JPH1065628A - 光空間伝送装置 - Google Patents

光空間伝送装置

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JPH1065628A
JPH1065628A JP8216509A JP21650996A JPH1065628A JP H1065628 A JPH1065628 A JP H1065628A JP 8216509 A JP8216509 A JP 8216509A JP 21650996 A JP21650996 A JP 21650996A JP H1065628 A JPH1065628 A JP H1065628A
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祐子 佐伯
Noriyuki Ogawa
典幸 小川
Masaaki Morioka
正明 森岡
Kuniaki Sugimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信環境の外乱による通信障害,及び受光強
度の過大な変化による通信障害の発生を防止することの
できる光空間伝送装置を提供する。 【解決手段】 エンコード手段14、及び発光手段15
を有する送信手段32と、外部空間の所定の方向から到
来する光信号と発光手段15から発光される光信号の一
部とを受光するよう配置された受光手段17、及びデコ
ード手段16を有する受信手段33と、異常表示手段2
2と、使用モードでは、入力される送信データをエンコ
ード手段14に入力し、デコード手段16から出力され
るデータを受信データ27として出力し、テストモード
では、テストデータをエンコード手段14に入力し、デ
コード手段16から出力されるデータとテストデータと
の照合結果から装置3が正常に動作しているか否かを判
定し、正常に動作していないとき異常表示手段22を動
作せしめる制御手段39とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は双方向リモコン,携
帯情報端末等の近距離双方向通信を行う情報処理機器に
組み込んで使用される光空間伝送装置に関し、特に通信
障害を防止することのできるものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】セットトップボックス(STB)タイプ
のケーブルテレビでは、ゲームの配送を行うために双方
向通信が可能な双方向リモコンが使用されている。ま
た、ノートパソコン等の携帯情報端末は、双方向通信に
より2台の携帯情報端末間で各々が記憶している情報を
互いに相手方に記憶させて、情報を交換できるようにし
ている。かかる双方向リモコン,及び携帯情報端末にお
ける双方向通信を実現する装置として、廉価であり,か
つ簡易な通信を実現できる光空間伝送装置が使用されて
いる。
【0003】この空間伝送装置は、双方向リモコン,携
帯情報端末等の情報処理機器に組み込んで使用され、送
信部が、情報処理機器から入力される送信データをエン
コードし、これを赤外光等の光信号に変換して外部空間
に発光し、受信部が、相手方の空間伝送装置が発光した
光信号を受光し、デコードしてこれを受信データとして
情報処理機器に出力するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光空間伝送装置は、光を通信媒体とする空間伝送を
行うものであるため、太陽光や蛍光灯などの通信環境の
外乱の影響を受け易く、特に、双方向リモコン,携帯情
報端末のような携帯型の情報処理機器に使用される光空
間伝送装置は、消費電力を少なくするため受光感度を上
げることが要請されることから、特に外乱の影響を受け
易く、かかる外乱による通信障害が発生し易いという問
題点がある。
【0005】かかる問題点を解消するため、例えば、従
来の携帯情報端末に使用される光空間伝送装置では、通
信環境の外乱によるノイズをフィルタでカットするよう
にしているが、コストがかかり、かつノイズをカットす
るための回路が大きくなるため好ましくない。
【0006】また、携帯型の情報処理機器に使用される
光空間伝送装置は、その相対的移動に伴い通信距離が変
化し、通信距離が大きくなった場合、受光強度が下が
り、極端に通信距離が大きくなると、入力信号を認識す
ることが困難となり、通信が不可能となる。逆に、通信
距離が小さくなった場合、受光強度が上がり、極端に距
離が小さくなると、入力信号が受信部の許容値を超え、
同じく通信が不可能となる。かかる携帯型の情報処理機
器に使用される空間伝送装置は、一般に、5cm〜3m
程度の範囲の通信距離で使用され、通信距離の平均値に
対する通信距離の変化割合が大きいため受光強度の変化
が大きく、受光強度の過大な変化による通信障害を発生
し易いという問題点があった。
【0007】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたもので、通信環境の外乱による通信障害,及び通
信距離の変化に伴う受光強度の過大な変化による通信障
害の発生を防止することのできる光空間伝送装置を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光空間伝送
装置は、双方向リモコン,携帯情報端末等の近距離双方
向通信を行う情報処理機器に組み込んで使用される光空
間伝送装置であって、入力されるデータを電気信号に変
換するエンコード手段、及び該変換された電気信号を光
信号に変換して外部空間の所定の方向に発光する発光手
段を有する送信手段と、外部空間の所定の方向から到来
する光信号,及び上記送信手段の発光手段から発光され
る光信号の一部,を受光することができるよう配置さ
れ、該受光した光信号を電気信号に変換する受光手段、
及び該変換された電気信号をデータに変換して出力する
デコード手段を有する受信手段と、光空間伝送装置が正
常に動作していないことを報知する異常報知手段と、テ
ストモードでは、入力されるテストデータを上記送信手
段のエンコード手段に入力し、この送信手段から出力さ
れるテストデータを検知して上記受信手段のデコード手
段から出力されるデータを、上記テストデータと照合し
て、該光空間伝送装置が正常に動作しているか否かを判
定し、正常に動作していないとき上記異常報知手段を動
作せしめ、使用モードでは、入力される送信データを上
記送信手段のエンコード手段に入力し、上記受信手段の
デコード手段から出力されるデータを受信データとして
出力する制御手段と、上記制御手段の使用モードとテス
トモードとを切り換えるモード切換手段とを備えたもの
である。
【0009】また、本発明に係る光空間伝送装置は、少
なくともそのデータコードとデータ量とを組み合わせて
定めた複数のテストデータを予め記憶し、該複数のテス
トデータのうち、外部入力により選択されたテストデー
タを上記制御手段に入力するテストデータ入力手段を備
えたものである。
【0010】また、本発明に係る光空間伝送装置は、双
方向リモコン,携帯情報端末等の近距離双方向通信を行
う情報処理機器に組み込んで使用される光空間伝送装置
であって、入力されるデータを光信号に変換して外部空
間に発光する送信手段と、外部空間から到来する光信号
を受光してデータに変換して出力する受信手段と、上記
送信手段の発光強度を、上記受信手段の受光強度が低下
すると上昇させ、上記受信手段の受光強度が上昇すると
低下させるよう変化させる制御手段とを備えたものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.本発明の実施の形態1は、光空間伝送装
置をテレビの双方向リモコンに組み込んで使用する場合
の一例を示すものである。
【0012】図1は本実施の形態1による光空間伝送装
置の設置状態を模式的に示す側面図であり、図におい
て、1はリモコン、2はテレビであり、リモコン1の前
面に第1の光空間伝送装置3が、テレビ2の前面に第2
の光空間伝送装置4がそれぞれ設置されている。
【0013】図2はリモコン1,及び第1の光空間伝送
装置3の構成を示すブロック図であり、図において、リ
モコン1は、キー入力手段6,受信データ処理手段7,
データ表示手段8,テストデータ選択指示入力手段9,
及び光空間伝送装置3を有している。キー入力手段6は
使用者の操作によるキー入力を送信データとして出力す
る。データ表示手段8は液晶パネル等からなり、データ
を表示する。受信データ処理手段7は受信データ27を
信号処理してデータ表示手段8に表示する。テストデー
タ選択指示入力手段9はリモコン1の通信条件に合致し
たテストデータを選択するための指示を出力する。
【0014】光空間伝送装置3は使用モードとテストモ
ードとを有しており、図の実線の矢印は使用モードにお
ける信号の流れを、破線の矢印はテストモードにおける
信号の流れをそれぞれ表している。13は通信監視手段
であり、使用モードでは、リモコン1のキー入力手段6
から入力される送信データ11を相手方の第2の空間伝
送装置に送信するよう出力するとともに、第2の空間伝
送装置からの受信データ27を受け取り、これをリモコ
ン1の受信データ処理手段7に出力し、テストモードで
は、後述するテストデータ28を送信するよう出力する
とともに、入力される受信後のテストデータ29と送信
したテストデータ28の送受信コード照合手段20での
照合結果信号35に応じて、異常表示信号30を出力す
る。24は、使用者が通信監視手段13の使用モードと
テストモードとを切換えるためのモード切換手段であ
る。12はテストデータ入力手段であり、データコード
とデータ量とを組み合わせて定めた複数のテストデータ
を予め記憶しており、この記憶している複数のテストデ
ータのうち、上記リモコン1のテストデータ選択指示入
力手段9の出力により選択されたテストデータ28を通
信監視手段13に入力する。14は、通信監視手段13
から入力されるデータ(送信データ11,又はテストデ
ータ28)を送信信号(電気信号)18に変換するエン
コード手段、15は、リモコン1の前面に設置され、該
変換された送信信号18を光信号25aに変換して外部
空間に発光する発光手段、17は、リモコン1の前面に
設置され、外部空間から到来する光信号25bを受光し
て受信信号(電気信号)19に変換する受光手段、16
は該変換された受信信号をデータ(受信データ,受信後
のテストデータ)に変換するデコード手段、20は通信
監視手段13から入力されるテストデータ28と受信後
のテストデータとを照合し、その照合結果信号35を通
信監視手段13に出力する送受信コード照合手段、22
は通信監視手段13から異常表示信号30が出力される
とオンする警告ランプからなる異常表示手段(異常報知
手段)である。ここで、警告ランプに代えて警告ブザー
等を用いてもよい。また、エンコード手段14,及び発
光手段15が送信手段32を構成し、デコード手段1
6,及び受光手段17が受信手段33を構成し、通信監
視手段13,及び送受信コード照合手段20が制御手段
39を構成する。また、テストデータ入力手段12,通
信監視手段13,エンコード手段14,デコード手段1
6,及び送受信コード照合手段20は、CPU等の演算
装置10により実現される。
【0015】ここで、発光手段15,及び受光手段17
について図3を用いてさらに詳細に説明する。図3は発
光手段15,及び受光手段17の構成を模式的に示す図
であり、図において、発光手段15は、例えばLED、
受光手段17は、例えばフォトダイオードからなり、通
信媒体として、例えば赤外光が用いられる。LED15
は、該LEDの指向方向61を中心として若干広がっ
た,発光強度等レベル曲線36で示される指向特性を有
しており、一方、フォトダイオード17は、該フォトダ
イオードの指向方向62を中心として若干広がった,受
光感度等レベル曲線37で示される指向特性を有してお
り、上記LEDの指向方向61と上記フォトダイオード
の指向方向62とは平行に設定され、かつLED15と
フォトダイオード17とは、該LED15の発光強度等
レベル曲線36と該フォトダイオード17の受光感度等
レベル曲線37とが重なり領域38を有するよう、近接
して配置されている。従って、LED15で光信号を発
光すると、該光信号の一部をフォトダイオード17が受
光するようになっている。また、このような広がりを有
する指向特性は、通信媒体が光であるため容易に得るこ
とができる。31はLEDを駆動するためのLEDドラ
イバ、34はフォトダイオード17で受光し電気信号に
変換した受信信号を増幅する増幅器である。
【0016】また、エンコード手段14,及びデコード
手段16について、図4を用いてさらに詳細に説明す
る。図4は光信号のデータフォーマットを示す図であ
り、図において、光信号のデータは1バイトごとにスタ
ートビットとストップビットが付加される。各ビットは
値が“1”の場合に光パルスが発光され、値が“0”の
場合には光パルスが発光されない。スタートビットは1
ビット長の値“1”の光パルスで表され、ストップビッ
トは1ビット長以上の無発光で表される。図では、16
進数の12を示す1バイト分の光信号列を表している。
エンコード手段14は、入力されたデジタル信号のデー
タを図の光信号のデータフォーマットの電気信号(送信
信号)に変換し、デコード手段16は、入力された図の
光信号のデータフォーマットの電気信号(受信信号)を
デジタル信号のデータに変換する。
【0017】また、テストデータ選択指示入力手段9,
及びテストデータ入力手段12について、さらに詳細に
説明する。光信号25に対する太陽光や蛍光灯などの通
信環境の外乱の影響は、例えば、“1”の値を表す方形
波パルスの波形が崩れるという形で現れるので、光信号
25は、その値が“1”となるビットが多いデータコー
ドである程、外乱の影響を受けやすく(最悪のデータコ
ードは、全ビットの値が“1”であるものである)、ま
た、データ量(バイト数)が多い程、外乱による影響を
受け易い。そこで、光空間伝送装置を使用すると想定し
ている情報処理装置の通信条件に適した、データコード
の種類とデータバイト数との組み合せを、テストデータ
として、複数、予め用意し、これをテストデータ入力手
段12に記憶させ、選択指示の入力により、該選択され
たテストデータ28を出力するようにしている。ここ
で、情報処理装置の通信条件として、例えば、双方向リ
モコン1では、単発的に一度に大量のデータが送信さ
れ、携帯情報端末では、同じ量のデータが長時間送信さ
れることを考慮している。
【0018】本実施の形態1では、リモコン1のテスト
データ選択指示入力手段9は、単発的に一度に大量のデ
ータが送信されるという通信条件に合致するテストデー
タを選択する旨の指示をテストデータ入力手段12に入
力している。
【0019】また、第2の光空間伝送装置4は、テレビ
2のデータ処理手段(図示せず)から送信データ11が
通信監視装置13に入力され、通信監視装置13から受
信データ27がデータ処理手段に入力されている点以外
は、第1の光空間伝送装置3と全く同じである。
【0020】次に、以上のように構成された本実施の形
態1による光空間伝送装置の動作を図1,2に従い説明
する。ここで、リモコン1,テレビ2は蛍光灯が点灯さ
れた室内に置かれており、リモコン1,テレビ2はオン
しており、リモコン1の第1の光空間伝送装置3では、
テストデータ入力手段12はテストデータ選択指示入力
手段9からの入力で指示されたテストデータ28を通信
監視装置13に出力しているものである。また、使用モ
ード、テストモードの順に説明するものとし、また、第
2の光空間伝送装置4の動作は、第1の光空間伝送装置
3の動作と同様であるので、その説明を省略する。
【0021】使用者がモード切換手段24を、使用モー
ド側に切り換えると、通信監視手段13が使用モードに
切り換わる。次いで、使用者が、リモコン1をテレビ2
の第2の光空間伝送装置4に向けて、リモコン1のキー
を操作すると、キー入力手段6は送信データ11を出力
する。この出力を受け、通信監視手段13は、送信デー
タ11をエンコード手段14に出力する。この出力を受
け、エンコード手段14は、送信データ11をエンコー
ドして送信信号18を出力する。この出力を受け、発光
手段15は送信信号18を変換して光信号25aを発光
する。
【0022】一方、第2の光空間伝送装置4からの光信
号25bが到来すると、受光手段17はこの光信号25
bを受光し、これを変換して受信信号19を出力する。
この出力を受け、デコード手段16は受信信号19をデ
コードして受信データ27を出力する。ここで、通信監
視手段13は、送信データ11の出力,及び受信データ
27の出力のうち、いずれか一方のみを行う。従って、
送信時に受光手段17で受光する発光手段15からの光
信号25aの一部は受信データ処理手段7には出力され
ない。上記デコード手段の出力を受け、通信監視手段1
3は受信データ27をリモコン1の受信データ処理手段
7に出力する。この出力を受け、受信データ処理手段7
は、受信データ27をデータ表示手段8に表示する。こ
れにより、双方向通信が行われる。
【0023】次に、使用者がモード切換手段24を、テ
ストモード側に切り換えると、通信監視手段13は、テ
ストモードに切り換わり、テストデータ28をエンコー
ド手段14と送受信コード照合手段20とに出力する。
この出力を受け、エンコード手段14は、送信データ1
1をエンコードして送信信号18を出力し、この出力を
受け、発光手段15は送信信号18を変換して光信号2
5aを発光する。
【0024】この発光を受け、受光手段17は光信号2
5aの一部を受光し、これを変換して受信信号19を出
力し、この出力を受け、デコード手段16は受信信号1
9をデコードして受信後のテストデータ29を出力す
る。
【0025】この出力を受け、通信監視手段13は、受
信後のテストデータ29を送受信コード照合手段20に
出力する。この出力を受け、送受信コード照合手段20
は、先に入力されたテストデータ28と受信後のテスト
データ29とが一致するか否か照合し、この照合結果信
号35を出力する。この出力を受け、通信監視手段13
は、上記照合結果が一致していない場合は、異常表示信
号30を出力して異常表示手段22をオンさせ、上記照
合結果が一致している場合は異常表示信号30を出力し
ない。
【0026】ここで、いま、受光手段17に蛍光灯の光
が入射していると仮定すると、この入射光が電気信号に
変換されて、ノイズとして受信後のテストデータ29に
重畳され、送受信コード照合手段20での照合結果が一
致せず、異常表示手段22がオンする。そこで、使用者
が、異常表示手段22の表示を見ながらリモコン1の姿
勢を変え、蛍光灯の光が受光手段17に入射しなくなる
と、入射光によるノイズが消滅して、送受信コード照合
手段20での照合結果が一致し、異常表示手段22がオ
フする。これにより、使用者は、リモコン1を使用する
前に、該リモコン1を、蛍光灯の外乱による通信障害の
ない状態に置くようにすることができる。
【0027】また、使用者が、リモコン1の姿勢を変え
てもなお、異常表示手段22がオフしないときには、送
信手段32,及び受信手段33に異常がある場合であ
り、これにより、使用者は、リモコン1を使用する前
に、送信手段32,及び受信手段33に異常があること
をを検知することができる。
【0028】以上のように本実施の形態1においては、
受光手段17を、外部空間の所定の方向から到来する光
信号25bと自身の発光手段17から発光される光信号
25aの一部とを受光できるように配設し、テストモー
ドで、テストデータ28をエンコード手段14に入力
し、デコード手段16から出力される受信後のテストデ
ータ29と入力したテストデータ28とを照合して光空
間伝送装置3が正常に動作しているか否かを判定し、正
常に動作していないとき、異常表示手段22を動作せし
めるようにしたので、これにより、テストモードにおい
て、送信データとして入力したテストデータ28がエン
コード手段14,発光手段15,及び受光手段17を経
てデコード手段16から送受信後のデータ29として出
力され、この送受信後のテストデータ29と入力したテ
ストデータ28とを照合するので、この照合結果が一致
するか否かにより受光手段17が通信環境の外乱の影響
を受けているか否かを検出することができ、受光手段1
7が上記外乱の影響を受けて光空間伝送装置3が正常に
動作しない場合には、異常表示手段22が動作しないよ
う、リモコン1の姿勢を変えることにより、使用前に装
置3を通信可能な状態に置くことができ、容易に、通信
環境の外乱による通信障害を防止することができる。ま
た、リモコン1の向きを変えてもなお異常表示手段22
が動作することにより、送信手段32,及び受信手段3
3に異常があることを検知することができる。
【0029】また、本実施の形態1においては、データ
コードとデータ量とを組み合わせて定めた複数のテスト
データを予め記憶し、該複数のテストデータのうち、外
部入力により選択されたテストデータ28を通信監視手
段13に入力するようにしたので、これにより、その値
が“1”となるビットが多いデータコードである程、ま
たデータ量が多い程、太陽光や蛍光灯などの外乱の影響
を受けやすいことから、光空間伝送装置3が組み込まれ
る情報処理機器1に、上記テストデータのうち、該情報
処理機器1の通信条件に合致するものを選択するテスト
データ選択指示入力手段9を設けることにより、より的
確に光空間伝送装置3を通信可能な状態に置くようにす
ることが可能となる。
【0030】実施の形態2.本発明の実施の形態2は、
光空間伝送装置を携帯情報端末に組み込んで使用する場
合の一例を示すものである。図5は本実施の形態2によ
る光空間伝送装置の設置状態を模式的に示す図でああ
り、図において、A,及びBは、それぞれ第1の携帯情
報端末,及び第2の携帯情報端末であり、それぞれ光空
間伝送装置41を有している。各携帯情報端末A,Bの
光空間伝送装置41の発光手段42,及び受光手段43
は、該各携帯情報端末A,Bのある側面に配設されてお
り、互いに相手方の発光手段42で発光した光信号40
を自身の受光手段43で受光するものである。
【0031】図6は図1の携帯情報端末A,B、及び光
空間伝送装置41の構成を示すブロック図であり、図に
おいて、携帯情報端末A,Bは、記憶手段45、データ
処理手段46,表示手段47,及び光空間伝送装置41
を有している。記憶手段45は使用者が利用する種々の
データ(以下、情報と記す)を記憶する。表示手段47
は例えば表示一体型タブレットからなり、データの表示
及びデータの入力を行うためのものである。データ処理
手段46は、記憶手段45に記憶された上記情報を読み
出して表示手段47に表示するとともに、表示手段47
から入力されたデータを上記情報として記憶手段45に
記憶させる。
【0032】光空間伝送装置41は、携帯情報端末A,
Bの記憶手段45から上記情報を読み出して送信データ
49として出力し、受信データ52を記憶手段45に記
憶させ、かつ発光強度を制御する通信監視手段44、通
信監視手段44から出力される送信データ49をエンコ
ードして送信信号50に変換するエンコード手段56、
送信信号50を、通信監視手段44からの増幅度指示信
号53に基づき増幅する送信信号増幅手段57、増幅さ
れた送信信号50を変換して光信号40aを発光する上
記発光手段42、到来する光信号40bを受光して受信
信号51に変換する上記受光手段43、受信信号51の
電圧レベルを検出して電圧レベル通知信号54を通信監
視手段44に出力するとともに、該受信信号51を増幅
する受信信号増幅手段58、及び増幅された受信信号5
1をデコードして受信データ52に変換するデコード手
段59を有している。ここで、エンコード手段56,送
信信号増幅手段57,及び発光手段42が送信手段63
を構成し、デコード手段59,受信信号増幅手段58,
及び受光手段43が受光手段64を構成し、通信監視手
段44が制御手段を構成する。また、通信監視手段4
4,エンコード手段56,及びデコード手段59は、C
PU等からなる演算装置55により実現される。
【0033】次に、以上のように構成された本実施の形
態2による光空間伝送装置の動作を図5,6に従い説明
する。
【0034】ここで、ある距離で、第1の携帯情報端末
Aと第2携帯情報端末Bとの間で、互いに自身の記憶手
段45に記憶している情報を相手の記憶手段45に記憶
させて情報交換を行い、次いで、両携帯情報端末A,B
間の距離を狭めて情報交換を行い、次いで両携帯情報端
末A,B間の距離を広げて情報交換を行う場合を考える
ものとする。
【0035】各携帯情報端末A,Bの情報交換スイッチ
(図示せず)をオンすると、各携帯情報端末A,Bで
は、通信監視手段44が、記憶手段45から情報を読み
出して送信データ49として出力するとともに、電圧レ
ベル通知信号54に基づき、発光手段42での発光強度
がある発光強度となる増幅度を指示する増幅度指示信号
53を出力する。この送信データ49の出力を受け、エ
ンコード手段56は、送信データ49をエンコードして
送信信号50を出力する。この送信信号50の出力と上
記増幅度指示信号53の出力を受け、送信信号増幅手段
57は、送信信号50を、発光手段42での発光強度が
上記ある発光強度となるよう増幅して出力する。この出
力を受け、発光手段42は、上記増幅された送信信号5
0を変換して光信号40aを発光する。
【0036】次いで、相手方の携帯情報端末で上記のよ
うにして、発光された光信号40bが到来すると、受光
手段43がこれを受光し、変換して受信信号51を出力
する。この出力を受け、受信信号増幅手段58は、受信
信号51の電圧レベルを検出して電圧レベル通知信号5
4を通信監視手段44に出力するとともに、該受信信号
51を増幅して出力する。この増幅された受信信号51
の出力を受け、デコード手段59は、該増幅された受信
信号51をデコードして受信データ52に変換する。こ
の受信データ52の出力を受け、通信監視手段44は、
受信データを記憶手段45に記憶させる。これにより、
2台の携帯情報端末A,B間で互いに情報の交換が行わ
れる。また、通信監視手段44は、上記電圧レベル通知
信号54を受け、電圧レベル通知信号54で通知された
電圧レベルを内部メモリに記憶している所定の電圧レベ
ルと比較し、通知された電圧レベルが所定の電圧レベル
より低い場合には、現在の増幅度より大きい増幅度を指
示する増幅度指示信号53を、通知された電圧レベルが
所定の電圧レベルより高い場合には、現在の増幅度より
小さい増幅度を指示する増幅度指示信号を出力する。こ
れにより、2台の携帯情報端末A,B間で、送信データ
49を送信する都度、自身の受信信号51の電圧レベル
が所定の電圧レベルより低い場合には、自身の発光手段
42の発光強度が上昇して、相手方の受信信号51の電
圧レベルを上昇せしめ、逆に、自身の受信信号51の電
圧レベルが所定の電圧レベルより高い場合には、自身の
発光手段42の発光強度が低下して、相手方の受信信号
51の電圧レベルを低下せしめ、最終的に双方の受信信
号51の電圧レベルが所定のものとなり、また、この時
の双方の発光手段42での発光強度は両携帯情報端末
A,B間の距離に応じたものとなる。
【0037】次に、両携帯情報端末A,B間の距離が狭
まると、双方の受信信号51の電圧レベルが上昇し、各
々の発光強度が低下して、互いに相手方の受信信号51
の電圧レベルを低下せしめ、最終的に双方の受信信号の
電圧レベルが所定のものとなる。次に、両携帯情報端末
A,B間の距離が広がると、双方の受信信号51の電圧
レベルが低下し、各々の発光強度が上昇して、互いに相
手方の受信信号51の電圧レベルを上昇せしめ、最終的
に双方の受信信号の電圧レベルが所定のものとなる。こ
れにより、両方携帯情報端末A,B間の距離が変化して
も、両方携帯情報端末A,Bの受光強度は常に一定に保
たれる。
【0038】以上のように本実施の形態2においては、
受信信号51の電圧レベル,すなわち受光手段43の受
光強度,が低下すると発光手段42の発光強度を上昇さ
せ、受光手段43の受光強度が上昇すると発光手段42
の発光強度を低下させるようにしたので、2台の携帯情
報端末A,B間で通信を行う場合、両者の相対的移動に
よる両者間の距離の変化に伴い両者の受光強度が変化し
ても、双方の発光強度が、互いに相手方の受光強度を補
償するように変化して、双方の受光強度を一定に保つた
め、受信強度の過大な変化により生じる通信障害を防止
することができる。また、2台の携帯情報端末A,Bの
光空間伝送装置41,41を接近させて使用する場合に
はその発光強度が小さくなるため、電力の消費を抑制す
ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、受光手段
を、外部空間の所定の方向から到来する光信号と送信部
の発光手段から発光される光信号の一部とを受光できる
よう配置し、テストモードで、テストデータをエンコー
ド手段に入力し、デコード手段から出力されるデータを
テストデータと照合して光空間伝送装置が正常に動作し
ているか否かを判定し、正常に動作していないとき異常
報知手段を動作せしめるようにしたので、これにより、
テストモードにおいて、送信データとして入力したテス
トデータがエンコード手段,発光手段,及び受光手段を
経てデコード手段から送受信後のデータとして出力さ
れ、この送受信後のテストデータと送信前のテストデー
タとを照合するので、この照合結果が一致するか否かに
より受光手段が通信環境の外乱の影響を受けているか否
かを検出することができ、かつ受光手段が通信環境の外
乱の影響を受けて正常に動作しない場合には、異常報知
手段が動作しないよう、光空間伝送装置の姿勢を変える
ことにより、使用前に光空間伝送装置を通信可能な状態
に置くことができ、容易に通信環境の外乱による通信障
害を防止することができる。また、光空間伝送装置の姿
勢を変えてもなお異常報知手段が動作することにより、
送信手段,及び受信手段に異常があることを検知するこ
とができる。
【0040】また、本発明によれば、少なくともそのデ
ータコードとデータ量とを組み合わせて定めた複数のテ
ストデータを予め記憶し、該複数のテストデータのう
ち、外部入力により選択されたテストデータを制御手段
に入力するようにしたので、これにより、その値が
“1”となるビットが多いデータコードである程、また
データ量が多い程、太陽光や蛍光灯などの外乱の影響を
受けやすいことから、光空間伝送装置が組み込まれる情
報処理機器に、上記テストデータのうち、該情報処理機
器の通信条件に合致するものを選択するテストデータ選
択指示入力手段を設けることにより、より的確に光空間
伝送装置を通信可能な状態に置くようにすることが可能
となる。
【0041】また、本発明によれば、送信手段の発光強
度を、受信手段の受光強度が低下すると上昇させ、受信
手段の受光強度が上昇すると低下させるようにしたの
で、2台の光空間伝送装置間で通信を行う場合、両者の
相対的移動による両者間の距離の変化に伴い両者の受光
強度が変化しても、両者の発光強度が、互いに相手方の
受光強度を補償するよう変化して、両者の受光強度を一
定に保つため、受光強度の過大な変化により生じる通信
障害を防止することができる。また、2台の光空間伝送
装置を接近させて使用することにより、発光強度が小さ
くなり、電力の消費を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による光空間伝送装置の
設置状態を模式的に示す側面図である。
【図2】図1のリモコン,及び光空間伝送装置の構成を
示すブロック図である。
【図3】図1の発光手段,及び受光手段の詳細な構成を
示す模式図である。
【図4】図1の光信号のデータフォーマットを示す図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態2による光空間伝送装置の
設置状態を模式的に示す図である。
【図6】図1の携帯情報端末,及び光空間伝送装置の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 リモコン 2 テレビ 3 第1の光空間伝送装置 4 第2の光空間伝送装置 6 キー入力手段 7 受信データ処理手段 8 データ表示手段 9 テストデータ選択指示入力手段 10 演算装置 11 送信データ 12 テストデータ入力手段 13 通信監視手段 14 エンコード手段 15 発光手段 16 デコード手段 17 受光手段 18 送信信号 19 受信信号 20 送受信コード照合手段 22 異常表示手段 24 モード切換手段 25 光信号 27 受信データ 28 テストデータ 29 受信後のテストデータ 30 異常表示信号 31 LEDドライバ 32 送信手段 33 受信手段 34 増幅器 35 照合結果信号 36 発光強度等レベル曲線 37 受光感度等レベル曲線 38 重なり領域 39 制御手段 40 光信号 41 光空間伝送装置 42 発光手段 43 受光手段 44 通信監視手段 45 記憶手段 46 データ処理手段 47 表示手段 49 送信データ 50 送信信号 51 受信信号 52 受信データ 53 増幅度指示信号 54 電圧変化レベル通知信号 55 演算装置 56 エンコード手段 57 送信信号増幅手段 58 受信信号増幅手段 59 デコード手段 61 LEDの指向方向 62 フォトダイオードの指向方向 63 送信手段 64 受信手段 A 第1の携帯情報端末 B 第2の携帯情報端末
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/24 10/00 (72)発明者 杉本 国昭 広島県広島市東区光町1丁目12番20号 株 式会社松下電器情報システム広島研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方向リモコン,携帯情報端末等の近距
    離双方向通信を行う情報処理機器に組み込んで使用され
    る光空間伝送装置であって、 入力されるデータを電気信号に変換するエンコード手
    段、及び該変換された電気信号を光信号に変換して外部
    空間の所定の方向に発光する発光手段を有する送信手段
    と、 外部空間の所定の方向から到来する光信号,及び上記送
    信手段の発光手段から発光される光信号の一部,を受光
    することができるよう配置され、該受光した光信号を電
    気信号に変換する受光手段、及び該変換された電気信号
    をデータに変換して出力するデコード手段を有する受信
    手段と、 光空間伝送装置が正常に動作していないことを報知する
    異常報知手段と、 テストモードでは、入力されるテストデータを上記送信
    手段のエンコード手段に入力し、この送信手段から出力
    されるテストデータを検知して上記受信手段のデコード
    手段から出力されるデータを、上記テストデータと照合
    して、該光空間伝送装置が正常に動作しているか否かを
    判定し、正常に動作していないとき上記異常報知手段を
    動作せしめ、使用モードでは、入力される送信データを
    上記送信手段のエンコード手段に入力し、上記受信手段
    のデコード手段から出力されるデータを受信データとし
    て出力する制御手段と、 上記制御手段のテストモードと使用モードとを切り換え
    るモード切換手段とを備えたことを特徴とする光空間伝
    送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光空間伝送装置におい
    て、 少なくともそのデータコードとデータ量とを組み合わせ
    て定めた複数のテストデータを予め記憶し、該複数のテ
    ストデータのうち、外部入力により選択されたテストデ
    ータを上記制御手段に入力するテストデータ入力手段を
    備えたことを特徴とする光空間伝送装置。
  3. 【請求項3】 双方向リモコン,携帯情報端末等の近距
    離双方向通信を行う情報処理機器に組み込んで使用され
    る光空間伝送装置であって、 入力されるデータを光信号に変換して外部空間に発光す
    る送信手段と、 外部空間から到来する光信号を受光してデータに変換し
    て出力する受信手段と、 上記送信手段の発光強度を、上記受信手段の受光強度が
    低下すると上昇させ、上記受信手段の受光強度が上昇す
    ると低下させるよう変化させる制御手段とを備えたこと
    を特徴とする光空間伝送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103110329A (zh) * 2011-11-16 2013-05-22 深圳光启高等理工研究院 电动窗帘控制系统、移动终端及电动窗帘控制装置
JP2023549397A (ja) * 2020-11-12 2023-11-24 イートゥー システム インク 識別情報算出型の電磁波送受信に基づく侵入境界システム

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CN103110329A (zh) * 2011-11-16 2013-05-22 深圳光启高等理工研究院 电动窗帘控制系统、移动终端及电动窗帘控制装置
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