JPH107614A - 2,2−ビスハロメチルアルカンカルボン酸ハライド化合物及びその製造法 - Google Patents

2,2−ビスハロメチルアルカンカルボン酸ハライド化合物及びその製造法

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JPH107614A
JPH107614A JP30070696A JP30070696A JPH107614A JP H107614 A JPH107614 A JP H107614A JP 30070696 A JP30070696 A JP 30070696A JP 30070696 A JP30070696 A JP 30070696A JP H107614 A JPH107614 A JP H107614A
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bishalomethylalkanecarboxylic
acid
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JP30070696A
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Masahiko Taniguchi
雅彦 谷口
Kazuyoshi Yamakawa
一義 山川
Tadahisa Sato
忠久 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入手容易な化合物を出発原料として短工程で効
率的にカラー写真感光材料用イエローカプラーまたは殺
菌剤、殺カビ剤などをを製造する際の重要な合成中間体
である2 ,2-ビスハロメチルアルカンカルボン酸ハライ
ド化合物とその製造方法を提供する。 【解決手段】2 ,2-ビスヒドロキシメチルアルカンカル
ボン酸化合物と3価または5価のリンの臭素化物または
ヨウ素化物、あるいはハロゲン化チオニルを溶媒の存在
下、または非存在下に反応させる2 ,2-ビスハロメチル
アルカンカルボン酸ハライド化合物の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー写真感光材料
用イエローカプラーまたは殺菌剤または殺カビ剤などを
製造する際の重要な合成中間体である2,2−ビスハロ
メチルアルカンカルボン酸ハライド化合物とその製造法
に関する。
【0002】
【従来の技術】2,2−ビスハロメチルアルカンカルボ
ン酸ハライド化合物のなかで既に公知なものとしてはR
=CH3, X1=X2=X3=Cl、R=C2H5, X1=X2=X3=Cl、R=CH3,
X1=X2=X3=F などが挙げられ、殺菌剤または殺カビ剤
として用いられる化合物の合成中間体である(特開昭6
2-286950、特開昭60-42346)。
【0003】従来の2,2−ビスクロロメチルアルカン
カルボン酸ハライド化合物や2,2−ビスフルオロメチ
ルアルカンカルボン酸ハライド化合物の代表的な合成例
を下記に示す。まずオキセタン-3-カルボン酸化合物
や、2,2−ビスヒドロキシメチルアルカンカルボン酸
化合物に無機酸塩化物を作用させ、2,2−ビスクロロ
メチルアルカンカルボン酸クロライド化合物を合成す
る。その後にハロゲンをフッ素原子に交換するといった
方法がとられている。
【0004】
【化6】
【0005】しかしこれらの従来法ではX1及びX2が臭素
原子またはヨウ素原子の化合物を効率よく合成すること
は難しい。またX1及びX2が臭素原子またはヨウ素原子の
化合物の公知例はほとんどない。さらに該化合物はシク
ロプロパン骨格を有するカラー写真感光材料用のイエロ
ーカプラーの合成中間体としても有用であると考えられ
る。シクロプロパン骨格を有するカラー写真感光材料用
のイエローカプラーの合成法としては下記に示すルート
がある。 特開平4-218042
【0006】
【化7】
【0007】(Arは置換可能な位置に置換基となりうる
官能基で置換されていてもよい芳香環を表す。) 特開平7-242061
【0008】
【化8】
【0009】しかしこれらの合成法はいずれも多段階を
要するものであり効率的な方法とはいえない。シクロプ
ロパン骨格を有するカラー写真感光材料用のイエローカ
プラーを短工程で効率的に製造する方法として下記に示
すようなジハライドの還元的環化反応を利用する方法が
見い出されている。
【0010】
【化9】
【0011】この還元的環化反応を行うためにはX1及び
X2は臭素原子またはヨウ素原子である必要があり、X1
びX2が塩素原子の場合には環化反応が阻害される。その
ためX1及びX2が臭素原子またはヨウ素原子の2,2−ビ
スハロメチルアルカンカルボン酸ハライド化合物を効率
的に合成する方法の開発が必要であった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、入手
容易な化合物を出発原料として短工程で効率的にカラー
写真感光材料用イエローカプラーまたは殺菌剤、殺カビ
剤などを製造する際の重要な合成中間体である2,2−
ビスハロメチルアルカンカルボン酸ハライド化合物とそ
の製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的は (1)一般式(I)で表わされる2,2−ビスヒドロキ
シメチルアルカンカルボン酸化合物と3価または5価の
リンの臭素化物またはヨウ素化物、あるいはハロゲン化
チオニルを溶媒の存在下、または非存在下に反応させる
ことを特徴とする、一般式(II)で表わされる2,2−
ビスハロメチルアルカンカルボン酸ハライド化合物の製
造方法、
【0014】
【化10】
【0015】(式中、Rはアルキル基、シクロアルキル
基、又はアリール基を表わす。)
【0016】
【化11】
【0017】(式中、Rは一般式(I)におけるものと同
義であり、X1、X2及びX3は臭素原子又はヨウ素原子を表
わす。)
【0018】(2)一般式(III)で表わされる2,2
−ビスハロメチルアルカンカルボン酸化合物と3価また
は5価のリンのハロゲン化物、あるいはハロゲン化チオ
ニルを溶媒の存在下、または非存在下にを反応させるこ
とを特徴とする、一般式(IV)で表わされる2,2−ビ
スハロメチルアルカンカルボン酸ハライド化合物の製造
方法、
【0019】
【化12】
【0020】(式中、Rは一般式(I)におけるものと同
義であり、X1及びX2は臭素又はヨウ素を表わす。)
【0021】
【化13】
【0022】(式中、Rは一般式(I)におけるものと同
義であり、X1及びX2は臭素原子又はヨウ素原子を表わ
し、X4は塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子を表わ
す。)
【0023】(3)一般式(IV)で表わされる2,2−
ビスハロメチルアルカンカルボン酸ハライド化合物を提
供することによって達成された。
【0024】
【化14】
【0025】(式中、Rは一般式(I)におけるものと同
義であり、X1及びX2は臭素原子又はヨウ素原子を表わ
し、X4は塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子を表わ
す。)
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の化合物及び製造方法につ
いて詳しく説明する。まず化合物について詳細に説明す
る。
【0027】一般式(I)〜(IV)においてRは好ましく
は炭素数1〜20の直鎖または分岐鎖のアルキル基(例
えばメチル、エチル、i-プロピル、ベンジル)、炭素数
3〜20のシクロアルキル基(例えばシクロペンチル、
シクロヘキシル)、炭素数6〜30のアリール基(例え
ばフェニル、ナフチル)を表わし、これらの置換基はさ
らにハロゲン原子(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素
原子、ヨウ素原子)、炭素数1〜8のアルキル基(例え
ばメチル、エチル、プロピル)、炭素数3〜10のシク
ロアルキル基(例えばシクロペンチル、シクロヘキシ
ル)、炭素数6〜15のアリール基(例えばフェニル、
ナフチル)などで置換されていてもよい。
【0028】Rはより好ましくは炭素数1〜8のアルキ
ル基、炭素数6〜15のアリール基を表わし、さらに好
ましくは炭素数1〜8のアルキル基であり、特に好まし
くはエチル基である。
【0029】一般式(II)、一般式(III)及び一般式
(IV)においてX1とX2は臭素原子あるいはヨウ素原子を
表わし、好ましくは臭素原子を表わす。一般式(II)に
おいてX3は臭素原子あるいはヨウ素原子を表わし、好ま
しくは臭素原子を表わす。一般式(IV)においてX4は塩
素原子、臭素原子あるいはヨウ素原子を表わす。X4は好
ましくは塩素原子、臭素原子であり特に好ましくは臭素
原子である。
【0030】次に本発明の製造方法を詳細に説明する。
本発明に用いられる2,2−ビスヒドロキシメチルアル
カンカルボン酸化合物(一般式(I))は容易に入手可
能な化合物であり、代表的にはMonatsh. Chem.88, 1099
(1957) に記載されている方法に準じて合成できる。
【0031】一般式(I)で表される化合物をハロゲン
化剤と溶媒の存在下、または非存在下に反応させること
により2,2−ビスハロメチルアルカンカルボン酸ハラ
イド化合物一般式(II)へと変換することができる。ハ
ロゲン化剤としては、PX3、R'3R''PXなどのリン化合物
(Xは臭素原子またはヨウ素原子を表わし、R'はアルキ
ル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、
臭素原子またはヨウ素原子を表わし、R''はイミド基、
臭素原子またはヨウ素原子を表わす。)やSOX 2 (Xは臭
素原子またはヨウ素原子を表わす。)等が挙げられ、PX
3 、 R'3PX2、SOX2等が好ましく、特に Ph3PX2 、SOX
2が好ましい。これらのハロゲン化剤の使用量は一般式
(I)で表される化合物に対して、1当量〜20当量、
好ましくは1当量〜5当量である。反応溶媒を用いる場
合には、トルエン、クロロベンゼンなどの芳香族炭化水
素系溶媒、アセトニトリル、ジメチルホルムアミドなど
が好ましく用いられる。反応温度は50〜200℃が適
当で、100〜150℃が好ましい。
【0032】次に一般式(IV)で示される2,2−ビス
ハロメチルアルカンカルボン酸ハライド化合物の合成法
を示す。一般式(III)で示される2,2−ビスハロメ
チルアルカンカルボン酸化合物は Monatsh. Chem. 88,
1099 (1957)の方法を参考にして合成することが可能で
ある。
【0033】一般式(III)で表わされる化合物とハロ
ゲン化剤を反応させることにより2,2−ビスハロメチ
ルアルカンカルボン酸ハライド化合物(IV)が得られ
る。ここでハロゲン化剤としてはPX3、R'3R''PXなどの
リン化合物(Xは塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子
を表わし、R'はアルキル基、アリール基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、塩素原子、臭素原子またはヨウ
素原子を表わし、R''はイミド基、塩素原子、臭素原子
またはヨウ素原子を表わす。)やSOX2 (Xは塩素原子、
臭素原子またはヨウ素原子を表わす。)等を用いること
ができ、SOBr2、SOCl2が好ましい。この方法によれば前
記の一般式(I)で表わされる化合物を出発化合物とす
る場合に比べ、X1及びX2とX4がそれぞれ異なった一般式
(IV)で表わされる化合物の合成が可能である。
【0034】次に本発明の方法により合成可能な化合物
の具体例を示すが本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】
【表4】
【0039】
【実施例】次に実施例にて本発明をさらに詳細に説明す
るが本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 クロロベンゼン500ml中にトリフェニルホスフィン1
57gを加え、窒素雰囲気下、室温で臭素97gを1時間
かけて滴下した。滴下終了後室温で0.5時間攪拌した
のちに、2,2−ビスヒドロキシメチルブタン酸30g
加え、6時間加熱還流した。溶媒を可能な限り留去した
後に得られた粘稠な液体をヘキサンに注意深く加えると
固体が生成する。この固体をろ過し得られたろ液を濃縮
したのちに、減圧下(1mmHg)で蒸留すると120〜1
30℃の温度で2,2−ビスブロモメチルブタン酸ブロ
マイド50g(収率74%)が得られた。
【0040】Mp 57-58℃1 HNMR(CDCl3) δ0.97(t, J = 7.5Hz, 3H), 1.92(q, J =
7.5Hz, 2H), 3.67(d,J =10.8Hz, 2H ), 3.82(d, J = 1
0.8Hz, 2H)
【0041】実施例2 2,2−ビスヒドロキシメチルブタン酸17gとDMF
0.3gの混合物に室温で臭化チオニル125gを滴下
した。滴下終了後、100℃に加熱し4時間攪拌した。
加熱を停止し室温まで放冷した後に、まず低沸点化合物
を減圧下(20mmHg)で留去する。さらに1mmHgまで減
圧し、蒸留すると2,2−ビスブロモメチルブタン酸ブ
ロマイド27g(収率63%)が得られた。
【0042】実施例3 2,2−ビスブロモメチルブタン酸0.26gと塩化チオ
ニル1.5mlを窒素雰囲気下、室温で混合した後に3時
間加熱還流させた。過剰の塩化チオニルを留去したのち
に反応混合物を減圧下で蒸留すると2,2−ビスブロモ
メチルブタン酸クロライドが得られた。
【0043】実施例4 2,2−ビスブロモメチルブタン酸2.7gとPh3PCl
24.0gを窒素雰囲気下、室温でクロロベンゼン10m
lに溶解した後に30分間加熱還流させた。その後、ク
ロロベンゼンを留去し、反応混合物をヘキサンにくわえ
て不溶性のリン化合物を取り除いた。溶液部分を減圧下
で蒸留すると2,2−ビスブロモメチルブタン酸クロラ
イド1.0gが得られた。
【0044】2,2−ビスブロモメチルブタン酸 Mp 67-68℃1 HNMR(CDCl3) δ0.97(t, J = 7.5Hz, 3H), 1.82(q, J =
7.5Hz, 2H), 3.67(d,J =10.7Hz, 2H ), 3.82(d, J = 1
0.7Hz, 2H), 9.96(bs, 1H) 2,2−ビスブロモメチルブタン酸クロライド Mp 58-59℃1 HNMR(CDCl3) δ0.96(t, J =7.5Hz,3H), 1.95(q, J =7.
5Hz, 2H), 3.70(d, J=10.8Hz, 2H ), 3.82(d,J =10.8H
z, 2H)
【0045】参考例1 2,2−ビスブロモメチルブタ
ン酸の合成 2,2−ビスヒドロキシメチルブタン酸4.5gと47
%臭化水素水溶液20mlを混合し、室温で臭化亜鉛2
1gを少しずつ加えた。臭化亜鉛添加後、加熱し内温を
135℃に保ち20時間攪拌した。加熱を停止し室温ま
で放冷した後に有機物をトルエンで抽出し、得られた粗
生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精
製すると2,2−ビスブロモメチルブタン酸6.0g
(収率72%)が得られた。
【0046】参考例2 4,4-ビスブロモメチル-3-オ
キソヘキサン酸エチルの合成 窒素雰囲気下、室温でマロン酸エチルモノカリウム塩
3.6gにアセトニトリル30ml、トリエチルアミン
4.5mlを加え、激しく攪拌しながら無水臭化マグネ
シウムを少しづつ加える。反応混合物を2.5時間攪拌
した後に、上記で得られた2,2−ビスブロモメチルブ
タン酸ブロマイド3.4gを加え、室温で終夜攪拌した。
アセトニトリルを減圧下で留去した後に希塩酸を加え、
酸性にした後にトルエンで抽出した。得られた粗生成物
を精製することによって4,4-ビスブロモメチル-3-オ
キソヘキサン酸エチル2.26g(収率68%)が得ら
れた。
【0047】Bp. 120-122℃(1mmHg)1 H NMR(CDCl3) δ 0.87(t, J = 7.5 Hz, 3H, K and
E), 1.28(t, J = 7.1 Hz, 2.4H, K), 1.31(t, J = 7.1
Hz, 0.6H, E), 1.76(q, J = 7.5 Hz, 1.6H, K),1.80(q,
J = 7.5 Hz, 0.4H, E), 3.58(d, J = 10.2 Hz, 0.4H,
E), 3.63(s, 1.6H, K), 3.66(d, J = 11.0 Hz, 1.6H,
K), 3.69(d, J = 10.2 Hz, 0.4H, E), 3.76(d, J = 11.
0 Hz, 1.6H, K), 4.21(q, J = 7.1 Hz, 1.6H, K), 4.22
(q, J = 7.1 Hz, 0.4H, E), 5.00(s, 0.2H, E), 12.6
(s, 0.2H, E) K; ケトン体 、 E;エノール体 ケトン体とエノール体の互変異性体の混合物(ケトン
体:エノール体=4:1)
【0048】参考例3 N-(2,4-ジクロロ-5-ドデ
シルオキシカルボニルフェニル)-4,4-ビスブロモメ
チル-3-オキソヘキサン酸アミドの合成 参考例1の方法で得られた4,4-ビスブロモメチル-3-
オキソヘキサン酸エチル8.6gと2,4-ジクロロ-5-
ドデシルオキシカルボニルアニリン5.6gを混合し3
0mmHg程度に減圧しながら140℃に加熱した。6時間
後反応混合物をHPLCで分析するとN-(2,4-ジクロロ-
5-ドデシルオキシカルボニルフェニル)-4,4-ビスブ
ロモメチル-3-オキソヘキサン酸アミドが90%の収率
で生成していた。
【0049】Mp. 96-97℃1 H NMR(CDCl3) δ0.84(t, J = 7.5 Hz, 3H), 0.88(t,
J = 6.6 Hz, 3H), 1.20-1.54(m, 18H), 1.70-1.82(m, 2
H), 1.87(q, J = 7.5 Hz, 2H), 3.69(d, J = 11.1 Hz,
2H), 3.77(s, 2H), 3.80(d, J = 11.1 Hz, 2H), 4.32
(t, J = 6.8 Hz,2H), 7.51(s, 1H), 8.83(s, 1H), 9.41
(s, 1H)
【0050】参考例4 N-(2,4-ジクロロ-5-ドデ
シルオキシカルボニルフェニル)-4,4-ビスブロモメ
チル-3-オキソヘキサン酸アミドを用いるN-(2,4-
ジクロロ-5-ドデシルオキシカルボニルフェニル)-3-
(1-エチルシクロプロピル)-3-オキソプロピオン酸ア
ミドの合成 N-(2,4-ジクロロ-5-ドデシルオキシカルボニルフ
ェニル)-4,4-ビスブロモメチル-3-オキソヘキサン
酸アミド0.67gをアセトン20mlに溶解し、飽和
塩化アンモニウム水溶液0.5mlを加えた。そこに亜
鉛粉末0.65gを加え、室温で2時間攪拌した。反応
混合物をHPLCで分析するとN-(2,4-ジクロロ-5-ド
デシルオキシカルボニルフェニル)-3-(1-エチルシ
クロプロピル)-3-オキソプロピオン酸アミドが収率9
1%で生成しており選択率は95%であった。
【0051】比較例 N-(2,4-ジクロロ-5-ドデシルオキシカルボニルフ
ェニル)-4,4-ビスクロロメチル-4-オキソペンタン
酸アミドを参考例3と同じ反応条件に置いたが環化反応
は進行しなかった。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば入手容易な化合物から短
工程で効率的にカラー写真感光材料用イエローカプラー
または殺菌剤または殺カビ剤を製造する際の重要な合成
中間体である2,2−ビスハロメチルアルカンカルボン
酸ハライド化合物が製造できる。これにより例えば高性
能のカラー写真感光材料用イエローカプラーが安価に合
成できるようになる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I)で表わされる2,2-ビスヒド
    ロキシメチルアルカンカルボン酸化合物と3価または5
    価のリンの臭素化物またはヨウ素化物、あるいはハロゲ
    ン化チオニルを反応させることを特徴とする、一般式
    (II)で表わされる2,2−ビスハロメチルアルカンカ
    ルボン酸ハライド化合物の製造方法。 【化1】 (式中、Rはアルキル基、シクロアルキル基、又はアリ
    ール基を表わす。) 【化2】 (式中、Rは一般式(I)におけるものと同義であり、
    X1、X2及びX3は臭素原子又はヨウ素原子を表わす。)
  2. 【請求項2】一般式(III)で表わされる2,2−ビス
    ハロメチルアルカンカルボン酸化合物と3価または5価
    のリンのハロゲン化物、あるいはハロゲン化チオニルを
    反応させることを特徴とする、一般式(IV)で表わされ
    る2,2−ビスハロメチルアルカンカルボン酸ハライド
    化合物の製造方法。 【化3】 (式中、Rは一般式(I)におけるものと同義であり、X1
    及びX2は臭素又はヨウ素を表わす。) 【化4】 (式中、Rは一般式(I)におけるものと同義であり、X1
    及びX2は臭素原子又はヨウ素原子を表わし、X4は塩素原
    子、臭素原子又はヨウ素原子を表わす。)
  3. 【請求項3】一般式(IV)で表わされる2,2−ビスハ
    ロメチルアルカンカルボン酸ハライド化合物。 【化5】 (式中、Rは一般式(I)におけるものと同義であり、X1
    及びX2は臭素原子又はヨウ素原子を表わし、X4は塩素原
    子、臭素原子又はヨウ素原子を表わす。)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001055074A1 (en) * 2000-01-25 2001-08-02 Kaneka Corporation Process for producing optically active carboxylic acid substituted in 2-position

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