JPH1062798A - 回折型液晶表示パネル - Google Patents
回折型液晶表示パネルInfo
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- JPH1062798A JPH1062798A JP8218927A JP21892796A JPH1062798A JP H1062798 A JPH1062798 A JP H1062798A JP 8218927 A JP8218927 A JP 8218927A JP 21892796 A JP21892796 A JP 21892796A JP H1062798 A JPH1062798 A JP H1062798A
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Abstract
が可能な液晶表示パネルを提供する。 【解決手段】 少なくとも一方が透明の一対の基板が対
向配置される。一対の基板のうち少なくとも一方の基板
の対向面上に、可視光に対して回折現象を起こさせるオ
ーダのピッチで平行配置された複数の直線状電極のう
ち、一つおきの電極を相互に接続して構成される信号電
極が形成されている。複数の直線状電極のうち、信号電
極以外の電極を相互に接続して構成される基準電極が形
成されている。一対の基板のうち、少なくとも一方の対
向面上に配向膜が形成されている。一対の基板間に液晶
層が挟持されている。
Description
し、特に光の回折を利用して光の透過、遮断を制御する
液晶表示パネルに関する。
用した液晶表示パネルの構成及び原理を説明する。
分断面図を示す。2枚の透明基板50と53が相互に対
向配置されている。透明基板50の対向面上に、図の紙
面に対して垂直方向に延在する複数の細長い透明電極5
1が縞模様状に形成されている。例えば、透明電極51
の幅は約5μm、間隙部の幅は約15μmである。透明
基板50の対向面上に透明電極51を覆うように配向膜
52が形成されている。
1と同様の透明電極54が形成されている。透明電極5
4は、透明基板50側の透明電極51の間隙部のほぼ中
央に位置するような構成とされている。透明基板50及
び53のうち一方の基板にのみ透明電極が形成された幅
5μmの帯状の領域Bと、いずれの基板にも透明電極の
形成されていない幅5μmの帯状の領域Aとが、図の横
方向に交互に並ぶ。この2種類の帯状の領域の配列ピッ
チは約10μmであり、可視光を回折させるのに十分小
さなピッチである。透明基板53の対向面上に透明電極
54を覆うように配向膜55が形成されている。
性を有する液晶分子を含む液晶層56が挟持されてい
る。配向膜52と55には、透明電極51の長手方向に
対して平行な向きの配向処理が施されている。液晶層5
6内に記載した小円57は、液晶分子の配列状態を模式
的に表す。液晶分子はホモジニアス配列し、その長軸方
向が透明電極51の長手方向と平行になる。
に電圧を印加した場合の液晶分子の配列状態を示す。透
明電極51と54のいずれも形成されていない領域Aに
おいて、基板面に対して斜め方向の電界が発生する。液
晶分子は、その長軸を電界に平行にするようにチルト
し、長方形57aで模式的に示すように、その長軸を基
板面に対して斜めにする。
形成されている領域Bにおいては十分な強さの電界が発
生しないため、液晶分子は、小円57bで模式的に示す
ように、透明電極51に平行な配列状態を維持する。
を有する直線偏光は、液晶層56の領域Bを通過する際
に、液晶分子の異常光線に対する屈折率を感じ、領域A
を通過する際に、常光線に対する屈折率を感じる。
を有する直線偏光は、液晶層56の領域Bを通過する際
に、液晶分子の常光線に対する屈折率を感じ、領域Aを
通過する際に、異常光線に対する屈折率と常光線に対す
る屈折率の中間の屈折率を感じる。従って、透明電極5
1の長手方向に平行及び垂直な偏光成分を有するいずれ
の直線偏光に対しても、回折現象を生じさせる。
た投写型表示装置の概略図を示す。光源80から、平行
光化された光が出射し、回折型液晶表示パネル81に入
射する。液晶表示パネル81を透過した光は、集光レン
ズ82で集光され、遮光板84に入射する。遮光板84
には、液晶表示パネル81を透過した0次回折光が集光
される位置P0 に貫通孔85が設けられている。1次回
折光以上の高次回折光は遮光板84により遮光される。
例えば1次及び2次回折光は、それぞれ遮光板上の位置
P1 及びP2 に照射される。
3によりスクリーン86上に投写される。図8(A)に
示す透明電極51と54との間の電圧を変化させて回折
の強さを制御し、スクリーン86に投写される光量を調
節することができる。
型液晶表示装置において高コントラストを得るために
は、入射光を効率よく回折する必要がある。
図8(B)の状態において透明電極51の長手方向に平
行な偏光成分を有する直線偏光に対しては、液晶材料の
有する屈折率異方性Δnを十分利用することができる。
一方、透明電極51の長手方向に垂直な偏光成分のみを
有する直線偏光に対しては、液晶材料の有する屈折率異
方性Δnを十分利用することができない。このため、回
折強度が弱くなり、高コントラストを得ることが困難に
なる。
を十分利用することが可能な液晶表示パネルを提供する
ことである。
と、対向配置され、少なくとも一方が透明の一対の基板
と、前記一対の基板のうち少なくとも一方の基板の対向
面上に形成され、可視光に対して回折現象を起こさせる
オーダのピッチで平行配置された複数の直線状電極のう
ち、一つおきの電極が相互に接続されている信号電極
と、該信号電極以外の電極が相互に接続されている基準
電極とから構成されるストライプ状電極と、前記一対の
基板のうち、少なくとも一方の対向面上に形成された配
向膜と、前記一対の基板間に挟持された液晶層とを有す
る液晶表示パネルが提供される。
ると、直線状電極の間隙部に対応する液晶層内に、基板
面に平行な成分を有する電界が発生する。この電界の影
響を受けて、多くの液晶分子が基板面に平行な平面に沿
って回転する。直線状電極に対応する液晶層内には、強
い電界が発生しない。この部分の液晶分子は、ほぼ当初
の配列状態を維持する。
部に対応する領域において、液晶分子の配列状態が相互
に異なるため、屈折率が基板面内に関して周期的に変化
する。このため、液晶層が回折格子として作用する。
性を有する場合に、前記直線状電極の長手方向と前記配
向膜に付与された配向方向とのなす角度が、0°よりも
大きく45°以下となるようにすることが好ましい。
角度を0°よりも大きくすることにより、電圧印加時の
液晶分子の回転の向きを確定させることができる。ま
た、この角度を45°以下とすることにより、液晶層の
直線状電極に対応する領域と間隙部に対応する領域との
屈折率の差を十分大きくすることができる。
性を有する場合に、前記直線状電極の長手方向と前記配
向膜に付与された配向方向とのなす角度が45°以上に
なり、かつ90°よりも小さくなるようにすることが好
ましい。
角度を90°よりも小さくすることにより、電圧印加時
の液晶分子の回転の向きを確定させることができる。ま
た、この角度を45°以上とすることにより、液晶層の
直線状電極に対応する領域と間隙部に対応する領域との
屈折率の差を十分大きくすることができる。
よる液晶表示パネルの一方の基板の平面図を示す。図1
(A)の縦方向に延在する複数のデータ線20と横方向
に延在する複数の制御線21が格子模様を構成してい
る。データ線20と制御線21とは、その交差箇所にお
いて層間絶縁膜により相互に絶縁されている。相互に隣
接する2本のデータ線20と2本の制御線21とに囲ま
れた領域が、1つの画素となる。各画素ごとに薄膜トラ
ンジスタ(TFT)22が配置されている。
の複数の透明電極が、可視光に対して回折現象を起こさ
せるオーダのピッチで配列されている。この複数の透明
電極を一つおきに接続して信号電極23が構成される。
以下、直線状の透明電極の長手方向を「回折格子のスリ
ット方向」と呼ぶ。
る制御線21に連続している。ソース領域22Sは、コ
ンタクトホール24Sを介し、TFT22を覆う層間絶
縁膜上に形成された信号電極23に接続されている。ド
レイン領域22Dは、層間絶縁膜に形成されたコンタク
トホール24Dを介して、対応するデータ線20に接続
されている。
1本の基準電極線25が形成されている。基準電極線2
5は、画素内に形成された直線状の透明電極のうち信号
電極23を構成しない電極に接続されている。基準電極
線25に接続された複数の透明電極を有する基準電極2
6が構成される。
(A)の基板と同様の構成を有する。2枚の基板の信号
電極同士、及び基準電極同士がそれぞれ対向するように
対向配置される。
−B1における液晶表示パネルの断面図を示す。透明基
板1と10が相互に対向配置されている。透明基板1の
対向面上にインジウムすずオキサイド(ITO)からな
る櫛歯型の信号電極23及び基準電極26が形成されて
いる。信号電極23及び基準電極26を覆うように配向
膜27が形成されている。
電極33及び基準電極36が形成されている。信号電極
33が信号電極23に対向し、基準電極36が基準電極
26に対向するように位置合わせされている。信号電極
33及び基準電極36を覆うように配向膜37が形成さ
れている。配向膜27と37との間に、正の屈折率異方
性を有する液晶分子を含む液晶層40が挟持されてい
る。配向膜27及び37の有する配向方向は、回折格子
のスリット方向に対してほぼ平行である。液晶分子の配
列状態は、小円41で模式的に示すように、その長軸を
回折格子のスリット方向に対して平行にするホモジニア
ス配列である。
屈折率は場所に依らず一様であるため、回折格子として
作用しない。このため、基板1側から入射した入射光
は、そのまま直進し、基板10側から出射する。
の基準電極26及び36の電位を基準として、信号電極
23及び33に一定の電圧を印加した場合の液晶分子の
配列状態を示す。
(以下、「間隙領域」と呼ぶ。)に、回折格子のスリッ
ト方向に対して直交する向きの電界が発生する。この電
界の影響を受けて、間隙領域に存在する液晶分子が回転
し、長方形41aで模式的に示すように、その長軸を回
折格子のスリット方向に対して直交させる。基準電極2
6もしくは信号電極23に対応する領域(以下、「電極
領域」と呼ぶ。)には、大きな横方向電界が発生しな
い。このため、液晶分子は小円41bで模式的に示すよ
うに当初の配列状態を維持する。
光成分のみを有する直線偏光が、基板1側から入射する
場合を考える。液晶層40の電極領域を伝搬する光は、
液晶分子の異常光線に対する屈折率にほぼ等しい屈折率
を感じ、液晶層40の間隙領域を伝搬する光は、液晶分
子の常光線に対する屈折率にほぼ等しい屈折率を感じ
る。
直な偏光成分のみを有する直線偏光について考える。液
晶層40の電極領域を伝搬する光は、液晶分子の常光線
に対する屈折率にほぼ等しい屈折率を感じ、液晶層40
の間隙領域を伝搬する光は、液晶分子の異常光線に対す
る屈折率にほぼ等しい屈折率を感じる。
層40の電極領域を伝搬する光と間隙領域を伝搬する光
が感ずる屈折率の差は、液晶分子の常光線に対する屈折
率と異常光線に対する屈折率との差にほぼ等しい。従っ
て、液晶分子の屈折率異方性Δnを十分利用することが
できる。
する配向方向と回折格子のスリット方向とをほぼ平行と
した。この場合、信号電極23、33と基準電極26、
36との間に電圧を印加したとき、液晶層40の間隙領
域内にある液晶分子が、基板面に平行な平面に沿って約
90°回転するが、その回転の向きは確定しない。この
ため、液晶分子の回転の向きが相互に異なる2つの領域
が形成される場合がある。この2つの領域の境界近傍に
おいては、液晶分子の配列状態が不安定になり、表示特
性の悪化の要因になる。
折格子のスリット方向とを、平行状態からややずらせる
ことにより、電圧印加時の液晶分子の回転の向きを確定
させることができる。配向方向とスリット方向とのなす
角度の好適な範囲は2°以上であり、より好適な範囲は
5°以上である。
に示す電圧印加時において、液晶層40の間隙領域と電
極領域との屈折率の差が小さくなってしまう。電圧印加
時における屈折率差を十分大きくするためには、配向方
向とスリット方向とのなす角度を45°以下とすること
が好ましい。
表示特性を評価するために、基板面内を画素に分割せず
各基板にそれぞれ1つの信号電極と1つの基準電極のみ
を形成した液晶表示パネルを作製した。
6は、全面に厚さ0.8μmのITO膜を成膜した後、
パターニングして形成した。電極部分の幅は7μm、間
隙部分の幅は4μm、すなわちピッチは11μmであ
る。ITO膜の成膜は、スパッタガスとしてArとO2
の混合ガス、ターゲットとしてITOを用い、圧力を4
×10-3Torr、放電電力を1.2kW、成膜温度を
室温としたスパッタリングにより行った。ITO膜のパ
ターニングは、ITO膜の表面を信号電極及び基準電極
の形状に対応したレジストパターンで覆い、塩酸、硝酸
及び水を2:1:1の割合で混合した温度45℃のエッ
チャントを用いて、60秒間エッチングすることにより
行った。ITO膜のパターニング後、基板表面をアセト
ンと水で洗浄し、1時間の熱処理を行った。
JALS−214R8を基板上に塗布した後、回折格子
のスリット方向に対して5°の角度を成す方向にラビン
グ処理を行うことにより形成した。
ク社製のネマチック液晶材料ZLI−2293を用い
た。なお、液晶層40内には、積水ファインケミカル製
のスペーサSP20525(直径5.25μm)を分散
した。この液晶表示パネルのセルギャップ(液晶層40
の厚さ)は、約5.2μmであった。
示装置に適用してコントラストを測定した。光源80
は、直線偏光を放射するHe−Neレーザ、取込角は2
°である。ここで、取込角2°とは、液晶表示パネル8
1の法線方向との角度を1度以内とする方向に出射した
透過光が、遮光板84の貫通孔85を透過し、1度以上
とする方向に出射した透過光が遮光されることを意味す
る。
ろ、偏光方向を回折格子のスリット方向に対して平行に
した場合及び垂直にした場合、共にコントラスト190
を得ることができた。なお、1次回折光の回折角は3.
1°であった。
いて説明する。第1の実施例では、屈折率異方性が正の
液晶材料を用いたが、第2の実施例では屈折率異方性が
負の液晶材料を用いる。液晶表示パネルの基本的構成
は、図1に示す第1の実施例による液晶表示パネルの構
成と同様である。配向膜27及び37の配向方向は、回
折格子のスリット方向に対してほぼ直交する。
配列状態を示す。長方形41Aで模式的に示すように、
液晶分子の長軸が、回折格子のスリット方向に対してほ
ぼ直交する。このとき、液晶層40は、回折格子として
作用しない。
列状態を示す。液晶層40の間隙領域内の液晶分子は、
基板面内方向の電界の影響を受けて基板面に平行な平面
に沿って回転する。小円41Aaで模式的に示すよう
に、液晶分子の長軸が回折格子のスリット方向にほぼ平
行になる。液晶層40の電極領域内の液晶分子は、長方
形41Abで模式的に示すように、当初の配列状態を維
持する。
と同様に、液晶層40が回折格子として作用する。ま
た、液晶分子の屈折率異方性Δnを十分利用することが
できる。電圧印加時における液晶分子の回転の向きを確
定させるために、配向膜27及び37の有する配向方向
と回折格子のスリット方向とのなす角度を、90°から
ややずらせることが好ましい。このずらし角の好適な範
囲は88°以下であり、より好適な範囲は85°以下で
ある。また、液晶分子の屈折率異方性Δnを十分利用す
るためには、この角度を45°以上とすることが好まし
い。
表示特性を評価するために、基板面内を画素に分割せず
各基板にそれぞれ1つの信号電極と1つの基準電極のみ
を形成した液晶表示パネルを作製した。
のスリット方向とのなす角度を85°とした。液晶材料
として、屈折率異方性が負のメルク社製のネマチック液
晶材料ZLI−4318を用いた。なお、液晶層40内
には、積水ファインケミカル製のスペーサSP2055
0(直径5.50μm)を分散した。この液晶表示パネ
ルのセルギャップ(液晶層40の厚さ)は、約5.4μ
mであった。
1の実施例の場合と同様の方法で測定した。液晶表示パ
ネルを6.8Vで駆動したところ、偏光方向を回折格子
のスリット方向に対して平行にした場合及び垂直にした
場合、共にコントラスト230を得ることができた。な
お、1次回折光の回折角は3.3°であった。
いて説明する。第3の実施例による液晶表示パネルにお
いては、図1(B)に示す液晶表示パネルの信号電極2
3と基準電極26の液晶層40側の面のうち、隣の電極
に最も近い領域の近傍を除く領域に誘電体膜28が形成
されている。信号電極33及び基準電極36の表面上に
も、同様の誘電体膜38が形成されている。誘電体膜2
8及び38の誘電率は、液晶分子の最大の誘電率よりも
小さい。その他の構成は、第1の実施例による液晶表示
パネルと同様である。
は、電圧印加時に、信号電極23と基準電極26との間
の間隙領域に、基板面に平行な成分を有する電界が発生
する。さらに、電極領域においても、基板面に対して斜
め方向の電界が発生する。電極領域内の一部の液晶分子
は、この斜め電界の影響を受けて、基板面内で回転し、
かつ基板面に対して斜め方向に立ち上がる。これは、液
晶層40による回折強度を弱める要因になる。
率よりも小さい誘電率を有する誘電体膜28及び38を
形成することにより、液晶層40の電極領域内の電界を
弱めることができる。このため、液晶層40の電極領域
内の液晶分子の回転及び立ち上がりによる影響を低減す
ることができる。
表示特性を評価するために、基板面内を画素に分割せず
各基板にそれぞれ1つの信号電極と1つの基準電極のみ
を形成した液晶表示パネルを作製した。
3.2、厚さが1.4μmの日本合成ゴム製のオプトマ
ーPC−302を用いた。このオプトマーは、信号電極
23、33及び基準電極26、36をパターニングする
ためのエッチングマスクとしても用いられる。
の製造と同様の条件でITO膜をエッチングし、信号電
極23、33及び基準電極26、36をパターニングし
た。この条件で、信号電極23と基準電極26の側面、
及び信号電極33と基準電極36の側面が、それぞれ誘
電体膜28及び38の端部からやや突出した形状の電極
が得られた。誘電体膜28、38の幅を6.5μmとし
たところ、信号電極23、33及び基準電極26、36
の幅が約7μmになった。その他の構成部分は、第1の
実施例の評価実験用液晶表示パネルと同様である。
1の実施例の場合と同様の方法で測定した。液晶表示パ
ネルを5.1Vで駆動したところ、偏光方向を回折格子
のスリット方向に対して平行にした場合及び垂直にした
場合、共にコントラスト240を得ることができた。な
お、1次回折光の回折角は3.5°であった。このよう
に、信号電極と基準電極の一部表面上に誘電体膜を形成
することにより、コントラストを高めることができる。
て説明する。第1〜第3の実施例による液晶表示パネル
では、2枚の基板の双方にTFTを形成する必要があ
る。第4の実施例による液晶表示パネルにおいては、配
向膜27のうち信号電極23に対応する一部分が除去さ
れ、開口が形成されている。配向膜37にも、配向膜2
7の開口に対応する位置に開口が形成されている。液晶
層40には、導電性のスペーサ42A、42Bが分散さ
れている。
位置するスペーサ42Aは、信号電極23と33とを電
気的に接続する。信号電極23に印加される電圧が信号
電極33にも印加されるため、基板10側にはTFTを
形成する必要がない。一方の基板にのみTFTを形成す
ればよいため、製造コストの低減を図ることが可能にな
る。
の双方に信号電極と基準電極を形成する場合を説明した
が、いずれか一方の基板にのみ形成してもよい。また、
配向膜を一方の基板にのみ形成してもよい。また、両基
板を透明にして透過型の液晶表示パネルを作製する場合
を説明したが、一方の基板の対向面に光反射膜を設けて
反射型の液晶表示パネルとしてもよい。
例による液晶表示パネルを用いた投写型カラー表示装置
の概略図を示す。光源60が、可干渉な白色のコリメー
ト光を放射する。光源60から放射された白色光は、ミ
ラー61により全反射してダイクロイックミラー62に
入射する。ダイクロイックミラー62は、赤色光を反射
し緑及び青色光を透過させる。ダイクロイックミラー6
2を透過した光のうち青色光はダイクロイックミラー6
3で反射し、緑色光はダイクロイックミラー63を透過
する。このようにして、光源60から放射された白色光
が赤、緑、及び青色光に分離される。
光は、ミラー65で全反射して赤色用液晶表示パネル6
8に入射する。ダイクロイックミラー63で反射した青
色光は青色用液晶表示パネル69に入射し、ダイクロイ
ックミラー63を透過した緑色光は緑色用液晶表示パネ
ル70に入射する。
上記第1〜第4のいずれかの実施例による液晶表示パネ
ルである。赤、緑、青色用液晶表示パネル68、69及
び70は、それぞれ赤色光の中心波長629nm、緑色
光の中心波長555nm、及び青色光の中心波長481
nmの光に対して好適な厚さとされている。
及び70を透過した光は、それぞれ相互に等価なレンズ
73、74及び75によって集光され、ダイクロイック
ミラー66、67及びミラー64により、共通の光軸を
有する光束に合成される。レンズ73、74及び75の
焦点に対応する位置に遮光板71が配置されている。遮
光板71は、光軸との交差箇所にピンホールを有し、液
晶表示パネル68、69及び70を透過した0次回折光
を透過し、1次以上の高次回折光を遮光する。遮光板7
1のピンホールを透過した光は、投写レンズ72により
スクリーン上に投写される。
示パネルを、投写型カラー表示装置に適用することによ
り、コントラストの高いカラー表示を行うことが可能に
なる。
表示パネルを作製する場合を説明したが、上記実施例と
類似の構成により、直視型の液晶表示パネルを形成する
こともできる。
す。基本的構成は、図1(B)及び図2に示す第1の実
施例による液晶表示パネルと同様であり、信号電極2
3、33及び基準電極26、36の幅及び間隙部の幅が
異なる。図7に示す液晶表示パネルにおいては、信号電
極23、33及び基準電極26、36の幅が約5μmで
あり、間隙部の幅が約10μmである。すなわち、配列
ピッチは約15μmになる。この程度のピッチでは、可
視光の回折はほとんど生じない。
偏光板2及び12が配置されている。偏光板2の偏光軸
はスリット方向に対して直交し、偏光板12の偏光軸は
スリット方向に対して平行である。
スリット方向に対して平行に配列しているため、偏光板
2により直線偏光した光はそのまま直進し、偏光板12
を透過できない。このため、黒表示となる。
内の液晶分子が、円筒41aで模式的に示すように基板
面内で回転する。回転角は印加電圧により制御可能であ
る。偏光板2を透過した直線偏光の偏光軸と液晶分子の
長軸とのなす角度が0°もしくは90°以外のとき、液
晶層40の間隙領域を伝搬する光の偏光軸がこの角度に
応じて旋回する。このため、一部の光が偏光板12を透
過する。印加電圧を制御して旋回角を変化させ、間隙領
域における光の透過量を制御することができる。
圧印加状態においても旋回しない。このため、電極領域
は常に黒表示状態になる。
入射する光の透過量を制御することにより、直視型の液
晶表示パネルとして使用することができる。
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
縞状の領域内の液晶分子を基板面に平行な平面に沿って
回転させることにより、液晶層を回折格子として作用さ
せることができる。また、液晶分子の屈折率異方性Δn
を十分利用することができる。このため、大きな回折強
度を得ることができ、コントラストの高い投写型液晶表
示装置を作製することが可能になる。
1枚の基板の平面図、及び液晶表示パネルの断面図であ
る。
電圧印加時の断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
投写型カラー表示装置の概略図である。
断面図である。
ある。
の概略図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 対向配置され、少なくとも一方が透明の
一対の基板と、 前記一対の基板のうち少なくとも一方の基板の対向面上
に形成され、可視光に対して回折現象を起こさせるオー
ダのピッチで平行配置された複数の直線状電極のうち、
一つおきの電極が相互に接続されている信号電極と、該
信号電極以外の電極が相互に接続されている基準電極と
から構成されるストライプ状電極と、 前記一対の基板のうち、少なくとも一方の対向面上に形
成された配向膜と、 前記一対の基板間に挟持された液晶層とを有する液晶表
示パネル。 - 【請求項2】 前記液晶層中の液晶分子が正の誘電率異
方性を有し、 前記直線状電極の長手方向と前記配向膜に付与された配
向方向とのなす角度が、0°よりも大きく45°以下で
ある請求項1に記載の液晶表示パネル。 - 【請求項3】 前記液晶層中の液晶分子が負の誘電率異
方性を有し、 前記直線状電極の長手方向と前記配向膜に付与された配
向方向とのなす角度が、45°以上であり、かつ90°
よりも小さい請求項1に記載の液晶表示パネル。 - 【請求項4】 前記直線状電極の表面のうち、隣の直線
状電極に最も近い領域の近傍を除いた領域を覆い、前記
液晶層内の液晶分子の最大の誘電率よりも小さな誘電率
を有する誘電体膜を有する請求項1〜3のいずれかに記
載の液晶表示パネル。 - 【請求項5】 前記信号電極及び基準電極が、前記一対
の基板面に行列状に配置された複数の画素ごとに形成さ
れ、 さらに、 前記一方の基板の対向面上に形成され、行方向に配列し
た各画素列の画素の前記基準電極を相互に接続する基準
配線と、 前記一方の基板の対向面上に形成され、列方向に配列し
た各画素列に対応して配置されたデータ線と、 前記一方の基板の対向面上に形成され、行方向に配列し
た各画素列に対応して形成された複数の制御線と、 前記一方の基板の対向面上に、前記画素に対応して形成
され、対応する画素の前記信号電極と当該画素に対応す
る前記データ線とを接続し、対応する前記制御線に印加
される信号により開閉制御されるスイッチング素子とを
有する請求項1〜4のいずれかに記載の液晶表示パネ
ル。 - 【請求項6】 さらに、前記一対の基板のうち前記信号
電極及び基準電極の形成されていない他方の基板の対向
面上に形成され、前記信号電極及び基準電極に対応する
位置にそれぞれ形成された他の信号電極及び他の基準電
極とを有する請求項5に記載の液晶表示パネル。 - 【請求項7】 さらに、画素ごとに、前記信号電極と前
記他の信号電極とを電気的に接続する導電部材を有する
請求項6に記載の液晶表示パネル。
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|---|---|---|---|
| JP21892796A JP3684277B2 (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | 回折型液晶表示パネル |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21892796A JP3684277B2 (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | 回折型液晶表示パネル |
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|---|---|
| JPH1062798A true JPH1062798A (ja) | 1998-03-06 |
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ID=16727506
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|---|---|---|---|
| JP21892796A Expired - Fee Related JP3684277B2 (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | 回折型液晶表示パネル |
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6819393B1 (en) | 1998-07-28 | 2004-11-16 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Optical device and display apparatus using light diffraction and light guide |
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| CN112285964A (zh) * | 2020-09-28 | 2021-01-29 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种光线调制结构及其制备方法、显示装置 |
-
1996
- 1996-08-20 JP JP21892796A patent/JP3684277B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
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|---|---|---|---|---|
| US6618104B1 (en) | 1998-07-28 | 2003-09-09 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Optical device having reverse mode holographic PDLC and front light guide |
| US6819393B1 (en) | 1998-07-28 | 2004-11-16 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Optical device and display apparatus using light diffraction and light guide |
| US6836314B2 (en) | 1998-07-28 | 2004-12-28 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Optical device and display apparatus having a plate-shaped light guide and an optical control surface thereon |
| JP2010217893A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Beijing Boe Optoelectronics Technology Co Ltd | 水平電界型液晶ディスプレイ装置およびその製造方法 |
| CN112285964A (zh) * | 2020-09-28 | 2021-01-29 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种光线调制结构及其制备方法、显示装置 |
| CN112285964B (zh) * | 2020-09-28 | 2023-10-20 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种光线调制结构及其制备方法、显示装置 |
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