JPH1063014A - ベルト状感光体の製造方法 - Google Patents
ベルト状感光体の製造方法Info
- Publication number
- JPH1063014A JPH1063014A JP23148596A JP23148596A JPH1063014A JP H1063014 A JPH1063014 A JP H1063014A JP 23148596 A JP23148596 A JP 23148596A JP 23148596 A JP23148596 A JP 23148596A JP H1063014 A JPH1063014 A JP H1063014A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- fused
- manufacturing
- photoreceptor
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 感光体シートをエンドレスベルト状に形成す
るベルト状感光体の製造方法であって、融着部分におけ
る表側への溶け出し量を低減でき、ノロの剥がれを防止
できるベルト状感光体の製造方法を提供する。 【解決手段】 合成樹脂フィルム(1)の上に感光層
(2)を設けて成る矩形の感光体シート(3)の平行な
両端部(4)、(5)を重ね合わせて融着することによ
り、感光体シート(3)をエンドレスベルト状に形成す
るベルト状感光体の製造方法において、重ね合わせた両
端部(4)、(5)の中、外周側に位置する端部(4)
の縁を融着した後、重なり部分(6)の残りの全体を融
着する。
るベルト状感光体の製造方法であって、融着部分におけ
る表側への溶け出し量を低減でき、ノロの剥がれを防止
できるベルト状感光体の製造方法を提供する。 【解決手段】 合成樹脂フィルム(1)の上に感光層
(2)を設けて成る矩形の感光体シート(3)の平行な
両端部(4)、(5)を重ね合わせて融着することによ
り、感光体シート(3)をエンドレスベルト状に形成す
るベルト状感光体の製造方法において、重ね合わせた両
端部(4)、(5)の中、外周側に位置する端部(4)
の縁を融着した後、重なり部分(6)の残りの全体を融
着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルト状感光体の
製造方法に関するものであり、詳しくは、感光体シート
を融着してエンドレスベルト状に形成するベルト状感光
体の製造方法であって、融着部分における表側への溶け
出し量を低減でき、溶け出し部分の剥がれを低減できる
ベルト状感光体の製造方法に関するものである。
製造方法に関するものであり、詳しくは、感光体シート
を融着してエンドレスベルト状に形成するベルト状感光
体の製造方法であって、融着部分における表側への溶け
出し量を低減でき、溶け出し部分の剥がれを低減できる
ベルト状感光体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、ベルト状感光体の一般的な外観
を示す斜視図である。図3は、従来のベルト状感光体に
おける融着部分の構造を拡大して示す模式図であり、融
着方向に直交し且つ厚み方向に沿った縦断面図である。
を示す斜視図である。図3は、従来のベルト状感光体に
おける融着部分の構造を拡大して示す模式図であり、融
着方向に直交し且つ厚み方向に沿った縦断面図である。
【0003】ベルト状感光体は、図2に示す様に、合成
樹脂フィルムの表面に感光層を設けて成る矩形の感光体
シート(3)を使用し、その平行な両端部(4)、
(5)を融着することによってエンドレスベルト状に形
成されたものであり、斯かるベルト状感光体は、電子写
真装置内における配置に自由度があり且つ広い感光面積
を確保し得るため、特に、フルカラーの複写機やプリン
ター等、小型化が望まれる装置に好適に使用される(特
開昭60−249152参照)。
樹脂フィルムの表面に感光層を設けて成る矩形の感光体
シート(3)を使用し、その平行な両端部(4)、
(5)を融着することによってエンドレスベルト状に形
成されたものであり、斯かるベルト状感光体は、電子写
真装置内における配置に自由度があり且つ広い感光面積
を確保し得るため、特に、フルカラーの複写機やプリン
ター等、小型化が望まれる装置に好適に使用される(特
開昭60−249152参照)。
【0004】ベルト状感光体の製造においては、図3に
示す様に、通常、感光体シート(3)の平行な両端部
(4)、(5)を重ね合わせた後、重なり部分(6)に
超音波融着機(図示せず)を使用して超音波振動を与え
る。そして、外周側端部(4)の合成樹脂フィルム
(1)の裏面側と内周側端部(5)の感光層(2)を含
む合成樹脂フィルム(1)の表面側とを溶融して一体化
する。なお、図3中の符号(31)は、所謂ノロと称す
る樹脂の溶け出し部分を示す。
示す様に、通常、感光体シート(3)の平行な両端部
(4)、(5)を重ね合わせた後、重なり部分(6)に
超音波融着機(図示せず)を使用して超音波振動を与え
る。そして、外周側端部(4)の合成樹脂フィルム
(1)の裏面側と内周側端部(5)の感光層(2)を含
む合成樹脂フィルム(1)の表面側とを溶融して一体化
する。なお、図3中の符号(31)は、所謂ノロと称す
る樹脂の溶け出し部分を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の製造
においては、重なり部分(6)を融着した場合、外周側
の端部(4)の端縁にもノロ(31)が形成されるが、
斯かるノロ(31)は、内周側の端部(5)表面の感光
層(2)に融着した状態となる。しかも、外周側の端部
(4)の端縁のノロ(31)には、合成樹脂フィルム
(1)の外に感光層(2)の組成物が含まれている。従
って、外周側の端部(4)の端縁のノロ(31)は、融
着強度が比較的低く、電子写真装置などで長期間使用し
た場合、トナー掻取り用のブレードの摺接によって若干
の剥げれ現象が生じることがある。その結果、所謂ブレ
ードショックや融着部におけるトナー等の付着を惹起す
る虞がある。
においては、重なり部分(6)を融着した場合、外周側
の端部(4)の端縁にもノロ(31)が形成されるが、
斯かるノロ(31)は、内周側の端部(5)表面の感光
層(2)に融着した状態となる。しかも、外周側の端部
(4)の端縁のノロ(31)には、合成樹脂フィルム
(1)の外に感光層(2)の組成物が含まれている。従
って、外周側の端部(4)の端縁のノロ(31)は、融
着強度が比較的低く、電子写真装置などで長期間使用し
た場合、トナー掻取り用のブレードの摺接によって若干
の剥げれ現象が生じることがある。その結果、所謂ブレ
ードショックや融着部におけるトナー等の付着を惹起す
る虞がある。
【0006】本発明は、上記の実状に鑑みなされたもの
であり、その目的は、感光体シートを融着してエンドレ
スベルト状に形成するベルト状感光体の製造方法であっ
て、融着部分における表側への溶け出し量を低減でき、
ノロの剥がれを防止できるベルト状感光体の製造方法を
提供することにある。
であり、その目的は、感光体シートを融着してエンドレ
スベルト状に形成するベルト状感光体の製造方法であっ
て、融着部分における表側への溶け出し量を低減でき、
ノロの剥がれを防止できるベルト状感光体の製造方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、合成樹脂フィルムの上に感光層を設けて
成る矩形の感光体シートの平行な両端部を重ね合わせて
融着することにより、前記感光体シートをエンドレスベ
ルト状に形成するベルト状感光体の製造方法において、
重ね合わせた両端部の中、外周側に位置する端部の縁を
融着した後、重なり部分の残りの全体を融着することを
特徴としている。
め、本発明は、合成樹脂フィルムの上に感光層を設けて
成る矩形の感光体シートの平行な両端部を重ね合わせて
融着することにより、前記感光体シートをエンドレスベ
ルト状に形成するベルト状感光体の製造方法において、
重ね合わせた両端部の中、外周側に位置する端部の縁を
融着した後、重なり部分の残りの全体を融着することを
特徴としている。
【0008】すなわち、上記の製造方法においては、重
ね合わせた感光体シートの両端部を融着する工程におい
て、外周側に位置する端部の縁を最初に融着するため、
融着部分における表側への溶け出し量を低減することが
出来る。その結果、表側のノロの剥がれを防止でき且つ
融着部分を一層滑らかに仕上げることが出来る。
ね合わせた感光体シートの両端部を融着する工程におい
て、外周側に位置する端部の縁を最初に融着するため、
融着部分における表側への溶け出し量を低減することが
出来る。その結果、表側のノロの剥がれを防止でき且つ
融着部分を一層滑らかに仕上げることが出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係るベルト状感光体の製
造方法の一実施形態について、図1及び図2を参照して
説明する。図1は、本発明に係るベルト状感光体の製造
方法を示す模式的な工程図であり、融着方向に直交し且
つ厚み方向に沿った融着部分の縦断面図である。なお、
図1において、図3と同様の要素は図3中の符号を使用
して示している。
造方法の一実施形態について、図1及び図2を参照して
説明する。図1は、本発明に係るベルト状感光体の製造
方法を示す模式的な工程図であり、融着方向に直交し且
つ厚み方向に沿った融着部分の縦断面図である。なお、
図1において、図3と同様の要素は図3中の符号を使用
して示している。
【0010】本発明は、図2に示す様なベルト状感光体
の製造方法であり、斯かる方法においては、概略、従来
の方法と同様に、合成樹脂フィルム(1)の上に感光層
(2)を設けて成る矩形の感光体シート(3)の平行な
両端部(4)、(5)を重ね合わせて融着することによ
り、感光体シート(3)をエンドレスベルト状に形成す
る(符号(1)及び(2)は図1(a)参照)。
の製造方法であり、斯かる方法においては、概略、従来
の方法と同様に、合成樹脂フィルム(1)の上に感光層
(2)を設けて成る矩形の感光体シート(3)の平行な
両端部(4)、(5)を重ね合わせて融着することによ
り、感光体シート(3)をエンドレスベルト状に形成す
る(符号(1)及び(2)は図1(a)参照)。
【0011】上記の感光体シート(3)は、通常、合成
樹脂フィルム(1)の表面に導電層(図示せず)及び感
光層(2)を順次に積層形成して成る。感光層(2)
は、導電層の表面に下引層を介し、電荷発生層、電荷移
動層を順次に形成して成る積層型が好ましいが、電荷発
生物質、電荷輸送物質および結着材樹脂を1つの層中に
含有する単層型でもよい。
樹脂フィルム(1)の表面に導電層(図示せず)及び感
光層(2)を順次に積層形成して成る。感光層(2)
は、導電層の表面に下引層を介し、電荷発生層、電荷移
動層を順次に形成して成る積層型が好ましいが、電荷発
生物質、電荷輸送物質および結着材樹脂を1つの層中に
含有する単層型でもよい。
【0012】合成樹脂フィルム(1)の材料としては、
通常、50〜200μmの厚さのポリエステルやポリカ
ーボネート等の各種の材料が使用される。合成樹脂フィ
ルム(1)の表面に形成される導電層は、導電性塗料の
塗布膜または金属の蒸着膜によって構成される。導電層
が形成された合成樹脂フィルム(1)と感光層(2)と
の密着性を高めるため、上記の導電層の表面には塗膜と
しての下引層が形成されるのが好ましい。
通常、50〜200μmの厚さのポリエステルやポリカ
ーボネート等の各種の材料が使用される。合成樹脂フィ
ルム(1)の表面に形成される導電層は、導電性塗料の
塗布膜または金属の蒸着膜によって構成される。導電層
が形成された合成樹脂フィルム(1)と感光層(2)と
の密着性を高めるため、上記の導電層の表面には塗膜と
しての下引層が形成されるのが好ましい。
【0013】感光層(2)は感光体材料の塗布液によっ
て形成される。斯かる塗布液としては、感光体材料と1
種以上の溶媒から成る従来公知の各種のものを使用する
ことが出来る。電荷発生物質としては、例えば、スーダ
ンレッド、ダイアンブルー等のアゾ顔料の他、ジスアゾ
顔料、キノン顔料、フタロシアニン顔料、ピリリウム
塩、アズレニウム塩などが挙げられる。電荷輸送物質と
しては、主鎖または側鎖にアントラセン、ピレン等の多
芳香族化合物またはインドール、カルバゾール等の含窒
素環式化合物の骨格を有する化合物、その他、ヒドラゾ
ン化合物など正孔輸送物質が挙げられる。
て形成される。斯かる塗布液としては、感光体材料と1
種以上の溶媒から成る従来公知の各種のものを使用する
ことが出来る。電荷発生物質としては、例えば、スーダ
ンレッド、ダイアンブルー等のアゾ顔料の他、ジスアゾ
顔料、キノン顔料、フタロシアニン顔料、ピリリウム
塩、アズレニウム塩などが挙げられる。電荷輸送物質と
しては、主鎖または側鎖にアントラセン、ピレン等の多
芳香族化合物またはインドール、カルバゾール等の含窒
素環式化合物の骨格を有する化合物、その他、ヒドラゾ
ン化合物など正孔輸送物質が挙げられる。
【0014】感光塗膜を形成するための結着剤樹脂とし
ては、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリメタクリ
ル酸エステル類、ポリエステル、セルロースエステル類
などが挙げられる。塗布溶媒としては、揮発性が高く且
つその蒸気の密度が空気よりも大きい溶剤、例えば、n
−ブチルアミン、ジエチルアミン、エチレンジアミン、
アセトン等の溶剤が好適に用いられる。
ては、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリメタクリ
ル酸エステル類、ポリエステル、セルロースエステル類
などが挙げられる。塗布溶媒としては、揮発性が高く且
つその蒸気の密度が空気よりも大きい溶剤、例えば、n
−ブチルアミン、ジエチルアミン、エチレンジアミン、
アセトン等の溶剤が好適に用いられる。
【0015】単層型感光体の場合、感光体材料の塗布液
は、上記の電荷発生物質、電荷輸送物質、結着剤樹脂お
よび塗布溶媒を混合して調製される。また、積層型感光
体の場合、感光体材料の塗布液は、上記の電荷発生物
質、結着剤樹脂および塗布溶媒からなる電荷発生層用の
塗布液と、上記の電荷輸送物質、結着剤樹脂および塗布
溶媒からなる電荷輸送層用の塗布液とを別々に調製す
る。
は、上記の電荷発生物質、電荷輸送物質、結着剤樹脂お
よび塗布溶媒を混合して調製される。また、積層型感光
体の場合、感光体材料の塗布液は、上記の電荷発生物
質、結着剤樹脂および塗布溶媒からなる電荷発生層用の
塗布液と、上記の電荷輸送物質、結着剤樹脂および塗布
溶媒からなる電荷輸送層用の塗布液とを別々に調製す
る。
【0016】塗布液中の各成分の濃度は、公知の方法に
従って適宜選択される。そして、固形分の濃度は、主と
して、形成すべき層の膜厚に応じて決定されるが、単層
型電子写真感光体を製造する際の塗布液の場合および積
層型電子写真感光体を製造する際の電荷輸送層用の塗布
液の場合には、10〜35重量%以下に調整されるのが
好ましい。また、これら塗布液の粘度は、通常、50〜
300cpsとされ、乾燥膜厚は15〜40μmとする
のがよい。上記の各層を形成するための塗布操作は、従
来公知の塗布方法、例えば、ダイコーター法などによっ
て行なわれる。そして、得られた感光体シートは、その
用途に応じた所定寸法の矩形状に裁断成形される。
従って適宜選択される。そして、固形分の濃度は、主と
して、形成すべき層の膜厚に応じて決定されるが、単層
型電子写真感光体を製造する際の塗布液の場合および積
層型電子写真感光体を製造する際の電荷輸送層用の塗布
液の場合には、10〜35重量%以下に調整されるのが
好ましい。また、これら塗布液の粘度は、通常、50〜
300cpsとされ、乾燥膜厚は15〜40μmとする
のがよい。上記の各層を形成するための塗布操作は、従
来公知の塗布方法、例えば、ダイコーター法などによっ
て行なわれる。そして、得られた感光体シートは、その
用途に応じた所定寸法の矩形状に裁断成形される。
【0017】感光体シート(3)の両端部(4)、
(5)を融着する工程においては、図1(a)に示す様
に、先ず、感光体シート(3)を巻回して端部(4)と
端部(5)を重ね合わせる。感光体シート(3)を巻回
するには、図示しないが、例えば、一方の端部(5)を
テーブル(融着台)上に固定する押さえ板と、他方の端
部(4)を吸着保持して前後に往復移動し、固定された
端部(5)上に端部(4)を重畳させる移動バーとを備
え、感光体シート(3)をベルト状に保持可能な巻回装
置が使用される。端部(4)及び(5)の重ね代、すな
わち、重なり幅は、0.1〜5mm程度とされる。
(5)を融着する工程においては、図1(a)に示す様
に、先ず、感光体シート(3)を巻回して端部(4)と
端部(5)を重ね合わせる。感光体シート(3)を巻回
するには、図示しないが、例えば、一方の端部(5)を
テーブル(融着台)上に固定する押さえ板と、他方の端
部(4)を吸着保持して前後に往復移動し、固定された
端部(5)上に端部(4)を重畳させる移動バーとを備
え、感光体シート(3)をベルト状に保持可能な巻回装
置が使用される。端部(4)及び(5)の重ね代、すな
わち、重なり幅は、0.1〜5mm程度とされる。
【0018】次いで、重ね合わせたの両端部(4)、
(5)を超音波融着機(プラスチックウェルダー)によ
って融着する。超音波融着機は、通常、上記の巻回装置
に装備される。超音波融着機は、凡そ20kHzの振動
を発生させる超音波発振器と、発生した振動の振幅を1
0〜30μm程度に増大して被融着物に伝達するホーン
とから主として構成される。ホーンは、図中、符号
(7)で示されており、その先端(下端面)が重なり部
分(6)の重ね代よりも広幅に設定されている。斯かる
ホーン(7)は、上記の巻回装置のテーブル(融着台)
の上方にリニアガイドを介して配置され、適度な押圧力
で被融着物に当接し且つ定速度で直線移動し得る様に設
置される。
(5)を超音波融着機(プラスチックウェルダー)によ
って融着する。超音波融着機は、通常、上記の巻回装置
に装備される。超音波融着機は、凡そ20kHzの振動
を発生させる超音波発振器と、発生した振動の振幅を1
0〜30μm程度に増大して被融着物に伝達するホーン
とから主として構成される。ホーンは、図中、符号
(7)で示されており、その先端(下端面)が重なり部
分(6)の重ね代よりも広幅に設定されている。斯かる
ホーン(7)は、上記の巻回装置のテーブル(融着台)
の上方にリニアガイドを介して配置され、適度な押圧力
で被融着物に当接し且つ定速度で直線移動し得る様に設
置される。
【0019】本発明においては、上記の超音波融着機を
使用することにより、融着操作を2度行って重なり部分
(6)を一体化する。初めに、図1(a)に示す様に、
重ね合わせた両端部(4)、(5)の中、外周側に位置
する端部(4)の縁を端部(5)に融着する。この様な
融着では、別途、幅の狭いホーンを使用してもよいが、
通常はホーン(7)の縁部だけを当接させて端部(4)
の縁を融着する。
使用することにより、融着操作を2度行って重なり部分
(6)を一体化する。初めに、図1(a)に示す様に、
重ね合わせた両端部(4)、(5)の中、外周側に位置
する端部(4)の縁を端部(5)に融着する。この様な
融着では、別途、幅の狭いホーンを使用してもよいが、
通常はホーン(7)の縁部だけを当接させて端部(4)
の縁を融着する。
【0020】融着操作においては、例えば、上記テーブ
ル(融着台)上に保持した重なり部分(6)に1〜10
0kgf/cm2の押圧力でホーン(7)を当てがい、
そして、超音波振動を与えつつ感光体シート(3)の幅
方向に沿って0.5〜50mm/分の定速度でホーン
(7)を移動させることにより、端部(4)、(5)の
接触部分の材料を発熱溶融させて融着する。そして、斯
かる操作により、図1(b)に示す様に、外周側の端部
(4)の縁だけが端部(5)に融着されたエンドレスベ
ルトを形成する。
ル(融着台)上に保持した重なり部分(6)に1〜10
0kgf/cm2の押圧力でホーン(7)を当てがい、
そして、超音波振動を与えつつ感光体シート(3)の幅
方向に沿って0.5〜50mm/分の定速度でホーン
(7)を移動させることにより、端部(4)、(5)の
接触部分の材料を発熱溶融させて融着する。そして、斯
かる操作により、図1(b)に示す様に、外周側の端部
(4)の縁だけが端部(5)に融着されたエンドレスベ
ルトを形成する。
【0021】続いて、図1(c)に示す様に、重なり部
分(6)の略全体、正確には、重なり部分(6)の中の
融着されていない残りの部分の全体を融着する。融着操
作は、超音波融着機のホーン(7)を使用して最初の融
着と同様の条件で行なわれる。斯かる2回目の融着操作
により、重なり部分(6)の全体が融着されたエンドレ
スベルト状の感光体を得ることが出来る。
分(6)の略全体、正確には、重なり部分(6)の中の
融着されていない残りの部分の全体を融着する。融着操
作は、超音波融着機のホーン(7)を使用して最初の融
着と同様の条件で行なわれる。斯かる2回目の融着操作
により、重なり部分(6)の全体が融着されたエンドレ
スベルト状の感光体を得ることが出来る。
【0022】上記の製造方法によれば、感光体シート
(3)の両端部(4)、(5)の重なり部分(6)を融
着する工程において、外周側に位置する端部(4)の縁
を最初に融着するため、2回目の溶融操作によって両端
部(4)、(5)の接触部分から溶け出す樹脂を外周側
に漏出させることがない。換言すれば、端部(4)の縁
から端部(5)の表面に漏出する溶け出し部分、すなわ
ち、表側のノロ(31)が最初の融着によってのみ形成
されるため、表側のノロ(31)の溶け出し量を低減す
ることが出来る。
(3)の両端部(4)、(5)の重なり部分(6)を融
着する工程において、外周側に位置する端部(4)の縁
を最初に融着するため、2回目の溶融操作によって両端
部(4)、(5)の接触部分から溶け出す樹脂を外周側
に漏出させることがない。換言すれば、端部(4)の縁
から端部(5)の表面に漏出する溶け出し部分、すなわ
ち、表側のノロ(31)が最初の融着によってのみ形成
されるため、表側のノロ(31)の溶け出し量を低減す
ることが出来る。
【0023】その結果、表面側のノロ(31)には内周
側の端部(5)表面の感光層(2)の組成物の含有量が
少なく、かつ、表側のノロ(31)と端部(5)表面の
感光層(2)との融着量も少ないため、表側のノロ(3
1)の剥がれを防止でき且つ融着部分を一層滑らかに仕
上げることが出来る。従って、また、本発明によって得
られたベルト状感光体を電子写真装置などへ装着した場
合には、ブレードショックを低減でき且つ融着部分にお
けるトナー等の異物の付着を防止でき、そして、一層高
品位の画像を形成することが出来る。
側の端部(5)表面の感光層(2)の組成物の含有量が
少なく、かつ、表側のノロ(31)と端部(5)表面の
感光層(2)との融着量も少ないため、表側のノロ(3
1)の剥がれを防止でき且つ融着部分を一層滑らかに仕
上げることが出来る。従って、また、本発明によって得
られたベルト状感光体を電子写真装置などへ装着した場
合には、ブレードショックを低減でき且つ融着部分にお
けるトナー等の異物の付着を防止でき、そして、一層高
品位の画像を形成することが出来る。
【0024】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、融
着部分における表側への溶け出し量を低減できるため、
表側のノロの剥がれを防止でき且つ融着部分を一層滑ら
かに仕上げることが出来る。その結果、電子写真装置な
どへ装着した場合、ブレードショックを低減でき且つ融
着部分におけるトナー等の異物付着を防止できるため、
一層高品位の画像を形成することが出来る。
着部分における表側への溶け出し量を低減できるため、
表側のノロの剥がれを防止でき且つ融着部分を一層滑ら
かに仕上げることが出来る。その結果、電子写真装置な
どへ装着した場合、ブレードショックを低減でき且つ融
着部分におけるトナー等の異物付着を防止できるため、
一層高品位の画像を形成することが出来る。
【図1】本発明に係るベルト状感光体の製造方法を示す
模式的な工程図であり、融着方向に直交し且つ厚み方向
に沿った融着部分の縦断面図である。
模式的な工程図であり、融着方向に直交し且つ厚み方向
に沿った融着部分の縦断面図である。
【図2】ベルト状感光体の一般的な外観を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】従来のベルト状感光体における融着部分の構造
を拡大して示す模式図である。
を拡大して示す模式図である。
1 :合成樹脂フィルム 2 :感光層 3 :感光体シート 31:溶け出し部分(ノロ) 4 :感光体シートの端部 5 :感光体シートの端部 6 :重なり部分 7 :超音波融着機のホーン
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂フィルムの上に感光層を設けて
成る矩形の感光体シートの平行な両端部を重ね合わせて
融着することにより、前記感光体シートをエンドレスベ
ルト状に形成するベルト状感光体の製造方法において、
重ね合わせた両端部の中、外周側に位置する端部の縁を
融着した後、重なり部分の残りの全体を融着することを
特徴とするベルト状感光体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23148596A JPH1063014A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | ベルト状感光体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23148596A JPH1063014A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | ベルト状感光体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1063014A true JPH1063014A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16924237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23148596A Pending JPH1063014A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | ベルト状感光体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1063014A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000047403A (ja) * | 1998-07-28 | 2000-02-18 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電子写真用感光体の製造方法 |
| JP2018146726A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | 富士ゼロックス株式会社 | 無端ベルト、転写装置、画像形成装置 |
-
1996
- 1996-08-13 JP JP23148596A patent/JPH1063014A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000047403A (ja) * | 1998-07-28 | 2000-02-18 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電子写真用感光体の製造方法 |
| JP2018146726A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | 富士ゼロックス株式会社 | 無端ベルト、転写装置、画像形成装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5177540A (en) | Developer container, developer unit and process cartridge having the developer unit | |
| US5190608A (en) | Laminated belt | |
| US5698358A (en) | Process for fabricating a belt with a seam having a curvilinear S shaped profile | |
| JPH075701A (ja) | 斜めシーム形状を有する可撓性ベルト | |
| JP3977035B2 (ja) | 現像剤容器の製造方法 | |
| JP3710385B2 (ja) | トナー補給容器及びプロセスカートリッジ | |
| JP2002332467A (ja) | 導電性カーボンが充填されたポリビニルブチラール接着剤 | |
| JP3655969B2 (ja) | 感光体ベルトの製造方法 | |
| JP2000161443A (ja) | パズルカット接合ベルト | |
| JP3724201B2 (ja) | 無端ベルト状電子写真感光体の製造方法 | |
| JPS6199183A (ja) | トナ−粒子の散逸防止装置 | |
| JP4215295B2 (ja) | 感光体ベルトの製造方法 | |
| JPH1020512A (ja) | 感光体ベルトの製造方法および感光体ベルト | |
| JP3594276B2 (ja) | ベルト状感光体 | |
| JP2003173075A (ja) | 現像剤補給容器の製造方法及びプロセスカートリッジの製造方法 | |
| JP3680548B2 (ja) | 転写ベルト及びその製造方法 | |
| US7846280B2 (en) | Ultrasonic welding member for smoothing flexible belt seams and method for using | |
| JPS629938A (ja) | シ−ト体の接合方法 | |
| JP2002162818A (ja) | トナー補給容器及びプロセスカートリッジ及びそれらの製造方法 | |
| JPS58117581A (ja) | 記録装置 | |
| JPH0872148A (ja) | フィルムの接合方法、および画像形成装置の転写ベルトの製造方法 | |
| JP6406916B2 (ja) | カートリッジ及びカートリッジの製造方法 | |
| JP2000161444A (ja) | 紫外線硬化を用いるパズルカット接合装置 | |
| US7850804B2 (en) | Member for smoothing flexible belt seams and method for using | |
| JPH03221954A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20031219 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040304 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040527 |