JPH1077579A - 撥水性繊維構造物の製造方法および撥水性繊維構造物 - Google Patents
撥水性繊維構造物の製造方法および撥水性繊維構造物Info
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- JPH1077579A JPH1077579A JP23487096A JP23487096A JPH1077579A JP H1077579 A JPH1077579 A JP H1077579A JP 23487096 A JP23487096 A JP 23487096A JP 23487096 A JP23487096 A JP 23487096A JP H1077579 A JPH1077579 A JP H1077579A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】洗濯に対し耐久性の大きい撥水性を有する。
【構成】ポリアミド系繊維を含む繊維構造物を、スルフ
ォン化フェノールホルムアルデヒド低縮合物および尿素
樹脂を含有する溶液に浸漬処理した後、ポリフルオロア
ルキル基含有アクリル共重合体とアミノプラスト樹脂と
の混合液を付与し、熱処理を施す。前記の混合液に、さ
らに多官能ブロックイソシアネート含有ウレタン樹脂を
添加して用いてもよい。スルフォン化フェノールホルム
アルデヒド低縮合物としては、[化1]または[化2]
に示す構造の化合物が好適である。尿素樹脂としては、
尿素とホルムアルデヒドの高縮合型が好ましい。鮮明色
が好まれるスキーウエア、アスレチックウェアなどの素
材として好適である。 【化1】 【化2】
ォン化フェノールホルムアルデヒド低縮合物および尿素
樹脂を含有する溶液に浸漬処理した後、ポリフルオロア
ルキル基含有アクリル共重合体とアミノプラスト樹脂と
の混合液を付与し、熱処理を施す。前記の混合液に、さ
らに多官能ブロックイソシアネート含有ウレタン樹脂を
添加して用いてもよい。スルフォン化フェノールホルム
アルデヒド低縮合物としては、[化1]または[化2]
に示す構造の化合物が好適である。尿素樹脂としては、
尿素とホルムアルデヒドの高縮合型が好ましい。鮮明色
が好まれるスキーウエア、アスレチックウェアなどの素
材として好適である。 【化1】 【化2】
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリアミド系繊維
を含む撥水性繊維構造物の製造方法およびポリアミド系
繊維を含む撥水性繊維構造物に関する。さらに詳細に
は、洗濯に対して耐久性のある撥水性を有する、ポリア
ミド系繊維を含む繊維構造物の製造方法およびその繊維
構造物に関する。本発明において、ポリアミド系繊維
は、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロ
ン12、芳香族ナイロンなどの合成繊維;羊毛、絹など
の天然繊維、および前記繊維を主たる構成繊維とする第
三の繊維との組み合わせを含む意味である。また、繊維
構造物は、織物、編物、不織布などの布帛、繊維集合体
などの繊維製品全般を意味する。
を含む撥水性繊維構造物の製造方法およびポリアミド系
繊維を含む撥水性繊維構造物に関する。さらに詳細に
は、洗濯に対して耐久性のある撥水性を有する、ポリア
ミド系繊維を含む繊維構造物の製造方法およびその繊維
構造物に関する。本発明において、ポリアミド系繊維
は、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロ
ン12、芳香族ナイロンなどの合成繊維;羊毛、絹など
の天然繊維、および前記繊維を主たる構成繊維とする第
三の繊維との組み合わせを含む意味である。また、繊維
構造物は、織物、編物、不織布などの布帛、繊維集合体
などの繊維製品全般を意味する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリアミド系繊維を含む繊維構造
物に撥水性を付与する手段として、ポリフルオロアルキ
ル基含有アクリル共重合体を主成分とする撥水剤(以
下、単にフッ素系撥水剤という)を付与し、熱処理する
という方法が行われていた。しかし、単にフッ素系撥水
剤のみで処理した繊維構造物は、付与された撥水性が洗
濯によって著しく低下するという問題があった。
物に撥水性を付与する手段として、ポリフルオロアルキ
ル基含有アクリル共重合体を主成分とする撥水剤(以
下、単にフッ素系撥水剤という)を付与し、熱処理する
という方法が行われていた。しかし、単にフッ素系撥水
剤のみで処理した繊維構造物は、付与された撥水性が洗
濯によって著しく低下するという問題があった。
【0003】前記の問題を解決するために繊維を、フッ
素系撥水剤、トリメチロールメラミンおよび有機アミン
の存在下で処理する方法;特開昭54−133486号
公報、特開昭56−165072号公報、特開平5−2
72060号公報などに記載されている、フッ素系撥水
剤および多官能ブロックイソシアネートウレタン化合物
の存在下で処理する方法;特開昭58−208473号
公報に記載されている、フッ素系撥水剤、アミノプラス
ト樹脂および多官能ブロックイソシアネートウレタン化
合物存在下で処理する方法などが提案されている。
素系撥水剤、トリメチロールメラミンおよび有機アミン
の存在下で処理する方法;特開昭54−133486号
公報、特開昭56−165072号公報、特開平5−2
72060号公報などに記載されている、フッ素系撥水
剤および多官能ブロックイソシアネートウレタン化合物
の存在下で処理する方法;特開昭58−208473号
公報に記載されている、フッ素系撥水剤、アミノプラス
ト樹脂および多官能ブロックイソシアネートウレタン化
合物存在下で処理する方法などが提案されている。
【0004】しかしながら、いずれの方法もポリアミド
系繊維を含有する繊維構造物については洗濯耐久性に乏
しいため、さらに、特開昭58−46176号公報に記
載されている、多価フェノール化合物で前処理しフッ素
系撥水剤で処理する方法;特開平1−221576号公
報に記載されている、スルフォン化フェノールホルムア
ルデヒド低縮合物で前処理しフッ素系撥水剤およびアミ
ノプラスト樹脂で処理する方法などが提案されている。
しかし、いずれの方法も洗濯耐久性については十分であ
るとは言い難く、風合も粗硬になりがちであった。
系繊維を含有する繊維構造物については洗濯耐久性に乏
しいため、さらに、特開昭58−46176号公報に記
載されている、多価フェノール化合物で前処理しフッ素
系撥水剤で処理する方法;特開平1−221576号公
報に記載されている、スルフォン化フェノールホルムア
ルデヒド低縮合物で前処理しフッ素系撥水剤およびアミ
ノプラスト樹脂で処理する方法などが提案されている。
しかし、いずれの方法も洗濯耐久性については十分であ
るとは言い難く、風合も粗硬になりがちであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような現
状に鑑み、洗濯耐久性や着用時の磨耗耐久性など高度な
耐久性のある撥水性を有し、風合の優れたポリアミド系
繊維を含む撥水性繊維構造物の製造方法、およびポリア
ミド系繊維を含む撥水性繊維構造物を提供すること目的
とする。
状に鑑み、洗濯耐久性や着用時の磨耗耐久性など高度な
耐久性のある撥水性を有し、風合の優れたポリアミド系
繊維を含む撥水性繊維構造物の製造方法、およびポリア
ミド系繊維を含む撥水性繊維構造物を提供すること目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は、ポリアミド系繊維を含む繊維構造物
に、スルフォン化フェノールホルムアルデヒド低縮合物
および尿素樹脂を含有する溶液で浸漬処理を施した後、
ポリフルオロアルキル基含有アクリル共重合体とアミノ
プラスト樹脂との混合液を付与し、熱処理を施すことを
特徴とする、撥水性繊維構造物の製造方法を提供する。
めに、本発明は、ポリアミド系繊維を含む繊維構造物
に、スルフォン化フェノールホルムアルデヒド低縮合物
および尿素樹脂を含有する溶液で浸漬処理を施した後、
ポリフルオロアルキル基含有アクリル共重合体とアミノ
プラスト樹脂との混合液を付与し、熱処理を施すことを
特徴とする、撥水性繊維構造物の製造方法を提供する。
【0007】前記のスルフォン化フェノールホルムアル
デヒド低縮合物が、[化3]または[化4]に示す、式
(1)または式(2)の構造を有する化合物であると、
水に対する溶解性が良好でゲル化を防止しやすい。
デヒド低縮合物が、[化3]または[化4]に示す、式
(1)または式(2)の構造を有する化合物であると、
水に対する溶解性が良好でゲル化を防止しやすい。
【0008】
【化3】
【0009】
【化4】 前記の撥水性繊維構造物の製造方法において、ポリフル
オロアルキル基含有アクリル共重合体とアミノプラスト
樹脂との混合液に多官能ブロックイソシアネート含有ウ
レタン樹脂を添加して用いると、撥水性を一層高めるこ
とができる。スルフォン化フェノールホルムアルデヒド
低縮合物および尿素樹脂を含有する溶液のpHが、2な
いし6であると、柔らかい風合に仕上げやすい。
オロアルキル基含有アクリル共重合体とアミノプラスト
樹脂との混合液に多官能ブロックイソシアネート含有ウ
レタン樹脂を添加して用いると、撥水性を一層高めるこ
とができる。スルフォン化フェノールホルムアルデヒド
低縮合物および尿素樹脂を含有する溶液のpHが、2な
いし6であると、柔らかい風合に仕上げやすい。
【0010】スルフォン化フェノールホルムアルデヒド
低縮合物の付与量を、繊維構造物に対し固形分で0.0
5〜6重量%とすると、風合の硬化や変色を防止し、洗
濯耐久性に優れた撥水性をもたせることができる。尿素
樹脂の付与量は、繊維構造物に対し固形分で0.1〜5
重量%の範囲が好ましい。前記範囲であれば、柔軟な風
合に仕上げ、かつ、撥水性の洗濯耐久性を高める効果を
期待できる。アミノプラスト樹脂の付与量は、繊維構造
物に対し固形分で0.01〜2重量%が好適である。前
記範囲の付与量は、撥水性皮膜をより強固にし、風合が
硬くなることを防止しやすい範囲である。
低縮合物の付与量を、繊維構造物に対し固形分で0.0
5〜6重量%とすると、風合の硬化や変色を防止し、洗
濯耐久性に優れた撥水性をもたせることができる。尿素
樹脂の付与量は、繊維構造物に対し固形分で0.1〜5
重量%の範囲が好ましい。前記範囲であれば、柔軟な風
合に仕上げ、かつ、撥水性の洗濯耐久性を高める効果を
期待できる。アミノプラスト樹脂の付与量は、繊維構造
物に対し固形分で0.01〜2重量%が好適である。前
記範囲の付与量は、撥水性皮膜をより強固にし、風合が
硬くなることを防止しやすい範囲である。
【0011】さらに、本発明は、ポリアミド系繊維を含
む繊維構造物であって、スルフォン化フェノールホルム
アルデヒド低縮合物および尿素樹脂を含有する溶液で浸
漬処理された後、ポリフルオロアルキル基含有アクリル
共重合体とアミノプラスト樹脂との混合液が付与され、
かつ、熱処理が施されていることを特徴とする撥水性繊
維構造物を提供する。
む繊維構造物であって、スルフォン化フェノールホルム
アルデヒド低縮合物および尿素樹脂を含有する溶液で浸
漬処理された後、ポリフルオロアルキル基含有アクリル
共重合体とアミノプラスト樹脂との混合液が付与され、
かつ、熱処理が施されていることを特徴とする撥水性繊
維構造物を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態例をあげ
ながら詳しく説明する。本発明では、ポリアミド系繊維
を含む繊維構造物(以下、単に繊維構造物と略称する)
に撥水性を付与するため、フッ素系撥水剤の付与に先立
つ前処理として、スルフォン化フェノールホルムアルデ
ヒド低縮合物および尿素樹脂を含有する溶液(以下、前
処理液と略称する)を用いて浸漬処理する。スルフォン
化フェノールホルムアルデヒド低縮合物および尿素樹脂
をともに含有する前処理液で浸漬処理することにより、
柔軟な風合に仕上げ、かつ、撥水性の洗濯耐久性を向上
させることができる。前処理液に使用するスルフォン化
フェノールホルムアルデヒド低縮合物は、前記の(1)
式または(2)式で表される化合物が好ましく、さらに
水に対する溶解性が良好でゲル化を防ぐ観点からnが1
ないし5のものが好ましく用いられる。
ながら詳しく説明する。本発明では、ポリアミド系繊維
を含む繊維構造物(以下、単に繊維構造物と略称する)
に撥水性を付与するため、フッ素系撥水剤の付与に先立
つ前処理として、スルフォン化フェノールホルムアルデ
ヒド低縮合物および尿素樹脂を含有する溶液(以下、前
処理液と略称する)を用いて浸漬処理する。スルフォン
化フェノールホルムアルデヒド低縮合物および尿素樹脂
をともに含有する前処理液で浸漬処理することにより、
柔軟な風合に仕上げ、かつ、撥水性の洗濯耐久性を向上
させることができる。前処理液に使用するスルフォン化
フェノールホルムアルデヒド低縮合物は、前記の(1)
式または(2)式で表される化合物が好ましく、さらに
水に対する溶解性が良好でゲル化を防ぐ観点からnが1
ないし5のものが好ましく用いられる。
【0013】本発明でいう尿素樹脂は、尿素とホルムア
ルデヒドとの反応によって得られる熱硬化性樹脂であ
り、ジメチロール尿素、ジメチロールジヒドロキシエチ
レン尿素、ジメチロールプロピレン尿素、ジメチロール
エチレン尿素、ジメチロールブチレン尿素などがあげら
れる。しかし、これらに限定されるものではなく、なか
でも尿素とホルムアルデヒドとの高縮合型の樹脂を好ま
しく用いることができる。
ルデヒドとの反応によって得られる熱硬化性樹脂であ
り、ジメチロール尿素、ジメチロールジヒドロキシエチ
レン尿素、ジメチロールプロピレン尿素、ジメチロール
エチレン尿素、ジメチロールブチレン尿素などがあげら
れる。しかし、これらに限定されるものではなく、なか
でも尿素とホルムアルデヒドとの高縮合型の樹脂を好ま
しく用いることができる。
【0014】前処理液は、スルフォン化フェノールホル
ムアルデヒド低縮合物と尿素樹脂との水溶液を、好まし
くはpH2〜6に、より好ましくは、pH3〜4に調整
して準備する。pHを2以上に調整すると、ポリアミド
繊維の損傷が防止されて柔らかな風合に仕上げやすい
し、pHを6以下に調整すると前記効果を維持しやす
い。pHの調整には、酢酸、マレイン酸、塩酸、硫酸、
ギ酸などの酸を使用すればよく、とくに限定されること
はない。
ムアルデヒド低縮合物と尿素樹脂との水溶液を、好まし
くはpH2〜6に、より好ましくは、pH3〜4に調整
して準備する。pHを2以上に調整すると、ポリアミド
繊維の損傷が防止されて柔らかな風合に仕上げやすい
し、pHを6以下に調整すると前記効果を維持しやす
い。pHの調整には、酢酸、マレイン酸、塩酸、硫酸、
ギ酸などの酸を使用すればよく、とくに限定されること
はない。
【0015】繊維構造物と前処理液との浴比(重量比)
は、繊維構造物1に対し前処理液10〜50の範囲が好
ましい。前処理温度は40〜100℃が好ましく、より
好ましくは50〜80℃であり、前処理時間は10〜6
0分が好ましく、より好ましくは15〜40分である。
は、繊維構造物1に対し前処理液10〜50の範囲が好
ましい。前処理温度は40〜100℃が好ましく、より
好ましくは50〜80℃であり、前処理時間は10〜6
0分が好ましく、より好ましくは15〜40分である。
【0016】繊維構造物に対するスルフォン化フェノー
ルホルムアルデヒド低縮合物の付与量は、固形分で0.
05〜6重量%が好ましく、より好ましくは0.1〜2
重量%程度である。前記範囲内では、一般に、繊維構造
物の風合が硬くならず変色を防止し、かつ、撥水性に優
れた洗濯耐久性を付与することができる。
ルホルムアルデヒド低縮合物の付与量は、固形分で0.
05〜6重量%が好ましく、より好ましくは0.1〜2
重量%程度である。前記範囲内では、一般に、繊維構造
物の風合が硬くならず変色を防止し、かつ、撥水性に優
れた洗濯耐久性を付与することができる。
【0017】また、繊維構造物に対する尿素樹脂の付与
量は、固形分で0.1〜5重量%、より好ましくは0.
5〜3重量%である。0.1重量%以上付与すると、尿
素樹脂の効果を期待できるが、5重量%以上使用しても
撥水性の洗濯耐久性が向上するとは限らない。本発明に
おいては、通常、前処理液での処理後に水洗および乾燥
を行う。
量は、固形分で0.1〜5重量%、より好ましくは0.
5〜3重量%である。0.1重量%以上付与すると、尿
素樹脂の効果を期待できるが、5重量%以上使用しても
撥水性の洗濯耐久性が向上するとは限らない。本発明に
おいては、通常、前処理液での処理後に水洗および乾燥
を行う。
【0018】ついで、前処理を施した繊維構造物に、フ
ッ素系撥水剤とアミノプラスト樹脂とを混合した処理液
を、またはフッ素系撥水剤とアミノプラスト樹脂および
多官能ブロックイソシアネート含有ウレタン樹脂とを混
合した処理液を付与し、撥水処理を施す。
ッ素系撥水剤とアミノプラスト樹脂とを混合した処理液
を、またはフッ素系撥水剤とアミノプラスト樹脂および
多官能ブロックイソシアネート含有ウレタン樹脂とを混
合した処理液を付与し、撥水処理を施す。
【0019】本発明で使用することのできるフッ素系撥
水剤に特に限定はないが、例えば、C3 〜C20のポリフ
ルオロ基またはポリフルオロアルキル基を有するビニル
単量体のみの単独重合により製造されるものや、前記ビ
ニル単量体とポリフルオロ基やポリフルオロアルキル基
を有しない他のビニル単量体との共重合により製造され
るものを用いることができる。
水剤に特に限定はないが、例えば、C3 〜C20のポリフ
ルオロ基またはポリフルオロアルキル基を有するビニル
単量体のみの単独重合により製造されるものや、前記ビ
ニル単量体とポリフルオロ基やポリフルオロアルキル基
を有しない他のビニル単量体との共重合により製造され
るものを用いることができる。
【0020】ポリフルオロ基またはポリフルオロアルキ
ル基を有するビニル単量体としては、例えば、 CH2 =CHCOOCH2 C7 F15 CH2 =C(CH3 )CH2 COOCH2 C6 F12CF
3 (CF3 ) CH2 =CHCOO(CH2 )2 N(C3 H7 )SO2
C8 F17 C6 F13CH2 CH2 OH C8 F17SO2 (C3 H7 )CH2 CH2 OH C8 F17SO2 (C3 H7 )CH2 OOCNH(C
H2 )6 NH(CH2 CH2O)11CH3 を用いることができる。
ル基を有するビニル単量体としては、例えば、 CH2 =CHCOOCH2 C7 F15 CH2 =C(CH3 )CH2 COOCH2 C6 F12CF
3 (CF3 ) CH2 =CHCOO(CH2 )2 N(C3 H7 )SO2
C8 F17 C6 F13CH2 CH2 OH C8 F17SO2 (C3 H7 )CH2 CH2 OH C8 F17SO2 (C3 H7 )CH2 OOCNH(C
H2 )6 NH(CH2 CH2O)11CH3 を用いることができる。
【0021】ポリフルオロ基やポリフルオロアルキル基
を有しない他のビニル単量体としては、例えば、エチレ
ン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリルアミド、ス
チレン、ベンジルアクリレート、ビニルアルキルケト
ン、無水マレイン酸、イソプレン、シロキサン、ブロッ
クイソシアネートのビニル単量体が挙げられる。以上説
明したフッ素系撥水剤のなかでも、ブロックイソシアネ
ートのビニル単量体を含む共重合体を主成分とするフッ
素系撥水剤が好適である。
を有しない他のビニル単量体としては、例えば、エチレ
ン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリルアミド、ス
チレン、ベンジルアクリレート、ビニルアルキルケト
ン、無水マレイン酸、イソプレン、シロキサン、ブロッ
クイソシアネートのビニル単量体が挙げられる。以上説
明したフッ素系撥水剤のなかでも、ブロックイソシアネ
ートのビニル単量体を含む共重合体を主成分とするフッ
素系撥水剤が好適である。
【0022】本発明で使用するアミノプラスト樹脂とし
ては、例えば、トリメチロールメラミン、ヘキサメチロ
ールメラミンなどのメラミン樹脂、ジメチロールプロピ
レン尿素、ジメチロールエチレン尿素、ジメチロールヒ
ドロキシ尿素などの尿素樹脂、ジメチロールウロンなど
のウロン樹脂を挙げることができる。また、アミノプラ
スト樹脂と共に硬化触媒を用いてもよく、硬化触媒とし
て、例えば、リン酸、硫酸、硝酸など無機酸の、アンモ
ニウム、アルミニウム、亜鉛などの塩類;ギ酸、酢酸、
アクリル酸、こはく酸など有機酸の塩類を用いることが
できる。
ては、例えば、トリメチロールメラミン、ヘキサメチロ
ールメラミンなどのメラミン樹脂、ジメチロールプロピ
レン尿素、ジメチロールエチレン尿素、ジメチロールヒ
ドロキシ尿素などの尿素樹脂、ジメチロールウロンなど
のウロン樹脂を挙げることができる。また、アミノプラ
スト樹脂と共に硬化触媒を用いてもよく、硬化触媒とし
て、例えば、リン酸、硫酸、硝酸など無機酸の、アンモ
ニウム、アルミニウム、亜鉛などの塩類;ギ酸、酢酸、
アクリル酸、こはく酸など有機酸の塩類を用いることが
できる。
【0023】本発明で使用する多官能ブロックイソシア
ネート含有ウレタン樹脂は、分子中に2個以上のブロッ
クイソシアネート官能基を含むウレタン樹脂であれば、
とくに限定されるものではない。例えば、トリレンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ジフ
ェニールメタンジイソシアネート、水素添加ジフェニー
ルメタンジイソシアネート、トリフェニールトリイソシ
アネート、キシレンジイソシアネート、ジシクロヘキシ
ルメタンジイソシアネート、トリメチロールプロパント
リレンジイソシアネートアダクト、グリセリントリレン
ジイソシアネートアダクトなどに、これらの化合物を好
ましくは70〜200℃に加熱したとき、解離して活性
なイソシアネート基が再生できるようなブロッキング化
合物として、フェノール、マロン酸ジエチル、メチルエ
チルケトオキシム、重亜硫酸ソーダ、ε−カプロラクタ
ムなどを反応させた、多官能ブロックイソシアネート含
有ウレタン樹脂を用いることができる。多官能ブロック
イソシアネート含有ウレタン樹脂は、少量の界面活性剤
を配合して強制的に乳化した水分散液体として使用する
ことが好ましい。前記の中でも、ジフェニールメタンジ
イソシアネートのメチルエチルケトオキシムや、トリメ
チロールプロパントリレンジイソシアネートアダクトの
メチルエチルケトオキシムの水分散液体は好適に用いら
れる。ブロックイソシアネートの熱分離速度の向上と熱
解離温度の低下とを促進するために解離触媒を利用して
もよく、例えば、ジブチルスズジオレート、ジブチルス
ズジステアレート、ステアリル亜鉛、有機アミン化合物
が好適である。
ネート含有ウレタン樹脂は、分子中に2個以上のブロッ
クイソシアネート官能基を含むウレタン樹脂であれば、
とくに限定されるものではない。例えば、トリレンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ジフ
ェニールメタンジイソシアネート、水素添加ジフェニー
ルメタンジイソシアネート、トリフェニールトリイソシ
アネート、キシレンジイソシアネート、ジシクロヘキシ
ルメタンジイソシアネート、トリメチロールプロパント
リレンジイソシアネートアダクト、グリセリントリレン
ジイソシアネートアダクトなどに、これらの化合物を好
ましくは70〜200℃に加熱したとき、解離して活性
なイソシアネート基が再生できるようなブロッキング化
合物として、フェノール、マロン酸ジエチル、メチルエ
チルケトオキシム、重亜硫酸ソーダ、ε−カプロラクタ
ムなどを反応させた、多官能ブロックイソシアネート含
有ウレタン樹脂を用いることができる。多官能ブロック
イソシアネート含有ウレタン樹脂は、少量の界面活性剤
を配合して強制的に乳化した水分散液体として使用する
ことが好ましい。前記の中でも、ジフェニールメタンジ
イソシアネートのメチルエチルケトオキシムや、トリメ
チロールプロパントリレンジイソシアネートアダクトの
メチルエチルケトオキシムの水分散液体は好適に用いら
れる。ブロックイソシアネートの熱分離速度の向上と熱
解離温度の低下とを促進するために解離触媒を利用して
もよく、例えば、ジブチルスズジオレート、ジブチルス
ズジステアレート、ステアリル亜鉛、有機アミン化合物
が好適である。
【0024】本発明において使用するフッ素系撥水剤の
量は、繊維構造物の繊維重量に対し、固形分で0.01
〜10重量%が好ましく、より好ましくは0.03〜5
重量%の範囲とすると、一般的に、洗濯耐久性のある撥
水性繊維構造物が得られやすい。アミノプラスト樹脂
は、多量に使用すると撥水性皮膜の強度が向上するもの
の、風合の硬化を招きやすいため、繊維構造物の繊維重
量に対し、固形分で0.01〜2重量%が好ましく、よ
り好ましくは0.02〜1重量%の範囲で付与する。ま
た、多官能ブロックイソシアネート含有ウレタン樹脂の
量は、繊維構造物の繊維重量に対し、固形分で0.01
〜4重量%が好ましく、より好ましくは0.03〜1重
量%を付与する。付与量が増えると架橋効果は向上する
が、風合の硬化、加熱時の熱黄変や染色堅牢度を低下さ
せるなどの問題がある。
量は、繊維構造物の繊維重量に対し、固形分で0.01
〜10重量%が好ましく、より好ましくは0.03〜5
重量%の範囲とすると、一般的に、洗濯耐久性のある撥
水性繊維構造物が得られやすい。アミノプラスト樹脂
は、多量に使用すると撥水性皮膜の強度が向上するもの
の、風合の硬化を招きやすいため、繊維構造物の繊維重
量に対し、固形分で0.01〜2重量%が好ましく、よ
り好ましくは0.02〜1重量%の範囲で付与する。ま
た、多官能ブロックイソシアネート含有ウレタン樹脂の
量は、繊維構造物の繊維重量に対し、固形分で0.01
〜4重量%が好ましく、より好ましくは0.03〜1重
量%を付与する。付与量が増えると架橋効果は向上する
が、風合の硬化、加熱時の熱黄変や染色堅牢度を低下さ
せるなどの問題がある。
【0025】フッ素系撥水剤とアミノプラスト樹脂との
混合液、またはフッ素系撥水剤とアミノプラスト樹脂お
よび多官能ブロックイソシアネート含有ウレタン樹脂と
の混合液を繊維構造物に付与する方法にとくに制限はな
く、パッディング法やスプレー法などにより均一に付与
し、100℃前後で乾燥し、好ましくは140〜200
℃、より好ましくは160〜180℃で15秒〜5分、
さらに好ましくは30秒〜2分間の熱処理を行う。
混合液、またはフッ素系撥水剤とアミノプラスト樹脂お
よび多官能ブロックイソシアネート含有ウレタン樹脂と
の混合液を繊維構造物に付与する方法にとくに制限はな
く、パッディング法やスプレー法などにより均一に付与
し、100℃前後で乾燥し、好ましくは140〜200
℃、より好ましくは160〜180℃で15秒〜5分、
さらに好ましくは30秒〜2分間の熱処理を行う。
【0026】また、本発明に係る撥水性繊維構造物に他
の性能を付与するため、一般に用いられる処理剤、例え
ば、アミノやハイドロゼンポリシロキサン系シリコン柔
軟剤、フッ素系防汚剤、紫外線吸収剤、熱安定剤、セラ
ミック、抗菌剤、消臭剤、色素などを、フッ素系撥水剤
とアミノプラスト樹脂との混合液、またはフッ素系撥水
剤とアミノプラスト樹脂および多官能ブロックイソシア
ネート含有ウレタン樹脂との混合液に混合して処理する
こともできる。
の性能を付与するため、一般に用いられる処理剤、例え
ば、アミノやハイドロゼンポリシロキサン系シリコン柔
軟剤、フッ素系防汚剤、紫外線吸収剤、熱安定剤、セラ
ミック、抗菌剤、消臭剤、色素などを、フッ素系撥水剤
とアミノプラスト樹脂との混合液、またはフッ素系撥水
剤とアミノプラスト樹脂および多官能ブロックイソシア
ネート含有ウレタン樹脂との混合液に混合して処理する
こともできる。
【0027】
【実施例】本発明を実施例によりさらに詳細に説明す
る。なお、本実施例および比較例で、撥水性能の評価は
加工上りの織物と加工上りの織物に洗濯処理(洗濯10
回法)を施した試料とに対して実施した。 (1) 評価方法 JIS L−1092雨試験(シャワー法)に準拠し、
ブンデスマン雨試験装置を使用し、撥水度、吸水率、漏
水量を測定した。 イ)撥水度 次の基準により、肉眼判定した。 100:表面に湿潤や水滴の付着がないもの。 90:表面に湿潤しないが小さな水滴の付着を示すも
の。 80:表面に小さな個々の水滴状の湿潤を示すもの 70:表面の半分に湿潤を示し、小さな個々の湿潤が布
を浸透する状態を示すもの。 50:表面全体に湿潤を示すもの。 0:表面および裏面が全体に湿潤を示すもの。 ロ)吸水率 吸水率(%)={(M−M0 )/M0 }×100 ただし、 M0 :試験前の試験片の質量(g) M :試験後の試験片の質量(g) ハ)漏水量 試験片を透過して試験カップに溜まった水の体積を量
り、漏水量(ml)とした。
る。なお、本実施例および比較例で、撥水性能の評価は
加工上りの織物と加工上りの織物に洗濯処理(洗濯10
回法)を施した試料とに対して実施した。 (1) 評価方法 JIS L−1092雨試験(シャワー法)に準拠し、
ブンデスマン雨試験装置を使用し、撥水度、吸水率、漏
水量を測定した。 イ)撥水度 次の基準により、肉眼判定した。 100:表面に湿潤や水滴の付着がないもの。 90:表面に湿潤しないが小さな水滴の付着を示すも
の。 80:表面に小さな個々の水滴状の湿潤を示すもの 70:表面の半分に湿潤を示し、小さな個々の湿潤が布
を浸透する状態を示すもの。 50:表面全体に湿潤を示すもの。 0:表面および裏面が全体に湿潤を示すもの。 ロ)吸水率 吸水率(%)={(M−M0 )/M0 }×100 ただし、 M0 :試験前の試験片の質量(g) M :試験後の試験片の質量(g) ハ)漏水量 試験片を透過して試験カップに溜まった水の体積を量
り、漏水量(ml)とした。
【0028】(2)洗濯処理方法(洗濯10回法) 自動反転渦巻き式電気洗濯機((株)東芝製;VH−1
150と同性能)に、45×45cmの試験布(加工上
り織物)800gと40±2℃の0.2%弱アルカリ性
合成洗剤(JIS K 3371弱アルカリ性・第1
種)液25リットルとを入れ、強条件で25分間洗濯し
た。次いで遠心脱水機で約30秒間脱水後、常温水をオ
ーバーフローさせながら10分間すすぎを行った。その
後、再度約30秒間脱水し、同条件で10分間すすい
だ。前記の方法を2回繰り返し、10回洗濯後の織物と
した。
150と同性能)に、45×45cmの試験布(加工上
り織物)800gと40±2℃の0.2%弱アルカリ性
合成洗剤(JIS K 3371弱アルカリ性・第1
種)液25リットルとを入れ、強条件で25分間洗濯し
た。次いで遠心脱水機で約30秒間脱水後、常温水をオ
ーバーフローさせながら10分間すすぎを行った。その
後、再度約30秒間脱水し、同条件で10分間すすい
だ。前記の方法を2回繰り返し、10回洗濯後の織物と
した。
【0029】実施例1、2および比較例1〜10 たて、よこともに120デニールのナイロン6を使用
し、220g/m2 の織物オックスフォードを織成し、
常法により精練し、酸性染料で染色後水洗を行った。つ
いで、得られた染色織物に、下記の撥水加工前処理
[A]〜[D]のいずれかを施した。
し、220g/m2 の織物オックスフォードを織成し、
常法により精練し、酸性染料で染色後水洗を行った。つ
いで、得られた染色織物に、下記の撥水加工前処理
[A]〜[D]のいずれかを施した。
【0030】前処理[A]; 前記の染色織物1重量部
に対し、水20重量部にスルフォン化フェノールホルム
アルデヒド低縮合物([化5]に式(h)で示した化合
物を使用)を繊維重量に対し固形分で0.6重量%と、
酢酸1g/リットルとを加えてpH3の前処理液を準備
した。液流染色機を用い80℃で20分間処理し、水
洗、脱水、乾燥した。
に対し、水20重量部にスルフォン化フェノールホルム
アルデヒド低縮合物([化5]に式(h)で示した化合
物を使用)を繊維重量に対し固形分で0.6重量%と、
酢酸1g/リットルとを加えてpH3の前処理液を準備
した。液流染色機を用い80℃で20分間処理し、水
洗、脱水、乾燥した。
【0031】
【化5】 前処理[B]; 前記の染色織物に前処理[A]と同様
にして、ただし、ジメチール尿素樹脂を用いずに、スル
フォン化フェノールホルムアルデヒド低縮合物([化
5]に式(h)で示した化合物を使用)を繊維重量に対
し固形分で0.6重量%用い、酢酸を加えてpH3の処
理液を作製し、得られた染色織物に前記の処理液を用い
て撥水加工前処理を行った。
にして、ただし、ジメチール尿素樹脂を用いずに、スル
フォン化フェノールホルムアルデヒド低縮合物([化
5]に式(h)で示した化合物を使用)を繊維重量に対
し固形分で0.6重量%用い、酢酸を加えてpH3の処
理液を作製し、得られた染色織物に前記の処理液を用い
て撥水加工前処理を行った。
【0032】前処理[C]; 前記の染色織物に前処理
[A]と同様にして、ただし、スルフォン化フェノール
ホルムアルデヒド低縮合物は用いずに、ジメチール尿素
樹脂を繊維重量に対し固形分で2.4重量%用い、酢酸
を加えてpH3の処理液を作製し、得られた染色織物に
前記の処理液を用いて撥水加工前処理を行った。 前処理[D]; 前記の染色織物に前処理を行わず、染
色処理後水洗、脱水、乾燥を行った。
[A]と同様にして、ただし、スルフォン化フェノール
ホルムアルデヒド低縮合物は用いずに、ジメチール尿素
樹脂を繊維重量に対し固形分で2.4重量%用い、酢酸
を加えてpH3の処理液を作製し、得られた染色織物に
前記の処理液を用いて撥水加工前処理を行った。 前処理[D]; 前記の染色織物に前処理を行わず、染
色処理後水洗、脱水、乾燥を行った。
【0033】前記の前処理[A]、[B]、[C]また
は[D]を施した織物に、それぞれ次の撥水加工
[a]、[b]または[c]を施した。 撥水加工[a]; フッ素系撥水加工剤としてCH2 =
CHCOO(CH2 ) 2 N(C3 H7 )SO2 C8 F17
を繊維重量に対し固形分で4.7重量%と、アミノプラ
スト樹脂としてトリメチロールメラミンを繊維重量に対
し固形分で0.9重量%とを、前記の前処理を施した織
物に付着させ、120℃で乾燥した後、180℃で60
秒間熱処理を行った。その際、アミノプラスト樹脂の触
媒として硫酸アンモニウムを、アミノプラスト樹脂の1
/3量使用した。
は[D]を施した織物に、それぞれ次の撥水加工
[a]、[b]または[c]を施した。 撥水加工[a]; フッ素系撥水加工剤としてCH2 =
CHCOO(CH2 ) 2 N(C3 H7 )SO2 C8 F17
を繊維重量に対し固形分で4.7重量%と、アミノプラ
スト樹脂としてトリメチロールメラミンを繊維重量に対
し固形分で0.9重量%とを、前記の前処理を施した織
物に付着させ、120℃で乾燥した後、180℃で60
秒間熱処理を行った。その際、アミノプラスト樹脂の触
媒として硫酸アンモニウムを、アミノプラスト樹脂の1
/3量使用した。
【0034】撥水加工[b]; 撥水加工[a]と同様
に、ただし、さらに多官能ブロックイソシアネート含有
ウレタン樹脂としてジフェニールメタンジイソシアネー
ト含有ウレタン樹脂を、繊維重量に対し固形分で0.9
8重量%加えて撥水加工を施した。 撥水加工[c]; 撥水加工[a]と同様に、ただし、
アミノプラスト樹脂及びその触媒を用いず、フッ素系撥
水加工剤のみ用いて撥水加工処理を施した。
に、ただし、さらに多官能ブロックイソシアネート含有
ウレタン樹脂としてジフェニールメタンジイソシアネー
ト含有ウレタン樹脂を、繊維重量に対し固形分で0.9
8重量%加えて撥水加工を施した。 撥水加工[c]; 撥水加工[a]と同様に、ただし、
アミノプラスト樹脂及びその触媒を用いず、フッ素系撥
水加工剤のみ用いて撥水加工処理を施した。
【0035】前処理[A]、[B]、[C]または
[D]を施した織物に、撥水加工[a]、[b]または
[c]を[表1]に示す組合わせで付与し、実施例1、
2、および比較例1〜10を行った。得られた織物につ
いて、それぞれ撥水性能を評価したので、評価結果を
[表2]に示す。
[D]を施した織物に、撥水加工[a]、[b]または
[c]を[表1]に示す組合わせで付与し、実施例1、
2、および比較例1〜10を行った。得られた織物につ
いて、それぞれ撥水性能を評価したので、評価結果を
[表2]に示す。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【発明の効果】本発明を利用した撥水性繊維構造物は、
洗濯しても優れた撥水性を有する。染色性に優れるポリ
アミド系繊維を使用し、耐久性のある撥水性を有する繊
維構造物は、鮮明色が好まれるスキーウエア、アスレチ
ックウェアなどの素材として好適である。
洗濯しても優れた撥水性を有する。染色性に優れるポリ
アミド系繊維を使用し、耐久性のある撥水性を有する繊
維構造物は、鮮明色が好まれるスキーウエア、アスレチ
ックウェアなどの素材として好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 公一 滋賀県大津市園山1丁目1番1号 東レ株 式会社滋賀事業場内 (72)発明者 酒井 輝栄 京都府京都市南区吉祥院三ノ宮西町79−7 株式会社京絹化成内
Claims (8)
- 【請求項1】ポリアミド系繊維を含む繊維構造物に、ス
ルフォン化フェノールホルムアルデヒド低縮合物および
尿素樹脂を含有する溶液で浸漬処理を施した後、ポリフ
ルオロアルキル基含有アクリル共重合体とアミノプラス
ト樹脂との混合液を付与し、熱処理を施すことを特徴と
する、撥水性繊維構造物の製造方法。 - 【請求項2】スルフォン化フェノールホルムアルデヒド
低縮合物が、[化1]または[化2]に示す、式(1)
または式(2)の構造を有する化合物であることを特徴
とする、請求項1に記載の撥水性繊維構造物の製造方
法。 【化1】 【化2】 - 【請求項3】ポリフルオロアルキル基含有アクリル共重
合体とアミノプラスト樹脂との混合液に、多官能ブロッ
クイソシアネート含有ウレタン樹脂が添加されているこ
とを特徴とする、請求項1または2に記載の撥水性繊維
構造物の製造方法。 - 【請求項4】スルフォン化フェノールホルムアルデヒド
低縮合物および尿素樹脂を含有する溶液のpHが、2な
いし6であることを特徴とする請求項1、2または3に
記載の撥水性繊維構造物の製造方法。 - 【請求項5】スルフォン化フェノールホルムアルデヒド
低縮合物の付与量は、繊維構造物に対し固形分で0.0
5〜6重量%であることを特徴とする請求項1ないし4
のいずれかに記載の撥水性繊維構造物の製造方法。 - 【請求項6】尿素樹脂の付与量は、繊維構造物に対し固
形分で0.1〜5重量%であることを特徴とする請求項
1ないし5のいずれかに記載の撥水性繊維構造物の製造
方法。 - 【請求項7】アミノプラスト樹脂の付与量は、繊維構造
物に対し固形分で0.01〜2重量%であることを特徴
とする請求項1ないし6のいずれかに記載の撥水性繊維
構造物の製造方法。 - 【請求項8】ポリアミド系繊維を含む繊維構造物であっ
て、スルフォン化フェノールホルムアルデヒド低縮合物
および尿素樹脂を含有する溶液で浸漬処理された後、ポ
リフルオロアルキル基含有アクリル共重合体とアミノプ
ラスト樹脂との混合液が付与され、かつ、熱処理が施さ
れていることを特徴とする、撥水性繊維構造物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23487096A JPH1077579A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 撥水性繊維構造物の製造方法および撥水性繊維構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23487096A JPH1077579A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 撥水性繊維構造物の製造方法および撥水性繊維構造物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1077579A true JPH1077579A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16977634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23487096A Pending JPH1077579A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 撥水性繊維構造物の製造方法および撥水性繊維構造物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1077579A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103668998A (zh) * | 2012-09-13 | 2014-03-26 | 东丽纤维研究所(中国)有限公司 | 一种经过拒水处理的纺织品及其生产方法 |
-
1996
- 1996-09-05 JP JP23487096A patent/JPH1077579A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103668998A (zh) * | 2012-09-13 | 2014-03-26 | 东丽纤维研究所(中国)有限公司 | 一种经过拒水处理的纺织品及其生产方法 |
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