JPH1073705A - 反射鏡 - Google Patents
反射鏡Info
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- JPH1073705A JPH1073705A JP8229151A JP22915196A JPH1073705A JP H1073705 A JPH1073705 A JP H1073705A JP 8229151 A JP8229151 A JP 8229151A JP 22915196 A JP22915196 A JP 22915196A JP H1073705 A JPH1073705 A JP H1073705A
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- thin film
- glass
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高い反射率特性と高い耐熱性を有し、放熱性に
優れた安価な反射鏡。 【解決手段】基体11の一方の表面に薄膜13又は積層
体を形成することにより薄膜13又は積層体表面に反射
面が形成される。基体11が金属材料からなるベース1
1aとベース11aに直接又はろう材を介して積層接着
されたAlN層11bとを備え、AlN層11b上にガ
ラス層12が形成され、ガラス層12上に薄膜13又は
積層体が形成される。薄膜13はAu薄膜、Ag薄膜又
はAl薄膜が好ましく、高屈折率層と低屈折率層とが交
互に複数回積層して形成された積層体でもよい。ガラス
層12は0.1μm〜100μmの厚さに形成されるこ
とが好ましく、ベース11aはW、Al又はCu或いは
その合金であることが好ましい。
優れた安価な反射鏡。 【解決手段】基体11の一方の表面に薄膜13又は積層
体を形成することにより薄膜13又は積層体表面に反射
面が形成される。基体11が金属材料からなるベース1
1aとベース11aに直接又はろう材を介して積層接着
されたAlN層11bとを備え、AlN層11b上にガ
ラス層12が形成され、ガラス層12上に薄膜13又は
積層体が形成される。薄膜13はAu薄膜、Ag薄膜又
はAl薄膜が好ましく、高屈折率層と低屈折率層とが交
互に複数回積層して形成された積層体でもよい。ガラス
層12は0.1μm〜100μmの厚さに形成されるこ
とが好ましく、ベース11aはW、Al又はCu或いは
その合金であることが好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種光線の反射に適
する反射鏡に関する。更に詳しくは赤外線又はレーザ光
線等のエネルギ光線を反射するのに適した反射鏡に関す
るものである。
する反射鏡に関する。更に詳しくは赤外線又はレーザ光
線等のエネルギ光線を反射するのに適した反射鏡に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、太陽エネルギ吸収装置に用いられ
る反射鏡として、アルミニウム、鋼板、ステンレスなど
の金属、合金又はプラスチックなどの適宜な材料で形成
された基板上にアルミニウム、銀などからなる金属反射
膜が被着され、この金属反射膜の表面にSiO2のよう
なガラス質膜からなる透明性無機質保護膜が形成された
反射鏡が開示されている(特開昭57−4003)。ま
た、赤外線の反射鏡としては、Alの押出し加工により
基体が形成され、この基体の一方の表面にめっき層が形
成された反射鏡が知られている。この反射鏡では、基体
の表面をバフ研磨した後に、この表面にNiめっき層が
形成され、更にこのNiめっき層表面にAuめっき層が
形成される。上述したこれらの反射鏡によれば、紫外域
から可視域及び赤外域まで広い範囲で高い反射率を有
し、反射膜が透明性無機質保護膜で保護されれば、反射
面が平滑で汚損しにくく、反射率が低下することがな
い。またこの保護膜により耐酸性、耐アルカリ性、耐塩
性に優れ、長期にわたり、反射特性を維持できる。
る反射鏡として、アルミニウム、鋼板、ステンレスなど
の金属、合金又はプラスチックなどの適宜な材料で形成
された基板上にアルミニウム、銀などからなる金属反射
膜が被着され、この金属反射膜の表面にSiO2のよう
なガラス質膜からなる透明性無機質保護膜が形成された
反射鏡が開示されている(特開昭57−4003)。ま
た、赤外線の反射鏡としては、Alの押出し加工により
基体が形成され、この基体の一方の表面にめっき層が形
成された反射鏡が知られている。この反射鏡では、基体
の表面をバフ研磨した後に、この表面にNiめっき層が
形成され、更にこのNiめっき層表面にAuめっき層が
形成される。上述したこれらの反射鏡によれば、紫外域
から可視域及び赤外域まで広い範囲で高い反射率を有
し、反射膜が透明性無機質保護膜で保護されれば、反射
面が平滑で汚損しにくく、反射率が低下することがな
い。またこの保護膜により耐酸性、耐アルカリ性、耐塩
性に優れ、長期にわたり、反射特性を維持できる。
【0003】一方、レーザ光線のような高エネルギ光線
を反射する反射鏡として、アルミニウム、石英ガラスな
どの金属又は合金などの適宜な材料で形成された基板上
に誘電体を多層に形成したものが知られている。基板表
面は鏡面研磨され、誘電体は基板上に蒸着法、スパッタ
リング法等の手段により形成される。このような高屈折
率層と低屈折率層とを交互に複数回積層して形成された
積層体を基板上に形成することにより境界面を複数設け
ることができ、境界面における光線の反射を増加させて
反射効率を高めることができる。
を反射する反射鏡として、アルミニウム、石英ガラスな
どの金属又は合金などの適宜な材料で形成された基板上
に誘電体を多層に形成したものが知られている。基板表
面は鏡面研磨され、誘電体は基板上に蒸着法、スパッタ
リング法等の手段により形成される。このような高屈折
率層と低屈折率層とを交互に複数回積層して形成された
積層体を基板上に形成することにより境界面を複数設け
ることができ、境界面における光線の反射を増加させて
反射効率を高めることができる。
【0004】しかし、アルミニウム等の金属材料では酸
化反応を起こす性質を有しているために、エネルギ光線
用に使用した場合にはこの光線を反射することに起因す
る温度上昇により酸化反応が促進され、基板が金属の場
合には金属粒子が粒成長を起こし、また基板がプラスチ
ックの場合には熱変形を生じ、各種メッキ層又は積層体
が剥離して反射率を低下させる不具合があった。このよ
うな場合、加工性がよく、耐酸化性に優れる石英ガラス
を基体として使用することが考えられるが、石英ガラス
自体の熱伝導率が低いため、同様に、エネルギ光線を反
射することに起因する温度上昇により各種メッキ層又は
積層体が剥離又は基板の熱変形に起因して反射率を低下
させる不具合がある。これらの点を解消するために比較
的熱伝導性の高いSi又はSiC等のセラミックスを基
板に用いた反射鏡が知られている。このような基板を用
いることにより耐酸化性が高く、耐熱性の良好な反射鏡
を製作することができる。
化反応を起こす性質を有しているために、エネルギ光線
用に使用した場合にはこの光線を反射することに起因す
る温度上昇により酸化反応が促進され、基板が金属の場
合には金属粒子が粒成長を起こし、また基板がプラスチ
ックの場合には熱変形を生じ、各種メッキ層又は積層体
が剥離して反射率を低下させる不具合があった。このよ
うな場合、加工性がよく、耐酸化性に優れる石英ガラス
を基体として使用することが考えられるが、石英ガラス
自体の熱伝導率が低いため、同様に、エネルギ光線を反
射することに起因する温度上昇により各種メッキ層又は
積層体が剥離又は基板の熱変形に起因して反射率を低下
させる不具合がある。これらの点を解消するために比較
的熱伝導性の高いSi又はSiC等のセラミックスを基
板に用いた反射鏡が知られている。このような基板を用
いることにより耐酸化性が高く、耐熱性の良好な反射鏡
を製作することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、Siは熱伝導
性に優れるが機械的強度がアルミニウム又は石英ガラス
より弱く、その表面を鏡面研磨する際の取扱い及び誘電
体層の形成の際の取扱いに困難を生じ、機械的強度が要
求される箇所への使用ができない不具合がある。また、
SiCはSiに比較して機械的強度が優れ、Siにおけ
る不具合は生じないが、機械的強度の上昇から鏡面研磨
する際の加工性に劣る問題点がある。即ち、鏡面研磨加
工の困難性からSi等を加工する通常の加工時間に比較
して過剰な時間を必要とし、また燒結体であることに起
因して研磨加工における粒子の脱粒を起こし、高精度の
平面度に仕上げることが困難である問題点があった。更
に、これらのセラミックスは高価であり製品自体の単価
が押し上げられる不具合もある。本発明の目的は、高い
反射率特性と高い耐熱性を有し、放熱性に優れた安価な
反射鏡を提供することにある。
性に優れるが機械的強度がアルミニウム又は石英ガラス
より弱く、その表面を鏡面研磨する際の取扱い及び誘電
体層の形成の際の取扱いに困難を生じ、機械的強度が要
求される箇所への使用ができない不具合がある。また、
SiCはSiに比較して機械的強度が優れ、Siにおけ
る不具合は生じないが、機械的強度の上昇から鏡面研磨
する際の加工性に劣る問題点がある。即ち、鏡面研磨加
工の困難性からSi等を加工する通常の加工時間に比較
して過剰な時間を必要とし、また燒結体であることに起
因して研磨加工における粒子の脱粒を起こし、高精度の
平面度に仕上げることが困難である問題点があった。更
に、これらのセラミックスは高価であり製品自体の単価
が押し上げられる不具合もある。本発明の目的は、高い
反射率特性と高い耐熱性を有し、放熱性に優れた安価な
反射鏡を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1及び図2に示すように、基体11の一方の表面に薄
膜13又は積層体21を形成することにより薄膜13又
は積層体21表面に反射面が形成された反射鏡の改良で
ある。その特徴ある構成は、基体11が金属材料からな
るベース11aとベース11aに直接又はろう材を介し
て積層接着されたAlN層11bとを備え、AlN層1
1b上にガラス層12が形成され、ガラス層12上に薄
膜13又は積層体21が形成されたところにある。基体
11を金属材料からなるベース11aとAlN層11b
で構成し、AlN層11bに反射面を構成することによ
り高い耐熱性を有するようにする。また、高価なAlN
の使用量を必要最小限にすることにより安価な基体11
を得ることができる。また、AlN層11b上にガラス
層12を形成することにより基体11の表面が粗くて
も、ガラス層12がこれを平滑化し、ガラス層上に形成
された薄膜13又は積層体21の表面を歪みのない鏡面
とし、高い反射率特性を有するようにする。
図1及び図2に示すように、基体11の一方の表面に薄
膜13又は積層体21を形成することにより薄膜13又
は積層体21表面に反射面が形成された反射鏡の改良で
ある。その特徴ある構成は、基体11が金属材料からな
るベース11aとベース11aに直接又はろう材を介し
て積層接着されたAlN層11bとを備え、AlN層1
1b上にガラス層12が形成され、ガラス層12上に薄
膜13又は積層体21が形成されたところにある。基体
11を金属材料からなるベース11aとAlN層11b
で構成し、AlN層11bに反射面を構成することによ
り高い耐熱性を有するようにする。また、高価なAlN
の使用量を必要最小限にすることにより安価な基体11
を得ることができる。また、AlN層11b上にガラス
層12を形成することにより基体11の表面が粗くて
も、ガラス層12がこれを平滑化し、ガラス層上に形成
された薄膜13又は積層体21の表面を歪みのない鏡面
とし、高い反射率特性を有するようにする。
【0007】請求項2に係る発明は、図1又は図3に示
すように、請求項1に係る発明において、薄膜13がA
u薄膜、Ag薄膜又はAl薄膜であって0.01μm〜
10μmの厚さに形成された反射鏡である。Al薄膜は
反射鏡に最も多用されており、広い波長域で使用可能で
あるために多くの光学機械や装置の中で多用されてい
る。しかし、反射率や耐久性の点を向上させるために、
通常Al薄膜上にAgF2やSiO2の保護膜を設けるこ
とが好ましい。Au薄膜は近赤外から遠赤外にかけて高
い反射率と化学的な安定性を持っているために赤外線用
ミラーに適している。Ag薄膜は可視域から遠赤外にか
けて広い波長域で高い反射率を持っているが、反応性が
高く化学的安定性に乏しいためにAl薄膜と同様に保護
膜を設けることが好ましい。従って、これらの薄膜13
の種類及び厚さは反射鏡の用途に応じて選定され、特に
薄膜の厚さは0.2μm〜4μmの厚さに形成されるこ
とが好ましい。これらの薄膜13は0.01μm未満の
厚さに作ることは至難であり、厚さが10μmを越える
と経済的でない。
すように、請求項1に係る発明において、薄膜13がA
u薄膜、Ag薄膜又はAl薄膜であって0.01μm〜
10μmの厚さに形成された反射鏡である。Al薄膜は
反射鏡に最も多用されており、広い波長域で使用可能で
あるために多くの光学機械や装置の中で多用されてい
る。しかし、反射率や耐久性の点を向上させるために、
通常Al薄膜上にAgF2やSiO2の保護膜を設けるこ
とが好ましい。Au薄膜は近赤外から遠赤外にかけて高
い反射率と化学的な安定性を持っているために赤外線用
ミラーに適している。Ag薄膜は可視域から遠赤外にか
けて広い波長域で高い反射率を持っているが、反応性が
高く化学的安定性に乏しいためにAl薄膜と同様に保護
膜を設けることが好ましい。従って、これらの薄膜13
の種類及び厚さは反射鏡の用途に応じて選定され、特に
薄膜の厚さは0.2μm〜4μmの厚さに形成されるこ
とが好ましい。これらの薄膜13は0.01μm未満の
厚さに作ることは至難であり、厚さが10μmを越える
と経済的でない。
【0008】請求項3に係る発明は、図2に示すよう
に、請求項1に係る発明において、積層体21が高屈折
率層22と低屈折率層23とが交互に複数回積層して形
成された反射鏡である。光線の反射は主として屈折率の
境界面で起こるために互いに異なった境界面で起こる反
射には吸収による反射ロスはほとんどなく非常に良好な
反射面となり得る。従って通常では光の吸収がなく、化
学的に安定でかつ屈折率の低い低屈折率層23の上に、
光の吸収が比較的少なく、化学的に安定な高屈折率層2
2を形成することによりその境界面ででの反射特性を良
好にすることができ、このような層23、22を複数設
けることにより反射効率を向上させる。高屈折率層22
及び低屈折率層23は高エネルギ光線用反射鏡の用途に
応じて30nm〜150nm及び60nm〜300nm
の厚さにそれぞれ形成されることが好ましい。高屈折率
層22及び低屈折率層23の厚さが上記範囲を外れると
十分な反射率が得られない。
に、請求項1に係る発明において、積層体21が高屈折
率層22と低屈折率層23とが交互に複数回積層して形
成された反射鏡である。光線の反射は主として屈折率の
境界面で起こるために互いに異なった境界面で起こる反
射には吸収による反射ロスはほとんどなく非常に良好な
反射面となり得る。従って通常では光の吸収がなく、化
学的に安定でかつ屈折率の低い低屈折率層23の上に、
光の吸収が比較的少なく、化学的に安定な高屈折率層2
2を形成することによりその境界面ででの反射特性を良
好にすることができ、このような層23、22を複数設
けることにより反射効率を向上させる。高屈折率層22
及び低屈折率層23は高エネルギ光線用反射鏡の用途に
応じて30nm〜150nm及び60nm〜300nm
の厚さにそれぞれ形成されることが好ましい。高屈折率
層22及び低屈折率層23の厚さが上記範囲を外れると
十分な反射率が得られない。
【0009】このガラス層12上に形成される積層体2
1の高屈折率層22及び低屈折率層23は、スパッタリ
ング法、蒸着法等により形成される。高屈折率層22と
してはZnS(硫化亜鉛)、TiO2(二酸化チタ
ン)、CeO2(二酸化セリウム)等が例示される。Z
nS及びTiO2は可視スペクトルの範囲内において光
線の吸収がなく相当に堅く相当に耐久力のある膜を形成
し、CeO2は更に化学的に安定な膜を形成する。ま
た、低屈折率層23としてはMgF2(弗化マグネシウ
ム)、ThF2(弗化トリウム)等が例示される。Mg
F2、ThF2も同様に、可視スペクトルの範囲内におい
て光線の吸収がなく極めて堅くて耐久力のある膜を形成
する。
1の高屈折率層22及び低屈折率層23は、スパッタリ
ング法、蒸着法等により形成される。高屈折率層22と
してはZnS(硫化亜鉛)、TiO2(二酸化チタ
ン)、CeO2(二酸化セリウム)等が例示される。Z
nS及びTiO2は可視スペクトルの範囲内において光
線の吸収がなく相当に堅く相当に耐久力のある膜を形成
し、CeO2は更に化学的に安定な膜を形成する。ま
た、低屈折率層23としてはMgF2(弗化マグネシウ
ム)、ThF2(弗化トリウム)等が例示される。Mg
F2、ThF2も同様に、可視スペクトルの範囲内におい
て光線の吸収がなく極めて堅くて耐久力のある膜を形成
する。
【0010】請求項4に係る発明は、図1〜3に示すよ
うに、請求項1ないし3のいずれかに係る発明におい
て、ガラス層12が0.1μm〜100μmの厚さに形
成された反射鏡である。ガラス層16の厚さは0.1μ
m未満では基体の表面平滑性が十分でなく、結果として
高い反射率を得ることが困難になり、100μmを越え
ると基体全体の熱伝導性を極端に低下させる不具合があ
る。ガラス層は、AlN層11b上に設けられたガラス
が混在したガラス混在Al2O3層上に設けることが好ま
しい。また、ガラス混在Al2O3層はAlN層11bに
直接設けることもできるが、AlN層11bにAl2O3
層を介して設けることが更に好ましい。反射鏡におい
て、Al2O3層は焼結体であるAlN層11bとの界面
で焼結体との整合性が高く、AlN層11bと強固に接
合される。このAl2O3層はAlN層11bに対するガ
ラスのバリヤ層として機能し、AlN層11bの界面で
気泡の発生を防止する。
うに、請求項1ないし3のいずれかに係る発明におい
て、ガラス層12が0.1μm〜100μmの厚さに形
成された反射鏡である。ガラス層16の厚さは0.1μ
m未満では基体の表面平滑性が十分でなく、結果として
高い反射率を得ることが困難になり、100μmを越え
ると基体全体の熱伝導性を極端に低下させる不具合があ
る。ガラス層は、AlN層11b上に設けられたガラス
が混在したガラス混在Al2O3層上に設けることが好ま
しい。また、ガラス混在Al2O3層はAlN層11bに
直接設けることもできるが、AlN層11bにAl2O3
層を介して設けることが更に好ましい。反射鏡におい
て、Al2O3層は焼結体であるAlN層11bとの界面
で焼結体との整合性が高く、AlN層11bと強固に接
合される。このAl2O3層はAlN層11bに対するガ
ラスのバリヤ層として機能し、AlN層11bの界面で
気泡の発生を防止する。
【0011】また熱酸化により形成されるAl2O3層は
多孔質であることから、Al2O3層を設ける場合には次
の特長がある。即ち、熱膨張係数が(7〜8)×10-6
/℃のAl2O3に対してAlN層11bの熱膨張係数は
約4×10-6/℃と小さいため、多孔質のAl2O3層に
ガラスが侵入して形成されたガラス混在Al2O3層は、
ガラスの熱膨張係数がAl2O3の熱膨張係数より小さい
場合はその熱膨張係数がAlN層11bに近づき、層形
成時の熱処理過程で発生する熱応力を十分に緩和でき、
Al2O3層にクラックが生じることがない。
多孔質であることから、Al2O3層を設ける場合には次
の特長がある。即ち、熱膨張係数が(7〜8)×10-6
/℃のAl2O3に対してAlN層11bの熱膨張係数は
約4×10-6/℃と小さいため、多孔質のAl2O3層に
ガラスが侵入して形成されたガラス混在Al2O3層は、
ガラスの熱膨張係数がAl2O3の熱膨張係数より小さい
場合はその熱膨張係数がAlN層11bに近づき、層形
成時の熱処理過程で発生する熱応力を十分に緩和でき、
Al2O3層にクラックが生じることがない。
【0012】更に、ガラス混在Al2O3層とガラス層1
2の間に、Al2O3、TiO2及びZrO2粒子よりなる
群より選ばれた1種又は2種以上の酸化物粒子がガラス
に分散した酸化物粒子分散ガラス層を設けることもでき
る。酸化物粒子分散ガラス層はAl2O3,TiO2,Z
rO2等のガラスよりも熱伝導性のよい粒子がガラス層
中に分散するため、この層の熱伝導度が高くなり、反射
鏡の放熱特性をより向上させる。また酸化物粒子分散ガ
ラス層の形成は、ガラス混在Al2O3層の表面平滑性を
良好にする。このことは比較的表面粗さが大きいAlN
層でも基体表面粗さを小さくして基体表面平滑度を向上
させることが可能であることを意味する。従って、平滑
化したガラス層12の上に形成された薄膜13又は積層
体21の表面は歪みのない鏡面となる。この場合、Al
2O3層が0〜9.99μmの厚さに形成され、ガラス混
在Al2O3層が0.01〜10μmの厚さに形成されこ
とが好ましい。
2の間に、Al2O3、TiO2及びZrO2粒子よりなる
群より選ばれた1種又は2種以上の酸化物粒子がガラス
に分散した酸化物粒子分散ガラス層を設けることもでき
る。酸化物粒子分散ガラス層はAl2O3,TiO2,Z
rO2等のガラスよりも熱伝導性のよい粒子がガラス層
中に分散するため、この層の熱伝導度が高くなり、反射
鏡の放熱特性をより向上させる。また酸化物粒子分散ガ
ラス層の形成は、ガラス混在Al2O3層の表面平滑性を
良好にする。このことは比較的表面粗さが大きいAlN
層でも基体表面粗さを小さくして基体表面平滑度を向上
させることが可能であることを意味する。従って、平滑
化したガラス層12の上に形成された薄膜13又は積層
体21の表面は歪みのない鏡面となる。この場合、Al
2O3層が0〜9.99μmの厚さに形成され、ガラス混
在Al2O3層が0.01〜10μmの厚さに形成されこ
とが好ましい。
【0013】請求項5に係る発明は、請求項1ないし4
のいずれかに係る発明において、ベース11aがW、A
l又はCu或いはその合金からなる反射鏡である。ベー
ス11aとAlN層11bを直接積層接着する方法とし
ては、ベース11aをW、Al又はCuにより形成した
場合、ベース11aとAlN層11bとを重ねた状態で
これらに荷重0.5〜2kgf/cm2を加え、N2雰囲
気中で1065℃に加熱するいわゆるDBC法(Direct
Bonding Copper 法)、又はベース11aとAlN層1
1bとの間にAg−Cu−Tiろう材の箔を挟んだ状態
でこれらに荷重0.5〜2kgf/cm2を加え、真空
中で800〜900℃に加熱するいわゆる活性金属法が
ある。
のいずれかに係る発明において、ベース11aがW、A
l又はCu或いはその合金からなる反射鏡である。ベー
ス11aとAlN層11bを直接積層接着する方法とし
ては、ベース11aをW、Al又はCuにより形成した
場合、ベース11aとAlN層11bとを重ねた状態で
これらに荷重0.5〜2kgf/cm2を加え、N2雰囲
気中で1065℃に加熱するいわゆるDBC法(Direct
Bonding Copper 法)、又はベース11aとAlN層1
1bとの間にAg−Cu−Tiろう材の箔を挟んだ状態
でこれらに荷重0.5〜2kgf/cm2を加え、真空
中で800〜900℃に加熱するいわゆる活性金属法が
ある。
【0014】請求項6に係る発明は、図3に示すよう
に、請求項1ないし4のいずれかに係る発明において、
ベース11bがCuにより形成され、ろう材がAg−C
u−Tiろう材31である反射鏡である。ベース11a
がCuにより形成される場合には、予めAlN層11b
を酸化処理してその表面にAl2O3層を最適な厚さで形
成した後、DBC法又は活性金属法によりベース11a
にAlN層11bを積層接着することが好ましい。請求
項7に係る発明は、請求項1ないし4のいずれかに係る
発明において、ベース11aがAlにより形成され、ろ
う材がAl−Siろう材である反射鏡である。ベース1
1aがAlにより形成される場合には、ベース11aと
AlN層11bとの間にろう材であるAl−Siろう材
の箔を挟んだ状態でこれらに荷重0.5〜2kgf/c
m2を加え、真空中で600〜650℃に加熱すること
により、ベースにAlN層が積層接着される。
に、請求項1ないし4のいずれかに係る発明において、
ベース11bがCuにより形成され、ろう材がAg−C
u−Tiろう材31である反射鏡である。ベース11a
がCuにより形成される場合には、予めAlN層11b
を酸化処理してその表面にAl2O3層を最適な厚さで形
成した後、DBC法又は活性金属法によりベース11a
にAlN層11bを積層接着することが好ましい。請求
項7に係る発明は、請求項1ないし4のいずれかに係る
発明において、ベース11aがAlにより形成され、ろ
う材がAl−Siろう材である反射鏡である。ベース1
1aがAlにより形成される場合には、ベース11aと
AlN層11bとの間にろう材であるAl−Siろう材
の箔を挟んだ状態でこれらに荷重0.5〜2kgf/c
m2を加え、真空中で600〜650℃に加熱すること
により、ベースにAlN層が積層接着される。
【0015】
【発明の実施の形態】初めに、本発明のベース11aに
接着されるAlN層11bは、窒化アルミニウム単体の
みからなる焼結体に限らず、窒化アルミニウムを主成分
とし、各種添加物、例えばCaO,Y2O3等を含有する
焼結体でもよい。AlN層11bとベース11aとの接
着は、DBC法、又はろう材31使用する活性金属法に
より、ベース11aがAlN層11bに積層接着され
る。このAlN層11b上にAl2O3層を設ける場合に
は、窒化アルミニウム焼結体を1×10-2atm以上の
酸素分圧であってかつ1×10-3atm以下の水蒸気分
圧の雰囲気において、1100〜1500℃で3〜0.
5時間程度熱処理することにより作られる。温度を高く
する程、処理時間は短くてよい。この熱処理により窒化
アルミニウム焼結体の表面が酸化され、気孔率0.01
〜15容積%のAl2O3層が形成される。
接着されるAlN層11bは、窒化アルミニウム単体の
みからなる焼結体に限らず、窒化アルミニウムを主成分
とし、各種添加物、例えばCaO,Y2O3等を含有する
焼結体でもよい。AlN層11bとベース11aとの接
着は、DBC法、又はろう材31使用する活性金属法に
より、ベース11aがAlN層11bに積層接着され
る。このAlN層11b上にAl2O3層を設ける場合に
は、窒化アルミニウム焼結体を1×10-2atm以上の
酸素分圧であってかつ1×10-3atm以下の水蒸気分
圧の雰囲気において、1100〜1500℃で3〜0.
5時間程度熱処理することにより作られる。温度を高く
する程、処理時間は短くてよい。この熱処理により窒化
アルミニウム焼結体の表面が酸化され、気孔率0.01
〜15容積%のAl2O3層が形成される。
【0016】この反射鏡のAu、Ag又はAl薄膜を形
成する前のAlN層11b上のガラス混在Al2O3層及
びガラス層12は、上記熱酸化により作られたAl2O3
層上にガラス粒子が溶剤に分散した懸濁液を塗布し乾燥
した後焼成し、このガラスが軟化する温度で熱処理して
Al2O3層上部の微細孔に軟化したガラスを侵入させる
ことにより作られる。なおガラスを侵入させるに当り、
軟化したガラスを窒化アルミニウム焼結体に到達させな
いことが必要である。換言すれば、窒化アルミニウム焼
結体上にAl2O3層を残存させておくことが必要であ
る。ガラスと焼結体との反応に起因して焼結体の界面に
気泡を生じさせないためである。
成する前のAlN層11b上のガラス混在Al2O3層及
びガラス層12は、上記熱酸化により作られたAl2O3
層上にガラス粒子が溶剤に分散した懸濁液を塗布し乾燥
した後焼成し、このガラスが軟化する温度で熱処理して
Al2O3層上部の微細孔に軟化したガラスを侵入させる
ことにより作られる。なおガラスを侵入させるに当り、
軟化したガラスを窒化アルミニウム焼結体に到達させな
いことが必要である。換言すれば、窒化アルミニウム焼
結体上にAl2O3層を残存させておくことが必要であ
る。ガラスと焼結体との反応に起因して焼結体の界面に
気泡を生じさせないためである。
【0017】このガラス層12は、熱膨張係数が基体で
あるAlN層11bの熱膨張係数に近いことが、これら
の層の形成時にクラック等の欠陥を生じないため、好ま
しい。具体的にはこれらの層の熱膨張係数はAlN層1
1bの熱膨張係数に近い(4.4±1.0)×10-6/
℃であることが好ましい。またこのガラス層12は、こ
れらのガラス粉末を溶剤と混合してガラスペーストと
し、このガラスペーストを熱酸化により作られたAl2
O3層上にスクリーン印刷、スプレーコーティング、デ
ィップコーティング、スピンコーティング等の方法によ
りコーティングして乾燥した後、焼成して形成される。
更にこのガラス層12はガラスペーストをプラスチック
ベースシートに塗布した後、このシートのペースト面を
被積層面に重ねてベースシートを剥離する方法、ゾル−
ゲル法、スパッタリング法等により形成することもでき
る。
あるAlN層11bの熱膨張係数に近いことが、これら
の層の形成時にクラック等の欠陥を生じないため、好ま
しい。具体的にはこれらの層の熱膨張係数はAlN層1
1bの熱膨張係数に近い(4.4±1.0)×10-6/
℃であることが好ましい。またこのガラス層12は、こ
れらのガラス粉末を溶剤と混合してガラスペーストと
し、このガラスペーストを熱酸化により作られたAl2
O3層上にスクリーン印刷、スプレーコーティング、デ
ィップコーティング、スピンコーティング等の方法によ
りコーティングして乾燥した後、焼成して形成される。
更にこのガラス層12はガラスペーストをプラスチック
ベースシートに塗布した後、このシートのペースト面を
被積層面に重ねてベースシートを剥離する方法、ゾル−
ゲル法、スパッタリング法等により形成することもでき
る。
【0018】このガラス層12上に形成される薄膜13
は、Au、Ag又はAl有機化合物を含むペーストを塗
布し焼成してなる薄膜である。この薄膜13に含まれる
金属はAu、Ag又はAl又はその合金であって、ペー
スト中に15〜75重量%含まれることが好ましく、2
0〜50重量%が更に好ましい。これらの金属又はその
合金の含有量が15重量%未満では連続した緻密な薄膜
が得難く、75重量%を越えるとガラス層12に対する
密着力が劣るようになる。本発明のペーストはAu、A
g又はAl又はその合金が粉末の状態でなく、金属成分
及び微量の他の金属成分が有機成分と化合物を形成し、
液状になっているため、1μm以下の厚さの連続した薄
膜も得られる特長がある。この液状の有機化合物に、例
えばα−テレピネオール、エチルセルロース等の有機物
を添加し、ペースト化する。この有機物はペーストに粘
性を付与して塗工性を高めるとともに、焼成後のバイン
ダとしての機能を有する。他の金属成分としてはPb,
Bi,Si等が挙げられる。薄膜13は、有機化合物ペ
ーストをガラス層12の表面にスクリーン印刷、スプレ
ーコーティング、ディップコーティング、スピンコーテ
ィング等の方法により塗布して乾燥した後、焼成するこ
とにより形成される。
は、Au、Ag又はAl有機化合物を含むペーストを塗
布し焼成してなる薄膜である。この薄膜13に含まれる
金属はAu、Ag又はAl又はその合金であって、ペー
スト中に15〜75重量%含まれることが好ましく、2
0〜50重量%が更に好ましい。これらの金属又はその
合金の含有量が15重量%未満では連続した緻密な薄膜
が得難く、75重量%を越えるとガラス層12に対する
密着力が劣るようになる。本発明のペーストはAu、A
g又はAl又はその合金が粉末の状態でなく、金属成分
及び微量の他の金属成分が有機成分と化合物を形成し、
液状になっているため、1μm以下の厚さの連続した薄
膜も得られる特長がある。この液状の有機化合物に、例
えばα−テレピネオール、エチルセルロース等の有機物
を添加し、ペースト化する。この有機物はペーストに粘
性を付与して塗工性を高めるとともに、焼成後のバイン
ダとしての機能を有する。他の金属成分としてはPb,
Bi,Si等が挙げられる。薄膜13は、有機化合物ペ
ーストをガラス層12の表面にスクリーン印刷、スプレ
ーコーティング、ディップコーティング、スピンコーテ
ィング等の方法により塗布して乾燥した後、焼成するこ
とにより形成される。
【0019】このガラス層12上に積層体21を形成す
る場合には、高屈折率層22及び低屈折率層23が、ス
パッタリング法、蒸着法等により形成される。ただしこ
れらの層22,23の膜厚は使用される用途を考慮して
選定することが必要である。即ち、各層22,23の境
界面からの反射光は互いに重なり合って反射されて行く
ため、光の位相が重なり合ったところでは光は互いに強
めあい、逆に位相が反転したところでは光は打ち消し合
うことになる。従って、反射させる光線の波長及び入射
角により膜厚を調整し、複数回積層することにより順次
境界面を増加させることに反射率を増加させることがで
きる。この積層体21は高屈折率層22及び低屈折率層
23を少なくともそれぞれ2層以上形成することが好ま
しい。2層未満であると十分な反射率を得ることが困難
となる。
る場合には、高屈折率層22及び低屈折率層23が、ス
パッタリング法、蒸着法等により形成される。ただしこ
れらの層22,23の膜厚は使用される用途を考慮して
選定することが必要である。即ち、各層22,23の境
界面からの反射光は互いに重なり合って反射されて行く
ため、光の位相が重なり合ったところでは光は互いに強
めあい、逆に位相が反転したところでは光は打ち消し合
うことになる。従って、反射させる光線の波長及び入射
角により膜厚を調整し、複数回積層することにより順次
境界面を増加させることに反射率を増加させることがで
きる。この積層体21は高屈折率層22及び低屈折率層
23を少なくともそれぞれ2層以上形成することが好ま
しい。2層未満であると十分な反射率を得ることが困難
となる。
【0020】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。 <実施例1>図1に示す反射鏡10を次の方法により製
造した。先ずAlN層11bである窒化アルミニウム焼
結基板11bを、大気中、1300℃で1時間熱処理
し、焼結基板11bの表面に3.0μm厚の多孔質Al
2O3層を形成した。この窒化アルミニウム焼結基板11
bの一方の面に形成されたAl2O3層の上にガラス粒子
が均一に溶剤に分散した懸濁液をスプレーコーティング
法により塗布し、150℃で30分間乾燥してガラス粒
子層を形成した。続いて1000℃で30分間焼成し、
ガラス粒子層のガラスを軟化させた。これにより窒化ア
ルミニウム焼結体上の一方の面にAl2O3層、ガラス混
在Al2O3層を介してガラス層12がこの順で形成され
た。
造した。先ずAlN層11bである窒化アルミニウム焼
結基板11bを、大気中、1300℃で1時間熱処理
し、焼結基板11bの表面に3.0μm厚の多孔質Al
2O3層を形成した。この窒化アルミニウム焼結基板11
bの一方の面に形成されたAl2O3層の上にガラス粒子
が均一に溶剤に分散した懸濁液をスプレーコーティング
法により塗布し、150℃で30分間乾燥してガラス粒
子層を形成した。続いて1000℃で30分間焼成し、
ガラス粒子層のガラスを軟化させた。これにより窒化ア
ルミニウム焼結体上の一方の面にAl2O3層、ガラス混
在Al2O3層を介してガラス層12がこの順で形成され
た。
【0021】次に、ベース11aはCuにより形成さ
れ、DBC法により窒化アルミニウム焼結基板11bを
ベース11aに積層接着した。即ち、ベース11aの片
面に窒化アルミニウム焼結基板11bの他方の面を重ね
た状態でこれに荷重2.0kgf/cm2を加え、N2雰
囲気中で1065℃に加熱することにより積層接着する
ことにより基体11を得た。次に、ガラス層12上に厚
さ1μmのAu薄膜13を形成した。このAu薄膜13
は、Auを27重量%含み、他の金属成分としてPbを
0.1重量%、Biを0.2重量%、Siを0.1重量
%それぞれ含む有機化合物と、残部がα−テレピネオー
ル、エチルセルロース等の有機物からなるAu有機化合
物ペーストをスプレーコーティング法により塗布して乾
燥した後、700℃で10分間焼成することにより形成
された。
れ、DBC法により窒化アルミニウム焼結基板11bを
ベース11aに積層接着した。即ち、ベース11aの片
面に窒化アルミニウム焼結基板11bの他方の面を重ね
た状態でこれに荷重2.0kgf/cm2を加え、N2雰
囲気中で1065℃に加熱することにより積層接着する
ことにより基体11を得た。次に、ガラス層12上に厚
さ1μmのAu薄膜13を形成した。このAu薄膜13
は、Auを27重量%含み、他の金属成分としてPbを
0.1重量%、Biを0.2重量%、Siを0.1重量
%それぞれ含む有機化合物と、残部がα−テレピネオー
ル、エチルセルロース等の有機物からなるAu有機化合
物ペーストをスプレーコーティング法により塗布して乾
燥した後、700℃で10分間焼成することにより形成
された。
【0022】<実施例2>図示しないが、ガラス層12
上に形成される薄膜がAg薄膜であることを除いて、構
成は実施例1と同一である。Ag薄膜はAgを15重量
%含み、他の金属成分としてPbを0.1重量%、Bi
を0.2重量%、Siを0.1重量%それぞれ含む有機
化合物と、残部がα−テレピネオール、エチルセルロー
ス等の有機物からなるAg有機化合物ペーストをスプレ
ーコーティング法により塗布して乾燥した後、700℃
で10分間焼成することにより形成した。
上に形成される薄膜がAg薄膜であることを除いて、構
成は実施例1と同一である。Ag薄膜はAgを15重量
%含み、他の金属成分としてPbを0.1重量%、Bi
を0.2重量%、Siを0.1重量%それぞれ含む有機
化合物と、残部がα−テレピネオール、エチルセルロー
ス等の有機物からなるAg有機化合物ペーストをスプレ
ーコーティング法により塗布して乾燥した後、700℃
で10分間焼成することにより形成した。
【0023】<実施例3>図示しないが、ガラス層12
上に形成される薄膜がAl薄膜であることを除いて、構
成は実施例1と同一である。Al薄膜はAlを5重量%
含み、他の金属成分としてPbを0.2重量%、Biを
0.2重量%、Siを0.1重量%それぞれ含む有機化
合物と、残部がα−テレピネオール、エチルセルロース
等の有機物からなるAl有機化合物ペーストをスプレー
コーティング法により塗布して乾燥した後、600℃で
10分間焼成することにより形成した。
上に形成される薄膜がAl薄膜であることを除いて、構
成は実施例1と同一である。Al薄膜はAlを5重量%
含み、他の金属成分としてPbを0.2重量%、Biを
0.2重量%、Siを0.1重量%それぞれ含む有機化
合物と、残部がα−テレピネオール、エチルセルロース
等の有機物からなるAl有機化合物ペーストをスプレー
コーティング法により塗布して乾燥した後、600℃で
10分間焼成することにより形成した。
【0024】<実施例4>図2に示すように、ガラス層
12上に積層体21が形成されたことを除いて、構成は
実施例1と同一であり、図2において図1と同一符号は
同一部品を示す。この反射鏡20の積層体21は厚さ6
0nmの高屈折率層22であるZnS薄膜と厚さ100
nmの低屈折率層23であるMgF2薄膜とを真空蒸着
法により交互に5回積層して形成した。
12上に積層体21が形成されたことを除いて、構成は
実施例1と同一であり、図2において図1と同一符号は
同一部品を示す。この反射鏡20の積層体21は厚さ6
0nmの高屈折率層22であるZnS薄膜と厚さ100
nmの低屈折率層23であるMgF2薄膜とを真空蒸着
法により交互に5回積層して形成した。
【0025】<実施例5>図3に示す反射鏡30を次の
方法により製造した。先ずAlN層11bである窒化ア
ルミニウム焼結基板11bを、大気中、1300℃で1
時間熱処理し、焼結基板11bの表面に3.0μm厚の
多孔質Al2O3層を形成した。この窒化アルミニウム焼
結基板11bの一方の面に形成されたAl2O3層の上に
ガラス粒子が均一に溶剤に分散した懸濁液をスプレーコ
ーティング法により塗布し、150℃で30分間乾燥し
てガラス粒子層を形成した。続いて1000℃で30分
間焼成し、ガラス粒子層のガラスを軟化させた。これに
より窒化アルミニウム焼結体上の一方の面にAl2O
3層、ガラス混在Al2O3層を介してガラス層12をこ
の順で形成した。
方法により製造した。先ずAlN層11bである窒化ア
ルミニウム焼結基板11bを、大気中、1300℃で1
時間熱処理し、焼結基板11bの表面に3.0μm厚の
多孔質Al2O3層を形成した。この窒化アルミニウム焼
結基板11bの一方の面に形成されたAl2O3層の上に
ガラス粒子が均一に溶剤に分散した懸濁液をスプレーコ
ーティング法により塗布し、150℃で30分間乾燥し
てガラス粒子層を形成した。続いて1000℃で30分
間焼成し、ガラス粒子層のガラスを軟化させた。これに
より窒化アルミニウム焼結体上の一方の面にAl2O
3層、ガラス混在Al2O3層を介してガラス層12をこ
の順で形成した。
【0026】ベース11aはCuにより形成され、Ag
−Cu−Tiろう材31の箔を介して活性金属法により
窒化アルミニウム焼結基板11bをベース11aに積層
接着した。即ちベース11aの片面にろう材31を挟ん
で窒化アルミニウム焼結基板11bを重ねた状態でこれ
らに荷重2.0kgf/cm2を加え、真空中で850
℃に加熱することにより積層接着した。上記以外の構成
は実施例1と同一であり、図3において図1と同一符号
は同一部品を示す。
−Cu−Tiろう材31の箔を介して活性金属法により
窒化アルミニウム焼結基板11bをベース11aに積層
接着した。即ちベース11aの片面にろう材31を挟ん
で窒化アルミニウム焼結基板11bを重ねた状態でこれ
らに荷重2.0kgf/cm2を加え、真空中で850
℃に加熱することにより積層接着した。上記以外の構成
は実施例1と同一であり、図3において図1と同一符号
は同一部品を示す。
【0027】<実施例6〜8>図示しないが、実施例6
〜8では、Ag−Cu−Tiろう材の箔を介して活性金
属法により窒化アルミニウム焼結基板11bをベース1
1aに積層接着したことを除いて、構成は実施例2〜4
とそれぞれ同一である。
〜8では、Ag−Cu−Tiろう材の箔を介して活性金
属法により窒化アルミニウム焼結基板11bをベース1
1aに積層接着したことを除いて、構成は実施例2〜4
とそれぞれ同一である。
【0028】<実施例9>図示しないが、AlN層11
bである窒化アルミニウム焼結基板11bを、大気中、
1300℃で1時間熱処理し、焼結基板11bの表面に
3.0μm厚の多孔質Al2O3層を形成した。この窒化
アルミニウム焼結基板11bの一方の面に形成されたA
l2O3層の上にガラス粒子が均一に溶剤に分散した懸濁
液をスプレーコーティング法により塗布し、150℃で
30分間乾燥してガラス粒子層を形成した。続いて10
00℃で30分間焼成し、ガラス粒子層のガラスを軟化
させた。これにより窒化アルミニウム焼結体上の一方の
面にAl2O3層、ガラス混在Al2O3層を介してガラス
層12をこの順で形成した。
bである窒化アルミニウム焼結基板11bを、大気中、
1300℃で1時間熱処理し、焼結基板11bの表面に
3.0μm厚の多孔質Al2O3層を形成した。この窒化
アルミニウム焼結基板11bの一方の面に形成されたA
l2O3層の上にガラス粒子が均一に溶剤に分散した懸濁
液をスプレーコーティング法により塗布し、150℃で
30分間乾燥してガラス粒子層を形成した。続いて10
00℃で30分間焼成し、ガラス粒子層のガラスを軟化
させた。これにより窒化アルミニウム焼結体上の一方の
面にAl2O3層、ガラス混在Al2O3層を介してガラス
層12をこの順で形成した。
【0029】次に、ガラス層12上に厚さ1μmのAu
薄膜13を形成した。このAu薄膜13は、Auを27
重量%含み、他の金属成分としてPbを0.1重量%、
Biを0.2重量%、Siを0.1重量%それぞれ含む
有機化合物と、残部がα−テレピネオール、エチルセル
ロース等の有機物からなるAu有機化合物ペーストをス
プレーコーティング法により塗布して乾燥した後、70
0℃で10分間焼成することにより形成した。ベース1
1aはAlにより形成され、Al−Siろう材の箔を介
して窒化アルミニウム焼結基板11bをベース11aに
積層接着した。即ちベース11aの片面にろう材31を
挟んで窒化アルミニウム焼結基板11bを重ねた状態で
これらに荷重2.0kgf/cm2を加え、真空中で6
30℃に加熱することにより積層接着した。上記以外の
構成は実施例1と同一である。
薄膜13を形成した。このAu薄膜13は、Auを27
重量%含み、他の金属成分としてPbを0.1重量%、
Biを0.2重量%、Siを0.1重量%それぞれ含む
有機化合物と、残部がα−テレピネオール、エチルセル
ロース等の有機物からなるAu有機化合物ペーストをス
プレーコーティング法により塗布して乾燥した後、70
0℃で10分間焼成することにより形成した。ベース1
1aはAlにより形成され、Al−Siろう材の箔を介
して窒化アルミニウム焼結基板11bをベース11aに
積層接着した。即ちベース11aの片面にろう材31を
挟んで窒化アルミニウム焼結基板11bを重ねた状態で
これらに荷重2.0kgf/cm2を加え、真空中で6
30℃に加熱することにより積層接着した。上記以外の
構成は実施例1と同一である。
【0030】<実施例10〜12>図示しないが、実施
例10〜12では、Al−Siろう材の箔を介して窒化
アルミニウム焼結基板11bをAlにより構成されたベ
ース11aに積層接着したことを除いて、構成は実施例
2〜4とそれぞれ同一である。
例10〜12では、Al−Siろう材の箔を介して窒化
アルミニウム焼結基板11bをAlにより構成されたベ
ース11aに積層接着したことを除いて、構成は実施例
2〜4とそれぞれ同一である。
【0031】<比較例1>基体をAlNの単体により実
施例1の基体と同一形状に形成したことを除いて実施例
1と同一の構成の反射鏡を比較例1とした。 <比較例2>基体をAlNにより実施例1の基体と同一
形状に形成し、基体の表面にNiめっき層を介して実施
例1と同様にAu薄膜を形成した反射鏡を比較例2とし
た。上記実施例1〜12及び比較例1及び2の構成を表
1にまとめた。
施例1の基体と同一形状に形成したことを除いて実施例
1と同一の構成の反射鏡を比較例1とした。 <比較例2>基体をAlNにより実施例1の基体と同一
形状に形成し、基体の表面にNiめっき層を介して実施
例1と同様にAu薄膜を形成した反射鏡を比較例2とし
た。上記実施例1〜12及び比較例1及び2の構成を表
1にまとめた。
【0032】
【表1】
【0033】<比較試験と評価>実施例1〜12及び比
較例1、2の反射鏡について、それぞれ光線の反射率を
比較試験した。その結果を表2に示す。反射率はAu薄
膜については波長1.0μm、及びAg、Al積層体に
ついては0.55μmの光線を照射したときの全反射率
を分光光度計を用いて測定することにより求め、また耐
熱性は薄膜又は積層体を形成した面を大気中、500℃
で100時間加熱した後の積層体の外観変化の有無を目
視により判断した。更に基板に対する薄膜又は積層体の
密着性を上述のエージング処理の後に積層体のピーリン
グ(引き剥がし)試験を行い、その剥離箇所又は破壊箇
所により判断した。
較例1、2の反射鏡について、それぞれ光線の反射率を
比較試験した。その結果を表2に示す。反射率はAu薄
膜については波長1.0μm、及びAg、Al積層体に
ついては0.55μmの光線を照射したときの全反射率
を分光光度計を用いて測定することにより求め、また耐
熱性は薄膜又は積層体を形成した面を大気中、500℃
で100時間加熱した後の積層体の外観変化の有無を目
視により判断した。更に基板に対する薄膜又は積層体の
密着性を上述のエージング処理の後に積層体のピーリン
グ(引き剥がし)試験を行い、その剥離箇所又は破壊箇
所により判断した。
【0034】
【表2】
【0035】表1から明らかなように、ガラス層のない
比較例2では反射率が75%であって、ガラス層を有す
る比較例1では反射率が78%であった。基板上にガラ
ス層を有する実施例1〜12では反射率が97〜98%
を示した。また高熱処理で比較例1及び2の反射鏡では
反射面に曇りが発生したのに対して、実施例1〜12で
は薄膜又は積層体に変化がなく、高い耐熱性を示すこと
が判った。これはAlN単体の基体とベースにAlNを
接着した基体との差異は無く、ガラス層の有無による差
異と考えられる。更にピーリング試験で比較例2の反射
鏡では薄膜と基板の間で剥離が生じたのに対して、比較
例1及び実施例1〜12の反射鏡では基板内での破壊で
あった。
比較例2では反射率が75%であって、ガラス層を有す
る比較例1では反射率が78%であった。基板上にガラ
ス層を有する実施例1〜12では反射率が97〜98%
を示した。また高熱処理で比較例1及び2の反射鏡では
反射面に曇りが発生したのに対して、実施例1〜12で
は薄膜又は積層体に変化がなく、高い耐熱性を示すこと
が判った。これはAlN単体の基体とベースにAlNを
接着した基体との差異は無く、ガラス層の有無による差
異と考えられる。更にピーリング試験で比較例2の反射
鏡では薄膜と基板の間で剥離が生じたのに対して、比較
例1及び実施例1〜12の反射鏡では基板内での破壊で
あった。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の反射鏡によ
れば、焼結体の表面粗さが大きくても、主ガラス層がこ
れを平坦化し、ガラス層上に形成された薄膜又は積層体
の表面を歪みのない鏡面とする。また、窒化アルミニウ
ム焼結体からなるAlN層上にガラス層を介して薄膜又
は積層体が形成されるため、高い耐熱性と放熱性を有す
る。特に従来の反射鏡と比較して、反射率特性及び耐熱
性に優れた効果を奏する。更に、基体を安価な金属材料
からなるベースと、このベースに積層接着されたAlN
層とにより構成したので、AlN単体の基体と比較して
安価に反射鏡を製作することができる。
れば、焼結体の表面粗さが大きくても、主ガラス層がこ
れを平坦化し、ガラス層上に形成された薄膜又は積層体
の表面を歪みのない鏡面とする。また、窒化アルミニウ
ム焼結体からなるAlN層上にガラス層を介して薄膜又
は積層体が形成されるため、高い耐熱性と放熱性を有す
る。特に従来の反射鏡と比較して、反射率特性及び耐熱
性に優れた効果を奏する。更に、基体を安価な金属材料
からなるベースと、このベースに積層接着されたAlN
層とにより構成したので、AlN単体の基体と比較して
安価に反射鏡を製作することができる。
【図1】本発明実施例1の反射鏡を示す斜視図及びその
拡大断面図。
拡大断面図。
【図2】本発明実施例4の反射鏡を示す図1に対応する
図。
図。
【図3】本発明実施例5の反射鏡を示す図1に対応する
図。
図。
10,20,30 反射鏡 11 基体 11a ベース 11b AlN層 12 ガラス層 13 薄膜 21 積層体 22 高屈折率層 23 低屈折率層 31 ろう材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅村 邦夫 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社総合研究所内
Claims (7)
- 【請求項1】 基体(11)の一方の表面に薄膜(13)又は積
層体(21)を形成することにより前記薄膜(13)又は積層体
(21)表面に反射面が形成された反射鏡(10,20,30)におい
て、 前記基体(11)が金属材料からなるベース(11a)と前記ベ
ース(11a)に直接又はろう材を介して積層接着されたA
lN層(11b)とを備え、 前記AlN層(11b)上にガラス層(12)が形成され、 前記ガラス層(12)上に前記薄膜(13)又は積層体(21)が形
成されたことを特徴とする反射鏡。 - 【請求項2】 薄膜がAu薄膜(13)、Ag薄膜又はAl
薄膜であって0.01μm〜10μmの厚さに形成され
た請求項1記載の反射鏡。 - 【請求項3】 積層体(21)が高屈折率層(22)と低屈折率
層(23)とが交互に複数回積層して形成された請求項1記
載の反射鏡。 - 【請求項4】 ガラス層(12)が0.1μm〜100μm
の厚さに形成された請求項1ないし3いずれか記載の反
射鏡。 - 【請求項5】 ベース(11a)がW、Al又はCu或いは
その合金からなる請求項1ないし4いずれか記載の反射
鏡。 - 【請求項6】 ベース(11a)がCuにより形成され、ろ
う材がAg−Cu−Tiろう材(31)である請求項1ない
し4いずれか記載の反射鏡。 - 【請求項7】 ベース(11a)がAlにより形成され、ろ
う材がAl−Siろう材である請求項1ないし4いずれ
か記載の反射鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8229151A JPH1073705A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 反射鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8229151A JPH1073705A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 反射鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1073705A true JPH1073705A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=16887583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8229151A Withdrawn JPH1073705A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 反射鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1073705A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009057552A1 (ja) * | 2007-11-02 | 2009-05-07 | Konica Minolta Opto, Inc. | 太陽光集光システム |
| WO2010004954A1 (ja) * | 2008-07-07 | 2010-01-14 | コニカミノルタオプト株式会社 | ミラー構造体 |
| JP2016531319A (ja) * | 2013-08-07 | 2016-10-06 | カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー | 特にマイクロリソグラフィ投影露光装置のミラー |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP8229151A patent/JPH1073705A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009057552A1 (ja) * | 2007-11-02 | 2009-05-07 | Konica Minolta Opto, Inc. | 太陽光集光システム |
| US8379310B2 (en) | 2007-11-02 | 2013-02-19 | Konica Minolta Opto, Inc. | Sunlight collecting system |
| WO2010004954A1 (ja) * | 2008-07-07 | 2010-01-14 | コニカミノルタオプト株式会社 | ミラー構造体 |
| JPWO2010004954A1 (ja) * | 2008-07-07 | 2012-01-05 | コニカミノルタオプト株式会社 | ミラー構造体 |
| JP2016531319A (ja) * | 2013-08-07 | 2016-10-06 | カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー | 特にマイクロリソグラフィ投影露光装置のミラー |
| US10310382B2 (en) | 2013-08-07 | 2019-06-04 | Carl Zeiss Smt Gmbh | Mirror, in particular for a microlithographic projection exposure apparatus |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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