JPH1062986A - 感放射線性着色組成物 - Google Patents

感放射線性着色組成物

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JPH1062986A
JPH1062986A JP22000996A JP22000996A JPH1062986A JP H1062986 A JPH1062986 A JP H1062986A JP 22000996 A JP22000996 A JP 22000996A JP 22000996 A JP22000996 A JP 22000996A JP H1062986 A JPH1062986 A JP H1062986A
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JP
Japan
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group
radiation
pigment
acid
triazine
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Withdrawn
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JP22000996A
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English (en)
Inventor
Nobuo Suzuki
信雄 鈴木
Tsutomu Okita
務 沖田
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FUJI FILM OORIN KK
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
FUJI FILM OORIN KK
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】感放射線性重合成分と結着樹脂との相溶性を改
良した新規な感放射線性着色組成物、特にはカラーフィ
ルター用組成物を提供する。 【解決手段】 感放射線性成分,結着樹脂、顔料、およ
び溶剤を含有する放射線着色組成物において、該感放射
線性成分が重合性成分として、少なくとも1種の特定の
(メタ)アクリレ−ト化合物を含有することを特徴とす
る感放射線性着色組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示素子や固
体撮像素子に用いられるカラーフィルターを作製するの
に好適な感放射線性着色組成物に関し、更に詳しくは、
感放射線性成分の重合性成分と結着樹脂との相溶性,及
び現像性に優れた感放射線性着色組成物に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子や固体撮像素子に用いられ
るカラーフィルターを作製する方法としては、染色法、
印刷法、電着法および顔料分散法が知られている。染色
法は、ゼラチン、グリュー、カゼイン等の天然樹脂ある
いはアミン変性ポリビニルアルコール等の合成樹脂から
なる染着基材を酸性染料等の染料で染色してカラーフィ
ルターを作製する方法である。染色法に於いては、染料
を用いるため耐光性や耐熱性および耐湿性等に問題があ
る他、大画面では染色および固着特性を均一にコントロ
ールする事が難しく色ムラが発生し易く、また染色に際
して防染層を必要とし工程が煩雑である等の問題点を有
する。
【0003】電着法は、予め透明電極を所定のパターン
で形成しておき、溶媒中に溶解または分散した顔料を含
む樹脂をイオン化させ電圧を印加して着色画像をパター
ン状に形成することによってカラーフィルターを作製す
る方法である。電着法では、表示用の透明電極以外にカ
ラーフィルター形成用の透明電極の製膜とエッチング工
程を含むフォトリソ工程が必要である。その際ショート
があると線欠陥になり歩留まりの低下をきたす。また原
理上ストライブ配列以外、例えばモザイク配列には適用
が困難であり、さらには透明電極の管理が難しい等の問
題点がある。
【0004】印刷法は、熱硬化樹脂または紫外線硬化樹
脂に顔料を分散したインクを用いてオフセット印刷等の
印刷によってカラーフィルター作製する簡便な方法であ
るが、使用出来るインキが高粘度であるためフィルタリ
ングが難しく、ゴミ、異物およびインキバインダーのゲ
ル化した部分による欠陥が発生し易いことや、印刷精度
に伴う位置精度や線幅精度および平面平滑性に問題があ
る。
【0005】顔料分散法は、顔料を種々の感放射性成分
に分散させた感放射線性着色組成物を用いてフォトリソ
法によってカラーフィルターを作製する方法である。こ
の方法は、顔料を使用しているために光や熱などに安定
であると共にフォトリソ法によってパターニングするた
め、位置精度も十分で大画面、高精細カラーディスプレ
イ用カラーフィルターの作製に好適な方法である。
【0006】顔料分散法で用いられる感放射線性着色組
成物の感放射線性重合成分として,従来,ジペンタエリ
スリト−ルヘキサアクリレ−ト,ジペンタエリスリト−
ルペンタアクリレ−ト等のジペンタエリスリト−ルのア
クリルエステル類が用いられてきた。しかし,この化合
物は以下のような多くの欠点を有していた。 水系のアルカリ現像液に対する溶解性が小さく、未露
光部を除去するのに高いアルカリ性が必要であったり、
親水性にするため界面活性剤を現像剤に添加する必要が
あること。 現像液に未露光部を溶解させるため顔料を分散する結
着樹脂は親水性にする必要があるが、親水性ポリマーと
光重合性架橋剤との相溶性が小さく顔料塗料液の作成に
界面活性剤が必要であること。 結着樹脂ポリマーと相溶性が小さいので塗料の粘度が
高くなり、薄層塗布ができずカラーフィルターとして透
過率が低いものになっていた。また、塗布ムラを生じや
すいので色ムラを生じやすいので色再現性の低いもので
あった。 塗布膜の力学物性は露光によって硬化し硬質のものと
なり、ガラス基板との密着性が低くなり現像時に所望の
パターンが得られなかったり欠けたりしていた。
【0007】特に、この化合物と結着樹脂とが相溶性に
不足していることは,塗液の粘度が高くなり薄膜塗布が
できず,カラ−フィルタ−の透過率が低くなると共に塗
布ムラ(塗液の遍在)が生じて色ムラが起こり色再現性
に劣る結果となる。これらは,カラ−フィルタ−を大型
化するときに致命的な欠点となる。
【0008】特開平1−126345号公報は,ポリペ
ンタエリスリト−ルポリアクリレ−ト等の多官能アクリ
レ−トを含有する光重合性組成物を開示している。しか
しながら,カラ−フィルタ−に用いる記載およびエチレ
ンオキサイド,プロピレンオキサイド等の開環構造を上
記アクリレ−トに導入する記載はない。また、特開平2
−38471号公報は,4官能のアクリレ−トモノマ−
であって,アクリロイル基がエチレンオキサイド,プロ
ピレンオキサイド等の開環構造で連結されているものを
用いた光重合性ソルダ−レシスト用組成物を開示してい
る。しかしながら,カラ−フィルタ−に用いる記載およ
び5官能,6官能のアクリレ−トモノマ−の記載はな
い。さらに、特開昭64−25147号公報も,上記特
開平2−38471号公報と類似の感光性樹脂組成物を
開示しており,カラ−フィルタ−に用いる記載はない。
【0009】カラーフィルターを作製するには、ガラス
基板上に感放射線性着色組成物をスピンコーターやロー
ルコーター等により塗布し乾燥させ塗膜を形成し、露光
し現像することにより着色した画素を得、この操作を各
色毎に行いカラーフィルターを得ているが、従来の感放
射線性着色組成物による画素は現像中または水洗中に基
板から剥がれカラーフィルターに欠陥を生じ易く、一方
その画素の密着性を向上させると現像時に非画像部の溶
解性が低下し、非画像部の地汚れが発生し易い等の問題
があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
技術の諸欠点を改良するためになされたものでその目的
は、感放射線性重合成分と結着樹脂との相溶性を改良し
た新規な感放射線性着色組成物、特にはカラーフィルタ
ー用組成物を提供することにある。本発明の他の目的
は、塗膜性に優れ、透過率および画像の密着性の改良さ
れたカラーフィルターを与え得る新規な感放射線性着色
組成物を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、種々検討
の結果、上記目的は、下記構成の感放射線性着色組成物
により達成されることが見出された。感放射線性成分,
結着樹脂、顔料、および溶剤を含有する放射線硬化着色
組成物において、該感放射線性成分が重合性成分とし
て、下記一般式(1)および(2)で表される化合物群
から選択される少なくとも1種の(メタ)アクリレ−ト
化合物を含有することを特徴とする感放射線性着色組成
物。
【0012】
【化2】
【0013】(ここで,Bは,各々独立に,−(CH2
CH2O)−および−(CH2CH(CH3)O)−のい
ずれかを表し;Xは,各々独立に,アクリロイル基,メ
タクリロイル基および水素原子のいずれかを表し,しか
も,式(1)中,アクリロイル基およびメタクリロイル
基の合計は5個または6個であり,式(2)中のそれは
3個または4個であり;nは,各々独立に0〜6の整数
を表し,しかも各nの合計は3〜24であり;mは,各
々独立に0〜6の整数を表し,しかも各mの合計は2〜
16である。)
【0014】本発明は、感放射線性着色組成物におい
て、特に感放射線性成分の重合性成分(以下,感放射性
重合成分とも言う)として,(メタ)アクリロイル基と
ジペンタエリスリト−ルあるいはペンタエリスリト−ル
骨格間に,エチレンオキサイドあるいはプロピレンオキ
サイドの開環鎖を導入した特定の構造のものを用いるこ
とにより,該感放射線性重合成分の親水性を向上して親
水性である結着樹脂との相溶性を改善したものである。
その結果,感放射線性着色組成物の塗液の粘度は低くな
り,薄膜塗布が可能となり,カラ−フィルタ−の透過率
が改善されると共に塗布ムラ(塗液の遍在)が無くなり
色ムラが減少して色再現性が改善される。このことは,
カラ−フィルタ−を大型化するときに有利な利点であ
る。さらに、画像の密着性が改良されたカラーフィルタ
ーを与えることも可能となった。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の感放射線性着色組成物は、感放射線性成
分,結着樹脂、顔料、および溶剤から構成される。
【0016】本発明において用いられる感放射線性成分
は,前記一般式(1)および(2)で表される(メタ)
アクリレ−トモノマ−を重合成分として含有する。一般
式(1)で表される(メタ)アクリレ−トモノマ−とし
ては、nは、各々独立に、0〜6、好ましくは0〜4の
整数を表し、各nの合計は3〜24、好ましくは6〜1
2を表すものである。一般式(2)で表される(メタ)
アクリレ−トモノマ−としては、mは、各々独立に、0
〜6、好ましくは0〜4の整数を表し、各mの合計は2
〜16、好ましくは4〜8を表すものである。
【0017】一般式(1)および(2)で表される(メ
タ)アクリレ−トモノマ−は1種単独で,あるいは2種
以上混合して用いられる。特に,一般式(1)におい
て,6個のXすべてがアクロイル基であるアクリレ−ト
モノマ−の使用が好ましく,本発明の組成物の感放射線
性重合成分中に該アクリレ−トモノマ−が20重量%以
上,とりわけ50重量%以上存在することが好ましい。
【0018】本発明の感放射線性着色組成物で用いられ
る上記(メタ)アクリレ−トモノマ−は,従来公知の方
法であるジペンタエリスリト−ルあるいはペンタエリス
リト−ルにエチレンオキシドあるいはプロピレンオキシ
ドを開環付加反応により開環骨格を結合する工程と,開
環骨格の末端水酸基に,例えば(メタ)アクリロイルク
ロライドを反応させて(メタ)アクリロイル基を導入す
る工程とから製造することができる。各工程は良く知ら
れた工程であり,当業者は容易に上記(メタ)アクリレ
−トモノマ−を合成することができる。
【0019】本発明の感放射線性成分は、一般式(1)
および(2)で表される(メタ)アクリレ−トモノマ−
以外に,下記(イ),(ロ),(ハ)の感放射線性成分
を含有することができる。 (イ)少なくとも1個の付加重合可能なエチレン基を有
する、常圧下で100℃以上の沸点を持つエチレン性不
飽和基を持つ化合物。 (ロ)ハロメチルオキサジアゾール化合物、ハロメチル
−s−トリアジン化合物から選択された少なくとも一つ
の活性ハロゲン化合物、および3−アリール置換クマリ
ン化合物。 (ハ)少なくとも一種のロフィン2量体。ここで、
(ロ)と(ハ)は光重合開始剤であり,感放射線性成分
の重合成分を光照射によって重合させる作用を有するも
のである。従って、感放射線性成分は(ロ)と(ハ)の
少なくともいずれかを含有することが好ましい。また,
感放射線性成分は,重合成分として,一般式(1)およ
び(2)で表される(メタ)アクリレ−トモノマ−以外
に(イ)を含有することができる。
【0020】(イ)として、少なくとも1個の付加重合
可能なエチレン性不飽和基をもち、沸点が常圧で100
℃以上の化合物としては、ポリエチレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アク
リレート、等の単官能のアクリレートやメタアクリレー
ト;ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、ネオ
ペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエ
リスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリス
リトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリス
リトールヘキサ(メタ)アクリレート、ヘキサンジオー
ル(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
(アクリロイルオキシプロピル)エーテル、トリ(アク
リロイロキシエチル)イソシアヌレート、グリセリンや
トリメチロールエタン等の多官能アルコールにエチレン
オキサイドやプロピレンオキサイドを付加させた後(メ
タ)アクリレート化したもの、特公昭48−41708
号、特公昭50−6034号、特開昭51−37193
号各公報に記載されているようなウレタンアクリレート
類、特開昭48−64183号、特公昭49−4319
1号、特公昭52−30490号各公報に記載されてい
るポリエステルアクリレート類、エポキシ樹脂と(メ
タ)アクリル酸の反応生成物であるエポキシアクリレー
ト類等の多官能のアクリレートやメタアクリレートをあ
げることが出来る。更に、日本接着協会誌Vol.20、
No.7、300〜308頁に光硬化性モノマー及びオリ
ゴマーとして紹介されているものも使用できる。これら
の放射線重合性モノマーまたはオリゴマーは、本発明の
組成物が放射線の照射を得て接着性を有する塗膜を形成
し得るならば本発明の目的および効果を損なわない範囲
で任意の割合で使用できる。使用量は感放射線性組成物
の全固形分に対し5〜90重量%、好ましくは10〜5
0重量%である。
【0021】(ロ)のハロメチルオキサジアゾールやハ
ロメチル−s−トリアジン等の活性ハロゲン化合物とし
ては、特公昭57−6096号公報に記載の下記一般式
IVで示される2−ハロメチル−5−ビニル−1,3,
4−オキサジアゾール化合物が挙げられる。
【0022】
【化3】
【0023】式(IV)中、Wは、置換された又は無置換
のアリール基を、Xは水素原子、アルキル基又はアリー
ル基を、Yは弗素原子、塩素原子又は臭素原子を、nは
1〜3の整数を表わす。具体的な化合物としては、2−
トリクロロメチル−5−スチリル−1,3,4−オキサ
ジアゾール、2−トリクロロメチル−5−(p−シアノ
スチリル)−1,3,4−オキサジアゾール、2−トリ
クロロメチル−5−(p−メトキシスチリル)−1,
3,4−オキサジアゾール等が挙げられる。ハロメチル
−s−トリアジン系化合物の光重合開始剤としては、特
公昭59−1281号公報に記載の下記一般式Vに示さ
れるビニル−ハロメチル−s−トリアジン化合物、特開
昭53−133428号公報に記載の下記一般式VIに
示される2−(ナフト−1−イル)−4,6−ビス−ハ
ロメチル−s−トリアジン化合物及び下記一般式VIIで
示される4−(p−アミノフェニル)−2,6−ジ−ハ
ロメチル−s−トリアジン化合物が挙げられる。
【0024】
【化4】
【0025】式(V)中、Q3はBr,Cl、Pは−C
Q3、−NH2、−NHR、−N(R)2、−OR(ここ
で、Rはフェニル又はアルキル基)、Wは任意に置換さ
れた芳香族、複素環式核又は一般式VAで示されるもの
で、式VA中、Zは−O−又は−S−であり、Rは上記
と同義である。
【0026】
【化5】
【0027】式(VI)中、Xは−Br,−Clを表し、
m,nは0〜3の整数で、R’は一般式VIAで示され、
R1はH又はORc (Rc はアルキル、シクロアルキ
ル、アルケニル、アリール基)、R2 は−Cl,−Br
又はアルキル、アルケニル、アリール、アルコキシ基を
表す。
【0028】
【化6】
【0029】式(VII)中、R1、R2は−H、アルキル
基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、又
は一般式VII A、VII Bで示される。R3、R4は−H、
ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基を表す。X、
Yは−Cl,−Brを示し、m、nは0、1又は2を表
す。
【0030】
【化7】
【0031】式VII A、VII B中、R5、R6、R7はア
ルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール
基を表す。置換アルキル基及び置換アリール基における
置換基の例としては、フェニル基等のアリール基、ハロ
ゲン原子、アルコキシ基、カルボアルコキシ基、カルボ
アリールオキシ基、アシル基、ニトロ基、ジアルキルア
ミノ基、スルホニル誘導体等が挙げられる。
【0032】式(VII)において、R1とR2がそれと結合
せる窒素原子と共に非金属原子からなる異節環を形成し
てもよく、その場合、異節環としては下記に示されるも
のが挙げられる。
【0033】
【化8】
【0034】一般式Vの具体的な例としては、2,4−
ビス(トリクロロメチル)−6−p−メトキシスチリル
−s−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)
−6−(1−p−ジメチルアミノフェニル−1,3−ブ
タジエニル)−s−トリアジン、2−トリクロロメチル
−4−アミノ−6−p−メトキシスチリル−s−トリア
ジン等が挙げられる。
【0035】一般式VIの具体的な例としては、2−(ナ
フト−1−イル)−4,6−ビス−トリクロロメチル−
s−トリアジン、2−(4−メトキシ−ナフト−1−イ
ル)−4,6−ビス−トリクロロメチル−s−トリアジ
ン、2−(4−エトキシ−ナフト−1−イル)−4,6
−ビス−トリクロロメチル−s−トリアジン、2−(4
−ブトキシ−ナフト−1−イル)−4,6−ビス−トリ
クロロメチル−s−トリアジン、2−〔4−(2−メト
キシエチル)−ナフト−1−イル〕−4,6−ビス−ト
リクロロメチル−s−トリアジン、2−〔4−(2−エ
トキシエチル)−ナフト−1−イル〕−4,6−ビス−
トリクロロメチル−s−トリアジン、2−〔4−(2−
ブトキシエチル)−ナフト−1−イル〕−4,6−ビス
−トリクロロメチル−s−トリアジン、2−(2−メト
キシ−ナフト−1−イル)−4,6−ビス−トリクロロ
メチル−s−トリアジン、2−(6−メトキシ−5−メ
チル−ナフト−2−イル)−4,6−ビス−トリクロロ
メチル−s−トリアジン、2−(6−メトキシ−ナフト
−2−イル)−4,6−ビス−トリクロロメチル−s−
トリアジン、2−(5−メトキシ−ナフト−1−イル)
−4,6−ビス−トリクロロメチル−s−トリアジン、
2−(4,7−ジメトキシ−ナフト−1−イル)−4,
6−ビス−トリクロロメチル−s−トリアジン、2−
(6−エトキシ−ナフト−2−イル)−4,6−ビス−
トリクロロメチル−s−トリアジン、2−(4,5−ジ
メトキシ−ナフト−1−イル)−4,6−ビス−トリク
ロロメチル−s−トリアジン等が挙げられる。
【0036】一般式VII の具体例としては、4−〔p−
N,N−ジ(エトキシカルボニルメチル)アミノフェニ
ル〕−2,6−ジ(トリクロロメチル)−s−トリアジ
ン、4−〔o−メチル−p−N,N−ジ(エトキシカル
ボニルメチル)アミノフェニル〕−2,6−ジ(トリク
ロロメチル)−s−トリアジン、4−〔p−N,N−ジ
(クロロエチル)アミノフェニル〕−2,6−ジ(トリ
クロロメチル)−s−トリアジン、4−〔o−メチル−
p−N,N−ジ(クロロエチル)アミノフェニル〕−
2,6−ジ(トリクロロメチル)−s−トリアジン、4
−(p−N−クロロエチルアミノフェニル)−2,6−
ジ(トリクロロメチル)−s−トリアジン、4−(p−
N−エトキシカルボニルメチルアミノフェニル)−2,
6−ジ(トリクロロメチル)−s−トリアジン、4−
〔p−N,N−ジ(フェニル)アミノフェニル〕−2,
6−ジ(トリクロロメチル)−s−トリアジン、4−
(p−N−クロロエチルカルボニルアミノフェニル)−
2,6−ジ(トリクロロメチル)−s−トリアジン、4
−〔p−N−(p−メトキシフェニル)カルボニルアミ
ノフェニル〕2,6−ジ(トリクロロメチル)−s−ト
リアジン、4−〔m−N,N−ジ(エトキシカルボニル
メチル)アミノフェニル〕−2,6−ジ(トリクロロメ
チル)−s−トリアジン、4−〔m−ブロモ−p−N,
N−ジ(エトキシカルボニルメチル)アミノフェニル〕
−2,6−ジ(トリクロロメチル)−s−トリアジン、
4−〔m−クロロ−p−N,N−ジ(エトキシカルボニ
ルメチル)アミノフェニル〕−2,6−ジ(トリクロロ
メチル)−s−トリアジン、4−〔m−フロロ−p−
N,N−ジ(エトキシカルボニルメチル)アミノフェニ
ル〕−2,6−ジ(トリクロロメチル)−s−トリアジ
ン、4−〔o−ブロモ−p−N,N−ジ(エトキシカル
ボニルメチル)アミノフェニル〕−2,6−ジ(トリク
ロロメチル)−s−トリアジン、4−〔o−クロロ−p
−N,N−ジ(エトキシカルボニルメチル)アミノフェ
ニル−2,6−ジ(トリクロロメチル)−s−トリアジ
ン、4−〔o−フロロ−p−N,N−ジ(エトキシカル
ボニルメチル)アミノフェニル〕−2,6−ジ(トリク
ロロメチル)−s−トリアジン、4−〔o−ブロモ−p
−N,N−ジ(クロロエチル)アミノフェニル〕−2,
6−ジ(トリクロロメチル)−s−トリアジン、4−
〔o−クロロ−p−N,N−ジ(クロロエチル)アミノ
フェニル〕−2,6−ジ(トリクロロメチル)−s−ト
リアジン、4−〔o−フロロ−p−N,N−ジ(クロロ
エチル)アミノフェニル〕−2,6−ジ(トリクロロメ
チル)−s−トリアジン、4−〔m−ブロモ−p−N,
N−ジ(クロロエチル)アミノフェニル〕−2,6−ジ
(トリクロロメチル)−s−トリアジン、4−〔m−ク
ロロ−p−N,N−ジ(クロロエチル)アミノフェニ
ル〕−2,6−ジ(トリクロロメチル)−s−トリアジ
ン、4−〔m−フロロ−p−N,N−ジ(クロロエチ
ル)アミノフェニル〕−2,6−ジ(トリクロロメチ
ル)−s−トリアジン、4−(m−ブロモ−p−N−エ
トキシカルボニルメチルアミノフェニル)−2,6−ジ
(トリクロロメチル)−s−トリアジン、4−(m−ク
ロロ−p−N−エトキシカルボニルメチルアミノフェニ
ル)−2,6−ジ(トリクロロメチル)−s−トリアジ
ン、4−(m−フロロ−p−N−エトキシカルボニルメ
チルアミノフェニル)−2,6−ジ(トリクロロメチ
ル)−s−トリアジン、4−(o−ブロモ−p−N−エ
トキシカルボニルメチルアミノフェニル)−2,6−ジ
(トリクロロメチル)−s−トリアジン、4−(o−ク
ロロ−p−N−エトキシカルボニルメチルアミノフェニ
ル)−2,6−ジ(トリクロロメチル)−s−トリアジ
ン、4−(o−フロロ−p−N−エトキシカルボニルメ
チルアミノフェニル)−2,6−ジ(トリクロロメチ
ル)−s−トリアジン、4−(m−ブロモ−p−N−ク
ロロエチルアミノフェニル)−2,6−ジ(トリクロロ
メチル)−s−トリアジン、4−(m−クロロ−p−N
−クロロエチルアミノフェニル)−2,6−ジ(トリク
ロロメチル)−s−トリアジン、4−(m−フロロ−p
−N−クロロエチルアミノフェニル)−2,6−ジ(ト
リクロロメチル)−s−トリアジン、4−(o−ブロモ
−p−N−クロロエチルアミノフェニル)−2,6−ジ
(トリクロロメチル)−s−トリアジン、4−(o−ク
ロロ−p−N−クロロエチルアミノフェニル)−2,6
−ジ(トリクロロメチル)−s−トリアジン、4−(o
−フロロ−p−N−クロロエチルアミノフェニル)−
2,6−ジ(トリクロロメチル)−s−トリアジン、等
が挙げられる。
【0037】これら開始剤には以下の増感剤を併用する
ことができる。その具体例として、ベンゾイン、ベンゾ
インメチルエーテル、ベンゾイン、9−フルオレノン、
2−クロロ−9−フルオレノン、2−メチル−9−フル
オレノン、9−アントロン、2−ブロモ−9−アントロ
ン、2−エチル−9−アントロン、9,10−アントラ
キノン、2−エチル−9,10−アントラキノン、2−
t−ブチル−9,10−アントラキノン、2,6−ジク
ロロ−9,10−アントラキノン、キサントン、2−メ
チルキサントン、2−メトキシキサントン、2−メトキ
シキサントン、チオキサントン、ベンジル、ジベンザル
アセトン、p−(ジメチルアミノ)フェニルスチリルケ
トン、p−(ジメチルアミノ)フェニル−p−メチルス
チリルケトン、ベンゾフェノン、p−(ジメチルアミ
ノ)ベンゾフェノン(またはミヒラーケトン)、p−
(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、ベンゾアントロン
等や特公昭51−48516号公報記載のベンゾチアゾ
ール系化合物が挙げられる。
【0038】3−アリール置換クマリン化合物は、下記
一般式VIIIで示される化合物を指す。R8は水素原子、
炭素数1〜8のアルキル基、炭素数6〜10のアリール
基(好ましくは水素原子、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基)を、R9は水素原子、炭素数1〜8の
アルキル基、炭素数6〜10のアリール基、下記一般式
VIIIAで示される基(好ましくはメチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基、一般式VIIIAで示される基、特
に好ましくは一般式VIIIAで示される基)を表す。
R10、R11はそれぞれ水素原子、炭素数1〜8のアルキ
ル基(例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、オクチル基)、炭素数1〜8のハロアルキル基(例
えばクロロメチル基、フロロメチル基、トリフロロメチ
ル基など)、炭素数1〜8のアルコキシ基(例えばメト
キシ基、エトキシ基、ブトキシ基)、置換されてもよい
炭素数6〜10のアリール基(例えばフェニル基)、ア
ミノ基、−N(R16)(R17)、ハロゲン(例えば−C
l、−Br,−F)を表す。好ましくは水素原子、メチ
ル基、エチル基、メトキシ基、フェニル基、−N
(R16)(R 17)、−Clである。R12は置換されてもよ
い炭素数6〜16のアリール基(例えばフェニル基、ナ
フチル基、トリル基、クミル基)を表す。置換基として
はアミノ基、−N(R16)(R17)、炭素数1〜8のアル
キル基(例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、オクチル基)、炭素数1〜8のハロアルキル基
(例えばクロロメチル基、フロロメチル基、トリフロロ
メチル基など)、炭素数1〜8のアルコキシ基(例えば
メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基)、ヒドロキシ
基、シアノ基、ハロゲン(例えば−Cl、−Br,−
F)が挙げられる。R 13、R14、R16、R17はそれぞれ
水素原子、炭素数1〜8のアルキル基(例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、オクチル基)を
表す。R13とR14及びR16とR17はまた互いに結合し窒
素原子とともに複素環(例えばピペリジン環、ピペラジ
ン環、モルホリン環、ピラゾール環、ジアゾール環、ト
リアゾール環、ベンゾトリアゾール環等)を形成しても
よい。R15は水素原子、炭素数1〜8のアルキル基(例
えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、オク
チル基)、炭素数1〜8のアルコキシ基(例えばメトキ
シ基、エトキシ基、ブトキシ基)、置換されてもよい炭
素数6〜10のアリール基(例えばフェニル基)、アミ
ノ基、N(R16)(R17)、ハロゲン(例えば−Cl、−
Br,−F)を表す。Zbは=O、=Sあるいは=C
(R18)(R19)を表す。好ましくは=O、=S、=C
(CN)2であり、特に好ましくは=Oである。R18、R
19はそれぞれ、シアノ基、−COOR20、−COR21を
表す。R20、R21はそれぞれ炭素数1〜8のアルキル基
(例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
オクチル基)、炭素数1〜8のハロアルキル基(例えば
クロロメチル基、フロロメチル基、トリフロロメチル基
など)、置換されてもよい炭素数6〜10のアリール基
(例えばフェニル基)を表す。
【0039】特に好ましい3−アリール置換クマリン化
合物は一般式IXで示される{(s−トリアジン−2−イ
ル)アミノ}−3−アリールクマリン化合物類である。
【0040】
【化9】
【0041】(ハ)ロフィン二量体は2個のロフィン残
基からなる2,4,5−トリフェニルイミダゾリル二量
体を意味し、その基本構造を下記に示す。
【0042】
【化10】
【0043】その具体例としては、2−(o−クロルフ
ェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾリル二量体、2
−(o−フルオロフェニル)−4,5−ジフェニルイミ
ダゾリル二量体、2−(o−メトキシフェニル)−4,
5−ジフェニルイミダゾリル二量体、2−(p−メトキ
シフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾリル二量
体、2−(p−ジメトキシフェニル)−4,5−ジフェ
ニルイミダゾリル二量体、2−(2,4−ジメトキシフ
ェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾリル二量体、2
−(p−メチルメルカプトフェニル)−4,5−ジフェ
ニルイミダゾリル二量体等が挙げられる。
【0044】本発明では、以上の開始剤の他に他の公知
のものも使用することができる。米国特許第2,36
7,660号明細書に開示されているビシナールポリケ
トルアルドニル化合物、米国特許第2,367,661
号および第2,367,670号明細書に開示されてい
るα−カルボニル化合物、米国特許第2,448,82
8号明細書に開示されているアシロインエーテル、米国
特許第2,722,512号明細書に開示されているα
−炭化水素で置換された芳香族アシロイン化合物、米国
特許第3,046,127号および第2,951,75
8号明細書に開示されている多核キノン化合物、米国特
許第3,549,367号明細書に開示されているトリ
アリルイミダゾールダイマー/p−アミノフェニルケト
ンの組合せ、特公昭51−48516号公報に開示され
ているベンゾチアゾール系化合物/トリハロメチール−
s−トリアジン系化合物。
【0045】開始剤の使用量は感放射線性重合成分の固
形分に対し、0.01重量%〜100重量%、好ましく
は1重量%〜50重量%である。開始剤の使用量が0.
01重量%より少ないと重合が進み難く、また、100
重量%を超えると重合率は大きくなるが分子量が低くな
り膜強度が弱くなる。
【0046】感放射線性成分は,全組成物中の固形分に
対して10〜80重量%,とくに20〜70重量%の割
合であることが好ましい。また一般式(1)および
(2)で表される(メタ)アクリレ−ト化合物は,感放
射線性成分の固形分に対して20〜99重量%,好まし
くは30〜80重量%の割合であることが好ましい。
【0047】本発明で使用可能な結着樹脂としては、線
状有機高分子重合体で、有機溶剤に可溶で、弱アルカリ
水溶液で現像できるものが好ましい。このような線状有
機高分子重合体としては、側鎖にカルボン酸を有するポ
リマー、例えば特開昭59−44615号、特公昭54
−34327号、特公昭58−12577号、特公昭5
4−25957号、特開昭59−53836号、特開昭
59−71048号明細書に記載されているようなメタ
クリル酸共重合体、アクリル酸共重合体、イタコン酸共
重合体、クロトン酸共重合体、マレイン酸共重合体、部
分エステル化マレイン酸共重合体等があり、また同様に
側鎖にカルボン酸を有する酸性セルロース誘導体があ
る。この他に水酸基を有するポリマーに酸無水物を付加
させたものなども有用である。特にこれらのなかでベン
ジル(メタ)アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合
体やベンジル(メタ)アクリレート/(メタ)アクリル
酸/および他のモノマーとの多元共重合体が好適であ
る。この他に水溶性ポリマーとして、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、ポリビニールピロリドンやポリエ
チレンオキサイド、ポリビニールアルコール等も有用で
ある。また硬化皮膜の強度をあげるためにアルコール可
溶性ナイロンや2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−プロパンとエピクロルヒドリンのポリエーテルな
ども有用である。これらのポリマーは任意な量を混合さ
せることができる。
【0048】また、特開平7−140654号に記載の
2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート/ポリス
チレンマクロモノマー/ベンジルメタクリレート/メタ
クリル酸共重合体、2−ヒドロキシ−3−フエノキシプ
ロピルアクリレート/ポリメチルメタクリレートマクロ
モノマー/ベンジルメタクリレート/メタクリル酸共重
合体、2−ヒドロキシエチルメタアクリレート/ポリス
チレンマクロモノマー/メチルメタクリレート/メタク
リル酸共重合体、2−ヒドロキシエチルメタアクリレー
ト/ポリスチレンマクロモノマー/ベンジルメタクリレ
ート/メタクリル酸共重合体などが挙げられる。
【0049】さらに,使用できる結着樹脂として,本願
出願人による特許出願(特願平8−64699号)に記
載される下記一般式(3)で表されるポリビニルアセタ
ール樹脂又は変性ポリビニルアセタール樹脂を挙げるこ
とができる。
【0050】
【化11】
【0051】但し一般式(3)中,R1は置換基を有し
てもよいアルキル基あるいは水素原子、R2は置換基を
有していないアルキル基、R3はカルボン酸基を有する
脂肪族あるいは芳香族炭化水素基、R4は少なくとも1
つのヒドロキシル基あるいはニトリル基を有し、更に他
の置換基を有していてもよい脂肪族あるいは芳香族炭化
水素基を示し、n1,n2,n3,n4,n5は各反覆単位
のモル%を示し、それぞれ次の範囲である。 n1=5
〜85、n2=1〜60、n3=1〜20、n4=0〜6
0、n5=0〜10。
【0052】本発明の結着樹脂の総量は、感放射線性着
色組成物の全固形成分に対し5〜90重量%である。好
ましくは10〜60重量%である。結着樹脂の総量が5
wt%より少ないと膜強度が低下し、また、90重量%
より多いと、酸性分が多くなるので、溶解性のコントロ
ールが難しくなり、又相対的に顔料が少なくなるので十
分な画像濃度が得られない。
【0053】本発明に用いることができる顔料として
は、従来公知の種々の無機顔料または有機顔料を用いる
ことができる。無機顔料としては、金属酸化物、金属錯
塩等で示される金属化合物であり、具体的には鉄、コバ
ルト、アルミニウム、カドミウム、鉛、銅、チタン、マ
グネシウム、クロム、亜鉛、アンチモン等の金属酸化
物、および前記金属の複合酸化物を挙げることができ
る。
【0054】有機顔料としては、 C.I.Pigment Yellow 11, 24, 31, 53, 83, 99, 108, 10
9, 110, 138, 139,151, 154, 167 C.I.Pigment Orange 36, 38, 43 C.I.Pigment Red 105, 122, 149, 150, 155, 171, 1
75, 176, 177, 209 C.I.Pigment Violet 19, 23, 32, 39 C.I.Pigment Blue 1, 2, 15, 16, 22, 60, 66 C.I.Pigment Green 7, 36, 37 C.I.Pigment Brown 25, 28 C.I.Pigment Black 1, 7 等を挙げることができる。
【0055】本発明では、特に顔料の構造式中に塩基性
のN原子をもつものを好ましく用いることができる。こ
れら塩基性のN原子をもつ顔料は本発明の組成物中で良
好な分散性を示す。その原因については十分解明されて
いないが、感放射線性重合成分と顔料の親和性の良さが
影響しているものと推定される。
【0056】これらの顔料として、以下のものを挙げる
ことができるが、これらに限定されない。
【0057】
【化12】
【0058】
【化13】
【0059】
【化14】
【0060】
【化15】
【0061】
【化16】
【0062】これら有機顔料は、単独もしくは色純度を
上げるため種々組合せて用いる。具体例を以下に示す。
赤の顔料としては、アントラキノン系顔料、ペリレン系
顔料単独または、それらの少なくとも一種とジスアゾ系
黄色顔料またはイソインドリン系黄色顔料との混合が用
いられる。例えばアントラキノン系顔料としては、C.
I.ピグメントレッド177、ペリレン系顔料として
は、C.I.ピグメントレッド155が挙げられ、色再
現性の点でC.I.ピグメントイエロー83またはC.
I.ピグメントイエロー139との混合が良好であっ
た。赤色顔料と黄色顔料の重量比は、100:5から1
00:50が良好であった。100:4以下では400
nmから500nmの光透過率を抑えることが出来ず色純度
を上げることが出来なかった。また100:51以上で
は主波長が短波長よりになりNTSC目標色相からのず
れが大きくなった。特に100:10より100:30
の範囲が最適であった。
【0063】緑の顔料としては、ハロゲン化フタロシア
ニン系顔料単独又は、ジスアゾ系黄色顔料またはイソイ
ンドリン系黄色顔料との混合が用いられ例えばC.I.
ピグメントグリーン7、36、37とC.I.ピグメン
トイエロー83またはC.I.ピグメントイエロー13
9との混合が良好であった。緑顔料と黄色顔料の重量比
は、100:5より100:40が良好であった。10
0:4以下では400nmから450nmの光透過率を抑え
ることが出来ず色純度を上げることが出来なかった。ま
た100:41以上では主波長が長波長よりになりNT
SC目標色相からのずれが大きくなった。特に100:
5より100:20の範囲が最適であった。
【0064】青の顔料としては、フタロシアニン系顔料
単独又は、ジオキサジン系紫色顔料との混合が用いら
れ、例えばC.I.ピグメントブルー15:3とC.
I.ピグメントバイオレット23との混合が良好であっ
た。青色顔料と紫色顔料の重量比は、100:5より1
00:50が良好であった。100:4以下では400
nmから420nmの光透過率を抑えることが出来ず色純度
を上げることが出来なかった。100:51以上では主
波長が長波長よりになりNTSC目標色相からのずれが
大きくなった。特に100:5より100:20の範囲
が最適であった。
【0065】更に上記の顔料をアクリル系樹脂、マレイ
ン酸系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー及びエ
チルセルロース樹脂等に微分散させた粉末状加工顔料を
用いることにより分散性及び分散安定性の良好な顔料含
有感光樹脂を得ることが出来る。ブラックマトリックス
用の顔料としては、カーボン、チタンカーボン、酸化鉄
単独又は、混合が用いられカーボンとチタンカーボンの
場合が良好であった。重量比は、100:5から10
0:40の範囲が良好であった。100:4以下で長波
長の光透過率が大きくなった。100:41以下では、
分散安定性に問題があった。
【0066】顔料の処理法 一般に、これら顔料は合成後、種々の方法で乾燥を経て
供給される。通常は水媒体から乾燥させて粉末体として
供給されるが、水が乾燥するには大きな蒸発潜熱を必要
とするため、乾燥して粉末とさせるには大きな熱エネル
ギーを与える。そのため、顔料は一次粒子が集合した凝
集体(二次粒子)を形成しているのが普通である。
【0067】この様な凝集体を形成している顔料を微粒
子に分散するのは容易ではない。そのため顔料をあらか
じめ種々の樹脂で処理しておくことが好ましい。これら
樹脂として、前述の結着樹脂を挙げることができる。処
理の方法としては、フラッシング処理やニーダー、エク
ストルーダー、ボールミル、2本又は3本ロールミル等
による混練方法がある。このうち、フラッシング処理や
2本又は3本ロールミルによる混練法が微粒子化に好適
である。
【0068】フラッシング処理は通常、顔料の水分散液
と水と混和しない溶媒に溶解した樹脂溶液を混合し、水
媒体中から有機媒体中に顔料を抽出し、顔料を樹脂で処
理する方法である。この方法によれば、顔料の乾燥を経
ることがないので、顔料の凝集を防ぐことができ、分散
が容易となる。2本又は3本ロールミルによる混練で
は、顔料と樹脂又は樹脂の溶液を混合した後、高いシェ
ア(せん断力)をかけながら、顔料と樹脂を混練するこ
とによって、顔料表面に樹脂をコーティングすることに
よって、顔料を処理する方法である。この過程で凝集し
ていた顔料粒子はより低次の凝集体から一次粒子にまで
分散される。
【0069】又、本発明においては、あらかじめアクリ
ル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂、マレイン酸樹
脂、エチルセルロース樹脂、ニトロセルロース樹脂等で
処理した加工顔料も都合良く用いることができる。本発
明において、上記の種々の樹脂で処理された加工顔料の
形態としては、樹脂と顔料が均一に分散している粉末、
ペースト状、ペレット状、ペースト状が好ましい。ま
た、樹脂がゲル化した不均一な塊状のものは好ましくな
い。この様にして得られた着色分散体は、感放射線性成
分と混合され、感放射線性着色組成物として供される。
【0070】又、各色の顔料の感放射線性着色組成物の
全固形成分中の顔料濃度は、5重量%から80重量%で
ある。5重量%以下では、10μm以上の膜厚にしなけ
れば色純度が上がらず実用上問題になった。80重量%
以上では、非画像部の地汚れや膜残りが生じやすい等の
問題が生じた。好ましくは10重量%から60重量%で
ある。
【0071】本発明において、顔料の分散性を向上させ
る目的で従来公知の顔料分散剤や界面活性剤を添加する
ことが出来る。これらの分散剤としては、多くの種類の
化合物が用いられるが、例えば、フタロシアニン誘導体
(市販品EFKA−745(森下産業製));オルガノ
シロキサンポリマーKP341(信越化学工業製)、
(メタ)アクリル酸系(共)重合体ポリフローNo.7
5、No.90、No.95(共栄社油脂化学工業製)、W
001(裕商製)等のカチオン系界面活性剤;ポリオキ
シエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステ
アリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテ
ル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリエチレ
ングリコールジラウレート、ポリエチレングリコールジ
ステアレート、ソルビタン脂肪酸エステル等のノニオン
系界面活性剤;エフトップEF301、EF303、E
F352(新秋田化成製)、メガファックF171、F
172、F173(大日本インキ製)、フロラードFC
430、FC431(住友スリーエム製)、アサヒガー
ドAG710、サーフロンS382、SC−101、S
C−102、SC−103、SC−104、SC−10
5、SC−1068(旭硝子製)等のフッ素系界面活性
剤;W004、W005、W017(裕商製)等のアニ
オン系界面活性剤;EFKA−46、EFKA−47、
EFKA−47EA、EFKAポリマー100、EFK
Aポリマー400、EFKAポリマー401、EFKA
ポリマー450(以上森下産業製)、ディスパースエイ
ド6、ディスパースエイド8、ディスパースエイド1
5、ディスパースエイド9100(サンノプコ製)等の
高分子分散剤;ソルスパース3000、5000、90
00、12000、13240、13940、1700
0、24000、26000、28000などの各種ソ
ルスパース分散剤(ゼネカ株式会社製);アデカプルロ
ニックL31,F38,L42,L44,L61,L6
4,F68,L72,P95,F77,P84,F8
7、P94,L101,P103,F108、L12
1、P−123(旭電化製)およびイソネットS−20
(三洋化成製)が挙げられる。
【0072】本発明の感放射線性着色組成物には、必要
に応じて各種添加物、例えば充填剤、上記の結着樹脂以
外の高分子化合物、界面活性剤、密着促進剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、凝集防止剤等を配合することかでき
る。
【0073】これらの添加物の具体例としては、ガラ
ス、アルミナ等の充填剤;ポリビニルアルコール、ポリ
アクリル酸、ポリエチレングリコールモノアルキルエー
テル、ポリフロロアルキルアクリレート等のバインダー
ポリマー(A)以外の高分子化合物;ノニオン系、カチ
オン系、アニオン系等の界面活性剤;ビニルトリメトキ
シシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス
(2−メトキシエトキシ)シラン、N−(2−アミノエ
チル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3
−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、2−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン、3−クロロプロピルメチルジメトキシシラ
ン、3−クロロプロピルトリメトキシシラン、3−メタ
クリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプ
トプロピルトリメトキシシラン等の密着促進剤;2,2
−チオビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノー
ル)、2,6−ジ−t−ブチルフェノール等の酸化防止
剤:2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキ
シフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、アルコ
キシベンゾフェノン等の紫外線吸収剤;およびポリアク
リル酸ナトリウム等の凝集防止剤を挙げることができ
る。
【0074】また、放射線未照射部のアルカリ溶解性を
促進し、本発明の組成物の現像性の更なる向上を図る場
合には、本発明の組成物に有機カルボン酸、好ましくは
分子量1000以下の低分子量有機カルボン酸の添加を
行うことができる。具体的には、例えばギ酸、酢酸、プ
ロピオン酸、酪酸、吉草酸、ピバル酸、カプロン酸、ジ
エチル酢酸、エナント酸、カプリル酸等の脂肪族モノカ
ルボン酸;シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン
酸、セバシン酸、ブラシル酸、メチルマロン酸、エチル
マロン酸、ジメチルマロン酸、メチルコハク酸、テトラ
メチルコハク酸、シトラコン酸等の脂肪族ジカルボン
酸;トリカルバリル酸、アコニット酸、カンホロン酸等
の脂肪族トリカルボン酸;安息香酸、トルイル酸、クミ
ン酸、ヘメリト酸、メシチレン酸等の芳香族モノカルボ
ン酸;フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、トリメ
リト酸、トリメシン酸、メロファン酸、ピロメリト酸等
の芳香族ポリカルボン酸;フェニル酢酸、ヒドロアトロ
パ酸、ヒドロケイ皮酸、マンデル酸、フェニルコハク
酸、アトロパ酸、ケイ皮酸、ケイ皮酸メチル、ケイ皮酸
ベンジル、シンナミリデン酢酸、クマル酸、ウンベル酸
等のその他のカルボン酸が挙げられる。
【0075】本発明の感放射線性着色組成物には以上の
他に、更に、熱重合防止剤を加えておくことが好まし
く、例えば、ハイドロキノン、p−メトキシフェノー
ル、ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ピロガロール、
t−ブチルカテコール、ベンゾキノン、4,4′−チオ
ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,
2′−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェ
ノール)、2−メルカプトベンゾイミダゾール等が有用
である。
【0076】本発明の感放射線性着色組成物を調製する
際に使用する溶媒としては、エステル類、例えば酢酸エ
チル、酢酸−n−ブチル、酢酸イソブチル、ギ酸アミ
ル、酢酸イソアミル、酢酸イソブチル、プロピオン酸ブ
チル、酪酸イソプロピル、酪酸エチル、酪酸ブチル、ア
ルキルエステル類、乳酸メチル、乳酸エチル、オキシ酢
酸メチル、オキシ酢酸エチル、オキシ酢酸ブチル、メト
キシ酢酸メチル、メトキシ酢酸エチル、メトキシ酢酸ブ
チル、エトキシ酢酸メチル、エトキシ酢酸エチル、
【0077】3−オキシプロピオン酸メチル、3−オキ
シプロピオン酸エチルなどの3−オキシプロピオン酸ア
ルキルエステル類;3−メトキシプロピオン酸メチル、
3−メトキシプロピオン酸エチル、3−エトキシプロピ
オン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、2−
オキシプロピオン酸メチル、2−オキシプロピオン酸エ
チル、2−オキシプロピオン酸プロピル、2−メトキシ
プロピオン酸メチル、2−メトキシプロピオン酸エチ
ル、2−メトキシプロピオン酸プロピル、2−エトキシ
プロピオン酸メチル、2−エトキシプロピオン酸エチ
ル、2−オキシ−2−メチルプロピオン酸メチル、2−
オキシ−2−メチルプロピオン酸エチル、2−メトキシ
−2−メチルプロピオン酸メチル、2−エトキシ−2−
メチルプロピオン酸エチル、
【0078】ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、ピ
ルビン酸プロピル、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチ
ル、2−オキソブタン酸メチル、2−オキソブタン酸エ
チル等;エーテル類、例えばジエチレングリコールジメ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチル
エーテル、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソ
ルブアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエー
テル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテル、
【0079】プロピレングリコールメチルエーテルアセ
テート、プロピレングリコールエチルエーテルアセテー
ト、プロピレングリコールプロピルエーテルアセテート
等;ケトン類、例えばメチルエチルケトン、シクロヘキ
サノン、2−ヘプタノン、3−ヘプタノン等;芳香族炭
化水素類、例えばトルエン、キシレシ等が挙げられる。
【0080】これらのうち、3−エトキシプロピオン酸
メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、エチルセロ
ソルブアセテート、乳酸エチル、ジエチレングリコール
ジメテルエーテル、酢酸ブチル、3−メトキシプロピオ
ン酸メチル、2−ヘプタノン、シクロヘキサノン、エチ
ルカルビトールアセテート、ブチルカルビトールアセテ
ート、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート
等が好ましく用いられる。
【0081】これら溶媒は、単独で用いてもあるいは2
種以上組み合わせて用いてもよい。本発明の感放射線性
着色組成物は、上記主要成分、さらに必要に応じて用い
られるその他の添加剤を溶媒と混合し各種の混合機、分
散機を使用して混合分散することによって調製すること
ができる。
【0082】本発明の感放射線性着色組成物は、基板に
回転塗布、流延塗布、ロール塗布等の塗布方法により塗
布して感放射線性組成物層を形成し、所定のマスクパタ
ーンを介して露光し、現像液で現像することによって、
着色されたパターンを形成する。この際に使用される放
射線としては、特にg線、h線、i線等の紫外線が好ま
しく用いられる。
【0083】基板としては、例えば液晶表示素子等に用
いられるソーダガラス、パイレックスガラス、石英ガラ
スおよびこれらに透明導電膜を付着させたものや、固体
撮像素子等に用いられる光電変換素子基板、例えばシリ
コン基板等が挙げられる。これらの基板は、一般的には
各画素を隔離するブラックストライプが形成されてい
る。
【0084】現像液としては、本発明の感放射線性着色
組成物を溶解し、一方放射線照射部を溶解しない組成物
であればいかなるものも用いることができる。具体的に
は種々の有機溶剤の組み合わせやアルカリ性の水溶液を
用いることができる。有機溶剤としては、本発明の組成
物を調整する際に使用される前述の溶剤が挙げられる。
【0085】アルカリとしては、例えば、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム,硅酸ナトリウ
ム、メタ硅酸ナトリウム、アンモニア水、エチルアミ
ン、ジエチルアミン、ジメチルエタノールアミン、テト
ラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエチルアン
モニウムヒドロキシド、コリン、ピロール、ピペリジ
ン、1,8−ジアザビシクロ−〔5,4,0〕−7−ウ
ンデセン等のアルカリ性化合物を、濃度が0.001〜
10重量%、好ましくは0.01〜1重量%となるよう
に溶解したアルカリ性水溶液が使用される。なお、この
ようなアルカリ性水溶液からなる現像液を使用した場合
には、一般に、現像後、水で洗浄する。
【0086】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に具体的に説
明するが、本発明はその主旨を越えない限り以下の実施
例に限定されるものではない。 実施例1 まず,結着樹脂として前記一般式(3)に包含されるポ
リマ−を下記方法で合成した。 (結着樹脂の合成例(1))温度計、還流冷却器、撹拌
器を備えた容量1リットルの三つ口丸底フラスコにポリ
ビニルブチラール(電気化学工業製,デンカブチラール
#4000−1)60gを酢酸720mlに加熱溶解し
た。更に反応温度を100℃にした後、無水フタル酸8
9.8g、酢酸ソーダ60.5gを加え3時間反応させ
た。反応後この溶液をメタノール−水1:3の10リッ
トルの溶液に少しずつ加えポリマーを析出させた。この
固体を真空乾燥させることにより64.8gのポリマー
(A)を得た。酸含量は2.72meq/gであった。GP
C法による分子量は、重量平均分子量で140,000
であった。 ・合成例(1)の樹脂(ポリマー(A)) 40部 ・C.I.Pigment Red 155 35部 ・C.I.Pigment Yellow 83 15部 ・プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 200部 を、サンドミルで一昼夜分散した。
【0087】次いで、下記の成分を添加した。 ・アクリレートモノマ− 40部 (1)ジペンタエリスリト−ルにエチレンオキシドを 6個付加したヘキサアクリレ−ト 15重量% (2)ジペンタエリスリト−ルにエチレンオキシドを 6個付加したペンタアクリレ−ト 85重量% ・4−[o−ブロモ−p−N,N−ジ(エトキシカルボニル) 3部 アミノフェニル]2、6−ジ(トリクロロメチル)−S− トリアジン ・7−[{4−クロロ−6−(ジエチルアミノ)−S−トリアジン 2部 −2−イル}アミノ]−3−フェニルクマリン ・ハイドロキノンモノメチルエーテル 0.01部 ・プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 150部
【0088】上記2成分を混合後、孔径5μmのフィル
ターで濾過し、本発明の感放射線性着色組成物を得た。
この組成物を、カラーフィルター用のガラス基板にスピ
ンコーターで乾燥膜厚が1.5μmとなるように塗布し
100℃で2分間乾燥させたところ、赤色の均一な塗膜
が得られた。
【0089】2.5Kwの超高圧水銀灯を使用し、マス
クを通して200mj/cm2の露光量を照射した。次に0.
1%の炭酸ナトリウム水溶液に浸漬して現像した。この
とき,未露光部が現像液で剥落する秒数および露光部が
現像液で剥落する秒数を測定した。別途,上記アクリレ
−トモノマ−1重量部とメチルアクリレ−ト−アクリル
酸共重合体(70/30(モル比))2重量部とをヘキ
サノン 重量部に溶解し,乾燥厚み2μmのフィルム
を形成して,濁りを目視で観察した。結果を表1に示し
た。
【0090】実施例2〜6,比較例1,2 実施例1において,アクリレ−トモノマ−を下記の様に
変更する以外は実施例1を繰り返した。結果を表1に示
した。 実施例2 (1)ジペンタエリスリト−ルにエチレンオキシドを6
個付加したヘキサアクリレ−ト(25重量%) (2)ジペンタエリスリト−ルにエチレンオキシドを6
個付加したペンタアクリレ−ト(75重量%) 実施例3 (1)ジペンタエリスリト−ルにエチレンオキシドを6
個付加したヘキサアクリレ−ト(60重量%) (2)ジペンタエリスリト−ルにエチレンオキシドを6
個付加したペンタアクリレ−ト(40重量%) 実施例4 (1)ジペンタエリスリト−ルにエチレンオキシドを6
個付加したヘキサアクリレ−ト(100重量%)
【0091】実施例5 (1)ジペンタエリスリト−ルにプロピレンオキシドを
6個付加したヘキサアクリレ−ト(60重量%) (2)ジペンタエリスリト−ルにプロピレンオキシドを
6個付加したペンタアクリレ−ト(40重量%) 実施例6 (1)ジペンタエリスリト−ルにエチレンオキシドを1
2個付加したヘキサアクリレ−ト(60重量%) (2)ジペンタエリスリト−ルにエチレンオキシドを1
2個付加したペンタアクリレ−ト(40重量%) 実施例7 (1)ジペンタエリスリト−ルにエチレンオキシドを6
個付加したヘキサメタアクリレ−ト(100重量%) 比較例1 (1)ジペンタエリスリト−ルヘキサアクリレ−ト(6
0重量%) (2)ジペンタエリスリト−ルペンタアクリレ−ト(4
0重量%) 比較例2 (1)ペンタエリスリト−ルテトラアクリレ−ト(10
0重量%)
【0092】
【表1】
【0093】上記結果から,本発明により未露光部の現
像性が促進され,かつ露光部は現像で溶解しにくくな
り,露光部と未露光部の区別(discriminat
ion)が明瞭になっていることがわかる。これは,ア
ルカリ現像液に対する溶解性確保のために親水性にした
結着樹脂が,本発明で感放射線性重合成分として特定の
(メタ)アクリレ−トモノマ−を選択したことによって
感放射線性重合成分と相溶しやすくなり,しかも紫外線
での硬化性が良好になったためである。
【0094】
【発明の効果】本発明によれば、感放射線性重合成分と
結着樹脂との相溶性が改良された感放射線性着色組成
物、特にカラーフィルターに好適な感放射線性着色組成
物が提供される。本発明の該組成物は塗膜性に優れ、透
過率,色ムラおよび画像の密着性が改良されたカラーフ
ィルターを与え得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/004 505 G03F 7/004 505

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感放射線性成分,結着樹脂、顔料、およ
    び溶剤を含有する感放射線着色組成物において、該感放
    射線性成分が重合性成分として、下記一般式(1)およ
    び(2)で表される化合物群から選択される少なくとも
    1種の(メタ)アクリレ−ト化合物を含有することを特
    徴とする感放射線性着色組成物。 【化1】 (ここで,Bは,各々独立に,−(CH2CH2O)−お
    よび−(CH2CH(CH3)O)−のいずれかを表し;
    Xは,各々独立に,アクリロイル基,メタクリロイル基
    および水素原子のいずれかを表し,しかも,式(1)
    中,アクリロイル基およびメタクリロイル基の合計は5
    個または6個であり,式(2)中のそれは3個または4
    個であり;nは,各々独立に0〜6の整数を表し,しか
    も各nの合計は3〜24であり;mは,各々独立に0〜
    6の整数を表し,しかも各mの合計は2〜16であ
    る。)
  2. 【請求項2】 該重合性成分中に、上記一般式(1)の
    全ての6個のXがアクリロイル基であるアクリル化合物
    が,20重量%以上存在する請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 該重合性成分中に、上記一般式(1)の
    全ての6個のXがアクリロイル基であるアクリル化合物
    が,50重量%以上存在する請求項2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 上記一般式(1)の各nの合計が6〜1
    2である請求項1ないし3に記載の組成物。
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