JPH1076425A - 歯車加工装置 - Google Patents

歯車加工装置

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JPH1076425A
JPH1076425A JP23295196A JP23295196A JPH1076425A JP H1076425 A JPH1076425 A JP H1076425A JP 23295196 A JP23295196 A JP 23295196A JP 23295196 A JP23295196 A JP 23295196A JP H1076425 A JPH1076425 A JP H1076425A
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JP
Japan
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work
chamfering
finishing
tooth
unit
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JP23295196A
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Yukihisa Nishimura
幸久 西村
Yoichi Tokawa
陽一 東川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯形の形成から面取り加工、及び仕上げ加工
までの加工を自動的にしかも無駄な時間を要することな
く実施する。 【解決手段】 一つのベッド2に歯形形成加工装置部
3、面取り加工装置部4及び仕上げ加工装置部5を支持
し、素材投入部8と歯形形成待機部との間、及び歯形形
成待機部と面取り待機部との間、及び面取り待機部と仕
上げ待機部との間、及び仕上げ待機部と加工済ワーク搬
出部との間でワークの搬送を行う第1ローダ38及び第
2ローダ39を備え、各加工装置部で加工が終了した被
加工歯車12を一旦装置外に搬出して中継所に待機させ
ることなく、歯形の形成から面取り加工、及び仕上げ加
工までの加工を自動的に実施し、歯車の加工を行う装置
の省スペース化を図ると共に搬送装置の簡素化及び搬送
時間の短縮化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯形成形機能、面
取り機能及び仕上げ機能を備えた歯車加工装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】歯車の種類の多様化とその精度の向上に
伴い、各種歯車加工機械が進歩発達してきている。歯車
の素材から歯の形を作り上げていく代表的な機械に、ホ
ブ盤が広く用いられている。ホブ盤等によって素材から
歯の形を作り上げた後、歯車の噛み合いを容易にしたり
歯の縁が欠けるのを防ぐために歯の端の面取り加工を行
ったり、歯面の精度を上げるために歯面の仕上げ加工を
行っている。近年の自動化によって各機械の動作は数値
制御化(NC化)され、また、ワークの搬出入や機械同
士間での受け渡し、あるいは加工位置へのワークの供給
等もNC化されたローダ等が用いられている。このた
め、無駄のない加工サイクルで、歯形の形成加工から面
取り加工、及び仕上げ加工までを実施することが可能と
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年の自動化技術の発
達により、歯車の加工分野でも歯形の形成から面取り加
工、及び仕上げ加工まで、各加工装置でのワークの交換
サイクルの効率や加工サイクルの効率は飛躍的に向上し
てきている。しかし、歯形の形成から仕上げ加工に至る
までをみた場合、各加工装置で加工が終了したワークを
一旦装置外に搬出し、中継所にワークを待機させて次の
加工装置に搬送する必要があった。このため、多数の搬
送装置が必要となると共に、無駄時間をなくして加工サ
イクルの短縮を行うために、中継所に多数のワークを待
機させていた。多数の搬送装置を用いたり中継所を備え
た場合、多大なスペースが必要であった。
【0004】スペースの減少を図るため、各加工装置を
接近して設置し、一つの搬送装置によって加工装置間で
直接ワークを搬送することも考えられる。一つの搬送装
置によって直接ワークの受け渡しを行えば、中継所が不
要になると共に多数のワークを待機させる必要もない。
しかし、加工装置同士を接近させるにも限度があり、搬
送装置が大型で複雑化すると共に搬送時間が長くなって
新たに無駄な時間が生じる問題があった。
【0005】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、歯形の形成から面取り加工、及び仕上げ加工までの
加工を可能にした歯車加工装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の構成は、素材から歯車の歯形を形成する歯形形
成装置、歯形形成装置の歯形形成加工部と歯形形成待機
部との間で素材及び歯形形成加工済ワークの受け渡しを
行う歯形形成部受け渡し装置、からなる歯形形成加工装
置部と、歯形形成装置で歯形成形されたワークの歯部の
面取り加工を行う面取り装置、面取り装置の面取り加工
部と面取り待機部との間で歯形形成加工済ワーク及び面
取り加工済ワークの受け渡しを行う面取り部受け渡し装
置、からなる面取り加工装置部と、面取り装置で面取り
されたワークの歯面の仕上げ加工を行う仕上げ装置、仕
上げ装置の仕上げ加工部と仕上げ待機部との間で面取り
加工済ワーク及び仕上げ加工済ワークの受け渡しを行う
仕上げ部受け渡し装置、からなる仕上げ加工装置部と、
歯形形成加工装置部、面取り加工装置部及び仕上げ加工
装置部を支持する一つのベッドと、素材投入部と歯形形
成待機部との間、及び歯形形成待機部と面取り待機部と
の間、及び面取り待機部と仕上げ待機部との間、及び仕
上げ待機部と加工済ワーク搬出部との間でワークの搬送
を行うワークローダとを備えたことを特徴とする。
【0007】また、面取り部受け渡し装置には、面取り
加工部と面取り待機部との間に面取り加工済ワークの洗
浄を行う洗浄ステーションが備えられていることを特徴
とする。また、ワークローダは、素材投入部と歯形形成
待機部との間、及び歯形形成待機部と面取り待機部との
間でワークを搬送する第1ワークローダと、面取り待機
部と仕上げ待機部との間、及び仕上げ待機部と加工済ワ
ーク搬出部との間でワークを搬送する第2ワークローダ
とからなることを特徴とする。
【0008】そして、歯形形成加工装置部の歯形形成装
置によって素材から歯車の歯形が形成され、面取り加工
装置部の面取り装置によって歯形が形成された歯車の面
取り加工が行われ、更に、仕上げ加工装置部の仕上げ装
置によって面取りが行われた歯車の仕上げ加工が行われ
る。一方、ワークローダにより、素材投入部と歯形形成
待機部との間、及び歯形形成待機部と面取り待機部との
間、及び面取り待機部と仕上げ待機部との間、及び仕上
げ待機部と加工済ワーク搬出部との間でワークの搬送が
行われ、各加工装置部の間でワークが搬送される。ま
た、歯形形成加工装置部では、歯形形成部受け渡し装置
により歯形形成加工部と歯形形成待機部との間で素材及
び歯形形成加工済ワークの受け渡しが行われ、面取り加
工装置部では、面取り部受け渡し装置により面取り加工
部と面取り待機部との間で歯形形成加工済ワーク及び面
取り加工済ワークの受け渡しが行なわれる。仕上げ加工
装置部では、仕上げ部受け渡し装置により仕上げ加工部
と仕上げ待機部との間で面取り加工済ワーク及び仕上げ
加工済ワークの受け渡しが行なわれる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の一実
施形態例に係る歯車加工装置を説明する。先ず、図1乃
至図3に基づいて歯車加工装置の全体構成を説明する。
図1には本発明の一実施形態例に係る歯車加工装置の全
体構成を表す正面視状態、図2にはその平面視状態を示
してある。
【0010】図に示すように、歯車加工装置1のベッド
2には、図中左側から順に歯形形成加工装置部3及び面
取り加工装置部4及び仕上げ加工装置部5が隣接して備
えられている。歯車加工装置1の歯形形成加工装置部3
側の端部にはワーク搬入装置6が設けられ、ワーク搬入
装置6には素材7を一つずつ素材投入部8に投入するカ
ムストッパ9が設けられている。一方、歯車加工装置1
の仕上げ加工装置部5側の端部にはワーク搬出装置10
が設けられ、ワーク搬出装置10は仕上げ加工が完了し
て加工済ワーク排出部11に送られた被加工歯車(仕上
げ加工済ワーク)12を装置外部に搬出するようになっ
ている。
【0011】歯形形成加工装置部3は素材7から歯車の
歯形を形成する歯形形成装置としてのホブヘッド13を
備え、ホブヘッド13には上下方向に延びる中心軸回り
で駆動回転するホブ14が支持されている。ホブヘッド
13は水平面内で互いに直交する2軸方向(前後・左
右)に移動自在となり、更に、水平方向に延びる軸回り
で旋回自在となっている。一方、ホブヘッド13に対向
して主軸15及びテールストック16が備えられ、主軸
15とテールストック16との間には水平な図中左右方
向に延びる中心軸回りで素材7が支持され、主軸15の
駆動によって素材7が駆動回転されるようになってい
る。ホブ14と素材7とを所定の比率で回転させて噛み
合わせることで、素材7の円周に歯形が形成される。つ
まり、主軸15及びテールストック16により歯形形成
加工部が構成されている。
【0012】主軸15及びテールストック16の前面側
には歯形形成待機部17が設けられており、歯形形成加
工装置部3の歯形形成加工部と歯形形成待機部17との
間には歯形成形部受け渡し部としてのホブローダ18が
設けられている。ホブローダ18により、歯形形成加工
部と歯形形成待機部17との間で素材7及び歯形が形成
された被加工歯車(歯形形成加工済ワーク)12の受け
渡しが行われるようになっている(詳細は後述する)。
【0013】面取り加工装置部4は、歯形形成加工済ワ
ーク12の歯部の面取り加工を行う面取り装置19を備
えている。即ち、ベッド2上には主軸20及びテールス
トック21が備えられ、主軸20とテールストック21
との間には水平な図中左右方向に延びる中心軸回りで歯
形形成加工済ワーク12が支持されている。そして、主
軸20の駆動によって歯形形成加工済ワーク12が駆動
回転されるようになっている。つまり、主軸20及びテ
ールストック21により面取り加工部が構成されてい
る。一方、面取り加工装置部4には歯形形成加工済ワー
ク12に噛み合って歯面と側面の間及び歯先面と側面の
間を面取りする面取り工具22が備えられている。
【0014】主軸20及びテールストック21の前面側
には面取り待機部23が設けられており、面取り加工装
置部4の面取り加工部と面取り待機部23との間には面
取り部受け渡し装置としての面取りローダ24が設けら
れている。面取りローダ24により、面取り加工部と面
取り待機部23との間で歯形形成加工済ワーク12及び
面取り加工が行われた被加工歯車(面取り加工済ワー
ク)12の受け渡しが行われるようになっている(詳細
は後述する)。
【0015】仕上げ加工装置部5は、面取り加工済ワー
ク12の歯面の仕上げ加工を行う仕上げ装置25を備え
ている。即ち、ベッド2上には一対のダイ26が駆動回
転自在で互いに接近離遠自在に備えられ、ダイ26は歯
車形状となっている。一対のダイ26の間に面取り加工
済ワーク12を噛み合わせてダイ26を駆動させること
により、面取り加工済ワーク12が連れ回りして歯面が
仕上げ加工される。つまり、一対のダイ26の間が仕上
げ加工部となっている。
【0016】一対のダイ26の前面側には仕上げ待機部
27が設けられ、仕上げ加工装置部5の仕上げ加工部と
仕上げ待機部27との間には仕上げ部受け渡し装置とし
ての仕上げローダ28が設けられている。仕上げローダ
28により、仕上げ加工部と仕上げ待機部27との間で
面取り加工済ワーク12及び仕上げ加工が行われた被加
工歯車(仕上げ加工済ワーク)12の受け渡しが行われ
るようになっている(詳細は後述する)。
【0017】また、ワークローダとしてのガントリロー
ダ29が備えられている。即ち、ベッド2の左右両端部
には支柱30がそれぞれ立設され、支柱30の上部同士
はレール部材31によってつながれている。レール部材
31には第1スライダ32及び第2スライダ33が移動
自在に支持され、予め設定された状態でそれぞれ独立し
て移動されるようになっている。第1スライダ32はワ
ーク搬入装置6の素材投入部8の上部と歯形形成加工装
置部3の歯形形成待機部17の上部との間、及び歯形形
成待機部17の上部と面取り加工装置部4の面取り待機
部23の上部との間で移動自在となり、第2スライダ3
3は面取り待機部23の上部と仕上げ加工装置部5の仕
上げ待機部27の上部との間、及び仕上げ待機部27の
上部とワーク搬出装置10の加工済ワーク排出部11の
上部との間で移動自在となっている。
【0018】第1スライダ32には第1昇降シリンダ3
4を介して第1ハンド部35が設けられ、第1ハンド部
35は第1昇降シリンダ34の作動によって昇降され
る。第1ハンド部35は鉛直軸回りで回動自在に支持さ
れると共に開閉自在となり、被加工歯車12の把持及び
解放を行うようになっている。同様に第2スライダ33
には第2昇降シリンダ36を介して第2ハンド部37が
設けられ、第2ハンド部37は第2昇降シリンダ36の
作動によって昇降される。第2ハンド部37は鉛直軸回
りで回動自在に支持されると共に開閉自在となり、被加
工歯車12の回動と被加工歯車12の把持及び解放を行
うようになっている。第1スライダ32、第1昇降シリ
ンダ34及び第1ハンド部35により第1ローダ38が
構成され、第2スライダ33、第2昇降シリンダ36及
び第2ハンド部37により第2ローダ39が構成されて
いる。
【0019】尚、図示例では、第1ハンド部35及び第
2ハンド部37の昇降を第1昇降シリンダ34及び第2
昇降シリンダ36の作動によって行っているが昇降手段
はこれに限定されることはない。例えば、第1スライダ
32及び第2スライダ33に上下方向に延びる支持体を
固定すると共に、支持体に上下端が固定されたタイミン
グベルトを設け、第1ハンド部35及び第2ハンド部3
7側に駆動プーリを支持してこの駆動プーリをタイミン
グベルトに噛み合わせ、駆動プーリの駆動により第1ハ
ンド部35及び第2ハンド部37の昇降を行うようにす
ることも可能である。この場合、第1ハンド部35及び
第2ハンド部37の昇降をより迅速に且つ正確に行うこ
とができる。
【0020】第1ローダ38では、第1ハンド部35に
よりワーク搬入装置6の素材投入部8の素材7が90度
回転されて歯形形成加工装置部3の歯形形成待機部17
に搬送されると共に、歯形形成待機部17の歯形形成加
工済ワーク12が面取り加工装置部4の面取り待機部2
3に搬送される。第2ローダ39では、第2ハンド部3
7により面取り待機部23の面取り加工済ワーク12が
90度回動されて仕上げ加工装置部5の仕上げ待機部2
7に搬送されると共に、仕上げ待機部27の仕上げ加工
済ワーク12がワーク搬出装置10の加工済ワーク排出
部11に搬送される。第1ローダ38及び第2ローダ3
9の動作は、互いに干渉しないように、また、各加工装
置部での加工の状況に応じて制御される。
【0021】作業者が素材7をワーク搬入装置6に供給
すると、第1ローダ38によって素材7が歯形形成加工
装置部3の歯形形成待機部17に搬送され、歯形形成待
機部17に搬送された素材7はホブローダ18により歯
形形成装置であるホブヘッド13の主軸15及びテール
ストック16の間に搬送されて支持される。歯形形成加
工(ホブ加工)が終了すると、歯形形成加工済ワーク1
2はホブローダ18により歯形形成待機部17に搬送さ
れ、歯形形成待機部17に搬送された歯形形成加工済ワ
ーク12は第1ローダ38によって面取り加工装置部4
の面取り待機部23に搬送される。
【0022】面取り待機部23に搬送された歯形形成加
工済ワーク12は、面取りローダ24によって面取り装
置19の主軸20及びテールストック21の間に搬送さ
れて支持される。面取り工具22により面取り加工が終
了すると、洗浄された後(詳細は後述する)面取り加工
済ワーク12は面取りローダ24により面取り待機部2
3に搬送される。面取り待機部23に搬送された面取り
加工済ワーク12は第2ローダ39により90度回動さ
れて仕上げ加工装置部5の仕上げ待機部27に搬送され
る。
【0023】仕上げ待機部27に搬送された面取り加工
済ワーク12は、仕上げローダ28によって仕上げ装置
25の一対のダイ26の間に搬送される。一対のダイ2
6により仕上げ加工が終了すると、仕上げ加工済ワーク
12は仕上げローダ28により仕上げ待機部27に搬送
される。仕上げ待機部27に搬送された仕上げ加工済ワ
ーク12は第2ローダ39によりワーク搬出装置10の
加工済ワーク排出部11に搬送されて外部に搬送され
る。
【0024】上述した歯車加工装置1では、素材7をワ
ーク搬入装置6に供給することにより、歯形形成装置へ
の素材7の搬入、歯形形成装置での素材7の歯形の形
成、面取り装置19への歯形形成加工済ワーク12の搬
入、面取り装置19での歯形形成加工済ワーク12の面
取り加工及び洗浄、仕上げ装置25への面取り加工済ワ
ーク12の搬入、仕上げ装置25での面取り加工済ワー
ク12の仕上げ加工、及び、加工済ワーク排出部11へ
の仕上げ加工済ワーク12の搬出が一連の動作によって
実施される。従って、歯形形成から面取り加工及び仕上
げ加工までを1台の装置で実施することが可能になり、
ワークを一旦装置外に搬出したり中継所にワークを待機
させることなく歯形形成から面取り加工及び仕上げ加工
までを実施することができる。また、多数の搬送装置や
中継所を必要としないので、省スペース化を達成するこ
とができる。
【0025】図3乃至図8に基づいて、歯形形成加工装
置部3、面取り加工装置部4及び仕上げ加工装置部5の
構成を詳細に説明する。図3には歯形形成加工装置部3
の平面視状態、図4には歯形形成加工装置部3の側面視
状態、図5には面取り加工装置部4の平面視状態、図6
には面取り加工装置部4の側面視状態、図7には仕上げ
加工装置部5の平面視状態、図8には仕上げ加工装置部
5の側面視状態を示してある。
【0026】図3、図4に基づいて歯形形成加工装置部
3を説明する。
【0027】ベッド2には歯形形成待機部17及びホブ
ローダ18のベース41が固定されており、ベース41
には素材7及び歯形形成加工済ワーク12が載置される
ブロック42が設けられている。ブロック42を挟んで
コ字状のブラケット43が図3中左右方向に移動自在に
支持され、ブラケット43の一方側の壁面(図3中左
側)の内側には他方側の壁面方向に延びるロッド44が
固定されている。ブラケット43の他方側の壁面(図3
中右側)の内側には一方側の壁面方向に突出する押駒4
5が設けられている。
【0028】ブラケット43はエアシリンダ46の作動
ロッド46aの先端に固定され、エアシリンダ46の作
動ロッド46aの伸縮動作によりブラケット43は図3
中左右方向に往復移動される。ブラケット43が図3中
右端に位置した場合には(図3中実線で示した状態)、
ロッド44により素材7がブロック42の右側に押し出
され、ブラケット43が図3中左端に位置した場合には
(図3中点線で示した状態)、押駒45によって被加工
歯車12がブロック42上に戻されるようになってい
る。図中の符号で101 は、ハイドロチェッカーであり、
ハイドロチェッカー101 によりブラケット43の移動端
における速度及び衝撃が緩められ、被加工歯車12の慣
性移動を防止して位置精度を高めている。尚、エアシリ
ンダ46にスピードコントロール機構や緩衝機能等が備
えられていれば、ハイドロチェッカー101 は省略するこ
とができる。
【0029】ベース41には、ホブローダ18の本体4
7が固定され、本体47には旋回モータ48が設けられ
ている。旋回モータ48の出力軸49にはローダアーム
50が固定され、ローダアーム50は軸受51を介して
本体47に回転自在に支持されている。旋回モータ48
の駆動により、図3中左右方向に延びる中心軸回りでロ
ーダアーム50が旋回(図4中矢印方向)するようにな
っている。
【0030】ローダアーム50には旋回モータ48の出
力軸49を挟んで180度対称位置にワーク保持筒52
が設けられ、ワーク保持筒52は外周の一部が開口され
た状態になっている(図4参照)。ローダアーム50の
旋回により、ワーク保持筒52がブロック42の図3中
右端の位置と主軸15及びテールストック16の間の位
置とに位置するようになっている。ワーク保持筒52が
ブロック42の端部に位置した時に、ブロック42から
素材7がワーク保持筒52の内部に挿入され、もしくは
ワーク保持筒52の内部から歯形形成加工済ワーク12
がブロック42上に排出される。
【0031】この時反対側のワーク保持筒52に保持さ
れた素材7は、主軸15及びテールストック16に支持
され、ホブ14の作動によって歯形形成加工される。即
ち、図3に示したように、主軸15には素材7の端面を
位置決めすると共にテールストック16の先端部16a
が挿入されるチャック部15aが設けられ、先端部16
aが素材7を貫通してチャック部15aに挿入されるこ
とにより主軸15及びテールストック16に素材7が固
定支持される。そして、主軸15の駆動によって素材7
がホブ14の回転に同期して駆動回転され、ホブ14に
より素材7に歯形が形成されるようになっている。
【0032】上述した歯形形成加工装置部3では、エア
シリンダ46の作動ロッド46aが伸動してブラケット
43が図3中点線で示した状態にある時、歯形形成待機
部17であるブロック42上に素材7が第1ローダ38
によって搬送される。ブロック42上に素材7が載置さ
れると、エアシリンダ46の作動ロッド46aが伸動し
てロッド44により素材7がワーク保持筒51の内部に
挿入される(図3中実線で示した状態)。この状態で旋
回モータ48の駆動によりローダアーム50が旋回し、
主軸15及びテールストック16の間に素材7が搬送さ
れる。同時に、ホブ14によって歯形形成加工された歯
形形成加工済ワーク12がブロック42の側部に搬送さ
れる。素材7は主軸15及びテールストック16の保持
されてホブ14により所定の加工が施される。
【0033】素材7の加工中に、エアシリンダ46の作
動ロッド46aが縮動して押駒45によって歯形形成加
工済ワーク12がワーク保持筒52の内部からブロック
42上に押し出される。また、ブロック42上に押し出
された歯形形成加工済ワーク12は第1ローダ38によ
って面取り加工装置部4の面取り待機部23に搬送され
る。更に、ブロック42上に次の素材7が搬送され、エ
アシリンダ46の作動ロッド46aが縮動してロッド4
4により次の素材7がワーク保持筒52の内部に挿入さ
れて待機する。
【0034】このようにして、素材7をホブ14によっ
て加工している間に、歯形形成加工済ワーク12の搬
出、次の素材7の搬入及びワーク保持筒52の内部への
挿入を行い、素材7の搬入と歯形形成加工済ワーク12
の搬出とが連続して実施できるようになっている。
【0035】図5、図6に基づいて面取り加工装置部4
を説明する。
【0036】ベッド2には面取り待機部23及び面取り
ローダ24のベース61が固定されており、ベース61
には歯形形成加工済ワーク12及び面取り加工済ワーク
12が載置されるブロック62が設けられている。ブロ
ック62を挟んでコ字状のブラケット63が図5中左右
方向に移動自在に支持されており、ブラケット63の対
向する壁面の内側には他方側の壁面方向に延びるロッド
64、65がそれぞれ固定されている。
【0037】ブラケット63はエアシリンダ66の作動
ロッド66aの先端に固定され、エアシリンダ66の作
動ロッド66aの伸縮動作によりブラケット63は図5
中左右方向に往復移動される。ブラケット63が図5中
右端に位置した場合には(図5中実線で示した状態)、
一方側のロッド64により歯形形成加工済ワーク12が
ブロック62の右側に押し出され、ブラケット63が図
5中左端に位置した場合には(図5中点線で示した状
態)、他方側のロッド65によって面取り加工済ワーク
12がブロック42上に戻されるようになっている。図
中の符号で102 は、ハイドロチェッカーであり、ハイド
ロチェッカー102 によりブラケット63の移動端におけ
る速度及び衝撃が緩められ、被加工歯車12の慣性移動
を防止して位置精度を高めている。尚、エアシリンダ6
6にスピードコントロール機構や緩衝機能等が備えられ
ていれば、ハイドロチェッカー102 は省略することがで
きる。
【0038】ベース61には、面取りローダ24の本体
67が固定されており、本体67には旋回モータ68が
設けられている。旋回モータ68の出力軸69にはロー
ダアーム70が固定され、ローダアーム70は軸受71
を介して本体67に回転自在に支持されている。旋回モ
ータ68の駆動により、図5中左右方向に延びる中心軸
回りでローダアーム70が旋回(図6中矢印方向)する
ようになっている。
【0039】ローダアーム70には円周方向の3等分の
位置(120度毎)にワーク保持筒72が設けられ、ワ
ーク保持筒72は外周の一部の2ヵ所が開口された状態
になっている(図6参照)。ローダアーム70は120
度毎に旋回し、ローダアーム70の旋回により、ワーク
保持筒72がブロック62の図5中右端の位置と主軸2
0及びテールストック21の間の位置と洗浄部80の位
置とにそれぞれ位置決めされるようになっている。
【0040】ワーク保持筒72がブロック62の端部に
位置した時に、ブロック62から歯形形成加工済ワーク
12がワーク保持筒72の内部に挿入され、もしくはワ
ーク保持筒72の内部から面取り加工済ワーク12がブ
ロック62上に排出される。
【0041】また、ワーク保持筒72が主軸20及びテ
ールストック21の間に位置した時に、ワーク保持筒7
2に保持された歯形形成加工済ワーク12は、主軸20
及びテールストック21に支持される。即ち、図5に示
したように、主軸20には歯形形成加工済ワーク12の
端面を位置決めすると共にテールストック21の先端部
21aが挿入されるチャック部20aが設けられ、先端
部21aが歯形形成加工済ワーク12を貫通してチャッ
ク部20aに挿入されることにより主軸20及びテール
ストック21に歯形形成加工済ワーク12が固定支持さ
れる。そして、主軸20の駆動によって歯形形成加工済
ワーク12は駆動回転されるようになっている。
【0042】また、ワーク保持筒72が洗浄部80に位
置した時に、ワーク保持筒72の内部に保持された面取
り加工済ワーク12には洗浄液が噴射され、面取り加工
で付着した切り屑等が洗い落とされるようになってい
る。
【0043】一方、主軸20及びテールストック21に
支持された歯形形成加工済ワーク12に対して面取り工
具22が接近離遠自在に支持されている。即ち、面取り
ローダ24を挟んでブロック62の反対側にはヘッド7
3が図5中上下方向(図6中左右方向)に移動自在に支
持され、ヘッド73には面取りホイール74が支持され
ている。ヘッド73はシリンダ75の駆動によって往復
駆動するようになっており、面取りホイール74は一対
のホイールにより構成されている。面取りホイール74
は歯形形成加工済ワーク12に噛み合うことにより連れ
回りし、歯形形成加工済ワーク12の歯面のそれぞれの
端部(鋭角側)の面取りが実施される。
【0044】また、面取りローダ24の下方には、主軸
20及びテールストック21に支持された歯形形成加工
済ワーク12に対して接近離遠自在に面取りブロック7
6が支持され、面取りブロック76の先端には一対のバ
イト77が固定されている。面取りブロック76はシリ
ンダ78の駆動によって往復駆動するようになってお
り、駆動回転される歯形形成加工済ワーク12の歯先部
の両端部の面取り(歯先部の両端面のカエリ取り)が実
施される。面取りホイール74及び一対のバイト77に
よる面取りは、主軸20及びテールストック21に支持
された歯形形成加工済ワーク12に対して同時に行われ
る。
【0045】上述した面取り加工装置部4では、エアシ
リンダ66の作動ロッド66aが縮動してブラケット6
3が図5中点線で示した状態にある時、面取り待機部2
3であるブロック62上に歯形形成加工済ワーク12が
第1ローダ38によって搬送される。ブロック62上に
歯形形成加工済ワーク12が載置されると、エアシリン
ダ66の作動ロッド66aが伸動してロッド64により
歯形形成加工済ワーク12がワーク保持筒72の内部に
挿入される(図5中実線で示した状態)。
【0046】この状態で、旋回モータ68が駆動する
と、ローダアーム70が120度旋回して主軸20及び
テールストック21の間に歯形形成加工済ワーク12が
搬送される。同時に、面取りホイール74及びバイト7
7によって面取り加工された面取り加工済ワーク12が
洗浄部80の位置に搬送されると共に、洗浄部80で洗
浄された面取り加工済ワーク12がブロック62の側部
に搬送される。
【0047】主軸20の駆動によって歯形形成加工済ワ
ーク12が駆動回転され、シリンダ75、78の駆動に
より面取りホイール74が歯形形成加工済ワーク12に
接近して噛み合うと同時に、バイト77が歯形形成加工
済ワーク12に接近して当接し、歯形形成加工済ワーク
12に対して所定の面取り加工が施される。この時、洗
浄部80では、面取り加工された面取り加工済ワーク1
2の洗浄が行われる。
【0048】歯形形成加工済ワーク12の面取り加工中
及び面取り加工済ワーク12の洗浄中に、エアシリンダ
66の作動ロッド66aが伸動してロッド65によって
洗浄が終了した面取り加工済ワーク12がワーク保持筒
72の内部からブロック62上に押し出される。また、
ブロック42上に押し出された面取り加工済ワーク12
は第2ローダ39によって仕上げ加工装置部5の仕上げ
待機部27に搬送される。更に、ブロック62上に第1
ローダ38によって次の歯形形成加工済ワーク12が搬
送され、エアシリンダ66の作動ロッド66aが伸動し
てロッド64により次の歯形形成加工済ワーク12がワ
ーク保持筒72の内部に挿入されて待機する。
【0049】このようにして、面取りホイール74及び
一対のバイト77により歯形形成加工済ワーク12を面
取り加工している間に、面取り加工済ワーク12の洗
浄、面取り加工済ワーク12の搬出、次の歯形形成加工
済ワーク12の搬入及びワーク保持筒72の内部への挿
入を行い、歯形形成加工済ワーク12の搬入と面取り加
工済ワーク12の洗浄及び搬出とが連続して実施できる
ようになっている。
【0050】図7、図8に基づいて仕上げ加工装置部5
を説明する。
【0051】ベッド2には仕上げ待機部27及び仕上げ
ローダ28のベース81が設けられており、ベース81
には面取り加工済ワーク12及び仕上げ加工済ワーク1
2が載置される載置台82が設けられている。ベース8
1は図7中左右方向に所定量移動自在に支持され、ベー
ス81は図示しないばねにより図7中右方向に常時付勢
されると共に図示しないストッパにより付勢方向の位置
が規制されている。載置台82には、軸芯が図7中上下
方向(図8中左右方向)に延びて面取り加工済ワーク1
2及び仕上げ加工済ワーク12が載置されるようになっ
ている。載置台82の上面には面取り加工済ワーク12
及び仕上げ加工済ワーク12が挿入されるスライド台8
3が設けられ、スライド台83は図7中上下方向(図8
中左右方向)に往復移動自在となっている。スライド台
83にはシリンダ84のロッド84aの先端が固定さ
れ、シリンダ84の駆動によりロッド84aが伸縮する
ことで、スライド台83が往復駆動される。
【0052】ベース81には仕上げローダ28の本体8
5が図7中左右方向(図8中紙面に垂直な方向)に延び
る中心軸回りで回転自在に支持され、本体85は旋回モ
ータ86の駆動によりチェーン87及びスプロケット8
8を介して回動(図8中矢印方向)するようになってい
る。本体85には保持ロッド89が90度間隔で放射状
に4本支持され、保持ロッド89は軸芯回りで回転自在
となっている。旋回モータ86の駆動により本体85は
90度毎に回動し、保持ロッド89が、仕上げ待機部2
7の載置台82に対向する位置と、仕上げ装置25の一
対のダイ26の間、及び上下位置とに位置決めされるよ
うになっている(図8の状態)。
【0053】尚、図示例では、4本の保持ロッド89を
90度間隔で放射状に本体85に支持したが、2本の保
持ロッド89を水平に支持し、旋回モータ86の駆動に
より本体85を180度毎に回動させ、仕上げ待機部2
7の載置台82に対向する位置と、仕上げ装置25の一
対のダイ26の間との2位置に保持ロッド89を位置決
めするようにすることも可能である。この場合、上下位
置に位置決めされる保持ロッド89がなくなり、待機す
る被加工歯車12が仕上げローダ28に存在しないこと
になる。
【0054】スライド台83が図7中下方に移動した状
態で、本体85の保持ロッド89が載置台82に対向し
た時、シリンダ84のロッド84aが伸動することによ
りスライド台83に保持された面取り加工済ワーク12
が保持ロッド89に挿入される。スライド台83が図7
中上方に移動した状態で、本体85の回動により保持ロ
ッド89に挿入保持された仕上げ加工済ワーク12がス
ライド台83に挿入されると、シリンダ84のロッド8
4aが縮動してスライド台83に挿入された仕上げ加工
済ワーク12が保持ロッド89から抜かれて載置台82
に戻される。
【0055】一方、仕上げローダ28を挟んで仕上げ装
置25の一対のダイ26の後部側(図7中上側、図8中
右側)には主軸装置90が設けられ、主軸装置90は前
後方向(図7中上下方向、図8中左右方向)に移動自在
で主軸91が駆動回転自在となっている。主軸91は駆
動モータ92及びベルト93を介して駆動回転されるよ
うになっている。保持ロッド89が仕上げ装置25の一
対のダイ26の間に位置した際に、主軸装置90が前進
して主軸91のチャック部91aにより面取り加工済ワ
ーク12が保持ロッド89に押し付けられ、主軸91の
駆動回転により面取り加工済ワーク12は保持ロッド8
9と共に回転する。
【0056】仕上げ装置25の一対のダイ26の駆動軸
94は自在継ぎ手95を介して駆動モータ96に連結さ
れており、図7中右側のダイ26(移動ダイ)は相手側
のダイ26(固定ダイ)に対して接近離遠自在(図7中
矢印方向)に支持されている。仕上げローダ28の本体
85が回動する時、移動ダイ26は固定ダイ26に対し
て離遠状態にされている。本体85の回動により保持ロ
ッド89に支持された面取り加工済ワーク12が一対の
ダイ26の間に位置決めされて主軸91のチャック部9
1aにより保持ロッド89に押し付けられ、主軸91の
駆動回転により面取り加工済ワーク12が駆動回転する
と、一対のダイ26は駆動回転した状態で移動ダイ26
が固定ダイ26に接近移動して予め回転している面取り
加工済ワーク12に噛み合うようになっている。
【0057】つまり、駆動回転した状態で接近移動する
一対のダイ26と噛み合う時の衝撃を緩和するために、
面取り加工済ワーク12を一対のダイ26の回転に合わ
せて駆動回転させるようになっている。一対のダイ26
が面取り加工済ワーク12に噛み合ってダイ26の駆動
によって面取り加工済ワーク12を回転させることによ
り、面取り加工済ワーク12の歯面が仕上げ加工され
る。
【0058】仕上げローダ28の下部には円弧状の案内
97が設けられ、案内97は保持ロッド89の回動軌跡
に沿った形状となっている。仕上げローダ28の本体8
5の回動により仕上げ加工済ワーク12を保持した保持
ロッド89が下方に位置した場合、保持ロッド89に保
持された面取り加工済ワーク12は案内97によって落
下が阻止されるようになっている。
【0059】上述した仕上げ加工装置部5では、シリン
ダ84のロッド84aが縮動してスライド台83が図7
中実線で示した状態にある時、仕上げ待機部27である
載置台82上に面取り加工済ワーク12が第2ローダ3
9によって搬送され、スライド台83に面取り加工済ワ
ーク12が挿入される。この時、第2ローダ39の第2
ハンド部37の回動により面取り加工済ワーク12は9
0度回動され、中心軸が図7中上下方向(図8中左右方
向)を向くようになっている。
【0060】載置台82上で面取り加工済ワーク12が
スライド台83に挿入されると、シリンダ84のロッド
84aが伸動して面取り加工済ワーク12が仕上げロー
ダ28の保持ロッド89に挿入される(図7中点線で示
した状態)。この状態で旋回モータ86の駆動により仕
上げローダ28の本体85が90度毎に旋回する。本体
85が旋回する際には、一対のダイ26は互いに離遠状
態になっている。
【0061】旋回モータ86の駆動により仕上げローダ
28の本体85が2回旋回(180度旋回)すると、面
取り加工済ワーク12が一対のダイ26の間に位置決め
されて主軸装置90と対向する。主軸装置90が前進し
て主軸91のチャック部91aにより面取り加工済ワー
ク12が保持ロッド89に押し付けられ、駆動モータ9
2の駆動により保持ロッド89と共に面取り加工済ワー
ク12が駆動回転される。この状態で移動ダイダイ26
が駆動回転しながら駆動回転する固定ダイ26に接近移
動し、予め回転している面取り加工済ワーク12の両側
に駆動回転する一対のダイ26が噛み合う。
【0062】この時、移動ダイダイ26の接近動により
面取り加工済ワーク12を介してベース81が図示しな
いばねの付勢力に抗して図7中左側に僅かに移動し、面
取り加工済ワーク12が固定ダイ26に押し付けられて
面取り加工済ワーク12の両側に駆動回転する一対のダ
イ26が噛み合うことになる。駆動回転する一対のダイ
26が面取り加工済ワーク12の両側に噛み合うことに
より、面取り加工済ワーク12が連れ回りされて歯面の
仕上げ加工が実施される。
【0063】加工が終了すると、移動ダイ26が固定ダ
イ26に対して図7中右側に離反動し、移動ダイ26の
動きに追従してベース81がばねの付勢力によってスト
ッパに規制される位置まで僅かに移動する。この状態で
固定ダイ26と仕上げ加工済ワーク12の噛み合いが外
れ、移動ダイ26が更に離反動して一対のダイ26と仕
上げ加工済ワーク12の噛み合いが外れて仕上げ加工が
終了する。
【0064】仕上げローダ28が旋回する時は、シリン
ダ84のロッド84aは伸動してスライド台83が前進
状態にされ(図7中点線で示した状態)、仕上げ加工が
行われた仕上げ加工済ワーク12がスライド台83に挿
入される。面取り加工済ワーク12の仕上げ加工中に、
シリンダ84のロッド84aが縮動してスライド台83
が後退し、保持ロッド89に挿入されていた仕上げ加工
済ワーク12が載置台82上に移される。
【0065】この状態で、第2ローダ39により仕上げ
加工済ワーク12がワーク搬出装置10の加工済ワーク
排出部11に搬送される。その後、第2ローダ39によ
り次の面取り加工済ワーク12が載置台82上のスライ
ド台83に挿入される。そして、シリンダ84のロッド
84aが伸動して次の面取り加工済ワーク12が保持ロ
ッド89に挿入され、仕上げ加工に備えて待機する。
【0066】このようにして、一対のダイ26により面
取り加工済ワーク12を仕上げ加工している間に、仕上
げ加工済ワーク12の搬出、次の面取り加工済ワーク1
2の搬入及び保持ロッド89への挿入を行い、面取り加
工済ワーク12の搬入と仕上げ加工済ワーク12の搬出
とが連続して実施できるようになっている。
【0067】上述した歯車加工装置1では、歯形形成加
工装置部3、面取り加工装置部4、仕上げ加工装置部5
の各部材の動作及び第1ローダ38、第2ローダ39の
動作は、予め設定された順序によってシーケンシャルに
制御される。これにより、作業者がワーク搬入装置6の
素材投入部8に素材7を投入することで、歯形の形成か
ら面取り加工、及び仕上げ加工までの加工を自動的にし
かも無駄な時間を要することなく実施され、仕上げ加工
済ワーク12が加工済ワーク排出部11に排出される。
【0068】従って、歯形形成加工装置部3、面取り加
工装置部4及び仕上げ加工装置部5の各加工装置で、加
工が終了した被加工歯車12を一旦装置外に搬出し、中
継所に被加工歯車12を待機させて次の加工装置に搬送
する必要がなくなり、多数の搬送装置及び中継所が不要
になると共にスペースを少なくすることができる。ま
た、搬送装置が大型で複雑化することがなく搬送時間も
短縮することができる。
【0069】尚、ホブローダ18、面取りローダ24及
び仕上げローダ28の構成は、上述した実施形態例に限
定されず、被加工歯車12の形状や大きさによっては直
接被加工歯車12を把持するハンドを用いる等、種々の
形態のローダを用いることが可能である。また、ワーク
ローダとして第1ローダ38及び第2ローダ39の2つ
のワークローダを用いた例を挙げて説明したが、1つの
ワークローダあるいは3つ以上のワークローダを用いる
ことも可能である。
【0070】
【発明の効果】本発明の歯車加工装置は、一つのベッド
に歯形形成加工装置部、面取り加工装置部及び仕上げ加
工装置部を支持し、素材投入部と歯形形成待機部との
間、及び歯形形成待機部と面取り待機部との間、及び面
取り待機部と仕上げ待機部との間、及び仕上げ待機部と
加工済ワーク搬出部との間でワークの搬送を行うワーク
ローダを備えたので、各加工装置部で加工が終了したワ
ークを一旦装置外に搬出して中継所に待機させることな
く、歯形の形成から面取り加工、及び仕上げ加工までの
加工を自動的に実施することができる。この結果、歯車
の加工を行う装置の省スペース化を図ることが可能にな
ると共に搬送装置の簡素化及び搬送時間の短縮化を図る
ことが可能になる。
【0071】また、面取り加工装置部に洗浄ステーショ
ンを設けたので、面取り加工時に生じた切り屑等が付着
したままワークが仕上げ加工装置部に搬送される虞がな
くなり、仕上げ加工時に切り屑等によって歯面に傷が付
く等の不具合が生じることがない。また、ワークローダ
を第1ワークローダと第2ワークローダとにより構成し
たので、無駄な時間を要することなくワークを搬送する
ことができ、一層の搬送時間の短縮化を図ることが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係る歯車加工装置の全
体構成を表す正面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】歯形形成加工装置部3の平面図。
【図4】歯形形成加工装置部3の側面図。
【図5】面取り加工装置部4の平面図。
【図6】面取り加工装置部4の側面図。
【図7】仕上げ加工装置部5の平面図。
【図8】仕上げ加工装置部5の側面図。
【符号の説明】
1 歯車加工装置 2 ベッド 3 歯形形成加工装置部 4 面取り加工装置部 5 仕上げ加工装置部 6 ワーク搬入装置 7 素材 8 素材投入部 10 ワーク排出装置 11 加工済ワーク排出部 12 被加工歯車(歯形形成加工済ワーク、面取り加工
済ワーク、仕上げ加工済ワーク) 13 ホブヘッド 14 ホブ 17 歯形形成待機部 18 ホブローダ 19 面取り装置 22 面取り工具 23 面取り待機部 24 面取りローダ 25 仕上げ装置 26 ダイ 27 仕上げ待機部 28 仕上げローダ 29 ガントリローダ 38 第1ローダ 39 第2ローダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素材から歯車の歯形を形成する歯形形成
    装置、歯形形成装置の歯形形成加工部と歯形形成待機部
    との間で素材及び歯形形成加工済ワークの受け渡しを行
    う歯形形成部受け渡し装置、からなる歯形形成加工装置
    部と、 歯形形成装置で歯形成形されたワークの歯部の面取り加
    工を行う面取り装置、面取り装置の面取り加工部と面取
    り待機部との間で歯形形成加工済ワーク及び面取り加工
    済ワークの受け渡しを行う面取り部受け渡し装置、から
    なる面取り加工装置部と、 面取り装置で面取りされたワークの歯面の仕上げ加工を
    行う仕上げ装置、仕上げ装置の仕上げ加工部と仕上げ待
    機部との間で面取り加工済ワーク及び仕上げ加工済ワー
    クの受け渡しを行う仕上げ部受け渡し装置、からなる仕
    上げ加工装置部と、 歯形形成加工装置部、面取り加工装置部及び仕上げ加工
    装置部を支持する一つのベッドと、 素材投入部と歯形形成待機部との間、及び歯形形成待機
    部と面取り待機部との間、及び面取り待機部と仕上げ待
    機部との間、及び仕上げ待機部と加工済ワーク搬出部と
    の間でワークの搬送を行うワークローダとを備えたこと
    を特徴とする歯車加工装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、面取り部受け渡し装
    置には、面取り加工部と面取り待機部との間に面取り加
    工済ワークの洗浄を行う洗浄ステーションが備えられて
    いることを特徴とする歯車加工装置。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは請求項2において、ワ
    ークローダは、素材投入部と歯形形成待機部との間、及
    び歯形形成待機部と面取り待機部との間でワークを搬送
    する第1ワークローダと、面取り待機部と仕上げ待機部
    との間、及び仕上げ待機部と加工済ワーク搬出部との間
    でワークを搬送する第2ワークローダとからなることを
    特徴とする歯車加工装置。
JP23295196A 1996-09-03 1996-09-03 歯車加工装置 Withdrawn JPH1076425A (ja)

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Cited By (3)

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