JPH107115A - 陰圧缶ヘッドスペースガス分析方法 - Google Patents
陰圧缶ヘッドスペースガス分析方法Info
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- JPH107115A JPH107115A JP17850596A JP17850596A JPH107115A JP H107115 A JPH107115 A JP H107115A JP 17850596 A JP17850596 A JP 17850596A JP 17850596 A JP17850596 A JP 17850596A JP H107115 A JPH107115 A JP H107115A
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Abstract
グおよびそのガス分析を正確かつ自動的に行うことので
きる方法を提供する。 【解決手段】 内圧が大気圧以下の陰圧缶1のヘッドス
ペースガスを採取して、そのヘッドスペース内のガス成
分を分析する陰圧缶ヘッドスペースガス分析方法におい
て、ヘッドスペースの容量を測定するとともに、既知量
のガスを前記ヘッドスペースに供給・排出して該ガスと
ヘッドスペースガスとの均一拡散混合気体を得、さらに
その混合気体中の所定の成分の比率を測定し、その比率
に基づいてヘッドスペースガス中の所定の成分の量を求
める。
Description
圧が大気圧以下となる飲料缶詰すなわち陰圧缶における
ヘッドスペースガスを分析する方法に関するものであ
る。
ースガス中に酸素が多く含有されると、内容液の酸化が
進行して変質やフレーバー(風味、調味料)に変化をき
たしたり、缶の腐食が進行したりするなどの不都合が生
じる。したがって内容液の充填工程でヘッドスペースガ
ス中の酸素量を測定し、管理することは不可欠であり、
そのために内容液を充填した缶詰におけるヘッドスペー
スガスを正確に分析することは、品質管理の上で重要な
作業の一つとなっている。
についてその量を計測する場合、先ず、ヘッドスペース
ガスの容量を知る必要があり、ついでその成分ごとの分
析を行うことが必要である。しかしながら陰圧缶におい
ては、外気圧の方が高圧であるうえに、ヘッドスペース
ガスの量が少ないために、その量を自動的に測定した
り、また分析を自動的に行うことは困難である。
スペースガスについての計測および分析は手作業によっ
て行っているのが実情である。その一例を簡単に説明す
ると、図4において、陰圧缶1を水Wの中に浸漬すると
ともに缶蓋に穿孔し、それに伴って陰圧缶1から生じる
気泡を、計量部を持ったサンプリング計量容器221で
捕集する。すなわち陰圧缶1の内部に水を導入してヘッ
ドスペースガスを水で置換し、こうして排出させたガス
を捕集することによってヘッドスペースガスの量を計測
する。またこのようにして捕集したガスを酸素濃度計2
22に導いて酸素濃度を計測する。つまり従来の計測・
分析方法は、ヘッドスペースガスを水中置換法によりサ
ンプリングし、手動でガス量を測定する方法である。
は、陰圧缶の内部に水が侵入し、それに伴って押し出さ
れた気体の量がヘッドスペースガスの量と判定されるこ
とになるが、缶あるいはその缶蓋の形状は必ずしも単純
ではなく、また穿孔位置が水中において最も高い位置に
保持されるとは限らないので、ヘッドスペースガスの全
量が水によって完全に置換されない場合が多い。またそ
の作業を手作業で行うから、水によって置換されるヘッ
ドスペースガスの量に個人差が生じてしまう。
量の測定を効率よく行えないばかりか、測定精度が低い
問題があった。またヘッドスペースガス量が不正確なま
ま分析を行うから、例えばヘッドスペース中の酸素量を
正確に把握することができなかった。特に陰圧缶では、
ヘッドスペースガスの量が少ないから、成分分析が元来
難しく、上記のような不確定要因が加わることにより、
計測・分析精度がさらに低下し、ひいては安全率を大き
く見込んだ工程管理を行わざるを得ず、生産効率の向上
や低コスト化などが阻害されるおそれがあった。
れたものであり、陰圧缶におけるヘッドスペースガスの
計測および分析を、正確かつ自動的に行うことが可能な
方法を提供することを目的とするものである。
的を達成するために、この発明は、缶内圧が大気圧以下
の陰圧缶のヘッドスペースガスを採取して、そのヘッド
スペース内のガス成分を分析する陰圧缶ヘッドスペース
ガス分析方法であって、ヘッドスペースの容量を測定す
るとともに、既知量のガスを前記ヘッドスペースに供給
・排出して該ガスとヘッドスペースガスとの均一拡散混
合気体を得、さらにその混合気体中の所定の成分の比率
を測定し、その比率に基づいてヘッドスペースガス中の
所定の成分の量を求めることを特徴とする方法である。
缶の内部に供給するから、その前後に亘って圧力の変化
が生じる。その圧力変化は、陰圧缶のヘッドスペースの
容積に応じたものであるから、圧力変化からヘッドスペ
ースの容積すなわちヘッドスペースガス量を測定でき
る。また陰圧缶の重量およびその内容液の比重ならびに
空缶の重量からヘッドスペースガスを演算して求めるこ
ともできる。そのヘッドスペースに対して既知量のガス
の供給・排出を繰り返し行って混合気体を得る。その場
合、ヘッドスペースガスを他のガスで置換することにな
るので、供給・排出を機械的に繰り返せば、ヘッドスペ
ースガスを残留させることなく混合気体として排出で
き、したがってその混合気体を分析するとともにその分
析結果から演算すれば、ヘッドスペースガス中の所定の
成分、例えば酸素の量を正確に知ることができる。そし
てこの発明の方法における各工程は、機械的な操作の可
能なものであるから、自動化が容易であり、かつ正確な
分析結果を得ることができる。
し図3を参照して具体的に説明する。この発明の方法で
は、先ず、通常状態での缶内圧が大気圧以下の缶詰1を
対象としてそのヘッドスペースの容量を測定する。この
測定操作は、缶詰1の重量を計測することによって行う
ことができる。例えば図3に示すように、缶詰1の重量
を重量測定装置32によって計測する。この重量測定装
置32としては、缶詰1を載せる部分が缶詰1の安定性
保持のため凹形状に窪み、その凹形状に窪んだ部分の内
部に、重量に比例した信号を出力するロードセルを備え
たものを使用できる。この重量測定装置32によれば、
その凹形状に窪んだ箇所に缶詰1を載せることにより、
その全体としての重量を電気的に出力させることができ
る。
容液の比重などは事前に知られている。したがってこれ
らのデータおよび巻締全容積からヘッドスペース容量H
s を演算できる。その算出式を以下に示す。
/内容物の比重} なお、ヘッドスペース容量の計測のための方法は、上述
の重量測定による方法に限られないのであり、他の方法
を後述する。
に酸素量を測定するためにヘッドスペースガスを取り出
す。その操作のために缶詰1に中空のニードルを突き刺
す(ピアシングする)。そのニードルを介して、既知量
の不活性ガスを缶詰1のヘッドスペースに供給・排出さ
せる。その不活性ガスとしては分析に影響の生じないH
eガスを用いることが好ましい。
により、缶詰1のヘッドスペースガスがHeガスとの均
一に拡散した混合気体となってヘッドスペースから排出
もしくは置換される。こうして得られた混合気体の量
は、ヘッドスペースの容量が既に測定され、また使用し
たHeガスの量が既知であるから、正確に知ることがで
きる。したがってこの混合気体を例えばガスクロマトグ
ラフで分析することにより、所定の成分(具体的には酸
素)についての割合およびその全量を求めることができ
る。
分析ならびに酸素量を算出する方法として、例えば、図
1および図2に示す陰圧缶ヘッドスペースガス分析装置
27を用いた方法を説明する。
ガス分析装置27は、基台31上に、缶詰1を保持する
缶詰保持台62と、内容液と接触する部分の洗浄を行う
洗浄槽63と、ヘッドスペースガスの分析のためのピア
シング装置26とを備えたものであり、また装置全体の
制御を行う制御装置(図示せず)が備えられている。
せた状態で缶詰1を固定するものであり、缶詰1の底の
形状に合わせて円形に窪んだ凹型の台となっている。ピ
アシング装置26は、基台31上の設置台64に平行に
敷設された二本のリニアーガイド65の上部に矩形キャ
ビネット66を設置したものであって、内部に備えたモ
ーターにより前記缶詰保持台62の上方と前記洗浄槽6
3の上方との間を往復移動できるようになっている。
ッドスペースガスの分析を行う図1に示すヘッドスペー
スアナライザー68を有するとともに、前記キャビネッ
ト66の前面にピアシング機構67を備え、さらにその
キャビネット66の内部に前記モーターが内蔵されてい
る。
前記缶詰保持台62に保持された陰圧缶の蓋の中央にピ
アシング(穿孔)して、陰圧缶詰1におけるヘッドスペ
ース内のガスのサンプリングを行うものであり、ヘッド
スペース内のガスを吸引するためのピアシング機構67
のピアシングヘッド69が昇降機構70によって、基台
31に対して上下動可能に設けられている。
グヘッド69の内部には、図1に示すように、缶詰1に
突き刺される中空の針部112と、缶詰1の蓋の中心部
分とピアシングヘッド69との間で、前記針部112の
周囲の所定範囲を気密状態に保持するシール部113と
が備えられており、その針部112によって、前記缶詰
保持台62上の缶詰1の蓋の中心部分にピアシングし
て、ヘッドスペースガスをサンプリングするようになっ
ている。
2の中空部と、ヘッドスペースアナライザー68の内部
の各装置とを連結する配管71が備えられ、この配管7
1を介してヘッドスペースガスを給排するようになって
いる。
イザー68は、ガスクロマトグラフ75を主体とするも
のであって、このガスクロマトグラフ75の吸入側に
は、水分除去装置73と水分検知装置74とが、それぞ
れ直列に接続されている。また、ガスクロマトグラフ7
5の排出側には、標準ガスとしてHeガスを充填したガ
スボンベ76が接続されている。そして、前記針部11
2は、制御バルブ201および制御バルブ202を介し
て、ガスボンベ76に接続される一方、制御バルブ20
1および他の制御バルブ203を介して水分検知装置7
4の流入側に接続されている。そして、内容積を変える
ことのできるシリンジ78が各制御バルブ201,20
2,203を介して、針部112およびガスボンベ76
ならびに水分検知装置74にそれぞれ接続されている。
なお、針部112には、圧力測定装置77が接続される
とともに、この圧力測定装置77の接続箇所よりも先端
側にフィルター72が介在されている。そして、その針
部112を前記缶詰保持台62上の缶詰1に突き刺し
て、ヘッドスペースガスをサンプリングするようになっ
ている。
詰保持台62との間に設けられている。この洗浄槽63
は、円筒形状の容器であって、洗浄液には、一例として
イオン交換水すなわち純水が使用されている。また、ピ
アシング部分洗浄後、洗浄槽63内の洗浄液にはピアシ
ング部分に付着した内容液が混ざってしまうので、洗浄
の都度、洗浄液を排出し、新たな洗浄液に入れ替えるよ
うになっている。
結果に基づいた酸素量や炭酸ガス量の演算、それに先立
つキャリブレーションあるいは洗浄を、シーケンス制御
によって自動的に行う制御装置が設けられている。
分析装置27の作用、すなわちこの発明による方法につ
いて説明する。缶詰保持台62に缶詰1を置くと、陰圧
缶ヘッドスペースガス分析装置27のリニアーガイド6
5上に設置されたピアシング装置26が、キャビネット
66の内部に備えたモーターにより、リニアーガイド6
5上を前進し、缶蓋の中心のピアシング所定位置すなわ
ちピアシングヘッド69が缶詰1の真上にくる位置まで
移動する。
詰保持台62に缶詰1がセットされると、制御バルブが
全部閉じられる。ついで、配管71内での流体の流動お
よびヘッドスペースガスの流入を制御する制御バルブ2
01が開くとともに、シリンジ78を図1のS2 の位置
にする。すなわちシリンジ78の容量Vsを0にする。
そして、配管71内の流体の流動を制御する制御バルブ
202が開き、ボンベ76からHeガスを配管71内に
放出し、配管71を含む全体をHeガスでパージする。
さらに、制御バルブ201を閉じるとともに、シリンジ
78をS1 の位置とし、シリンジ78内にHeガスを流
入させた後、制御バルブ202を閉じる。
26が停止すると、へッドスペースアナライザー68の
ピアシング機構67が作動して、昇降機構70によっ
て、陰圧缶ピアシングヘッド69が下降させられ、ピア
シングヘッド69に備えたシール部113が缶詰1に密
着する。そして、このシール部113の内部を通って缶
蓋の中央部に針部112が突き刺さる。その場合、シー
ル部113によって充分に気密状態が保持されているの
で、外気の侵入が防止される。
まずフィルター72によって、ヘッドスペースガス中の
液滴等が濾過され、ガス分析に不都合な物質が排除され
る。その状態で、圧力(Phs)が測定される。
(Phs)が測定された後、制御バルブ201を開き、
シリンジ78を含む配管系をヘッドスペースに連通させ
る。そして、再度圧力(Ps)を測定する。その後、シ
リンジ78をS2 の位置として、針部112の中空部か
ら缶詰1内部のヘッドスペース部分にHeガスを流入さ
せる。さらに、該シリンジ78をS1 −S2 間で繰り返
し往復させて、缶詰1内部のヘッドスペースガスをHe
ガス中に拡散させる。
御バルブ203を開き、ガスクロマトグラフ75にヘッ
ドスペースガスとHeガスとの混合気体を送り込む。そ
の結果、ガスクロマトグラフ75は、供給された混合気
体から酸素を分離させるとともに、その酸素の割合に応
じた検出信号を出力する。そして、ガスクロマトグラフ
75を接続してある演算装置111により、シリンジ7
8の容量分の混合気体中に含まれる酸素量から、ヘッド
スペースガス中に含まれる酸素量が算出される。
を終了すると、制御バルブ201および制御バルブ20
3が閉じ、昇降機構70が作動して、ピアシングヘッド
69が上昇し、針部112が缶詰1から抜かれて測定が
終了する。
のヘッドスペースに出し入れすることにより、缶詰1の
ヘッドスペースガスをHeガス中に均一に拡散させ、そ
の混合気体の状態でヘッドスペースガスの分析を行う。
したがって、ヘッドスペースガスを充分に取り出すこと
ができるため、分析に必要なガス量を確保できることは
勿論のこと、精度にばらつきを生じることなく正確にヘ
ッドスペースガスの分析、特に酸素量の計測を行うこと
ができる。
では、ガスクロマトグラフ75による分析精度が、水分
の増大によりばらつくため、40℃以上の飽和水蒸気の
試料が侵入した場合には、水分検知装置74によりヘッ
ドスペースガスの吸引を停止する。また、水分除去装置
73により、40℃以下の飽和水蒸気の水分を、0.1
%以下まで除去している。
検査終了後、ピアシング装置26がリニアーガイド65
に沿って洗浄槽63の上方に移動し、缶詰1の内容液に
接触したピアシング部が、洗浄槽63内に充填した洗浄
液の中に挿入され、洗浄される。なお、洗浄液は、洗浄
の都度、新しいものと交換される。
詰1の全体重量の実測値および予め設定した空缶の重量
・内容量ならびに内容液の比重によって算出される。ま
た、より正確に算出するためには、圧力の測定結果に基
づいて下記の演算によって求めてもよい。
との関係は、下記の式となる。
配管内の容量。
202および制御バルブ203までの配管内の容量(シ
リンジ78はS2 の位置で閉鎖されている)。
1 にした時の容量)。
御バルブ201を閉鎖している時の圧力)。
(S2 の位置)の配管内の圧力測定値(Heガスの圧力
を示す)。
の位置)のヘッドスペースの圧力測定値(制御バルブ2
01は開放されている)。
(実際の数値)を示すと、 Vp :システムに固有 0.5(ml) Vs :システムに固有 2.0(ml) Sv :設定した固有の値 20.0(ml) Pso:Heガスの設定圧力 1.0(kg/cm2 ) この数値を、式(A)に代入すると、 Vhs={0.5(Ps−Phs)+2.0(Ps−1.0)+Ps×20} /(Phs−Ps) Vhs={22.5×Ps−0.5×Phs−2.0)/(Phs−Ps) ・・・・・式(B) したがって、式(B)からPhsとPs、すなわちヘッ
ドスペースの圧力と、シリンジ78を開放した時のヘッ
ドスペースの圧力を測定することによって、飲料缶詰の
未知のヘッドスペース容量を算出することができる。
は、単純に制御バルブ間のパイプだけで容量を変えるの
ではなく、シリンジ78で容量変化を大きくし、測定圧
力に差を付けることによって、より正確にヘッドスペー
ス容量が測定できる。
々に固有のヘッドスペース容量の測定が可能となり、よ
り正確なガスボリュームや、酸素濃度の測定を可能とし
た。
ッドな容器を用いた場合、ヘッドスペース容量に対する
測定温度の影響は、主として、内容液の膨張および収縮
であるが、測定温度が約5〜30℃の場合には、内容液
の膨張および収縮は、ほとんど生じないので、測定温度
への影響は無視してもよいと考えられる。
求められている。
{20℃換算圧力(ゲージ圧−水蒸気圧)+大気圧}×
酸素濃度 ここで、ヘッドスペースの内圧について、20℃換算し
たものを示すと、 (1)20℃の換算圧力 P=P20´+P・H2 O P :20℃の換算圧力(kg/cm2 ) P20´ :水蒸気圧を除く20℃換算圧力 P・H2 O:水蒸気圧 (2)P20´の計算 P20´=測定内圧×(273+20)/(測定温度+2
73) (3)P・H2 Oの計算 水蒸気圧について Log(P/mmHg)=D−E/(F+測定温度)=P
(mmHg) P(mmHg)−17.536(mmHg)=P・H2 O
(mmHg) 単位の換算 P・H2 O(kg/cm2 )=P・H2 O(mmHg)×
0.00136 なお、巻締全容積は缶種毎に設定しておき、内容液を充
填した状態での実缶重量はその都度測定する。また、空
缶重量は缶種毎に設定しておき、内容物の比重は測定ま
たは内容液毎に設定する。
通常1kg/cm2 としているので、シリンジ78内の
圧力は、相対圧力より1kg/cm2 高いことになる。
内容積を増減することにより、ヘッドスペースガスをH
eガスなどの不活性ガスに均一に拡散させてヘッドスペ
ースから取り出すようにしたが、ヘッドスペースとの間
に閉ループを形成するように中空針などのニードルを突
き刺すこととした場合には、不活性ガスを循環させてヘ
ッドスペースガスを不活性ガス中に拡散させてヘッドス
ペースから取り出すようにしてもよい。さらにこの発明
で使用する不活性ガスはHeガス以外に窒素ガスなどの
計測・分析に影響のない他のガスであってもよい。
ッドスペースガス分析方法によれば、陰圧缶のヘッドス
ペースに不活性ガスを給排することにより、ヘッドスペ
ースガスを不活性ガス中に均一に拡散させ、その混合気
体の状態でヘッドスペースガスの分析を行うから、通常
状態での内圧が大気圧以下であり、かつヘッドスペース
ガスの量が僅少であっても、ヘッドスペースガスを必要
十分に取り出すことができるうえに、ガスの成分分析を
正確に行うことができ、その結果、ヘッドスペースガス
に含まれる酸素などの目的とする成分の量を正確に測定
できる。またヘッドスペースの容積やヘッドスペースに
対する不活性ガスの連続的な給排、さらには得られた混
合気体の成分分析は、上述した具体的な説明から知られ
るように、自動的に行うことができ、したがってこの発
明によれば、ヘッドスペースガスの計測・分析を自動化
することが容易になるなどの実用上優れた効果を得るこ
とができる。
スガス分析装置の内部構造を示す概要図である。
全体構成概要図である。
状態を示す概要図である。
説明するための説明図である。
台、 68…ヘッドスペースガスアナライザー、 69
…ピアシングヘッド、 75…ガスクロマトグラフ、
76…Heガスボンベ、 77…圧力測定装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 内圧が大気圧以下の陰圧缶のヘッドスペ
ースガスを採取して、そのヘッドスペース内のガス成分
を分析する陰圧缶ヘッドスペースガス分析方法におい
て、 ヘッドスペースの容量を測定するとともに、既知量のガ
スを前記ヘッドスペースに供給・排出して該ガスとヘッ
ドスペースガスとの均一拡散混合気体を得、さらにその
混合気体中の所定の成分の比率を測定し、その比率に基
づいてヘッドスペースガス中の所定の成分の量を求める
ことを特徴とする陰圧缶ヘッドスペースガス分析方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17850596A JP3577391B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 陰圧缶ヘッドスペースガス分析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17850596A JP3577391B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 陰圧缶ヘッドスペースガス分析方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH107115A true JPH107115A (ja) | 1998-01-13 |
| JP3577391B2 JP3577391B2 (ja) | 2004-10-13 |
Family
ID=16049645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17850596A Expired - Fee Related JP3577391B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 陰圧缶ヘッドスペースガス分析方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3577391B2 (ja) |
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