JPH10768A - インクジェット捺染方法 - Google Patents

インクジェット捺染方法

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Publication number
JPH10768A
JPH10768A JP8172849A JP17284996A JPH10768A JP H10768 A JPH10768 A JP H10768A JP 8172849 A JP8172849 A JP 8172849A JP 17284996 A JP17284996 A JP 17284996A JP H10768 A JPH10768 A JP H10768A
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JP
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ink
fabric
ink jet
printing method
head
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JP8172849A
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English (en)
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Tomoya Yamamoto
智也 山本
Shinichi Hakamata
慎一 袴田
Masahiro Haruta
昌宏 春田
Shoji Koike
祥司 小池
Kinu Shirota
衣 城田
Mariko Suzuki
真理子 鈴木
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 布帛にインクジェット記録方式により捺染す
る際に、画像の粒状性を無くし、イラツキが無く鮮明且
つ微細な絵柄模様を得ることができるインクジェット捺
染方法を提供することである。 【解決手段】 少なくとも、(a)吐出インク液滴の直
径が異なる二種以上のインクジェットヘッドを用いる画
像形成工程、(b)布帛に熱処理を行う染着工程、及び
(c)洗浄により未染着染料を布帛から除去する除去工
程を有するインクジェット捺染方法において、吐出イン
ク液滴の直径が小さいヘッドに用いるインクジェットヘ
ッドのインクの表面張力が30dyn/cm以下であ
り、且つ吐出インク液滴の直径が大きなヘッドに用いる
インクの表面張力が40dyn/cm以上であることを
特徴とするインクジェット捺染方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット方式
による布帛の捺染方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、捺染方法の主流はスクリーン捺染
方法、ローラー捺染方法である。しかしながら、これら
の方式は多品種少量生産に不向きであり、流行への迅速
な対応も困難であることから、最近では無製版の電子捺
染システムの確立が要望されている。
【0003】この要望に対してインクジェット記録方式
による捺染方法が数多く提案されており、各方面からの
期待も大きくなっている。インクジェット捺染方法の課
題としては、(1)発色に十分な濃度を与えること、
(2)布帛に対する色素の染着率が高く洗浄後の廃水処
理が容易であること、(3)布帛上で異色間の混色によ
る不規則な滲みが目立たないこと、(4)色再現性が広
いこと、(5)常に安定した生産が可能であること、
(6)画像の粒状性が目立たないこと等が挙げられる。
【0004】これらの課題を満足させるために、(1)
から(5)までの課題については、インクに様々な溶剤
を加えたり、インクの打ち込み量を操作したり、布帛に
前もって処理を施すなど様々な提案がされている。又、
ドットで画像を表現するインクジェット記録方式ではド
ット密度によって画像濃度の濃淡を表現しているため、
淡色部で特に問題となる(6)に掲げた課題である画像
の粒状性についてもインクの吐出液滴の量を変化させる
ことで、粒状性を低減することが提案されている。
【0005】しかし、インクジェット記録方式において
は、吐出液滴の量を限りなく小さくして飛翔させること
は不可能である。又、液滴量をあまり小さくするとイン
ク吐出の安定性や布帛へのインクの着弾精度が低下し、
(5)に掲げた課題である安定した生産が困難となる。
そのためにインクジェット記録方式で可能な範囲内で吐
出液滴の量を変化させるだけでは、濃色部から中淡色部
までは粒状性を低減することはできても、どうしても淡
色部から極淡色部ではドット密度を減らして表現せざる
を得ないため、各ドットが際立ち、更に他色と混色させ
た場合においては画像のイラツキが発生し、画像の粒状
性の低減には十分な効果が得られていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、布帛にインクジェット記録方式により捺染する際
に、上述のごとき従来の一般的なインクジェット捺染方
法の問題、特に(6)で挙げたような画像の粒状性を無
くし、イラツキが無く鮮明且つ微細な絵柄模様を得るこ
とができるインクジェット捺染方法を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者はインクジェッ
ト捺染方法において、前述の如き様々の要求性能、特に
ドットで画像を表現するインクジェット記録方式特有の
課題である粒状性を低減するべく改良を行った結果、特
定の表面張力を有するインクを用いることにより、濃色
部から極淡色部までの全ての濃度域で画像の粒状性が改
善できることを知見し本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明は、少なくとも、(a)
吐出インク液滴の直径が異なる二種以上のインクジェッ
トヘッドを用いるインクジェット記録方式により布帛に
画像を形成する工程、(b)布帛を熱処理することによ
り、インク中の染料を布帛に染着する工程及び(c)布
帛を洗浄することにより、未染着の染料を布帛から除去
する工程を有するインクジェット捺染方法において、吐
出インク液滴の直径が最も小さなインクジェットヘッド
に用いるインクの表面張力が30dyn/cm以下であ
り、且つ吐出インク液滴の直径が最も大きなインクジェ
ットヘッドに用いるインクの表面張力が40dyn/c
m以上であることを特徴とするインクジェット捺染方法
である。
【0009】
【発明の実施の形態】次に好ましい実施の形態を挙げて
本発明を更に詳しく説明する。本発明のインクジェット
捺染方法において、(a)工程で使用する吐出インク液
滴の直径が最も小さなインクジェットヘッドに用いるイ
ンクの表面張力は、30dyn/cm以下であり、好ま
しくは30〜25dyn/cmである。吐出インク液量
の直径が最も小さいインクの表面張力を30dyn/c
mより大きくすると、得られる染色布帛においてドット
の粒状感が際立ってしまう。このように、表面張力の低
いインクを用いることによって布帛に対するインクのぬ
れ性が向上し、インクの浸透力を増大させることができ
る。そのため、液滴量の少ないインクでも布帛上に構成
されるドットの径が大きくなり、インク中の染料が布帛
上に平面的に薄く広く分布され、更に染着時の熱処理で
繊維間に残存するインク中の媒体成分を介して生じるイ
ンク中の染料の拡散も大きくなり、画像の粒状性を低減
させることができる。
【0010】一方、吐出インク液滴の直径が最も大きな
インクの表面張力は40dyn/cm以上、好ましくは
65〜45dyn/cmである。吐出インク液滴の直径
が最も大きいインクの表面張力を40dyn/cm未満
とすると、布帛上のインクの滲みが大きくなり得られる
画像の精細性の低下を生じる。又、吐出インク液滴の直
径が異なるインクジェットヘッドを3種以上使用する場
合は、上記の最大と最小の範囲内で、それぞれのヘッド
で使用するインクの表面張力の大きさが、吐出インク液
滴の直径の大きさの順になるように数種のインクを使用
することが好ましい。
【0011】又、最も大きな吐出インク液滴の直径は
0.033〜0.073mmの範囲であるのが好まし
く、最も小さい吐出インク液滴の直径は、好ましくは最
も大きな吐出インク液滴の直径の2/3以下、より好ま
しくは2/3〜1/3である。最も大きな吐出液滴の直
径が0.033mmより小さいと、インクの着弾精度や
吐出安定性が低下し、布帛上に形成される画像のヨレ等
が生じることがある。一方、直径が0.073mmより
大きいと布帛上に形成される画像の濃色部での粒状性が
悪化し、画像の精細性も低下することがある。又、最も
小さい吐出インク液滴の直径が最も大きな吐出インク液
滴の直径の2/3より大きいと、布帛上に形成される画
像の粒状性の低減が不十分となる場合がある。
【0012】尚、これらの吐出インク液滴の直径は、実
測して求めることは困難であるため、一定数の吐出イン
ク液滴の重量を測定することによって以下の計算式から
決定した。 R=2(3w/4πnρ)1/3 w:吐出インク液滴の総重量(mg) n:吐出インク液滴の総数 π:円周率 ρ:インクの比重 R:吐出インク液滴の直径(mm)
【0013】本発明のインクジェット捺染方法におい
て、(a)工程で用いるインクジェット記録方式は、従
来公知のいずれのインクジェット記録方式でもよいが、
例えば、特開昭54−59936号公報に記載されてい
る方法で、熱エネルギーの作用を受けたインクが急激な
体積変化を生じ、この状態変化による作用力によって、
インクをノズルから吐出させる方式が最も有効である。
その理由は、上記方式は複数のノズルを有する記録ヘッ
ドを用いる場合、各ノズル間のインクの吐出速度のばら
つきが小さく、インクの吐出速度が5〜20m/sec
の範囲に集約されているからである。上記の速度で染料
を含むインクが布帛に衝突した場合、着滴時の液滴の繊
維に対する浸透の具合が最適である。
【0014】以上の如くして(a)工程によりインクは
布帛上に付与されるが、インクはこの状態では単に布帛
に付着しているに過ぎないので、引続き布帛へインク中
の色素を染着させ、未染着の色素を布帛から除去する
(b)及び(c)工程を施す必要がある。このような染
着方法及び未染着の色素の除去方法は、従来公知の方法
でよい。なかでも、染着方法に関しては、HTスチーミ
ング法を用いることが好ましい。HTスチーミング法で
は、インクジェット記録に用いるインク中の染料の特性
に合わせた公知の処理条件が好ましく、例えば、反応染
料を使用している場合は90℃〜110℃で2分間〜3
0分間、酸性染料を使用している場合は90℃〜110
℃で15分間〜60分間、分散染料を使用している場合
は160℃〜190℃で6分間〜15分間の処理条件が
よい。又、染着時の熱処理に水蒸気を併用する方法であ
ると、熱処理時に繊維間のインクが水分を吸収すること
によって、表面張力の小さいインクの布帛に対する浸透
効果が顕著となり染料の拡散がますます増大し、得られ
る画像の粒状性の低減がより向上される。
【0015】以上のように、本発明においては、インク
ジェット記録に用いるインクの表面張力が大きな特徴で
あるが、これらインクの表面張力を制御する方法として
は、インク中に一般的な表面張力調整剤を含有させる方
法が好ましい。表面張力調整剤としては、例えば、アニ
オン系又はノニオン系界面活性剤、アルコール、低表面
張力水溶性有機溶剤等が挙げられ、これらの種類と量を
変化させて目的の表面張力に調整する。アニオン系界面
活性剤としては、例えば、脂肪酸塩、アルキル硫酸エス
テル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフ
タレンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ア
ルキルリン酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸ホルマ
リン縮合物、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル
塩、及びこれらの置換誘導体等が挙げられる。
【0016】ノニオン系界面活性剤としては、例えば、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂
肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンアルキルアミン、グリセリン脂肪酸エステル等が挙げ
られる。アルコールとしては、例えば、エチルアルコー
ル、イソプロピルアルコール等の低級アルキルアルコー
ル、アセチレンアルコール等が挙げられる。低表面張力
水溶性有機溶剤としては、例えば、エチルアミン、イソ
プロピルアミン、トリエチルアミン等のアルキルアミン
類、アセトン、アセチルアセトン等のケトン類等が挙げ
られる。
【0017】又、インク中に含有される染料としては、
反応染料、酸性染料、直接染料、塩基性染料、分散染料
等、熱処理によって繊維に染着する染料であればいずれ
も使用することができ、又、これらの染料は単独である
いは2種以上を併用して使用することができる。これら
染料のインク中の含有量(2種以上を併用して使用する
場合は総含有量)は、1〜25重量%の範囲であるのが
好ましい。染料の含有量が1重量%未満の場合は、布帛
上での発色の濃度が不十分になることがある。又、25
重量%を超えて含有するとインクの保存安定性劣化やノ
ズル先端付近におけるインク液媒体の蒸発に伴うインク
の増粘や、染料の析出によるインクの不吐出を引き起こ
す場合がある。インク中に含まれる水には、インク全量
に対して好ましくは10〜93重量%、より好ましくは
25〜87重量%、さらに好ましくは30〜82重量%
の範囲である。
【0018】更に本発明に用いられるインク中には、以
上の成分以外に一般的な有機溶剤も含有してよい。例え
ば、アセトン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケ
トアルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の
エーテル類、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリ
コール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール等のオキシエチレン
又はオキシプロピレン付加重合体、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、
ブチレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオー
ル、ヘキシレングリコール等のアルキレン基が2乃至6
個の炭素原子を含むアルキレングリコール類、グリセリ
ン、チオジグリコール、ビスヒドロキシエチルスルホ
ン、エチレングリコールモノメチル(又はエチル)エー
テル、ジエチレングリコールモノメチル(又はエチル)
エーテル、トリエチレングリコールモノメチル(又はエ
チル)エーテル等の多価アルコールの低級アルキルエー
テル類、トリエチレングリコールジメチル(又はエチ
ル)エーテル、テトラエチレングリコールジメチル(又
はエチル)エーテル等の多価アルコールの低級ジアルキ
ルエーテル類、スルホラン、N−メチル−2−ピロリド
ン、2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾ
リジノン等が挙げられる。
【0019】上記有機溶剤を含有する場合、その含有量
は一般にはインクの全重量に対して、好ましくは重量%
で0を超え50%以下、より好ましくは2〜45%の範
囲である。インク中に有機溶剤を含有する場合は、単独
でも混合物としても使用できるが、好ましい組成は、上
記有機溶剤が少なくとも1種の多価アルコール及びその
誘導体を含有するものである。中でもジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、トリエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、テトラエチレングリコールジメ
チルエーテル、チオジグリコール、ビスヒドロキシエチ
ルスルホンは特に良好なものである。
【0020】本発明に使用するインクの主要成分は上記
の通りであるが、その他公知の各種の分散剤、粘度調整
剤、蛍光増白剤、消泡剤等を必要に応じて添加すること
ができる。例えば、アルキルベンゼンスルホン酸等の界
面活性剤、樹脂等の分散剤、ポリビニルアルコール、セ
ルロース類、水溶性樹脂等の粘度調整剤、緩衝液による
pH調整剤、防カビ剤等である。
【0021】本発明において使用する布帛を構成する素
材としては、インク中に含有される染料で染色可能な繊
維を含有するものであればよく、例えば、綿、絹、麻、
羊毛等の天然繊維、ポリエステル、ナイロン、アクリル
等の合成繊維、レーヨン、アセテート等の再生・半合成
繊維を含有するもの等が挙げられる。上記繊維は単独で
も2種以上繊維を併用した混紡、混繊、交織等でもよ
く、布帛としては織布、編物、不織布等のいずれの形態
でも使用できる。
【0022】上記のような本発明において使用する布帛
は、従来から実施されているのと同様な布帛の前処理方
法を併用することが好ましい。特に、尿素、水溶性高分
子、水溶性金属塩等を後述の方法により、0.01〜2
0重量%含有させた布帛が好適である。
【0023】水溶性高分子の例としては、例えば、トウ
モロコシ、小麦等のデンプン物質、カルボキシメチルセ
ルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース等のセルロース系物質、アルギン酸ナトリウム、ア
ラビヤゴム、ローカストビーンガム、トラントガム、グ
アーガム、タマリンド種子等の多糖類、ゼラチン、カゼ
イン等のタンパク質物質、タンニン系物質、リグニン系
物質等の公知の天然水溶性高分子等が挙げられる。
【0024】又、合成高分子としては、例えば、公知の
ポリビニルアルコール系化合物、ポリエチレンオキサイ
ド系化合物、アクリル酸系水溶性高分子、無水マレイン
酸系水溶性高分子等が挙げられる。これらの中でも多糖
類系高分子やセルロース系高分子が好ましい。
【0025】水溶性金属塩としては、例えば、アルカリ
金属、アルカリ土類金属のハロゲン化物のように、典型
的なイオン結晶を形成するものであって、pH4〜10
である化合物等が挙げられる。かかる化合物の代表的な
例としては、例えば、アルカリ金属塩では、NaCl、
Na2SO4、KCl、CH3COONa等が挙げられ、
アルカリ土類金属塩としてはCaCl2、MgCl2等が
挙げられる。中でも、Na、K、Caの塩類が好まし
い。
【0026】又、従来公知のアルカリ剤、還元防止剤、
均染剤等を必要に応じて添加することもできる。これら
の物質を前処理によって布帛に付与する方法としては、
従来公知のパッド法、スプレー法等が使用できるが、処
理液に布帛を浸漬して絞り乾燥させるパッド法が好まし
い。
【0027】本発明の捺染を行うのに好適な装置の一例
としては、記録ヘッドの室内のインクに記録信号に対応
した熱エネルギーを与え、該熱エネルギーにより液滴を
発生させる装置が挙げられるが、以下これについて説明
する。その装置の主要部であるヘッド構成例を図1、図
2及び図3に示す。ヘッド13はインクを通す溝14を
有するガラス、セラミック又はプラスチック板等と、感
熱記録に用いられる発熱ヘッド15(図では薄膜ヘッド
が示されているが、これに限定されるものではない)と
を接着して得られる。発熱ヘッド15は酸化シリコン等
で形成される保護膜16、アルミニウム電極17−1及
び17−2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層1
8、畜熱層19、アルミナ等の放熱性のよい基板20よ
りなっている。インク21は吐出オリフィス(微細孔)
22まで来ており、不図示の圧力Pによりメニスカス2
3を形成している。
【0028】今、電極17−1及び17−2に電気信号
が加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急激
に発熱し、ここに接しているインク21に気泡が発生
し、その圧力でメニスカス23が突出し、インク21が
吐出し、オリフィス22より記録小滴24となり、本発
明に使用する布帛25に向かって飛翔する。図3には図
1に示すヘッドを多数並べたマルチヘッドの外観図を示
す。該マルチヘッドはマルチ溝26を有するガラス板2
7と、図1に説明したものと同様な発熱ヘッド28を密
着して製作されている。尚、図1は、インク流路に沿っ
たヘッド13の断面図であり、図2は図1のA−B線で
の切断面である。
【0029】図4に、かかるヘッドを組み込んだインク
ジェット記録装置の一例を示す。図4において、61は
ワイピング部材としてのブレードであり、その一端はブ
レード保持部材によって保持されて固定端となり、カン
チレバーの形態をなす。ブレード61は記録ヘッドによ
る記録領域に隣接した位置に配設され、又、本例の場
合、記録ヘッドの移動経路中に突出した形態で保持され
る。62はキャップであり、ブレード61に隣接するホ
ームポジションに配設され、記録ヘッドの移動方向と垂
直な方向に移動して吐出口面と当接し、キャッピングを
行う構成を備える。更に63はブレード61に隣接して
設けられる吸収体であり、ブレード61と同様、記録ヘ
ッドの移動経路中に突出した形態で保持される。上記ブ
レード61、キャップ62、吸収体63によって吐出回
復部64が構成され、ブレード61及び吸収体63によ
ってインク吐出口面の水分、塵埃等の除去が行われる。
【0030】65は吐出エネルギー発生手段を有し、吐
出口を配した吐出口面に対向する布帛にインクを吐出し
て記録を行う記録ヘッド、66は記録ヘッド65を搭載
して記録ヘッド65の移動を行うためのキャリッジであ
る。キャリッジ66はガイド軸67と慴動可能に係合
し、キャリッジ66の一部はモータ68によって駆動さ
れるベルト69と接続(不図示)している。これにより
キャリッジ66はガイド軸67に沿った移動が可能とな
り、記録ヘッド65による記録領域及びその隣接した領
域の移動が可能となる。
【0031】51は布帛を挿入するための給布部、52
は不図示のモータにより駆動される布送りローラであ
る。これらの構成によって記録ヘッドの吐出口面と対向
する位置へ布帛が給布され、記録が進行するにつれて排
布ローラ53を配した排布部へ排布される。上記構成に
おいて記録ヘッド65が記録終了等でホームポジション
に戻る際、ヘッド回復部64のキャップ62は記録ヘッ
ド65の移動経路から退避しているが、ブレード61は
移動経路中に突出している。この結果、記録ヘッド65
の吐出口面がワイピングされる。尚、キャップ62が記
録ヘッド65の吐出面に当接してキャッピングを行う場
合、キャップ62は記録ヘッドの移動経路中に突出する
ように移動する。
【0032】記録ヘッド65がホームポジションから記
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は上述したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐
出口面はワイピングされる。上述の記録ヘッドのホーム
ポジションへの移動は、記録終了時や吐出回復時ばかり
でなく、記録ヘッドが記録のために記録領域を移動する
間に所定の間隔で記録領域に隣接したホームポジション
へ移動し、この移動に伴って上記ワイピングが行われ
る。
【0033】図5は、ヘッドにインク供給部材、例え
ば、チューブを介して供給されるインクを収容したイン
クカートリッジの一例を示す図である。ここで40は供
給用インクを収容したインク収容部、例えば、インク袋
であり、その先端にはゴム製の栓42が設けられてい
る。この栓42に針(不図示)を挿入することにより、
インク袋40中のインクをヘッドに供給可能ならしめ
る。44は廃インクを受容する吸収体である。
【0034】インク収容部としては、インクとの接液面
がポリオレフィン、特にポリエチレンで形成されている
ものが本発明にとって好ましい。本発明で使用されるイ
ンクジェット記録装置としては、上記の如きヘッドとイ
ンクカートリッジとが別体となったものに限らず、図6
に示す如きそれらが一体になったものにも好適に用いら
れる。
【0035】図6において、70は記録ユニットであっ
て、この中にはインクを収容したインク収容部、例え
ば、インク吸収体が収納されており、かかるインク吸収
体中のインクが複数のオリフィスを有するヘッド部71
からインク滴として吐出される構成になっている。イン
ク吸収体の材料としては、ポリウレタンを用いることが
本発明にとって好ましい。72は記録ユニット内部を大
気に連通させるための大気連通口である。この記録ユニ
ット70は、図4で示す記録ヘッドに代えて用いられる
ものであって、キャリッジ66に対し着脱自在になって
いる。
【0036】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中部及び%とあるのは特に断
りのない限り重量基準である。 実施例1〜3布帛(A)の作成 ポリエステル繊維100%からなる織布を、予め濃度1
0%の尿素の水溶液に浸し、絞り率60%で脱水後乾燥
した。
【0037】分散染料液(I〜III)の作成 βナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物 20部 イオン交換水 55部 ジエチレングリコール 10部 上記成分を混合し、この溶液に新たに下記分散染料15
部をそれぞれ加え、30分間プレミキシングを行った
後、下記の条件で分散処理を行った。 分散染料(I) C.I.ディスパーズイエロー93(インクa、dに使用) (II) C.I.ディスパーズレッド92 (インクb、eに使用) (III) C.I.ディスパーズブルー87 (インクc、fに使用) 分散機 サンドグラインダー(五十嵐機械製) 粉砕メディア ジルコニウムビーズ1mm径 粉砕メディアの充填率 50%(体積) 粉砕時間 3時間 更に、フロロポアフィルターFP−250(商品名、住
友電工社製)にてろ過し粗大粒子を除去して分散染料液
(I〜III)を得た。
【0038】インク(a〜c)の製造 上記分散染料液(I〜III) 40部 ビスヒドロキシエチルスルホン 20部 ジエチレングリコール 10部 イオン交換水 30部 上記の全成分を混合し、混合液を水酸化ナトリウムでp
H7〜9に調整し、2時間攪拌した後、フロロポアフィ
ルターFP−100(商品名、住友電工社製)にてろ過
し、インクジェット捺染用インク(a〜c)を得た。イ
ンクの表面張力は、a、b、cがそれぞれ45、48、
49dyn/cmであった。
【0039】インク(d〜f)の製造 上記分散染料液(I〜III) 40部 ビスヒドロキシエチルスルホン 10部 ジエチレングリコール 10部 テトラエチレングリコールジメチルエーテル 10部 イソプロピルアルコール 10部 イオン交換水 20部 上記の全成分を混合し、混合液を水酸化ナトリウムでp
H7〜9に調整し、2時間攪拌した後、フロロポアフィ
ルターFP−100(商品名、住友電工社製)にてろ過
し、インクジェット捺染用インク(d〜f)を得た。イ
ンクの表面張力は、d、e、fがそれぞれ26、27、
27dyn/cmであった。
【0040】上記のようにして得られたインクジェット
捺染用インク(a〜f)を、吐出インク液滴の直径を変
化できるように改造したカラーバブルジェットプリンタ
ーBJC820(商品名、キヤノン製)に搭載し、後記
表1に記載のように吐出インク液滴の直径を操作し、上
記の織布(A)に淡色から濃色の単一及び混合色のグラ
デーションと画像サンプルのプリントを行い、その後1
80℃で8分間のHTスチーム処理による定着を行っ
た。その後、これを水洗及び還元洗浄して、染色品の粒
状性及び精細性について評価した。その結果、いずれの
場合も表1に示したように淡色から濃色部までの全ての
濃度域において画像の粒状性が無く、画像の精細性も良
好であった。
【0041】実施例4〜6布帛(B)の作成 ナイロン繊維100%からなる織布を、予めアルギン酸
ナトリウム2%及びNaCl5%の水溶液に浸し、絞り
率60%で脱水後乾燥した。
【0042】インク(g)の製造 酸性染料(C.I.Acid Yellow 135) 3部 直接染料(C.I.Direct Yellow 86) 2部 チオジグリコール 24部 ジエチレングリコール 11部 イオン交換水 60部 上記の全成分を混合し、混合液を水酸化ナトリウムでp
H8に調整し、2時間攪拌した後、フロロポアフィルタ
ーFP−100(商品名、住友電工社製)にてろ過し、
インクジェット捺染用インク(g)を得た。インクの表
面張力は52dyn/cmであった。
【0043】インク(h)の製造 酸性染料(C.I.Acid Red 266) 8部 チオジグリコール 15部 ジエチレングリコール 10部 テトラエチレングリコールジメチルエーテル 5部 イオン交換水 62部 上記の全成分を混合し、混合液を水酸化ナトリウムでp
H8に調整し、2時間攪拌した後、フロロポアフィルタ
ーFP−100(商品名、住友電工社製)にてろ過し、
インクジェット捺染用インク(h)を得た。インクの表
面張力は47dyn/cmであった。
【0044】インク(i)の製造 酸性染料(C.I.Acid Blue 185) 9部 チオジグリコール 20部 ジエチレングリコール 5部 イオン交換水 66部 上記の全成分を混合し、混合液を水酸化ナトリウムでp
H8に調整し、2時間攪拌した後、フロロポアフィルタ
ーFP−100(商品名、住友電工社製)にてろ過し、
インクジェット捺染用インク(i)を得た。インクの表
面張力は53dyn/cmであった。
【0045】インク(j)の製造 酸性染料(C.I.Acid Yellow 135) 3部 直接染料(C.I.Direct Yellow 86) 2部 チオジグリコール 24部 ジエチレングリコール 11部 サーフィノール440(日信化学工業製:アセチレンアルコール) 0.3部 イオン交換水 60部 上記の全成分を混合し、混合液を水酸化ナトリウムでp
H8に調整し、2時間攪拌した後、フロロポアフィルタ
ーFP−100(商品名、住友電工社製)にてろ過し、
インクジェット捺染用インク(j)を得た。インクの表
面張力は25dyn/cmであった。
【0046】インク(k)の製造 酸性染料(C.I.Acid Red 266) 8部 チオジグリコール 15部 ジエチレングリコール 10部 テトラエチレングリコールジメチルエーテル 5部 p−オクチルベンゼンスルホン酸ソーダ 0.3部 イオン交換水 62部 上記の全成分を混合し、混合液を水酸化ナトリウムでp
H8に調整し、2時間攪拌した後、フロロポアフィルタ
ーFP−100(商品名、住友電工社製)にてろ過し、
インクジェット捺染用インク(k)を得た。インクの表
面張力は26dyn/cmであった。
【0047】インク(l)の製造 酸性染料(C.I.Acid Bule 185) 9部 チオジグリコール 20部 ジエチレングリコール 5部 硫酸ドデシルソーダ 0.3部 イオン交換水 66部 上記の全成分を混合し、混合液を水酸化ナトリウムでp
H8に調整し、2時間攪拌した後、フロロポアフィルタ
ーFP−100(商品名、住友電工社製)にてろ過し、
インクジェット捺染用インク(l)を得た。インクの表
面張力は27dyn/cmであった。
【0048】このようにして得られたインクジェット捺
染インク(g〜l)を使用し、上記織布(B)に実施例
1〜3と同様にグラデーションと画像サンプルのプリン
トを行い、その後102℃で30分間のHTスチーム処
理による定着を行った。その後、これらを水洗して、染
色品の粒状性及び精細性について評価した。その結果、
いずれの場合も表1に示したように淡色から濃色部まで
全ての濃度域において粒状性が無く、精細性も良好であ
った。
【0049】比較例1インク(m)の製造 酸性染料(C.I.Acid Yellow 135) 3部 直接染料(C.I.Direct Yellow 86) 2部 チオジグリコール 24部 ジエチレングリコール 11部 サーフィノール440(日信化学工業製:アセチレンアルコール) 0.1部 イオン交換水 60部 上記の全成分を混合し、混合液を水酸化ナトリウムでp
H8に調整し、2時間攪拌した後、フロロポアフィルタ
ーFP−100(商品名、住友電工社製)にてろ過し、
インクジェット捺染用インク(m)を得た。インクの表
面張力は32dyn/cmであった。
【0050】インク(n)の製造 酸性染料(C.I.Acid Red 266) 8部 チオジグリコール 15部 ジエチレングリコール 10部 テトラエチレングリコールメチルエーテル 5部 p−オクチルベンゼンスルホン酸ソーダ 0.1部 イオン交換水 62部 上記の全成分を混合し、混合液を水酸化ナトリウムでp
H8に調整し、2時間攪拌した後、フロロポアフィルタ
ーFP−100(商品名、住友電工社製)にてろ過し、
インクジェット捺染用インク(n)を得た。インクの表
面張力は35dyn/cmであった。
【0051】インク(o)の製造 酸性染料(C.I.Acid Red 185) 9部 チオジグリコール 20部 ジエチレングリコール 5部 硫酸ドデシルソーダ 0.1部 イオン交換水 66部 上記の全成分を混合し、混合液を水酸化ナトリウムでp
H8に調整し、2時間攪拌した後、フロロポアフィルタ
ーFP−100(商品名、住友電工社製)にてろ過し、
インクジェット捺染用インク(o)を得た。インクの表
面張力は38dyn/cmであった。
【0052】このようにして得られたインク(m〜o)
及び実施例4〜6で使用したインク(g、h、l)を使
用し、実施例4〜6で使用した織布(B)に実施例4〜
6と同様の方法でグラデーションと画像サンプルのプリ
ントを行い、その後102℃で30分間のHTスチーム
処理による染料の定着を行った。その後、これを水洗し
て、染色品の画像の粒状性及び精細性について評価し
た。その結果、表1に示したように実施例4〜6と比較
して淡色から濃色部まで全ての濃度域において画像の粒
状性又は精細性が悪くなる結果となった。
【0053】
【表1】
【0054】*1吐出液滴の直径を変化させることがで
きるように改造したBJC−820(大小二つのヒータ
ーを有するヘッドを用いて、二種のヒーターを単独また
は同時駆動、及び駆動電圧等を変化させて吐出液滴の直
径を変化させた。また、ヘッドAとヘッドBとではノズ
ル直径をA>Bのようにしてある)に搭載した2個のヘ
ッドA及びBに、各々記載のインク(表面張力の単位:
dyn/cm)を使用し、各ヘッドの吐出インク液滴の
直径(単位:mm)は100,000ドットの吐出重量
を測定して以下の式から算出した。 R=2{3w/(4×100,000πρ)1/3 w:吐出インク液滴の総重量(mg) π:円周率 ρ:インクの比重 R:吐出インク
液滴の直径(mm)
【0055】*2 単一色部については、極淡色(イン
クの打ち込み密度0%)から濃色(吐出インク液滴の直
径の大きいヘッドで打ち込み密度100%)まで、濃淡
のグラデーションを(極淡色から淡色部は吐出インク液
滴の直径の小さいヘッド単独で、濃色部は吐出インク液
滴の直径の大きいヘッド単独で、中間色部は両方の併用
で)、各インクの打ち込み密度を調整して20段階の濃
度階調パッチをプリントし、熱処理及び洗浄後の各パッ
チの粒状性を肉眼で観察し判定した。混合色部について
は、単一色部と同様な方法でプリントした濃淡のグラデ
ーション部に、他色のインクを重ねてプリントし、熱処
理及び洗浄後の各パッチの粒状性を肉眼で観察し判定し
た。
【0056】○:極淡色部でも粒状感が無い。極淡色部
を重ねた混色部でもイラツキ(混合部の粒状感)が無
い。 △:極淡色部で粒状感が見られる。極淡色部を重ねた混
色部でイラツキが見られる。 ×:淡色部でも粒状感が見られる。淡色部を重ねた混色
部でもイラツキが見られる。 *3 画像サンプルの細線やエッジのシャープさを肉眼
で観察し、判定した。 ○:乱れが全くない △:乱れが少しある ×:乱
れが多い
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明のインクジェ
ット捺染方法によれば、淡色部においての粒状感や他色
との混合部のイラツキ感が無く、且つ精細性に優れた染
色物を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置のヘッドの縦断面図で
ある。
【図2】インクジェット記録装置のヘッドの横断面図で
ある。
【図3】図1に示したヘッドをマルチ化したヘッドの外
観斜視図である。
【図4】インクジェット記録装置の一例を示す斜視図で
ある。
【図5】インクカートリッジの縦断面図である。
【図6】記録ユニットの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
13:ヘッド 14:インク溝 15:発熱ヘッド 16:保護膜 17−1、17−2:アルミニウム電極 18:発熱抵抗体層 19:蓄熱層 20:基板 21:インク 22:吐出オリフィス(微細孔) 23:メニスカス 24:インク小滴 25:被記録材 26:マルチ溝 27:ガラス板 28:発熱ヘッド 40:インク袋 42:栓 44:インク吸収体 45:インクカートリッジ 51:給紙部 52:紙送りローラー 53:排紙ローラー 61:ブレード 62:キャップ 63:インク吸収体 64:吐出回復部 65:記録ヘッド 66:キャリッジ 67:ガイド軸 68:モーター 69:ベルト 70:記録ユニット 71:ヘッド部 72:大気連通口
フロントページの続き (72)発明者 小池 祥司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 城田 衣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 真理子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、(a)吐出インク液滴の直
    径が異なる二種以上のインクジェットヘッドを用いるイ
    ンクジェット記録方式により布帛に画像を形成する工
    程、(b)布帛を熱処理することにより、インク中の染
    料を布帛に染着する工程及び(c)布帛を洗浄すること
    により、未染着の染料を布帛から除去する工程を有する
    インクジェット捺染方法において、吐出インク液滴の直
    径が最も小さなインクジェットヘッドに用いるインクの
    表面張力が30dyn/cm以下であり、且つ吐出イン
    ク液滴の直径が最も大きなインクジェットヘッドに用い
    るインクの表面張力が40dyn/cm以上であること
    を特徴とするインクジェット捺染方法。
  2. 【請求項2】 最も小さな吐出インク液滴の直径が、最
    も大きな吐出インク液滴の直径の2/3以下である請求
    項1に記載のインクジェット捺染方法。
  3. 【請求項3】 熱処理する方法が、高温蒸熱(HTスチ
    ーミング)法である請求項1に記載のインクジェット捺
    染方法。
  4. 【請求項4】 布帛が、尿素、水溶性高分子及び水溶性
    金属塩からなる群から選ばれる1種以上の物質を含有し
    た布帛である請求項1に記載のインクジェット捺染方
    法。
  5. 【請求項5】 インクジェット記録方式が、インク吐出
    エネルギーとして電気エネルギーを与えることによって
    発熱し、インクの状態変化を生じさせて吐出を行わせる
    バブルジェット方式である請求項1に記載のインクジェ
    ット捺染方法。
  6. 【請求項6】 インクの吐出速度が5〜20m/sec
    である請求項1に記載のインクジェット捺染方法。
JP8172849A 1996-06-13 1996-06-13 インクジェット捺染方法 Pending JPH10768A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001172886A (ja) * 1999-10-01 2001-06-26 Canon Inc 捺染方法、該方法により得られる捺染物及び加工品
US6412936B1 (en) 1998-03-03 2002-07-02 Canon Kabushiki Kaisha Ink, ink set, ink cartridge, recording unit, image recording process and image recording apparatus
JP2021053851A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 株式会社リコー 画像形成装置
JP2021053849A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 株式会社リコー 画像形成装置
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