特定の水溶性ポ
リマ−が目的に適うものであることを見いだした。即ち
本発明はバッキングロール洗浄水として、ポリエチレン
オキサイド(以下PEOと記載する。)とポリアミンと
からなる組成物であり、その組成比がポリエチレンオキ
サイド100重量%に対してポリアミンが0〜100重
量%である該組成物を、重量割合で1PPM〜5000
PPM含有する洗浄水を用いることを特徴としている。
を及ぼさずにバッキングロールへのラテックス成分の付
着物を防止するか、或いは洗浄性に優れるバッキングロ
ール洗浄水について鋭意検討した結果、特定の水溶性ポ
リマ−が目的に適うものであることを見いだした。即ち
本発明はバッキングロール洗浄水として、ポリエチレン
オキサイド(以下PEOと記載する。)とポリアミンと
からなる組成物であり、その組成比がポリエチレンオキ
サイド100重量%に対してポリアミンが0〜100重
量%である該組成物を、重量割合で1PPM〜5000
PPM含有する洗浄水を用いることを特徴としている。
【0018】本発明において使用するPEOは通常エチ
レンオキサイドの配位開環重合により製造され、分子量
が10万から500万程度のものが市販されている。こ
れらはいずれの分子量のものも本発明の目的のために使
用することが出来る。
レンオキサイドの配位開環重合により製造され、分子量
が10万から500万程度のものが市販されている。こ
れらはいずれの分子量のものも本発明の目的のために使
用することが出来る。
【0019】本発明において、洗浄水中の上記化合物の
含有濃度は1PPMから5000PPMであり、好まし
くは5PPMから2500PPMである。より好ましく
は20PPMから1000PPMである。該濃度が1P
PM未満ではラテックス成分の付着防止効果及び洗浄効
果が不十分であり、又5000PPMを越えるとるとバ
ッキングロールに接した塗被紙紙面の白紙光沢が低下す
る傾向がある。
含有濃度は1PPMから5000PPMであり、好まし
くは5PPMから2500PPMである。より好ましく
は20PPMから1000PPMである。該濃度が1P
PM未満ではラテックス成分の付着防止効果及び洗浄効
果が不十分であり、又5000PPMを越えるとるとバ
ッキングロールに接した塗被紙紙面の白紙光沢が低下す
る傾向がある。
【0020】本発明において、PEOとからなる組成物
において、その組成比は、PEO100重量%に対し
て、ポリアミンが0〜100重量%である。これが10
0重量%を越えると、ラテックスゴム成分の付着性が悪
化し、又洗浄効果も低減するため好ましくない。 本発
明に用いるポリアミンとは、エピハロヒドリンとしてエ
ピクロロヒドリンと各種アミンとの反応によって得られ
る4級アンモニウム塩を含有するカチオン性のポリマ−
である。ポリアミンの製造方法は既に米国特許第373
8945号及びカナダ特許第1096070号に開示さ
れている。
において、その組成比は、PEO100重量%に対し
て、ポリアミンが0〜100重量%である。これが10
0重量%を越えると、ラテックスゴム成分の付着性が悪
化し、又洗浄効果も低減するため好ましくない。 本発
明に用いるポリアミンとは、エピハロヒドリンとしてエ
ピクロロヒドリンと各種アミンとの反応によって得られ
る4級アンモニウム塩を含有するカチオン性のポリマ−
である。ポリアミンの製造方法は既に米国特許第373
8945号及びカナダ特許第1096070号に開示さ
れている。
【0021】前記既に公知の製造方法により製造された
ポリアミンは本発明のポリアミンとして使用できるが、
好ましくはジメチルアミン、エチレンジアミン、テトラ
エチルエチレンジアミン、トリエタノ−ルアミン等のア
ミンの1種以上とエピクロロヒドリンを反応させて得た
ポリアミンである。通常水存在の攪拌下へエピクロロヒ
ドリンを添加して懸濁状態にした後、ジメチルアミンを
添加反応させる。この場合原料の添加温度は20〜35
℃の常温で行い、添加後の反応は40〜100℃、反応
系の水の量の割合は10〜55%、アミン類とエピクロ
ロヒドリンのモル比はほぼ等モルで行う。ポリアミンの
対アニオン性の原子或は原子団を除いたカチオン性ポリ
マ−部分の濃度が37%換算で10〜250cps程度
になるまで高分子化反応即ち増粘反応を進める。増粘反
応終了後水を添加して濃度調整を行うか、或いは濃度調
整と同時に塩酸、硫酸等の酸を添加してPH調整を行っ
てポリアミンを得る。
ポリアミンは本発明のポリアミンとして使用できるが、
好ましくはジメチルアミン、エチレンジアミン、テトラ
エチルエチレンジアミン、トリエタノ−ルアミン等のア
ミンの1種以上とエピクロロヒドリンを反応させて得た
ポリアミンである。通常水存在の攪拌下へエピクロロヒ
ドリンを添加して懸濁状態にした後、ジメチルアミンを
添加反応させる。この場合原料の添加温度は20〜35
℃の常温で行い、添加後の反応は40〜100℃、反応
系の水の量の割合は10〜55%、アミン類とエピクロ
ロヒドリンのモル比はほぼ等モルで行う。ポリアミンの
対アニオン性の原子或は原子団を除いたカチオン性ポリ
マ−部分の濃度が37%換算で10〜250cps程度
になるまで高分子化反応即ち増粘反応を進める。増粘反
応終了後水を添加して濃度調整を行うか、或いは濃度調
整と同時に塩酸、硫酸等の酸を添加してPH調整を行っ
てポリアミンを得る。
【0022】反応速度は反応系の水の量の割合の少ない
程、又反応温度の高い程速くなるが、反応途中から反応
速度を向上する場合にはエチレンジアミン、炭酸ソ−
ダ、炭酸カリ、苛性ソ−ダや苛性カリを添加したり、或
いは更にエピクロロヒドリンを添加する方法も行われ
る。
程、又反応温度の高い程速くなるが、反応途中から反応
速度を向上する場合にはエチレンジアミン、炭酸ソ−
ダ、炭酸カリ、苛性ソ−ダや苛性カリを添加したり、或
いは更にエピクロロヒドリンを添加する方法も行われ
る。
【0023】本発明において、前記の如き好ましい原料
を用いて上記の製造方法によって得られたポリアミン
は、その対アニオン原子或いは原子団を除くカチオン性
ポリマ−部分のカチオン電荷密度は90〜120meq
/gの範囲にあり、又分子量は2万〜30万程度であ
る。また、上記のポリアミンは市販されており、これら
はいずれも本発明に使用することができる。
を用いて上記の製造方法によって得られたポリアミン
は、その対アニオン原子或いは原子団を除くカチオン性
ポリマ−部分のカチオン電荷密度は90〜120meq
/gの範囲にあり、又分子量は2万〜30万程度であ
る。また、上記のポリアミンは市販されており、これら
はいずれも本発明に使用することができる。
【0024】本発明の洗浄方法は本発明の必須成分であ
るPEOまたはPEO組成物を添加した洗浄水を用い
て、通常の方法で洗浄するものであり、特に制約を受け
るものではない。即ち、片面塗工機のバッキングロール
洗浄用のドクター部に該洗浄水を注いで、バッキングロ
ール表面に設置されたフロックリンドクターと共にバッ
キングロールを洗浄するものである。
るPEOまたはPEO組成物を添加した洗浄水を用い
て、通常の方法で洗浄するものであり、特に制約を受け
るものではない。即ち、片面塗工機のバッキングロール
洗浄用のドクター部に該洗浄水を注いで、バッキングロ
ール表面に設置されたフロックリンドクターと共にバッ
キングロールを洗浄するものである。
【0025】
【実施例】以下実施例をあげて本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれら実施例により何ら制限を受ける
ものではない。なお%、部及びPPMは特に説明のない
限り重量比の表示である。 実施例1 カオリン(商品名:UW−90/EMC製)70部、微
粒化重質炭酸カルシウム(商品名:FMT90/ファイ
マテック社製)30部を配合し、分散剤としてポリアク
リル酸ソ−ダ0.2部を添加してコ−レス分散機を用い
て分散し、固形分68%の顔料スラリ−を調整した。こ
のようにして得られたスラリ−に燐酸変性澱粉を6部、
塗工紙用SMBRラテックス30部を加え、固形分濃度
61.7%の塗工液を調整した。この塗工液を塗工原紙
に自動塗工機を使用して塗被し、次いで120℃の熱風
乾燥機にて30秒間乾燥を行って塗被量が17g/m2
の片面塗被紙を得た。
するが、本発明はこれら実施例により何ら制限を受ける
ものではない。なお%、部及びPPMは特に説明のない
限り重量比の表示である。 実施例1 カオリン(商品名:UW−90/EMC製)70部、微
粒化重質炭酸カルシウム(商品名:FMT90/ファイ
マテック社製)30部を配合し、分散剤としてポリアク
リル酸ソ−ダ0.2部を添加してコ−レス分散機を用い
て分散し、固形分68%の顔料スラリ−を調整した。こ
のようにして得られたスラリ−に燐酸変性澱粉を6部、
塗工紙用SMBRラテックス30部を加え、固形分濃度
61.7%の塗工液を調整した。この塗工液を塗工原紙
に自動塗工機を使用して塗被し、次いで120℃の熱風
乾燥機にて30秒間乾燥を行って塗被量が17g/m2
の片面塗被紙を得た。
【0026】分子量12万のPEO(商品名:アルコッ
クスR−150/明成化学工業製)をイオン交換水に溶
解し、濃度1000PPMの水溶液を得た。同様にして
同社製の分子量70万のPEO(商品名:アルコックス
E−45)500PPM水溶液、及び分子量450万の
PEO(商品名:アルコックスE−240)200PP
Mの水溶液を洗浄水として得た。
クスR−150/明成化学工業製)をイオン交換水に溶
解し、濃度1000PPMの水溶液を得た。同様にして
同社製の分子量70万のPEO(商品名:アルコックス
E−45)500PPM水溶液、及び分子量450万の
PEO(商品名:アルコックスE−240)200PP
Mの水溶液を洗浄水として得た。
【0027】次にバッキングロールと塗工紙面との密着
性、剥離性及び洗浄性を評価する方法について説明す
る。(以下評価テストと称する。) バッキングロールと同材質の縦100mm×横45mm
の長方形の硬度90度のNBR製ゴム板、縦270mm
×横220mmの長方形の重量9400gの鉄板2枚を
50℃の恒温室にて調温する。
性、剥離性及び洗浄性を評価する方法について説明す
る。(以下評価テストと称する。) バッキングロールと同材質の縦100mm×横45mm
の長方形の硬度90度のNBR製ゴム板、縦270mm
×横220mmの長方形の重量9400gの鉄板2枚を
50℃の恒温室にて調温する。
【0028】次いで調温した鉄板の1枚の上に縦150
mm×横50mmの長方形の上記で得た塗被紙3枚を塗
被面を上部にして等間隔に配列させる。この塗被紙面に
50℃に調温したPEO濃度1000PPM、同500
PPM、同200PPMの洗浄水を各々の塗被面にフラ
ットバ−で塗布した。塗布後直ちにNBRゴム板を塗布
面に重ね合わせ、その上に更に鉄板を乗せて固定させ
た。次いでプレス機(熊谷理機工業製/角型シ−トマシ
ン用プレス機)にて5Kgの圧で30秒間圧着した後、
解圧してNBRゴム板から塗被紙を強制剥離させてNB
Rゴム板上に付着した状況を観察した。
mm×横50mmの長方形の上記で得た塗被紙3枚を塗
被面を上部にして等間隔に配列させる。この塗被紙面に
50℃に調温したPEO濃度1000PPM、同500
PPM、同200PPMの洗浄水を各々の塗被面にフラ
ットバ−で塗布した。塗布後直ちにNBRゴム板を塗布
面に重ね合わせ、その上に更に鉄板を乗せて固定させ
た。次いでプレス機(熊谷理機工業製/角型シ−トマシ
ン用プレス機)にて5Kgの圧で30秒間圧着した後、
解圧してNBRゴム板から塗被紙を強制剥離させてNB
Rゴム板上に付着した状況を観察した。
【0029】NBRゴム板全面に付着した場合は0点、
全く付着していない場合は5点とし、5段階評価を行っ
て優劣を判定した。
全く付着していない場合は5点とし、5段階評価を行っ
て優劣を判定した。
【0030】又付着物の水中でのNBRゴム板からの剥
離の難易度を洗浄性の難易度として観察した(◎水中で
容易に落ちる、△落ちにくい、×水では落ちない)。
離の難易度を洗浄性の難易度として観察した(◎水中で
容易に落ちる、△落ちにくい、×水では落ちない)。
【0031】その結果、PEO含有濃度200PM、5
00PPM及び1000PPMの洗浄水を塗被紙に塗布
した場合、NBRゴム板から全て容易に剥離した。PE
O含有濃度200PPMについてはNBRゴム板に若干
塗被層が付着したが、水中で容易に洗浄することが出来
た。
00PPM及び1000PPMの洗浄水を塗被紙に塗布
した場合、NBRゴム板から全て容易に剥離した。PE
O含有濃度200PPMについてはNBRゴム板に若干
塗被層が付着したが、水中で容易に洗浄することが出来
た。
【0032】表−1にこれらの評価テスト結果をまとめ
て示した。 実施例2 本実施例では用いるポリアミンの種類とPEOとの併用
割合及び洗浄水濃度等に関して例示する。
て示した。 実施例2 本実施例では用いるポリアミンの種類とPEOとの併用
割合及び洗浄水濃度等に関して例示する。
【0033】公知の製造方法により以下のポリアミンを
得た。エピクロロヒドリン1.0モル、ジメチルアミン
0.9モル、エチレンジアミン0.045モルの割合か
らなる分子量4万、カチオン電荷密度9.9meq/g
のポリアミンの25%水溶液を得た。(以下ポリアミン
−1と称する。) 次にエピクロロヒドリン1.0モル、ジメチルアミン
0.97モル、及びエチレンジアミン0.16モルの割
合からなる分子量25万、カチオン電荷密度11.8m
eq/gのポリアミンの25%水溶液を得た。(以下ポ
リアミン−2と称する。)、又エピクロロヒドリン1.
0モル、ジメチルアミン0.97モル、トリエタノ−ル
アミン0.01モル及びテトラメチレンジアミン0.1
モルの割合からなる分子量27万、10.5meq/g
のポリアミンの25%水溶液(以下ポリアミン−3と称
する。)をそれぞれ得た。
得た。エピクロロヒドリン1.0モル、ジメチルアミン
0.9モル、エチレンジアミン0.045モルの割合か
らなる分子量4万、カチオン電荷密度9.9meq/g
のポリアミンの25%水溶液を得た。(以下ポリアミン
−1と称する。) 次にエピクロロヒドリン1.0モル、ジメチルアミン
0.97モル、及びエチレンジアミン0.16モルの割
合からなる分子量25万、カチオン電荷密度11.8m
eq/gのポリアミンの25%水溶液を得た。(以下ポ
リアミン−2と称する。)、又エピクロロヒドリン1.
0モル、ジメチルアミン0.97モル、トリエタノ−ル
アミン0.01モル及びテトラメチレンジアミン0.1
モルの割合からなる分子量27万、10.5meq/g
のポリアミンの25%水溶液(以下ポリアミン−3と称
する。)をそれぞれ得た。
【0034】これらポリアミン3種と実施例1で使用し
た分子量70万のPEOとの併用の例を示す。評価テス
トの要領は実施例1と全く同様に行った。ポリアミンと
PEOの併用割合、その合計濃度等評価結果を表−1に
示した。 比較例1 PEOとポリアミンの併用割合が本発明の請求範囲外の
例を示す。実施例1記載の分子量70万のPEOと実施
例2記載のポリアミン−2との併用とポリアミン−2単
独の水溶液を用いる以外は実施例1の評価テスト方法と
全く同様の要領にて評価を行った。又、本発明のPEO
及びポリアミンを全く含まないイオン交換水のみにて同
様のテストを行った。(比較例1、実験NO.6) ポリアミンとPEOの配合割合、その合計濃度とその評
価結果を表−1に示した。 実施例3 PEO単独及びPEOとポリアミン併用の高濃度水溶液
を洗浄水とした応用例を示す。実施例1記載の評価テス
ト方法において、2500PPM、3000PPM及び
4500PPMのPEO或いはポリアミンの両者を含有
する水溶液を用い、プレス圧を7Kgに変更する以外は
実施例1と全く同様の要領で評価テストを実施した。ポ
リアミンとPEOの配合割合、その合計濃度及びその評
価結果を表−2に示した。 比較例2 PEO単独及びこれとポリアミンとの併用で洗浄水濃度
が本発明の請求範囲外の比較例を示す。
た分子量70万のPEOとの併用の例を示す。評価テス
トの要領は実施例1と全く同様に行った。ポリアミンと
PEOの併用割合、その合計濃度等評価結果を表−1に
示した。 比較例1 PEOとポリアミンの併用割合が本発明の請求範囲外の
例を示す。実施例1記載の分子量70万のPEOと実施
例2記載のポリアミン−2との併用とポリアミン−2単
独の水溶液を用いる以外は実施例1の評価テスト方法と
全く同様の要領にて評価を行った。又、本発明のPEO
及びポリアミンを全く含まないイオン交換水のみにて同
様のテストを行った。(比較例1、実験NO.6) ポリアミンとPEOの配合割合、その合計濃度とその評
価結果を表−1に示した。 実施例3 PEO単独及びPEOとポリアミン併用の高濃度水溶液
を洗浄水とした応用例を示す。実施例1記載の評価テス
ト方法において、2500PPM、3000PPM及び
4500PPMのPEO或いはポリアミンの両者を含有
する水溶液を用い、プレス圧を7Kgに変更する以外は
実施例1と全く同様の要領で評価テストを実施した。ポ
リアミンとPEOの配合割合、その合計濃度及びその評
価結果を表−2に示した。 比較例2 PEO単独及びこれとポリアミンとの併用で洗浄水濃度
が本発明の請求範囲外の比較例を示す。
【0035】実施例1において使用の分子量12万のP
EOの含有濃度が5500PPM洗浄水及び分子量70
万のPEO対実施例2記載のポリアミン−3との固形分
比が70対30の配合比で合計濃度が5500PPMの
洗浄水を用いる以外は実施例1記載評価テスト方法と全
く同様の要領で評価を行った。その結果を表−2に示し
た。 実施例4 PEO単独及びこれとポリアミンとの併用で、しかもこ
れらの低濃度水溶液を洗浄水として用いた場合の評価テ
スト例を示す。実施例1において分子量70万のPEO
単独及びこれと実施例2記載のポリアミン−3との併用
の低濃度水溶液を用いること、及びプレス圧を3Kgに
変更する以外は全く同様の要領にて評価を行った。PE
Oとポリアミンとの配合割合、その合計濃度とそれらの
評価結果を表−3に示した。 比較例3 PEO単独及びこれとポリアミンとの併用で、その水溶
液である洗浄水濃度が本発明の請求範囲外の例を示す。
実施例1において用いた分子量450万のPEOの0.
5PPM洗浄水及び同PEO対ポリアミン−3の固形分
比70/30の配合で合計濃度が0.5PPMの洗浄水
を用いる以外は実施例4と全く同様の要領にて評価を行
った。この結果を表−3に示した。 実施例5 本実施例ではフロックリンドクタ−で用いられるポリマ
−を含有する洗浄水がバッキングロールを介して塗被紙
面へ転移した場合のオフセット印刷適性等の紙面物性に
与える影響を検討した。
EOの含有濃度が5500PPM洗浄水及び分子量70
万のPEO対実施例2記載のポリアミン−3との固形分
比が70対30の配合比で合計濃度が5500PPMの
洗浄水を用いる以外は実施例1記載評価テスト方法と全
く同様の要領で評価を行った。その結果を表−2に示し
た。 実施例4 PEO単独及びこれとポリアミンとの併用で、しかもこ
れらの低濃度水溶液を洗浄水として用いた場合の評価テ
スト例を示す。実施例1において分子量70万のPEO
単独及びこれと実施例2記載のポリアミン−3との併用
の低濃度水溶液を用いること、及びプレス圧を3Kgに
変更する以外は全く同様の要領にて評価を行った。PE
Oとポリアミンとの配合割合、その合計濃度とそれらの
評価結果を表−3に示した。 比較例3 PEO単独及びこれとポリアミンとの併用で、その水溶
液である洗浄水濃度が本発明の請求範囲外の例を示す。
実施例1において用いた分子量450万のPEOの0.
5PPM洗浄水及び同PEO対ポリアミン−3の固形分
比70/30の配合で合計濃度が0.5PPMの洗浄水
を用いる以外は実施例4と全く同様の要領にて評価を行
った。この結果を表−3に示した。 実施例5 本実施例ではフロックリンドクタ−で用いられるポリマ
−を含有する洗浄水がバッキングロールを介して塗被紙
面へ転移した場合のオフセット印刷適性等の紙面物性に
与える影響を検討した。
【0036】カオリン(商品名:UW−90/EMC社
製)70部、微粒化重質炭酸カルシウム(商品名:FM
T−90/ファイマテック社製)30部を配合し、分散
剤としてポリアクリル酸ソ−ダ0.2部を添加してコ−
レス分散機を用いて分散し、固形分68%の顔料スラリ
−を調整した。このようにして得られたスラリ−に燐酸
変性澱粉6部、SMBRラテックス12部を加え、固形
分濃度61.7%の塗工液を調整した。この塗料を坪量
104.7g/m2 の上質紙に自動塗工機を用いて塗被
後、120℃で20秒間乾燥し調湿後、ロ−ル温度50
℃、線圧80Kg/cmのス−パ−キャレンダ−に2回
通紙して印刷試験用塗被紙を得た。
製)70部、微粒化重質炭酸カルシウム(商品名:FM
T−90/ファイマテック社製)30部を配合し、分散
剤としてポリアクリル酸ソ−ダ0.2部を添加してコ−
レス分散機を用いて分散し、固形分68%の顔料スラリ
−を調整した。このようにして得られたスラリ−に燐酸
変性澱粉6部、SMBRラテックス12部を加え、固形
分濃度61.7%の塗工液を調整した。この塗料を坪量
104.7g/m2 の上質紙に自動塗工機を用いて塗被
後、120℃で20秒間乾燥し調湿後、ロ−ル温度50
℃、線圧80Kg/cmのス−パ−キャレンダ−に2回
通紙して印刷試験用塗被紙を得た。
【0037】次いで、実施例1記載の分子量70万のP
EOを1000PPM含有する洗浄水をフラットバ−を
用いて上記印刷試験用塗被紙に2g/m2 塗布し、上記
印刷用塗被紙を得た条件及び要領にて乾燥とキャレンダ
−通紙を行い最終試験塗被紙を得た。以下同様の操作と
要領で、PEOの種類、ポリアミンの種類、両ポリマ−
の配合割合及びその洗浄水濃度表−4記載の如く変更し
て塗布してそれぞれの最終試験用塗被紙を得た。
EOを1000PPM含有する洗浄水をフラットバ−を
用いて上記印刷試験用塗被紙に2g/m2 塗布し、上記
印刷用塗被紙を得た条件及び要領にて乾燥とキャレンダ
−通紙を行い最終試験塗被紙を得た。以下同様の操作と
要領で、PEOの種類、ポリアミンの種類、両ポリマ−
の配合割合及びその洗浄水濃度表−4記載の如く変更し
て塗布してそれぞれの最終試験用塗被紙を得た。
【0038】次に表−4記載のように得られた最終塗被
紙について、塗被量、白紙光沢、印刷光沢、RIドライ
強度、RIウエット強度、ウエット着肉、吸水着肉、イ
ンキセット、トラッピング、透気度、平滑度の試験を行
った。光沢以外の品質については差がなかった。光沢測
定方法は、村上色彩(株)製の光沢度計(GM−3D)
を使用し、75°で塗工紙表面光沢を測定した。その測
定結果は表−5に示した。 比較例4 PEO単独及びこれとポリアミンとの併用で、その水溶
液である洗浄水濃度が本発明の請求範囲外の例を示す。
実施例5において、分子量12万のPEOの5500P
PMの洗浄水及び分子量70万のPEO対ポリアミン−
3の固形分比70/30の配合で合計濃度が5500P
PMの洗浄水を用いる以外は実施例5と全く同様の要領
にて評価を行った。
紙について、塗被量、白紙光沢、印刷光沢、RIドライ
強度、RIウエット強度、ウエット着肉、吸水着肉、イ
ンキセット、トラッピング、透気度、平滑度の試験を行
った。光沢以外の品質については差がなかった。光沢測
定方法は、村上色彩(株)製の光沢度計(GM−3D)
を使用し、75°で塗工紙表面光沢を測定した。その測
定結果は表−5に示した。 比較例4 PEO単独及びこれとポリアミンとの併用で、その水溶
液である洗浄水濃度が本発明の請求範囲外の例を示す。
実施例5において、分子量12万のPEOの5500P
PMの洗浄水及び分子量70万のPEO対ポリアミン−
3の固形分比70/30の配合で合計濃度が5500P
PMの洗浄水を用いる以外は実施例5と全く同様の要領
にて評価を行った。
【0039】更にPEO及びポリアミンを全く用いない
イオン交換水のみの洗浄水を用いる以外は実施例5と全
く同様の要領にて評価を行った。
イオン交換水のみの洗浄水を用いる以外は実施例5と全
く同様の要領にて評価を行った。
【0040】この結果を表−4及び表−5に示した。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】
【表4】
【0045】
【表5】 表−1は中程度のプレス圧で圧着した実施例1、2及び
比較例1であるが、本発明の範囲外のポリアミン配合割
合では剥離性が多少良い場合でも洗浄性が劣る傾向にあ
った。これはPEOが親水性であるにもかかわらず、離
型性を有する特異な機能によるものと推定される。
比較例1であるが、本発明の範囲外のポリアミン配合割
合では剥離性が多少良い場合でも洗浄性が劣る傾向にあ
った。これはPEOが親水性であるにもかかわらず、離
型性を有する特異な機能によるものと推定される。
【0046】表−2は実施例3及び比較例2で、洗浄水
に含有するポリマ−の濃度が高い例、即ち剥離効果及び
洗浄効果の高い場合であったので、より高いプレス圧で
圧着を一層促進して差異を見いだすようにした。このよ
うな高濃度の洗浄水では剥離性が多少低い場合でも洗浄
性は良好であった。高濃度の洗浄水を用いた場合の問題
は、洗浄水が転移した塗被紙のオフセット印刷適性の項
である白紙光沢が低くなる点にあることは、表−5の比
較例4の塗−1、塗−2とイオン交換水のみを塗被した
塗−3を比較すれば明白である。
に含有するポリマ−の濃度が高い例、即ち剥離効果及び
洗浄効果の高い場合であったので、より高いプレス圧で
圧着を一層促進して差異を見いだすようにした。このよ
うな高濃度の洗浄水では剥離性が多少低い場合でも洗浄
性は良好であった。高濃度の洗浄水を用いた場合の問題
は、洗浄水が転移した塗被紙のオフセット印刷適性の項
である白紙光沢が低くなる点にあることは、表−5の比
較例4の塗−1、塗−2とイオン交換水のみを塗被した
塗−3を比較すれば明白である。
【0047】表−3は、低プレス圧で圧着した例で、バ
ッキングロールの汚れが比較的少ない場合に相当する例
である。従って、洗浄水中のポリマ−含有量が少ない例
である。ポリマ−含有量が本発明の請求範囲にあること
が必要であることが明らかである。
ッキングロールの汚れが比較的少ない場合に相当する例
である。従って、洗浄水中のポリマ−含有量が少ない例
である。ポリマ−含有量が本発明の請求範囲にあること
が必要であることが明らかである。
【0048】バッキングロールと同様のNBRゴム板と
の圧着、剥離及び洗浄試験に用いた塗被紙の塗被層は通
常の塗被紙の塗被層よりラテックス含有量が多い。従っ
て圧着しやすく、剥離しにくく更に洗浄も困難な条件下
での評価テストではあるが、本発明のポリマ−を塗布し
た場合は離型性が優れており、また多少の付着物があっ
ても水中に浸漬すれば容易に洗浄することが出来た。
の圧着、剥離及び洗浄試験に用いた塗被紙の塗被層は通
常の塗被紙の塗被層よりラテックス含有量が多い。従っ
て圧着しやすく、剥離しにくく更に洗浄も困難な条件下
での評価テストではあるが、本発明のポリマ−を塗布し
た場合は離型性が優れており、また多少の付着物があっ
ても水中に浸漬すれば容易に洗浄することが出来た。
【0049】
【発明の効果】本発明の方法によれば、塗工紙品質に悪
影響を与えることなく、バッキングロールの汚れを防止
し、洗浄効率を高めることができる。さらに、連続長時
間の操業が可能となり、大幅に生産性を向上することが
出来る。
影響を与えることなく、バッキングロールの汚れを防止
し、洗浄効率を高めることができる。さらに、連続長時
間の操業が可能となり、大幅に生産性を向上することが
出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 隆 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 片面塗工機のバッキングロール洗浄用ド
クタ−部に洗浄水を注いでバッキングロールを洗浄する
方法て゛あって、ポリエチレンオキサイドとポリアミン
とからなる組成物であり、その組成比がポリエチレンオ
キサイド100重量%に対してポリアミンが0〜100
重量%である該組成物を、重量割合で1PPM〜500
0PPM含有する洗浄水を用いることを特徴とするバッ
キングロール洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22518296A JPH1060486A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | バッキングロール洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22518296A JPH1060486A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | バッキングロール洗浄方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1060486A true JPH1060486A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16825254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22518296A Pending JPH1060486A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | バッキングロール洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1060486A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000226594A (ja) * | 1999-02-04 | 2000-08-15 | Kao Corp | 切削油 |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP22518296A patent/JPH1060486A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000226594A (ja) * | 1999-02-04 | 2000-08-15 | Kao Corp | 切削油 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041126 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041208 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050406 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |