JPH1067938A - 室温硬化性組成物 - Google Patents
室温硬化性組成物Info
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- JPH1067938A JPH1067938A JP9142318A JP14231897A JPH1067938A JP H1067938 A JPH1067938 A JP H1067938A JP 9142318 A JP9142318 A JP 9142318A JP 14231897 A JP14231897 A JP 14231897A JP H1067938 A JPH1067938 A JP H1067938A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/04—Polysiloxanes
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/28—Applying non-metallic protective coatings
- H05K3/285—Permanent coating compositions
- H05K3/287—Photosensitive compositions
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/04—Polysiloxanes
- C08G77/06—Preparatory processes
- C08G77/08—Preparatory processes characterised by the catalysts used
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/0091—Complexes with metal-heteroatom-bonds
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- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 UV/可視光線に晒されるまでは、水分の存
在下でも安定に貯蔵できる硬化性オルガノシリコン化合
物組成物を提供する。 【解決手段】 (A)ケイ素に結合したアルコキシ基を
1分子当たり少なくとも1個有し、かつ、ケイ素に結合
したヒドロキシル基及び/又はアルコキシ基を1分子当
たり平均で少なくとも3個有するオルガノシリコン化合
物、及び(B)触媒成分からなる硬化性組成物である。
前記触媒成分としては、メタロセン類縁体を使用するこ
とができる。
在下でも安定に貯蔵できる硬化性オルガノシリコン化合
物組成物を提供する。 【解決手段】 (A)ケイ素に結合したアルコキシ基を
1分子当たり少なくとも1個有し、かつ、ケイ素に結合
したヒドロキシル基及び/又はアルコキシ基を1分子当
たり平均で少なくとも3個有するオルガノシリコン化合
物、及び(B)触媒成分からなる硬化性組成物である。
前記触媒成分としては、メタロセン類縁体を使用するこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室温硬化性組成物
に関するものであり、特には、UV又は可視光線に晒さ
れて硬化する、室温硬化性組成物に関するものである。
に関するものであり、特には、UV又は可視光線に晒さ
れて硬化する、室温硬化性組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルコキシ基で末端をブロックされたオ
ルガノシリコン重合体及び有機チタン酸塩系触媒からな
る室温硬化性組成物は、知られている。これらの組成物
は、水分が存在しない状態では安定であるが、水分の存
在下では、エラストマー状物質に硬化する。
ルガノシリコン重合体及び有機チタン酸塩系触媒からな
る室温硬化性組成物は、知られている。これらの組成物
は、水分が存在しない状態では安定であるが、水分の存
在下では、エラストマー状物質に硬化する。
【0003】このタイプの組成物は、一定期間にわたる
貯蔵の間に不活性化する傾向を示す、即ち、それらは硬
化する能力を失ってしまうのである。本出願人は、いか
なる理論によっても束縛されることを望まないが、この
不活性化は、残っている水分の存在下では、有機チタン
酸塩系触媒がそのポリマーのアルコキシリル末端基を切
る傾向があるという結果であると考えられている。使用
者が劣化に気がつかずに、組成物をその容器から所望の
場所、例えばシールを目的とするキャビティに放出する
こともあるので、これは特に望ましくない。組成物が硬
化し損ねた後に初めて、問題が明らかになる。それ故
に、その塗工場所から、未硬化の物質を除去する必要が
あるであろう。
貯蔵の間に不活性化する傾向を示す、即ち、それらは硬
化する能力を失ってしまうのである。本出願人は、いか
なる理論によっても束縛されることを望まないが、この
不活性化は、残っている水分の存在下では、有機チタン
酸塩系触媒がそのポリマーのアルコキシリル末端基を切
る傾向があるという結果であると考えられている。使用
者が劣化に気がつかずに、組成物をその容器から所望の
場所、例えばシールを目的とするキャビティに放出する
こともあるので、これは特に望ましくない。組成物が硬
化し損ねた後に初めて、問題が明らかになる。それ故
に、その塗工場所から、未硬化の物質を除去する必要が
あるであろう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】水分に対して貯蔵安定
で、かつ、貯蔵中には不活性化しないが、周囲温度で即
座に硬化して低いモジュールを有し、更には様々な基体
に対して十分に固着するエラストマー状物質を提供す
る、アルコキシ官能性シロキサン物質及び有機チタン系
触媒をベースとする、硬化性組成物の提供が必要とされ
ている。
で、かつ、貯蔵中には不活性化しないが、周囲温度で即
座に硬化して低いモジュールを有し、更には様々な基体
に対して十分に固着するエラストマー状物質を提供す
る、アルコキシ官能性シロキサン物質及び有機チタン系
触媒をベースとする、硬化性組成物の提供が必要とされ
ている。
【0005】我々は、ケイ素に結合したアルコキシ基を
1分子当たり少なくとも1個有し、かつ、シラノール基
及び/又はケイ素が結合したアルコキシ基を1分子当た
り平均で少なくとも3個有する、オルガノシリコン化合
物、及び、触媒成分からなる改良された組成物が得られ
ることをここで見出した。これは水分によって活性化さ
れたオルガノシリコン化合物の縮合反応によって硬化し
得る組成物であり、この組成物は、或る波長域でUV/
可視光線に晒されるような時間までは、水分の存在下で
さえも安定である。
1分子当たり少なくとも1個有し、かつ、シラノール基
及び/又はケイ素が結合したアルコキシ基を1分子当た
り平均で少なくとも3個有する、オルガノシリコン化合
物、及び、触媒成分からなる改良された組成物が得られ
ることをここで見出した。これは水分によって活性化さ
れたオルガノシリコン化合物の縮合反応によって硬化し
得る組成物であり、この組成物は、或る波長域でUV/
可視光線に晒されるような時間までは、水分の存在下で
さえも安定である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、(A)
ケイ素が結合したアルコキシ基を1分子当たり少なくと
も1個有し、かつ、ケイ素に結合したヒドロキシル基及
び/又はアルコキシ基を1分子当たり平均で少なくとも
3個有する、オルガノシリコン化合物、及び、(B)下
記一般式による触媒成分からなる硬化性組成物が提供さ
れる。
ケイ素が結合したアルコキシ基を1分子当たり少なくと
も1個有し、かつ、ケイ素に結合したヒドロキシル基及
び/又はアルコキシ基を1分子当たり平均で少なくとも
3個有する、オルガノシリコン化合物、及び、(B)下
記一般式による触媒成分からなる硬化性組成物が提供さ
れる。
【0007】
【化5】
【0008】(式中、R1 及びR2 は各々独立に、ペン
タハプト配位子を表し、R3 は、M配位子結合に対して
オルト位に結合したフッ素原子を有する、フルオロ芳香
族配位子を表し、R4 は、R3 基、若しくは、一価のア
ルキル、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキ
シ、ハロゲン、アリール、ハロゲンで置換されたアリー
ル、オルガノシリコン、又は、オルガノシロキサン基を
表し、MはTi、Zr又はHfを表す。)
タハプト配位子を表し、R3 は、M配位子結合に対して
オルト位に結合したフッ素原子を有する、フルオロ芳香
族配位子を表し、R4 は、R3 基、若しくは、一価のア
ルキル、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルコキ
シ、ハロゲン、アリール、ハロゲンで置換されたアリー
ル、オルガノシリコン、又は、オルガノシロキサン基を
表し、MはTi、Zr又はHfを表す。)
【0009】
【発明の実施の形態】ケイ素に結合したアルコキシ基を
1分子当たり少なくとも1個有し、かつ、ケイ素に結合
したヒドロキシル基及び/又はアルコキシ基を1分子当
たり平均で少なくとも3個有するオルガノシリコン化合
物(A)は、シラン、オルガノポリシロキサン又はオル
ガノシリコン−有機共重合体であることができ、その有
機成分は例えば、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリ
アミド又はポリエーテル、若しくは、これらの2又はそ
れ以上の混合物であり得る。オルガノシリコン化合物
(A)が重合体である場合、それは直鎖状であっても、
分岐状であってもよいが、好ましくは粘度が25℃で1
0-2Pa.s〜102Pa.sのものである。
1分子当たり少なくとも1個有し、かつ、ケイ素に結合
したヒドロキシル基及び/又はアルコキシ基を1分子当
たり平均で少なくとも3個有するオルガノシリコン化合
物(A)は、シラン、オルガノポリシロキサン又はオル
ガノシリコン−有機共重合体であることができ、その有
機成分は例えば、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリ
アミド又はポリエーテル、若しくは、これらの2又はそ
れ以上の混合物であり得る。オルガノシリコン化合物
(A)が重合体である場合、それは直鎖状であっても、
分岐状であってもよいが、好ましくは粘度が25℃で1
0-2Pa.s〜102Pa.sのものである。
【0010】成分(A)として適する物質は、それ単独
で使用してもよいし、又はそれらの2又はそれ以上の混
合物として使用してもよい。好ましい成分(A)は、一
般式(II)R5 a(X)bSiO(4-a-b)/2 による単位を
少なくとも1個有するオルガノポリシロキサンであり、
このオルガノポリシロキサンの残りの単位が、一般式
(III)R5 e SiO(4-e)/2 によるものであるものか、
又は、一般式(IV)R5 c(Y)dSiによるシランであ
り得る。(なお、式中、a は、値0、1又は2を有
し、bは、値1、2又は3を有し、但しa+bは3以下
であり、cは値0又は1を有し、dは値3又は4を有
し、但しc+dは4であり、eは値0、1、2又は3を
有し、Yは、ヒドロキシル、アルコキシ又はアルコキシ
アルコキシ基を表し、Xは、Y基又は−(CH2)2(M
e2 SiO)(Me2 Si)(CH2)2Si(OMe)3
基(式中、Meはメチル基を表す。)を表し、R5 は成
分(A)の縮合反応を阻害も、競合もしない1価の基を
表し、例えば炭素原子を1〜12個有する炭化水素基又
は置換された炭化水素基、例えば飽和炭化水素基、例え
ばメチル、イソプロピル、ヘキシル又はドデシルであ
り、置換された飽和炭化水素基、例えばハロアルキル又
はアミノアルキルであり、不飽和炭化水素基、例えばビ
ニル、アリル、ヘキセニル又はフェニルであり、かつ、
ケイ素に結合したアルコキシ基が1分子当たり少なくと
も1つ存在する。
で使用してもよいし、又はそれらの2又はそれ以上の混
合物として使用してもよい。好ましい成分(A)は、一
般式(II)R5 a(X)bSiO(4-a-b)/2 による単位を
少なくとも1個有するオルガノポリシロキサンであり、
このオルガノポリシロキサンの残りの単位が、一般式
(III)R5 e SiO(4-e)/2 によるものであるものか、
又は、一般式(IV)R5 c(Y)dSiによるシランであ
り得る。(なお、式中、a は、値0、1又は2を有
し、bは、値1、2又は3を有し、但しa+bは3以下
であり、cは値0又は1を有し、dは値3又は4を有
し、但しc+dは4であり、eは値0、1、2又は3を
有し、Yは、ヒドロキシル、アルコキシ又はアルコキシ
アルコキシ基を表し、Xは、Y基又は−(CH2)2(M
e2 SiO)(Me2 Si)(CH2)2Si(OMe)3
基(式中、Meはメチル基を表す。)を表し、R5 は成
分(A)の縮合反応を阻害も、競合もしない1価の基を
表し、例えば炭素原子を1〜12個有する炭化水素基又
は置換された炭化水素基、例えば飽和炭化水素基、例え
ばメチル、イソプロピル、ヘキシル又はドデシルであ
り、置換された飽和炭化水素基、例えばハロアルキル又
はアミノアルキルであり、不飽和炭化水素基、例えばビ
ニル、アリル、ヘキセニル又はフェニルであり、かつ、
ケイ素に結合したアルコキシ基が1分子当たり少なくと
も1つ存在する。
【0011】より好ましい成分(A)は、一般式HOS
iR5 2−〔OSiR5 2〕m−〔OSiR5(OR6 )〕n
−〔OSi(OR6)2〕p−OSiR5 2OH によるオル
ガノポリシロキサン(式中、R6 は、水素原子及び低級
アルキル基、例えばメチル基から選択され、mは0〜1
000であり、nは0〜100であり、pは0〜100
であり、m、n及びpの値は、より好ましいオルガノポ
リシロキサンの粘度が25℃で10-2Pa.s〜102
Pa.s、最も好ましくは1Pa.sになるような値であ
り、R6 がアルキルである場合、OR0 基が1分子当た
り少なくとも1個存在する。)である。
iR5 2−〔OSiR5 2〕m−〔OSiR5(OR6 )〕n
−〔OSi(OR6)2〕p−OSiR5 2OH によるオル
ガノポリシロキサン(式中、R6 は、水素原子及び低級
アルキル基、例えばメチル基から選択され、mは0〜1
000であり、nは0〜100であり、pは0〜100
であり、m、n及びpの値は、より好ましいオルガノポ
リシロキサンの粘度が25℃で10-2Pa.s〜102
Pa.s、最も好ましくは1Pa.sになるような値であ
り、R6 がアルキルである場合、OR0 基が1分子当た
り少なくとも1個存在する。)である。
【0012】本発明による硬化性組成物中の触媒化合物
(B)は、下記一般式(V)で表される物質が好まし
い。
(B)は、下記一般式(V)で表される物質が好まし
い。
【0013】
【化6】
【0014】(式中、R7 は各々独立に、水素原子、飽
和又は不飽和の炭素原子を18個まで、好ましくは6個
まで有する脂肪族又は芳香族炭化水素、又は、一般式S
iR8 2R9 基からなるシリル基(なお、R8 は、炭素原
子を18個まで、好ましくは6個まで有するアルキル基
であり、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、R
9は、R8 基、不飽和の一価の炭化水素、例えばビニ
ル、アリル又はヘキセニル、若しくは、オルガノシロキ
サン基で置換された炭化水素である)であり、又は式
中、2又はそれ以上のR7 基が共に、シクロペンタジエ
ニル環の後ろに1又はそれ以上の環状結合を形成して、
その結果シクロペンタジエニル環とともに縮合炭素環式
環、例えばテトラヒドロインデニル、縮合芳香族炭素環
式環、例えばインデニル、縮合芳香族多環式環、例えば
フルオレニル、又は、例えば炭素原子を1〜8個有する
アルキル基若しくはシリル基SiR8 2R9 で置換された
前記の縮合環のいずれかを形成するか、又は式中、異な
るシクロペンタジエニル環(即ち、R1 及びR2 )に置
換した2個のR7 基が、2個のシクロペンタジエニル環
の間に2価の結合、例えば2価のジアルキルシリル基、
アルキレン基、置換されたアルキレン基、置換されたシ
ロキサン基、カルボシリレン基又は置換されたジシリル
基を形成する。)Mは、チタン原子であるのが好まし
い。
和又は不飽和の炭素原子を18個まで、好ましくは6個
まで有する脂肪族又は芳香族炭化水素、又は、一般式S
iR8 2R9 基からなるシリル基(なお、R8 は、炭素原
子を18個まで、好ましくは6個まで有するアルキル基
であり、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、R
9は、R8 基、不飽和の一価の炭化水素、例えばビニ
ル、アリル又はヘキセニル、若しくは、オルガノシロキ
サン基で置換された炭化水素である)であり、又は式
中、2又はそれ以上のR7 基が共に、シクロペンタジエ
ニル環の後ろに1又はそれ以上の環状結合を形成して、
その結果シクロペンタジエニル環とともに縮合炭素環式
環、例えばテトラヒドロインデニル、縮合芳香族炭素環
式環、例えばインデニル、縮合芳香族多環式環、例えば
フルオレニル、又は、例えば炭素原子を1〜8個有する
アルキル基若しくはシリル基SiR8 2R9 で置換された
前記の縮合環のいずれかを形成するか、又は式中、異な
るシクロペンタジエニル環(即ち、R1 及びR2 )に置
換した2個のR7 基が、2個のシクロペンタジエニル環
の間に2価の結合、例えば2価のジアルキルシリル基、
アルキレン基、置換されたアルキレン基、置換されたシ
ロキサン基、カルボシリレン基又は置換されたジシリル
基を形成する。)Mは、チタン原子であるのが好まし
い。
【0015】一般式(V)による化合物は、当該技術分
野において公知であり、以下の詳細説明中に、メタロセ
ン系類縁体として称されるであろう。また、チタン原子
を含有する好ましい物質は、チタノセン系類縁体として
称されるであろう。これらの化合物は、中央の金属原子
に錯体を作る2つのペンタハプト又は5電子配位子によ
って特徴付けられる。本発明において使用されるメタロ
セン系類縁体は、固体結晶性物質から粘性油まで、それ
らの物理的形態を変化させ得る。本発明による組成物中
の好ましいメタロセン系類縁体は、結晶性の固体であ
る。
野において公知であり、以下の詳細説明中に、メタロセ
ン系類縁体として称されるであろう。また、チタン原子
を含有する好ましい物質は、チタノセン系類縁体として
称されるであろう。これらの化合物は、中央の金属原子
に錯体を作る2つのペンタハプト又は5電子配位子によ
って特徴付けられる。本発明において使用されるメタロ
セン系類縁体は、固体結晶性物質から粘性油まで、それ
らの物理的形態を変化させ得る。本発明による組成物中
の好ましいメタロセン系類縁体は、結晶性の固体であ
る。
【0016】触媒化合物(B)中のフルオロ芳香族系配
位子R3 は、例えば、金属−炭素結合に対してオルト位
でフッ素原子によって置換された、芳香族炭素環系又は
ヘテロ環系であり、下記一般式(VI)で表され得る。
位子R3 は、例えば、金属−炭素結合に対してオルト位
でフッ素原子によって置換された、芳香族炭素環系又は
ヘテロ環系であり、下記一般式(VI)で表され得る。
【0017】
【化7】
【0018】(式中、R10 は各々独立に、水素原子、
ハロゲン原子、例えば塩化フッ素、臭素、炭素原子を1
〜18個、好ましくは1〜8個有するアルキル基、例え
ばメチル、エチル、プロピル、炭素原子を1〜18個、
好ましくは1〜8個有するハロアルキル基、例えばクロ
ロメチル、不飽和炭化水素、好ましくは炭素原子を1〜
6個有する不飽和炭化水素であり、例えばビニル、アリ
ル又はヘキセニル、上記に定義されたのと同様のシリル
基SiR8 2R9 、任意にハロゲン原子、炭素原子を1〜
18個有するアルキル基、アルケニル基又はシリル基S
iR8 2R9 で置換された芳香族又はヘテロ芳香族環を表
し、この芳香族又はヘテロ芳香族環は、存在する場合
は、M−配位子結合に対してパラ位で単結合でフルオロ
芳香族配位子に結合しているのが好ましく、例えばビフ
ェニル環集合体のようであり、又は式中、R10 基の2
又はそれ以上が、フルオロ芳香族C6環の後ろに1又は
それ以上の環状結合を形成して、その結果芳香族C6環
とともに、縮合芳香族炭素環式環、縮合芳香族多環式
環、縮合多芳香族環、又は、例えば炭素原子を1〜8個
有するアルキル基で置換された上記した縮合環のいずれ
かを形成する。)。好ましいフルオロ芳香族系配位子
(VI)は、ペンタフルオロフェニル基である。
ハロゲン原子、例えば塩化フッ素、臭素、炭素原子を1
〜18個、好ましくは1〜8個有するアルキル基、例え
ばメチル、エチル、プロピル、炭素原子を1〜18個、
好ましくは1〜8個有するハロアルキル基、例えばクロ
ロメチル、不飽和炭化水素、好ましくは炭素原子を1〜
6個有する不飽和炭化水素であり、例えばビニル、アリ
ル又はヘキセニル、上記に定義されたのと同様のシリル
基SiR8 2R9 、任意にハロゲン原子、炭素原子を1〜
18個有するアルキル基、アルケニル基又はシリル基S
iR8 2R9 で置換された芳香族又はヘテロ芳香族環を表
し、この芳香族又はヘテロ芳香族環は、存在する場合
は、M−配位子結合に対してパラ位で単結合でフルオロ
芳香族配位子に結合しているのが好ましく、例えばビフ
ェニル環集合体のようであり、又は式中、R10 基の2
又はそれ以上が、フルオロ芳香族C6環の後ろに1又は
それ以上の環状結合を形成して、その結果芳香族C6環
とともに、縮合芳香族炭素環式環、縮合芳香族多環式
環、縮合多芳香族環、又は、例えば炭素原子を1〜8個
有するアルキル基で置換された上記した縮合環のいずれ
かを形成する。)。好ましいフルオロ芳香族系配位子
(VI)は、ペンタフルオロフェニル基である。
【0019】R4 基は、R3 基又は炭素原子を1〜18
個、好ましくは1〜12有するアルキル基、炭素原子を
1〜18個、好ましくは1〜8個有するアルコキシ基、
炭素原子を1〜18個、好ましくは1〜6個有するアル
ケニル基、例えばビニル、アリル又はヘキセニル、アル
コキシアルコキシ基、ハロゲン原子、アリール基、ハロ
ゲン置換されたアリール基又は一価のオルガノシリコン
若しくはオルガノシロキサン基、例えば前記に参照され
たようなシリル基SiR8 2R9 であり得る。好ましい触
媒化合物は、これらのメタロセン系類縁体であり、より
好ましくは、R3 及びR4 がオルト位に二置換されたフ
ルオロフェニルである、チタノセン系類縁体であり、最
も好ましくはペンタフルオロフェニル配位子である。
個、好ましくは1〜12有するアルキル基、炭素原子を
1〜18個、好ましくは1〜8個有するアルコキシ基、
炭素原子を1〜18個、好ましくは1〜6個有するアル
ケニル基、例えばビニル、アリル又はヘキセニル、アル
コキシアルコキシ基、ハロゲン原子、アリール基、ハロ
ゲン置換されたアリール基又は一価のオルガノシリコン
若しくはオルガノシロキサン基、例えば前記に参照され
たようなシリル基SiR8 2R9 であり得る。好ましい触
媒化合物は、これらのメタロセン系類縁体であり、より
好ましくは、R3 及びR4 がオルト位に二置換されたフ
ルオロフェニルである、チタノセン系類縁体であり、最
も好ましくはペンタフルオロフェニル配位子である。
【0020】代わりに、R3 及びR4 が共に、下記の二
座の配位子(VII)で表されているものでよい。
座の配位子(VII)で表されているものでよい。
【0021】
【化8】
【0022】本発明のチタノセン系類縁体を、下記一般
式(VIII)の対応するチタノセンジクロリドから従来通
りに調製してもよく、それらのうちの幾つかは市販され
ており、それは、例えば四塩化チタン及び置換されたシ
クロペンタジエン分子の対応する金属塩から調製され得
る。
式(VIII)の対応するチタノセンジクロリドから従来通
りに調製してもよく、それらのうちの幾つかは市販され
ており、それは、例えば四塩化チタン及び置換されたシ
クロペンタジエン分子の対応する金属塩から調製され得
る。
【0023】
【化9】
【0024】TiR3 及びTiR4 結合は、適当な合成
法によって調製され得る。炭素に対するチタンの結合
は、例えばチタノセンジクロリド又はチタノセンジクロ
リド類縁体1モルを、適する有機金属試薬、例えばアル
キルリチウム、アリールリチウム、又は有機マグネシウ
ム少なくとも1モルと、不活性溶媒、例えばテトラヒド
ロフラン又はジエチルエーテル中で反応させることによ
って、形成され得る。
法によって調製され得る。炭素に対するチタンの結合
は、例えばチタノセンジクロリド又はチタノセンジクロ
リド類縁体1モルを、適する有機金属試薬、例えばアル
キルリチウム、アリールリチウム、又は有機マグネシウ
ム少なくとも1モルと、不活性溶媒、例えばテトラヒド
ロフラン又はジエチルエーテル中で反応させることによ
って、形成され得る。
【0025】溶媒を注意して選択することによって合成
法に影響を与えて、1置換(チタンが結合した塩素原子
の1つを置き換えること)又は2置換(即ち、チタンが
結合した塩素原子の両方を置き換えること)を有利にし
得る。例えば、エチレングリコールジメチルエーテルの
使用は、1置換の製品を生成させるのに有利である一
方、ジエチルエーテルの使用は、2置換の物質の生成に
有利であるであろう。R3 及びR4 が異なる場合、チタ
ノセン又はチタノセン系類縁体は、チタノセンジクロリ
ド1モルに対して、所望の有機リチウム試薬1モルを、
連続して添加することによって調製され得る。
法に影響を与えて、1置換(チタンが結合した塩素原子
の1つを置き換えること)又は2置換(即ち、チタンが
結合した塩素原子の両方を置き換えること)を有利にし
得る。例えば、エチレングリコールジメチルエーテルの
使用は、1置換の製品を生成させるのに有利である一
方、ジエチルエーテルの使用は、2置換の物質の生成に
有利であるであろう。R3 及びR4 が異なる場合、チタ
ノセン又はチタノセン系類縁体は、チタノセンジクロリ
ド1モルに対して、所望の有機リチウム試薬1モルを、
連続して添加することによって調製され得る。
【0026】酸素に対するチタンの結合は、例えばチタ
ノセンジクロリド又はチタノセンジクロリド類縁体1モ
ルを、適するヒドロキシル化された有機又はケイ素をベ
ースとする化合物、例えばアルコキサイド又はシロキサ
イドの金属塩、例えばナトリウムアルコキサイド又はリ
チウムアルコキサイド、KOSiR3 (式中、Rは、ア
ルキル基又はシロキサイド末端基が存在するシロキサン
重合体、例えばMe(Me2SiO)t Me2 SiOZ
(なお、tは2〜500の値を有する整数であり、Zは
カリウム、ナトリウム又はリチウムである)である)の
少なくとも1モルと、不活性溶媒、例えばテトラヒドロ
フラン又はジエチルエーテル中で反応させることによっ
て形成され得る。
ノセンジクロリド又はチタノセンジクロリド類縁体1モ
ルを、適するヒドロキシル化された有機又はケイ素をベ
ースとする化合物、例えばアルコキサイド又はシロキサ
イドの金属塩、例えばナトリウムアルコキサイド又はリ
チウムアルコキサイド、KOSiR3 (式中、Rは、ア
ルキル基又はシロキサイド末端基が存在するシロキサン
重合体、例えばMe(Me2SiO)t Me2 SiOZ
(なお、tは2〜500の値を有する整数であり、Zは
カリウム、ナトリウム又はリチウムである)である)の
少なくとも1モルと、不活性溶媒、例えばテトラヒドロ
フラン又はジエチルエーテル中で反応させることによっ
て形成され得る。
【0027】本発明による硬化性組成物は、更にケイ素
に結合したヒドロキシル基又はアルコキシ基を1分子当
たり2個有するオルガノシリコン化合物(C)を含有し
ていてもよい。このオルガノシリコン化合物は、オルガ
ノポリシロキサン又はオルガノシリコン−有機共重合体
であり、その有機成分は例えば、ポリオレフィン、ポリ
エステル、ポリアミド又はポリエーテルであり得る。
(C)成分として有用な物質は、直鎖状の重合体であっ
ても、分岐状の重合体であってもよいが、粘度が25℃
で10-2Pa.s〜102Pa.sのオーダーを有し得
る。(C)成分として有用な物質は、それ単独で使用し
てもよいし、それらの2又はそれ以上の混合物として使
用してもよい。好ましい成分(C)は、一般式HO−S
iR5 2〔OSiR5 2〕r−OHを有する、シラノール末
端のポリジオルガノシロキサンである(式中、rは1〜
1000であり、ポリジオルガノシロキサンの粘度が2
5℃で10-2 Pa.s〜102 Pa.s、好ましくは0.
1〜10Pa.sになるような値である)。
に結合したヒドロキシル基又はアルコキシ基を1分子当
たり2個有するオルガノシリコン化合物(C)を含有し
ていてもよい。このオルガノシリコン化合物は、オルガ
ノポリシロキサン又はオルガノシリコン−有機共重合体
であり、その有機成分は例えば、ポリオレフィン、ポリ
エステル、ポリアミド又はポリエーテルであり得る。
(C)成分として有用な物質は、直鎖状の重合体であっ
ても、分岐状の重合体であってもよいが、粘度が25℃
で10-2Pa.s〜102Pa.sのオーダーを有し得
る。(C)成分として有用な物質は、それ単独で使用し
てもよいし、それらの2又はそれ以上の混合物として使
用してもよい。好ましい成分(C)は、一般式HO−S
iR5 2〔OSiR5 2〕r−OHを有する、シラノール末
端のポリジオルガノシロキサンである(式中、rは1〜
1000であり、ポリジオルガノシロキサンの粘度が2
5℃で10-2 Pa.s〜102 Pa.s、好ましくは0.
1〜10Pa.sになるような値である)。
【0028】本発明による組成物中の触媒成分(B)
は、全オルガノシリコン化合物(A)及び(C)100
重量部当たり、0.1〜10重量部、好ましくは2〜5
重量部の量で存在し得る。
は、全オルガノシリコン化合物(A)及び(C)100
重量部当たり、0.1〜10重量部、好ましくは2〜5
重量部の量で存在し得る。
【0029】もし望むのであれば、他の補助剤、例えば
充填剤、接着促進剤、染料、可塑剤及び顔料を本発明に
よる硬化性組成物に混合してもよい。強化充填剤又は増
量充填剤は、粒径10-3μm〜10μmの、チタニア、
シリカ、炭酸ナトリウム、カーボンブラック又は他のよ
く知られている充填剤から選択され得り、混合された全
(A)及び(C)化合物100重量部当たり、0〜10
0重量部の割合で使用され得る。
充填剤、接着促進剤、染料、可塑剤及び顔料を本発明に
よる硬化性組成物に混合してもよい。強化充填剤又は増
量充填剤は、粒径10-3μm〜10μmの、チタニア、
シリカ、炭酸ナトリウム、カーボンブラック又は他のよ
く知られている充填剤から選択され得り、混合された全
(A)及び(C)化合物100重量部当たり、0〜10
0重量部の割合で使用され得る。
【0030】本発明による組成物は、1部から形成され
ていてもよいし、それ以上の部から形成されていてもよ
い。典型的には、触媒から別々にオルガノシリコン化合
物(A)及び/又は(C)を貯蔵するために、2部の組
成物を配合してもよいが、典型的には、組成物は1部の
組成物として形成されるのが好ましい。使用前に、組成
物を200〜700nm、特には350〜500nmの
範囲の波長の光源に晒さないように、注意を払わなけれ
ばならないが、大気中の水分から組成物を隔離するの
に、特別な予防措置を取る必要はない。
ていてもよいし、それ以上の部から形成されていてもよ
い。典型的には、触媒から別々にオルガノシリコン化合
物(A)及び/又は(C)を貯蔵するために、2部の組
成物を配合してもよいが、典型的には、組成物は1部の
組成物として形成されるのが好ましい。使用前に、組成
物を200〜700nm、特には350〜500nmの
範囲の波長の光源に晒さないように、注意を払わなけれ
ばならないが、大気中の水分から組成物を隔離するの
に、特別な予防措置を取る必要はない。
【0031】350〜500nmの波長の可視光線に晒
されると、組成物はエラストマー状態まで即座に硬化し
て、低いモジュールを有し、様々な基体によく固着する
エラストマー状の物質を与える。本出願人は、いかなる
理論にも束縛されるのを望まないが、メタロセン系類縁
体は、350〜500nmの波長の光に晒されると解離
して、非常に反応性の高い金属(II)錯体を生じると
考えている。金属(II)錯体は、組成物中に残っている
水分に非常に感度が高く、この水分と反応して、オルガ
ノシリコン化合物の縮合反応に触媒作用を与える種を形
成する。
されると、組成物はエラストマー状態まで即座に硬化し
て、低いモジュールを有し、様々な基体によく固着する
エラストマー状の物質を与える。本出願人は、いかなる
理論にも束縛されるのを望まないが、メタロセン系類縁
体は、350〜500nmの波長の光に晒されると解離
して、非常に反応性の高い金属(II)錯体を生じると
考えている。金属(II)錯体は、組成物中に残っている
水分に非常に感度が高く、この水分と反応して、オルガ
ノシリコン化合物の縮合反応に触媒作用を与える種を形
成する。
【0032】本発明は、貯蔵安定性に優れた組成物を提
供し、好ましい組成物は、硬化せずに12か月までの
間、200〜700nmの波長域の光の不存在下で、貯
蔵され得る。例えば、組成物が上述した波長の光に晒さ
れた結果として、組成物の棚安定性が劣る場合には、組
成物がその容器の中で濃くなり、完全に硬化するので、
作業者にはその劣化が明らかであろう。
供し、好ましい組成物は、硬化せずに12か月までの
間、200〜700nmの波長域の光の不存在下で、貯
蔵され得る。例えば、組成物が上述した波長の光に晒さ
れた結果として、組成物の棚安定性が劣る場合には、組
成物がその容器の中で濃くなり、完全に硬化するので、
作業者にはその劣化が明らかであろう。
【0033】本発明による組成物用に選択される、オル
ガノシリコン化合物及び触媒は、必要な場合、UV/可
視光線を用いて触媒を活性化させることによって、組成
物の硬化を制御することが可能である。硬化は速く、例
えば薄い断面(例えば10〜50μm)中の組成物は、
水分、例えば大気中の水分、又は、残留し、吸蔵されて
いる水分の存在下で、350〜500nmの波長を照射
されると、1〜3分以内に硬化するであろう。
ガノシリコン化合物及び触媒は、必要な場合、UV/可
視光線を用いて触媒を活性化させることによって、組成
物の硬化を制御することが可能である。硬化は速く、例
えば薄い断面(例えば10〜50μm)中の組成物は、
水分、例えば大気中の水分、又は、残留し、吸蔵されて
いる水分の存在下で、350〜500nmの波長を照射
されると、1〜3分以内に硬化するであろう。
【0034】即ち、本発明の他の見地においては、水分
の存在下、350nm〜500nmの照射線に硬化性組
成物を晒すことによる、本発明による硬化性組成物の硬
化方法も提供されている。
の存在下、350nm〜500nmの照射線に硬化性組
成物を晒すことによる、本発明による硬化性組成物の硬
化方法も提供されている。
【0035】更には、オルガノシリコン化合物(A)及
び(C)として、ケイ素結合したヒドロキシル基を有す
る物質を選択することにより、縮合反応副生成物は水を
与え、従って、その硬化法により、自身の水分を、大部
分の組成物中に生じさせ、硬化を有効にするために、組
成物中に水分を透過させることを不要にする。それ故
に、組成物は厚い接合部分(例えば1〜2cm)でも、
比較的速く、即ち晴天の日中2〜4時間で硬化し得る。
び(C)として、ケイ素結合したヒドロキシル基を有す
る物質を選択することにより、縮合反応副生成物は水を
与え、従って、その硬化法により、自身の水分を、大部
分の組成物中に生じさせ、硬化を有効にするために、組
成物中に水分を透過させることを不要にする。それ故
に、組成物は厚い接合部分(例えば1〜2cm)でも、
比較的速く、即ち晴天の日中2〜4時間で硬化し得る。
【0036】本発明による硬化性組成物は、例えば、コ
ーティング、コーキング又は封入用物質等の様々な用途
において有用に使用される。しかしながら、絶縁保護コ
ーティングとして、熱硬化が感度の高い成分を損傷させ
そうな他の基板、例えば電子回路板及び基板への塗工に
特に適している。
ーティング、コーキング又は封入用物質等の様々な用途
において有用に使用される。しかしながら、絶縁保護コ
ーティングとして、熱硬化が感度の高い成分を損傷させ
そうな他の基板、例えば電子回路板及び基板への塗工に
特に適している。
【0037】ここに、本発明を説明する幾つかの実施例
を挙げる。UV/可視光線照射の源は、最大発光が約4
10〜420nmのV−バルブを使用する水銀ランプで
あった。照射源は、試験試料から10cmの距離に置か
れた。全ての部は、重量基準で表されており、全ての粘
度(Pa.s)は、25℃で測定された。Meはメチル
基を表す。
を挙げる。UV/可視光線照射の源は、最大発光が約4
10〜420nmのV−バルブを使用する水銀ランプで
あった。照射源は、試験試料から10cmの距離に置か
れた。全ての部は、重量基準で表されており、全ての粘
度(Pa.s)は、25℃で測定された。Meはメチル
基を表す。
【0038】
【実施例】実施例1 第1のポリマー触媒分散液を、下記の手順に従って形成
した:粘度47Pa.s、ケイ素炭素結合によって、ポ
リジメチルシロキサン鎖に連結している、末端をブロッ
クしている基が(CH2 )2(Me2 SiO)(Me2S
i)(CH2 )2Si(OMe)3 である第1のポリジメ
チルシロキサン(5.0g)を、Pascall (登録商標)
7535ロール型ミルで粉砕させた。触媒として、ビス
(ペンタフルオロフェニル)チタノセン(Cp2Ti(C
6 F5)2)(式中、Cpはシクロペンタジエニル環であ
る。)(500mg)を、第1のポリジメチルシロキサ
ンに添加して、得られた組成物を触媒がその中で均一に
分散されるまで粉砕した。第1の分散液をそのミルから
除去した後、更に第1のポリジメチルシロキサン重合体
5.0gをミルに添加して、残っている触媒を流し取
り、これを第1の重合体−触媒分散液と混合した。得ら
れた組成物は、チタノセン系触媒を5重量%有するシロ
キサン重合体からなるマスターバッチであった。
した:粘度47Pa.s、ケイ素炭素結合によって、ポ
リジメチルシロキサン鎖に連結している、末端をブロッ
クしている基が(CH2 )2(Me2 SiO)(Me2S
i)(CH2 )2Si(OMe)3 である第1のポリジメ
チルシロキサン(5.0g)を、Pascall (登録商標)
7535ロール型ミルで粉砕させた。触媒として、ビス
(ペンタフルオロフェニル)チタノセン(Cp2Ti(C
6 F5)2)(式中、Cpはシクロペンタジエニル環であ
る。)(500mg)を、第1のポリジメチルシロキサ
ンに添加して、得られた組成物を触媒がその中で均一に
分散されるまで粉砕した。第1の分散液をそのミルから
除去した後、更に第1のポリジメチルシロキサン重合体
5.0gをミルに添加して、残っている触媒を流し取
り、これを第1の重合体−触媒分散液と混合した。得ら
れた組成物は、チタノセン系触媒を5重量%有するシロ
キサン重合体からなるマスターバッチであった。
【0039】マスターバッチの一部を、ガラスのスライ
ドの上にピペットで移し、スパチュラを用いてそのスラ
イド上を滑らかにして、約20μm厚みのコーティング
にした。コーティングされたスライドを、制御された大
気圧下でガラス容器中に置き、V−バルブを用いて照射
した。結果を表1に示す。
ドの上にピペットで移し、スパチュラを用いてそのスラ
イド上を滑らかにして、約20μm厚みのコーティング
にした。コーティングされたスライドを、制御された大
気圧下でガラス容器中に置き、V−バルブを用いて照射
した。結果を表1に示す。
【0040】
【表1】 表1:硬化速度に与える照射条件の影響 大気中の硬化速度(秒): 空気 乾燥窒素 空気+水分 空気+P2O5 90 >360 90 360
【0041】この結果は、乾燥大気中においては組成物
の硬化が抑制されていることを示している。
の硬化が抑制されていることを示している。
【0042】実施例2 粘度20Pa.sの、シラノール末端の直鎖状ポリジメ
チルシロキサン10.0部及び実施例1の触媒0.5部
(5重量%)からなる、第2のマスターバッチを、実施
例1の方法に従って調製した。10gのテトラエトキシ
シラン硬化剤(10重量%)を、第2のマスターバッチ
100gに添加し、Pascall (登録商標)7535ロー
ル型ミルで粉砕して、第2の均一な分散液にした。第2
の分散液の一部を、第2のマスターバッチを作るのに使
用した、シラノール末端の直鎖状ポリジメチルシロキサ
ンを用いて希釈して、それぞれ触媒を2.5重量%及び
1.25重量%有する組成物を形成した。
チルシロキサン10.0部及び実施例1の触媒0.5部
(5重量%)からなる、第2のマスターバッチを、実施
例1の方法に従って調製した。10gのテトラエトキシ
シラン硬化剤(10重量%)を、第2のマスターバッチ
100gに添加し、Pascall (登録商標)7535ロー
ル型ミルで粉砕して、第2の均一な分散液にした。第2
の分散液の一部を、第2のマスターバッチを作るのに使
用した、シラノール末端の直鎖状ポリジメチルシロキサ
ンを用いて希釈して、それぞれ触媒を2.5重量%及び
1.25重量%有する組成物を形成した。
【0043】組成物を、実施例1に従う方法によって、
ガラスのスライド上にコーティングして、約20μmの
コーティングをし、それを周囲大気中で照射した。結果
を表2に示す。
ガラスのスライド上にコーティングして、約20μmの
コーティングをし、それを周囲大気中で照射した。結果
を表2に示す。
【0044】
【表2】 表2:薄いコーティングの硬化速度に与える触媒濃度(重量%)の影響 触媒装填量 5.0 2.5 1.25 硬化速度(秒) 60a 60a 120b a=オレンジの皮の表面状に硬化したコーティング b=僅かに柔らかく、ゴム状である硬化したコーティング
【0045】比較例1 テトラ−イソプロピルチタン酸塩触媒200mg(2重
量%)を、粘度40Pa.sの、トリ−イソプロポキシ
シリル末端のポリジメチルシロキサンに添加した。混合
物をPascall (登録商標)7535ロール型ミルで粉砕
して、ポリマー中に触媒を均一に分散させた。得られた
組成物の一部を独立に、実施例1の方法に従って、厚み
10〜20μm(C1)のガラスのスライドにコーティ
ングし、;深さ1mmまでガラス瓶にピペットで移し
(C2)、また、深さ1cmまでガラス瓶にピペットで
移した(C3)。試料を、周囲大気中で硬化させた。結
果を表3に示す。
量%)を、粘度40Pa.sの、トリ−イソプロポキシ
シリル末端のポリジメチルシロキサンに添加した。混合
物をPascall (登録商標)7535ロール型ミルで粉砕
して、ポリマー中に触媒を均一に分散させた。得られた
組成物の一部を独立に、実施例1の方法に従って、厚み
10〜20μm(C1)のガラスのスライドにコーティ
ングし、;深さ1mmまでガラス瓶にピペットで移し
(C2)、また、深さ1cmまでガラス瓶にピペットで
移した(C3)。試料を、周囲大気中で硬化させた。結
果を表3に示す。
【0046】
【表3】 表3:硬化時間に与える試料の厚みの影響 C1 C2 C3 硬化時間 15ha 15ha −−b a=部分硬化 b=表面硬化のみ、大部分は硬化せず。
フロントページの続き (72)発明者 パトリック・ジェイ・マーリン ベルギー国、7063 ヌフヴィーユ、リュ ー・コーリエ 271 (72)発明者 リチャード・ジー・テイラー イギリス国、シーエフ62・8エイチティ、 サウス・グラモーガン、バリー、セイン ト・ポールズ・アベニュー 11
Claims (8)
- 【請求項1】 (A)ケイ素に結合したアルコキシ基を
1分子当たり少なくとも1個有し、かつケイ素に結合し
たヒドロキシル基及び/又はアルコキシ基を1分子当た
り平均で少なくとも3個有するオルガノシリコン化合
物、及び(B)触媒成分からなる硬化性組成物であっ
て、前記触媒成分が下記一般式によるものであることを
特徴とする前記組成物: 【化1】 (式中、R1 及びR2 は各々独立に、ペンタハプト配位
子(pentahapto ligand)を表し、R3 は、M配位子結
合に対してオルト位に結合したフッ素原子を有する、フ
ルオロ芳香族配位子を表し、R4 は、R3 基、若しく
は、一価のアルキル、アルケニル、アルコキシ、アルコ
キシアルコキシ、ハロゲン、アリール、ハロゲンで置換
されたアリール、オルガノシリコン、又は、オルガノシ
ロキサン基を表し、MはTi、Zr又はHfを表す。) - 【請求項2】 次の(a)及び/又は(b)及び/又は
(c)及び/又は(e)を特徴とする、請求項1に記載
の硬化性組成物: (a)(B)成分が、R3 が下記一般式で表される金属
−炭素結合に対してオルト位でフッ素原子によって置換
された、芳香族炭素環系又はヘテロ環系である化合物か
らなる: 【化2】 (式中、R10は各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、
炭素原子を1〜18個有するアルキル基、炭素原子を1
〜18個有するハロアルキル基、不飽和炭化水素、シリ
ル基SiR8 2R9 、任意にハロゲン原子、炭素原子を1
〜18個有するアルキル基、アルケニル基又はシリル基
SiR8 2R9 で置換された、芳香族又はヘテロ芳香族環
を表すか、又は式中、R10 基の2又はそれ以上が、フ
ルオロ芳香族C6環の後ろに1又はそれ以上の環状結合
を形成して、その結果芳香族C6環とともに、縮合芳香
族炭素環式環、縮合芳香族多環式環、縮合多芳香族環、
又は、炭素原子を1〜8個有するアルキル基で置換され
た上記した縮合環のいずれかを形成する。);及び/又
は(b)(B)成分が、R4 が、R3 基又は炭素原子を
1〜18個有するアルキル基、炭素原子を1〜18個有
するアルコキシ基、炭素原子を1〜18個有するアルケ
ニル基、アルコキシアルコキシ基、ハロゲン原子、アリ
ール基、ハロ置換されたアリール基又は一価のオルガノ
シリコン若しくはオルガノシロキサン基である化合物か
らなる;及び/又は(c)(B)成分が、R3 及びR4
が共に、下記一般式の二座の配位子(bidentate ligan
d)を表す化合物からなる: 【化3】 及び/又は、(d)(B)成分が、下記一般式で表され
る化合物からなる: 【化4】 (式中、R7 は各々独立に、水素原子、飽和又は不飽和
の炭素原子を18個まで有する脂肪族又は芳香族炭化水
素、又は、一般式SiR8 2R9 基からなるシリル基(な
お、R8 は炭素原子を18個まで有するアルキル基であ
り、R9 はR8基、不飽和の一価の炭化水素又はオルガ
ノシロキサン基で置換された炭化水素である)である
か、又は式中、2又はそれ以上のR7 基が共にシクロペ
ンタジエニル環の後ろに1又はそれ以上の環状結合を形
成して、その結果シクロペンタジエニル環とともに、縮
合炭素環式環、縮合芳香族炭素環式環、縮合芳香族多環
式環、又は、炭素原子を1〜8個有するアルキル基若し
くはシリル基SiR8 2R9 で置換された前記の縮合環の
いずれかを形成するか、又は式中、異なるシクロペンタ
ジエニル環上に置換した2つのR7 基が、2つのシクロ
ペンタジエニル環の間に2価の結合を形成する。);及
び/又は、(e)(B)成分が、R3 及びR4 が、オル
ト位に二置換されたフルオロフェニル配位子であるチタ
ノセン系類縁体(titanocene analogue)からなる。 - 【請求項3】 R3 及び/又はR4 がペンタフルオロフ
ェニル基であることを特徴とする、請求項2に記載の硬
化性組成物。 - 【請求項4】 Mがチタン原子である、請求項1ないし
3のいずれか一項に記載の硬化性組成物。 - 【請求項5】 組成物が更に、(C)ケイ素に結合した
ヒドロキシル基又はアルコキシ基を1分子当たり2個有
するオルガノシリコン化合物を含有することを特徴とす
る、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の硬化性組
成物。 - 【請求項6】 (C)が、オルガノポリシロキサン又は
オルガノシリコン−有機共重合体であり、かつ、その有
機成分がポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド又
はポリエーテルであることを特徴とする、請求項5に記
載の硬化性組成物。 - 【請求項7】 (C)が、一般式HO−SiR5 2〔OS
iR5 2〕r −OHを有する(式中、rは1〜1000で
ある。)、シラノール末端のポリジオルガノシロキサン
であることを特徴とする、請求項5又は6に記載の硬化
性組成物。 - 【請求項8】 触媒成分(B)が、オルガノシリコン化
合物(A)、又は、(C)成分が存在する場合は、オル
ガノシリコン化合物(A)及び(C)100重量部当た
り、0.1〜10重量部の量で存在することを特徴とす
る、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の硬化性組
成物。
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