JPH1075117A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH1075117A
JPH1075117A JP22832196A JP22832196A JPH1075117A JP H1075117 A JPH1075117 A JP H1075117A JP 22832196 A JP22832196 A JP 22832196A JP 22832196 A JP22832196 A JP 22832196A JP H1075117 A JPH1075117 A JP H1075117A
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JP
Japan
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dimensional digital
digital beamformer
stage
signal
beamformer
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JP22832196A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Ogaki
和博 大垣
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 三角配列された素子アンテナからの受信信号
を処理するために、直交交差的に構成された二次元ディ
ジタルビーム形成器を用いていたため、ディジタルビー
ム形成器が複雑で規模が大きくなってしまうという課題
があった。 【解決手段】 二次元ディジタルビーム形成器を構成す
る二段階の一次元ディジタルビーム形成器の各々の配列
方向を素子アンテナの配列する三角格子に平行に構成す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、三角形格子状に
配列された電磁波を受信する素子アンテナと、上記各素
子アンテナにおいて受信した電磁波のアナログ受信信号
をディジタル信号に変換する受信変換部と、上記各受信
変換部において変換されたディジタル受信信号に対して
ディジタル的に演算処理を行って複数のビームを同時に
形成する二次元ディジタルビーム形成器とから構成され
るアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7および図8は従来のアンテナ装置の
構成図である。図7は全体構成を示す図であり、図8は
アンテナ開口を正面から見た素子アンテナの配列および
ディジタルビーム形成器への接続を示す図である。図に
おいて、1a〜1lはアンテナ装置の開口面上に三角形
格子状に並べられ、電磁波を受信する素子アンテナ、2
a〜2lは素子アンテナ1a〜1lに対してそれぞれ設
けられ受信した電磁波のアナログ信号を増幅し、ディジ
タル信号に変換する受信変換部、3a〜3lは受信信号
の振幅がゼロの場合に相当する信号を出力するゼロ信号
出力回路、4は受信変換部2a〜2lからのディジタル
受信信号およびゼロ信号出力回路3a〜3lからのゼロ
信号に対してビーム形成処理を行なって複数の方向に同
時に受信ビームを形成する二次元ディジタルビーム形成
器、5a〜5fおよび6a〜6dは二次元ディジタルビ
ーム形成器4を構成する一次元ディジタルビーム形成器
であり、5a〜5fは受信変換部2a〜2lからのディ
ジタル信号に変換された受信信号およびゼロ信号出力回
路3a〜3lからのゼロ信号に対してビーム形成処理を
行なって図に示すy軸と垂直な方向に複数のビームを同
時に形成する一段目一次元ディジタルビーム形成器、6
a〜6dは一段目の一次元ディジタルビーム形成器5a
〜5fの出力する信号に対してビーム形成処理を行なっ
て図に示すx軸と垂直な方向に複数のビームを同時に形
成する二段目一次元ディジタルビーム形成器である。
【0003】図9は従来のアンテナ装置によって形成さ
れる複数のビームの指向方向の分布を示す図である。図
において7a〜7iはアンテナ装置によって形成される
ビームの−3dBでの覆域、8a〜8dは低レベル領域
である。
【0004】図10は素子アンテナ1a〜1lの配列お
よび形成されるビームの指向方向を表す座標系を示す図
である。
【0005】次に従来のアンテナ装置の動作について説
明する。素子アンテナ1a〜1lは同一開口径のアンテ
ナ装置を同一格子間隔で正方形配列より少ない数の素子
アンテナで構成するために、図8に示すように三角形配
列で並べられる。また、図8に示すように、各素子アン
テナはx軸およびy軸に平行な直方格子上の格子点に一
個おきに並べられて三角形格子を形成する。各受信変換
部2a〜2lは各素子アンテナ1a〜1lにおいて受信
する電磁波を増幅したのちにディジタル信号に変換して
から一段目一次元ディジタルビーム形成器5a〜5fに
出力する。各々の一段目一次元ディジタルビーム形成器
5a〜5fは図のx軸に平行な格子上の素子アンテナか
らの信号を入力し、素子アンテナの存在しない格子点で
はゼロ信号出力回路3a〜3lから振幅が0に相当する
信号を入力し、入力されたディジタル信号に”数1”に
したがってビーム形成処理を施して図のy軸に垂直に出
力番号rにそれぞれ対応した方向に複数の扇型ビームを
形成して二段目一次元ディジタルビーム形成器6a〜6
dにそれぞれ出力する。二段目一次元ディジタルビーム
形成器6a〜6dでは一段目一次元ディジタルビーム形
成器から入力された信号に”数2”にしたがってビーム
形成処理を施してx軸に垂直に出力番号sにそれぞれ対
応した方向に複数のビームを形成する。したがって、こ
のような一段目一次元ディジタルビーム形成器と二段目
二次元ディジタルビーム形成器とで直交交差的に構成す
る二次元ビーム形成器によって形成されるビームを表す
式は”数3”のようになる。このようにしてディジタル
ビームフォーミングアンテナ装置は複数の受信ビームを
同時に形成することができ所望の機能、性能を発揮する
ことができる。
【0006】
【数1】
【0007】
【数2】
【0008】
【数3】
【0009】例えば、4入力の一段目一次元ディジタル
ビーム形成器5aにおいては、m=0、2の入力にx軸
に平行な格子上の素子アンテナ1a、1bからの受信信
号が受信変換部2a、2bを通してディジタル信号に変
換されて入力され、残りのm=1、3の入力にはゼロ信
号出力回路3a、3bから等価的に受信信号がない状態
に相当する振幅0の信号を入力して、ビーム形成処理
を”数1”にしたがって施して、図7のy軸に垂直に出
力rにそれぞれ対応した方向に複数の扇型ビームを形成
して二段目一次元ディジタルビーム形成器6a〜6cに
出力する。同様の処理が一段目一次元ディジタルビーム
形成器5b〜5fにおいて行われる。このときに一段目
一次元ディジタルビーム形成器5a〜5fにおいて形成
される複数のビームの指向方向のx軸に対する方向余弦
は、”数1”より”数4”と求めることができる。二段
目一次元ディジタルビーム形成器6aにおいては、一段
目一次元ディジタルビーム形成器5aからのr=0の出
力をn=0の入力から入力して、一段目一次元ディジタ
ルビーム形成器5b〜5fからのr=0のそれぞれ1出
力ずつをn=1〜5のそれぞれの入力から入力して、”
数2”にしたがって図7のx軸に垂直に出力番号sにそ
れぞれ対応した方向に複数のビームを形成してそれぞれ
出力する。同様の処理が二段目一次元ディジタルビーム
形成器6b〜6dにおいて行われる。このときに二段目
二次元ディジタルビーム形成器6a〜6dにおいて形成
される複数のビームの指向方向のy軸に対する方向余弦
は、”数2”より”数5”と求めることができる。した
がって、形成されるビームの指向方向は出力番号r、s
から”数4”および”数5”を用いて計算でき、形成さ
れる複数のビームの指向方向の分布は図9に示すように
四角分布になる。図9では、アンテナ装置の正面方向周
辺の9ビームのみの−3dB値の覆域を示している。ま
た、図9に用いているビームの指向方向の座標系は図1
0に示すものである。
【0010】
【数4】
【0011】
【数5】
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナ装置は
以上のように構成されているので、素子アンテナを三角
形配列した場合に二次元ディジタルビーム形成処理をす
るためには素子アンテナ数の2倍の入力数を持つ二次元
ディジタルビーム形成器が必要であり、演算処理数が多
くなりハードウェア規模が大きくなるという課題があっ
た。
【0013】また、形成される複数のビームの空間上で
の配置は図6に示すように四角配列となるが、このよう
なビームの配置ではビーム7a〜7iの間に図に斜線で
示すように3dBで覆うことのできない受信レベルの低
い低レベル領域8a〜8dが存在するという課題があっ
た。
【0014】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、素子アンテナを三角配列にしな
がら単純な構成で少ない演算量で同時に複数のビームを
形成することができ、さらに形成される複数のビームの
空間的な配列を三角配列にしてビームの交差レベルの低
い領域を減らすことができるアンテナ装置を得ることを
目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるアンテ
ナ装置は、二次元ディジタルビーム形成器のそれぞれの
次元のビーム形成処理を行う一次元ディジタルビーム形
成器を、直交するx軸、y軸の二軸に平行な素子アンテ
ナおよび受信変換部に接続せずに、アンテナ装置開口を
構成する素子アンテナの配列する三角格子の配列方向に
平行な素子アンテナおよび受信変換部に接続するように
構成したものである。
【0016】また、第2の発明によるアンテナ装置は、
二次元ディジタルビーム形成器のそれぞれの次元のビー
ム形成処理を行う一次元ディジタルビーム形成器を、直
交するx軸、y軸の二軸に平行な素子アンテナおよび受
信変換部に接続せずに、アンテナ装置開口を構成する素
子アンテナの配列する三角格子の配列方向に平行な素子
アンテナおよび受信変換部に接続するように構成し、さ
らに一部の素子アンテナを割愛してゼロ信号出力装置を
配したものである。
【0017】また、第3の発明によるアンテナ装置は、
二次元ディジタルビーム形成器のそれぞれの次元のビー
ム形成処理を行う一次元ディジタルビーム形成器を、直
交するx軸、y軸の二軸に平行な素子アンテナおよび受
信変換部に接続せずに、アンテナ装置開口を構成する素
子アンテナの配列する三角格子の配列方向に平行な素子
アンテナおよび受信変換部に接続するように構成し、一
部の素子アンテナを割愛してゼロ信号出力装置を配し、
さらに二次元ディジタルビーム形成器を構成する各々の
一次元ディジタルビーム形成器に2のべき乗の入出力数
を備えたものを用いたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1および図2はこの発明の実施の形態
1の構成図である。図1は全体構成を示す図であり、図
2はアンテナ開口を正面から見た素子アンテナの配列お
よびディジタルビーム形成器への接続を示す図である。
図において、1a〜1lはアンテナ開口面上に三角形格
子状に並べられ電磁波を受信する素子アンテナ、2a〜
2lは素子アンテナ1a〜1lに対してそれぞれ設けら
れ受信する電磁波を増幅しディジタル信号に変換する受
信変換部、4は受信変換部2a〜2lからのディジタル
受信信号を合成して複数の方向に同時に受信ビームを形
成する二次元ディジタルビーム形成器、5a〜5fおよ
び6a〜6dは二次元ディジタルビーム形成器4を構成
する一次元ディジタルビーム形成器であり、5a〜5d
は受信変換部2a〜2lからのディジタル信号に変換さ
れた受信信号に対してビーム形成処理を行なって図に示
すy軸と垂直な方向に複数のビームを同時に形成する一
段目一次元ディジタルビーム形成器、6a〜6cは一段
目一次元ディジタルビーム形成器5a〜5dの出力する
信号に対してビーム形成処理を行なって図に示すx’軸
と垂直な方向に複数のビームを同時に形成する二段目一
次元ディジタルビーム形成器である。
【0019】図3は、実施の形態1を用いて形成される
複数のビームの指向方向の分布を示す図である。図にお
いて7a〜7gはアンテナ装置によって形成されるビー
ムの−3dBでの覆域である。
【0020】上記のように構成されたアンテナ装置の動
作について説明する。素子アンテナ1a〜1lは同一開
口径のアンテナ装置を同一格子間隔で正方形配列より少
ない素子アンテナで構成するために、図2に示すように
三角形配列で並べられる。各受信変換部2a〜2lは各
素子アンテナ1a〜1lにおいて受信する電磁波を増幅
したのちにディジタル信号に変換してから一段目一次元
ディジタルビーム形成器5a〜5dに出力する。各々の
一段目一次元ディジタルビーム形成器5a〜5dは、図
のx’軸に平行な格子上の素子アンテナからの信号を入
力して、入力されたディジタル信号に”数6”にしたが
ってビーム形成処理を施して図のy軸に垂直に出力番号
rにそれぞれ対応した方向に複数の扇型ビームを形成し
て二段目一次元ディジタルビーム形成器6a〜6cにそ
れぞれ出力する。各々の二段目一次元ディジタルビーム
形成器6a〜6cでは一段目ディジタルビーム形成器か
ら入力された信号に”数7”にしたがってビーム形成処
理を施してx’軸に垂直に出力番号sにそれぞれ対応し
た方向に複数のビームを形成して出力する。したがっ
て、このような一段目一次元ディジタルビーム形成器と
二段目二次元ディジタルビーム形成器とで斜行交差的に
構成する二次元ビーム形成器によって形成されるビーム
を表す式は”数8”のようになる。このようにしてディ
ジタルビームフォーミングアンテナは複数の受信ビーム
を同時に形成することができ所望の機能、性能を発揮す
ることができる。
【0021】
【数6】
【0022】
【数7】
【0023】
【数8】
【0024】例えば、3入力の一段目一次元ディジタル
ビーム形成器5aにおいては、m=0、1、2の入力に
x’軸方向に平行に並んでいる素子アンテナ1a、1
b、1cからの受信信号が受信変換部2a、2b、2c
を通してディジタル信号に変換されて入力され、ビーム
形成処理を”数6”にしたがって施して、図1のy軸に
垂直に出力番号rにそれぞれ対応した方向に複数の扇型
ビームを形成して二段目一次元ディジタルビーム形成器
6a〜6cに出力する。同様の処理が一段目一次元ディ
ジタルビーム形成器5b〜5dにおいて行われる。この
ときに一段目一次元ディジタルビーム形成器5a〜5d
において形成される複数のビームの指向方向のx軸に対
する方向余弦は、”数6”および”数7”より”数9”
と求めることができる。二段目一次元ディジタルビーム
形成器6aにおいては、一段目一次元ディジタルビーム
形成器5aからのr=0の出力をn=0の入力ポートか
ら入力して、一段目一次元ディジタルビーム形成器5b
〜5dからのr=0のそれぞれ一出力ずつをn=1〜3
のそれぞれの入力に入力して、”数7”にしたがって、
図1のx’軸に垂直に出力番号sにそれぞれ対応した方
向に複数のビームを形成してそれぞれ出力する。同様の
処理が二段目一次元ディジタルビーム形成器6b、6c
において行われる。このときに二段目一次元ディジタル
ビーム形成器6a〜6cにおいて形成される複数のビー
ムの指向方向のy軸に対する方向余弦は、”数7”よ
り”数10”と求めることができる。したがって、形成
されるビームの指向方向は出力番号r、sから”数9”
および”数10”を用いて計算でき、形成される複数の
ビームの指向方向の分布は図3に示すように三角分布に
なる。図3では、アンテナ装置の正面方向周辺の7ビー
ムのみの−3dB値の覆域を示している。また、図3に
用いているビームの指向方向の座標系は図10に示すも
のである。
【0025】
【数9】
【0026】
【数10】
【0027】実施の形態2.次に、図4、図5の実施の
形態2のように、一部の素子アンテナ1、受信変換部2
を割愛してゼロ信号出力装置3a、3bを用いた場合に
ついて説明する。この場合、例えば3入力の一段目一次
元ディジタルビーム形成器5aにおいては、m=0、1
の入力にx’軸方向に平行に並んでいる素子アンテナ1
a、1bからの信号が入力され、m=3の入力にはゼロ
信号出力回路3aから等価的に受信信号がない状態に相
当する振幅0の信号を入力して、ビーム形成処理を”数
6”にしたがって施して、図のy軸に垂直に出力番号r
にそれぞれ対応する方向に複数の扇型ビームを形成して
二段目一次元ディジタルビーム形成器6a〜6cにそれ
ぞれ出力する。同様の処理が一段目ディジタルビーム形
成器5b〜5fにおいて行われる。このときに一段目一
次元ディジタルビーム形成器5a〜5fにおいて形成さ
れる複数のビームの指向方向のx軸に対する方向余弦
は、”数6”および”数7”より”数9”と求めること
ができる。二段目一次元ディジタルビーム形成器6aに
おいては、一段目一次元ディジタルビーム形成器5a〜
5cからの出力のr=0のそれぞれ一出力ずつをn=0
〜3のそれぞれの入力に入力して、”数7”にしたがっ
て、図のx’軸に垂直に出力番号sにそれぞれ対応した
方向に複数のビームを形成して出力する。同様の処理が
二段目ディジタルビーム形成器6b、6cにおいて行わ
れる。このときに二段目ディジタルビーム形成器6a〜
6cにおいて形成される複数のビームの指向方向のy軸
に対する方向余弦は、”数7”より”数10”と求める
ことができる。したがって、形成されるビームの指向方
向は出力番号r、sから”数9”および”数10”を用
いて計算でき、形成される複数のビームの指向方向の分
布は図3に示すように三角分布になる。また、形成され
るビームの形状はゼロ信号出力回路3a、3bを用いて
アンテナ装置全体としての開口形状を調整しているの
で、所望の形状に整形される。
【0028】実施の形態3.次に、図6の実施の形態3
のように、一部の素子アンテナ1、受信変換部2を割愛
してゼロ信号出力装置3を用いて、さらに二次元ディジ
タルビーム形成器の各次元の一次元ディジタルビーム形
成器の入力数を2のべき乗にした場合について説明す
る。この場合、例えば8入力の一段目一次元ディジタル
ビーム形成器5aにおいては、m=0〜3の入力にx’
軸方向に平行に並んでいる素子アンテナ1a〜1dから
の受信信号が受信変換部2a〜2dを通してディジタル
信号に変換されて入力され、残りのm=4〜7の入力に
はゼロ信号出力回路3a〜3dから等価的に受信信号が
ない状態に相当する振幅0の信号を入力して、ビーム形
成処理を”数6”にしたがって施して、図のy軸に垂直
に出力番号rにそれぞれ対応する方向に複数の扇型ビー
ムを形成して二段目一次元ディジタルビーム形成器にそ
れぞれ出力する。同様の処理が一段目ディジタルビーム
形成器5b〜5hにおいて行われる。このときに一段目
ディジタルビーム形成器5a〜5hにおいて形成される
複数のビームの指向方向のx軸に対する方向余弦は、”
数6”および”数7”より”数9”と求めることができ
る。二段目一次元ディジタルビーム形成器6aにおいて
は、一段目一次元ディジタルビーム形成器5a〜5hか
らの出力のそれぞれ一出力ずつをn=0〜7のそれぞれ
の入力に入力して、”数7”にしたがって図のx’軸に
垂直に出力番号sにそれぞれ対応した方向に複数のビー
ムを形成してそれぞれ出力する。同様の処理が二段目デ
ィジタルビーム形成器6b〜6hにおいて行われる。こ
のときに二段目一次元ディジタルビーム形成器6a〜6
hにおいて形成される複数のビームの指向方向のy軸に
対する方向余弦は、”数7”より”数10”と求めるこ
とができる。したがって、形成されるビームの指向方向
は出力番号r、sから”数9”および”数10”を用い
て計算でき、形成される複数のビームの指向方向の分布
は、図3に示すように三角分布になる。また、形成され
るビームの形状はゼロ信号出力回路3a、3bを用いて
アンテナ装置全体としての開口形状を調整しているの
で、所望の形状に整形される。
【0029】実施の形態4.また、上記実施の形態1〜
3においては、二次元ディジタルビーム形成器4を一次
元ディジタルビーム形成器のハードウェアを二段階に接
続して構成する場合について説明したが、二次元ディジ
タルビーム形成器4を同様の演算を行なうソフトウェア
を用いて構成する場合にも同様の効果が得られる。
【0030】実施の形態5.また、上記実施の形態1〜
4においては、二次元ディジタルビーム形成器4の入出
力数が3行4列、あるいは8行8列の場合について説明
したが、任意の入出力数を持つ二次元ディジタルビーム
形成器を用いて、任意の数の素子アンテナ、受信変換
部、ゼロ信号出力回路を用いた場合にも同様の効果が得
られる。
【0031】実施の形態6.また、上記実施の形態1〜
5においては、素子アンテナ1において受信する信号に
対して受信変換部2においてディジタル信号に変換して
二次元ディジタルビーム形成器4において受信ディジタ
ルビーム形成を行う場合について説明したが、受信変換
部2を用いずに二次元ディジタルビーム形成器4におい
て生成されるディジタル送信信号をアナログ送信信号に
変換する装置を用いて素子アンテナ1から送信する送信
ディジタルビーム形成を行う場合にも、同様の効果が得
られる。
【0032】
【発明の効果】第1の発明によれば、二次元ディジタル
ビーム形成器4を一次元ディジタルビーム形成器5、6
をそれぞれ素子アンテナの配列する三角形格子の二辺に
平行に接続することによって、同数の素子アンテナを持
つ同規模のアンテナ装置を従来の装置に比べて少ない入
出力数のビーム形成器を用いて実現することができるの
でディジタルビーム形成器の演算処理部の規模を小さく
することができる効果があるとともに、形成する複数の
ビームの指向方向の分布を三角配列にすることができる
ので、受信レベルの低い低レベル領域を減らすことがで
きるという効果がある。
【0033】また、第2の発明によれば、二次元ディジ
タルビーム形成器4を一次元ディジタルビーム形成器
5、6をそれぞれ素子アンテナの配列する三角形格子の
二辺に平行に接続し、アンテナ装置の開口の周辺部の一
部の素子アンテナ1、受信変換部2を割愛してゼロ信号
出力回路3を用いてアンテナ装置全体としての開口形状
を整えることによって、同数の素子アンテナを持つ同規
模のアンテナ装置を従来の装置に比べて少ない入出力数
のビーム形成器を用いて実現することができるのでディ
ジタルビーム形成器の演算処理部の規模を小さくするこ
とができる効果があるとともに、形成する複数のビーム
の指向方向の分布を三角配列にすることができるので、
受信レベルの低い低レベル領域を減らすことができ、さ
らに形成される複数のビームの形状を所望の形状に整形
することができるという効果がある。
【0034】また、第3の発明によれば、二次元ディジ
タルビーム形成器4を一次元ディジタルビーム形成器
5、6をそれぞれ素子アンテナの配列する三角形格子の
二辺に平行に接続し、アンテナ装置の開口の周辺部の一
部の素子アンテナ1、受信変換部2を割愛してゼロ信号
出力回路3を用いてアンテナ装置全体としての開口形状
を整えることによって、同数の素子アンテナを持つ同規
模のアンテナ装置を従来の装置に比べて少ない入出力数
のビーム形成器を用いて実現することができるのでディ
ジタルビーム形成器の演算処理部の規模を小さくするこ
とができる効果があるとともに、形成する複数のビーム
の指向方向の分布を三角配列にすることができるので、
受信レベルの低い低レベル領域を減らすことができ、さ
らにビームの形状を所望の形状に整形することができる
という効果がある。さらに一次元ディジタルビーム形成
器5、6の入出力数を2のべき乗にすることによって、
ディジタルビーム形成器の演算処理に高速フーリエ変換
等の効率の良い演算アルゴリズムを用いることができる
ため演算処理部の規模をさらに小さくすることができる
とともにビーム形成器の入出力数の増加によってビーム
の形状が変わらずにビームの本数が増えて低レベル領域
がさらに減るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるアンテナ装置の実施の形態1
の全体構成図である。
【図2】 この発明によるアンテナ装置の実施の形態1
の素子アンテナの配列を示す図である。
【図3】 この発明によるアンテナ装置を用いて形成さ
れる複数のビームの配列を示す図である。
【図4】 この発明によるアンテナ装置の実施の形態2
の全体構成図である。
【図5】 この発明によるアンテナ装置の実施の形態2
の素子アンテナの配列を示す図である。
【図6】 この発明によるアンテナ装置の実施の形態3
の素子アンテナの配列を示す図である。
【図7】 従来のアンテナ装置の全体構成図である。
【図8】 従来のアンテナ装置の素子アンテナの配列を
示す図である。
【図9】 従来のアンテナ装置を用いて形成される複数
のビームの配列を示す図である。
【図10】 この発明によるアンテナ装置および従来の
アンテナ装置の構成図および形成される複数のビームの
配列を示す図において用いられる座標系を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 素子アンテナ 2 受信変換部 3 ゼロ信号出力回路 4 二次元ディジタルビーム形成器 5 一段目一次元ディジタルビーム形成器 6 二段目一次元ディジタルビーム形成器 7 ビームの覆域 8 低レベル領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三角形格子状に配列され、電磁波を受信
    する素子アンテナと、上記各素子アンテナにおいて受信
    した電磁波のアナログ受信信号をディジタル信号に変換
    する受信変換部と、上記各受信変換部において変換され
    たディジタル受信信号に対してディジタル的に演算処理
    を行って複数のビームを同時に形成する二次元ディジタ
    ルビーム形成器とから構成されるアンテナ装置におい
    て、上記二次元ディジタルビーム形成器は垂直方向走査
    用の一段目一次元ディジタルビーム形成器と斜行方向走
    査用の二段目一次元ディジタルビーム形成器の二階層の
    一次元ディジタルビーム形成器を交差させて配列し、上
    記二階層のそれぞれの一次元ディジタルビーム形成器を
    上記各素子アンテナおよび各受信変換部に接続する方向
    をそれぞれ上記素子アンテナの配列された三角格子の二
    辺に平行な方向にしたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 三角形格子状に配列され、電磁波を受信
    する素子アンテナと、上記各素子アンテナにおいて受信
    した電磁波のアナログ受信信号をディジタル信号に変換
    する受信変換部と、上記各受信変換部において変換され
    たディジタル受信信号に対してディジタル的に演算処理
    を行って複数のビームを同時に形成する二次元ディジタ
    ルビーム形成器とから構成されるアンテナ装置におい
    て、上記二次元ディジタルビーム形成器は垂直方向走査
    用の一段目一次元ディジタルビーム形成器と斜行方向走
    査用の二段目一次元ディジタルビーム形成器の二階層の
    一次元ディジタルビーム形成器を交差させて配列し、上
    記二階層のそれぞれの一次元ディジタルビーム形成器を
    上記各素子アンテナおよび各受信変換部に接続する方向
    をそれぞれ上記素子アンテナの配列された三角格子の二
    辺に平行な方向にし、アンテナ装置全体の合成開口形状
    を調整して形成されるビームの形状を整形するために、
    上記素子アンテナの一部を割愛して、等価的に受信信号
    がない状態に相当する振幅0の信号を出力するゼロ信号
    出力回路を配置したことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 三角形格子状に配列され、電磁波を受信
    する素子アンテナと、上記各素子アンテナにおいて受信
    した電磁波のアナログ受信信号をディジタル信号に変換
    する受信変換部と、上記各受信変換部において変換され
    たディジタル受信信号に対してディジタル的に演算処理
    を行って複数のビームを同時に形成する二次元ディジタ
    ルビーム形成器とから構成されるアンテナ装置におい
    て、上記二次元ディジタルビーム形成器は垂直方向走査
    用の一段目一次元ディジタルビーム形成器と斜行方向走
    査用の二段目一次元ディジタルビーム形成器の二階層の
    一次元ディジタルビーム形成器を交差させて配列し、上
    記二階層のそれぞれの一次元ディジタルビーム形成器を
    上記各素子アンテナおよび各受信変換部に接続する方向
    をそれぞれ上記素子アンテナの配列された三角格子の二
    辺に平行な方向にし、アンテナ装置全体の合成開口形状
    を調整して形成されるビームの形状を整形するために、
    上記素子アンテナの一部を割愛して、等価的に受信信号
    がない状態に相当する振幅0の信号を出力するゼロ信号
    出力回路を配置し、さらに形成される複数のビームの本
    数を増やしてその指向方向を調整するとともに演算処理
    数を削減するために、上記各一次元ディジタルビーム形
    成器に2のべき乗の入出力数を備えたものを用いたこと
    を特徴とするアンテナ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114840052A (zh) * 2022-07-05 2022-08-02 西安电子科技大学 一种通用化二维数字波束形成技术的ip核及生成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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