JPH1076403A - 主軸装置 - Google Patents

主軸装置

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Publication number
JPH1076403A
JPH1076403A JP23387796A JP23387796A JPH1076403A JP H1076403 A JPH1076403 A JP H1076403A JP 23387796 A JP23387796 A JP 23387796A JP 23387796 A JP23387796 A JP 23387796A JP H1076403 A JPH1076403 A JP H1076403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
titanium
alloy
spindle
main shaft
matrix
Prior art date
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Pending
Application number
JP23387796A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Tsujiuchi
敏雄 辻内
Tetsuo Shibukawa
哲郎 渋川
Futoshi Sugimoto
太 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
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Publication of JPH1076403A publication Critical patent/JPH1076403A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内輪12a、外輪12b、転動体12cのうち
少なくとも内輪12aがセラミックスである転がり軸受
と該転がり軸受によって支持される主軸1とからなる主
軸装置において、内輪12aに生じる応力と主軸1の内
輪12aとの嵌合部に生じる応力を小さくして高速回転
を可能とする。 【解決手段】主軸1の材質をチタンまたはチタン合金あ
るいは鉄または鉄合金のマトリックス中にチタンの硼化
分を分散させた合金からなるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は工作機械等に利用
される主軸装置に関するものであり、特に高速回転に適
した主軸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高能率加工の要求から工作機械の
主軸装置は非常に高速で回転することが要求されてい
る。主軸を転がり軸受で支持する場合、高速回転に対応
するために転がり軸受の内輪あるいは外輪、さらには転
動体にセラミックスが使用されている。転がり軸受にセ
ラミックスを使用すると、セラミックスは比重が小さく
ヤング率が高いことから、主軸の高速回転時の遠心力に
よる膨張量を小さく抑えることができるので、特殊な軸
受の潤滑方法や複雑な予圧の設定方法を取る必要がなく
有利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般に主軸
の材質としては構造用鋼材(SCM材)が用いられてい
る。この鋼材はセラミックスに比してヤング率が低く線
膨張係数が大きいので、高速回転の際に生じる遠心力に
よる遠心膨張および発熱による熱膨張の膨張量が、セラ
ミックスである内輪と鋼材である主軸とで大きく異な
り、この膨張量の違いから内輪に生じる応力と主軸の内
輪との嵌合部に生じる応力の和が大きくなるという問題
がある。このため主軸の回転速度に限界が生じ、この限
界を超えて高速回転させると内輪を破壊する恐れがあ
る。
【0004】これを防止するために、予め内輪と主軸と
の締め代を小さく設定しておくことが考えられるが、締
め代を小さくすると主軸の回転精度を確保することがで
きなくなるので好ましくない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決し、超高速回転が可能な主軸装置を提供するもので
あり、請求項1に記載の発明は、内輪、外輪、転動体の
うち少なくとも内輪がセラミックスである転がり軸受
と、該転がり軸受によって支持される主軸とからなる主
軸装置であって、前記主軸はその材質がチタンまたはチ
タン合金のマトリックス中にチタンの硼化物を分散させ
た合金からなることを特徴とするものである。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、内輪、外
輪、転動体のうち少なくとも内輪がセラミックスである
転がり軸受と、該転がり軸受によって支持される主軸と
からなる主軸装置であって、前記主軸はその材質が鉄ま
たは鉄合金のマトリックス中にチタンの硼化物を分散さ
せた合金からなることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を工作機械の
主軸装置を例にとって説明する。第1図は工作機械に用
いられる主軸装置の断面図であり、10および11は主
軸ハウジングであり、この主軸ハウジング10,11の
内部に主軸1がアンギュラボールベアリング12によっ
て回転可能に支持されている。
【0008】なお、13,14はベアリングケースであ
り、15,16はベアリングケースハウジングである。
また、17はアンギュラボールベアリング12に予圧を
与えるためにベアリングケース13およびベアリングケ
ースハウジング15の移動をガイドするストロークベア
リングである。18は工具ホルダであり、公知のクラン
プ機構19によって主軸1に把持されている。そして、
主軸1がビルトインモータ20によって回転駆動され
て、工具ホルダ18に取付けられた図略の工具によって
加工が行われるものである。
【0009】ここで、本発明においては、主軸1を回転
可能に支持するアンギュラボールベアリング12は内輪
12a、外輪12b、および転動体12cから構成され
ており、これらの内輪12a、外輪12b、および転動
体12cはセラミックスによって構成されている。
【0010】次に、この主軸1の材質について説明す
る。第1の実施例は、チタン(Ti)のマトリックス中
にチタン硼化物(TiB)粒子を分散させたものであ
る。このチタン基合金は、純チタン粉末とアルミニウム
粉末と硼素粉末とを混合し、加圧成形した後、真空焼結
することによって得られるものである。このようにして
得られたチタン基合金は、チタン硼化物がチタンのマト
リックス中で安定しているので、チタン硼化物自体が有
する強い結合力がマトリックス中でも維持され、非常に
高いヤング率を有することになる。また、熱的にも安定
しており線膨張係数も低い。
【0011】なお、このチタン基合金およびその製造方
法についての詳細は特開平5−5142号公報および特
開平5−9630号公報に開示されている。
【0012】第2の実施例は、鉄合金としてのステンレ
ス鋼(Fe−Cr合金)のマトリックス中にチタン二硼
化物(TiB2 )粒子を分散させたものである。この鉄
基合金は、ステンレス鋼粉末(SUS430)にチタン
二硼化物粉末を混合し、加圧成形した後、真空焼結する
ことによって得られるものである。このようにして得ら
れた鉄基合金は、チタン二硼化物がステンレス鋼のマト
リックス中で安定しているので、チタン二硼化物自体が
有する強い結合力がマトリックス中でも維持され、非常
に高いヤング率を有することになる。また、熱的にも安
定しており線膨張係数も低い。
【0013】なお、この鉄基合金およびその製造方法に
ついての詳細は特開平7−188874号公報に開示さ
れている。
【0014】上記の実施例における鉄基合金およびチタ
ン基合金のヤング率は1.6×10 11〜3.0×1011
〔N/m2 〕、線膨張係数は8.5×10-6〜10.5
×10-6〔K-1〕である。したがって、主軸1を高速で
回転させた際に、遠心力および発熱により生じる主軸の
遠心膨張および熱膨張が小さく、内輪に働く応力および
主軸の内輪との嵌合部に生じる応力を小さく抑えること
ができる。
【0015】具体的には、この合金を用いた直径50
〔mm〕の主軸1を50000〔rpm〕で回転させ、
昇温が40℃である場合、セラミックスである内輪12
aに生じる応力と主軸1の内輪12aとの嵌合部に生じ
る応力の和が、主軸に従来の構造用鋼材であるSCM4
15Hを用いた場合に比して、20〜30%低減され
る。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、主軸の
材質としてチタンまたはチタン合金のマトリックス中に
チタンの硼化物を分散させた合金を用いるようにしたの
で、主軸の遠心膨張および熱膨張が低減され、主軸とセ
ラミックスである内輪との嵌合部において、主軸および
内輪に働く応力が低減され高速回転が可能となる。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、主軸の材
質として鉄または鉄合金のマトリックス中にチタンの硼
化物を分散させた合金を用いるようにしたので、上記の
効果に加えて、母材となるマトリックスが鉄系材料であ
ることにより、機械加工が容易に行えるという効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主軸装置の断面図である。
【符号の説明】
1 主軸 12 アンギュラーボールベアリング 12a 内輪 12b 外輪 12c 転動体 20 ビルトインモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内輪、外輪、転動体のうち少なくとも内
    輪がセラミックスである転がり軸受と、該転がり軸受に
    よって支持される主軸とからなる主軸装置であって、前
    記主軸はその材質がチタンまたはチタン合金のマトリッ
    クス中にチタンの硼化物を分散させた合金からなること
    を特徴とする主軸装置。
  2. 【請求項2】 内輪、外輪、転動体のうち少なくとも内
    輪がセラミックスである転がり軸受と、該転がり軸受に
    よって支持される主軸とからなる主軸装置であって、前
    記主軸はその材質が鉄または鉄合金のマトリックス中に
    チタンの硼化物を分散させた合金からなることを特徴と
    する主軸装置。
JP23387796A 1996-09-04 1996-09-04 主軸装置 Pending JPH1076403A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23387796A JPH1076403A (ja) 1996-09-04 1996-09-04 主軸装置

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JP23387796A JPH1076403A (ja) 1996-09-04 1996-09-04 主軸装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1076403A true JPH1076403A (ja) 1998-03-24

Family

ID=16961973

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23387796A Pending JPH1076403A (ja) 1996-09-04 1996-09-04 主軸装置

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JP (1) JPH1076403A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011104743A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Sodick Co Ltd スピンドル装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011104743A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Sodick Co Ltd スピンドル装置

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