JPH1061292A - 馬蹄錠 - Google Patents
馬蹄錠Info
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- JPH1061292A JPH1061292A JP23362796A JP23362796A JPH1061292A JP H1061292 A JPH1061292 A JP H1061292A JP 23362796 A JP23362796 A JP 23362796A JP 23362796 A JP23362796 A JP 23362796A JP H1061292 A JPH1061292 A JP H1061292A
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 かんぬきに噛合部を設ける必要のない駆動方
式を採用する。 【解決手段】 かんぬき30が環状ガイド部21に往復
動自由に支持される。環状ガイド部21には、かんぬき
30の先端部により開閉される開放部23が設けられ、
隣接する機構収容部22には、ロータ40およびかんぬ
き駆動機構50が設けられる。かんぬき駆動機構50
は、リール60とワイヤー51と復帰ばね52とを有
し、ワイヤー51は、リール60への巻取りによりかん
ぬき30が施錠方向aへ引っ張られるよう、かんぬき3
0とリール60との間に張設される。かんぬき駆動機構
50には、施錠時にリール60が復帰ばね52のばね力
により回動するの規制する規制機構部80と、規制機構
部80によるリール60の規制を解除する規制解錠機構
部90とが設けられる。
式を採用する。 【解決手段】 かんぬき30が環状ガイド部21に往復
動自由に支持される。環状ガイド部21には、かんぬき
30の先端部により開閉される開放部23が設けられ、
隣接する機構収容部22には、ロータ40およびかんぬ
き駆動機構50が設けられる。かんぬき駆動機構50
は、リール60とワイヤー51と復帰ばね52とを有
し、ワイヤー51は、リール60への巻取りによりかん
ぬき30が施錠方向aへ引っ張られるよう、かんぬき3
0とリール60との間に張設される。かんぬき駆動機構
50には、施錠時にリール60が復帰ばね52のばね力
により回動するの規制する規制機構部80と、規制機構
部80によるリール60の規制を解除する規制解錠機構
部90とが設けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自転車,自動二輪車
などの車両を施錠するのに用いられる錠に関連し、特に
この発明は、錠本体の全体形状が馬蹄形であり、円弧状
のかんぬきを往復動作させて車両の解錠および施錠を行
う馬蹄錠に関する。
などの車両を施錠するのに用いられる錠に関連し、特に
この発明は、錠本体の全体形状が馬蹄形であり、円弧状
のかんぬきを往復動作させて車両の解錠および施錠を行
う馬蹄錠に関する。
【0002】
【従来の技術】出願人は、以前、この種の馬蹄錠とし
て、図10に示す構造のものを提案した(特開平8−2
8123号)。この馬蹄錠は、車輪を跨ぐようにして車
体に取り付けられるもので、錠ケース1の環状ガイド部
1aの内部に、円弧状のかんぬき2が往復動自由に配備
されると共に、復帰ばね7が組み込まれる。前記環状ガ
イド部1aには機構収容部1bが隣接して設けられ、こ
の機構収容部1bの内部に、正逆回動自由なロータ3,
駆動ギヤ4,駆動機構5などが組み込まれる。
て、図10に示す構造のものを提案した(特開平8−2
8123号)。この馬蹄錠は、車輪を跨ぐようにして車
体に取り付けられるもので、錠ケース1の環状ガイド部
1aの内部に、円弧状のかんぬき2が往復動自由に配備
されると共に、復帰ばね7が組み込まれる。前記環状ガ
イド部1aには機構収容部1bが隣接して設けられ、こ
の機構収容部1bの内部に、正逆回動自由なロータ3,
駆動ギヤ4,駆動機構5などが組み込まれる。
【0003】前記環状ガイド部1aの中間部分には、車
輪の幅に合わせた開口幅の開放部6が設けられる。前記
かんぬき2は、基端側のほぼ長さ半分に噛合部2aが形
成され、この噛合部2aに、前記駆動ギヤ4を噛み合わ
せてある。前記ロータ3は、鍵が挿入される鍵孔を有
し、内部には前記鍵孔への鍵の挿脱により作動する錠機
構が組み込まれる。前記駆動機構5は、ロータ3と駆動
ギヤ4との間に介装され、ロータ3と一体回動して、駆
動ギヤ4を駆動させる。
輪の幅に合わせた開口幅の開放部6が設けられる。前記
かんぬき2は、基端側のほぼ長さ半分に噛合部2aが形
成され、この噛合部2aに、前記駆動ギヤ4を噛み合わ
せてある。前記ロータ3は、鍵が挿入される鍵孔を有
し、内部には前記鍵孔への鍵の挿脱により作動する錠機
構が組み込まれる。前記駆動機構5は、ロータ3と駆動
ギヤ4との間に介装され、ロータ3と一体回動して、駆
動ギヤ4を駆動させる。
【0004】上記構成の馬蹄錠において、施錠に際して
鍵操作によりロータ3を回動させると、駆動ギヤ4が回
動し、駆動ギヤ4に噛み合う噛合部2aを介してかんぬ
き2が環状ガイド部1aを施錠方向aへ移動し、これに
より開放部6が閉鎖される。また解錠に際して、鍵操作
によりロータ3を逆方向へ回動させると、復帰ばね7が
機能し、かんぬき2が環状ガイド部1aを解錠方向bへ
移行し、これにより前記開放部6が開放される。
鍵操作によりロータ3を回動させると、駆動ギヤ4が回
動し、駆動ギヤ4に噛み合う噛合部2aを介してかんぬ
き2が環状ガイド部1aを施錠方向aへ移動し、これに
より開放部6が閉鎖される。また解錠に際して、鍵操作
によりロータ3を逆方向へ回動させると、復帰ばね7が
機能し、かんぬき2が環状ガイド部1aを解錠方向bへ
移行し、これにより前記開放部6が開放される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成の馬蹄錠
では、かんぬき2の基端部に駆動ギヤ4と噛み合う噛合
部2aを形成する必要があるため、かんぬき2の製作に
著しく手数がかかり、これが製品コストを大幅に上昇さ
せる要因となる。また馬蹄錠の組立てに際し、かんぬき
2の噛合部2aと駆動ギヤ4とを正しく噛み合わせる必
要があるため、高い組立精度が要求され、調整に手数を
要するという問題もある。
では、かんぬき2の基端部に駆動ギヤ4と噛み合う噛合
部2aを形成する必要があるため、かんぬき2の製作に
著しく手数がかかり、これが製品コストを大幅に上昇さ
せる要因となる。また馬蹄錠の組立てに際し、かんぬき
2の噛合部2aと駆動ギヤ4とを正しく噛み合わせる必
要があるため、高い組立精度が要求され、調整に手数を
要するという問題もある。
【0006】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、かんぬきに噛合部を設ける必要のない駆動方式
を採用することにより、製作や調整に手数を要しない安
価な馬蹄錠を提供することを目的とする。
もので、かんぬきに噛合部を設ける必要のない駆動方式
を採用することにより、製作や調整に手数を要しない安
価な馬蹄錠を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の馬蹄錠は、円
弧状のかんぬきが往復動自由に支持される環状ガイド部
と、この環状ガイド部に隣接して設けられる機構収容部
とを有し、前記環状ガイド部には、かんぬきの先端部に
より開閉される開放部が設けられ、前記機構収容部に
は、錠機構を内蔵する正逆回動自由なロータおよび前記
かんぬきを駆動するかんぬき駆動機構が設けられる。前
記かんぬき駆動機構は、前記ロータに連繋されるリール
と、前記かんぬきを施錠方向へ引っ張るためのワイヤー
と、前記かんぬきを解錠方向へ付勢する復帰ばねと、施
錠時に前記リールが前記復帰ばねのばね力により回動す
るのを規制する規制機構部と、前記ロータの解錠方向へ
の回動に応動して前記規制機構部によるリールの規制を
解除する規制解除機構部とを含む。前記ワイヤーは、リ
ールへの巻取りにより前記かんぬきが施錠方向へ引っ張
られるよう、かんぬきとリールとの間に張設される。
弧状のかんぬきが往復動自由に支持される環状ガイド部
と、この環状ガイド部に隣接して設けられる機構収容部
とを有し、前記環状ガイド部には、かんぬきの先端部に
より開閉される開放部が設けられ、前記機構収容部に
は、錠機構を内蔵する正逆回動自由なロータおよび前記
かんぬきを駆動するかんぬき駆動機構が設けられる。前
記かんぬき駆動機構は、前記ロータに連繋されるリール
と、前記かんぬきを施錠方向へ引っ張るためのワイヤー
と、前記かんぬきを解錠方向へ付勢する復帰ばねと、施
錠時に前記リールが前記復帰ばねのばね力により回動す
るのを規制する規制機構部と、前記ロータの解錠方向へ
の回動に応動して前記規制機構部によるリールの規制を
解除する規制解除機構部とを含む。前記ワイヤーは、リ
ールへの巻取りにより前記かんぬきが施錠方向へ引っ張
られるよう、かんぬきとリールとの間に張設される。
【0008】
【作用】施錠に際し、鍵操作によりロータを回動させる
と、かんぬき駆動機構のリールが回動して、ワイヤーが
引っ張られ、リールに巻き取られる。ワイヤーの巻取り
によりかんぬきが環状ガイド部を施錠方向へ移動し、か
んぬきの先端部が環状ガイド部の開放部を閉鎖する。こ
のとき規制機構部は、リールの解錠方向への回動を規制
するため、施錠状態が保持される。解錠に際し、鍵操作
によりロータを逆方向へ回動させると、規制解除機構部
は規制機構部によるリールの規制を解除するので、復帰
ばねのばね力によりかんぬきが環状ガイド部を解錠方向
へ移動し、かんぬきの先端部は環状ガイド部の開放部を
開放する。かんぬきの復帰動作によりワイヤーはリール
より引き出される。
と、かんぬき駆動機構のリールが回動して、ワイヤーが
引っ張られ、リールに巻き取られる。ワイヤーの巻取り
によりかんぬきが環状ガイド部を施錠方向へ移動し、か
んぬきの先端部が環状ガイド部の開放部を閉鎖する。こ
のとき規制機構部は、リールの解錠方向への回動を規制
するため、施錠状態が保持される。解錠に際し、鍵操作
によりロータを逆方向へ回動させると、規制解除機構部
は規制機構部によるリールの規制を解除するので、復帰
ばねのばね力によりかんぬきが環状ガイド部を解錠方向
へ移動し、かんぬきの先端部は環状ガイド部の開放部を
開放する。かんぬきの復帰動作によりワイヤーはリール
より引き出される。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の一実施例である馬蹄錠を
自転車に取り付けた状態を示す。この馬蹄錠は、錠本体
10とホルダー11とから成るもので、前記錠本体10
が後輪15を跨ぐような格好で、ホルダー11を自転車
の2本のリアホーク14,14に取り付け固定する。前
記ホルダー11は、錠本体10の後面の両側位置にそれ
ぞれ取付金具12を設けて成り、各リアホーク14に各
取付金具12を嵌めてねじ13で締め付けることにより
馬蹄錠が車体に固定される。なお図中、16は後輪15
のスポークであり、後述するかんぬき30が突き出たと
きスポーク16,16間を貫通する。
自転車に取り付けた状態を示す。この馬蹄錠は、錠本体
10とホルダー11とから成るもので、前記錠本体10
が後輪15を跨ぐような格好で、ホルダー11を自転車
の2本のリアホーク14,14に取り付け固定する。前
記ホルダー11は、錠本体10の後面の両側位置にそれ
ぞれ取付金具12を設けて成り、各リアホーク14に各
取付金具12を嵌めてねじ13で締め付けることにより
馬蹄錠が車体に固定される。なお図中、16は後輪15
のスポークであり、後述するかんぬき30が突き出たと
きスポーク16,16間を貫通する。
【0010】図2および図3は、馬蹄錠の外観を示す。
なお図3には、錠本体10のみが表され、また図2に
は、錠本体10と前記ホルダー11を構成する一方の取
付金具12とが表されている。前記錠本体10は、全体
形状が偏平な馬蹄形をなし、外壁を構成する錠ケース2
0は環状ガイド部21と機構収容部22とを備える。前
記機構収容部22は環状ガイド部21に隣接して一体形
成されており、その表面は、環状ガイド部21よりわず
かに突出する。
なお図3には、錠本体10のみが表され、また図2に
は、錠本体10と前記ホルダー11を構成する一方の取
付金具12とが表されている。前記錠本体10は、全体
形状が偏平な馬蹄形をなし、外壁を構成する錠ケース2
0は環状ガイド部21と機構収容部22とを備える。前
記機構収容部22は環状ガイド部21に隣接して一体形
成されており、その表面は、環状ガイド部21よりわず
かに突出する。
【0011】図4および図5は、錠本体10の内部構造
を裏面側より見た図であり、図4は解錠状態を、図5は
施錠状態を、それぞれ示す。前記環状ガイド部21の内
部には、先端側のほぼ長さ半分を掛止め部31となす円
弧状のかんぬき30が往復動自由に配備される。前記環
状ガイド部21の中間には、後輪15の幅に合わせた開
口幅の開放部23が設けてあり、前記掛止め部31は、
かんぬき30の往復動により一方の開放端23Aより開
放部23に対して出没しかつ、他方の開放端23Bより
環状ガイド部21の内部へ出入りすることにより開放部
23を開閉する。環状ガイド部21の内部には、前記開
口端23Bの内側位置に、掛止め部31の進入深さを規
制するストッパ25が突設してある。
を裏面側より見た図であり、図4は解錠状態を、図5は
施錠状態を、それぞれ示す。前記環状ガイド部21の内
部には、先端側のほぼ長さ半分を掛止め部31となす円
弧状のかんぬき30が往復動自由に配備される。前記環
状ガイド部21の中間には、後輪15の幅に合わせた開
口幅の開放部23が設けてあり、前記掛止め部31は、
かんぬき30の往復動により一方の開放端23Aより開
放部23に対して出没しかつ、他方の開放端23Bより
環状ガイド部21の内部へ出入りすることにより開放部
23を開閉する。環状ガイド部21の内部には、前記開
口端23Bの内側位置に、掛止め部31の進入深さを規
制するストッパ25が突設してある。
【0012】前記機構収容部22の表面には、図2に示
すように、開口部24が設けられ、この開口部24に支
持された筒ケース27内にロータ40が正逆回動自由に
支持される。このロータ40の端面には鍵42の挿脱が
可能な鍵孔41が設けられる。
すように、開口部24が設けられ、この開口部24に支
持された筒ケース27内にロータ40が正逆回動自由に
支持される。このロータ40の端面には鍵42の挿脱が
可能な鍵孔41が設けられる。
【0013】前記ロータ40は、図7に示すように、そ
の内部に前記鍵孔41と直交して複数のディスク収容溝
43が形成してあり、各ディスク収容溝43には、板面
に鍵挿通孔が設けられたディスク44と、各ディスク4
4をそれぞれ外方へ付勢するコイルバネ(図示せず)と
を装填して錠機構を形成する。一方、前記筒ケース27
の内面には係合溝26が形成されており、前記ディスク
収容溝43より突出したディスク44を筒ケース27の
係合溝26に係脱させることにより、錠機構の解錠およ
び施錠が行われる。
の内部に前記鍵孔41と直交して複数のディスク収容溝
43が形成してあり、各ディスク収容溝43には、板面
に鍵挿通孔が設けられたディスク44と、各ディスク4
4をそれぞれ外方へ付勢するコイルバネ(図示せず)と
を装填して錠機構を形成する。一方、前記筒ケース27
の内面には係合溝26が形成されており、前記ディスク
収容溝43より突出したディスク44を筒ケース27の
係合溝26に係脱させることにより、錠機構の解錠およ
び施錠が行われる。
【0014】図7(1)は、錠機構の施錠時の状態を示
す。この状態では、ロータ40の各ディスク44はコイ
ルバネにより付勢されてディスク収容溝43より突出
し、筒ケース27の係合溝26に係合している。
す。この状態では、ロータ40の各ディスク44はコイ
ルバネにより付勢されてディスク収容溝43より突出
し、筒ケース27の係合溝26に係合している。
【0015】図7(2)は、ロータ40の鍵孔41へ鍵
42を挿入した状態を示す。この状態では、ロータ40
の各ディスク44はディスク収容溝43へ退避して筒ケ
ース27の係合溝26との係合が外れているため、ロー
タ40は筒ケース27の対して回動可能である。
42を挿入した状態を示す。この状態では、ロータ40
の各ディスク44はディスク収容溝43へ退避して筒ケ
ース27の係合溝26との係合が外れているため、ロー
タ40は筒ケース27の対して回動可能である。
【0016】図7(3)は、鍵42を所定の角度回動操
作したときの錠機構の解錠状態を示す。この状態では、
ロータ40のディスク収容溝43の開口位置は筒ケース
27の係合溝26の位置から外れているため、各ディス
ク44は筒ケース27の内面により突出が阻止され、鍵
42の抜取りが困難である。
作したときの錠機構の解錠状態を示す。この状態では、
ロータ40のディスク収容溝43の開口位置は筒ケース
27の係合溝26の位置から外れているため、各ディス
ク44は筒ケース27の内面により突出が阻止され、鍵
42の抜取りが困難である。
【0017】前記筒ケース27は、図6に示すように、
錠ケース20の前記開口部24の周縁に固定されるつば
状部28と、このつば状部28に一体形成されたスリー
ブ29とを有している。前記ロータ40の下端部は前記
スリーブ29の開口端より下方へ突出しており、この突
出部上に後述するかんぬき駆動機構50のリール60が
回動自由に支持され、また突出部の端面に駆動片70が
一体に取り付けられる。
錠ケース20の前記開口部24の周縁に固定されるつば
状部28と、このつば状部28に一体形成されたスリー
ブ29とを有している。前記ロータ40の下端部は前記
スリーブ29の開口端より下方へ突出しており、この突
出部上に後述するかんぬき駆動機構50のリール60が
回動自由に支持され、また突出部の端面に駆動片70が
一体に取り付けられる。
【0018】図5および図6に戻って、前記機構収容部
22の内部には、前記かんぬき30を駆動するかんぬき
駆動機構50が設けられる。前記かんぬき駆動機構50
は、リール60と、前記かんぬき30を施錠方向aへ引
っ張るためのワイヤー51と、前記かんぬき30を解錠
方向bへ付勢する復帰ばね52と、施錠時に前記リール
60が前記復帰ばね52のばね力により解錠方向へ回動
するのを規制する規制機構部80と、前記ロータ40の
解錠方向への回動に応動して前記規制機構部80による
リール60の回動の規制を解除する規制解錠機構部90
とを含む。
22の内部には、前記かんぬき30を駆動するかんぬき
駆動機構50が設けられる。前記かんぬき駆動機構50
は、リール60と、前記かんぬき30を施錠方向aへ引
っ張るためのワイヤー51と、前記かんぬき30を解錠
方向bへ付勢する復帰ばね52と、施錠時に前記リール
60が前記復帰ばね52のばね力により解錠方向へ回動
するのを規制する規制機構部80と、前記ロータ40の
解錠方向への回動に応動して前記規制機構部80による
リール60の回動の規制を解除する規制解錠機構部90
とを含む。
【0019】前記リール60は、前記駆動片70を介し
てロータ40に連繋されるもので、リール60の外周に
は、ワイヤー51が巻き取られる巻取溝61が形成さ
れ、またリール60の下面には、ワイヤー51の一端が
止着されるねじ62が取り付けてある。
てロータ40に連繋されるもので、リール60の外周に
は、ワイヤー51が巻き取られる巻取溝61が形成さ
れ、またリール60の下面には、ワイヤー51の一端が
止着されるねじ62が取り付けてある。
【0020】前記駆動片70は、ロータ40の下端面に
形成された切込溝45に嵌まる嵌合部71と、ロータ4
0の外周面に沿って半周する環状部72とを備え、前記
環状部72には、リール60の下面に突設されたピン6
3に係合する係合段部73が形成される。また環状部7
2には突片74が突設され、突片74の先端には前記規
制解除機構部90を構成する押圧部91が屈曲形成され
る。
形成された切込溝45に嵌まる嵌合部71と、ロータ4
0の外周面に沿って半周する環状部72とを備え、前記
環状部72には、リール60の下面に突設されたピン6
3に係合する係合段部73が形成される。また環状部7
2には突片74が突設され、突片74の先端には前記規
制解除機構部90を構成する押圧部91が屈曲形成され
る。
【0021】前記ワイヤー51は、一端がリール60の
ねじ62に止着固定され、他端は、かんぬき30の基端
部に設けられた固定軸32に巻付け固定される。なお、
この実施例では、ワイヤー51として金属線材が用いて
あるが、これに限らず、引張強度の大きな合成樹脂製の
線材や帯材などを用いることもできる。
ねじ62に止着固定され、他端は、かんぬき30の基端
部に設けられた固定軸32に巻付け固定される。なお、
この実施例では、ワイヤー51として金属線材が用いて
あるが、これに限らず、引張強度の大きな合成樹脂製の
線材や帯材などを用いることもできる。
【0022】前記復帰ばね52は、コイルスプリングよ
り成るもので、前記環状ガイド部21の内部に組み込ま
れる。この復帰ばね52の一端は、かんぬき30の基端
部に設けられた前記固定軸32に止着され、他端は環状
ガイド部21に設けられた前記ストッパ25に止着され
る。
り成るもので、前記環状ガイド部21の内部に組み込ま
れる。この復帰ばね52の一端は、かんぬき30の基端
部に設けられた前記固定軸32に止着され、他端は環状
ガイド部21に設けられた前記ストッパ25に止着され
る。
【0023】前記規制機構部80は、施錠時にリール6
0が解錠方向へ回動するのを規制するためのもので、先
細の爪板82の基端部を錠ケース20の内部に突設され
たピン81により支持すると共に、この爪板82にばね
83を連繋して先端部をリール60の側へ付勢して成
る。前記爪板82の上面には係合片84が一体形成さ
れ、一方、前記リール60の外周縁の前記巻取溝61の
終端位置には、前記係合片84と係脱可能な切欠部85
が形成されている。
0が解錠方向へ回動するのを規制するためのもので、先
細の爪板82の基端部を錠ケース20の内部に突設され
たピン81により支持すると共に、この爪板82にばね
83を連繋して先端部をリール60の側へ付勢して成
る。前記爪板82の上面には係合片84が一体形成さ
れ、一方、前記リール60の外周縁の前記巻取溝61の
終端位置には、前記係合片84と係脱可能な切欠部85
が形成されている。
【0024】図8(1)は、解錠時におけるリール60
と規制機構部80との関係を示す。このとき、爪板82
はばね83により押されて係合片84がリール60の外
周面に接するのみで、従ってリール60の回動は爪板8
2によって規制されない。図8(2)は、施錠時におけ
るリール60と規制機構部80との関係を示す。このと
き、リール60の切欠部85と爪板82の係合片84と
が係合しており、復帰ばね52のばね力によるリール6
0の解錠方向への回動が規制される。
と規制機構部80との関係を示す。このとき、爪板82
はばね83により押されて係合片84がリール60の外
周面に接するのみで、従ってリール60の回動は爪板8
2によって規制されない。図8(2)は、施錠時におけ
るリール60と規制機構部80との関係を示す。このと
き、リール60の切欠部85と爪板82の係合片84と
が係合しており、復帰ばね52のばね力によるリール6
0の解錠方向への回動が規制される。
【0025】前記規制解除機構90は、前記規制機構部
80による前記リール60の回動の規制を解除するため
のもので、施錠時にロータ40を解錠方向へ回動させた
とき、前記駆動片70がロータ40と一体回転して押圧
部91が規制機構部80の爪板82を押圧するようにな
っている。この押圧力により爪板82はばね83のばね
力と相対する方向へ回動し、爪板82の係合片84とリ
ール60の切欠部85との係合が外れる。なお、図4お
よび図5において、100はリール60の上面に突設さ
れた当り片、101は筒ケース27のつば状部28に設
けられたストッパであり、リール60が解錠位置まで復
帰動作したとき、前記当り片100はストッパ101に
当たる。
80による前記リール60の回動の規制を解除するため
のもので、施錠時にロータ40を解錠方向へ回動させた
とき、前記駆動片70がロータ40と一体回転して押圧
部91が規制機構部80の爪板82を押圧するようにな
っている。この押圧力により爪板82はばね83のばね
力と相対する方向へ回動し、爪板82の係合片84とリ
ール60の切欠部85との係合が外れる。なお、図4お
よび図5において、100はリール60の上面に突設さ
れた当り片、101は筒ケース27のつば状部28に設
けられたストッパであり、リール60が解錠位置まで復
帰動作したとき、前記当り片100はストッパ101に
当たる。
【0026】つぎに上記構成の馬蹄錠の動作を説明す
る。解錠状態では、ロータ40の鍵孔41には鍵42が
挿入されており、かんぬき30の掛止め部31は環状ガ
イド部21の内部に退避して、開放部23は開放されて
いる。
る。解錠状態では、ロータ40の鍵孔41には鍵42が
挿入されており、かんぬき30の掛止め部31は環状ガ
イド部21の内部に退避して、開放部23は開放されて
いる。
【0027】施錠に際して、鍵42を施錠方向へ回動操
作すると、ロータ40が回動し、駆動片70が一体回動
する。このとき駆動片70の係合段部73はリール60
のピン63を引っ掛けてリール60を施錠方向へ回動さ
せる。このリール60の回動によりワイヤー51がリー
ル60の巻取溝61に巻き取られてゆくため、かんぬき
30はワイヤー51に引っ張られて環状ガイド部21を
施錠方向aへ移動し、掛止め部31が開放端23Aより
開放部23へ突出し、さらに開放端23Bより環状ガイ
ド部21へ入り込んで、開放部23を閉じる。
作すると、ロータ40が回動し、駆動片70が一体回動
する。このとき駆動片70の係合段部73はリール60
のピン63を引っ掛けてリール60を施錠方向へ回動さ
せる。このリール60の回動によりワイヤー51がリー
ル60の巻取溝61に巻き取られてゆくため、かんぬき
30はワイヤー51に引っ張られて環状ガイド部21を
施錠方向aへ移動し、掛止め部31が開放端23Aより
開放部23へ突出し、さらに開放端23Bより環状ガイ
ド部21へ入り込んで、開放部23を閉じる。
【0028】かんぬき30には復帰ばね52のばね力が
常時作用しており、かんぬき30が施錠位置に達するま
での間は、爪板82の係合片84はリール60の外周縁
に接して切欠部85とは係合しないので、リール60の
解錠方向への回動は許容される。従って、鍵42の回動
力を中途で解除すると、前記ばね力によりかんぬき30
は復帰動作する。かんぬき30が施錠位置に達すると、
爪板82の係合片84とリール60の切欠部85とが係
合するので、リール60の解錠方向への回動が規制さ
れ、復帰ばね52のばね力によりかんぬき30が復帰動
作することはない。
常時作用しており、かんぬき30が施錠位置に達するま
での間は、爪板82の係合片84はリール60の外周縁
に接して切欠部85とは係合しないので、リール60の
解錠方向への回動は許容される。従って、鍵42の回動
力を中途で解除すると、前記ばね力によりかんぬき30
は復帰動作する。かんぬき30が施錠位置に達すると、
爪板82の係合片84とリール60の切欠部85とが係
合するので、リール60の解錠方向への回動が規制さ
れ、復帰ばね52のばね力によりかんぬき30が復帰動
作することはない。
【0029】かんぬき30が施錠位置に達するまで鍵操
作を行ったとき、ロータ40の各ディスク44が筒ケー
ス27の係合溝26と同じ角度位置に至って対向するた
め、鍵42を鍵孔41より抜き取ることができる。
作を行ったとき、ロータ40の各ディスク44が筒ケー
ス27の係合溝26と同じ角度位置に至って対向するた
め、鍵42を鍵孔41より抜き取ることができる。
【0030】つぎに解錠に際して、鍵42を鍵孔41へ
挿入して解錠方向へ回動操作すると、ロータ40と一体
に駆動片70が回動する。この回動途中で駆動片70の
押圧部91は爪板82の先端部に突き当たってこれを押
圧する。この押圧力により爪板82はばね83のばね力
に相対する方向へ押されて回動するため、爪板82の係
合片84とリール60の切欠部85との係合が外れる。
これによりリール60は解錠方向への回動の規制が解除
されるので、復帰ばね52のばね力によりかんぬき30
が環状ガイド部21を解錠方向bへ移動して復帰動作
し、開放部23は開放される。このときワイヤー51
は、リール60の巻取溝61より引き出される。なお、
前記駆動片70として、図9に示すような、係合段部7
3と押圧部91とがなす角度αの小さいものを用いれ
ば、解錠に際して、鍵42の回動操作角度を小さく設定
できる。
挿入して解錠方向へ回動操作すると、ロータ40と一体
に駆動片70が回動する。この回動途中で駆動片70の
押圧部91は爪板82の先端部に突き当たってこれを押
圧する。この押圧力により爪板82はばね83のばね力
に相対する方向へ押されて回動するため、爪板82の係
合片84とリール60の切欠部85との係合が外れる。
これによりリール60は解錠方向への回動の規制が解除
されるので、復帰ばね52のばね力によりかんぬき30
が環状ガイド部21を解錠方向bへ移動して復帰動作
し、開放部23は開放される。このときワイヤー51
は、リール60の巻取溝61より引き出される。なお、
前記駆動片70として、図9に示すような、係合段部7
3と押圧部91とがなす角度αの小さいものを用いれ
ば、解錠に際して、鍵42の回動操作角度を小さく設定
できる。
【0031】
【発明の効果】この発明は上記の如く、ワイヤーのリー
ルへの巻取りと復帰ばねによる復帰動作とによりかんぬ
きを往復動作させるから、従来例のように、かんぬきに
ギヤとの噛合部を形成する必要がなく、製品コストを大
幅に低減できる。また従来例のように、ギヤとの噛み合
わせを必要としないから、製作に際し、高い組立精度が
要求されず、馬蹄錠の製作や調整に手数を要しない。
ルへの巻取りと復帰ばねによる復帰動作とによりかんぬ
きを往復動作させるから、従来例のように、かんぬきに
ギヤとの噛合部を形成する必要がなく、製品コストを大
幅に低減できる。また従来例のように、ギヤとの噛み合
わせを必要としないから、製作に際し、高い組立精度が
要求されず、馬蹄錠の製作や調整に手数を要しない。
【図1】この発明にかかる馬蹄錠を自転車に取り付けた
状態を示す正面図である。
状態を示す正面図である。
【図2】この発明にかかる馬蹄錠の外観を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】錠本体の正面図である。
【図4】錠本体の内部構造を示す平面図である。
【図5】錠本体の内部構造を示す平面図である。
【図6】ロータとリールと駆動片とを示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図7】ロータの構造および動作を示す説明図である。
【図8】駆動片と爪板の動作を示す説明図である。
【図9】駆動片の他の実施例を示す平面図である。
【図10】従来の馬蹄錠の内部構造を示す平面図であ
る。
る。
10 錠本体 21 環状ガイド部 22 機構収容部 23 開放部 30 かんぬき 31 掛止め部 40 ロータ 50 かんぬき駆動機構 51 ワイヤー 52 復帰ばね 60 リール 80 規制機構部 90 規制解除機構部
Claims (1)
- 【請求項1】 円弧状のかんぬきが往復動自由に支持さ
れる環状ガイド部と、この環状ガイド部に隣接して設け
られる機構収容部とを有し、前記環状ガイド部には、か
んぬきの先端部により開閉される開放部が設けられ、前
記機構収容部には、錠機構を内蔵する正逆回動自由なロ
ータおよび前記かんぬきを駆動するかんぬき駆動機構が
設けられて成る馬蹄錠において、 前記かんぬき駆動機構は、前記ロータに連繋されるリー
ルと、前記かんぬきを施錠方向へ引っ張るためのワイヤ
ーと、前記かんぬきを解錠方向へ付勢する復帰ばねと、
施錠時に前記リールが前記復帰ばねのばね力により回動
するのを規制する規制機構部と、前記ロータの解錠方向
への回動に応動して前記規制機構部によるリールの規制
を解除する規制解除機構部とを含んでおり、 前記ワイヤーは、リールへの巻取りにより前記かんぬき
が施錠方向へ引っ張られるよう、かんぬきとリールとの
間に張設されて成る馬蹄錠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23362796A JPH1061292A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | 馬蹄錠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23362796A JPH1061292A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | 馬蹄錠 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1061292A true JPH1061292A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16958016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23362796A Pending JPH1061292A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | 馬蹄錠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1061292A (ja) |
-
1996
- 1996-08-14 JP JP23362796A patent/JPH1061292A/ja active Pending
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