JPH1071940A - 制動液圧制御装置 - Google Patents
制動液圧制御装置Info
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- JPH1071940A JPH1071940A JP23091496A JP23091496A JPH1071940A JP H1071940 A JPH1071940 A JP H1071940A JP 23091496 A JP23091496 A JP 23091496A JP 23091496 A JP23091496 A JP 23091496A JP H1071940 A JPH1071940 A JP H1071940A
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- pressure control
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、電子制御装置と液圧制御ユニット
とが一体化された制動液圧制御装置に関し、組み立て作
業性に優れた制動液圧制御装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 弁ブロック12には電磁弁14、16が
ボディ面12aから突出するように設けられている。電
子制御装置51が実装されると共に、電磁弁14、16
の励磁コイル54、84が固定された回路基板50は、
弁ブロック12のボディ面12の、電磁弁14、16の
周囲に接合されている。更に、電磁弁14、16のヨー
ク60、89は励磁コイル54、84の周囲に固定され
ている。組み立ての際には、回路基板50の貫通孔50
a、50bにスリーブ18、59を貫通させると共に、
ヨーク60、89をスリーブ18、59に嵌着すること
により、励磁コイル54、89及びヨーク60、89の
位置決めが行われる。
とが一体化された制動液圧制御装置に関し、組み立て作
業性に優れた制動液圧制御装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 弁ブロック12には電磁弁14、16が
ボディ面12aから突出するように設けられている。電
子制御装置51が実装されると共に、電磁弁14、16
の励磁コイル54、84が固定された回路基板50は、
弁ブロック12のボディ面12の、電磁弁14、16の
周囲に接合されている。更に、電磁弁14、16のヨー
ク60、89は励磁コイル54、84の周囲に固定され
ている。組み立ての際には、回路基板50の貫通孔50
a、50bにスリーブ18、59を貫通させると共に、
ヨーク60、89をスリーブ18、59に嵌着すること
により、励磁コイル54、89及びヨーク60、89の
位置決めが行われる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用制動液圧制
御装置に係わり、特に、電子制御装置と液圧ユニットと
が一体化された制動液圧制御装置に関する。
御装置に係わり、特に、電子制御装置と液圧ユニットと
が一体化された制動液圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アンチロックブレーキ制御装置等の制動
力制御装置は、一般に、電磁弁が組み込まれた液圧ユニ
ットと、電磁弁の制御を行う電子制御装置とから構成さ
れる。従来より、かかる制動力制御装置の小型化を図る
ため、電子制御装置と液圧ユニットとを一体化した構成
が知られている。例えば、特開平6−298059号に
は、電磁弁の本体部分が突出するように取り付けれた液
圧ユニットと、液圧ユニットの電磁弁取り付け部位を覆
うように構成されたカバーとから構成された制動液圧制
御装置が開示されている。上記従来の制動液圧制御装置
において、カバーには電子制御装置が実装された回路基
板が装着されており、更に、この回路基板には電磁弁の
コイル及びヨークが装着されている。かかる構成のカバ
ーを液圧ユニットに固定することにより、電子制御装置
と液圧ユニットと一体化された制動液圧制御装置が実現
されている。
力制御装置は、一般に、電磁弁が組み込まれた液圧ユニ
ットと、電磁弁の制御を行う電子制御装置とから構成さ
れる。従来より、かかる制動力制御装置の小型化を図る
ため、電子制御装置と液圧ユニットとを一体化した構成
が知られている。例えば、特開平6−298059号に
は、電磁弁の本体部分が突出するように取り付けれた液
圧ユニットと、液圧ユニットの電磁弁取り付け部位を覆
うように構成されたカバーとから構成された制動液圧制
御装置が開示されている。上記従来の制動液圧制御装置
において、カバーには電子制御装置が実装された回路基
板が装着されており、更に、この回路基板には電磁弁の
コイル及びヨークが装着されている。かかる構成のカバ
ーを液圧ユニットに固定することにより、電子制御装置
と液圧ユニットと一体化された制動液圧制御装置が実現
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電磁弁の動
作を確実なものとするためには、電磁弁のヨーク及びコ
イルを電磁弁の本体部分に対して正確に位置決めする必
要がある。上記従来の制動力制御装置は、電磁弁の本体
部分を液圧ユニットに設ける一方、ヨーク及びコイルを
カバーに設けた構成である。このため、上記従来の制動
力制御装置を組み立てる際には、ヨーク及びコイルを電
磁弁の本体部分に対して正確に位置決めしながらカバー
を液圧ユニットに取り付けなければならない。この点、
上記従来の制動液圧制御装置は組み立て作業性に優れた
ものではなかったことになる。
作を確実なものとするためには、電磁弁のヨーク及びコ
イルを電磁弁の本体部分に対して正確に位置決めする必
要がある。上記従来の制動力制御装置は、電磁弁の本体
部分を液圧ユニットに設ける一方、ヨーク及びコイルを
カバーに設けた構成である。このため、上記従来の制動
力制御装置を組み立てる際には、ヨーク及びコイルを電
磁弁の本体部分に対して正確に位置決めしながらカバー
を液圧ユニットに取り付けなければならない。この点、
上記従来の制動液圧制御装置は組み立て作業性に優れた
ものではなかったことになる。
【0004】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、組み立て作業性に優れた、電子制御装置と液圧
ユニットとが一体化された制動力制御装置を提供するこ
とを目的とする。
であり、組み立て作業性に優れた、電子制御装置と液圧
ユニットとが一体化された制動力制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、液圧ユニットと、少なくとも一部が前
記液圧ユニットに埋設された電磁弁と、該電磁弁を制御
する電子制御装置が搭載された基板とを備える制動液圧
制御装置において、前記基板が前記液圧ユニットに固定
されている制動液圧制御装置により達成される。
に記載する如く、液圧ユニットと、少なくとも一部が前
記液圧ユニットに埋設された電磁弁と、該電磁弁を制御
する電子制御装置が搭載された基板とを備える制動液圧
制御装置において、前記基板が前記液圧ユニットに固定
されている制動液圧制御装置により達成される。
【0006】本発明において、電磁弁を制御する電子制
御装置が搭載された基板は、電磁弁が設けられた液圧ユ
ニットに固定される。このため、基板の電磁弁に対する
位置決めが容易となる。これにより、制動液圧制御装置
の組み立て作業性が向上される。
御装置が搭載された基板は、電磁弁が設けられた液圧ユ
ニットに固定される。このため、基板の電磁弁に対する
位置決めが容易となる。これにより、制動液圧制御装置
の組み立て作業性が向上される。
【0007】また、上記の目的は、請求項2に記載する
如く、請求項1記載の制動液圧制御装置において、前記
電磁弁はそのヨークが前記液圧ユニットより突出するよ
うに設けられていると共に、前記ヨークは前記基板に固
定されている制動液圧制御装置によっても達成される。
如く、請求項1記載の制動液圧制御装置において、前記
電磁弁はそのヨークが前記液圧ユニットより突出するよ
うに設けられていると共に、前記ヨークは前記基板に固
定されている制動液圧制御装置によっても達成される。
【0008】本発明において、電磁弁のヨークは液圧ユ
ニットより突出していると共に、基板に固定されてい
る。従って、ヨークの位置決めは、基板を電磁弁に対し
て位置決めすることにより行われる。このため、ヨーク
の位置決めが容易となり、制動液圧制御装置の組み立て
作業性が更に向上される。
ニットより突出していると共に、基板に固定されてい
る。従って、ヨークの位置決めは、基板を電磁弁に対し
て位置決めすることにより行われる。このため、ヨーク
の位置決めが容易となり、制動液圧制御装置の組み立て
作業性が更に向上される。
【0009】また、上記の目的は、請求項3に記載する
如く、請求項1記載の制動液圧制御装置において、前記
電磁弁は前記液圧ユニットより突出していると共に、前
記基板は前記電磁弁が貫通するように配置され、かつ、
前記基板は磁性材料より構成されている制動液圧制御装
置によっても達成される。
如く、請求項1記載の制動液圧制御装置において、前記
電磁弁は前記液圧ユニットより突出していると共に、前
記基板は前記電磁弁が貫通するように配置され、かつ、
前記基板は磁性材料より構成されている制動液圧制御装
置によっても達成される。
【0010】本発明において、磁性材料により構成され
た基板は電磁弁が貫通するように配置されている。この
ため、電磁弁のコイルが発生する磁束は基板を経由して
電磁弁に導かれる。これにより、上記磁束を電磁弁に導
くための磁性材料を設けることが不要とされる。
た基板は電磁弁が貫通するように配置されている。この
ため、電磁弁のコイルが発生する磁束は基板を経由して
電磁弁に導かれる。これにより、上記磁束を電磁弁に導
くための磁性材料を設けることが不要とされる。
【0011】更に、上記の目的は、請求項4に記載する
如く、請求項1記載の制動液圧制御装置において、前記
電磁弁はその駆動コイルが前記液圧ユニットより突出す
るように設けられていると共に、前記駆動コイルは前記
基板に実装固定されている制動液圧制御装置によっても
達成される。
如く、請求項1記載の制動液圧制御装置において、前記
電磁弁はその駆動コイルが前記液圧ユニットより突出す
るように設けられていると共に、前記駆動コイルは前記
基板に実装固定されている制動液圧制御装置によっても
達成される。
【0012】本発明において、電磁弁の駆動コイルは液
圧ユニットより突出していると共に、基板に実装固定さ
れている。従って、電磁コイルの位置決めは、基板を電
磁弁に対して位置決めすることにより行われる。このた
め、電磁コイルの位置決めが容易となり、制動液圧制御
装置の組み立て作業性が更に向上される。
圧ユニットより突出していると共に、基板に実装固定さ
れている。従って、電磁コイルの位置決めは、基板を電
磁弁に対して位置決めすることにより行われる。このた
め、電磁コイルの位置決めが容易となり、制動液圧制御
装置の組み立て作業性が更に向上される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例である
制動液圧制御装置10の部分断面図を示す。図1に示す
如く、制動液圧制御装置10は弁ブロック12を備えて
いる。弁ブロック12には電磁弁14及び16が設けら
れている。
制動液圧制御装置10の部分断面図を示す。図1に示す
如く、制動液圧制御装置10は弁ブロック12を備えて
いる。弁ブロック12には電磁弁14及び16が設けら
れている。
【0014】電磁弁14はスリーブ18を備えている。
スリーブ18は一端(図1においては上端)が閉じた円
筒状の非磁性部材である。スリーブ18の開口端には、
端部側ほど大きな開口径を有するスカート部18aが形
成されている。スリーブ18の内部には、閉じ側端部か
ら順に、プランジャ20、及びコア22が挿入されてい
る。
スリーブ18は一端(図1においては上端)が閉じた円
筒状の非磁性部材である。スリーブ18の開口端には、
端部側ほど大きな開口径を有するスカート部18aが形
成されている。スリーブ18の内部には、閉じ側端部か
ら順に、プランジャ20、及びコア22が挿入されてい
る。
【0015】プランジャ20は、磁性材料で構成された
部材であり、スリーブ18の内部をスリーブ18の長手
方向に変位することができる。コア22は磁性材料で構
成された部材であり、スリーブ18の内部に圧入固定さ
れている。コア22は、その中央部に貫通孔22aを備
えていると共に、その外周面にスリーブ18のスカート
部18aと係合するテーパ部22bを備えている。コア
22は、スリーブ18の開口端側から、テーパ部22b
がスカート部18aに当接するまで、スリーブ18の内
部に圧入されている。かかる状態において、コア22と
プランジャ20との間には所定長のエアギャップが形成
されている。従って、プランジャ22のスリーブ18内
部での変位は、前記所定のエアギャップ長の範囲内に規
制されている。また、プランジャ20には、コア22の
貫通孔22aを貫通するシャフト24が固定されてい
る。
部材であり、スリーブ18の内部をスリーブ18の長手
方向に変位することができる。コア22は磁性材料で構
成された部材であり、スリーブ18の内部に圧入固定さ
れている。コア22は、その中央部に貫通孔22aを備
えていると共に、その外周面にスリーブ18のスカート
部18aと係合するテーパ部22bを備えている。コア
22は、スリーブ18の開口端側から、テーパ部22b
がスカート部18aに当接するまで、スリーブ18の内
部に圧入されている。かかる状態において、コア22と
プランジャ20との間には所定長のエアギャップが形成
されている。従って、プランジャ22のスリーブ18内
部での変位は、前記所定のエアギャップ長の範囲内に規
制されている。また、プランジャ20には、コア22の
貫通孔22aを貫通するシャフト24が固定されてい
る。
【0016】コア22の一端(図1においては下端)に
は円筒部22cが形成されている。また、コア22に
は、円筒部22cの内部空間と円筒部22cの外部空間
とを連通する流体通路22dが設けられている。コア2
2の円筒部22cの内部には、図1中下端側からバルブ
シート26が圧入されている。バルブシート26の中央
部には流体通路26aが設けられている。また、流体通
路26aの、コア22の円筒部22cの内部に連通する
側の端部には、オリフィス26bが設けられている。更
に、バルブシート26の、コア22の端面より図1中下
方の部位には他部位に比して大径に形成されたフランジ
部26cが形成されている。
は円筒部22cが形成されている。また、コア22に
は、円筒部22cの内部空間と円筒部22cの外部空間
とを連通する流体通路22dが設けられている。コア2
2の円筒部22cの内部には、図1中下端側からバルブ
シート26が圧入されている。バルブシート26の中央
部には流体通路26aが設けられている。また、流体通
路26aの、コア22の円筒部22cの内部に連通する
側の端部には、オリフィス26bが設けられている。更
に、バルブシート26の、コア22の端面より図1中下
方の部位には他部位に比して大径に形成されたフランジ
部26cが形成されている。
【0017】オリフィス26bの開口部には、シャフト
24の一端(図1においては下端)に設けられたポペッ
ト28が対向している。オリフィス26bの開口部とポ
ペット28との間には、所定のクリアランスが設けられ
ており、オリフィス26bはポペット28により開閉さ
れるように構成されている。また、バルブシート26と
シャフト24との間には、シャフト24を図1上方に向
けて付勢するスプリング30が配設されている。このた
め、後述する励磁コイル54が通電されていない状態で
は、オリフィス26bの開口部とポペット28との間に
クリアランスが確保され、オリフィス26bは開状態と
されている。
24の一端(図1においては下端)に設けられたポペッ
ト28が対向している。オリフィス26bの開口部とポ
ペット28との間には、所定のクリアランスが設けられ
ており、オリフィス26bはポペット28により開閉さ
れるように構成されている。また、バルブシート26と
シャフト24との間には、シャフト24を図1上方に向
けて付勢するスプリング30が配設されている。このた
め、後述する励磁コイル54が通電されていない状態で
は、オリフィス26bの開口部とポペット28との間に
クリアランスが確保され、オリフィス26bは開状態と
されている。
【0018】弁ブロック12には、その内部側から順
に、円筒状の流体通路32及び34、及び、バックアッ
プリング収納スペース36が、互いに同軸に形成されて
いる。流体通路32は、コア22の円筒部22c、及び
バルブシート26のフランジ部26cの外径に比して僅
かに大径となるように形成されている。また、流体通路
34は流体通路32に比して更に大径に形成されてい
る。更に、バックアップリング収納スペース36は、流
体通路34に比して大径に、かつ、弁ブロック12のボ
ディ面12aに開口するように形成されている。
に、円筒状の流体通路32及び34、及び、バックアッ
プリング収納スペース36が、互いに同軸に形成されて
いる。流体通路32は、コア22の円筒部22c、及び
バルブシート26のフランジ部26cの外径に比して僅
かに大径となるように形成されている。また、流体通路
34は流体通路32に比して更に大径に形成されてい
る。更に、バックアップリング収納スペース36は、流
体通路34に比して大径に、かつ、弁ブロック12のボ
ディ面12aに開口するように形成されている。
【0019】流体通路34とバックアップリング収納ス
ペース36との境界の段差面には、コア22のテーパ部
22bと円筒部22cとの境界の段差面が係合してい
る。これにより、コア22は流体通路34を閉塞してい
る。また、スリーブ18のスカート部18aの周囲に
は、バックアップリング38が掛止されている。バック
アップリング38は、所定の弾性を有する部材であり、
バックアップリング収納スペース36内にかしめ固定さ
れている。これにより、スリーブ18が弁ブロック12
に固定されると共に、バックアップリング38の弾性復
元力によりコア22が流体通路34の深さ方向に押圧さ
れることで、流体通路34とバックアップリング収納ス
ペース36との間に、流体通路34に導かれる流体圧力
に対する十分なシール性が確保されている。
ペース36との境界の段差面には、コア22のテーパ部
22bと円筒部22cとの境界の段差面が係合してい
る。これにより、コア22は流体通路34を閉塞してい
る。また、スリーブ18のスカート部18aの周囲に
は、バックアップリング38が掛止されている。バック
アップリング38は、所定の弾性を有する部材であり、
バックアップリング収納スペース36内にかしめ固定さ
れている。これにより、スリーブ18が弁ブロック12
に固定されると共に、バックアップリング38の弾性復
元力によりコア22が流体通路34の深さ方向に押圧さ
れることで、流体通路34とバックアップリング収納ス
ペース36との間に、流体通路34に導かれる流体圧力
に対する十分なシール性が確保されている。
【0020】流体通路32は、図1において電磁弁14
の下方に延びる流体通路42に連通している。また、流
体通路34は図1において電磁弁14の右方に延びる流
体通路44に連通している。バルブシート26の外周に
はカップシール40が装着されている。カップシール4
0は、バルブシート26に嵌挿された円筒部40aと、
円筒部40aの一端から円筒部40aの外側に折り返さ
れるように延びる傘部40bとからなる弾性部材であ
る。カッブシール40は、外力が作用しない状態では、
傘部40bの外周が流体通路32の内壁と接するように
構成されている。かかる構成によれば、流体通路34側
に流体通路32に比して高い流体圧力が作用すると、こ
の流体圧力は、カップシール40に対して傘部40bを
内側に閉じさせる向きに作用する。この場合、傘部40
bの外周と流体通路32の内壁との間に隙間が生じ、か
かる隙間を経由して流体通路34から流体通路32へ向
かう向きの流体の流れが許容される。一方、流体通路3
2側に流体通路34に比して高い流体圧力が作用する
と、この流体圧力は、カップシール40に対して傘部4
0bを外側に開かせる向きに作用する。この場合、カッ
プシール40の外周と流体通路32の内壁との間の密着
性が高められ、流体通路32から流体通路34へ向かう
向きの流体の流れは阻止される。即ち、カップシール4
0は、流体通路44から流体通路42へ向かう方向の流
れのみを許容する逆止弁として機能している。
の下方に延びる流体通路42に連通している。また、流
体通路34は図1において電磁弁14の右方に延びる流
体通路44に連通している。バルブシート26の外周に
はカップシール40が装着されている。カップシール4
0は、バルブシート26に嵌挿された円筒部40aと、
円筒部40aの一端から円筒部40aの外側に折り返さ
れるように延びる傘部40bとからなる弾性部材であ
る。カッブシール40は、外力が作用しない状態では、
傘部40bの外周が流体通路32の内壁と接するように
構成されている。かかる構成によれば、流体通路34側
に流体通路32に比して高い流体圧力が作用すると、こ
の流体圧力は、カップシール40に対して傘部40bを
内側に閉じさせる向きに作用する。この場合、傘部40
bの外周と流体通路32の内壁との間に隙間が生じ、か
かる隙間を経由して流体通路34から流体通路32へ向
かう向きの流体の流れが許容される。一方、流体通路3
2側に流体通路34に比して高い流体圧力が作用する
と、この流体圧力は、カップシール40に対して傘部4
0bを外側に開かせる向きに作用する。この場合、カッ
プシール40の外周と流体通路32の内壁との間の密着
性が高められ、流体通路32から流体通路34へ向かう
向きの流体の流れは阻止される。即ち、カップシール4
0は、流体通路44から流体通路42へ向かう方向の流
れのみを許容する逆止弁として機能している。
【0021】弁ブロック12のボディ面12aには、回
路基板50が接着あるいはボルト締め等の任意の接合手
段により接合されている。回路基板50はガラスエポキ
シ樹脂等の絶縁性基板に形成された回路パターンに、後
述する電子制御装置51を構成する電子部品51a、5
1b等が実装されて構成されている。回路基板50に
は、電磁弁14のスリーブ18、及び、後述する電磁弁
16のスリーブがそれぞれ貫通する貫通孔50a、50
bが設けられている。
路基板50が接着あるいはボルト締め等の任意の接合手
段により接合されている。回路基板50はガラスエポキ
シ樹脂等の絶縁性基板に形成された回路パターンに、後
述する電子制御装置51を構成する電子部品51a、5
1b等が実装されて構成されている。回路基板50に
は、電磁弁14のスリーブ18、及び、後述する電磁弁
16のスリーブがそれぞれ貫通する貫通孔50a、50
bが設けられている。
【0022】回路基板50の貫通孔50aの周囲には、
磁性体プレート52が配設されている。磁性体プレート
52のスリーブ18を隔てて互いに対向する部位には貫
通孔52a、52bが設けられている。磁性体プレート
52の図1における上面には励磁コイル54が配設され
ている。励磁コイル54は、ボビン56と、ボビン56
の外周に巻設された巻線58とにより構成されている。
ボビン56は図1における上端部及び下端部に、それぞ
れ、フランジ56a及び56bを備えている。更に、ボ
ビン56はフランジ56b側の底面に、一対の脚部56
c、56dを備えている。ボビン56の脚部56c、5
6dがそれぞれ磁性体プレート52の貫通孔52a、5
2bを貫通し、その先端において回路基板50に固定さ
れることにより、励磁コイル54が回路基板50に固定
されている。励磁コイル54の巻線58は、ボビン56
のフランジ56bの設けられた端子59に半田付け等に
より接続されている。端子59は、回路基板50の回路
パターンの所定の位置に接続されている。ただし、巻線
58を直接回路基板50の回路パターンに接続すること
としてもよい。
磁性体プレート52が配設されている。磁性体プレート
52のスリーブ18を隔てて互いに対向する部位には貫
通孔52a、52bが設けられている。磁性体プレート
52の図1における上面には励磁コイル54が配設され
ている。励磁コイル54は、ボビン56と、ボビン56
の外周に巻設された巻線58とにより構成されている。
ボビン56は図1における上端部及び下端部に、それぞ
れ、フランジ56a及び56bを備えている。更に、ボ
ビン56はフランジ56b側の底面に、一対の脚部56
c、56dを備えている。ボビン56の脚部56c、5
6dがそれぞれ磁性体プレート52の貫通孔52a、5
2bを貫通し、その先端において回路基板50に固定さ
れることにより、励磁コイル54が回路基板50に固定
されている。励磁コイル54の巻線58は、ボビン56
のフランジ56bの設けられた端子59に半田付け等に
より接続されている。端子59は、回路基板50の回路
パターンの所定の位置に接続されている。ただし、巻線
58を直接回路基板50の回路パターンに接続すること
としてもよい。
【0023】励磁コイル54の周囲にはヨーク60が配
設されている。ヨーク60は筒状の磁性部材であり、そ
の一端(図1においては上端)に内側に折り返された折
り返し部60aを備えている。ヨーク60は、折り返し
部60aの内周面がスリーブ18の外周面に嵌合される
ことにより、スリーブ18に固定されている。更に、ス
リーブ18の外周面には、磁性材料からなるカラー63
が、折り返し部60a側端部においてヨーク60を磁性
体プレート52に向けて押圧するように嵌挿されてい
る。このカラー63により、ヨーク60は磁性体プレー
ト52と共に、回路基板50に対して固定されている。
また、ヨーク60がカラー63により磁性体プレート5
2に向けて押圧されていることで、ヨーク60と磁性体
プレート52との間に隙間が生ずることが防止されてい
る。これにより、ヨーク60及び磁性体プレート52が
後述の如く構成する磁気回路における磁気損失が抑制さ
れている。
設されている。ヨーク60は筒状の磁性部材であり、そ
の一端(図1においては上端)に内側に折り返された折
り返し部60aを備えている。ヨーク60は、折り返し
部60aの内周面がスリーブ18の外周面に嵌合される
ことにより、スリーブ18に固定されている。更に、ス
リーブ18の外周面には、磁性材料からなるカラー63
が、折り返し部60a側端部においてヨーク60を磁性
体プレート52に向けて押圧するように嵌挿されてい
る。このカラー63により、ヨーク60は磁性体プレー
ト52と共に、回路基板50に対して固定されている。
また、ヨーク60がカラー63により磁性体プレート5
2に向けて押圧されていることで、ヨーク60と磁性体
プレート52との間に隙間が生ずることが防止されてい
る。これにより、ヨーク60及び磁性体プレート52が
後述の如く構成する磁気回路における磁気損失が抑制さ
れている。
【0024】なお、ボビン56は、図1に示す如くヨー
ク60が組付けられた状態で、フランジ56bの外周と
ヨーク60の内周との間に所定のクリアランスC1が形
成され、また、ヨーク60の折り返し部60aの外周と
ボビン56の内周との間に所定のクリアランスC2が形
成されるように構成されている。これにより、ヨーク6
0とボビン56とが干渉することなく、ヨーク60をス
リーブ18に嵌挿することが可能とされている。
ク60が組付けられた状態で、フランジ56bの外周と
ヨーク60の内周との間に所定のクリアランスC1が形
成され、また、ヨーク60の折り返し部60aの外周と
ボビン56の内周との間に所定のクリアランスC2が形
成されるように構成されている。これにより、ヨーク6
0とボビン56とが干渉することなく、ヨーク60をス
リーブ18に嵌挿することが可能とされている。
【0025】上述した電磁弁14の構成によれば、励磁
コイル54に通電されていない場合には、上述の如く、
流体通路26aと流体通路22dとが連通された状態と
なる。この場合、流体通路42と流体通路44とが電磁
弁14を介して連通されることになる。一方、励磁コイ
ル54に通電されると、励磁コイル54が発生する磁束
はヨーク60、プランジャ20、コア22、及び、磁性
体プレート52からなる磁気回路を循環し、かかる磁束
により、プランジャ20に、プランジャ20とコア22
との間のエアギャップを減少させる向きの電磁力が作用
する。この電磁力は、スプリング30の付勢力に抗し
て、シャフト24を介してポペット28に伝達され、ポ
ペット28をオリフィス26bに向けて押圧する。この
ため、流体通路26aと流体通路22dとの連通が遮断
された状態となり、流体通路42と流体通路44との連
通は遮断される。このように、電磁弁14は、励磁コイ
ル54への通電状態によって流体通路42と流体通路4
4との間の連通状態を制御しうる常開の制御弁として機
能する。
コイル54に通電されていない場合には、上述の如く、
流体通路26aと流体通路22dとが連通された状態と
なる。この場合、流体通路42と流体通路44とが電磁
弁14を介して連通されることになる。一方、励磁コイ
ル54に通電されると、励磁コイル54が発生する磁束
はヨーク60、プランジャ20、コア22、及び、磁性
体プレート52からなる磁気回路を循環し、かかる磁束
により、プランジャ20に、プランジャ20とコア22
との間のエアギャップを減少させる向きの電磁力が作用
する。この電磁力は、スプリング30の付勢力に抗し
て、シャフト24を介してポペット28に伝達され、ポ
ペット28をオリフィス26bに向けて押圧する。この
ため、流体通路26aと流体通路22dとの連通が遮断
された状態となり、流体通路42と流体通路44との連
通は遮断される。このように、電磁弁14は、励磁コイ
ル54への通電状態によって流体通路42と流体通路4
4との間の連通状態を制御しうる常開の制御弁として機
能する。
【0026】次に、電磁弁16の構成について説明す
る。電磁弁16において、スリーブ59は電磁弁14の
スリーブ18と同様の構成を有している。スリーブ59
の内部には、閉じ側端部から順に、第1コア61、プラ
ンジャ62、及び第2コア64が挿入されている。第1
コア61及び第2コア64は、スリーブ59の内部に圧
入固定されている。第2コア64は、中央を貫通する貫
通孔64aを備えていると共に、外周面にテーパ部64
bを備えている。第2コア64はテーパ部64bがスリ
ーブ59のスカート部59aに当接するまで、スリーブ
59内部に圧入されている。一方、プランジャ62はス
リーブ59の内部をその長手方向に変位できるように挿
入されている。
る。電磁弁16において、スリーブ59は電磁弁14の
スリーブ18と同様の構成を有している。スリーブ59
の内部には、閉じ側端部から順に、第1コア61、プラ
ンジャ62、及び第2コア64が挿入されている。第1
コア61及び第2コア64は、スリーブ59の内部に圧
入固定されている。第2コア64は、中央を貫通する貫
通孔64aを備えていると共に、外周面にテーパ部64
bを備えている。第2コア64はテーパ部64bがスリ
ーブ59のスカート部59aに当接するまで、スリーブ
59内部に圧入されている。一方、プランジャ62はス
リーブ59の内部をその長手方向に変位できるように挿
入されている。
【0027】第1コア61は、図1中下向きに開口する
円筒開口61aを備えている。円筒開口61aには、プ
ランジャ62を図1における下方に向けて付勢するスプ
リング66が配設されている。これにより、第1コア6
1とプランジャ62との間には所定長のエアギャップが
形成されている。従って、プランジャ61のスリーブ5
9内部での変位は、前記所定のエアギャップ長の範囲内
に規制されている。プランジャ62には、第2コア64
の貫通孔64aを貫通するシャフト68が固定されてい
る。
円筒開口61aを備えている。円筒開口61aには、プ
ランジャ62を図1における下方に向けて付勢するスプ
リング66が配設されている。これにより、第1コア6
1とプランジャ62との間には所定長のエアギャップが
形成されている。従って、プランジャ61のスリーブ5
9内部での変位は、前記所定のエアギャップ長の範囲内
に規制されている。プランジャ62には、第2コア64
の貫通孔64aを貫通するシャフト68が固定されてい
る。
【0028】第2コア64の一端(図1においては下
端)には、円筒部64cが形成されている。円筒部64
cの内部には、図1中下端側からバルブシート70が圧
入されている。バルブシート70の中央部には流体通路
70aが設けられている。流体通路70aの、第2コア
64の円筒部64cの内部に連通する側の端部には、オ
リフィス70bが設けられている。また、第2コア64
には、円筒部64cの内部空間と円筒部64cの外部空
間とを連通する流体通路64dが設けられている。
端)には、円筒部64cが形成されている。円筒部64
cの内部には、図1中下端側からバルブシート70が圧
入されている。バルブシート70の中央部には流体通路
70aが設けられている。流体通路70aの、第2コア
64の円筒部64cの内部に連通する側の端部には、オ
リフィス70bが設けられている。また、第2コア64
には、円筒部64cの内部空間と円筒部64cの外部空
間とを連通する流体通路64dが設けられている。
【0029】オリフィス70bの開口部には、シャフト
68の一端(図1中下端)に設けられたポペット72が
対向している。後述する励磁コイル84に通電されない
状態では、プランジャ62がスプリング66により図1
における下方に向けて付勢されることにより、ポペット
72はオリフィス70bの開口部に向けて押圧されてい
る。従って、かかる状態では、オリフィス70bは閉状
態とされている。
68の一端(図1中下端)に設けられたポペット72が
対向している。後述する励磁コイル84に通電されない
状態では、プランジャ62がスプリング66により図1
における下方に向けて付勢されることにより、ポペット
72はオリフィス70bの開口部に向けて押圧されてい
る。従って、かかる状態では、オリフィス70bは閉状
態とされている。
【0030】弁ブロック12には、互いに同軸に形成さ
れた流体通路74及び76が設けられている。流体通路
74は、第2コア64の円筒部64cに比して僅かに大
径に形成されている。また、流体通路76は流体通路7
4よりも更に大径に形成されている。バルブシート70
の外周面と流体通路74の内周面との間にはOリング7
8が配設されている。Oリング78により、第2コア6
4の円筒部64c、及びバルブシート70の外部におけ
る、流体通路74と流体通路76との間のシール性が確
保されている。
れた流体通路74及び76が設けられている。流体通路
74は、第2コア64の円筒部64cに比して僅かに大
径に形成されている。また、流体通路76は流体通路7
4よりも更に大径に形成されている。バルブシート70
の外周面と流体通路74の内周面との間にはOリング7
8が配設されている。Oリング78により、第2コア6
4の円筒部64c、及びバルブシート70の外部におけ
る、流体通路74と流体通路76との間のシール性が確
保されている。
【0031】流体通路74は、図1において電磁弁16
の下方に延びる流体通路79に連通している。また、流
体通路76は図1において電磁弁16の左方に延びる流
体通路80に連通している。スリーブ59は、バックア
ップリング収容スペース81にバックアップリング82
が固定されることにより、弁ブロック12に固定されて
いる。また、基板50の電磁弁16に対応する部位に
は、磁性体プレート83と、ボビン86及び巻線88か
らなる励磁コイル84とが配設されている。更に、励磁
コイル84の周囲にはヨーク89及びカラー90が装着
されている。これらの構成は、上記した、電磁弁14の
バックアップリング収納スペース36、バックアップリ
ング38、磁性体プレート52、励磁コイル54、ヨー
ク60、及びカラー63の構成と同一であり、その説明
を省略する。
の下方に延びる流体通路79に連通している。また、流
体通路76は図1において電磁弁16の左方に延びる流
体通路80に連通している。スリーブ59は、バックア
ップリング収容スペース81にバックアップリング82
が固定されることにより、弁ブロック12に固定されて
いる。また、基板50の電磁弁16に対応する部位に
は、磁性体プレート83と、ボビン86及び巻線88か
らなる励磁コイル84とが配設されている。更に、励磁
コイル84の周囲にはヨーク89及びカラー90が装着
されている。これらの構成は、上記した、電磁弁14の
バックアップリング収納スペース36、バックアップリ
ング38、磁性体プレート52、励磁コイル54、ヨー
ク60、及びカラー63の構成と同一であり、その説明
を省略する。
【0032】上述した電磁弁16の構成によれば、励磁
コイル84に通電されていない場合には、上述の如く、
ポペット72がオリフィス70bの開口部に向けて押圧
されることにより、流体通路70aと流体通路64dと
が遮断された状態となる。この場合、流体通路79と流
体通路80との間の連通は電磁弁16により遮断される
ことになる。一方、励磁コイル84に通電されると、励
磁コイル84が発生する磁束は、ヨーク89、第1コア
61、プランジャ62、第2コア64、及び磁性体プレ
ート83からなる磁気回路を循環し、かかる磁束によ
り、プランジャ62に、プランジャ62と第1コア61
との間のエアギャップを減少させる向きの電磁力が作用
する。この電磁力は、スプリング66の付勢力に抗し
て、シャフト68を介してポペット72に伝達され、ポ
ペット72をオリフィス70bから離脱する方向に付勢
する。このため、流体通路70aと流体通路64dとが
連通された状態となり、流体通路79と流体通路80と
が連通される。このように、電磁弁16は、励磁コイル
84への通電状態により流体通路79と流体通路80と
の間の連通状態を制御し得る常閉の制御弁として機能す
る。
コイル84に通電されていない場合には、上述の如く、
ポペット72がオリフィス70bの開口部に向けて押圧
されることにより、流体通路70aと流体通路64dと
が遮断された状態となる。この場合、流体通路79と流
体通路80との間の連通は電磁弁16により遮断される
ことになる。一方、励磁コイル84に通電されると、励
磁コイル84が発生する磁束は、ヨーク89、第1コア
61、プランジャ62、第2コア64、及び磁性体プレ
ート83からなる磁気回路を循環し、かかる磁束によ
り、プランジャ62に、プランジャ62と第1コア61
との間のエアギャップを減少させる向きの電磁力が作用
する。この電磁力は、スプリング66の付勢力に抗し
て、シャフト68を介してポペット72に伝達され、ポ
ペット72をオリフィス70bから離脱する方向に付勢
する。このため、流体通路70aと流体通路64dとが
連通された状態となり、流体通路79と流体通路80と
が連通される。このように、電磁弁16は、励磁コイル
84への通電状態により流体通路79と流体通路80と
の間の連通状態を制御し得る常閉の制御弁として機能す
る。
【0033】弁ブロック12の回路基板50の図1中左
方の部位には、外部出力端子100を備えるカバー10
2が固定されている。外部出力端子100には、回路基
板50の出力端子50cが接続されている。更に、カバ
ー部材104は弁ブロック12に、回路基板50を覆う
ように固定されている。
方の部位には、外部出力端子100を備えるカバー10
2が固定されている。外部出力端子100には、回路基
板50の出力端子50cが接続されている。更に、カバ
ー部材104は弁ブロック12に、回路基板50を覆う
ように固定されている。
【0034】次に、図2に、制動液圧制御装置10によ
り構成されたABS制御システムの液圧回路図を示す。
図2に示す如く、流体通路42はマスタシリンダ100
に、流体通路44はホイールシリンダ102に、流体通
路79はリザーバ104に、それぞれ接続されている。
また、流体通路80は流体通路44に連通されている。
なお、逆止弁106は、上述の如くカップシール40に
より構成された逆止弁である。
り構成されたABS制御システムの液圧回路図を示す。
図2に示す如く、流体通路42はマスタシリンダ100
に、流体通路44はホイールシリンダ102に、流体通
路79はリザーバ104に、それぞれ接続されている。
また、流体通路80は流体通路44に連通されている。
なお、逆止弁106は、上述の如くカップシール40に
より構成された逆止弁である。
【0035】かかる構成によれば、図2に示す如く電磁
弁14が開状態、電磁弁16が閉状態とされると、マス
タシリンダ100が発生する液圧がホイールシリンダ1
02に付与される増圧モードが実現される。また、電磁
弁14が閉状態、電磁弁16が開状態とされると、ホイ
ールシリンダ102内のブレーキフルードがリザーバ1
04に回収されて、ホイールシリンダ102が減圧され
る。すなわち、かかる状態では減圧モードが実現され
る。更に、電磁弁14及び電磁弁16の双方が閉状態と
されると、ホイールシリンダ102の液圧が保持される
保持モードが実現される。なお、逆止弁106は、減圧
モードあるいは保持モードにおいて、ブレーキペダルの
踏み込みの解除によりマスタシリンダ100の発生する
液圧が減少した場合に、ホイールシリンダ102内のブ
レーキフルードをマスタシリンダ100に回収させるた
めに設けられている。
弁14が開状態、電磁弁16が閉状態とされると、マス
タシリンダ100が発生する液圧がホイールシリンダ1
02に付与される増圧モードが実現される。また、電磁
弁14が閉状態、電磁弁16が開状態とされると、ホイ
ールシリンダ102内のブレーキフルードがリザーバ1
04に回収されて、ホイールシリンダ102が減圧され
る。すなわち、かかる状態では減圧モードが実現され
る。更に、電磁弁14及び電磁弁16の双方が閉状態と
されると、ホイールシリンダ102の液圧が保持される
保持モードが実現される。なお、逆止弁106は、減圧
モードあるいは保持モードにおいて、ブレーキペダルの
踏み込みの解除によりマスタシリンダ100の発生する
液圧が減少した場合に、ホイールシリンダ102内のブ
レーキフルードをマスタシリンダ100に回収させるた
めに設けられている。
【0036】本実施例においては、回路基板50に実装
された電子制御装置51が、電磁弁14及び16の励磁
コイル54及び84に付与する電流をオンオフすること
で電磁弁14及び16の開閉状態を制御することによ
り、上記した、増圧モード、減圧モード、及び保持モー
ドが切り換えられる。そして、電子制御装置51が制動
時における車輪のスリップ率を監視し、このスリップ率
が所定値を越えないように上記3つのモードを適切に切
り換えることによりアンチロックブレーキ制御が実現さ
れる。
された電子制御装置51が、電磁弁14及び16の励磁
コイル54及び84に付与する電流をオンオフすること
で電磁弁14及び16の開閉状態を制御することによ
り、上記した、増圧モード、減圧モード、及び保持モー
ドが切り換えられる。そして、電子制御装置51が制動
時における車輪のスリップ率を監視し、このスリップ率
が所定値を越えないように上記3つのモードを適切に切
り換えることによりアンチロックブレーキ制御が実現さ
れる。
【0037】ただし、本発明は、アンチロックブレーキ
制御だけではなく、制動力を制御することにより過大な
駆動トルクに起因する駆動輪の空転を防止するトラクシ
ョン制御や、制動力を制御することにより車両の旋回時
における車輪のロックを防止する車両安定化制御など、
制動力制御を用いる任意の制御に適用することができ
る。
制御だけではなく、制動力を制御することにより過大な
駆動トルクに起因する駆動輪の空転を防止するトラクシ
ョン制御や、制動力を制御することにより車両の旋回時
における車輪のロックを防止する車両安定化制御など、
制動力制御を用いる任意の制御に適用することができ
る。
【0038】なお、図1及び図2には、1系統分の電磁
弁14及び16のみを示しているが、弁ブロック12に
は図示しない他系統の電磁弁も設けられている。即ち、
本実施例の制動液圧制御装置10には、車輪の全系統分
の液圧制御回路が実装されている。
弁14及び16のみを示しているが、弁ブロック12に
は図示しない他系統の電磁弁も設けられている。即ち、
本実施例の制動液圧制御装置10には、車輪の全系統分
の液圧制御回路が実装されている。
【0039】次に、図1と共に図3を参照して、制動液
圧制御装置10の組み立て方法について説明する。図3
は、電磁弁14及び16が組み込まれた弁ブロック12
と、電子制御装置51が実装されると共に電磁弁14、
16の励磁コイル54、84が固定された回路基板50
と、ヨーク60、89とが、互いに組付けられる前の状
態を示す。図3に示す如く、先ず、回路基板50が、弁
ブロック12のボディ面12aに、スリーブ18及び5
9がそれぞれ貫通孔50a及び50bを貫通するように
設置され、接合される。次に、ヨーク60、89が、そ
の折り返し部60a、89aの内周面がスリーブ18、
59の外周に嵌着されることにより固定される。更に、
カラー63、90がヨーク60、89の図中上方からス
リーブ18に嵌挿されて、電磁弁14及び16が正規の
状態に組み立てられる。この後、図1に示す如く、カバ
ー102が弁ブロック12のボディ面12aに固定され
た後、回路基板50の出力端子50cが外部出力端子1
00に半田付け等により接続される。最後に、カバー部
材104が係合部104a及び102aが互いに係合し
た状態で、弁ブロック12にボルト締め等により固定さ
れて、制動液圧制御装置10の組み立てが完了される。
圧制御装置10の組み立て方法について説明する。図3
は、電磁弁14及び16が組み込まれた弁ブロック12
と、電子制御装置51が実装されると共に電磁弁14、
16の励磁コイル54、84が固定された回路基板50
と、ヨーク60、89とが、互いに組付けられる前の状
態を示す。図3に示す如く、先ず、回路基板50が、弁
ブロック12のボディ面12aに、スリーブ18及び5
9がそれぞれ貫通孔50a及び50bを貫通するように
設置され、接合される。次に、ヨーク60、89が、そ
の折り返し部60a、89aの内周面がスリーブ18、
59の外周に嵌着されることにより固定される。更に、
カラー63、90がヨーク60、89の図中上方からス
リーブ18に嵌挿されて、電磁弁14及び16が正規の
状態に組み立てられる。この後、図1に示す如く、カバ
ー102が弁ブロック12のボディ面12aに固定され
た後、回路基板50の出力端子50cが外部出力端子1
00に半田付け等により接続される。最後に、カバー部
材104が係合部104a及び102aが互いに係合し
た状態で、弁ブロック12にボルト締め等により固定さ
れて、制動液圧制御装置10の組み立てが完了される。
【0040】上述の如く、本実施例においては、電子制
御装置51が実装された回路基板50が、弁ブロック1
2のボディ面12aに固定されることで、電磁弁14、
16の突出部分の周囲の、本来はデッドスペースとなる
空間に電子制御装置51が配置されている。従って、本
実施例においては、制動液圧制御装置10を大型化する
ことなく、電子制御装置51を弁ブロック12に一体に
組み込むことが可能とされている。
御装置51が実装された回路基板50が、弁ブロック1
2のボディ面12aに固定されることで、電磁弁14、
16の突出部分の周囲の、本来はデッドスペースとなる
空間に電子制御装置51が配置されている。従って、本
実施例においては、制動液圧制御装置10を大型化する
ことなく、電子制御装置51を弁ブロック12に一体に
組み込むことが可能とされている。
【0041】また、本実施例においては、制動液圧制御
装置10の組み立てにあたって、励磁コイル54及び8
4が装着された回路基板50を、その貫通孔50a、及
び50bをスリーブ18及び59が貫通するように、弁
ブロック12のボディ面12aに固定することで、励磁
コイル54、84が電磁弁14及び16のプランジャ2
0及び62の周囲に配置される。即ち、本実施例におい
ては、回路基板50と電磁弁14、16とが共に弁ブロ
ック12に固定されることで、回路基板50の貫通孔5
0a、50bと、電磁弁14、16のスリーブ18、5
9とを、回路基板50と電磁弁14、16との位置決め
のための案内として機能させることができ、上記位置決
めを容易に行うことが可能となっている。このように、
本実施例においては、組み立て作業性に優れた制動液圧
制御装置が実現されている。
装置10の組み立てにあたって、励磁コイル54及び8
4が装着された回路基板50を、その貫通孔50a、及
び50bをスリーブ18及び59が貫通するように、弁
ブロック12のボディ面12aに固定することで、励磁
コイル54、84が電磁弁14及び16のプランジャ2
0及び62の周囲に配置される。即ち、本実施例におい
ては、回路基板50と電磁弁14、16とが共に弁ブロ
ック12に固定されることで、回路基板50の貫通孔5
0a、50bと、電磁弁14、16のスリーブ18、5
9とを、回路基板50と電磁弁14、16との位置決め
のための案内として機能させることができ、上記位置決
めを容易に行うことが可能となっている。このように、
本実施例においては、組み立て作業性に優れた制動液圧
制御装置が実現されている。
【0042】また、本実施例の制動液圧制御装置10
は、ヨーク60、89をスリーブ18、59の周囲に嵌
着させることで、ヨーク60、89が、回路基板50の
電磁弁14、16の周囲に固定される構成である。従っ
て、制動液圧制御装置10の組み立ての際、ヨーク60
及び89の位置決めは、ヨーク60、89を単にスリー
ブ18、59に嵌着させることにより行われることにな
る。これにより制動液圧制御装置10の組み立て作業性
が更に向上されている。
は、ヨーク60、89をスリーブ18、59の周囲に嵌
着させることで、ヨーク60、89が、回路基板50の
電磁弁14、16の周囲に固定される構成である。従っ
て、制動液圧制御装置10の組み立ての際、ヨーク60
及び89の位置決めは、ヨーク60、89を単にスリー
ブ18、59に嵌着させることにより行われることにな
る。これにより制動液圧制御装置10の組み立て作業性
が更に向上されている。
【0043】この場合、上述の如く、ボビン56、86
と、ヨーク60、89との間にクリアランスC1、C2
が設けられていることで、励磁コイル54、84が正規
の位置から多少位置ずれした場合にも、ヨーク60、8
9をボビン56、86と干渉することなく装着すること
ができる。これにより、回路基板50の弁ブロック12
に対する位置決め精度が緩和され、液圧制御装置10の
組み立てが更に容易とされている。
と、ヨーク60、89との間にクリアランスC1、C2
が設けられていることで、励磁コイル54、84が正規
の位置から多少位置ずれした場合にも、ヨーク60、8
9をボビン56、86と干渉することなく装着すること
ができる。これにより、回路基板50の弁ブロック12
に対する位置決め精度が緩和され、液圧制御装置10の
組み立てが更に容易とされている。
【0044】更に、本実施例においては、電子制御装置
51に生じた発熱は回路基板50から弁ブロック12に
流出される。この弁ブロック12は金属製のブロックで
あるため、比較的大きな熱伝導率及び熱容量を有してい
る。従って、本実施例の制動液圧制御装置10において
は、弁ブロック12により大きな放熱効果が得られるこ
とで、回路基板50に別途ヒートシンク等の放熱手段を
設けることが不要とされている。
51に生じた発熱は回路基板50から弁ブロック12に
流出される。この弁ブロック12は金属製のブロックで
あるため、比較的大きな熱伝導率及び熱容量を有してい
る。従って、本実施例の制動液圧制御装置10において
は、弁ブロック12により大きな放熱効果が得られるこ
とで、回路基板50に別途ヒートシンク等の放熱手段を
設けることが不要とされている。
【0045】なお、本実施例において、上述の如く、ヨ
ーク60、89をスリーブ18、59に嵌着させて回路
基板50に固定する構成以外に、ヨーク60、89を回
路基板50の開口50a、50bの周囲に固定し、上述
の如く回路基板50を弁ブロック12のボディ面12に
固定する構成としても、ヨーク60、89の位置決めを
容易に行うことができる。
ーク60、89をスリーブ18、59に嵌着させて回路
基板50に固定する構成以外に、ヨーク60、89を回
路基板50の開口50a、50bの周囲に固定し、上述
の如く回路基板50を弁ブロック12のボディ面12に
固定する構成としても、ヨーク60、89の位置決めを
容易に行うことができる。
【0046】次に、図4を参照して本実施例の第2実施
例について説明する。図4は、本実施例の制動液圧制御
装置150の断面図である。なお、図4において、図1
と同様の構成部分には同一の符号を付してその説明を省
略する。本実施例の制動液圧制御装置150は、回路基
板50と弁ブロック12との間に磁性プレート152が
介在している点に特徴を有している。
例について説明する。図4は、本実施例の制動液圧制御
装置150の断面図である。なお、図4において、図1
と同様の構成部分には同一の符号を付してその説明を省
略する。本実施例の制動液圧制御装置150は、回路基
板50と弁ブロック12との間に磁性プレート152が
介在している点に特徴を有している。
【0047】図4に示す如く、磁性体プレート152は
弁ブロック12のボディ面12aに接合されている。更
に、磁性体プレート152の表面には回路基板50が接
合されている。磁性体プレート152は、回路基板50
の貫通孔50a、50bに対応する位置に貫通孔152
a及び152bを備えている。電磁弁14及び16のス
リーブ18及び59は、それぞれ、回路基板50及び磁
性体プレート152の貫通孔50a、152a及び50
b、152bを貫通している。
弁ブロック12のボディ面12aに接合されている。更
に、磁性体プレート152の表面には回路基板50が接
合されている。磁性体プレート152は、回路基板50
の貫通孔50a、50bに対応する位置に貫通孔152
a及び152bを備えている。電磁弁14及び16のス
リーブ18及び59は、それぞれ、回路基板50及び磁
性体プレート152の貫通孔50a、152a及び50
b、152bを貫通している。
【0048】本実施例においては、励磁コイル54、8
4のボビン56、86は回路基板50に直接固定されて
いる。ヨーク60及び89は、上記第1実施例の場合と
同様に、スリーブ18及び59の外周面に嵌合されてい
る。ただし、本実施例においては、ヨーク60、89の
図4中下端部が、回路基板50に設けられた開口50
c、50dを貫通して磁性体プレート152の表面に接
触している。このため、ヨーク60、89と磁性体プレ
ート152との間に隙間が生ずることが防止されてい
る。従って、励磁コイル54、84の発生する磁束は、
ヨーク60、89と磁性体プレート152との間におい
て損失されることなく、電磁弁14、16の作動に供せ
られる。
4のボビン56、86は回路基板50に直接固定されて
いる。ヨーク60及び89は、上記第1実施例の場合と
同様に、スリーブ18及び59の外周面に嵌合されてい
る。ただし、本実施例においては、ヨーク60、89の
図4中下端部が、回路基板50に設けられた開口50
c、50dを貫通して磁性体プレート152の表面に接
触している。このため、ヨーク60、89と磁性体プレ
ート152との間に隙間が生ずることが防止されてい
る。従って、励磁コイル54、84の発生する磁束は、
ヨーク60、89と磁性体プレート152との間におい
て損失されることなく、電磁弁14、16の作動に供せ
られる。
【0049】本実施例の制動液圧制御装置150を組み
立てる際には、先ず、電磁弁14及び16が組み込まれ
た弁ブロック12のボディ面12aに、磁性体プレート
152が図4に示す如く接合された後、励磁コイル5
4,84、及び、電子制御装置51が実装された回路基
板50が、磁性体プレート152に接合される。更に、
ヨーク60及び89が励磁コイル54及び84の周囲に
配設され、磁性体プレート152に固定される。そし
て、カバー102が弁ブロック12のボディ面12aに
固定された後、回路基板50の出力端子50cが外部出
力端子100に半田付け等により接続される。最後に、
カバー部材104が係合部104a及び102aが互い
に係合した状態で、弁ブロック12にボルト締め等によ
り固定されて、制動液圧制御装置150の組み立てが完
了される本実施例においても、回路基板50が弁ブロッ
ク12のボディ面12aに固定されることにより、電子
制御装置51が電磁弁14、16の突出部分の周囲のデ
ッドスペースに配置されているため、制動液圧制御装置
150を大型化することなく、電子制御装置51と弁ブ
ロック12とを一体化することが可能とされている。ま
た、上記第1実施例と同様に、制動液圧制御装置150
の組み立ての際に、励磁コイル54、84、及び、ヨー
ク60、89の位置決めが容易とされることで、制動液
圧制御装置150の組み立て作業性が向上されている。
更に、電子制御装置51に生じた発熱が、磁性体プレー
ト152を介して弁ブロック12に流出されることで、
回路基板50にヒートシンク等の放熱手段を設けること
が不要とされている。
立てる際には、先ず、電磁弁14及び16が組み込まれ
た弁ブロック12のボディ面12aに、磁性体プレート
152が図4に示す如く接合された後、励磁コイル5
4,84、及び、電子制御装置51が実装された回路基
板50が、磁性体プレート152に接合される。更に、
ヨーク60及び89が励磁コイル54及び84の周囲に
配設され、磁性体プレート152に固定される。そし
て、カバー102が弁ブロック12のボディ面12aに
固定された後、回路基板50の出力端子50cが外部出
力端子100に半田付け等により接続される。最後に、
カバー部材104が係合部104a及び102aが互い
に係合した状態で、弁ブロック12にボルト締め等によ
り固定されて、制動液圧制御装置150の組み立てが完
了される本実施例においても、回路基板50が弁ブロッ
ク12のボディ面12aに固定されることにより、電子
制御装置51が電磁弁14、16の突出部分の周囲のデ
ッドスペースに配置されているため、制動液圧制御装置
150を大型化することなく、電子制御装置51と弁ブ
ロック12とを一体化することが可能とされている。ま
た、上記第1実施例と同様に、制動液圧制御装置150
の組み立ての際に、励磁コイル54、84、及び、ヨー
ク60、89の位置決めが容易とされることで、制動液
圧制御装置150の組み立て作業性が向上されている。
更に、電子制御装置51に生じた発熱が、磁性体プレー
ト152を介して弁ブロック12に流出されることで、
回路基板50にヒートシンク等の放熱手段を設けること
が不要とされている。
【0050】次に、図5を参照して、本発明の第3実施
例について説明する。図5は、本実施例の制動液圧制御
装置200の断面図である。本実施例の制動液圧制御装
置200は、回路基板202を磁性材料で構成し、磁性
体プレートを省略した点に特徴を有している。なお、図
5において、図4と同様の構成部分については同一の符
号を付してその説明を省略する。
例について説明する。図5は、本実施例の制動液圧制御
装置200の断面図である。本実施例の制動液圧制御装
置200は、回路基板202を磁性材料で構成し、磁性
体プレートを省略した点に特徴を有している。なお、図
5において、図4と同様の構成部分については同一の符
号を付してその説明を省略する。
【0051】図5において、回路基板202は、磁性材
料よりなる基板に形成された回路パターンに、電子制御
装置51が実装されて構成されている。回路基板202
は貫通孔202a、202bを備えており、貫通孔20
2a、202bを電磁弁14、16のスリーブ18、5
9が貫通するように、弁ブロック12のボディ面12a
に接合されている。
料よりなる基板に形成された回路パターンに、電子制御
装置51が実装されて構成されている。回路基板202
は貫通孔202a、202bを備えており、貫通孔20
2a、202bを電磁弁14、16のスリーブ18、5
9が貫通するように、弁ブロック12のボディ面12a
に接合されている。
【0052】次に、図5と共に図6を参照して、制動液
圧制御装置200の組み立て方法について説明する。図
6は、電磁弁14及び16が組み込まれた弁ブロック1
2と、電子制御装置51が実装されると共に電磁弁1
4、16の励磁コイル54、84が固定された回路基板
202と、ヨーク60、89とが、互いに組付けられる
前の状態を示す。図6に示す如く、回路基板202は、
弁ブロック12のボディ面12aに、スリーブ18及び
59がそれぞれ貫通孔50a及び50bを貫通するよう
に設置され接合される。次に、ヨーク60、89が、そ
の折り返し部60a、89aの内周面がスリーブ18、
59の外周に嵌着されることにより固定される。更に、
カラー63、90がヨーク60、89の図6中上方から
スリーブ18に嵌挿されて、電磁弁14及び16が正規
の状態に組み立てられる。この後、図5に示す如く、カ
バー102が弁ブロック12のボディ面12aに固定さ
れた後、回路基板202の出力端子202cが外部出力
端子100に半田付け等により接続される。最後に、カ
バー部材104が係合部104a及び102aが互いに
係合した状態で、弁ブロック12にボルト締め等により
固定されて、制動液圧制御装置10の組み立てが完了さ
れる。
圧制御装置200の組み立て方法について説明する。図
6は、電磁弁14及び16が組み込まれた弁ブロック1
2と、電子制御装置51が実装されると共に電磁弁1
4、16の励磁コイル54、84が固定された回路基板
202と、ヨーク60、89とが、互いに組付けられる
前の状態を示す。図6に示す如く、回路基板202は、
弁ブロック12のボディ面12aに、スリーブ18及び
59がそれぞれ貫通孔50a及び50bを貫通するよう
に設置され接合される。次に、ヨーク60、89が、そ
の折り返し部60a、89aの内周面がスリーブ18、
59の外周に嵌着されることにより固定される。更に、
カラー63、90がヨーク60、89の図6中上方から
スリーブ18に嵌挿されて、電磁弁14及び16が正規
の状態に組み立てられる。この後、図5に示す如く、カ
バー102が弁ブロック12のボディ面12aに固定さ
れた後、回路基板202の出力端子202cが外部出力
端子100に半田付け等により接続される。最後に、カ
バー部材104が係合部104a及び102aが互いに
係合した状態で、弁ブロック12にボルト締め等により
固定されて、制動液圧制御装置10の組み立てが完了さ
れる。
【0053】上述した制動液圧制御装置200の構成に
よれば、励磁コイル54が発生する磁束は、ヨーク6
0、コア20、プランジャ22、及び回路基板202を
循環し、また、励磁コイル84が発生する磁束は、ヨー
ク89、第1コア61、プランジャ62、第2コア64
を循環する。このように、本実施例においては、回路基
板202は、励磁コイル54、84が発生する磁束をプ
ランジャ20、62に導く磁気回路の一部を形成するこ
とで、回路基板202が上記第1及び第2実施例におけ
る磁性体プレートを兼ねている。即ち、本実施例におい
ては、磁性体プレートを設けることが不要とされること
で、部品点数が削減されている。このように、本実施例
によれば、より少ない構成部品で、上記第1及び第2実
施例の制動液圧制御装置10、150と同様の効果を奏
する制動液圧制御装置200が実現されている。
よれば、励磁コイル54が発生する磁束は、ヨーク6
0、コア20、プランジャ22、及び回路基板202を
循環し、また、励磁コイル84が発生する磁束は、ヨー
ク89、第1コア61、プランジャ62、第2コア64
を循環する。このように、本実施例においては、回路基
板202は、励磁コイル54、84が発生する磁束をプ
ランジャ20、62に導く磁気回路の一部を形成するこ
とで、回路基板202が上記第1及び第2実施例におけ
る磁性体プレートを兼ねている。即ち、本実施例におい
ては、磁性体プレートを設けることが不要とされること
で、部品点数が削減されている。このように、本実施例
によれば、より少ない構成部品で、上記第1及び第2実
施例の制動液圧制御装置10、150と同様の効果を奏
する制動液圧制御装置200が実現されている。
【0054】なお、上記第1〜第3実施例においては、
弁ブロック12が上記した液圧ユニットに相当してい
る。
弁ブロック12が上記した液圧ユニットに相当してい
る。
【0055】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、電子制御装置が搭載された基板の、電磁弁に対する
位置決めが容易となることで、液圧ユニットと電子制御
装置が一体化された制動液圧制御装置の組み立て作業性
を向上させることができる。また、電子制御装置におい
て発生した熱は基板を介して液圧ユニットへ伝熱される
ため、液圧ユニットを放熱体として利用できる。これに
より、放熱装置を小型化することができ、従って、装置
全体を小型化することができる。
ば、電子制御装置が搭載された基板の、電磁弁に対する
位置決めが容易となることで、液圧ユニットと電子制御
装置が一体化された制動液圧制御装置の組み立て作業性
を向上させることができる。また、電子制御装置におい
て発生した熱は基板を介して液圧ユニットへ伝熱される
ため、液圧ユニットを放熱体として利用できる。これに
より、放熱装置を小型化することができ、従って、装置
全体を小型化することができる。
【0056】また、請求項2記載の発明によれば、電磁
弁のヨークの位置決めが容易となることで、制動液圧制
御装置の組み立て作業性を更に向上させることができ
る。また、請求項3記載の発明によれば、基板が磁性材
料より構成されることで、電磁弁への磁束の流通を補助
するための磁性材料を設けることが不要となり、これに
より、制動液圧制御装置の部品点数を削減することがで
きる。
弁のヨークの位置決めが容易となることで、制動液圧制
御装置の組み立て作業性を更に向上させることができ
る。また、請求項3記載の発明によれば、基板が磁性材
料より構成されることで、電磁弁への磁束の流通を補助
するための磁性材料を設けることが不要となり、これに
より、制動液圧制御装置の部品点数を削減することがで
きる。
【0057】更に、請求項4記載の発明によれば、電磁
弁の駆動コイルの位置決めが容易となることで、制動液
圧制御装置の組み立て作業性を更に向上させることがで
きる。
弁の駆動コイルの位置決めが容易となることで、制動液
圧制御装置の組み立て作業性を更に向上させることがで
きる。
【図1】本発明の第1実施例である制動液圧制御装置の
断面図である。
断面図である。
【図2】本実施例の制動液圧制御装置により構成された
制動力制御システムの構成図である。
制動力制御システムの構成図である。
【図3】本実施例の制動液圧制御装置の組み立て前の状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図4】本発明の第2実施例である制動液圧制御装置の
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明の第3実施例である制動液圧制御装置の
断面図である。
断面図である。
【図6】本実施例の制動液圧制御装置の組み立て前の状
態を示す図である。
態を示す図である。
10、150、200 制動液圧制御装置 12 弁ブロック 14、16 電磁弁 50、202 回路基板 51 電子制御装置 54、84 励磁コイル 60、89 ヨーク
Claims (4)
- 【請求項1】 液圧ユニットと、少なくとも一部が前記
液圧ユニットに埋設された電磁弁と、該電磁弁を制御す
る電子制御装置が搭載された基板とを備える制動液圧制
御装置において、 前記基板は前記液圧ユニットに固定されていることを特
徴とする制動液圧制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の制動液圧制御装置におい
て、 前記電磁弁はそのヨークが前記液圧ユニットより突出す
るように設けられていると共に、前記ヨークは前記基板
に固定されていることを特徴とする制動液圧制御装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の制動液圧制御装置におい
て、 前記電磁弁は前記液圧ユニットより突出していると共
に、前記基板は前記電磁弁が貫通するように配置され、
かつ、前記基板は磁性材料より構成されていることを特
徴とする制動液圧制御装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の制動液圧制御装置におい
て、 前記電磁弁はその駆動コイルが前記液圧ユニットより突
出するように設けられていると共に、前記駆動コイルは
前記基板に実装固定されていることを特徴とする制動液
圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23091496A JPH1071940A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 制動液圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23091496A JPH1071940A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 制動液圧制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1071940A true JPH1071940A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=16915269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23091496A Pending JPH1071940A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 制動液圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1071940A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11304076A (ja) * | 1998-04-20 | 1999-11-05 | Aisin Seiki Co Ltd | 液圧制御ユニット |
| JP2000190834A (ja) * | 1998-11-13 | 2000-07-11 | Mando Mach Co Ltd | アンチロックブレ―キシステム用ソレノイド弁 |
| JP2000190833A (ja) * | 1998-11-13 | 2000-07-11 | Mando Mach Co Ltd | アンチロックブレ―キシステム用ソレノイド弁 |
| JP2002542101A (ja) * | 1999-04-15 | 2002-12-10 | コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト | 弁コイル支持体 |
| JP2004150466A (ja) * | 2002-10-28 | 2004-05-27 | Toyota Motor Corp | 油圧制御装置 |
| KR101151236B1 (ko) * | 2006-06-08 | 2012-06-14 | 주식회사 만도 | 브레이크 시스템용 전자제어장치와, 전자제어장치의 코일제조방법 및 코일 권선용 지그 |
| JP2014000841A (ja) * | 2012-06-15 | 2014-01-09 | Bosch Corp | ブレーキ液圧制御装置およびその製造方法。 |
| JP2018133547A (ja) * | 2017-02-17 | 2018-08-23 | ヴィオニア日信ブレーキシステムジャパン株式会社 | コイル組立体およびブレーキ制御装置 |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP23091496A patent/JPH1071940A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2000190834A (ja) * | 1998-11-13 | 2000-07-11 | Mando Mach Co Ltd | アンチロックブレ―キシステム用ソレノイド弁 |
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| JP4959058B2 (ja) * | 1999-04-15 | 2012-06-20 | コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト | 弁コイル支持体 |
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| JP2014000841A (ja) * | 2012-06-15 | 2014-01-09 | Bosch Corp | ブレーキ液圧制御装置およびその製造方法。 |
| JP2018133547A (ja) * | 2017-02-17 | 2018-08-23 | ヴィオニア日信ブレーキシステムジャパン株式会社 | コイル組立体およびブレーキ制御装置 |
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