JPH10663A - プリプラ式射出成形機の逆流防止装置 - Google Patents
プリプラ式射出成形機の逆流防止装置Info
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- JPH10663A JPH10663A JP17709296A JP17709296A JPH10663A JP H10663 A JPH10663 A JP H10663A JP 17709296 A JP17709296 A JP 17709296A JP 17709296 A JP17709296 A JP 17709296A JP H10663 A JPH10663 A JP H10663A
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリプラ式射出成形機における射出シリンダ
側から可塑化シリンダ側への溶融樹脂の逆流を確実に阻
止可能にする。 【解決手段】 可塑化シリンダ側の接続路7aと射出シ
リンダ側の接続路7bとの間に弁室16を設けてこの中
に球体12を置くと共に、この球体12に対してこれを
シート面23に押し付けるように押し棒13を対向させ
て配置する。押し棒13の元端側は弁室16の外に伸
び、バネ22によりシート23面に向けて付勢されてい
る。押し棒13の先端には、球体12を受け入れるガイ
ド部17が設けられると共に、樹脂の封入防止用の逃げ
穴18が設けられている。このように構成された押し棒
13により球体12を係脱自在に支持することにより、
球体12を溶融樹脂の流れ及び圧力に従って極めて安定
かつ的確に作動させ、逆流を確実に阻止する。
側から可塑化シリンダ側への溶融樹脂の逆流を確実に阻
止可能にする。 【解決手段】 可塑化シリンダ側の接続路7aと射出シ
リンダ側の接続路7bとの間に弁室16を設けてこの中
に球体12を置くと共に、この球体12に対してこれを
シート面23に押し付けるように押し棒13を対向させ
て配置する。押し棒13の元端側は弁室16の外に伸
び、バネ22によりシート23面に向けて付勢されてい
る。押し棒13の先端には、球体12を受け入れるガイ
ド部17が設けられると共に、樹脂の封入防止用の逃げ
穴18が設けられている。このように構成された押し棒
13により球体12を係脱自在に支持することにより、
球体12を溶融樹脂の流れ及び圧力に従って極めて安定
かつ的確に作動させ、逆流を確実に阻止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可塑化シリンダと
射出シリンダとを逆流防止装置を介して接続したプリプ
ラ式射出成形機に係り、特に射出時に、射出シリンダ側
から可塑化シリンダ側への樹脂の逆流を防止するための
装置に関する。
射出シリンダとを逆流防止装置を介して接続したプリプ
ラ式射出成形機に係り、特に射出時に、射出シリンダ側
から可塑化シリンダ側への樹脂の逆流を防止するための
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリプラ式射出成形機は、可塑化シリン
ダで可塑化された溶融樹脂を射出シリンダ内に蓄え、所
定量の溶融樹脂を蓄えたところで、射出シリンダから金
型へ射出するものであるが、この射出時に、溶融樹脂が
射出シリンダ側から可塑化シリンダ側へ逆流するため、
可塑化シリンダと射出シリンダとを接続する接続路の途
中にスライド式又は回転式の開閉弁や鋼球などの球体を
用いた逆止弁を介在させている。
ダで可塑化された溶融樹脂を射出シリンダ内に蓄え、所
定量の溶融樹脂を蓄えたところで、射出シリンダから金
型へ射出するものであるが、この射出時に、溶融樹脂が
射出シリンダ側から可塑化シリンダ側へ逆流するため、
可塑化シリンダと射出シリンダとを接続する接続路の途
中にスライド式又は回転式の開閉弁や鋼球などの球体を
用いた逆止弁を介在させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでスライド式又
は回転式の開閉弁は、鋼球などの球体を用いた逆止弁と
比較して、シール性が劣ると共に、開閉のための駆動装
置が必要であり、装置構成が複雑になる欠点を有してい
る。また、従来の逆止弁は、単に球体をころがしておく
だけのもの、又は球体を溶融樹脂内すなわち接続路内に
配置したバネによりシート面に押し付けるもののいずれ
かであったため、単に球体をころがしておくだけのもの
では、特に射出速度が遅い場合、射出の初期時に逆流を
生じ、また、接続路内にバネを設けたものは、樹脂の影
響を受けて動作不良を起こす欠点があった。
は回転式の開閉弁は、鋼球などの球体を用いた逆止弁と
比較して、シール性が劣ると共に、開閉のための駆動装
置が必要であり、装置構成が複雑になる欠点を有してい
る。また、従来の逆止弁は、単に球体をころがしておく
だけのもの、又は球体を溶融樹脂内すなわち接続路内に
配置したバネによりシート面に押し付けるもののいずれ
かであったため、単に球体をころがしておくだけのもの
では、特に射出速度が遅い場合、射出の初期時に逆流を
生じ、また、接続路内にバネを設けたものは、樹脂の影
響を受けて動作不良を起こす欠点があった。
【0004】本発明は、前述したような溶融樹脂の逆流
をより確実に阻止するためのプリプラ式射出成形機の逆
流防止装置を提供することを目的としている。
をより確実に阻止するためのプリプラ式射出成形機の逆
流防止装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、可塑化シリンダと射出シリンダとを逆流防
止装置を介して接続したプリプラ式射出成形機の逆流防
止装置において、前記可塑化シリンダで可塑化された溶
融樹脂を前記射出シリンダに導く接続路の途中に設けら
れた弁室と、この弁室内に置かれた球体と、この球体と
対をなして前記弁室と可塑化シリンダ側の接続路との間
に形成されたシート面と、先端が前記弁室内にあって球
体を前記シート面に押し付けるように該球体を間に置い
てシート面に対向し、元端側が弁室外に伸び、前記球体
をシート面に向けて押し付ける方向に移動自在に設けら
れた押し棒と、弁室外に配置され前記押し棒をシート面
に向けて押圧するバネとからなり、前記押し棒は、先端
に前記球体を受け入れるガイド部及び樹脂の封入防止用
の逃げ穴又は逃げ溝を有するものである。
の本発明は、可塑化シリンダと射出シリンダとを逆流防
止装置を介して接続したプリプラ式射出成形機の逆流防
止装置において、前記可塑化シリンダで可塑化された溶
融樹脂を前記射出シリンダに導く接続路の途中に設けら
れた弁室と、この弁室内に置かれた球体と、この球体と
対をなして前記弁室と可塑化シリンダ側の接続路との間
に形成されたシート面と、先端が前記弁室内にあって球
体を前記シート面に押し付けるように該球体を間に置い
てシート面に対向し、元端側が弁室外に伸び、前記球体
をシート面に向けて押し付ける方向に移動自在に設けら
れた押し棒と、弁室外に配置され前記押し棒をシート面
に向けて押圧するバネとからなり、前記押し棒は、先端
に前記球体を受け入れるガイド部及び樹脂の封入防止用
の逃げ穴又は逃げ溝を有するものである。
【0006】このように構成することにより、可塑化シ
リンダからの溶融樹脂の供給がなく、かつ射出シリンダ
内の圧力が低い計量開始前の状態においては、球体は押
し棒のガイド部に保持されてバネ力によりシート面に押
し付けられ、計量開始により可塑化シリンダから射出シ
リンダへ溶融樹脂が流入する際には、この流入樹脂によ
り球体は押し棒先端のガイド部に保持されたままシート
面から離れて樹脂を流入させ、計量が完了して樹脂の流
入が停止すると、球体はガイド部に保持されたまま押し
棒によって再びシート面に押し付けられ、射出時には、
球体は射出シリンダ側から可塑化シリンダ側へ逆流しよ
うとする樹脂によりそのままシート面に押し付けられ
る。そこで、確実な逆流防止が行われる。なお、この射
出時には、押し棒は逆流しようとする樹脂の圧力により
元端側へ押されて球体から離れるが、射出が終了して射
出シリンダ内の圧力が低下すると、前進して球体をガイ
ド部で保持し、計量の再開を待つ。このように球体は押
し棒によって安定かつ的確に作動する。
リンダからの溶融樹脂の供給がなく、かつ射出シリンダ
内の圧力が低い計量開始前の状態においては、球体は押
し棒のガイド部に保持されてバネ力によりシート面に押
し付けられ、計量開始により可塑化シリンダから射出シ
リンダへ溶融樹脂が流入する際には、この流入樹脂によ
り球体は押し棒先端のガイド部に保持されたままシート
面から離れて樹脂を流入させ、計量が完了して樹脂の流
入が停止すると、球体はガイド部に保持されたまま押し
棒によって再びシート面に押し付けられ、射出時には、
球体は射出シリンダ側から可塑化シリンダ側へ逆流しよ
うとする樹脂によりそのままシート面に押し付けられ
る。そこで、確実な逆流防止が行われる。なお、この射
出時には、押し棒は逆流しようとする樹脂の圧力により
元端側へ押されて球体から離れるが、射出が終了して射
出シリンダ内の圧力が低下すると、前進して球体をガイ
ド部で保持し、計量の再開を待つ。このように球体は押
し棒によって安定かつ的確に作動する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき図
1ないし図4を参照して説明する。図1は、本発明を適
用したプリプラ式射出成形機で、1は可塑化シリンダ、
2は可塑化スクリュ、3はホッパ、4は射出シリンダ、
5は射出プランジャ、6はノズル、7a、7bは接続
路、8はヒータであり、ホッパ3から取り込んだ原料樹
脂P1を可塑化シリンダ1内で可塑化し、可塑化した溶
融樹脂P2を接続路7a、7bから射出シリンダ4へ送
り出し、射出シリンダ4内に所定量の溶融樹脂P2が蓄
えられたところで射出プランジャ5によりこの溶融樹脂
P2をノズル6から図示しない金型内へ射出するように
なっており、接続路7a、7bの間には、本発明による
逆流防止装置10が設けられている。
1ないし図4を参照して説明する。図1は、本発明を適
用したプリプラ式射出成形機で、1は可塑化シリンダ、
2は可塑化スクリュ、3はホッパ、4は射出シリンダ、
5は射出プランジャ、6はノズル、7a、7bは接続
路、8はヒータであり、ホッパ3から取り込んだ原料樹
脂P1を可塑化シリンダ1内で可塑化し、可塑化した溶
融樹脂P2を接続路7a、7bから射出シリンダ4へ送
り出し、射出シリンダ4内に所定量の溶融樹脂P2が蓄
えられたところで射出プランジャ5によりこの溶融樹脂
P2をノズル6から図示しない金型内へ射出するように
なっており、接続路7a、7bの間には、本発明による
逆流防止装置10が設けられている。
【0008】図2は、本発明による逆流防止装置10の
拡大図であり、可塑化シリンダ1と射出シリンダ4の間
に設けられた装置本体9には、可塑化シリンダ側の接続
路7aの先端が、図2において左から右へ向かって伸び
ている。この接続路7aの延長上には、後述する弁室1
6を形成する穴11が設けられている。この穴11は接
続路7aの内径より大径の円形断面を有し、穴11内に
は鋼球などからなる球体12が置かれている。また、穴
11には、図2において右側から押し棒13の先端部が
挿入され、この押し棒13の先端部には穴11の内周面
に摺動可能に係合する大径部14が設けられ、大径部1
4の図2において左方に弁室16を形成するようになっ
ている。
拡大図であり、可塑化シリンダ1と射出シリンダ4の間
に設けられた装置本体9には、可塑化シリンダ側の接続
路7aの先端が、図2において左から右へ向かって伸び
ている。この接続路7aの延長上には、後述する弁室1
6を形成する穴11が設けられている。この穴11は接
続路7aの内径より大径の円形断面を有し、穴11内に
は鋼球などからなる球体12が置かれている。また、穴
11には、図2において右側から押し棒13の先端部が
挿入され、この押し棒13の先端部には穴11の内周面
に摺動可能に係合する大径部14が設けられ、大径部1
4の図2において左方に弁室16を形成するようになっ
ている。
【0009】大径部14の先端には小径の突出部15が
設けられ、この突出部15の先端には、球体12を受け
入れる凹球面状のガイド部17が形成されている。この
ガイド部17には、その中央から小径の突出部15の周
面に至る逃げ穴18が明けられている。この逃げ穴18
は、球体12がガイド部17へ入り込むとき、これらの
間の樹脂を逃がし、また、球体12がガイド部17から
離れるとき、これらの間へ樹脂を導くためのものであ
る。なお、この逃げ穴18は、ガイド部17の凹球面に
沿って設けられその外周部に開口する逃げ溝であっても
よい。
設けられ、この突出部15の先端には、球体12を受け
入れる凹球面状のガイド部17が形成されている。この
ガイド部17には、その中央から小径の突出部15の周
面に至る逃げ穴18が明けられている。この逃げ穴18
は、球体12がガイド部17へ入り込むとき、これらの
間の樹脂を逃がし、また、球体12がガイド部17から
離れるとき、これらの間へ樹脂を導くためのものであ
る。なお、この逃げ穴18は、ガイド部17の凹球面に
沿って設けられその外周部に開口する逃げ溝であっても
よい。
【0010】押し棒13の元端側のロッド部19は、装
置本体9に取り付けられたキャップ20に摺動可能に係
合され、大径部14の後端面をキャップ20の先端面が
受けることにより押し棒13の後退限位置を定めるよう
になっている。ロッド部19の元端にはバネ受け21が
設けられ、このバネ受け21には押し棒13を図2にお
いて左方へ押し付けるバネ22が押し当てられている。
置本体9に取り付けられたキャップ20に摺動可能に係
合され、大径部14の後端面をキャップ20の先端面が
受けることにより押し棒13の後退限位置を定めるよう
になっている。ロッド部19の元端にはバネ受け21が
設けられ、このバネ受け21には押し棒13を図2にお
いて左方へ押し付けるバネ22が押し当てられている。
【0011】接続路7aと弁室16との接続部分には、
球体12を受けるシート面23が形成され、弁室16か
らは射出シリンダ側の接続路7bが可塑化シリンダ側の
接続路7aとほぼ直角に向けられて伸びている。
球体12を受けるシート面23が形成され、弁室16か
らは射出シリンダ側の接続路7bが可塑化シリンダ側の
接続路7aとほぼ直角に向けられて伸びている。
【0012】次いで本装置の作用について説明する。計
量開始前には、可塑化スクリュ2は回転を停止してお
り、接続路7aへの溶融樹脂P2の送り出しはなく、か
つ射出プランジャ5を前進させる力は零もしくは計量の
ための小さな値である。そこで、この計量開始前の状態
においては、接続路7a、7b及び弁室16の圧力はい
ずれも低く、球体12及び押し棒13はバネ22により
シート面23側へ押し出され、図2に示すように、球体
12はシール面23に密着した状態に置かれる。
量開始前には、可塑化スクリュ2は回転を停止してお
り、接続路7aへの溶融樹脂P2の送り出しはなく、か
つ射出プランジャ5を前進させる力は零もしくは計量の
ための小さな値である。そこで、この計量開始前の状態
においては、接続路7a、7b及び弁室16の圧力はい
ずれも低く、球体12及び押し棒13はバネ22により
シート面23側へ押し出され、図2に示すように、球体
12はシール面23に密着した状態に置かれる。
【0013】この状態から可塑化スクリュ2を回転さ
せ、計量工程に入ると、可塑化シリンダ1から接続路7
aへ溶融樹脂P2が送り出される。接続路7aへ送り出
された溶融樹脂P2は、その送り出し圧力により球体1
2及び押し棒13を、図3に示すように、バネ22に抗
して後退させ、弁室16へ流入する。弁室16へ流入し
た溶融樹脂は、接続路7bから射出シリンダ4へ送ら
れ、射出シリンダ4内に蓄えられる。
せ、計量工程に入ると、可塑化シリンダ1から接続路7
aへ溶融樹脂P2が送り出される。接続路7aへ送り出
された溶融樹脂P2は、その送り出し圧力により球体1
2及び押し棒13を、図3に示すように、バネ22に抗
して後退させ、弁室16へ流入する。弁室16へ流入し
た溶融樹脂は、接続路7bから射出シリンダ4へ送ら
れ、射出シリンダ4内に蓄えられる。
【0014】射出シリンダ4への溶融樹脂P2の流入に
より射出プランジャ5が所定量後退して計量工程を完了
すると、可塑化スクリュ2の回転を停止させる。このと
き射出プランジャ5を前進させようとする力は引き続き
小さいため、押し棒13はバネ22により押し出され、
ガイド部17で保持している球体12を、再びシール面
23に押し付ける。
より射出プランジャ5が所定量後退して計量工程を完了
すると、可塑化スクリュ2の回転を停止させる。このと
き射出プランジャ5を前進させようとする力は引き続き
小さいため、押し棒13はバネ22により押し出され、
ガイド部17で保持している球体12を、再びシール面
23に押し付ける。
【0015】次いで射出プランジャ5を前進させて射出
シリンダ4内に蓄えた溶融樹脂P2をノズル6から図示
しない金型内へ射出する。この射出工程においては、射
出プランジャ5の前進により射出シリンダ4内の溶融樹
脂P2の圧力が上昇し、接続路7b、弁室16及び接続
路7aを経て可塑化シリンダ1側へ逆流しようとする
が、このとき球体12は上記のように押し棒13により
シート面23に押し付けられているため、逆流は確実に
阻止される。
シリンダ4内に蓄えた溶融樹脂P2をノズル6から図示
しない金型内へ射出する。この射出工程においては、射
出プランジャ5の前進により射出シリンダ4内の溶融樹
脂P2の圧力が上昇し、接続路7b、弁室16及び接続
路7aを経て可塑化シリンダ1側へ逆流しようとする
が、このとき球体12は上記のように押し棒13により
シート面23に押し付けられているため、逆流は確実に
阻止される。
【0016】なお、押し棒13は、弁室16内の圧力上
昇により、図4に示すように、後退限位置まで後退す
る。このとき球体12とガイド部17は、これらの間に
逃げ穴18を通して弁室16内の溶融樹脂が流入するた
め、極めて容易に離れて押し棒13の後退を円滑に行わ
せる。この押し棒13の後退により、図2に示す大径部
14の外周と穴11の内面との隙間を通って大径部14
の後室24に侵入していた溶融樹脂は同じ隙間を通って
弁室16に戻され、以後、弁室16に作用する射出圧に
より大径部14の後端面がキャップ20の先端に押し付
けられることによりキャップ20と押し棒13のロッド
部19との隙間からの溶融樹脂の流出を阻止する。
昇により、図4に示すように、後退限位置まで後退す
る。このとき球体12とガイド部17は、これらの間に
逃げ穴18を通して弁室16内の溶融樹脂が流入するた
め、極めて容易に離れて押し棒13の後退を円滑に行わ
せる。この押し棒13の後退により、図2に示す大径部
14の外周と穴11の内面との隙間を通って大径部14
の後室24に侵入していた溶融樹脂は同じ隙間を通って
弁室16に戻され、以後、弁室16に作用する射出圧に
より大径部14の後端面がキャップ20の先端に押し付
けられることによりキャップ20と押し棒13のロッド
部19との隙間からの溶融樹脂の流出を阻止する。
【0017】射出工程及びそれに続く保圧工程などが終
了し、射出プランジャ5を前進させる力が零もしくは小
さくなると、押し棒13はバネ22により再び前進して
ガイド部17が球体12に係合して図2に示す初期の状
態に戻り、次の計量工程の開始を待つ。このときガイド
部17と球体12の係合は、これらの間の樹脂が逃げ穴
18から排出されるため、円滑に行われる。
了し、射出プランジャ5を前進させる力が零もしくは小
さくなると、押し棒13はバネ22により再び前進して
ガイド部17が球体12に係合して図2に示す初期の状
態に戻り、次の計量工程の開始を待つ。このときガイド
部17と球体12の係合は、これらの間の樹脂が逃げ穴
18から排出されるため、円滑に行われる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明のプリプラ式射
出成形機の逆流防止装置は、スライド式又は回転式の開
閉弁のような開閉のための駆動装置は不要であり、溶融
樹脂の逆流を阻止するための球体が押し棒との相互作用
により、溶融樹脂の流れ及び圧力に極めて安定かつ的確
に作動し、射出シリンダ側から可塑化シリンダ側への溶
融樹脂の逆流を確実に阻止することができる。
出成形機の逆流防止装置は、スライド式又は回転式の開
閉弁のような開閉のための駆動装置は不要であり、溶融
樹脂の逆流を阻止するための球体が押し棒との相互作用
により、溶融樹脂の流れ及び圧力に極めて安定かつ的確
に作動し、射出シリンダ側から可塑化シリンダ側への溶
融樹脂の逆流を確実に阻止することができる。
【図1】本発明を適用したプリプラ式射出成形機の概要
断面図。
断面図。
【図2】図1のAーA線による逆流防止装置部分の拡大
断面図。
断面図。
【図3】図2に示す装置の計量工程時の状態を示す断面
図。
図。
【図4】図2に示す装置の射出工程時の状態を示す断面
図。
図。
1 可塑化シリンダ 2 可塑化スクリュ 4 射出シリンダ 5 射出プランジャ 7a、7b 接続路 10 逆流防止装置 12 球体 13 押し棒 14 大径部 15 突出部 16 弁室 17 ガイド部 18 逃げ穴 20 キャップ 22 バネ 23 シール面
Claims (1)
- 【請求項1】 可塑化シリンダと射出シリンダとを逆流
防止装置を介して接続したプリプラ式射出成形機の逆流
防止装置において、 前記可塑化シリンダで可塑化された溶融樹脂を前記射出
シリンダに導く接続路の途中に設けられた弁室と、 この弁室内に置かれた球体と、 この球体と対をなして前記弁室と可塑化シリンダ側の接
続路との間に形成されたシート面と、 先端が前記弁室内にあって球体を前記シート面に押し付
けるように該球体を間に置いてシート面に対向し、元端
側が弁室外に伸び、前記球体をシート面に向けて押し付
ける方向に移動自在に設けられた押し棒と、 弁室外に配置され前記押し棒をシート面に向けて押圧す
るバネとからなり、 前記押し棒は、先端に前記球体を受け入れるガイド部及
び樹脂の封入防止用の逃げ穴又は逃げ溝を有することを
特徴とするプリプラ式射出成形機の逆流防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17709296A JPH10663A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | プリプラ式射出成形機の逆流防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17709296A JPH10663A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | プリプラ式射出成形機の逆流防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10663A true JPH10663A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=16024998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17709296A Pending JPH10663A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | プリプラ式射出成形機の逆流防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10663A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100581778C (zh) | 2004-12-23 | 2010-01-20 | 财团法人工业技术研究院 | 两段式注射成型机的排料装置 |
| CN103722702A (zh) * | 2013-12-27 | 2014-04-16 | 中国计量学院 | 止逆定量定压注射装置 |
| DE102023118987A1 (de) | 2022-08-18 | 2024-02-29 | Engel Austria Gmbh | Plastifiziereinheit für eine Formgebungsmaschine |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP17709296A patent/JPH10663A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100581778C (zh) | 2004-12-23 | 2010-01-20 | 财团法人工业技术研究院 | 两段式注射成型机的排料装置 |
| CN103722702A (zh) * | 2013-12-27 | 2014-04-16 | 中国计量学院 | 止逆定量定压注射装置 |
| DE102023118987A1 (de) | 2022-08-18 | 2024-02-29 | Engel Austria Gmbh | Plastifiziereinheit für eine Formgebungsmaschine |
| AT526444A1 (de) * | 2022-08-18 | 2024-03-15 | Engel Austria Gmbh | Plastifiziereinheit für eine Formgebungsmaschine |
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