JPH106423A - ボックス型建築用壁板材の製造方法 - Google Patents

ボックス型建築用壁板材の製造方法

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Publication number
JPH106423A
JPH106423A JP17721696A JP17721696A JPH106423A JP H106423 A JPH106423 A JP H106423A JP 17721696 A JP17721696 A JP 17721696A JP 17721696 A JP17721696 A JP 17721696A JP H106423 A JPH106423 A JP H106423A
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JP
Japan
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piece
folded
cut
bent
pieces
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Withdrawn
Application number
JP17721696A
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English (en)
Inventor
Kunio Takei
邦男 武井
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NISSHIN SOGO KENZAI KK
Original Assignee
NISSHIN SOGO KENZAI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1組の辺の外方に突出する接合片を他の組の
辺に裏面側に樹脂の存在しない連結用凹部をそれぞれ有
する金属板間に合成発泡樹脂を有する矩形状のボックス
型建築用壁板材を、僅かな設備投資で容易且つ安価に効
率良く製造する。 【解決手段】 表面材用金属帯2’の両側部を所定の間
隔毎に凸形状に切除し、両側縁部に折曲げ片4a,5a、折
返し片4b,5b及び延設片6a,6aを形成して樋状にし、延
設片6a間に樹脂流出防止用堰を装着し、樋内に未発泡の
樹脂を配し、所定形状に形成した裏面材用金属帯3’の
折返し片4c,5dを表面材用金属帯2’の折返し片4b,5b
に重ね合わせ、樹脂を発泡硬化させ、所定位置で切断
し、表面材2の折返し片4b,5bの切断面露出位置より切
断面側の裏面材3,堰及び樹脂7を除去し、折曲片相当
部6b’を裏側に略90度折曲して樹脂7と裏面材3が存在
しない連結用凹部6を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の壁面を構成す
るためのボックス型建築用壁板材を、サイディング材と
通称されている建築用壁板材を連続的に製造する従来装
置を使用することができて僅かな設備投資で容易且つ安
価に連続的に生産することができる、生産効率に優れた
ボックス型建築用壁板材の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】工場やビルディング等の大型の建築物の
壁面を構成する建築用壁板材としては、側面に少なくと
も1組の対向する折曲げ片を備えた表面板の裏面に合成
発泡樹脂が充填されておりその合成発泡樹脂を金属帯や
例えばアルミニウムがラミネートされている紙等により
被覆されているものが広く利用されている。
【0003】このような建築用壁板材としては、長手方
向と平行な両側面の折曲げ片に嵌合部と嵌入部とがそれ
ぞれ形成されていて長手方向と直行する方向に順次連結
して施工されるサイディング材と称されている比較的長
尺な建築用壁板材と、矩形箱状の壁面本体の四周にそれ
ぞれ係合片や接合部が形成されており側方及び上下方向
に順次連結して施工されるボックス型建築用壁板材とが
一般に使用されている。
【0004】前記比較的長尺な前記建築用壁板材を製造
は、表面材を成す金属帯を連続的に通板しながら両側面
に所定形状の嵌合部と嵌入部とを有する所定の断面形状
にロールフォーミング加工して樋状に形成し、この樋状
に形成された金属帯の樋内に未発泡の合成発泡樹脂を連
続的に配すると共に裏面側に金属帯又は例えばアルミニ
ウムがラミネートされている紙等の裏面材を連続的に配
して後、前記未発泡の合成発泡樹脂がその発泡を完了す
るまで樋状の金属帯と裏面材とを所定の間隔を維持する
ように挾持しながら通板して樋状の金属帯の樋内の合成
発泡樹脂を発泡硬化させる方法によっているので、連続
的に生産することができて非常に効率良く生産すること
ができるのである。
【0005】しかしながら、この比較的長尺な建築用壁
板材は長手方向両側の側端面において発泡した合成発泡
樹脂が露出したままの状態であるので、施工する際にこ
の側端面を隠蔽するために隠蔽金具を必要とし、しかも
この隠蔽金具は比較的長尺な建築用壁板材の表面よりも
更に表面側に突出した状態になるため外観を低下させる
欠点があると共に、雨仕舞の面でも問題が残るため、煉
瓦やタイルの施工と同様に建築用壁板材の四周にパテを
充填できるような、矩形箱状の壁面本体の四周に所定形
状の係合片又は接合部を形成したボックス型建築用壁板
材の需要が高まってきている。
【0006】しかしながら、このようなボックス型建築
用壁板材の製造は、例えば表面を構成する表面材及び裏
面を構成する裏面材として定尺の金属板を使用し、矩形
箱状の壁面本体の四周に所定形状の係合片又は接合部を
形成したボックス型の表面材に、所定形状に形成された
裏面材をこの表面材との間に空間が存在するように連結
するに際して、この空間内に未発泡の合成発泡樹脂を注
入してその発泡を完了するまで表面材と裏面材とを所定
の間隔を維持するように挾持して合成発泡樹脂を発泡硬
化させる方法や、予め所定の形状に形成されたプラスチ
ックフォームの一方の面を前記空間内の表面材にまた他
方の面を前記空間内の裏面材にそれぞれ接着剤で貼着す
る方法によっていた。
【0007】従って、このようなボックス型建築用壁板
材の前記したいずれの製造方法も、予め表面材及び裏面
材を予め所定の形状に形成しておくバッチ式であるか
ら、生産効率が悪く製造コストが高くなり、この製造コ
ストが価格に転嫁されボックス型建築用壁板材が高価と
なるという欠点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の欠点を解消し、建築物の壁面を構成するためのボッ
クス型建築用壁板材を僅かな設備投資で容易且つ安価に
連続的に生産することができる、生産効率に優れたボッ
クス型建築用壁板材の製造方法を提供することを課題と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、かかる課題
を解決すべく種々検討した結果、製造すべきボックス型
建築用壁板材として、表面材と裏面材との間に合成発泡
樹脂が充填されている矩形状をなし、四周の対向する一
組の辺には外方に突出している接合部がまた他の対向す
る一組の辺の裏側には合成発泡樹脂が充填されていない
連結用凹部が形成されており、前記接合部のうち一方の
接合部は表面材の表面片の端縁部を裏側に折り曲げられ
ている折曲げ片の端縁側に外方に突出するように折り曲
げられた後に裏側に180度折り返されている折返し片と
裏面材が折曲げ片を設けること無くその端縁部を表側に
180度折り返されている折返し片とが重ね合わされて成
り、他方の接合部は表面材の表面片の端縁部を裏側に折
り曲げられて前記一方の接合部の厚さ分だけその接合部
の折曲げ片より低い高さに形成されている折曲げ片の端
縁側を外方に突出するように折り曲げられた後に裏側に
180度折り返されている折返し片と裏面材が表側に端縁
部を折り曲げられて前記一方の接合部の厚さと同一高さ
に形成されている折曲げ片の端縁側を外方に突出するよ
うに折り曲げられた後に表側に180度折り返されている
折返し片とを重ね合わされて成り、連結用凹部は前記接
合部の表面材の折曲げ片から延設された延設片と該延設
片の端縁位置で表面片の端縁部を裏側に略90度折り曲げ
られた折曲片とで形成されていて裏面側には合成発泡樹
脂のみならず裏面材も存在しない構成より成るものとす
る。
【0010】このようなボックス型建築用壁板材を製造
するに際し、表面材を成す表面材用金属帯の両側縁部を
その長手方向に所定の間隔毎に、形成すべきボックス型
建築用壁板材の表面片,接合部を形成せしめる各折曲げ
片及び折返し片,連結用凹部をそれぞれ形成せしめる、
延設片及び折曲片に形成する表面片相当部,各折曲げ片
相当部,各折返し片相当部,各延設片相当部及び各折曲
片相当部を残して、金属帯の中央側に凸を成す凸形状に
切除し、該表面材用金属帯の両側縁部にロールフォーミ
ング加工により折曲げ片,折返し片及び延設片を形成し
て両側にフランジ部を有する樋状にした後に該延設片間
の切除部に合成発泡樹脂の流出を防止せしめる樹脂流出
防止用堰を装着し、次いで前記樋状の表面材用金属帯の
樋内に連続的に未発泡の合成発泡樹脂を配すると共に、
一方の側縁部に折返し片がまた他方の側縁部に折曲げ片
を介して折返し片がそれぞれ全長に亘って形成されてい
る裏面材を成す裏面材用金属帯の折返し片を表面材用金
属帯の折返し片に重ね合わせて両金属帯間の間隔を所定
の間隔に維持して未発泡の合成発泡樹脂を発泡硬化させ
て合成発泡樹脂として該合成発泡樹脂により両金属帯を
接着した後、表面材用金属帯の両側縁部の切除部におけ
る折曲片相当部間の境界線位置で両金属帯と樹脂流出防
止用堰と合成発泡樹脂とを幅方向に切断すると共に、表
面材用金属帯の両側縁部の切除部の折返し片の切断面露
出位置で裏面材用金属帯と該裏面材用金属帯に接着して
いる合成発泡樹脂の一部とをその幅方向全体に切り込
み、この切り込みの位置で表面片相当部と同一幅の切込
み刃を表面材用金属帯の裏面又は樹脂流出防止用堰の底
部に刃先が当接するまで押し込んで合成発泡樹脂に切り
込みを設けた後に該切込み刃を切断された樹脂流出防止
用堰の切断面側に移動させて切り込みより樹脂流出防止
用堰の切断面側に位置する裏面材用金属帯と合成発泡樹
脂と樹脂流出防止用堰とを除去し、しかる後に前記延設
片の切断面露出位置で表面材用金属帯の折曲片相当部を
裏側に略90度折り曲げて裏側に合成発泡樹脂が充填され
ていない連結用凹部を形成すれば、上記課題を解決する
ことができることを究明して本発明を完成したのであ
る。
【0011】また、両金属帯間の間隔を所定の間隔に維
持して未発泡の合成発泡樹脂を発泡硬化させる工程を所
定温度の雰囲気内において行えば、合成発泡樹脂を発泡
硬化を短時間に且つ確実に行うことができ、樹脂流出防
止用堰として樋状の表面材用金属帯の切除部における折
返し片間,折返し片間の間隔と同一幅で形成されてお
り、該表面材用金属帯の延設片間を閉塞せしめる堰部間
に表面片相当部の連結用凹部の裏面と折曲片相当部の裏
面とに当接せしめられる底部が形成されている断面略コ
字状か、又は堰部の上端に外方に突出するリップ部が形
成されている略ハット形状に形成されているものを使用
すれば、連結用凹部を形成される部分において合成発泡
樹脂は樹脂流出防止用堰にのみ接着していて表面材用金
属帯の裏面に合成発泡樹脂が接着されていない状態とな
るので表面片相当部と同一幅の切込み刃で合成発泡樹脂
に切り込みを設けた後に該切込み刃を切断された樹脂流
出防止用堰の切断面側に移動させて切り込みより樹脂流
出防止用堰の切断面側に位置する裏面材用金属帯と合成
発泡樹脂と樹脂流出防止用堰とを簡単に除去することが
でき、更に樋状の表面材用金属帯の切除部における延設
片間の間隔と同一幅を有し該延設片間に挿入されて係止
される係止片が形成されているものを使用すれば、樹脂
流出防止用堰の装着を容易に行うことができ、また裏面
材用金属帯の折返し片を表面材用金属帯の折返し片にそ
れぞれ断熱シール材を介して重ね合わせて表面材用金属
帯の両側縁部の切除部における折曲片相当部間の境界線
位置で両金属帯と樹脂流出防止用堰と合成発泡樹脂とを
幅方向に切断する際に該断熱シール材も幅方向に切断
し、表面材用金属帯の両側縁部の切除部の折返し片の切
断面露出位置で裏面材用金属帯と該裏面材用金属帯に接
着している合成発泡樹脂の一部とをその幅方向全体に切
り込んで切り込みを設ける際に該断熱シール材も幅方向
に切り込れば、ボックス型建築用壁板材を断熱性に優れ
たものとできるにも拘らずその製造工程を増加すること
もなく、また両金属帯と樹脂流出防止用堰と合成発泡樹
脂と断熱シール材が存在する場合には該断熱シール材と
共に切断する作業と裏面材用金属帯と該裏面材用金属帯
に接着している合成発泡樹脂の一部と更に断熱シール材
が存在する場合には該断熱シール材とをその幅方向全体
に切り込んで切り込みを設ける作業とを同時に行えば、
作業時間を短縮できて製造効率が向上するばかりか切断
線と切り込みとが平行になって製品の仕上り精度が向上
し、裏面材用金属帯の折返し片を表面材用金属帯の折返
し片に重ね合わせた後に重ね合わされた各折返し片同士
及び各折返し片同士をリベットにより連結すれば、表面
材と裏面材とが強固に一体形成されて表面材や裏面材が
剥がれることが無く製品価値の高い製品を製造すること
ができることも究明したのである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明に係るボ
ックス型建築用壁板材の製造方法について詳細に説明す
る。図1は本発明方法を実施して製造されたボックス型
建築用壁板材の1実施例を示す裏面側から見た斜視図、
図2〜図9はそれぞれ本発明方法を実施する過程を順次
示す斜視図、図10は図6において裏面材用金属帯とそ
の裏面材用金属帯に接着している合成発泡樹脂の一部と
をその幅方向全体に切り込んで切り込みを設ける過程を
示す説明用断面図、図11は本発明方法により製造され
たボックス型建築用壁板材を横張り固定したときの上下
方向に隣接して固定されたボックス型建築用壁板材の連
結状態を示す断面説明図、図12は本発明方法により製
造されたボックス型建築用壁板材を横張り固定したとき
の側方に隣接して固定されたボックス型建築用壁板材の
固定状態を示す断面説明図、図13は本発明方法によっ
て製造されたボックス型建築用壁板材を固定するときに
連結用凹部に嵌入される連結部材を示す説明用斜視図で
ある。
【0013】先ず、製造すべきボックス型建築用壁板材
について説明する。図面中、1は本発明方法によって製
造されるボックス型建築用壁板材であり、図1に示す如
く表面材2と裏面材3との間に合成発泡樹脂7が充填さ
れている矩形状をなし、四周の対向する一組の辺には外
方に突出している接合部4,5が、また他の対向する一
組の辺の裏側には合成発泡樹脂7が充填されていない連
結用凹部6,6が形成されている。
【0014】接合部4,5のうち一方の接合部4は、表
面材2が表面片2aの端縁部を裏側に(図示した実施例で
は略90度の角度で)折り曲げられている折曲げ片4aの端
縁側に外方に突出するように折り曲げられた後に裏側に
180度折り返されている折返し片4bと、裏面材3が折曲
げ片を設けること無くその端縁部を表側に180度折り返
されている折返し片4cとを重ね合わされて形成されてい
る。
【0015】他方の接合部5は、表面材2が表面片2aの
端縁部を裏側に(図示した実施例では略90度で)折り曲
げられて前記一方の接合部4の厚さ分だけこの接合部4
の折曲げ片4aより低い高さに形成されている折曲げ片5a
の端縁側を外方に突出するように折り曲げられた後に裏
側に180度折り返されている折返し片5bと、裏面材3が
端縁部を表側に(図示した実施例では略90度の角度で)
折り曲げられて前記一方の接合部4の厚さと同一高さに
形成されている折曲げ片5cの端縁側を外方に突出するよ
うに折り曲げられた後に表側に180度折り返されている
折返し片5dとを重ね合わされて形成されている。
【0016】このような各接合部4,5において、表面
材2と裏面材3との重ね合わせられている折返し片4bと
4cとの間及び5bと5dとの間にそれぞれ断熱シール材9が
配されていることが好ましい。
【0017】表面材2の前記接合部4,5が形成されて
いる辺と直交する他の対向する一組の辺の裏側に形成さ
れている連結用凹部6,6は、それぞれ接合部4,5の
表面材2の折曲げ片4a,5aから延設された延設片6aと、
この延設片6aの端縁位置で表面片2aの端縁部を裏側に折
り曲げられて形成されている折曲片6bとで形成されてい
て、裏面側には合成発泡樹脂7のみならず裏面材3や更
に断熱シール材9も存在しない。
【0018】次に上述した如く構成されているボックス
型建築用壁板材を製造する本発明方法について説明す
る。本発明方法は、先ず図2に示す如く表面材2を成す
表面材用金属帯2’の表面片相当部2a’、各折曲げ片相
当部4a’,5a’、折返し片相当部4b’,5b’、延設片相
当部6a’及び折曲片相当部6b’を残して、両側縁部をそ
の長手方向に所定の間隔毎に中央側に凸形状を成すよう
に切除する。
【0019】この切除する凸形状とは、連続的に加工さ
れる表面材2を成す表面材用金属帯2’の最も中央側に
おける表面片相当部2a’,2a’間に連続している折曲片
相当部6b’,6b’の両側であって、折曲げ片相当部4
a’,5a’の幅に対応する部分と、この部分の更に側縁
側であって延設片相当部6a’,6a’と折返し片相当部4
b’,5b’との境界位置から表面材用金属帯2’の側端
縁に至る線間における折返し片相当部4b’,5b’の幅に
対応するとである。
【0020】ここで、前記各相当部2a’,4a’,4b’,
5a’,5b’,6a’及び6b’とは、それぞれボックス型建
築用壁板材1を成形したときに表面片2a,一方の接合部
4の表面材2の折曲げ片4a及び折返し片4b,他方の接合
部5の表面材2の折曲げ片5a及び折返し片5b,連結用凹
部6の延設片6a及び折曲片6bを形成されるための部分で
ある。
【0021】そして、両側縁部を長手方向に所定の間隔
毎に前記凸形状に切除された表面材用金属帯2’を、ロ
ールフォーミング加工により図3に示す如く、各接合部
4,5の折曲げ片相当部4a’,5a’及び連結用凹部6の
延設片相当部6a’と、折返し片相当部4b’,5b’とを折
り曲げて、それぞれ折曲げ片4a,5a及び延設片6aと、折
返し片4b,5bとを形成して両側に折返し片4b,5bから成
るフランジ部を有する樋状とする。
【0022】この両側にフランジ部を有する樋状に形成
された表面材用金属帯2’は、両側縁の切除部において
延設片6a,6a間が切除されているので、図4に示す如く
この切除されている部分から合成発泡樹脂7が流出しな
いように前記延設片6a,6a間を閉塞せしめる樹脂流出防
止用堰8を装着する。
【0023】この樹脂流出防止用堰8は、紙やプラスチ
ックにより成形されていて樋状に形成された表面材用金
属帯2’の少なくとも切除部における延設片6a,6a間を
閉塞し得る形状であれば良いので、延設片6a,6aの端部
及び折曲片相当部6b’,6b’の端部に当接する部分を有
する略L字状の部材であっても良いが、折返し片4b,4b
間及び5b,5b間の間隔と同一幅で形成されており、延設
片6a,6a間を閉塞する堰部8a,8a間に表面片相当部2a’
及び折曲片相当部6b’の裏面に当接せしめられる底部8b
が形成されている断面略コ字状に形成されていたり、こ
の断面略コ字状に更に図4に示す如く堰部8a,8aの上端
に外方に突出するリップ部8dが形成されている断面がリ
ップ部8dの高さの異なる変形ハット形状に形成されてい
たりすると、後述する連結用凹部6を形成される部分に
合成発泡樹脂7が存在しない状態とするための合成発泡
樹脂7の除去を容易に行うことができて好ましい。
【0024】また、上記した如き樹脂流出防止用堰8
に、樋状の表面材用金属帯2’の切除部における延設片
6a,6a間の間隔と同一幅を有し、この延設片6a,6a間に
挿入されて係止される係止片8cが形成されていると、樹
脂流出防止用堰8の装着を所定の位置に正確に且つ容易
に行うことができて好ましい。
【0025】次いで、図5に示す如く樹脂流出防止用堰
8を装着された樋状の表面材用金属帯2’の樋内に連続
的に未発泡の合成発泡樹脂を配すると共に、表面材用金
属帯2’をロールフォーミング加工する作業と並行して
ロールフォーミング加工されて所定の断面形状に形成さ
れて供給されて来る裏面材3、即ち一方の側縁部に折返
し片4cがまた他方の側縁部に所定の高さの折曲げ片5cを
介して折返し片5dがそれぞれ全長に亘って形成されてい
る裏面材用金属帯3’を、前記樋状の表面材用金属帯
2’の高さの高い折曲げ片4aを介して形成されている折
返し片4bに前記一方の側縁部に形成されている折返し片
4cを、また高さの低い折曲げ片5aを介して形成されてい
る折返し片5bに前記他方の側縁部に折曲げ片5cを介して
形成されている折返し片5dをそれぞれ重ね合わせる。
【0026】このとき、表面材用金属帯2’と裏面材用
金属帯3’とに形成されている各折返し片4bと4c,5bと
5dをそれぞれ防火性を有する断熱シール材9を介して重
ね合わせることが、製造されたボックス型建築用壁板材
1の断熱性をより優れたものとすることができて好まし
く、この断熱シール材9としては例えば厚さ3mm程度の
シート状に形成されたロックウール等の無機質繊維材を
例示することができる。
【0027】そして、樋状の表面材用金属帯2’の樋内
に連続的に供給された未発泡の合成発泡樹脂が発泡硬化
するまで、この表面材用金属帯2’と裏面材用金属帯
3’との間隔を所定の間隔に維持して図6に示す如く両
金属帯2’と3’とを合成発泡樹脂7を介して接着す
る。この合成発泡樹脂を発泡硬化させるためには、表面
材用金属帯2’と裏面材用金属帯3’との間隔を所定の
間隔に維持する過程を、所定の発泡温度の雰囲気内にお
いて行うことが好ましい。
【0028】しかる後、表面材用金属帯2’の両側縁部
の切除部における折曲片相当部6b’の境界線位置、即ち
切除部における表面材用金属帯2’幅方向の最も中央側
の折曲片相当部6b’に沿った部分は連結用凹部6の折曲
片6bの高さの2倍の長さであるので、表面材用金属帯
2’の両側縁部に形成された切除部の中央位置におい
て、合成発泡樹脂7を介して接着されている両金属帯
2’,3’と樹脂流出防止用堰8とを断熱シール材9が
存在する場合にはこの断熱シール材9及び合成発泡樹脂
7と共に切断する。
【0029】また図7に示す如く、前記表面材用金属帯
2’の両側縁部の切除部の折返し片4b,5bの切断面露出
位置で裏面材用金属帯3’と、裏面材用金属帯3’に接
着している合成発泡樹脂7の一部と、更に断熱シール材
9が存在する場合にはこの断熱シール材9とをその幅方
向全体に切り込んで、この切り込み11aより前記切断面
側の裏面材用金属帯3’と断熱シール材9が存在する場
合にはこの断熱シール材9とを除去できるようにする。
この切り込み11aを設ける作業は、裏面材用金属帯3’
は一方の側縁部に折返し片4cがまた他方の側縁部に折曲
げ片5cを介して折返し片5dがそれぞれ形成されており両
側縁部の高さが異なっているので、断熱シール材9が存
在する場合にはこの断熱シール材9と裏面材用金属帯
3’とを切除するように、また断熱シール材9が存在し
ない場合には裏面材用金属帯3’を切除するように、図
10に示す如くカッター11を所定の軌道に沿って移動さ
せるのである。
【0030】前記両金属帯2’,3’と樹脂流出防止用
堰8と断熱シール材9が存在する場合にはこの断熱シー
ル材9及び合成発泡樹脂7とを共に切断する作業と、裏
面材用金属帯3’とこの裏面材用金属帯3’に接着して
いる合成発泡樹脂7の一部と更に断熱シール材9が存在
する場合にはこの断熱シール材9とをその幅方向全体に
切り込んで切り込み11aを設ける作業とは、同時に行う
ことが好ましい。
【0031】しかる後、図8に示す如く例えば表面片相
当部2a’と同一幅の切込み刃12を、前記切り込み11aの
位置で表面材2の裏面又は樹脂流出防止用堰8の底部8b
に刃先が当接するまで押し込んで合成発泡樹脂7に切り
込みを設けた後、この切込み刃12を既に切断されている
樹脂流出防止用堰8の切断面側に移動させて切り込み11
aより樹脂流出防止用堰8の切断面側に位置する裏面材
用金属帯3’と合成発泡樹脂7と樹脂流出防止用堰8と
更に断熱シール材9が存在する場合にはこの断熱シール
材9とを除去すれば良い。このとき、樹脂流出防止用堰
8が断面略コ字状又は変形ハット形状であると、堰部8a
及び底部8bが表面材用金属帯2’の裏面と合成発泡樹脂
7との接着を防止しているので、その除去作業は容易で
ある。
【0032】しかる後、図9に示す如く折曲片相当部6
b’を裏側に略90度折り曲げて裏側に合成発泡樹脂7が
存在しない連結用凹部6を形成する。このように折曲片
相当部6b’を折り曲げるには、表面材用金属帯2’の表
面片相当部2a’の端部位置の裏側に表面片相当部2a’の
略全幅に亘ってガイドを当接させ、このガイドに沿って
折曲片相当部6b’を裏側に折り曲げて折曲片6bを形成す
れば良い。
【0033】また、表面材用金属帯2’及び裏面材用金
属帯3’との折返し片4b,4c及び5b,5d同士の重ね合わ
せ部には、この折返し片4b,4c同士及び折返し片5b,5d
同士をリベット10により接合することが表面材2と裏面
材3とを強固に連結することができて好ましい。
【0034】このような本発明方法によって製造された
ボックス型建築用壁板材1を固定するには、先ず図13
に示す如きボックス型建築用壁板材1の連結用凹部6に
嵌合される嵌合部14aが幅方向に所定の間隔を隔てて平
行に、且つその長手方向にボックス型建築用壁板材1の
接合片4,5の幅と略等しい間隔を隔てて切除部14bが
それぞれ形成されている連結部材14を準備する。
【0035】そして、ボックス型建築用壁板材1を横張
り固定する場合には、図11及び図12に示す如く、前
記連結部材14を胴縁又は間柱16にその長手方向を鉛直に
すると共に切除部14bが同一高さに位置するようにして
側方にボックス型建築用壁板材1の長さに対応する所定
の間隔を隔てて固定し、ボックス型建築用壁板材1の表
面材2に高さの高い折曲げ片4aを有する一方の接合片4
を上縁にし且つこの接合片4が連結部材14の切除部14b
と同一高さに位置するようにして連結用凹部6を連結部
材14の嵌合部14aに嵌合させ、このボックス型建築用壁
板材1の上方に次に固定されるボックス型建築用壁板材
1の連結用凹部6を連結部材14の嵌合部14aに嵌合させ
ると共に他方の接合片5をその下方のボックス型建築用
壁板材1の一方の接合片4に重ね合わせ、重ね合わせら
れた接合片4,5をタッピンビス等の固定具13により胴
縁又は間柱16に固定する。このような作業を上方に順次
繰返し行うと共に、更に前記作業を施工すべき壁面の全
幅に亘って行う。しかる後、上下方向に隣接するボック
ス型建築用壁板材1,1の表面片2a,2a間の接合片5の
表面側及び側方に隣接するボックス型建築用壁板材1,
1の連結用凹部6,6の折曲片6b,6b間の連結部材14の
表面側にそれぞれコーキング材15を充填すれば、壁面が
施工されるのである。
【0036】また、ボックス型建築用壁板材1を縦張り
固定する場合には、前記連結部材14を胴縁又は間柱16に
その長手方向を水平にして上下方向にボックス型建築用
壁板材1の長さに対応する所定の間隔を隔てて固定し、
ボックス型建築用壁板材1の連結用凹部6を連結部材14
の嵌合部14aに嵌合させ、このボックス型建築用壁板材
1の表面材2に高さの高い折曲げ片4aを有する一方の接
合片4側の側方に次に固定されるボックス型建築用壁板
材1の連結用凹部6を連結部材14の嵌合部14aに嵌合さ
せると共に他方の接合片5をその側方に固定されている
ボックス型建築用壁板材1の一方の接合片4に重ね合わ
せ、重ね合わせられた接合片4,5をタッピンビス等の
固定具13により胴縁又は間柱16に固定する。このような
作業を側方に順次繰返し行うと共に、前記作業を施工す
べき壁面の全高に亘って行う。そして、側方に隣接する
ボックス型建築用壁板材1,1の表面片2a,2a間の接合
片5の表面側及び上下方向に隣接するボックス型建築用
壁板材1,1の連結用凹部6,6間の折曲片6b,6b間の
連結部材14の表面側にそれぞれコーキング材15を充填す
れば、壁面が施工されるのである。
【0037】
【発明の効果】以上に詳述した如く本発明に係るボック
ス型建築用壁板材の製造方法は、矩形状を成し、四周の
一方の対向する1組の辺に所定形状の接合片がまた他の
対向する1組の辺に連結用凹部が形成されていて表面材
と裏面材との間に合成発泡樹脂が充填されているボック
ス型建築用壁板材を製造するに際し、予め表面材を成す
表面材用金属帯の両側縁部の所定の位置を所定形状に切
除しておき、この表面材用金属帯の両側縁部にロールフ
ォーミング加工により折曲げ片,折返し片及び延設片を
形成して樋状にし、延設片間の切除部に合成発泡樹脂の
流出を防止せしめる樹脂流出防止用堰を装着するので、
この樋状の表面材用金属帯に裏面材を成す所定形状に形
成された裏面材用金属帯を重ね合わせてこれら金属帯間
に合成発泡樹脂を充填したときに両金属帯間が閉塞され
ていて合成発泡樹脂の流出が防止される。
【0038】また、一方の対向する1組の辺に形成され
る接合片を形成する作業、及び折返し片を有する所定の
断面形状に形成された裏面材用金属帯を重ね合わせると
共にこれらの金属帯間へ合成発泡樹脂を充填する作業
を、従来のサイディング材を製造する設備を利用して行
うことができるので、僅かな設備投資で容易に且つ安価
に実施することができ、しかもこの表面材用金属帯と裏
面材用金属帯との間に合成発泡樹脂を充填する作業を連
続的に行うことができる。
【0039】そして、裏面材用金属帯とこの裏面材用金
属帯に接着している合成発泡樹脂の一部と断熱シール材
が存在する場合にはこの断熱シール材とを所定の位置で
切り込んだ後に連結用凹部を形成する作業を、前記表面
材用金属帯と裏面材用金属帯との間で合成発泡樹脂を発
泡硬化させる作業とは別の製造ラインで行ったとして
も、従来のボックス型建築用壁板材を製造する方法と比
較して作業効率が非常に優れており、商品価値の高い製
品を安価に製造することができる。
【0040】また、表面材用金属帯と裏面材用金属帯と
の間の間隔を所定の間隔に維持して未発泡の合成発泡樹
脂を発泡硬化させる工程を、所定温度の雰囲気内におい
て行うと、未発泡の合成発泡樹脂の発泡硬化時間を短縮
させることができるばかりか、合成発泡樹脂の発泡硬化
を確実に行うことができて製品品質の良好なボックス型
建築用壁板材の製造が可能となるのである。
【0041】そして、樹脂流出防止用堰として、樋状の
表面材用金属帯の切除部における折返し片間,折返し片
間の間隔と同一幅で形成されており、該表面材用金属帯
の延設片間を閉塞せしめる堰部間に表面片相当部の連結
用凹部の裏面と折曲片相当部の裏面とに当接せしめられ
る底部が形成されている断面略コ字状か、又は堰部の上
端に外方に突出するリップ部が形成されている変形ハッ
ト形状に形成されているものを使用すると、樹脂流出防
止用堰の堰部及び底部は表面材用金属帯に当接せしめら
れているだけであって合成発泡樹脂は除去される樹脂流
出防止用堰及び裏面材用金属帯のみに密着しているの
で、連結用凹部に合成発泡樹脂が存在しない状態とする
作業を極めて容易に行うことができる。
【0042】更に、樹脂流出防止用堰として、切除部に
おける延設片間の間隔と同一幅を有しこの切除部に挿入
されて延設片に係止される係止部が形成されていると、
樹脂流出防止用堰を所定の位置に正確に且つ容易に装着
することができ樹脂流出防止用堰のズレが生じ難く作業
効率が向上する。
【0043】また、裏面材用金属帯の折返し片を表面材
用金属帯の折返し片に重ね合わせる際に、両金属帯の折
返し片間にそれぞれ断熱シール材を配すると、製造され
たボックス型建築用壁板材の断熱性をより優れたものと
することができ、このような断熱シール材を配してもボ
ックス型建築用壁板材の製造工程が多くなることも無
い。
【0044】更に、裏面材用金属帯の折返し片を前記表
面材用金属帯の折返し片に重ね合わせた後の工程におい
て、重ね合わせられている各折返し片同士をリベットに
より連結すると、表面材と裏面材とが強固に連結されて
強度の高いボックス型建築用壁板材を製造することがで
きる。
【0045】このように種々の効果を奏する本発明に係
るボックス型建築用壁板材の製造方法は、建築分野に貢
献するところの非常に大きなものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施して製造されたボックス型建
築用壁板材の1実施例を示す裏面側から見た斜視図であ
る。
【図2】本発明方法を実施する過程を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明方法を実施する図2に続く過程を示す斜
視図である。
【図4】本発明方法を実施する図3に続く過程を示す斜
視図である。
【図5】本発明方法を実施する図4に続く過程を示す斜
視図である。
【図6】本発明方法を実施する図5に続く過程を示す斜
視図である。
【図7】本発明方法を実施する図6に続く過程を示す斜
視図である。
【図8】本発明方法を実施する図7に続く過程を示す斜
視図である。
【図9】本発明方法を実施する図8に続く過程を示す斜
視図である。
【図10】図6において裏面材用金属帯とその裏面材用
金属帯に接着している合成発泡樹脂の一部とをその幅方
向全体に切り込んで切り込みを設ける過程を示す説明用
断面図である。
【図11】本発明方法により製造されたボックス型建築
用壁板材を横張り固定したときの上下方向に隣接して固
定されたボックス型建築用壁板材の連結状態を示す断面
説明図である。
【図12】本発明方法により製造されたボックス型建築
用壁板材を横張り固定したときの側方に隣接して固定さ
れたボックス型建築用壁板材の固定状態を示す断面説明
図である。
【図13】本発明方法によって製造されたボックス型建
築用壁板材を固定するときに連結用凹部に嵌入される連
結部材を示す説明用斜視図である。
【符号の説明】
1 ボックス型建築用壁板材 2 表面材 2a 表面片 2’ 表面材用金属帯 2a’ 表面片相当部 3 裏面材 3’ 裏面材用金属帯 4 一方の接合片 4a 表面材の折曲げ片 4a’ 折曲げ片相当部 4b 表面材の折返し片 4b’ 折返し片相当部 4c 裏面材の折返し片 5 他方の接合片 5a 表面材の折曲げ片 5a’ 折曲げ片相当部 5b 表面材の折返し片 5b’ 折返し片相当部 5c 裏面材の折曲げ片 5d 裏面材の折返し片 6 連結用凹部 6a 延設片 6a’ 延設片相当部 6b 折曲片 6b’ 折曲片相当部 7 合成発泡樹脂 8 樹脂流出防止用堰 8a 堰部 8b 底部 8c 係止部 8d リップ部 9 断熱シール材 10 リベット 11 カッター 11a 切り込み 12 切込み刃 13 固定具 14 連結部材 14a 嵌合部 14b 切除部 15 コーキング材 16 胴縁又は間柱

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面材(2)と裏面材(3)との間に合成発
    泡樹脂(7)が充填されている矩形状をなし、四周の対向
    する一組の辺には外方に突出している接合部(4,5)が
    また他の対向する一組の辺の裏側には合成発泡樹脂(7)
    が充填されていない連結用凹部(6,6)が形成されてお
    り、前記接合部(4,5)のうち一方の接合部(4)は表面
    材(2)の表面片(2a)の端縁部を裏側に折り曲げられてい
    る折曲げ片(4a)の端縁側に外方に突出するように折り曲
    げられた後に裏側に180度折り返されている折返し片(4
    b)と裏面材(3)が折曲げ片を設けること無くその端縁部
    を表側に180度折り返されている折返し片(4c)とが重ね
    合わされて成り、他方の接合部(5)は表面材(2)の表面
    片(2a)の端縁部を裏側に折り曲げられて前記一方の接合
    部(4)の厚さ分だけその接合部(4)の折曲げ片(4a)より
    低い高さに形成されている折曲げ片(5a)の端縁側を外方
    に突出するように折り曲げられた後に裏側に180度折り
    返されている折返し片(5b)と裏面材(3)が端縁部を表側
    に折り曲げられて前記一方の接合部(4)の厚さと同一高
    さに形成されている折曲げ片(5c)の端縁側を外方に突出
    するように折り曲げられた後に表側に180度折り返され
    ている折返し片(5d)とを重ね合わされて成り、連結用凹
    部(6,6)は前記接合部(4,5)の表面材(2)の折曲げ
    片(4a,5a)から延設された延設片(6a,6a)と該延設片(6
    a,6a)の端縁位置で表面片(2a)の端縁部を裏側に略90度
    折り曲げられた折曲片(6b)とで形成されていて裏面側に
    は合成発泡樹脂(7)のみならず裏面材(3)も存在しない
    構成より成るボックス型建築用壁板材(1)を製造するに
    際し、表面材(2)を成す表面材用金属帯(2’)の両側縁
    部をその長手方向に所定の間隔毎に、形成すべきボック
    ス型建築用壁板材(1)の表面片(2a),接合部(4,5)を
    形成せしめる各折曲げ片(4a,5a)及び折返し片(4b,5
    b),連結用凹部(6)を形成せしめる延設片(6a)及び折曲
    片(6b)をそれぞれ形成する、表面片相当部(2a’),各折
    曲げ片相当部(4a’,5a’),各折返し片相当部(4b’,5
    b’),各延設片相当部(6a’,6a’)及び各折曲片相当部
    (6b’,6b’)を残して、金属帯(2’)の中央側に凸を成
    す凸形状に切除し、 該表面材用金属帯(2’)の両側縁部にロールフォーミン
    グ加工により折曲げ片(4a,5a),折返し片(4b,5b)及び
    延設片(6a,6a)を形成して両側にフランジ部を有する樋
    状にした後に該延設片(6a,6a)間の切除部に合成発泡樹
    脂の流出を防止せしめる樹脂流出防止用堰(8)を装着
    し、 次いで、前記樋状の表面材用金属帯(2’)の樋内に連続
    的に未発泡の合成発泡樹脂を配すると共に、一方の側縁
    部に折返し片(4c)がまた他方の側縁部に折曲げ片(5c)を
    介して折返し片(5d)がそれぞれ全長に亘って形成されて
    いる裏面材(3)を成す裏面材用金属帯(3’)の折返し片
    (4c,5d)を表面材用金属帯(2’)の折返し片(4b,5b)に
    重ね合わせて両金属帯(2’,3’)間の間隔を所定の間
    隔に維持して未発泡の合成発泡樹脂を発泡硬化させて合
    成発泡樹脂(7)として該合成発泡樹脂(7)により両金属
    帯(2’,3’)を接着した後、 表面材用金属帯(2’)の両側縁部の切除部における折曲
    片相当部(6b’,6b’)間の境界線位置で両金属帯
    (2’,3’)と樹脂流出防止用堰(8)と合成発泡樹脂
    (7)とを幅方向に切断すると共に、表面材用金属帯
    (2’)の両側縁部の切除部の折返し片(4b,5b)の切断面
    露出位置で裏面材用金属帯(3’)と該裏面材用金属帯
    (3’)に接着している合成発泡樹脂(7)の一部とをその
    幅方向全体に切り込み、この切り込み(11a)の位置で表
    面片相当部(2a’)と同一幅の切込み刃(12)を表面材用金
    属帯(2’)の裏面又は樹脂流出防止用堰(8)の底部(8b)
    に刃先が当接するまで押し込んで合成発泡樹脂(7)に切
    り込みを設けた後に該切込み刃(12)を切断された樹脂流
    出防止用堰(8)の切断面側に移動させて切り込み(11a)
    より樹脂流出防止用堰(8)の切断面側に位置する裏面材
    用金属帯(3’)と合成発泡樹脂(7)と樹脂流出防止用堰
    (8)とを除去し、 しかる後に前記延設片(6a,6a)の切断面露出位置で表面
    材用金属帯(2’)の折曲片相当部(6b’)を裏側に略90度
    折り曲げて裏側に合成発泡樹脂(7)が充填されていない
    連結用凹部(6)を形成することを特徴とするボックス型
    建築用壁板材の製造方法。
  2. 【請求項2】 両金属帯(2’,3’)間の間隔を所定の
    間隔に維持して未発泡の合成発泡樹脂を発泡硬化させる
    工程を、所定温度の雰囲気内において行う請求項1に記
    載のボックス型建築用壁板材の製造方法。
  3. 【請求項3】 樹脂流出防止用堰(8)として、樋状の表
    面材用金属帯(2’)の切除部における折返し片(4b,4b)
    間,折返し片(5b,5b)間の間隔と同一幅で形成されてお
    り、該表面材用金属帯(2’)の延設片(6a,6a)間を閉塞
    せしめる堰部(8a,8a)間に表面片相当部(2a’)の連結用
    凹部(6)の裏面と折曲片相当部(6b’)の裏面とに当接せ
    しめられる底部(8b)が形成されている断面略コ字状か、
    又は堰部(8a,8a)の上端に外方に突出するリップ部(8
    d,8d)が形成されている略ハット形状に形成されている
    ものを使用する請求項1又は2に記載のボックス型建築
    用壁板材の製造方法。
  4. 【請求項4】 樹脂流出防止用堰(8)として、樋状の表
    面材用金属帯(2’)の切除部における延設片(6a,6a)間
    の間隔と同一幅を有し、該延設片(6a,6a)間に挿入され
    て係止される係止片(8c)が形成されているものを使用す
    る請求項1から3までのいずれか1項に記載のボックス
    型建築用壁板材の製造方法。
  5. 【請求項5】 裏面材用金属帯(3’)の折返し片(4c,5
    d)を表面材用金属帯(2’)の折返し片(4b,5b)にそれぞ
    れ断熱シール材(9)を介して重ね合わせ、表面材用金属
    帯(2’)の両側縁部の切除部における折曲片相当部(6
    b’,6b’)間の境界線位置で両金属帯(2’,3’)と樹
    脂流出防止用堰(8)と合成発泡樹脂(7)とを幅方向に切
    断する際に該断熱シール材(9)も幅方向に切断し、表面
    材用金属帯(2’)の両側縁部の切除部の折返し片(4b,5
    b)の切断面露出位置で裏面材用金属帯(3’)と該裏面材
    用金属帯(3’)に接着している合成発泡樹脂(7)の一部
    とをその幅方向全体に切り込んで切り込み(11a)を設け
    る際に該断熱シール材(9)も幅方向に切り込む請求項1
    から4までのいずれか1項に記載のボックス型建築用壁
    板材の製造方法。
  6. 【請求項6】 両金属帯(2’,3’)と樹脂流出防止用
    堰(8)と合成発泡樹脂(7)と断熱シール材(9)が存在す
    る場合には該断熱シール材(9)と共に切断する作業と、
    裏面材用金属帯(3’)と該裏面材用金属帯(3’)に接着
    している合成発泡樹脂(7)の一部と更に断熱シール材
    (9)が存在する場合には該断熱シール材(9)とをその幅
    方向全体に切り込んで切り込み(11a)を設ける作業とを
    同時に行う請求項1から5までのいずれか1項に記載の
    ボックス型建築用壁板材の製造方法。
  7. 【請求項7】 裏面材用金属帯(3’)の折返し片(4c,5
    d)を表面材用金属帯(2’)の折返し片(4b,5b)に重ね合
    わせた後に、重ね合わされた各折返し片(4b,4c)同士及
    び各折返し片(5b,5d)同士をリベットにより連結する請
    求項1から6までのいずれか1項に記載のボックス型建
    築用壁板材の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101529242B1 (ko) * 2014-12-31 2015-06-16 김경수 건축용 외장패널 조립체

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