JPH1070973A - 柔軟性のある発泡体の製造方法 - Google Patents

柔軟性のある発泡体の製造方法

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JPH1070973A
JPH1070973A JP8247102A JP24710296A JPH1070973A JP H1070973 A JPH1070973 A JP H1070973A JP 8247102 A JP8247102 A JP 8247102A JP 24710296 A JP24710296 A JP 24710296A JP H1070973 A JPH1070973 A JP H1070973A
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JP
Japan
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foam
extrusion
speed
die
take
Prior art date
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Pending
Application number
JP8247102A
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English (en)
Inventor
Bunro Tsuda
文朗 津田
Yoshinori Tokugawa
善範 徳川
Mitsuo Nagai
光男 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 破損または傷つき易い品物を包み込んで包装
することができるような、食品材料あるいは食品加工副
産物を主成分とする原料からなる優れた緩衝性と柔軟性
を有する連続発泡体を製造できるようにする。 【解決手段】 押出機1に投入された食品材料あるいは
食品加工副産物を主成分とする原料は、シリンダ2内に
おいて回転するスクリュ2aによってダイ4側へ搬送さ
れる間に可塑化し、ダイ4より所定の押出速度で押し出
されて水蒸気発泡された棒状発泡体F0 になり、つづい
て引取コンベア5によって前記押出速度より高速の引取
速度で引っ張られて延伸されたのち、搬送コンベア7お
よびカッタ−刃6aを備えた定寸切断装置6によって所
定の長さに逐次切断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品材料あるいは
食品加工副産物を主成分とする原料より優れた緩衝性と
柔軟性を有する連続発泡体を製造するための柔軟性のあ
る発泡体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、食品材料あるいは食品加工副産物
を主成分とする原料よりなる発泡体は、環境保全や未利
用資源の有効活用という見地から、分解性および崩壊性
緩衝材として多用されるようになったが、従来は直径1
0〜20mm、長さ7〜10cmのバラ状緩衝材として
用いられているだけであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の技術
では、食品材料あるいは食品加工副産物を主成分とする
原料よりなるバラ状緩衝材であるため、陶器、ガラス製
品、プラスチック製品、果実等の破損または傷つき易い
品物を包み込んで包装することはできないという問題点
がある。
【0004】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであって、陶器、ガラス製品、プ
ラスチック製品、果実等の破損または傷つき易い品物を
包み込んで包装することができるような、食品材料ある
いは食品加工副産物を主成分とする原料からなる優れた
緩衝性と柔軟性を有する連続発泡体を製造するための柔
軟性のある発泡体の製造方法を実現することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の柔軟性のある発泡体の製造方法は、食品材
料あるいは食品加工副産物を主成分とする原料より柔軟
性のある連続発泡体を製造する方法であって、押出機に
より前記原料を可塑化し、前記押出機のダイより所定の
押出速度で押し出すことによって水蒸気発泡させた連続
発泡体を成形し、前記連続発泡体を押出方向へ前記押出
速度よりも高速の引取速度で引っ張ることによって延伸
することを特徴とするものである。
【0006】また、他の柔軟性のある発泡体の製造方法
は、食品材料あるいは食品加工副産物を主成分とする原
料より柔軟性のある連続発泡体を製造する方法であっ
て、押出機により前記原料を可塑化し、前記押出機のダ
イより所定の押出速度で押し出すことによって水蒸気発
泡させた連続発泡体を成形し、前記連続発泡体を厚み方
向へ圧縮または圧延すると同時に押出方向へ前記押出速
度より高速の引取速度で引っ張ることによって延伸する
ことを特徴とするものである。
【0007】本発明における食品材料としては、小麦
粉、コーンスターチ澱粉、ハイアミロース澱粉、タピオ
カ澱粉等の澱粉、大豆蛋白、脱脂大豆、グルテン等の植
物性蛋白が挙げられる。また、食品加工副産物として
は、おから、ふすま、コーヒー粕、ビール粕、搾油粕等
が挙げられる。
【0008】
【作用】食品材料あるいは食品加工副産物を主成分とす
る原料は、押出機内で混練・溶融されて可塑化し、前記
押出機のダイより所定の押出速度で押し出されて水蒸気
発泡された連続発泡体になる。そしてこの連続発泡体
は、直ちに押出方向へ前記押出速度よりも高速の引取速
度で引っ張ることによって延伸されて押出方向へ配向
し、引張強度が大きく、優れた緩衝性と柔軟性のある発
泡体になる。
【0009】また、上記押出方向への延伸と同時に、厚
み方向(前記押出方向に対して垂直方向)へ圧縮または
圧延すると、前記厚み方向へ発泡体の気泡がつぶれてこ
の方向の柔軟性も向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0011】先ず、本発明の柔軟性のある発泡体の製造
方法の第1の実施形態について説明する。
【0012】 図1に示すように、押出機1の図示し
ないホッパより投入された食品材料あるいは食品加工副
産物を主成分とする原料は、シリンダ2内において回転
するスクリュ2a(一軸または二軸からなるもの)によ
ってダイ4側へ搬送される間にシリンダ2の外周面に設
けられた図示しない加熱手段によって加熱されて可塑化
し、ダイ4の多孔板4aから複数のストランドとして成
形体4b内へ押し出され、水蒸気発泡すると同時に互い
に密着されて連続発泡体である棒状発泡体F0になって
所定の押出速度で押し出される。
【0013】 上記によって成形された棒状発泡体
0 は、押出方向下流側に所定の距離をおいて配設され
た引取コンベア5によって、押出方向へ前記押出速度よ
り高速の引取速度で引っ張られて延伸され、押出方向へ
配向する。
【0014】 上記によって延伸された棒状発泡体
0 は、前記引取コンベア5の下流側に配設された搬送
コンベア7およびカッター刃6aを備えた定寸切断装置
6によって所定の長さに逐次切断されたのち、排出コン
ベア8により排出される。
【0015】次に、本発明に係る柔軟性のある発泡体の
製造方法の第2の実施形態について説明する。
【0016】 図2に示すように、押出機11の図示
しないホッパより投入された食品材料あるいは食品加工
副産物を主成分とする原料は、シリンダ12内において
回転するスクリュ12a(一軸または二軸からなるも
の)によってスリット状の押出口を有するダイ14側へ
搬送される間にシリンダ12の外周面に設けられた図示
しない加熱手段によって加熱されて可塑化し、ダイ14
の押出口よりシート状に押し出されて水蒸気発泡された
連続発泡体であるシート状発泡体F1 になる。
【0017】 上記によって成形されたシート状発
泡体F1 は、押出方向下流側に所定の距離をおいて配設
されたニップロール15により、厚み方向(押出方向に
対して垂直方向)への圧縮と同時に押出方向へ前記押出
速度より高速の引取速度で引っ張られて延伸され、押出
方向へ配向する。
【0018】 上記によって延伸されたシート状発
泡体F1 は、下流側に配設されたガイドロール16,1
7によって巻取装置18へ案内されて巻き取られる。
【0019】続いて、本発明に係る柔軟性のある発泡体
の製造方法の第3の実施形態について説明する。
【0020】 図3に示すように、押出機21の図示
しないホッパより投入された食品材料あるいは食品加工
副産物を主成分とする原料は、シリンダ22内において
回転するスクリュ22a(一軸または二軸からなるも
の)によって断面が円形の押出口を有するダイ24側へ
搬送される間にシリンダ22の外周面に設けられた図示
しない加熱手段によって加熱されて可塑化し、ダイ24
の押出口より押し出されて水蒸気発泡された連続発泡体
である円柱状発泡体F2 になる。
【0021】 上記によって成形された円柱状発泡
体F2 は、ニップロール25により厚み方向(押出方向
に対して垂直方向)への圧縮と同時に押出方向へ前記押
出速度より高速の引取速度で引っ張られて延伸され、テ
ープ状発泡体になる。
【0022】 上記によって製造されたテープ状発
泡体は、下流側に配設されたガイドロール26,27に
よって巻取装置28へ案内されて巻き取られる。
【0023】本発明において、水蒸気発泡された連続発
泡体を押出方向へ延伸するための引取速度は、押出速度
の1.5〜3倍の範囲以内にすることが好ましい。
【0024】引取速度が押出速度の1.5倍よりも低速
であると、押出方向への配向が不十分となり柔軟性のあ
る発泡体を製造することができない。逆に、引取速度を
押出速度の3倍より高速にすると切れてしまう。
【0025】
【実施例】
(実施例1)リバーススクリュおよびニーディングスク
リュを組合わせた二軸押出機「(株)日本製鋼所製:T
EX−52F、スクリュ外径52mm、L/D=23」
に、図1に示したダイと同様の構成であって、直径2m
mの孔を11個有する多孔板と、厚み方向の寸法が25
mmで幅方向の寸法が80mmの矩形状の押出口を有す
る成形体を備えたダイを取付けたものを用い、食品加工
副産物であるふすまとポリプロピレンを7:3で配合し
た原料を120kg/h、水を17kg/hでシリンダ
内へ供給して下記の成形条件で加熱クッキング(可塑
化)を行ない、前記ダイから所定の押出速度で押し出し
て水蒸気発泡させた連続発泡体である角柱状の棒状発泡
体を成形し、つづいて前記押出速度より高速の引取速度
で引っ張ることによって、押出方向へ延伸したのち、定
寸切断装置によって長さ1mに逐次切断し、排出コンベ
アにより排出する。
【0026】(成形条件) スクリュ回転数:400rpm シリンダ温度 :150℃ 押出圧力 :40kg/cm2 押出速度 :26m/分 引取速度 :58m/分 実施例1によって製造された柔軟性のある棒状発泡体
は、厚み23mm、幅73mm、長さ1mのものであっ
て、長さ方向へ折り曲げても折れない優れた柔軟性を有
するものであった。
【0027】(比較例1)引取速度を28m/分とした
以外は実施例1と同様に棒状発泡体を製造した。
【0028】比較例1の棒状発泡体は長さ方向へ折り曲
げると折れてしまった。
【0029】(実施例2)実施例1と同様の二軸押出機
に図2に示したダイと同様の構成であって、厚み0.5
mm、幅70mmのスリット状の押出口を有するダイを
取付けたものを用い、食品加工副産物であるふすまとポ
リプロピレンとを7:3の割合で配合した原料を120
kg/h、水を17kg/hでシリンダ内へ供給して下
記の成形条件で加熱クッキング(可塑化)を行ない、前
記ダイから所定の押出速度でシート状に押出して水蒸気
発泡させた連続発泡体であるシ−ト状発泡体を成形し、
つづいてニップロールにより厚み方向へ圧縮すると同時
に前記押出速度より高速の引取速度で引っ張ることによ
って押出方向へ延伸したのち、巻取り装置によって巻取
った。
【0030】(成形条件) スクリュ回転数:400rpm シリンダ温度 :130℃ 押出圧力 :50kg/cm2 押出速度 :52m/分 引取速度 :116m/分 実施例2によって製造されたシート状発泡体は、引張強
度が大であり、優れた緩衝性と柔軟性を有するものであ
った。
【0031】(比較例2)引取速度を70m/分とした
以外は実施例2と同様にシート状発泡体を製造した。
【0032】この比較例2のシート状発泡体は、引張強
度が実施例2の1/2.5の強度しかなく、また折り曲
げると折れてしまった。
【0033】(実施例3)実施例1と同様の二軸押出機
に図3に示すダイと同様の構成の直径2.0mmの押出
口を有するダイを取付けたものを用い、食品加工副産物
であるふすまと、ポリプロピレンとを7:3の割合で配
合した原料を20kg/h、水を2.3kg/hでシリ
ンダ内へ供給して下記の成形条件で加熱クッキング(可
塑化)を行ない、前記ダイから円柱状に押し出して水蒸
気発泡させた連続発泡体である円柱状発泡体を成形し、
つづいてニップロールより厚み0.4mm、幅15mm
のテープ状に圧延すると同時に前記押出速度より高速の
引取速度で引っ張ることによって押出方向へ延伸したの
ち、巻取装置によって巻取った。
【0034】(成形条件) スクリュ回転数:400rpm シリンダ温度 :130℃ 押出圧力 :48kg/cm2 押出速度 :30m/分 引取速度 :116m/分 実施例3によって製造されたテープ状発泡体は、2kg
以上の引張荷重で引っ張らないと切断することはなく、
2本を手よりして柔軟性のある紐状に簡単に編むことが
できる優れた柔軟性を有する。
【0035】(比較例3)引取速度を80m/分とした
以外は、実施例3と同様にテープ状発泡体を製造した。
【0036】この比較例3によって製造したテープ状発
泡体は、1.6kgの引張荷重で引っ張ると切断してし
まい、2本を手よりすると折れてしまった。
【0037】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
【0038】引張強度が大きく、優れた緩衝性と柔軟性
を有する食品材料あるいは食品加工副産物を主成分とす
る原料よりなる柔軟性のある発泡体を連続的に製造する
ことができる。
【0039】また、請求項2に係る発明は、上記効果に
加え、厚み方向への柔軟性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る柔軟性のある発泡体の製造方法の
第1の実施形態を示す説明図である。
【図2】本発明に係る柔軟性のある発泡体の製造方法の
第2の実施形態を示す説明図である。
【図3】本発明に係る柔軟性のある発泡体の製造方法の
第3の実施形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1,11,21 押出機 2,12,22 シリンダ 3,13,23 ダイホルダ 4,14,24 ダイ 5 引取コンベア 6 定寸切断装置 7 搬送コンベア 8 排出コンベア 15,25 ニップロール 16,17,26,27 ガイドロール 18,28 巻取装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品材料あるいは食品加工副産物を主成
    分とする原料より柔軟性のある連続発泡体を製造する方
    法であって、 押出機により前記原料を可塑化し、前記押出機のダイよ
    り所定の押出速度で押し出すことによって水蒸気発泡さ
    せた連続発泡体を成形し、前記連続発泡体を押出方向へ
    前記押出速度よりも高速の引取速度で引っ張ることによ
    って延伸することを特徴とする柔軟性のある発泡体の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 食品材料あるいは食品加工副産物を主成
    分とする原料より柔軟性のある連続発砲体を製造する方
    法であって、 押出機により前記原料を可塑化し、前記押出機のダイよ
    り所定の押出速度で押し出すことによって水蒸気発泡さ
    せた連続発泡体を成形し、前記連続発泡体を厚み方向へ
    圧縮または圧延すると同時に押出方向へ前記押出速度よ
    り高速の引取速度で引っ張ることによって延伸すること
    を特徴とする柔軟性のある発泡体の製造方法。
JP8247102A 1996-08-29 1996-08-29 柔軟性のある発泡体の製造方法 Pending JPH1070973A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6245266B1 (en) 1999-03-15 2001-06-12 Sealed Air Corp. (Us) Method for making oriented polyethylene foam and foam produced thereby
JP2010145908A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Furukawa Electric Co Ltd:The 光反射シートおよびその製造方法
US10494499B2 (en) 2003-07-16 2019-12-03 Sekisui Chemical Co., Ltd. Crosslinked polyolefin-based resin foam sheet and process for producing the same as well as adhesive tape

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6245266B1 (en) 1999-03-15 2001-06-12 Sealed Air Corp. (Us) Method for making oriented polyethylene foam and foam produced thereby
US10494499B2 (en) 2003-07-16 2019-12-03 Sekisui Chemical Co., Ltd. Crosslinked polyolefin-based resin foam sheet and process for producing the same as well as adhesive tape
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