JPH1076191A - 鋼管内面の粉体塗装方法 - Google Patents

鋼管内面の粉体塗装方法

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JPH1076191A
JPH1076191A JP23515196A JP23515196A JPH1076191A JP H1076191 A JPH1076191 A JP H1076191A JP 23515196 A JP23515196 A JP 23515196A JP 23515196 A JP23515196 A JP 23515196A JP H1076191 A JPH1076191 A JP H1076191A
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JP
Japan
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steel pipe
gun
paint
powder coating
powder
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Withdrawn
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JP23515196A
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English (en)
Inventor
Mitsuyuki Nonaka
光之 野中
Ippei Kamito
一平 上戸
Akio Shibata
昭男 柴田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業環境を改善することができ、高精度の塗
膜の形成が可能であり、経済性が良好で各種寸法・形状
の鋼管に適用できる鋼管内面の粉体塗装方法を実現す
る。 【解決手段】 内面が塗装対象の鋼管10の一端にガン
支持移動装置18を配設し、同装置18に高さ調節可能
に搭載され先端に塗料ガン11が設けられた中空棒12
の他端に粉体塗装機22を接続し、上記鋼管10の他端
に吸込管を介して吸引ファンを接続した後、吸引ファン
により鋼管内の浮遊塗料を吸引しながら、ガン支持移動
装置18により塗料ガン11を移動させつつ粉体塗装機
22より圧送された粉体塗料を塗料ガン11より噴出さ
せて鋼管内面に付着させるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶、化学プラン
ト、石油精製プラント等において適用される鋼管内面の
粉体塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鋼管内面の粉体塗装について、そ
のための装置が示された図5を用いて説明する。図5に
おいて、1は塗装対象である鋼管であり、2は回転支持
ローラ、3は加熱バーナ、4は塗料棒、5は吹出穴、6
は塗料ホース、7は弁である。
【0003】上記において、鋼管1は、回転支持ローラ
2により回転し、鋼管1の下部に設置されている複数個
の加熱バーナ3により加熱され、鋼管1が規定の温度ま
で加熱された状態になると、鋼管1の一端から塗料棒4
が挿入される。この塗料棒4が鋼管1内に挿入された
後、弁7が開かれ、粉体塗料が塗料ホース6及び弁7を
経由して塗料棒4内を圧送され、その先端に設けられた
吹出穴5より吹出し、鋼管1の内面に塗布される。
【0004】上記鋼管1は加熱バーナ3により規定の温
度まで加熱されているため、鋼管1の内面に塗布された
粉体塗料は、管内面に付着すると同時に管内面に溶着す
ることになる。
【0005】上記粉体塗料の鋼管内面への塗布は、塗料
棒4の先端を鋼管1の一端から他端まで管長方向へ移動
させながら行われ、鋼管1の全長にわたって行われる。
塗料棒4の先端が鋼管1の他端に到達すると、弁7を閉
じ、且つ加熱バーナ3、回転支持ローラ2を停止させて
塗装は完了する。なお、これら一連の操作は、複数の作
業員により行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の鋼管内面の粉体
塗装においては、以下に説明するような種々の課題があ
った。
【0007】(1)粉体塗料の吹出量、鋼管回転速度、
塗料棒移動速度等の塗膜厚さを決める因子が全て作業者
の熟練度で決定されるため、塗膜精度(厚さ、ムラ)が
安定しない。 (2)高温で、粉塵等の多い悪い環境で作業をしなけれ
ばならない。
【0008】(3)吹付け後即溶着のため、修正作業が
できない。 (4)吹出し余剰塗料は全て鋼管内に堆積されて溶着さ
れるため、塗膜が過厚になり易い。 (5)本方式の粉体塗装は直管以外には適用できない。
【0009】本発明は、上記の課題を解決するため、塗
膜精度の安定化と粉体吹付けや加熱工程における作業環
境の改善、経済性を考慮した余剰塗料の回収と再利用及
び直管以外の曲管、枝管等全ての鋼管への適用が可能な
塗装方法を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る鋼管内面の粉体塗装方法は、内面が塗装される鋼管
の一端にその先端に静電気を帯電した粉体塗料を噴出す
る塗料ガンが設けられた中空棒が搭載されたガン支持移
動装置を配設し、上記中空棒の他端に粉体塗装機を接続
し、上記ガン支持移動装置により塗料ガンの鋼管の内径
方向の位置を調節し、上記鋼管の他端に吸込管を介して
吸引ファンを接続した後、同吸引ファンを駆動して鋼管
内部に浮遊する粉体塗料を吸引しながら、上記ガン支持
移動装置により中空棒を介して塗料ガンを鋼管内のその
軸方向に所定の速度で移動させつつ中空棒を介して上記
粉体塗装機より圧送された所定の流量の粉体塗料を塗料
ガンより噴出させて鋼管の内面に付着させ、鋼管の所定
の内面への粉体塗料の塗布完了後に鋼管を加熱して粉体
塗料を焼付けることを特徴としている。
【0011】本発明においては、塗膜精度を決定する因
子となる塗料ガンと鋼管内面の間の距離、塗料ガンの移
動速度、塗料ガンが噴出する粉体塗料の噴出流量、浮遊
塗料の吸引流速等の制御を容易に行うことができるた
め、高精度の塗膜の形成が可能となる。
【0012】また、塗料ガンによる鋼管内面への粉体塗
料の塗布は、鋼管内に浮遊する粉体塗料を吸引ファンに
より吸引しながら行われるため、鋼管の外部への粉体塗
料の飛散を防止することができ、作業環境の改善が可能
になるとともに粉体塗料の回収による経済性の向上が可
能になる。
【0013】更に、ガン支持移動装置による塗料ガンの
設置位置の高さの調節が可能となったため、各種寸法・
形状の鋼管に対して一台の装置で対応することが可能と
なる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態に係る鋼管
内面の粉体塗装装置について、図1乃至図4により説明
する。なお、図1乃至図4に示す本実施形態は、枝付鋼
管10の内面の粉体塗装の施工に適用された場合であ
る。
【0015】図1乃至図4に示す本実施形態に係る粉体
塗装装置は、図1に示すように、塗装対象である枝付鋼
管10の一端側に配設される自動塗装装置13、上記枝
付鋼管10の他端側に吸引管14を介して接続される吸
引ファン15、および枝管の開口部に設けられる盲蓋1
6により形成されている。
【0016】本実施形態に係る粉体塗装装置を形成する
自動塗装装置13は、図1及び図2に示すように、枝付
鋼管1内に挿入されその先端に静電気を帯電した粉体塗
料を噴出する全周噴射式塗料ガン11が設けられた塗料
ガン案内用中空棒12,同中空棒12を支持し移動する
ガン支持移動装置18、同ガン支持移動装置18に結合
され枝付鋼管10の一端に配設される固定環17、およ
び上記中空棒12の後端に接続される粉体塗装機22に
より形成されている。
【0017】上記自動塗装装置13を形成するガン支持
移動装置18は、図2に示すように、それぞれ一端が上
記固定環17に結合されたスライド梁30と下スライド
梁31、同それぞれのスライド梁30,31が貫通し同
スライド梁30,31をスライドするスライド機構3
3、上記それぞれのスライド梁30,31の他端に結合
する支柱32、同支柱32に配設され塗料ガン案内用中
空棒12を管長方向(鋼管10の軸方向)へ移動させる
駆動ローラ19、同駆動ローラ19に直結するローラ駆
動用モータ20、同モータに電線により接続されたコン
トローラ21により形成されている。
【0018】上記ガン支持移動装置18を形成するスラ
イド機構33の詳細について、図3により説明する。図
3に示すスライド機構33は、中空棒支持バー27と、
調節穴28と、スライド用穴29が設けられており、中
空棒支持バー27は塗料ガン案内用中空棒12が結合さ
れ、スライド用穴29は上スライド梁30と下スライド
梁31が貫通している。なお、調節穴28は、塗料ガン
11を鋼管10の任意の位置に調節するためのものであ
り、鋼管10の内径に合わせて複数個設けられている。
【0019】上記自動塗装装置13を形成する固定環1
7の詳細について、図4により説明する。図4に示す固
定環17は、支持環17aと、同支持環17aに等間隔
で設けられた6本の支持ピン23と、同支持ピン23に
よりそれぞれ支持環17aに接続された3個の管端支持
爪24と3個のレバー24a、同それぞれの管端支持爪
24とレバー24aの間に接続された6本の連結バー2
5、および同それぞれの連続バー25にピストンロッド
が接続されシリンダが上記支持環17aに接続され動力
を支持爪24に伝達する駆動用シリンダ26により形成
されている。
【0020】次に、本実施形態に係る粉体塗装装置を用
いて行う鋼管内面の粉体塗装の施工要領について、以下
に説明する。この施工に当たっては、まず、塗装準備作
業が必要であり、この準備作業では、鋼管10の一端に
自動塗装装置13を、他端に吸込管14を介して吸引フ
ァン15を取付け、その他の開口端である枝管の開口端
には盲蓋16を取付ける。
【0021】上記自動塗装装置13の鋼管10の一端へ
の取付けでは、まず、鋼管10を囲うように鋼管10の
一端に固定環17を配置する。なお、固定環17は、塗
装対象の鋼管の最大外径(通常直径800mm)より大径
としている。固定環17の配置完了後、図4(a)に示
す駆動用シリンダ26に図示されていない空気源から弁
を介して空気を供給して図4(b)に示すようにピスト
ンロッドを伸長させる。
【0022】駆動用シリンダ26のピストンロッドが伸
長すると、連結バー25が動き、支点ピン23を支点と
して管端支持爪24を回転させ、支持爪24は鋼管10
の外周に接触した状態で保持される。上記駆動用シリン
ダ26のピストンロッドは、鋼管10の外径に見合った
伸長を行い(すなわち支持爪24が鋼管10に接触する
まで)、この動作の終了時点で自動塗装装置13は鋼管
10の端に固定される。
【0023】次に、塗料ガン11及び案内用中空棒12
を鋼管10の内径方向の所定の位置(塗装ガン11の塗
装能力により塗装ガン11と管内壁との距離は決定され
る)とする調節を行う。これは、図3に示すスライド機
構33の調節穴28を選択し、これに中空棒支持バー2
7を設置することにより行われる。なお、鋼管10の径
が変わった場合はこの調節穴28の選択を変更して対応
する。
【0024】以上で塗装準備作業は完了して本作業に入
るが、本作業においては、まず、鋼管1の他端に設けた
吸引ファン15を運転し、吸込管14入口で規定の風速
(実験の結果では約3m/s )となるように、図示されて
いない風速制御弁により調節する。
【0025】次に、粉体塗装機22を運転し、流量と搬
送圧力及び静電印加電圧を調節(実験の結果では流量=
250gr /分、圧力=2kgf/cm2 、電圧=80kv)し
て粉体塗料を塗料ガン11より噴出する。この際、塗料
ガン11はモータ20で駆動される駆動ローラ19によ
り管長方向へ移動しながら粉体塗料を噴出し、鋼管10
の内面に塗布する。
【0026】上記塗料ガン11の移動速度はコントロー
ラ21により規定の速度に制御される。塗料ガン11が
噴出した粉体塗料は、その大部分が鋼管10の内面に塗
布され付着するが、一部は鋼管10の内部で浮遊する。
この浮遊する塗料は吸込管14を介して吸引ファン15
により吸引され、回収される。
【0027】上記鋼管10の内面の所定の場所への粉体
塗料の付着が完了した後は、ガスバーナ等でその外周よ
り鋼管10を加熱することにより、粉体塗料を鋼管10
の内面に焼付ける。
【0028】本実施形態においては、上記のように粉体
塗装における塗装精度を決定する各因子(吹出し塗料
量、ガンと管内面間の距離、吹出し圧力、印加電圧、塗
装速度及び吸引風速等)が正確に規定されて制御される
ため、高精度の塗装を自動的に効率よく行うことが可能
となり、また、回収された浮遊塗料はフィルタ処理後に
再利用されるため、経済性の向上も可能となり、更に、
これらの効果を各種鋼管(直管、曲管、枝管)について
も実現することが可能となった。
【0029】
【発明の効果】本発明の鋼管内面の粉体塗装方法におい
ては、内面が塗装対象の鋼管の一端にガン支持移動装置
を配設し、同装置に高さ調節可能に搭載され先端に塗料
ガンが設けられた中空棒の他端に粉体塗装機を接続し、
上記鋼管の他端に吸込管を介して吸引ファンを接続した
後、吸引ファンにより鋼管内の浮遊塗料を吸引しなが
ら、ガン支持移動装置により塗料ガンを移動させつつ粉
体塗装装置より圧送された粉体塗料を塗料ガンより噴出
させて鋼管内面に付着させるものとしたことによって、
塗膜精度を決定する因子の適切な制御による高精度の塗
膜形成、浮遊塗料吸引による作業環境の改善、経済性の
向上、塗料ガンの設置高さの調節による各種寸法・形状
の鋼管への適用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る粉体塗装装置の説
明図である。
【図2】上記一実施形態に係る自動塗装装置の説明図で
ある。
【図3】上記一実施形態に係るスライド機構の説明図で
ある。
【図4】上記一実施形態に係る固定環の説明図で、
(a)は端管支持爪が開いた状態、(b)は鋼管を保持
した状態の説明図である。
【図5】従来の方法の説明図である。
【符号の説明】
10 枝付鋼管 11 全周噴射式塗料ガン 12 塗料ガン案内用中空棒 13 自動塗装装置 14 吸込管 15 吸引ファン 16 盲蓋 17 固定環 18 ガン支持移動装置 19 駆動ローラ 20 ローラ駆動用モータ 21 コントローラ 22 粉体塗装機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面が塗装される鋼管の一端にその先端
    に静電気を帯電した粉体塗料を噴出する塗料ガンが設け
    られた中空棒が搭載されたガン支持移動装置を配設し、
    上記中空棒の他端に粉体塗装機を接続し、上記ガン支持
    移動装置により塗料ガンの鋼管の内径方向の位置を調節
    し、上記鋼管の他端に吸込管を介して吸引ファンを接続
    した後、同吸引ファンを駆動して鋼管内部に浮遊する粉
    体塗料を吸引しながら、上記ガン支持移動装置により中
    空棒を介して塗料ガンを鋼管内のその軸方向に所定の速
    度で移動させつつ中空棒を介して上記粉体塗装機より圧
    送された所定の流量の粉体塗料を塗料ガンより噴出させ
    て鋼管の内面に付着させ、鋼管の所定の内面への粉体塗
    料の塗布完了後に鋼管を加熱して粉体塗料を焼付けるこ
    とを特徴とする鋼管内面の粉体塗装方法。
JP23515196A 1996-09-05 1996-09-05 鋼管内面の粉体塗装方法 Withdrawn JPH1076191A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005575A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Ihi Corp 筒体の塗装設備
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CN114042568A (zh) * 2021-12-09 2022-02-15 中国十九冶集团有限公司 管道油漆喷涂机

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20031202