JPH1070098A - 平坦化方法 - Google Patents

平坦化方法

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JPH1070098A
JPH1070098A JP22699296A JP22699296A JPH1070098A JP H1070098 A JPH1070098 A JP H1070098A JP 22699296 A JP22699296 A JP 22699296A JP 22699296 A JP22699296 A JP 22699296A JP H1070098 A JPH1070098 A JP H1070098A
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Naoki Nagashima
直樹 長島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】広い面積の凹部と狭い面積の凹部とが混在する
基体に対して均一に研磨できる平坦化方法を提供する。 【解決手段】3層の研磨停止層と2層の易研磨層とを用
い、第1の研磨で一旦速い速度で平坦化を達成した後、
続いて第2の研磨で均一な研磨を行って、平坦化を達成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置のいわ
ゆるトレンチ素子分離領域の平坦化、層間絶縁膜の平坦
化に適用できる平坦化方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、半導体装置の素子分離としていわゆるLOCOS法
が用いられているが、このLOCOS法は、製造の際に
窒化シリコン膜で覆われている部分の末端にも酸化膜が
食い込み、バーズビークが生じるため、バーズビークの
面積が不要な面積となり、微細化や大容量化に不利であ
る。
【0003】そのため、半導体基板に反応性イオンエッ
チングなどで垂直に溝部を形成し、この溝部内を含んで
絶縁膜を堆積し、その後溝部以外の部分をCMP(化学
的機械研磨法)等の研磨方法で削り取り、溝部内に絶縁
膜を残し、これにより溝部を絶縁膜で埋め込むいわゆる
トレンチ素子分離方法がある。この方法によれば、バー
ズビークがなく、集積度を向上させるには有利である。
【0004】しかしながら、このトレンチ素子分離法
は、図3に示すように、基板10にトレンチ幅が広い部
分WTと狭い部分NTが混在する場合、基板の凹凸部を
埋める絶縁層ILをCMP等で研磨する際、同図の破線
に示すように、トレンチ幅の広い溝部WTの絶縁膜が過
剰に研削されてしまい、半導体装置全体での平坦化が不
十分になるという問題がある。
【0005】一方、半導体装置の層間絶縁膜に凹凸があ
ると、フォトリソグラフィーの露光深度を超え、レジス
トパターンの線幅などが変動して所定のパターンが得ら
れない場合が生じる。また、配線を乗せる層間絶縁膜に
凹凸があると、段差部でステップカバレッジが悪くな
り、歩留まりが低下したり、配線層の抵抗が上昇すると
いう問題がある。そのため、層間絶縁膜の平坦化技術は
重要であり、その平坦化技術の中でも機械研磨や化学的
機械研磨法は、BPSGのリフローなどより一層均一な
平坦化方法であるが、やはり上述した広い面積の凹部が
ある場合、その広い部分で研磨が進行して平坦化が不十
分になるという問題がある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、広い面積の凹部と狭い面積の凹部とが混在する基体
に対して均一に研磨できる平坦化方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、凹部と凸部を有する基体の少なくとも凸
部に第1の研磨停止層を形成し、該第1の研磨停止層よ
りも研磨速度が大きい第1の易研磨層で該第1の研磨停
止層を含む基体の凹凸部を被覆し、該第1の易研磨層の
上に第1の易研磨層より研磨速度が小さい第2の研磨停
止層を形成し、該第2の研磨停止層の上に該第2の研磨
停止層より研磨速度が大きい第2の易研磨層を形成し、
該第2の易研磨層の上に第2の易研磨層より研磨速度が
小さい第3の研磨停止層を形成し、上記基体の凹部に存
する第3の研磨停止層と基体の凸部に存する第2の研磨
停止層とに達するまで上記第3の研磨停止層と第2の易
研磨層とを研磨する第1の研磨工程と、該第1の研磨工
程後、上記基体の凹部に存する第2の研磨停止層と基体
の凸部に存する第1の研磨停止層とに達するまで上記第
3の研磨停止層と第2の易研磨層と第2の研磨停止層と
を研磨する第2の研磨工程とを有することを特徴とする
平坦化方法を提供する。
【0008】本発明の平坦化方法は、基体の凸部に第1
の研磨停止層を形成し、その後、基体の凹凸を覆って第
1の易研磨層、第2の研磨停止層、第2の易研磨層、第
3の研磨停止層を順次積層する。2層の易研磨層は、3
層の研磨停止層より研磨速度が大きい。この場合、基体
凹部における第3の研磨停止層の上面と、基体凸部にお
ける第2の研磨層上面の基体凹部底面からの高さをほぼ
等しくする。また、基体凹部における第2の研磨停止層
の上面と、基体凸部における第1の研磨停止層上面の基
体凹部底面からの高さをほぼ等しくする。
【0009】このように基体に各層を形成した後、ま
ず、第1の研磨を行い、第3の研磨停止層と第2の易研
磨層とを研磨する。すると、基体の凸部においては、第
3の研磨停止層がまず削られ、続いて第2の易研磨層が
削られる。第2の易研磨層は、研磨されやすいので、研
磨は速く進行する。そして、凹部における第3の研磨停
止層と凸部における第2の研磨停止層の上面はほぼ同じ
高さであるので、基体の凸部においては第2の研磨停止
層が露出すると共に、基体の凹部においては第3の研磨
停止層の研磨が始まる。これらの第2の研磨停止層と第
3の研磨停止層とは研磨の速度が遅いので、ここで一旦
研磨の速度が遅くなる。そのため、第1の研磨の終了は
容易に判断できる。この第1の研磨が終了したときは、
基体の凹部、凸部両方に研磨停止層があるので、凹部の
面積が広くても、凹部の研磨が急速に行われることはな
く、全体に均一な厚さの研磨が達成される。
【0010】次に、第2の研磨を行う。第1の研磨で均
一な厚さの研磨が達成されているので、第2の研磨では
全体に均一な研磨となるように研磨を行うことが好まし
い。第2の研磨で、まず、基体の凹部に存する第3の研
磨停止層と基体の凸部に存する第2の研磨停止層が削ら
れる。そして、基体の凸部に存する第1の易研磨層と基
体の凹部における第2の易研磨層が主として削られてい
く。好ましくは、これらの第1の易研磨層と第2の易研
磨層の研磨速度を同じ程度にする。そして、凹部におけ
る第2の研磨停止層と凸部における第1の研磨停止層の
上面はほぼ同じ高さであるので、基体の凸部に存する第
1の研磨停止層が露出すると共に、基体の凹部における
第2の研磨停止層が露出する。これらの研磨停止層は研
磨速度が遅いので、ここで研磨を容易に停止することが
できる。
【0011】その結果、基体の凹部においては、第2の
研磨停止層が凹部がそれ以上研磨されることを防止し、
基体の凸部においては、第1の研磨停止層がそれ以上の
研磨を防止するため、面積の広い凹部があっても、基体
の凹凸部全体での均一な研磨を達成することができる。
【0012】この場合、1回目の研磨と2回目の研磨と
は、同一の条件で連続して行うことができ、必ずしも別
の研磨を意味するものではない。このように、本発明の
平坦化方法は、研磨の途中で一旦平坦化を達成(第1の
研磨)した後、更に研磨を続けて平坦化を達成(第2の
研磨)する手法を採用している。そのため、局所的な研
磨を防止し、被研磨面の均一な研磨が可能であり、被研
磨面全体での平坦化を達成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明するが、本発明は、下記の実施の形態に限定され
るものではない。本発明の平坦化方法は、研磨停止層と
易研磨層とを組み合わせて、平坦化を達成するものであ
る。ここでいう研磨停止層と易研磨層とは、相対的な研
磨速度が、それぞれ小さい、大きいという意味であり、
研磨方法によっても変動する相対的なものである。例え
ばCMPを用いると研磨速度が大きくなるが、通常の機
械研磨では研磨速度が小さくなるものもある。 [第1実施形態]この実施形態では、いわゆるトレンチ
素子分離領域を形成するための平坦化方法を図1を参照
して説明する。
【0014】まず、図1(a)に示すように、基体とし
ての半導体基板10に例えば後に形成するシリコン窒化
膜の応力を緩和するために、従来法によるCVD法によ
りシリコン酸化膜20を例えば50nm程度堆積し、続
いて従来法によるCVDにより、第1の研磨停止層とし
てのシリコン窒化膜21を例えば100nm程度堆積す
る。この後、幅の狭い分離領域NTと幅の広い分離領域
WTを形成するようにフォトリソグラフィにより素子分
離領域のみレジストR1を開口する。次に、従来法によ
る反応性イオンエッチング等で異方性エッチングを行っ
てシリコン窒化膜21、シリコン酸化膜20、更にシリ
コン基板10をエッチングする。このときのシリコン基
板エッチング量(トレンチ深さ)H0 は、例えば500
nmである。これにより、図1(a)に示すように、幅
の狭いトレンチNTと幅の広いトレンチWTを有する基
板の凸部(基板表面)に第1の研磨停止層21が存する
構造となる。このとき、第1の研磨停止層21の上面の
高さ凸H1 は、基板凹部面11を基準とすると(基準点
は以下同様)500+50+100=650nmであ
る。
【0015】基板にトレンチ用の溝NT、WTを形成し
た後、図1(b)に示すように、レジストR1を除去
し、第1の易研磨層としてのシリコン酸化膜31を減圧
CVD法や常圧CVD法等で500nm堆積する。この
シリコン酸化膜31は、トレンチ溝NT、WTを埋め込
んでトレンチ分離領域を構成する材料である。その後、
第2の研磨停止層としての例えばシリコン窒化膜22を
CVD法などで150nm堆積する。次いで、第2の易
研磨層としての例えばBPSG膜32を例えば低圧CV
D法により600nm堆積し、更に第3の研磨停止層と
しての例えばシリコン酸化膜23を100nm堆積す
る。第3の研磨停止層23として、窒化シリコンを堆積
しても良い。
【0016】この場合、第1の易研磨層としての酸化シ
リコン31は、CMPの機械研磨性が大きい場合は窒化
シリコンより研磨速度が大きく、窒化シリコンとの関係
では易研磨層となる。しかし、CMPで化学的研磨性を
大きくして研磨する場合、例えばBPSGよりも研磨速
度は小さく、BPSGとの関係では研磨停止層となりう
る。易研磨層と研磨停止層の研磨の条件などで変化する
相対的な概念である。研磨停止層として、上記窒化シリ
コン、酸化シリコンの他、例えばアルミナ、TiO2
のセラミック、金属酸化物等を例示することができる。
また、易研磨層としては、BPSGの他、例えば多結晶
シリコン、あるいはPSG、BSG、AsSG、PbS
G、SbSG等の不純物を含有する酸化シリコンを例示
することができる。
【0017】また、図1(b)に示すように、第2の研
磨停止層22の基板の凸部における上面の高さ凸H
2 は、500+150+500+150=1300n
m、第2の研磨停止層22の基板の凹部における上面の
高さ凹H2 は、500+150=650nm、第3の研
磨停止層23の基板の凹部における上面の高さ凹H
3 は、500+150+600+100=1350nm
である。つまり、基板凸部における第1の研磨停止層2
1の上面の高さ凸H1 =基板凹部における第2の研磨停
止層22の上面の高さ凹H2 =650nmであり、ほぼ
等しい高さとなっている。また、基板凸部における第2
研磨停止層22の上面の高さ凸H2 =1300nm≒基
板凹部における第3の研磨停止層23の上面の高さ凹H
3 =1350nmでほぼ等しい高さとなっている。ここ
でいうほぼ等しいとは、測定誤差、測定個所による誤差
を含んで被研磨面の厚さのばらつきがばらつきの許容範
囲にあるまでを含み比較的広い概念である。なお、基板
凹部における第3の研磨停止層23上面の高さ凹H
3 が、基板凸部における第3の研磨停止層23の高さ凸
3 よりやや高いのは、BPSG層32が研磨されてい
る間に凹部の第3の研磨停止層23が少し研磨を受ける
ため、マージンを与えるためである。
【0018】図1(b)に示すような多層研磨層を成膜
した後、図1(c)に示すように、第1の研磨として、
例えば化学的機械研磨法により、第3の研磨停止層とし
てのシリコン酸化膜23及び第2の易研磨層としてのB
PSG層32を研磨し、基板の凸部の第2の研磨停止層
としての窒化シリコン膜22が露出するまで研磨する。
このとき、基板凸部の第3の研磨停止層としてのシリコ
ン酸化膜22は、凹部のシリコン酸化膜より強い研磨力
を受けるため、基板凸部のシリコン酸化膜23は消失
し、研磨速度の速いBPSGが急速に研磨されて凹部の
シリコン酸化膜23が消失しないうちに凸部のシリコン
窒化膜22が露出する。このとき、凸部のシリコン窒化
膜22と凹部のシリコン酸化膜23とは、ほぼ同じ高さ
であるため、表面は平坦になる。
【0019】この第1の研磨としては、化学的作用が大
きなCMPを用いることが好ましい。BPSGのような
不純物を含有するガラスは、不純物と研磨液との化学反
応によって研磨が進行するので、BPSG膜とシリコン
酸化膜との研磨速度に大きな差を生じさせて、基板凹部
の酸化シリコン23を研磨させずにBPSG32だけを
研磨する工程が可能になる。
【0020】第1の研磨で一旦平坦化を達成した後、更
に、図1(d)に示すように、第2の研磨を例えば化学
的機械研磨で行う。この研磨では、第2の研磨停止層と
してのシリコン窒化膜22、第1の易研磨層としての酸
化シリコン31、第2の易研磨層としてのBPSG層3
2を研磨し、基板凸部の第1の研磨停止層としてのシリ
コン窒化膜21及び基板凹部の第2の研磨停止層として
のシリコン窒化膜22が露出するまで研磨を行う。第2
の研磨においては、化学的機械研磨の機械的研磨性を高
めた研磨法を採用することが好ましい。これにより、第
1の易研磨層としてのシリコン酸化膜31と第2の易研
磨層としてのBPSG層32の研磨速度の差を第1の研
磨法によるものより小さくさせ、均一な研磨を行うこと
ができる。
【0021】第2の研磨が進行すると、基板凸部の第1
の研磨停止層21及び基板凹部の第2の研磨停止層22
がほぼ同時に露出するようになる。これらの研磨停止層
はほぼ同じ高さであり、かつ、シリコン窒化膜はシリコ
ン酸化膜より研磨速度が遅いため、これらのシリコン窒
化膜が消失するまでに研磨を停止すれば、図1(d)に
示すように、平坦化を達成することができる。
【0022】平坦化した後、図1(e)に示すように、
煮沸燐酸によりシリコン窒化膜21を除去し、更に図1
(f)に示すように、希フッ酸によりシリコン酸化膜2
0をエッチングして、幅の狭いトレンチ分離領域と、幅
の広いトレンチ分離領域とを有し、これらのトレンチ素
子分離領域の厚さが均一なウエハを完成することができ
る。
【0023】そのため、本実施形態によれば、研磨を用
いたトレンチ素子分離形成において問題となっていた素
子分離膜の厚さのパターン依存性や、ウエハ面内依存性
が非常に小さい素子分離膜を形成することが可能とな
り、寄生容量の低減や信頼性の向上、歩留まり向上によ
るコストダウンなどを図ることができる。 [第2実施形態]本実施形態では、半導体基板上に形成
されたトランジスタなどの素子が基体の凸部を構成し、
基板表面が基体の凹部を構成する場合である。この場合
の素子は、例えばDRAMのスタック型のキャパシタ等
のような層間絶縁膜を平坦化する際に埋め込む必要があ
る素子を含む。
【0024】この第2実施形態は、基本的に上記第1実
施形態と同じであり、3層の研磨停止層と2層の易研磨
層とを用い、第1の研磨で一旦速い速度で平坦化を達成
した後、続いて第2の研磨で均一な研磨を行って、平坦
化を達成する。まず、図2(a)に示すように、半導体
基板面に形成したトランジスタなどの素子13、14が
形成されて凹凸がある基体の全面に第1の研磨停止層と
して、シリコン酸化膜(図示せず)を例えばCVDで5
0nm、シリコン窒化膜21をCVDで100nm程度
堆積する。このとき、素子13、14の上のシリコン窒
化膜の上面の基板面からの高さ凸H1 は、650nmで
ある。なお、第1実施形態と異なりシリコン窒化膜21
の下の応力緩和のシリコン酸化膜は必ずしも必要ではな
く、素子上の例えばオフセット酸化膜で代用可能であ
る。
【0025】次に、第1の易研磨層としてのシリコン酸
化膜31を減圧CVD法や常圧CVD法等で500nm
堆積する。その後、第2の研磨停止層としての例えばシ
リコン窒化膜22をCVD法などで150nm堆積す
る。次いで、第2の易研磨層としての例えばBPSG層
32を例えば低圧CVD法により600nm堆積し、更
に第3の研磨停止層としての例えばシリコン酸化膜を1
00nm堆積する。
【0026】この場合も、第2の研磨停止層22の基板
の凸部における上面の高さ凸H2 は、500+150+
500+150=1300nm、第2の研磨停止層の基
板の凹部における上面の高さ凹H2 は、500+150
=650nm、第3の研磨停止層の基板の凹部における
上面の高さ凹H3 は、500+150+600+100
=1350nmである。つまり、基板凸部における第1
の研磨停止層21の上面の高さ凸H1 =基板凹部におけ
る第2の研磨停止層22の上面の高さ凹H2 =650n
mであり、ほぼ等しい高さとなっている。また、基板凸
部における第2研磨停止層22の上面の高さ凸H2 =1
300nm≒基板凹部における第3の研磨停止層23の
上面の高さ凹H3 =1350nmでほぼ等しい高さとな
っている。
【0027】そして、第1実施形態と同様に、図2
(b)に示すように、第1の研磨を、化学的作用を高め
たCMPで行い、BPSG膜32を急速に研磨し、基板
の凸部の第2の研磨停止層22と基板の凹部の第3の研
磨停止層23を研磨ストッパーとして、第1の研磨を停
止させて、一旦平坦化を達成する。
【0028】続いて、図2(c)に示すように、第2の
研磨を行い、機械的研磨作用を高めたCMPで行い、主
として基板の凸部においては第1の易研磨層31、基板
の凹部においては第2の易研磨層32を研磨し、基板の
凸部における第1の研磨停止層21、基板の凹部の第2
の研磨停止層22を研磨ストッパーとして第2の研磨を
停止することができる。これにより、図2(c)に示す
ような層間絶縁膜の平坦化を達成した半導体装置を確実
に製造することができる。
【0029】その後は、通常通り、コンタクト形成、コ
ンタクトの埋込、配線層の形成などの工程で半導体装置
を製造していく。この図2では、素子の直上まで研磨す
るように図示しているが、基体を素子を被覆する層間絶
縁膜とし、この凹凸を有する層間絶縁膜に本発明の平坦
化方法を適用して半導体装置の平坦化を行っても良い。
【0030】このように、第2実施形態では、層間絶縁
膜の平坦化が達成されているので、フォトリソグラフィ
の焦点深度の点で有利であり、配線の微細加工が可能と
なる。また、段差部でステップカバレッジが悪くなり、
歩留まりが低下したり、配線層の抵抗が上昇することを
防止することができる。
【0031】なお、上記例では、平坦化の対象を半導体
装置について説明しているが、本発明の平坦化方法は、
これに限定されるものではなく、その他本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明の平坦化方法によれば、面積の狭
い凹部と面積の広い凹部とを有する基体の平坦化を確実
に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平坦化方法を半導体装置のトレンチ素
子分離法に適用した形態を示すもので、(a)〜(f)
は、その工程を示す断面図である。
【図2】本発明の平坦化方法を半導体装置の層間絶縁膜
に適用した形態を示すもので、(a)〜(c)は、その
工程を示す断面図である。
【図3】従来の研磨の問題点を説明する断面図である。
【符号の説明】
10…基板(基体)、21…第1の研磨停止層、22…
第2の研磨停止層、23…第3の研磨停止層、31…第
1の易研磨層、32…第2の易研磨層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】凹部と凸部を有する基体の少なくとも凸部
    に第1の研磨停止層を形成し、 該第1の研磨停止層よりも研磨速度が大きい第1の易研
    磨層で該第1の研磨停止層を含む基体の凹凸部を被覆
    し、 該第1の易研磨層の上に第1の易研磨層より研磨速度が
    小さい第2の研磨停止層を形成し、 該第2の研磨停止層の上に該第2の研磨停止層より研磨
    速度が大きい第2の易研磨層を形成し、 該第2の易研磨層の上に第2の易研磨層より研磨速度が
    小さい第3の研磨停止層を形成し、 上記基体の凹部に存する第3の研磨停止層と基体の凸部
    に存する第2の研磨停止層とに達するまで上記第3の研
    磨停止層と第2の易研磨層とを研磨する第1の研磨工程
    と、 該第1の研磨工程後、上記基体の凹部に存する第2の研
    磨停止層と基体の凸部に存する第1の研磨停止層とに達
    するまで上記第3の研磨停止層と第2の易研磨層と第2
    の研磨停止層とを研磨する第2の研磨工程とを有するこ
    とを特徴とする平坦化方法。
  2. 【請求項2】基体の凸部における第1の研磨停止層の上
    面の基体凹部からの高さと基体の凹部における第2の研
    磨停止層の上面の基体凹部からの高さとがほぼ等しく、
    かつ、基体凸部における第2の研磨停止層の上面の基体
    凹部からの高さと基体凹部における第3の研磨停止層の
    上面の基体凹部からの高さとがほぼ等しい請求項1記載
    の平坦化方法。
  3. 【請求項3】上記基体の凹部が半導体基板の素子分離領
    域を構成し、基体の凸部が半導体基板の表面であり、上
    記第1の易研磨層が該凹部を埋める絶縁層である請求項
    1記載の平坦化方法。
  4. 【請求項4】上記基体の凸部が半導体装置を構成する素
    子であり、基体の凹部が半導体基板の表面である請求項
    1記載の平坦化方法。
  5. 【請求項5】第1の易研磨層が化学的研磨性が低く、第
    2の易研磨層が化学的研磨性が高く、かつ、第1の研磨
    工程が化学的研磨性が高く、第2の研磨工程が化学的研
    磨性が低い請求項1記載の平坦化方法。
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JP22699296A Pending JPH1070098A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 平坦化方法

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