JPH1077629A - コンクリート打設工法 - Google Patents
コンクリート打設工法Info
- Publication number
- JPH1077629A JPH1077629A JP23453096A JP23453096A JPH1077629A JP H1077629 A JPH1077629 A JP H1077629A JP 23453096 A JP23453096 A JP 23453096A JP 23453096 A JP23453096 A JP 23453096A JP H1077629 A JPH1077629 A JP H1077629A
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- Japan
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- tremy tube
- tremy
- tube
- tremie pipe
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- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大深度にコンクリートを打設する場合であっ
ても、骨材分離や加圧脱水現象を生じることなく、良好
にコンクリートを打設することのできるコンクリート打
設工法を提供することを課題とする。 【解決手段】 外トレミー管6と内トレミー管7とから
なる二重管構造のトレミー管5を用い、内トレミー管7
を通してコンクリートCを打設する構成とした。このと
き、外トレミー管6は、その先端部が既に打設したコン
クリートC1の上面レベルよりも例えば5〜6m下方に
達するよう設置するとともに、内トレミー管7を、その
先端部が外トレミー管6内におけるコンクリートC2の
打設面Lよりも例えば5〜6m上方に位置するように
し、さらに、内トレミー管7の内径を、コンクリートC
の打設時にコンクリートCが内トレミー管7内に常に満
たされるように設定する構成とした。
ても、骨材分離や加圧脱水現象を生じることなく、良好
にコンクリートを打設することのできるコンクリート打
設工法を提供することを課題とする。 【解決手段】 外トレミー管6と内トレミー管7とから
なる二重管構造のトレミー管5を用い、内トレミー管7
を通してコンクリートCを打設する構成とした。このと
き、外トレミー管6は、その先端部が既に打設したコン
クリートC1の上面レベルよりも例えば5〜6m下方に
達するよう設置するとともに、内トレミー管7を、その
先端部が外トレミー管6内におけるコンクリートC2の
打設面Lよりも例えば5〜6m上方に位置するように
し、さらに、内トレミー管7の内径を、コンクリートC
の打設時にコンクリートCが内トレミー管7内に常に満
たされるように設定する構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば地下連続壁
や海中・水中コンクリート構造物等を構築するためにト
レミー管を用いてコンクリートを打設するときに用いて
好適なコンクリート打設工法に関するものである。
や海中・水中コンクリート構造物等を構築するためにト
レミー管を用いてコンクリートを打設するときに用いて
好適なコンクリート打設工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えば地下タンク等を形
成するための地下連続壁や、各種海中・水中コンクリー
ト構造物等を構築するときには、所定の深度まで設置し
たトレミー管を通してコンクリートを打設している。
成するための地下連続壁や、各種海中・水中コンクリー
ト構造物等を構築するときには、所定の深度まで設置し
たトレミー管を通してコンクリートを打設している。
【0003】このような地下連続壁や海中・水中コンク
リート構造物を構築するときに用いるコンクリートに
は、従来より、設計基準強度で240〜320kgf/c
m2、水セメント比で50〜60%、スランプ21cm以下
といった、普通コンクリートが用いられてきた。しか
し、近年では、このような普通コンクリートに代わり、
高強度コンクリートや高流動コンクリートといったもの
が用いられつつある。
リート構造物を構築するときに用いるコンクリートに
は、従来より、設計基準強度で240〜320kgf/c
m2、水セメント比で50〜60%、スランプ21cm以下
といった、普通コンクリートが用いられてきた。しか
し、近年では、このような普通コンクリートに代わり、
高強度コンクリートや高流動コンクリートといったもの
が用いられつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のコンクリート打設工法には、以下のよう
な問題が存在する。前記高強度コンクリートや高流動コ
ンクリートは、高い流動性と粘性とを有していたりす
る。この種のコンクリートを上記地下連続壁や海中・水
中コンクリート構造物に用いる場合、コンクリートを従
来の一般的なφ20〜30cmのトレミー管で例えば10
0m以上の大深度に打設しようとすると、打設が良好に
行われないという問題がある。
たような従来のコンクリート打設工法には、以下のよう
な問題が存在する。前記高強度コンクリートや高流動コ
ンクリートは、高い流動性と粘性とを有していたりす
る。この種のコンクリートを上記地下連続壁や海中・水
中コンクリート構造物に用いる場合、コンクリートを従
来の一般的なφ20〜30cmのトレミー管で例えば10
0m以上の大深度に打設しようとすると、打設が良好に
行われないという問題がある。
【0005】これについてさらに詳述すると、まず一般
に、コンクリートをポンプ車等による配管等で打設する
場合には、管の先端部からコンクリートを落下させる高
さは、1.5m以内とされている。地中連続壁等を構築
する場合には、トレミー管の先端部を、既に打設された
コンクリート中に5〜6m程度埋め込んでおり、上記条
件を満たした状態で施工が行われている。しかし、地下
100m程度の深さにコンクリートを打設する場合に
は、コンクリートを連続的にトレミー管に流し込んで
も、コンクリートがトレミー管内を満たした状態で連続
的につながって流動せずに、断続的に固まりとなって落
下しているのが現状である。これではコンクリートを1
00m程度落下させているのと同じことで、落下中にコ
ンクリートを構成する骨材とモルタルとの分離を助長さ
せることになる。
に、コンクリートをポンプ車等による配管等で打設する
場合には、管の先端部からコンクリートを落下させる高
さは、1.5m以内とされている。地中連続壁等を構築
する場合には、トレミー管の先端部を、既に打設された
コンクリート中に5〜6m程度埋め込んでおり、上記条
件を満たした状態で施工が行われている。しかし、地下
100m程度の深さにコンクリートを打設する場合に
は、コンクリートを連続的にトレミー管に流し込んで
も、コンクリートがトレミー管内を満たした状態で連続
的につながって流動せずに、断続的に固まりとなって落
下しているのが現状である。これではコンクリートを1
00m程度落下させているのと同じことで、落下中にコ
ンクリートを構成する骨材とモルタルとの分離を助長さ
せることになる。
【0006】このように高い粘性を有したコンクリート
をトレミー管内に流し込むと、まず打設初期の段階にお
いて、トレミー管上部の内面にコンクリート中のモルタ
ルが多く付着する。さらに落下中においてもトレミー管
内面にモルタルが付着し、結果としてコンクリート中の
骨材のみが分離して先に落下してしまう。この現象は、
トレミー管内面のほぼ全面にモルタルが付着するまで続
く。そして、前記のようにして分離した骨材はトレミー
管下部において層状に重なり、これらの骨材は、この後
に打設されるコンクリートの重みによって締め固められ
た状態となる。さらに、層状の骨材の上部に打設された
コンクリートは、次々と打設されるコンクリートの重量
によって大きな圧力を受け、いわゆる加圧脱水現象を生
じ、コンクリートを形成している水とセメントとが分離
して水分のみが前記層状の骨材間を走り抜けてしまう。
このとき、骨材が層状になる前に打設されたコンクリー
トは下方に流れ続けるため、層状の骨材の下部は負圧の
状態となり、層状の骨材の上方における上記加圧脱水現
象はより一層加速されることになる。すると、分離して
残ったセメントが固化し、前記層状の骨材とともにトレ
ミー管内を閉塞してしまうことになる。
をトレミー管内に流し込むと、まず打設初期の段階にお
いて、トレミー管上部の内面にコンクリート中のモルタ
ルが多く付着する。さらに落下中においてもトレミー管
内面にモルタルが付着し、結果としてコンクリート中の
骨材のみが分離して先に落下してしまう。この現象は、
トレミー管内面のほぼ全面にモルタルが付着するまで続
く。そして、前記のようにして分離した骨材はトレミー
管下部において層状に重なり、これらの骨材は、この後
に打設されるコンクリートの重みによって締め固められ
た状態となる。さらに、層状の骨材の上部に打設された
コンクリートは、次々と打設されるコンクリートの重量
によって大きな圧力を受け、いわゆる加圧脱水現象を生
じ、コンクリートを形成している水とセメントとが分離
して水分のみが前記層状の骨材間を走り抜けてしまう。
このとき、骨材が層状になる前に打設されたコンクリー
トは下方に流れ続けるため、層状の骨材の下部は負圧の
状態となり、層状の骨材の上方における上記加圧脱水現
象はより一層加速されることになる。すると、分離して
残ったセメントが固化し、前記層状の骨材とともにトレ
ミー管内を閉塞してしまうことになる。
【0007】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、大深度にコンクリートを打設する場合であ
っても、骨材分離や加圧脱水現象を生じることなく、良
好にコンクリートを打設することのできるコンクリート
打設工法を提供することを課題とする。
れたもので、大深度にコンクリートを打設する場合であ
っても、骨材分離や加圧脱水現象を生じることなく、良
好にコンクリートを打設することのできるコンクリート
打設工法を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、トレミー管を
用いてコンクリートを打設するに際して、第一のトレミ
ー管を、その先端部が既に打設したコンクリートの上面
レベルよりも下方に達するよう設置するとともに、第二
のトレミー管を前記第一のトレミー管内に挿入して設置
し、前記第二のトレミー管を通してコンクリートを打設
する構成とし、前記第二のトレミー管は、その内径をコ
ンクリートの打設時にコンクリートが該第二のトレミー
管内に常に満たされた状態で流動するよう設定しておく
とともに、その先端部を前記第一のトレミー管内におけ
るコンクリートの打設面よりも定められた寸法上方に位
置させておくことを特徴としている。
用いてコンクリートを打設するに際して、第一のトレミ
ー管を、その先端部が既に打設したコンクリートの上面
レベルよりも下方に達するよう設置するとともに、第二
のトレミー管を前記第一のトレミー管内に挿入して設置
し、前記第二のトレミー管を通してコンクリートを打設
する構成とし、前記第二のトレミー管は、その内径をコ
ンクリートの打設時にコンクリートが該第二のトレミー
管内に常に満たされた状態で流動するよう設定しておく
とともに、その先端部を前記第一のトレミー管内におけ
るコンクリートの打設面よりも定められた寸法上方に位
置させておくことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコンクリート
打設工法の実施の形態の一例について図1を参照しつつ
説明する。ここでは、本発明に係るコンクリート打設工
法を適用して、例えば地下タンク等を形成するために地
盤中に地中連続壁を構築する場合の例を用いて説明す
る。
打設工法の実施の形態の一例について図1を参照しつつ
説明する。ここでは、本発明に係るコンクリート打設工
法を適用して、例えば地下タンク等を形成するために地
盤中に地中連続壁を構築する場合の例を用いて説明す
る。
【0010】図1に示すように、地盤中に地中連続壁を
構築するには、所定の深さまで掘削した孔1内に、孔壁
の崩壊を防ぐために泥水2を満たした後、コンクリート
Cをこの泥水2と置換しつつ打設していく。コンクリー
トCを打設するには、孔1の両側の地面上に架台3を設
置し、この架台3に固定したトレミー管5を用いる。
構築するには、所定の深さまで掘削した孔1内に、孔壁
の崩壊を防ぐために泥水2を満たした後、コンクリート
Cをこの泥水2と置換しつつ打設していく。コンクリー
トCを打設するには、孔1の両側の地面上に架台3を設
置し、この架台3に固定したトレミー管5を用いる。
【0011】トレミー管5は、外トレミー管(第一のト
レミー管)6と、その内側に挿通された内トレミー管
(第二のトレミー管)7とからなる二重管構造とされて
いる。
レミー管)6と、その内側に挿通された内トレミー管
(第二のトレミー管)7とからなる二重管構造とされて
いる。
【0012】外トレミー管6は、従来一般的に用いられ
ていたトレミー管(図示なし)と同様に、φ20〜25
cmで、その上端部が架台3に固定され、先端部は既に
打設されたコンクリートC1中に、例えば5〜6m程度
埋め込んだ状態とされる。
ていたトレミー管(図示なし)と同様に、φ20〜25
cmで、その上端部が架台3に固定され、先端部は既に
打設されたコンクリートC1中に、例えば5〜6m程度
埋め込んだ状態とされる。
【0013】内トレミー管7は、上端部が架台3上に設
置されたブラケット8に固定され、さらにこの上端部に
はホッパー9が備えられている。また、内トレミー管7
の先端部は、外トレミー管6内におけるコンクリートC
2の打設面Lの所定寸法上方、例えば5〜6m上方に位
置するよう設置されている。この内トレミー管7の内径
は、外トレミー管6よりも小径の例えばφ10〜15c
mで、ミキサー車等からコンクリートCを所定の流量で
流し込んだときに内トレミー管7内でコンクリートCが
途切れずに連続的に流れ落ちるよう設定されている。
置されたブラケット8に固定され、さらにこの上端部に
はホッパー9が備えられている。また、内トレミー管7
の先端部は、外トレミー管6内におけるコンクリートC
2の打設面Lの所定寸法上方、例えば5〜6m上方に位
置するよう設置されている。この内トレミー管7の内径
は、外トレミー管6よりも小径の例えばφ10〜15c
mで、ミキサー車等からコンクリートCを所定の流量で
流し込んだときに内トレミー管7内でコンクリートCが
途切れずに連続的に流れ落ちるよう設定されている。
【0014】なお、これら外トレミー管6と、内トレミ
ー管7は、それぞれ所定長の管体を継ぎ合わせたもの
で、外トレミー管6を構成する管体と内トレミー管7を
構成する管体とは同じ長さに設定されている。
ー管7は、それぞれ所定長の管体を継ぎ合わせたもの
で、外トレミー管6を構成する管体と内トレミー管7を
構成する管体とは同じ長さに設定されている。
【0015】このようなトレミー管5を設置した後、所
定の配合で練り混ぜたコンクリートCを、ホッパー9か
ら内トレミー管7に流し込む。すると、コンクリートC
は、従来のトレミー管よりも小径の内トレミー管7内
で、途切れることなく連続的に流れ落ちていく。そし
て、内トレミー管7の先端部から外トレミー管6内のコ
ンクリートC2の打設面Lに打設される。
定の配合で練り混ぜたコンクリートCを、ホッパー9か
ら内トレミー管7に流し込む。すると、コンクリートC
は、従来のトレミー管よりも小径の内トレミー管7内
で、途切れることなく連続的に流れ落ちていく。そし
て、内トレミー管7の先端部から外トレミー管6内のコ
ンクリートC2の打設面Lに打設される。
【0016】そして、このようにして順次打設されるコ
ンクリートCは、外トレミー管6内でその自重により下
降し、外トレミー管6の先端部から周囲のコンクリート
C1中に流出する。
ンクリートCは、外トレミー管6内でその自重により下
降し、外トレミー管6の先端部から周囲のコンクリート
C1中に流出する。
【0017】上記のようにしてコンクリートCを打設し
ていき、コンクリートC1のレベルが上昇するに従い、
トレミー管5を引き抜いていく。このときには、外トレ
ミー管6,内トレミー管7を構成する管体が同じ長さに
設定されているので、管体の引き抜き作業を外トレミー
管6と内トレミー管7とで同時に効率よく行うことがで
きる。
ていき、コンクリートC1のレベルが上昇するに従い、
トレミー管5を引き抜いていく。このときには、外トレ
ミー管6,内トレミー管7を構成する管体が同じ長さに
設定されているので、管体の引き抜き作業を外トレミー
管6と内トレミー管7とで同時に効率よく行うことがで
きる。
【0018】上述したコンクリートCの打設工法によれ
ば、外トレミー管6と内トレミー管7とからなる二重管
構造のトレミー管5を用い、内トレミー管7を通してコ
ンクリートCを打設する構成とした。このとき、外トレ
ミー管6は、その先端部が既に打設したコンクリートC
1の上面レベルよりも例えば5〜6m下方に達するよう
設置するとともに、内トレミー管7を、その先端部が外
トレミー管6内におけるコンクリートC2の打設面Lよ
りも例えば5〜6m上方に位置するよう設置する構成と
した。そして、内トレミー管7の内径を、打設時にコン
クリートCが内トレミー管7内に常に満たされるように
設定する構成とした。このようにして、内トレミー管7
内でコンクリートCを途切れることなく連続的に流動さ
せて打設することができる。これにより、内トレミー管
7内でコンクリートCが分離するのを防止することがで
き、内トレミー管7の先端からは分離することなく混練
されたままの状態のコンクリートCが打設されるので、
従来のように分離した骨材が層状に堆積することもな
く、これに起因する加圧脱水現象の発生および管内の閉
塞も防止することができる。
ば、外トレミー管6と内トレミー管7とからなる二重管
構造のトレミー管5を用い、内トレミー管7を通してコ
ンクリートCを打設する構成とした。このとき、外トレ
ミー管6は、その先端部が既に打設したコンクリートC
1の上面レベルよりも例えば5〜6m下方に達するよう
設置するとともに、内トレミー管7を、その先端部が外
トレミー管6内におけるコンクリートC2の打設面Lよ
りも例えば5〜6m上方に位置するよう設置する構成と
した。そして、内トレミー管7の内径を、打設時にコン
クリートCが内トレミー管7内に常に満たされるように
設定する構成とした。このようにして、内トレミー管7
内でコンクリートCを途切れることなく連続的に流動さ
せて打設することができる。これにより、内トレミー管
7内でコンクリートCが分離するのを防止することがで
き、内トレミー管7の先端からは分離することなく混練
されたままの状態のコンクリートCが打設されるので、
従来のように分離した骨材が層状に堆積することもな
く、これに起因する加圧脱水現象の発生および管内の閉
塞も防止することができる。
【0019】また、このようにして内トレミー管7から
外トレミー管6内に打設されたコンクリートC2は、大
深度であっても例えば5〜6mの落下高さに抑えられ、
材料分離の発生を抑えることができる。
外トレミー管6内に打設されたコンクリートC2は、大
深度であっても例えば5〜6mの落下高さに抑えられ、
材料分離の発生を抑えることができる。
【0020】しかも、外トレミー管6は、内トレミー管
7から連続的に打設されるコンクリートCが拡散するの
を防ぎ、このコンクリートCの自重によって外トレミー
管6内でコンクリートC2の充填効率を向上させること
ができる。また、外トレミー管6内におけるコンクリー
トC2の充填効率は、内トレミー管7から落下するコン
クリートCによって発生する振動によっても、より一層
向上される。このようにしてコンクリートC1を良好に
打設することにより、地下連続壁の施工を円滑に行っ
て、高い品質で構築することが可能となる。
7から連続的に打設されるコンクリートCが拡散するの
を防ぎ、このコンクリートCの自重によって外トレミー
管6内でコンクリートC2の充填効率を向上させること
ができる。また、外トレミー管6内におけるコンクリー
トC2の充填効率は、内トレミー管7から落下するコン
クリートCによって発生する振動によっても、より一層
向上される。このようにしてコンクリートC1を良好に
打設することにより、地下連続壁の施工を円滑に行っ
て、高い品質で構築することが可能となる。
【0021】なお、上記実施の形態において、内トレミ
ー管7の内径を、従来のトレミー管よりも小径のφ10
〜15cmとする構成としたが、これに限定するものでは
なく、内トレミー管7内で途切れることなく連続的に流
れ落ちるのであれば、その内径をコンクリートCの打設
時の流量に応じて適宜設定すればよい。また、既に打設
したコンクリートC中への外トレミー管6の挿入寸法
や、内トレミー管7の先端部から外トレミー管6内のコ
ンクリートC2の打設面Lへの落下寸法等についても、
本発明に係るコンクリート打設工法の主旨を逸脱しない
範囲内であれば、いかなる数値を採用しても何ら問題は
ない。
ー管7の内径を、従来のトレミー管よりも小径のφ10
〜15cmとする構成としたが、これに限定するものでは
なく、内トレミー管7内で途切れることなく連続的に流
れ落ちるのであれば、その内径をコンクリートCの打設
時の流量に応じて適宜設定すればよい。また、既に打設
したコンクリートC中への外トレミー管6の挿入寸法
や、内トレミー管7の先端部から外トレミー管6内のコ
ンクリートC2の打設面Lへの落下寸法等についても、
本発明に係るコンクリート打設工法の主旨を逸脱しない
範囲内であれば、いかなる数値を採用しても何ら問題は
ない。
【0022】さらに、上記実施の形態においては、コン
クリートCの打設工法を用いて例えば地下連続壁を構築
する場合の例を挙げたが、これ以外にも例えば基礎杭等
の各種地下コンクリート構造物や、海中・水中コンクリ
ート構造物を構築する場合においても、同様に適用する
ことが可能である。
クリートCの打設工法を用いて例えば地下連続壁を構築
する場合の例を挙げたが、これ以外にも例えば基礎杭等
の各種地下コンクリート構造物や、海中・水中コンクリ
ート構造物を構築する場合においても、同様に適用する
ことが可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンクリ
ート打設工法によれば、第一のトレミー管を、その先端
部が既に打設したコンクリートの上面レベルよりも下方
に達するよう設置するとともに、第一のトレミー管内に
挿入して設置した第二のトレミー管を通してコンクリー
トを打設する構成とし、第二のトレミー管は、その内径
を、打設時にコンクリートが第二のトレミー管内に常に
満たされるよう設定しておくとともに、その先端部を第
一のトレミー管内におけるコンクリートの打設面よりも
定められた寸法上方に位置させておく構成となってい
る。このようにして、第二のトレミー管の内径を、打設
時にその管内が常にコンクリートで満たされるよう設定
しておくことによって、第二のトレミー管内でコンクリ
ートを途切れることなく連続的に流動させることができ
る。これにより、従来のようにトレミー管内における、
コンクリートの材料分離、これに起因する加圧脱水現象
の発生および管内の閉塞を防止することができる。ま
た、コンクリートが第二のトレミー管から第一のトレミ
ー管内に打設されるので、その打設位置が大深度である
場合にも、コンクリートの落下高さを抑えることがで
き、これによっても材料分離の発生を防止することがで
きる。さらに、第一のトレミー管では、第二のトレミー
管から打設されたコンクリートが拡散するのを防ぎ、打
設されたコンクリートの充填効率を高めることができ
る。このようにして、上記コンクリート打設工法によれ
ば、大深度であってもコンクリートを良好に打設するが
でき、これにより、地下連続壁や海中・水中コンクリー
ト構造物の施工を円滑に行って、これを高い品質で構築
することが可能となる。
ート打設工法によれば、第一のトレミー管を、その先端
部が既に打設したコンクリートの上面レベルよりも下方
に達するよう設置するとともに、第一のトレミー管内に
挿入して設置した第二のトレミー管を通してコンクリー
トを打設する構成とし、第二のトレミー管は、その内径
を、打設時にコンクリートが第二のトレミー管内に常に
満たされるよう設定しておくとともに、その先端部を第
一のトレミー管内におけるコンクリートの打設面よりも
定められた寸法上方に位置させておく構成となってい
る。このようにして、第二のトレミー管の内径を、打設
時にその管内が常にコンクリートで満たされるよう設定
しておくことによって、第二のトレミー管内でコンクリ
ートを途切れることなく連続的に流動させることができ
る。これにより、従来のようにトレミー管内における、
コンクリートの材料分離、これに起因する加圧脱水現象
の発生および管内の閉塞を防止することができる。ま
た、コンクリートが第二のトレミー管から第一のトレミ
ー管内に打設されるので、その打設位置が大深度である
場合にも、コンクリートの落下高さを抑えることがで
き、これによっても材料分離の発生を防止することがで
きる。さらに、第一のトレミー管では、第二のトレミー
管から打設されたコンクリートが拡散するのを防ぎ、打
設されたコンクリートの充填効率を高めることができ
る。このようにして、上記コンクリート打設工法によれ
ば、大深度であってもコンクリートを良好に打設するが
でき、これにより、地下連続壁や海中・水中コンクリー
ト構造物の施工を円滑に行って、これを高い品質で構築
することが可能となる。
【図1】 本発明に係るコンクリート打設工法の一実施
の形態を示す立断面図である。
の形態を示す立断面図である。
6 外トレミー管(第一のトレミー管) 7 内トレミー管(第二のトレミー管) C コンクリート
Claims (1)
- 【請求項1】 トレミー管を用いてコンクリートを打設
するに際して、第一のトレミー管を、その先端部が既に
打設したコンクリートの上面レベルよりも下方に達する
よう設置するとともに、第二のトレミー管を前記第一の
トレミー管内に挿入して設置し、前記第二のトレミー管
を通してコンクリートを打設する構成とし、 前記第二のトレミー管は、その内径をコンクリートの打
設時にコンクリートが該第二のトレミー管内に常に満た
された状態で流動するよう設定しておくとともに、その
先端部を前記第一のトレミー管内におけるコンクリート
の打設面よりも定められた寸法上方に位置させておくこ
とを特徴とするコンクリート打設工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23453096A JPH1077629A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | コンクリート打設工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23453096A JPH1077629A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | コンクリート打設工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1077629A true JPH1077629A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16972479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23453096A Withdrawn JPH1077629A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | コンクリート打設工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1077629A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017025490A (ja) * | 2015-07-16 | 2017-02-02 | 鹿島建設株式会社 | コンクリートの打設装置、及びコンクリートの打設方法 |
| CN108167173A (zh) * | 2018-02-23 | 2018-06-15 | 长安大学 | 基于泵送次数的混凝土泵车混凝土流量监控系统及方法 |
| CN115652933A (zh) * | 2022-09-28 | 2023-01-31 | 中建八局华南建设有限公司 | 沉管式cfg桩混凝土泵送量控制装置及方法 |
-
1996
- 1996-09-04 JP JP23453096A patent/JPH1077629A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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