JPH107075A - 船体用表面保護部材 - Google Patents
船体用表面保護部材Info
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- JPH107075A JPH107075A JP15840096A JP15840096A JPH107075A JP H107075 A JPH107075 A JP H107075A JP 15840096 A JP15840096 A JP 15840096A JP 15840096 A JP15840096 A JP 15840096A JP H107075 A JPH107075 A JP H107075A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 取り付けが容易である共に、漏水等の虞れが
ない船舶用表面保護部材を提供する。 【解決手段】 船体用表面保護部材としての船底保護部
材1aは、船体の底板56aの外面に固定される架台2
と、この架台2に固定される保護部材本体3と、架台2
に保護部材本体3を固定するボルト11及びナット14
とから構成される。架台2及び保護部材本体3は、船体
の長手方向に延びる長尺のものである。架台2は、水平
部分6と、この水平部分6の両端部から垂直上方に延び
る側部分(上ツバ)4と、水平部分6の中央から垂直下
方に延びる凸部(下ツバ)7とを有する。下ツバ7に
は、水平部分6に平行の第1貫通孔8が形成されてい
る。保護部材本体3の上面3a幅方向中央部には、凹部
9が形成され、下ツバ7が凹部9に嵌合する。保護部材
本体3には、第1貫通孔に整合する第2貫通孔11が設
けられている。保護部材本体3は、第1及び第2貫通孔
にボルト12を挿通することによって固定される。
ない船舶用表面保護部材を提供する。 【解決手段】 船体用表面保護部材としての船底保護部
材1aは、船体の底板56aの外面に固定される架台2
と、この架台2に固定される保護部材本体3と、架台2
に保護部材本体3を固定するボルト11及びナット14
とから構成される。架台2及び保護部材本体3は、船体
の長手方向に延びる長尺のものである。架台2は、水平
部分6と、この水平部分6の両端部から垂直上方に延び
る側部分(上ツバ)4と、水平部分6の中央から垂直下
方に延びる凸部(下ツバ)7とを有する。下ツバ7に
は、水平部分6に平行の第1貫通孔8が形成されてい
る。保護部材本体3の上面3a幅方向中央部には、凹部
9が形成され、下ツバ7が凹部9に嵌合する。保護部材
本体3には、第1貫通孔に整合する第2貫通孔11が設
けられている。保護部材本体3は、第1及び第2貫通孔
にボルト12を挿通することによって固定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、漁船等の船体にお
いて、船体の側面、正面、上面及び底面等に固着され、
船体を保護する船体用表面保護部材に関する。
いて、船体の側面、正面、上面及び底面等に固着され、
船体を保護する船体用表面保護部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、漁船等の船体では、船体を保
護するために、船体の側面、正面及び上面及び底面等に
保護部材が固着されている。特に、出漁の度に進水及び
上架(船体を陸に揚げること)を繰り返す小型漁船にお
いては、船体の底面を保護すると共に、円滑に進水及び
上架できるように底面に保護部材が固着されている。
護するために、船体の側面、正面及び上面及び底面等に
保護部材が固着されている。特に、出漁の度に進水及び
上架(船体を陸に揚げること)を繰り返す小型漁船にお
いては、船体の底面を保護すると共に、円滑に進水及び
上架できるように底面に保護部材が固着されている。
【0003】図7は小型漁船を示す側面図である。図7
に示すように、船体51の前半部にはドア53及び窓5
2等を有する操作室54が設けられており、船体51の
底板56には保護部材55が船体51の船首から船尾方
向に沿って固着されている。小型漁船を進水及び上架す
る場合は、船体底面が地表を摺動することはなく、この
保護部材55が地表を摺動する。これにより、船体底面
が保護されると共に、進水及び上架が容易となる。
に示すように、船体51の前半部にはドア53及び窓5
2等を有する操作室54が設けられており、船体51の
底板56には保護部材55が船体51の船首から船尾方
向に沿って固着されている。小型漁船を進水及び上架す
る場合は、船体底面が地表を摺動することはなく、この
保護部材55が地表を摺動する。これにより、船体底面
が保護されると共に、進水及び上架が容易となる。
【0004】図8は、従来の保護部材(第1従来技術)
を示す断面図である。図8に示すように、底板56には
貫通孔63が形成されており、この貫通孔63を覆うよ
うに、底板56の船体側に木製の角材61が配置されて
いる。一方、底板56の海面側には、前述の貫通孔63
を覆うように保護部材55aが配置されている。保護部
材55aは、船体の船首から船尾方向に延びる角柱材で
あり、海面側の面に凹部62が形成されている。この凹
部62から、頭部64が凹部62側となるように、釘6
5が打ち込まれており、この釘65が保護部材55aを
挿通し、底板56の貫通孔63を通過した後、角材61
に達している。このように、保護部材55aは釘65を
介して角材61に固定することにより、底板56に固定
されている。
を示す断面図である。図8に示すように、底板56には
貫通孔63が形成されており、この貫通孔63を覆うよ
うに、底板56の船体側に木製の角材61が配置されて
いる。一方、底板56の海面側には、前述の貫通孔63
を覆うように保護部材55aが配置されている。保護部
材55aは、船体の船首から船尾方向に延びる角柱材で
あり、海面側の面に凹部62が形成されている。この凹
部62から、頭部64が凹部62側となるように、釘6
5が打ち込まれており、この釘65が保護部材55aを
挿通し、底板56の貫通孔63を通過した後、角材61
に達している。このように、保護部材55aは釘65を
介して角材61に固定することにより、底板56に固定
されている。
【0005】このように構成された保護部材55aにお
いては、木製の角材61に釘65を介して保護部材55
aを固定するため、各部材の構造が比較的単純であると
いう特徴があるものの、底板56に貫通孔63を設ける
ため、海水が木製の角材61に浸漬して、角材61が腐
食し、漏水の原因となりやすい。そこで、貫通孔63が
不要である保護部材が提案されている。
いては、木製の角材61に釘65を介して保護部材55
aを固定するため、各部材の構造が比較的単純であると
いう特徴があるものの、底板56に貫通孔63を設ける
ため、海水が木製の角材61に浸漬して、角材61が腐
食し、漏水の原因となりやすい。そこで、貫通孔63が
不要である保護部材が提案されている。
【0006】図9は、従来の保護部材(第2従来技術)
を示す断面図である。図9に示すように、底板56に
は、その軸が底板56と垂直になるように固定ボルト7
1が配置されており、ボルト71の底板56に対する当
接部と底板56との間に溶接部72が形成され、ボルト
71は底板56に固着されている。ボルト71が内部を
挿通するように、保護部材55bが配置されている。保
護部材55bは角柱状の部材であり、一面が底板56に
接触している。保護部材55bには、ボルト71に沿っ
て、底板56側から、第1凹部73a、貫通孔73b及
び第2凹部73cが形成されている。第1凹部73a
は、ボルト71の溶接部72を避けるために設けられた
ものであり、この第1凹部73の海面側に貫通孔73b
が形成されている。貫通孔73bの内径は、ボルト71
を挿通しやすくするため、ボルト71の外径に比して若
干大きめとなっている。貫通孔73bの海面側には、第
2凹部73cが形成されており、第2凹部73cには、
ナット74が入り込む。ボルト71の先端部75は第2
凹部73cまで達しており、この先端部75にナット7
4を螺合することにより、保護部材55bは底板56に
固定されている。
を示す断面図である。図9に示すように、底板56に
は、その軸が底板56と垂直になるように固定ボルト7
1が配置されており、ボルト71の底板56に対する当
接部と底板56との間に溶接部72が形成され、ボルト
71は底板56に固着されている。ボルト71が内部を
挿通するように、保護部材55bが配置されている。保
護部材55bは角柱状の部材であり、一面が底板56に
接触している。保護部材55bには、ボルト71に沿っ
て、底板56側から、第1凹部73a、貫通孔73b及
び第2凹部73cが形成されている。第1凹部73a
は、ボルト71の溶接部72を避けるために設けられた
ものであり、この第1凹部73の海面側に貫通孔73b
が形成されている。貫通孔73bの内径は、ボルト71
を挿通しやすくするため、ボルト71の外径に比して若
干大きめとなっている。貫通孔73bの海面側には、第
2凹部73cが形成されており、第2凹部73cには、
ナット74が入り込む。ボルト71の先端部75は第2
凹部73cまで達しており、この先端部75にナット7
4を螺合することにより、保護部材55bは底板56に
固定されている。
【0007】図10は、従来の保護部材(第3従来技
術)を示す断面図である。図10に示すように、底板5
6に垂直となるように、第1立板81a及び第1立板8
1aに平行の第2立板81bが配置され、溶接部83に
より底板56に固定されている。立板81a,81bに
は、夫々、貫通孔82a,82bが形成されている。立
板81a,81bの間には、角柱状の保護部材55cが
配置されており、一面が底板56に接触している。保護
部材55cには、貫通孔82a,82bと同軸となるよ
うに、貫通孔85が設けられている。頭部84aが第1
立板81a側となるように、ボルト84が貫通孔82
a,85,82bを挿通し、ボルト84の先端は、第2
立板81から突出している。ボルトの先端部84bにナ
ット86が螺合している。このようにボルト84にナッ
ト86を螺合することにより、保護部材55cは底板5
6に固定されている。
術)を示す断面図である。図10に示すように、底板5
6に垂直となるように、第1立板81a及び第1立板8
1aに平行の第2立板81bが配置され、溶接部83に
より底板56に固定されている。立板81a,81bに
は、夫々、貫通孔82a,82bが形成されている。立
板81a,81bの間には、角柱状の保護部材55cが
配置されており、一面が底板56に接触している。保護
部材55cには、貫通孔82a,82bと同軸となるよ
うに、貫通孔85が設けられている。頭部84aが第1
立板81a側となるように、ボルト84が貫通孔82
a,85,82bを挿通し、ボルト84の先端は、第2
立板81から突出している。ボルトの先端部84bにナ
ット86が螺合している。このようにボルト84にナッ
ト86を螺合することにより、保護部材55cは底板5
6に固定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術には、以下に示す問題点がある。即ち、図8に
示す第1従来技術では、前述のように木製の角材61が
腐食しやすいため、海水の漏洩が生じやすいという問題
点がある。これに加え、腐食により、釘65と角材61
との間の摩擦力が減少して、保護部材55aが欠落しや
すいという問題点がある。
従来技術には、以下に示す問題点がある。即ち、図8に
示す第1従来技術では、前述のように木製の角材61が
腐食しやすいため、海水の漏洩が生じやすいという問題
点がある。これに加え、腐食により、釘65と角材61
との間の摩擦力が減少して、保護部材55aが欠落しや
すいという問題点がある。
【0009】また、図8に示す第2従来技術では、ナッ
ト74を第2凹部73cに配置するため、ボルトの海面
側の先端面77から第2凹部73cの上端までの距離L
2の長さが、例えば第1従来技術の釘65の頭部64か
ら凹部62の上端までの距離L1に比して、短い。この
ため、図11に示すように、保護部材55bが繰り返し
地表に摺動することにより、比較的短時間で摺動面78
が先端面77に達してしまい、保護部材55を頻繁に交
換する必要があるという問題点がある。このような交換
はコスト増を招来することに加え、ボルト71の位置に
応じて、第1凹部73a、貫通孔73b及び第2凹部7
3cを形成した後、保護部材55bを底板56に固定す
る必要があるため、保護部材55bの取り替え作業が極
めて煩雑であるという欠点がある。また、ボルト71は
溶接部72のみにより固定されているため、この固定部
分に荷重が集中しやすく、強い外力が保護部材55bに
偶発的に加わった場合に、保護部材55bが欠落すると
共に、ボルト71が根元から切断されやすい。このよう
な切断が発生すると、底板56に疵が生じることに加
え、底板56に孔が生じて漏水の原因となる虞れがあ
る。
ト74を第2凹部73cに配置するため、ボルトの海面
側の先端面77から第2凹部73cの上端までの距離L
2の長さが、例えば第1従来技術の釘65の頭部64か
ら凹部62の上端までの距離L1に比して、短い。この
ため、図11に示すように、保護部材55bが繰り返し
地表に摺動することにより、比較的短時間で摺動面78
が先端面77に達してしまい、保護部材55を頻繁に交
換する必要があるという問題点がある。このような交換
はコスト増を招来することに加え、ボルト71の位置に
応じて、第1凹部73a、貫通孔73b及び第2凹部7
3cを形成した後、保護部材55bを底板56に固定す
る必要があるため、保護部材55bの取り替え作業が極
めて煩雑であるという欠点がある。また、ボルト71は
溶接部72のみにより固定されているため、この固定部
分に荷重が集中しやすく、強い外力が保護部材55bに
偶発的に加わった場合に、保護部材55bが欠落すると
共に、ボルト71が根元から切断されやすい。このよう
な切断が発生すると、底板56に疵が生じることに加
え、底板56に孔が生じて漏水の原因となる虞れがあ
る。
【0010】更に、図9に示す第3従来技術では、立板
81a,81b、ボルトの頭部84a及びナット86等
の突起物が保護部材55cの外側に存在するため、これ
らが海中浮遊物等種々の物体に引っかかりやすいと共
に、航行時の抵抗を増大させ、航行速度が低下するとい
う難点がある。また、種々の物体に接触することによ
り、ナット86が緩む虞れがある。特に小型漁船では、
漁網を使用するため、この漁網が前述の突起物に引っか
かりやすいという問題点がある。
81a,81b、ボルトの頭部84a及びナット86等
の突起物が保護部材55cの外側に存在するため、これ
らが海中浮遊物等種々の物体に引っかかりやすいと共
に、航行時の抵抗を増大させ、航行速度が低下するとい
う難点がある。また、種々の物体に接触することによ
り、ナット86が緩む虞れがある。特に小型漁船では、
漁網を使用するため、この漁網が前述の突起物に引っか
かりやすいという問題点がある。
【0011】上述の第1及び第2従来技術においては、
釘65又はボルト71等が底板56に対して垂直である
ため、保護部材を底板56に取り付ける場合に、作業員
が底板56の真下に入り込む必要があり、作業性が低い
という問題点がある。
釘65又はボルト71等が底板56に対して垂直である
ため、保護部材を底板56に取り付ける場合に、作業員
が底板56の真下に入り込む必要があり、作業性が低い
という問題点がある。
【0012】また、図12に示すように、漁船を進水及
び上架させる場合に、保護部材55を船体51の長手方
向に凸形状として、地表に対する保護部材55の摩擦抵
抗を低減させることが好ましいが、上述のいずれの従来
技術においても、保護部材55を凸形状となるように底
板56に固定することは困難であり、極めて煩雑な作業
であった。
び上架させる場合に、保護部材55を船体51の長手方
向に凸形状として、地表に対する保護部材55の摩擦抵
抗を低減させることが好ましいが、上述のいずれの従来
技術においても、保護部材55を凸形状となるように底
板56に固定することは困難であり、極めて煩雑な作業
であった。
【0013】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、取り付けが容易である共に、漏水等の虞れ
がない船体用表面保護部材を提供することを目的とす
る。
のであって、取り付けが容易である共に、漏水等の虞れ
がない船体用表面保護部材を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る船体用表面
保護部材は、船体の長手方向に延びその外面に固定され
た架台と、この架台に固定される保護部材本体と、この
保護部材本体を前記架台に固定する固定部材とを有し、
前記架台はその幅方向中央部に凸部を有し、前記保護部
材本体は前記凸部に嵌合する凹部を有し、前記固定部材
は前記凸部が前記凹部に嵌合した状態で前記架台と前記
保護部材本体とを同時に挿通し、これにより前記架台と
前記保護部材本体とを固定するものであることを特徴と
する。
保護部材は、船体の長手方向に延びその外面に固定され
た架台と、この架台に固定される保護部材本体と、この
保護部材本体を前記架台に固定する固定部材とを有し、
前記架台はその幅方向中央部に凸部を有し、前記保護部
材本体は前記凸部に嵌合する凹部を有し、前記固定部材
は前記凸部が前記凹部に嵌合した状態で前記架台と前記
保護部材本体とを同時に挿通し、これにより前記架台と
前記保護部材本体とを固定するものであることを特徴と
する。
【0015】前記架台における前記保護部材本体が固定
される面は、前記船体の長手方向に凸状に湾曲している
ことが好ましい。
される面は、前記船体の長手方向に凸状に湾曲している
ことが好ましい。
【0016】前記固定部材は、ボルトとこのボルトに螺
合するナットとを有し、前記保護部材本体には、その両
側面に前記ボルトの頭部が収納される第1凹部と、前記
ナットが収納される第2凹部とが設けられていることが
好ましい。
合するナットとを有し、前記保護部材本体には、その両
側面に前記ボルトの頭部が収納される第1凹部と、前記
ナットが収納される第2凹部とが設けられていることが
好ましい。
【0017】本発明に係る船体用表面保護部材において
は、保護部材が船体の外面に固定された架台と、この架
台に固定される保護部材本体とに分離されており、架台
と保護部材本体とは固定部材により固定されている。こ
のように架台と保護部材本体とが分離されていると、消
耗材は保護部材本体のみであり、架台を保護部材の消耗
に応じて取り替える必要がない。このため、取替を前提
とした場合に比して、架台を船体外面に強固に固定する
ことができる。例えば、溶接等により船体の外面に架台
を強固に固着することができる。これにより、架台が船
体外面から離隔することを防止できると共に、離隔によ
る船体外面の損傷を防止することができる。従って、海
水の漏水等を防止することができる。
は、保護部材が船体の外面に固定された架台と、この架
台に固定される保護部材本体とに分離されており、架台
と保護部材本体とは固定部材により固定されている。こ
のように架台と保護部材本体とが分離されていると、消
耗材は保護部材本体のみであり、架台を保護部材の消耗
に応じて取り替える必要がない。このため、取替を前提
とした場合に比して、架台を船体外面に強固に固定する
ことができる。例えば、溶接等により船体の外面に架台
を強固に固着することができる。これにより、架台が船
体外面から離隔することを防止できると共に、離隔によ
る船体外面の損傷を防止することができる。従って、海
水の漏水等を防止することができる。
【0018】また、本発明に係る船体用表面保護部材お
いては、架台の凸部が保護部材本体の架台の凹部に嵌合
した状態で、固定部材が架台と保護部材とを挿通する。
即ち、固定部材は、架台及び保護部材本体の幅方向に沿
ってこれらを挿通する。保護部材本体の摩耗が進行し
て、固定部材まで達すると、固定部材が露出し、地表等
接触物に接触してしまうため、保護部材本体を取り替え
る必要が生じる。本発明では固定部材が、幅方向に沿っ
て保護部材本体を挿通しているため、保護部材本体と摩
耗面との間の距離が長い。このため、摩耗が固定部材に
達するのに長期間を要するため、保護部材本体の寿命を
長くすることができる。また、保護部材本体が取り替え
時期となった場合でも、保護部材本体は架台に固定され
ており、保護部材本体自体は船体の外面に固定されてい
ないため、取り替えが容易である。更に、本発明に係る
船体用表面保護部材を船体の底面に設置した場合は、固
定部材の挿通方向が底面と平行となる。このため、船体
の側方から、固定部材を架台及び保護部材本体に挿通す
ることができるため、作業員が船体の真下に入り込む必
要がなく、容易に保護部材本体を架台に取り付けたり、
又は取り外すことができる。
いては、架台の凸部が保護部材本体の架台の凹部に嵌合
した状態で、固定部材が架台と保護部材とを挿通する。
即ち、固定部材は、架台及び保護部材本体の幅方向に沿
ってこれらを挿通する。保護部材本体の摩耗が進行し
て、固定部材まで達すると、固定部材が露出し、地表等
接触物に接触してしまうため、保護部材本体を取り替え
る必要が生じる。本発明では固定部材が、幅方向に沿っ
て保護部材本体を挿通しているため、保護部材本体と摩
耗面との間の距離が長い。このため、摩耗が固定部材に
達するのに長期間を要するため、保護部材本体の寿命を
長くすることができる。また、保護部材本体が取り替え
時期となった場合でも、保護部材本体は架台に固定され
ており、保護部材本体自体は船体の外面に固定されてい
ないため、取り替えが容易である。更に、本発明に係る
船体用表面保護部材を船体の底面に設置した場合は、固
定部材の挿通方向が底面と平行となる。このため、船体
の側方から、固定部材を架台及び保護部材本体に挿通す
ることができるため、作業員が船体の真下に入り込む必
要がなく、容易に保護部材本体を架台に取り付けたり、
又は取り外すことができる。
【0019】更に、本発明に係る船体用表面保護部材お
いては、保護部材が架台と保護部材本体とに分離されて
いるため、架台と保護部材本体とが一体の部材である場
合に比して、架台の形状の自由度が高い。例えば、架台
の表面のうち、保護部材本体が固定される面を船体の長
手方向に凸状に湾曲したものとすることができる。この
場合は、保護部材本体を架台に固定した後、保護部材本
体は架台に倣って凸状に湾曲する。このため、例えば、
船体用表面保護部材が船体の底面に設置されている場合
は、船体を進水及び上架する場合に、保護部材本体の地
表に対する接触面積が小さくなるため、船体を容易に移
動することができる。
いては、保護部材が架台と保護部材本体とに分離されて
いるため、架台と保護部材本体とが一体の部材である場
合に比して、架台の形状の自由度が高い。例えば、架台
の表面のうち、保護部材本体が固定される面を船体の長
手方向に凸状に湾曲したものとすることができる。この
場合は、保護部材本体を架台に固定した後、保護部材本
体は架台に倣って凸状に湾曲する。このため、例えば、
船体用表面保護部材が船体の底面に設置されている場合
は、船体を進水及び上架する場合に、保護部材本体の地
表に対する接触面積が小さくなるため、船体を容易に移
動することができる。
【0020】固定部材をボルトとナットとを有するもの
とした場合は、保護部材本体にボルトの頭部を収納する
第1凹部と、ナットを収納する第2凹部とを設けること
が好ましい。これにより、ボルトの頭部及びナットが外
部に突出することがないため、漁網等海中浮遊物に、こ
れらが引っかかることを防止することができる。なお、
各凹部にボルトの頭部及びナットを、夫々、収納後、必
要に応じて、各凹部にパテ及びシリコン等の充填剤を充
填し、各凹部を埋めてもよい。これにより、ボルトの頭
部及びナットが緩むことを防止できると共に、前述の海
中浮遊物が保護部材に引っかかることを更に一層防止す
ることができる。
とした場合は、保護部材本体にボルトの頭部を収納する
第1凹部と、ナットを収納する第2凹部とを設けること
が好ましい。これにより、ボルトの頭部及びナットが外
部に突出することがないため、漁網等海中浮遊物に、こ
れらが引っかかることを防止することができる。なお、
各凹部にボルトの頭部及びナットを、夫々、収納後、必
要に応じて、各凹部にパテ及びシリコン等の充填剤を充
填し、各凹部を埋めてもよい。これにより、ボルトの頭
部及びナットが緩むことを防止できると共に、前述の海
中浮遊物が保護部材に引っかかることを更に一層防止す
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について、
添付の図面を参照して具体的に説明する。図1乃至5は
本発明の実施例に係る船体用表面保護部材を示す図であ
って、図1は側面図、図2は図1のA−A面を示す正面
断面図、図3は図2の船体用表面保護部材を拡大して示
す断面図、図4は図1のB−B面のうち、架台部分を拡
大して示す断面図、図5は図1のB−B面のうち、保護
部材本体部分を拡大して示す断面図、図6は図1のC−
C面のうち、架台部分を拡大して示す断面図である。各
図において、図7と同一物には同一符号を付してその詳
細な説明は省略する。図1及び2に示すように、船体用
表面保護部材として2本の船底保護材1aが、船体51
の船首から船尾の方向(この方向を「長手方向」とい
う)に沿って底板56aに固定されており、船底保護部
材1aは、長手方向に凸状に湾曲している。また、船体
51の両側面56bにも船体用表面保護部材として横保
護材1bが船体長手方向に延びるように配設されてい
る。なお、図2の実施例では船底保護部材1a及び横保
護材1bの本数は各2本となっているが、これに限定さ
れるものではなく、必要に応じて適宜本数設置すればよ
い。
添付の図面を参照して具体的に説明する。図1乃至5は
本発明の実施例に係る船体用表面保護部材を示す図であ
って、図1は側面図、図2は図1のA−A面を示す正面
断面図、図3は図2の船体用表面保護部材を拡大して示
す断面図、図4は図1のB−B面のうち、架台部分を拡
大して示す断面図、図5は図1のB−B面のうち、保護
部材本体部分を拡大して示す断面図、図6は図1のC−
C面のうち、架台部分を拡大して示す断面図である。各
図において、図7と同一物には同一符号を付してその詳
細な説明は省略する。図1及び2に示すように、船体用
表面保護部材として2本の船底保護材1aが、船体51
の船首から船尾の方向(この方向を「長手方向」とい
う)に沿って底板56aに固定されており、船底保護部
材1aは、長手方向に凸状に湾曲している。また、船体
51の両側面56bにも船体用表面保護部材として横保
護材1bが船体長手方向に延びるように配設されてい
る。なお、図2の実施例では船底保護部材1a及び横保
護材1bの本数は各2本となっているが、これに限定さ
れるものではなく、必要に応じて適宜本数設置すればよ
い。
【0022】次に、船体51の底板56aに固定される
保護部材1aについて説明する。なお、船体51の側面
56bに固定される保護部材1bも保護部材1aと同材
の構造を有する。
保護部材1aについて説明する。なお、船体51の側面
56bに固定される保護部材1bも保護部材1aと同材
の構造を有する。
【0023】図3及び4に示すように、船底保護部材1
aは、船体51の底板56aの外面に固定される架台2
と、この架台2に固定される保護部材本体3と、架台2
に保護部材本体3を固定するボルト11及びナット14
(固定部材)とから構成される。架台2は、船体51の
長手方向に延びる長尺のものであり、図2及び4に示す
ようにその横断面は、水平部分6と、この水平部分6の
両端部から垂直上方に延びる側部分(以下、上ツバとい
う)4と、水平部分6の中央から垂直下方に延びる凸部
7(以下、下ツバという)とを有する。この側部分4の
上端は底板56aの外面に溶接により固定されている。
符号5は溶接部を示す。また、下ツバ7には、船体51
の長手方向に直交し、水平部分6に平行の第1貫通孔8
が架台2の長手方向の複数の箇所に形成されている。こ
の架台2は、軽合金又は強化プラスチックにより成形さ
れている。
aは、船体51の底板56aの外面に固定される架台2
と、この架台2に固定される保護部材本体3と、架台2
に保護部材本体3を固定するボルト11及びナット14
(固定部材)とから構成される。架台2は、船体51の
長手方向に延びる長尺のものであり、図2及び4に示す
ようにその横断面は、水平部分6と、この水平部分6の
両端部から垂直上方に延びる側部分(以下、上ツバとい
う)4と、水平部分6の中央から垂直下方に延びる凸部
7(以下、下ツバという)とを有する。この側部分4の
上端は底板56aの外面に溶接により固定されている。
符号5は溶接部を示す。また、下ツバ7には、船体51
の長手方向に直交し、水平部分6に平行の第1貫通孔8
が架台2の長手方向の複数の箇所に形成されている。こ
の架台2は、軽合金又は強化プラスチックにより成形さ
れている。
【0024】一方、保護部材本体3も船体51の長手方
向に延びる長尺のものであり、合成硬化樹脂又は合成木
材により成形されている。図3及び5に示すように、保
護部材本体3の上面3a幅方向中央部には、船体51の
長手方向に延びる凹部9が形成されており、前述の下ツ
バ7が凹部9に嵌合するようになっている。保護部材本
体3の両側面には、船体51の長手方向の複数の箇所に
第1凹部(頭孔)10a及び第2凹部10bの対が設け
られており、凹部10a及び凹部10bと凹部9とを連
結する貫通孔(第2貫通孔)11が設けられている。貫
通孔11の軸は底板56aに平行であり、下ツバ7が凹
部9に嵌合した場合に、貫通孔8と貫通孔11とが同軸
上に整合するように設けられている。
向に延びる長尺のものであり、合成硬化樹脂又は合成木
材により成形されている。図3及び5に示すように、保
護部材本体3の上面3a幅方向中央部には、船体51の
長手方向に延びる凹部9が形成されており、前述の下ツ
バ7が凹部9に嵌合するようになっている。保護部材本
体3の両側面には、船体51の長手方向の複数の箇所に
第1凹部(頭孔)10a及び第2凹部10bの対が設け
られており、凹部10a及び凹部10bと凹部9とを連
結する貫通孔(第2貫通孔)11が設けられている。貫
通孔11の軸は底板56aに平行であり、下ツバ7が凹
部9に嵌合した場合に、貫通孔8と貫通孔11とが同軸
上に整合するように設けられている。
【0025】ボルト12は、その頭部12aが凹部10
a内に収納されるように、貫通孔8,11に挿通され、
そのネジが形成された先端部13は凹部10bに達して
いる。そして、この先端部13に締め付けナット14を
螺合させ、締め付けることにより保護部材本体3は架台
2に固定されている。ナット14は凹部10b内に収納
される。
a内に収納されるように、貫通孔8,11に挿通され、
そのネジが形成された先端部13は凹部10bに達して
いる。そして、この先端部13に締め付けナット14を
螺合させ、締め付けることにより保護部材本体3は架台
2に固定されている。ナット14は凹部10b内に収納
される。
【0026】なお、図4に示す架台2の上ツバ4の上下
方向の長さHは部位によって異なっている。例えば、図
1のA−A面においては、図4に示すように上ツバ4の
長さHは最も長くなっており、一方、図1のC−C面に
おいては、図6に示すように上ツバ4の長さHは極めて
短くなっている。このように上ツバ4の長さHを変化さ
せて、架台2を船体51の長手方向に凸状とすることに
より、保護部材本体3は架台2の凸状に倣って船体51
の長手方向に凸状となっている。また、ボルト12の径
及び図1に示すボルト12同士の間隔Dは、船体用表面
保護部材の大きさ及び船体51の重量等を考慮して予め
決定しておく。
方向の長さHは部位によって異なっている。例えば、図
1のA−A面においては、図4に示すように上ツバ4の
長さHは最も長くなっており、一方、図1のC−C面に
おいては、図6に示すように上ツバ4の長さHは極めて
短くなっている。このように上ツバ4の長さHを変化さ
せて、架台2を船体51の長手方向に凸状とすることに
より、保護部材本体3は架台2の凸状に倣って船体51
の長手方向に凸状となっている。また、ボルト12の径
及び図1に示すボルト12同士の間隔Dは、船体用表面
保護部材の大きさ及び船体51の重量等を考慮して予め
決定しておく。
【0027】このように構成された船体用表面保護部材
においては、船体51の底板56aに架台2が固定され
ているので、図3に示す保護部材本体3の凹部9に架台
2の下ツバ7が嵌合するようにして、保護部材本体3を
架台2に嵌め込む。次に、保護部材本体3にボルト12
挿通用の貫通孔11を、貫通孔8と同軸上に整合するよ
うに形成する。次に、ボルト12の頭部12a及びナッ
ト14を収納できる大きさとなるように、凹部10a,
10bを形成する。次に、ボルト12の頭部12aが凹
部10a内に収容されるように、保護部材本体3の凹部
10aから、ボルト12の先端部13が凹部10bに達
するまで、ボルト12を挿入し、凹部10b側から、ナ
ット14を先端部13に螺合し、レンチ等によりナット
14を締め付けることにより、保護部材本体3を架台2
に固定する。固定後、ナット14が緩むことを防止する
ため、凹部10a,10bにパテ又はシリコン等の充填
剤を充填して、保護部材本体3の欠落を防止する。
においては、船体51の底板56aに架台2が固定され
ているので、図3に示す保護部材本体3の凹部9に架台
2の下ツバ7が嵌合するようにして、保護部材本体3を
架台2に嵌め込む。次に、保護部材本体3にボルト12
挿通用の貫通孔11を、貫通孔8と同軸上に整合するよ
うに形成する。次に、ボルト12の頭部12a及びナッ
ト14を収納できる大きさとなるように、凹部10a,
10bを形成する。次に、ボルト12の頭部12aが凹
部10a内に収容されるように、保護部材本体3の凹部
10aから、ボルト12の先端部13が凹部10bに達
するまで、ボルト12を挿入し、凹部10b側から、ナ
ット14を先端部13に螺合し、レンチ等によりナット
14を締め付けることにより、保護部材本体3を架台2
に固定する。固定後、ナット14が緩むことを防止する
ため、凹部10a,10bにパテ又はシリコン等の充填
剤を充填して、保護部材本体3の欠落を防止する。
【0028】本実施例における船体用表面保護部材にお
いては、保護部材が架台2と保護部材本体3とに分離さ
れているため、繰り返し使用することによって消耗する
のは、保護部材本体3のみであり、架台2を保護部材本
体3の消耗に応じて取り替える必要がない。このため、
架台2は溶接部5により底板56aに強固に固定するこ
とができる。従って、底板56aに貫通孔等を設けて、
保護部材を底板56aに固定する必要がないため、この
貫通孔から船体51内に海水が漏水するといった虞れが
ない。
いては、保護部材が架台2と保護部材本体3とに分離さ
れているため、繰り返し使用することによって消耗する
のは、保護部材本体3のみであり、架台2を保護部材本
体3の消耗に応じて取り替える必要がない。このため、
架台2は溶接部5により底板56aに強固に固定するこ
とができる。従って、底板56aに貫通孔等を設けて、
保護部材を底板56aに固定する必要がないため、この
貫通孔から船体51内に海水が漏水するといった虞れが
ない。
【0029】また、溶接部5が架台2の両側に形成され
ており、荷重が一点に集中しないため、上ツバ4が溶接
部5から離隔して架台2が底板56aから脱落するとい
う虞れがない。
ており、荷重が一点に集中しないため、上ツバ4が溶接
部5から離隔して架台2が底板56aから脱落するとい
う虞れがない。
【0030】更に、ボルト12が底板56a対して平行
であるため、図5に示すように、凹部9の底部9aから
保護部材本体3の底面3bまでの距離Lは、図8に示す
第1従来技術のL1及び図9に示す第2従来技術のL2に
比して、長くなっている。このため、保護部材本体3を
長期間に亘って使用することができるため、低コストと
なる。
であるため、図5に示すように、凹部9の底部9aから
保護部材本体3の底面3bまでの距離Lは、図8に示す
第1従来技術のL1及び図9に示す第2従来技術のL2に
比して、長くなっている。このため、保護部材本体3を
長期間に亘って使用することができるため、低コストと
なる。
【0031】更にまた、凹部10a,10bに、夫々、
ボルトの頭部12a及びナット14が収容されるため、
保護部材本体3に突出物が存在しないことに加え、パテ
又はシリコン等が凹部10a,10bに充填されるた
め、漁網等が船体用表面保護部材に引っかかることが防
止される。また、保護部材による船体51の海上運航速
度の低下が最小限に抑制される。
ボルトの頭部12a及びナット14が収容されるため、
保護部材本体3に突出物が存在しないことに加え、パテ
又はシリコン等が凹部10a,10bに充填されるた
め、漁網等が船体用表面保護部材に引っかかることが防
止される。また、保護部材による船体51の海上運航速
度の低下が最小限に抑制される。
【0032】更にまた、保護部材本体3の底面3bの摩
耗が進行し、取り替え時期を迎えた場合でも、充填剤を
凹部10a,10bから除去した後、ボルト12を底板
56aに平行の方向に外すことができるため、作業員が
底板56aの下に入り込む必要がない。これにより、容
易に保護部材3を架台2から取り外すことができ、作業
性が向上する。保護部材本体3を架台2に取り付ける場
合も同様である。
耗が進行し、取り替え時期を迎えた場合でも、充填剤を
凹部10a,10bから除去した後、ボルト12を底板
56aに平行の方向に外すことができるため、作業員が
底板56aの下に入り込む必要がない。これにより、容
易に保護部材3を架台2から取り外すことができ、作業
性が向上する。保護部材本体3を架台2に取り付ける場
合も同様である。
【0033】更にまた、上ツバ4の長さHを船体中央部
において長くすると共に、船首及び船尾部では短くして
あるため、保護部材3は船体51の長手方向に凸状に湾
曲している。これにより、船体51が地表を滑りやすく
なるため、船体1の進水及び上架が容易である。
において長くすると共に、船首及び船尾部では短くして
あるため、保護部材3は船体51の長手方向に凸状に湾
曲している。これにより、船体51が地表を滑りやすく
なるため、船体1の進水及び上架が容易である。
【0034】なお、本実施例では、船体51の底板56
a及び側面56bに船体用表面保護部材を設置したが、
設置場所はこれに限定されるものではないことは勿論で
ある。
a及び側面56bに船体用表面保護部材を設置したが、
設置場所はこれに限定されるものではないことは勿論で
ある。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
架台が船体の外面に固定されていると共に、固定部材が
架台と保護部材本体とを同時に挿通することによって、
保護部材本体が架台に固定されるので、船体内に海水が
漏水する虞れがなく、保護部材本体の寿命が長いと共
に、保護部材本体の取り付け及び取り外し作業が容易で
ある。
架台が船体の外面に固定されていると共に、固定部材が
架台と保護部材本体とを同時に挿通することによって、
保護部材本体が架台に固定されるので、船体内に海水が
漏水する虞れがなく、保護部材本体の寿命が長いと共
に、保護部材本体の取り付け及び取り外し作業が容易で
ある。
【図1】本発明の実施例に係る船体用表面保護部材を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】図1のA−A面を示す断面図である。
【図3】図2の船体用表面保護部材を拡大して示す断面
図である。
図である。
【図4】図1のB−B面のうち、架台部分を拡大して示
す断面図である。
す断面図である。
【図5】図1のB−B面のうち、保護部材本体部分を拡
大して示す断面図である。
大して示す断面図である。
【図6】図1のC−C面のうち、架台部分を拡大して示
す断面図である。
す断面図である。
【図7】小型漁船を示す正面図である
【図8】従来の保護部材(第1従来技術)を示す断面図
である。
である。
【図9】従来の保護部材(第2従来技術)を示す断面図
である。
である。
【図10】従来の保護部材(第3従来技術)を示す断面
図である。
図である。
【図11】第2従来技術における使用後の保護部材を示
す断面図である。
す断面図である。
【図12】小型漁船を示す正面図である。
1;船体 1a;船底保護部材 1b;横保護部材 2;架台 3;保護部材本体 3a上面 3b;底面 4;側部分(上ツバ) 5;溶接部 6;水平部分 7;下ツバ(凸部) 8;貫通孔(第1貫通孔) 9;凹部 10a,10b;凹部(頭孔) 11;貫通孔(第2貫通孔) 12,71;ボルト 12a,64,84a;頭部 13,75,84b;先端部 14;ナット 51;船体 52;窓 53;ドア 54;操作室 55,55a,55b,55c;保護部材 56,56a;底板 56b;側面 61;角材 62;凹部 65;釘 72;溶接部 73a;第1凹部 73b,82a,82b,85;貫通孔 73c;第2凹部 74;ナット 77;先端面 78;摺動面 81a;第1立板 81b;第2立板 86;ナット
Claims (3)
- 【請求項1】 船体の長手方向に延びその外面に固定さ
れた架台と、この架台に固定される保護部材本体と、こ
の保護部材本体を前記架台に固定する固定部材とを有
し、前記架台はその幅方向中央部に凸部を有し、前記保
護部材本体は前記凸部に嵌合する凹部を有し、前記固定
部材は前記凸部が前記凹部に嵌合した状態で前記架台と
前記保護部材本体とを同時に挿通し、これにより前記架
台と前記保護部材本体とを固定するものであることを特
徴とする船体用表面保護部材。 - 【請求項2】 前記架台における前記保護部材本体が固
定される面は、前記船体の長手方向に凸状に湾曲してい
ることを特徴とする請求項1に記載の船体用表面保護部
材。 - 【請求項3】 前記固定部材は、ボルトとこのボルトに
螺合するナットとを有し、前記保護部材本体には、その
両側面に前記ボルトの頭部が収納される第1凹部と、前
記ナットが収納される第2凹部とが設けられていること
を特徴する請求項1又は2に記載の船体用表面保護部
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15840096A JPH107075A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 船体用表面保護部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15840096A JPH107075A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 船体用表面保護部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH107075A true JPH107075A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15670923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15840096A Pending JPH107075A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 船体用表面保護部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH107075A (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5427758U (ja) * | 1977-07-23 | 1979-02-23 | ||
| JPS5631991B2 (ja) * | 1978-04-21 | 1981-07-24 | ||
| JPS6338160U (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-11 | ||
| JPH0323915U (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-12 | ||
| JPH0829746A (ja) * | 1994-07-14 | 1996-02-02 | Mitsubishi Electric Corp | パターン形成基板対並びにその製造方法及びその実施に使用する装置 |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP15840096A patent/JPH107075A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5427758U (ja) * | 1977-07-23 | 1979-02-23 | ||
| JPS5631991B2 (ja) * | 1978-04-21 | 1981-07-24 | ||
| JPS6338160U (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-11 | ||
| JPH0323915U (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-12 | ||
| JPH0829746A (ja) * | 1994-07-14 | 1996-02-02 | Mitsubishi Electric Corp | パターン形成基板対並びにその製造方法及びその実施に使用する装置 |
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