JPH106556A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH106556A
JPH106556A JP18403596A JP18403596A JPH106556A JP H106556 A JPH106556 A JP H106556A JP 18403596 A JP18403596 A JP 18403596A JP 18403596 A JP18403596 A JP 18403596A JP H106556 A JPH106556 A JP H106556A
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JP
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light beam
scanning direction
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JP18403596A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Koyagi
康幸 小八木
Haruo Uemura
春生 植村
Yasuyuki Wada
康之 和田
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録速度を低下させることなく副走査方向の
解像度を向上させることのできる画像記録装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 感光材料16に画像を記録するための走
査光学系30は、レーザ光源31と、レーザ光源31か
ら出射されたレーザビームBを変調する変調手段として
のAOM33と、AOM33により変調されたレーザビ
ームBを副走査方向に偏向する偏向手段としてのマルチ
周波数のAOM35と、レーザビームBを偏向すること
によりレーザビームBを主走査方向に走査させる走査手
段としてのAOD38とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザビーム等
の光ビームにより感光材料等の被記録媒体に画像を記録
する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像記録装置においては、画像
信号に対応して変調された光ビームを主走査方向に走査
させると共に、被記録媒体と走査光学系とを相対的に副
走査方向に移動させることにより、一定の副走査ピッチ
Pで被記録媒体に画像を記録している。このとき、被記
録媒体上に記録される画像の副走査方向の解像度は、副
走査ピッチPにより決定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、被記録媒体
上に記録する画像の副走査方向の寸法を微細にコントロ
ールするためには、副走査ピッチPを小さくする必要が
ある。一方、副走査ピッチPを小さくした場合には、こ
れに比例して同一の画像を記録するために必要な時間が
長くなり、記録速度が低下するという問題が生ずる。
【0004】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、記録速度を低下させることなく副走査
方向の解像度を向上させることのできる画像記録装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、光ビームを主走査方向に走査させると共に、被記録
媒体と走査光学系とを相対的に副走査方向に移動させる
ことにより、副走査ピッチPで前記被記録媒体に画像を
記録する画像記録装置において、光ビームを出射する光
源と、前記光源より出射された光ビームを変調する変調
手段と、前記変調手段により変調された光ビームを偏向
することにより、前記光ビームを被記録媒体上において
主走査方向に走査させる走査手段と、前記光源と前記走
査手段との間の前記光ビームの光路中に配設され、前記
副走査ピッチPより小さい距離だけ前記光ビームの前記
被記録媒体上への照射位置を副走査方向に移動させるた
めに、前記光ビームを副走査方向に偏向する偏向手段と
を備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、画像入力装置より入力された画像デー
タに基づいて光ビームを副走査方向に偏向する必要があ
るか否かを判定する判定手段をさらに備え、前記判定手
段の判定結果に基づいて前記偏向手段を制御する。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2いずれかに記載の発明において、前記偏向手段は、前
記被記録媒体上における前記光ビームの移動量が前記副
走査ピッチPの略2分の1となるように前記光ビームを
偏向する。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2いずれかに記載の発明において、前記光ビームのビー
ム径を前記副走査ピッチPより大きくして前記光ビーム
による前記被記録媒体上での照射領域を副走査方向に互
いに重ね合わせることにより、前記光ビームの照射によ
る積算エネルギーが前記被記録媒体における記録に必要
な閾値を超過するようにして画像の記録を行うと共に、
前記照射領域が互いに重なり合う光ビームのうち副走査
方向の画像端部を照射する単一若しくは複数の光ビーム
を副走査方向に偏向する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は画像記録装置の斜視図で
ある。
【0010】この画像記録装置は、石定盤により構成さ
れる基台12と、基台12に対してY方向(副走査方
向)に往復移動可能なテーブル13と、その内部に後述
する走査光学系30を収納し、基台12に架設された架
台14上をX方向(主走査方向)に往復移動可能な記録
ヘッド15とを備える。
【0011】テーブル13上には、感光剤が塗布された
ガラス製の乾板からなる被記録媒体としての感光材料1
6が載置されている。このテーブル13は図示しない同
期ベルトを介してY軸駆動モータと連結されており、Y
方向に延びる一対のエアガイド17に案内されることに
より、図1に示すY方向および(−Y)方向に往復移動
する構成となっている。そして、テーブル13のY方向
の位置は、図示しないY軸測長器により計測されてい
る。
【0012】図1において一部を切り欠いて示す記録ヘ
ッド15は、ボールネジ19を介してX軸駆動モータ2
1と連結されており、X軸駆動モータ21の駆動により
図1に示すX方向および(−X)方向に往復移動する。
そして、記録ヘッド15のX方向の位置は、図示しない
X軸測長器により計測されている。
【0013】記録ヘッド15の内部には、後述するよう
に、レーザ光源より出射されたレーザビームを変調する
AOM(音響光学変調器)と、このAOMにより変調さ
れたレーザビームを偏向することにより、感光材料16
上においてレーザビームを主走査方向に走査させるAO
D(音響光学偏向器)とを含む走査光学系30が配設さ
れている。図1において記録ヘッド15の切り欠き部に
示された対物レンズ22は、この走査光学系30の一構
成要素である。
【0014】この画像記録装置により感光材料16に画
像を記録する際には、感光材料16を載置したテーブル
13を原点側から(−Y)方向に略一定速度で移動させ
ながら、図2に示すように、レーザビームBを偏向して
X方向方向に走査させることにより、走査光学系30の
対物レンズ22を介して感光材料16に、例えば数ミリ
メートルの走査幅Hの範囲において一定の副走査ピッチ
P(走査ライン間隔)で画像を記録する。そして、テー
ブル13がストローク端部まで移動すれば、テーブル1
3をY方向に移動させて原点側に復帰させると共に、記
録ヘッド15を前記走査幅Hと同一距離だけX方向に移
動させる。しかる後、再度テーブル13を(−Y)方向
に一定速度で移動させると共に、レーザビームBを走査
させる。このような動作を繰り返すことにより、感光材
料16における短冊状の領域に順次画像が記録され、感
光材料16の全面に必要な画像の記録が行われる。
【0015】次に、上述した走査光学系30の構成につ
いて説明する。図3は、走査光学系30を模式的に示す
概要図である。
【0016】この走査光学系30は、レーザ光源31
と、レーザ光源31から出射されたレーザビームBを変
調する変調手段としてのAOM33と、AOM33によ
り変調されたレーザビームBを副走査方向に偏向する偏
向手段としてのマルチ周波数のAOM35と、レーザビ
ームBを偏向することによりレーザビームBを主走査方
向に走査させる走査手段としてのAOD38とを有す
る。
【0017】AOM33は、二酸化テルル等の結晶から
なる音響媒質に対し、トランスデューサと呼ばれる超音
波振動子から発信された超音波を付与することにより、
音響媒質中に超音波を伝搬させ、音響光学相互作用によ
る光の回折を利用してレーザビームBを変調する光学素
子である。AOM33においては、音響媒質に入射する
レーザビームBのビーム径が小さい程変調速度が向上す
るため、AOMの前段には、レーザ光源31から出射す
るレーザビームBを集束させるためのレンズ32が配設
されている。なお、レーザ光源31として半導体レーザ
を使用する場合には、当該半導体レーザとレンズ32と
の間にコリメータレンズが配設される。
【0018】AOM35はAOM33と同様の構成を有
する光学素子であるが、この走査光学系30において
は、AOM35を、レーザビームBを副走査方向に偏向
する偏向手段として使用している。このAOM35とし
ては、特に、超音波振動子から周波数の異なる超音波を
発振することによりその周波数に対応した角度でレーザ
ビームB偏向することのできるマルチ周波数タイプのも
のが使用される。このAOM35の前段には、AOM3
3の場合と同様、レーザビームBを集束させるためのレ
ンズ34が配設されている。但し、この走査光学系30
においては、レンズ34によるレーザビームBの集束位
置41は、画像の記録位置である感光材料16の表面と
共役な関係となっているため、AOM35はレーザビー
ムBの集束位置41より若干後段側に配置されている。
なお、AOM35の後段には、AOM35を通過したレ
ーザビームBを平行光にするためのレンズ36が配設さ
れている。
【0019】AOD38は、音響媒質中に伝搬する超音
波により回折されるレーザビームBの回折方向が超音波
の周波数に依存して変化することに基づき、周波数変調
により光の回折方向を制御する光学素子である。このた
め、このAOD38に所定の掃引信号を印加することに
より、このAOD38を、レーザビームBを主走査方向
に走査させる走査手段として使用することができる。A
OD38の前段には、AOD38のシリンドリカル効果
を補正するためのレンズ37が配設されている。また、
AOD38の後段には、走査レンズとしてのfθレンズ
39が配設されている。なお、図3においては図示を省
略しているが、fθレンズ39と感光材料16との間に
は、図1および図2に示すように、fθレンズを通過し
たレーザビームBのビーム径を縮小するための対物レン
ズ22が設置されている。
【0020】図4は、走査光学系30の他の実施形態を
模式的に示す概要図である。この走査光学系30におい
ては、AOM33を通過しAOM35に入射するレーザ
ビームBをレンズ44により平行光としている。また、
この走査光学系30においては、AOM35を通過した
レーザビームBのビーム径をレンズ46および48より
成るビームエキスパンダで拡張することにより、NA
(開口数)を大きくし、感光材料16上におけるレーザ
ビームBのビーム径をより容易に縮小し得るようにして
いる。なお、図4においては、図3と同一の部材につい
ては同一の符号を付している。
【0021】図3および図4に示す走査光学系30にお
いては、変調手段としてのAOM33と走査手段として
のAOD38との間の光路中に偏向手段としてのAOM
35を配置しているが、AOM35による偏向角度が小
さい場合においては、レーザ光源31とAOM33との
間にAOM35を配置してもよい。
【0022】次に、上述した画像記録装置の電気的構成
について説明する。図5は画像記録装置の主要な電気的
構成を示すブロック図である。
【0023】この図において51はCADデータを出力
する画像入力装置であり、この発明に係る画像記録装置
に接続されている。画像入力装置51より出力されたC
ADデータは、画像記録装置におけるラスター変換部5
2と判定手段53とに入力される。
【0024】ラスター変換部52は、画像入力装置51
より入力されたCADデータをラスターデータに変換
し、記録信号としてAOM制御部54に出力する。AO
M制御部54は、この記録信号とクロック57からのク
ロック信号とに基づき、光ビームBの変調用の制御信号
をAOM33に出力する。
【0025】判定手段53は画像入力装置51より入力
されたCADデータに基づき、感光材料16上におい
て、レーザビームBを副走査ピッチPより小さい範囲で
副走査方向に移動させる必要があるか否かを判定する。
即ち、上述したように、この画像記録装置の副走査ピッ
チはPであることから、記録しようとする画像の端縁が
副走査方向においてこの副走査ピッチPと対応して配置
されていない場合においては、通常はこの画像を正確に
記録することはできない。このため、この発明の走査光
学系30においては、偏向用のAOM35によってレー
ザビームBを副走査方向に偏向することにより、副走査
ピッチPより小さい範囲においても、正確な画像の記録
を可能としている。このため、この判定手段53は、画
像入力装置51より入力されたCADデータに基づき、
AOM35によりレーザビームBを偏向する必要がある
か否かを判定し、その判定結果に基づきAOM35を制
御するための偏向信号をAOM制御部55に出力する。
AOM制御部55は、この偏向信号とクロック57から
のクロック信号とに基づき、レーザビームBを副走査方
向に偏向するための制御信号をAOM35に出力する。
【0026】掃引信号発生部56は、クロック57から
のクロック信号に基づき、レーザビームBを主走査方向
に走査させるための掃引信号をAOD38に出力する。
【0027】次に図6乃至図12に基づき、この画像記
録装置により感光材料16にレーザビームBを照射して
画像を記録する状態について説明する。なお、この実施
の形態においては、ガウス分布をなすレーザビームBの
ビーム径を副走査ピッチPより大きくしてレーザビーム
Bによる照射領域を副走査方向に互いに重ね合わせるこ
とにより、レーザビームBの照射による積算エネルギー
が感光材料16における記録に必要な閾値THを超過す
るようにして画像の記録を行っている。
【0028】これらの図のうち、図6はこの画像記録装
置による一般的な画像の記録状態を示す説明図である。
この図における横軸方向は副走査方向(図1に示すY方
向)に相当し、紙面に垂直な方向は主走査方向(図1に
示すX方向)に相当する。この図における横軸の単位は
(μm)であり、15本のレーザビームB1〜B15の
うち中央のレーザビームB8の中心を原点としている。
【0029】この図においては、15本のレーザビーム
B1〜B15を重ね合わせることにより、レーザビーム
B1〜B15の積算エネルギーBIが感光材料16にお
ける感光の閾値THを超過するようにし、これにより線
幅Lの画像を記録する状態を示している。より具体的に
は、この実施の形態においては、ガウス分布をなすレー
ザビームB1〜B15の半値全幅のときのビーム径を5
μmとし、かつ、レーザビームB1〜B15の副走査ピ
ッチPを2μmとすることにより、レーザビームB1〜
B15を互いに重ね合わせる。そして、レーザビームB
1〜B15の積算エネルギーBIが感光材料16の閾値
THを越える幅Lの領域で画像が記録される。
【0030】なお、上記の条件においては、Lの値は3
0μmとなる。また、15本のレーザビームB1〜B1
5により記録を行うかわりに14本のレーザビームB1
〜B14により記録を行った場合には、Lの値は28μ
mとなる。従って、上記の条件においては、記録しうる
画像の線幅は2μmの整数倍のものに限られ、記録しよ
うとする画像の線幅が副走査方向に2μmの整数倍であ
る場合以外の場合においては、希望する線幅通りの画像
を記録することはできない。
【0031】このため、この発明に係る画像記録装置に
おいては、互いに重なり合うレーザビームB1〜B15
のうち、副走査方向の画像端部を照射するためのレーザ
ビームBの走査時に、上述したAOM35によりレーザ
ビームBを副走査方向に偏向させることにより、所望の
線幅Lを有する画像の記録を可能としている。
【0032】図7は、図6と同一の条件において、副走
査方向の画像端部を照射する1走査分のレーザビームB
15を、感光材料16上において副走査ピッチPの2分
の1(1μm)だけY方向に移動させた状態を示してい
る。この状態においては、Lの値は約29.5μmとな
る。従って、互いに重なり合うレーザビームB1〜B1
5のうち、副走査方向の画像端部を照射するためのレー
ザビームB15の走査時に、AOM35によりレーザビ
ームB15を感光材料16上において副走査ピッチPの
2分の1に相当する量だけ偏向することにより、感光材
料16に記録される画像の線幅を、副走査ピッチPの約
4分の1に相当する単位で調整することができることに
なる。
【0033】図8は、図6と同一の条件において、副走
査方向の画像端部を照射する2走査分のレーザビームB
14、B15を、感光材料16上において副走査ピッチ
Pの2分の1(1μm)だけY方向に移動させた状態を
示している。この状態においては、Lの値は約29.2
5μmとなる。従って、互いに重なり合うレーザビーム
B1〜B15のうち、副走査方向の画像端部を照射する
ためのレーザビームB14およびB15の走査時に、A
OM35によりレーザビームB14およびB15を感光
材料16上において副走査ピッチPの2分の1に相当す
る量だけ偏向することにより、感光材料16に記録され
る画像の線幅を、副走査ピッチPの約8分の3に相当す
る単位で調整することができることになる。
【0034】図9は、図6と同一の条件において、副走
査方向の画像端部を照射する3走査分のレーザビームB
13、B14、B15を、感光材料16上において副走
査ピッチPの2分の1(1μm)だけY方向に移動させ
た状態を示している。この状態においては、Lの値は約
29.0μmとなる。従って、互いに重なり合うレーザ
ビームB1〜B15のうち、副走査方向の画像端部を照
射するためのレーザビームB13、B14およびB15
の走査時に、AOM35によりレーザビームB13、B
14およびB15を感光材料16上において副走査ピッ
チPの2分の1に相当する量だけ偏向することにより、
感光材料16に記録される画像の線幅を、副走査ピッチ
Pの約2分の1に相当する単位で調整することができる
ことになる。
【0035】上記図6乃至図9においては、重なり合う
レーザビームBを互いに近接する方向に移動させた場合
について述べたが、これを逆方向に移動させることも可
能である。例えば、図10は、図6と同一の条件におい
て、副走査方向の画像端部を照射する1走査分のレーザ
ビームB15を、感光材料16上において副走査ピッチ
Pの2分の1(1μm)だけ(−Y)方向に移動させた
状態を示している。この状態においては、Lの値は約3
0.25μmとなる。また、図11は、図6と同一の条
件において、副走査方向の画像端部を照射する3走査分
のレーザビームB13、B14およびB15を、感光材
料16上において副走査ピッチPの2分の1(1μm)
だけ(−Y)方向に移動させた状態を示している。この
状態においては、Lの値は約31.0μmとなる。これ
らの場合においても、感光材料16に記録される画像の
線幅を、副走査ピッチP以下の単位で調整することがで
きる。
【0036】図6乃至図11に示す実施の形態において
は、感光材料16上におけるレーザビームBの移動量が
前記副走査ピッチPの2分の1となるように、前述した
AOM35によるレーザビームBの偏向量を固定してい
る。このため、AOM35の音響媒質に付与する超音波
の周波数を一定とすることができ、装置の構成を簡易化
することができる。このとき、互いに重なり合うレーザ
ビームBのうち、副走査方向に偏向するレーザビームB
の数を制御することにより、感光材料16に記録される
画像の線幅を、副走査ピッチP以下の単位で微細に調整
することが可能となる。
【0037】但し、感光材料16上におけるレーザビー
ムBの移動量が前記副走査ピッチPの略2分の1以外の
値となるようにレーザビームBの偏向量を固定する構成
としても良く、さらには、感光材料16上におけるレー
ザビームBの移動量が任意の値となるようにAOM35
の音響媒質に付与する超音波の周波数を変化させる構成
としてもよい。
【0038】図12は、図6と同一の条件において、副
走査方向の画像端部を照射する3走査分のレーザビーム
B13、B14およびB15を、感光材料16上におい
て副走査ピッチPの4分の1(0.5μm)だけY方向
に移動させた状態を示している。この状態においては、
Lの値は約29.5μmとなり、図7において説明した
ように、1走査分のレーザビームB15を感光材料16
上において副走査ピッチPの2分の1(1μm)だけY
方向に移動させた場合と同様の結果を得ることができ
る。
【0039】以上の実施形態においては、レーザビーム
Bのビーム径を副走査ピッチPより大きくしてレーザビ
ームBによる照射領域を副走査方向に互いに重ね合わせ
ることにより、レーザビームBの照射による積算エネル
ギーが感光材料16における記録に必要な閾値THを超
過するようにして画像の記録を行う場合について述べた
が、レーザ光源31としてより強力なものを使用した
り、感光材料16としてより感度のよいものを使用する
こと等により、単一のレーザビームBによっても前記閾
値を超過するようにし、単一のレーザビームによって画
像を記録しうる構成としてもよい。
【0040】また、以上の実施形態においては、レーザ
ビームBを副走査方向に偏向するための偏向手段として
AOM35を使用した場合について説明したが、偏向手
段としてAOD等を使用してもよい。また、同様に、平
面ミラー等をピエゾ素子等により揺動させることにより
レーザビームBを副走査方向に偏向することも可能であ
る。
【0041】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、副走査
ピッチPより小さい距離だけ光ビームの被記録媒体上へ
の照射位置を副走査方向に移動させるために光ビームを
副走査方向に偏向する偏向手段を備えていることから、
被記録媒体に記録される画像の副走査方向の寸法を副走
査ピッチPより小さい範囲で微細に制御することが可能
となる。このとき、副走査ピッチPを変更する必要がな
いので、画像の記録速度が低下することはない。
【0042】請求項2に記載の発明によれば、画像入力
装置より入力された画像データに基づいて光ビームを副
走査方向に偏向する必要があるか否かを判定する判定手
段をさらに備え、この判定手段の判定結果に基づいて偏
向手段を制御するので、光ビームの副走査方向への偏向
を自動的に行うことができる。
【0043】請求項3に記載の発明によれば、被記録媒
体上における光ビームの移動量が副走査ピッチPの略2
分の1となるように光ビームを偏向するので、偏向手段
による偏向量を一定値に固定して装置の制御系を簡易な
ものとすることができる。
【0044】請求項4に記載の発明によれば、光ビーム
による被記録媒体上での照射領域を副走査方向に互いに
重ね合わせて光ビームの照射による積算エネルギーが被
記録媒体における記録に必要な閾値を超過させることに
より画像の記録を行うと共に、照射領域が互いに重なり
合う光ビームのうち副走査方向の画像端部を照射する単
一若しくは複数の光ビームを副走査方向に偏向するの
で、偏向する光ビームの数を制御することにより、被記
録媒体に記録される画像の副走査方向の寸法をより微細
に制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る画像記録装置の斜視図である。
【図2】レーザビームBの走査状態を示す斜視図であ
る。
【図3】走査光学系30を模式的に示す概要図である。
【図4】走査光学系30の他の実施形態を模式的に示す
概要図である。
【図5】画像記録装置の主要な電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】画像の記録状態を示す説明図である。
【図7】画像の記録状態を示す説明図である。
【図8】画像の記録状態を示す説明図である。
【図9】画像の記録状態を示す説明図である。
【図10】画像の記録状態を示す説明図である。
【図11】画像の記録状態を示す説明図である。
【図12】画像の記録状態を示す説明図である。
【符号の説明】
13 テーブル 15 記録ヘッド 16 感光材料 30 走査光学系 31 レーザ光源 33 AOM 35 AOM 38 AOD 51 画像入力装置 53 判定手段 B レーザビーム
フロントページの続き (72)発明者 和田 康之 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを主走査方向に走査させると共
    に、被記録媒体と走査光学系とを相対的に副走査方向に
    移動させることにより、副走査ピッチPで前記被記録媒
    体に画像を記録する画像記録装置において、 光ビームを出射する光源と、 前記光源より出射された光ビームを変調する変調手段
    と、 前記変調手段により変調された光ビームを偏向すること
    により、前記光ビームを被記録媒体上において主走査方
    向に走査させる走査手段と、 前記光源と前記走査手段との間の前記光ビームの光路中
    に配設され、前記副走査ピッチPより小さい距離だけ前
    記光ビームの前記被記録媒体上への照射位置を副走査方
    向に移動させるために、前記光ビームを副走査方向に偏
    向する偏向手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 画像入力装置より入力された画像データ
    に基づいて光ビームを副走査方向に偏向する必要がある
    か否かを判定する判定手段をさらに備え、前記判定手段
    の判定結果に基づいて前記偏向手段を制御する請求項1
    に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記偏向手段は、前記被記録媒体上にお
    ける前記光ビームの移動量が前記副走査ピッチPの略2
    分の1となるように前記光ビームを偏向する請求項1ま
    たは2いずれかに記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記光ビームのビーム径を前記副走査ピ
    ッチPより大きくして前記光ビームによる前記被記録媒
    体上での照射領域を副走査方向に互いに重ね合わせるこ
    とにより、前記光ビームの照射による積算エネルギーが
    前記被記録媒体における記録に必要な閾値を超過するよ
    うにして画像の記録を行うと共に、前記照射領域が互い
    に重なり合う光ビームのうち副走査方向の画像端部を照
    射する単一若しくは複数の光ビームを副走査方向に偏向
    する請求項1または2いずれかに記載の画像記録装置。
JP18403596A 1996-06-24 1996-06-24 画像記録装置 Pending JPH106556A (ja)

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