JPH1077741A - 自走式耐火被覆装置 - Google Patents
自走式耐火被覆装置Info
- Publication number
- JPH1077741A JPH1077741A JP8253928A JP25392896A JPH1077741A JP H1077741 A JPH1077741 A JP H1077741A JP 8253928 A JP8253928 A JP 8253928A JP 25392896 A JP25392896 A JP 25392896A JP H1077741 A JPH1077741 A JP H1077741A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propelled
- self
- refractory coating
- bogie
- main
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Nozzles (AREA)
- Building Environments (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐火被覆材を均一な厚みで吹き付け、かつ効
率良く作業を行う。 【解決手段】 主台車4、伸縮台車6、副台車8から成
り、吹き付け動作時はこれらは連結され一体化される。
主台車4および伸縮台車6の上部にはレール12、96
が敷設され、その上を走行する走行体14上に、昇降リ
フタ16および多関節アーム18を介してノズル20が
取り付けられている。伸縮台車6および副台車8にはそ
れぞれ位置計測のためのレーザ位置計測装置84が立設
され、これらのレーザ位置計測装置84による計測結果
にもとづき、台車の移動および位置決めが自動的に行わ
れる。走行体14を移動させることで鉄骨梁140の延
在方向の一定範囲で耐火被覆材の吹き付けが行われ、一
方、昇降リフタ16および多関節アーム18でノズル2
0の高さおよび向きを変化させることで、鉄骨梁140
の幅方向の必要範囲で吹き付けが行われる。
率良く作業を行う。 【解決手段】 主台車4、伸縮台車6、副台車8から成
り、吹き付け動作時はこれらは連結され一体化される。
主台車4および伸縮台車6の上部にはレール12、96
が敷設され、その上を走行する走行体14上に、昇降リ
フタ16および多関節アーム18を介してノズル20が
取り付けられている。伸縮台車6および副台車8にはそ
れぞれ位置計測のためのレーザ位置計測装置84が立設
され、これらのレーザ位置計測装置84による計測結果
にもとづき、台車の移動および位置決めが自動的に行わ
れる。走行体14を移動させることで鉄骨梁140の延
在方向の一定範囲で耐火被覆材の吹き付けが行われ、一
方、昇降リフタ16および多関節アーム18でノズル2
0の高さおよび向きを変化させることで、鉄骨梁140
の幅方向の必要範囲で吹き付けが行われる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築構造物に耐火
被覆材を吹き付けて耐火被覆を行う自走式耐火被覆装置
に関するものである。
被覆材を吹き付けて耐火被覆を行う自走式耐火被覆装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築構造物を構築する際、鉄骨部材は構
造上重要であるため火災から保護する目的で耐火被覆が
施される。鉄骨部材のうち、柱を構成するものに対して
は通常、成形された不燃材による耐火被覆が行われ、一
方、梁を構成する鉄骨部材に対しては岩綿を主材料とす
る耐火被覆材を鉄骨部材に吹き付けることで耐火被覆が
施される。
造上重要であるため火災から保護する目的で耐火被覆が
施される。鉄骨部材のうち、柱を構成するものに対して
は通常、成形された不燃材による耐火被覆が行われ、一
方、梁を構成する鉄骨部材に対しては岩綿を主材料とす
る耐火被覆材を鉄骨部材に吹き付けることで耐火被覆が
施される。
【0003】梁に対する耐火被覆を行う場合、概ね次の
いずれかの方法が採られる。 (1)作業員が吹き付けノズルを持って被吹き付け位置
に向かって耐火材の供給を受けて吹き付けを行う。 (2)走行台車に搭載され、上下に伸縮手段と多関節を
有し自在に屈折するアーム先端に吹き付けノズルを装着
して、コンピュータ制御により耐火材の供給を受けて一
定の範囲の幅(鉄骨梁の長さ)の長さにおいては走行台
車をステップしながら吹き付けて行う。 (3)吹き付けする範囲にレールを敷設し、同レール上
に吹き付けノズルが装着された屈折するアームを搭載さ
れ、伸縮手段により吹き付けノズル所定の高さに操作
し、吹き付けノズルをスライドさせながら吹き付けを行
い、所定の長さには吹き付け範囲にレールを増設しなが
ら行う。
いずれかの方法が採られる。 (1)作業員が吹き付けノズルを持って被吹き付け位置
に向かって耐火材の供給を受けて吹き付けを行う。 (2)走行台車に搭載され、上下に伸縮手段と多関節を
有し自在に屈折するアーム先端に吹き付けノズルを装着
して、コンピュータ制御により耐火材の供給を受けて一
定の範囲の幅(鉄骨梁の長さ)の長さにおいては走行台
車をステップしながら吹き付けて行う。 (3)吹き付けする範囲にレールを敷設し、同レール上
に吹き付けノズルが装着された屈折するアームを搭載さ
れ、伸縮手段により吹き付けノズル所定の高さに操作
し、吹き付けノズルをスライドさせながら吹き付けを行
い、所定の長さには吹き付け範囲にレールを増設しなが
ら行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の方法に
よると次の様な不具合が生じる。すなわち、前記(1)
によれば作業員が直接被吹き付け位置まで接近しなけれ
ばならず、不安定な足場の上での作業となり、作業効率
の効率の悪さと、また、飛散する耐火材により作業環境
が非常に悪いため、機械化、自動化による合理化が強く
求められていた。
よると次の様な不具合が生じる。すなわち、前記(1)
によれば作業員が直接被吹き付け位置まで接近しなけれ
ばならず、不安定な足場の上での作業となり、作業効率
の効率の悪さと、また、飛散する耐火材により作業環境
が非常に悪いため、機械化、自動化による合理化が強く
求められていた。
【0005】そこで(2)、(3)なる所謂吹き付けロ
ボットが開発され序々に実用化されつつあるが、まだ改
良点が多くある。すなわち(2)においては、走行台車
に搭載された吹き付けロボットはコンピュータ制御によ
って自動又は手動により操作でき、作業員が直接被吹き
付け位置まで移動しなくても吹き付け作業が可能になっ
たが、1ステップで吹き付けられる幅が短く鉄骨梁の様
に横に長い場合は走行台車を何回かに分けてステップし
て吹き付けなければならないため、走行台車の停止位置
が不正確の場合は吹き付けの継ぎ目が均一にならず吹き
付け精度にバラツキが生じたり、移動の度に吹き付け材
の吐出にタイムラグを生じ、スイッチ操作によるタイム
ロスとなる。
ボットが開発され序々に実用化されつつあるが、まだ改
良点が多くある。すなわち(2)においては、走行台車
に搭載された吹き付けロボットはコンピュータ制御によ
って自動又は手動により操作でき、作業員が直接被吹き
付け位置まで移動しなくても吹き付け作業が可能になっ
たが、1ステップで吹き付けられる幅が短く鉄骨梁の様
に横に長い場合は走行台車を何回かに分けてステップし
て吹き付けなければならないため、走行台車の停止位置
が不正確の場合は吹き付けの継ぎ目が均一にならず吹き
付け精度にバラツキが生じたり、移動の度に吹き付け材
の吐出にタイムラグを生じ、スイッチ操作によるタイム
ロスとなる。
【0006】また、(3)においては吹き付けする範囲
にレールを設けレール上に吹き付けロボットをスライド
しながら吹き付けるので、レールの延長や、床面に障害
物があったりするのでレールの敷設が煩雑である。
にレールを設けレール上に吹き付けロボットをスライド
しながら吹き付けるので、レールの延長や、床面に障害
物があったりするのでレールの敷設が煩雑である。
【0007】本発明はこのような問題を解決するために
成されたもので、その目的は、耐火被覆材を均一な厚み
で吹き付けることができ、かつ効率良く作業を行うこと
ができる自走式耐火被覆装置を提供することにある。
成されたもので、その目的は、耐火被覆材を均一な厚み
で吹き付けることができ、かつ効率良く作業を行うこと
ができる自走式耐火被覆装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、第1の駆動手段によって走行する主台車と、
主台車の一方端部に連結された副台車と、他方の端部に
連結された伸縮する伸縮台車とから構成された走行台車
と、前記主台車と伸長された伸縮台車との上部に2条の
レールを敷設し、第2の駆動手段によって前記レールを
走行する走行体と、前記走行体に垂直に立設された多関
節ア−ム用昇降リフタと、前記多関節ア−ム用昇降リフ
タに昇降自在に装設された多関節ア−ムと、前記多関節
ア−ム先端に装着された岩綿吹き付けノズルとを備え、
前記岩綿吹き付けノズルに岩綿をセメントペ−ストとが
供給されて被耐火構造物に吹き付けすることを特徴とす
る。本発明はまた、耐火被覆材を構造物に吹き付ける自
走式耐火被覆装置であって、第1の駆動手段によって走
行し、かつ上部に第1のレールがほぼ水平に敷設された
主台車と、伸縮可能な基台を有し、前記主台車に連結さ
れ、前記第1のレールに連続する第2のレールが前記基
台上に敷設されている伸縮台車と、第2の駆動手段によ
って第1および第2のレール上を走行する走行体と、前
記走行体に取り付けられた昇降リフタと、前記昇降リフ
タにより支持された多関節アームと、前記多関節アーム
に取り付けられた、前記耐火被覆材を吐出するノズルと
を備えたことを特徴とする。
するため、第1の駆動手段によって走行する主台車と、
主台車の一方端部に連結された副台車と、他方の端部に
連結された伸縮する伸縮台車とから構成された走行台車
と、前記主台車と伸長された伸縮台車との上部に2条の
レールを敷設し、第2の駆動手段によって前記レールを
走行する走行体と、前記走行体に垂直に立設された多関
節ア−ム用昇降リフタと、前記多関節ア−ム用昇降リフ
タに昇降自在に装設された多関節ア−ムと、前記多関節
ア−ム先端に装着された岩綿吹き付けノズルとを備え、
前記岩綿吹き付けノズルに岩綿をセメントペ−ストとが
供給されて被耐火構造物に吹き付けすることを特徴とす
る。本発明はまた、耐火被覆材を構造物に吹き付ける自
走式耐火被覆装置であって、第1の駆動手段によって走
行し、かつ上部に第1のレールがほぼ水平に敷設された
主台車と、伸縮可能な基台を有し、前記主台車に連結さ
れ、前記第1のレールに連続する第2のレールが前記基
台上に敷設されている伸縮台車と、第2の駆動手段によ
って第1および第2のレール上を走行する走行体と、前
記走行体に取り付けられた昇降リフタと、前記昇降リフ
タにより支持された多関節アームと、前記多関節アーム
に取り付けられた、前記耐火被覆材を吐出するノズルと
を備えたことを特徴とする。
【0009】本発明はまた、前記伸縮台車と反対側の、
前記主台車の端部に連結された副台車を含み、前記副台
車と伸縮台車は前記主台車から分離可能であることを特
徴とする。本発明はまた、前記自走式耐火被覆装置と前
記構造物との間の距離を測定するレーザ位置計測装置を
備えたことを特徴とする。本発明はまた、前記自走式耐
火被覆装置と前記構造物との間の距離を測定するレーザ
位置計測装置を備え、前記レーザ位置計測装置は、前記
副台車に取り付けられた第1のレーザ位置計測装置と、
前記伸縮台車に取り付けられた第2のレーザ位置計測装
置とから成ることを特徴とする。
前記主台車の端部に連結された副台車を含み、前記副台
車と伸縮台車は前記主台車から分離可能であることを特
徴とする。本発明はまた、前記自走式耐火被覆装置と前
記構造物との間の距離を測定するレーザ位置計測装置を
備えたことを特徴とする。本発明はまた、前記自走式耐
火被覆装置と前記構造物との間の距離を測定するレーザ
位置計測装置を備え、前記レーザ位置計測装置は、前記
副台車に取り付けられた第1のレーザ位置計測装置と、
前記伸縮台車に取り付けられた第2のレーザ位置計測装
置とから成ることを特徴とする。
【0010】本発明はまた、前記昇降リフタは、略垂直
面内で揺動可能な状態で前記走行体に取り付けられてい
ることを特徴とする。本発明はまた、前記第2の駆動手
段を操作して前記走行体の走行を制御し、かつ前記昇降
リフタの昇降および前記多関節アームの屈伸を制御する
制御装置が前記副台車に搭載されたことを特徴とする。
本発明はまた、前記主台車は操舵装置を備え、前記耐火
被覆材の吹き付け条件の入力と、前記レーザ位置計測装
置の測定結果にもとづいて前記耐火被覆材の吹き付け範
囲を識別し、その識別結果にもとづいて前記第1の駆動
手段および前記操舵装置を制御して前記主台車の位置を
制御し、かつ前記ノズルを前記吹き付け条件の指令を受
けて耐火被覆材の吐出を制御して、前記耐火被覆材の吹
き付けを行う中央制御装置を備え、中央制御装置は前記
伸縮台車に搭載されていることを特徴とする。本発明は
また、前記第1の駆動手段および操舵装置を制御して前
記主台車の位置を制御し、かつ前記ノズルからの前記耐
火被覆材の吐出を制御するためのリモートコントロール
装置を備えたことを特徴とする。
面内で揺動可能な状態で前記走行体に取り付けられてい
ることを特徴とする。本発明はまた、前記第2の駆動手
段を操作して前記走行体の走行を制御し、かつ前記昇降
リフタの昇降および前記多関節アームの屈伸を制御する
制御装置が前記副台車に搭載されたことを特徴とする。
本発明はまた、前記主台車は操舵装置を備え、前記耐火
被覆材の吹き付け条件の入力と、前記レーザ位置計測装
置の測定結果にもとづいて前記耐火被覆材の吹き付け範
囲を識別し、その識別結果にもとづいて前記第1の駆動
手段および前記操舵装置を制御して前記主台車の位置を
制御し、かつ前記ノズルを前記吹き付け条件の指令を受
けて耐火被覆材の吐出を制御して、前記耐火被覆材の吹
き付けを行う中央制御装置を備え、中央制御装置は前記
伸縮台車に搭載されていることを特徴とする。本発明は
また、前記第1の駆動手段および操舵装置を制御して前
記主台車の位置を制御し、かつ前記ノズルからの前記耐
火被覆材の吐出を制御するためのリモートコントロール
装置を備えたことを特徴とする。
【0011】本発明の自走式耐火被覆装置では、主台車
および伸縮台車の上に敷設されたレール上の走行体にノ
ズルを取り付け、レールに沿って走行体を移動させなが
ら吹き付けを行なうので、主台車および伸縮台車を固定
した状態で比較的広い範囲の吹き付けを行える。また、
従来のようにいちいちレールを床に敷設する必要がな
い。
および伸縮台車の上に敷設されたレール上の走行体にノ
ズルを取り付け、レールに沿って走行体を移動させなが
ら吹き付けを行なうので、主台車および伸縮台車を固定
した状態で比較的広い範囲の吹き付けを行える。また、
従来のようにいちいちレールを床に敷設する必要がな
い。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について図面
を参照して説明する。図1は本発明による自走式耐火被
覆装置の一例を示す斜視図、図2は図1に示した自走式
耐火被覆装置の各部を分離した状態を示す斜視図であ
る。この自走式耐火被覆装置2は、主台車4、伸縮台車
6、ならびに副台車8により構成されている。主台車
4、伸縮台車6、副台車8は、作業時には図1に示すよ
うに互いに連結され、一方、搬送時などには、図2に示
すように分離される。 主台車4は車輪上に支持され、
不図示の駆動手段(本発明に係わる第1の駆動手段)を
備えて作業床上を走行可能となっている。主台車4の上
部には甲板10が略水平に設けられており、甲板10上
にはその長手方向に2本の平行なレール12が敷設され
ている。レール12上には走行体14が走行可能に配置
され、走行体14の上には昇降リフタ16が装備されて
いる。この昇降リフタ16は垂直面内で揺動可能となっ
ており、吹き付け作業を行う際は図1に示したように起
立した状態とされ、一方、搬送時などには図2に示した
ように伏せた状態とされる。
を参照して説明する。図1は本発明による自走式耐火被
覆装置の一例を示す斜視図、図2は図1に示した自走式
耐火被覆装置の各部を分離した状態を示す斜視図であ
る。この自走式耐火被覆装置2は、主台車4、伸縮台車
6、ならびに副台車8により構成されている。主台車
4、伸縮台車6、副台車8は、作業時には図1に示すよ
うに互いに連結され、一方、搬送時などには、図2に示
すように分離される。 主台車4は車輪上に支持され、
不図示の駆動手段(本発明に係わる第1の駆動手段)を
備えて作業床上を走行可能となっている。主台車4の上
部には甲板10が略水平に設けられており、甲板10上
にはその長手方向に2本の平行なレール12が敷設され
ている。レール12上には走行体14が走行可能に配置
され、走行体14の上には昇降リフタ16が装備されて
いる。この昇降リフタ16は垂直面内で揺動可能となっ
ており、吹き付け作業を行う際は図1に示したように起
立した状態とされ、一方、搬送時などには図2に示した
ように伏せた状態とされる。
【0013】多関節アーム18はこの昇降リフタ16に
取り付けられ、多関節アーム18の先端には吹き付けノ
ズル20(単にノズル20ともいう)が装着されてい
る。ノズル20は吹き付けガン22とセメントペースト
ガン24とにより構成され、吹き付けガン22には岩綿
供給管26を通じて岩綿が圧送され、一方、セメントペ
ーストガン24には多関節アーム18内の所定の配管を
通じてセメントペーストが加圧供給される。
取り付けられ、多関節アーム18の先端には吹き付けノ
ズル20(単にノズル20ともいう)が装着されてい
る。ノズル20は吹き付けガン22とセメントペースト
ガン24とにより構成され、吹き付けガン22には岩綿
供給管26を通じて岩綿が圧送され、一方、セメントペ
ーストガン24には多関節アーム18内の所定の配管を
通じてセメントペーストが加圧供給される。
【0014】図3は主台車4のレール12上に配置され
た走行体14を示す断面正面図である。この図を参照し
て走行体14について詳しく説明する。走行体14は、
スライド甲板28、上ガイド車輪30、下ガイド車輪3
2、内側ガイド車輪34、駆動手段36(本発明に係わ
る第2の駆動手段)などにより構成されている。
た走行体14を示す断面正面図である。この図を参照し
て走行体14について詳しく説明する。走行体14は、
スライド甲板28、上ガイド車輪30、下ガイド車輪3
2、内側ガイド車輪34、駆動手段36(本発明に係わ
る第2の駆動手段)などにより構成されている。
【0015】スライド甲板28はレール12を跨いだ状
態でレール12上に水平に配置され、両側部に上記3種
類の車輪が取着されている。上ガイド車輪30は、レー
ル12の幅方向に延在する軸によって回転可能に支持さ
れ、外周面をレール12の上面に当接させて配置され、
一方、下ガイド車輪32は、レール12の幅方向に延在
する軸によって回転可能に支持され、外周面をレール1
2の下面に当接させて配置されている。また、内側ガイ
ド車輪34は、垂直な軸により回転可能に支持され、外
周面をレール12の内面に当接させて配置されている。
これによりスライド甲板28はレール12上を走行可能
となっている。
態でレール12上に水平に配置され、両側部に上記3種
類の車輪が取着されている。上ガイド車輪30は、レー
ル12の幅方向に延在する軸によって回転可能に支持さ
れ、外周面をレール12の上面に当接させて配置され、
一方、下ガイド車輪32は、レール12の幅方向に延在
する軸によって回転可能に支持され、外周面をレール1
2の下面に当接させて配置されている。また、内側ガイ
ド車輪34は、垂直な軸により回転可能に支持され、外
周面をレール12の内面に当接させて配置されている。
これによりスライド甲板28はレール12上を走行可能
となっている。
【0016】駆動手段36は、モータ38、動力伝達手
段40、減速機42、ラック44、ピニオン46などに
より構成されている。モータ38は、スライド甲板28
の幅方向でのほぼ中央の箇所に、回転軸を垂直にして固
定され、減速機42はスライド甲板28の図中左端近傍
に同じく回転軸を垂直にして固定されている。動力伝達
手段40は、ベルトプーリ48、ベルトプーリ50、リ
ブ付きベルト52により構成され、ベルトプーリ48は
モータ38の回転軸に、ベルトプーリ50は減速機42
の入力回転軸にそれぞれ取着され、両プーリはリブ付き
ベルト52により連結されている。
段40、減速機42、ラック44、ピニオン46などに
より構成されている。モータ38は、スライド甲板28
の幅方向でのほぼ中央の箇所に、回転軸を垂直にして固
定され、減速機42はスライド甲板28の図中左端近傍
に同じく回転軸を垂直にして固定されている。動力伝達
手段40は、ベルトプーリ48、ベルトプーリ50、リ
ブ付きベルト52により構成され、ベルトプーリ48は
モータ38の回転軸に、ベルトプーリ50は減速機42
の入力回転軸にそれぞれ取着され、両プーリはリブ付き
ベルト52により連結されている。
【0017】減速機42の出力軸にはピニオン46が取
着されており、減速機42側のレール12の内側には、
このピニオン46に噛み合うラック44がレール12の
延在方向に延設されている。したがって、モータ38が
回転すると、その回転は動力伝達手段40により減速機
42に伝達され、減速機42の出力軸が回転する。その
結果、ピニオン46が回転し、スライド甲板28がレー
ル12上を走行する。
着されており、減速機42側のレール12の内側には、
このピニオン46に噛み合うラック44がレール12の
延在方向に延設されている。したがって、モータ38が
回転すると、その回転は動力伝達手段40により減速機
42に伝達され、減速機42の出力軸が回転する。その
結果、ピニオン46が回転し、スライド甲板28がレー
ル12上を走行する。
【0018】スライド甲板28の上には支持枠54が固
定されており、昇降リフタ16はこの支持枠54上に取
り付けられている。図4は、走行体14上に取り付けら
れた昇降リフタ16を詳しく示す側面図である。この図
を参照して昇降リフタ16について詳しく説明する。昇
降リフタ16は、サーボモータ56、スクリューネジ5
8、雌ネジナット60などにより構成され、その基部6
2は起伏部64を介して上記支持枠54の上面に固定さ
れ、昇降リフタ16はこの起伏部64を中心に垂直面内
で揺動可能となっている。起伏部64は、ハンドル6
6、ハンドル軸68、ウォームギア70などを含み、ハ
ンドル66を回転させることによりウォームギア70が
回転し、昇降リフタ16が揺動する構造となっている。
定されており、昇降リフタ16はこの支持枠54上に取
り付けられている。図4は、走行体14上に取り付けら
れた昇降リフタ16を詳しく示す側面図である。この図
を参照して昇降リフタ16について詳しく説明する。昇
降リフタ16は、サーボモータ56、スクリューネジ5
8、雌ネジナット60などにより構成され、その基部6
2は起伏部64を介して上記支持枠54の上面に固定さ
れ、昇降リフタ16はこの起伏部64を中心に垂直面内
で揺動可能となっている。起伏部64は、ハンドル6
6、ハンドル軸68、ウォームギア70などを含み、ハ
ンドル66を回転させることによりウォームギア70が
回転し、昇降リフタ16が揺動する構造となっている。
【0019】上記基部62にはサーボモータ56がその
回転軸を垂直上方に向けて配設され、サーボモータ56
の回転軸にはスクリューネジ58が取着されている。ス
クリューネジ58の両側部には間隔をおいて2本のガイ
ド部材72がスクリューネジ58と平行に延設されてい
る。スライダ73はこれら2本のガイド部材72に摺動
可能に取り付けられている。スライダ73には雌ネジナ
ット60が取着され、同ナット60はスクリューネジ5
8に螺合されている。スクリューネジ58およびガイド
部材72には外郭管74が被せられており、外郭管74
の下端部はスライダ73に固定されている。スクリュー
ネジ58およびガイド部材72の下部、ならびに外郭管
74の下部はゴム製の蛇腹76内に収容されている。蛇
腹76の下端部は基部62に固定され、上端部は外郭管
74の下寄りの箇所に固定されている。
回転軸を垂直上方に向けて配設され、サーボモータ56
の回転軸にはスクリューネジ58が取着されている。ス
クリューネジ58の両側部には間隔をおいて2本のガイ
ド部材72がスクリューネジ58と平行に延設されてい
る。スライダ73はこれら2本のガイド部材72に摺動
可能に取り付けられている。スライダ73には雌ネジナ
ット60が取着され、同ナット60はスクリューネジ5
8に螺合されている。スクリューネジ58およびガイド
部材72には外郭管74が被せられており、外郭管74
の下端部はスライダ73に固定されている。スクリュー
ネジ58およびガイド部材72の下部、ならびに外郭管
74の下部はゴム製の蛇腹76内に収容されている。蛇
腹76の下端部は基部62に固定され、上端部は外郭管
74の下寄りの箇所に固定されている。
【0020】このような構成において、サーボモータ5
6が回転すると、スクリューネジ58が回転し、その結
果、遊動する雌ネジナット60がスライダと共に移動し
て、外郭管74が昇降する。なお、外郭管74が上昇し
ても、スクリューネジ58およびガイド部材72の下部
は蛇腹76により被われているので、塵埃がこれらの箇
所に付着するといったことはない。外郭管74の上端近
傍には多関節アーム18を取り付けるための基盤75が
取着されている。
6が回転すると、スクリューネジ58が回転し、その結
果、遊動する雌ネジナット60がスライダと共に移動し
て、外郭管74が昇降する。なお、外郭管74が上昇し
ても、スクリューネジ58およびガイド部材72の下部
は蛇腹76により被われているので、塵埃がこれらの箇
所に付着するといったことはない。外郭管74の上端近
傍には多関節アーム18を取り付けるための基盤75が
取着されている。
【0021】図5は主台車4の車輪を説明するための模
式平面図である。この図に示すように主台車4は4つの
車輪により支持されており、その中の対角線上に配置さ
れた2つが駆動車輪78であり、残りの2つが従車輪7
9である。駆動車輪78は上述した不図示の駆動手段3
6によって回転駆動される。
式平面図である。この図に示すように主台車4は4つの
車輪により支持されており、その中の対角線上に配置さ
れた2つが駆動車輪78であり、残りの2つが従車輪7
9である。駆動車輪78は上述した不図示の駆動手段3
6によって回転駆動される。
【0022】これらの4つの車輪の方向は不図示の操舵
装置によって制御され、主台車4を前進させる場合は図
5の(A)に示すように各車輪はすべて主台車4の長手
方向に向けられ、主台車4を斜行させる場合は図5の
(B)に示すように主台車4の長手方向に対して角度を
持った状態に設定され、横行する場合は図5の(C)の
ように長手方向に直交する方向に設定される。また、主
台車4をその位置で回転(スピン)させる場合は図5の
(D)のよう各車輪の一方の面が主台車4の中心部を向
くように設定される。
装置によって制御され、主台車4を前進させる場合は図
5の(A)に示すように各車輪はすべて主台車4の長手
方向に向けられ、主台車4を斜行させる場合は図5の
(B)に示すように主台車4の長手方向に対して角度を
持った状態に設定され、横行する場合は図5の(C)の
ように長手方向に直交する方向に設定される。また、主
台車4をその位置で回転(スピン)させる場合は図5の
(D)のよう各車輪の一方の面が主台車4の中心部を向
くように設定される。
【0023】伸縮台車6は、図1および図2に示すよう
に、箱体80、補助台車82、折り畳み式の甲板10
a、レーザ位置計測装置84などにより構成されてい
る。甲板10a(本発明に係わる基台)は2枚の甲板部
材86、88により構成され、甲板部材86、88の一
方の端部は蝶番90を介して互いに連結され、甲板部材
86、88のもう一方の端部はそれぞれ箱体80および
補助台車82の対向する上端部材にいずれも不図示の蝶
番を介して連結されている。箱体80および補助台車8
2はそれぞれ底面にキャスタ92、94を有し、移動可
能となっている。
に、箱体80、補助台車82、折り畳み式の甲板10
a、レーザ位置計測装置84などにより構成されてい
る。甲板10a(本発明に係わる基台)は2枚の甲板部
材86、88により構成され、甲板部材86、88の一
方の端部は蝶番90を介して互いに連結され、甲板部材
86、88のもう一方の端部はそれぞれ箱体80および
補助台車82の対向する上端部材にいずれも不図示の蝶
番を介して連結されている。箱体80および補助台車8
2はそれぞれ底面にキャスタ92、94を有し、移動可
能となっている。
【0024】箱体80と補助台車82とを近接して配置
した場合には、図2に示すように、甲板部材86、88
は蝶番90の箇所で折れ曲がり、甲板10は折り畳まれ
た状態となる。搬送時などはこの状態とされる。一方、
箱体80と補助台車82とを離して配置すると、図1に
示すように、甲板10aは展開された状態となる。
した場合には、図2に示すように、甲板部材86、88
は蝶番90の箇所で折れ曲がり、甲板10は折り畳まれ
た状態となる。搬送時などはこの状態とされる。一方、
箱体80と補助台車82とを離して配置すると、図1に
示すように、甲板10aは展開された状態となる。
【0025】甲板10aの上には展開した時の長手方向
に延在する2本のレール96が敷設されている。これら
のレール96の形状、間隔、位置は、主台車4上に敷設
されているレール12の形状、間隔、位置と同じであ
る。したがって、主台車4と伸縮台車6とを連結し、甲
板10aを展開状態にしたとき、レール96は主台車4
の甲板10に敷設されているレール12に連続するレー
ルとなる。主台車4と伸縮台車6との連結は、主台車4
の端部に補助台車82を配置し、両者を連結部材98で
連結固定することにより行う。
に延在する2本のレール96が敷設されている。これら
のレール96の形状、間隔、位置は、主台車4上に敷設
されているレール12の形状、間隔、位置と同じであ
る。したがって、主台車4と伸縮台車6とを連結し、甲
板10aを展開状態にしたとき、レール96は主台車4
の甲板10に敷設されているレール12に連続するレー
ルとなる。主台車4と伸縮台車6との連結は、主台車4
の端部に補助台車82を配置し、両者を連結部材98で
連結固定することにより行う。
【0026】伸縮台車6の箱体80内には自走式耐火被
覆装置2の動作を制御する中央制御装置100が収容さ
れており、その操作パネル102は箱体80の上面に配
置されている。この中央制御装置100およびレーザ位
置計測装置84については後に詳しく説明する。
覆装置2の動作を制御する中央制御装置100が収容さ
れており、その操作パネル102は箱体80の上面に配
置されている。この中央制御装置100およびレーザ位
置計測装置84については後に詳しく説明する。
【0027】副台車8は、図1、図2に示すように、箱
体104から成り、その底面にはキャスタ106が取着
され、移動可能となっている。箱体104の側部には、
バルブユニット108が取り付けられ(図2では省
略)、このバルブユニット108にはセメントペースト
供給管110を通じてセメントペーストが供給される。
一方、バルブユニット108からは多関節アーム18内
の上記所定の配管を通じてセメントペーストがセメント
ペーストガン24に供給される。
体104から成り、その底面にはキャスタ106が取着
され、移動可能となっている。箱体104の側部には、
バルブユニット108が取り付けられ(図2では省
略)、このバルブユニット108にはセメントペースト
供給管110を通じてセメントペーストが供給される。
一方、バルブユニット108からは多関節アーム18内
の上記所定の配管を通じてセメントペーストがセメント
ペーストガン24に供給される。
【0028】副台車8の箱体104の上部には伸縮台車
6に設けられたレーザ位置計測装置84と同じ構成のレ
ーザ位置計測装置84が立設されている。また、箱体1
04内には自走式耐火被覆装置2の動作を制御する制御
装置112が収容されている。この制御装置112につ
いては後に詳しく説明する。主台車4と副台車8との連
結は、主台車4の端部に副台車8を配置し、両者を連結
部材98で連結固定することにより行う。
6に設けられたレーザ位置計測装置84と同じ構成のレ
ーザ位置計測装置84が立設されている。また、箱体1
04内には自走式耐火被覆装置2の動作を制御する制御
装置112が収容されている。この制御装置112につ
いては後に詳しく説明する。主台車4と副台車8との連
結は、主台車4の端部に副台車8を配置し、両者を連結
部材98で連結固定することにより行う。
【0029】次に、伸縮台車6および副台車8に設けら
れたレーザ位置計測装置84について詳しく説明する。
図6はレーザ位置計測装置84を示す側面図である。こ
の図に示すように、レーザ位置計測装置84は、第1ジ
ャッキシリンダ114、第2ジャッキシリンダ116、
回転台118、シフト台120、レーザセンサ122な
どにより構成されている。
れたレーザ位置計測装置84について詳しく説明する。
図6はレーザ位置計測装置84を示す側面図である。こ
の図に示すように、レーザ位置計測装置84は、第1ジ
ャッキシリンダ114、第2ジャッキシリンダ116、
回転台118、シフト台120、レーザセンサ122な
どにより構成されている。
【0030】第1ジャッキシリンダ114は、箱体80
または箱体104上に立設された収納管124内に鉛直
に配置して収納され、第1ジャッキシリンダ114の上
端部からはロッド126が鉛直上方に延出している。ロ
ッド126の尖端には昇降板128が水平に固着され、
第2ジャッキシリンダ116は鉛直に配置した状態でそ
の上端において昇降板128の下面に固定されている。
第2ジャッキシリンダ116の上端部からは、昇降板1
28に形成された貫通孔を通じてロッド130が鉛直上
方に延出し、その上端には昇降板132が水平に固着さ
れている。
または箱体104上に立設された収納管124内に鉛直
に配置して収納され、第1ジャッキシリンダ114の上
端部からはロッド126が鉛直上方に延出している。ロ
ッド126の尖端には昇降板128が水平に固着され、
第2ジャッキシリンダ116は鉛直に配置した状態でそ
の上端において昇降板128の下面に固定されている。
第2ジャッキシリンダ116の上端部からは、昇降板1
28に形成された貫通孔を通じてロッド130が鉛直上
方に延出し、その上端には昇降板132が水平に固着さ
れている。
【0031】昇降板132の上面には、鉛直軸の回りに
約90°の範囲で回転する回転台118が取り付けら
れ、その回転台118の上に横方向(主台車4の長手方
向)および縦方向(主台車4の長手方向に水平面内で直
交する方向)に移動するシフト台120が取着されてい
る。レーザセンサ122はこのシフト台120の上に取
り付けられている。レーザセンサ122の上部には上蓋
134が装着されている。
約90°の範囲で回転する回転台118が取り付けら
れ、その回転台118の上に横方向(主台車4の長手方
向)および縦方向(主台車4の長手方向に水平面内で直
交する方向)に移動するシフト台120が取着されてい
る。レーザセンサ122はこのシフト台120の上に取
り付けられている。レーザセンサ122の上部には上蓋
134が装着されている。
【0032】非測定時は、ロッド126、ロッド130
は共にそれぞれ第1ジャッキシリンダ114および第2
ジャッキシリンダ116内に退縮した状態に制御され、
その結果、レーザセンサ122は、図2に示したよう
に、収納管124内に収納され、収納管124の上部開
口は上蓋134によって塞がれる。
は共にそれぞれ第1ジャッキシリンダ114および第2
ジャッキシリンダ116内に退縮した状態に制御され、
その結果、レーザセンサ122は、図2に示したよう
に、収納管124内に収納され、収納管124の上部開
口は上蓋134によって塞がれる。
【0033】測定時は、ロッド126、130は共にそ
れぞれ、図1および図6に示したように、第1ジャッキ
シリンダ114および第2ジャッキシリンダ116内か
ら延出した状態に制御される。レーザセンサ122の高
さはロッド126、130の延出距離を調整することに
より設定でき、レーザセンサ122の水平面内での方向
は回転台118を適切に回転させることで変えることが
でき、また、横および縦方向の位置はシフト台120を
移動させることで変えることができる。
れぞれ、図1および図6に示したように、第1ジャッキ
シリンダ114および第2ジャッキシリンダ116内か
ら延出した状態に制御される。レーザセンサ122の高
さはロッド126、130の延出距離を調整することに
より設定でき、レーザセンサ122の水平面内での方向
は回転台118を適切に回転させることで変えることが
でき、また、横および縦方向の位置はシフト台120を
移動させることで変えることができる。
【0034】次に、伸縮台車6および副台車8にそれぞ
れ搭載された上記中央制御装置100および制御装置1
12について説明する。制御装置112は、走行体14
の上記モータ38を制御して走行体14をレール12、
96上で走行移動させ、水平方向の一定の範囲内で耐火
被覆材が吹き付けられるようにする。制御装置112は
また、昇降リフタ16のサーボモータ56を制御して多
関節アーム18の高さを変化させ、また多関節アーム1
8自体を制御して、吹き付け箇所の主に鉛直方向での一
定の範囲内に耐火被覆材が吹き付けられるようにする。
れ搭載された上記中央制御装置100および制御装置1
12について説明する。制御装置112は、走行体14
の上記モータ38を制御して走行体14をレール12、
96上で走行移動させ、水平方向の一定の範囲内で耐火
被覆材が吹き付けられるようにする。制御装置112は
また、昇降リフタ16のサーボモータ56を制御して多
関節アーム18の高さを変化させ、また多関節アーム1
8自体を制御して、吹き付け箇所の主に鉛直方向での一
定の範囲内に耐火被覆材が吹き付けられるようにする。
【0035】中央制御装置100は、レーザ位置計測装
置84を制御して位置を計測させ、その結果にもとづい
て自走式耐火被覆装置2の構造物に対する位置関係を認
識し、主台車4に搭載された上記駆動手段36および上
記不図示の操舵装置を制御して、構造物に対する自走式
耐火被覆装置2の位置を正しく設定する。
置84を制御して位置を計測させ、その結果にもとづい
て自走式耐火被覆装置2の構造物に対する位置関係を認
識し、主台車4に搭載された上記駆動手段36および上
記不図示の操舵装置を制御して、構造物に対する自走式
耐火被覆装置2の位置を正しく設定する。
【0036】中央制御装置100はまた、主台車4の上
記駆動手段36を制御して移動させ、吹き付け箇所の水
平方向の必要範囲で耐火被覆材の吹き付けが行われるよ
うにする。またその際、バルブユニット108、セメン
トペーストガン24、吹き付けガン22を操作して耐火
被覆材の吹き付けおよび吹き付け停止を制御し、さらに
耐火被覆材の供給量を制御する。中央制御装置100は
このような制御を、操作パネル102から入力される指
示情報にもとづいて行う。
記駆動手段36を制御して移動させ、吹き付け箇所の水
平方向の必要範囲で耐火被覆材の吹き付けが行われるよ
うにする。またその際、バルブユニット108、セメン
トペーストガン24、吹き付けガン22を操作して耐火
被覆材の吹き付けおよび吹き付け停止を制御し、さらに
耐火被覆材の供給量を制御する。中央制御装置100は
このような制御を、操作パネル102から入力される指
示情報にもとづいて行う。
【0037】この自走式耐火被覆装置2は、これらの制
御装置112および中央制御装置100の働きによって
自動的に耐火被覆材の吹き付けを行うことができるが、
一方、リモートコントロールユニット136を通じて作
業員が手動で吹き付け作業などを行うこともできる。そ
の場合には、制御装置112および中央制御装置100
は、リモートコントロールユニット136からの指示に
したがって上述した各制御を実行する。
御装置112および中央制御装置100の働きによって
自動的に耐火被覆材の吹き付けを行うことができるが、
一方、リモートコントロールユニット136を通じて作
業員が手動で吹き付け作業などを行うこともできる。そ
の場合には、制御装置112および中央制御装置100
は、リモートコントロールユニット136からの指示に
したがって上述した各制御を実行する。
【0038】次に、このように構成された自走式耐火被
覆装置2により行う耐火被覆材の吹き付けについて説明
する。図7は耐火被覆材の吹き付け手順を示すフローチ
ャート、図8は吹き付け作業の各段階ごとの装置の移動
を示す工程図である。まず、自走式耐火被覆装置2を主
台車4、副台車8、伸縮台車6に分割し、それぞれを工
事用エレベータなどにより作業を行う階に荷揚げし(ス
テップS1)、その後、主台車4、副台車8、伸縮台車
6を図1に示したように連結し、伸縮台車6は甲板10
aを展開した状態にする。また、岩綿およびセメントペ
ーストの供給プラント(地上または最寄りの階に設置)
に、岩綿供給管26およびセメントペースト供給管11
0を接続する。
覆装置2により行う耐火被覆材の吹き付けについて説明
する。図7は耐火被覆材の吹き付け手順を示すフローチ
ャート、図8は吹き付け作業の各段階ごとの装置の移動
を示す工程図である。まず、自走式耐火被覆装置2を主
台車4、副台車8、伸縮台車6に分割し、それぞれを工
事用エレベータなどにより作業を行う階に荷揚げし(ス
テップS1)、その後、主台車4、副台車8、伸縮台車
6を図1に示したように連結し、伸縮台車6は甲板10
aを展開した状態にする。また、岩綿およびセメントペ
ーストの供給プラント(地上または最寄りの階に設置)
に、岩綿供給管26およびセメントペースト供給管11
0を接続する。
【0039】次に作業者はリモートコントロールユニッ
ト136を操作して手動モードに設定し(ステップS
2)、手動で装置を図8の(A)に示すように吹き付け
箇所138の近傍に移動させる(ステップS3)。この
とき、中央制御装置100は、リモートコントロールユ
ニット136から送られてくる指示情報にもとづき、主
台車4に搭載された上記駆動手段36および操舵装置を
制御して、主台車4、したがって装置全体を移動させ
る。
ト136を操作して手動モードに設定し(ステップS
2)、手動で装置を図8の(A)に示すように吹き付け
箇所138の近傍に移動させる(ステップS3)。この
とき、中央制御装置100は、リモートコントロールユ
ニット136から送られてくる指示情報にもとづき、主
台車4に搭載された上記駆動手段36および操舵装置を
制御して、主台車4、したがって装置全体を移動させ
る。
【0040】その後、作業者は伸縮台車6の操作パネル
102を操作し、吹き付け条件として、被吹き付け部材
である鉄骨梁140の形状、吹き付け範囲を予め決めら
れた符号により入力する(ステップS4)。中央制御装
置100はこれらの情報を操作パネル102より受け取
り、その記憶装置に格納する。
102を操作し、吹き付け条件として、被吹き付け部材
である鉄骨梁140の形状、吹き付け範囲を予め決めら
れた符号により入力する(ステップS4)。中央制御装
置100はこれらの情報を操作パネル102より受け取
り、その記憶装置に格納する。
【0041】次に作業者はリモートコントロールユニッ
ト136を操作して自動モードに切り替え(ステップS
5)、また、操作パネル102を通じて、吹き付けを行
うべき鉄骨梁140を識別する符号を入力することで吹
き付けの実行を指令する(ステップS6)。これにより
中央制御装置100は自動モードでの動作を開始し、ま
ずレーザ位置計測装置84を操作して位置を計測する
(ステップS7)。ここで、2台のレーザ位置計測装置
84はそれぞれ鉄骨梁140までの距離と、左右の距離
を計測し、結果を中央制御装置100に出力する。中央
制御装置100はこの計測結果にもとづいて主台車4の
駆動手段36および操舵装置を制御し、図8の(B)に
示すように、自走式耐火被覆装置2を、鉄骨梁140に
対して必要な間隔をおいてほぼ平行となる状態で、吹き
付け範囲の左端の位置に配置する(ステップS8)。な
お、図8の(B)において、矢印付きの点線Aはレーザ
位置計測装置84が発射するレーザ光を示している。
ト136を操作して自動モードに切り替え(ステップS
5)、また、操作パネル102を通じて、吹き付けを行
うべき鉄骨梁140を識別する符号を入力することで吹
き付けの実行を指令する(ステップS6)。これにより
中央制御装置100は自動モードでの動作を開始し、ま
ずレーザ位置計測装置84を操作して位置を計測する
(ステップS7)。ここで、2台のレーザ位置計測装置
84はそれぞれ鉄骨梁140までの距離と、左右の距離
を計測し、結果を中央制御装置100に出力する。中央
制御装置100はこの計測結果にもとづいて主台車4の
駆動手段36および操舵装置を制御し、図8の(B)に
示すように、自走式耐火被覆装置2を、鉄骨梁140に
対して必要な間隔をおいてほぼ平行となる状態で、吹き
付け範囲の左端の位置に配置する(ステップS8)。な
お、図8の(B)において、矢印付きの点線Aはレーザ
位置計測装置84が発射するレーザ光を示している。
【0042】レーザ位置計測装置84による位置の計測
は、具体的には次のように行われる。図9の(A)ない
し(C)は、レーザ位置計測装置84による位置の計測
を示す説明図である。まず、図9の(A)に示すよう
に、中央制御装置100はレーザセンサ122を、吹き
付けを行う鉄骨梁140の高さまで上昇させ、その状態
でまず正面の鉄骨梁140までの距離を計測させる。次
に、図9の(B)に示すように、レーザセンサ122を
水平面内で90°回転させ、側方の鉄骨梁などまでの距
離を計測させる。なお、これらの各計測において、中央
制御装置100はレーザセンサ122を横方向に若干シ
フトさせ、図9の(C)に示すように例えば3点P1、
P2、P3で計測を行う。そして、例えば点P2におい
て軽微な凸部が形成されていたような場合には、点P1
または点P3における計測値を最終的な計測結果として
採用する。
は、具体的には次のように行われる。図9の(A)ない
し(C)は、レーザ位置計測装置84による位置の計測
を示す説明図である。まず、図9の(A)に示すよう
に、中央制御装置100はレーザセンサ122を、吹き
付けを行う鉄骨梁140の高さまで上昇させ、その状態
でまず正面の鉄骨梁140までの距離を計測させる。次
に、図9の(B)に示すように、レーザセンサ122を
水平面内で90°回転させ、側方の鉄骨梁などまでの距
離を計測させる。なお、これらの各計測において、中央
制御装置100はレーザセンサ122を横方向に若干シ
フトさせ、図9の(C)に示すように例えば3点P1、
P2、P3で計測を行う。そして、例えば点P2におい
て軽微な凸部が形成されていたような場合には、点P1
または点P3における計測値を最終的な計測結果として
採用する。
【0043】そして、中央制御装置100は、上記記憶
装置に格納されている上記情報にもとづいて、バルブユ
ニット108、セメントペーストガン24、吹き付けガ
ン22を操作し、適切な供給量で耐火被覆材の吹き付け
を開始させる(ステップS9)。このとき、副台車8に
搭載された上記制御装置112は同時に、図8の(C)
に示すように、走行体14の上記モータ38を制御して
走行体14をレール12、96上で走行移動させ、レー
ル12、96の敷設範囲内で耐火被覆材141が吹き付
けられるようにする。制御装置112はまた、昇降リフ
タ16のサーボモータ56を制御して多関節アーム18
の高さを変化させ、また多関節アーム18自体を制御し
て、鉄骨梁140の主に鉛直方向の全体に耐火被覆材が
吹き付けられるようにする。
装置に格納されている上記情報にもとづいて、バルブユ
ニット108、セメントペーストガン24、吹き付けガ
ン22を操作し、適切な供給量で耐火被覆材の吹き付け
を開始させる(ステップS9)。このとき、副台車8に
搭載された上記制御装置112は同時に、図8の(C)
に示すように、走行体14の上記モータ38を制御して
走行体14をレール12、96上で走行移動させ、レー
ル12、96の敷設範囲内で耐火被覆材141が吹き付
けられるようにする。制御装置112はまた、昇降リフ
タ16のサーボモータ56を制御して多関節アーム18
の高さを変化させ、また多関節アーム18自体を制御し
て、鉄骨梁140の主に鉛直方向の全体に耐火被覆材が
吹き付けられるようにする。
【0044】制御装置112は具体的には次のようにし
て多関節アーム18の高さおよび多関節アーム18の制
御を行う。図10の(A)ないし(E)は制御装置11
2が行う多関節アーム18の高さおよび多関節アーム1
8の制御を示す説明図である。
て多関節アーム18の高さおよび多関節アーム18の制
御を行う。図10の(A)ないし(E)は制御装置11
2が行う多関節アーム18の高さおよび多関節アーム1
8の制御を示す説明図である。
【0045】制御装置112はまず、図10の(A)に
示すように、昇降リフタ16を上昇させ、そして多関節
アーム18を適切に屈伸させて、鉄骨梁140の上部フ
ランジ142の下面144にノズル20を向け、上部フ
ランジ142の辺部からウェブ146との接合部までの
範囲でノズル20の尖端を移動させて、耐火被覆材がこ
の箇所に吹き付けられるようにする。
示すように、昇降リフタ16を上昇させ、そして多関節
アーム18を適切に屈伸させて、鉄骨梁140の上部フ
ランジ142の下面144にノズル20を向け、上部フ
ランジ142の辺部からウェブ146との接合部までの
範囲でノズル20の尖端を移動させて、耐火被覆材がこ
の箇所に吹き付けられるようにする。
【0046】制御装置112は次に、図10の(B)、
(C)に示すように、多関節アーム18を適切に屈伸さ
せて、ノズル20の尖端を鉄骨梁140のウェブ146
の上端から下端の範囲で移動させ、ウェブ146の側面
が耐火被覆材により被われるようにする。
(C)に示すように、多関節アーム18を適切に屈伸さ
せて、ノズル20の尖端を鉄骨梁140のウェブ146
の上端から下端の範囲で移動させ、ウェブ146の側面
が耐火被覆材により被われるようにする。
【0047】制御装置112はさらに、図10の(D)
に示すように、鉄骨梁140の下部フランジ148の上
面150にノズル20を向け、下部フランジ148の辺
部からウェブ146との接合部までの範囲でノズル20
の尖端を移動させて、吹き付を行う。
に示すように、鉄骨梁140の下部フランジ148の上
面150にノズル20を向け、下部フランジ148の辺
部からウェブ146との接合部までの範囲でノズル20
の尖端を移動させて、吹き付を行う。
【0048】その後、制御装置112は、図10の
(E)に示すように、昇降リフタ16を下降させ、そし
て多関節アーム18を適切に屈伸させて、鉄骨梁140
の下部フランジ148の下面152にノズル20を向
け、下部フランジ148の下面152の幅方向にノズル
20の尖端を移動させて、耐火被覆材が下部フランジ1
48の下面152に吹き付けられるようにする。
(E)に示すように、昇降リフタ16を下降させ、そし
て多関節アーム18を適切に屈伸させて、鉄骨梁140
の下部フランジ148の下面152にノズル20を向
け、下部フランジ148の下面152の幅方向にノズル
20の尖端を移動させて、耐火被覆材が下部フランジ1
48の下面152に吹き付けられるようにする。
【0049】図8の(B)、(C)の位置での吹き付け
を完了すると、吹き付け範囲の残量を調べるため(ステ
ップS10)、中央制御装置100は再度、レーザ位置
計測装置84を操作し(ステップS7)、吹き付け範囲
の残量を計測(ステップS11)する。この場合には計
測の結果、残量が存在することが判明するため、中央制
御装置100は、図8の(D)に示すように、自走式耐
火被覆装置2を吹き付けがまだ行われていない方向に前
進させる。
を完了すると、吹き付け範囲の残量を調べるため(ステ
ップS10)、中央制御装置100は再度、レーザ位置
計測装置84を操作し(ステップS7)、吹き付け範囲
の残量を計測(ステップS11)する。この場合には計
測の結果、残量が存在することが判明するため、中央制
御装置100は、図8の(D)に示すように、自走式耐
火被覆装置2を吹き付けがまだ行われていない方向に前
進させる。
【0050】そして、図8の(E)に示すように、この
位置で中央制御装置100および制御装置112は再
度、上記手順を繰り返し、鉄骨梁140に対する耐火被
覆材143の吹き付けを行う。その後、ステップS10
における残量のチェックでは残量無しとなるので、鉄骨
梁140に対する耐火被覆材の吹き付けを完了する(ス
テップS12)。そして、作業員は再度リモートコント
ロールユニット136を操作して、次に吹き付けを行う
べき箇所に自走式耐火被覆装置2を移動させる。
位置で中央制御装置100および制御装置112は再
度、上記手順を繰り返し、鉄骨梁140に対する耐火被
覆材143の吹き付けを行う。その後、ステップS10
における残量のチェックでは残量無しとなるので、鉄骨
梁140に対する耐火被覆材の吹き付けを完了する(ス
テップS12)。そして、作業員は再度リモートコント
ロールユニット136を操作して、次に吹き付けを行う
べき箇所に自走式耐火被覆装置2を移動させる。
【0051】このように本実施例の自走式耐火被覆装置
2では、主台車4および伸縮台車6の上に敷設されたレ
ール12、96上の走行体14にノズル20を取り付
け、レール12、96に沿って走行体14を移動させな
がら吹き付けを行うので、主台車4および伸縮台車6を
固定した状態で比較的広い範囲の吹き付けを行える。し
たがって、従来のように1本の梁に対する吹き付けにお
いて台車を何回も移動させる必要がなく、作業効率が大
幅に向上する。また、耐火被覆材の継目が少なくなるの
で、継目付近で耐火被覆材の厚みが変化して厚みが不均
一になるという問題を解決でき、耐火性能の低下を回避
できる。さらに、レールを床に敷設するという手間と時
間の掛かる作業が不要となるので、この点でも作業効率
を大きく改善できる。
2では、主台車4および伸縮台車6の上に敷設されたレ
ール12、96上の走行体14にノズル20を取り付
け、レール12、96に沿って走行体14を移動させな
がら吹き付けを行うので、主台車4および伸縮台車6を
固定した状態で比較的広い範囲の吹き付けを行える。し
たがって、従来のように1本の梁に対する吹き付けにお
いて台車を何回も移動させる必要がなく、作業効率が大
幅に向上する。また、耐火被覆材の継目が少なくなるの
で、継目付近で耐火被覆材の厚みが変化して厚みが不均
一になるという問題を解決でき、耐火性能の低下を回避
できる。さらに、レールを床に敷設するという手間と時
間の掛かる作業が不要となるので、この点でも作業効率
を大きく改善できる。
【0052】なお、自走式耐火被覆装置2の位置の計測
を、本実施例のようにレーザ位置計測装置84を用い
ず、例えば作業員が行って、計測結果を中央処理装置に
入力したり、あるいは計測結果にもとづいてリモートコ
ントロールユニット136により手動モードで自走式耐
火被覆装置2を移動させることも可能である。その場合
には、レーザ位置計測装置84は不要となる。
を、本実施例のようにレーザ位置計測装置84を用い
ず、例えば作業員が行って、計測結果を中央処理装置に
入力したり、あるいは計測結果にもとづいてリモートコ
ントロールユニット136により手動モードで自走式耐
火被覆装置2を移動させることも可能である。その場合
には、レーザ位置計測装置84は不要となる。
【0053】また、そのような場合、バルブユニット1
08や、制御装置112を主台車4に搭載する構成とす
れば、副台車8を省き、主台車4および伸縮台車6のみ
で構成することも可能である。
08や、制御装置112を主台車4に搭載する構成とす
れば、副台車8を省き、主台車4および伸縮台車6のみ
で構成することも可能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自走式耐火
被覆装置では、主台車および伸縮台車の上に敷設された
レール上の走行体にノズルを取り付け、レールに沿って
走行体を移動させながら吹き付けを行うので、主台車お
よび伸縮台車を固定した状態で比較的広い範囲の吹き付
けを行える。したがって、従来のように1本の梁に対す
る吹き付けにおいて台車を何回も移動させる必要がな
く、作業効率が大幅に向上する。また、耐火被覆材の継
目が少なくなるので、継目付近で耐火被覆材の厚みが変
化して厚みが不均一になるという問題を解決でき、耐火
性能の低下を回避できる。さらに、レールを床に敷設す
るという手間と時間の掛かる作業が不要となるので、こ
の点でも作業効率を大きく改善できる。
被覆装置では、主台車および伸縮台車の上に敷設された
レール上の走行体にノズルを取り付け、レールに沿って
走行体を移動させながら吹き付けを行うので、主台車お
よび伸縮台車を固定した状態で比較的広い範囲の吹き付
けを行える。したがって、従来のように1本の梁に対す
る吹き付けにおいて台車を何回も移動させる必要がな
く、作業効率が大幅に向上する。また、耐火被覆材の継
目が少なくなるので、継目付近で耐火被覆材の厚みが変
化して厚みが不均一になるという問題を解決でき、耐火
性能の低下を回避できる。さらに、レールを床に敷設す
るという手間と時間の掛かる作業が不要となるので、こ
の点でも作業効率を大きく改善できる。
【0055】また、本発明の自走式耐火被覆装置では主
台車、伸縮台車、副台車は分離可能であるから、昇降機
などによる搬送時や、あるいは収納時には分離した状態
にでき好都合である。そして、レーザ位置計測装置を備
えた本発明の自走式耐火被覆装置では、自身の位置を計
測して自動的に位置決めを行え、また吹き付け位置を正
確に設定できる。さらに、昇降リフタが揺動可能に取り
付けられている本発明の自走式耐火被覆装置では、搬送
時や収納時には折り畳んでコンパクトにでき好都合であ
る。また、制御装置を備えた本発明の自走式耐火被覆装
置では、昇降リフタおよび多関節アームを自動的に制御
できるので、作業効率を高めることができ、さらに吹き
付け位置や耐火被覆材の厚みを正確に設定できる。そし
て、中央制御装置を備えた本発明の自走式耐火被覆装置
では、主台車の位置および耐火被覆材のノズルからの吐
出を自動的かつ正確に制御でき、効率良く耐火被覆材の
吹き付け作業を行えると同時に、吹き付け位置や耐火被
覆材の厚みを正確に設定できる。さらに、リモートコン
トロールユニットを備えた本発明の自走式耐火被覆装置
では、手動で装置を動作させる場合も含め、遠隔操作が
可能であるから、作業員の作業環境を各段に向上させる
ことができる。
台車、伸縮台車、副台車は分離可能であるから、昇降機
などによる搬送時や、あるいは収納時には分離した状態
にでき好都合である。そして、レーザ位置計測装置を備
えた本発明の自走式耐火被覆装置では、自身の位置を計
測して自動的に位置決めを行え、また吹き付け位置を正
確に設定できる。さらに、昇降リフタが揺動可能に取り
付けられている本発明の自走式耐火被覆装置では、搬送
時や収納時には折り畳んでコンパクトにでき好都合であ
る。また、制御装置を備えた本発明の自走式耐火被覆装
置では、昇降リフタおよび多関節アームを自動的に制御
できるので、作業効率を高めることができ、さらに吹き
付け位置や耐火被覆材の厚みを正確に設定できる。そし
て、中央制御装置を備えた本発明の自走式耐火被覆装置
では、主台車の位置および耐火被覆材のノズルからの吐
出を自動的かつ正確に制御でき、効率良く耐火被覆材の
吹き付け作業を行えると同時に、吹き付け位置や耐火被
覆材の厚みを正確に設定できる。さらに、リモートコン
トロールユニットを備えた本発明の自走式耐火被覆装置
では、手動で装置を動作させる場合も含め、遠隔操作が
可能であるから、作業員の作業環境を各段に向上させる
ことができる。
【図1】本発明による自走式耐火被覆装置の一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1に示した自走式耐火被覆装置の各部を分離
した状態を示す斜視図である。
した状態を示す斜視図である。
【図3】主台車のレール上に配置された走行体を示す断
面正面図である。
面正面図である。
【図4】走行体上に取り付けられた昇降リフタを詳しく
示す側面図である。
示す側面図である。
【図5】主台車の車輪を説明するための模式平面図であ
る。
る。
【図6】レーザ位置計測装置を示す側面図である。
【図7】耐火被覆材の吹き付け手順を示すフローチャー
トである。
トである。
【図8】吹き付け作業の各段階ごとの装置の移動を示す
工程図である。
工程図である。
【図9】(A)ないし(C)は、レーザ位置計測装置に
よる位置の計測を示す説明図である。
よる位置の計測を示す説明図である。
【図10】(A)ないし(E)は制御装置が行う多関節
アームの高さの制御、および多関節アームの制御を示す
説明図である。
アームの高さの制御、および多関節アームの制御を示す
説明図である。
2 自走式耐火被覆装置 4 主台車 6 伸縮台車 8 副台車 10 甲板 12 レール 14 走行体 16 昇降リフタ 18 多関節アーム 20 吹き付けノズル(ノズル) 22 吹き付けガン 24 セメントペーストガン 26 岩綿供給管 28 スライド甲板 36 駆動手段 82 補助台車 84 レーザ位置計測装置 96 レール 100 中央制御装置 102 操作パネル 110 セメントペースト供給管 112 制御装置 122 レーザセンサ 136 リモートコントロールユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 幸浩 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内
Claims (9)
- 【請求項1】 第1の駆動手段によって走行する主台車
と、主台車の一方端部に連結された副台車と、他方の端
部に連結された伸縮する伸縮台車とから構成された走行
台車と、 前記主台車と伸長された伸縮台車との上部に2条のレー
ルを敷設し、第2の駆動手段によって前記レールを走行
する走行体と、 前記走行体に垂直に立設された多関節ア−ム用昇降リフ
タと、 前記多関節ア−ム用昇降リフタに昇降自在に装設された
多関節ア−ムと、 前記多関節ア−ム先端に装着された岩綿吹き付けノズル
とを備え、 前記岩綿吹き付けノズルに岩綿をセメントペ−ストとが
供給されて被耐火構造物に吹き付けする、 ことを特徴とする自走式耐火被覆装置。 - 【請求項2】 耐火被覆材を構造物に吹き付ける自走式
耐火被覆装置であって、 第1の駆動手段によって走行し、かつ上部に第1のレー
ルがほぼ水平に敷設された主台車と、 伸縮可能な基台を有し、前記主台車に連結され、前記第
1のレールに連続する第2のレールが前記基台上に敷設
されている伸縮台車と、 第2の駆動手段によって第1および第2のレール上を走
行する走行体と、 前記走行体に取り付けられた昇降リフタと、 前記昇降リフタにより支持された多関節アームと、 前記多関節アームに取り付けられた、前記耐火被覆材を
吐出するノズルとを備えた、 ことを特徴とする自走式耐火被覆装置。 - 【請求項3】 前記伸縮台車と反対側の、前記主台車の
端部に連結された副台車を含み、前記副台車と伸縮台車
は前記主台車から分離可能である請求項1または2記載
の自走式耐火被覆装置。 - 【請求項4】 前記自走式耐火被覆装置と前記構造物と
の間の距離を測定するレーザ位置計測装置を備えた請求
項1乃至3に何れか1項記載の自走式耐火被覆装置。 - 【請求項5】 前記自走式耐火被覆装置と前記構造物と
の間の距離を測定するレーザ位置計測装置を備え、前記
レーザ位置計測装置は、前記副台車に取り付けられた第
1のレーザ位置計測装置と、前記伸縮台車に取り付けら
れた第2のレーザ位置計測装置とから成る請求項1また
は3記載の自走式耐火被覆装置。 - 【請求項6】 前記昇降リフタは、略垂直面内で揺動可
能な状態で前記走行体に取り付けられている請求項1ま
たは3記載の自走式耐火被覆装置。 - 【請求項7】 前記第2の駆動手段を操作して前記走行
体の走行を制御し、かつ前記昇降リフタの昇降および前
記多関節アームの屈伸を制御する制御装置が前記副台車
に搭載された請求項1または3記載の自走式耐火被覆装
置。 - 【請求項8】 前記主台車は操舵装置を備え、前記耐火
被覆材の吹き付け条件の入力と、前記レーザ位置計測装
置の測定結果にもとづいて前記耐火被覆材の吹き付け範
囲を識別し、その識別結果にもとづいて前記第1の駆動
手段および前記操舵装置を制御して前記主台車の位置を
制御し、かつ前記ノズルを前記吹き付け条件の指令を受
けて耐火被覆材の吐出を制御して、前記耐火被覆材の吹
き付けを行う中央制御装置を備え、中央制御装置は前記
伸縮台車に搭載されている請求項1または3記載の自走
式耐火被覆装置。 - 【請求項9】 前記第1の駆動手段および操舵装置を制
御して前記主台車の位置を制御し、かつ前記ノズルから
の前記耐火被覆材の吐出を制御するためのリモートコン
トロール装置を備えた請求項8記載の自走式耐火被覆装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8253928A JPH1077741A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 自走式耐火被覆装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8253928A JPH1077741A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 自走式耐火被覆装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1077741A true JPH1077741A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=17257980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8253928A Pending JPH1077741A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 自走式耐火被覆装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1077741A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101122261B1 (ko) | 2010-01-25 | 2012-03-20 | 삼성중공업 주식회사 | 상방향 도장장치 |
| CN109457985A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-03-12 | 徐州恒翔钢结构有限公司 | 钢网架球节点安装标高调节装置 |
| JP2019063690A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | 大和ハウス工業株式会社 | 吹付装置 |
| JP2019063689A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | 大和ハウス工業株式会社 | 吹付装置 |
| CN111238823A (zh) * | 2020-02-27 | 2020-06-05 | 北京凌天智能装备集团股份有限公司 | 一种用于检测特种机器人行走性能的综合测试平台 |
| JP2022057519A (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-11 | 大和ハウス工業株式会社 | 吹き付け装置 |
| KR20230155878A (ko) * | 2022-05-04 | 2023-11-13 | 주식회사 휴먼컴퍼지트 | 풍력 블레이드 본딩 자동 도포 장치 |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP8253928A patent/JPH1077741A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101122261B1 (ko) | 2010-01-25 | 2012-03-20 | 삼성중공업 주식회사 | 상방향 도장장치 |
| JP2019063690A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | 大和ハウス工業株式会社 | 吹付装置 |
| JP2019063689A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | 大和ハウス工業株式会社 | 吹付装置 |
| CN109457985A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-03-12 | 徐州恒翔钢结构有限公司 | 钢网架球节点安装标高调节装置 |
| CN109457985B (zh) * | 2018-12-18 | 2023-10-31 | 江苏杜邦建设工程有限公司 | 钢网架球节点安装标高调节装置 |
| CN111238823A (zh) * | 2020-02-27 | 2020-06-05 | 北京凌天智能装备集团股份有限公司 | 一种用于检测特种机器人行走性能的综合测试平台 |
| JP2022057519A (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-11 | 大和ハウス工業株式会社 | 吹き付け装置 |
| KR20230155878A (ko) * | 2022-05-04 | 2023-11-13 | 주식회사 휴먼컴퍼지트 | 풍력 블레이드 본딩 자동 도포 장치 |
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