JPH1065024A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置Info
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- JPH1065024A JPH1065024A JP21369996A JP21369996A JPH1065024A JP H1065024 A JPH1065024 A JP H1065024A JP 21369996 A JP21369996 A JP 21369996A JP 21369996 A JP21369996 A JP 21369996A JP H1065024 A JPH1065024 A JP H1065024A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トンネル絶縁膜の膜厚を薄くすることなくト
ンネル時間を短くすることができ、メモリ動作の高速化
をはかる。 【解決手段】 ゲート電極17とチャネル13の間に記
憶情報電荷を蓄積するナノメートルスケールのSi微粒
子から構成される電荷蓄積層15を有し、電子をチャネ
ル13より電荷蓄積層15に注入して情報書き込みを行
うnチャネルMOSFET構造の不揮発性半導体記憶装
置において、チャネル13の直下に正孔を供給するため
の高濃度のP+ 型電荷供給層19を設け、この電荷供給
層19から正孔をチャネル13を介して電荷蓄積層15
に注入し、極性の異なる電荷同士を再結合させることに
より記憶情報の消去を行う。
ンネル時間を短くすることができ、メモリ動作の高速化
をはかる。 【解決手段】 ゲート電極17とチャネル13の間に記
憶情報電荷を蓄積するナノメートルスケールのSi微粒
子から構成される電荷蓄積層15を有し、電子をチャネ
ル13より電荷蓄積層15に注入して情報書き込みを行
うnチャネルMOSFET構造の不揮発性半導体記憶装
置において、チャネル13の直下に正孔を供給するため
の高濃度のP+ 型電荷供給層19を設け、この電荷供給
層19から正孔をチャネル13を介して電荷蓄積層15
に注入し、極性の異なる電荷同士を再結合させることに
より記憶情報の消去を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体記
憶装置に係わり、特にナノメートルスケールの導電性微
粒子からなる電荷蓄積層を有する不揮発性半導体記憶装
置に関する。
憶装置に係わり、特にナノメートルスケールの導電性微
粒子からなる電荷蓄積層を有する不揮発性半導体記憶装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体基板上に浮遊ゲート(電荷
蓄積層)と制御ゲート(ゲート電極)を積層したMOS
FET構造の不揮発性半導体記憶素子の一つとして、電
荷蓄積層にナノメートルスケールの導電性微粒子を用い
た構造が提案されている。
蓄積層)と制御ゲート(ゲート電極)を積層したMOS
FET構造の不揮発性半導体記憶素子の一つとして、電
荷蓄積層にナノメートルスケールの導電性微粒子を用い
た構造が提案されている。
【0003】図13を参照して、この種の単一トランジ
スタ型不揮発性半導体記憶装置の素子構造を説明する
(文献:S.Tiwari et al, IEDM Tech.Dig.,P.521(199
5))。p型Si基板10の表面部にソース・ドレイン領
域11,12が形成され、これらの領域11,12間の
チャネル13上には厚さ1.5nm程度のトンネル酸化
膜14を介して粒径5nmのSi微粒子(電荷蓄積層)
15が均一に形成され、さらにその上に厚さ7nm程度
の制御酸化膜16を介してゲート電極17が形成されて
いる。
スタ型不揮発性半導体記憶装置の素子構造を説明する
(文献:S.Tiwari et al, IEDM Tech.Dig.,P.521(199
5))。p型Si基板10の表面部にソース・ドレイン領
域11,12が形成され、これらの領域11,12間の
チャネル13上には厚さ1.5nm程度のトンネル酸化
膜14を介して粒径5nmのSi微粒子(電荷蓄積層)
15が均一に形成され、さらにその上に厚さ7nm程度
の制御酸化膜16を介してゲート電極17が形成されて
いる。
【0004】情報の書き込みは、ゲート電圧を+4V程
度かけることにより、チャネル13にできる反転層のキ
ャリア電子をトンネル酸化膜14を通してトンネルさ
せ、Si微粒子15に注入,捕捉させることで行う。
度かけることにより、チャネル13にできる反転層のキ
ャリア電子をトンネル酸化膜14を通してトンネルさ
せ、Si微粒子15に注入,捕捉させることで行う。
【0005】情報の読み出しは、ゲート電極17から反
転層への電界の捕捉情報電荷による遮蔽により生じるド
レイン電流の減少を見ることで行う。例えば、Si微粒
子15の面密度を1012cm-2であるとして、微粒子1
個に1電子づつ捕捉されていれば、MOSFETのしき
い値は0.36V変化し、電流はサブスレッショルド領
域から5桁の違いとなって現れ十分感知できるものであ
る。
転層への電界の捕捉情報電荷による遮蔽により生じるド
レイン電流の減少を見ることで行う。例えば、Si微粒
子15の面密度を1012cm-2であるとして、微粒子1
個に1電子づつ捕捉されていれば、MOSFETのしき
い値は0.36V変化し、電流はサブスレッショルド領
域から5桁の違いとなって現れ十分感知できるものであ
る。
【0006】情報の消去は、書き込みとは逆にゲート電
圧をマイナスにかけることで、捕捉電子をトンネル酸化
膜14を通してSi微粒子15からチャネル13へトン
ネルさせることで行う。
圧をマイナスにかけることで、捕捉電子をトンネル酸化
膜14を通してSi微粒子15からチャネル13へトン
ネルさせることで行う。
【0007】このメモリ素子をDRAMと比較すると、
キャパシタが不要な単一トランジスタ型であることによ
り集積化に有利で、さらに記憶保持時間が長いため低消
費電力で済むという長所がある。しかしながら、この種
の不揮発性半導体記憶装置にあっては次のような問題が
あった。
キャパシタが不要な単一トランジスタ型であることによ
り集積化に有利で、さらに記憶保持時間が長いため低消
費電力で済むという長所がある。しかしながら、この種
の不揮発性半導体記憶装置にあっては次のような問題が
あった。
【0008】即ち、情報電荷蓄積部である微粒子と電荷
供給源であるチャネルとの間のトンネル酸化膜は1.5
nmと非常に薄いものであるにも拘らず、電子が往来す
るトンネル時間が長くかかる。このため、書き込み・消
去にかかる時間はDRAMに比して相当長くかかり、メ
モリ動作が遅くなるという問題がある。また、これ以上
薄い酸化膜の形成は殆ど制御不能であり、トンネル酸化
膜をもっと薄くしてトンネル時間を短くすることは実質
的に困難である。
供給源であるチャネルとの間のトンネル酸化膜は1.5
nmと非常に薄いものであるにも拘らず、電子が往来す
るトンネル時間が長くかかる。このため、書き込み・消
去にかかる時間はDRAMに比して相当長くかかり、メ
モリ動作が遅くなるという問題がある。また、これ以上
薄い酸化膜の形成は殆ど制御不能であり、トンネル酸化
膜をもっと薄くしてトンネル時間を短くすることは実質
的に困難である。
【0009】また、図13に示したメモリ素子では、電
荷蓄積部であるSi微粒子の空間次元が0次元、情報電
荷供給源であるチャネルの空間次元が3次元であるた
め、両者における電子のエネルギー状態密度の違いが大
きい。このため、電荷蓄積部と電荷供給源の間の電子の
トンネル時間が長くなり、従って書き込み・消去にかか
る時間が長くなり、メモリ動作が遅くなるという問題が
ある。
荷蓄積部であるSi微粒子の空間次元が0次元、情報電
荷供給源であるチャネルの空間次元が3次元であるた
め、両者における電子のエネルギー状態密度の違いが大
きい。このため、電荷蓄積部と電荷供給源の間の電子の
トンネル時間が長くなり、従って書き込み・消去にかか
る時間が長くなり、メモリ動作が遅くなるという問題が
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、電荷
蓄積層に導電性微粒子を用いた不揮発性半導体記憶素子
においては、情報電荷蓄積部である微粒子と電荷供給源
であるチャネルとの間のトンネル絶縁膜を薄くするにも
限度があり、電子が往来するトンネル時間が長くなり、
これらの要因でメモリ動作が遅くなるという問題があっ
た。また、電荷蓄積部と電荷供給源の両者における電子
のエネルギー状態密度の違いが大きいため、電荷蓄積部
と電荷供給源の間の電子のトンネル時間が長くなり、こ
れによってもメモリ動作が遅くなるという問題があっ
た。
蓄積層に導電性微粒子を用いた不揮発性半導体記憶素子
においては、情報電荷蓄積部である微粒子と電荷供給源
であるチャネルとの間のトンネル絶縁膜を薄くするにも
限度があり、電子が往来するトンネル時間が長くなり、
これらの要因でメモリ動作が遅くなるという問題があっ
た。また、電荷蓄積部と電荷供給源の両者における電子
のエネルギー状態密度の違いが大きいため、電荷蓄積部
と電荷供給源の間の電子のトンネル時間が長くなり、こ
れによってもメモリ動作が遅くなるという問題があっ
た。
【0011】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、トンネル絶縁膜の膜厚
を薄くすることなくトンネル時間を短くすることがで
き、メモリ動作の高速化をはかり得る単一トランジスタ
構造の不揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
ので、その目的とするところは、トンネル絶縁膜の膜厚
を薄くすることなくトンネル時間を短くすることがで
き、メモリ動作の高速化をはかり得る単一トランジスタ
構造の不揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
【0012】
(構成)上記課題を解決するために本発明は、次のよう
な構成を採用している。即ち、本発明(請求項1,2)
は、ゲート電極とチャネルの間に記憶情報電荷を蓄積す
るナノメートルスケールの導電性微粒子から構成される
電荷蓄積層を有し、電子又は正孔からなる第1の電荷を
チャネルより電荷蓄積層に注入して情報書き込みを行う
MISFET(MOSFET)構造の不揮発性半導体記
憶装置において、前記チャネルに隣接した位置に、情報
書き込み時に用いた第1の電荷とは逆極性の第2の電荷
を供給する高濃度の電荷供給層を有し、第2の電荷を前
記チャネルより前記電荷蓄積層に注入し、極性の異なる
電荷同士を再結合させることにより記憶情報の消去を行
うことを特徴とする。
な構成を採用している。即ち、本発明(請求項1,2)
は、ゲート電極とチャネルの間に記憶情報電荷を蓄積す
るナノメートルスケールの導電性微粒子から構成される
電荷蓄積層を有し、電子又は正孔からなる第1の電荷を
チャネルより電荷蓄積層に注入して情報書き込みを行う
MISFET(MOSFET)構造の不揮発性半導体記
憶装置において、前記チャネルに隣接した位置に、情報
書き込み時に用いた第1の電荷とは逆極性の第2の電荷
を供給する高濃度の電荷供給層を有し、第2の電荷を前
記チャネルより前記電荷蓄積層に注入し、極性の異なる
電荷同士を再結合させることにより記憶情報の消去を行
うことを特徴とする。
【0013】ここで、ナノメートルスケールの微粒子と
は、化合物半導体であれば数十nm以下、シリコンであ
れば5nm以下、望ましくは2〜3nm以下のものをい
う。また、本発明の望ましい実施態様としては次のもの
があげられる。 (1) 第1の電荷の注入による第1の情報書き込み動作、
第2の電荷の注入による記憶情報の消去動作に加え、第
2の電荷を電荷蓄積層に過剰に注入して、第1の電荷を
電荷蓄積層に注入したときと電位の異なる記憶状態を形
成する第1の情報書き込み動作を有すること。 (2) 電荷供給層は、チャネルの直下に設けられているこ
と。 (3) 電荷供給層は、ゲート引出し電極と反対側に1箇所
設けられていること。 (4) 電荷供給層は、ゲートを跨いだ両側に2箇所設けら
れていること。
は、化合物半導体であれば数十nm以下、シリコンであ
れば5nm以下、望ましくは2〜3nm以下のものをい
う。また、本発明の望ましい実施態様としては次のもの
があげられる。 (1) 第1の電荷の注入による第1の情報書き込み動作、
第2の電荷の注入による記憶情報の消去動作に加え、第
2の電荷を電荷蓄積層に過剰に注入して、第1の電荷を
電荷蓄積層に注入したときと電位の異なる記憶状態を形
成する第1の情報書き込み動作を有すること。 (2) 電荷供給層は、チャネルの直下に設けられているこ
と。 (3) 電荷供給層は、ゲート引出し電極と反対側に1箇所
設けられていること。 (4) 電荷供給層は、ゲートを跨いだ両側に2箇所設けら
れていること。
【0014】また、本発明(請求項3,4)は、ゲート
電極とチャネルの間に記憶情報電荷を蓄積するナノメー
トルスケールの導電性微粒子からなる電荷蓄積層を有
し、電荷蓄積層とチャネルの間での電荷の授受により情
報の書き込み・消去を行うMISFET(MOSFE
T)構造の不揮発性半導体記憶装置において、前記チャ
ネルの空間次元が3次元よりも小さいこと、又は前記電
荷蓄積層とチャネルの間に、該電荷蓄積層を構成する導
電性微粒子の空間次元と該チャネルの空間次元の中間、
若しくはいずれか一方に等しい空間次元を持つバッファ
構造を有することを特徴とする。
電極とチャネルの間に記憶情報電荷を蓄積するナノメー
トルスケールの導電性微粒子からなる電荷蓄積層を有
し、電荷蓄積層とチャネルの間での電荷の授受により情
報の書き込み・消去を行うMISFET(MOSFE
T)構造の不揮発性半導体記憶装置において、前記チャ
ネルの空間次元が3次元よりも小さいこと、又は前記電
荷蓄積層とチャネルの間に、該電荷蓄積層を構成する導
電性微粒子の空間次元と該チャネルの空間次元の中間、
若しくはいずれか一方に等しい空間次元を持つバッファ
構造を有することを特徴とする。
【0015】ここで、ナノメートルスケールの微粒子と
は、化合物半導体であれば数十nm以下、シリコンであ
れば5nm以下、望ましくは2〜3nm以下のものをい
う。また、本発明の望ましい実施態様としては次のもの
があげられる。 (1) チャネルの空間次元を小さくするために、2次元薄
膜SOI層、又は薄膜SOI層をパターニングした1次
元Si細線をチャネルとすること。 (2) チャネルの空間次元を小さくするために、ナノスケ
ールのポリSiグレインからなる薄いSiフィルムをチ
ャネルとすること。 (3) 導電性微粒子とチャネルとの間のバッファ構造とし
て、チャネル表面に絶縁膜を形成することなく蒸着した
ナノメートルスケールのポリSiグレインからなる薄い
Siフィルムを有すること。
は、化合物半導体であれば数十nm以下、シリコンであ
れば5nm以下、望ましくは2〜3nm以下のものをい
う。また、本発明の望ましい実施態様としては次のもの
があげられる。 (1) チャネルの空間次元を小さくするために、2次元薄
膜SOI層、又は薄膜SOI層をパターニングした1次
元Si細線をチャネルとすること。 (2) チャネルの空間次元を小さくするために、ナノスケ
ールのポリSiグレインからなる薄いSiフィルムをチ
ャネルとすること。 (3) 導電性微粒子とチャネルとの間のバッファ構造とし
て、チャネル表面に絶縁膜を形成することなく蒸着した
ナノメートルスケールのポリSiグレインからなる薄い
Siフィルムを有すること。
【0016】また、本発明(請求項5,6)は、ゲート
電極とチャネルの間に、記憶情報電荷を蓄積するナノメ
ートルスケールの導電性微粒子からなる電荷蓄積層を有
し、電荷蓄積層とチャネルの間での電荷の授受により情
報の書き込み・消去を行うMISFET(MOSFE
T)構造の不揮発性半導体記憶装置において、前記電荷
蓄積層を構成する微粒子は、前記チャネルの表面上に絶
縁膜を形成することなく直接形成されてなることを特徴
とする。
電極とチャネルの間に、記憶情報電荷を蓄積するナノメ
ートルスケールの導電性微粒子からなる電荷蓄積層を有
し、電荷蓄積層とチャネルの間での電荷の授受により情
報の書き込み・消去を行うMISFET(MOSFE
T)構造の不揮発性半導体記憶装置において、前記電荷
蓄積層を構成する微粒子は、前記チャネルの表面上に絶
縁膜を形成することなく直接形成されてなることを特徴
とする。
【0017】ここで、ナノメートルスケールの微粒子と
は、化合物半導体であれば数十nm以下、シリコンであ
れば5nm以下、望ましくは2〜3nm以下のものをい
う。また、本発明の望ましい実施態様としては次のもの
があげられる。 (1) 電荷蓄積層を構成する微粒子は、チャネルの表面上
に絶縁膜を形成することなく直接形成され、かつ各層の
間に絶縁膜を形成することなく少なくとも2層に形成さ
れていること。 (2) 導電性微粒子として、CVD法と結晶化加熱により
形成された薄いポリSi層におけるグレインを用いるこ
と。 (3) 導電性微粒子として、CVD法と結晶化加熱により
形成されたポリSiグレイン層を用いること。 (4) チャネル側の1層目のポリSiグレイン層の粒径
が、2層目のポリSiグレイン層の粒径よりも小さいこ
と。 (作用)本発明(請求項1,2)では、チャネルからト
ンネル絶縁膜を介して電子(又は正孔)を電荷蓄積層の
微粒子に注入して記憶を行うが、この記憶を消去するた
めに、ゲート電極に記憶時と反対の電圧をかけることに
よりチャネルに正孔(又は電子)を蓄積させ、今度は正
孔(又は電子)を電荷蓄積層の微粒子にトンネル絶縁膜
を介して注入し、先に情報を保持していた電子(又は正
孔)と積極的に再結合させる。そして、さらにゲート電
極に電圧を印加し続けることにより、電荷蓄積層の微粒
子に今度は過剰な正孔(電子)が蓄積されることにな
り、電子(又は正孔)を蓄積していたときとはチャネル
を流れる電流に対するしきい値を逆方向に変化させるこ
とが可能となる。この場合、電子(又は正孔)を蓄積さ
せて記憶させたときのしきい値と正孔(又は電子)を蓄
積させたときのしきい値の差を記憶として用いるため
に、より明瞭なしきい値変化を用いることが可能とな
る。これを発展させて、3値のメモリとして用いること
も可能となる。
は、化合物半導体であれば数十nm以下、シリコンであ
れば5nm以下、望ましくは2〜3nm以下のものをい
う。また、本発明の望ましい実施態様としては次のもの
があげられる。 (1) 電荷蓄積層を構成する微粒子は、チャネルの表面上
に絶縁膜を形成することなく直接形成され、かつ各層の
間に絶縁膜を形成することなく少なくとも2層に形成さ
れていること。 (2) 導電性微粒子として、CVD法と結晶化加熱により
形成された薄いポリSi層におけるグレインを用いるこ
と。 (3) 導電性微粒子として、CVD法と結晶化加熱により
形成されたポリSiグレイン層を用いること。 (4) チャネル側の1層目のポリSiグレイン層の粒径
が、2層目のポリSiグレイン層の粒径よりも小さいこ
と。 (作用)本発明(請求項1,2)では、チャネルからト
ンネル絶縁膜を介して電子(又は正孔)を電荷蓄積層の
微粒子に注入して記憶を行うが、この記憶を消去するた
めに、ゲート電極に記憶時と反対の電圧をかけることに
よりチャネルに正孔(又は電子)を蓄積させ、今度は正
孔(又は電子)を電荷蓄積層の微粒子にトンネル絶縁膜
を介して注入し、先に情報を保持していた電子(又は正
孔)と積極的に再結合させる。そして、さらにゲート電
極に電圧を印加し続けることにより、電荷蓄積層の微粒
子に今度は過剰な正孔(電子)が蓄積されることにな
り、電子(又は正孔)を蓄積していたときとはチャネル
を流れる電流に対するしきい値を逆方向に変化させるこ
とが可能となる。この場合、電子(又は正孔)を蓄積さ
せて記憶させたときのしきい値と正孔(又は電子)を蓄
積させたときのしきい値の差を記憶として用いるため
に、より明瞭なしきい値変化を用いることが可能とな
る。これを発展させて、3値のメモリとして用いること
も可能となる。
【0018】このような単一トランジスタ型不揮発性半
導体記憶装置を実現するには、チャネル近傍に正孔(又
は電子)の供給源としての高濃度のp型領域(又はn型
領域)を形成しておく必要がある。基本的には、チャネ
ルが反転状態から正孔(又は電子)の蓄積状態に変化し
たとき十分な正孔(又は電子)が供給される高濃度p型
領域(又はn型領域)がチャネルに積層されて、或いは
チャネルの横方向に隣接して存在すればよい。
導体記憶装置を実現するには、チャネル近傍に正孔(又
は電子)の供給源としての高濃度のp型領域(又はn型
領域)を形成しておく必要がある。基本的には、チャネ
ルが反転状態から正孔(又は電子)の蓄積状態に変化し
たとき十分な正孔(又は電子)が供給される高濃度p型
領域(又はn型領域)がチャネルに積層されて、或いは
チャネルの横方向に隣接して存在すればよい。
【0019】また、本発明(請求項3)のように、ゲー
ト絶縁膜中の情報電荷蓄積部による0次元のナノメート
ルスケールの導電性微粒子と、電荷供給源となる空間的
に1又は2次元のチャネルを有する構成であれば、電荷
蓄積部と電荷供給部との間の空間次元性の相異が従来技
術よりも小さいため、トンネル時間が短くなり、メモリ
動作は高速になる。さらに、本発明(請求項4)のよう
に、空間次元の相異なるナノメートルスケールの導電性
微粒子からなる電荷蓄積部とチャネル電荷供給部の間
に、両者の中間の空間次元を持つバッファ構造を有する
構成であれば、次元性の異なる蓄積部と供給部の間の電
荷の往来において、途中に緩衝装置になるバッファ構造
部があるため、蓄積部とバッファ部、バッファ部と供給
部の間の電子の往来時間が短いことにより従来技術より
も高速なメモリ動作を得ることができる。
ト絶縁膜中の情報電荷蓄積部による0次元のナノメート
ルスケールの導電性微粒子と、電荷供給源となる空間的
に1又は2次元のチャネルを有する構成であれば、電荷
蓄積部と電荷供給部との間の空間次元性の相異が従来技
術よりも小さいため、トンネル時間が短くなり、メモリ
動作は高速になる。さらに、本発明(請求項4)のよう
に、空間次元の相異なるナノメートルスケールの導電性
微粒子からなる電荷蓄積部とチャネル電荷供給部の間
に、両者の中間の空間次元を持つバッファ構造を有する
構成であれば、次元性の異なる蓄積部と供給部の間の電
荷の往来において、途中に緩衝装置になるバッファ構造
部があるため、蓄積部とバッファ部、バッファ部と供給
部の間の電子の往来時間が短いことにより従来技術より
も高速なメモリ動作を得ることができる。
【0020】また、本発明(請求項5)のように、電荷
供給源であるチャネル表面上に、絶縁膜を形成すること
なく直接CVD等により形成された、ポリSiグレイン
等で形成されたナノメートルスケールの導電性微粒子か
らなる情報電荷蓄積部を有する構成であれば、微粒子群
においてチャネルと微粒子の結晶断層とその間の薄いパ
ッシベーション酸化膜からなる境界そのものがトンネル
絶縁膜として機能するため、チャネル表面に絶縁膜を介
した従来素子よりも電子の往来の抵抗が小さいためトン
ネル時間が短くなり、メモリ動作は高速になる。
供給源であるチャネル表面上に、絶縁膜を形成すること
なく直接CVD等により形成された、ポリSiグレイン
等で形成されたナノメートルスケールの導電性微粒子か
らなる情報電荷蓄積部を有する構成であれば、微粒子群
においてチャネルと微粒子の結晶断層とその間の薄いパ
ッシベーション酸化膜からなる境界そのものがトンネル
絶縁膜として機能するため、チャネル表面に絶縁膜を介
した従来素子よりも電子の往来の抵抗が小さいためトン
ネル時間が短くなり、メモリ動作は高速になる。
【0021】さらに、本発明(請求項6)のように、電
荷供給源であるチャネル表面上に絶縁膜を形成すること
なく、2重のナノメートルスケールの導電性微粒子層が
各層の間に絶縁膜を形成することなく積層されている構
成であれば、2層目の微粒子群においてチャネルとの間
に存在する1層目の微粒子の最低エネルギーの方が2層
目のそれより高いものが情報電荷蓄積部となるため、1
層目と2層目の微粒子の最低エネルギー差によるエネル
ギー障壁が抵抗となり、障壁高さが従来素子より非常に
低いため電子の往来の抵抗が低くなり、よってトンネル
時間が短くなることにより高速なメモリ動作が得られ
る。また、1重構造よりも供給部と蓄積部との間に距離
が保てることから、記憶保持時間の減少を抑制できる。
荷供給源であるチャネル表面上に絶縁膜を形成すること
なく、2重のナノメートルスケールの導電性微粒子層が
各層の間に絶縁膜を形成することなく積層されている構
成であれば、2層目の微粒子群においてチャネルとの間
に存在する1層目の微粒子の最低エネルギーの方が2層
目のそれより高いものが情報電荷蓄積部となるため、1
層目と2層目の微粒子の最低エネルギー差によるエネル
ギー障壁が抵抗となり、障壁高さが従来素子より非常に
低いため電子の往来の抵抗が低くなり、よってトンネル
時間が短くなることにより高速なメモリ動作が得られ
る。また、1重構造よりも供給部と蓄積部との間に距離
が保てることから、記憶保持時間の減少を抑制できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示の実施
形態によって説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶装置の素
子構造を示す断面図である。
形態によって説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶装置の素
子構造を示す断面図である。
【0023】p型Si基板10の表面部に、チャネル1
3を挟んでn+ 拡散層からなるソース領域11とドレイ
ン領域12が形成されている。チャネル13上には、厚
さ1.5nm程度のトンネル酸化膜(トンネル絶縁膜)
14を介して粒径5nmのSi微粒子を均一に配置して
なる電荷蓄積層15が形成され、さらにその上に厚さ7
nm程度の制御酸化膜(ゲート絶縁膜)16を介してゲ
ート電極17が形成されている。また、ゲート部の側壁
には、電極間分離ガラス層となる側壁絶縁膜18が設け
られている。
3を挟んでn+ 拡散層からなるソース領域11とドレイ
ン領域12が形成されている。チャネル13上には、厚
さ1.5nm程度のトンネル酸化膜(トンネル絶縁膜)
14を介して粒径5nmのSi微粒子を均一に配置して
なる電荷蓄積層15が形成され、さらにその上に厚さ7
nm程度の制御酸化膜(ゲート絶縁膜)16を介してゲ
ート電極17が形成されている。また、ゲート部の側壁
には、電極間分離ガラス層となる側壁絶縁膜18が設け
られている。
【0024】ここまでの基本構成は従来装置と同様であ
るが、本実施形態が従来装置と異なるのは、チャネル1
3の直下に高濃度のp+ 領域(電荷供給層)19を設け
た点にある。このような基板構造は、例えばエピタキシ
ャル成長技術を用いれば容易に実現可能である。また、
このような素子構造も、通常のMOSFETの作成工程
を用いて容易に実現可能である。
るが、本実施形態が従来装置と異なるのは、チャネル1
3の直下に高濃度のp+ 領域(電荷供給層)19を設け
た点にある。このような基板構造は、例えばエピタキシ
ャル成長技術を用いれば容易に実現可能である。また、
このような素子構造も、通常のMOSFETの作成工程
を用いて容易に実現可能である。
【0025】図2(a)〜(c)に本実施形態の単一ト
ランジスタ型不揮発性半導体記憶装置の動作概念図を示
す。図2(a)はゲートバイアスを印加して反転層に電
子を蓄積し、その電子を電荷蓄積層15の微粒子にトン
ネル注入する通常の記憶動作を示す。
ランジスタ型不揮発性半導体記憶装置の動作概念図を示
す。図2(a)はゲートバイアスを印加して反転層に電
子を蓄積し、その電子を電荷蓄積層15の微粒子にトン
ネル注入する通常の記憶動作を示す。
【0026】次に、図2(b)に示すように、高濃度p
+ 型領域からなる電荷供給層19が存在することによ
り、ゲートバイアスを、電子を電荷蓄積層15に注入す
るときと逆に変化させて、チャネル13が反転状態から
正孔の蓄積状態に変化したとき、正孔の蓄積領域に状態
密度が小さく溜まりにくい軽い正孔を多量に蓄積させる
ことが可能となる。そこで、電子が電荷蓄積層15から
チャネル13にトンネル効果で戻って来るより前に、軽
い正孔が電荷蓄積層15のナノメートルサイズの微粒子
にトンネル注入される。すると、空間的に同じ場所に電
子と正孔が存在するため、速やかに再結合が起こり、電
荷蓄積層15から電荷が消滅する。
+ 型領域からなる電荷供給層19が存在することによ
り、ゲートバイアスを、電子を電荷蓄積層15に注入す
るときと逆に変化させて、チャネル13が反転状態から
正孔の蓄積状態に変化したとき、正孔の蓄積領域に状態
密度が小さく溜まりにくい軽い正孔を多量に蓄積させる
ことが可能となる。そこで、電子が電荷蓄積層15から
チャネル13にトンネル効果で戻って来るより前に、軽
い正孔が電荷蓄積層15のナノメートルサイズの微粒子
にトンネル注入される。すると、空間的に同じ場所に電
子と正孔が存在するため、速やかに再結合が起こり、電
荷蓄積層15から電荷が消滅する。
【0027】ここで、微粒子中の電子がトンネル効果で
チャネルに戻る時間よりも、軽い正孔が微粒子にトンネ
ル効果で遷移する時間が速いのは、電子を微粒子にトン
ネル注入する時間が速いのと同じ理由による。即ち、電
子はチャネル側に状態が空いたためにトンネル可能な状
態になるが、積極的にトンネルさせる力が働いているわ
けではないのに対し、一方チャネル中の正孔はチャネル
の幅がゲートバイアスで縮められてチャネル酸化膜と垂
直方向の運動エネルギーが増大するため、積極的に酸化
膜をトンネルするようになるためである。
チャネルに戻る時間よりも、軽い正孔が微粒子にトンネ
ル効果で遷移する時間が速いのは、電子を微粒子にトン
ネル注入する時間が速いのと同じ理由による。即ち、電
子はチャネル側に状態が空いたためにトンネル可能な状
態になるが、積極的にトンネルさせる力が働いているわ
けではないのに対し、一方チャネル中の正孔はチャネル
の幅がゲートバイアスで縮められてチャネル酸化膜と垂
直方向の運動エネルギーが増大するため、積極的に酸化
膜をトンネルするようになるためである。
【0028】図2(c)は、さらに強くゲートバイアス
を印加した場合の概念図で、軽い正孔が電荷蓄積層15
の1つの微粒子に更に1個トンネル注入され、新しい記
憶状態が形成されることになる。結局、ゲート電極17
の印加電圧の符号と大きさにより、電荷蓄積層15に電
子が蓄積された状態と何も注入されていない状態の2つ
の状態をメモリとして用いることができる他、電荷蓄積
層15に電子が蓄積された状態と正孔が蓄積された状態
の2つの状態をメモリとして用いることもできる。さら
に、電荷蓄積層15に電子が蓄積された状態、何も注入
されていない状態、正孔が蓄積された状態の3つの状態
が実現されるため、3値のメモリとして用いることも可
能である。さらに、電子や正孔が微粒子に入ったときの
しきい値の変化が、その個数に応じて不連続で変化する
現象が起きるが、これを利用すれば更なる多値メモリ動
作が可能となる。
を印加した場合の概念図で、軽い正孔が電荷蓄積層15
の1つの微粒子に更に1個トンネル注入され、新しい記
憶状態が形成されることになる。結局、ゲート電極17
の印加電圧の符号と大きさにより、電荷蓄積層15に電
子が蓄積された状態と何も注入されていない状態の2つ
の状態をメモリとして用いることができる他、電荷蓄積
層15に電子が蓄積された状態と正孔が蓄積された状態
の2つの状態をメモリとして用いることもできる。さら
に、電荷蓄積層15に電子が蓄積された状態、何も注入
されていない状態、正孔が蓄積された状態の3つの状態
が実現されるため、3値のメモリとして用いることも可
能である。さらに、電子や正孔が微粒子に入ったときの
しきい値の変化が、その個数に応じて不連続で変化する
現象が起きるが、これを利用すれば更なる多値メモリ動
作が可能となる。
【0029】このように本実施形態によれば、チャネル
13の下部に電荷供給層19を設けることにより、電子
と軽い正孔の2種類のキャリアを情報記憶に用いること
ができ、単一のキャリアを用いた時よりも高速動作をは
かることが可能となり、さらに情報記憶時と消去時との
しきい値電圧の差を大きくすることも可能となる。 (第2の実施形態)図3は、本発明の第2の実施形態に
係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶装置を上
から見た平面図である。なお、図1と同一部分には同一
符号を付して、その詳しい説明は省略する。
13の下部に電荷供給層19を設けることにより、電子
と軽い正孔の2種類のキャリアを情報記憶に用いること
ができ、単一のキャリアを用いた時よりも高速動作をは
かることが可能となり、さらに情報記憶時と消去時との
しきい値電圧の差を大きくすることも可能となる。 (第2の実施形態)図3は、本発明の第2の実施形態に
係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶装置を上
から見た平面図である。なお、図1と同一部分には同一
符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0030】第1の実施形態では、トランジスタの深さ
方向に高濃度のp+ 型領域を設けていたが、本実施形態
では、トランジスタのゲートの引き出し電極と反対側に
1箇所高濃度のp+ 領域(電荷供給層)29を設けてい
る。なお、図中の21,22,23,25はそれぞれ引
出し電極を示している。
方向に高濃度のp+ 型領域を設けていたが、本実施形態
では、トランジスタのゲートの引き出し電極と反対側に
1箇所高濃度のp+ 領域(電荷供給層)29を設けてい
る。なお、図中の21,22,23,25はそれぞれ引
出し電極を示している。
【0031】電荷供給層29としてのp+ 領域は、例え
ばp型不純物の拡散或いはイオン注入によって容易に実
現可能である。また、動作原理的には第1の実施形態と
同じである。従って、第1の実施形態と同様の効果が得
られる。
ばp型不純物の拡散或いはイオン注入によって容易に実
現可能である。また、動作原理的には第1の実施形態と
同じである。従って、第1の実施形態と同様の効果が得
られる。
【0032】なお、第1の実施形態ではチャネル直下の
電荷蓄積層19へは基板から電極をとって電位を制御す
ることになるが、本実施形態では電荷供給層29の上か
ら引出し電極25をとることになる。また殆どの場合、
ソース引出し電極21をアースにとるとこの電荷供給層
29もソースと同電位で用いるため、予めソース引出し
電極21と電荷供給層29の引出し電極25を配線でシ
ョートしておいても構わない。 (第3の実施形態)図4は、本発明の第3の実施形態に
係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶装置を上
から見た平面図である。なお、図3と同一部分には同一
符号を付して、その詳しい説明は省略する。
電荷蓄積層19へは基板から電極をとって電位を制御す
ることになるが、本実施形態では電荷供給層29の上か
ら引出し電極25をとることになる。また殆どの場合、
ソース引出し電極21をアースにとるとこの電荷供給層
29もソースと同電位で用いるため、予めソース引出し
電極21と電荷供給層29の引出し電極25を配線でシ
ョートしておいても構わない。 (第3の実施形態)図4は、本発明の第3の実施形態に
係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶装置を上
から見た平面図である。なお、図3と同一部分には同一
符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0033】第2の実施形態ではゲート引出し電極と反
対側のみに高濃度のp+ 領域を設けていたが、本実施形
態ではゲート電極17を跨いだ両側に高濃度p+ 領域2
9a,29b(電荷供給層)を設けている。電荷供給層
29a,29bとしての高濃度p+ 領域は、拡散或いは
イオン注入により容易に形成可能である。またこの場
合、チャネル33はアンドープSiで構成され、Si酸
化膜上に形成された所謂SOI構造となっている。さら
に、基板バイアスが印加できるように基板に電極が設け
られている。電荷供給層29a,29bにはそれぞれ引
出し電極25a,25bが設けられ、ゲート電極17の
引出し電極23は絶縁膜を介してそれら電極上部の一部
を通過するように設計されている。
対側のみに高濃度のp+ 領域を設けていたが、本実施形
態ではゲート電極17を跨いだ両側に高濃度p+ 領域2
9a,29b(電荷供給層)を設けている。電荷供給層
29a,29bとしての高濃度p+ 領域は、拡散或いは
イオン注入により容易に形成可能である。またこの場
合、チャネル33はアンドープSiで構成され、Si酸
化膜上に形成された所謂SOI構造となっている。さら
に、基板バイアスが印加できるように基板に電極が設け
られている。電荷供給層29a,29bにはそれぞれ引
出し電極25a,25bが設けられ、ゲート電極17の
引出し電極23は絶縁膜を介してそれら電極上部の一部
を通過するように設計されている。
【0034】ここで、チャネル33がアンドープである
ことから、このデバイスは基板バイアスの印加の仕方に
よってpチャネルMOSにもnチャネルMOSにもなる
ことが可能であり、読み出しのための電流を正孔電流で
とっても、電子電流でとっても構わない構造になってい
る。この点を除いて、基本的なメモリ動作は第1の実施
形態と同じである。従って、第1の実施形態と同様の効
果が得られる。
ことから、このデバイスは基板バイアスの印加の仕方に
よってpチャネルMOSにもnチャネルMOSにもなる
ことが可能であり、読み出しのための電流を正孔電流で
とっても、電子電流でとっても構わない構造になってい
る。この点を除いて、基本的なメモリ動作は第1の実施
形態と同じである。従って、第1の実施形態と同様の効
果が得られる。
【0035】以上の実施形態では、半導体材料としてS
iとその酸化膜を用いたが、Siと酸化窒化膜を用いて
も良いし、また酸化タンタル等の誘電率の高い物質をゲ
ート絶縁膜として用いても本発明は同様に実施可能であ
る。またSi以外の半導体材料、例えばGeやGeとS
iの混晶であっても構わないし、GaAs等の化合物半
導体で構成しても構わない。また、絶縁材料として酸化
膜の代わりにバンドギャップの大きいGaN,SiC,
ダイヤモンド等を用いることも可能である。その他、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で変形して実施することが
可能である。 (第4の実施形態)図5は、本発明の第4の実施形態に
係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶装置の製
造工程を示す断面図である。
iとその酸化膜を用いたが、Siと酸化窒化膜を用いて
も良いし、また酸化タンタル等の誘電率の高い物質をゲ
ート絶縁膜として用いても本発明は同様に実施可能であ
る。またSi以外の半導体材料、例えばGeやGeとS
iの混晶であっても構わないし、GaAs等の化合物半
導体で構成しても構わない。また、絶縁材料として酸化
膜の代わりにバンドギャップの大きいGaN,SiC,
ダイヤモンド等を用いることも可能である。その他、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で変形して実施することが
可能である。 (第4の実施形態)図5は、本発明の第4の実施形態に
係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶装置の製
造工程を示す断面図である。
【0036】本実施形態では、まず図5(a)に示すよ
うに、p型Si基板41上に厚さ100nmの埋込み酸
化膜42を介して厚さ10nmのSi層(SOI層)4
3を形成したSOI基板40を用い、このSOI基板4
0上に厚さ1.5nmのトンネル酸化膜(トンネル絶縁
膜)54を形成した後、表面全面に粒径5nmのSi微
粒子(電荷蓄積層)55をCVD法により堆積する。
うに、p型Si基板41上に厚さ100nmの埋込み酸
化膜42を介して厚さ10nmのSi層(SOI層)4
3を形成したSOI基板40を用い、このSOI基板4
0上に厚さ1.5nmのトンネル酸化膜(トンネル絶縁
膜)54を形成した後、表面全面に粒径5nmのSi微
粒子(電荷蓄積層)55をCVD法により堆積する。
【0037】次いで、図5(b)に示すように、厚さ7
nmの制御酸化膜(ゲート絶縁膜)56と厚さ200n
mのポリSi層とをCVD法により形成した後、電子露
光装置やドライエッチング装置等を用いてゲート電極5
7のパターンを形成する。
nmの制御酸化膜(ゲート絶縁膜)56と厚さ200n
mのポリSi層とをCVD法により形成した後、電子露
光装置やドライエッチング装置等を用いてゲート電極5
7のパターンを形成する。
【0038】次いで、図5(c)に示すように、ゲート
電極57をマスクとして、2×1015cm-2のドーズ
量、15KeVの入射エネルギーでSOI層43にAs
をイオン注入し、1000℃,20秒のRTAにより活
性化してソース・ドレイン領域51,52を形成するこ
とによって、新しいメモリ素子構造が形成できた。
電極57をマスクとして、2×1015cm-2のドーズ
量、15KeVの入射エネルギーでSOI層43にAs
をイオン注入し、1000℃,20秒のRTAにより活
性化してソース・ドレイン領域51,52を形成するこ
とによって、新しいメモリ素子構造が形成できた。
【0039】本実施形態においては、膜厚が極めて薄く
実質的に空間次元が2次元のSOI層43を情報電荷供
給部であるチャネルとするため、0次元の情報電荷蓄積
部であるナノメートルスケールのSi微粒子55との間
の空間次元の相異が小さくなり、トンネル時間が短くな
り、これにより書き込み・読み出し時間が短縮され、メ
モリ動作を高速化できる。 (第5の実施形態)図6は、本発明の第5の実施形態に
係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶装置の製
造工程を示す断面図である。なお、図5と同一部分には
同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
実質的に空間次元が2次元のSOI層43を情報電荷供
給部であるチャネルとするため、0次元の情報電荷蓄積
部であるナノメートルスケールのSi微粒子55との間
の空間次元の相異が小さくなり、トンネル時間が短くな
り、これにより書き込み・読み出し時間が短縮され、メ
モリ動作を高速化できる。 (第5の実施形態)図6は、本発明の第5の実施形態に
係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶装置の製
造工程を示す断面図である。なお、図5と同一部分には
同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0040】本実施形態では、まず図6(a)に示すよ
うに、第4の実施形態と同様にSOI基板40を用い、
電子線,X線等の露光装置又はSTM等の走査型プロー
ブ装置によりSOI層を加工して1次元チャネル(Si
細線)44の微細パターンを形成する。
うに、第4の実施形態と同様にSOI基板40を用い、
電子線,X線等の露光装置又はSTM等の走査型プロー
ブ装置によりSOI層を加工して1次元チャネル(Si
細線)44の微細パターンを形成する。
【0041】次いで、図6(b)に示すように、厚さ
1.5nmのトンネル酸化膜54を形成した後、表面に
粒径5nmのSi微粒子(電荷蓄積層)55をCVD法
によりウエハ全面に堆積する。
1.5nmのトンネル酸化膜54を形成した後、表面に
粒径5nmのSi微粒子(電荷蓄積層)55をCVD法
によりウエハ全面に堆積する。
【0042】次いで、図6(c)に示すように、厚さ2
0nmの制御酸化膜56とゲート電極になる厚さ200
nmのポリSi層をCVD法により形成する。次いで、
図6(d)に示すように、電子露光装置やドライエッチ
ング装置等を用いてゲート電極57のパターンを形成し
た。続いて、ゲート電極57をマスクとして2×1015
cm-2のドーズ量、15KeVの入射エネルギーでAs
をイオン注入し、1000℃,20秒のRTAにより活
性化してソース・ドレイン領域51,52を形成するこ
とによって、新しいメモリ素子構造が形成できた。
0nmの制御酸化膜56とゲート電極になる厚さ200
nmのポリSi層をCVD法により形成する。次いで、
図6(d)に示すように、電子露光装置やドライエッチ
ング装置等を用いてゲート電極57のパターンを形成し
た。続いて、ゲート電極57をマスクとして2×1015
cm-2のドーズ量、15KeVの入射エネルギーでAs
をイオン注入し、1000℃,20秒のRTAにより活
性化してソース・ドレイン領域51,52を形成するこ
とによって、新しいメモリ素子構造が形成できた。
【0043】なお、図6において、(a)〜(c)はチ
ャネル長方向と垂直に切断した断面図で、(d)はチャ
ネル長方向と平行に切断した断面図である。本実施形態
においては、1次元チャネル44を情報電荷供給部とす
るため、0次元の情報電荷蓄積部であるSi微粒子55
との間の空間次元の相異が小さいため、第5の実施形態
以上に書き込み・読み出し時間が短縮され、これにより
高速メモリ動作が実現できる。 (第6の実施形態)図7は、本発明の第6の実施形態に
係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶装置の製
造工程を示す断面図である。なお、図5と同一部分には
同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
ャネル長方向と垂直に切断した断面図で、(d)はチャ
ネル長方向と平行に切断した断面図である。本実施形態
においては、1次元チャネル44を情報電荷供給部とす
るため、0次元の情報電荷蓄積部であるSi微粒子55
との間の空間次元の相異が小さいため、第5の実施形態
以上に書き込み・読み出し時間が短縮され、これにより
高速メモリ動作が実現できる。 (第6の実施形態)図7は、本発明の第6の実施形態に
係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶装置の製
造工程を示す断面図である。なお、図5と同一部分には
同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0044】本実施形態では、まず図7(a)に示すよ
うに、Si基板61上に厚さ500nmのSi3 N4 膜
62を形成し、その上にアモルファスSiの堆積と75
0℃のアニールにより、バッファ層として厚さ5nmの
ポリSiグレインからなるSiフィルム63(文献:K.
Yano, T, Ishii et al, IEDM Dig.,541 (1993))を形成
する。その後、表面に厚さ1.5nmのトンネル酸化膜
54を形成する。
うに、Si基板61上に厚さ500nmのSi3 N4 膜
62を形成し、その上にアモルファスSiの堆積と75
0℃のアニールにより、バッファ層として厚さ5nmの
ポリSiグレインからなるSiフィルム63(文献:K.
Yano, T, Ishii et al, IEDM Dig.,541 (1993))を形成
する。その後、表面に厚さ1.5nmのトンネル酸化膜
54を形成する。
【0045】次いで、図7(b)に示すように、表面に
粒径5nmのSi微粒子(電荷蓄積層)55をCVD法
によりウエハ全面に堆積し、厚さ7nmの制御酸化膜5
6と厚さ200nmのポリSi層とをCVDにより形成
後、電子露光装置やドライエッチング装置等によってゲ
ート電極57のパターンを形成する。
粒径5nmのSi微粒子(電荷蓄積層)55をCVD法
によりウエハ全面に堆積し、厚さ7nmの制御酸化膜5
6と厚さ200nmのポリSi層とをCVDにより形成
後、電子露光装置やドライエッチング装置等によってゲ
ート電極57のパターンを形成する。
【0046】次いで、図7(c)に示すように、ゲート
電極57をマスクとして、2×1015cm-2のドーズ
量、15KeVの入射エネルギーでAsをイオン注入
し、850℃,30秒のRTAにより活性化してソース
・ドレイン領域51,52を形成することによって、新
しいメモリ素子構造が形成できた。
電極57をマスクとして、2×1015cm-2のドーズ
量、15KeVの入射エネルギーでAsをイオン注入
し、850℃,30秒のRTAにより活性化してソース
・ドレイン領域51,52を形成することによって、新
しいメモリ素子構造が形成できた。
【0047】本実施形態においては、厚さ5nmのポリ
SiグレインからなるSiフィルム63において、グレ
インサイズのばらつきにより最低エネルギーの相対的に
低いグレインがつながった1次元の電流経路が情報電荷
供給部としてのチャネルとなる。従って、0次元の情報
電荷蓄積部であるSi微粒子55との間の空間次元の相
異が小さくなるため、トンネル時間が短くなり、書き込
み・読み出し時間が短縮され、メモリ動作を高速にでき
る。 (第7の実施形態)図8は、本発明の第7の実施形態に
係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶素子の製
造工程を示す断面図である。なお、図5と同一部分には
同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
SiグレインからなるSiフィルム63において、グレ
インサイズのばらつきにより最低エネルギーの相対的に
低いグレインがつながった1次元の電流経路が情報電荷
供給部としてのチャネルとなる。従って、0次元の情報
電荷蓄積部であるSi微粒子55との間の空間次元の相
異が小さくなるため、トンネル時間が短くなり、書き込
み・読み出し時間が短縮され、メモリ動作を高速にでき
る。 (第7の実施形態)図8は、本発明の第7の実施形態に
係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶素子の製
造工程を示す断面図である。なお、図5と同一部分には
同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0048】本実施形態では、まず図8(a)に示すよ
うに、p型Si基板61のSi表面上に、絶縁膜を形成
することなく、アモルファスSiの堆積と750℃のア
ニールにより、バッファ層としての厚さ5nmのポリS
iグレインからなるSiフィルム64を形成し、さらに
表面に厚さ1.5nmのトンネル酸化膜54を形成後、
粒径5nmのSi微粒子(電荷蓄積層)55をCVD法
によりウエハ全面に堆積する。
うに、p型Si基板61のSi表面上に、絶縁膜を形成
することなく、アモルファスSiの堆積と750℃のア
ニールにより、バッファ層としての厚さ5nmのポリS
iグレインからなるSiフィルム64を形成し、さらに
表面に厚さ1.5nmのトンネル酸化膜54を形成後、
粒径5nmのSi微粒子(電荷蓄積層)55をCVD法
によりウエハ全面に堆積する。
【0049】次いで、図8(b)に示すように、厚さ7
nmの制御酸化膜56と厚さ200nmのポリSi層と
をCVDにより形成後、電子露光装置やドライエッチン
グ装置等によってゲート電極57のパターンを形成す
る。
nmの制御酸化膜56と厚さ200nmのポリSi層と
をCVDにより形成後、電子露光装置やドライエッチン
グ装置等によってゲート電極57のパターンを形成す
る。
【0050】次いで、図8(c)に示すように、ゲート
電極57をマスクとして、2×1015cm-2のドーズ
量、25KeVの入射エネルギーでAsをイオン注入
し、850℃,30秒のRTAにより活性化してソース
・ドレイン領域51,52を形成することによって、新
しいメモリ素子構造が形成できた。
電極57をマスクとして、2×1015cm-2のドーズ
量、25KeVの入射エネルギーでAsをイオン注入
し、850℃,30秒のRTAにより活性化してソース
・ドレイン領域51,52を形成することによって、新
しいメモリ素子構造が形成できた。
【0051】本実施形態においては、情報電荷供給部で
ある3次元のチャネル53と情報電荷蓄積部である0次
元のSi微粒子55との間に、ポリSiグレインからな
るSiフィルム64をチャネル53との間に絶縁膜を形
成することなく形成するため、情報電荷になる電子は3
次元のチャネル53から容易に0次元のポリSiグレイ
ンに移ったのち0次元の微粒子55にトンネルすること
になる。このため、トンネル酸化膜54を通したトンネ
ルにおける空間次元の相異がなくなり、トンネル時間が
短くなり、書き込み・読み出し時間が短縮されてメモリ
動作を高速にできる。 (第8の実施形態)図9は、本発明の第8の実施形態に
係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶素子の素
子構造を示す断面図である。
ある3次元のチャネル53と情報電荷蓄積部である0次
元のSi微粒子55との間に、ポリSiグレインからな
るSiフィルム64をチャネル53との間に絶縁膜を形
成することなく形成するため、情報電荷になる電子は3
次元のチャネル53から容易に0次元のポリSiグレイ
ンに移ったのち0次元の微粒子55にトンネルすること
になる。このため、トンネル酸化膜54を通したトンネ
ルにおける空間次元の相異がなくなり、トンネル時間が
短くなり、書き込み・読み出し時間が短縮されてメモリ
動作を高速にできる。 (第8の実施形態)図9は、本発明の第8の実施形態に
係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶素子の素
子構造を示す断面図である。
【0052】本実施形態は、第4の実施形態と第7の実
施形態を組み合わせたものである。即ち本実施形態で
は、SOI基板40を用い、そのSOI層43の表面に
絶縁膜を形成することなくアモルファスSiの堆積と7
50℃のアニールにより、厚さ5nmのポリSiグレイ
ンからなるSiフィルム64を形成する。
施形態を組み合わせたものである。即ち本実施形態で
は、SOI基板40を用い、そのSOI層43の表面に
絶縁膜を形成することなくアモルファスSiの堆積と7
50℃のアニールにより、厚さ5nmのポリSiグレイ
ンからなるSiフィルム64を形成する。
【0053】続いて、表面に厚さ1.5nmのトンネル
酸化膜54を形成した後、粒径5nmのSi微粒子(電
荷蓄積層)55をCVD法によりウエハ全面に堆積し、
厚さ7nmの制御酸化膜56と厚さ200nmのポリS
i層とをCVDにより形成後、電子露光装置やドライエ
ッチング装置等によってゲート電極57のパターンを形
成する。そして、ゲート電極57をマスクとして、2×
1015cm-2のドーズ量、15KeVの入射エネルギー
でAsをイオン注入し、850℃,30秒のRTAによ
り活性化してソース・ドレイン領域51,52を形成す
ることによって、新しいメモリ素子構造が形成できた。
酸化膜54を形成した後、粒径5nmのSi微粒子(電
荷蓄積層)55をCVD法によりウエハ全面に堆積し、
厚さ7nmの制御酸化膜56と厚さ200nmのポリS
i層とをCVDにより形成後、電子露光装置やドライエ
ッチング装置等によってゲート電極57のパターンを形
成する。そして、ゲート電極57をマスクとして、2×
1015cm-2のドーズ量、15KeVの入射エネルギー
でAsをイオン注入し、850℃,30秒のRTAによ
り活性化してソース・ドレイン領域51,52を形成す
ることによって、新しいメモリ素子構造が形成できた。
【0054】本実施形態においては、情報電荷供給部で
ある2次元SOI層のチャネル53と情報電荷蓄積部で
ある0次元のSi微粒子55との間に、ポリSiグレイ
ンからなるSiフィルム64をチャネルとの間に絶縁膜
を形成することなく形成しているので、情報電荷になる
電子は2次元チャネルから極めて容易に0次元のポリS
iグレインに移ったのち、0次元の微粒子55にトンネ
ルする。このため、トンネル酸化膜54を通したトンネ
ルにおける空間次元の相異がなくなり、書き込み・読み
出し時間が短縮されてメモリ動作を高速にできる。 (第9の実施形態)図10は、本発明の第9の実施形態
に係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶素子の
素子構造を示す断面図である。
ある2次元SOI層のチャネル53と情報電荷蓄積部で
ある0次元のSi微粒子55との間に、ポリSiグレイ
ンからなるSiフィルム64をチャネルとの間に絶縁膜
を形成することなく形成しているので、情報電荷になる
電子は2次元チャネルから極めて容易に0次元のポリS
iグレインに移ったのち、0次元の微粒子55にトンネ
ルする。このため、トンネル酸化膜54を通したトンネ
ルにおける空間次元の相異がなくなり、書き込み・読み
出し時間が短縮されてメモリ動作を高速にできる。 (第9の実施形態)図10は、本発明の第9の実施形態
に係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶素子の
素子構造を示す断面図である。
【0055】本実施形態は、第5の実施形態と第7の実
施形態を組み合わせたものである。即ち本実施形態で
は、SOI基板40を用い、電子線,X線等の露光装置
又はSTM等の走査型プローブ装置によって1次元チャ
ネル44の微細パターンを形成し、表面に絶縁膜を形成
することなくアモルファスSiの堆積と750℃のアニ
ールにより、厚さ5nmのポリSiグレインからなるS
iフィルム64を形成する。
施形態を組み合わせたものである。即ち本実施形態で
は、SOI基板40を用い、電子線,X線等の露光装置
又はSTM等の走査型プローブ装置によって1次元チャ
ネル44の微細パターンを形成し、表面に絶縁膜を形成
することなくアモルファスSiの堆積と750℃のアニ
ールにより、厚さ5nmのポリSiグレインからなるS
iフィルム64を形成する。
【0056】続いて、表面に厚さ1.5nmのトンネル
酸化膜54を形成した後、粒径5nmのSi微粒子(電
荷蓄積層)55をCVD法によりウエハ全面に堆積し、
厚さ20nmの制御酸化膜56と厚さ200nmのポリ
Si層とをCVDにより形成後、電子露光装置やドライ
エッチング装置等によってゲート電極57のパターンを
形成する。そして、ゲート電極57をマスクとして、2
×1015cm-2のドーズ量、15KeVの入射エネルギ
ーでAsをイオン注入し、850℃,30秒のRTAに
より活性化してソース・ドレイン領域51,52を形成
することによって、新しいメモリ素子構造が形成でき
た。
酸化膜54を形成した後、粒径5nmのSi微粒子(電
荷蓄積層)55をCVD法によりウエハ全面に堆積し、
厚さ20nmの制御酸化膜56と厚さ200nmのポリ
Si層とをCVDにより形成後、電子露光装置やドライ
エッチング装置等によってゲート電極57のパターンを
形成する。そして、ゲート電極57をマスクとして、2
×1015cm-2のドーズ量、15KeVの入射エネルギ
ーでAsをイオン注入し、850℃,30秒のRTAに
より活性化してソース・ドレイン領域51,52を形成
することによって、新しいメモリ素子構造が形成でき
た。
【0057】本実施形態においては、情報電荷供給部で
ある1次元チャネル44と情報電荷蓄積部である0次元
のSi微粒子55との間に、ポリSiグレインからなる
Siフィルム64をチャネルとの間に絶縁膜を形成する
ことなく形成しているので、情報電荷になる電子は1次
元のチャネルから極めて容易に0次元のポリSiグレイ
ンに移ったのち、0次元の微粒子55にトンネルする。
このため、トンネル酸化膜54を通したトンネルにおけ
る空間次元の相異がなくなり、書き込み・読み出し時間
が短縮されてメモリ動作を高速にできる。
ある1次元チャネル44と情報電荷蓄積部である0次元
のSi微粒子55との間に、ポリSiグレインからなる
Siフィルム64をチャネルとの間に絶縁膜を形成する
ことなく形成しているので、情報電荷になる電子は1次
元のチャネルから極めて容易に0次元のポリSiグレイ
ンに移ったのち、0次元の微粒子55にトンネルする。
このため、トンネル酸化膜54を通したトンネルにおけ
る空間次元の相異がなくなり、書き込み・読み出し時間
が短縮されてメモリ動作を高速にできる。
【0058】上記第4〜第9の実施形態では、電荷蓄積
層としてSi微粒子を用いているが、これに限らず他の
導電性のナノスケール微粒子を用いることが可能であ
る。なお、ナノメートルスケールの微粒子とは、化合物
半導体であれば数十nm以下、シリコンであれば5nm
以下、望ましくは2〜3nm以下のものをいう。また、
微粒子をCVD法で堆積したが、予め作成しておいた微
粒子を溶媒に分散させスピンコート法などで表面に塗布
してもよい。さらに、1次元チャネルやバッファ層とし
てのポリSiグレインの代わりに、他の導電性のナノス
ケール微粒子を用いることも可能である。また、第5及
び第9の実施形態では、1次元チャネルの形成にビーム
又はプローブによる描画を用いているが、フィールドエ
ッジを接近させる等の他の方法でも構わない。 (第10の実施形態)図11は、本発明の第10の実施
形態に係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶装
置の製造工程を示す断面図である。
層としてSi微粒子を用いているが、これに限らず他の
導電性のナノスケール微粒子を用いることが可能であ
る。なお、ナノメートルスケールの微粒子とは、化合物
半導体であれば数十nm以下、シリコンであれば5nm
以下、望ましくは2〜3nm以下のものをいう。また、
微粒子をCVD法で堆積したが、予め作成しておいた微
粒子を溶媒に分散させスピンコート法などで表面に塗布
してもよい。さらに、1次元チャネルやバッファ層とし
てのポリSiグレインの代わりに、他の導電性のナノス
ケール微粒子を用いることも可能である。また、第5及
び第9の実施形態では、1次元チャネルの形成にビーム
又はプローブによる描画を用いているが、フィールドエ
ッジを接近させる等の他の方法でも構わない。 (第10の実施形態)図11は、本発明の第10の実施
形態に係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶装
置の製造工程を示す断面図である。
【0059】本実施形態では、まず図11(a)に示す
ように、p型Si基板70のSi表面上に、絶縁膜を形
成することなく、アモルファスSiの堆積と750℃の
アニールにより、厚さ5nmの幅10nm程度のポリS
iグレインからなるSiフィルム(電荷蓄積層)81を
形成する。
ように、p型Si基板70のSi表面上に、絶縁膜を形
成することなく、アモルファスSiの堆積と750℃の
アニールにより、厚さ5nmの幅10nm程度のポリS
iグレインからなるSiフィルム(電荷蓄積層)81を
形成する。
【0060】次いで、図11(b)に示すように、Si
フィルム81上に表面に厚さ7nmの制御酸化膜(ゲー
ト絶縁膜)86と厚さ200nmのポリSi層とをCV
Dに法より形成後、電子露光装置やドライエッチング装
置等によってゲート電極87のパターンを形成する 次いで、図11(c)に示すように、ゲート電極87を
マスクとして、2×1015cm-2のドーズ量、25Ke
Vの入射エネルギーでAsをイオン注入し、850℃,
30秒のRTAにより活性化してソース・ドレイン領域
71,72を形成することによって、新しいメモリ素子
構造が形成できた。
フィルム81上に表面に厚さ7nmの制御酸化膜(ゲー
ト絶縁膜)86と厚さ200nmのポリSi層とをCV
Dに法より形成後、電子露光装置やドライエッチング装
置等によってゲート電極87のパターンを形成する 次いで、図11(c)に示すように、ゲート電極87を
マスクとして、2×1015cm-2のドーズ量、25Ke
Vの入射エネルギーでAsをイオン注入し、850℃,
30秒のRTAにより活性化してソース・ドレイン領域
71,72を形成することによって、新しいメモリ素子
構造が形成できた。
【0061】本実施形態によれば、情報電荷蓄積部であ
るSiフィルム81は情報電荷供給部であるチャネル7
3に絶縁膜を介すること無く形成されているため、チャ
ネルとグレイン微粒子の結晶断層とその間の薄いパッシ
ベーション酸化膜から成る境界そのものが抵抗となり、
これがトンネル絶縁膜として機能する。このため、電子
は非常に低い抵抗でチャネル73とSiフィルム81の
グレイン微粒子の間を往来できることになり、これによ
りトンネル時間が短くなってメモリ動作を高速化するこ
とができる。 (第11の実施形態)図12は、本発明の第11の実施
形態に係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶装
置の製造工程を示す断面図である。なお、図11と同一
部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略す
る。
るSiフィルム81は情報電荷供給部であるチャネル7
3に絶縁膜を介すること無く形成されているため、チャ
ネルとグレイン微粒子の結晶断層とその間の薄いパッシ
ベーション酸化膜から成る境界そのものが抵抗となり、
これがトンネル絶縁膜として機能する。このため、電子
は非常に低い抵抗でチャネル73とSiフィルム81の
グレイン微粒子の間を往来できることになり、これによ
りトンネル時間が短くなってメモリ動作を高速化するこ
とができる。 (第11の実施形態)図12は、本発明の第11の実施
形態に係わる単一トランジスタ型不揮発性半導体記憶装
置の製造工程を示す断面図である。なお、図11と同一
部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略す
る。
【0062】本実施形態では、まず図12(a)に示す
ように、p型Si基板70のSi表面上に、絶縁膜を形
成することなく、アモルファスSiの堆積と750℃の
アニールにより、厚さ5nmのポリSiグレインから成
るSiフィルム81を形成し、その上に絶縁膜を形成す
ることなく、同じく2層目のポリSiグレインから成る
Siフィルム82を形成する。
ように、p型Si基板70のSi表面上に、絶縁膜を形
成することなく、アモルファスSiの堆積と750℃の
アニールにより、厚さ5nmのポリSiグレインから成
るSiフィルム81を形成し、その上に絶縁膜を形成す
ることなく、同じく2層目のポリSiグレインから成る
Siフィルム82を形成する。
【0063】次いで、図12(b)に示すように、厚さ
7nmの制御酸化膜86と厚さ200nmのポリSi層
とをCVDにより形成後、電子露光装置やドライエッチ
ング装置等によってゲート電極87のパターンを形成す
る。
7nmの制御酸化膜86と厚さ200nmのポリSi層
とをCVDにより形成後、電子露光装置やドライエッチ
ング装置等によってゲート電極87のパターンを形成す
る。
【0064】次いで、図12(c)に示すように、ゲー
ト電極87をマスクとして、2×1015cm-2のドーズ
量、25KeVの入射エネルギーでAsをイオン注入
し、850℃,30秒のRTAにより活性化してソース
・ドレイン領域71,72を形成することによって、新
しいメモリ素子構造が形成できた。
ト電極87をマスクとして、2×1015cm-2のドーズ
量、25KeVの入射エネルギーでAsをイオン注入
し、850℃,30秒のRTAにより活性化してソース
・ドレイン領域71,72を形成することによって、新
しいメモリ素子構造が形成できた。
【0065】本実施形態によれば、2層目のSiフィル
ム82は1層目のSiフィルム81を隔てて情報電荷供
給部であるチャネル73上に形成されているため、2層
目のSiフィルム82の微粒子の内、各々に近接する付
近の1層目のグレイン微粒子の最低エネルギー準位が2
層目の微粒子のそれよりも高いものが情報電荷蓄積部と
なり、電荷供給部と電荷蓄積部の間の電子の往来は、1
層目と2層目の微粒子の最低エネルギー差による非常に
低いエネルギー障壁が抵抗となる。このため、トンネル
時間に相当する電子の往来時間が短くなり、これにより
メモリ動作を高速化することができる。
ム82は1層目のSiフィルム81を隔てて情報電荷供
給部であるチャネル73上に形成されているため、2層
目のSiフィルム82の微粒子の内、各々に近接する付
近の1層目のグレイン微粒子の最低エネルギー準位が2
層目の微粒子のそれよりも高いものが情報電荷蓄積部と
なり、電荷供給部と電荷蓄積部の間の電子の往来は、1
層目と2層目の微粒子の最低エネルギー差による非常に
低いエネルギー障壁が抵抗となる。このため、トンネル
時間に相当する電子の往来時間が短くなり、これにより
メモリ動作を高速化することができる。
【0066】従って、1層目のグレイン層の粒径を2層
目のそれよりも小さく形成すれば、1層目の最低エネル
ギー準位を2層目より高くでき、蓄積部の形成がより制
御良くできる。また、第10の実施形態のようにチャネ
ルに直接情報電荷を蓄積する微粒子を付けないため、記
憶保持時間の減少も抑止できる。
目のそれよりも小さく形成すれば、1層目の最低エネル
ギー準位を2層目より高くでき、蓄積部の形成がより制
御良くできる。また、第10の実施形態のようにチャネ
ルに直接情報電荷を蓄積する微粒子を付けないため、記
憶保持時間の減少も抑止できる。
【0067】上記の第10及び第11の実施例ではポリ
Siグレインを用いているが、他のナノスケールの導電
性微粒子でもかまわない。また、第11の実施形態で
は、1層目と2層目は同等に形成しているが、1層目の
グレインサイズを2層目のそれより小さく形成しても良
い。
Siグレインを用いているが、他のナノスケールの導電
性微粒子でもかまわない。また、第11の実施形態で
は、1層目と2層目は同等に形成しているが、1層目の
グレインサイズを2層目のそれより小さく形成しても良
い。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように本発明(請求項1,
2)によれば、チャネルに隣接した位置に、情報書き込
み時に用いた第1の電荷とは逆極性の第2の電荷を供給
する高濃度の電荷供給層を設けることにより、トンネル
絶縁膜の膜厚を薄くすることなくトンネル時間を短くす
ることができ、メモリ動作の高速化をはかることが可能
となる。
2)によれば、チャネルに隣接した位置に、情報書き込
み時に用いた第1の電荷とは逆極性の第2の電荷を供給
する高濃度の電荷供給層を設けることにより、トンネル
絶縁膜の膜厚を薄くすることなくトンネル時間を短くす
ることができ、メモリ動作の高速化をはかることが可能
となる。
【0069】また、本発明(請求項3,4)によれば、
チャネルの空間次元を3次元よりも小さくする、又は電
荷蓄積層とチャネルの間にこれらの中間若しくは一方と
等しい空間次元を持つバッファ構造を設けることによ
り、電荷蓄積部と電荷供給源の両者における電子のエネ
ルギー状態密度の違いによるトンネル時間の遅延を短く
でき、これにより上記と同様の効果が得られる。
チャネルの空間次元を3次元よりも小さくする、又は電
荷蓄積層とチャネルの間にこれらの中間若しくは一方と
等しい空間次元を持つバッファ構造を設けることによ
り、電荷蓄積部と電荷供給源の両者における電子のエネ
ルギー状態密度の違いによるトンネル時間の遅延を短く
でき、これにより上記と同様の効果が得られる。
【0070】また、本発明(請求項5,6)によれば、
電荷蓄積層を構成する微粒子を、チャネルの表面上に絶
縁膜を形成することなく直接形成、又は直接形成すると
共に2層以上に形成することにより、微粒子表面の極め
て薄いパッシベーション膜、又は1層目と2層目の微粒
子の最低エネルギー差による非常に低いエネルギー障壁
がトンネル絶縁膜として機能することになり、これによ
り上記と同様の効果が得られる。
電荷蓄積層を構成する微粒子を、チャネルの表面上に絶
縁膜を形成することなく直接形成、又は直接形成すると
共に2層以上に形成することにより、微粒子表面の極め
て薄いパッシベーション膜、又は1層目と2層目の微粒
子の最低エネルギー差による非常に低いエネルギー障壁
がトンネル絶縁膜として機能することになり、これによ
り上記と同様の効果が得られる。
【図1】第1の実施形態に係わる不揮発性半導体記憶装
置の素子構造を示す断面図。
置の素子構造を示す断面図。
【図2】第1の実施形態の動作を説明するためのポテン
シャル図。
シャル図。
【図3】第2の実施形態に係わる不揮発性半導体記憶装
置の素子構造を示す平面図。
置の素子構造を示す平面図。
【図4】第3の実施形態に係わる不揮発性半導体記憶装
置の素子構造を示す平面図。
置の素子構造を示す平面図。
【図5】第4の実施形態に係わる不揮発性半導体記憶装
置の製造工程を示す断面図。
置の製造工程を示す断面図。
【図6】第5の実施形態に係わる不揮発性半導体記憶装
置の製造工程を示す断面図。
置の製造工程を示す断面図。
【図7】第6の実施形態に係わる不揮発性半導体記憶装
置の製造工程を示す断面図。
置の製造工程を示す断面図。
【図8】第7の実施形態に係わる不揮発性半導体記憶素
子の製造工程を示す断面図。
子の製造工程を示す断面図。
【図9】第8の実施形態に係わる不揮発性半導体記憶素
子の素子構造を示す断面図。
子の素子構造を示す断面図。
【図10】第9の実施形態に係わる不揮発性半導体記憶
素子の素子構造を示す断面図。
素子の素子構造を示す断面図。
【図11】第10の実施形態に係わる不揮発性半導体記憶
装置の製造工程を示す断面図。
装置の製造工程を示す断面図。
【図12】第11の実施形態に係わる不揮発性半導体記憶
装置の製造工程を示す断面図。
装置の製造工程を示す断面図。
【図13】従来のトランジスタ型不揮発性半導体記憶装
置の素子構造を示す断面図。
置の素子構造を示す断面図。
10,61,70…p型Si基板 11,71…ソース領域(n+ Si) 12,72…ドレイン領域(n+ Si) 13,73…チャネル領域(p- Si) 15,55…Si微粒子(電荷蓄積層) 14,54…トンネル酸化膜(トンネル絶縁膜) 16,56,86…制御酸化膜(ゲート絶縁膜) 17,57,87…ゲート電極 18…側壁絶縁膜 19,29…p+ 領域(電荷供給層) 40…SOI基板 43…SOI層 44…1次元チャネル 62…Si3 N4 膜 63…Siフィルム(1次元チャネル) 64…Siフィルム(バッファ層) 81,82…Siフィルム(電荷蓄積層)
Claims (6)
- 【請求項1】ゲート電極とチャネルの間に記憶情報電荷
を蓄積するナノメートルスケールの導電性微粒子から構
成される電荷蓄積層を有し、電子又は正孔からなる第1
の電荷をチャネルより電荷蓄積層に注入して情報書き込
みを行うMISFET構造の不揮発性半導体記憶装置に
おいて、 前記チャネルに隣接した位置に、情報書き込み時に用い
た第1の電荷とは逆極性の第2の電荷を供給する高濃度
の電荷供給層を有し、この電荷供給層から第2の電荷を
前記チャネルを介して前記電荷蓄積層に注入し、極性の
異なる電荷同士を再結合させることにより記憶情報の消
去を行うことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】ゲート電極とチャネルの間に記憶情報電荷
を蓄積するナノメートルスケールの導電性微粒子から構
成される電荷蓄積層を有し、電荷蓄積層とチャネルの間
での電荷の授受により情報の書き込み・消去を行うMI
SFET構造の不揮発性半導体記憶装置であって、 前記チャネルに隣接した位置に設けられ、該チャネルを
介して前記電荷蓄積層に電荷を供給する高濃度の電荷供
給層と、 電子又は正孔からなる第1の電荷を前記チャネルより前
記電荷蓄積層に注入して第1の情報書き込みを行う手段
と、 前記電荷供給層から前記情報書き込み時に用いた第1の
電荷とは逆極性の第2の電荷を前記電荷蓄積層に注入
し、極性の異なる電荷同士を再結合させることにより記
憶情報の消去を行う手段と、 前記電荷供給層から第2の電荷を前記電荷蓄積層に過剰
に注入し、第1の電荷を前記電荷蓄積層に注入したとき
とは電位の異なる記憶状態となる第2の情報書き込みを
行う手段とを具備してなることを特徴とする不揮発性半
導体記憶装置。 - 【請求項3】ゲート電極とチャネルの間に記憶情報電荷
を蓄積するナノメートルスケールの導電性微粒子からな
る電荷蓄積層を有し、電荷蓄積層とチャネルの間での電
荷の授受により情報の書き込み・消去を行うMISFE
T構造の不揮発性半導体記憶装置において、 前記チャネルの空間次元が3次元よりも小さいことを特
徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項4】ゲート電極とチャネルの間に記憶情報電荷
を蓄積するナノメートルスケールの導電性微粒子からな
る電荷蓄積層を有し、電荷蓄積層とチャネルの間での電
荷の授受により情報の書き込み・消去を行うMISFE
T構造の不揮発性半導体記憶装置において、 前記電荷蓄積層とチャネルの間に、該電荷蓄積層を構成
する微粒子の空間次元と該チャネルの空間次元の中間、
又はいずれか一方に等しい空間次元を持つバッファ構造
を有することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項5】ゲート電極とチャネルの間に記憶情報電荷
を蓄積するナノメートルスケールの導電性微粒子からな
る電荷蓄積層を有し、電荷蓄積層とチャネルの間での電
荷の授受により情報の書き込み・消去を行うMISFE
T構造の不揮発性半導体記憶装置において、 前記電荷蓄積層を構成する微粒子は、前記チャネルの表
面上に絶縁膜を形成することなく直接形成されてなるこ
とを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項6】ゲート電極とチャネルの間に記憶情報電荷
を蓄積するナノメートルスケールの導電性微粒子からな
る電荷蓄積層を有し、電荷蓄積層とチャネルの間での電
荷の授受により情報の書き込み・消去を行うMISFE
T構造の不揮発性半導体記憶装置において、 前記電荷蓄積層を構成する微粒子は、前記チャネルの表
面上に絶縁膜を形成することなく直接形成され、かつ各
層の間に絶縁膜を形成することなく少なくとも2層に形
成されてなることを特徴とする不揮発性半導体記憶装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21369996A JPH1065024A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21369996A JPH1065024A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1065024A true JPH1065024A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16643536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21369996A Pending JPH1065024A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1065024A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999038213A1 (en) * | 1998-01-26 | 1999-07-29 | Sony Corporation | Memory device and method of manufacturing the same, and integrated circuit and method of manufacturing semiconductor device |
| JP2002368141A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-20 | Sony Corp | 不揮発性半導体メモリ装置 |
| US6548825B1 (en) | 1999-06-04 | 2003-04-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor device including barrier layer having dispersed particles |
| KR100607222B1 (ko) | 2004-12-29 | 2006-08-01 | 한양대학교 산학협력단 | 교차하는 전극 사이에 나노 결정체를 이용한 논리 소자또는 기억 소자 및 그 제조 방법 |
| KR100615093B1 (ko) | 2004-08-24 | 2006-08-22 | 삼성전자주식회사 | 나노크리스탈을 갖는 비휘발성 메모리 소자의 제조방법 |
-
1996
- 1996-08-13 JP JP21369996A patent/JPH1065024A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999038213A1 (en) * | 1998-01-26 | 1999-07-29 | Sony Corporation | Memory device and method of manufacturing the same, and integrated circuit and method of manufacturing semiconductor device |
| JPH11274420A (ja) * | 1998-01-26 | 1999-10-08 | Sony Corp | メモリ素子およびその製造方法、並びに集積回路および半導体装置の製造方法 |
| US6548825B1 (en) | 1999-06-04 | 2003-04-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor device including barrier layer having dispersed particles |
| US6740928B2 (en) | 1999-06-04 | 2004-05-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor device |
| JP2002368141A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-20 | Sony Corp | 不揮発性半導体メモリ装置 |
| KR100615093B1 (ko) | 2004-08-24 | 2006-08-22 | 삼성전자주식회사 | 나노크리스탈을 갖는 비휘발성 메모리 소자의 제조방법 |
| US7651904B2 (en) | 2004-08-24 | 2010-01-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Methods of fabricating non-volatile memory devices including nanocrystals |
| KR100607222B1 (ko) | 2004-12-29 | 2006-08-01 | 한양대학교 산학협력단 | 교차하는 전극 사이에 나노 결정체를 이용한 논리 소자또는 기억 소자 및 그 제조 방법 |
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