JPH1065934A - ガンマ補正回路 - Google Patents

ガンマ補正回路

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JPH1065934A
JPH1065934A JP8233679A JP23367996A JPH1065934A JP H1065934 A JPH1065934 A JP H1065934A JP 8233679 A JP8233679 A JP 8233679A JP 23367996 A JP23367996 A JP 23367996A JP H1065934 A JPH1065934 A JP H1065934A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガンマ補正特性を任意に設定できるように
すること。 【解決手段】 ガンマ補正特性の特性変曲点である電圧
E1、E2を外部印加可変電圧源V3、V5により設定
する。電圧E2以上の特性曲線の傾きを外部印加可変電
圧V2により設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置の映
像信号処理回路おいて映像信号の濃度特性を補正するガ
ンマ補正回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置に使用されるノーマリーホ
ワイト型液晶ディスプレイの入力電圧に対する液晶の光
透過率特性(表示濃度特性)は、図5に示すように非線
形であり、入力信号の電圧がE1以下の領域、E1とE
2間の領域、およびE2以上の領域では、各々曲線の傾
きが相違している。そこで、これを線形化するために、
図6に示す特性を有するガンマ補正回路を用いて、映像
信号の濃度特性を補正することが行われている。
【0003】図7は従来の液晶表示装置用のガンマ補正
回路の構成を示す回路図である。図7において、11は
入力端子、12は出力端子、13は正電源端子、14は
接地端子である。入力端子11にはトランジスタQ1
1、Q12、抵抗R11、R12(抵抗値が各々R1
1、R12)、定電流源I11、I12(電流値が各々
I11、I12)、定電圧源V11(電圧値がV11)
からなる差動増幅回路15が接続されている。この差動
増幅回路15では、入力端子11に入力電圧Vinが印
加されると、これを概ね「R12/R11」倍に増幅し
て出力端子12に出力する。なお、定電圧源V11の電
圧値V11は、補正前後の映像信号の直流成分の大きさ
を考慮して決定される。
【0004】この差動増幅器回路15の出力側には、ト
ランジスタQ13〜Q15、定電圧源V12(電圧値が
V12)、定電流源I13(電流値がI13)からなる
圧縮回路16が接続されている。すなわち、上記出力端
子12から出力する出力電圧Voの直流成分が、概ね上
記定電圧源V12(図5の電圧E1に相当する)を超え
ると、トランジスタQ14、Q15がオン状態に切り替
わり、抵抗R12、R13、トランジスタQ13のエミ
ッタ・コレクタ間を経由して電流が流れる結果、トラン
ジスタQ12のコレクタに得られる出力電圧は「R13
/(R12+R13」倍に圧縮される。
【0005】また、上記差動増幅回路15の出力側に
は、上記圧縮回路16以外にトランジスタQ15〜Q1
7、定電流源I15(電流値がI15)、抵抗R14
(抵抗値がR14)からなる圧縮制限回路17が接続さ
れている。トランジスタQ16、Q17のベース・エミ
ッタ間電圧を各々、VBEQ1 6 、VBEQ1 7 とすると、トラ
ンジスタQ15のベース電圧VBQ 1 5は、 VBQ 1 5=Vo−VBEQ1 7 −I15×R14+VBEQ1 6 となる。ここで、VBEQ1 6 =VBEQ1 7 と仮定すると、 VBQ 1 5=Vo−I15×R14 となる。
【0006】そして、出力電圧Voが増大し、前記ベー
ス電圧VBQ 1 5が定電圧源V12の電圧V12を超える
と、圧縮回路16におけるトランジスタQ14がオフと
なると同時に、トランジスタQ15がオンとなる。この
結果、圧縮回路16におけるトランジスタQ13のベー
ス電圧の変化量が出力電圧Voの変化量に等しくなるた
め、その出力電圧Voが変化しても抵抗R13に流れる
電流は変化しなくなる。換言すると、出力電圧Voが
「V12+(I15×R14)」(図5の電圧E2に相
当する)を超えると、圧縮制限回路17が圧縮回路16
の圧縮率を制限し、圧縮回路16の圧縮動作を殆ど生じ
させないようになる。
【0007】以上のように、出力電圧Voが、Vo<V
12の領域では、圧縮回路16が動作せず、増幅回路1
1により増幅された映像信号がそのまま出力端子12か
ら出力する。また、Vo>V12の領域では、圧縮回路
16により「R13/(R12+R13)」倍に圧縮さ
れて出力する。さらに、Vo>(I15×R14+V1
2)の領域では、圧縮制限回路17の働きにより、圧縮
回路16が動作せず、増幅回路15により増幅された映
像信号が殆どそのまま出力端子12から出力する。した
がって、図6に示すようになガンマ補正特性を得ること
ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図7に示し
た回路では、電圧E1を決める電圧V12が固定であ
り、また電圧E2を決める「V2+(I15×R1
4)」も固定であり、さらに図6のVin<E1の領域
Aの傾き、E1<Vin<E2の領域Bの傾き、および
E2<Vinの領域Cの傾きも固定である。
【0009】この結果、液晶表示装置の光透過率特性が
各々相違する場合、ガンマ補正特性を回路外部から行う
ことができないため、このガンマ補正回路を集積回路化
したときに、使用する個々の液晶表示装置のガンマ補正
特性を最適状態に設定することができず、液晶表示装置
の表示品質を低下させる原因となっていた。
【0010】また、同じ理由により、特性の異なる液晶
表示装置に適用することができないため、液晶表示装置
の種類毎に集積回路を新たに用意しなければならないと
いう問題もあった。
【0011】本発明は以上の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、集積回路化した場合であっても、その
ガンマ補正特性を外部から任意に設定・調整することが
できるようにして前記した問題を解決したガンマ補正回
路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明のガンマ補正
回路は、入力信号が第1の設定電圧より小さいとき第1
の比例定数で増幅する増幅回路と、前記入力信号が前記
第1の設定電圧より大きく且つ第2の設定電圧より小さ
いとき前記第1の比例定数より小さい第2の比例定数で
増幅する圧縮回路と、前記入力信号が前記第2の設定電
圧よりも大きいとき前記第2の比例定数によりも大きな
第3の比例定数で増幅する圧縮制限回路とを具備するガ
ンマ補正回路において、前記第1の設定電圧を決める第
1の外部印加可変電圧源および/又は前記第2の設定電
圧を決める第2の外部印加可変電圧源を設けて構成し
た。
【0013】第2の発明は、第1の発明において、前記
圧縮制限回路を第1のトランスコンダクタンスアンプと
その出力側に接続された第1の抵抗とで構成し、該第1
のトランスコンダクタンスアンプのゲインを設定する第
3の外部印加可変電圧源を設けて構成した。
【0014】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、前記増幅回路を第2のトランスコンダクタンスアン
プとその出力側に接続された第2の抵抗とで構成し、該
第2のトランスコンダクタンスアンプのゲインを設定す
る第4の外部印加可変電圧源を設けて構成した。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1はその実施の形態のガンマ補正回路の
構成を示す回路図である。1は入力端子、2は出力端子
である。入力端子1には電圧信号を電流信号に変換増幅
するトランスコンダクタンスアンプgm1(トランスコ
ンダクタンスがgm1)、定電圧源V1(電圧値がV
1)、抵抗R1(抵抗値がR1)により構成される増幅
回路3が接続されている。トランスコンダクタンスアン
プgm1の非反転入力端子には入力端子1に印加する入
力電圧Vinが印加され、反転入力端子には定電圧源V
1の電圧V1が印加されている。この電圧V1の値は、
補正前後の映像信号の直流成分の大きさを考慮して決定
される。
【0016】この増幅回路3の出力側には、抵抗R2
(抵抗値がR2)、トランジスタQ1からなる圧縮回路
4が接続されている。トランジスタQ1のベースには、
後述する第1の制御回路5から制御電圧が印加される。
また、増幅回路3の出力側には別に、トランスコンダク
タンスアンプgm2(トランスコンダクタンスがgm
2)、抵抗R3(抵抗値がR3)、バッファアンプA1
(増幅率が1)、外部印加可変電圧源V2(電圧値V
2)からなる圧縮制限回路6が接続されている。
【0017】トランスコンダクタンスアンプgm2の非
反転入力端子には、増幅回路3の出力電圧VGOが印加
し、反転入力端子には後述する第2の制御回路7からの
制御電圧VMOが印加している。また、このトランスコン
ダクタンスアンプgm2のトランスコンダクタンスgm
2は、外部印加可変電圧源V2の電圧V2を変化するこ
とでそのトランスコンダクタンスgm2の出力電流が決
定され、ゲインが設定される。
【0018】前記した第1の制御回路5は図6の電圧E
1、E2を設定する回路、第2の制御回路7は図6の電
圧E2を設定する回路である。外部印加可変電圧源V3
は、抵抗R5、R6(抵抗値R5、R6)、定電流源I
1(電流値I1)と共に第1の制御回路5を構成してい
る。トランスコンダクタンスアンプgm3は、非反転入
力端子に接続される外部印加可変電圧源V5、反転入力
端子に接続される定電圧源V4と共に第2の制御回路7
を構成している。
【0019】次に、上記のように構成されたガンマ補正
回路の動作について説明する。入力端子1から入力信号
電圧Vinが印加されると、増幅回路3によりこれを概
ね「gm1×R1」倍に増幅し、電圧VGOが得られる。
この電圧VGOの直流電圧成分が上昇して、トランジスタ
Q1がオフからオン状態に切り替わると、増幅回路3の
出力段のインピーダンスが概ね「R1×R2/(R1+
R2)」となる結果、この増幅回路3の出力電圧V
GOが、「R2/(R1+R2)」倍に圧縮される。この
電圧VGOはバッファアンプA1でインピーダンス変換さ
れて後に抵抗R3を介して出力端子2に出力される。
【0020】このとき、トランジスタQ1のベースには
第1の制御回路5により設定された電圧「V3−R5×
I1」が印加されているから、このトランジスタQ1の
ベース・エミッタ間電圧をVBEQ1とすると、このトラン
ジスタQ1がオンする条件の電圧VGOは、 VGO>[V3−R5×I1+VBEQ1] ・・・(1) となる。この電圧「V3−R5×I1+VBEQ1」が図6
の電圧E1に相当する。したがって、外部印加可変電圧
源V3の電圧V3を変化させると、電圧E1が変化して
図2に示すように入出力特性(ガンマ補正特性)が変化
する。
【0021】次に、電圧VGOの直流成分がトランスコン
ダクタンスアンプgm2の反転入力端子の電圧VMO(図
6の電圧E2に相当する)よりも大きくなると、その電
圧VGOが概ね「1+gm2×R3」倍に増幅される。こ
のとき、トランスコンダクタンスgm2は、外部印加電
圧源V2により制御可能であり、これにより圧縮制限回
路16のゲインを調整できる。このゲイン調整により、
図4に示すようにE2以上の特性曲線の傾きが変化す
る。
【0022】トランスコンダクタンスgm2の反転入力
端子に導入される電圧VMOは、前記した第1、第2の制
御回路5、7により決定され、 VMO=(V5−V4)×gm3×R6+V3 ・・・(2) となる。すなわち、この電圧VMO、つまり電圧E2は、
外部印加可変電圧源V3、V5の電圧V3、V5により
調整できる。図3は電圧V5を調整して電圧E2を変化
した場合のガンマ補正特性を示す図である。なお、定電
圧源V4の電圧値V4は、V5>V4となるように、ま
た電圧VMOの大きさはVGO>VMOとなるように設定す
る。
【0023】以上のように構成されたガンマ補正回路で
は、入力電圧Vinが、Vin<E1の領域Aでは圧縮
回路4、圧縮制限回路6ともに動作せず、増幅回路3に
より「gm1×R1」倍に増幅された入力映像信号がそ
のまま出力端子2に出力される。
【0024】また、電圧E1<Vin<E2の領域Bで
は、圧縮回路4の働きにより、その入力電圧Vinが
「(gm1×R1×R2)/(R1+R2)」倍に増幅
されて出力端子2に出力される。
【0025】さらに、E2<Vinの領域Cでは、圧縮
回路4および圧縮制限回路6共に動作し、「(1+gm
2×R3)×(gm1×R1×R2)/(R1+R
2)」倍に増幅されて出力端子2に出力される。
【0026】このように、回路定数については所定値に
固定しておき、外部から印加する電圧V2、V3、V5
を調整することによって、ガンマ補正特性を調整するこ
とができる。このため、個々の液晶表示装置の光透過率
特性が互いに異なる場合であっても、外部からガンマ補
正特性を調整して、個々液晶表示装置の光透過率特性に
最適なガンマ補正特性を実現することができる。
【0027】なお、図1に示した回路では、図6の電圧
E1、E2の設定、および電圧E2以上の領域の特性曲
線の傾きの調整が可能であったが、さらにトランスコン
ダクタンスアンプgm1のゲインを調整する外部印加可
変電圧源を追加すれば、図6の電圧E1以下の領域の特
性曲線の傾き、電圧E1〜E2の間の領域の特性曲線の
傾きも同様に調整可能である。
【0028】
【発明の効果】以上から本発明によれば、ガンマ補正特
性の特性変曲点である電圧E1、E2を外部印加可変電
圧源により任意に設定することができることは勿論のこ
と、電圧E1以下、電圧E1〜E2、電圧E2以上の特
性曲線の傾きも任意に設定することができる。このた
め、このガンマ補正回路を集積回路で構成した場合であ
っても、その特性を外部印加可変電圧源の調整によって
任意に設定することができるので、液晶表示装置の光透
過特性にバラツキがある場合でも、これに正確に対応し
たガンマ補正特性を実現することができる。また、特性
の異なる液晶表示装置にも適用できるため、液晶表示装
置の種類毎にガンマ補正回路を作成する必要がなくなる
ため、コスト削減にもつながるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1つの実施の形態のガンマ補正回路
の構成を示す回路図である。
【図2】 図1の回路において、電圧V3を変化させた
ときのガンマ補正特性図である。
【図3】 図1の回路において、電圧V5を変化させた
ときのガンマ補正特性図である。
【図4】 図1の回路において、電圧V2を変化させた
ときのガンマ補正特性図である。
【図5】 液晶表示装置の光透過特性図である。
【図6】 液晶表示装置に適用されるガンマ補正特性図
である。
【図7】 従来のガンマ補正回路の構成を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
1:入力端子、2:出力端子、3:増幅回路、4:圧縮
回路、5:第1の制御回路、6:圧縮制限回路、7:第
2の制御回路、11:入力端子、12:出力端子、1
3:正電源端子、14:接地端子、15:差動増幅回
路、16:圧縮回路、17:圧縮制限回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号が第1の設定電圧より小さいとき
    第1の比例定数で増幅する増幅回路と、前記入力信号が
    前記第1の設定電圧より大きく且つ第2の設定電圧より
    小さいとき前記第1の比例定数より小さい第2の比例定
    数で増幅する圧縮回路と、前記入力信号が前記第2の設
    定電圧よりも大きいとき前記第2の比例定数によりも大
    きな第3の比例定数で増幅する圧縮制限回路とを具備す
    るガンマ補正回路において、 前記第1の設定電圧を決める第1の外部印加可変電圧源
    および/又は前記第2の設定電圧を決める第2の外部印
    加可変電圧源を設けたことを特徴とするガンマ補正回
    路。
  2. 【請求項2】前記圧縮制限回路を第1のトランスコンダ
    クタンスアンプとその出力側に接続された第1の抵抗と
    で構成し、該第1のトランスコンダクタンスアンプのゲ
    インを設定する第3の外部印加可変電圧源を設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載のガンマ補正回路。
  3. 【請求項3】前記増幅回路を第2のトランスコンダクタ
    ンスアンプとその出力側に接続された第2の抵抗とで構
    成し、該第2のトランスコンダクタンスアンプのゲイン
    を設定する第4の外部印加可変電圧源を設けたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載のガンマ補正回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100375309B1 (ko) * 1999-12-10 2003-03-10 샤프 가부시키가이샤 감마 보정 특성을 변경시킬 수 있는 계조표시 기준전압발생회로 및 그를 이용한 액정구동장치
KR100788387B1 (ko) * 2001-12-26 2007-12-31 엘지.필립스 엘시디 주식회사 감마전압 설정방법 및 장치
KR100958494B1 (ko) 2007-07-30 2010-05-17 산요덴키가부시키가이샤 감마 보정 회로

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