JPH1069955A - Icソケット及びこれを用いた試験方法及びicソケットの実装機構 - Google Patents

Icソケット及びこれを用いた試験方法及びicソケットの実装機構

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JPH1069955A
JPH1069955A JP8227185A JP22718596A JPH1069955A JP H1069955 A JPH1069955 A JP H1069955A JP 8227185 A JP8227185 A JP 8227185A JP 22718596 A JP22718596 A JP 22718596A JP H1069955 A JPH1069955 A JP H1069955A
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socket
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contact
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positioning
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JP8227185A
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English (en)
Inventor
Shigeyuki Maruyama
茂幸 丸山
Makoto Haseyama
誠 長谷山
Masataka Mizukoshi
正孝 水越
Futoshi Fukaya
太 深谷
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はバンプ等の突起電極を有するICを試
験対象とするICソケット及びこれを用いた試験方法及
びICソケットの実装機構に関し、微細化された突起電
極を傷つけることなく高精度に試験を行なうことを課題
とする。 【解決手段】試験用基板32に搭載されており、半田バン
プ28を有するIC25に対し試験を行なう際に当該IC25
が装着されるICソケットにおいて、下端部が試験用基
板32に電気的に接続されると共に上端部が半田バンプ28
に接続される複数の直線状コンタクトピン30と、このコ
ンタクトピン30を支持する弾性部材31とよりなるコンタ
クトユニット23を設け、かつ、コンタクトピン30の径寸
法を半田バンプ28に突き刺し可能な微細な径寸法とし、
その端部が半田バンプ28に突き刺されることにより電気
的に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICソケット及びこ
れを用いた試験方法及びICソケットの実装機構に係
り、特にバンプ等の突起電極を有する半導体装置(I
C)を試験対象とするICソケット及びこれを用いた試
験方法及びICソケットの実装機構に関する。
【0002】近年、パッケージの小型化を図るため、外
部接続電極として半田バンプ等の突起電極を用いた構造
のIC(例えば、BGA:Ball Grid Allay)が提供され
るようになってきている。また、更なる小型化を図るた
め、この突起電極を有する半導体装置についても高密度
化,高速化が要求されており、これに伴い電極間ピッチ
は更に小さくなる傾向にあり、従って突起電極の配置も
高密度,微細化してきている。
【0003】一方、製造されたICに対しては所定の特
性を奏するか否かを試験する特性試験が実施されるが、
この試験時においてICはICソケットに装着された状
態で試験が実施される。従って、ICソケットもICの
高密度,微細化に対応させる必要があり、また突起電極
単体の強度は高密度,微細化に伴い極端に減少してきて
いるため、ICソケットに設けられたコンタクトピンを
接触させても突起電極にダメージを与えないよう構成す
る必要がある。
【0004】
【従来の技術】図21乃至図25は、従来のICソケッ
ト1の一構成を説明するための図である。図21乃至図
23に示されるように、ICソケット1は、大略すると
ソケット本体2,蓋体3,コンタクトピン4,基板5等
により構成されている。このICソケット1は、半田バ
ンプ6(突起電極)が設けられたBGAタイプのIC7
が装着され、このIC7に対し所定の試験を行なう際に
用いられるものである。
【0005】ソケット本体2は、その内側にキャビティ
部8が形成されており、このキャビティ部8内に基板5
が装着される構成とされている。また、キャビティ部8
の底面及び基板5には、IC7に形成された半田バンプ
6の配設位置に対応するよう挿通孔9及び装着孔10が
形成されている。
【0006】コンタクトピン4は、薄い金属板を金型を
用いて図22及び図23に示されるようなバネ性を有し
た形状(湾曲形状)に打ち抜いて形成されたものであ
る。このコンタクトピン4は、その上部に形成された接
触部4aが基板5の装着孔10内に遊嵌状態で挿入さ
れ、また下部に形成された端子部4bはキャビティ部8
の底面に形成された挿通孔9に挿入されソケット本体2
の底面から突出するよう構成されている。また、この湾
曲形状のコンタクトピン4は、IC7に形成された半田
バンプ6の数と同数配設されており、上記した挿通孔9
及び装着孔10に1本づつ圧入装着されることによりI
Cソケット1に配設されていた。
【0007】一方、蓋体3はソケット本体2に軸部11
により回動可能に取り付けられており、IC7がソケッ
ト本体2に装着された後に閉蓋されることにより、IC
7を基板5に向け押圧する機能を奏する。これにより、
IC7に形成されている半田バンプ6はコンタクトピン
4の接触部4aに押圧され、これに伴いコンタクトピン
4は弾性変形すると共にこの弾性力により接触部4aは
半田バンプ6を押圧する。これにより、コンタクトピン
4と半田バンプ6とを確実に電気的に接続することがで
きる。尚、蓋体3にはロックレバー12が配設されてお
り、このロックレバー12により蓋体3を閉蓋位置にロ
ックできる構成とされている。
【0008】上記構成とされたICソケット1は、図2
3に示されるように、ソケット本体2の下面から突出し
た端子部4bを試験基板13に形成されているスルーホ
ール14に挿入し、例えば半田リフロー処理を行なうこ
とにより試験基板13に実装される構成とされていた。
尚、試験基板13はIC7の試験を行なう試験装置(例
えば、バーンイン試験装置)に接続されており、よって
ICソケット1に装着されたIC7に対し試験基板13
を介して所定の試験を行いうる構成とされていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半田バンプ
6は形成時にその表面に薄い酸化膜15(図25参照)
が形成されることが知られている。この酸化膜15は導
電性が低いため、コンタクトピン4を半田バンプ6に電
気的に接続するためには、この酸化膜15を突き破り半
田バンプ6と電気的導通を図る必要がある。
【0010】従来では、図24(図23の矢印Aで示す
部分を拡大下図)に示されるように、蓋体3を閉蓋する
際にコンタクトピン4が弾性変形することを利用し、こ
の弾性変形に伴い接触部4aが図24に矢印で示す方向
に変位することにより、接触部4aが半田バンプ6の表
面を摺動し、これにより酸化膜15を破る方法が用いら
れていた。
【0011】しかるに、上記したようにIC7に設けら
れた半田バンプ6は微細化する傾向にあり、これに伴い
半田バンプ6の強度は減少してきている。このため、接
触部4aが半田バンプ6の表面を摺動することにより酸
化膜15を破る方法では、摺動時に半田バンプ6自体に
変形が発生してしまう(変形部位を符号6aで示す)と
いう問題点があった。このように半田バンプ6に変形が
発生すると、試験終了後にIC7を回路基板等に実装す
る際にバンプ高さのバラツキが発生し、半田バンプ6が
精度良く回路基板等に実装されないおそれがある。
【0012】また、従来のICソケット1は、バネ性を
持たせるために湾曲形成された形状を有するコンタクト
ピン4をソケット本体2内に高精度に配設する必要があ
り、湾曲したコンタクトピン4の取り付け処理(圧入処
理)が面倒であるという問題点があった。また、半田バ
ンプ6の微細化に伴いコンタクトピン4も微細化する必
要があるが、湾曲されることにより複雑な形状を有する
コンタクトピン4を微細に形成することは困難であり、
また形成コストも上昇してしまうという問題点があっ
た。
【0013】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、微細化された突起電極を傷つけることなく高精度
に試験を行いうるICソケット及びこれを用いた試験方
法及びICソケットの実装機構を提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、次に述べ
る手段を講じることにより解決することができる。請求
項1記載の発明では、試験用基板に搭載されており、突
起電極を有する半導体装置(IC)に対し試験を行なう
際に当該半導体装置が装着されるICソケットにおい
て、一端部が前記試験用基板に電気的に接続されると共
に他端部が前記突起電極に接続される複数の線状コンタ
クトピンの径寸法を前記突起電極に突き刺し可能な微細
な径寸法とすると共に、その一端部が前記突起電極に突
き刺されることにより前記半導体装置に電気的に接続さ
れる構成としたことを特徴とするものである。
【0015】また、請求項2記載の発明では、前記請求
項1記載のICソケットにおいて、前記コンタクトピン
の径寸法(L1)は、前記突起電極の径寸法(L2)に
対して1/5〜1/10の大きさ(L1/L2=1/5
〜1/10)であることを特徴とするものである。
【0016】また、請求項3記載の発明では、前記請求
項1または2記載のICソケットにおいて、前記コンタ
クトピンの配設位置を前記突起電極の配設位置に対応し
た位置に設定したことを特徴とするものである。
【0017】また、請求項4記載の発明では、前記請求
項3記載のICソケットにおいて、前記突起電極の配設
位置に対応した位置に、前記コンタクトピンを複数本集
約的に配設したを特徴とするものである。
【0018】また、請求項5記載の発明では、前記請求
項1乃至4のいずれかに記載のICソケットにおいて、
前記コンタクトピンを支持する支持機構を設けると共
に、前記コンタクトピンの前記支持機構からの突出量を
前記コンタクトピンの前記突起電極への突き刺し量に基
づき設定したことを特徴とするものである。
【0019】また、請求項6記載の発明では、前記請求
項5記載のICソケットにおいて、前記支持機構とソケ
ット本体とを別個の構成としたことを特徴とするもので
ある。
【0020】また、請求項7記載の発明では、前記請求
項1乃至6のいずれかに記載のICソケットにおいて、
前記支持機構として弾性部材を用い、前記コンタクトピ
ンを前記弾性部材に埋設することにより前記コンタクト
ピンを支持する構成としたことを特徴とするものであ
る。
【0021】また、請求項8記載の発明では、前記請求
項7記載のICソケットにおいて、前記弾性部材の前記
コンタクトピンの少なくとも一端部近傍を部分的に除去
し、前記コンタクトピンの端部を前記弾性部材から露出
させた構成としたことを特徴とするものである。
【0022】また、請求項9記載の発明では、前記請求
項5乃至8記載のICソケットにおいて、前記支持機構
に、前記半導体装置の位置決めを行なう半導体装置位置
決め部が形成された電気的絶縁部材を配設したことを特
徴とするものである。
【0023】また、請求項10記載の発明では、前記請
求項5乃至8記載のICソケットにおいて、前記支持機
構に、前記突起電極の位置決めを行なう突起電極位置決
め部が形成された電気的絶縁部材を配設したことを特徴
とするものである。
【0024】また、請求項11記載の発明では、前記請
求項5乃至8記載のICソケットにおいて、前記支持機
構に、前記半導体装置の位置決めを行なう半導体装置位
置決め部を一体的に形成したことを特徴とするものであ
る。
【0025】また、請求項12記載の発明では、前記請
求項5乃至8記載のICソケットにおいて、前記支持機
構に、前記突起電極の位置決めを行なう突起電極位置決
め部を一体的に形成したことを特徴とするものである。
【0026】また、請求項13記載の発明では、前記請
求項5乃至12のいずれかに記載のICソケットにおい
て、前記支持機構を、前記コンタクトピンが埋設される
弾性部材と、前記弾性部材の上面または下面の少なくと
も一方に配設されると共に、前記コンタクトピンが挿通
されることにより前記コンタクトピンの位置決めを行な
う位置決め孔が形成されたガイド板とにより構成したこ
とを特徴とするものである。
【0027】また、請求項14記載の発明では、前記請
求項13記載のICソケットにおいて、前記ガイド板を
前記弾性部材の上面に少なくとも配設すると共に、複数
の前記コンタクトピンを高さを揃えた状態で前記ガイド
板に固着した構成としたことを特徴とするものである。
【0028】また、請求項14記載の発明では、前記請
求項1乃至8,13または14のいずれかに記載のIC
ソケットにおいて、前記半導体装置の装着位置を位置決
めする装置位置決め部を設けた位置決め板を設け、か
つ、前記位置決め板の前記突起電極と対向する部位にコ
ンタクトピンの挿通を案内する挿通孔を設けたことを特
徴とするものである。
【0029】また、請求項16記載の発明では、前記請
求項15記載のICソケットにおいて、前記位置決め板
の前記コンタクトピンの挿通を案内する前記挿通孔に、
前記突起電極を案内する案内凹部を形成したことを特徴
とするものである。
【0030】また、請求項17記載の発明では、前記請
求項15または16記載のICソケットにおいて、前記
位置決め板の前記コンタクトピンの挿通を案内する前記
挿通孔に、前記コンタクトピンの挿入を案内する案内凹
部を形成したことを特徴とするものである。
【0031】また、請求項18記載の発明では、前記請
求項15乃至17のいずれかに記載のICソケットにお
いて、前記挿通孔の前記コンタクトピンと接触する部位
及び前記突起電極が接触する部位に導電性材料よりなる
メッキ膜を形成したことを特徴とするものである。
【0032】また、請求項19記載の発明では、前記請
求項13乃至18のいずれかに記載のICソケットにお
いて、前記ガイド板に、前記コンタクトピンと電気的に
接続する接続部と、前記接続部の配設ピッチよりも広い
配設ピッチを有するよう形成されたランド部と、前記接
続部と前記ランド部を接続するリード部とを形成したこ
とを特徴とするものである。
【0033】また、請求項20記載の発明では、前記請
求項1乃至19のいずれかに記載のICソケットにおい
て、前記コンタクトピンの少なくとも前記突起電極に突
き刺される側の端部を鋭利形状に形成したことを特徴す
るものである。
【0034】また、請求項21記載の発明では、前記請
求項1乃至11のいずれかに記載のICソケットにおい
て、前記コンタクトピンの少なくとも前記突起電極に突
き刺される側の端部を鋭角に折曲形成したことを特徴す
るものである。
【0035】また、請求項22記載の発明では、前記請
求項5または6記載のICソケットにおいて、前記支持
機構として夫々前記コンタクトピンが挿通されることに
よりこれを支持する支持孔が形成された一対の支持板を
用い、この一対の支持板を前記コンタクトピンの両端近
傍位置に位置するよう離間配設したことを特徴とするも
のである。
【0036】また、請求項23記載の発明では、試験用
基板に搭載されており、突起電極を有する半導体装置に
対し試験を行なう際に当該半導体装置が装着されるIC
ソケットにおいて、一端部が前記試験用基板に電気的に
接続されると共に他端部が前記突起電極に接続される複
数の線状コンタクトピンと、前記コンタクトピンを支持
する支持機構を持ち、かつ、前記コンタクトピンの前記
突起電極との接続部位に、前記コンタクトピンと前記突
起電極との押圧力に応じて変形する変形部を形成したこ
とを特徴とするものである。
【0037】また、請求項24記載の発明では、前記請
求項23記載のICソケットにおいて、前記コンタクト
ピンを整列させる前記支持機構を別の構成部品に分割し
た構成とし、かつ該支持機構として弾性部材を用い、前
記コンタクトピンを前記弾性部材に挿通した状態で前記
コンタクトピンを支持する構成としたことを特徴とする
ものである。
【0038】また、請求項25記載の発明では、試験用
基板と半導体装置の突起電極とを電気的に接続する複数
の線状コンタクトピンを設けてなるICソケットを前記
試験用基板に実装するICソケットの実装機構におい
て、前記試験用基板に前記コンタクトピンの配設位置に
対応させて接続電極となるスルーホールを形成すると共
に、前記ICソケットに配設されるコンタクトピンの前
記試験用基板と接続される側の端部に弾性変形部を形成
し、前記弾性変形部が前記スルーホールに挿入された際
に発生する弾性復元力により前記コンタクトピンが前記
スルーホールに押圧し電気的接続が行なわれる構成とし
たことを特徴とするものである。
【0039】また、請求項26記載の発明では、試験用
基板と半導体装置の突起電極とを電気的に接続する複数
の直線状コンタクトピンと、前記コンタクトピンを支持
する支持機構とよりなるコンタクトユニットを設けてな
るICソケットを前記試験用基板に実装するICソケッ
トの実装機構において、前記試験用基板に前記突起電極
の配設ピッチよりも拡張されたピッチでスルーホールを
形成すると共に、前記コンタクトピンの前記支持機構か
ら前記試験用基板に向け延出する長さを前記スルーホー
ルに届く十分な長さに設定したことを特徴とするもので
ある。
【0040】更に、請求項27記載の発明では、前記請
求項1乃至24のいずれかに記載したICソケットが搭
載された試験用基板を試験装置に接続し、前記請求項1
乃至24のいずれかに記載したICソケットに半導体装
置を装着して該半導体装置に対して試験を行なうことを
特徴とするものである。
【0041】上記した各手段は、次のように作用する。
請求項1記載の発明によれば、コンタクトユニットを構
成する複数の線状コンタクトピンは、一端部が試験用基
板に電気的に接続されると共に他端部が突起電極に接続
されるため、突起電極と試験用基板を電気的に接続する
ことができる。
【0042】この際、コンタクトピンの径寸法を突起電
極に突き刺し可能な微細な径寸法とし、その一端部が突
起電極に突き刺されることにより半導体装置に電気的に
接続される構成としたことにより、突起電極に酸化膜等
の絶縁膜が形成されていたとしても、コンタクトピンは
この絶縁膜を突き破り突起電極と電気的に接続するた
め、コンタクトピンと突起電極との電気的接続を確実に
行なうことができる。
【0043】また、コンタクトピンの径寸法は微細な径
寸法であるため、コンタクトピンを突起電極に突き刺し
ても突起電極には微細な孔が形成されるのみであり、突
起電極の形状に変形はなく、よってICを実装する際に
精度の高い実装を行なうことができる。
【0044】更に、コンタクトピンの径寸法を微細な径
寸法としても、このコンタクトピンはコンタクトユニッ
トを構成する支持機構により支持されるため、コンタク
トピンに折れ,曲がり等が発生することはなく、確実に
突起電極との電気的接続を行なうことができる。
【0045】また、請求項2記載の発明によれば、コン
タクトピンの径寸法(L1)を突起電極の径寸法(L
2)に対して1/5〜1/10の大きさ(L1/L2=
1/5〜1/10)とすることにより、突起電極の変形
発生を抑制しつつ、確実にコンタクトピンを突起電極に
突き刺すことができる。
【0046】また、請求項3記載の発明によれば、コン
タクトピンの配設位置を突起電極の配設位置に対応した
位置に設定したことにより、搭載時においてコンタクト
ピンと突起電極との電気的接続を確実に行なうことがで
きる。
【0047】また、請求項4記載の発明によれば、突起
電極の配設位置に対応した位置にコンタクトピンを複数
本集約的に配設したことにより、複数のコンタクトピン
が一つの突起電極に同時に突き刺さる構成となり、よっ
てコンタクトピンと突起電極との接続面積が増大し、電
気的接続をより確実に行なうことができる。
【0048】また、請求項5記載の発明によれば、コン
タクトピンは支持機構により支持されるため座屈等の変
形発生を抑制することができ、またコンタクトピンの支
持機構からの突出量はコンタクトピンの突起電極への突
き刺し量に基づき設定されているため、突起電極に大き
な傷を付けることなく、かつ確実な電気的接続を行なう
ことができる。
【0049】また、請求項6記載の発明によれば、支持
機構とソケット本体とを別個の構成としたことにより、
支持機構及びソケット本体を夫々の機能及び特性に適合
した材料や構造に設定することができる。また、請求項
7記載の発明によれば、支持機構として弾性部材を用
い、コンタクトピンを弾性部材に埋設することによりコ
ンタクトピンを支持する構成としたことにより、コンタ
クトピン全体を支持することができるため、確実にコン
タクトピンの支持を行なうことができる。
【0050】また、請求項8記載の発明によれば、弾性
部材のコンタクトピンの少なくとも一端部近傍を部分的
に除去し、コンタクトピンの端部を弾性部材から露出さ
せた構成としたことにより、コンタクトピンと突起電極
或いは試験用基板との電気的接続を確実に行なうことが
できる。
【0051】即ち、上記の弾性部材に対する部分的除去
を行なわなかった場合、コンタクトピンの端部は弾性部
材の上面或いは下面と面一の状態となる。従って、コン
タクトピンの端部が弾性部材の各面と面一となっている
状態でコンタクトピンを突起電極(或いは試験用基板の
ランド部)に突き刺そうとした場合、突起電極は弾性部
材と当接し、これを弾性変形させつつコンタクトピンに
突き刺されることとなる。
【0052】よって、コンタクトピンの端部が弾性部材
の外周面と面一な構成では、弾性部材はコンタクトピン
を突起電極(試験用基板)に突き刺す際に邪魔となる
が、弾性部材を部分的に除去しコンタクトピンの端部を
弾性部材から露出させることにより、コンタクトピンを
突起電極(試験用基板)に接続する際に弾性部材が邪魔
になることを防止でき、これによりコンタクトピンと突
起電極或いは試験用基板との電気的接続を確実に行なう
ことができる。
【0053】また、請求項9記載の発明によれば、支持
機構に半導体装置の位置決めを行なう半導体装置位置決
め部が形成された電気的絶縁部材を配設したことによ
り、支持機構に対する半導体装置の位置決めを電気的絶
縁部材により行なうことができ、よってコンタクトピン
と半導体装置との電気的接続を精度よく行なうことがで
きる。
【0054】また、請求項10記載の発明によれば、支
持機構に突起電極の位置決めを行なう突起電極位置決め
部が形成された電気的絶縁部材を配設したことにより、
支持機構に対する突起電極の位置決めを電気的絶縁部材
により行なうことができ、よってコンタクトピンと突起
電極との電気的接続を精度よく行なうことができる。
【0055】また、請求項11記載の発明によれば、支
持機構に半導体装置の位置決めを行なう半導体装置位置
決め部を一体的に形成したことにより、請求項9と同様
にコンタクトピンと半導体装置との電気的接続を精度よ
く行なうことができると共に、半導体装置の位置決めを
行なう構成の簡単化を図ることができる。
【0056】また、請求項12記載の発明によれば、支
持機構に突起電極の位置決めを行なう突起電極位置決め
部を一体的に形成したことにより、請求項10と同様に
コンタクトピンと突起電極との電気的接続を精度よく行
なうことができると共に、突起電極の位置決めを行なう
構成の簡単化を図ることができる。
【0057】また、請求項13記載の発明によれば、コ
ンタクトピンが埋設される弾性部材と、この弾性部材の
上面または下面の少なくとも一方に配設されると共にコ
ンタクトピンの位置決めを行なう位置決め孔が形成され
たガイド板とにより支持機構を構成したことにより、I
C装着時におけるコンタクトピンと突起電極、またはコ
ンタクトピンと試験用基板との位置決めを高精度に行な
うことができる。
【0058】即ち、弾性部材のみによる支持ではコンタ
クトピンの端部は比較的自由に変位可能であるため、I
C装着時においてコンタクトピンと突起電極、またはコ
ンタクトピンと試験用基板との位置決めが適正に行なわ
れないおそれがある。しかるに、コンタクトピンの位置
決めを行なうガイド板を設けることにより、このガイド
板によりコンタクトピンの位置決めを高精度に行なうこ
とができるため、コンタクトピンと突起電極との接続、
またはコンタクトピンと試験用基板との接続を確実に行
なうことができる。
【0059】また、請求項14記載の発明によれば、ガ
イド板を弾性部材の上面に少なくとも配設すると共に、
複数のコンタクトピンを高さを揃えた状態でガイド板に
固着したことにより、コンタクトピンの端部の高さにバ
ラツキが発生することを防止することができる。
【0060】いま、コンタクトピンがガイド板に対して
移動可能な構成とし、かつ試験用基板に反り等が発生し
平坦性が悪い場合を想定すると、コンタクトピンの下端
部は試験用基板に当接されるため、コンタクトピンの上
端部の高さは試験用基板の形状に沿ってバラツキが発生
する。このように、コンタクトピンの上端部の高さにバ
ラツキが発生すると、各コンタクトピン毎に突起電極へ
の突き刺し量が異なってしまい、電気的導通性にもバラ
ツキが発生し正確な試験が実施されないおそれがある。
【0061】しかるに、複数のコンタクトピンを高さを
揃えた状態でガイド板に固着したことにより、コンタク
トピンの上端部の高さにバラツキが発生することを防止
することができ、よって各コンタクトピンの突起電極へ
の突き刺し量を一定化することができ、電気的導通性を
安定化することができる。
【0062】また、突起電極に対するコンタクトピンの
突き刺し量は、ガイド板から上部に延出したコンタクト
ピンの長さにより規制される。即ち、コンタクトピンを
突起電極に突き刺した際、突起電極がガイド板に当接し
た以降はそれ以上にコンタクトピンは突起電極内に入り
込まない。よって、必要以上にコンタクトピンが突起電
極内に突き刺されることを防止でき、IC本体が突き刺
されたコンタクトピンにより損傷することを確実に防止
することができる。
【0063】また、請求項15記載の発明によれば、位
置決め板の半導体装置が装着される部位に半導体装置の
装着位置を位置決めする装置位置決め部を形成したこと
により、半導体装置をICソケット内の所定装着位置に
高精度に位置決めした状態で装着することができる。こ
れにより、コンタクトピンと突起電極の電気的接続を確
実に行なうことができる。
【0064】また、請求項16記載の発明によれば、位
置決め板の前記コンタクトピンを案内する挿通孔に、突
起電極を案内する案内凹部を形成したことにより、突起
電極はこの案内凹部に係合することにより位置決めされ
る。また、位置決め板はコンタクトピンの位置決めをも
行なうため、コンタクトピンと突起電極との位置決めを
高精度に行なうことができ、コンタクトピンと突起電極
との電気的接続を確実に行なうことができる。
【0065】また、請求項17記載の発明によれば、位
置決め板の挿通孔形成位置に、コンタクトピンの挿入を
案内する案内凹部を形成したことにより、コンタクトピ
ンは案内凹部に案内されて挿通孔に挿通されるため、多
数のコンタクトピンを小径である挿通孔内に容易に挿通
することが可能となる。
【0066】また、請求項18記載の発明によれば、挿
通孔のコンタクトピンと接触する部位及び突起電極が接
触する部位に導電性材料よりなるメッキ膜を形成したこ
とにより、コンタクトピンと突起電極との電気的接続を
メッキ膜を介しても行なうことが可能となる。
【0067】即ち、コンタクトピンは小孔である挿通孔
に挿通されることによりメッキ膜と接触して電気的に接
続され、またメッキ膜は突起電極が接触する部位にも形
成されるためメッキ膜は突起電極とも電気的に接続す
る。このため、実質的なコンタクトピンと突起電極との
接続面積は増大し、よってコンタクトピンと突起電極と
の電気的接続を更に確実に行なうことができる。
【0068】また、請求項19記載の発明によれば、コ
ンタクトピンと電気的に接続する接続部と、この接続部
の配設ピッチよりも広い配設ピッチを有するよう形成さ
れたランド部と、前記接続部とランド部を接続するリー
ド部とをガイド板に形成したことにより、接続部をリー
ド部を介してランド部まで引き出すことが可能となる。
【0069】ここで、接続部の形成ピッチはコンタクト
ピンの配設ピッチ(即ち、突起電極の配設ピッチ)に拘
束されるため、これを拡張することはできない。しかる
に、接続部をリード部により引き出すことにより、ラン
ド部の配設ピッチを接続部の形成ピッチよりも広くする
ことができる。よって、ランド部に試験用基板と接続さ
せるための外部接続端子を設けることにより、試験用基
板とICソケットの電気的接続を容易に行なうことがで
きる。
【0070】また、請求項20記載の発明によれば、コ
ンタクトピンの少なくとも突起電極に突き刺される側の
端部を鋭利形状に形成したことにより、コンタクトピン
を突起電極に突き刺し易くなり、また突起電極に与える
ダメージ(変形量等)を少なくするとができる。
【0071】また、請求項21記載の発明によれば、コ
ンタクトピンの少なくとも突起電極に突き刺される側の
端部を鋭角に折曲形成したことにより、コンタクトピン
を突起電極に突き刺す時には鋭角に折曲された部位は更
に鋭角に弾性変形され、また突起電極に突き刺した後は
弾性復元力により折曲された部位は突起電極を内部から
外側に向け押圧する状態となる。これにより、突き刺し
後におけるコンタクトピンと突起電極との電気的接続を
確実に行なうことができる。
【0072】また、請求項22記載の発明によれば、支
持機構として夫々コンタクトピンが挿通されることによ
りこれを支持する支持孔が形成された一対の支持板を用
い、この一対の支持板を前記コンタクトピンの両端近傍
位置に位置するよう離間配設したことにより、一対の支
持板の間は中空状となるため、即ち弾性部材により支持
された構成ではなくなるため、コンタクトピンはこの一
対の支持板の間で変位可能な構成となる。
【0073】いま、コンタクトピンが変位不可能な状態
に支持された構成であると仮定すると、ICに形成され
た突起電極に高さのバラツキが有ったり、また試験用基
板に反り等が発生し平坦性が悪い場合には、コンタクト
ピンと試験用基板及びコンタクトピンと突起電極との電
気的接続状態にバラツキが発生する。このように電気的
接続状態にバラツキが発生すると、電気的導通性にもバ
ラツキが発生し正確な試験が実施されないおそれがあ
る。
【0074】しかるに、コンタクトピンが一対の支持板
の間で変位可能な構成とすることにより、突起電極の高
さのバラツキ及び試験用基板の反り等はコンタクトピン
が弾性変位することにより吸収される。このため、コン
タクトピンと突起電極との電気的接続状態及びコンタク
トピンと試験用基板との電気的接続状態を良好な状態と
することができ、電気的導通性を安定化することができ
る。
【0075】また、請求項23記載の発明によれば、コ
ンタクトピンの突起電極との接続部位に、コンタクトピ
ンと突起電極との押圧力に応じて変形する変形部を形成
したことにより、この変形部が変形するとにより突起電
極の高さのバラツキ及び試験用基板の変形に起因した加
圧力のバラツキを吸収することができる。また、変形部
は突起電極の形状に沿って変形するため、接続面積を広
くすることができる。よって、変形部を設けることによ
り、コンタクトピンの突起電極との電気的導通性を向上
させることができる。
【0076】また、突起電極が柔らかい金属(例えば、
半田当)により形成されている場合であっても、変形部
が変形することにより突起電極に印加される加圧力は小
さく、よって突起電極に損傷を与えることなくコンタク
トピンと突起電極とを電気的に接続することができる。
【0077】また、請求項24記載の発明によれば、支
持機構として弾性部材を用い、コンタクトピンをこの弾
性部材に挿通した状態で支持する構成としたことによ
り、コンタクトピンを突起電極に接続した状態におい
て、コンタクトピンの大部分の範囲は弾性部材に支持さ
れ、よって変形箇所を主に変形部のみとすることができ
る。
【0078】また、請求項25記載の発明によれば、コ
ンタクトピンの試験用基板と接続される側の端部に弾性
変形部を形成し、この弾性変形部が試験用基板に形成さ
れたスルーホールに挿入された際に発生する弾性復元力
によりコンタクトピンがスルーホールに押圧し電気的接
続が行なわれる構成としたことにより、単に弾性変形部
をスルーホールに挿入するだけの簡単な作業によりコン
タクトピンと試験用基板との電気的接続を行なうことが
可能となる。また、接続状態において弾性変形部はスル
ーホールを弾性復元力により押圧するため、コンタクト
ピンと試験用基板との電気的導通性を向上させることが
できる。
【0079】また、請求項26記載の発明によれば、試
験用基板に突起電極の配設ピッチよりも拡張されたピッ
チでスルーホールを形成すると共に、コンタクトピンの
支持機構から試験用基板に向け延出する長さをスルーホ
ールに届く十分な長さに設定したことにより、突起電極
の形成ピッチが狭ピッチであっても、スルーホールの配
設ピッチを広いピッチとすることができる。このため、
スルーホールの形成を容易化することができると共に、
試験用基板上においてスルーホールと接続される配線パ
ターンの形成も容易化することができる。
【0080】更に、請求項27記載の発明によれば、前
記請求項1乃至24のいずれかに記載したICソケット
が搭載された試験用基板を用いることにより、半導体装
置の突起電極とICソケットのコンタクトピンとを確実
に電気的に接続することができるため、半導体装置に対
する試験の信頼性を向上させることができる。
【0081】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面と共に説明する。図1は本発明に係るICソケット
200の基本構成を示している。同図に示されるよう
に、ICソケット200は、大略するとソケット本体2
1,蓋体22,コンタクトピン30等により構成されて
いる。このICソケット200は、突起電極28が設け
られたBGAタイプの半導体装置25(IC)が装着さ
れ、このIC25に対し所定の試験を行なう際に用いら
れるものである。
【0082】尚、本実施例では突起電極として半田バン
プを用いた例について説明するが、本発明が適用できる
突起電極の種類は半田バンプに限定されるものではな
く、ワイヤバンプ,メッキにより形成されたバンプ等、
他の構成のバンプを有するICに対しても適用できるも
のである。
【0083】ソケット本体21は樹脂モールド成形され
たものであり、その内側にはキャビティ部26が形成さ
れており、このキャビティ部26内のソケット本体21
にコンタクトピン30が整列配置される構成とされてい
る。また、蓋体22はソケット本体21に軸部27によ
り回動可能に取り付けられており、IC25がソケット
本体21に装着された後に閉蓋されることにより、IC
25をコンタクトピン30に向け押圧する機能を奏す
る。これにより、IC25に形成されている半田バンプ
28はコンタクトピン30に押圧され、これによりコン
タクトピン30は半田バンプ28と電気的に接続する。
尚、蓋体22にはロックレバー29が配設されており、
このロックレバー29により蓋体22を閉蓋位置にロッ
クできる構成とされている。
【0084】上記構成とされたICソケット200は、
IC25の試験を行なう試験装置(例えば、バーンイン
試験装置)に接続された試験用基板32に実装される。
具体的には、ソケット本体21の下面に露出しているコ
ンタクトピン30を試験用基板32に形成されたランド
部33に押圧することにより、コンタクトピン30の下
端部をランド部33に接続し、これによりICソケット
200を試験用基板32に実装する。尚、ICソケット
20を試験用基板32に固定する方法としては、接着或
いはネジ止め等の周知の固定方法を適用することができ
る。
【0085】上記構成において、コンタクトピン30
は、従来のように薄板を打ち抜いて形成する構成と異な
り、金属線ワイヤーを用いている。また、コンタクトピ
ン30の形状は直線形状とされており、従来のように湾
曲形状とはされていない。このように、コンタクトピン
30は直線形状であるため、金属線ワイヤーを所定長さ
に切断するだけの作業で形成することができ、また金型
等も不要であるため低コスト化を図ることができる。
【0086】また、このコンタクトピン30の材質とし
ては、IC25に形成された半田バンプ28より高い硬
度を有し、かつ後述する所定のバネ性を有していること
が必要である。具体的には、バネ性の高いタングステン
材や、電気的特性の良好なベリリウム銅等の適用が考え
られる。
【0087】更に、コンタクトピン30の径寸法(L
1)は、前記した突起電極である半田バンプ38の径寸
法(L2)に対して1/5〜1/10の径寸法(L1/
L2=1/5〜1/10)となるよう設定されている。
具体的には、半田バンプ38の径寸法L2が500μm
である場合には、コンタクトピン30の径寸法L1は1
00〜50μmの範囲で設定される。このように、本実
施例ではコンタクトピン30の径寸法は半田バンプ38
の径寸法に対して微細な径寸法とされている。
【0088】続いて、上記構成とされたICソケット2
00の動作及び作用について説明する。ICソケット2
00にIC25を装着するには、先ずIC25をソケッ
ト本体21のキャビティ部26に載置する。続いて、蓋
体22を閉蓋すると共にロックレバー29により蓋体2
2を閉蓋位置にロックする。この装着状態において、I
C25はコンタクトピン30に向け強く押圧される。
【0089】前記したように、コンタクトピン30は半
田バンプ28の材質よりも硬度の高い材質により形成さ
れており、かつその径寸法L1は半田バンプ38の径寸
法L2に対して1/5〜1/10の径寸法と微細な径寸
法とされている。よって、上記の押圧力によりコンタク
トピン30の上端部は、半田バンプ28の内部に突き刺
された状態となる。これにより、コンタクトピン30と
半田バンプ28は電気的に接続された状態となる。
【0090】また、半田バンプ28の表面には絶縁膜3
4(酸化膜)が形成されているが、上記のようにコンタ
クトピン30を半田バンプ28に突き刺すことにより、
半田バンプ28に絶縁膜34が形成されていたとして
も、コンタクトピン30はこの絶縁膜34を突き破り半
田バンプ34と電気的に接続するため、コンタクトピン
30と半田バンプ28との電気的接続を確実に行なうこ
とができる。
【0091】また、コンタクトピン30の径寸法は前記
のように微細な径寸法であるため、コンタクトピン30
を半田バンプ34に突き刺しても、半田バンプ34には
微細な孔が形成されるのみであり半田バンプ34の形状
に変形(例えば、高さのバラツキ)が生じるようなこと
はなく、よって試験終了後においてIC25を実装基板
等に実装する際、高精度の実装を行なうことができる。
【0092】続いて、上記基本構成に基づいた本発明の
各実施例について説明する。図2乃至図4は、本発明の
第1実施例であるICソケット20を示している。尚、
各図において、図1に示した基本構成に係るICソケッ
ト200と対応する構成については、同一符号を附して
説明するものとする。
【0093】各図に示されるように、本実施例に係るI
Cソケット20は、大略するとソケット本体21,蓋体
22,コンタクトユニット23等により構成されてい
る。ソケット本体21は樹脂モールド成形されたもので
あり、その内側にはキャビティ部26が形成されてお
り、このキャビティ部26内にコンタクトユニット23
が装着される構成とされている。即ち、本実施例ではコ
ンタクトユニット23とソケット本体21とは別個の構
成となっている。従って、コンタクトユニット23とソ
ケット本体21とを夫々の機能に対応した材料及び構造
とすることが可能である。
【0094】また、キャビティ部26には、図示されな
いコンタクトユニット23を保持する保持機構が設けら
れている。この保持機構によりコンタクトユニット23
はソケット本体21内に固定される。また、蓋体22は
ソケット本体21に軸部27により回動可能に取り付け
られており、IC25がソケット本体21に装着された
後に閉蓋されることにより、IC25をコンタクトユニ
ット23に向け押圧する機能を奏する。
【0095】これにより、IC25に形成されている半
田バンプ28はコンタクトユニット23に押圧され、こ
れに伴い後に詳述するようにコンタクトユニット23を
構成するコンタクトピン30は半田バンプ28と電気的
に接続する。尚、蓋体22にはロックレバー29が配設
されており、このロックレバー29により蓋体22を閉
蓋位置にロックできる構成とされている。
【0096】上記構成とされたICソケット20は、I
C25の試験を行なう試験装置(例えば、バーンイン試
験装置)に接続された試験用基板32に実装される。具
体的には、ソケット本体21の下面に露出しているコン
タクトユニット23を試験用基板32に形成されたラン
ド部33に押圧することにより、コンタクトピン30の
下端部をランド部33に接続し、これによりICソケッ
ト20を試験用基板32に実装する。
【0097】続いて、本実施例の要部となるコンタクト
ユニット23について説明する。コンタクトユニット2
3は、コンタクトピン30と、このコンタクトピン30
を支持する支持機構として機能する弾性部材31(梨地
で示す)とにより構成されている。
【0098】コンタクトピン30は、金属線ワイヤーを
用いておりその形状は直線形状とされている。このよう
に、コンタクトピン30は直線形状であるため、金属線
ワイヤーを所定長さに切断するだけの作業で形成するこ
とができ、また金型等も不要であるため低コスト化を図
ることができる。
【0099】また、このコンタクトピン30の材質とし
ては、IC25に形成された半田バンプ28より高い硬
度を有し、かつ後述する所定のバネ性を有した、バネ性
の高いタングステン材や電気的特性の良好なベリリウム
銅等が用いられている。更に、コンタクトピン30の径
寸法(L1)は、前記した突起電極である半田バンプ3
8の径寸法(L2)に対して1/5〜1/10の径寸法
(L1/L2=1/5〜1/10)となるよう設定され
ている。具体的には、半田バンプ38の径寸法L2が5
00μmである場合には、コンタクトピン30の径寸法
L1は100〜50μmの範囲で設定される。このよう
に、本実施例ではコンタクトピン30の径寸法は半田バ
ンプ38の径寸法に対して微細な径寸法とされている。
【0100】一方、支持機構として機能する弾性部材3
1は、例えば発泡性ゴム,グラスフォーム,発泡性スチ
ロール等の弾性変形可能な部材により形成されている。
前記したコンタクトピン30は、この弾性部材31内に
半田バンプ28の配設位置に対応して整列した状態で埋
設されている。この埋設状態において、コンタクトピン
30は垂立した状態となっており、またその上端面及び
下端面が弾性部材31の上面31a及び下面31bに面
一の状態で露出している。
【0101】このように、支持機構として弾性部材31
を用い、コンタクトピン30を弾性部材31に埋設する
ことによりコンタクトピン30を支持する構成としたこ
とにより、コンタクトピン30はその全体にわたり支持
されるため、確実にコンタクトピン30の支持を行なう
ことができる。
【0102】続いて、上記構成とされたICソケット2
0の動作及び作用について、主に図3及び図4を用いて
説明する。尚、図3及び図4では、ソケット本体21及
び蓋体22の図示は省略している。図3は、IC25を
ICソケット20に装着する前の状態を示している。同
図に示されるように、IC25がICソケット20に装
着される前の状態、即ちIC25がコンタクトユニット
23から離間した状態では、弾性部材31は変形してお
らず、またコンタクトピン30は弾性部材31に支持さ
れて垂立した状態となっている。
【0103】このICソケット20にIC25を装着す
るには、先ずIC25をコンタクトユニット23上の所
定装着位置(各半田バンプ28と各コンタクトピン30
とが対向する位置)に載置する。続いて、蓋体22を閉
蓋すると共にロックレバー29により蓋体22を閉蓋位
置にロックする。この装着状態において、IC25はコ
ンタクトユニット23に向け強く押圧される。
【0104】一方、前記したようにコンタクトピン30
は半田バンプ28の材質よりも硬度の高い材質により形
成されており、かつその径寸法L1は半田バンプ38の
径寸法L2に対して1/5〜1/10の径寸法と微細な
径寸法とされている。よって、上記の押圧力によりコン
タクトピン30の上端部30aは、図3に示されるよう
に半田バンプ28の内部に突き刺された状態となる。こ
れにより、コンタクトピン30と半田バンプ28は電気
的に接続された状態となる。
【0105】上記した本実施例に係るICソケット20
によれば、前記した基本構成に係るICソケット200
で説明した作用効果に加え、下記の作用効果を実現する
ことができる。コンタクトピン30の上端面は弾性部材
31の上面31aと面一となっているため、コンタクト
ピン30が半田バンプ28内に突き刺されることによ
り、半田バンプ30は弾性部材31の上面31aを押圧
することとなる。しかるに、弾性部材31は弾性変形可
能であるため、図4に示されるように、半田バンプ30
が押圧されることにより弾性部材31は弾性変形する。
よって、弾性部材31がコンタクトピン30と半田バン
プ28との電気的接続の邪魔になるようなことはない。
【0106】また、コンタクトピン30の径寸法を上記
のように微細な径寸法としても、このコンタクトピン3
0はコンタクトユニット23を構成する弾性部材31に
より支持されるため、コンタクトピン30に折れ,曲が
り等が発生することはなく、確実に半田バンプ28との
電気的接続を行なうことができる。
【0107】続いて、本発明の第2実施例について説明
する。図5乃至図7は本発明の第2実施例であるICソ
ケット20Aを示している。尚、図5乃至図7におい
て、図2乃至図4を用いて説明した第1実施例に係るI
Cソケット20と同一構成については同一符号を附して
その説明を省略する。
【0108】前記した第1実施例に係るICソケット2
0は、コンタクトユニット23を構成するコンタクトピ
ン30が完全に弾性部材31に埋設され、コンタクトピ
ン30の両端面のみが弾性部材31の上面31a及び下
面31bに露出した構成とされいた。このため、半田バ
ンプ28がコンタクトピン30に接続去れる際、弾性部
材31は半田バンプ28に押圧されて変位することによ
り、半田バンプ28にコンタクトピン30が突き刺され
る構成とされていた。
【0109】この第1実施例の構成でもコンタクトピン
30を半田バンプ28に突き刺すことは可能であるが、
弾性部材31が弾性変形することにより必然的に弾性復
元力が発生し、この弾性復元力は半田バンプ28をコン
タクトピン30から離間させる方向に作用する。この現
象は、コンタクトピン30と試験用基板32との接続位
置においても同様に発生する。よって、弾性部材31が
半田バンプ28とコンタクトピン30,及び試験用基板
32とコンタクトピン30との接続の邪魔になり、夫々
の電気的接続を阻害するおそれがある。
【0110】このため本実施例では、弾性部材31Aの
コンタクトピン30の両端近傍を部分的に除去し、コン
タクトピン30の上端部30a及び下端部30bを弾性
部材31から露出させたことを第1の特徴とするもので
ある。コンタクトピン30の上端部30a及び下端部3
0bを弾性部材31Aから露出させる具体的手段として
は、例えばレーザ加工により弾性部材31の上面31a
及び下面31bを所定の深さにわたり除去する方法、或
いはこれに準ずる機械的,化学的加工を実施する方法等
が考えられる。
【0111】このように、弾性部材31Aの上面31a
及び下面31bの一部が除去され、これによりコンタク
トピン30の上端部30a及び下端部30bを弾性部材
31Aから露出する構成とすることにより、半田バンプ
28とコンタクトピン30とが接続される時に、また試
験用基板32(ランド部33)とコンタクトピン30と
が接続される時に、弾性部材31が接続の邪魔になるこ
とを防止でき、IC25とICソケット20Aの電気的
接続、及びICソケット20Aと試験用基板32との電
気的接続を確実に行なうことができる。
【0112】尚、上記した弾性部材31Aのコンタクト
ピン30の近傍の除去は、必ずしも上面31aと下面3
1bの双方に対して実施する必要はなく、何方か一方の
みを除去する構成としもよい。また、本実施例に係るI
Cソケット20Aは、コンタクトユニット23Aとし
て、前記したコンタクトピン30及び弾性部材31Aに
加え、位置決め板36を設けたことを特徴としている。
位置決め板36は、例えば絶縁材であるガラス板,ポリ
イミド等の樹脂板等により構成されている。
【0113】この位置決め板36は弾性部材31Aの上
面に配設されており、コンタクトピン30の挿通を案内
し位置決めを行なう挿通孔35が形成されている。挿通
孔35の配設位置はIC25の半田バンプ28の形成位
置に高精度に対応しており、よって挿通孔35にコンタ
クトピン30が挿通されることにより、コンタクトピン
30は半田バンプ28の形成位置に対応した位置に位置
決めされる。この挿通孔35の形成は、上記のように半
田バンプ28の形成位置に高精度に対応させる必要があ
るため、例えばエッチング技術を用いて一括的に形成さ
れる。
【0114】上記構成とされた位置決め板36を設ける
ことにより、IC25をICソケット20Aに装着する
時におけるコンタクトピン30と半田バンプ28の位置
決めを高精度に行なうことができる。即ち、弾性部材3
1Aのみによる支持ではコンタクトピン30の端部30
a,30bは比較的自由に変位可能であるため、IC装
着時においてコンタクトピン30と半田バンプ28との
位置決めが適正に行なわれないおそれがあるが、本実施
例の構成によれば、位置決め板36によりコンタクトピ
ン30の位置決めを高精度に行なうことができ、よって
コンタクトピン30と半田バンプ28との接続を確実に
行なうことができる。
【0115】また、位置決め板36のIC25が装着さ
れる部位には、図6に示されるように、IC25の装着
位置を位置決めするIC位置決め部37(装置位置決め
部)が形成されている。IC25はその外周がIC位置
決め部37に係合することによりその位置決めが行なわ
れる構成となっており、よって単にIC25をIC位置
決め部37内に装着するだけの作業で、IC25をIC
ソケット20A内の所定装着位置に高精度に位置決めし
た状態で装着することができる。これによっても、コン
タクトピン30と半田バンプ28の電気的接続を確実に
行なうことができる。
【0116】また、位置決め板36の半田バンプ28と
対向する部位(即ち、図6における位置決め板36の上
面)には、半田バンプ28の装着位置を位置決めする位
置決め凹部38(電極位置決め部)が形成されている。
この位置決め凹部38は挿通孔35の形成位置に形成さ
れており、略球形とさたれ半田バンプ28の一部と係合
しうるようすり鉢状の形状を有している。
【0117】IC装着時において、半田バンプ28はこ
の位置決め凹部38に係合することにより位置決めされ
る。また、前記したように位置決め板36はコンタクト
ピン30の位置決めをも行なう構成とされているため、
コンタクトピン30と半田バンプ28の位置決めは高精
度におこなわれ、よってコンタクトピン30と半田バン
プ28との電気的接続を確実に行なうことができる。
【0118】また、位置決め板36の下面で挿通孔35
の形成位置には、コンタクトピン30の挿入を案内する
すり鉢形状を有した案内凹部39が形成されている。こ
の案内凹部39を形成することにより、コンタクトピン
30は位置決め板36への挿入時において案内凹部39
に案内されて挿通孔35に挿通される。よって、多数の
コンタクトピン30を小径された挿通孔35内に容易に
挿通することが可能となり作業性を向上させることがで
きる。
【0119】更に、挿通孔35のコンタクトピン30と
接触する部位(即ち、挿通孔35の内壁及び案内凹部3
9)、及び挿通孔35の半田バンプ28と接触する部位
(即ち、位置決め凹部38)には、導電性材料よりなる
メッキ膜40が形成されている。このように、挿通孔3
5の内壁,案内凹部39,及び位置決め凹部38にメッ
キ膜40を形成したことにより、コンタクトピン30と
半田バンプ28との電気的接続をメッキ膜を介しても行
なうことが可能となる。
【0120】即ち、コンタクトピン30は小孔である挿
通孔35に挿通されることによりメッキ膜40と接触し
て電気的に接続される。また、メッキ膜40は半田バン
プ28が接触する位置決め凹部38にも形成されるた
め、メッキ膜40は半田バンプ28とも電気的に接続す
る。このため、実質的なコンタクトピン40と半田バン
プ28との接続面積は増大し、よってコンタクトピン3
0と半田バンプ28との電気的接続を更に確実に行なう
ことができる。
【0121】ここで、コンタクトピン30と半田バンプ
28との接続を確実に行なうことができる他の構成につ
いて、図12及び図13を用いて説明する。図12
(A)に示す構成は、支持機構となる弾性部材31にI
C25の位置決めを行なうIC位置決め部52が形成さ
れた電気的絶縁部材51を配設したものである。電気的
絶縁部材51は電気的絶縁性を有した樹脂(例えば、ポ
リイミド樹脂)等により形成されており、その内部にお
いてIC25の搭載位置に対応した位置にはIC25が
挿入装着される矩形開口状のIC位置決め部52が形成
されている。
【0122】従って、IC25をIC位置決め部52に
挿入装着するだけで、弾性部材31に対するIC25の
位置決めを行なうことができ、よって弾性部材31に配
設されているコンタクトピン30とIC25に形成され
ている半田バンプ28との電気的接続を精度よく行なう
ことができる。
【0123】また、図12(B)に示す構成は、弾性部
材31にIC25に形成された半田バンプ28に対応す
るようバンプ位置決め部53が形成された電気的絶縁部
材51Aを配設したものである。従って、IC25に形
成された半田バンプ28をバンプ位置決め部53に位置
決めして挿入装着するだけで、弾性部材31に対する半
田バンプ28の位置決めを行なうことができ、よってコ
ンタクトピン30と半田バンプ28との電気的接続を精
度よく行なうことができる。
【0124】また、図13(A)に示す構成は、支持機
構となる弾性部材31にIC25の位置決めを行なうI
C位置決め部52Aを一体的に形成したものである。こ
のIC位置決め部52Aは、例えば弾性部材31の上部
にIC配設位置に対応した部位に開口を有するマスク5
4(参考のため図示したが、IC装着時には除去されて
いる)を配設し、ケミカルエッチング等を用いて弾性部
材31の一部を除去することにより形成することができ
る。
【0125】本構成においても、図12(A)に示した
構成と同様に、IC25をIC位置決め部52Aに挿入
装着するだけで、弾性部材31に対するIC25の位置
決めを行なうことができ、よって弾性部材31に配設さ
れているコンタクトピン30とIC25に形成されてい
る半田バンプ28との電気的接続を精度よく行なうこと
ができる。また、IC位置決め部52Aは弾性部材31
に一体的に形成されているため、IC25の位置決めを
行なう構成の簡単化を図ることができる。
【0126】更に、図13(B)に示す構成は、弾性部
材31に半田バンプ28の位置決めを行なうバンプ位置
決め部53Aを一体的に形成したものである。従って、
IC25に形成された半田バンプ28をバンプ位置決め
部53Aに位置決めして挿入装着するだけで、コンタク
トピン30と半田バンプ28との電気的接続を精度よく
行なうことができる。また、バンプ位置決め部53Aは
弾性部材31に一体的に形成されているため、半田バン
プ28の位置決めを行なう構成の簡単化を図ることがで
きる。
【0127】続いて、本発明の第3実施例について説明
する。図8は本発明の第3実施であるICソケット20
Bの要部を示している(ソケット本体21及び蓋体22
の図示は省略している)。尚、図8においても図2乃至
図7に示した第1実施例及び第2実施例に係るICソケ
ット20,20Aの構成と同一構成につていは同一符号
を附してその説明を省略する。
【0128】本実施例に係るICソケット20Bは、コ
ンタクトユニット23Bにコンタクトピン30が配設さ
れた弾性部材31Aを挟むように一対のガイド板41,
42を配設したことを特徴とするものである。この一対
のガイド板41,42には夫々ガイドピン30の位置決
めを行なう位置決め孔43,44が形成されており、各
位置決め孔43,44にガイドピン30は移動可能な構
成で案内されている。
【0129】また、上部ガイド板41と下部ガイド板4
2の相対的の変位(位置ずれ)を防止するために、各ガ
イド板41,42の側部には位置ずれ防止板45が配設
されている。この位置ずれ防止板45の上部位置はガイ
ド板41に固定されており、また位置ずれ防止板45の
下部位置はガイド板42に固定され、よって各ガイド板
41,42に相対的な位置ずれが発生しないよう構成さ
れている。
【0130】このように、ガイド板は第1及び第2実施
例のように弾性部材31,31Aの上部または下部のみ
に配設するばかりでなく、本実施例のように弾性部材3
1Aを挟むように配設した構成としてもよい。この構成
とすることにより、コンタクトピン30はその上部及び
下部の2箇所において位置決めされるため、半田バンプ
28とコンタクトピン30との電気的接続、及び試験用
基板32(ランド部33)とコンタクトピン30との電
気的接続を共に高精度に位置決めされた状態で行なうこ
とが可能となる。
【0131】また、図9は弾性部材31Aの下部に配設
されたガイド板42の底面を示している。同図に示され
るように、ガイド板42の試験用基板32と対向する面
には、接続部46,ランド部47及びリード部48が例
えばプリント形成されている。接続部46は、コンタク
トピン30と電気的に接続する部位であり、例えば位置
決め孔44に形成されたスルーホール電極である。従っ
て、接続部46の配設ピッチはコンタクトピン30の配
設ピッチ(即ち、半田バンプ28の配設ピッチ)と等し
く狭ピッチとなっている。
【0132】また、ランド部47は、この接続部46の
配設ピッチよりも広い配設ピッチを有するよう形成され
ている。このランド部47の形成位置は、コンタクトピ
ン30の配設位置に影響されることなく設定することが
できるため、接続部46の配設ピッチよりも広い配設ピ
ッチとすることができる。また、リード部48は、上記
構成とされた接続部46とランド部47とを電気的に接
続する機能を奏する。
【0133】上記したように、接続部46の配設ピッチ
はコンタクトピン30の配設ピッチに拘束されるため、
これを拡張することはできない。しかるに、本実施例の
ように接続部46をランド部47の形成位置までリード
部48を用いて引き出すことにより、実質的に接続部4
6の配設ピッチをランド部47の配設ピッチまで拡張さ
せることができる。
【0134】よって、例えば図8に示されるように、ラ
ンド部47に試験用基板32と接続させるための外部接
続端子49を設けることにより、試験用基板32とIC
ソケット20Bの電気的接続を容易かつ確実に行なうこ
とができる。続いて、本発明の第4実施例について説明
する。
【0135】図10及び図11は、本発明の第4実施例
であるICソケット20Cの要部を示している(ソケッ
ト本体21及び蓋体22の図示は省略している)。尚、
図10及び図11において図8に示した第3実施例に係
るICソケット20Bの構成と同一構成につていは同一
符号を附してその説明を省略する。
【0136】本実施例に係るICソケット20Cでは、
コンタクトユニット23Cに複数配設されるコンタクト
ピン30を高さを揃えた状態(即ち、図中矢印Hで示す
高さを揃えた状態)でガイド板41に固着したことを特
徴とするものである。このガイド板41に対するコンタ
クトピン30の固着は、例えば接着剤50を用いて行な
われる。これにより、コンタクトピン30とガイド板4
1とは一体化した構成となる。但し、下部に配設された
ガイド板42とコンタクトピン30とは固着されておら
ず、第3実施例に係るICソケット20Bと同様の構成
とされている。
【0137】上記のように、複数のコンタクトピン30
を高さを揃えた状態でガイド板41に固着したことによ
り、コンタクトピン30の半田バンプ28と接続される
上端部30aにおいて高さにバラツキが発生することを
防止することができる。いま、コンタクトピン30がガ
イド板41に対して移動可能な構成(即ち、第3実施例
の構成)とし、かつ試験用基板32に図10及び図11
に示されるような反りが発生している場合を想定する。
前記した各実施例で説明したように、コンタクトピン3
0の下端部30bは試験用基板32に当接し電気的に接
続されるため、試験用基板32の平坦性が悪いとコンタ
クトピン30の上端部30aの高さも試験用基板32の
形状に沿ってバラツキが発生する。
【0138】このように、コンタクトピン30の上端部
30aの高さにバラツキが発生すると、各コンタクトピ
ン30毎に半田バンプ28への突き刺し量が異なってし
まい、電気的導通性にもバラツキが発生し正確な試験が
実施されないおそれがある。しかるに本実施例のよう
に、複数のコンタクトピン30を高さを揃えた状態でガ
イド板41に固着することにより、試験用基板32の反
り等によりその平坦性が悪化している状態であっても、
コンタクトピン30のガイド板41より上方に延出する
上端部30aの高さHは常に一定の高さとなる。よっ
て、図11に示されるように、各コンタクトピン30の
半田バンプ28への突き刺し量は一定化し、コンタクト
ピン30と半田バンプ28との電気的導通性を安定化す
ることができる。
【0139】この際、下部に配設されたガイド板42に
対しコンタクトピン30は変位可能な構成で位置決め孔
44に挿通されており、かつコンタクトピン30及びこ
れを支持する弾性部材31Aも弾性変形可能な構成であ
る。このため、試験用基板32に反りによる凹凸が発生
していたとしても、図11に示されるように、コンタク
トピン30及び弾性部材31Aはガイド板41より下部
において試験用基板32の凹凸形状に対応して弾性変形
する。よって、コンタクトピン30の上部所定位置をガ
イド板41に固着しても、コンタクトピン30を試験用
基板32に形成されたランド部33に確実に接続するこ
とができる。
【0140】また、半田バンプ28に対するコンタクト
ピン30の突き刺し量は、ガイド板41から上部に延出
したコンタクトピン30の長さHにより規制される。即
ち、コンタクトピン30を半田バンプ28に突き刺した
際、半田バンプ28がガイド板41に当接した以降は、
それ以上にコンタクトピン30は半田バンプ28に入り
込まない。よって、必要以上にコンタクトピン30が半
田バンプ28内に突き刺されることを防止でき、半田バ
ンプ28に損傷が発生したり、またIC25の本体部分
が突き刺されたコンタクトピン30により損傷すること
を確実に防止することができる。
【0141】尚、図10及び図11を用いて説明した第
4実施例に係るICソケット20Cでは、コンタクトユ
ニット23Cのみを配設した構成を例に挙げて説明した
が、先に図5及び図6を用いて説明した位置決め板36
を合わせて配設することも可能である。この構成とする
ことにより、前記した第4実施例の効果に加えてIC3
の位置決め精度を向上することができ、バンプ28とコ
ンタクトピン30の電気的接続をより確実に行なうこと
が可能となる。
【0142】続いて、本発明の第5実施例であるICソ
ケットについて説明する。図15は、本発明の第5実施
例であるICソケット20Dを示している。尚、図15
において、先に図8を用いて説明した第3実施例に係る
ICソケット20Bと同一構成については同一符号を附
してその説明を省略する。
【0143】本実施例に係るICソケット20Dは、図
8に示した第3実施例に係るICソケット20Bに対
し、弾性部材31A及び位置ずれ防止板45を除去する
と共に、各コンタクトピン30を支持する一対のガイド
板41,42を設けたことを特徴とするものである。
【0144】即ち、コンタクトピン30を支持する支持
機構として、コンタクトピン30が挿通された状態で接
着等により固定される支持孔56が形成されたガイド板
41と、コンタクトピン30が挿通されることによりこ
れを支持する支持孔57が形成されたガイド板42(支
持板)を用い、この一対のガイド板41,42をコンタ
クトピン30の両端近傍位置に位置するよう離間配設し
た構成とされている。
【0145】従って、一対のガイド板41,42の間に
はコンタクトピン30のみが存在する構成となる。即
ち、コンタクトピン30は弾性部材により支持された構
成ではなくなり、よってコンタクトピン30は弾性部材
を配設していた上記の各実施例の構成に比べて一対のガ
イド板41,42の間で変位し易い構成となる。
【0146】いま、コンタクトピン30が変位不可能或
いは変位を行い難い状態で支持された構成を想定する
と、IC25に形成された半田バンプ28に高さのバラ
ツキが有ったり、また試験用基板32に反り等が発生し
平坦性が悪い場合には、コンタクトピン30と試験用基
板32、及びコンタクトピン30と半田バンプ28との
電気的接続状態にバラツキが発生する。このように電気
的接続状態にバラツキが発生すると、電気的導通性にも
バラツキが発生し正確な試験が実施されないおそれがあ
る。
【0147】しかるに、本実施例に係るICソケット2
0Dでは、コンタクトピン30が一対のガイド板41,
42間で容易に変位可能な構成となるため、半田バンプ
28の高さのバラツキや試験用基板32の反り等は、コ
ンタクトピン30が弾性変形することにより吸収され
る。このため、コンタクトピン30と半田バンプ28と
の電気的接続状態、及びコンタクトピン30と試験用基
板32との電気的接続状態を良好な状態とすることがで
き、よって電気的導通性を安定化することができる。
【0148】続いて、図16乃至図19を用いてコンタ
クトピン30の半田バンプ28或いは試験用基板32の
ランド部33と接続される端形状について説明する。図
16(A),(B)に示される構成は、コンタクトピン
30の少なくとも半田バンプ28に突き刺される側の端
部を鋭利形状に形成したことを特徴とするものである。
図16(A)に示される構成は、コンタクトピン30の
先端部を鋭利形状とするために針状(円錐状)の鋭利部
60を形成したものである。また、図16(B)に示さ
れる構成は、コンタクトピン30の先端部を鋭利形状と
するために斜めにカットした鋭利部61を形成したもの
である。
【0149】この鋭利部60,61の形成は、コンタク
トピン30の先端部を弾性部材から露出させた上で、研
磨加工及び溶剤を用いた切削等により形成したり、また
斜めに切断加工することにより形成することができる。
このように、コンタクトピン30の先端部に鋭利部6
0,61を形成することにより、コンタクトピン30を
半田バンプ28に突き刺し易くなり、また半田バンプ2
8に与えるダメージ(変形量等)を少なくするとができ
る。
【0150】また、図16(C)に示される構成は、コ
ンタクトピン30の先端部にメッキ部62を形成したも
のである。メッキ部62の具体的材料としては、導電性
の良好な金(Au)等が考えられる。このように、コン
タクトピン30の先端部に導電性の良好な材料よりなる
メッキ部62を形成することにより、コンタクトピン3
0が半田バンプ28に突き刺された状態において、コン
タクトピン30と半田バンプ28との電気的導通性を更
に向上させることができる。
【0151】前記した各実施例では、コンタクトピン3
0を半田バンプ28の内部に突き刺すことにより電気的
導通を図る構成とされていた。これに対し、図17乃至
図19に示す各コンタクトピン30は、半田バンプ28
の内部にコンタクトピン30を突き刺すことなく半田バ
ンプ28と電気的接続を取る構成を示している。
【0152】図17に示される構成は、コンタクトピン
30の先端部に螺旋形状部63を形成したことを特徴と
するものである。この螺旋形状部63は、螺旋形状を有
しているため上下方向に弾性変形可能な構成となってい
る。よって、図17(B)に示されるように、IC装着
時において半田バンプ38が螺旋形状部63に当接して
も、螺旋形状部63は弾性変形するため、柔らかい材料
により形成された半田バンプ38に損傷や変形が発生す
ることはない。更に、螺旋形状部63が半田バンプ38
と接触する位置は、図17(B)に破線の○印で示す位
置であり、半田バンプ38の下端部から離間した位置で
ある。
【0153】半田バンプ38の下端部は、IC25を実
装基板に実装(半田付け)する部位であるため、この下
端部に損傷や変形が発生していると実装処理が適正にで
きなくなるおそれがある。しかるに、コンタクトピン3
0の先端部に螺旋形状部63を形成することにより、コ
ンタクトピン30は半田バンプ38の下端部とは当接し
ないため、IC試験時において半田バンプ38の下端部
に損傷,変形が発生することを確実に防止することがで
きる。
【0154】また、図18(A)に示される構成は、コ
ンタクトピン30の先端部をランダムに折り曲げること
によりランダム変形部64を形成したものである。この
ように、コンタクトピン30の先端部にランダム変形部
64を設けることにより、IC試験時において半田バン
プ28はランダム変形部64に包み込まれる状態で接触
するため、柔らかい材質よりなる半田バンプ28であっ
ても損傷,変形が発生することなく、確実に電気的接続
を図ることができる。
【0155】また、図18(B)に示される構成は、コ
ンタクトピン30の先端部をコイル状に巻回すると共
に、これを横方向に延出するよう配置したコイル状部6
5を形成したものである。このように、コンタクトピン
30の先端部にコイル状部65を形成することにより、
IC試験時において半田バンプ28がコイル状部65に
押圧されると、コイル状部65は半田バンプ28の形状
に沿って変形し、よって多接点で半田バンプ28と接続
することなる。これにより、半田バンプ28とコンタク
トピン30との電気的接続を確実に行なうことができ
る。
【0156】また、上記のようにコイル状部65が変形
することにより、半田バンプ28に高さのバラツキが生
じていたり、また試験用基板32に平坦度のバラツキが
生じていても、コイル状部65が変形することによりこ
れを吸収することができ、これによっても半田バンプ2
8とコンタクトピン30との電気的導通性を向上させる
ことができる。
【0157】また、図19(A)に示される構成は、コ
ンタクトピン30の先端部を円弧状に湾曲形成すること
により円弧状部に延出するよう配置した円弧状部66を
形成したものである。このように、コンタクトピン30
の先端部に円弧状部66を形成することにより、この円
弧状部66にバネ性を持たせることができる。
【0158】従って、IC試験時において半田バンプ2
8が円弧状部66を押圧すると、円弧状部66は図示さ
れるように弾性変形し、よって半田バンプ28に対する
加圧力(IC25の蓋体22の押圧力の反力として作用
する)の影響を和らげることができる。よって、半田バ
ンプ28の損傷,変形を確実に防止することができ、ま
た半田バンプ28の高さのバラツキ,及び試験用基板3
2の平坦度のバラツキを吸収させることもできる。
【0159】また、図19(B)に示される構成は、コ
ンタクトピン30の先端部を鈍角状に折曲することによ
り折曲部67を形成したものである。このように、コン
タクトピン30の先端部に折曲部67を形成することに
より、この折曲部67は図18(A)示した円弧状部6
6と同様の機能を奏し、よって半田バンプ28の損傷,
変形を確実に防止することができると共に、半田バンプ
28の高さのバラツキ,及び試験用基板32の平坦度の
バラツキを折曲部67で吸収させることができる。
【0160】上記してきたように、コンタクトピン30
の半田バンプ28との接続部位に、IC装着時において
半田バンプ28と当接して変形する各種変形部63〜6
7を形成することにより、半田バンプ28の高さのバラ
ツキ及び試験用基板32の変形に起因した加圧力のバラ
ツキを吸収することができる。また、変形部63〜67
は半田バンプ28の形状に沿って変形するため、接続面
積を広くすることができ、よってコンタクトピン30と
半田バンプ28との電気的導通性を向上させることがで
きる。
【0161】更に、半田バンプ28が柔らかい金属(例
えば、半田当)により形成されている場合であっても、
変形部63〜67が変形することにより半田バンプ28
に損傷を与えることなくコンタクトピン30と半田バン
プ28とを電気的に接続することができる。
【0162】一方、図19(C)に示す構成は、コンタ
クトピン30の半田バンプ28に突き刺される側の端部
を鋭角に折曲形成した鋭角折曲部68を形成したもので
ある。この構成に係るコンタクトピン30は、半田バン
プ28にコンタクトピン30を突き刺すタイプのもので
ある。
【0163】上記のように、コンタクトピン30の先端
に鋭角折曲部68を形成することにより、コンタクトピ
ン30を半田バンプ28に突き刺す時には鋭角に折曲さ
れた鋭角折曲部68は更に鋭角に弾性変形される(即
ち、図中破線で示す状態から実線で示す状態に弾性変形
する)。また、半田バンプ28に突き刺した後は、弾性
復元力により鋭角折曲部68は半田バンプ28の内部に
おいて(即ち、突き刺された状態において)、外側に向
け半田バンプ28を押圧する状態となる。これにより、
突き刺し後におけるコンタクトピン30と半田バンプ2
8との電気的接続を確実に行なうことができる。
【0164】続いて、ICソケット20,20A〜20
Dを試験用基板32に実装する実装機構について説明す
る。図20(A)〜(C)は、実装機構の各実施例を示
している。この図20(A)〜(C)に示される各実施
例は、その基本構成は同一であり、コンタクトピン30
の試験用基板32と接続される側の端部に弾性変形部7
1〜73を形成し、この弾性変形部71〜73が試験用
基板32に形成されたスルーホール70に挿入された際
に発生する弾性復元力によりコンタクトピン30がスル
ーホール70に押圧し電気的接続が行なわれる構成とさ
れている。
【0165】具体的には、図20(A)は弾性変形部と
して屈曲部71を形成した例であり、図20(B)は弾
性変形部として湾曲部72を形成した例であり、更に図
20(C)は弾性変形部としてコイル状部73を形成し
た例である。上記した各弾性変形部71〜73をスルー
ホール70に装着するには、各弾性変形部71〜73を
伸ばす方向に附勢して弾性変形させ、この状態を維持し
つつスルーホール70内に弾性変形部71〜73を挿入
し、続いて弾性変形附勢力を解除する。これにより、弾
性変形部71〜73はスルーホール70内で弾性復元
し、この弾性復元により弾性変形部71〜73は自らス
ルーホール70の内壁に押圧し、電気的に接続する。
【0166】ICソケット20,20A〜20Dの試験
用基板32に対する実装機構を上記構成とすることによ
り、単に弾性変形部71〜73をスルーホール70に挿
入するだけの簡単な作業によりコンタクトピン30と試
験用基板32との電気的接続を行なうことが可能とな
る。また、接続状態において弾性変形部71〜73はス
ルーホール70を弾性復元力により押圧するため、コン
タクトピン30と試験用基板32との電気的導通性を向
上させることができる。
【0167】また、図14に示す実装機構では、試験用
基板32に半田バンプ28配設ピッチ(この配設ピッチ
は、コンタクトピン30の配設ピッチP1と等しい)よ
りも拡張されたピッチ(図中、P2で示す)でスルーホ
ール70が形成されている(P1<P2)。また、各コ
ンタクトピン30の支持機構となる弾性部材31から試
験用基板32に向け延出する部分の長さは、図14
(A)に示されるように、対応するスルーホール70に
届く十分な長さに設定されている。
【0168】上記構成において、各コンタクトピン30
を試験用基板32に接続するには、図14(B)に示さ
れるように、各コンタクトピン30の上記弾性部材31
から延出する部分を対応するスルーホール70まで引き
回し、コンタクトピン30とスルーホール70とを電気
的に接続する。
【0169】これにより、半田バンプ28の形成ピッチ
P1が狭ピッチであっても、スルーホール70の配設ピ
ッチP2を広いピッチとすることができ、よってスルー
ホール70の形成を容易化することができると共に試験
用基板32上においてスルーホール70と接続される配
線パターン(図示せず)の形成も容易化することができ
る。
【0170】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現するとができる。請求項1記載の発明
によれば、コンタクトピンは絶縁膜を突き破り突起電極
と電気的に接続するため、コンタクトピンと突起電極と
の電気的接続を確実に行なうことができる。この際、コ
ンタクトピンの径寸法は微細な径寸法であるため、コン
タクトピンを突起電極に突き刺しても突起電極の形状に
変形はなく、よってICを実装する際に精度の高い実装
を行なうことができる。
【0171】また、請求項2記載の発明によれば、コン
タクトピンの径寸法(L1)を突起電極の径寸法(L
2)に対して1/5〜1/10の大きさ(L1/L2=
1/5〜1/10)とすることにより、突起電極の変形
発生を抑制しつつ、確実にコンタクトピンを突起電極に
突き刺すことができる。
【0172】また、請求項3記載の発明によれば、搭載
時においてコンタクトピンと突起電極との電気的接続を
確実に行なうことができる。また、請求項4記載の発明
によれば、複数のコンタクトピンが一つの突起電極に同
時に突き刺さる構成となり、よってコンタクトピンと突
起電極との接続面積が増大し、電気的接続をより確実に
行なうことができる。
【0173】また、請求項5記載の発明によれば、 ま
た、コンタクトピンの径寸法を微細な径寸法としても、
このコンタクトピンは支持機構により支持されるため、
コンタクトピンに折れ,曲がり等が発生することはな
く、確実に突起電極との電気的接続を行なうことができ
る。また、コンタクトピンの支持機構からの突出量はコ
ンタクトピンの突起電極への突き刺し量に基づき設定さ
れているため、突起電極に大きな傷を付けることなく、
かつ確実な電気的接続を行なうことができる。
【0174】また、請求項6記載の発明によれば、支持
機構及びソケット本体を夫々の機能及び特性に適合した
材料や構造に設定することができる。また、請求項7記
載の発明によれば、弾性部材によりコンタクトピン全体
を支持することができるため確実にコンタクトピンの支
持を行なうことができる。
【0175】また、請求項8記載の発明によれば、弾性
部材を部分的に除去しコンタクトピンの端部を弾性部材
から露出させることにより、コンタクトピンを突起電極
(試験用基板)に接続する際に弾性部材が邪魔になるこ
とを防止でき、よってコンタクトピンと突起電極或いは
試験用基板との電気的接続を確実に行なうことができ
る。
【0176】また、請求項9記載の発明によれば、支持
機構に対する半導体装置の位置決めを電気的絶縁部材に
より行なうことができ、よってコンタクトピンと半導体
装置との電気的接続を精度よく行なうことができる。ま
た、請求項10記載の発明によれば、支持機構に対する
突起電極の位置決めを電気的絶縁部材により行なうこと
ができ、よってコンタクトピンと突起電極との電気的接
続を精度よく行なうことができる。
【0177】また、請求項11記載の発明によれば、コ
ンタクトピンと半導体装置との電気的接続を精度よく行
なうことができると共に、半導体装置の位置決めを行な
う構成の簡単化を図ることができる。また、請求項12
記載の発明によれば、コンタクトピンと突起電極との電
気的接続を精度よく行なうことができると共に、突起電
極の位置決めを行なう構成の簡単化を図ることができ
る。
【0178】また、請求項13記載の発明によれば、ガ
イド板によりコンタクトピンの位置決めを高精度に行な
うことができるため、コンタクトピンと突起電極との接
続、またはコンタクトピンと試験用基板との接続を確実
に行なうことができる。また、請求項14記載の発明に
よれば、複数のコンタクトピンを高さを揃えた状態でガ
イド板に固着したことにより、コンタクトピンの上端部
の高さにバラツキが発生することを防止することがで
き、よって各コンタクトピンの突起電極への突き刺し量
を一定化することができ、電気的導通性を安定化するこ
とができる。
【0179】また、突起電極に対するコンタクトピンの
突き刺し量はガイド板により規制されるため、必要以上
にコンタクトピンが突起電極内に突き刺されることを防
止でき、IC本体が突き刺されたコンタクトピンにより
損傷することを確実に防止することができる。
【0180】また、請求項15記載の発明によれば、半
導体装置をICソケット内の所定装着位置に高精度に位
置決めした状態で装着することができ、よってコンタク
トピンと突起電極の電気的接続を確実に行なうことがで
きる。また、請求項16記載の発明によれば、突起電極
は案内凹部に係合することにより位置決めされ、また位
置決め板はコンタクトピンの位置決めをも行なうため、
コンタクトピンと突起電極との位置決めを高精度に行な
うことができ、よってコンタクトピンと突起電極との電
気的接続を確実に行なうことができる。
【0181】また、請求項17記載の発明によれば、コ
ンタクトピンは案内凹部に案内されて挿通孔に挿通され
るため、多数のコンタクトピンを小径である挿通孔内に
容易に挿通することが可能となる。また、請求項18記
載の発明によれば、コンタクトピンは小孔である挿通孔
に挿通されることによりメッキ膜と接触して電気的に接
続され、またメッキ膜は突起電極が接触する部位にも形
成されるためメッキ膜は突起電極とも電気的に接続し、
これにより実質的なコンタクトピンと突起電極との接続
面積は増大し、よってコンタクトピンと突起電極との電
気的接続を更に確実に行なうことができる。
【0182】また、請求項19記載の発明によれば、接
続部をリード部を介してランド部まで引き出すことが可
能となり、よって試験用基板とICソケットの電気的接
続を容易に行なうことができる。また、請求項20記載
の発明によれば、コンタクトピンを突起電極に突き刺し
易くなると共に、突起電極に与えるダメージ(変形量
等)を少なくするとができる。
【0183】また、請求項21記載の発明によれば、コ
ンタクトピンを突起電極に突き刺す時には鋭角に折曲さ
れた部位は更に鋭角に弾性変形され、また突起電極に突
き刺した後は弾性復元力により折曲された部位は突起電
極を内部から外側に向け押圧する状態となるため、突き
刺し後におけるコンタクトピンと突起電極との電気的接
続を確実に行なうことができる。
【0184】また、請求項22記載の発明によれば、コ
ンタクトピンが一対の支持板の間で変位可能な構成とす
ることにより、突起電極に高さのバラツキ及び試験用基
板の反り等はコンタクトピンが弾性変位することにより
吸収されるため、コンタクトピンと突起電極との電気的
接続状態及びコンタクトピンと試験用基板との電気的接
続状態を良好な状態とすることができ、電気的導通性を
安定化することができる。
【0185】また、請求項23記載の発明によれば、変
形部を設けることにより、コンタクトピンの突起電極と
の電気的導通性を向上させることができ、また突起電極
が柔らかい金属により形成されている場合であっても、
突起電極に損傷を与えることなくコンタクトピンと突起
電極とを電気的に接続することができる。
【0186】また、請求項25記載の発明によれば、単
に弾性変形部をスルーホールに挿入するだけの簡単な作
業によりコンタクトピンと試験用基板との電気的接続を
行なうことが可能となり、また接続状態において弾性変
形部はスルーホールを弾性復元力により押圧するため、
コンタクトピンと試験用基板との電気的導通性を向上さ
せることができる。
【0187】また、請求項26記載の発明によれば、突
起電極の形成ピッチが狭ピッチであってもスルーホール
の配設ピッチを広いピッチとすることができ、スルーホ
ールの形成を容易化することができると共に、試験用基
板上においてスルーホールと接続される配線パターンの
形成も容易化することができる。
【0188】更に、請求項27記載の発明によれば、半
導体装置の突起電極とICソケットのコンタクトピンと
を確実に電気的に接続することができるため、半導体装
置に対する試験の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るICソケットの基本構成を示す図
である。
【図2】本発明の第1実施例であるICソケットの要部
構成図である。
【図3】本発明の第1実施例であるICソケットの部分
拡大図(IC装着前)である。
【図4】本発明の第1実施例であるICソケットの部分
拡大図(IC装着後)である。
【図5】本発明の第2実施例であるICソケットの要部
構成図である。
【図6】図4において矢印Bで示す部分を拡大して示す
図である。
【図7】図4において矢印Cで示す部分を拡大して示す
図である。
【図8】本発明の第3実施例であるICソケットの要部
拡大図である。
【図9】本発明の第3実施例であるICソケットに配設
されるガイド板の底面図である。
【図10】本発明の第4実施例であるICソケットの要
部拡大図である。
【図11】本発明の第4実施例であるICソケットの動
作を説明するための要部拡大図である。
【図12】ICを支持機構に位置決めする機構を説明す
るための図である(その1)。
【図13】ICを支持機構に位置決めする機構を説明す
るための図である(その2)。
【図14】コンタクトピンを試験用基板に接続する構造
を説明するための図である。
【図15】本発明の第5実施例であるICソケットの要
部拡大図である。
【図16】コンタクトピンの上端形状を説明するための
図(その1)である。
【図17】コンタクトピンの上端形状を説明するための
図(その2)である。
【図18】コンタクトピンの上端形状を説明するための
図(その3)である。
【図19】コンタクトピンの上端形状を説明するための
図(その4)である。
【図20】ICソケットの実装機構の各実施例を説明す
るための図である。
【図21】従来の一例であるICソケットの斜視図であ
る。
【図22】従来の一例であるICソケットの分解斜視図
である。
【図23】従来の一例であるICソケットの断面図であ
る。
【図24】図22において矢印Aで示す部分を拡大して
示す図である。
【図25】従来のICソケットの問題点を説明するため
の図である。
【符号の説明】
20,20A,20B,20C,20D,200 IC
ソケット 21 ソケット本体 22 蓋体 23,23A,23B,23C コンタクトユニット 24 突起電極 25 IC 28 半田バンプ 30 コンタクトピン 31,31A 弾性部材 32 試験用基板 34 絶縁膜 35 挿通孔 36 位置決め板 37 IC位置決め部 38 位置決め凹部 39 案内凹部 40 メッキ膜 41,42 ガイド板 43,44 位置決め孔 46 接続部 47 ランド部 48 リード部 49 外部接続端子 50 接着剤 51,51A 電気的絶縁部材 52,52A IC位置決め部 53,53A バンプ位置決め部 60,61 鋭利部 62 メッキ部 63 螺旋形状部 64 ランダム変形部 65,73 コイル状部 66 円弧状部 67 折曲部 68 鋭角折曲部 70 スルーホール 71 屈曲部 72 湾曲部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01R 13/11 H01R 13/11 K 13/24 13/24 23/02 7815−5B 23/02 H (72)発明者 水越 正孝 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 深谷 太 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験用基板に搭載されており、突起電極
    を有する半導体装置(IC)に対し試験を行なう際に当
    該半導体装置が装着されるICソケットにおいて、 一端部が前記試験用基板に電気的に接続されると共に他
    端部が前記突起電極に接続される複数の線状コンタクト
    ピンの径寸法を前記突起電極に突き刺し可能な微細な径
    寸法とすると共に、その一端部が前記突起電極に突き刺
    されることにより前記半導体装置に電気的に接続される
    構成としたことを特徴とするICソケット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のICソケットにおいて、 前記コンタクトピンの径寸法(L1)は、前記突起電極
    の径寸法(L2)に対して1/5〜1/10の大きさ
    (L1/L2=1/5〜1/10)であることを特徴と
    するICソケット。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のICソケットに
    おいて、 前記コンタクトピンの配設位置を前記突起電極の配設位
    置に対応した位置に設定したことを特徴とするICソケ
    ット。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のICソケットにおいて、 前記突起電極の配設位置に対応した位置に、前記コンタ
    クトピンを複数本集約的に配設したを特徴とするICソ
    ケット。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載のIC
    ソケットにおいて、 前記コンタクトピンを支持する支持機構を設けると共
    に、 前記コンタクトピンの前記支持機構からの突出量を前記
    コンタクトピンの前記突起電極への突き刺し量に基づき
    設定したことを特徴とするICソケット。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のICソケットにおいて、 前記支持機構とソケット本体とを別個の構成としたこと
    を特徴とするICソケット。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載のIC
    ソケットにおいて、 前記支持機構として弾性部材を用い、前記コンタクトピ
    ンを前記弾性部材に埋設することにより前記コンタクト
    ピンを支持する構成としたことを特徴とするICソケッ
    ト。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のICソケットにおいて、 前記弾性部材の前記コンタクトピンの少なくとも一端部
    近傍を部分的に除去し、前記コンタクトピンの端部を前
    記弾性部材から露出させた構成としたことを特徴とする
    ICソケット。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至8記載のICソケットにお
    いて、 前記支持機構に、前記半導体装置の位置決めを行なう半
    導体装置位置決め部が形成された電気的絶縁部材を配設
    したことを特徴とするICソケット。
  10. 【請求項10】 請求項5乃至8記載のICソケットに
    おいて、 前記支持機構に、前記突起電極の位置決めを行なう突起
    電極位置決め部が形成された電気的絶縁部材を配設した
    ことを特徴とするICソケット。
  11. 【請求項11】 請求項5乃至8記載のICソケットに
    おいて、 前記支持機構に、前記半導体装置の位置決めを行なう半
    導体装置位置決め部を一体的に形成したことを特徴とす
    るICソケット。
  12. 【請求項12】 請求項5乃至8記載のICソケットに
    おいて、 前記支持機構に、前記突起電極の位置決めを行なう突起
    電極位置決め部を一体的に形成したことを特徴とするI
    Cソケット。
  13. 【請求項13】 請求項5乃至12のいずれかに記載の
    ICソケットにおいて、 前記支持機構を、 前記コンタクトピンが埋設される弾性部材と、 前記弾性部材の上面または下面の少なくとも一方に配設
    されると共に、前記コンタクトピンが挿通されることに
    より前記コンタクトピンの位置決めを行なう位置決め孔
    が形成されたガイド板とにより構成したことを特徴とす
    るICソケット。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のICソケットにおい
    て、 前記ガイド板を前記弾性部材の上面に少なくとも配設す
    ると共に、複数の前記コンタクトピンを高さを揃えた状
    態で前記ガイド板に固着した構成としたことを特徴とす
    るICソケット。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至8,13または14のい
    ずれかに記載のICソケットにおいて、 前記半導体装置の装着位置を位置決めする装置位置決め
    部を設けた位置決め板を設け、 かつ、前記位置決め板の前記突起電極と対向する部位に
    コンタクトピンの挿通を案内する挿通孔を設けたことを
    特徴とするICソケット。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のICソケットにおい
    て、 前記位置決め板の前記コンタクトピンの挿通を案内する
    前記挿通孔に、前記突起電極を案内する案内凹部を形成
    したことを特徴とするICソケット。
  17. 【請求項17】 請求項15または16記載のICソケ
    ットにおいて、 前記位置決め板の前記コンタクトピンの挿通を案内する
    前記挿通孔に、前記コンタクトピンの挿入を案内する案
    内凹部を形成したことを特徴とするICソケット。
  18. 【請求項18】 請求項15乃至17のいずれかに記載
    のICソケットにおいて、 前記挿通孔の前記コンタクトピンと接触する部位及び前
    記突起電極が接触する部位に導電性材料よりなるメッキ
    膜を形成したことを特徴とするICソケット。
  19. 【請求項19】 請求項13乃至18のいずれかに記載
    のICソケットにおいて、 前記ガイド板に、前記コンタクトピンと電気的に接続す
    る接続部と、前記接続部の配設ピッチよりも広い配設ピ
    ッチを有するよう形成されたランド部と、前記接続部と
    前記ランド部を接続するリード部とを形成したことを特
    徴とするICソケット。
  20. 【請求項20】 請求項1乃至19のいずれかに記載の
    ICソケットにおいて、 前記コンタクトピンの少なくとも前記突起電極に突き刺
    される側の端部を鋭利形状に形成したことを特徴するI
    Cソケット。
  21. 【請求項21】 請求項1乃至11のいずれかに記載の
    ICソケットにおいて、 前記コンタクトピンの少なくとも前記突起電極に突き刺
    される側の端部を鋭角に折曲形成したことを特徴するI
    Cソケット。
  22. 【請求項22】 請求項5または6記載のICソケット
    において、 前記支持機構として夫々前記コンタクトピンが挿通され
    ることによりこれを支持する支持孔が形成された一対の
    支持板を用い、この一対の支持板を前記コンタクトピン
    の両端近傍位置に位置するよう離間配設したことを特徴
    とするICソケット。
  23. 【請求項23】 試験用基板に搭載されており、突起電
    極を有する半導体装置に対し試験を行なう際に当該半導
    体装置が装着されるICソケットにおいて、 一端部が前記試験用基板に電気的に接続されると共に他
    端部が前記突起電極に接続される複数の線状コンタクト
    ピンと、前記コンタクトピンを支持する支持機構を持
    ち、 かつ、前記コンタクトピンの前記突起電極との接続部位
    に、前記コンタクトピンと前記突起電極との押圧力に応
    じて変形する変形部を形成したことを特徴とするICソ
    ケット。
  24. 【請求項24】 請求項23記載のICソケットにおい
    て、 前記コンタクトピンを整列させる前記支持機構を別の構
    成部品に分割した構成とし、かつ該支持機構として弾性
    部材を用い、前記コンタクトピンを前記弾性部材に挿通
    した状態で前記コンタクトピンを支持する構成としたこ
    とを特徴とするICソケット。
  25. 【請求項25】 試験用基板と半導体装置の突起電極と
    を電気的に接続する複数の直線状コンタクトピンと、前
    記コンタクトピンを支持する支持機構とよりなるコンタ
    クトユニットを設けてなるICソケットを前記試験用基
    板に実装するICソケットの実装機構において、 前記試験用基板に前記コンタクトピンの配設位置に対応
    させて接続電極となるスルーホールを形成すると共に、
    前記ICソケットに配設されるコンタクトピンの前記試
    験用基板と接続される側の端部に弾性変形部を形成し、 前記弾性変形部が前記スルーホールに挿入された際に発
    生する弾性復元力により前記コンタクトピンが前記スル
    ーホールに押圧し電気的接続が行なわれる構成としたこ
    とを特徴とするICソケットの実装機構。
  26. 【請求項26】 試験用基板と半導体装置の突起電極と
    を電気的に接続する複数の直線状コンタクトピンと、前
    記コンタクトピンを支持する支持機構とよりなるコンタ
    クトユニットを設けてなるICソケットを前記試験用基
    板に実装するICソケットの実装機構において、 前記試験用基板に前記突起電極の配設ピッチよりも拡張
    されたピッチでスルーホールを形成すると共に、 前記コンタクトピンの前記支持機構から前記試験用基板
    に向け延出する長さを前記スルーホールに届く十分な長
    さに設定したことを特徴とするICソケットの実装機
    構。
  27. 【請求項27】 請求項1乃至24のいずれかに記載し
    たICソケットが搭載された試験用基板を試験装置に接
    続し、 前記請求項1乃至24のいずれかに記載したICソケッ
    トに半導体装置を装着して該半導体装置に対して試験を
    行なうことを特徴とするICソケットを用いた試験方
    法。
JP8227185A 1994-11-18 1996-08-28 Icソケット及びこれを用いた試験方法及びicソケットの実装機構 Pending JPH1069955A (ja)

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US08/820,357 US6229320B1 (en) 1994-11-18 1997-03-12 IC socket, a test method using the same and an IC socket mounting mechanism
US09/809,204 US6535002B2 (en) 1994-11-18 2001-03-16 IC socket, a test method using the same and an IC socket mounting mechanism

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