JPH106899A - エアバッグ装置およびエアバッグの折畳方法 - Google Patents

エアバッグ装置およびエアバッグの折畳方法

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JPH106899A
JPH106899A JP9041167A JP4116797A JPH106899A JP H106899 A JPH106899 A JP H106899A JP 9041167 A JP9041167 A JP 9041167A JP 4116797 A JP4116797 A JP 4116797A JP H106899 A JPH106899 A JP H106899A
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JP
Japan
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airbag
folded
folding
stitch
cover body
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JP9041167A
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English (en)
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Naoki Yamamoto
直樹 山本
Kazuyoshi Nishijima
和由 西嶋
Kazuhiro Kaneko
和弘 金子
Mikio Ochiai
幹雄 落合
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Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • B60R21/231Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
    • B60R21/2334Expansion control features
    • B60R21/2342Tear seams
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • B60R21/237Inflatable members characterised by the way they are folded

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグの正面側への突出を抑制する。製
造コストを低減する。 【解決手段】 エアバッグ15を平面状に広げた状態で、
外周部を所定の折り線51で折り返して折返部53を形成す
る。この折返部53を、ステッチ部56で拘束する。このス
テッチ部56は、破断可能な糸で縫い合わせて形成する。
この状態から、カバー体に収納できる大きさにエアバッ
グ15を折り畳む。インフレータ16からガスを噴射する
と、エアバッグ15はカバー体を破断して正面側に突出す
る。この時、ステッチ部56が正面側への突出寸法を規制
する。続いて、エアバッグ15の内部の圧力が高まると、
ステッチ部56が破断し、折返部53が展開して、エアバッ
グ15が側方に広がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の衝突などの
衝撃に対して、乗員を保護するための、エアバッグ装置
およびエアバッグの折畳方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動車のステアリングホ
イールのボス部のセンタパッドに内蔵された、ドライバ
ーを保護するためのエアバッグ装置が用いられている。
そして、このエアバッグ装置は、ステアリングホイール
本体に固定されるベースプレートと、このベースプレー
トに取り付けられた略円柱状のインフレータと呼ばれる
ガス発生器と、このインフレータを覆うようにして折り
畳まれて収納された袋状のエアバッグと、このエアバッ
グを覆ってベースプレートに取り付けられたカバー体と
などから構成されている。そして、このエアバッグ装置
は、制御装置が車両の衝突などの衝撃を検出した状態
で、インフレータを起動し、このインフレータから瞬時
に大量の不活性ガスをエアバッグの内部に放出して、エ
アバッグを膨張展開させる。そして、このエアバッグの
膨張の圧力によりカバー体を開裂させ、エアバッグを乗
員の前方に突出させて膨張展開させ、乗員に加わる衝撃
を緩和して保護するようになっている。
【0003】そして、このようなエアバッグ装置のエア
バッグは、カバー体を瞬時に破断してカバー体から迅速
に突出することが望まれるとともに、乗員の前方に広く
偏平に展開するなど所定の形状に展開することが望まれ
る。
【0004】この点、例えば、特開平6−127330
号公報に記載された構成が知られている。この構成で
は、所定の長さ寸法のストラップを用い、このストラッ
プの端部をエアバッグの基布の内面の正面側と底部側と
に縫い付けることにより、エアバッグの正面側すなわち
乗員側への突出寸法(高さ)を規制し、エアバッグが側
方(放射方向)に円滑に広がることを図っている。しか
しながら、このように、エアバッグの基布の内面同士を
連結するストラップを用いる構成では、エアバッグの基
布の内面同士を連結するように縫い合わせる煩雑な縫合
作業が必要で、製造コストが増加する問題を有してい
る。また、エアバッグの展開時において、ストラップに
は大きな力が加わるため、ストラップの強度を確保する
必要があり、製造コストが増加する問題を有している。
さらに、エアバッグの内側にストラップが配置されるた
め、折り畳んだエアバッグの嵩が大きくなり、エアバッ
グ装置の小形化が困難になる問題を有している。
【0005】また、例えば、特開平6−305387号
公報に記載されたエアバッグ装置が知られている。そし
て、この構成では、エアバッグは、円形状に広げられた
状態で、正面側と裏面側との基布が所定の位置で縫い合
わされてステッチ部が形成された後、小さく折り畳まれ
て収納されている。そこで、エアバッグの内側にガスが
放出された際には、ステッチ部によりエアバッグの正面
側への膨張が抑制され、エアバッグが側方に円滑に展開
することが図られるとともに、膨張の所定の段階でステ
ッチ部の糸が破断して、エアバッグが正面側に膨張する
ようになっている。しかしながら、エアバッグを、正面
側と裏面側との基布を縫い合わせた後に折り畳む構成で
は、糸が破断するまでの間はエアバッグの膨張が抑制さ
れるため、ガスの圧力をカバー体の破断に有効に利用し
にくいとともに、エアバッグの内圧が大きくなった状態
で糸が破断してエアバッグが正面側に膨張するため、エ
アバッグの正面側への突出量を適切に制御し全体的に広
く拡開させるには、エアバッグの径寸法、折り畳み方
法、糸の破断強度などを充分に検討する必要があり、製
造コストの低減が困難である問題を有している。
【0006】また、エアバッグの基布を縫い合わせる構
成としては、例えば、特開平7−329664号公報に
示されているように、エアバッグの周縁部を内側に折り
込み、この内側に折り込んだ部分を縫製部で縫い合わせ
た構成が知られている。しかしながら、この構成では、
エアバッグの表裏を反転させる煩雑な工程が必要である
とともに、縫い合わされた箇所を皺なく伸ばすことが困
難で、製造コストの低減が困難である問題を有してい
る。
【0007】さらに、例えば、特開平7−277129
号公報に示されているように、エアバッグの周縁部に破
断可能な耳部を設け、この耳部を底面側に巻き込み、エ
アバッグおよびインフレータを固定するボルトで底部側
に固定した構成が知られている。しかしながら、この構
成では、エアバッグの周縁部に設けた耳部が底部側に固
定されているため、エアバッグが膨張した状態で、巻き
込まれた部分および耳部の部分がベースプレートあるい
はカバー体の内面に押し付けられ、耳部の円滑な破断お
よびエアバッグの円滑な展開が困難になる問題を有して
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、エアバ
ッグの基布の内面同士を連結するストラップを用いる構
成では、エアバッグの基布の内面同士を連結するように
縫い合わせる煩雑な縫合作業が必要で、製造コストが大
きくなる問題を有している。また、エアバッグの展開時
において、ストラップには大きな力が加わるため、スト
ラップの強度を確保する必要があり、製造コストが大き
くなる問題を有している。さらに、エアバッグの内側に
ストラップが配置されるため、折り畳んだエアバッグの
嵩が大きくなり、エアバッグ装置の小形化が困難になる
問題を有している。一方、エアバッグを、正面側と裏面
側との基布を縫い合わせた後に折り畳む構成では、糸が
破断するまでの間はエアバッグの膨張が抑制されるた
め、ガスの圧力をカバー体の破断に有効に利用しにくい
とともに、エアバッグの内圧が大きくなった状態で糸が
破断してエアバッグが正面側に膨張するため、エアバッ
グの正面側への突出量を適切に制御し全体的に広く拡開
させるには、エアバッグの径寸法、折り畳み方法、糸の
破断強度などを充分に検討する必要があり、製造コスト
の低減が困難である問題を有している。また、エアバッ
グの周縁部を内側に折り込み、この内側に折り込んだ部
分を縫製部で縫い合わせた構成では、エアバッグの表裏
を反転させる煩雑な工程が必要であるとともに、縫い合
わされた箇所を皺なく伸ばすことが困難で、製造コスト
の低減が困難である問題を有している。さらに、エアバ
ッグの周縁部に破断可能な耳部を設け、この耳部を底面
側に巻き込み、底部側に固定した構成では、エアバッグ
が膨張した状態で、巻き込まれた部分および耳部の部分
がベースプレートあるいはカバー体の内面に押し付けら
れ、耳部の円滑な破断およびエアバッグの円滑な展開が
困難になる問題を有している。
【0009】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、所定の形状に迅速に膨張展開できるエアバッグ装
置およびエアバッグの折畳方法を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のエアバッ
グ装置は、ガスが流入して膨張展開する袋状のエアバッ
グを備え、このエアバッグは、平面状に広げた平面部の
外周部が中央部に向かって折り返されて折返部とされ、
この折返部と前記平面部とがこの折返部の範囲内で拘束
部にて縫い合わされたものである。
【0011】そして、この構成では、エアバッグにガス
が流入すると、縫い合わされた部分の内側が正面側に所
定寸法だけ突出し、さらに、エアバッグの内圧が所定の
値になると、縫い合わされた部分が開放され、折返部が
外周側に向かって膨張展開する。また、従来の構成のエ
アバッグについて、所定位置を折り返して縫い合わせる
のみで構成可能であるため、製造工程の簡略化が可能に
なる。
【0012】請求項2記載のエアバッグ装置は、ガスが
流入して膨張展開する袋状のエアバッグと、このエアバ
ッグが折り畳まれて収納されるカバー体と、前記エアバ
ッグを支持する支持部材とを具備し、前記エアバッグ
は、外周部を前記支持部材側に折り返した折返部と、こ
の折返部を所定の圧力で開放可能に拘束する拘束部とを
備え、この拘束部の内周側に位置して、ガスの流入によ
り膨張展開する第1の膨張部が設けられるとともに、こ
の拘束部の外周側に位置して膨張展開する第2の膨張部
が設けられたものである。
【0013】そして、この構成では、エアバッグにガス
が流入すると、第1の膨張部が小容量のエアバッグとし
て膨張展開し、正面側に所定寸法だけ突出し、カバー体
を破断などしてカバー体から突出する。また、第2の膨
張部が第1の膨張部の側方で膨張展開し、さらに、エア
バッグの内圧が所定の値になると、拘束部が開放され、
折返部が外周側に向かって膨張展開して、第1の膨張部
と第2の膨張部とが一体に膨張展開し、所定の形状とな
る。
【0014】請求項3記載のエアバッグ装置は、請求項
1または2記載のエアバッグ装置において、折返部は、
拘束部の開放時に、所定方向に展開するように配置され
たものである。
【0015】そして、この構成では、拘束部の開放時
に、折返部が所定の方向に展開するため、エアバッグの
展開の方向性が容易に規制される。
【0016】請求項4記載のエアバッグ装置は、請求項
1ないし3いずれか記載のエアバッグ装置において、拘
束部は、エアバッグを構成する基布同士を縫い合わせて
ステッチラインをなし、このステッチラインは、エアバ
ッグの折り返された周縁部に沿って、かつ、この折返部
の長さ寸法の2分の1以下の長さ寸法に形成されたもの
である。
【0017】そして、この構成では、拘束部は、平面状
に広げて折り返した基布同士を縫い合わせることにより
容易に形成される。また、拘束部は、長さ寸法を折返部
の長さ寸法の2分の1以下とすることにより、円滑に破
断される。
【0018】請求項5記載のエアバッグ装置は、請求項
1ないし4いずれか記載のエアバッグ装置において、エ
アバッグは、第1の膨張部が膨張しカバー体に開口を形
成して正面側に突出した状態で、拘束部が前記開口より
外側に位置するものである。
【0019】そして、この構成では、第2の膨張部はカ
バー体の外側で膨張展開し、拘束部が破断した状態で、
側方に向かい円滑に膨張展開する。
【0020】請求項6記載のエアバッグの折畳方法は、
ガスが流入して膨張展開する袋状のエアバッグの折畳方
法であって、前記エアバッグを平面状に広げ、このエア
バッグの外周部をガスが流入する部分に向かって折り返
し、この折り返した部分を開放可能に拘束し、収納され
る空間の形状に合わせて折り畳むものである。
【0021】そして、この構成では、エアバッグにガス
が流入すると、まず、折り返して拘束された部分を除い
てエアバッグが膨張展開し、このエアバッグを覆うカバ
ー体を破断などして突出するが、折り返した部分を拘束
しているため、突出寸法は制限される。続いて、エアバ
ッグの内圧が所定の値になると、拘束した部分が開放さ
れ、折り返した部分が外周側に向かって膨張展開する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエアバッグ装置お
よびエアバッグの折畳方法の一実施の形態を図面を参照
して説明する。
【0023】図2において、1はエアバッグ装置で、こ
のエアバッグ装置1は、図示しない自動車のステアリン
グホイールのステアリングホイール本体のボス部に装着
され、乗員(ドライバー)を衝突の衝撃から保護するよ
うになっている。なお、ステアリングホイール本体は、
適宜調整可能に傾斜したステアリングシャフトに取り付
けられ、通常傾斜した状態で用いられるものであるが、
以下、エアバッグ装置1が取り付けられる乗員側を上側
すなわち正面側とし、車体側を下側あるいは底部側とし
て説明する。
【0024】そして、エアバッグ装置1は、支持部材と
してのベースプレート11と、このベースプレート11に取
り付けられるカバー体12、エアバッグ15、およびインフ
レータ16などから構成されている。
【0025】そして、ベースプレート11は、金属板をプ
レス成形などして形成され、平面略矩形状、本実施の形
態では平面略正方形状をなす基板部21と、この基板部21
の外周部から下側に折曲された周板部22とが一体に形成
されている。また、基板部21には、円孔状のインフレー
タ用通孔23が形成されているとともに、このインフレー
タ用通孔23の周囲に位置して、図3などに示す複数の通
孔24が形成されている。また、周板部22には、図示しな
いブラケット部が設けられ、ステアリングホイール本体
に固定されている。
【0026】また、カバー体12は、合成樹脂により一体
的に形成され、ステアリングホイール本体のボス部およ
びリム部の一部を覆う曲面状の被覆部26と、この被覆部
26の下面から下方に突設された角筒状の取付片部27とが
形成されている。そして、これら被覆部26の下側と取付
片部27の内側とに囲まれた部分が、エアバッグ15の収納
空間になっているとともに、この収納空間に面して、被
覆部26の下面に平面略H字状などをなして脆弱なテアラ
イン28が形成されている。また、取付片部27は、ベース
プレート11の外周部に嵌合し、複数のリベットなどによ
り固着されている。
【0027】また、エアバッグ15は、それぞれ平面円形
状をなす上下の基布31,32の外周部同士を縫い合わせて
偏平な袋状に形成され、下側の基布32には、中央部に、
円孔状をなすガス流入部としてのガス流入口34が形成さ
れているとともに、このガス流入口34の周囲に位置し
て、図3などに示す複数の通孔35が形成されている。さ
らに、下側の基布32には、エアバッグ15の内側から外側
にガスを流出させる複数のベントホール37が形成されて
いる。そして、このエアバッグ15は、ガス流入口34をベ
ースプレート11のインフレータ用通孔23に位置合わせし
た状態で、エアバッグ15の内側に配置された環状のリテ
ーナ38によりベースプレート11側に押さえ付けられ、さ
らに、このリテーナ38から下側に突設したボルト39が、
各通孔24,35を介して下側に突設されている。そして、
この状態で、エアバッグ15は、所定の形状に折り畳まれ
てカバー体12内側の収納空間に収納されている。
【0028】一方、インフレータ16は、略円柱状をなす
本体部41を備え、この本体部41の外周部に、フランジ部
42が突設されているとともに、このフランジ部42の上側
に位置して、ガスを噴射する複数のガス噴射口43が形成
されている。そして、このインフレータ16は、ベースプ
レート11の下側から、本体部41をインフレータ用通孔23
を介してエアバッグ15のガス流入口34内に押し込み、フ
ランジ部42をベースプレート11の基板部21の下面に当接
した状態で、このフランジ部42がボルト39に螺合する図
示しないナットによりベースプレート11に締め付け固定
されている。
【0029】次に、図3ないし図6を参照して、エアバ
ッグ15の折り畳み工程を説明する。
【0030】まず、図3に示すように、上下の基布31,
32が互いに密着するように、エアバッグ15を平面状に広
げる。
【0031】この状態で、エアバッグ15の外形形状に内
接する正方形の四辺を構成する4本の折り線51、すなわ
ち、互いに前後両側に対向する4本の折り線51にて、エ
アバッグ15の外周部を下側に折り返し、折返部53を4か
所に形成する。すると、図4に示すように、エアバッグ
15の外形形状は、ベースプレート11の平面形状と相似の
正方形となり、第1の図形55が形成される。さらに、こ
の状態で、各折り線51すなわち第1の図形55の各辺から
所定の寸法だけ離間して、各折り線51に平行に、各折返
部53を糸で縫い合わせて拘束部としてのステッチ部(ス
テッチライン)56を形成する。この状態で、これらステ
ッチ部56に囲まれた内周側の部分が第1の膨張部にな
り、ステッチ部56の外周側の部分および各折返部53が第
2の膨張部となる。
【0032】続いて、例えば、図5に示すように、第1
の図形55を両側から内側に向かって折り畳み、続けて、
図6に示すように、前後から内側に向かって折り畳ん
で、ベースプレート11の基板部21上に乗るようにコンパ
クトに折り畳むことにより、エアバッグ15の折り畳み作
業が完了する。
【0033】次に、図1を参照して、エアバッグ装置1
の動作を説明する。なお、図1はエアバッグ15の膨張展
開動作を説明するためカバー体12が省略して示されてい
る。
【0034】すなわち、自動車に衝突の衝撃が加わる
と、エアバッグ装置1に一体的に設けあるいは車体側に
設けた図示しない制御ユニットが衝撃を検知してインフ
レータ16に起動電力を供給する。すると、インフレータ
16のガス噴射口43から、折り畳まれたエアバッグ15の内
側に急速にガスが噴射され、エアバッグ15が膨張展開
し、カバー体12をテアライン28に沿って破断して、カバ
ー体12の被覆部26を扉状に展開させて突出口(開口)を
形成する。そして、エアバッグ15は、この突出口を介し
てカバー体12から突出するとともに、乗員の前方に位置
して所定の形状に膨張展開する。
【0035】この膨張展開動作の際に、まず、エアバッ
グ15は、前後および両側から折り畳んだ部分が展開し始
めるとともに、ガス流入口34に隣接した部分すなわち第
1の膨張部から正面側に向かって膨張し始める。そし
て、この第1の展開動作の時には、エアバッグ15は所定
の強度を有するステッチ部56により折返部53を縫合して
拘束されているため、エアバッグ15はいわば第1の図形
55の平面形状を有する小容量のエアバッグとして機能
し、図1(a)に示すように、所定の幅寸法D1および所
定の膨出高さ寸法h1だけ膨張する。そこで、エアバッグ
15の中央部に圧力が集中し、テアライン28を円滑に破断
して迅速にカバー体12の外側に突出する。
【0036】続いて、インフレータ16からのガスの供給
により、所定の値以上にエアバッグ15の内圧が高まる
と、ステッチ部56の糸が破断し、拘束が開放される。す
ると、第2の展開動作が開始され、各折返部53すなわち
第2の膨張部が瞬時に回動して、図1(b)に示すよう
に、側方(図1(b)に示す矢印X方向、周方向)に放
射状にガスの流れが生じ、最終的な幅寸法D2および膨出
高さ寸法h2に膨張展開する。この時、エアバッグ15は、
各折返部53の展開動作などにより側方に大きく突出する
が、この側方への展開張力により正面側には側方への突
出に比べて小さく増加するに過ぎない。さらに、第2の
膨張部は、中間で縫い合わされているため、複数の副室
に分れるようにして膨張し、側方に円滑に展開する。
【0037】このように、本実施の形態のエアバッグ装
置1によれば、エアバッグ15の外周部を折り返して縫合
し、さらに折り畳んで収納したため、展開初期には迅速
にカバー体12を破断してこのカバー体12から突出でき、
また、エアバッグ15を拘束するステッチ部56が破断した
際には、主として側方に向かうため、正面側への突出寸
法を制限し、正面側に細長く突出することを防止するこ
とができる。
【0038】さらに、エアバッグ15の正面側への突出寸
法を規制するために、エアバッグの基布同士を連結する
ストラップなどの部材を用いる必要もなく、部品(材
料)の削減や製造工程の簡略化、生産性の向上などによ
る製造コストの低減を図ることができるとともに、重量
を軽減し、折り畳み体積も小さくすることができる。
【0039】また、エアバッグ15は、拘束された状態
で、ベースプレート11の平面形状と相似の第1の図形55
に形成されるため、展開時には小容量のエアバッグとし
て有効に機能させることができるとともに、折り畳み作
業時にエアバッグを大きく広げた状態から折り始める必
要がなく、折り畳み作業を無理なく円滑に行うことがで
きる。
【0040】また、従来用いられている構成のエアバッ
グの完成品について、所定位置を折り返して縫い合わせ
るのみで構成可能であるため、製造工程の簡略化が可能
になり、製造コストを低減することができる。
【0041】そして、エアバッグ15は、平面円形状の基
布31,32を縫い合わせて形成したため、最終的に偏平な
球状に展開し、ステアリングホイールを覆って運転者を
有効に保護できるが、例えば助手席乗員用のエアバッグ
では、他の形状とすることもできる。
【0042】また、上記の実施の形態では、エアバッグ
15を4か所の折り線51で折り返して第1の図形55を平面
矩形状としたが、カバー体の形状などに合わせて、三角
形や、五角形以上の多角形など種々の形状とすることも
できる。例えば、図7に示すように、折り線51とステッ
チ部56とをそれぞれ3か所に形成して三角形状とし、あ
るいは、図8に示すように、折り線51とステッチ部56と
をそれぞれ6か所に形成して六角形状することもでき
る。
【0043】また、上記の各実施の形態では、エアバッ
グ15の略全周に沿って、略回転対称状に折返部53および
ステッチ部56を形成したが、エアバッグ15の円周方向の
操舵中立位置に対する特定の方向に偏位して折り返し、
縫合することもできる。例えば、カバー体12のテアライ
ン28の水平横断部分の位置を考慮して、前後合計2箇所
の折り返し部を形成し、それぞれステッチ部を設けて拘
束するとともに、左右の部分には折返部を形成しない
か、または、前後の折返部よりも小さく折り返して拘束
し、扉の破断回動がしやすくなるようにして、テアライ
ン28を円滑に破断させるとともに、前後に対して左右を
まず巾広に展開させるとともに正面側への突出寸法を制
限することができる。また、例えば、左右と前部(フロ
ントガラス側)との合計3箇所に折返部を形成してそれ
ぞれ拘束するとともに、後部(乗員の手前下側)には折
返部を形成しないか、または、左右の折返部よりも小さ
く折り返して拘束し、乗員の下腹部に向けて第1の図形
を円滑に膨出させることができる。
【0044】さらに、上記の各実施の形態では、破断可
能な糸を用いたステッチ部56により拘束部を形成した
が、この他も、例えば、各種接着剤や、面状ファスナを
用いて、開放可能な拘束部を形成することができる。そ
して、例えば、接着剤を用いる構成では、基布31の所定
位置に接着剤を塗布して押圧するのみで拘束部を形成で
き、また、面状ファスナを用いる構成では、エアバッグ
15の基布31の所定位置に面状ファスナを取り付けておく
ことにより、拘束部は、平面状に広げた基布31を折り返
して押圧するのみで容易に形成でき、製造コストを低減
することができる。
【0045】また、上記の実施の形態では、エアバッグ
15を折り畳み縫合して第1の図形55とした後、両側方向
および前後方向からインフレータ16上に重なるように折
り畳んだが、例えば、図9および図10に示すように、
第1の図形55を形成した後、エアバッグ15をインフレー
タ16の外周に沿うように波状に折り畳み、さらに余った
部分61を外周側に巻き付けるようにして花弁状に折り畳
むこともできる。そして、この構成では、インフレータ
16の正面側には基布31が1層程度しか配置されず、イン
フレータ16の発生するガスによりカバー体12のテアライ
ン28を瞬時に破断できるとともに、ステッチ部などの拘
束部を形成することにより、想像線63に示すようにエア
バッグ15が細長く正面側に突出することを抑制し、実線
64に示すように側方に円滑に膨張展開させることができ
る。
【0046】次に、図11ないし図15を参照して、本
発明の他の実施の形態を説明する。なお、図2などに示
す実施の形態と同様の部分については、同一の符号を付
して説明を省略する。すなわち、図11(a)に示すよ
うに、エアバッグ装置1は、ベースプレート11に、リテ
ーナ38のボルト39で花弁状に折り畳まれたエアバッグ15
およびインフレータ16を固定し、さらに、リベットRで
カバー体12を取り付けて構成されている。
【0047】そして、このエアバッグ15を折り畳む際
は、図13および図14に示すように、エアバッグ15を
平面円形状に広げた状態から、二点鎖線で示す4か所の
折り線51で底部側に折り返す。また、各折り線51は、そ
れぞれ、周縁部に交点を有して、それぞれ別個の弓形の
折返部53を形成し、エアバッグ15全体として前後方向お
よび左右方向に角部をむけた略矩形状に折り畳まれる。
そして、各折返部53は、それぞれ所定の拘束部としての
ステッチ部(ステッチライン)56で縫い合わされる。こ
のステッチ部56は、図14および図15に示すように、
糸により基布31,32が4枚重なった状態で縫い合わせら
れている。また、各ステッチ部56は、縫い量が3針〜5
針程度、ステッチ長aは数mm程度で、折返部53の内側に
沿って、折返部53の長さ寸法の2分の1以下の長さ寸法
に設定されている。そして、エアバッグ15は、上下を反
転すなわち正面側を下にした状態でミシン縫いされる。
また、この際、ミシンの下糸より上糸の糸が強く設定さ
れ、例えば、上糸1260デニールに対し、下糸840
デニールに設定されている。
【0048】さらに、各ステッチ部56は、それぞれ隣接
する折線部51と略平行で、かつ、折線部51からの離間寸
法は、折線部51と折り返した周縁部の先端との間の離間
寸法cよりも小さく形成されている。すなわち、各ステ
ッチ部56は、それぞれ隣接する折線部51と折り返した周
縁部の先端との間に位置して形成されている。そして、
これらステッチ部56に囲まれた内周側すなわちガス流入
口34側の部分が、第1の膨張部71となり、また、これら
ステッチ部56の外周側の部分が、第2の膨張部72となっ
ている。
【0049】そして、この状態で、エアバッグ15は、ベ
ースプレート11に固定され、各折返部53を中央側すなわ
ちベースプレート11側に押圧などして略波状に折り畳
む。さらに、外周側に余った部分を巻き付けるようにし
て、カバー体12を被せることにより、エアバッグ15の折
り畳み作業が完了する。
【0050】次に、このエアバッグ装置1の展開動作を
図11および図12を参照して説明する。なお、図11
および図12の(a)〜(d)はそれぞれ同一の時点で
の形状を示している。
【0051】まず、図11(a)および図12(a)に
示す状態から、エアバッグ装置1が起動すると、インフ
レータ16から噴射されたガスがエアバッグ15内に流入
し、第1の膨張部71が膨張するとともに、ステッチ部56
同士の間が矢印f1に示すように横方向に膨張して、図1
(b)および図2(b)に示すように、偏平な星型の第
1の展開形状を形成する。同時に、ステッチ部56同士の
間から外側にガスが流入して矢印f2に示すように膨張
し、第2の膨張部72が形成される。そして、この第2の
膨張部72は、第1の膨張部71に連通する断面略U字状の
第1の副室73が形成され、さらに、ステッチ部56同士の
間から折返部53の先端側にガスが流入し、第2の副室74
が形成される。なお、これら第1の副室73および第2の
副室74は、図11に示す断面図では識別できるが、図1
2に示す平面図では、ステッチ部56を囲む略ドーナツ状
となる。
【0052】さらに、第1の膨張部71が膨張した状態
で、カバー体12の被覆部26がテアライン28に沿って破断
し、前後に扉状に展開して、左右のテアライン28および
扉のヒンジ部を結んだ開口部、すなわち取付片部27に囲
まれた部分とほぼ同じ大きさの開口76が形成される。そ
して、ステッチ部56が破断する以前に、第1の膨張部71
および第2の膨張部72が所定の形状の膨張した状態で、
ステッチ部56および第2の膨張部72は、開口76より外側
すなわち正面側に位置するようになっている。
【0053】さらに、ガスが供給されると、このガスの
圧力により、各ステッチ部56が破断し、図11(c)に
二点鎖線で示す形状から、図11(c)および図12
(c)に実線で示す形状に膨張展開する。この時、折り
返された折返部53が矢印f3方向に回動し、同時に高圧の
ガスが放射方向(横方向)に勢い良く流入するため、エ
アバッグ15は、高さ寸法hを殆ど増加させることなく、
放射方向に展開する。
【0054】さらに、ガスが供給されると、図11
(d)および図12(d)に示すように、エアバッグ15
は偏平な円形状に膨張展開し、広い面積で乗員を安定し
て受け止めることができるようになっている。
【0055】このように、本実施の形態によれば、上記
の各実施の形態の作用効果と同様に、また、上記の各実
施の形態の作用効果に加え、エアバッグ15をステッチ部
56で解放可能に拘束したため、エアバッグ15の正面側す
なわち乗員側への突出を抑制し、広く展開させることが
できる。特に、ステッチ部56は、底部側に折り返した折
返部53の中間部で、4枚の基布31,32を糸で縫い合わせ
て形成したため、各ステッチ部56に隣接して複数の副室
73,74を円滑に形成でき、これら膨張した副室73,74に
より、正面側への突出を効果的に抑制できる。さらに、
これら副室73,74の形状や容積は各ステッチ部56のステ
ッチ長aあるいはステッチ位置により容易に調節でき、
これにより展開プロセス特性を変化させ、適切な特性を
容易に得ることができる。このように、ステッチなどし
てステッチ部56を設けるとの簡単な手段により、好適な
展開特性を得ることができるため、ストラップなどの複
雑な構成を要せず、製造コストの低減、装置の小形化な
どを図ることができる。
【0056】さらに、実験の結果、図14などに示すよ
うに、ステッチ部56の長さ寸法aを、折り線51の長さ寸
法bの2分の1以下とすることにより、副室73,74を円
滑に膨張させ、正面側への突出を効果的に抑制すること
ができ、また、ステッチ部56が適切に破断してエアバッ
グ15を円滑にフル展開させることができる。
【0057】なお、上記の図14などに示す実施の形態
では、ステッチ部56は、折り線51と、折り返した周縁部
の先端部との間のほぼ中央部に位置して形成したが、ス
テッチ部56は、図16に示すように、折り返した周縁部
の先端部近傍に形成しても良く、また、図17に示すよ
うに、折り線51の近傍に位置して形成することもでき
る。
【0058】また、4個のステッチ部56を等しい条件で
形成するほか、カバー体12の展開する扉のヒンジ部分の
有無に応じて、それぞれステッチ部56のステッチ条件を
変えたり、例えば、ヒンジ部分が存在する前後方向につ
いてのみ、ステッチ部56を形成することもできる。
【0059】また、ステッチ部56によって、エアバッグ
15の正面側の突出を抑制することが可能であり、第1の
膨張部71が形成される際に、第2の膨張部72の一部など
がカバー体12の開口76より内側すなわちエアバッグ15の
収納スペースに位置しても良く、例えば、第2の副室74
の全部または一部がカバー体12の内側に位置しても良
い。
【0060】さらに、ステッチ部56は、折り線51に沿っ
て周方向に直線状に形成するほか、エアバッグ15の径方
向すなわち放射方向に形成しても良く、また、波型状な
ど直線以外の形状に形成することもできる。
【0061】さらに、例えば、1箇所のステッチ部56を
複数のステッチラインで構成することもでき、その場
合、さらにエアバッグ15を多段階に膨張過程を制御する
ことができる。
【0062】また、図12などに示す実施の形態のステ
ッチ部とカバー体の配置の他、例えば、図18に示すよ
うに、インフレータ用通孔23の前後左右に位置してステ
ッチ部56を設け、展開過程でまずX字状に展開させるこ
となどもできる。
【0063】なお、本発明のエアバッグ装置は、自動車
のステアリングホイールの他、助手席乗員用のエアバッ
グ装置、座席あるいはドアなどに備えられるエアバッグ
装置などにも適用することができ、さらに、自動車以外
の移動体などにおける衝撃の緩和に適用することもでき
る。
【0064】
【発明の効果】請求項1記載のエアバッグ装置によれ
ば、エアバッグにガスが流入すると、縫い合わされた部
分の内側が正面側に所定寸法だけ突出し、さらに、エア
バッグの内圧が所定の値になると、縫い合わされた部分
が開放され、折返部が外周側に向かって膨張展開するた
め、正面側への膨張を抑制し、側方に円滑に展開させる
ことができる。また、従来の構成のエアバッグについ
て、所定位置を折り返して縫い合わせるのみで構成可能
であるため、製造工程の簡略化が可能になり、製造コス
トを低減することができる。
【0065】請求項2記載のエアバッグ装置によれば、
エアバッグにガスが流入すると、第1の膨張部が小容量
のエアバッグとして膨張展開し、正面側に所定寸法だけ
突出し、カバー体を破断などしてカバー体から突出し、
また、第2の膨張部が第1の膨張部の側方で膨張展開
し、さらに、エアバッグの内圧が所定の値になると、拘
束部が開放され、折返部が外周側に向かって膨張展開し
て、第1の膨張部と第2の膨張部とが一体に膨張展開
し、所定の形状なる。このように、エアバッグの膨張展
開の初期においては、エアバッグを正面側に効率良く膨
張展開させ、カバー体から正面側に迅速に、かつ、所定
の寸法だけ突出させることができるとともに、拘束部が
開放された状態で、折返部を外周側に向かって膨張展開
させ、エアバッグを最終的な形状に膨張展開させること
ができる。このため、ストラップなどの部材を縫合する
構成に比べて、製造コストを低減し、エアバッグを小さ
く折り畳むことができる。また、広げたエアバッグを所
定位置で縫合した後に折り畳む構成、エアバッグの周縁
部を内側に折り込み縫い合わせる構成、あるいは、エア
バッグの周縁部に破断可能な耳部を設け、この耳部を底
面側に巻き込み底部側に固定する構成などに比べて、エ
アバッグを円滑に膨張展開させることができるととも
に、拘束部が開放される際に折返部を側方に円滑に展開
させることができる。また、従来の構成のエアバッグに
ついて、所定位置を折り返して縫い合わせるのみで構成
可能であるため、製造工程の簡略化が可能になり、製造
コストを低減することができる。
【0066】請求項3記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1または2記載の効果に加え、拘束部の開放時
に、折返部が所定の方向に展開するため、エアバッグの
展開の方向性を容易に規制できる。
【0067】請求項4記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1ないし3いずれか記載の効果に加え、拘束部
は、エアバッグを構成する基布同士を縫い合わせてステ
ッチラインとしたため、平面状に広げて折り返した基布
同士を縫い合わせることにより容易に形成できる。ま
た、このステッチラインは、エアバッグの折り返された
周縁部に沿って、かつ、この折返部の長さ寸法の2分の
1以下の長さ寸法に形成することにより、円滑に破断す
ることができる。
【0068】請求項5記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1ないし4いずれか記載の効果に加え、エアバッ
グは、第1の膨張部が膨張しカバー体に開口を形成して
正面側に突出した状態で、拘束部が前記開口より外側に
位置させることにより、第2の膨張部をカバー体の外側
で膨張展開させ、拘束部が破断した状態で、側方に向か
い円滑に膨張展開させることができる。
【0069】請求項6記載のエアバッグの折畳方法によ
れば、エアバッグにガスが流入すると、まず、折り返し
て拘束された部分を除いてエアバッグが膨張展開し、こ
のエアバッグを覆うカバー体を破断などして迅速に突出
させることができる。この状態では、折り返した部分を
拘束しているため、正面側への突出寸法を制限できる。
続いて、エアバッグの内圧が所定の値になると、拘束し
た部分が開放され、折り返した部分が外周側に向かって
膨張展開されて、エアバッグを最終的な形状に膨張展開
させることができる。このため、ストラップなどの部材
を縫合する構成に比べて、製造コストを低減し、エアバ
ッグを小さく折り畳むことができる。また、広げたエア
バッグを所定位置で縫合した後に折り畳む構成、エアバ
ッグの周縁部を内側に折り込み縫い合わせる構成、ある
いは、エアバッグの周縁部に破断可能な耳部を設け、こ
の耳部を底面側に巻き込み底部側に固定する構成などに
比べて、エアバッグをカバー体から迅速に突出させるこ
とができるとともに、拘束した部分が開放される際の正
面側への膨張を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアバッグ装置の一実施の形態を示す
膨張展開動作の説明図である。(a)はガスを噴射した
初期状態 (b)は拘束部が開放された状態
【図2】同上エアバッグ装置を示す断面図である。
【図3】同上エアバッグ装置のエアバッグの折り畳み工
程を示す底面図である。
【図4】同上エアバッグ装置のエアバッグの図3に続く
折り畳み工程を示す説明図である。(a)は底面図 (b)は(a)のA−A断面図
【図5】同上エアバッグ装置のエアバッグの図4に続く
折り畳み工程を示す平面図である。
【図6】同上エアバッグ装置のエアバッグの図5に続く
折り畳み工程を示す平面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態を示すエアバッグの折
り畳み工程の底面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態を示すエアバッグの折
り畳み工程の底面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態を示すエアバッグの折
り畳み工程の斜視図である。
【図10】同上エアバッグ装置の膨張展開動作を示す説
明図である。
【図11】本発明の他の実施の形態を示すエアバッグ装
置の膨張展開動作を示す図12のB−B断面図である。
【図12】同上エアバッグ装置の膨張展開動作を示す平
面図である。
【図13】同上エアバッグ装置の折り畳み工程を示す底
面図である。
【図14】同上エアバッグ装置の折り畳み工程を示す底
面図である。
【図15】同上エアバッグ装置の折り畳み形状を示す説
明図である。
【図16】同上エアバッグ装置の他の実施の形態を示す
折り畳み工程の底面図である。
【図17】同上エアバッグ装置の他の実施の形態を示す
折り畳み工程の底面図である。
【図18】同上エアバッグ装置の他の実施の形態の膨張
展開動作を示す平面図である。
【符号の説明】
1 エアバッグ装置 11 支持部材としてのベースプレート 12 カバー体 15 エアバッグ 31,32 基布 53 折返部 56 拘束部としてのステッチ部 71 第1の膨張部 72 第2の膨張部
フロントページの続き (72)発明者 落合 幹雄 静岡県富士市青島町218番地 日本プラス ト株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスが流入して膨張展開する袋状のエア
    バッグを備え、 このエアバッグは、平面状に広げた平面部の外周部が中
    央部に向かって折り返されて折返部とされ、この折返部
    と前記平面部とがこの折返部の範囲内で拘束部にて縫い
    合わされたことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 ガスが流入して膨張展開する袋状のエア
    バッグと、このエアバッグが折り畳まれて収納されるカ
    バー体と、前記エアバッグを支持する支持部材とを具備
    し、 前記エアバッグは、外周部を前記支持部材側に折り返し
    た折返部と、この折返部を所定の圧力で開放可能に拘束
    する拘束部とを備え、この拘束部の内周側に位置して、
    ガスの流入により膨張展開する第1の膨張部が設けられ
    るとともに、この拘束部の外周側に位置して膨張展開す
    る第2の膨張部が設けられたことを特徴とするエアバッ
    グ装置。
  3. 【請求項3】 折返部は、拘束部の開放時に、所定方向
    に展開するように配置されたことを特徴とする請求項1
    または2記載のエアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 拘束部は、エアバッグを構成する基布同
    士を縫い合わせてステッチラインをなし、このステッチ
    ラインは、エアバッグの折り返された周縁部に沿って、
    かつ、この折返部の長さ寸法の2分の1以下の長さ寸法
    に形成されたことを特徴とする請求項1ないし3いずれ
    か記載のエアバッグ装置。
  5. 【請求項5】 エアバッグは、第1の膨張部が膨張しカ
    バー体に開口を形成して正面側に突出した状態で、拘束
    部が前記開口より外側に位置することを特徴とする請求
    項1ないし4いずれか記載のエアバッグ装置。
  6. 【請求項6】 ガスが流入して膨張展開する袋状のエア
    バッグの折畳方法であって、 前記エアバッグを平面状に広げ、 このエアバッグの外周部をガスが流入する部分に向かっ
    て折り返し、 この折り返した部分を開放可能に拘束し、 収納される空間の形状に合わせて折り畳むことを特徴と
    するエアバッグの折畳方法。
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