JPH1076737A - プリンタにおけるリボン送り装置 - Google Patents

プリンタにおけるリボン送り装置

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JPH1076737A
JPH1076737A JP25397196A JP25397196A JPH1076737A JP H1076737 A JPH1076737 A JP H1076737A JP 25397196 A JP25397196 A JP 25397196A JP 25397196 A JP25397196 A JP 25397196A JP H1076737 A JPH1076737 A JP H1076737A
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JP
Japan
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holder
transmission gear
carriage
gear
ribbon
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JP25397196A
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English (en)
Inventor
Makoto Sugai
誠 菅井
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリッジと共に移動されるピニオンとラッ
クとの噛み合いが外れないようにし、構造が単純で組み
立ても容易となるリボン送り装置を提供する。 【解決手段】 支軸部28を中心にして回動自在に第1
ホルダ33を設け、第1ホルダ33にラック8と噛み合
うピニオン34を回転自在に軸支すると共に第2ホルダ
36を回動自在に軸支する。第1ホルダ33を介してピ
ニオン34をラック8に向けて付勢する付勢手段40を
設ける。第2ホルダ36の一端に、ピニオン34の回転
方向に応じた第2ホルダ36の正逆回動にしたがって、
リボン送りギア32と噛合及び噛合離脱する第1伝達ギ
ア38を回転自在に設け、第2ホルダ36の他端に、第
1伝達ギア38と噛合する第2伝達ギア39を回転自在
に軸支する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタにおける
リボン送り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】キャリッジの移動方向に沿って配置され
たラックと、キャリッジに設けられた支軸と、支軸に回
動自在に設けられたアームと、ラックと噛み合うと共に
アームの先端に回動自在に設けられたピニオンと、キャ
リッジに配設されると共にピニオンと連係するリボン巻
き上げ機構とを備え、ラックに噛み合うピニオンを動力
原として、キャリッジの移動動作によってリボン巻き上
げ機構のリボン巻き上げ軸を回転駆動するリボン送り装
置が、例えば、特開平5−562号公報に記載されてい
る。
【0003】このものは、キャリッジに設けられた支軸
に回動自在に設けられたアームの一端が印字ヘッドを取
り付けた印字ヘッド取付板と連結され、印字ヘッドと一
体の印字ヘッド取付板をプラテンに対して接離する方向
に移動する接近・退避機構がキャリッジに設けられてお
り、接近・退避機構により印字ヘッドがプラテンに対し
て接近した場合には、印字ヘッド取付板の接近移動に伴
ってアームの一端が引き込まれ、ラックに対してピニオ
ンが噛み合い、ピニオンと連係するリボン巻き上げ機構
によるリボンの巻き上げが行われる一方、接近・退避機
構により印字ヘッドがプラテンに対して退避した場合に
は、印字ヘッド取付板の退避移動に伴ってアームの一端
が押し下げられ、ラックとピニオンとの噛み合いが解か
れ、ピニオンと連係するリボン巻き上げ機構によるリボ
ンの巻き上げを行なわないようにしたものである。
【0004】また、印字ヘッドを搭載してプラテンの長
手方向に移動されるキャリッジを案内軸に摺動可能に嵌
合し、案内軸の偏心回動によりプラテンに対して接離す
る前後方向にキャリッジを動くようにし、種々の厚みの
用紙に対応するようにし、案内軸の前側にキャリッジの
移動方向に伸びて設けられたラックに、キャリッジの移
動に伴って回転されるピニオン歯車を噛み合わせ、ピニ
オン歯車の回転力でキャリッジに搭載したインクリボン
カセットのインクリボンの走行を行わせ、キャリッジに
取り付けたカセット取り付けベースをラックに摺動可能
に係合させると共に、ラックを前側に向けてバネで付勢
し、ラックをキャリッジと共に前後方向に動かすことに
より、キャリッジが前後方向に移動した時、キャリッジ
と共に移動されるピニオン歯車とラックとの噛み合いが
外れないようにして種々の厚みの用紙の印字を行うプリ
ンタが、特開平6−340159号として知られてい
る。
【0005】このものにおけるラックとキャリッジとの
係合は、ラックに、その長手方向に沿って第1案内溝条
と第2案内溝条とを設け、キャリッジに一体に設けられ
たカセット取り付けベースに、第1ラック係合部及び第
2ラック係合部をそれぞれ設け、第1案内溝条内に第2
ラック係合部を嵌入して第1ラック係合部と第2ラック
係合部との間にラックの前面壁を摺動可能に挟み込んで
係合されている。
【0006】また、ラックとラックに噛み合うピニオン
とは、ラックに設けられた第1案内溝条と第2案内溝条
とにそれぞれ摺動自在に嵌入されてラックに摺動可能に
摺動子が設けられ、ラックに噛み合う大径歯車部を有し
たピニオン歯車が摺動子に回動自在に支持され、ピニオ
ン歯車の小径歯車部がキャリッジ側のリボン送り機構と
連係されている。
【0007】このため、このものは、ピニオン歯車とラ
ックとの噛み合いが外れないようにするために、ラック
に第1案内溝条と第2案内溝条とを設ける必要があり、
また、カセット取り付けベースに、第1ラック係合部及
び第2ラック係合部をそれぞれ設けたり、摺動子を設け
たりしなければならないため、構造が複雑となって製造
コストがかかり、しかも、ラックにカセット取り付けベ
ースを係合させると共に、摺動子をラックの第1案内溝
条と第2案内溝条とにそれぞれ摺動自在に嵌入しなけれ
ばならないため、組み立てにも時間を要する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ラッ
クに係合部を設けなくとも、キャリッジが移動した時、
キャリッジと共に移動されるピニオンとラックとの噛み
合いが外れないようにすることを可能とし、構造が単純
で組み立ても容易となるリボン送り装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタにおけ
るリボン送り装置は、キャリッジと、前記キャリッジの
移動方向に沿って配設されたラックと、前記キャリッジ
の支軸部に回転自在に軸支されたリボン送りギアと、前
記リボン送りギアと同軸に一体に設けられたリボン送り
軸とを有するプリンタにおいて、前記支軸部を中心にし
て回動自在に第1ホルダを設け、前記第1ホルダに前記
ラックと噛み合うピニオンを回転自在に軸支すると共に
第2ホルダを回動自在に軸支し、前記第2ホルダの一端
に、前記ピニオンの回転方向に応じた前記第2ホルダの
正逆回動にしたがって、前記リボン送りギアと噛合及び
噛合離脱する第1伝達ギアを回転自在に設け、前記第2
ホルダの他端に、前記第1伝達ギアと噛合すると共に、
前記リボン送りギアと前記第1伝達ギアとが噛合離脱す
る場合に前記リボン送りギアと噛合し、前記リボン送り
ギアと前記第1伝達ギアとが噛合する場合に前記リボン
送りギアと噛合離脱する第2伝達ギアを回転自在に軸支
し、前記第1ホルダを介して前記ピニオンを前記ラック
に向けて付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする構
成を有する。
【0010】また、前記第2ホルダに配設された前記第
1伝達ギアのギア軸と及び前記第2伝達ギアのギア軸の
うちの少なくとも一方のギア軸の一部に、前記第1伝達
ギアの回転及び前記第2伝達ギアの回転に対してブレー
キ力を発生させる突起を設ける。
【0011】さらに、前記付勢手段を、その一端を前記
第1ホルダに設けた係止部に係止し、他端を前記キャリ
ッジの係止部に係止させて前記ピニオンを前記ラックに
向けて付勢させたバネにより構成する。
【0012】またさらに、前記第1伝達ギアと前記リボ
ン送りギアとの噛み合い及び前記第2伝達ギアと前記リ
ボン送りギアとの噛み合いが適正となるべく前記第2ホ
ルダの正逆回動を規制するストッパを前記第1ホルダに
設ける。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明のリボン送り装置
を適用した一実施形態のインパクトドットプリンタの要
部を示す斜視図であり、図2は、プリンタのキャリッジ
部分を示す正面図である。
【0014】図1に示すように、プリンタ本体1は、左
右の側部を形成する互いに平行な左サイドフレーム2及
び右サイドフレーム3を備える。左右のサイドフレーム
2,3の間には、キャリッジシャフト4が水平に横架さ
れ、キャリッジシャフト4には、キャリッジ5がプリン
タ本体1の左右方向に摺動可能に嵌合されると共にキャ
リッジシャフト4と共に上下移動可能に支持されてい
る。キャリッジ5には、印字ヘッド6がそのドットピン
側6aを鉛直下方に向けてビス等により脱着可能に取り
付けられている。印字ヘッド6の軌跡の真下には、印字
ヘッド6のドットピンのインパクトを受け止めるプラテ
ン7が配置されている。
【0015】また、図1に示すように左サイドフレーム
2の上端と右サイドフレーム3の上端との間には、ラッ
ク8を備えたアッパーフレーム9が水平に横設されてい
る。ラック8は、アッパーフレーム9の正面側に鉛直下
方に向けてキャリッジ5の移動方向に沿って形成されて
おり、キャリッジ5の上端部がラック8に係合されてい
る。なお、図1には図示していないが、キャリッジ5の
後部には、キャリッジ5がラック8に沿って移動する際
にラック8から動力を受け取って後述するリボン送り軸
10をリボンの送り方向に回転するリボン送り機構が配
設されている。
【0016】図2に示すように、キャリッジ5の前面上
部の中央には、リボン送り軸10が回転自在に突設さ
れ、キャリッジ5の前面に対して、印字ヘッド6のドッ
トピン側6aの前面とプラテン7との間にインクリボン
11を介装して給送するインクリボンカセット12が着
脱可能に装着される。
【0017】インクリボンカセット12は、インクリボ
ン11が収納されるカセット本体12aにインクリボン
11が通る一対のガイドアーム12b,12bが突設さ
れ、ガイドアーム12b,12b間に印字ヘッド6を配
置させる通孔12cが設けられ、ガイドアーム12b,
12bの先端間に渡ってインクリボン11を露出させて
走行させるようになっている。また、カセット本体12
aの裏側に、インクリボン11を走行させる入力部(図
示せず)を有し、この入力部は、カセット本体12aが
キャリッジ5に装着された際に、リボン送り軸10に嵌
合して、リボン送り軸10と共に回転される。
【0018】なお、図1に示すように、キャリッジシャ
フト1は、その両端に偏心軸支部13,13が設けら
れ、左右の偏心軸支部13,13が左右のサイドフレー
ム2,3にそれぞれ回転自在に設けられた軸受14及び
軸受材15の偏心位置にそれぞれ軸支されると共に、右
サイドフレーム3に配設された軸受材15の外周には駆
動力伝達機構16の出力ギア17が形成され、正逆回転
可能な駆動モータM2により駆動力伝達機構16を介し
て偏心軸支部13,13を回動させ、キャリッジシャフ
ト4の軸線に対する偏心寸法の2倍に相当する距離の範
囲内で、プラテン7に接離する上下方向にキャリッジ5
を移動可能とされており、キャリッジ5と一体のプラテ
ン7と印字ヘッド6の前面に配置されるインクリボン1
1との間に給送される用紙の厚みに応じて、プラテン7
と印字ヘッド6との間の距離を調整する。
【0019】図3は、キャリッジ5をキャリッジシャフ
ト4に沿ってプリンタ本体1の左右方向に移動するため
のキャリッジ移動機構18を説明するためのプリンタの
要部平面図である。
【0020】キャリッジ移動用モータM1は、右サイド
フレーム3の後部下方に配設され、キャリッジ移動用モ
ータM1のモータ軸(図示省略)には、ドライブギア1
9が固着されている。モータ軸の上方には、モータ軸と
平行な支軸20が、補助プレート31と右サイドフレー
ム3の後壁3aとの間に回転自在に軸支され、支軸20
には、ドライブギア19と噛み合う伝達ギア21及び伝
達ギア21と一体で同軸の伝達プーリ22が回転自在に
軸支されている。
【0021】左サイドフレーム2の内側には支持材23
が取り付けられ、右サイドフレーム3側に配設された伝
達プーリ22と対となる従動プーリ24が支持材23に
回転自在に軸支されている。伝達プーリ22及び従動プ
ーリ24にはタイミングベルト25が掛け回されてプリ
ンタ本体1の左右方向に向けて張架され、タイミングベ
ルト25の上部側に、キャリッジ5の後部が連結固定さ
れている。
【0022】キャリッジ移動機構18は、キャリッジ移
動用モータM1のモータ軸の正逆回転が、ドライブギア
19及び伝達ギア21を介して伝達ギア21と同軸の伝
達プーリ22を回転駆動し、伝達プーリ22と従動プー
リ24との間でタイミングベルト25をプリンタ本体1
の左右方向に往復して送ることにより、タイミングベル
ト25と共にプリンタ本体1の左右方向にキャリッジ5
を往復移動する。
【0023】次に、キャリッジ5に配設されたリボン送
り機構について説明する。図4は、本発明の一実施形態
のリボン送り装置を含むキャリッジの一部正面図であ
る。図5は、リボン送り機構を含む図4の要部拡大正面
図である。
【0024】図4に示すように、キャリッジ2の上部後
側には、支持ホルダ26が取り付けられおり、支持ホル
ダ26にリボン送り機構27が配設されている。図6
は、支持ホルダ26の正面図であり、図7は支持ホルダ
26の平面図である。
【0025】図6に示すように、支持ホルダ26は横長
な長方形状をなし、図6乃至図7に示すようにその上端
縁の中程一側寄りに、前方に向けて支軸部28が設けら
れ、左右の両側縁の上端寄りと下端寄りとには、前方に
向けて伸び出して形成した支持片29,29,29,2
9がそれぞれ設けられている。
【0026】図7に示すように、各支持片29の先端内
側には、係止爪部30がそれぞれ設けられており、各係
止爪部30は、先端から内側に向けて傾斜したテーパ部
30aと、テーパ部30aの下側に形成された平坦な係
止部30bとにより構成されている。
【0027】図4に示すように、支持ホルダ26に設け
られた支軸部28には、キャリッジ5の前面に突出され
てリボンカセット12の入力部に嵌合されるリボン送り
軸10を同軸に一体に備えたリボン送りギア32が回転
自在に設けられると共に、第1ホルダ33が回動自在に
軸支されている。また、図4に示すように、第1ホルダ
33には、ラック8と噛み合うピニオン34がピニオン
34と一体の軸35を介して回転自在に軸支され、第2
ホルダ36がその揺動軸37を介して回動自在に軸支さ
れている。
【0028】図5に示すように、第2ホルダ36は、そ
の中間部に揺動軸37を備えており、揺動軸37が第1
ホルダ33に回動自在に軸支されている。第2ホルダ3
6の一端には、ラック8と噛み合うピニオン34の回転
方向に応じた第2ホルダ36の正逆回動にしたがって、
リボン送りギア32と噛合及び噛合離脱する第1伝達ギ
ア38が回転自在に設けられ、第2ホルダ36の他端に
は、常時第1伝達ギア38と噛合すると共に、リボン送
りギア32と第1伝達ギア38とが噛合離脱する場合に
リボン送りギア32と噛合し、リボン送りギア32と第
1伝達ギア38とが噛合する場合にリボン送りギア32
と噛合離脱する第2伝達ギア39が回転自在に軸支され
ている。
【0029】図4に示すように、キャリッジ5の上部の
後部には、第1ホルダ33を介して第1ホルダ33に軸
支されたピニオン34をラック8に向けて付勢するねじ
りコイルバネ40からなる付勢手段が配設されている。
【0030】なお、キャリッジ5がラック8に沿って移
動する際に、ラック8から動力を受け取ってリボン送り
軸10をリボンの送り方向に回転するリボン送り機構2
7は、支軸部28に回動自在に軸支された第1ホルダ3
3と、ラック8と噛み合うと共に第1ホルダ33に軸3
5を介して回転自在に軸支されたピニオン34と、揺動
軸37を介して第1ホルダ33に回動自在に軸支された
第2ホルダ36と、第2ホルダ36の一端に回転自在に
軸支された第1伝達ギア38と、第2ホルダ36の他端
に回転自在に軸支された第2伝達ギア39とにより構成
されている。
【0031】図5に示すように、第1ホルダ33は、互
いに平行に向き合う前後一対の前板部41及び後板部4
2と、前板部41の一側縁と後板部42の一側縁との間
の側面を形成する側板部43とを有する。後板部42に
は、その他側縁から斜め下方に伸び出してアーム部44
が形成されると共に、アーム部44の先端寄りには、支
持ホルダ26に設けられた支軸部28を挿通する支軸孔
45が設けられている。また、図5に示すように、第1
ホルダの側板部43には、ねじりコイルバネ40の一端
を挿通する挿通孔46が設けられている。
【0032】図5に示すように、第1ホルダ33の前板
部41の他側縁側の上縁寄りと、後板部42の他側縁側
の上縁寄りとの間には、ラック8と噛み合うピニオン3
4の軸35が回転自在に軸支され、第1ホルダ33の前
板部41の他側縁側の下縁寄りと、後板部42の他側縁
側の下縁寄りとの間には、ピニオン34の軸35と平行
に第2ホルダ36の揺動軸37が回転自在に軸支されて
いる。また、後板部42の内面には、第2ホルダ36の
側方に臨んで、第2ホルダ36の揺動軸37回りの正逆
回動を規制する第1ストッパ67及び第2ストッパ68
が設けられている。
【0033】図8は、図5の要部断面図である。図8に
示すように、ピニオン34は、第1ホルダ33の前板部
41寄りに配置されると共に、第1ホルダ33の後板部
42寄りのピニオン34の軸35上にはピニオン34よ
りも小径の同軸伝達ギア47がピニオン34と同軸に一
体に形成されており、第1ホルダ33の上端寄りにピニ
オン34及び同軸伝達ギア47が軸35と一体に回転自
在に軸支されている。
【0034】図9は第2ホルダ36の縦断面図であり、
図10は、第2ホルダの横断面図である。図9乃至図1
0に示すように、第2ホルダ36は、ホルダ第1部材4
8とホルダ第2部材49とにより構成されている。
【0035】図9に示すように、ホルダ第1部材48の
ホルダベース48aの内面の両側寄りには、互いに対向
する一対の係止片50,50及び一対の係止片51,5
1が、第2ホルダの内側に向けてそれぞれ突設されてい
る。図10に示すように、各一対の係止片50,50及
び51,51は、互いに対向する面と反対の外側に向く
側の断面がそれぞれ円弧状をなしている。図9に示すよ
うに、一対の係止片50,50の先端には係止爪部5
2,52がそれぞれ設けられ、一対の係止片51,51
の先端には係止爪部53,53がそれぞれ設けられてい
る。係止爪部52は、先端から外側に向けて傾斜したテ
ーパ部52aと、テーパ部の下側に凸に形成された係止
爪52bとにより構成されている。係止爪部53は、先
端から外側に向けて傾斜したテーパ部53aと、テーパ
部の下側に凸に形成された係止爪53bとにより構成さ
れている。
【0036】なお、各一対の係止片50,50と係止片
51,51とは、互いに対向する内側に向けて先端の係
止爪部52,52が弾性変形が可能であり、互いに対向
する内側に向けて先端の係止爪部53,53が弾性変形
可能である。また、ホルダ第1部材48のホルダベース
48aの外面中央には、軸支部54が凸に形成されてい
る。
【0037】図10に示すように、第2ホルダ36のホ
ルダ第2部材49のホルダベース49aの内面の一側寄
りには、筒状の第1伝達ギア軸部55が突設され、ホル
ダ第2部材49のホルダーベース49aの内面の他側寄
りには、筒状の第2伝達ギア軸部56が突設され、第1
伝達ギア軸部55の内側と第2伝達ギア軸部56の内側
とには、それぞれホルダ第1部材48の一対の係止片5
0,50と一対の係止片51,51とをそれぞれ挿通す
る通孔57,通孔58がそれぞれ設けられている。
【0038】図10に示すように、第1伝達ギア軸部5
5の周面の一部には、該ギア軸55の周面から僅かに断
面円弧状に張り出した突起59が設けられている。ま
た、図9に示すように、ホルダ第2部材49のホルダベ
ース49aの外面中央には、第2ホルダ36の揺動軸3
7が突設されると共に、揺動軸37の先端には軸支部6
0が形成されている。
【0039】図10に示すように、ホルダ第2部材49
の第1伝達ギア軸部55には、第1伝達ギア38のギア
孔61が挿通され、ホルダ第2部材49の第2伝達ギア
軸部56には、第2伝達ギア39のギア孔62が挿通さ
れ、第1伝達ギア38と第2伝達ギア39とが噛合され
ると共に、図10に示すように、ホルダ第2部材49の
第1伝達ギア軸部55の内側に設けられた通孔57にホ
ルダ第1部材48の一対の係止片50,50が挿入され
ると共に、ホルダ第2部材49の第2伝達ギア軸部56
の内側に設けられた通孔58にホルダ第1部材48の一
対の係止片51,51が挿入され、図9に示すように、
ホルダ第2部材49のホルダベース49aの外側におい
て、一対の係止片50,50の先端の係止爪部52,5
2と、一対の係止片51,51の先端の係止爪部53,
53とがそれぞれ突出され、通孔57の周縁に係止爪5
2b,52bが引っ掛かると共に、通孔58の周縁に係
止爪53b,53bが引っ掛かって第1ホルダ部材48
と第2ホルダ部材49とが係合されている。
【0040】図10に示すように、第2ホルダ36は、
第2ホルダ36の一端の第1伝達ギア軸部55に第1伝
達ギア38が回転自在に軸支され、第2ホルダ36の他
端の第2伝達ギア軸部56に第2伝達ギア39が回転自
在に軸支され、常時第1伝達ギア38と第2伝達ギア3
9とが噛合状態を維持されると共に、第1伝達ギア軸部
55の周面の一部に設けられた突部59に第1伝達ギア
38のギア孔61の内周面が圧接され、同時に、第1伝
達ギア軸部55の中心を挟んで突部59と反対側の第1
伝達ギア軸部55の周面に第1伝達ギア38のギア孔6
1の内周面が圧接されることにより、第1伝達ギア38
の回転及び第1伝達ギア38と噛合する第2伝達ギア3
9の回転に対してブレーキ力を発生させるよう構成され
ている。
【0041】図8に示すように、第2ホルダ36は、ホ
ルダ第1部材48の外面中央に設けられた軸支部54が
第1ホルダ33の後板部42に回転自在に軸支される一
方、ホルダ第2部材49の外面中央に設けられた揺動軸
37の先端の軸支部60が第1ホルダ33の前板部41
に回転自在に軸支され、第1ホルダ33の後板部42寄
りに揺動軸37を中心に揺動自在に軸支されると共に、
第2ホルダ36の一端に回転自在に設けられた第1伝達
ギア38が、ラック8と噛み合うピニオン34と同軸に
設けられた同軸伝達ギア47と常時噛合され、ピニオン
34の回転方向に応じた第2ホルダ36の正逆回動にし
たがって、リボン送りギア32と噛合及び噛合離脱する
よう構成されると共に、第2ホルダ36の他端に回転自
在に設けられた第2伝達ギア39が、常時第1伝達ギア
38と噛合すると共に、リボン送りギア32と第1伝達
ギア38とが噛合離脱する場合にリボン送りギア32と
噛合し、リボン送りギア32と第1伝達ギア38とが噛
合する場合にリボン送りギア32と噛合離脱するよう構
成されている。
【0042】なお、図5及び図8に示す第1ホルダ33
の後板部42に設けられた第1ストッパ67及び第2ス
トッパ68が、ピニオン34の回転方向に応じた第2ホ
ルダ36の正逆回動の際に、第2ホルダ36のホルダ第
1部材48の側縁に当接し、第2ホルダ36の第1伝達
ギア38とリボン送りギア32との噛み合い及び第2伝
達ギア39とリボン送りギア32との噛み合いが適正と
なるべく第2ホルダ36の正逆回動を規制する。
【0043】図4に示すように、キャリッジ5には、前
面から後部に向けてリボン送り軸32を挿通する挿通孔
(図示省略)が設けられ、支持ホルダ26の4つの支持
片29,29,29,29に対応する位置には係止孔6
3,63,63,63が前面から後部に向けてそれぞれ
設けられると共に、各係止孔63の内部には各支持片2
9の係止部30bを係止する係止段部64が設けられて
おり、支持ホルダ26の支軸部28にリボン送りギア3
2と第2ホルダ36及びピニオン34を備えた第1ホル
ダ33とが回転自在に軸支された状態で、支持ホルダ2
6の4つの支持片29,29,29,29がキャリッジ
5の後側からキャリッジ5の4つの係止孔63,63,
63,63にそれぞれ挿通されると共に、各支持片29
の係止部30bがキャリッジ5の係止孔63の内部の係
止段部64に係合して支持ホルダ26がキャリッジ5の
上部後部に取り付けられている。
【0044】また、図5に示すように、ねじりコイルバ
ネ40の筒部が、キャリッジ5の後部に向けて突出する
柱状のバネ配設用突起65に挿通され、ねじりコイルバ
ネ40の一端は、第1ホルダ33の側板部43に設けら
れた挿通孔46に挿通されて挿通孔46の縁部に係止さ
れる一方、図4に示すように、ねじりコイルバネ40の
他端は、キャリッジ5の後部に向けて突出する突壁66
の上面に係止されており、ねじりコイルバネ40の付勢
により、支軸部28を中心として第1ホルダ33が図4
及び図5において反時計回りに付勢がかけられ、常時ラ
ック8とピニオン34の噛合状態が維持されるように、
第1ホルダ33を介して第1ホルダ33に回転自在に軸
支されているピニオン34をラック8に向けて付勢して
いる。
【0045】次に、本実施形態の作用について述べる。
なお、図5は、第2ホルダ36の第1伝達ギア38がリ
ボン送りギア32と噛合した状態を示すリボン送り機構
27の概略正面図であり、図11は、第2ホルダ36の
第1伝達ギア38がリボン送りギア32と噛合離脱し、
かつ第2伝達ギア39がリボン送りギア32と噛合した
状態を示すリボン送り機構27の一部を破断して示す概
略正面図である。
【0046】まず、キャリッジ5の左右方向の移動に伴
うリボン送り装置27のリボン送り動作について説明す
る。前提として、図5に示すように、第1ホルダ33に
軸支されている第2ホルダ36の第1伝達ギア38がピ
ニオン34と同軸に一体に形成された同軸伝達ギア47
とリボン送りギア32との両方に噛み合った状態にある
ものとする。なお、第1ホルダ33に設けられた第1ス
トッパ67が第2ホルダ36の側縁に当接して第2ホル
ダ36の回動位置が規制されており、この状態において
第1伝達ギア38とリボン送りギア32との噛み合いが
適正に維持されている。
【0047】また、キャリッジ5は、図3に示すキャリ
ッジ移動用モータM1の駆動により、キャリッジ移動用
モータM1が正転した場合に、図2において、キャリッ
ジ5がキャリッジシャフト4に沿って実線矢印Aで示す
左側に向けて移動するものとし、キャリッジ移動用モー
タM1が逆転した場合に、図2において、キャリッジ5
がキャリッジシャフト4に沿って鎖線矢印Bで示す右側
に向けて移動するものとする。
【0048】図2において、キャリッジ移動用モータM
1が正転駆動することによってキャリッジ5がキャリッ
ジシャフト4に沿って実線矢印Aで示す左側に向けて移
動すると、図5において、キャリッジ5側の支軸部28
に回動自在に軸支された第1ホルダ33がキャリッジ5
と一体にラック8に沿って矢印Aで示す左側に移動し、
第1ホルダ33に回転自在に設けられたピニオン34が
ラック8に噛み合いながら第1ホルダ33と共に矢印A
で示す左側に移動する結果、矢印Aで示す左側への第1
ホルダ33の移動に伴って、ピニオン34及びピニオン
34と同軸に一体に形成された同軸伝達ギア47が軸3
5と共に実線矢印で示す時計回りに回転する。
【0049】これと同時に、ピニオン34の時計方向の
回転、すなわち、ピニオン34と同軸で一体の同軸伝達
ギア47の時計回りの回転は、同軸伝達ギア47と噛み
合う第1伝達ギア38に伝達され、第1伝達ギア38が
実線矢印で示す反時計回りに回転する。
【0050】さらに、第2ホルダ36に軸支された第1
伝達ギア38の反時計回りの回転は、第1伝達ギア38
と噛合状態にあるリボン送りギア32及び常時第1伝達
ギア38と噛合した第2伝達ギア39に伝達され、リボ
ン送りギア32及びリボン送り軸10(図示せず)が支
軸部28を中心に図5において時計回りに回転して図2
のインクリボンカセット12のインクリボン11を巻き
取り方向に送ると共に、図5において第2伝達ギア39
はフリーな状態で時計回りに回転する。
【0051】図2において、キャリッジ移動用モータM
1が正転駆動から逆転駆動することによってキャリッジ
5がキャリッジシャフト4に沿って鎖線矢印Bで示す右
側に向けて移動すると、図5においては、キャリッジ5
側の支軸部28に回動自在に軸支された第1ホルダ33
がキャリッジ5と一体にラック8に沿って矢印Bで示す
右側に移動し、第1ホルダ33に回転自在に設けられた
ピニオン34がラック8に噛み合いながら第1ホルダ3
3と共に矢印Bで示す右側に移動する結果、矢印Bで示
す右側への第1ホルダ33の移動に伴ってピニオン34
及びピニオン34と同軸で一体の同軸伝達ギア47が軸
35と共に鎖線矢印で示す反時計回りに回転する。
【0052】これと同時に、ピニオン34の反時計回り
の回転、即ち、ピニオン34と一体の同軸伝達ギア47
の反時計回りの回転は、同軸伝達ギア47と噛み合う第
1伝達ギア38を時計回りに回転する方向に伝達され
る。第1伝達ギア38は、図10に示す第1伝達ギア軸
55の周面の一部に設けられた突部59により、第1伝
達ギア軸55を中心とする時計回りの回転にブレーキ力
がかけられているため時計回りに回転せず、このため第
2伝達ギア39も回転せず、したがって、同軸伝達ギア
47の反時計回りの回転が、第1伝達ギア38を介して
第2ホルダ36の一端に伝達され、第2ホルダ36が揺
動軸37を中心として図5において実線矢印Cで示す時
計回りに回動する。
【0053】この結果、第2ホルダ36の一端がリボン
送りギア32から離隔すると共に第2ホルダ36の他端
がリボン送りギア32に向けて接近し、第2ホルダ36
の揺動軸37を中心とした時計回りの回動に伴って、第
2ホルダ36の一端に軸支された第1伝達ギア38とリ
ボン送りギア32との噛合が離脱し、第2ホルダ36の
他端に軸支された第2伝達ギア39がリボン送りギア3
2と噛合する(図11参照)。
【0054】図11に示すように、第2ホルダ36の揺
動軸37を中心とした時計回りの回動は、第2ホルダ3
6の一端寄りの側縁が、第1ホルダ33に設けられた第
2ストッパ68に当接して規制されることによって停止
する。この時、第2ホルダ36の他端に軸支された第2
伝達ギア39がリボン送りギア32に噛合し、第2伝達
ギア39とリボン送りギア32との噛み合いが適正な状
態に維持される。
【0055】図11に示すように、第2ホルダ36の揺
動軸37を中心とした時計回りの回動が停止した時点
で、同軸伝達ギア47の反時計回りの回転力が、第1伝
達ギア軸55の周面の一部に設けられた突部59による
ブレーキ力を上回る結果、第1伝達ギア38が第1伝達
ギア軸55を中心として破線矢印で示す時計回りに回転
する。
【0056】第2ホルダ36に軸支された第1伝達ギア
38の時計回りの回転は、常時第1伝達ギア38と噛合
した第2伝達ギア39に伝達され、さらに第2伝達ギア
39と噛合状態となったリボン送りギア32に伝達さ
れ、リボン送りギア32及びリボン送り軸10(図示せ
ず)が第1ホルダ33に設けられた支軸部28を中心と
して図11において時計方向に回転して、図2のインク
リボンカセット12のインクリボン11を巻き取り方向
に送る。
【0057】図11に示すように、第1ホルダ33に軸
支されている第2ホルダ36の一端に軸支されている第
1伝達ギア38がリボン送りギア32との噛み合いを離
脱し、かつ第2ホルダ36の他端に軸支されている第2
伝達ギア39がリボン送りギア32と噛み合った状態か
ら、図2において、キャリッジ移動用モータM1が逆転
駆動から正転駆動することによってキャリッジ5がキャ
リッジシャフト4に沿って実線矢印Aで示す左側に向け
て移動すると、図11において、キャリッジ5側の支軸
部28に回動自在に軸支された第1ホルダ33がキャリ
ッジ5と一体にラック8に沿って矢印Aで示す左側に移
動し、第1ホルダ33に回転自在に設けられたピニオン
11がラック8に噛み合いながら第1ホルダ33と共に
矢印Aで示す右側に移動する結果、矢印Aで示す右側へ
の第1ホルダ33の移動に伴ってピニオン34及びピニ
オン34と同軸で一体の同軸伝達ギア47が軸35と共
に実線矢印で示す時計回りに回転する。
【0058】これと同時に、ピニオン34の時計回りの
回転、即ち、ピニオン34と一体の同軸伝達ギア47の
時計回りの回転は、同軸伝達ギア47と噛み合う第1伝
達ギア38を反時計回りに回転する方向に伝達される。
第1伝達ギア38は、図10に示す第1伝達ギア軸55
の周面の一部に設けられた突部59により、第1伝達ギ
ア軸55を中心とする反時計回りの回転にブレーキ力が
かけられているため反時計回りに回転せず、このため第
2伝達ギア39も回転せず、したがって、同軸伝達ギア
47の時計回りの回転が、第1伝達ギア38を介して第
2ホルダ36の一端に伝達され、第2ホルダ36が揺動
軸37を中心として図11において実線矢印Dで示す反
時計回りに回動する結果、第2ホルダ36の一端がリボ
ン送りギア32に向けて接近すると共に第2ホルダ36
の他端がリボン送りギア32から離隔し、第2ホルダ3
6の揺動軸37を中心とした反時計回りの回動に伴っ
て、第2ホルダ36の一端に軸支された第1伝達ギア3
8がリボン送りギア32と噛合し、第2ホルダ36の他
端に軸支された第2伝達ギア39とリボン送りギア32
との噛合が離脱する(図5参照)。
【0059】第2ホルダ36の揺動軸37を中心とした
反時計回りの回動は、第2ホルダ36の他端寄りの側縁
が、第1ホルダ33に設けられた第1ストッパ67に当
接して規制されることによって停止する。この時、第2
ホルダ36の一端に軸支された第1伝達ギア38がリボ
ン送りギア32に噛合し、第1伝達ギア38とリボン送
りギア32との噛み合いが適正な状態に維持される。
【0060】図5に示すように、第2ホルダ36の揺動
軸37を中心とした反時計回りの回動が停止した時点
で、同軸伝達ギア47の時計回りの回転力が、第1伝達
ギア軸55の周面の一部に設けられた突部59によるブ
レーキ力を上回る結果、第1伝達ギア38が第1伝達ギ
ア軸55を中心として実線矢印で示す反時計回りに回転
する。
【0061】第2ホルダ36に軸支された第1伝達ギア
38の反時計回りの回転は、第1伝達ギア38と噛合状
態となったリボン送りギア32及び常時第1伝達ギア3
8と噛合した第2伝達ギア39に伝達され、リボン送り
ギア32及びリボン送り軸10(図示せず)が支軸部2
8を中心に図5において時計回りに回転して図2のイン
クリボンカセット12のインクリボン11を巻き取り方
向に送ると共に、第2伝達ギア39はフリーな状態で時
計回りに回転する。
【0062】次に、キャリッジ5と一体のプラテン7と
印字ヘッド6の前面に配置されるインクリボン11との
間に給送される用紙の厚みに応じて、プラテン7と印字
ヘッド6との間の距離を調整するために、プラテン6に
対して接近・離隔する上下方向にキャリッジ5が移動さ
れる場合について説明する。なお、キャリッジ5の移動
量の範囲は、0.3〜2.0mmである。
【0063】なお、図4は、図2に示す印字ヘッド6を
搭載したキャリッジ5がプラテン7に対して最も接近し
た状態を示す図である。また、図12は、図2に示す印
字ヘッド6を搭載したキャリッジ5がプラテン7に対し
て最も離隔した状態を示す図である。
【0064】キャリッジ5が、図4に示す位置から、プ
ラテン7から離間する上方に移動する場合には、図4で
示す実線矢印Eで示す上側にキャリッジ5が移動するこ
ととなり、キャリッジ5の矢印Eで示す上側への移動に
伴って、キャリッジ5側の支軸部28が矢印Eで示す上
側へ移動すると共に、キャリッジ5がラック8に向けて
接近移動し、支軸部28が第1ホルダ33のアーム部4
4の先端を図4において上方に押し上げると共に、ねじ
りコイルバネ40の付勢に抗して、ラック8がラック8
と噛合しているピニオン34を下方に押圧する結果、キ
ャリッジ5の上方への移動量に応じて、ねじりコイルバ
ネ40を押し縮めながら第1ホルダ33が支軸部28を
中心として時計回りに回動し、第1ホルダ33に軸支さ
れたピニオン34とラック8との噛み合いが維持され
る。
【0065】キャリッジ5の矢印Eで示す上側への移動
が停止されると、第1ホルダ33の回動とピニオン34
の回転とが同時に停止する。キャリッジ5が上方に移動
した時、ねじりコイルバネ40の付勢により、キャリッ
ジ5と共に上方に移動されるピニオン34とラック8と
の噛み合いが外れることなく維持されたまま第1ホルダ
33の姿勢が図12に示すように定まる。
【0066】キャリッジ5が、図12に示す位置から、
キャリッジ5がプラテン7に接近する下方に移動する場
合には、図12で示す実線矢印Fで示す下側にキャリッ
ジ5が移動することとなり、キャリッジ5の矢印Fで示
す下側への移動に伴って、キャリッジ5側の支軸部28
が矢印Fで示す下側へ移動すると共に、キャリッジ5が
ラック8から離間する方向に移動し、支軸部28が第1
ホルダ33のアーム部44の先端を図12において下方
に引き込むと共に、ねじりコイルバネ40の復帰力によ
って第1ホルダ33をラック8に向けて押し上げる結
果、キャリッジ5の下方への移動量に応じて、第1ホル
ダ33が支軸部28を中心としてラック8に向けて図1
2において反時計回りに回動すると共に、第1ホルダ3
3に軸支されたピニオン34とラック8との噛み合いが
維持される。
【0067】キャリッジ5の矢印Fで示す下側への移動
が停止されると、第1ホルダ33の回動と、ピニオン3
4の回転とが同時に停止する。キャリッジ5が下方に移
動した時、ねじりコイルバネ40の付勢により、キャリ
ッジ5と共に移動されるピニオン34とラック8との噛
み合いが外れることなく維持されたまま第1ホルダ33
の姿勢が図4に示すように定まる。
【0068】以上のように、実施形態のリボン送り装置
によれば、キャリッジ5が上下方向に移動した時、第1
ホルダ33が回動し、第1ホルダ33の回動に際して、
ねじりコイルバネ40の付勢により、キャリッジ5と共
に移動されるピニオン34とラック8との噛み合いが外
れることなく維持することができ、ラック8に格別にキ
ャリッジ5と係合する係合部を設ける必要がなく、ラッ
ク8とキャリッジ5とを直接係合させる構造を必要とし
ないから構造が単純で組み立ても容易となる。
【0069】また、図4に示す印字ヘッド6を搭載した
キャリッジ5がプラテン7に対して最も接近した状態及
び図12に示す印字ヘッド6を搭載したキャリッジ5が
プラテン7に対して最も離隔した状態のいずれにあって
も、ラック8と噛み合うピニオン34を軸支している第
1ホルダ33が、キャリッジ5の上縁寄りに設けられた
支軸部28に回動自在に軸支されていることにより、ラ
ック8に対してピニオン34が噛合する際の当接角度を
ラック8に対してほぼ直角の方向とすることができ、こ
のために、キャリッジ5の左右の移動方向別によるラッ
ク8とピニオン34の噛合時の負荷のバランスを良好な
ものとすることができる。
【0070】
【発明の効果】本発明のプリンタにおけるリボン送り装
置によれば、キャリッジが上下方向に移動した時に第1
ホルダが回動し、第1ホルダの回動に際して、付勢手段
の付勢によって、キャリッジと共に移動されるピニオン
とラックとの噛み合いが外れることなく維持することが
でき、ラックに格別にキャリッジと係合する係合部を設
ける必要がなく、ラックとキャリッジとを直接係合させ
る構造を必要としないから構造が単純で組み立ても容易
となる。また、第1ホルダ、ピニオン、第2ホルダ、第
1伝達ギア、第2伝達ギア及び付勢手段により構成され
ていることにより、部品点数も少なくすることができ
る。
【0071】さらに、請求項4に記載のプリンタにおけ
るリボン送り装置によれば、第2ホルダの正逆回動を規
制するストッパを第1ホルダに設けたことにより、第1
伝達ギアとリボン送りギアとの噛み合い及び第2伝達ギ
アとリボン送りギアとの噛み合いを回転負荷が大となら
ないように適正な噛合状態に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリボン送り装置を適用した一実施形態
のインパクトドットプリンタの要部を示す斜視図
【図2】同上のプリンタのキャリッジ部分を示す正面図
【図3】同上のプリンタの要部平面図
【図4】本発明の一実施形態のリボン送り装置を含むキ
ャリッジの一部正面図(印字ヘッドを搭載したキャリッ
ジがプラテンに対して最も接近した状態)
【図5】リボン送り機構を含む図4の要部拡大正面図
(第2ホルダの第1伝達ギアがリボン送りギアと噛合し
た状態)
【図6】支持ホルダの正面図
【図7】支持ホルダの平面図
【図8】図5の要部断面図
【図9】第2ホルダの縦断面図
【図10】第2ホルダの横断面図
【図11】リボン送り機構の一部を破断して示す概略正
面図(第2ホルダの第1伝達ギアがリボン送りギアと噛
合離脱し、かつ第2伝達ギアがリボン送りギアと噛合し
た状態)
【図12】本発明の一実施形態のリボン送り装置を含む
キャリッジの一部正面図(印字ヘッドを搭載したキャリ
ッジがプラテンに対して最も離隔した状態)
【符号の説明】
1 プリンタ本体 2 左サイドフレーム 3 右サイドフレーム 3a 後壁 4 キャリッジシャフト 5 キャリッジ 6 印紙ヘッド 7 プラテン 8 ラック 9 アッパーフレーム 10 リボン送り軸 11 インクリボン 12 インクリボンカセット 12a カセット本体 12b ガイドアーム 12c 通孔 13 偏心軸支部 14 軸受 15 軸受材 16 駆動力伝達機構 17 出力ギア 18 キャリッジ移動機構 19 ドライブギア 20 支軸 21 伝達ギア 22 伝達プーリ 23 支持材 24 従動プーリ 25 タイミングベルト 26 支持ホルダ 27 リボン送り機構 28 支軸部 29 支持片 30 係止爪部 30a テーパ部 30b 係止部 31 補助プレート 32 リボン送りギア 33 第1ホルダ 34 ピニオン 35 軸 36 第2ホルダ 37 揺動軸 38 第1伝達ギア 39 第2伝達ギア 40 ねじりコイルバネ 41 前板部 42 後板部 43 側板部 44 アーム部 45 支軸孔 46 挿通孔 47 同軸伝達ギア 48 ホルダ第1部材 48a ホルダベース 49 ホルダ第2部材 49a ホルダベース 50 係止片 51 係止片 52 係止爪部 53 係止爪部 54 軸支部 55 第1伝達ギア軸部 56 第2伝達ギア軸部 57 通孔 58 通孔 59 突部 60 軸支部 61 ギア孔 62 ギア孔 63 係止孔 64 係止段部 65 バネ配設用突起 66 突壁 67 第1ストッパ 68 第2ストッパ M1 キャリッジ移動用モータ M2 駆動モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジと、前記キャリッジの移動方
    向に沿って配設されたラックと、前記キャリッジの支軸
    部に回転自在に軸支されたリボン送りギアと、前記リボ
    ン送りギアと同軸に一体に設けられたリボン送り軸とを
    有するプリンタにおいて、 前記支軸部を中心にして回動自在に第1ホルダを設け、
    前記第1ホルダに前記ラックと噛み合うピニオンを回転
    自在に軸支すると共に第2ホルダを回動自在に軸支し、
    前記第2ホルダの一端に、前記ピニオンの回転方向に応
    じた前記第2ホルダの正逆回動にしたがって、前記リボ
    ン送りギアと噛合及び噛合離脱する第1伝達ギアを回転
    自在に設け、前記第2ホルダの他端に、前記第1伝達ギ
    アと噛合すると共に、前記リボン送りギアと前記第1伝
    達ギアとが噛合離脱する場合に前記リボン送りギアと噛
    合し、前記リボン送りギアと前記第1伝達ギアとが噛合
    する場合に前記リボン送りギアと噛合離脱する第2伝達
    ギアを回転自在に軸支し、前記第1ホルダを介して前記
    ピニオンを前記ラックに向けて付勢する付勢手段を設け
    たことを特徴とするプリンタにおけるリボン送り装置。
  2. 【請求項2】 前記第2ホルダに配設された前記第1伝
    達ギアのギア軸と及び前記第2伝達ギアのギア軸のうち
    の少なくとも一方のギア軸の一部に、前記第1伝達ギア
    の回転及び前記第2伝達ギアの回転に対してブレーキ力
    を発生させる突起を設けた請求項1に記載のプリンタに
    おけるリボン送り装置。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段は、その一端を前記第1ホ
    ルダに設けた係止部に係止し、他端を前記キャリッジの
    係止部に係止させて前記ピニオンを前記ラックに向けて
    付勢させたバネよりなることを特徴とする請求項1に記
    載のプリンタにおけるリボン送り装置。
  4. 【請求項4】 前記第1伝達ギアと前記リボン送りギア
    との噛み合い及び前記第2伝達ギアと前記リボン送りギ
    アとの噛み合いが適正となるべく前記第2ホルダの正逆
    回動を規制するストッパを前記第1ホルダに設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載のプリンタにおけるリボン
    送り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013111514A1 (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 セイコープレシジョン株式会社 印字装置

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