JPH1061015A - 梁と支柱の接合金具およびこれを備えたカーポート - Google Patents

梁と支柱の接合金具およびこれを備えたカーポート

Info

Publication number
JPH1061015A
JPH1061015A JP11356997A JP11356997A JPH1061015A JP H1061015 A JPH1061015 A JP H1061015A JP 11356997 A JP11356997 A JP 11356997A JP 11356997 A JP11356997 A JP 11356997A JP H1061015 A JPH1061015 A JP H1061015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
joining member
joint
side joining
strut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11356997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3238348B2 (ja
Inventor
Masayuki Kudo
雅之 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YKK AP Inc filed Critical YKK AP Inc
Priority to JP11356997A priority Critical patent/JP3238348B2/ja
Publication of JPH1061015A publication Critical patent/JPH1061015A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3238348B2 publication Critical patent/JP3238348B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い剛性を有しかつ変形し難く、低コストで
生産することができる梁と支柱の接合金具を、またこの
接合金具を備えたカーポートを提供する。 【解決手段】 支柱側半部13aが支柱の上端部に差込
まれ、梁側半部13bが梁の基端部に差込まれることに
より、支柱に梁を接合する梁と支柱の接合金具13にお
いて、支柱側半部13aの主体を為す支柱側接合部材2
1と、基端部を支柱側接合部材21の上端部に溶着した
梁側半部13bの主体を為す梁側接合部材22と、支柱
側接合部材21の見付け方向外側の部位と梁側接合部材
22の見付け方向外側の部位とに跨って固定したコーナ
ー補強板25とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支柱と支柱から延
びる梁とを接合する、梁と支柱の接合金具およびこれを
備えたカーポートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の接合金具を備えたカーポ
ートとして実公平3−41002号公報に記載のものが
知られている。このカーポートでは、支柱と梁との接合
部分に支柱と梁とを接合する接合金具が組み込まれてい
る。接合金具は、支柱に差し込まれこれにねじ止めされ
る支柱側半部と、梁に差し込まれこれにねじ止めされる
梁側半部とで一体に形成されると共に、梁側半部の上側
部分で逆「U」字状に折曲げ形成されている。
【0003】梁側半部は梁本体に設けた補強板の呑込み
幅に合わせた厚みを有し、梁本体および補強板にねじ止
めされている。また、支柱側半部は支柱本体に設けた補
強柱の幅に合わせた厚みを有し、両リブ片を支柱本体と
補強柱との間に差し入れた状態で、支柱本体および補強
柱にねじ止めされている。この場合、補強板の呑込み幅
より補強柱の幅が大きいため、接合金具は、その梁側半
部に対して支柱側半部が拡幅形成されている。また、梁
側半部の基端部外側は、支柱と梁との接合部分に合わせ
て弧状に形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の接合
金具では、梁側半部の上側部分で逆「U」字状に折曲げ
形成されているだけで、両リブ片を連結する補強材が設
けられていないため、接合金具自体、極めて剛性の低い
ものとなっていた。このため、別途方づえが必要とな
り、カーポートの見栄えが悪くなると共にコストアップ
になる問題があった。また、梁側半部の基端部外側は、
支柱と梁との接合部分に合わせて弧状に形成されている
ため、その分折曲げ部分の長さ、すなわち両リブ片を連
結するフランジ片の長さが短く、運搬などの際に接合金
具が変形するなどの問題があった。さらに、接合金具
は、梁側半部に対して支柱側半部が拡幅形成され、全体
として複雑に折曲げ加工されているため、製造し難いと
いう問題もあった。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたものであり、高い剛性を有しかつ変形し難
く、低コストで生産することができる梁と支柱の接合金
具を、またこの接合金具を備えたカーポートを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の梁と支柱の接
合金具は、支柱側半部が支柱の上端部に差込まれ、梁側
半部が梁の基端部に差込まれることにより、支柱に梁を
接合する梁と支柱の接合金具において、支柱側半部の主
体を為す支柱側接合部材と、基端部を支柱側接合部材の
上端部に溶着した梁側半部の主体を為す梁側接合部材
と、支柱側接合部材の見付け方向外側の部位と梁側接合
部材の見付け方向外側の部位とに跨って固定したコーナ
ー補強部材とを備えたことを特徴とする。
【0007】この構成によれば、支柱側半部の主体を為
す支柱側接合部材と、梁側半部の主体を為す梁側接合部
材とが、相互に溶着されるとともに、コーナー補強部材
が、支柱側接合部材の見付け方向外側の部位と梁側接合
部材の見付け方向外側の部位とに跨って固定されている
ため、梁に加わるモーメント荷重に対し、この部分に十
分な耐力を持たせることができる。しかも、各部材が溶
接やボルト止めなどで相互に固定され、接合金具が一体
化するように形成されているため、接合金具に高い剛性
を持たせることができるとともに、運搬などの際の損傷
や変形を有効に防止することができる。
【0008】この場合、支柱側接合部材には、支柱の内
寸に合わせてスペーサが設けられていることが好まし
い。
【0009】この構成によれば、支柱の内寸に合わせて
突出寸法の異なる各種のスペーサを用意しておけば、支
柱側接合部材を共用したまま、種々の断面寸法の支柱に
接合金具を適合させることができる。
【0010】また、支柱側接合部材および梁側接合部材
は、断面寸法が同一の管材で形成されていることが好ま
しい。
【0011】この構成によれば、支柱側接合部材および
梁側接合部材を、断面寸法同一の管材で構成することに
より、両接合部材を同一の原材を加工することで製作す
ることができ、生産コストおよび在庫管理コストを低減
することができる。
【0012】また、請求項1の接合金具において、支柱
側接合部材および梁側接合部材は、いずれも断面「U」
字状に折曲げ形成されるとともに、両リブ片間の開口を
外方に向けて配設されており、コーナー補強部材は、両
リブ片間に渡すように固定されていることが好ましい。
【0013】この構成によれば、支柱側接合部材および
梁側接合部材が、それぞれ断面「U」字状に折曲げ形成
されいるため、支柱側接合部材および梁側接合部材を、
各種の支柱および梁の内寸に合わせて同一の板材から簡
単に加工することができる。このため、角形の管材を用
いた場合などのように、梁などの断面形状が管材の規格
により規制されたり、スペーサを多用するなどの不具合
が解消される。しかも、板材の状態で保管しておけばか
さばることがなく、在庫管理コストを低減することがで
きる。また、コーナー補強部材が、それぞれの両リブ片
間に渡すように固定されているため、相互に溶着された
支柱側接合部材および梁側接合部材は、それぞれに両リ
ブ片間が補強されることになり、全体として角形の管材
を用いた接合金具と同等の強度を持たせることができ
る。
【0014】この場合、梁側接合部材の基端部は、支柱
側接合部材の上端部に上側から載せるようにして溶着さ
れており、梁側接合部材の基端部の見付け方向内側寄り
に、両リブ片間に渡すように固定した補強部材を、更に
備えることが好ましい。
【0015】この構成によれば、梁側接合部材の基端部
が支柱側接合部材の上端部に上側から載せるようにして
溶着されているため、この溶着部分にせん断力が作用し
難い構造にすることができる。また、コーナー補強部材
に作用する引張り応力に対応して、梁側接合部材の基端
部には圧縮応力が作用する。したがって、この部分に補
強部材を固定することにより、両リブ片に生ずる座屈を
有効に防止することができる。
【0016】また、梁の上側には、屋根が載置されるよ
うになっており、コーナー補強部材には、屋根の構造材
を固定するための固定部が一体に形成されていることが
好ましい。
【0017】この構成によれば、コーナー補強部材に屋
根の一部を固定することが可能となるため、屋根に作用
する風雨などに対する耐力を高めることができる。すな
わち、屋根の端に近い部位を固定部に固定することがで
き、屋根が浮き上がったり、がたついたりすることを有
効に防止することができる。また、固定部をコーナー補
強部材に一体に形成しておくことにより、固定部をコー
ナー補強部材に、別途取り付ける作業を省略することが
できる。
【0018】さらに、コーナー補強部材を固定する支柱
側接合部材および梁側接合部材の部位が、両接合部材の
差込み方向に対し傾斜していることが好ましい。
【0019】この構成によれば、支柱側接合部材および
梁側接合部材の差込み方向に対し、コーナー補強部材を
傾斜させて固定することができるため、屋根がアール形
状であっても、屋根をコーナー補強部材および支柱に沿
わせて設けることができる。
【0020】さらにまた、梁側接合部材には、梁の内寸
に合わせてスペーサが設けられていることが好ましい。
【0021】この構成によれば、梁の内寸に合わせて突
出寸法の異なる各種のスペーサを用意しておけば、梁側
接合部材を共用したまま、種々の断面寸法の梁に接合金
具を適合させることができる。
【0022】請求項9の梁と支柱の接合金具は、支柱側
半部が支柱の上端部に差込まれ、梁側半部が梁の基端部
に差込まれることにより、支柱に梁を接合する梁と支柱
の接合金具において、支柱側半部の主体を為す支柱側接
合部材と、基端部を支柱側接合部材の上端部に溶着した
梁側半部の主体を為す梁側接合部材と、支柱の内寸に合
わせ支柱側接合部材に設けられたスペーサおよび/また
は前記梁の内寸に合わせ前記梁側接合部材に設けられた
スペーサとを備えたことを特徴とする。
【0023】この構成によれば、支柱および/または梁
の内寸に合わせたスペーサが支柱側接合部材および/ま
たは梁側接合部材に設けられるので、突出寸法の異なる
各種のスペーサを用意しておけば、支柱側接合部材およ
び/または梁側接合部材を共用したまま、種々の断面寸
法の支柱および/または梁に接合金具を適合させること
ができる。このため、支柱側接合部材および/または梁
側接合部材として、規格ものの鋼管などを使用すること
が可能となり、接合金具を低コストで生産することがで
きる。
【0024】請求項10のカーポートは、請求項1〜9
のいずれか1項に記載の梁と支柱の接合金具を用い、支
柱と支柱の上端部から延びる梁とを接合したことを特徴
とする。
【0025】この構成によれば、補強のための方づえな
どが必要なく、支柱と梁とを強固に接合することができ
ると共に、全体をすっきりしたデザインに仕上げたカー
ポートを得ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基いて、本発
明の第1の実施形態に係る接合金具を備えたカーポート
について説明する。図1および図2に示すように、この
カーポート1は、前後方向に片流れの屋根2と、左右一
対の支柱3,3と、各支柱3の上端から前方に延び屋根
2を支持する左右一対の梁4,4とで、主構造部が構成
されており、各支柱3の下端部が基礎5で地盤に定着し
ている。屋根2は、四周を構成する前枠6、後枠7およ
び両側枠8,8と、前後枠6,7間に掛け渡した複数本
の垂木9と、側枠8,8間に掛け渡した複数本の母屋1
0とで、小屋組が構成され、この小屋組に、屋根葺き材
押え11を介して複数枚の屋根葺き材12が設けられて
いる(図5参照)。なお、この屋根2では、主に母屋1
0が屋根葺き材12を支持する構造になっており、垂木
9は屋根葺き材押え11を受けるための部材となってい
る。
【0027】屋根2は、梁4に沿ってわずかに湾曲する
と共に、梁4と支柱3の接合部分で円弧状に大きく湾曲
し、さらに支柱3に沿って下方に延びている。また、梁
4と支柱3の接合部分、具体的には支柱3の上端後部
は、屋根2の形状に合わせて円弧状に形成される一方、
支柱3の上端前部には、これに形成した切欠き部分を介
して梁4の基端部が浅く挿入されている。そして、最も
荷重の加わるこの接合部分には、支柱3と梁4とを相互
に接合する接合金具13が組み込まれている。
【0028】図3および図4に示すように、接合金具1
3は、支柱3の上端部に差込まれる支柱側半部13a
と、梁4の基端部に差込まれる梁側半部13bとで略
「く」字状に形成されている。支柱側半部13aにはそ
の主体を為す支柱側接合部材21が設けられると共に、
梁側半部13bにはその主体を為す梁側接合部材22が
設けられており、支柱側接合部材21の上端部に梁側接
合部材22の基端部が突き合わせた状態で溶着されてい
る。
【0029】支柱側接合部材21は、平鋼などの板材を
「U」字状に折曲げて形成され、その両リブ片21a,
21aにより構成される開口部分を外方(後方)に向け
て配設されている。同様に、梁側接合部材22は、平鋼
などの板材を「U」字状に折曲げて形成され、その両リ
ブ片22a,22aにより構成される開口部分を外方
(上方)に向けて配設されている。梁側接合部材22の
基端上部は、上記の支柱3の上端後部の形状に合わせて
傾斜させた形状に形成され、また基端下部の溶着部分
は、支柱側接合部材21に位置決めできるように逆
「L」字状に切り欠かれている。
【0030】これにより、逆「L」字状に切り欠かれた
梁側接合部材22の基端下部は、その短辺部分22bで
支柱側接合部材21の上端部に前側から突き当てられ、
かつ長辺部分22cで支柱側接合部材21の上端部に上
側から載るようにして、溶着されている。したがって、
この短辺部分22bと後述するコーナー補強板25とに
より、屋根2を介して梁4に加わるモーメント荷重に対
し、この部分が十分な強度を持つ構造になっている。ま
た、支柱側接合部材21と梁側接合部材22との溶着部
分を略水平とし、この部分にせん断力が作用しないよう
にしている。
【0031】支柱側接合部材21の下端部には、そのリ
ブ片21a,21aの開口側端間に渡して支柱側補強板
23が溶着される一方、梁側接合部材22の先端部に
は、そのリブ片22a,22aの開口側端間に渡して梁
側補強板24が溶着されている。また、支柱側接合部材
21の上端部から梁側接合部材22の基端部に跨って、
上記の傾斜部分に沿うように各リブ片21a,22aの
開口側端間に渡してコーナー補強板25が溶着されてい
る。すなわち、支柱側接合部材21には、そのリブ片2
1aが内外方向に歪むのを防止すべく、上下両端部にお
いて支柱側補強板23およびコーナー補強板25の下半
部が溶着され、梁側接合部材22には、そのリブ片22
aが内外方向に歪むのを防止すべく、前後両端部におい
て梁側補強板24およびコーナー補強板25の上半部が
溶着されている。なお、支柱側補強板23、梁側補強板
24およびコーナー補強板25を、溶接に限らず、ボル
トやリベットなどで、支柱側接合部材21および梁側接
合部材22に固定してもよい。
【0032】また、梁側接合部材22の基端部の内側寄
りには、この部分の座屈を防止すべく、そのリブ片22
a間に渡して補強パイプ26が溶着されている。この部
分には、コーナー補強板25に引張り応力が作用するの
に対し圧縮応力が作用する。したがって、補強パイプ2
6を設けることにより、この部分の座屈が有効に防止さ
れ、各部に作用する力に対応させるようにして接合金具
13の強度アップが図られている。なお、補強パイプ2
6の両端に雌ねじを形成し、これにボルトを螺合して、
補強パイプ26をリブ片22aに固定してもよい。
【0033】ところで、支柱側接合部材21および梁側
接合部材22は、いずれも梁4の断面形状に合わせて、
同一幅の板材を同一の曲げ型を用いて折曲げられている
(図5参照)。一方、梁4の断面形状に対して支柱3の
断面形状は、その見付け方向および見込み方向におい
て、大きく形成されている。このため、支柱側接合部材
21には、その上端部および下端部に各一対、2組のス
ペーサ27,27が設けられている。この4個のスペー
サ27は全く同一の形状に形成され、例えば板材を折曲
げたり、形材を切断して構成されている。スペーサ27
は、支柱3の内周面と支柱側接合部材21の外周面との
間隙を、前後および左右に亘って埋めるものであり、各
スペーサ27は、支柱側補強板(下端部)23およびコ
ーナー補強板(上端部)25の位置において、それぞれ
支柱側接合部材21の半周を囲うように配設されている
(図5参照)。
【0034】各スペーサ27は長手方向において、支柱
3の断面に合わせて前後方向および左右方向に凹凸が生
ずる形状に形成されおり、その周方向の両端部と中間部
とで、支柱側接合部材21に溶着されている。すなわ
ち、各スペーサ27は、両端部と中間部が支柱3に接触
する凹部分となっており、中間部を挟んで両側が前後方
向および左右方向に突出する凸部分となっている。各凸
部分は、中間部の凹部分から支柱3との左右方向の間隙
分突出した平坦な部分と、平坦な部分から支柱3との前
後方向の間隙分突出して端部の凹部分に連なる円弧部分
と、で構成されている。なお、各スペーサ27を支柱3
1に固定するのに、中間部の凹部をボルトやリベットな
どで固定してもよい。このように、本実施形態の接合金
具13は、全ての構成部材を相互に溶着やボルト止めな
どすることで一体化されている。
【0035】また、各スペーサ27には、その長手方向
の一方に偏った位置(一方の凸部分)に雌ねじ部材28
が溶着されている。この雌ねじ部材28は、接合金具1
3を支柱3に固定するものであり、各雌ねじ部材28の
位置が対角線位置になるように、上側の一対のスペーサ
27,27と下側の一対のスペーサ27,27とは、相
互に反転した状態で取り付けられている。これにより、
同一形状のスペーサ27を用いて、接合金具13を支柱
3にバランスよく固定することができるようになってい
る。なお、梁側接合部材22側には、前後一対で且つ左
右2組の雌ねじ部材29,29が直接梁側接合部材22
に、計4個溶着されている。
【0036】図5は、このように構成された接合金具1
3を用いて、支柱3と梁4を接合した状態を表してい
る。同図に示すように、接合金具13の支柱側半部13
aは支柱3の上端部に挿入され、上記の雌ねじ部材28
に螺合する固定ねじ30により、支柱3に固定されてい
る。同様に、接合金具13の梁側半部13bは梁4の基
端部に挿入され、上記の雌ねじ部材29に螺合する固定
ねじ31により、支柱3に浅く差し込んだ梁4に固定さ
れている。この場合、接合金具13の梁側半部13b
は、梁4の内部にがたつき無く納まっており、また接合
金具13の支柱側半部13aは、スペーサ27を介して
支柱3の内部にがたつき無く納まっている。なお、図中
の符号14は、支柱3と梁4との接合部分の外側に装着
したキャップである。この部分は、支柱3が円弧状に加
工されているため開口となっており、このキャップ14
により接合金具13は完全に覆われることになる。
【0037】以上のように本実施形態の接合金具13に
よれば、支柱側接合部材21と梁側接合部材22とが、
それぞれ断面「U」字状に折曲げ形成されいるため、こ
れらを梁4の内寸に合わせて同一の板材から簡単に加工
することができる。また、支柱側接合部材21および梁
側接合部材22を全く同一の形状にしているため、同一
幅の板材と同一の曲げ型を用いて加工することができ、
接合金具13の主体を為すこれらの部材を簡単かつ低コ
ストで製造することができる。しかも、支柱側接合部材
21および梁側接合部材22を保管するときに、板材の
状態で保管することができるため、保管スペースが狭く
て済み、在庫管理上コストダウンを達成することができ
る。
【0038】また、接合金具13の全ての構成部材を溶
着やボルト止めなどにより一体化するようにしているた
め、高い剛性を持たせることができ、片持ちの屋根2を
遜色無く支持することができる。さらに、運搬などにお
ける接合金具13の損傷や変形を防止することができ
る。
【0039】なお、本実施形態の接合金具では、支柱側
接合部材および梁側接合部材の補強部材として、支柱側
補強板、梁側補強板およびコーナー補強板を用いている
が、支柱側補強板および梁側補強板を省略してもよい。
かかる場合には、コーナー補強板をこれらの配設位置ま
で延設することが、好ましい。また、コーナ補強板など
を、ボルトやリベットなどを使用して固定する場合に
は、各補強板におけるリブ片側の両縁部を直角に折曲
げ、その部分をリブ片に重ね合わせボルトなどで固定す
る。
【0040】次に、図6〜図9を参照して、本発明の第
2の実施形態に係る接合金具を備えたカーポートについ
て説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成部分
については、同一符号を付して、その詳細な説明を省略
する。
【0041】図6に示すカーポート41は、上記第1実
施形態と同様に、各支柱43の上端から前方に延びる梁
44で、前後方向に片流れの屋根42を支持して主構造
部が構成されている。この屋根42も、四周が前枠4
6、後枠47および両側枠48,48により構成され、
これらと、複数本の垂木9および母屋10とで小屋組が
構成されている。そして、小屋組みには、屋根葺き材1
2が設けられている(図2参照)。なお、このカーポー
ト41の各支柱43も、基礎5で地盤に定着されてい
る。
【0042】屋根42は、梁44に沿って緩やかに湾曲
するとともに、前枠46が梁44の先端部上側に位置す
る一方、後枠47が支柱43の上端後部の上側に位置し
ている。つまり、屋根42は、梁44および支柱43に
上方から載置した状態で配設されている。また、支柱4
3の上端部は、屋根42の傾斜に沿って形成される一
方、支柱43の上端前部には、切欠きを介して梁44の
基端部が浅く挿入され、上記第1実施形態と同様に、支
柱43と梁44との接合部分には、接合金具53が組み
込まれている。
【0043】図7に示すように、接合金具53は、支柱
側半部53aと梁側半部53bとで略「く」字状に形成
されている。そして、上記第1実施形態と同様に、支柱
側半部53aおよび梁側半部53bのそれぞれの主体を
為す支柱側接合部材61および梁側接合部材62が、相
互に突き合わせた状態で溶着されている。
【0044】支柱側接合部材61は、鋼管などの管材で
構成されており、その上端部は頂部61aが後方寄りの
山形形状に切断されている。すなわち、頂部61aを境
にして、上端前部の切欠き面(前部切欠き面)61bが
上端後部の切欠き面(後部切欠き面)61cより大きく
形成されている。同様に、梁側接合部材62も鋼管など
の管材で構成されており、その基端部は上方寄りの頂部
62aを境に、基端下部の切欠き面(下部切欠き面)6
2bが基端上部の切欠き面(上部切欠き面)62cより
大きく形成されている。なお、支柱側接合部材61およ
び梁側接合部材62は、断面形状が同一の管材で構成さ
れている。このため、両部材61,62を同一の原材を
加工して製作することができ、生産コストおよび在庫管
理コストを低減することができる。
【0045】そして、支柱側接合部材61および梁側接
合部材62は、支柱側接合部材61の前部切欠き面61
bに梁側接合部材62の下部切欠き面62bを突き当て
た状態で相互に溶着されている。一方、支柱側接合部材
61と梁側接合部材62とを突き当てた状態では、後部
切欠き面61cと上部切欠き面62cとが面一となり、
両切欠き面61c,62cにより開口部63が形成され
ている。そして、この開口部63には、両切欠き面61
c,62cを塞ぐようにして、コーナー補強板65が溶
着されている。
【0046】コーナー補強板65は、鋼板などの矩形の
板材を「V」字状に折曲げて形成され、開口部63に溶
着され両接合部材61,62の接合を補強する補強部6
5aと、屋根42の後枠47を固定する固定部65bと
で、一体に形成されている。コーナー補強板65は、補
強部65aが開口部63を塞ぐように配設され、補強部
65aの四周が開口部63の縁部に溶着されている。ま
た、固定部65bには、1対の雌ねじが形成されてお
り、屋根42の後枠47をねじ止めして固定できるよう
になっている。なお、このコーナー補強板65も、上記
第1実施形態のコーナー補強板25と同様に、溶接に限
らず、ボルトやリベットなどで両接合部材61,62に
固定してもよい。
【0047】また、支柱側接合部材61には、上記第1
実施形態と同一形状のスペーサ27が略同一の位置に溶
着されている。同様に、梁側接合部材62の基端部側お
よび先端部側にも、同一形状のスペーサ27,27がそ
れぞれ溶着されている。これらのスペーサ27は、それ
ぞれの端部で梁側接合部材62の上面および下面に溶着
されるとともに、中間部の凹部で梁側接合部材62の側
面に溶着されている。なお、第1実施形態と同様に、各
スペーサ27をボルトやリベットなどで固定してもよ
い。また、各スペーサ27に設けられた雌ねじ部材28
の位置が対角線位置になるように、基端部側のスペーサ
27と先端部側のスペーサ27とは、相互に反転した状
態で取り付けられている。これにより、梁側接合部材6
2をバランスよく梁に固定することができる。なお、梁
側接合部材62が梁44に、がたつき無く納まる形状の
ものであれば、上記第1実施形態と同様に、スペーサ2
7は不要である。
【0048】図8は、このように構成された接合金具5
3を用いて、支柱43と梁44とを接合した状態を表し
ている。同図に示すように、支柱側半部53aおよび梁
側半部53bは、上記第1実施形態と同様に、それぞれ
支柱43の上端部および梁44の基端部に挿入され、雌
ねじ部材28に螺合する固定ねじ60で固定されてい
る。また、支柱側半部53aおよび梁側半部53bは、
いずれもスペーサ27を介して支柱43および梁44に
がたつき無く納まっている。さらに、コーナー補強板6
5の固定部65bには、屋根42の後枠47がその下端
部でねじ止めされている。
【0049】以上のように、本実施形態の接合金具によ
れば、コーナー補強板65に屋根42の後枠47を固定
する固定部65bが形成されているため、屋根42の端
部を接合金具53に固定することができる。このため、
風雨などによって屋根42が浮き上がったり、がたつい
たりすることを有効に防止することができる。また、梁
側接合部材62にもスペーサ27を設けることにより、
種々の断面寸法の梁に接合金具53を適合させることが
可能となる。
【0050】なお、第2実施形態では、屋根42の形状
を全体的に平坦な平型としたが、上記第1実施形態と同
様に、後部が円弧状のアール型としてもよい。この場合
には、接合金具53の開口部63を、より一層大きく形
成するとともに、コーナー補強板65の固定部65bを
アール形状に合わせて形成する。なお、この場合には、
屋根42の屋根葺き材12が固定部65bで固定される
ことになる。
【0051】逆に、上記第1実施形態では、屋根2の形
状をアール型としたが、第2実施形態と同様の平型とし
てもよい。この場合には、コーナー補強板25の角部分
に屋根4の後枠7を固定する固定片を溶着などで取り付
けておけば、屋根4を接合金具13に固定することがで
きる。
【0052】また、上記第1および第2実施形態では、
接合金具を片流れ屋根タイプのカーポートに適用した場
合について説明したが、切妻屋根タイプのカーポートに
も適用可能である。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明の接合金具によれ
ば、構成部材を簡単に加工することができ、かつ構成部
材を相互に溶着やボルト止めなどで組み立てられている
ので、高い剛性を有しかつ変形し難く、低コストで生産
することができる。
【0054】また、請求項8のカーポートによれば、強
度を保持した状態ですっきりしたデザインに仕上げるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る接合金具を備えた
カーポートの側面図である。
【図2】第1実施形態に係る接合金具を備えたカーポー
トの正面図である。
【図3】第1実施形態に係る接合金具の分解斜視図であ
る。
【図4】第1実施形態に係る接合金具の側面図である。
【図5】支柱と梁の接合部分に第1実施形態に係る接合
金具を組み込んだ状態の一部裁断側面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る接合金具を備えた
カーポートの側面図である。
【図7】第2実施形態に係る接合金具の分解斜視図であ
る。
【図8】支柱と梁の接合部分に第2実施形態に係る接合
金具を組み込んだ状態の一部裁断側面図である。
【符号の説明】
1 カーポート、2 屋根、3 支柱、4 梁、13
接合金具、13a 支柱側半部、13b 梁側半部、2
1 支柱側接合部材、21a リブ片、22梁側接合部
材、22a リブ片、23 支柱側補強板、24 梁側
補強板、25コーナー補強板、26 補強パイプ、27
スペーサ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱側半部が支柱の上端部に差込まれ、
    梁側半部が梁の基端部に差込まれることにより、前記支
    柱に前記梁を接合する梁と支柱の接合金具において、 前記支柱側半部の主体を為す支柱側接合部材と、 基端部を前記支柱側接合部材の上端部に溶着した前記梁
    側半部の主体を為す梁側接合部材と、 前記支柱側接合部材の見付け方向外側の部位と前記梁側
    接合部材の見付け方向外側の部位とに跨って固定したコ
    ーナー補強部材とを備えたことを特徴とする梁と支柱の
    接合金具。
  2. 【請求項2】 前記支柱側接合部材には、前記支柱の内
    寸に合わせてスペーサが設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載の梁と支柱の接合金具。
  3. 【請求項3】 前記支柱側接合部材および前記梁側接合
    部材は、断面寸法が同一の管材で形成されていることを
    特徴とする請求項1または2に記載の梁と支柱の接合金
    具。
  4. 【請求項4】 前記支柱側接合部材および前記梁側接合
    部材は、いずれも断面「U」字状に折曲げ形成されると
    ともに、両リブ片間の開口を外方に向けて配設されてお
    り、 前記コーナー補強部材は、前記両リブ片間に渡すように
    固定されていることを特徴とする請求項1または2に記
    載の梁と支柱の接合金具。
  5. 【請求項5】 前記梁側接合部材の基端部は、前記支柱
    側接合部材の上端部に上側から載せるようにして溶着さ
    れており、 前記梁側接合部材の基端部の見付け方向内側寄りに、両
    リブ片間に渡すように固定した補強部材を、更に備えた
    ことを特徴とする請求項4に記載の梁と支柱の接合金
    具。
  6. 【請求項6】 前記梁の上側には、屋根が載置されるよ
    うになっており、 前記コーナー補強部材には、前記屋根の構造材を固定す
    るための固定部が一体に形成されていることを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれか1項に記載の梁と支柱の接合
    金具。
  7. 【請求項7】 前記コーナー補強部材を固定する前記支
    柱側接合部材および前記梁側接合部材の部位が、前記両
    接合部材の差込み方向に対し傾斜していることを特徴と
    する請求項1〜6のいずれか1項に記載の梁と支柱の接
    合金具。
  8. 【請求項8】 前記梁側接合部材には、前記梁の内寸に
    合わせてスペーサが設けられていることを特徴とする請
    求項1〜7のいずれか1項に記載の梁と支柱の接合金
    具。
  9. 【請求項9】 支柱側半部が支柱の上端部に差込まれ、
    梁側半部が梁の基端部に差込まれることにより、前記支
    柱に前記梁を接合する梁と支柱の接合金具において、 前記支柱側半部の主体を為す支柱側接合部材と、 基端部を前記支柱側接合部材の上端部に溶着した前記梁
    側半部の主体を為す梁側接合部材と、 前記支柱の内寸に合わせ前記支柱側接合部材に設けられ
    たスペーサおよび/または前記梁の内寸に合わせ前記梁
    側接合部材に設けられたスペーサとを備えたことを特徴
    とする梁と支柱の接合金具。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    梁と支柱の接合金具を用い、支柱と当該支柱の上端部か
    ら延びる梁とを接合したことを特徴とするカーポート。
JP11356997A 1996-06-11 1997-04-15 梁と支柱の接合金具およびこれを備えたカーポート Expired - Fee Related JP3238348B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11356997A JP3238348B2 (ja) 1996-06-11 1997-04-15 梁と支柱の接合金具およびこれを備えたカーポート

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-171697 1996-06-11
JP17169796 1996-06-11
JP11356997A JP3238348B2 (ja) 1996-06-11 1997-04-15 梁と支柱の接合金具およびこれを備えたカーポート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1061015A true JPH1061015A (ja) 1998-03-03
JP3238348B2 JP3238348B2 (ja) 2001-12-10

Family

ID=26452509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11356997A Expired - Fee Related JP3238348B2 (ja) 1996-06-11 1997-04-15 梁と支柱の接合金具およびこれを備えたカーポート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3238348B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3238348B2 (ja) 2001-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07300082A (ja) 自動車の車体後部構造
US20020021026A1 (en) Joint structure of cab mounting portion
JPH09175429A (ja) センタピラー上部の結合構造
JPH09175180A (ja) 自動車ドアのインパクトビーム支持構造
JP2595770B2 (ja) フロントピラーの補強用ブレース構造
JP3238348B2 (ja) 梁と支柱の接合金具およびこれを備えたカーポート
JP2662536B2 (ja) 切妻型鉄骨架構に対する円弧状屋根材架設構造
JPH0139255Y2 (ja)
JP3318215B2 (ja) バス車体の屋根構造
JP3113582B2 (ja) 梁と支柱の接合金具およびこれを備えたカーポート
JPH09202262A (ja) 車体結合部構造
KR20230150102A (ko) 보강 구조멤버 및 이를 포함한 차량 리어구조
JP2562994Y2 (ja) 接合金具
JP2561388Y2 (ja) 組立屋根
JP3083053U (ja) 屋根支持用の梁の固定装置
JPH076068Y2 (ja) 車両のルーフ構造
JP4057797B2 (ja) 角形鋼接合用の変形防止金物とフレームの組立て方法。
JPS5827890Y2 (ja) 自動車用荷箱の構造
JPH0341002Y2 (ja)
JPH0124263Y2 (ja)
JP2908703B2 (ja) 組立て式建物
JP2777081B2 (ja) 折板屋根固定構造、およびこれに用いるタイトフレーム
JP2001248258A (ja) 鋼製及び木造住宅における垂木の接合金物
JP2584470Y2 (ja) 車体骨格部材の結合部構造
JPH0541046Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081005

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091005

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131005

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees