JPH1074488A - 水銀放電ランプ装置 - Google Patents
水銀放電ランプ装置Info
- Publication number
- JPH1074488A JPH1074488A JP23004596A JP23004596A JPH1074488A JP H1074488 A JPH1074488 A JP H1074488A JP 23004596 A JP23004596 A JP 23004596A JP 23004596 A JP23004596 A JP 23004596A JP H1074488 A JPH1074488 A JP H1074488A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge lamp
- mercury discharge
- current limiting
- limiting element
- mercury
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N mercury Chemical compound [Hg] QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 91
- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 75
- 229910000497 Amalgam Inorganic materials 0.000 claims abstract description 52
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 6
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 8
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 8
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 6
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 3
- 229910052745 lead Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 239000006229 carbon black Substances 0.000 description 1
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910052738 indium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
- 230000002459 sustained effect Effects 0.000 description 1
- 229910052718 tin Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Discharge Lamp (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 立ち上がり特性に優れる水銀放電ランプより
なる安定器不要の水銀放電ランプ装置を提供する。 【解決手段】 水銀放電ランプ1のアマルガム担持部2
と大きな正の抵抗温度係数を有する電流制限素子3とが
熱的に一体化して設けられ、かつ、水銀放電ランプ1の
電極4と電流制限素子3とが直列接続して設けられた水
銀放電ランプ装置であって、水銀放電ランプ1の始動時
には、電流制限素子3が発熱してアマルガム担持部2を
加熱し水銀蒸気を急速に発生させ、水銀放電ランプ1の
連続点灯中には、電流制限素子3の増大した抵抗値によ
ってランプ電流を制御する。
なる安定器不要の水銀放電ランプ装置を提供する。 【解決手段】 水銀放電ランプ1のアマルガム担持部2
と大きな正の抵抗温度係数を有する電流制限素子3とが
熱的に一体化して設けられ、かつ、水銀放電ランプ1の
電極4と電流制限素子3とが直列接続して設けられた水
銀放電ランプ装置であって、水銀放電ランプ1の始動時
には、電流制限素子3が発熱してアマルガム担持部2を
加熱し水銀蒸気を急速に発生させ、水銀放電ランプ1の
連続点灯中には、電流制限素子3の増大した抵抗値によ
ってランプ電流を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立ち上がり特性に
優れ安定器不要の水銀放電ランプ装置に関するものであ
る。
優れ安定器不要の水銀放電ランプ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、放電ランプは放電が温度に対して
負性特性を有することから電流制限をする安定器と組み
合わせて照明器具に構成されている。中でも、水銀蒸気
を用いる水銀放電ランプには、低圧蒸気の蛍光ランプ
と、高圧水銀蒸気の二重管構造の高圧水銀ランプとがあ
り、蛍光ランプ器具中に安定器が設けられている。
負性特性を有することから電流制限をする安定器と組み
合わせて照明器具に構成されている。中でも、水銀蒸気
を用いる水銀放電ランプには、低圧蒸気の蛍光ランプ
と、高圧水銀蒸気の二重管構造の高圧水銀ランプとがあ
り、蛍光ランプ器具中に安定器が設けられている。
【0003】また、最近ではボール電球形の蛍光ランプ
があり、口金部の中にインバータなどの電子制御回路が
設けられ、一般電球と同様な使用条件で実用されてい
る。
があり、口金部の中にインバータなどの電子制御回路が
設けられ、一般電球と同様な使用条件で実用されてい
る。
【0004】また、水銀放電ランプには水銀ソースとし
て、水銀またはアマルガムが用いられており、アマルガ
ムはそれぞれ適切な組成の主アマルガムと補助アマルガ
ムとよりなるダブルアマルガムという構成で封入されて
おり、純水銀には劣るがアマルガムでも比較的速い立ち
上がり特性が得られていた。
て、水銀またはアマルガムが用いられており、アマルガ
ムはそれぞれ適切な組成の主アマルガムと補助アマルガ
ムとよりなるダブルアマルガムという構成で封入されて
おり、純水銀には劣るがアマルガムでも比較的速い立ち
上がり特性が得られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かさ高い安定
器やインバータ回路などはない方がよく、よりコンパク
トで軽量な安定器不要の蛍光ランプが望まれていた。
器やインバータ回路などはない方がよく、よりコンパク
トで軽量な安定器不要の蛍光ランプが望まれていた。
【0006】また、水銀放電ランプはアマルガムが点灯
時に急速に蒸発し難いことから、従来の水銀より立ち上
がり時の光束が低いという問題点があった。
時に急速に蒸発し難いことから、従来の水銀より立ち上
がり時の光束が低いという問題点があった。
【0007】本発明は、立ち上がり特性に優れる水銀放
電ランプよりなる安定器不要の新規な水銀放電ランプ装
置を提供することを目的とする。
電ランプよりなる安定器不要の新規な水銀放電ランプ装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、水銀放電ランプのアマルガム担持部と大き
な正の抵抗温度係数を有する電流制限素子とが熱的に一
体化して設けられ、かつ、前記水銀放電ランプの電極と
前記電流制限素子とが直列接続して設けられた水銀放電
ランプ装置であって、前記水銀放電ランプの始動時に
は、前記電流制限素子が発熱して前記アマルガム担持部
を加熱し水銀蒸気を急速に発生させ、前記水銀放電ラン
プの連続点灯中には、前記電流制限素子の増大した抵抗
値によってランプ電流を制御してなる水銀放電ランプ装
置により構成される。
に本発明は、水銀放電ランプのアマルガム担持部と大き
な正の抵抗温度係数を有する電流制限素子とが熱的に一
体化して設けられ、かつ、前記水銀放電ランプの電極と
前記電流制限素子とが直列接続して設けられた水銀放電
ランプ装置であって、前記水銀放電ランプの始動時に
は、前記電流制限素子が発熱して前記アマルガム担持部
を加熱し水銀蒸気を急速に発生させ、前記水銀放電ラン
プの連続点灯中には、前記電流制限素子の増大した抵抗
値によってランプ電流を制御してなる水銀放電ランプ装
置により構成される。
【0009】これにより、立ち上がり特性に優れる水銀
放電ランプよりなる安定器不要の新規な水銀放電ランプ
装置が得られる。
放電ランプよりなる安定器不要の新規な水銀放電ランプ
装置が得られる。
【0010】また、第2の構成として、本発明は大きな
正の抵抗温度係数を有する電流制限素子とアマルガム担
持部を加熱するヒータと水銀放電ランプの電極とが直列
接続して設けられた水銀放電ランプ装置であって、前記
ヒータが点灯時にその発熱により水銀蒸気を急速に発生
させ、前記水銀放電ランプの点灯中には前記電流制限素
子の増大した抵抗値によってランプ電流を制御してなる
水銀放電ランプ装置より構成される。これにより、同様
に立ち上がり特性に優れる水銀放電ランプよりなる安定
器不要の新規な水銀放電ランプ装置が得られる。
正の抵抗温度係数を有する電流制限素子とアマルガム担
持部を加熱するヒータと水銀放電ランプの電極とが直列
接続して設けられた水銀放電ランプ装置であって、前記
ヒータが点灯時にその発熱により水銀蒸気を急速に発生
させ、前記水銀放電ランプの点灯中には前記電流制限素
子の増大した抵抗値によってランプ電流を制御してなる
水銀放電ランプ装置より構成される。これにより、同様
に立ち上がり特性に優れる水銀放電ランプよりなる安定
器不要の新規な水銀放電ランプ装置が得られる。
【0011】
(実施の形態1)図1は、本発明の水銀放電ランプ装置
とその回路図の一例を示す。
とその回路図の一例を示す。
【0012】図1において、本発明の水銀放電ランプ装
置は、水銀放電ランプ1のアマルガム担持部2と大きな
正の抵抗温度係数を有する電流制限素子3とが熱的に一
体化して設けられ、かつ、水銀放電ランプ1の電極4と
電流制限素子3とが直列接続して設けられた水銀放電ラ
ンプ装置であって、水銀放電ランプ1の始動時には、電
流制限素子3が発熱してアマルガム担持部2を加熱し水
銀蒸気を急速に発生させ、水銀放電ランプ1の連続点灯
中には、電流制限素子3の増大した抵抗値によってラン
プ電流を制御し、商用電源6で直接に連続点灯できるよ
うに構成されている。このように構成された水銀放電ラ
ンプ装置は、図1のように点灯管5とともに商用電源6
に接続される。
置は、水銀放電ランプ1のアマルガム担持部2と大きな
正の抵抗温度係数を有する電流制限素子3とが熱的に一
体化して設けられ、かつ、水銀放電ランプ1の電極4と
電流制限素子3とが直列接続して設けられた水銀放電ラ
ンプ装置であって、水銀放電ランプ1の始動時には、電
流制限素子3が発熱してアマルガム担持部2を加熱し水
銀蒸気を急速に発生させ、水銀放電ランプ1の連続点灯
中には、電流制限素子3の増大した抵抗値によってラン
プ電流を制御し、商用電源6で直接に連続点灯できるよ
うに構成されている。このように構成された水銀放電ラ
ンプ装置は、図1のように点灯管5とともに商用電源6
に接続される。
【0013】大きな正の抵抗温度係数(PTC)を有す
る電流制限素子(以下「PTC電流制限素子」という)
は、水銀放電ランプ始動時には温度が低く低抵抗である
ため、電極フィラメントの加熱も速く、また放電電極間
にも高電圧が印加され放電の開始が速い。また、この点
灯時にPTC電流制限素子が急速に発熱して水銀蒸気を
急速に発生させるため、光束の立ち上がりを従来より速
くすることができる。さらに、点灯初期に水銀放電ラン
プの放電電流の増加を温度上昇としてPTC電流制限素
子で検知して放電電流を制限できるため、自己暴走を止
めて安定な放電を持続させることにより、商用電源で直
接に連続点灯できる。
る電流制限素子(以下「PTC電流制限素子」という)
は、水銀放電ランプ始動時には温度が低く低抵抗である
ため、電極フィラメントの加熱も速く、また放電電極間
にも高電圧が印加され放電の開始が速い。また、この点
灯時にPTC電流制限素子が急速に発熱して水銀蒸気を
急速に発生させるため、光束の立ち上がりを従来より速
くすることができる。さらに、点灯初期に水銀放電ラン
プの放電電流の増加を温度上昇としてPTC電流制限素
子で検知して放電電流を制限できるため、自己暴走を止
めて安定な放電を持続させることにより、商用電源で直
接に連続点灯できる。
【0014】このPTC電流制限素子は、その材料特性
により自己制御温度をかなり任意に選べるため、常温で
蒸気圧の低い高融点のアマルガムを自由に水銀ソースと
して使用できるという特徴もある。常温で蒸気圧が低く
高温度領域で蒸気圧の上昇が小さくなるアマルガムは、
本発明にとって有用なアマルガムである。
により自己制御温度をかなり任意に選べるため、常温で
蒸気圧の低い高融点のアマルガムを自由に水銀ソースと
して使用できるという特徴もある。常温で蒸気圧が低く
高温度領域で蒸気圧の上昇が小さくなるアマルガムは、
本発明にとって有用なアマルガムである。
【0015】本発明におけるPTC電流制限素子の材料
としては、Ba、SrおよびPbの群より選ばれた少な
くとも一種の金属元素を含むチタン酸金属塩よりなるセ
ラミック材料、あるいはカーボンブラックなどの導電性
粒子分散の高分子組成物などが適しており、制御温度の
範囲によって適宣選択することができる。
としては、Ba、SrおよびPbの群より選ばれた少な
くとも一種の金属元素を含むチタン酸金属塩よりなるセ
ラミック材料、あるいはカーボンブラックなどの導電性
粒子分散の高分子組成物などが適しており、制御温度の
範囲によって適宣選択することができる。
【0016】本発明のアマルガム担持部には、Hg、B
i、Sn、Pb、Inなどを含有する任意の組成のアマ
ルガム材料が適用可能である。これらアマルガムのいく
つかは相分離構造をとって水銀蒸気圧の温度上昇に伴う
増加がある温度領域で小さくなり蒸気圧を多少自己制御
する機能があるが、本発明ではPTC電流制限素子に自
己温度制御機能があるため、アマルガムの蒸気圧を自由
に制御でき、広い範囲のアマルガム材料を選択できる。
i、Sn、Pb、Inなどを含有する任意の組成のアマ
ルガム材料が適用可能である。これらアマルガムのいく
つかは相分離構造をとって水銀蒸気圧の温度上昇に伴う
増加がある温度領域で小さくなり蒸気圧を多少自己制御
する機能があるが、本発明ではPTC電流制限素子に自
己温度制御機能があるため、アマルガムの蒸気圧を自由
に制御でき、広い範囲のアマルガム材料を選択できる。
【0017】次に、具体的な実施例について説明する。
PTC電流制限素子3として、蛍光ランプ1の光束の温
度特性を考慮して、80[℃]付近から抵抗値の急上昇
するチタン酸複合金属塩系のセラミック素子を選んだ。
図1のように、PTC電流制限素子3とBi−In−H
g系アマルガムを担持したアマルガム担持部2とを接着
して一体化した。PTC電流制限素子3と蛍光ランプ1
の電極4とを直列接続した。
PTC電流制限素子3として、蛍光ランプ1の光束の温
度特性を考慮して、80[℃]付近から抵抗値の急上昇
するチタン酸複合金属塩系のセラミック素子を選んだ。
図1のように、PTC電流制限素子3とBi−In−H
g系アマルガムを担持したアマルガム担持部2とを接着
して一体化した。PTC電流制限素子3と蛍光ランプ1
の電極4とを直列接続した。
【0018】点灯管5を有する図1に示す回路構成で1
00[V]商用電源にて点灯させたところ、始動時から
明るく点灯し初期照度の高い蛍光ランプが得られた。ま
た、気候が寒く、外が暗い日にも、初期照度の高い快適
な室内照明が得られた。
00[V]商用電源にて点灯させたところ、始動時から
明るく点灯し初期照度の高い蛍光ランプが得られた。ま
た、気候が寒く、外が暗い日にも、初期照度の高い快適
な室内照明が得られた。
【0019】この優れた挙動は、PTC電流制限素子3
が点灯前には抵抗値が低く、点灯すると発熱してアマル
ガム担持部2を加熱し、次第に素子の温度が上がり、直
列抵抗値が増大し電流制限をして水銀放電ランプ1にか
かる電圧が制御されるためである。この水銀蒸気圧の速
い立ち上がりによって、点灯時に暗いという蛍光ランプ
の欠点が簡単な構成で改良できた。
が点灯前には抵抗値が低く、点灯すると発熱してアマル
ガム担持部2を加熱し、次第に素子の温度が上がり、直
列抵抗値が増大し電流制限をして水銀放電ランプ1にか
かる電圧が制御されるためである。この水銀蒸気圧の速
い立ち上がりによって、点灯時に暗いという蛍光ランプ
の欠点が簡単な構成で改良できた。
【0020】(実施の形態2)図2は、本発明の水銀放
電ランプ装置の電極リード線7の一部がアマルガム担持
部2を有するPTC電流制限素子3よりなる構成の一例
を示し、水銀放電ランプの始動時にPTC電流制限素子
3がアマルガム担持部2のヒータとして作用する。
電ランプ装置の電極リード線7の一部がアマルガム担持
部2を有するPTC電流制限素子3よりなる構成の一例
を示し、水銀放電ランプの始動時にPTC電流制限素子
3がアマルガム担持部2のヒータとして作用する。
【0021】このように、電極または電極リード線の少
なくとも一部を、PTC電流制限素子で構成して補助ア
マルガムを加熱すれば、最も立ち上がりの速い構成とな
る。このような構成は、熱効率が高く、省エネルギーラ
ンプを構成できる点でも好ましい。しかし、水銀蒸気が
過剰で蒸気圧が高すぎると光束を低下させるため、それ
を配慮してアマルガムの材料組成やPTC電流制限素子
の自己制御温度を考慮した設計が必要である。
なくとも一部を、PTC電流制限素子で構成して補助ア
マルガムを加熱すれば、最も立ち上がりの速い構成とな
る。このような構成は、熱効率が高く、省エネルギーラ
ンプを構成できる点でも好ましい。しかし、水銀蒸気が
過剰で蒸気圧が高すぎると光束を低下させるため、それ
を配慮してアマルガムの材料組成やPTC電流制限素子
の自己制御温度を考慮した設計が必要である。
【0022】本発明の水銀放電ランプ装置は、水銀放電
ランプからの熱により抵抗値が増大するPTC電流制限
素子を備えているため、一般の蛍光ランプの制御回路の
ようにチョークコイルよりなる安定器は必ずしも必要で
ないが、安定した照明にはこれを補うものとして補助的
にチョークコイルを併用することもできる。
ランプからの熱により抵抗値が増大するPTC電流制限
素子を備えているため、一般の蛍光ランプの制御回路の
ようにチョークコイルよりなる安定器は必ずしも必要で
ないが、安定した照明にはこれを補うものとして補助的
にチョークコイルを併用することもできる。
【0023】次に、具体的な実施例について説明する。
PTC電流制限素子3として、蛍光ランプ1の光束の温
度特性を考慮して、80[℃]付近から抵抗値の急上昇
するチタン酸複合金属塩系のセラミック素子を選んだ。
図2のように、Bi−In−Hg系アマルガムを担持し
たアマルガム担持部2を接着して一体化したPTC電流
制限素子3を電極リード線7の一部に設けた構成の蛍光
ランプを構成した。
PTC電流制限素子3として、蛍光ランプ1の光束の温
度特性を考慮して、80[℃]付近から抵抗値の急上昇
するチタン酸複合金属塩系のセラミック素子を選んだ。
図2のように、Bi−In−Hg系アマルガムを担持し
たアマルガム担持部2を接着して一体化したPTC電流
制限素子3を電極リード線7の一部に設けた構成の蛍光
ランプを構成した。
【0024】これを点灯管5を有する図1に示すと同様
の回路構成で100V商用電源にて点灯させたところ、
電子点灯制御回路がないのに実施例1よりも点灯時から
きわめて明るく点灯し初期照度の高い蛍光ランプが得ら
れた。
の回路構成で100V商用電源にて点灯させたところ、
電子点灯制御回路がないのに実施例1よりも点灯時から
きわめて明るく点灯し初期照度の高い蛍光ランプが得ら
れた。
【0025】冬季の寒い日にも、初期照度の高い快適な
照明が得られた。この優れた挙動は、図2に示す電極リ
ード線部のPTC電流制限素子3が、点灯前には抵抗値
が低く、点灯するとすぐ発熱してアマルガム担持部2を
加熱し、素子の温度上昇と共に抵抗値が増大し、電流制
限をして水銀放電ランプ1にかかる電圧が制御されるた
めである。この水銀蒸気圧の速い立ち上がりによって、
始動時に暗いという蛍光ランプの欠点が簡単な構成で改
良できた。
照明が得られた。この優れた挙動は、図2に示す電極リ
ード線部のPTC電流制限素子3が、点灯前には抵抗値
が低く、点灯するとすぐ発熱してアマルガム担持部2を
加熱し、素子の温度上昇と共に抵抗値が増大し、電流制
限をして水銀放電ランプ1にかかる電圧が制御されるた
めである。この水銀蒸気圧の速い立ち上がりによって、
始動時に暗いという蛍光ランプの欠点が簡単な構成で改
良できた。
【0026】(実施の形態3)本実施形態は、PTC電
流制限素子3と、アマルガム担持部2を加熱するヒータ
(図示せず)と、水銀放電ランプ1の電極4とが直列接
続して設けられ、水銀放電ランプ1の始動時には、ヒー
タが発熱することによりアマルガム担持部2を加熱して
水銀蒸気を急速に発生させ、水銀放電ランプ1の連続点
灯中には、PTC電流制限素子3の増大した抵抗値によ
ってランプ電流を制御するものである。
流制限素子3と、アマルガム担持部2を加熱するヒータ
(図示せず)と、水銀放電ランプ1の電極4とが直列接
続して設けられ、水銀放電ランプ1の始動時には、ヒー
タが発熱することによりアマルガム担持部2を加熱して
水銀蒸気を急速に発生させ、水銀放電ランプ1の連続点
灯中には、PTC電流制限素子3の増大した抵抗値によ
ってランプ電流を制御するものである。
【0027】この構成は、上記の他の実施形態と同様に
各材料より構成でき、同様の作用をする。特に、アマル
ガム担持部2の加熱にPTC材料でない金属線などの一
般のヒータを用いるため、かなり自由な形状でヒータを
構成できるため、種々の形状のアマルガム担持部の加熱
に対応できる。
各材料より構成でき、同様の作用をする。特に、アマル
ガム担持部2の加熱にPTC材料でない金属線などの一
般のヒータを用いるため、かなり自由な形状でヒータを
構成できるため、種々の形状のアマルガム担持部の加熱
に対応できる。
【0028】次に、具体的な実施例について説明する。
蛍光ランプ管端部の突出したBi−In−Hg系アマル
ガムを担持したアマルガム担持部に金属線よりなるヒー
タを巻き付け固定して熱的に一体化した。一方、大きな
正の抵抗温度係数を有する電流制限素子3として、蛍光
ランプ1の光束の温度特性を考慮して、35[℃]付近
から抵抗値の急上昇するチタン酸複合金属塩系のセラミ
ック素子を選んだ。上記PTC電流制限素子と上記のヒ
ータと水銀放電ランプの電極とを直列接続して水銀放電
ランプ装置を構成した。
蛍光ランプ管端部の突出したBi−In−Hg系アマル
ガムを担持したアマルガム担持部に金属線よりなるヒー
タを巻き付け固定して熱的に一体化した。一方、大きな
正の抵抗温度係数を有する電流制限素子3として、蛍光
ランプ1の光束の温度特性を考慮して、35[℃]付近
から抵抗値の急上昇するチタン酸複合金属塩系のセラミ
ック素子を選んだ。上記PTC電流制限素子と上記のヒ
ータと水銀放電ランプの電極とを直列接続して水銀放電
ランプ装置を構成した。
【0029】点灯管5を有する図1に示す回路構成で、
100[V]商用電源にて点灯させたところ、始動時か
ら明るく点灯し初期照度の高い蛍光ランプが得られた。
アマルガム担持部を加熱するヒータを金属線で構成した
ため作り易くまた、コンパクトにできた。
100[V]商用電源にて点灯させたところ、始動時か
ら明るく点灯し初期照度の高い蛍光ランプが得られた。
アマルガム担持部を加熱するヒータを金属線で構成した
ため作り易くまた、コンパクトにできた。
【0030】この優れた挙動は、ランプが始動するとP
TC電流制限素子と直列に接続したヒータが発熱してア
マルガム担持部を素早く加熱すると共に、PTC電流制
限素子の温度が上がり、抵抗値が増大し電流制限をして
水銀放電ランプにかかる電圧が制御されるためである。
この水銀蒸気圧の速い立ち上がりによって、始動時に暗
いという蛍光ランプの欠点が簡単な構成で改良できた。
TC電流制限素子と直列に接続したヒータが発熱してア
マルガム担持部を素早く加熱すると共に、PTC電流制
限素子の温度が上がり、抵抗値が増大し電流制限をして
水銀放電ランプにかかる電圧が制御されるためである。
この水銀蒸気圧の速い立ち上がりによって、始動時に暗
いという蛍光ランプの欠点が簡単な構成で改良できた。
【0031】なお、上記の各々の実施形態において、ア
マルガム担持部は、電極リード部、ガラスバルブの突出
部、およびガラスバルブ端部のいずれかに設けることに
より、水銀蒸気を効率的に蒸発させることができる。具
体的なアマルガム担持部の形状は、きわめて多くの工夫
された形状が特許公開公報などに開示されており、これ
らの形状に本発明は適用できる。
マルガム担持部は、電極リード部、ガラスバルブの突出
部、およびガラスバルブ端部のいずれかに設けることに
より、水銀蒸気を効率的に蒸発させることができる。具
体的なアマルガム担持部の形状は、きわめて多くの工夫
された形状が特許公開公報などに開示されており、これ
らの形状に本発明は適用できる。
【0032】また、本発明においてアマルガム担持部に
熱的に一体化して設ける電流制限素子またはヒータは、
ガラスバルブの内側または外側のいずれであっても良
い。
熱的に一体化して設ける電流制限素子またはヒータは、
ガラスバルブの内側または外側のいずれであっても良
い。
【0033】本発明の水銀放電ランプ装置の水銀放電ラ
ンプの形状としては、直管、丸管、細管、屈曲型、いわ
ゆるツイン型、スパイラル型、ボール電球型などのいず
れの形状の水銀放電ランプにも適用できる。
ンプの形状としては、直管、丸管、細管、屈曲型、いわ
ゆるツイン型、スパイラル型、ボール電球型などのいず
れの形状の水銀放電ランプにも適用できる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明は、水銀放電ランプ
の電極と、大きな正の抵抗温度係数を有する電流制限素
子またはそれと直列接続したヒータとを直列接続して設
け、その電流制限素子またはヒータとアマルガム担持部
とを熱的に一体化して設け水銀放電ランプ装置よりなる
ものであり、安定器不要の簡単な構成の新規な水銀放電
ランプ装置が得られるという特徴を有する。本発明によ
れば、立ち上がり特性に優れる水銀放電ランプ装置が得
られるという有利な効果が得られる。
の電極と、大きな正の抵抗温度係数を有する電流制限素
子またはそれと直列接続したヒータとを直列接続して設
け、その電流制限素子またはヒータとアマルガム担持部
とを熱的に一体化して設け水銀放電ランプ装置よりなる
ものであり、安定器不要の簡単な構成の新規な水銀放電
ランプ装置が得られるという特徴を有する。本発明によ
れば、立ち上がり特性に優れる水銀放電ランプ装置が得
られるという有利な効果が得られる。
【0035】また、本発明の水銀放電ランプ装置では、
アマルガム担持部を大きな正の抵抗温度係数を有する電
流制限素子で自己温度制御するため、前記電流制限素子
の自己制御温度とアマルガム材料の蒸気圧温度特性とを
合わせて、広い範囲のアマルガム材料から選択できると
いう利点がある。
アマルガム担持部を大きな正の抵抗温度係数を有する電
流制限素子で自己温度制御するため、前記電流制限素子
の自己制御温度とアマルガム材料の蒸気圧温度特性とを
合わせて、広い範囲のアマルガム材料から選択できると
いう利点がある。
【図1】本発明の水銀放電ランプ装置の一実施形態を示
す図
す図
【図2】本発明の水銀放電ランプ装置の他の実施形態を
示す図
示す図
1 水銀放電ランプ 2 アマルガム担持部 3 電流制限素子 4 電極 5 点灯管 6 商用電源 7 電極リード線
Claims (3)
- 【請求項1】 水銀放電ランプのアマルガム担持部と大
きな正の抵抗温度係数を有する電流制限素子とが熱的に
一体化して設けられ、かつ、前記水銀放電ランプの電極
と前記電流制限素子とが直列接続して設けられた水銀放
電ランプ装置であって、前記水銀放電ランプの始動時に
は、前記電流制限素子が発熱して前記アマルガム担持部
を加熱し水銀蒸気を急速に発生させ、前記水銀放電ラン
プの連続点灯中には、前記電流制限素子の増大した抵抗
値によってランプ電流を制御してなることを特徴とする
水銀放電ランプ装置。 - 【請求項2】 大きな正の抵抗温度係数を有する電流制
限素子と、アマルガム担持部を加熱するヒータと、水銀
放電ランプの電極とが直列接続して設けられた水銀放電
ランプ装置であって、前記水銀放電ランプの始動時に
は、前記ヒータが発熱して前記水銀担持部を加熱し水銀
蒸気を急速に発生させ、前記水銀放電ランプの連続点灯
中には、前記電流制限素子の増大した抵抗値によってラ
ンプ電流を制御してなることを特徴とする水銀放電ラン
プ装置。 - 【請求項3】 前記アマルガム担持部が、電極リード
部、ガラスバルブの突出部、およびガラスバルブ端部の
いずれかに設けられてなる請求項1または請求項2に記
載の水銀放電ランプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23004596A JPH1074488A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 水銀放電ランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23004596A JPH1074488A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 水銀放電ランプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1074488A true JPH1074488A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=16901706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23004596A Pending JPH1074488A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 水銀放電ランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1074488A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006079910A (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-23 | Hitachi Lighting Ltd | 放電ランプ |
| JP2009526357A (ja) * | 2006-02-10 | 2009-07-16 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | アマルガムを備えた低圧水銀蒸気放電ランプ |
| CN110182889A (zh) * | 2019-05-20 | 2019-08-30 | 佛山柯维光电股份有限公司 | 一种紫外线灯 |
| WO2020153365A1 (ja) * | 2019-01-25 | 2020-07-30 | 株式会社日本フォトサイエンス | 水銀放電ランプ |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP23004596A patent/JPH1074488A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006079910A (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-23 | Hitachi Lighting Ltd | 放電ランプ |
| JP2009526357A (ja) * | 2006-02-10 | 2009-07-16 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | アマルガムを備えた低圧水銀蒸気放電ランプ |
| JP2012109264A (ja) * | 2006-02-10 | 2012-06-07 | Koninkl Philips Electronics Nv | アマルガムを備えた低圧水銀蒸気放電ランプ |
| WO2020153365A1 (ja) * | 2019-01-25 | 2020-07-30 | 株式会社日本フォトサイエンス | 水銀放電ランプ |
| CN113366611A (zh) * | 2019-01-25 | 2021-09-07 | 株式会社日本光电科技 | 水银放电灯 |
| JPWO2020153365A1 (ja) * | 2019-01-25 | 2021-12-02 | 株式会社日本フォトサイエンス | 水銀放電ランプ |
| US11437228B2 (en) | 2019-01-25 | 2022-09-06 | Photoscience Japan Corporation | Mercury discharge lamp |
| EP3916757A4 (en) * | 2019-01-25 | 2022-10-19 | Photoscience Japan Corporation | MERCURY DISCHARGE LAMP |
| CN110182889A (zh) * | 2019-05-20 | 2019-08-30 | 佛山柯维光电股份有限公司 | 一种紫外线灯 |
| CN110182889B (zh) * | 2019-05-20 | 2024-03-29 | 佛山柯维光电股份有限公司 | 一种紫外线灯 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4270071A (en) | Composite base and ballast member for compact single-ended fluorescent lamp | |
| US4353007A (en) | Discharge lamp unit including integral ballast | |
| US4449071A (en) | Fluorescent lamp device | |
| JPH1074488A (ja) | 水銀放電ランプ装置 | |
| US4386296A (en) | Fluorescent light unit with dual light levels | |
| US4162430A (en) | Compact ballast for fluorescent lamp which provides excellent lamp power regulation | |
| JPS6127858B2 (ja) | ||
| US4358709A (en) | Fluorescent light unit with dual light levels | |
| JPS6362144A (ja) | 電球形蛍光ランプ | |
| JPH07272881A (ja) | 放電灯点灯装置および照明装置 | |
| JPH0539570Y2 (ja) | ||
| CN2688014Y (zh) | 荧光灯预热启动器件 | |
| CN2406447Y (zh) | 双金属软启动器 | |
| KR200216978Y1 (ko) | 예열 구조를 지니는 수은램프 | |
| JP3126265B2 (ja) | 電球形蛍光灯 | |
| JP3240398B2 (ja) | 蛍光灯高周波定電流点灯回路 | |
| CN2401000Y (zh) | 可关断软启动器 | |
| JP2003249192A (ja) | 電球形蛍光ランプ | |
| JPS5921156B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
| JP2003151340A (ja) | 電球形蛍光ランプ | |
| CN2373893Y (zh) | 高效无附件日光灯 | |
| FI101033B (fi) | Pienipaineisen purkauslampun katodihehkutuspiiri | |
| JPH01231259A (ja) | 小形発光装置 | |
| JPS6171540A (ja) | けい光ランプ装置 | |
| JPS6319749A (ja) | 低圧放電灯装置 |