JPH1072283A - 気相成長方法及び装置 - Google Patents
気相成長方法及び装置Info
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- JPH1072283A JPH1072283A JP11147797A JP11147797A JPH1072283A JP H1072283 A JPH1072283 A JP H1072283A JP 11147797 A JP11147797 A JP 11147797A JP 11147797 A JP11147797 A JP 11147797A JP H1072283 A JPH1072283 A JP H1072283A
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Landscapes
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 原料ガスを排気せずに1原子層の薄膜の成長
を達成させる。 【構成】 反応室1内に試料7を設置し、試料7を加熱
して試料7表面の不要吸着物を昇温脱離させた後、試料
7の温度を下げて水素化物系の原料ガスを試料の表面に
原料ガスがほぼ完全に吸着されるような分圧で導入し、
前記原料ガスが前記試料7表面に吸着するのに要する時
間以上経た後、前記試料7を原料ガスに曝した状態でフ
ラッシュランプ光源9から前記吸着するのに要する時間
に比べて無視できるような短いパルス幅のパルス光を試
料7表面に照射することにより、1パルス光照射毎に1
原子層の薄膜を成長させる。
を達成させる。 【構成】 反応室1内に試料7を設置し、試料7を加熱
して試料7表面の不要吸着物を昇温脱離させた後、試料
7の温度を下げて水素化物系の原料ガスを試料の表面に
原料ガスがほぼ完全に吸着されるような分圧で導入し、
前記原料ガスが前記試料7表面に吸着するのに要する時
間以上経た後、前記試料7を原料ガスに曝した状態でフ
ラッシュランプ光源9から前記吸着するのに要する時間
に比べて無視できるような短いパルス幅のパルス光を試
料7表面に照射することにより、1パルス光照射毎に1
原子層の薄膜を成長させる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は反応室内の試料に原料ガ
スの供給により原子層状に薄膜を気相成長する方法及び
装置に関する。
スの供給により原子層状に薄膜を気相成長する方法及び
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の気相成長方法では、図1を参照し
て説明すると、反応室1内にガス供給源により原料ガス
を流通させながら反応室1内の試料7を高周波加熱装置
19により加熱して試料7表面にCVD膜を成長させて
いる。
て説明すると、反応室1内にガス供給源により原料ガス
を流通させながら反応室1内の試料7を高周波加熱装置
19により加熱して試料7表面にCVD膜を成長させて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来から気相成長方法
に用いられる原料ガスとしては、有機系原料ガス、塩化
物系原料ガス、水素化物系原料ガス等が使用されている
が、これらの有機系原料ガスや塩化物系原料ガスでは、
基板をガスに曝した状態のままにしておくと多分子層吸
着を起こすという問題があり、これが1原子層ごとの薄
膜成長を達成するための大きな障害となっている。その
ため、1原子層の吸着を行った後は、原料ガスを排気し
多層吸着を防止することが従来から行われている(例え
ば特開平2−208925号公報)。しかしながら、有
機系原料ガスや塩化物系原料ガスは取扱いが困難である
と共に、塩素、炭素等の不純物を含んでいるという問題
がある。
に用いられる原料ガスとしては、有機系原料ガス、塩化
物系原料ガス、水素化物系原料ガス等が使用されている
が、これらの有機系原料ガスや塩化物系原料ガスでは、
基板をガスに曝した状態のままにしておくと多分子層吸
着を起こすという問題があり、これが1原子層ごとの薄
膜成長を達成するための大きな障害となっている。その
ため、1原子層の吸着を行った後は、原料ガスを排気し
多層吸着を防止することが従来から行われている(例え
ば特開平2−208925号公報)。しかしながら、有
機系原料ガスや塩化物系原料ガスは取扱いが困難である
と共に、塩素、炭素等の不純物を含んでいるという問題
がある。
【0004】一方、水素化物系原料ガスの場合には、不
純物を含んでおらず取扱いが容易であるという利点を有
している反面、基板を加熱または光の照射により連続的
にエネルギを供給した状態にしておくと(例えば特開昭
59−94829号公報)、連続的に分解,吸着,分
解,吸着,・・・を繰り返し連続堆積が生じてしまうた
め、上記ガス同様、1原子層ごとの制御ができないとい
う問題がある(但し、例外的にGaAsの場合には、As原子
の上にはAsの原料ガスが吸着しないという独自の特性が
あるため、連続堆積を防止することができる)。そこ
で、一般的には、連続堆積を防止するために、やはり原
料ガスを排気して連続堆積を防ぐことが行われている
(例えば特開昭63−55929号公報)。
純物を含んでおらず取扱いが容易であるという利点を有
している反面、基板を加熱または光の照射により連続的
にエネルギを供給した状態にしておくと(例えば特開昭
59−94829号公報)、連続的に分解,吸着,分
解,吸着,・・・を繰り返し連続堆積が生じてしまうた
め、上記ガス同様、1原子層ごとの制御ができないとい
う問題がある(但し、例外的にGaAsの場合には、As原子
の上にはAsの原料ガスが吸着しないという独自の特性が
あるため、連続堆積を防止することができる)。そこ
で、一般的には、連続堆積を防止するために、やはり原
料ガスを排気して連続堆積を防ぐことが行われている
(例えば特開昭63−55929号公報)。
【0005】しかしながら、水素化物系では、気相中の
原料ガス排気時に、表面から吸着物質が脱離するという
問題がある。また、原料ガスの排気、導入を繰り返すこ
とは生産性を向上させる上で弊害である。本発明は、試
料に単分子吸着され且つその吸着時間に比べフラッシュ
ランプによる分解・反応時間が無視できる程度に短いよ
うな性質を有する水素化物系等の原料ガスを用いること
により、原料ガスを排気せずに1原子層の薄膜の成長を
達成させることを目的とする。
原料ガス排気時に、表面から吸着物質が脱離するという
問題がある。また、原料ガスの排気、導入を繰り返すこ
とは生産性を向上させる上で弊害である。本発明は、試
料に単分子吸着され且つその吸着時間に比べフラッシュ
ランプによる分解・反応時間が無視できる程度に短いよ
うな性質を有する水素化物系等の原料ガスを用いること
により、原料ガスを排気せずに1原子層の薄膜の成長を
達成させることを目的とする。
【0006】即ち、原料ガスが試料に単分子吸着し、し
かもその吸着物が分解・反応後、次の吸着が完了するま
でに時間を要するという現象を利用し、試料表面に原料
ガスを吸着させた後、試料を原料ガスに曝した状態でフ
ラッシュランプからのパルス光により、吸着物を瞬時に
分解・反応させることにより、上記目的を達成する。
かもその吸着物が分解・反応後、次の吸着が完了するま
でに時間を要するという現象を利用し、試料表面に原料
ガスを吸着させた後、試料を原料ガスに曝した状態でフ
ラッシュランプからのパルス光により、吸着物を瞬時に
分解・反応させることにより、上記目的を達成する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明方法は上記の課題
を解決し上記の目的を達成するため、その請求項1記載
のものにあっては、反応室内に試料を設置し、試料を加
熱して試料表面の不要吸着物を昇温脱離させた後、試料
の温度を下げて水素化物系の原料ガスを試料の表面に原
料ガスがほぼ完全に吸着されるような分圧で導入し、前
記原料ガスが前記試料表面に吸着するのに要する時間以
上経た後、前記試料を原料ガスに曝した状態でフラッシ
ュランプから前記吸着するのに要する時間に比べて無視
できるような短いパルス幅のパルス光を試料表面に照射
することにより、1パルス光照射毎に1原子層の薄膜を
成長させることを特徴とする。また、請求項2記載のも
のにあっては、試料が設置された反応室内に、該試料に
単分子吸着され且つその吸着時間に比べフラッシュラン
プによる分解・反応時間が無視できる程度に短いような
性質を有する原料ガスを試料の表面に原料ガスがほぼ完
全に吸着されるような分圧で導入し、前記原料ガスが前
記試料表面に吸着するのに要する時間以上経た後、前記
試料を原料ガスに曝した状態でフラッシュランプから前
記吸着するのに要する時間に比べて無視できるような短
いパルス幅のパルス光を試料表面に照射することによ
り、1パルス光照射毎に1原子層の薄膜を成長させるこ
とを特徴とする。また、請求項3記載のものにあって
は、請求項1または2記載のものにおいて、前記フラッ
シュランプは、キセノンフラッシュランプであることを
特徴とする。また、請求項4記載のものにあっては、請
求項1または3に記載のものにおいて、前記試料はシリ
コンウェハであり、前記原料ガスはゲルマンガスであ
り、該ゲルマンガスを1Pa以上の分圧で導入し、前記
吸着するのに要する時間を20秒以上とすることを特徴
とする。また、請求項5記載のものにあっては、請求項
1〜4のいずれかに記載のものにおいて、前記パルス光
照射による薄膜の形成の前又は後或いはパルス光照射の
間に、試料を一定に加熱し、原料ガスを化学的に反応さ
せて薄膜を形成させる工程を含むことを特徴とする。
を解決し上記の目的を達成するため、その請求項1記載
のものにあっては、反応室内に試料を設置し、試料を加
熱して試料表面の不要吸着物を昇温脱離させた後、試料
の温度を下げて水素化物系の原料ガスを試料の表面に原
料ガスがほぼ完全に吸着されるような分圧で導入し、前
記原料ガスが前記試料表面に吸着するのに要する時間以
上経た後、前記試料を原料ガスに曝した状態でフラッシ
ュランプから前記吸着するのに要する時間に比べて無視
できるような短いパルス幅のパルス光を試料表面に照射
することにより、1パルス光照射毎に1原子層の薄膜を
成長させることを特徴とする。また、請求項2記載のも
のにあっては、試料が設置された反応室内に、該試料に
単分子吸着され且つその吸着時間に比べフラッシュラン
プによる分解・反応時間が無視できる程度に短いような
性質を有する原料ガスを試料の表面に原料ガスがほぼ完
全に吸着されるような分圧で導入し、前記原料ガスが前
記試料表面に吸着するのに要する時間以上経た後、前記
試料を原料ガスに曝した状態でフラッシュランプから前
記吸着するのに要する時間に比べて無視できるような短
いパルス幅のパルス光を試料表面に照射することによ
り、1パルス光照射毎に1原子層の薄膜を成長させるこ
とを特徴とする。また、請求項3記載のものにあって
は、請求項1または2記載のものにおいて、前記フラッ
シュランプは、キセノンフラッシュランプであることを
特徴とする。また、請求項4記載のものにあっては、請
求項1または3に記載のものにおいて、前記試料はシリ
コンウェハであり、前記原料ガスはゲルマンガスであ
り、該ゲルマンガスを1Pa以上の分圧で導入し、前記
吸着するのに要する時間を20秒以上とすることを特徴
とする。また、請求項5記載のものにあっては、請求項
1〜4のいずれかに記載のものにおいて、前記パルス光
照射による薄膜の形成の前又は後或いはパルス光照射の
間に、試料を一定に加熱し、原料ガスを化学的に反応さ
せて薄膜を形成させる工程を含むことを特徴とする。
【0008】また、本発明装置は同じ課題を解決し同じ
目的を達成するため、請求項6に記載したものにあって
は、試料が設置される反応室と、試料を加熱して試料表
面の不要吸着物を昇温脱離させると共に、脱離後は温度
を下げる加熱装置と、この反応室に水素化物系の原料ガ
スを試料の表面に原料ガスがほぼ完全に吸着されるよう
な分圧で導入するガス供給源と、反応室内の試料表面に
透光性窓を通してパルス光を照射するフラッシュランプ
と、前記ガス供給源による反応室内への原料ガスの導入
とフラッシュランプによる試料へのパルス光の照射を、
前記原料ガスが前記試料表面に吸着するのに要する時間
以上経た後、前記試料を原料ガスに曝した状態で前記吸
着するのに要する時間に比べて無視できるような短いパ
ルス幅のパルス光を照射するように、関連付けて制御す
る制御装置とを設けることを特徴とする。
目的を達成するため、請求項6に記載したものにあって
は、試料が設置される反応室と、試料を加熱して試料表
面の不要吸着物を昇温脱離させると共に、脱離後は温度
を下げる加熱装置と、この反応室に水素化物系の原料ガ
スを試料の表面に原料ガスがほぼ完全に吸着されるよう
な分圧で導入するガス供給源と、反応室内の試料表面に
透光性窓を通してパルス光を照射するフラッシュランプ
と、前記ガス供給源による反応室内への原料ガスの導入
とフラッシュランプによる試料へのパルス光の照射を、
前記原料ガスが前記試料表面に吸着するのに要する時間
以上経た後、前記試料を原料ガスに曝した状態で前記吸
着するのに要する時間に比べて無視できるような短いパ
ルス幅のパルス光を照射するように、関連付けて制御す
る制御装置とを設けることを特徴とする。
【0009】
【作用】このような構成であるから、試料に単分子吸着
され且つその吸着時間に比べフラッシュランプによる分
解・反応時間が無視できる程度に短いような性質を有す
る水素化物系等の原料ガスを試料の表面に原料ガスがほ
ぼ完全に吸着されるような分圧で導入し、前記原料ガス
が前記試料表面に吸着するのに要する時間以上経た後、
前記試料を原料ガスに曝した状態でフラッシュランプか
ら前記吸着するのに要する時間に比べて無視できるよう
な短いパルス幅のパルス光を試料表面に照射することに
より、1パルス光照射毎に1原子層の薄膜を成長させる
ことができることになる。
され且つその吸着時間に比べフラッシュランプによる分
解・反応時間が無視できる程度に短いような性質を有す
る水素化物系等の原料ガスを試料の表面に原料ガスがほ
ぼ完全に吸着されるような分圧で導入し、前記原料ガス
が前記試料表面に吸着するのに要する時間以上経た後、
前記試料を原料ガスに曝した状態でフラッシュランプか
ら前記吸着するのに要する時間に比べて無視できるよう
な短いパルス幅のパルス光を試料表面に照射することに
より、1パルス光照射毎に1原子層の薄膜を成長させる
ことができることになる。
【0010】換言すれば、試料表面に原料ガスを単分子
吸着させた後、パルス光により吸着物を瞬時に分解・反
応させ、原子層状に薄膜を形成することができることに
なる。
吸着させた後、パルス光により吸着物を瞬時に分解・反
応させ、原子層状に薄膜を形成することができることに
なる。
【0011】
【実施例】図1は本発明方法及び装置の1実施例の概略
構成説明図である。本実施例は、反応室1、この反応室
1に扉2を介して連なる予備室3、反応室1及び予備室
3をそれぞれ減圧するための反応室,予備室用排気装置
4,5、反応室1及び予備室3にガスを供給するための
ガス供給源6及び反応室1内の試料7の表面に透光性窓
8を通してフラッシュランプ光を照射するためのフラッ
シュランプ光源9とを備えている。
構成説明図である。本実施例は、反応室1、この反応室
1に扉2を介して連なる予備室3、反応室1及び予備室
3をそれぞれ減圧するための反応室,予備室用排気装置
4,5、反応室1及び予備室3にガスを供給するための
ガス供給源6及び反応室1内の試料7の表面に透光性窓
8を通してフラッシュランプ光を照射するためのフラッ
シュランプ光源9とを備えている。
【0012】そして試料7を補助加熱するための試料台
10とワークコイル室11、高周波をワークコイル室1
1内のワークコイル12に供給するための高周波発振器
(加熱装置)13、ワークコイル室11を減圧するため
のワークコイル室用排気装置14、反応室1に試料7を
搬送するために予備室3内に設けられた試料搬送機1
5、外部から試料7を予備室3に搬入するために予備室
3に設けられた扉16及びガス供給源6による反応室1
内への原料ガスの導入とフラッシュランプ光源9による
試料7へのフラッシュ光の照射を関連付けて制御する制
御装置18とを備えた構成となっている。なお、17は
圧力計である。
10とワークコイル室11、高周波をワークコイル室1
1内のワークコイル12に供給するための高周波発振器
(加熱装置)13、ワークコイル室11を減圧するため
のワークコイル室用排気装置14、反応室1に試料7を
搬送するために予備室3内に設けられた試料搬送機1
5、外部から試料7を予備室3に搬入するために予備室
3に設けられた扉16及びガス供給源6による反応室1
内への原料ガスの導入とフラッシュランプ光源9による
試料7へのフラッシュ光の照射を関連付けて制御する制
御装置18とを備えた構成となっている。なお、17は
圧力計である。
【0013】次に、上述した装置を用いて膜を形成する
方法について説明する。膜の形成は、次のような手順で
行う。反応室1とワークコイル室11をそれぞれ排気
装置4,14で真空排気する。次に真空排気状態の反
応室1内にガス供給源6より水素などのキャリアガスを
流入させる。
方法について説明する。膜の形成は、次のような手順で
行う。反応室1とワークコイル室11をそれぞれ排気
装置4,14で真空排気する。次に真空排気状態の反
応室1内にガス供給源6より水素などのキャリアガスを
流入させる。
【0014】予備室3を窒素などのガスで大気圧状態
にし扉16を開け、試料7を予備室3内の試料搬送機1
5に乗せた後、扉16を締める。反応室1内に流入さ
せているガスと同種のガスを予備室3内に流入させなが
ら、予備室3内を排気装置5で減圧にする。
にし扉16を開け、試料7を予備室3内の試料搬送機1
5に乗せた後、扉16を締める。反応室1内に流入さ
せているガスと同種のガスを予備室3内に流入させなが
ら、予備室3内を排気装置5で減圧にする。
【0015】扉2を開け、試料7を試料搬送機15に
より予備室3内から反応室1内に搬送し、試料台10上
に乗せ、搬送機15を予備室3内に戻し、扉2を閉め
る。ワークコイル12に高周波発振器13より高周波
を加え、試料台10を加熱し、その熱で試料7を加熱す
る。
より予備室3内から反応室1内に搬送し、試料台10上
に乗せ、搬送機15を予備室3内に戻し、扉2を閉め
る。ワークコイル12に高周波発振器13より高周波
を加え、試料台10を加熱し、その熱で試料7を加熱す
る。
【0016】なお、この加熱はフラッシュランプ光の照
射時の原料ガスの分解・反応を促進させるため、もしく
は、試料7表面の不要吸着物、特に吸着水素を昇温脱離
させるため,もしくは、通常の化学気相成長法で薄膜を
形成するために用いる。
射時の原料ガスの分解・反応を促進させるため、もしく
は、試料7表面の不要吸着物、特に吸着水素を昇温脱離
させるため,もしくは、通常の化学気相成長法で薄膜を
形成するために用いる。
【0017】その後、原料ガスをガス供給源6より反
応室1に流入させる。次に、原料ガスが試料7表面に
吸着するのに必要な時間の後、フラッシュランプ光をフ
ラッシュランプ光源9より透光性窓8を通して試料7表
面に照射する。
応室1に流入させる。次に、原料ガスが試料7表面に
吸着するのに必要な時間の後、フラッシュランプ光をフ
ラッシュランプ光源9より透光性窓8を通して試料7表
面に照射する。
【0018】ここで、反応室1内への原料ガスの流入と
フラッシュランプ光の照射を制御装置18により関連付
けて制御し、2種以上の原料ガスを同時にもしくは交互
に入れ換えてもよい。またフラッシュランプ光を照射
後、別の原料ガスを流入させ、試料7の加熱により、異
種の物質を成長させてもよい。
フラッシュランプ光の照射を制御装置18により関連付
けて制御し、2種以上の原料ガスを同時にもしくは交互
に入れ換えてもよい。またフラッシュランプ光を照射
後、別の原料ガスを流入させ、試料7の加熱により、異
種の物質を成長させてもよい。
【0019】このような工程でたとえば単結晶シリコン
上にゲルマニウムを形成する場合の手順の一例について
図2を用いて説明する。反応室1に水素ガス200cc/
min を流入させ、反応室1内圧力270Paとなっている
状態で、単結晶シリコンウェハ(試料7)を試料台10
に乗せ、図2の時間t1 で単結晶シリコンウェハを加熱
(ウェハ温度TG )し、400℃以上の温度TD のウェ
ハ表面の不要吸着物、特に吸着水素を昇温脱離させたの
ち、図2の時間t2 で230〜290℃の温度TG に下
げる。
上にゲルマニウムを形成する場合の手順の一例について
図2を用いて説明する。反応室1に水素ガス200cc/
min を流入させ、反応室1内圧力270Paとなっている
状態で、単結晶シリコンウェハ(試料7)を試料台10
に乗せ、図2の時間t1 で単結晶シリコンウェハを加熱
(ウェハ温度TG )し、400℃以上の温度TD のウェ
ハ表面の不要吸着物、特に吸着水素を昇温脱離させたの
ち、図2の時間t2 で230〜290℃の温度TG に下
げる。
【0020】次に、時間t3 でゲルマンガス(Ge
H4 )を反応室1内で1〜20Paの分圧になるように導
入し、ゲルマンガスが試料表面に吸着するのに要する時
間τ′G以上経た後の時間t4 よりパルス幅約1msec
,パルス強度20J/cm2 のキセノンフラッシュラン
プ光を単結晶シリコンウェハ表面に繰り返し照射した
(τGはパルス光の繰り返し間隔)。
H4 )を反応室1内で1〜20Paの分圧になるように導
入し、ゲルマンガスが試料表面に吸着するのに要する時
間τ′G以上経た後の時間t4 よりパルス幅約1msec
,パルス強度20J/cm2 のキセノンフラッシュラン
プ光を単結晶シリコンウェハ表面に繰り返し照射した
(τGはパルス光の繰り返し間隔)。
【0021】このような方法でゲルマニウムを堆積させ
た時の1パルス当たりの堆積ゲルマニウムの膜厚を調べ
た。全圧力(GeH4 +H2 )が280Pa,ゲルマンガ
ス(GeH4 )分圧が13Paでパルス間隔τG =20秒
間の場合、図3に示すように、260〜275℃の範囲
で、温度によらず、ウェハの面方位がSi(100)と
Si(111)上でそれぞれ1原子層/パルスのゲルマ
ニウムの堆積が認められる。
た時の1パルス当たりの堆積ゲルマニウムの膜厚を調べ
た。全圧力(GeH4 +H2 )が280Pa,ゲルマンガ
ス(GeH4 )分圧が13Paでパルス間隔τG =20秒
間の場合、図3に示すように、260〜275℃の範囲
で、温度によらず、ウェハの面方位がSi(100)と
Si(111)上でそれぞれ1原子層/パルスのゲルマ
ニウムの堆積が認められる。
【0022】図3中、○はSi(111)上での1パル
ス当たりの堆積ゲルマニウムの厚さ,●はSi(10
0)上での1パルス当たりの堆積ゲルマニウムの厚さ,
aの破線はGe(111)の1原子層の厚さ,bの破線
はGe(100)の1原子層の厚さを示す(以下図4〜
5同じ)。
ス当たりの堆積ゲルマニウムの厚さ,●はSi(10
0)上での1パルス当たりの堆積ゲルマニウムの厚さ,
aの破線はGe(111)の1原子層の厚さ,bの破線
はGe(100)の1原子層の厚さを示す(以下図4〜
5同じ)。
【0023】パルス間隔が20秒間,全圧力(GeH4
+H2 )が280Pa,ウェハ補助加熱温度268℃の場
合、ゲルマンガス分圧が13Pa以上で、図4に示すよう
に1原子層/パルスのゲルマニウムの堆積が認められ
る。
+H2 )が280Pa,ウェハ補助加熱温度268℃の場
合、ゲルマンガス分圧が13Pa以上で、図4に示すよう
に1原子層/パルスのゲルマニウムの堆積が認められ
る。
【0024】全圧力(GeH4 +H2 )が280Pa,ウ
ェハ補助加熱温度が268℃の場合、ゲルマンガス分圧
が4.5Paでも、図5に示すように、パルス間隔が長く
なれば、1原子層/パルスのゲルマニウムの堆積が認め
られる。
ェハ補助加熱温度が268℃の場合、ゲルマンガス分圧
が4.5Paでも、図5に示すように、パルス間隔が長く
なれば、1原子層/パルスのゲルマニウムの堆積が認め
られる。
【0025】なお、230〜290℃の温度では、フラ
ッシュランプ光を照射しなければ、ゲルマニウムの堆積
は認められない。ウェハの面方位を変えると、ウェハ補
助加熱温度が268℃、パルス間隔が20秒間、全圧力
(GeH4 +H2 )が280Pa、ゲルマンガス分圧が1
3Paの場合、図6に示すように、それぞれの面方位に対
応して、1原子層/パルスのゲルマニウムの堆積が認め
られる。
ッシュランプ光を照射しなければ、ゲルマニウムの堆積
は認められない。ウェハの面方位を変えると、ウェハ補
助加熱温度が268℃、パルス間隔が20秒間、全圧力
(GeH4 +H2 )が280Pa、ゲルマンガス分圧が1
3Paの場合、図6に示すように、それぞれの面方位に対
応して、1原子層/パルスのゲルマニウムの堆積が認め
られる。
【0026】以上述べたように、試料を原料ガスに曝し
た状態で、パルス光を照射することにより、1回の照射
ごとに、1原子層の薄膜を成長させることができること
は明らかである。また、2種以上の原料ガスを同時に流
入させ、混晶物質を原子層状に成長させることができる
ことは、容易に類推できる。
た状態で、パルス光を照射することにより、1回の照射
ごとに、1原子層の薄膜を成長させることができること
は明らかである。また、2種以上の原料ガスを同時に流
入させ、混晶物質を原子層状に成長させることができる
ことは、容易に類推できる。
【0027】さらに、反応室内への原料ガスの導入とフ
ラッシュランプ光の照射を制御装置18により関連付け
て制御し、2種以上の原料ガスを図7に示すように交
互に入れ換え、図8に示すような1原子層ごとに異種の
物質のある多層原子層状の薄膜を形成することができ
る。ここで、τA ,τB はそれぞれA,B物質を形成す
るときのパルス間隔、τ′A ,τ′B はそれぞれA,B
物質の原料となるガスが試料表面に吸着するのに要する
時間、Cはウェハである。
ラッシュランプ光の照射を制御装置18により関連付け
て制御し、2種以上の原料ガスを図7に示すように交
互に入れ換え、図8に示すような1原子層ごとに異種の
物質のある多層原子層状の薄膜を形成することができ
る。ここで、τA ,τB はそれぞれA,B物質を形成す
るときのパルス間隔、τ′A ,τ′B はそれぞれA,B
物質の原料となるガスが試料表面に吸着するのに要する
時間、Cはウェハである。
【0028】2種以上の原料ガスを図9に示すように
ある時間毎に入れ換え、図10に示すような数原子層あ
るいは数十原子層ごとに異種の物質のある多層膜を形成
することができる。
ある時間毎に入れ換え、図10に示すような数原子層あ
るいは数十原子層ごとに異種の物質のある多層膜を形成
することができる。
【0029】また反応室内への原料ガスの導入とウェ
ハの補助加熱温度も図11のように関連付けて制御し、
図12に示すような数原子層あるいは数十原子層ごとに
異種の物質のある多層膜を形成することができることは
明らかである。
ハの補助加熱温度も図11のように関連付けて制御し、
図12に示すような数原子層あるいは数十原子層ごとに
異種の物質のある多層膜を形成することができることは
明らかである。
【0030】なお、上記において、パルス間隔は原料ガ
スが試料表面に完全に吸着被覆するのに要する時間以上
であることが望ましく、また異種の原料ガスに入れ換え
た後のパルス光の照射は、入れ換えた後の異種の原料ガ
スが試料表面に完全に吸着被覆するのに要する時間の後
に行うことが望ましい。
スが試料表面に完全に吸着被覆するのに要する時間以上
であることが望ましく、また異種の原料ガスに入れ換え
た後のパルス光の照射は、入れ換えた後の異種の原料ガ
スが試料表面に完全に吸着被覆するのに要する時間の後
に行うことが望ましい。
【0031】また上記方法は、同一の反応室で異種の物
質の多層構造を実現する例であるが、同様の反応室をつ
なげて、物質毎に、反応室を使い分け、異種物質の多層
構造を実現してもよい。
質の多層構造を実現する例であるが、同様の反応室をつ
なげて、物質毎に、反応室を使い分け、異種物質の多層
構造を実現してもよい。
【0032】また、パルス光照射光源9を用いない別の
手段、例えば、図13に示すように、通常の気相成長方
法による薄膜形成と上記方法とを組合せ、図14に示す
ような多層構造も実現可能になることは明らかである。
図14でAは通常の化学気相成長方法を用いて形成した
薄膜、Bはフラッシュランプ光により形成した薄膜、C
はウェハを示す。
手段、例えば、図13に示すように、通常の気相成長方
法による薄膜形成と上記方法とを組合せ、図14に示す
ような多層構造も実現可能になることは明らかである。
図14でAは通常の化学気相成長方法を用いて形成した
薄膜、Bはフラッシュランプ光により形成した薄膜、C
はウェハを示す。
【0033】なお、図13では、同一の反応室内で図1
4に示すような多層構造を実現する手順を示したが、フ
ラッシュランプを用いない別の手段での薄膜形成する機
能をフラッシュランプを用いて薄膜形成する反応室につ
なげて、図14に示すような多層構造を実現できること
は明らかである。
4に示すような多層構造を実現する手順を示したが、フ
ラッシュランプを用いない別の手段での薄膜形成する機
能をフラッシュランプを用いて薄膜形成する反応室につ
なげて、図14に示すような多層構造を実現できること
は明らかである。
【0034】
【発明の効果】上述の説明より明かなように本発明によ
れば、試料に単分子吸着され且つその吸着時間に比べフ
ラッシュランプによる分解・反応時間が無視できる程度
に短いような性質を有する水素化物系等の原料ガスを用
いて、該原料ガスを試料の表面に原料ガスがほぼ完全に
吸着されるような分圧で導入し、原料ガスが前記試料表
面に吸着するのに要する時間以上経た後、試料を原料ガ
スに曝した状態でフラッシュランプから前記吸着するの
に要する時間に比べて無視できるような短いパルス幅の
パルス光を試料表面に照射することによって、1回の照
射毎に1原子層の薄膜を成長させることができる。
れば、試料に単分子吸着され且つその吸着時間に比べフ
ラッシュランプによる分解・反応時間が無視できる程度
に短いような性質を有する水素化物系等の原料ガスを用
いて、該原料ガスを試料の表面に原料ガスがほぼ完全に
吸着されるような分圧で導入し、原料ガスが前記試料表
面に吸着するのに要する時間以上経た後、試料を原料ガ
スに曝した状態でフラッシュランプから前記吸着するの
に要する時間に比べて無視できるような短いパルス幅の
パルス光を試料表面に照射することによって、1回の照
射毎に1原子層の薄膜を成長させることができる。
【図1】本発明方法及び装置の1実施例の概略構成説明
図である。
図である。
【図2】キセノンフラッシュランプ光を単結晶シリコン
ウェハ表面に繰り返し照射した時のゲルマニウムを堆積
させる手順の1例を示す説明図である。
ウェハ表面に繰り返し照射した時のゲルマニウムを堆積
させる手順の1例を示す説明図である。
【図3】キセノンフラッシュランプ光を単結晶シリコン
ウェハ表面に繰り返し照射した時の、1パルス当たりの
堆積ゲルマニウムの膜厚の単結晶シリコンウェハの温度
依存性の説明図である。
ウェハ表面に繰り返し照射した時の、1パルス当たりの
堆積ゲルマニウムの膜厚の単結晶シリコンウェハの温度
依存性の説明図である。
【図4】キセノンフラッシュランプ光を単結晶シリコン
ウェハ表面に繰り返し照射した時の、1パルス当たりの
堆積ゲルマニウムの膜厚の反応室内のゲルマンガス分圧
依存性の説明図である。
ウェハ表面に繰り返し照射した時の、1パルス当たりの
堆積ゲルマニウムの膜厚の反応室内のゲルマンガス分圧
依存性の説明図である。
【図5】キセノンフラッシュランプ光を単結晶シリコン
ウェハ表面に繰り返し照射した時の、1パルス当たりの
堆積ゲルマニウムの膜厚のパルス間隔依存性の説明図で
ある。
ウェハ表面に繰り返し照射した時の、1パルス当たりの
堆積ゲルマニウムの膜厚のパルス間隔依存性の説明図で
ある。
【図6】キセノンフラッシュランプ光を単結晶シリコン
ウェハ表面に繰り返し照射した時の、1パルス当たりの
堆積ゲルマニウムの膜厚の基板面方位依存性の説明図で
ある。
ウェハ表面に繰り返し照射した時の、1パルス当たりの
堆積ゲルマニウムの膜厚の基板面方位依存性の説明図で
ある。
【図7】反応室内への原料ガスの導入とフラッシュラン
プ光の照射を関連付けて制御し、A物質の原料となるガ
スとB物質の原料となるガスを交互に入れ換え、1原子
層ごとに異種の物質のある多層原子層状の薄膜を形成す
る手順の1例を示す説明図である。
プ光の照射を関連付けて制御し、A物質の原料となるガ
スとB物質の原料となるガスを交互に入れ換え、1原子
層ごとに異種の物質のある多層原子層状の薄膜を形成す
る手順の1例を示す説明図である。
【図8】図7に示す手順で1原子層ごとにAとBの物質
のある多層原子層状の薄膜を形成した試料の断面図であ
る。
のある多層原子層状の薄膜を形成した試料の断面図であ
る。
【図9】反応室内への原料ガスの導入とフラッシュラン
プ光の照射を関連付けて制御し、A物質の原料となるガ
スとB物質の原料となるガスをある時間毎に入れ換え、
数原子層あるいは数十原子層ごとに異種の物質のある多
層膜を形成する手順の1例を示す説明図である。
プ光の照射を関連付けて制御し、A物質の原料となるガ
スとB物質の原料となるガスをある時間毎に入れ換え、
数原子層あるいは数十原子層ごとに異種の物質のある多
層膜を形成する手順の1例を示す説明図である。
【図10】図9に示す手順で数原子層あるいは数十原子
層ごとに異種の物質のある多層膜を形成した試料の断面
図である。
層ごとに異種の物質のある多層膜を形成した試料の断面
図である。
【図11】反応室内への原料ガスの導入とフラッシュラ
ンプ光の照射を関連付けて制御し、かつ反応室内への原
料ガスの導入と基板の補助加熱温度も関連付けて制御
し、数原子層あるいは数十原子層ごとに異種の物質のあ
る多層膜を形成する手順の1例を示す説明図である。
ンプ光の照射を関連付けて制御し、かつ反応室内への原
料ガスの導入と基板の補助加熱温度も関連付けて制御
し、数原子層あるいは数十原子層ごとに異種の物質のあ
る多層膜を形成する手順の1例を示す説明図である。
【図12】図11に示す手順で数原子層あるいは数十原
子層ごとに異種の物質のある多層膜を形成した試料の断
面図である。
子層ごとに異種の物質のある多層膜を形成した試料の断
面図である。
【図13】通常の気相成長方法による薄膜形成とフラッ
シュランプ光を用いた薄膜形成を組合せ、異種物質の多
層構造も実現する手順の1例を示す説明図である。
シュランプ光を用いた薄膜形成を組合せ、異種物質の多
層構造も実現する手順の1例を示す説明図である。
【図14】図13に示す手順で異種物質の多層構造も実
現した試料の断面図である。
現した試料の断面図である。
1 反応室 2 扉 3 予備室 4 反応室用排気装置 5 予備室用排気装置 6 ガス供給源 7 試料 8 透光性窓 9 パルス光照射光源(フラッシュランプ光源) 10 試料台 11 ワークコイル室 12 ワークコイル 13 高周波発振器 14 ワークコイル室用排気装置 15 試料搬送機 16 扉 17 圧力計 18 制御装置 19 (高周波)加熱装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒河 治重 東京都西多摩郡羽村町神明台2−1−1 国際電気株式会社羽村工場内 (72)発明者 池田 文秀 東京都西多摩郡羽村町神明台2−1−1 国際電気株式会社羽村工場内
Claims (6)
- 【請求項1】 反応室内に試料を設置し、試料を加熱し
て試料表面の不要吸着物を昇温脱離させた後、試料の温
度を下げて水素化物系の原料ガスを試料の表面に原料ガ
スがほぼ完全に吸着されるような分圧で導入し、前記原
料ガスが前記試料表面に吸着するのに要する時間以上経
た後、前記試料を原料ガスに曝した状態でフラッシュラ
ンプから前記吸着するのに要する時間に比べて無視でき
るような短いパルス幅のパルス光を試料表面に照射する
ことにより、1パルス光照射毎に1原子層の薄膜を成長
させることを特徴とする気相成長方法。 - 【請求項2】 試料が設置された反応室内に、該試料に
単分子吸着され且つその吸着時間に比べフラッシュラン
プによる分解・反応時間が無視できる程度に短いような
性質を有する原料ガスを試料の表面に原料ガスがほぼ完
全に吸着されるような分圧で導入し、前記原料ガスが前
記試料表面に吸着するのに要する時間以上経た後、前記
試料を原料ガスに曝した状態でフラッシュランプから前
記吸着するのに要する時間に比べて無視できるような短
いパルス幅のパルス光を試料表面に照射することによ
り、1パルス光照射毎に1原子層の薄膜を成長させるこ
とを特徴とする気相成長方法。 - 【請求項3】 前記フラッシュランプは、キセノンフラ
ッシュランプであることを特徴とする請求項1または2
記載の気相成長方法。 - 【請求項4】 前記試料はシリコンウェハであり、前記
原料ガスはゲルマンガスであり、該ゲルマンガスを1P
a以上の分圧で導入し、前記吸着するのに要する時間を
20秒以上とすることを特徴とする請求項1または3に
記載の気相成長方法。 - 【請求項5】 前記パルス光照射による薄膜の形成の前
又は後或いはパルス光照射の間に、試料を一定に加熱
し、原料ガスを化学的に反応させて薄膜を形成させる工
程を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
載の気相成長方法。 - 【請求項6】 試料が設置される反応室と、試料を加熱
して試料表面の不要吸着物を昇温脱離させると共に、脱
離後は温度を下げる加熱装置と、この反応室に水素化物
系の原料ガスを試料の表面に原料ガスがほぼ完全に吸着
されるような分圧で導入するガス供給源と、反応室内の
試料表面に透光性窓を通してパルス光を照射するフラッ
シュランプと、前記ガス供給源による反応室内への原料
ガスの導入とフラッシュランプによる試料へのパルス光
の照射を、前記原料ガスが前記試料表面に吸着するのに
要する時間以上経た後、前記試料を原料ガスに曝した状
態で前記吸着するのに要する時間に比べて無視できるよ
うな短いパルス幅のパルス光を照射するように、関連付
けて制御する制御装置とを設けることを特徴とする気相
成長装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11147797A JP3163267B2 (ja) | 1991-03-20 | 1997-04-28 | 気相成長方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11147797A JP3163267B2 (ja) | 1991-03-20 | 1997-04-28 | 気相成長方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3056931A Division JP2680202B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 気相成長方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1072283A true JPH1072283A (ja) | 1998-03-17 |
| JP3163267B2 JP3163267B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=14562256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11147797A Expired - Fee Related JP3163267B2 (ja) | 1991-03-20 | 1997-04-28 | 気相成長方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3163267B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008501226A (ja) * | 2004-02-27 | 2008-01-17 | エーエスエム アメリカ インコーポレイテッド | ゲルマニウム堆積 |
| JP2010114460A (ja) * | 2010-01-07 | 2010-05-20 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 熱処理方法および熱処理装置 |
| JP2010177496A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 熱処理装置および熱処理方法 |
| US8447177B2 (en) | 2007-09-12 | 2013-05-21 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Heat treatment apparatus heating substrate by irradiation with light |
-
1997
- 1997-04-28 JP JP11147797A patent/JP3163267B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008501226A (ja) * | 2004-02-27 | 2008-01-17 | エーエスエム アメリカ インコーポレイテッド | ゲルマニウム堆積 |
| US8447177B2 (en) | 2007-09-12 | 2013-05-21 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Heat treatment apparatus heating substrate by irradiation with light |
| JP2010177496A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 熱処理装置および熱処理方法 |
| JP2010114460A (ja) * | 2010-01-07 | 2010-05-20 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 熱処理方法および熱処理装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3163267B2 (ja) | 2001-05-08 |
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