JPH1070656A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH1070656A JPH1070656A JP8245746A JP24574696A JPH1070656A JP H1070656 A JPH1070656 A JP H1070656A JP 8245746 A JP8245746 A JP 8245746A JP 24574696 A JP24574696 A JP 24574696A JP H1070656 A JPH1070656 A JP H1070656A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 階調性の劣化を伴わずに平均誤差最小法また
は誤差拡散法により多階調画像データを2値画像データ
へ変換する画像処理装置を提供すること。 【解決手段】 データ補正手段2は、2値化済みの画素
より拡散された誤差分ex+i,y+j と、正規化されたウェ
イトマトリクスの重み付き係数wijを掛け合わせたの
ち、多階調画像データdxyと加算し、補正画像データD
xy求める。2値化手段5は、その算出された補正画像デ
ータDxyと閾値バッファ6の閾値Tを比較し、2値化す
る。誤差算出手段7は、データ補正手段2からの補正画
像データDxy、2値化手段からの2値化データOxy、お
よび出力ドット換算値格納バッファ8からの出力ドット
換算値Bにより、誤差exyを算出する。出力ドット換算
値格納バッファ8に格納される出力ドット換算値Bは、
図示しない設定手段により任意に設定可能である。
は誤差拡散法により多階調画像データを2値画像データ
へ変換する画像処理装置を提供すること。 【解決手段】 データ補正手段2は、2値化済みの画素
より拡散された誤差分ex+i,y+j と、正規化されたウェ
イトマトリクスの重み付き係数wijを掛け合わせたの
ち、多階調画像データdxyと加算し、補正画像データD
xy求める。2値化手段5は、その算出された補正画像デ
ータDxyと閾値バッファ6の閾値Tを比較し、2値化す
る。誤差算出手段7は、データ補正手段2からの補正画
像データDxy、2値化手段からの2値化データOxy、お
よび出力ドット換算値格納バッファ8からの出力ドット
換算値Bにより、誤差exyを算出する。出力ドット換算
値格納バッファ8に格納される出力ドット換算値Bは、
図示しない設定手段により任意に設定可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平均誤差最小法ま
たは誤差拡散法を使用して、多階調画像データを2値化
する画像処理装置に関し、プリンタ、複写機、ファクシ
ミリなどに適用可能なものである。
たは誤差拡散法を使用して、多階調画像データを2値化
する画像処理装置に関し、プリンタ、複写機、ファクシ
ミリなどに適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、多階調面像データを、2値出
力のみ可能なプリンタ装置に出力する場合や、データの
保存容量の低減や転送速度の高速化のためにデータの容
量を減らそうとする場合には、各画素の階調数を減らす
2値化処理が行われている。この2値化処理の手法とし
ては、各種のものが知られているが、その中でも高解像
度でかつ連続的な階調制御が可能という優れた特徴を持
つ誤差拡散法や平均誤差最小法が広く用いられている。
特に、近年パーソナル向けとして大幅に生産台数を伸ば
している安価なインクジェット方式のプリンタでは、特
にこれらの方式を2値化処理の手法として採用する率が
高い。
力のみ可能なプリンタ装置に出力する場合や、データの
保存容量の低減や転送速度の高速化のためにデータの容
量を減らそうとする場合には、各画素の階調数を減らす
2値化処理が行われている。この2値化処理の手法とし
ては、各種のものが知られているが、その中でも高解像
度でかつ連続的な階調制御が可能という優れた特徴を持
つ誤差拡散法や平均誤差最小法が広く用いられている。
特に、近年パーソナル向けとして大幅に生産台数を伸ば
している安価なインクジェット方式のプリンタでは、特
にこれらの方式を2値化処理の手法として採用する率が
高い。
【0003】ここで、誤差拡散法は、ある画素の2値化
時に生じた量子化誤差を、周辺のまだ2値化していない
画素へ重み付けをして拡散分配するものである。また、
平均誤差最小法は、周辺の2値化済みの画素に生じた量
子化誤差の重み付き平均値で、注目画素のデータ値を補
正するものである。誤差拡散法と平均誤差最小法は、誤
差の拡散作業をいつ行うかが異なるだけで、論理的には
等価である。これら誤差拡散法や平均誤差最小法の手法
に関して、前述のパーソナル向けのプリンタ等に採用さ
れていることもあり、近年、種々の特許出願がされてい
る。例えば、誤差拡散法を使用した例では、特開平1−
284173号公報や特開平7‐226841号公報等
に記載された発明がある。
時に生じた量子化誤差を、周辺のまだ2値化していない
画素へ重み付けをして拡散分配するものである。また、
平均誤差最小法は、周辺の2値化済みの画素に生じた量
子化誤差の重み付き平均値で、注目画素のデータ値を補
正するものである。誤差拡散法と平均誤差最小法は、誤
差の拡散作業をいつ行うかが異なるだけで、論理的には
等価である。これら誤差拡散法や平均誤差最小法の手法
に関して、前述のパーソナル向けのプリンタ等に採用さ
れていることもあり、近年、種々の特許出願がされてい
る。例えば、誤差拡散法を使用した例では、特開平1−
284173号公報や特開平7‐226841号公報等
に記載された発明がある。
【0004】一般的な平均誤差最小法の手法は、注目多
階調画素に対して、既に2値化された周辺画素から、重
み付き誤差分で補正し、予め設定された閾値によって2
値化を行う。当然その際に発生する誤差分は、新たに別
の周辺画素に拡散される。また、既に2値化された周辺
画素のマトリクスに重み付け係数を付したものをウェイ
トマトリクスと呼び、第9図にウェイトマトリクスの例
を示す。図9における「*」は注目画素を示し、既に2
値化済みの画素から算出された誤差に図9に対応する重
み付き係数を掛け、注目画素が受け取る誤差の合計を算
出する。
階調画素に対して、既に2値化された周辺画素から、重
み付き誤差分で補正し、予め設定された閾値によって2
値化を行う。当然その際に発生する誤差分は、新たに別
の周辺画素に拡散される。また、既に2値化された周辺
画素のマトリクスに重み付け係数を付したものをウェイ
トマトリクスと呼び、第9図にウェイトマトリクスの例
を示す。図9における「*」は注目画素を示し、既に2
値化済みの画素から算出された誤差に図9に対応する重
み付き係数を掛け、注目画素が受け取る誤差の合計を算
出する。
【0005】この場合にウェイトマトリクスの重みは、
その重みを全て加算した合計値で除算される。言い換え
れば正規化された誤差として処理が行われる。これを式
に表すと次の(1)式のようになる。 Dxy=dxy+Σ(ex+i,y+j ・wi,j /Σwi,j ) (1) 但し、x,y :注目多階調画素座標 i,j :ウェイトマトリクス座標(但し、注目画素
を0,0として左、上方向はマイナス) dxy :注目多階調画素データ ex+i,y+j :周辺画素の誤差分 wij :ウェイトマトリクスの係数 Dxy :補正画素データ
その重みを全て加算した合計値で除算される。言い換え
れば正規化された誤差として処理が行われる。これを式
に表すと次の(1)式のようになる。 Dxy=dxy+Σ(ex+i,y+j ・wi,j /Σwi,j ) (1) 但し、x,y :注目多階調画素座標 i,j :ウェイトマトリクス座標(但し、注目画素
を0,0として左、上方向はマイナス) dxy :注目多階調画素データ ex+i,y+j :周辺画素の誤差分 wij :ウェイトマトリクスの係数 Dxy :補正画素データ
【0006】この補正画素データDxyを、予め設定され
た閾値Tにより2値化する。2値化の方法は、補正画素
データDxyが閾値Tよりも小さい場合に出力データを
「0」、補正画素データDxyが閾値T以上の場合に出力
データを「1」とする。なお、ここではDxy=Tの場合
に、出力データを「1」としているが、「0」としても
出力画像はほとんど変わらない。これらを式に表すと以
下のようになる。 IF Dxy<T THEN Oxy=0 ELSE Oxy=1 但し、T :閾値 Oxy:出力2値データ
た閾値Tにより2値化する。2値化の方法は、補正画素
データDxyが閾値Tよりも小さい場合に出力データを
「0」、補正画素データDxyが閾値T以上の場合に出力
データを「1」とする。なお、ここではDxy=Tの場合
に、出力データを「1」としているが、「0」としても
出力画像はほとんど変わらない。これらを式に表すと以
下のようになる。 IF Dxy<T THEN Oxy=0 ELSE Oxy=1 但し、T :閾値 Oxy:出力2値データ
【0007】この後、補正画素データDxyと出力2値デ
ータOxyにより、注目画素における誤差分を計算する。
ここでは、一般的に、出力2値データOxyの値が「0」
であった場合、補正画素データDxyそのものが誤差とな
り、出力2値データOxyの値が「1」であった場合、補
正画素データDxyから入力画像データにおける最大値が
減算された値が誤差となる。これらを式で表すと以下の
ようになる。 exy=Dxy−Oxy・dmax 但し、dmax :入力画像データの最大値 なお、誤差拡散法による具体的な手法は、特開平7−2
26841号公報等に記載されている。理論的にはこれ
らの方法により、画像全体の濃度情報が入力画像と出力
画像で保存された2値化処理を行うことが可能となるの
である。
ータOxyにより、注目画素における誤差分を計算する。
ここでは、一般的に、出力2値データOxyの値が「0」
であった場合、補正画素データDxyそのものが誤差とな
り、出力2値データOxyの値が「1」であった場合、補
正画素データDxyから入力画像データにおける最大値が
減算された値が誤差となる。これらを式で表すと以下の
ようになる。 exy=Dxy−Oxy・dmax 但し、dmax :入力画像データの最大値 なお、誤差拡散法による具体的な手法は、特開平7−2
26841号公報等に記載されている。理論的にはこれ
らの方法により、画像全体の濃度情報が入力画像と出力
画像で保存された2値化処理を行うことが可能となるの
である。
【0008】図10は、プリンタ装置によりドットを印
字した場合の模式図である。図中の四角は、1をプリン
タ装置の解像度として便宜上表しているだけのものであ
り、黒丸がドットを示す。一般的に、プリンタ装置でド
ットを印字する場合、そのドットは円もしくはそれに近
い形となる。換言すれば、プリンタ装置のドット形状
は、出来るだけ真円に近い形となるように設計される。
これには種々の理由があるが、基本的には、印字ドット
が真円のほうが、画像品質が高くなり画像の安定度も増
すからである。
字した場合の模式図である。図中の四角は、1をプリン
タ装置の解像度として便宜上表しているだけのものであ
り、黒丸がドットを示す。一般的に、プリンタ装置でド
ットを印字する場合、そのドットは円もしくはそれに近
い形となる。換言すれば、プリンタ装置のドット形状
は、出来るだけ真円に近い形となるように設計される。
これには種々の理由があるが、基本的には、印字ドット
が真円のほうが、画像品質が高くなり画像の安定度も増
すからである。
【0009】ここでは、便宜上、プリンタ装置のドット
が真円と仮定して話を進める。いま、ドットの直径が1
と等しいとすれば、出力画像は図10の(a)のように
なる。この場合、例えば全画像を全て印字したとしても
(被記録部分を全部ドットで埋め尽くしたとしても)ド
ットとドットの間に隙間が開いてしまい、黒ベタの画像
ではなくなってしまう。また、この場合、文字等の画像
品質が低下してしまう等の問題も生じる。このため、通
常、プリンタ装置では図10の(b)のようにドットの
直径を1よりも大きくして、黒ベタの再現性を良くして
いる。特に、インクジェット方式のプリンタ装置は、黒
ベタの再現のためだけでなく、記録紙におけるインクの
にじみ等による不具合によってさらに印字ドットは大き
くなりがちである。
が真円と仮定して話を進める。いま、ドットの直径が1
と等しいとすれば、出力画像は図10の(a)のように
なる。この場合、例えば全画像を全て印字したとしても
(被記録部分を全部ドットで埋め尽くしたとしても)ド
ットとドットの間に隙間が開いてしまい、黒ベタの画像
ではなくなってしまう。また、この場合、文字等の画像
品質が低下してしまう等の問題も生じる。このため、通
常、プリンタ装置では図10の(b)のようにドットの
直径を1よりも大きくして、黒ベタの再現性を良くして
いる。特に、インクジェット方式のプリンタ装置は、黒
ベタの再現のためだけでなく、記録紙におけるインクの
にじみ等による不具合によってさらに印字ドットは大き
くなりがちである。
【0010】平均誤差最小法や誤差拡散法を使用した2
値画像による階調表現は、面積階調法である。これは、
黒ドットと白ドット(非印字領域)の面積比により階調
を表す方法であるが、面積階調法により階調表現を正確
に行う場合には、黒ドットの面積が正確にプリンタ装置
の解像度の1ドットの面積(図10における1×1)で
なければならない。しかし、前述した理由によって従来
のプリンタ装置では、黒ドットの面積は正規の1ドット
の面積よりも大きくなってしまう。
値画像による階調表現は、面積階調法である。これは、
黒ドットと白ドット(非印字領域)の面積比により階調
を表す方法であるが、面積階調法により階調表現を正確
に行う場合には、黒ドットの面積が正確にプリンタ装置
の解像度の1ドットの面積(図10における1×1)で
なければならない。しかし、前述した理由によって従来
のプリンタ装置では、黒ドットの面積は正規の1ドット
の面積よりも大きくなってしまう。
【0011】図11は、入力画像データを、特に階調補
正(以下、γ補正という)等を行わずに平均誤差最小法
により出力した際の出力濃度特性(入力画像データと光
学濃度の関係)を示したグラフである。図において、実
線で示した曲線が測定値である。このグラフから、黒ド
ットの面積が大きいため、全入力画像データにおいて光
学濃度が高く出力され、入力画像データが大きい領域で
は出力濃度が飽和していることがわかる。図12は、一
般的な2値プリンタ装置における画像処理部のブロック
図を示している。この画像処理部に多階調画像データが
入力されると、γ補正処理部11でγ補正処理が行わ
れ、その後、平均誤差最小法処理部12で平均誤差最小
法処理が行われ、2値画像データが出力される。
正(以下、γ補正という)等を行わずに平均誤差最小法
により出力した際の出力濃度特性(入力画像データと光
学濃度の関係)を示したグラフである。図において、実
線で示した曲線が測定値である。このグラフから、黒ド
ットの面積が大きいため、全入力画像データにおいて光
学濃度が高く出力され、入力画像データが大きい領域で
は出力濃度が飽和していることがわかる。図12は、一
般的な2値プリンタ装置における画像処理部のブロック
図を示している。この画像処理部に多階調画像データが
入力されると、γ補正処理部11でγ補正処理が行わ
れ、その後、平均誤差最小法処理部12で平均誤差最小
法処理が行われ、2値画像データが出力される。
【0012】一般的に、プリンタ装置では、入力画像デ
ータと出力データの光学濃度の関係をγ補正処理により
変更する。このγ補正処理は、一般的にメモリに格納さ
れた、入力と出力が1対1に対応したLUT(Look
Up Table)を用いて行われる。例えば、図1
1の実線で示された出力濃度特性を、同図の破線で示さ
れたような光学濃度がリニアな特性とするためにγ補正
をかけるとすれば、「A」の入力画像データが入力され
た時に「C」の光学濃度を得るためには、後段の平均誤
差最小法処理部12へ「B」のデータを出力すれば良い
ので、この関係をLUTに設定しておけば良い。これ
を、入力画像データの全てにおいて行えば、このγ補正
処理におけるLUTは完成する。
ータと出力データの光学濃度の関係をγ補正処理により
変更する。このγ補正処理は、一般的にメモリに格納さ
れた、入力と出力が1対1に対応したLUT(Look
Up Table)を用いて行われる。例えば、図1
1の実線で示された出力濃度特性を、同図の破線で示さ
れたような光学濃度がリニアな特性とするためにγ補正
をかけるとすれば、「A」の入力画像データが入力され
た時に「C」の光学濃度を得るためには、後段の平均誤
差最小法処理部12へ「B」のデータを出力すれば良い
ので、この関係をLUTに設定しておけば良い。これ
を、入力画像データの全てにおいて行えば、このγ補正
処理におけるLUTは完成する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このようにしてLUT
を完成させたときに問題となるのは、階調性の劣化であ
る。例えば、γ補正処理部11のγ補正処理における入
力データと出力データのbit数が同一である場合(一
般的にはこの場合がほとんどである)、いま、仮に両者
のbit数を8bitとすると、入力データは当然0〜
255までリニアに数字が並ぶ。これに対して、出力デ
ータの方は、図11の測定値グラフが急峻に立ち上がる
領域(グラフでは低濃度の領域)では、入力データが変
化しても出力データが同一の数字であったり、反対にグ
ラフの立ち上がりが鈍化した領域(グラフでは高濃度の
領域)では、入力データの変化よりも出力データの変化
が大きくなり、出力データはとびとびの値となる。その
結果、入力データが256階調のデータであるのに対し
て、出力データはそれよりも少ない値となる。これは、
そのまま階調数の減少となり、しいては、階調性の劣化
となる。特に、インクジェット方式のプリンタ装置にお
いては、黒ドットの大きさが大きいためこの傾向は顕著
となる。
を完成させたときに問題となるのは、階調性の劣化であ
る。例えば、γ補正処理部11のγ補正処理における入
力データと出力データのbit数が同一である場合(一
般的にはこの場合がほとんどである)、いま、仮に両者
のbit数を8bitとすると、入力データは当然0〜
255までリニアに数字が並ぶ。これに対して、出力デ
ータの方は、図11の測定値グラフが急峻に立ち上がる
領域(グラフでは低濃度の領域)では、入力データが変
化しても出力データが同一の数字であったり、反対にグ
ラフの立ち上がりが鈍化した領域(グラフでは高濃度の
領域)では、入力データの変化よりも出力データの変化
が大きくなり、出力データはとびとびの値となる。その
結果、入力データが256階調のデータであるのに対し
て、出力データはそれよりも少ない値となる。これは、
そのまま階調数の減少となり、しいては、階調性の劣化
となる。特に、インクジェット方式のプリンタ装置にお
いては、黒ドットの大きさが大きいためこの傾向は顕著
となる。
【0014】本発明の目的は、上述の点に鑑み、階調性
の劣化を伴わずに平均誤差最小法または誤差拡散法によ
り多階調画像データを2値画像データへ変換する画像処
理装置を提供することにある。
の劣化を伴わずに平均誤差最小法または誤差拡散法によ
り多階調画像データを2値画像データへ変換する画像処
理装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、注目画素の多階調画像データに、周辺の既に2値化
済みの画素から拡散された誤差を加えて補正し、これを
補正画像データとして出力する画像データ補正手段と、
この画像データ補正手段から出力される補正画像データ
を、予め設定された閾値と比較し、2値画像データへ変
換する2値化手段と、前記画像データ補正手段から出力
される補正画像データと、前記2値化手段の2値化結果
により設定される設定値に基づいて、前記注目画素にお
ける誤差を求める誤差演算手段と、前記2値化手段の2
値化結果により設定される設定値を任意に設定する設定
手段とを具備したことにより、前記目的を達成する。
は、注目画素の多階調画像データに、周辺の既に2値化
済みの画素から拡散された誤差を加えて補正し、これを
補正画像データとして出力する画像データ補正手段と、
この画像データ補正手段から出力される補正画像データ
を、予め設定された閾値と比較し、2値画像データへ変
換する2値化手段と、前記画像データ補正手段から出力
される補正画像データと、前記2値化手段の2値化結果
により設定される設定値に基づいて、前記注目画素にお
ける誤差を求める誤差演算手段と、前記2値化手段の2
値化結果により設定される設定値を任意に設定する設定
手段とを具備したことにより、前記目的を達成する。
【0016】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
画像形成装置において、前記設定手段により設定する設
定値は、前記多階調画像データの最大値よりも大きな値
であることにより、前記目的を達成する。請求項3記載
の発明では、請求項1記載の画像形成装置において、前
記設定手段により設定する設定値は、前記注目画素の多
階調画像データの値に応じて変更することにより、前記
目的を達成する。
画像形成装置において、前記設定手段により設定する設
定値は、前記多階調画像データの最大値よりも大きな値
であることにより、前記目的を達成する。請求項3記載
の発明では、請求項1記載の画像形成装置において、前
記設定手段により設定する設定値は、前記注目画素の多
階調画像データの値に応じて変更することにより、前記
目的を達成する。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施の形態
について、図1ないし図8を参照して説明する。図1
は、本発明の第1の実施の形態である画像処理装置にお
ける平均誤差最小法処理部のブロック図である。この平
均誤差最小法処理部は、図1に示すように、多階調画像
データ出力手段1、データ補正手段2、重み付け係数発
生手段3、誤差バッファ4、2値化手段5、閾値バッフ
ァ6、誤差算出手段7、出力ドット換算値格納バッファ
8、および2値画像データ入力手段9から構成される。
について、図1ないし図8を参照して説明する。図1
は、本発明の第1の実施の形態である画像処理装置にお
ける平均誤差最小法処理部のブロック図である。この平
均誤差最小法処理部は、図1に示すように、多階調画像
データ出力手段1、データ補正手段2、重み付け係数発
生手段3、誤差バッファ4、2値化手段5、閾値バッフ
ァ6、誤差算出手段7、出力ドット換算値格納バッファ
8、および2値画像データ入力手段9から構成される。
【0018】多階調画像データ出力手段1は、入力多階
調画像データdxyをデータ補正手段2に出力する。デー
タ補正手段2は、2値化済みの画素より拡散された誤差
分ex+i,y+j と、正規化されたウェイトマトリクスの重
み付き係数wijを掛け合わせたのち、多階調画像データ
dxyと加算することにより、補正画像データDxyを算出
する。重み付け係数発生手段3は、ウェイトマトリクス
を格納しその重み付け係数wijを発生する。誤差バッフ
ァ4は、誤差算出手段7で算出された誤差exyを格納す
る。
調画像データdxyをデータ補正手段2に出力する。デー
タ補正手段2は、2値化済みの画素より拡散された誤差
分ex+i,y+j と、正規化されたウェイトマトリクスの重
み付き係数wijを掛け合わせたのち、多階調画像データ
dxyと加算することにより、補正画像データDxyを算出
する。重み付け係数発生手段3は、ウェイトマトリクス
を格納しその重み付け係数wijを発生する。誤差バッフ
ァ4は、誤差算出手段7で算出された誤差exyを格納す
る。
【0019】2値化手段5は、データ補正手段2により
算出された補正画像データDxyと閾値バッファ6に格納
されている閾値Tを比較し、2値化処理を行う。閾値バ
ッファ6は、2値化手段5に供給する閾値Tを格納して
いる。誤差算出手段7は、データ補正手段2から供給さ
れる補正画像データDxy、2値化手段から供給される2
値化データOxy、および出力ドット換算値格納バッファ
8から供給される出力ドット換算値Bにより、誤差exy
を算出する。出力ドット換算値格納バッファ8は、誤差
算出手段7に供給する出力ドット換算値Bを格納してい
る。この出力ドット換算値Bは、図示しない設定手段に
より任意に設定可能である。2値画像データ入力手段9
は、2値化手段からの出力2値画像データOxyを入力す
る。
算出された補正画像データDxyと閾値バッファ6に格納
されている閾値Tを比較し、2値化処理を行う。閾値バ
ッファ6は、2値化手段5に供給する閾値Tを格納して
いる。誤差算出手段7は、データ補正手段2から供給さ
れる補正画像データDxy、2値化手段から供給される2
値化データOxy、および出力ドット換算値格納バッファ
8から供給される出力ドット換算値Bにより、誤差exy
を算出する。出力ドット換算値格納バッファ8は、誤差
算出手段7に供給する出力ドット換算値Bを格納してい
る。この出力ドット換算値Bは、図示しない設定手段に
より任意に設定可能である。2値画像データ入力手段9
は、2値化手段からの出力2値画像データOxyを入力す
る。
【0020】図2は、本発明の第1の実施の形態におけ
る画像処理部のブロック図である。この画像処理部は、
図2に示すように平均誤差最小法処理部13のみからな
り、図12に示す従来例に見られるγ補正処理部11が
省略されたものである。図3の(a)、(b)は、本発
明の第1の実施の形態のシステムの構成例である。同図
の(a)は、画像処理部をホストコンピュータ21内に
備えた例であり、この場合には、画像処理はソフトウェ
アによりホストコンピュータ21で行われれ、この結果
得られた2値画像データが2値画像出力プリンタ22へ
転送されて、2値画像が出力される。また、同図の
(b)は、画像処理部を2値画像プリンタ22内に備え
た例であり、ホストコンピュータ21は、例えばポスト
スクリプトのようなページ記述言語等により2値画像出
力プリンタ22と通信を行い、2値画像出力プリンタ2
2側ではそれを展開し、画像処理を施して2値画像を出
力する。同図(a)の構成は、コスト的に有利な方法で
あり安価なインクジェットプリンタ等に好適であり、同
図の(b)の構成は、高速である点で有利な方法であっ
て、電子写真方式等のプリンタ装置に好適である。な
お、本発明にかかるシステム構成は他にも可能であり、
図3に示す構成例に限定されるものではない。
る画像処理部のブロック図である。この画像処理部は、
図2に示すように平均誤差最小法処理部13のみからな
り、図12に示す従来例に見られるγ補正処理部11が
省略されたものである。図3の(a)、(b)は、本発
明の第1の実施の形態のシステムの構成例である。同図
の(a)は、画像処理部をホストコンピュータ21内に
備えた例であり、この場合には、画像処理はソフトウェ
アによりホストコンピュータ21で行われれ、この結果
得られた2値画像データが2値画像出力プリンタ22へ
転送されて、2値画像が出力される。また、同図の
(b)は、画像処理部を2値画像プリンタ22内に備え
た例であり、ホストコンピュータ21は、例えばポスト
スクリプトのようなページ記述言語等により2値画像出
力プリンタ22と通信を行い、2値画像出力プリンタ2
2側ではそれを展開し、画像処理を施して2値画像を出
力する。同図(a)の構成は、コスト的に有利な方法で
あり安価なインクジェットプリンタ等に好適であり、同
図の(b)の構成は、高速である点で有利な方法であっ
て、電子写真方式等のプリンタ装置に好適である。な
お、本発明にかかるシステム構成は他にも可能であり、
図3に示す構成例に限定されるものではない。
【0021】次に、このような構成からなる第1の実施
の形態の動作について、図4のフローチヤートを参照し
て説明する。まず処理に先立ち、主走査方向の画素カウ
ンタx、および副走査方向のラインカウンタyを初期化
する(ステップ1)。この実施の形態では、画像データ
の処理は、画像データの向かって左側上部を起点とし
て、主走査(横)方向へ処理が進み、1ライン分の処理
が終了すると次ラインの処理(副走査方向への処理)が
行なわれる。また、ウェイトマトリクスは、図9に示し
たものを用いる。
の形態の動作について、図4のフローチヤートを参照し
て説明する。まず処理に先立ち、主走査方向の画素カウ
ンタx、および副走査方向のラインカウンタyを初期化
する(ステップ1)。この実施の形態では、画像データ
の処理は、画像データの向かって左側上部を起点とし
て、主走査(横)方向へ処理が進み、1ライン分の処理
が終了すると次ラインの処理(副走査方向への処理)が
行なわれる。また、ウェイトマトリクスは、図9に示し
たものを用いる。
【0022】次に、出力ドット換算値Bの値を設定する
と(ステップ2)、この値Bが出力ドット換算値バッフ
ァ8に格納される。この実施の形態では、入力多値画像
データdxyの最大値をdmax とすると、出力ドット換算
値Bの値は B>dmax と設定する。例えば、入力多値
画像データが8bitとすると、最大値dmax は「25
5」となるので、「255」よりも大きな数を設定する
ことになる。
と(ステップ2)、この値Bが出力ドット換算値バッフ
ァ8に格納される。この実施の形態では、入力多値画像
データdxyの最大値をdmax とすると、出力ドット換算
値Bの値は B>dmax と設定する。例えば、入力多値
画像データが8bitとすると、最大値dmax は「25
5」となるので、「255」よりも大きな数を設定する
ことになる。
【0023】次に、データ補正手段2が、2値化済みの
画素より拡散された誤差分ex+i,y+j と、正規化された
ウェイトマトリクスの重み付き係数wijとを掛け合わせ
たのち、入力多階調画像データdxyを加算して補正画像
データDxyを算出する(ステップ3)。この補正画像デ
ータDxyの算出は、上記の(1)式により行う。この
(1)式を、図9のウェイトマトリクスを使用して展開
すると、次式のようになる。 Dxy=dxy+(ex-1,y-1 ×1+ex,y-1 ×2+e
x+1,y-1 ×1+ex-1,y ×2)×1/6
画素より拡散された誤差分ex+i,y+j と、正規化された
ウェイトマトリクスの重み付き係数wijとを掛け合わせ
たのち、入力多階調画像データdxyを加算して補正画像
データDxyを算出する(ステップ3)。この補正画像デ
ータDxyの算出は、上記の(1)式により行う。この
(1)式を、図9のウェイトマトリクスを使用して展開
すると、次式のようになる。 Dxy=dxy+(ex-1,y-1 ×1+ex,y-1 ×2+e
x+1,y-1 ×1+ex-1,y ×2)×1/6
【0024】次に、2値化手段5により、この求めた補
正画素データDxyを、予め設定されている閾値Tにより
2値化する。2値化の方法は、補正画素データDxyが閾
値Tよりも小さい場合には、出力2値画像データOxyを
「0」とし、補正画素データDxyが閾値T以上の場合に
は出力2値画像データOxyを「1」とする(ステップ4
〜ステップ6)。これらを式に表すと、以下のようにな
る。 IF Dxy<T THEN Oxy=0 ELSE Oxy=1
正画素データDxyを、予め設定されている閾値Tにより
2値化する。2値化の方法は、補正画素データDxyが閾
値Tよりも小さい場合には、出力2値画像データOxyを
「0」とし、補正画素データDxyが閾値T以上の場合に
は出力2値画像データOxyを「1」とする(ステップ4
〜ステップ6)。これらを式に表すと、以下のようにな
る。 IF Dxy<T THEN Oxy=0 ELSE Oxy=1
【0025】次に、誤差算出手段7により、データ補正
手段2で求めた補正画像データDxy、2値化手段で求め
た2値画像データOxy、および出力ドット換算値格納バ
ッファ8に格納される出力ドット換算値Bにより、注目
画素における誤差exyを算出する(ステップ7)。これ
らを式で表すと以下の(2)式のようになる。 exy=Dxy−Oxy・B (2) 次に、主走査方向の画素カウンタxを、インクリメント
する(ステップ8)。これにより、1画素分の処理が終
了する。
手段2で求めた補正画像データDxy、2値化手段で求め
た2値画像データOxy、および出力ドット換算値格納バ
ッファ8に格納される出力ドット換算値Bにより、注目
画素における誤差exyを算出する(ステップ7)。これ
らを式で表すと以下の(2)式のようになる。 exy=Dxy−Oxy・B (2) 次に、主走査方向の画素カウンタxを、インクリメント
する(ステップ8)。これにより、1画素分の処理が終
了する。
【0026】このように1画素分の処理が終了すると、
主走査方向の1ライン分の処理が終了したか否かを判断
し(ステップ9)、終了していなければ(ステップ9;
N)、次(向かって右隣)の画素の処理を行う。他方、
その判断の結果、主走査方向の1ライン分の処理が終了
していれば(ステップ9;Y)、ラインカウンタyをイ
ンクリメントする(ステップ10)。引き続き、副走査
方向の処理が終了したか否かを判断し(ステップ1
1)、この処理が終了していなければ(ステップ11;
N)、次(下段)のラインの処理を行い、終了している
場合には(ステップ11;Y)、以上の一連の画像の処
理を終了する。
主走査方向の1ライン分の処理が終了したか否かを判断
し(ステップ9)、終了していなければ(ステップ9;
N)、次(向かって右隣)の画素の処理を行う。他方、
その判断の結果、主走査方向の1ライン分の処理が終了
していれば(ステップ9;Y)、ラインカウンタyをイ
ンクリメントする(ステップ10)。引き続き、副走査
方向の処理が終了したか否かを判断し(ステップ1
1)、この処理が終了していなければ(ステップ11;
N)、次(下段)のラインの処理を行い、終了している
場合には(ステップ11;Y)、以上の一連の画像の処
理を終了する。
【0027】図5は、この第1の実施の形態において、
出力ドット換算値Bの値を変化させたときの出力濃度特
性を示すグラフである。同図の曲線g1は、図11の曲
線と同一であり、出力ドット換算値B=dmaxのときの
出力濃度特性である。同図において、出力ドット換算値
Bの値は、g1<g2<g3<g4である。当然のこと
ながら出力ドット換算値Bの値を大きくしていけば、入
力画像データの全領域において光学濃度が低くなる。
出力ドット換算値Bの値を変化させたときの出力濃度特
性を示すグラフである。同図の曲線g1は、図11の曲
線と同一であり、出力ドット換算値B=dmaxのときの
出力濃度特性である。同図において、出力ドット換算値
Bの値は、g1<g2<g3<g4である。当然のこと
ながら出力ドット換算値Bの値を大きくしていけば、入
力画像データの全領域において光学濃度が低くなる。
【0028】なお、この第1の実施の形態では、平均誤
差最小法を使用したが、これに代えて誤差拡散法を使用
しても理論的に効果は等価であり、本発明は平均誤差最
小法と誤差拡散法の違いによって制約を受けない。ま
た、平均誤差最小法および誤差拡散法には、閾値にラン
ダムノイズを重畳したり、ディザマトリクスを使用して
閾値を変化させる方法、またはラインの処理方向を互い
違いに行う方法などが考案されているが、本発明はいず
れの場合にも対応し、それらの閾値を変化させる方法に
よって本発明は制約を受けない。
差最小法を使用したが、これに代えて誤差拡散法を使用
しても理論的に効果は等価であり、本発明は平均誤差最
小法と誤差拡散法の違いによって制約を受けない。ま
た、平均誤差最小法および誤差拡散法には、閾値にラン
ダムノイズを重畳したり、ディザマトリクスを使用して
閾値を変化させる方法、またはラインの処理方向を互い
違いに行う方法などが考案されているが、本発明はいず
れの場合にも対応し、それらの閾値を変化させる方法に
よって本発明は制約を受けない。
【0029】以上説明したように、第1の実施の形態に
よれば、誤差演算手段が、注目画素における誤差e
xyを、(2)式に示すように、補正画像データDxy、2
値画像データOxy、および出力ドット換算値Bにより求
めるようにし、かつ、出力ドット換算値Bを任意に設定
可能に構成した。従って、出力ドットの大きさに適合し
た2値化処理が行えるため、結果的にLUT等を使用せ
ずにプリンタ装置の出力濃度特性を変化でき、階調性の
劣化を伴わずにγ補正が可能となる。また、γ補正処理
部が削減でき、これにより構成の簡略化、処理の高速化
という効果をも併せ持つことができる。
よれば、誤差演算手段が、注目画素における誤差e
xyを、(2)式に示すように、補正画像データDxy、2
値画像データOxy、および出力ドット換算値Bにより求
めるようにし、かつ、出力ドット換算値Bを任意に設定
可能に構成した。従って、出力ドットの大きさに適合し
た2値化処理が行えるため、結果的にLUT等を使用せ
ずにプリンタ装置の出力濃度特性を変化でき、階調性の
劣化を伴わずにγ補正が可能となる。また、γ補正処理
部が削減でき、これにより構成の簡略化、処理の高速化
という効果をも併せ持つことができる。
【0030】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図6ないし図8を参照して説明する。図6は、この
第2の実施の形態における平均誤差最小法処理部のブロ
ック図である。この第2の実施の形態は、図6に示すよ
うに、多階調画像データ出力手段1から出力される入力
多階調画像データdxyを、出力ドット換算値Bが格納さ
れる出力ドット換算値格納バッファ8Aに供給するよう
にしたものである。出力ドット換算値格納バッファ8A
は、入力多階調画像データdxyの全データ分に対応する
データが格納できるバッファであり、言い換えれば、出
力ドット換算値Bは、入力多階調画像データdxyが入力
されると1対1によって値が決定されるLUT(Loo
k Up Table)になっている。
て、図6ないし図8を参照して説明する。図6は、この
第2の実施の形態における平均誤差最小法処理部のブロ
ック図である。この第2の実施の形態は、図6に示すよ
うに、多階調画像データ出力手段1から出力される入力
多階調画像データdxyを、出力ドット換算値Bが格納さ
れる出力ドット換算値格納バッファ8Aに供給するよう
にしたものである。出力ドット換算値格納バッファ8A
は、入力多階調画像データdxyの全データ分に対応する
データが格納できるバッファであり、言い換えれば、出
力ドット換算値Bは、入力多階調画像データdxyが入力
されると1対1によって値が決定されるLUT(Loo
k Up Table)になっている。
【0031】例えば、入力多階調画像データdxyが8ビ
ットからなる場合には、このLUTは256バイト(B
yte)の容量で構成される。また、この出力ドット換
算値BのLUTは、図示しない設定手段により、任意に
内容を設定可能に構成されている。なお、この第2の実
施の形態の他の部分の構成は、図1の第1の実施の形態
と同様であるので、同一部分には同一符号を付してその
説明は省略する。
ットからなる場合には、このLUTは256バイト(B
yte)の容量で構成される。また、この出力ドット換
算値BのLUTは、図示しない設定手段により、任意に
内容を設定可能に構成されている。なお、この第2の実
施の形態の他の部分の構成は、図1の第1の実施の形態
と同様であるので、同一部分には同一符号を付してその
説明は省略する。
【0032】次に、このように構成される第2の実施の
形態について、図7のフローチャートを参照して説明す
る。この第2の実施の形態の動作が第1の実施の形態の
動作と異なる点は、出力ドット換算値格納バッファ8A
に格納される出力ドット換算値Bの値が、多階調画像デ
ータ出力手段1から出力される入力多階調画後データd
xyに応じて変化するのみで(図7のステップ22参
照)、他の動作は同一である。これは、所望の出力濃度
特性を得るためのものであって、各々の入力多階調画後
データdxyの値によって、出力ドット換算値Bの値を選
択できるため、入力多値画像データに対しての出力濃度
値は、非常に大きな自由度で選択でき、また階調特性の
劣化も起こさない。なお、図7のフローチャートにおい
て、ステップ22以外の処理、すなわち、ステップ2
1、およびステップ23からステップ31までの各処理
は、図4のステップ1、およびステップ3からステップ
11までの各処理に対応するので、これらの各処理の説
明は省略する。
形態について、図7のフローチャートを参照して説明す
る。この第2の実施の形態の動作が第1の実施の形態の
動作と異なる点は、出力ドット換算値格納バッファ8A
に格納される出力ドット換算値Bの値が、多階調画像デ
ータ出力手段1から出力される入力多階調画後データd
xyに応じて変化するのみで(図7のステップ22参
照)、他の動作は同一である。これは、所望の出力濃度
特性を得るためのものであって、各々の入力多階調画後
データdxyの値によって、出力ドット換算値Bの値を選
択できるため、入力多値画像データに対しての出力濃度
値は、非常に大きな自由度で選択でき、また階調特性の
劣化も起こさない。なお、図7のフローチャートにおい
て、ステップ22以外の処理、すなわち、ステップ2
1、およびステップ23からステップ31までの各処理
は、図4のステップ1、およびステップ3からステップ
11までの各処理に対応するので、これらの各処理の説
明は省略する。
【0033】図8は、第2の実施の形態において、出力
ドット換算値BのLUTの内容を変化させた時の出力濃
度特性を示すグラフである。グラフ中の曲線g1は第1
1図と同一で、全ての入力多値画像データdxyに対応す
る出力ドット換算値Bの値がdmax のときの出力濃度特
性である。グラフ中の曲線g2、g3、g4は、所望の
出力濃度特性を得るために、出力ドット換算値BのLU
Tを作成した結果である。
ドット換算値BのLUTの内容を変化させた時の出力濃
度特性を示すグラフである。グラフ中の曲線g1は第1
1図と同一で、全ての入力多値画像データdxyに対応す
る出力ドット換算値Bの値がdmax のときの出力濃度特
性である。グラフ中の曲線g2、g3、g4は、所望の
出力濃度特性を得るために、出力ドット換算値BのLU
Tを作成した結果である。
【0034】なお、この第2の実施の形態は、第1の実
施の形態と同様に平均誤差最小法によって行う方法であ
るが、これに代えて誤差拡散法を使用しても、理論的に
効果は等価であり、本発明は平均誤差最小法と誤差拡散
法の違いによって制約を受けない。また、平均誤差最小
法および誤差拡散法には、閾値にランダムノイズを重畳
したり、ディザマトリクスを使用して閾値を変化させる
方法、またはラインの処理方向を互い違いに行う方法等
が考案されているが、本発明はいずれの場合にも対応
し、それらの閾値を変化させる方法によって本発明は制
約を受けない。以上説明したように、第2の実施の形態
によれば、出力ドット換算値Bの値を入力多階調画像デ
ータdxyにより変化させ、入力多階調画像データdxyに
対して最適な出力画像濃度を選択可能としたので、階調
性の劣化を伴わずに所望の出力濃度特性を得ることが可
能となる。
施の形態と同様に平均誤差最小法によって行う方法であ
るが、これに代えて誤差拡散法を使用しても、理論的に
効果は等価であり、本発明は平均誤差最小法と誤差拡散
法の違いによって制約を受けない。また、平均誤差最小
法および誤差拡散法には、閾値にランダムノイズを重畳
したり、ディザマトリクスを使用して閾値を変化させる
方法、またはラインの処理方向を互い違いに行う方法等
が考案されているが、本発明はいずれの場合にも対応
し、それらの閾値を変化させる方法によって本発明は制
約を受けない。以上説明したように、第2の実施の形態
によれば、出力ドット換算値Bの値を入力多階調画像デ
ータdxyにより変化させ、入力多階調画像データdxyに
対して最適な出力画像濃度を選択可能としたので、階調
性の劣化を伴わずに所望の出力濃度特性を得ることが可
能となる。
【0035】
【発明の効果】請求項1および請求項2記載の発明で
は、補正画像データと、2値化結果により設定される設
定値に基づいて、注目画素における誤差を求めととも
に、その設定値を任意に設定できるようにした。従っ
て、出力ドットの大きさに適合した2値化処理が行える
ため、結果的にLUT等を使用せずにプリンタ装置の出
力濃度特性を変化出来、階調性の劣化を伴わずにγ補正
が可能となる。また、γ補正が不要となるので、構成の
簡略化、処理の高速化という効果をも併せ持つことがで
きる。請求項3記載の発明では、上記の設定値を入力多
階調画像データにより変化させ、入力多階調画像データ
に対して最適な出力画像濃度を選択可能としたので、階
調性の劣化を伴わずに所望の出力濃度特性を得ることが
可能となる。
は、補正画像データと、2値化結果により設定される設
定値に基づいて、注目画素における誤差を求めととも
に、その設定値を任意に設定できるようにした。従っ
て、出力ドットの大きさに適合した2値化処理が行える
ため、結果的にLUT等を使用せずにプリンタ装置の出
力濃度特性を変化出来、階調性の劣化を伴わずにγ補正
が可能となる。また、γ補正が不要となるので、構成の
簡略化、処理の高速化という効果をも併せ持つことがで
きる。請求項3記載の発明では、上記の設定値を入力多
階調画像データにより変化させ、入力多階調画像データ
に対して最適な出力画像濃度を選択可能としたので、階
調性の劣化を伴わずに所望の出力濃度特性を得ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における平均誤差最
小法処理部のブロック図である。
小法処理部のブロック図である。
【図2】第1の実施の形態における画像処理部のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】第1の実施の形態のシステムの構成例を示す図
である。
である。
【図4】第1の実施の形態の動作例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図5】第1の実施の形態において、出力ドット換算値
Bの値を変化させたときの出力濃度特性を示すグラフで
ある。
Bの値を変化させたときの出力濃度特性を示すグラフで
ある。
【図6】第2の実施の形態における平均誤差最小法処理
部のブロック図である。
部のブロック図である。
【図7】第2の実施の形態の動作例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図8】第2の実施の形態において、出力ドット換算値
BのLUTの内容を変化させた時の出力濃度特性を示す
グラフである。
BのLUTの内容を変化させた時の出力濃度特性を示す
グラフである。
【図9】ウェイトマトリクスの一例を示す図である。
【図10】プリンタ装置によりドットを印字した場合の
模式図である。
模式図である。
【図11】出力濃度特性を示すグラフである。
【図12】一般的な2値プリンタ装置における画像処理
部のブロック図である。
部のブロック図である。
1 多階調画像データ出力手段 2 データ補正手段 3 重み付け係数発生手段 4 誤差バッファ 5 2値化手段 6 閾値バッファ 7 誤差算出手段 8 出力ドット換算値格納バッファ 9 2値画像データ入力手段
Claims (3)
- 【請求項1】 注目画素の多階調画像データに、周辺の
既に2値化済みの画素から拡散された誤差を加えて補正
し、これを補正画像データとして出力する画像データ補
正手段と、 この画像データ補正手段から出力される補正画像データ
を、予め設定された閾値と比較し、2値画像データへ変
換する2値化手段と、 前記画像データ補正手段から出力される補正画像データ
と、前記2値化手段の2値化結果により設定される設定
値に基づいて、前記注目画素における誤差を求める誤差
演算手段と、 前記2値化手段の2値化結果により設定される設定値を
任意に設定する設定手段とを具備したことを特徴とする
画像処理装置。 - 【請求項2】 前記設定手段により設定する設定値は、
前記多階調画像データの最大値よりも大きな値であるこ
とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記前記設定手段により設定する設定値
は、前記注目画素の多階調画像データの値に応じて変更
することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8245746A JPH1070656A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8245746A JPH1070656A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1070656A true JPH1070656A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=17138187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8245746A Pending JPH1070656A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1070656A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6693727B1 (en) | 1998-11-17 | 2004-02-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image processing apparatus for performing high-speed error diffusion |
| US7809201B2 (en) | 2003-09-26 | 2010-10-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image processing method and image processing program that performs a level conversion on multilevel input image data |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP8245746A patent/JPH1070656A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6693727B1 (en) | 1998-11-17 | 2004-02-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image processing apparatus for performing high-speed error diffusion |
| US7809201B2 (en) | 2003-09-26 | 2010-10-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image processing method and image processing program that performs a level conversion on multilevel input image data |
| US8094954B2 (en) | 2003-09-26 | 2012-01-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image processing method and image processing program that performs a level conversion on multilevel input image data |
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