JPH1072758A - 耐候性不織布および防砂シート - Google Patents
耐候性不織布および防砂シートInfo
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- JPH1072758A JPH1072758A JP8222258A JP22225896A JPH1072758A JP H1072758 A JPH1072758 A JP H1072758A JP 8222258 A JP8222258 A JP 8222258A JP 22225896 A JP22225896 A JP 22225896A JP H1072758 A JPH1072758 A JP H1072758A
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- Laminated Bodies (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
る優れた耐候性不織布および防砂シートを提供せんとす
るものである。 【解決手段】本発明の耐候性不織布は、アスファルトを
含有する着色不織布であって、かつ、該不織布が透水性
を有することを特徴とするものである。また、本発明の
防砂シートは、かかる耐候性不織布で構成されているこ
とを特徴とするものである。
Description
水性および通気性を同時に満足する耐候性不織布および
防砂シートに関する。
として、耐候性の高い素材を使用したり、カーボンブラ
ックを含有させたものが使用されている。しかしなが
ら、近年のオゾン層破壊によって、紫外線の地表への到
達量が増加し、耐候性に強いとされる素材でも紫外線劣
化が大きく、またカーボンブラックの含有率は生産性の
都合上、繊維重量に対し数%以下であり耐候性はさほど
向上しない。また、特開昭48−69325号公報、特
開昭53−81523号公報、特開昭53−10105
3号公報、特開昭62−243883号公報のように不
織布にアスファルトを含浸させる公知例はあるものの、
これらは防水シートとして用いられるもので、例えば、
防砂シートのように透水性を必要とされる用途には適用
できない。
の土と水側のコンクリートブロックや砕石の間に、土粒
子の水側への流出防止のために繊維シートを敷設してい
る。この繊維シートは防砂シートと呼ばれ、不織布が一
般的に用いられている。しかし、不織布を敷設した状態
で長期間放置していると、紫外線によって繊維が劣化し
防砂シートとしての機能が果たせなくなるという欠点が
あった。
術の欠点に鑑み、透水性および通気性を同時に満足する
優れた耐候性不織布および防砂シートを提供せんとする
ものである。
解決するために、次のような手段を採用する。すなわ
ち、本発明の耐候性不織布は、アスファルトを含有する
着色不織布であって、かつ、該不織布が透水性を有する
ことを特徴とするものである。
性不織布で構成されていることを特徴とするものであ
る。
ち、透水性および通気性を同時に満足する優れた耐候性
不織布を提供するために、鋭意検討したところ、アスフ
ァルトを不織布に含有させて着色したところ、意外にも
上述の課題を一挙に解決する不織布を提供することがで
きることを究明したものである。
ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリフェ
ニルサルファイド、フッ素系樹脂などからなる繊維が好
ましい。また、これらの繊維は長繊維か短繊維で構成さ
れた不織布が使用される。さらに、これらの繊維の中で
も、強度特性が要求される場合には、長繊維で構成され
た不織布が好ましく使用される。
は、不織布が要求される物性、特に強度と透水性の上か
ら、好ましくは1〜10dの範囲のものがよい。単糸繊
度が1d未満の場合は不織布の空隙率が小さくなり透水
性能が劣る傾向にある。単糸繊度が10dより大きくな
ると、強度は高くなるが嵩高になり不織布の厚みが大き
くなるとともに、アスファルトの付着性が悪くなる。な
お、本発明の不織布において、使用する繊維として異繊
度のものを混用し、その平均単糸繊度が上記範囲のもの
であってもさしつかえない。かかる不織布の目付は10
0〜1000g/m2 、さらに好ましくは200〜60
0g/m2 が好ましい。不織布の目付が100g/m2
より小さくなると、引張、引裂強力が低くなり土木工事
用としては適さない。逆に1000g/m2 より大きく
なると不織布の空隙が小さくなり、透水性能が劣る傾向
にある。また、かかる不織布の厚みは緩衝性の上から、
好ましくは1mm以上、さらに好ましくは2〜6mmが
好ましい。
単糸繊度を有する繊維で構成された不織布について記載
したものであるが、本発明においては、かかる不織布と
しては、別に異繊度の繊維からなる不織布であっても、
また、密度の異なる不織布からなる積層体であっても、
また、補強織物や補強網状物との積層体であってもよ
く、さらにはこれらの混合混成した不織布でも良い。
数を10-3cm/sec以上となるようにアスファルト
を付着させることが好ましい。防砂シートとして用いる
時には、不織布を水中に沈めて敷設するため、透水係数
が10-3cm/secより小さくなると、著しく不織布
の敷設時の沈降性が悪くなり、不織布の敷設作業に手間
や時間が掛かってしまう傾向があるので好ましくない。
路舗装用に用いられるアスファルトやアスファルト乳剤
などを使用することができるが、これに限られるもので
はない。かかるアスファルトは、該不織布を構成する繊
維重量に対して、10〜60%の範囲で付着しているこ
とが好ましい。ここで該繊維重量とは、不織布やその他
の補強繊維製品を含めた総重量である。アスファルトの
付着量が繊維重量に対して10%未満になると、アスフ
ァルトの付着量が少なすぎて耐候性の向上が少なく抑え
られる傾向があり、逆に60%を越えると繊維の空隙が
アスファルトで満たされるため、透水性が低下する傾向
にある。また、透水性に優れた機能を発揮させるには、
アスファルトを不織布の表面に偏らせて付着させるのが
好ましい。不織布へのアスファルトの付着方法について
は、現場でスプレーなどで不織布の表面に吹きつける方
法や、工場で不織布を生産する時にアスファルトを含浸
させた繊維で不織布を作成する方法がある。新しく工事
を行う現場については、後者が好ましいが、既に工事が
終わっていて部分的に曝露されている箇所の耐候性能の
向上対策としては前者が好ましい。
のものの柔軟性は、JIS L−1096ガーレ式剛軟
度で測定したとき、40000mg以下のものが好まし
い。これは、通常不織布がロール状にして形状で、運搬
され、主として現場で施工されるためであり、該アスフ
ァルトを含有させた不織布のガーレ式剛軟度が4000
0mgを越えると、不織布のハンドリング性が著しく低
下してしまう。また、不織布と、基礎地盤や護岸構造体
の不陸部との追従性も低下してしまい、さらには施工性
も悪化することがある。
して、アスファルトを不織布の表面に偏らせて付着させ
ると、不織布表面の繊維の毛羽立ちがなくなる利点があ
る上に、アスファルトによって繊維の結合力が強くな
り、引張強力、引裂強力、さらに貫通強力を向上するこ
とができるという利点が惹起する。それゆえ、防砂シー
トに使用する際には、かかる表面層に偏ってアスファル
トを含有する不織布が好ましく、かかる不織布によれ
ば、波浪により不織布を構成する繊維が砕石に絡まって
破損することがないという利点もある。
明する。
空気の高速気流によって連続フィラメントを延伸しかつ
コンベヤー上に撤布し、そこに堆積して嵩高なシートを
形成させ、そしてニードルパンチングを施した、単糸繊
度3.0d、目付300g/m2 、厚さ3mmのスパン
ボンドポリエステル長繊維不織布を得、アスファルトを
付着させた。付着は以下のように実施した。
系アスファルト乳剤を130℃で溶融させて、不織布シ
ート繊維表面(上面のみ)にスプレー噴霧塗布し、繊維
重量に対して20%(60g/m2 )付着させた後に放
冷して、アスファルトを付着させた不織布シートを製造
した。このシートの断面及び表面をビデオハイスコープ
システムにて拡大して確認したところ、不織布シートの
厚みが3mmに対して、アスファルトの付着深さは0.
3mmと表面のみに付着していた。また、繊維の表面に
アスファルトが均一に付着しており、繊維の空隙にアス
ファルトが固着している様子は見られなかった。
着させた不織布シートの耐候性不織布シート、および防
砂シート護岸構造体としての性能を評価し、その結果を
表1に示した。
0g/m2 、厚さ3mmのスパンボンドポリエステル長
繊維不織布を単体で使用した。(アスファルトの付着な
し) 比較例2 比較例1の不織布として、カーボンブラックを1m2 当
りの1.2g(1m2当りの繊維重量に対して0.4
%)含有させた繊維を使用した。
は、JIS L−1096耐候性試験に基づきサンシャ
インカーボンアーク燈形耐候性試験機を用いて評価を行
い、強度特性については、JIS L−1906一般長
繊維不織布試験方法に基づき評価を行った。
人工的に波を引き起こす造波水槽で波浪と割栗石の摩擦
によるシートの破損を確認した。図4に示すように水槽
内に実海堤防を想定した堤防を割栗石(粒径15〜30
cm)で作り(水深68cm)、こののり面(のり勾配
1:1.2)にシートを敷設して波を引き起こした(波
高:34cm、波長:1.4m、波浪回数:43200
回/日)。実海での試験結果と、造波水槽での試験結果
のサンプル破損状態から、造波水槽での試験結果、24
時間稼働すると実海での1ヶ月に相当することがわかっ
た。
ートは、不織布単体と比較して、著しい耐候性向上効果
がみられた。また、実施例1の剛軟度は不織布単体と比
較すれば数値は高くでているが、不織布単体がかなり柔
らかいものであり、現場での施工性については全く問題
ないレベルの剛軟度である。
10-2cm/secであり、砂と同程度の高い透水性を保有し
ており、透水性が必要とされる防砂シートに使用するの
にはなんら問題ないレベルであった。
あり、施工性についても問題ない、また、表1の造波水
槽での試験結果、実施例1は比較例1、2と比較して著
しい耐久性向上効果がみられた。
た不織布を、それも従来の不織布の特性を保持したまま
提供し得、さらに紫外線に長期間暴露され、しかも、透
水性を必要とされる場所に使用することができる。
Claims (11)
- 【請求項1】 アスファルトを含有する着色不織布であ
って、かつ、該不織布が透水性を有することを特徴とす
る耐候性不織布。 - 【請求項2】 該不織布が、JIS A−1218に規
定される定水位透水試験法に基づいて測定される透水係
数が10-3cm/sec以上の透水性を有するものであ
る請求項1記載の耐候性不織布。 - 【請求項3】 該アスファルトが、不織布の少なくとも
表面に付着している請求項1記載の耐候性不織布。 - 【請求項4】 該アスファルトが、不織布を構成する繊
維の表面に付着している請求項1記載の耐候性不織布。 - 【請求項5】 該アスファルトが、繊維重量に対して1
0〜60%の範囲内で付着している請求項1〜4のいず
れかに記載の耐候性不織布。 - 【請求項6】 該不織布が、スパンボンド不織布である
請求項1〜5のいずれかに記載の耐候性不織布。 - 【請求項7】 該不織布が、100〜1000g/m2
の目付を有するものである請求項1〜6のいずれかに記
載の耐候性不織布。 - 【請求項8】 該不織布を構成する繊維が、1〜10d
の範囲の単糸繊度を有するものである請求項1〜7のい
ずれかに記載の耐候性不織布シ−ト。 - 【請求項9】 該耐候性不織布が、JIS L−109
6に規定されるガ−レ法に基づいて測定される剛軟度が
40000mg以下の硬さを有するものである請求項1
〜8のいずれかに記載の耐候性不織布。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の耐候
性不織布で構成されていることを特徴とする防砂シー
ト。 - 【請求項11】 該不織布が、表面層に偏ってアスファ
ルトを含有するものである請求項10記載の防砂シー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22225896A JP3674173B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 耐候性不織布および防砂シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22225896A JP3674173B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 耐候性不織布および防砂シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1072758A true JPH1072758A (ja) | 1998-03-17 |
| JP3674173B2 JP3674173B2 (ja) | 2005-07-20 |
Family
ID=16779579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22225896A Expired - Fee Related JP3674173B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 耐候性不織布および防砂シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3674173B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002129472A (ja) * | 2000-08-18 | 2002-05-09 | Toyobo Co Ltd | 耐候性不織布 |
| JP2019120013A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 日建工学株式会社 | 吸出防止シート及びその製造方法 |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP22225896A patent/JP3674173B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002129472A (ja) * | 2000-08-18 | 2002-05-09 | Toyobo Co Ltd | 耐候性不織布 |
| JP2019120013A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 日建工学株式会社 | 吸出防止シート及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3674173B2 (ja) | 2005-07-20 |
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