JPH10743A - セラミックシート製造用離型フィルム - Google Patents

セラミックシート製造用離型フィルム

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JPH10743A
JPH10743A JP17705496A JP17705496A JPH10743A JP H10743 A JPH10743 A JP H10743A JP 17705496 A JP17705496 A JP 17705496A JP 17705496 A JP17705496 A JP 17705496A JP H10743 A JPH10743 A JP H10743A
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JP
Japan
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film
ceramic sheet
silicone
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release
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JP17705496A
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Kazunori Furuya
和法 古屋
Katsunori Mochizuki
克紀 望月
Kiyohiko Ito
喜代彦 伊藤
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Toyo Metallizing Co Ltd
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Toyo Metallizing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】厚みが均一でかつピンホール欠点の少ない積層
型セラミックコンデンサ用セラミックシート、特に、2
0μm以下の薄いセラミックシートを効率良く製造する
ことができるセラミックシート製造用離型フィルムを提
供すること。 【解決手段】プラスチックフィルムの片面にシリコーン
系皮膜を設け、かつ他面に粒径0.05〜4.0μmφ
の粒子を0.01〜10重量%含有する樹脂皮膜を設け
たことを特徴とするセラミックシート製造用離型フィル
ム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミックシート
製造の際に用いられる離型フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、積層セラミックコンデンサ等用セ
ラミックシートを製造する際の工程用キャリアフィルム
としては、プラスチックフィルムに熱あるいは紫外線硬
化性のシリコーン系皮膜を離型層として設けた離型フィ
ルムが一般的に用いられている。このような、シリコー
ン系皮膜を有する離型フィルムとしては、特開昭60−
141553号公報、特開平3−231812号公報、
特公平4−59207号公報、特公平6−2393号公
報が知られている。
【0003】前記セラミックシートは、チタン酸バリウ
ム、アルミナ等のセラミック粉末を分散させた水系ない
し有機系溶媒にポリメチルメタクリレート、ポリビニル
アセタール、ポリビニルブチラール、ポリビニルアルコ
ール等の高分子バインダと可塑剤、分散剤とを加えたも
のを高速ミキサーやボールミルにより混合分散し、得ら
れたセラミックスラリーを離型フィルム上にドクターブ
レード法により数百μm〜数十μmの厚さに塗布し、こ
れを乾燥させて巻き取ることにより一般に製造されてい
る。
【0004】近年、積層セラミックチップコンデンサの
小型高容量化実現のため、セラミック層の1層の厚さを
より薄膜化し、かつ多層積層する事が要望されており、
このためには、20μm以下の非常に薄いセラミックシ
ートを前記離型フィルムから精度よく、また欠陥のない
ように離型させるとともに、より平滑な表面を有する離
型フィルムを用いることで、離型後のセラミックシート
表面を平滑にし、該シートの積層密着度を向上させるこ
とにより多層積層型セラミックコンデンサの容量が安定
し、かつ耐電圧不良率が良好となる。
【0005】このためには、該離型フィルムに用いられ
ているプラスチックフィルムの厚みの均一性、表面平滑
性と離型面の離型力の均一性が重要となってくる。しか
しながら、表面が平滑な離型フィルムに前記、20μm
以下の非常に薄いセラミックスラリー層をダイコーター
等で塗布、乾燥後、離型フィルムとセラミックシートを
共巻き後、該離型フィルムとセラミックシートを離型す
る際に、離型面の背面側とセラミックシートがブロッキ
ングしセラミックシートの一部が脱落することでセラミ
ックシートにピンホール欠点が発生するという問題があ
った。このセラミックシートにこのようなピンホール欠
点があると積層型セラミックコンデンサの耐電圧不良率
が上昇し好ましくない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の問題点
を解決し、表面平滑性が良好なセラミックシート、特
に、20μm以下の薄いセラミックシートを効率良く製
造することができるセラミックシート製造用離型フィル
ムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記本発明の目的は、プ
ラスチックフィルムの片面にシリコーン系皮膜を設け、
かつ他面に粒径0.05〜4.0μmφの粒子を0.0
1〜10重量%含有する樹脂皮膜を設けたことを特徴と
するセラミックシート製造用離型フィルム、によって達
成された。
【0008】本発明の特徴は、表面が平滑なプラスチッ
クフィルムの片面にシリコーン系皮膜層を、他面すなわ
ち背面に粒径0.05〜4.0μmφの粒子を0.01
〜10重量%含有する樹脂皮膜を、それぞれ設けた点に
あり、これにより、20μm以下の薄いセラミックシー
トを製造する際のブロッキングが押さえられるのみなら
ず、より表面が平滑なプラスチックフィルムを用いるこ
とが可能となるので、セラミックシートの表面平滑性も
向上せしめることが出来たのである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を詳細に説明す
る。
【0010】本発明のプラスチックフィルムとしては、
例えばポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィル
ム、ナイロンフィルム等の合成高分子フィルム(含むシ
ート)を挙げることができる。このうちでは、耐熱性、
表面特性等に優れているポリエチレンテレフタレートフ
ィルム、ポリエチレン−2,6−ナフタレートフィル
ム、ポリエチレン−α,β−ビス(2−クロルフェノキ
シ)エタン−4,4´−ジカルボキシレートフィルムが
好ましく、特には、機械的強度、寸法安定性に優れる2
軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、2軸延伸
ポリエチレン−2,6−ナフタレートフィルム、2軸延
伸ポリエチレン−α,β−ビス(2−クロルフェノキ
シ)エタン−4,4´−ジカルボキシレートフィルムが
好ましい。
【0011】かかる、プラスチックフィルムの表面平滑
性は、本発明の特徴をより明確にするために中心線表面
粗さ(Ra)がカットオフ値0.25mmで0.01〜
0.03μm、好ましくは0.01〜0.02μmの範
囲が望ましい。
【0012】本発明を構成するプラスチックフィルム
は、常法により製造されたものであり、特に2軸延伸ポ
リエチレンテレフタレートフィルム、2軸延伸ポリエチ
レン−2,6−ナフタレートフィルム、2軸延伸ポリエ
チレン−α,β−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン
−4,4´−ジカルボキシレートフィルムにおけるフィ
ルム厚みは15〜350μm、好ましくは20〜100
μmの範囲のものが機械特性、寸法安定性、耐熱性、価
格等の点から好ましく適用される。
【0013】本発明におけるシリコーン系皮膜は、下記
(1)式の構造を有するポリオルガノシロキサンを主成
分として含有するものが本発明の目的、効果をより明確
にする。
【0014】また、該シリコーン皮膜は、下記(1)式
で代表されるポリオルガノシロキサンとオルガノハイド
ロジェンポリシロキサンとを塩化白金酸に代表される白
金系触媒の存在下で付加反応によってシリコーンの架橋
構造を形成させることによって一般に得られる。
【0015】この時、該シリコーン塗膜の乾燥および硬
化(熱硬化、紫外線硬化、等)は、それぞれ個別または
同時に行うことができる。同時に行うときには、プラス
チックフィルムの耐熱性(熱的寸法安定性)にも左右さ
れるが、80℃〜200℃、好ましくは120℃〜18
0℃の温度範囲で15秒以上加熱することが望ましい。
また、シリコーン系皮膜の膜厚は、乾燥後の厚みで0.
05〜0.5μm、好ましくは0.1〜0.3μmの範
囲が望ましい。
【0016】
【化1】 (ただし式中、R1は、メチル基および/またはフェニ
ル基、Viはビニル基を示す。) 本発明において、シリコーン系皮膜の形成する際の塗布
方法は特に限定されないが通常、ベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素、シクロヘキサン、n−ヘ
キサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素、パークロロ
エチレン等のハロゲン化炭化水素、酢酸エチル、メチル
ビニルケトン等の有機溶媒にシリコーン系樹脂を4〜1
8重量%の濃度で溶解した塗剤を用い、ダイレクトグラ
ビアコーター、マイクログラビアコーター、リバースグ
ラビアコーター、ダイレクトキスコーター、リバースキ
スコーター、コンマコーター、ダイコーター、バー・ロ
ッドタイプの塗布装置等によって塗布することによって
得られる。この中でも、マイクログラビアコーター、ダ
イレクトキスコーター、リバースキスコーターを用いる
とシリコーン系皮膜の厚みの均一性が良好となり塗布ム
ラの発生が少ないので好ましい。
【0017】本発明において、離型面の背面に設ける樹
脂皮膜は、ポリエステル系、アルキッド系、ポリウレタ
ン系、エポキシ樹脂系等の非シリコーン樹脂から選ばれ
た少なくとも一種であり、トルエン等の溶媒に対する耐
溶剤性などの点でポリウレタン系樹脂、アルキッド系樹
脂が特に好ましい。
【0018】本発明において、該樹皮皮膜を形成する際
の塗布方法は特に限定されないが通常、ベンゼン、トル
エン、キシレン等の芳香族炭化水素、シクロヘキサン、
n−ヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素、パー
クロロエチレン等のハロゲン化炭化水素、酢酸エチル、
メチルビニルケトン等の有機溶媒に樹脂を1〜20重量
%の濃度で溶解した塗剤を用い、ダイレクトグラビアコ
ーター、マイクログラビアコーター、リバースグラビア
コーター、ダイレクトキスコーター、リバースキスコー
ター、コンマコーター、ダイコーター、バー・ロッドタ
イプの塗布装置等によって塗布することによって得られ
る。
【0019】本発明において、樹脂皮膜に含有せしめる
粒子は、例えば、コロイダルシリカ、酸化アルミ、炭酸
カルシウム、酸化チタンなどのような無機粒子や架橋型
ポリスチレン系微粒子、エポキシ樹脂系微粒子、アクリ
ル樹脂系微粒子、フッ素樹脂系微粒子、シリコーン樹脂
系微粒子などのような有機粒子から選ばれた少なくとも
1種で、この中でも、樹脂皮膜中への分散性が良好なシ
リコーン樹脂系微粒子が特に好ましい。
【0020】かかるシリコーン系微粒子としては、東芝
シリコーン(株)製の「トスパール」、東レ・ダウコー
ニングシリコーン(株)製の「トレフィル」等が挙げら
れる。 本発明において、シリコーン系皮膜層と背面側
に設ける樹皮皮膜層に含有せしめる粒子の粒径は0.0
5〜4.0μmφの範囲であることが必要であり、好ま
しくは0.2〜1.0μmφの範囲である。この値が
0.05μmφ未満、好ましくは0.2μφ未満では、
ブロッキング抑制効果が十分に得られ難く、好ましくな
い。また、該粒径が4.0μφ、好ましくは、1.0μ
φを越えると粒子が脱落し易くなるため、好ましくな
い。
【0021】さらに、樹皮皮膜層に含有せしめる粒子の
含有量は0.01〜10重量%の範囲であることが必要
であり、好ましくは0.1〜3重量%の範囲である。こ
の値が0.1重量%未満では、ブロッキング抑制効果が
十分に得られ難く好ましくない。また、該粒径が10重
量%、好ましくは、3重量%を越えると粒子が脱落し易
くなり、かつ離型後のセラミックシートの表面平滑性が
悪くなるため、好ましくない。
【0022】本発明において、グラビアロール等に溝を
設けて、ダイレクトグラビアコーター、リバースグラビ
アコーター、キスダイレクトグラビアコーター、リバー
スグラビアコーター、マイクログラビアコーター等で長
手方向にストライプ状にシリコーン系塗剤をプラスチッ
クフィルムに塗布することでプラスチックフィルム上に
ストライプ状のシリコーン系皮膜を形成させることがで
きる。
【0023】また、このストライプ状のシリコーン系皮
膜を有する離型フィルムの背面に粒径0.05〜4.0
μmφの粒子を0.01〜10重量%含有する樹脂皮膜
を設けたことにより、厚み3〜10μm程度の非常に薄
いセラミックシートを製造することが可能となり小型・
高容量の多層積層型セラミックチップコンデンサ製造用
離型フィルムとして最適となる。
【0024】
【実施例】本発明を実施例にて具体的に説明するが、本
発明はそれらに限定されるものではない。なお、離型フ
ィルムの特性評価は下記の方法にて行った。
【0025】(1)離型性 離型フィルムとポリエステル粘着フィルム(日東電工
(株)製31Bテープ:50mm幅)を5kgのローラ
ーで圧着させながら貼り合わせ、20℃で20時間放置
した後の180゜剥離強度をテンシロンで測定する。こ
こで、剥離力が30g以下であれば良好であるといえ
る。
【0026】(2)セラミックシートのブロッキング性 離型フィルムの離型層上に下記組成のセラミックスラリ
ーをドクターブレード法にて塗布し、乾燥固化させた
後、離型フィルムとセラミックシートを貼り合わせた状
態で10シート重ね、20g/cm2 の荷重下で40
℃、2週間放置した。この後、該セラミックシートを剥
離し厚さ15μmのセラミックシートを得た。この際の
セラミックシートを光学顕微鏡で観察し、ピンホールが
多数見られたものを「×」、ピンホールが少し見られた
ものを「△」、ピンホールが全く見られないないものを
「○」とした。
【0027】「セラミックスラリーの組成」 アルミナ 53 重量部 酸化バリウム 8 重量部 酸化ケイ素 36 重量部 ポリビニルブチラール 30 重量部 ジクロルエタン 80 重量部 (3)粒子脱落性 樹脂皮膜面をゆびで擦った後、該表面を光学顕微鏡にて
100倍で観察した際、粒子が容易に脱落するものを
×、強く6回擦ってやや塗膜が脱落するものを△、強く
6回擦っても全く脱落しないものを○、強く20擦って
も全く脱落しないものを◎とした。○以上であれば良好
といえる。
【0028】[実施例1]厚み50μmの2軸延伸ポリ
エステルフィルム「東レ(株)社製“ルミラーT70」
の片面に、非シリコーン系樹脂皮膜層として粒子を0.
87重量%含有する下記組成Aのウレタン系樹脂塗液を
グラビアロール(#150、斜線タイプ)を用いて塗工
後、150℃のオーブンにて10秒乾燥、熱硬化させ皮
膜化した。さらに、該樹脂皮膜層の背面に離熱硬化性シ
リコーン系樹脂塗剤として下記組成Bをグラビアロール
(#200、斜線タイプ)を用い塗工し、120℃のオ
ーブンにて15秒乾燥、熱硬化させ離型フィルムを得
た。
【0029】得られた離型フィルムの特性評価の結果を
表1に示したが、離型性、セラミックシートのブロッキ
ング性、樹脂皮膜層の粒子脱落性のすべてが良好であ
る。
【0030】 「非シリコーン系樹脂塗液・組成A」 1)ポリエステルポリオール 10 重量部 2)ジフェニルメタンジイソシアネート 1.5 重量部 3)ジブチル錫ジラウリレート 0.01重量部 4)トルエン 30 重量部 5)メチルイソブチルケトン 15 重量部 6)メチルエチルケトン 15 重量部 7)シリコーン系微粒子「トスパール108(粒子径0.8μm)」 0.1 重量部 「熱硬化性シリコーン系樹脂塗剤・組成B」 1)信越化学(株)製 KS847H 10重量部 2)信越化学(株)製 PL−8 0.10重量部 3)トルエン 100重量部 [実施例2]非シリコーン系樹脂皮膜層に含有せしめる
粒子を粒子径1.0μmφのコロイダルシリカとする以
外は、[実施例1]と同様の方法にて離型フィルムを得
た。
【0031】得られた離型フィルムの特性評価の結果を
表1に示したが、離型性、セラミックシートのブロッキ
ング性、樹脂皮膜層の粒子脱落性のすべてが良好であ
る。
【0032】[実施例3]非シリコーン系樹脂皮膜層に
含有せしめる粒子の含有量を4重量%とする以外は、
[実施例1]と同様の方法にて離型フィルムを得た。
【0033】得られた離型フィルムの特性評価の結果を
表1に示したが、離型性、セラミックシートのブロッキ
ング性、樹脂皮膜層の粒子脱落性のすべてが良好であ
る。
【0034】[実施例4]離熱硬化性シリコーン系樹脂
塗剤として下記組成Bをグラビアロール(#200、斜
線タイプ)を用い塗工する際に塗布幅200mmとなる
ようにストライプ状に溝を設けたグラビアロール(#2
00、斜線タイプ)を用いリバース方式にて塗布し塗布
幅200mmのストライプが6本長手方向にある離型フ
ィルムを得た。
【0035】得られた離型フィルムの特性評価の結果を
表1に示したが、離型性、セラミックシートのブロッキ
ング性、樹脂皮膜層の粒子脱落性のすべてが良好であ
る。
【0036】また、このストライプ方式のシリコーン離
型層のマージン部分をスリットすることで端部にシリコ
ーン層が未塗布のマージン部分を有する離型フィルムが
得られる。該離型フィルムを用いることにより、従来よ
りもさらに薄いセラミックシートを製造する事が可能で
あった。
【0037】[比較例1]非シリコーン系樹脂皮膜層に
粒子を添加しない以外は、[実施例1]と同様の方法に
て離型フィルムを得た。
【0038】得られた離型フィルムの特性評価の結果を
表1に示したが、セラミックシートのブロッキング性に
劣っている。
【0039】[比較例2]非シリコーン系樹脂皮膜層に
粒子径0.02μmφの乾式シリカ(アエロジル20
0)を添加する以外は、[実施例1]と同様の方法にて
離型フィルムを得た。
【0040】得られた離型フィルムの特性評価の結果を
表1に示したが、セラミックシートのブロッキング性に
劣っている。
【0041】[比較例3]非シリコーン系樹脂皮膜層に
粒子径5μmφの重質炭酸カルシウム粒子を添加する以
外は、[実施例1]と同様の方法にて離型フィルムを得
た。
【0042】得られた離型フィルムの特性評価の結果を
表1に示したが、粒子の脱落性に劣っている。
【0043】[比較例4]非シリコーン系樹脂皮膜層の
粒子の含有量を0.005重量%とする以外は、[実施
例1]と同様の方法にて離型フィルムを得た。
【0044】得られた離型フィルムの特性評価の結果を
表1に示したが、セラミックシートのブロッキング性に
劣っている。
【0045】[比較例5]非シリコーン系樹脂皮膜層の
粒子の含有量を15重量%とする以外は、[実施例1]
と同様の方法にて離型フィルムを得た。
【0046】得られた離型フィルムの特性評価の結果を
表1に示したが、粒子の脱落性に劣っている。
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の離型フィ
ルムによれば、ピンホール等の欠点の少ないセラミック
シートを製造することができる。特に、20μm以下の
薄いセラミックシートを製造する際に離型面の背面側の
ブロッキングが押さえられるので、より表面が平滑なプ
ラスチックフィルムを用いることが可能となり、したが
つてセラミックシートの表面平滑性も向上せしめ、かつ
セラミックシート製造の生産性を向上せしめ得るセラミ
ックシート製造用離型フィルムを提供することができ
た。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチックフィルムの片面にシリコーン
    系皮膜を設け、かつ他面に粒径0.05〜4.0μmφ
    の粒子を0.01〜10重量%含有する樹脂皮膜を設け
    たことを特徴とするセラミックシート製造用離型フィル
    ム。
  2. 【請求項2】プラスチックフィルムがポリエチレンテレ
    フタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート、ポ
    リエチレン−α,β−ビス(2−クロルフェノキシ)エ
    タン−4,4´−ジカルボキシレートから選択される少
    なくとも1種であることを特徴とする請求項1記載のセ
    ラミックシート製造用離型フィルム。
  3. 【請求項3】粒子が、シリコーン系微粒子であることを
    を特徴とする請求項1記載または2記載のセラミックシ
    ート製造用離型フィルム。
  4. 【請求項4】粒子の粒径が0.2〜1.0μmφで、か
    つ樹脂皮膜中の該粒子の含有量が0.1〜3重量%であ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
    のセラミックシート製造用離型フィルム。
  5. 【請求項5】プラスチックフィルム上にストライプ状に
    シリコーン系皮膜を設けてなることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか1項に記載のセラミックシート製造用
    離型フィルム。
JP17705496A 1996-06-17 1996-06-17 セラミックシート製造用離型フィルム Pending JPH10743A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002178454A (ja) * 2000-12-11 2002-06-26 Toyobo Co Ltd 離型フィルム
JP2002178316A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Toyobo Co Ltd セラミックシート成形用キャリアフィルム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002178454A (ja) * 2000-12-11 2002-06-26 Toyobo Co Ltd 離型フィルム
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