JPH106834A - 後部座席のヘッドレスト - Google Patents
後部座席のヘッドレストInfo
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- JPH106834A JPH106834A JP8181286A JP18128696A JPH106834A JP H106834 A JPH106834 A JP H106834A JP 8181286 A JP8181286 A JP 8181286A JP 18128696 A JP18128696 A JP 18128696A JP H106834 A JPH106834 A JP H106834A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 倒したヘッドレストが邪魔になりにくい構造
にし、更に、後部座席に乗員がいない場合は、運転席か
らの操作でそれを簡単に倒して後方視界を広げることの
できる後部座席のヘッドレストを提供する。 【解決手段】 互いに平行な支軸43,53を有する第
一関節部4及び第二関節部5と、第一関節部4によって
支持フレーム3に対して回動自在に取り付けられた第一
回動芯体1と、第二関節部5によって第一回動芯体1の
先端部11に第一回動芯体1に対して回動自在に取り付
けられた第二回動芯体2とを備え、第一回動芯体1を起
こすと共に第二関節部5を鋭角に折り畳むことで後部座
席において上方に突出する使用状態P1になる一方、前
記第一回動芯体1に取付けたロック機構9を解除するこ
とにより、第一回動芯体1が前方に倒れると同時に第二
関節部5を伸ばしてシートバックSの表面に沿う収納状
態P2とする。
にし、更に、後部座席に乗員がいない場合は、運転席か
らの操作でそれを簡単に倒して後方視界を広げることの
できる後部座席のヘッドレストを提供する。 【解決手段】 互いに平行な支軸43,53を有する第
一関節部4及び第二関節部5と、第一関節部4によって
支持フレーム3に対して回動自在に取り付けられた第一
回動芯体1と、第二関節部5によって第一回動芯体1の
先端部11に第一回動芯体1に対して回動自在に取り付
けられた第二回動芯体2とを備え、第一回動芯体1を起
こすと共に第二関節部5を鋭角に折り畳むことで後部座
席において上方に突出する使用状態P1になる一方、前
記第一回動芯体1に取付けたロック機構9を解除するこ
とにより、第一回動芯体1が前方に倒れると同時に第二
関節部5を伸ばしてシートバックSの表面に沿う収納状
態P2とする。
Description
【0001】本発明は車両の後部座席のヘッドレスト、
特に自動車の可倒式ヘッドレストに関するものである。
特に自動車の可倒式ヘッドレストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車のリアシートバックには、
ヘッドレストを設けているものが多い。しかし、ヘッド
レストはシートバックよりも上方に突出しているので、
乗員が座っていない際にも、後部の視界を遮るおそれが
ある。そこで、従来より可倒式のヘッドレストが提案さ
ている。その一つとして、図7のごとく、ヘッドレスト
100を回動自在に支持し、前方に倒れるようにしたも
の(従来技術1)や、後方に倒れるようにしたもの(従
来技術2)がある。これらの従来技術では、後部座席に
乗員が乗っていない場合にはヘッドレストを倒すこと
で、後方の視界が広がるという利点があった。
ヘッドレストを設けているものが多い。しかし、ヘッド
レストはシートバックよりも上方に突出しているので、
乗員が座っていない際にも、後部の視界を遮るおそれが
ある。そこで、従来より可倒式のヘッドレストが提案さ
ている。その一つとして、図7のごとく、ヘッドレスト
100を回動自在に支持し、前方に倒れるようにしたも
の(従来技術1)や、後方に倒れるようにしたもの(従
来技術2)がある。これらの従来技術では、後部座席に
乗員が乗っていない場合にはヘッドレストを倒すこと
で、後方の視界が広がるという利点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記従来技
術1では、前方にヘッドレスト100を倒し、更に、リ
アシートバック101を倒して後部座席を荷台に変えよ
うとすると、倒したヘッドレスト100が邪魔になるの
で、後部座席を荷台に変える際の作業が面倒であった。
一方、前記従来技術2では、後方に倒したヘッドレスト
がリアガラス(図示せず)の手前の空間に倒れるので、
この空間に物品を置いておくことができず、したがっ
て、車内のスペースの有効な利用を図ることができなか
った。すなわち、これらの従来技術ではヘッドレストを
倒した際に、倒したヘッドレストが邪魔になるという問
題があった。
術1では、前方にヘッドレスト100を倒し、更に、リ
アシートバック101を倒して後部座席を荷台に変えよ
うとすると、倒したヘッドレスト100が邪魔になるの
で、後部座席を荷台に変える際の作業が面倒であった。
一方、前記従来技術2では、後方に倒したヘッドレスト
がリアガラス(図示せず)の手前の空間に倒れるので、
この空間に物品を置いておくことができず、したがっ
て、車内のスペースの有効な利用を図ることができなか
った。すなわち、これらの従来技術ではヘッドレストを
倒した際に、倒したヘッドレストが邪魔になるという問
題があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するもので、
倒したヘッドレストが邪魔になりにくい構造にし、しか
も、後部座席に乗員がいない場合は、運転席からの操作
でそれを簡単に倒して後方の視界を広げることのできる
後部座席のヘッドレストを提供することを目的とする。
倒したヘッドレストが邪魔になりにくい構造にし、しか
も、後部座席に乗員がいない場合は、運転席からの操作
でそれを簡単に倒して後方の視界を広げることのできる
後部座席のヘッドレストを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
請求項1に記載の発明は、芯体をパッド材内に埋設し、
前記芯体が関節部を中心にパッド材と共に回動する後部
座席のヘッドレストにおいて、互いに平行な支軸を有す
る第一関節部および第二関節部と、前記第一関節部によ
って支持フレームに対して回動自在に取り付けられた第
一回動芯体と、前記第二関節部によって前記第一回動芯
体の先端部に前記第一回動芯体に対して回動自在に取り
付けられた第二回動芯体と、前記第一関節部の支軸に原
車を、第二関節部の支軸に従車を設けた巻掛け伝動にす
ると共に、第一回動芯体を前傾付勢させるバネが抑えら
れる状態で、第一回動芯体を前記原車に係止させるスト
ッパ機構と、を備えて、前記第一回動芯体を起こすと共
に前記第二関節部で折り畳むことにより後部座席におい
て上方に突出する使用状態になる一方、該ストッパ機構
を解除することにより第一回動芯体が前記バネの付勢力
で支軸を中心に前傾回動し、該第一回動芯体の回動に伴
ない前記巻掛け伝動で第二回動芯体が伸びるようにした
請求項1記載の後部座席のヘッドレストにある。
請求項1に記載の発明は、芯体をパッド材内に埋設し、
前記芯体が関節部を中心にパッド材と共に回動する後部
座席のヘッドレストにおいて、互いに平行な支軸を有す
る第一関節部および第二関節部と、前記第一関節部によ
って支持フレームに対して回動自在に取り付けられた第
一回動芯体と、前記第二関節部によって前記第一回動芯
体の先端部に前記第一回動芯体に対して回動自在に取り
付けられた第二回動芯体と、前記第一関節部の支軸に原
車を、第二関節部の支軸に従車を設けた巻掛け伝動にす
ると共に、第一回動芯体を前傾付勢させるバネが抑えら
れる状態で、第一回動芯体を前記原車に係止させるスト
ッパ機構と、を備えて、前記第一回動芯体を起こすと共
に前記第二関節部で折り畳むことにより後部座席におい
て上方に突出する使用状態になる一方、該ストッパ機構
を解除することにより第一回動芯体が前記バネの付勢力
で支軸を中心に前傾回動し、該第一回動芯体の回動に伴
ない前記巻掛け伝動で第二回動芯体が伸びるようにした
請求項1記載の後部座席のヘッドレストにある。
【0006】請求項2に記載の後部座席のヘッドレスト
発明は、請求項1で、原車を支軸に所定の摩擦抵抗をも
たせて一体的に固定する一方、該摩擦抵抗に打ち勝つ範
囲では、前記原車が支軸に対し回るようにしたことを特
徴とする。
発明は、請求項1で、原車を支軸に所定の摩擦抵抗をも
たせて一体的に固定する一方、該摩擦抵抗に打ち勝つ範
囲では、前記原車が支軸に対し回るようにしたことを特
徴とする。
【0007】請求項1の発明によれば、第一および第二
関節部を設けているので、ヘッドレストを倒すことがで
き、後方の視界が広がる。しかも、第一回動芯体を前方
に倒すと、第二回動芯体を伸ばすことができるので、ヘ
ッドレストがシートバックの表面に沿った状態となる。
そのため、ヘッドレストがシートバックの前方に大きく
突出しないから、つまり、前方への突出量が小さくなる
から、倒したヘッドレストは邪魔になる虞れがない。ま
た、巻掛け伝動を採用し、更に、バネの付勢力を抑えて
第一回動芯体を原車に係止させるストッパ機構を採用す
ると、ストッパ機構を解除すれば、第一回動芯体が前方
に倒れると同時に前記第二回動芯体が伸びるので、その
動作機構が単純化される。そして、ストッパ機構の操作
端を運転席近くにもってくれば、運転席からの操作でへ
ッドレストをたやすく倒すことができる。請求項2に記
載の発明のごとく、原車を支軸に所定の摩擦抵抗をもた
せて固定し、一方、該摩擦抵抗に打ち勝つ範囲では、前
記原車が支軸に対し回るようにすると、使用状態におけ
るへッドレストの角度調整ができるようになる。
関節部を設けているので、ヘッドレストを倒すことがで
き、後方の視界が広がる。しかも、第一回動芯体を前方
に倒すと、第二回動芯体を伸ばすことができるので、ヘ
ッドレストがシートバックの表面に沿った状態となる。
そのため、ヘッドレストがシートバックの前方に大きく
突出しないから、つまり、前方への突出量が小さくなる
から、倒したヘッドレストは邪魔になる虞れがない。ま
た、巻掛け伝動を採用し、更に、バネの付勢力を抑えて
第一回動芯体を原車に係止させるストッパ機構を採用す
ると、ストッパ機構を解除すれば、第一回動芯体が前方
に倒れると同時に前記第二回動芯体が伸びるので、その
動作機構が単純化される。そして、ストッパ機構の操作
端を運転席近くにもってくれば、運転席からの操作でへ
ッドレストをたやすく倒すことができる。請求項2に記
載の発明のごとく、原車を支軸に所定の摩擦抵抗をもた
せて固定し、一方、該摩擦抵抗に打ち勝つ範囲では、前
記原車が支軸に対し回るようにすると、使用状態におけ
るへッドレストの角度調整ができるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
詳述する。図1〜図6は、本発明の後部座席のへッドレ
スト(以下、単に「へッドレスト」という。)の一実施
形態を示し、図1は本発明のヘッドレストを後部座席に
取着した斜視図、図2は図1のへッドレストの使用状態
と収納状態における縦断面図、図3はインサート周りの
説明概略正面図、図4は図3の部分拡大断面図、図5は
ストッパ機構の説明縦断面図、図6は歯付きベルトの動
作説明図である。
詳述する。図1〜図6は、本発明の後部座席のへッドレ
スト(以下、単に「へッドレスト」という。)の一実施
形態を示し、図1は本発明のヘッドレストを後部座席に
取着した斜視図、図2は図1のへッドレストの使用状態
と収納状態における縦断面図、図3はインサート周りの
説明概略正面図、図4は図3の部分拡大断面図、図5は
ストッパ機構の説明縦断面図、図6は歯付きベルトの動
作説明図である。
【0009】図1において、本実施形態のヘッドレスト
Hは乗用車の後部座席、例えば、シートバックSの上部
に形成した凹所S1に設けられる。ヘッドレストは、左
側のヘッドレストHのような使用状態P1と右側のヘッ
ドレストHのような収納状態P2に変化させることがで
きる。インサートH1は、第一および第二回動芯体1,
2と第一および第二関節部4,5を主たる構成要素と
し、二点鎖線で示す袋状表皮6内に充填されたパッド材
7内に埋設されている(図2)。第一回動芯体1は第一
関節部4を介して支持フレーム3に連結され、一方、第
一回動芯体1と第二回動芯体2とは第二関節部5を介し
て連結されている。尚、図2では、第一および第二回動
芯体1,2と第一および第二関節部4,5の位置関係を
判り易くするため、巻掛け伝動部分8,ストッパ機構
9,バネ99の図示を省略する。前記第一関節部4およ
び第二関節部5は互いに平行な原軸43,従軸53を有
して、各々、第一回動芯体1および第二回動芯体2が、
同一面に沿って回動するのを許容するものである。
Hは乗用車の後部座席、例えば、シートバックSの上部
に形成した凹所S1に設けられる。ヘッドレストは、左
側のヘッドレストHのような使用状態P1と右側のヘッ
ドレストHのような収納状態P2に変化させることがで
きる。インサートH1は、第一および第二回動芯体1,
2と第一および第二関節部4,5を主たる構成要素と
し、二点鎖線で示す袋状表皮6内に充填されたパッド材
7内に埋設されている(図2)。第一回動芯体1は第一
関節部4を介して支持フレーム3に連結され、一方、第
一回動芯体1と第二回動芯体2とは第二関節部5を介し
て連結されている。尚、図2では、第一および第二回動
芯体1,2と第一および第二関節部4,5の位置関係を
判り易くするため、巻掛け伝動部分8,ストッパ機構
9,バネ99の図示を省略する。前記第一関節部4およ
び第二関節部5は互いに平行な原軸43,従軸53を有
して、各々、第一回動芯体1および第二回動芯体2が、
同一面に沿って回動するのを許容するものである。
【0010】シートバック上端に支持フレーム3が立設
固定され、該支持フレーム3の端部に前記原軸43が固
着される。第一回動芯体1は鋼板を加工したもので、そ
の基端部12を原軸43に巻き込み、原軸43に対し回
動自在に取付けられている(図2)。第一回動芯体1の
先端部11は従軸53を巻き込み、該従軸53に対して
も、第一回動芯体1が回動自在に取付られる。一方、板
状の第二回動芯体2は従軸53に固定される。こうし
て、第二回動芯体2は第二関節部5を回転中心として第
一回動芯体1の先端部11に回動自在に取り付けられる
ことになる。
固定され、該支持フレーム3の端部に前記原軸43が固
着される。第一回動芯体1は鋼板を加工したもので、そ
の基端部12を原軸43に巻き込み、原軸43に対し回
動自在に取付けられている(図2)。第一回動芯体1の
先端部11は従軸53を巻き込み、該従軸53に対して
も、第一回動芯体1が回動自在に取付られる。一方、板
状の第二回動芯体2は従軸53に固定される。こうし
て、第二回動芯体2は第二関節部5を回転中心として第
一回動芯体1の先端部11に回動自在に取り付けられる
ことになる。
【0011】巻掛け伝動部分8は、前記原軸43と従軸
53間とを歯付きベルト83により接続するものである
(図3)。原軸43,従軸53に歯付きプーリ81,8
2が固着され、これらに歯付きベルト83が掛けられて
いる。ここで、原軸43には歯付きプーリ81(原車)
が所定の摩擦抵抗をもたせて一体的に固定されている。
具体的には、歯付きプーリ81がバネ99の回転付勢力
を抑えることのできる摩擦抵抗を有して原軸43に固定
され、該摩擦抵抗に打ち勝つ外力が加わったときのみ、
歯付きプーリ81を原軸43に対し回るようにしてい
る。尚、歯付きプーリ82(従車)は従軸53に完全固
定され、従軸53に対し歯付きプーリ82が回ることは
ない。
53間とを歯付きベルト83により接続するものである
(図3)。原軸43,従軸53に歯付きプーリ81,8
2が固着され、これらに歯付きベルト83が掛けられて
いる。ここで、原軸43には歯付きプーリ81(原車)
が所定の摩擦抵抗をもたせて一体的に固定されている。
具体的には、歯付きプーリ81がバネ99の回転付勢力
を抑えることのできる摩擦抵抗を有して原軸43に固定
され、該摩擦抵抗に打ち勝つ外力が加わったときのみ、
歯付きプーリ81を原軸43に対し回るようにしてい
る。尚、歯付きプーリ82(従車)は従軸53に完全固
定され、従軸53に対し歯付きプーリ82が回ることは
ない。
【0012】前記バネ99は、歯付きプーリ81の小径
部811に巻かれていて、バネ99の一端991を第一
回動芯体1に、他端992を歯付きプーリ81に係止す
る(図4)。バネ99は、コイルバネを採用しているが
(図3)、圧縮,引っ張り等の力が作用して第一回動芯
体を前傾付勢させるものであれば、いずれでもよく、例
えば板バネ,棒バネ,ウズ巻きバネ等とすることも可能
である。こうして、バネ99には、第一回動芯体1を前
傾付勢させる力が働いているが、この前傾するのを阻止
するストッパ機構9が第一回動芯体1に取付られてい
る。尚、図3は、図4では描かれているバネ99を覆う
カバーとストッパ機構9の図示を省略している。
部811に巻かれていて、バネ99の一端991を第一
回動芯体1に、他端992を歯付きプーリ81に係止す
る(図4)。バネ99は、コイルバネを採用しているが
(図3)、圧縮,引っ張り等の力が作用して第一回動芯
体を前傾付勢させるものであれば、いずれでもよく、例
えば板バネ,棒バネ,ウズ巻きバネ等とすることも可能
である。こうして、バネ99には、第一回動芯体1を前
傾付勢させる力が働いているが、この前傾するのを阻止
するストッパ機構9が第一回動芯体1に取付られてい
る。尚、図3は、図4では描かれているバネ99を覆う
カバーとストッパ機構9の図示を省略している。
【0013】ストッパ機構9は、歯付きプーリ81の側
面に穴810を開け、この穴810にピン91が前進し
て挿入することで、第一回動芯体1を前傾させるバネ9
9の力が抑えられる構造になっている(図5)。ピン9
1の穴810への挿入で、第一回動芯体1の動きを止
め、これを歯付きプーリ81に係止させる機構である。
ピン91は第一回動芯体1に設けた筒部92内を進退動
可能に配設するが、該ピン91には圧縮コイルバネ93
によって穴810に向う前進付勢力が常時加わってい
る。このように、第一回動芯体1が歯付きプーリ81に
一体化されることで、原軸43に対しフリー状態にあっ
た第一回動芯体1は、通常、図2(イ)のような起立状
態で原軸43に固定される。そして、第一回動芯体1を
起こすと共に第二関節部5で折り畳むことにより後部座
席において上方に突出する使用状態P1が確保される。
面に穴810を開け、この穴810にピン91が前進し
て挿入することで、第一回動芯体1を前傾させるバネ9
9の力が抑えられる構造になっている(図5)。ピン9
1の穴810への挿入で、第一回動芯体1の動きを止
め、これを歯付きプーリ81に係止させる機構である。
ピン91は第一回動芯体1に設けた筒部92内を進退動
可能に配設するが、該ピン91には圧縮コイルバネ93
によって穴810に向う前進付勢力が常時加わってい
る。このように、第一回動芯体1が歯付きプーリ81に
一体化されることで、原軸43に対しフリー状態にあっ
た第一回動芯体1は、通常、図2(イ)のような起立状
態で原軸43に固定される。そして、第一回動芯体1を
起こすと共に第二関節部5で折り畳むことにより後部座
席において上方に突出する使用状態P1が確保される。
【0014】ところで、ピン91の後面にワイヤ94を
取付けている。このワイヤ94の他端は運転席の近くま
で配線していて、圧縮コイルバネ93の力に抗して該ワ
イヤ94を引くことにより、ピン91を穴810から外
すこと(ストッパ機構9の解除)ができる(図4)。勿
論、ピン91が穴810から外れれば、バネ99の第一
回動芯体1への前傾付勢力が働く。該バネ99の力でも
ってしても、歯付きプーリ81は所定の摩擦力で原軸4
3に一体的に固定された状態にあるので動かないが、歯
付きプーリ81に対しフリー状態になった第一回動芯体
1は原軸43を中心に前傾回動することになる。そし
て、第一回動芯体1が前方に倒れると、巻掛け伝動によ
って第二回動芯体2が伸びるようになる(図2(ロ))。
取付けている。このワイヤ94の他端は運転席の近くま
で配線していて、圧縮コイルバネ93の力に抗して該ワ
イヤ94を引くことにより、ピン91を穴810から外
すこと(ストッパ機構9の解除)ができる(図4)。勿
論、ピン91が穴810から外れれば、バネ99の第一
回動芯体1への前傾付勢力が働く。該バネ99の力でも
ってしても、歯付きプーリ81は所定の摩擦力で原軸4
3に一体的に固定された状態にあるので動かないが、歯
付きプーリ81に対しフリー状態になった第一回動芯体
1は原軸43を中心に前傾回動することになる。そし
て、第一回動芯体1が前方に倒れると、巻掛け伝動によ
って第二回動芯体2が伸びるようになる(図2(ロ))。
【0015】上記動作を図6で説明する。へッドレスト
が前方に倒れることで、歯付きベルト83は第一回動芯
体1に対し相対的に右回りする。すなわち、図6で、歯
付きベルト83の当初地点(X)が、へッドレストの傾
倒に伴って(Y)の地点へ移る。この歯付きベルト83
の移動で歯付きプーリ82を回し、それまで第二関節部
5で折り畳まれて使用状態P1にあったへッドレストH
が、該へッドレストを倒すだけで、第二回動芯体2を伸
ばしていく。従って、歯付きプーリ81と歯付きプーリ
82の歯数を調整することによって、へッドレストを前
方へ倒したときに、図1の右側へッドレストのごとく、
シートバックSの背当面に沿った収納状態P2とするこ
とが可能になる。
が前方に倒れることで、歯付きベルト83は第一回動芯
体1に対し相対的に右回りする。すなわち、図6で、歯
付きベルト83の当初地点(X)が、へッドレストの傾
倒に伴って(Y)の地点へ移る。この歯付きベルト83
の移動で歯付きプーリ82を回し、それまで第二関節部
5で折り畳まれて使用状態P1にあったへッドレストH
が、該へッドレストを倒すだけで、第二回動芯体2を伸
ばしていく。従って、歯付きプーリ81と歯付きプーリ
82の歯数を調整することによって、へッドレストを前
方へ倒したときに、図1の右側へッドレストのごとく、
シートバックSの背当面に沿った収納状態P2とするこ
とが可能になる。
【0016】また、収納状態P2から使用状態P1に戻
す動作についても述べる。図示を省略するが、収納状態
P2から、例えば第一回動芯体1の所定位置にワイヤを
取付け、原軸43を中心に第一回動芯体1が巻かれるよ
うに該ワイヤを引っ張りながらへッドレストを起立させ
ると、バネ99が付勢力をもつように復元していく。そ
して、バネ99が第一回動芯体1を前傾付勢させる力を
もったところに到達すると、コイルバネ93の押圧でピ
ン91が穴810に挿入していく。こうして、第一回動
芯体1を歯付きプーリ81に係止ロックし、初期の使用
状態P1に戻せるようになっている。
す動作についても述べる。図示を省略するが、収納状態
P2から、例えば第一回動芯体1の所定位置にワイヤを
取付け、原軸43を中心に第一回動芯体1が巻かれるよ
うに該ワイヤを引っ張りながらへッドレストを起立させ
ると、バネ99が付勢力をもつように復元していく。そ
して、バネ99が第一回動芯体1を前傾付勢させる力を
もったところに到達すると、コイルバネ93の押圧でピ
ン91が穴810に挿入していく。こうして、第一回動
芯体1を歯付きプーリ81に係止ロックし、初期の使用
状態P1に戻せるようになっている。
【0017】一方、ストッパ機構9をきかしたまま、歯
付きプーリ81の原軸43への摩擦抵抗による一体的固
着に打ち勝つ力を加えて、手でへッドレストを押し倒し
ていくと、歯付きプーリ81は原軸43に対し回るよう
になる。ここで、第一回動芯体1と歯付きプーリ81と
がピン91でロックされた状態にあるので、両者は相対
的に動かない。その結果、歯付きベルト83も動かず、
歯付きベルト83と歯付きプーリ82の相対関係が変ら
ず、へッドレストは一体感を保つ。故に、へッドレスト
Hは使用状態P1の形状が保たれたまま傾動することと
なる。かくして、乗員の好みに合せて一定角度(例えば
30度)までへッドレストHの形状を保形したまま、そ
の角度調整が可能になっている。
付きプーリ81の原軸43への摩擦抵抗による一体的固
着に打ち勝つ力を加えて、手でへッドレストを押し倒し
ていくと、歯付きプーリ81は原軸43に対し回るよう
になる。ここで、第一回動芯体1と歯付きプーリ81と
がピン91でロックされた状態にあるので、両者は相対
的に動かない。その結果、歯付きベルト83も動かず、
歯付きベルト83と歯付きプーリ82の相対関係が変ら
ず、へッドレストは一体感を保つ。故に、へッドレスト
Hは使用状態P1の形状が保たれたまま傾動することと
なる。かくして、乗員の好みに合せて一定角度(例えば
30度)までへッドレストHの形状を保形したまま、そ
の角度調整が可能になっている。
【0018】このように構成したへッドレストHは、使
用状態P1から収納状態P2へ移す際、へッドレストを
倒す動作にリンクさせて第二回動芯体2を伸ばし、収納
状態P2とすることができるので、前方への突出量が小
さくなり、倒したへッドレストが邪魔になる虞れはな
い。リンク動作によって簡単に収納状態P2に変化させ
て倒すことができる。更に、ワイヤ94の他端部を運転
席までもってくることによって、運転席からの操作が可
能となり、その取扱いは一層楽になる。また、ストッパ
機構9をきかせて所定以上の力を加え、へッドレストH
を傾動すれば、使用状態P1のへッドレスト形状を保っ
て角度を変えることができるので、へッドレストHの傾
斜角度を乗員の好みに自由に合わせたものとすることも
できる。
用状態P1から収納状態P2へ移す際、へッドレストを
倒す動作にリンクさせて第二回動芯体2を伸ばし、収納
状態P2とすることができるので、前方への突出量が小
さくなり、倒したへッドレストが邪魔になる虞れはな
い。リンク動作によって簡単に収納状態P2に変化させ
て倒すことができる。更に、ワイヤ94の他端部を運転
席までもってくることによって、運転席からの操作が可
能となり、その取扱いは一層楽になる。また、ストッパ
機構9をきかせて所定以上の力を加え、へッドレストH
を傾動すれば、使用状態P1のへッドレスト形状を保っ
て角度を変えることができるので、へッドレストHの傾
斜角度を乗員の好みに自由に合わせたものとすることも
できる。
【0019】尚、本発明においては前記実施形態に限ら
ず、目的、用途に応じて本発明の範囲で種々の変更を施
すことができる。第一回動芯体1,第二回動芯体2,第
一関節部4,第二関節部5,巻掛け伝動部分8,ストッ
パ機構9等の形状,大きさ,材質等は用途に応じて適宜
選択できる。例えば、巻掛け伝動部分8については前記
実施形態に代え、平ベルト伝動,Vベルト伝動,ロープ
伝動,チェーン伝動等を採用できる。実施形態は、歯付
きプーリ81を原軸43に所定の摩擦抵抗をもたせて一
体的に固定する一方、該摩擦抵抗に打ち勝つ範囲では、
前記歯付きプーリ81を原軸43に対し回る構造とした
が、歯付きプーリ81を原軸43に完全固定させてもよ
い。但し、この場合は使用状態P1を保ったままでのへ
ッドレストHの傾斜角度調整はできなくなる。
ず、目的、用途に応じて本発明の範囲で種々の変更を施
すことができる。第一回動芯体1,第二回動芯体2,第
一関節部4,第二関節部5,巻掛け伝動部分8,ストッ
パ機構9等の形状,大きさ,材質等は用途に応じて適宜
選択できる。例えば、巻掛け伝動部分8については前記
実施形態に代え、平ベルト伝動,Vベルト伝動,ロープ
伝動,チェーン伝動等を採用できる。実施形態は、歯付
きプーリ81を原軸43に所定の摩擦抵抗をもたせて一
体的に固定する一方、該摩擦抵抗に打ち勝つ範囲では、
前記歯付きプーリ81を原軸43に対し回る構造とした
が、歯付きプーリ81を原軸43に完全固定させてもよ
い。但し、この場合は使用状態P1を保ったままでのへ
ッドレストHの傾斜角度調整はできなくなる。
【0020】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の後部座席のヘッ
ドレストは、倒したヘッドレストが邪魔にならず、更
に、後部座席に乗員がいない場合は、運転席からの操作
でそれを倒して後方視界を広げることができるなどその
利便性に優れた効果を発揮する。
ドレストは、倒したヘッドレストが邪魔にならず、更
に、後部座席に乗員がいない場合は、運転席からの操作
でそれを倒して後方視界を広げることができるなどその
利便性に優れた効果を発揮する。
【図1】本発明の一実施形態たるヘッドレストを後部座
席に取着した斜視図である。
席に取着した斜視図である。
【図2】図1のへッドレストの使用状態(イ)と収納状
態(ロ)における縦断面図である。
態(ロ)における縦断面図である。
【図3】インサート周りの説明概略正面図である。
【図4】図3の部分拡大断面図である。
【図5】ストッパ機構の説明縦断面図である。
【図6】歯付きベルトの動作説明図である。
【図7】従来の可倒式へッドレストを適用した後部座席
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
1 第一回動芯体 11 先端部 2 第二回動芯体 3 支持フレーム 4 第一関節部 43 原軸(支軸) 5 第二関節部 53 従軸(支軸) 7 パッド材 81 歯付きプーリ(原車) 82 歯付きプーリ(従車) 9 ストッパ機構 H へッドレスト P1 使用状態 P2 収納状態 S シートバック
Claims (2)
- 【請求項1】 芯体をパッド材内に埋設し、前記芯体が
関節部を中心にパッド材と共に回動する後部座席のヘッ
ドレストにおいて、 互いに平行な支軸を有する第一関節部(4)および第二
関節部(5)と、前記第一関節部によって支持フレーム
に対して回動自在に取り付けられた第一回動芯体(1)
と、前記第二関節部によって前記第一回動芯体の先端部
に前記第一回動芯体に対して回動自在に取り付けられた
第二回動芯体(2)と、前記第一関節部の支軸に原車
を、第二関節部の支軸に従車を設けた巻掛け伝動にする
と共に、第一回動芯体を前傾付勢させるバネが抑えられ
る状態で、第一回動芯体を前記原車に係止させるストッ
パ機構(9)と、を備えて、前記第一回動芯体を起こす
と共に前記第二関節部で折り畳むことにより後部座席に
おいて上方に突出する使用状態になる一方、該ストッパ
機構を解除することにより第一回動芯体が前記バネの付
勢力で支軸を中心に前傾回動し、該第一回動芯体の回動
に伴ない前記巻掛け伝動で第二回動芯体が伸びるように
した請求項1記載の後部座席のヘッドレスト。 - 【請求項2】 前記原車を支軸に所定の摩擦抵抗をもた
せて一体的に固定する一方、該摩擦抵抗に打ち勝つ範囲
では、前記原車が支軸に対し回るようにした請求項2記
載の後部座席のヘッドレスト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8181286A JPH106834A (ja) | 1996-06-22 | 1996-06-22 | 後部座席のヘッドレスト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8181286A JPH106834A (ja) | 1996-06-22 | 1996-06-22 | 後部座席のヘッドレスト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH106834A true JPH106834A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16098042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8181286A Pending JPH106834A (ja) | 1996-06-22 | 1996-06-22 | 後部座席のヘッドレスト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH106834A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005065992A1 (de) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | Volkswagen | Kopfstütze |
| DE102004034158B4 (de) * | 2004-01-08 | 2015-04-30 | Volkswagen Ag | Nackenstütze nach FMVSS-Standard (Federal Motor Vehicle Safety Standard) |
-
1996
- 1996-06-22 JP JP8181286A patent/JPH106834A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005065992A1 (de) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | Volkswagen | Kopfstütze |
| DE102004034158B4 (de) * | 2004-01-08 | 2015-04-30 | Volkswagen Ag | Nackenstütze nach FMVSS-Standard (Federal Motor Vehicle Safety Standard) |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060426 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060509 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061010 |