JPH1071717A - インクジェットヘッド用基体、インクジェットヘッド、インクジェット装置及びインクジェットヘッド用基体の製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッド用基体、インクジェットヘッド、インクジェット装置及びインクジェットヘッド用基体の製造方法

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JPH1071717A
JPH1071717A JP23056296A JP23056296A JPH1071717A JP H1071717 A JPH1071717 A JP H1071717A JP 23056296 A JP23056296 A JP 23056296A JP 23056296 A JP23056296 A JP 23056296A JP H1071717 A JPH1071717 A JP H1071717A
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jet head
ink jet
insulating layer
electrode
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Toshimori Miyakoshi
俊守 宮越
Ichiro Saito
一郎 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極配線を絶縁層の下面に配設した構成であ
っても、インクの発泡の繰り返しによる熱ストレスの影
響を抑制でき、層間剥離や断線が発生じ難く、吐出耐久
性に優れたインクジェットヘッド用基体等を提供する。 【解決手段】 層間絶縁層113と、その下面に配設さ
れている電極配線(共通電極111b)との間に金属層
112が介在し、この金属層112の線膨張率は層間絶
縁層113の線膨張率よりも大きく且つ電極配線(共通
電極111b)の線膨張率よりも小さく、好ましくは4
×10-6〜7×10-6/℃であるインクジェットヘッド
用基体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットヘ
ッド用基体、この基体を製造するための方法、この基体
を用いて得たインクジェットヘッド、及び、このヘッド
を備えたインクジェット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、高速高密度
で高精度高画質の記録が可能であり、かつ、カラー化や
コンパクト化に適していることから近年注目されている
(米国特許第4723129号、同第4740796号
等参照)。
【0003】図4は、従来のインクジェットヘッドの一
例を示す模式的部分平面図である。この従来例において
は、基板104上に複数の吐出口101が設けられてお
り、インク流路103中の記録液体(インク)が、この
吐出口101からそれぞれ吐出する。各インク流路10
3毎には、吐出の為の熱エネルギーを発生する電気熱変
換素子102が設けられている。各電気熱変換素子10
2は、主に発熱抵抗体105、これに電力を供給するた
めの電極配線106、及び、これらを保護する保護層
(不図示)により構成される。また、各インク流路10
3は、複数の流路壁108が一体的に形成された天板
を、基板104上の電気熱変換素子102等との相対位
置を画像処理等の手段により位置合わせしながら接合す
ることで形成される。各インク流路103は、その吐出
口101と反対側の端部が共通液室109と連通してお
り、この共通液室109にはインクタンク(不図示)か
ら供給されるインクが貯留される。共通液室109に供
給されたインクは、ここから各インク流路103に導か
れ、吐出口101近傍でメニスカスを形成して保持され
る。このとき電気熱変換素子102を選択的に駆動させ
ることにより、その発生する熱エネルギーを利用して熱
作用面上のインクを急激に加熱沸騰させ、この激力によ
ってインクを吐出させる。
【0004】近年、ヒーターの高密度化、画像の高精細
化、ヘッドの小型化等の点から、電極のリターン部分を
共通電極とし、しかもその共通電極を絶縁層の下側に設
けた構成のインクジェットヘッドが注目を集めている。
図5は、この様な構成のインクジェットヘッドの一例を
示す模式的部分平面図である。すなわち、この従来例に
おいては、発熱抵抗体105に電気熱エネルギーを付与
するための電極を、個別電極111aと絶縁層(不図
示)の下側に導電層として設けた共通電極111bとで
構成したものである(米国特許第4458256号等参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示した様に絶縁層の下側に導電層(共通電極111b)
を設けると、電力の供給により発熱抵抗体105で発生
した熱はインク面だけでなく基板104側にも伝達され
るので、共通電極111b面が0.1〜10マイクロ秒
という極めて短時間に1000℃前後の温度の上昇及び
下降という厳しい環境に置かれる。したがって、発泡を
繰り返すと熱ストレスの影響により層間剥離を起こし、
発熱抵抗体105が断線するといった問題が生じる。
【0006】本発明の目的は上記問題を解決することに
あり、電極配線を絶縁層の下面に配設した構成であって
も、インクの発泡の繰り返しによる熱ストレスの影響を
抑制でき、層間剥離や断線が発生じ難く、吐出耐久性に
優れたインクジェットヘッド用基体、インクジェットヘ
ッド、インクジェット装置及びインクジェットヘッド用
基体の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の本発
明により達成できる。
【0008】基板上に、絶縁層を介して形成されたイン
クに熱を与えるための複数の発熱抵抗体と、該発熱抵抗
体に電気的に接続された一対の電極配線とを有し、該一
対の電極配線のうちの一方の電極配線は前記絶縁層の上
面に前記発熱抵抗体毎に個別に配設され、他方の電極配
線は前記絶縁層の下面に配設されているインクジェット
ヘッド用基体であって、前記絶縁層と、前記絶縁層の下
面に配設されている電極配線との間に金属層が介在し、
該金属層の線膨張率は該絶縁層の線膨張率よりも大きく
且つ該電極配線の線膨張率よりも小さいことを特徴とす
るインクジェットヘッド用基体。
【0009】上記本発明のインクジェットヘッド用基体
を有することを特徴とするインクジェットヘッド。
【0010】上記本発明のインクジェットヘッド用基体
を製造する為の方法であって、少なくとも表面が絶縁性
を有する基板上に、絶縁層の下面に配設する電極配線の
為の電極層を形成し、該電極層の上に線膨張率が4×1
-6〜7×10-6/℃である金属層を形成し、該金属層
と該絶縁層の下面に配設する電極配線のための電極層と
を同時にエッチングして所望のパターンを形成する工程
を含むことを特徴とするインクジェットヘッド用基体の
製造方法。
【0011】上記本発明のインクジェットヘッドと該ヘ
ッドを載置するための部材とを少なくとも具備すること
を特徴とするインクジェット装置。
【0012】本発明においては、絶縁層と絶縁層の下面
に配設されている電極配線との間に、前記絶縁層よりも
大きく且つ前記電極配線より小さい線膨張率を有する金
属層を設けたので、インクの発泡の繰り返しによる熱ス
トレスの影響をこの金属層により抑制でき、上記目的を
達成できることとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、図面を参照しつつ説明する。
【0014】図1は、本発明のインクジェット用基体の
一実施形態を示すための図であり、(a)は、インクジ
ェットヘッド用基体のインクを発泡させる発熱部近傍の
模式的部分平面図であり、(b)は、(a)のX−X’
線の模式的断面図である。
【0015】図1に示すインクジェットヘッド用基体
は、基板104上に蓄熱層110を設け、その上に電極
配線のリターン部分である共通電極111b及び金属層
112を順次設け、その上に所望パターン(吐出口側の
個別電極111a形成部に相当する箇所を露出)の層間
絶縁層113を設け、その上に発熱抵抗体105を設
け、その上に所望パターン(流路対応パターン、但し発
熱部114を露出)の個別電極111aを設け、その上
に保護層107と、耐キャビテーション及び耐インク膜
115を積層したものである。なお図1(a)において
は、保護層107、膜115、その他を適宜不図示とし
た。
【0016】本発明において、層間絶縁層113と共通
電極111bとの間に介在する金属層112は、層間絶
縁層113よりも大きく、かつ共通電極111bよりも
小さい線膨張率を有するものであればよく、特に金属合
金膜であることが望ましい。この金属層112の線膨張
率は、4×10-6〜7×10-6/℃が望ましい。また金
属層112は、Ta、Ti、W、Zr、Hf及びIrよ
り成る群から選ばれた一種以上の金属元素より成ること
が好ましい。金属層112の層厚については、熱ストレ
スの影響の抑制機能が得られる範囲内の層厚であればよ
く、本発明において特に制限は無い。また、金属層11
2は、層間絶縁層113の下面側に配設されている電極
配線(共通電極111b)と同一のパターン形状である
ことが望ましい。
【0017】線膨張率の測定方法は、試料の長さを直接
的に測る絶対測定法と、線膨張率が既知の物質を基準と
して被測定試料の線膨張率をそれと比較する比較測定法
に大別される。絶対測定法には、光干渉法、X線回折
法、測微望遠鏡法等があり、中でも光干渉法は長さの標
準である光波長に直結した測定であるため、最も精度が
高く標準試料の値付け等にも用いられている。光源とし
て現在ではレーザーを用いたものが大部分であり、フィ
ーゾ干渉法や変形マイケルソン干渉法の原理を用いた装
置がよく用いられる。なお、本発明においては、光干渉
法により室温で測定した結果を示した。
【0018】電極配線(個別電極111a、共通電極1
11b)としては、従来よりインクジェットヘッド用基
体の電極配線として知られるものを適宜使用できる。例
えば、Al、Cu、Al−Si又はAl−Cuより成る
合金を用いることが望ましい。また、層間絶縁層113
の下面に配設されている電極配線(共通電極111b)
の線膨張率は、例えばAlで25.5×10-6、Cuで
16.7×10-6/℃である。本発明においては、層間
絶縁層113の下面に配設されている電極配線の形状に
ついて特に制限はないが、図1に示す様に共通化して共
通電極111bとすることが、流路の高密度化、画像の
高精細化、ヘッドの小型化等の点から好ましい。
【0019】層間絶縁層113は、発熱抵抗体105と
共通電極111bとの間を絶縁するための層であり、従
来よりインクジェットヘッド用基体の絶縁層として知ら
れるものを適宜使用できる。例えば、SiN又はSiO
2 から成る層が望ましい。例えばSiO2 の線膨張率は
0.16×10-6/℃である。
【0020】その他の各部、例えば、基板104、蓄熱
層110、発熱抵抗体105、保護層107等として
は、従来よりインクジェットヘッド用基体に使用される
ものを適宜使用できる。なお基板104としては、少な
くとも表面が絶縁性を有するものが望ましい。
【0021】本発明のインクジェットヘッド用基体を製
造する方法については、特に制限は無いが、例えば、少
なくとも表面が絶縁性を有する基板上に、絶縁層の下面
に配設する電極配線の為の電極層を形成し、該電極層の
上に線膨張率が4×10-6〜7×10-6/℃である金属
層を形成し、該金属層と該絶縁層の下面に配設する電極
配線のための電極層とを同時にエッチングして所望のパ
ターンを形成する工程を含む製法が好ましい。
【0022】本発明のインクジェットヘッド用基体を用
い、従来より知られる製法に従い優れたインクジェット
ヘッドを製造でき、このインクジェットヘッドとヘッド
を載置するための部材とを少なくとも具備するインクジ
ェット装置が得られる。
【0023】図2は、本発明のインクジェット装置の一
実施形態を示す斜視図である。
【0024】この装置において、駆動モータ5013の
正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5011,5009
を介して回転するリードスクリュー5004の螺旋溝5
005に対して係合するキャリッジHCはピン(図示せ
ず)を有し、矢印方向に往復移動される。キャリッジH
Cの上には、本発明のインクジェットヘッド用基体を用
いて製造したインクジェットヘッドから成るユニットカ
ートリッジUCを載置できる。
【0025】5002は紙押え板であり、キャリッジ移
動方向にわたって紙Pをプラテン5000に対して押圧
する。5007,5008はフォトカプラでキャリッジ
のレバー5006のこの域での存在を確認してモータ5
013の回転方向切り替え等を行うためのホームポジシ
ョン検知手段である。5016は記録ヘッドの全面をキ
ャップするキャップ部材5022を支持する部材で、5
015はこのキャップ内を吸引する吸引手段であり、キ
ャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を
行う。5017はクリーニングブレードで、5019は
このブレードで前後方向に移動可能にする部材であり、
本体支持板5018にこれらは支持されている。ブレー
ドは、この形態でなく周知のクリーニングブレードでも
本体に適用できる。
【0026】また、5012は、吸引回復の吸引を開始
するためのレバーで、キャリッジと係合するカム502
0の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がク
ラッチ切り替え等の公知の伝達手段で移動制御される。
これらのキャッピング、クリーニング、吸引回復は、キ
ャリッジがホームポジション側領域にきたときにリード
スクリュー5004の作用によってそれらの対応位置で
所望の処理が行えるように構成されているが、周知のタ
イミングで所望の作動を行うようにすれば、本例はいず
れも適用できる。
【0027】上述における各構成は単独でも複合的に見
ても優れた発明であり、本発明にとって好ましい構成例
を示している。なお、本装置はインク吐出圧発生素子を
駆動するための駆動信号供給手段も有している。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
する。
【0029】<実施例1>図1に示した構成のインクジ
ェットヘッド用基体を、以下の通り作製した。
【0030】まず基板104として、予め駆動用ICと
蓄熱層110(SiO2 層)を設けたSi基板を用意し
た。この上に、共通電極111bの為のAl層を500
nm、金属層112の為のTa層を200nm、スパッ
タリング法にて形成した。次に、フォトリソグラフィー
法を用いて配線パターンを形成し、リアクティブイオン
エッチング法でエッチングを行い、同一パターンの共通
電極111bと金属層112を完成した。その上に、ス
パッタ法によってSiO2 から成る層間絶縁層113を
1400nm形成した。以上の様にして形成したTaか
ら成る金属層112の線膨張率は6.5×10-6/℃で
あり、Alから成る共通電極111bの線膨張率は2
5.5×10-6/℃であり、SiO2 から成る層間絶縁
層113の線膨張率は0.16×10-6/℃である。
【0031】次に、この層間絶縁層113の上に、反応
性スパッタリングにより、発熱抵抗体105の為のTa
N層を60nm、個別電極111aの為のAl層を50
0nm形成した。次に、フォトリソグラフィー法を用い
て配線パターンを形成し、リアクティブイオンエッチン
グ法で、Al、TaNと連続的にエッチングを行った。
再びフォトリソグラフィー法により、図1(b)の11
4で示されるように発熱部を露出させるために、ウエッ
トエッチング法によりAlを取り去って、発熱抵抗体1
05と個別電極111aを完成した。次に、プラズマC
VD法によって、SiOからなる保護層107を100
0nm形成し、Taからなる耐キャビテーション及び耐
インク膜115を230nm、パターニングを行いなが
ら成膜し、本発明のインクジェットヘッド用基体を完成
した。
【0032】この基体を用いて製造したインクジェット
ヘッドの吐出の耐久性についての試験を行った。その結
果を図3に示す。図3において、縦軸は吐出パルス数を
表わし、横軸は投入エネルギー量を駆動電圧(Vop)
/発泡開始電圧(Vth)で表わしている。パルス幅を
5μmで試験したところ、図3に示す様に、例えば駆動
電圧(Vop)/発泡開始電圧(Vth)が1.30の
場合に、吐出パルス数が3.3×108 パルスであり、
吐出耐久性に優れていた。
【0033】<実施例2>金属層112として、線膨張
率6.1×10-6/℃、厚さ80nmのTiW膜を用い
たこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェットヘ
ッド用基体を作製した。この基体を用いて製造したイン
クジェットヘッドの耐久性も、実施例1と同様に優れて
いた。
【0034】<実施例3>金属層112として、線膨張
率4.5×10-6/℃、厚さ50nmのW膜を用いたこ
と以外は、実施例1と同様にしてインクジェットヘッド
用基体を作製した。この基体を用いて製造したインクジ
ェットヘッドの耐久性も、実施例1と同様に優れてい
た。
【0035】<比較例1>金属層112を設けないこと
以外は、実施例1と同様にしてインクジェットヘッド用
基体を作製した。この基体を用いて製造したインクジェ
ットヘッドに対し、実施例1と同様にして吐出耐久性試
験を行ったところ、図3に示す様に、その吐出耐久性は
劣っていた。
【0036】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、電極配線
を絶縁層の下面に配設した構成であっても、インクの発
泡の繰り返しによる熱ストレスの影響を抑制でき、ヒー
ターの高密度化・画像の高精細化及びヘッドの小型化等
のために電極配線のリターン部分等を絶縁層の下側に設
けた構成においても、層間剥離や断線が発生じ難く、吐
出耐久性に優れたインクジェットヘッドを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット用基体の一実施形態を
示すための図であり、(a)はインクジェットヘッド用
基体のインクを発泡させる発熱部近傍の模式的部分平面
図であり、(b)は(a)のX−X’線の模式的断面図
である。
【図2】本発明のインクジェット装置の一実施形態を示
す斜視図である。
【図3】実施例1〜3及び比較例1の吐出耐久性試験の
結果を示すグラフである。
【図4】従来のインクジェットヘッドの一例を示す模式
的平面図である。
【図5】従来のインクジェットヘッドの他の一例を示す
模式的平面図である。
【符号の説明】
101 吐出口 102 電気熱変換素子 103 インク流路 104 基板 105 発熱抵抗体 106 電極配線 107 保護層 108 流路壁 109 共通液室 110 蓄熱層 111a 個別電極 111b 共通電極 112 金属層 113 層間絶縁層 114 発熱部 115 耐キャビテーション及び耐インク膜

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、絶縁層を介して形成されたイ
    ンクに熱を与えるための複数の発熱抵抗体と、該発熱抵
    抗体に電気的に接続された一対の電極配線とを有し、該
    一対の電極配線のうちの一方の電極配線は前記絶縁層の
    上面に前記発熱抵抗体毎に個別に配設され、他方の電極
    配線は前記絶縁層の下面に配設されているインクジェッ
    トヘッド用基体であって、 前記絶縁層と、前記絶縁層の下面に配設されている電極
    配線との間に金属層が介在し、該金属層の線膨張率は該
    絶縁層の線膨張率よりも大きく且つ該電極配線の線膨張
    率よりも小さいことを特徴とするインクジェットヘッド
    用基体。
  2. 【請求項2】 前記金属層の線膨張率は、4×10-6
    7×10-6/℃である請求項1記載のインクジェットヘ
    ッド用基体。
  3. 【請求項3】 前記金属層は、Ta、Ti、W、Zr、
    Hf及びIrより成る群から選ばれた一種以上の金属元
    素より成る請求項1又は2記載のインクジェットヘッド
    用基体。
  4. 【請求項4】 前記一対の電極配線は、Al、Cu、A
    l−Si、又は、Al−Cuより成る請求項1乃至3の
    何れか一項記載のインクジェットヘッド用基体。
  5. 【請求項5】 前記絶縁層は、SiN又はSiO2 から
    成る請求項1乃至4の何れか一項記載のインクジェット
    ヘッド用基体。
  6. 【請求項6】 前記金属層は、前記絶縁層の下面に配設
    されている電極配線と同一のパターン形状である請求項
    1乃至5の何れか一項記載のインクジェットヘッド用基
    体。
  7. 【請求項7】 前記絶縁層の下面に配設されている電極
    配線は、共通電極である請求項1乃至6の何れか一項記
    載のインクジェットヘッド用基体。
  8. 【請求項8】 前記基板は、少なくとも表面が絶縁性を
    有する請求項1乃至7の何れか一項記載のインクジェッ
    トヘッド用基体。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8の何れか一項記載のイン
    クジェットヘッド用基体を有することを特徴とするイン
    クジェットヘッド。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至8の何れか一項記載のイ
    ンクジェットヘッド用基体を製造する為の方法であっ
    て、少なくとも表面が絶縁性を有する基板上に、絶縁層
    の下面に配設する電極配線の為の電極層を形成し、該電
    極層の上に線膨張率が4×10-6〜7×10-6/℃であ
    る金属層を形成し、該金属層と該絶縁層の下面に配設す
    る電極配線のための電極層とを同時にエッチングして所
    望のパターンを形成する工程を含むことを特徴とするイ
    ンクジェットヘッド用基体の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のインクジェットヘッド
    と該ヘッドを載置するための部材とを少なくとも具備す
    ることを特徴とするインクジェット装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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